JP2002273015A - 遊技機の異常検出システム、記録媒体、及び遊技媒体貸出装置 - Google Patents

遊技機の異常検出システム、記録媒体、及び遊技媒体貸出装置

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JP2002273015A
JP2002273015A JP2001071016A JP2001071016A JP2002273015A JP 2002273015 A JP2002273015 A JP 2002273015A JP 2001071016 A JP2001071016 A JP 2001071016A JP 2001071016 A JP2001071016 A JP 2001071016A JP 2002273015 A JP2002273015 A JP 2002273015A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技機に対する不正行為により遊技店が被る
損害を未然に防止し、遊技機を制御する制御手段を差し
替える不正行為を検出することができる遊技機の異常検
出システム、記録媒体、及び遊技媒体貸出装置を提供す
る。 【解決手段】 遊技機30にて用いられる遊技媒体を貸
し出すための有価情報を記録している記録媒体として、
演算機能と通信機能とを有するICカード40を用い、
遊技媒体の貸出のためにICカード40を遊技媒体貸出
装置50が受け付けた場合に、遊技ROM10に記憶さ
れたプログラムに基づいて遊技機30を制御する制御基
板20から、ICカード40は、遊技ROM10及び制
御基板20を特定する遊技ROM−ID及び制御基板I
Dを読み出し、遊技ROM10及び制御基板20の正当
性を判定し、異常を検出した場合には遊技媒体の貸出を
禁止して遊技の開始を不可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機および
パチスロ機などの遊技機を制御するプログラムを記憶
し、該プログラムに基づいて遊技機を制御する制御手段
の異常、又は該制御手段を備えた遊技機の制御の異常を
検出する遊技機の異常検出システム、該異常検出システ
ムに用いられる、演算機能と通信機能とを有し、有価情
報を記録している記録媒体、及び遊技媒体貸出装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ店などの遊技店には、パチンコ
機およびパチスロ機などの遊技機が複数台設置されてお
り、遊技者は遊技機で使用するパチンコ玉およびメダル
等の遊技媒体を借り入れ、該遊技媒体を元手に手持ちの
遊技媒体を増やすことを目的とする遊技を行う。
【0003】各遊技機には遊技を制御する制御手段であ
る制御基板が組み込まれ、制御基板は遊技を制御するプ
ログラムを記憶している記憶手段、いわゆる遊技ROM
を搭載しており、遊技機で行われる遊技の制御は遊技R
OMに記憶されたプログラムを制御基板が備えるCPU
により実行することで行われる。遊技ROMに記憶され
たプログラムには、法規制に基づき、遊技媒体の増やし
易さの確率が設定されている。
【0004】このような遊技機においては、遊技店に納
入された後に、不正にプログラムが書き換えられて例え
ば遊技媒体が増やし易いように設定された不正な遊技R
OMと正規の遊技ROMとが差し替えられるという不正
行為が行われる場合がある。
【0005】また、不正に遊技媒体を増やすことを目的
とした不正行為として、制御基板から遊技機内部の各種
機器へ制御信号を伝える接続線(以下、ハーネスと言
う)の差し替え、ハーネスにぶら下げて当たりを操作す
る電子部品の取り付け、並びに遊技ROM及び制御基板
などの各種機器を誤作動させる電磁波の利用、及びそれ
による遠隔操作など、様々な不正行為が行われている。
【0006】以上のごとき不正行為を摘発するために、
不正な遊技ROMの存在および各種の不正行為を検出す
る不正検出手段を制御基板に組み込み、不正検出手段に
より遊技機の異常が検出された場合に異常を記憶する機
能または遊技機の停止を行う機能を制御基板に持たせて
おき、定期的に遊技機の異常検査を行う異常検出システ
ムが用いられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の異常検出システ
ムによる遊技機の異常検査は、定期的に行われているた
め、遊技機の異常を検出した時には既に不正行為により
遊技店が損害を被った後である場合が多い。例えば、遊
技機の異常検査が行われた後に、遊技者が遊技媒体を増
やし易いように不正行為を行って遊技を行い、遊技媒体
を増やし易いようにしたまま前記遊技機を放置した場
合、前記遊技機を使用する他の遊技者により不正な遊技
がさらに行われ、次の異常検査が行われるまでに不正行
為による損害が累積する。以上の如く、従来の遊技機の
異常検出システムにおいては、不正行為による遊技店の
損害を未然に防止できないという問題がある。
【0008】また、従来の異常検出システムでは、制御
