JP5004477B2 - 遊技媒体貸出システム及び遊技媒体貸出方法 - Google Patents

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本発明は、遊技機に併設された貸出処理機の遊技媒体貸出処理に用いられる各記録媒体に関連付けられた有価価値を管理装置で管理し、該管理装置により管理された各記録媒体に係る管理情報を所定の第三者管理センタに送信して管理情報の第三者管理を行う遊技媒体貸出システム及び遊技媒体貸出方法に関し、特に、遊技店から第三者管理センタに定期的に管理情報を送信してインのクリアを図る場合に、第三者管理センタに送るべき管理情報に係る不正行為を図る遊技店に制裁を科しつつ該不正行為を効率良く未然に抑制することができる遊技媒体貸出システム及び遊技媒体貸出方法に関する。
従来、遊技店内にカード発行機、カード処理機及びカード精算機と呼ばれるプリペイドカードに係る各種装置を配設し、遊技客がパチンコに併設されたカード処理機にプリペイドカードを挿入して所定の操作を行うことにより、遊技客にパチンコ玉等の遊技媒体を貸し出すシステムが知られている。
この種のプリペイドカードシステムでは、ホールコンピュータやターミナルコントローラと呼ばれる管理装置(以下「T/C」と言う)で各プリペイドカードの残度数等を管理するとともに、かかるT/Cから公正な第三者が管理する第三者管理センタにカードデータを売上情報として定期的に送信することによっていわゆる「インのクリア」を実現し、これにより遊技店による脱税等の不正行為を防止している。
例えば、特許文献1には、現金式貸出処理機とカード式貸出処理機が混在した環境においても、従来装置の改造を伴うことなく安価にインのクリアを実現するために、現金式貸出処理機からのパルスを売上情報に変換してカードデータとともに第三者管理センタに送信するよう構成した遊技媒体貸出システムが開示されている。
かかるプリペイドカードシステムにおいて、例えば、回線不調(通信障害)等によりT/Cと第三者管理センタの間でカードデータを授受できない場合には、第三者管理センタを運営するカード会社から遊技店に対して機器を確認するように指示するとともに、状況によっては機器の修復を行うメンテ要員を遊技店に派遣することになる。そして、通信が途絶している間は、遊技店はオフラインでプリペイドカードの関連機器を運営し、通信障害が復旧した後にカードデータを第三者管理センタに対して送信することになる。
特開2001−120818号公報
しかしながら、上記従来のプリペイドカードシステムを用いた場合には、遊技店の従業者が意図的にT/Cと第三者管理センタと間の通信回線を断線等により途絶させ、この通信回線が復旧するまでの間にカードデータを改竄して実際のカード利用額よりも少ないカード利用額を第三者管理センタに送信する不正が行われる可能性がある。特に、T/Cと第三者管理センタとの間の通信回線が長期に亘って途絶すると、途絶している間のカードデータの容量がT/Cの記憶容量を越えてしまうため、この点を利用して遊技店がカードデータに係る不正を行う可能性もある。
このような意図的な通信途絶が頻繁に行われると、第三者管理センタを運営するカード会社がオフラインでの対応に多くの人的労力を割かねばならないために、カード会社の円滑な業務運営に支障を来す可能性もある。
これらのことから、遊技店により意図的に第三者管理センタとの通信を途絶させてカードデータ等の管理情報に係る不正行為をいかにして抑制するかが極めて重要な課題となっている。
本発明は、上述した従来技術の課題(問題点)を解消するためになされたものであり、遊技店から第三者管理センタに定期的に管理情報を送信してインのクリアを図る場合に、第三者管理センタに送るべき管理情報に係る不正行為を図る遊技店に制裁を科しつつ該不正行為を効率良く未然に抑制することができる遊技媒体貸出システム及び遊技媒体貸出方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、遊技機に併設された貸出処理機の遊技媒体貸出処理に用いられる各記録媒体に関連付けられた有価価値を管理装置で管理し、該管理装置により管理された各記録媒体に係る管理情報を所定の第三