基板にて不正行為の検出を行うため、制御基板に不正が
行われた上で不正行為が行われた場合、例えば、不正な
遊技ROMを備え、該不正な遊技ROMを検出しない不
正な制御基板と正規の制御手段とが差し替えられた場
合、又は不正検出手段が機能しない不正な制御基板と正
規の制御基板とが差し替えられた上で、ハーネスの差し
替え及びハーネスへの電子部品の取り付け等の不正行為
が行われた場合には、遊技機の異常を検出できないとい
う問題がある。
【0009】本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、演算機能及び通
信機能を有し、有価情報を記録している、磁気カードに
比べてセキュリティの高いICカード等の記録媒体を、
有価情報を記録したプリペイドカード等の有価媒体とし
て用い、遊技を開始する前に遊技媒体の貸出のために遊
技媒体貸出装置が前記記録媒体を受け付けた場合に、不
正行為の摘発を目的とする遊技機の異常の検査を行い、
遊技機の異常が検出された場合には遊技媒体の貸出を禁
止して遊技が開始できなくすることにより、不正行為に
よる遊技店の損害を未然に防止できる遊技機の異常検出
システム、該異常検出システムに用いられる、演算機能
と通信機能とを有し、有価情報を記録している記録媒
体、及び遊技媒体貸出装置を提供することにある。
【0010】また、本発明の他の目的とするところは、
遊技機の異常の検査を行う際に、遊技機の制御手段の正
当性を判定することにより、制御手段に不正行為が行わ
れている場合においても、遊技機の異常を検出できる遊
技機の異常検出システム、該異常検出システムに用いら
れる、演算機能と通信機能とを有し、有価情報を記録し
ている記録媒体、及び遊技媒体貸出装置を提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る遊技機の
異常検出システムは、遊技機を制御するための情報を記
憶しており、記憶された情報に基づいて遊技機を制御
し、自己を特定する特定情報を記憶している制御手段が
組み込まれた遊技機の異常を検出するシステムにおい
て、前記遊技機にて使用される遊技媒体を貸し出すため
の有価情報を記録している記録媒体を受け付ける手段
と、該記録媒体を受け付けた場合に前記制御手段から前
記特定情報を読み出す手段と、読み出した特定情報に基
づいて前記制御手段の正当性を判定する手段と、前記制
御手段が正当でない場合には、前記遊技機が異常である
として遊技媒体の貸出を禁止する手段とを備えることを
特徴とする。
【0012】第2発明に係る遊技機の異常検出システム
は、遊技機を制御するための情報を記憶しており、記憶
された情報に基づいて遊技機を制御する制御手段を備
え、該制御手段が組み込まれた遊技機の異常を検出する
遊技機の異常検出システムにおいて、演算機能及び通信
機能を有し、有価情報を記録している記録媒体と、該記
録媒体を受け付けて有価情報の精算を行い、前記遊技機
にて使用される遊技媒体の貸出を行う遊技媒体貸出装置
とを備え、前記制御手段は、通信を行う手段と、自己を
特定する特定情報を記憶する手段とを備え、前記記録媒
体は、前記遊技媒体貸出装置を介して前記制御手段との
通信を行う手段と、前記制御手段から前記特定情報を読
み込む手段と、前記記録媒体の受け付けが可能な制御手
段を特定する特定情報を記録しており、読み込んだ特定
情報及び記録してある特定情報の照合を行う手段と、該
照合の結果、読み込んだ特定情報が記録してある特定情
報と異なる場合には、前記遊技機の異常を示す異常情報
を前記遊技媒体貸出装置へ送信する手段とを備え、前記
遊技媒体貸出装置は、前記制御手段及び前記記録媒体の
間の通信を中継する手段と、前記記録媒体から前記異常
情報を受信した場合に、遊技媒体の貸出を禁止する手段
とを備えることを特徴とする。
【0013】第3発明に係る遊技機の異常検出システム
は、前記制御手段は、前記遊技機の制御に関する異常を
検出する手段と、検出した異常に関する情報を記憶する
手段とを備え、前記記録媒体は、前記制御手段からの前
記情報の読み込みを試みる手段と、前記情報を読み込ん
だ場合には、遊技機の異常を示す異常情報を前記遊技媒
体貸出装置へ送信する手段とを備えることを特徴とす
る。
【0014】第4発明に係る遊技機の異常検出システム
は、前記遊技媒体貸出装置に接続しており、遊技機の異
常を外部へ報知する異常報知装置を更に備え、前記遊技
媒体貸出装置は、前記記録媒体から遊技機の異常を示す
異常情報を受信した場合に、前記異常報知装置へ前記異
常情報を送信する手段を備え、前記異常報知装置は、前
記遊技媒体貸出装置から前記異常情報を受信した場合
に、外部へ遊技機の異常を報知する手段を備えることを
特徴とする。
【0015】第5発明に係る記録媒体は、演算機能及び
通信機能を有し、有価情報を記録しており、遊技機にて
使用される遊技媒体の貸出を行う遊技媒体貸出装置に受
け付けられて有価情報の精算が行われる記録媒体であっ
て、それの受け付けが可能な遊技機の内部の装置を特定
する特定情報を記録しており、前記遊技媒体貸出装置を
介して遊技機の内部の装置との通信を行う手段と、前記
装置を特定する特定情報を前記装置から読み込む手段
と、読み込んだ特定情報及び記録してある特定情報の照
合を行う手段と、該照合の結果、読み込んだ特定情報が
記録してある特定情報とは異なる場合に、遊技機の異常
を示す異常情報を前記遊技媒体貸出装置へ送信する手段
とを備えることを特徴とする。
【0016】第6発明に係る記録媒体は、第5発明にお
いて、遊技機の内部の装置から遊技機の制御の異常に関
する情報の読み込みを試みる手段と、前記情報を読み込
んだ場合には、遊技機の異常を示す異常情報を前記遊技
媒体貸出装置へ送信する手段とを備えることを特徴とす
る。
【0017】第7発明に係る遊技媒体貸出装置は、演算
機能及び通信機能を有して有価情報を記録している記録
媒体を受け付けて有価情報の精算を行い、遊技機にて使
用される遊技媒体の貸出を行う遊技媒体貸出装置であっ
て、遊技機の内部の装置及び前記記録媒体の間の通信を
中継する手段と、外部から遊技機の異常を示す異常情報
を受信した場合に、遊技媒体の貸出を禁止する手段とを
備えることを特徴とする。
【0018】第1発明においては、遊技媒体を貸し出す
ための有価情報を記録している記録媒体を受け付ける手
段が前記記録媒体を受け付けた場合に、遊技機を制御す
る制御手段から読み出した特定情報に基づいて前記制御
手段の正当性を判定する遊技機の異常の検査を行い、遊
技機の異常を検出した場合には遊技媒体の貸出を禁止し
て遊技の開始を不可能にすることにより、遊技機を制御
する制御手段を差し替える不正行為を検出することが可
能となり、該不正行為により遊技店が損害を被ることを
未然に防止することができる。
【0019】第2、第4、第5及び第7発明において
は、演算機能および通信機能を有し、遊技媒体を貸し出
すための有価情報が記録されている、ICカード等の記
録媒体を用い、該記録媒体が遊技媒体の貸出のために遊
技媒体貸出装置に受け付けられた場合に、前記記録媒体
は、遊技機を制御する制御手段から該制御手段を特定す
る特定情報を読み込み、読み込んだ特定情報の照合を行
って前記制御手段の正当性を判定する遊技機の異常の検
査を行い、遊技機の異常を検出した場合には遊技媒体の
貸出を禁止して遊技の開始を不可能にすることにより、
遊技機を制御する制御手段を差し替える不正行為を検出
することが可能となり、該不正行為により遊技店が損害
を被ることを未然に防止することができる。また、IC
カード等の演算機能および通信機能を有する記録媒体
は、従来の磁気カードと比べてセキュリティが高く、情
報の不正な読み出し又は偽造が困難であるため、不正行
為の検出効果をより向上させることができる。
【0020】第3及び第6発明においては、前記記録媒
体は、前記制御手段から遊技機の制御の異常に関する情
報の読み込みを試み、前記情報を読み込んだ場合には、
遊技媒体の貸出を禁止して遊技の開始を不可能にするこ
とにより、遊技機を不正に制御して当たりを操作する不
正行為により遊技店が損害を被ることを未然に防止する
ことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面に基づき具体的に説明する。図1は、本発明に
係る遊技機の異常検出システムの構成を示すブロック図
である。図中30は遊技機であり、遊技機30には、遊
技機30を制御する制御手段である制御基板20が組み
込まれている。遊技機30には、遊技機30で用いられ
る遊技媒体の貸出を行う、いわゆる台間機としての遊技
媒体貸出装置50が付設されており、本発明に係る記録
媒体として用いられるICカード40に対して情報の読
み書きを行うリーダ・ライタ53を備え、ICカード4
0が記録している有価情報の精算を行う構成となってい
る。遊技店100には、遊技機30及び遊技媒体貸出装
置50が複数設置されており、夫々の遊技機30及び遊
技媒体貸出装置50を管理し、本発明に係る異常報知装
置として用いられる内部管理装置60がさらに設置さ
れ、本発明に係る遊技機の異常検出システムを構成して
いる。遊技店100の外部には遊技店管理機関800が
設けられており、複数の遊技店100の夫々に設置され
ている内部管理装置60を管理する外部管理装置80が
設置されている。
【0022】制御基板20には、遊技機30を制御する
遊技プログラムが記憶された遊技ROM10が搭載され
ている。制御基板20は、CPU21とRAM22とを
備えており、遊技ROM10から遊技プログラムを読み
出してRAM22に記憶し、CPU21にて実行するこ
とで遊技機30を制御する。
【0023】遊技ROM10は、遊技ROM10を特定
する特定情報である遊技ROM−IDを記憶しており、
制御基板20は、制御基板20を特定する特定情報であ
る制御基板IDを記憶している制御基板ID記憶部23
と、遊技ROM−ID及び制御基板IDを記憶するID
記憶部24とを備えており、CPU21は、遊技ROM
10から遊技ROM−IDを読み出し、制御基板ID記