者管理センタに送信して前記管理情報の第三者管理を行う遊技媒体貸出システムであって、前記管理装置は、前記第三者管理センタへの管理情報の送信可否を検知する検知手段と、前記検知手段により前記第三者管理センタに対する管理情報の未送信が検知され、かつ、該管理情報の送信不可時間が所定の時間以上である場合に、遊技媒体貸出に係る利用制限を行う利用制限手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、遊技機に併設された貸出処理機の遊技媒体貸出処理に用いられる各記録媒体に関連付けられた有価価値を管理装置で管理し、該管理装置により管理された各記録媒体に係る管理情報を所定の第三者管理センタに送信して前記管理情報の第三者管理を行う遊技媒体貸出システムであって、前記管理装置は、前記第三者管理センタへの管理情報の送信可否を検知する検知手段と、前記検知手段により前記第三者管理センタに対する管理情報の未送信が検知され、かつ、累積未送信回数が所定の回数以上である場合に、遊技媒体貸出に係る利用制限を行う利用制限手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記利用制限手段は、前記検知手段により前記第三者管理センタに対する管理情報の未送信が検知された場合に、各貸出処理機に対して利用制限指示を行い、前記貸出処理機は、前記管理装置から利用制限指示を受け付けた場合に、遊技媒体貸出に係る利用制限を行うよう制御する利用制限制御手段と、前記管理装置から利用制限指示を受け付けた場合に、利用制限状態である旨を報知する利用制限報知手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記利用制限手段は、所定の記録媒体発行装置からの高額紙幣を用いた記録媒体の発行の禁止並びに前記貸出処理機での記録媒体への高額紙幣を用いて有価価値の価値付けの禁止を含む利用制限を行うことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記利用制限手段は、所定の記録媒体発行装置からの記録媒体の発行の禁止並びに前記貸出処理機での記録媒体への有価価値の価値付けの禁止を含む利用制限を行うことを特徴とする。
また、本発明は、遊技機に併設された貸出処理機の遊技媒体貸出処理に用いられる各記録媒体に関連付けられた有価価値を管理装置で管理し、該管理装置により管理された各記録媒体に係る管理情報を所定の第三者管理センタに送信して前記管理情報の第三者管理を行う遊技媒体貸出方法であって、前記管理装置が、前記第三者管理センタへの管理情報の送信可否を検知する検知工程と、前記検知工程により前記第三者管理センタに対する管理情報の未送信が検知され、かつ、該管理情報の送信不可時間が所定の時間以上である場合に、遊技媒体貸出に係る利用制限を行う利用制限工程とを含んだことを特徴とする。
また、本発明は、遊技機に併設された貸出処理機の遊技媒体貸出処理に用いられる各記録媒体に関連付けられた有価価値を管理装置で管理し、該管理装置により管理された各記録媒体に係る管理情報を所定の第三者管理センタに送信して前記管理情報の第三者管理を行う遊技媒体貸出方法であって、前記管理装置が、前記第三者管理センタへの管理情報の送信可否を検知する検知工程と、前記検知工程により前記第三者管理センタに対する管理情報の未送信が検知され、かつ、累積未送信回数が所定の回数以上である場合に、遊技媒体貸出に係る利用制限を行う利用制限工程とを含んだことを特徴とする。
本発明によれば、管理装置は、第三者管理センタへの管理情報の送信可否を検知する検知手段と、検知手段により第三者管理センタに対する管理情報の未送信が検知され、かつ、該管理情報の送信不可時間が所定の時間以上である場合に、遊技媒体貸出に係る利用制限を行う利用制限手段とを備えるよう構成したので、第三者管理センタに送るべきカードデータに係る不正行為を効率良く未然に抑制することができ、これによって、遊技店への勧告やメンテナンス要員の手配等に係る手間や作業を軽減することができる。特に、カードデータの送信不可時間に基づいて、制裁の対象となる遊技店に対して的確な利用制限を行うことができる。
また、本発明によれば、管理装置は、前記第三者管理センタへの管理情報の送信可否を検知する検知手段と、前記検知手段により前記第三者管理センタに対する管理情報の未送信が検知され、かつ、累積未送信回数が所定の回数以上である場合に、遊技媒体貸出に係る利用制限を行う利用制限手段とを備えるよう構成したので、第三者管理センタに送るべきカードデータに係る不正行為を効率良く未然に抑制することができ、これによって、遊技店への勧告やメンテナンス要員の手配等に係る手間や作業を軽減することができる。特に、カードデータの累積未送信回数に基づいて、制裁の対象となる遊技店に対して的確な利用制限を行うことができる。
本発明によれば、利用制限手段は、検知手段により第三者管理センタに対する管理情報の未送信が検知された場合に、各貸出処理機に対して利用制限指示を行い、貸出処理機は、管理装置から利用制限指示を受け付けた場合に、遊技媒体貸出に係る利用制限を行うよう制御する利用制限制御手段と、管理装置から利用制限指示を受け付けた場合に、利用制限状態である旨を報知する利用制限報知手段とを備えるよう構成したので、第三者管理センタに送るべきカードデータに係る不正行為を効率良く未然に抑制することができるうえ、このカードデータに係る不正行為に対する利用制限状態を的確に報知することができる。
また、本発明によれば、利用制限手段は、所定の記録媒体発行装置からの高額紙幣を用いた記録媒体の発行の禁止並びに貸出処理機での記録媒体への高額紙幣を用いて有価価値の価値付けの禁止を含む利用制限を行うよう構成したので、高額紙幣に係る利用制限により第三者管理センタに送るべき管理情報に係る不正行為を図る遊技店に制裁を科しつつ不正行為を効率良く未然に抑制することができる。
また、本発明によれば、利用制限手段は、所定の記録媒体発行装置からの記録媒体の発行の禁止並びに貸出処理機での記録媒体への有価価値の価値付けの禁止を含む利用制限を行うよう構成したので、制裁の対象となる遊技店に対してより的確な利用制限を行うことができ、より不正行為を効率良く未然に抑制することができる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る遊技媒体貸出システム及び遊技媒体貸出方法の好適な実施例を詳細に説明する。なお、以下に示す実施例では、本発明に係る遊技媒体貸出システムをプリペイドカードを用いてパチンコ玉の玉貸し処理を行うカードシステムに適用した場合について説明する。また、本実施例で用いるカードシステムでは、通常運用時に遊技客がカード処理機上で高額紙幣を用いた追加入金によりプリペイドカードに度数を価値付けることが可能であるものとする。
(カードシステムの概念)
まず、本実施例に係るカードシステムの概念について説明する。図1は、本実施例に係るカードシステムにおけるT/C100とカード処理機400による利用制限の概念を説明するための説明図である。
ここで、遊技店のT/C100から第三者管理センタ150に対してカードデータを送信するタイミングには、リアルタイムで順次送信するケース、一定時間ごと(例えば1時間ごと)に送信するケース、遊技店の閉店後にその日のカードデータをまとめて送信するケースがあるが、本実施例では遊技店の閉店時(例えば、23時)にカードデータを送信することとする。
同図に示すように、遊技店内の複数のパチンコ機300にはそれぞれカード処理機400が併設されており、各カード処理機400は、島コントローラ200を介してT/C100に接続されている。
また、各遊技店のT/C100は、第三者機関であるカード会社により管理される第三者管理センタ150と接続されており、この第三者管理センタ150には、各遊技店のT/C100からカードデータが送信される。第三者管理センタ150は、各遊技店のT/C100から受信したカードデータを売上情報として収集することにより、各遊技店の売上情報を統括的に管理する。
T/C100は、プリペイドカードのカードIDと残度数等とを対応付けて管理する管理装置である。遊技客がカード処理機400に現金を挿入すると、この現金分の度数がカード処理機400内のプリペイドカードのカードIDに対応付けてカードデータ管理テーブル131上で管理される。