憶部23から制御基板IDを読み出し、読み出した遊技
ROM−IDおよび制御基板IDをID記憶部24へ記
憶する。
【0024】また、制御基板20は、従来技術に係る、
遊技機30を不正に制御する信号を検出する不正検出部
25と、検出した不正な信号に関する不正情報を記憶す
る不正記憶部26とを備えており、不正検出部25は、
遊技機30の当たりを操作することを目的とした、ハー
ネスの差し替え、ハーネスへの電子部品の取り付け、又
は電磁波などによる遊技機30を不正に制御する信号を
監視し、不正な信号を検出した場合には、不正検出部2
5が検出した不正な信号の種類などを示す不正情報を不
正記憶部26に記憶する。
【0025】さらに制御基板20は、遊技媒体貸出装置
50を介してICカード40と通信を行う通信部27を
備え、ID記憶部24及び不正記憶部26に記憶された
情報をICカード40へ送信することができる構成とな
っている。また、通信部27はICカード40との通信
に用いる暗号鍵を記憶する暗号鍵記憶手段27aを備え
ている。
【0026】遊技媒体貸出装置50は、遊技機30に付
設されているいわゆる台間機であり、CPU51と、R
OM54と、RAM55とを備え、ROM54に記憶さ
れた、遊技媒体の貸出などの遊技媒体貸出装置50に必
要な処理を行うプログラムを読み取り、RAM55に記
憶してCPU51にて実行する。
【0027】遊技媒体貸出装置50は、有価情報を記録
しているICカード40の挿入を受け付ける挿入部52
と、ICカード40へ電力を供給する電力供給部59
と、ICカードへの情報の入出力を行うリーダ・ライタ
53と、貸し出す遊技媒体を排出する遊技媒体排出部5
7とを備え、挿入部52にて遊技者からICカード40
の挿入を受け付け、電力供給部59は接触式の端子また
は非接触式のアンテナを介してICカード40へICカ
ード40が稼動するための電力を供給し、リーダ・ライ
タ53は接触式の端子または非接触式のアンテナを介し
てICカード40へ情報の入出力を行い、ICカード4
0が記録している有価情報の精算を行い、遊技媒体排出
部57が遊技媒体を排出する。
【0028】また、遊技媒体貸出装置50は、制御基板
20との通信を行う制御基板通信部56を備え、ICカ
ード40と制御基板20との間の通信を中継し、さら
に、内部管理装置60との通信を行う内部通信部58を
備えている。
【0029】なお、遊技媒体貸出装置50は、遊技媒体
排出部57を備えて遊技媒体を自ら排出する構成とした
が、この構成に限るものではなく、遊技機30が自ら遊
技媒体を排出する構成とし、遊技媒体貸出装置50は遊
技機30へ遊技媒体の排出を指示する構成としてもよ
い。また、遊技媒体貸出装置50は遊技機30に付設さ
れたいわゆる台間機であるとしたが、これに限るもので
はなく、遊技機30に内蔵された形態、又は遊技機30
から離れて設置されている形態であってもよい。
【0030】図2は、ICカード40の構成を示すブロ
ック図である。ICカード40は、CPU41と、RO
M42と、RAM43と、接触式の端子または非接触式
のアンテナを介して遊技媒体貸出装置50の電力供給部
59より電力を受ける電源部46とを備え、電源部46
から電力を供給され、ROM42に記録されたICカー
ド40に必要な処理を行うプログラムを読み込み、RA
M43に記憶してCPU41にて実行する。なお、電源
部46は内蔵電池であってもよい。
【0031】ICカード40は、接触式の端子または非
接触式のアンテナを介して遊技媒体貸出装置50と情報
の入出力を行う入出力部47を備え、遊技媒体貸出装置
50を介して制御基板20と通信を行う構成となってお
り、入出力部47は、制御基板20との通信に用いる暗
号鍵を記録する暗号鍵記録部47aを備えている。ま
た、ICカード40は、有価情報を記録している有価情
報記録部44を備え、遊技媒体貸出装置50からの指示
入力に従って有価情報を読み出して遊技媒体貸出装置5
0へ出力し、遊技媒体貸出装置50からの指示入力に従
って有価情報を書き換える。さらに、ICカード40
は、ICカード40を受け付ける事が可能な制御基板お
よび遊技ROMを特定する制御基板ID及び遊技ROM
−IDのリストである店別IDリストを記録しているI
D記録部45を備えている。
【0032】内部管理装置60は、本発明における異常
報知装置として用いられる。内部管理装置60は、CP
U61と、RAM67と、遊技媒体貸出装置50との通
信を行う内部通信部62と、遊技店外の外部管理装置8
0との通信を行う外部通信部63と、CRTディスプレ
イ等の表示部64と、プリンタ等の印刷部65と、各種
プログラム及びデータ等の情報を記憶する記憶部66と
を備え、遊技機の異常を示す異常情報を遊技媒体貸出装
置50から受信したときには、受信した異常情報の内容
を表示部64に表示して遊技店100の店員へ異常を報
知し、前記異常情報を外部通信部63を介して外部管理
装置80へ送信し、印刷部65にて前記異常情報の内容
を印刷し、前記異常情報を記憶部66へ記憶する。