かかるT/C100は、第三者管理センタ150に対するカードデータの未送信が検知され、かつ、過去の累積未送信回数が所定の回数以上であると判定した際には、対象となる遊技店(通信障害が発生した遊技店)のカード処理機400に対して、利用制限による縮退運用をかけるように構成されている。
具体的に説明すると、遊技店は閉店時にT/C100から第三者管理センタ150に対して、カードデータを送信するようにしており、このカードデータの送信可否(通信回線の途絶の有無)を通信状況検知部121(図2)により検知し、過去の累積未送信回数が所定の回数以上であるかを利用制限判定部122(図2)により判定している。そして、この判定の結果、累積未送信回数が所定の回数以上であると判定された場合、カード処理機400に対して利用制限による縮退運用を指示する利用制限指示信号を送信するようにしている。
カード処理機400は、このカード処理機400のカード挿入/返却口404から残度数のあるプリペイドカードが挿入されると、このプリペイドカードのカードIDに対応する残度数をT/C100から取得して、残度数の範囲内で玉貸し許可信号を送出する処理や遊技客により紙幣投入口402から投入された現金分の度数を装置内部に貯留したプリペイドカードに価値付ける処理や、パチンコ機300から玉貸し要求を受け付けた場合に、プリペイドカードの残度数の範囲内でパチンコ機300に玉貸し許可信号を送出する処理等を行う装置である。
かかるカード処理機400は、T/C100から送信される利用制限指示信号に基づいて、利用制限による縮退運用を行なう構成としている。具体的に説明すると、T/C100から利用制限指示信号を受信したカード処理機400は、利用制限による縮退運用モードとなるように構成されている。
この利用制限による縮退運用モードとは、第三者管理センタ150に対するカードデータの未送信が検知され、このカードデータの未送信累積回数が所定の回数以上であると判定した場合に、カード処理機400において、1000円札(低額紙幣)のみの使用を許可し、10000円札や5000円札等の高額紙幣の使用を不可とする利用制限のことを示している。この場合、カード処理機400には利用制限中である旨を報知する利用制限ランプ403aが点灯するとともに、利用制限表示部403bに利用制限中であることを示すガイダンスが表示される。
ここで、T/C100は、第三者管理センタ150に対するカードデータの送信が可能となった場合に、カード処理機400に対して、利用制限を解除する旨を示す利用制限解除信号を送信し、カード処理機400は、T/C100から送信された利用制限解除信号を受信すると、利用制限による縮退運用モードを解除し、1000円札以外に10000円札等の高額紙幣も使用できる通常運用モードとなるように構成されている。この場合、カード処理機400の利用制限ランプ403a及び利用制限表示部403bに表示されていたガイダンスは消灯する。
したがって、本実施例のカードシステムは、第三者管理センタ150に対するカードデータの未送信が検知され、このカードデータの未送信累積回数が所定の回数以上であると判定した場合には、カード処理機400に対して利用制限による縮退運用を指示する利用制限指示信号を送信し、カード処理機400は、利用制限指示信号を受信した際には、高額紙幣の使用を不可とする縮退運用モードによる貸し出し処理を行うように構成したので、このようにカードシステムの運用が縮退すると、遊技店としては、営業に支障を来たすため、これによって、第三者管理センタに送るべきカードデータに係る不正行為を効率良く未然に抑制することが可能となる。この結果、遊技店への勧告やメンテナンス要員の手配等に係る手間を軽減することができる。
(T/C100の構成)
次に、図1に示したターミナルコントローラ(T/C)100の内部構成について説明する。図2は、図1に示したT/C100の内部構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、このT/C100は、表示部110と、表示制御部111と、制御部120と、記憶部130と、入力部141と、出力部142と、通信I/F部143とを有する。
表示部110は、CRTや液晶ディスプレイ等の表示デバイスであり、この表示部110には、メニュー画面や各種管理データ等を一覧として表示することができる。なお、この表示部110は、タッチパネルとして後述する入力部141の機能をも実現するようにしてもよい。また、表示制御部111は、表示部110による表示を制御する処理部である。
制御部120は、T/C100を全体制御する制御部であり、通信状況検知部121と、利用制限判定部122と、利用制限処理部123とを有する。なお、実際には、かかる利用制限判定部122及び利用制限処理部123に相当するプログラムをCPU上にロードして実行することになる。
通信状況検知部121は、T/C100と第三者管理センタ150との通信回路の途絶による通信障害を検知する部分である。具体的には、遊技店の閉店時にT/C100から第三者管理センタ150に対して、カードデータを送信しようとした際に、通信回線の途絶によりカードデータの送信が不可(未送信)となったことを検知する。
利用制限判定部122は、通信状況検知部121により第三者管理センタ150に対するカードデータの未送信が検知された際に、このカードデータの過去の累積未送信回数が所定の回数以上であるかを判定する処理部である。
具体的に説明すると、前述したように、本実施例では、遊技店のT/C100から第三者管理センタ150にカードデータを送信する時間を遊技店の閉店後(例えば、23時)としているため、この利用制限判定部122による判定条件としては、T/C100から第三者管理センタ150に対して、カードデータの送信ができなかった回数(累積未送信回数)を設定し、例えば、遊技店の閉店後、所定の回数以上(例えば、3回以上)カードデータの送信が行われなかったことを判定することとしている。
利用制限処理部123は、利用制限判定部122により第三者管理センタ150に対するカードデータの未送信累積回数が所定の回数以上であると判定された場合、カード処理機400に対して利用制限指示信号を送信する処理部である。
記憶部130は、ハードディスク等の二次記憶媒体であり、ここにはカードデータ管理テーブル131を少なくとも有する。このカードデータ管理テーブル131は、遊技店に設置してある複数のカード処理機400から送信されるカードデータ(カードID別の残度数)を記憶するテーブルである。
図3は、このカードデータ管理テーブル131の一例を示している。同図に示すように、このカードデータ管理テーブル131には、カードID毎に、発行日時、発行金額、残度数、追加入金額、有効期限等の各種データが記憶されている。残度数の欄には、カード処理機400での追加入金も含めた現時点での残度数データが記憶されている。また、追加入金額の欄には、カード処理機400での追加入金の累積額が記憶されている。
図2に戻り、入力部141は、各種の情報を入力するキーボード、マウス及びトラックボールなどの入力デバイスであり、主として遊技店の管理者により使用され、この入力部141を用いた入力により、各種の設定値等を適時変更することができる。
出力部142は、プリンタなどの印刷部であり、この出力部142により表示部110に表示されるメニュー画面や各種の管理データ等を一覧として印刷することができる。
通信I/F部143は、島コントローラ200を介してカード処理機400とデータ通信するためのインターフェース部である。また、第三者管理センタ150に対して、カードデータ等をデータ通信するためのインターフェース部である。
(パチンコ機300及びカード処理機400の構成)
次に、図4及び図5を参照してパチンコ機300及びカード処理機400の構成について説明する。図4は、図1に示したパチンコ機300及びカード処理機400の外観正面図であり、図5は、カード処理機400の内部構成を示すブロック図である。
図4に示すように、カード処理機400は、外見上縦長に形成されており、このカード処理機400の本体部401の前面パネルには、紙幣投入口402と、利用制限ランプ403aと、利用制限表示部403bと、カード挿入/返却口404とが設けられている。