【0033】外部管理装置80は、CPU81と、RA
M82と、各種データを記憶する記憶部83と、内部管
理装置60との通信を行う通信部84とを備え、内部管
理装置60から遊技機の異常を示す異常情報を受信した
ときには、受信した異常情報を記憶部83に記憶する。
【0034】遊技ROM10及び制御基板20を特定す
る遊技ROM−ID及び制御基板IDは、以下の如く管
理されている。遊技ROM10が部品製造機関にて製造
される際に、遊技ROM−IDが遊技ROM10に書き
込まれ、同様に制御基板20が製造される際には、制御
基板ID記憶部23に制御基板IDが書き込まれる。制
御基板20が組み込まれる遊技機30及び遊技機30が
設置される遊技店100にも、夫々を特定する遊技機I
D及び遊技店IDが付与されている。遊技ROM10を
搭載した制御基板20が遊技機30に組み込まれ、遊技
機30が遊技店100に設置される際に、遊技ROM−
ID、制御基板ID、遊技機ID及び遊技店IDの夫々
を対応づけて記録したIDリストが作成され、遊技店管
理機関800にて管理される。例えば遊技ROM−ID
を指定した場合、該遊技ROM−IDにて特定される遊
技ROM10が搭載されている制御基板20、該制御基
板20が組み込まれている遊技機30、及び該遊技機3
0が設置されている遊技店100が前記IDリストを参
照することで特定できる。
【0035】ICカード40を発行するカード発行機関
においては、前記IDリストに基づき、遊技店100に
設置されている複数の遊技機30に組み込まれている夫
々の制御基板20を特定する夫々の制御基板IDと、夫
々の制御基板20が搭載している夫々の遊技ROM10
を特定する夫々の遊技ROM−IDとを記録した店別I
Dリストを作成し、作成した店別IDリストをICカー
ド40のID記録部45に記録して、遊技店100にて
使用可能なICカード40を発行する。店別IDリスト
を参照することにより、ICカード40を受け付け可能
な遊技ROM10及び制御基板20を特定することがで
きる。
【0036】次に、本発明の遊技機の異常検出システム
の処理をフローチャートを用いて説明する。図3は、遊
技者がICカード40を遊技媒体貸出装置50へ挿入し
てから遊技を開始するまでの間に遊技機の異常検出シス
テムが行う全体の処理を説明するフローチャートであ
る。まず、遊技媒体貸出装置50が遊技者からICカー
ド40を受け付け(S1)、遊技機の異常検出システム
は、制御基板20の正当性を調べる制御基板照合の処理
を行い(S2)、制御基板20が正当であった場合に
は、不正記憶部26が記憶している遊技機30の不正な
制御の情報を調べる不正情報検査の処理を行い(S
3)、遊技機30の不正な制御が検出されなかった場合
には、遊技ROM10の正当性を調べる遊技ROM照合
の処理を行う(S4)。遊技ROM10が正当であった
場合には、遊技媒体貸出装置50は、ICカード40の
有価情報記録部44に記録されている有価情報の読み出
し及び書き込みを行って有価情報の精算を行い(S
5)、精算した分の遊技媒体を遊技媒体排出部57より
貸し出し、(S6)、貸し出された遊技媒体を元手とす
る遊技が開始される(S7)。
【0037】図4はステップS2の制御基板照合の処理
の内容を説明するフローチャートであり、図5は遊技機
の異常を検出した場合に行う異常処理の内容を説明する
フローチャートである。遊技媒体貸出装置50を介した
ICカード40と制御基板20との間の通信は、双方の
暗号鍵を用いて暗号化および復号を実施しながら行われ
る。ICカード40は、制御基板20に対する制御基板
IDの要求を遊技媒体貸出装置50へ送信し(S2
1)、遊技媒体貸出装置50は通信を中継して制御基板
IDの要求を制御基板20へ送信する(S22)。制御
基板20は、制御基板ID記憶部23から制御基板ID
を読み出してID記憶部24に記憶しており、制御基板
IDの要求を受信し(S23)、ID記憶部24に記憶
した制御基板IDを遊技媒体貸出装置50へ送信する
(S24)。遊技媒体貸出装置50は、通信を中継して
制御基板IDをICカード40へ送信する(S25)。
ICカード40は、制御基板IDを受信し(S26)、
受信した制御基板IDとID記録部45に記録している
店別IDリストとを照合し(S27)、受信した制御基
板IDが店別IDリストに記録されている制御基板ID
の一つに一致した場合は(S28:Y)、制御基板20
は正当であると判定してステップS2の制御基板照合の
処理を終了して次のステップS3へ処理をすすめる。
【0038】受信した制御基板IDが店別IDリストに
記録されている全ての制御基板IDと異なっている場合
は(S28:N)、ICカード40は、遊技機30の異
常を示す異常情報を遊技媒体貸出装置50へ送信し(S
01)、遊技媒体貸出装置50は異常情報を受信し(S
02)、受信した異常情報を本発明の異常報知装置であ
る内部管理装置60へ送信し(S03)、遊技媒体の貸
出を禁止して遊技の開始を不可能にさせる(S04)。
異常報知装置である内部管理装置60は、遊技媒体貸出