紙幣投入口402は、遊技客が挿入する1000円札や10000円札等の高額紙幣を受け入れて、この紙幣を図5に示した紙幣処理部450に取り込むための開口である。この紙幣投入口402は、カード処理機400が利用制限による縮退運用モード時に高額紙幣が挿入された場合や紙幣識別部440により挿入された紙幣が不良紙幣(識別不能な紙幣)であると識別された場合には、挿入された高額紙幣や不良紙幣を返却する返却口となる。
利用制限ランプ403aは、カード処理機400が利用制限中である場合に点灯するランプである。なお、この利用制限ランプ403aは、T/C100から第三者管理センタ150へのカードデータの送信が可能となり、T/C100による利用制限が解除された場合に消灯する。
利用制限表示部403bは、利用制限ランプ403aと同様にカード処理機400が利用制限中である場合に、所定のガイダンス(例えば、「利用制限中のため、高額紙幣は使用不可です」)を表示する表示部である。なお、本実施例では、利用制限ランプ403aと利用制限表示部403bを設けているが、何れか一方のランプか表示部を設ける構成としてもよい。
カード挿入/返却口404は、プリペイドカードを受け入れてこれをカード読取部410に取り込むとともに、カード返却ボタン360が操作された場合にプリペイドカードを返却するための開口である。
一方、図4に示すように、パチンコ機300の前面上部には、遊技者がパチンコ遊技を行う遊技領域310が設けられており、この遊技領域310の下部には上皿320と、玉の貸出などを行うための各種操作スイッチ(度数表示部340、玉貸出しボタン350、カード返却ボタン360)が設けられている。
また、このパチンコ機300の内部には玉投出機構部330が設けられている。この玉投出機構部330は、玉貸しボタン350の押下操作に応答してカード処理機400から玉貸し許可信号を受信した場合に、貸出度数分のパチンコ玉を上皿320に投出するものである。なお、この玉投出機構部330は、パチンコ玉が入賞し賞玉を投出する場合にも利用される。
度数表示部340は、プリペイドカードに価値付けられた残度数を表示するLEDからなる表示部である。例えば、遊技客が新たに10000円を投入した場合には、0度数のプリペイドカードに「100度数」が価値付けられるため、この度数表示部340には「100」が表示される。
玉貸出しボタン350は、遊技客がプリペイドカードの残度数の範囲内でパチンコ玉の貸し出しを受ける際に押下操作されるボタンであり、カード返却ボタン360は、台移動等を行うためにプリペイドカードを返却する際に押下操作されるボタンである。例えば、カード処理機400に残度数「10」のプリペイドカードを挿入して、5度数分の遊技を行った後にカード返却ボタン360を押下操作すると、カード挿入/返却口404から5度数が価値付けられたプリペイドカードが返却される。
(カード処理機400の構成)
次に、カード処理機400の内部構成を説明する。図5は、カード処理機400の内部構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、カード処理機400は、カード読取部410と、カード収納部420と、制御部430と、紙幣識別部440と、紙幣処理部450と、紙幣搬送路460と、通信I/F部470とを有する。
カード読取部410は、カード収納部420から繰り出された処理対象となるプリペイドカード若しくはカード挿入/返却口404から挿入されたプリペイドカードを保持するとともに、保持したプリペイドカードに記録されたカードID等を読み取るカードリーダである。すなわち、初期状態でカード収納部420に複数枚のプリペイドカードが収納されると、そのうちの一枚をカード読取部410の位置まで繰り出して該プリペイドカードを処理対象とし、カード挿入/返却口404からプリペイドカードが挿入されると、カード読取部410に所在するプリペイドカードはカード収納部420に搬送され、カード挿入/返却口404から挿入されたプリペイドカードがカード読取部410の位置まで搬送され処理対象となる。
カード収納部420は、度数が価値付けられていない(0度数)複数枚のプリペイドカードを収納する収納部である。遊技客がプリペイドカードを持参していなくとも現金により遊技可能にするため、事前に複数枚のプリペイドカードを収納したものである。遊技店の従業者が、このカード収納部420に複数枚のプリペイドカードを収納すると、そのうちの一枚がカード読取部410の位置に繰り出され、現金による度数価値付けの対象とされる。
制御部430は、カード処理機400を全体制御する制御部であり、玉貸処理部431と、カード返却処理部432と、貸出処理部433と、メモリ434と、表示制御部436とを有する。
玉貸処理部431は、パチンコ機300の玉貸出しボタン350の押下操作がなされた際に、T/C100にプリペイドカードの残度数を問い合わせ、貸出度数以上の残度数があるならばパチンコ機300に対してパチンコ玉の投出指示を行う処理部である。この投出指示を受け取ったパチンコ機300は、貸出度数分のパチンコ玉をパチンコ機300の上皿又は下皿に投出する。
カード返却処理部432は、パチンコ機300のカード返却ボタン360の押下操作がなされた際に、カード読取部410の位置に保持したプリペイドカードをカード挿入/返却口404から排出する処理部である。
貸出処理部433は、T/C100から送信される利用制限指示信号に基づいて、カード処理機400による貸し出し処理が所定の利用制限による縮退運用となるように制御する処理機能と、通常の貸し出し処理となるように制御する処理機能とを備える処理部である。T/C100から送信された利用制限指示信号を受信すると利用制限による縮退運用モードとなる。また、カード処理機400が利用制限による縮退運用モード時に、T/C100から利用制限解除信号が送信された場合、縮退運用モードから通常運用モードに復帰し、通常と同様の貸し出し処理を行う。
具体的に説明すると、貸出処理部433は、利用制限による縮退運用モード時に、紙幣投入口402から挿入された紙幣の金種が、紙幣識別部440により高額紙幣と識別された場合、紙幣処理部450に対して、返却指示信号を送信し、挿入された高額紙幣の返却を行う。これに対して、挿入された紙幣が紙幣識別部440により高額紙幣ではないと識別された場合、カード収納部420内のプリペイドカードに対して、紙幣識別部440により識別された金種分の価値付け処理を行う。
メモリ434は、モードフラグ435の値(「0」か「1」)を一時的に記憶する記憶部である。具体的に説明すると、本実施例では、T/C100から送信された利用制限指示信号を受信すると、モードフラグ435には1が記憶され、利用制限解除信号を受信すると、モードフラグ435には0が記憶される。このモードフラグ435に記憶されたモードにより利用制限による縮退運用か通常の通常運用かが設定される。
表示制御部436は、カード処理機400の本体部401に設けられた利用制限ランプ403aの点灯及び利用制限表示部403bのガイダンス表示を制御する処理部である。具体的には、T/C100から利用制限指示信号を受信した場合には利用制限ランプ403aを点灯させるとともに、利用制限表示部403bに利用制限中である旨のガイダンスを表示する制御を行う。また、T/C100と第三者管理センタ150との通信の途絶が復旧し、T/C100から送信される利用制限解除信号を受信した場合には、利用制限ランプ403aのランプ及び利用制限表示部403bによるガイダンスを消灯させる制御を行う。
紙幣識別部440は、紙幣投入口402から取り込まれた紙幣の真偽並びに金種を識別し、この識別結果を制御部430の貸出処理部433及び紙幣処理部450に通知する処理部である。なお、紙幣識別部440により、紙幣投入口402から投入された紙幣が識別不能若しくは偽造紙幣であると判定された場合には、この紙幣は紙幣投入口402から返却される。
紙幣処理部450は、遊技客が紙幣投入口402から投入した紙幣を収納するとともに、貸出処理部433から紙幣の返却指示信号が通知された場合に、紙幣投入口402から挿入された紙幣を返却する処理部である。なお、この紙幣処理部450に収納された紙幣は紙幣搬送路460に導出され島端回収ボックスに搬出される。通信I/F部470は、島コントローラ200を介してT/C100とデータ通信するためのインターフェース部である。
(T/Cによるカード処理機400に対する通知制御手順)
次に、図1に示したT/C100による通知制御手順について説明する。図6は、図1に示した遊技店の閉店時(例えば、23時)に行われるT/Cからカード処理機400に対する通知制御手順を示すフローチャートである。