装置50から異常情報を受信し(S05)、受信した異
常情報の内容を表示部64に表示して遊技店の店員へ異
常を報知し(S06)、異常情報を外部管理装置80へ
送信し、印刷部65にて異常情報の内容を印刷し、異常
情報を記憶部66へ記憶する。
【0039】なお、遊技媒体貸出装置50を介したIC
カード40と制御基板20との間の通信で暗号化および
復号が正常に行われない場合にも、制御基板20が正当
でないと判定してステップS01以降の異常処理を行
う。
【0040】図6は、ステップS3の不正情報検査の処
理の内容を説明するフローチャートである。前述した如
く、制御基板20の不正検出部25は、ハーネスの差し
替え、ハーネスへの電子部品の取り付け、又は電磁波な
どによる遊技機30を不正に制御する信号が遊技機30
に加えられないかを監視しており、不正な信号を検出し
た場合には、検出した不正な信号の種類などを示す不正
情報を不正記憶部26が記憶する。ICカード40は、
不正記憶部26が記憶している不正情報の要求を遊技媒
体貸出装置50へ送信し(S31)、遊技媒体貸出装置
50は通信を中継して不正情報の要求を制御基板20へ
送信する(S32)。制御基板20は、不正情報の要求
を受信し(S33)、不正記憶部26が不正情報を記憶
している場合は記憶している不正情報を送信し、不正記
憶部26が不正情報を記憶していない場合は異常無しを
示す情報を送信する(S34)。遊技媒体貸出装置50
は、通信を中継して情報をICカード40へ送信し(S
35)、ICカード40は、制御基板20からの情報を
受信し(S36)、不正情報を受信した場合は(S3
7:Y)、遊技機の異常検出システムは、ステップS0
1以降の異常処理を行う。異常無しを示す情報を受信し
た場合は(S37:N)、遊技機30は正常であると判
定してステップS3の不正情報検査の処理を終了して次
のステップS4へ処理を進める。
【0041】図7は、ステップS4の遊技ROM照合の
処理の内容を説明するフローチャートである。ICカー
ド40は、制御基板20に対する遊技ROM−IDの要
求を遊技媒体貸出装置50へ送信し(S41)、遊技媒
体貸出装置50は、通信を中継して遊技ROM−IDの
要求を制御基板20へ送信する(S42)。制御基板2
0は、遊技ROM10から遊技ROM−IDを読み出し
てID記憶部24に記憶しており、遊技ROM−IDの
要求を受信し(S43)、ID記憶部24に記憶した遊
技ROM−IDを遊技媒体貸出装置50へ送信する(S
44)。遊技媒体貸出装置50は、通信を中継して遊技
ROM−IDをICカード40へ送信する(S45)。
ICカード40は、遊技ROM−IDを受信し(S4
6)、受信した遊技ROM−IDとID記録部45に記
録している店別IDリストとを照合し(S47)、受信
した遊技ROM−IDが店別IDリストに記録されてい
る遊技ROM−IDの一つに一致した場合は(S48:
Y)、遊技ROM10は正当であると判断してステップ
S4の遊技ROM照合の処理を終了する。受信した遊技
ROM−IDが店別IDリストに記録されている全ての
遊技ROM−IDと異なっている場合は(S48:
N)、遊技機の異常検出システムは、ステップS01以
降の異常処理を行う。
【0042】なお、店別IDリストにて、制御基板20
の制御基板IDと該制御基板20に搭載されている遊技
ROM10の遊技ROM−IDとの組合せを記録してお
き、ICカード40は、ステップS47において、制御
基板20から受信した制御基板ID及び遊技ROM−I
Dの組み合わせと、店別IDリストに記録されている組
み合わせとの照合を行って、遊技ROM10の正当性を
判定する方法を用いても良い。
【0043】以上詳述した如く、本発明に係る遊技機の
異常検出システムは、遊技者が遊技媒体を借り入れるた
めの有価情報が記録された記録媒体としてICカード4
0を用い、遊技が開始される前に遊技媒体の借り入れの
ためにICカード40が遊技媒体貸出装置50に受け付
けられた場合に、ICカード40が遊技媒体貸出装置5
0を介して制御基板20と通信を行い、遊技機30の異
常の検査を行い、遊技機30の異常を検出した場合に
は、遊技媒体貸出装置50が遊技媒体の貸出を禁止し、
遊技の開始を不可能にさせる。遊技が開始される前に毎
回遊技機の異常を検査するため、不正行為により遊技店
が被る損害が累積することを未然に防止する。
【0044】また、ICカード40は、制御基板20を
特定する制御基板ID及び遊技ROM10を特定する遊
技ROM−IDを読み込み、制御基板20及び遊技RO
M10の正当性を判定するため、制御基板20又は遊技
ROM10を不正な制御基板または遊技ROMに差し替
えて不正な遊技を行う不正行為、特に、不正検出部25
を取り外すなどして異常を検出できない制御基板に制御
基板20を差し替えて不正な遊技を行う不正行為を検出
することができる。また、遊技機の異常検出の主体とな
るICカードは、従来の磁気カードと比べてセキュリテ
ィが高く、情報の不正な読み出し又は偽造が困難である
ため、不正行為の検出効果をより向上させる。
【0045】本実施の形態においては、異常報知装置と
して内部管理装置60を用いる形態を示したが、この形
態に限るものではなく、ランプ又はブザーなど異常を報
知できる他の装置を用いる形態としても良い。
【0046】また、本実施の形態においては、ICカー
ド40が能動的に遊技機30の異常を検出する形態を示
したが、遊技媒体貸出装置50又は内部管理装置60を
異常検出装置として用い、ICカード40は受動的に情
報を読み書きされる形態としても良い。この場合、遊技
媒体貸出装置50又は内部管理装置60を用いた異常検
出装置は、遊技媒体貸出装置50がICカード40を受
け付けた時点で、制御基板20及びICカード40から
制御基板ID等の情報を読み込み、遊技機30の異常の
検査を行い、異常が検出されたときには遊技媒体の貸出
を禁止する。この形態を用いた場合においても、遊技が
開始される前に遊技機30の異常の検査が行われるた
め、不正行為による遊技店の損害を未然に防止すること
ができる。また、遊技機30の外部から異常の検査を行
うため、制御基板20を不正な制御基板に差し替える不
正行為を検出することができる。
【0047】また、本発明に係る記録媒体としてICカ
ード40を用いる形態を示したが、この形態に限るもの
ではなく、演算機能および通信機能を有する記録媒体で
あれば、どのような形態であってもよい。例えば、クレ
ジット又はプリペイド情報を決済する機能を有する、携
帯電話などの携帯情報端末であってもよい。この場合に
おいても、本発明に係る記録媒体は、遊技媒体貸出装置
50を介して又は直接に制御基板20と通信を行い、遊
技機30の異常の検査を行う。
【0048】
【発明の効果】第1発明においては、遊技媒体を貸し出
すための有価情報を記録している記録媒体を受け付ける
手段が前記記録媒体を受け付けた場合に、遊技機を制御
する制御手段から読み出した特定情報に基づいて前記制
御手段の正当性を判定する遊技機の異常の検査を行い、
遊技機の異常を検出した場合には遊技媒体の貸出を禁止
して遊技の開始を不可能にすることにより、遊技機を制
御する制御手段を差し替える不正行為を検出することが
可能となり、該不正行為により遊技店が損害を被ること
を未然に防止することができる。
【0049】第2、第4、第5及び第7発明において
は、演算機能および通信機能を有し、遊技媒体を貸し出
すための有価情報が記録されている、ICカード等の記
録媒体を用い、該記録媒体が遊技媒体の貸出のために遊
技媒体貸出装置に受け付けられた場合に、前記記録媒体
は、遊技機を制御する制御手段から該制御手段を特定す
る特定情報を読み込み、読み込んだ特定情報の照合を行
って前記制御手段の正当性を判定する遊技機の異常の検
査を行い、遊技機の異常を検出した場合には遊技媒体の
貸出を禁止して遊技の開始を不可能にすることにより、
遊技機を制御する制御手段を差し替える不正行為を検出
することが可能となり、該不正行為により遊技店が損害
を被ることを未然に防止することができる。また、IC
カード等の演算機能および通信機能を有する記録媒体
は、従来の磁気カードと比べてセキュリティが高く、情
報の不正な読み出し又は偽造が困難であるため、不正行
為の検出効果をより向上させることができる。
【0050】第3及び第6発明においては、前記記録媒
体は、前記制御手段から遊技機の制御の異常に関する情
報の読み込みを試み、前記情報を読み込んだ場合には、
遊技媒体の貸出を禁止して遊技の開始を不可能にするこ
とにより、遊技機を不正に制御して当たりを操作する不
正行為により遊技店が損害を被ることを未然に防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊技機の異常検出システムの構成
を示すブロック図である。
【図2】ICカードの構成を示すブロック図である。
【図3】遊技者がICカードを遊技媒体貸出装置へ挿入
してから遊技を開始するまでの間に遊技機の異常検出シ
ステムが行う全体の処理を説明するフローチャートであ
る。
【図4】ステップS2の制御基板照合の処理の内容を説
明するフローチャートである。
【図5】遊技機の異常を検出した場合に行う異常処理の
内容を説明するフローチャートである。
【図6】ステップS3の不正情報検査の処理の内容を説
明するフローチャートである。
【図7】ステップS4の遊技ROM照合の処理の内容を
説明するフローチャートである。
【符号の説明】
10 遊技ROM 20 制御基板(制御手段) 30 遊技機 40 ICカード(記録媒体) 50 遊技媒体貸出装置 60 内部管理装置(異常報知装置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 船木 憲一 大阪府大阪市北区野崎町5番9号 日本ゲ ームカード株式会社内 Fターム(参考) 2C088 BB07 BC45

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機を制御するための情報を記憶して
    おり、記憶された情報に基づいて遊技機を制御し、自己
    を特定する特定情報を記憶している制御手段が組み込ま
    れた遊技機の異常を検出するシステムにおいて、 前記遊技機にて使用される遊技媒体を貸し出すための有
    価情報を記録している記録媒体を受け付ける手段と、該
    記録媒体を受け付けた場合に前記制御手段から前記特定
    情報を読み出す手段と、読み出した特定情報に基づいて
    前記制御手段の正当性を判定する手段と、前記制御手段
    が正当でない場合には、前記遊技機が異常であるとして
    遊技媒体の貸出を禁止する手段とを備えることを特徴と
    する遊技機の異常検出システム。
  2. 【請求項2】 遊技機を制御するための情報を記憶して
    おり、記憶された情報に基づいて遊技機を制御する制御
    手段を備え、該制御手段が組み込まれた遊技機の異常を
    検出する遊技機の異常検出システムにおいて、 演算機能及び通信機能を有し、有価情報を記録している
    記録媒体と、該記録媒体を受け付けて有価情報の精算を
    行い、前記遊技機にて使用される遊技媒体の貸出を行う
    遊技媒体貸出装置とを備え、 前記制御手段は、通信を行う手段と、自己を特定する特
    定情報を記憶する手段とを備え、 前記記録媒体は、前記遊技媒体貸出装置を介して前記制
    御手段との通信を行う手段と、前記制御手段から前記特
    定情報を読み込む手段と、前記記録媒体の受け付けが可
    能な制御手段を特定する特定情報を記録しており、読み
    込んだ特定情報及び記録してある特定情報の照合を行う
    手段と、該照合の結果、読み込んだ特定情報が記録して
    ある特定情報と異なる場合には、前記遊技機の異常を示
    す異常情報を前記遊技媒体貸出装置へ送信する手段とを
    備え、 前記遊技媒体貸出装置は、前記制御手段及び前記記録媒
    体の間の通信を中継する手段と、前記記録媒体から前記
    異常情報を受信した場合に、遊技媒体の貸出を禁止する
    手段とを備えることを特徴とする遊技機の異常検出シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記遊技機の制御に関
    する異常を検出する手段と、検出した異常に関する情報
    を記憶する手段とを備え、 前記記録媒体は、前記制御手段からの前記情報の読み込
    みを試みる手段と、前記情報を読み込んだ場合には、遊
    技機の異常を示す異常情報を前記遊技媒体貸出装置へ送
    信する手段とを備えることを特徴とする請求項2に記載
    の遊技機の異常検出システム。
  4. 【請求項4】 前記遊技媒体貸出装置に接続しており、
    遊技機の異常を外部へ報知する異常報知装置を更に備
    え、 前記遊技媒体貸出装置は、前記記録媒体から遊技機の異
    常を示す異常情報を受信した場合に、前記異常報知装置
    へ前記異常情報を送信する手段を備え、 前記異常報知装置は、前記遊技媒体貸出装置から前記異
    常情報を受信した場合に、外部へ遊技機の異常を報知す
    る手段を備えることを特徴とする請求項2又は3に記載
    の遊技機の異常検出システム。
  5. 【請求項5】 演算機能及び通信機能を有し、有価情報
    を記録しており、遊技機にて使用される遊技媒体の貸出
    を行う遊技媒体貸出装置に受け付けられて有価情報の精
    算が行われる記録媒体であって、 それの受け付けが可能な遊技機の内部の装置を特定する
    特定情報を記録しており、前記遊技媒体貸出装置を介し
    て遊技機の内部の装置との通信を行う手段と、前記装置
    を特定する特定情報を前記装置から読み込む手段と、読
    み込んだ特定情報及び記録してある特定情報の照合を行
    う手段と、該照合の結果、読み込んだ特定情報が記録し
    てある特定情報とは異なる場合に、遊技機の異常を示す
    異常情報を前記遊技媒体貸出装置へ送信する手段とを備
    えることを特徴とする記録媒体。
  6. 【請求項6】 遊技機の内部の装置から遊技機の制御の
    異常に関する情報の読み込みを試みる手段と、前記情報
    を読み込んだ場合には、遊技機の異常を示す異常情報を
    前記遊技媒体貸出装置へ送信する手段とを備えることを
    特徴とする請求項5に記載の記録媒体。
  7. 【請求項7】 演算機能及び通信機能を有して有価情報
    を記録している記録媒体を受け付けて有価情報の精算を
    行い、遊技機にて使用される遊技媒体の貸出を行う遊技
    媒体貸出装置であって、 遊技機の内部の装置及び前記記録媒体の間の通信を中継
    する手段と、外部から遊技機の異常を示す異常情報を受
    信した場合に、遊技媒体の貸出を禁止する手段とを備え
    ることを特徴とする遊技媒体貸出装置。
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