同図に示すように、T/C100は、先ず、このT/C100から第三者管理センタ150にカードデータが送信できるか否かの判定を行い(ステップS101)、カードデータが送信不可である場合には(ステップS101否定)、カードデータの送信不可回数を示すカウント値(C)をインクリメントし(ステップS102)、その後、カードデータの送信不可回数が予め設定した所定の回数(カウント値)以上となったかの判定(C≧所定回数)を行う(ステップS103)。
そして、カードデータの送信不可回数が所定回数以上となった場合には(ステップS103肯定)、カード処理機400に対して、利用制限を指示する利用制限指示信号を送信する(ステップS104)。
具体的に説明すると、例えば、カードデータの送信不可回数を示すカウント値(C)を3回と設定しておき、遊技店の閉店後、第三者管理センタ150に対して、T/C100からカードデータの送信を行い、カードデータの累積未送信回数が3回に到達した時点で、カード処理機400に対して利用制限指示信号が送信されることとなる。
これに対して、ステップS101の判定によりカードデータの送信が可であると判定された場合(ステップS101肯定)、カードデータの送信不可回数としてセットされたカウント値を初期化する(ステップS105)。その後、カード処理機400が利用制限中であるかを判定し(ステップS106)、利用制限中である場合には(ステップS106肯定)、カード処理機400に対して、利用制限解除信号を送信する(ステップS107)。
すなわち、ステップS105〜ステップS107では、T/C100から第三者管理センタ150に対して、1回でもカードデータの送信ができた場合、現時点で利用制限中であるカード処理機400に利用制限解除信号を送信するまでの制御手順を示している。すなわち、この利用制限解除信号の送信により利用制限による縮退運用モードを解除することができる。
ここで、図6に示すフローチャートでは、カード処理機400に利用制限指示信号を送信する判定条件として、T/C100から第三者管理センタ150に対して、カードデータの送信ができなかった回数(累積未送信回数)をもとに行っているが、送信不可回数ではなく、送信不可時間を利用制限指示信号の送信条件としてもよい。例えば、送信不可時間を3時間として設定し、T/C100から第三者管理センタ150に対するカードデータの送信不可時間が3時間以上である場合に(カードデータの送信を行った際に、3時間経過してもT/C100から第三者管理センタ150に対してカードデータの送信が不可である場合)、カード処理機400に利用制限指示信号を送信するようにしてもよい。
また、同様に、カードデータの送信不可時間が3時間未満であっても累積未送信回数があらかじめ設定した所定回数以上(例えば、3回以上)である場合にカード処理機400に利用制限指示信号を送信する構成としてもよい。
(カード処理機400によるモードフラグの設定手順)
次に、図1に示したカード処理機400によるモードフラグの設定について説明する。図7は、カード処理機400によるモードフラグの設定制御手順を示している。具体的には、遊技店の閉店時にT/C100から送信される利用制限指示信号或いは利用制限解除信号に応じて行われるモードフラグの設定制御手順を示している。
同図に示すように、カード処理機400は、利用制限指示信号を受信したかの判定を行ない(ステップS201)、利用制限指示信号を受信したならば(ステップS201肯定)、カード処理機400を利用制限による縮退運用モードとするためにメモリ434(図5)のモードフラグ435を1に設定する(ステップS202)。
このモードフラグ435を1に設定することにより、カード処理機400は、利用制限による縮退運用モードとなり、具体的には、前述したように10000円等の高額紙幣の使用が不可となり、1000円のみの使用となる。従って、この場合、カード処理機400に設けた利用制限ランプ403a(図4)が点灯し、利用制限表示部403bのガイダンス表示によりカード処理機400が利用制限中であることを報知することとなる。
これに対して、利用制限指示信号を受信していないと判定された場合には(ステップS201否定)、利用制限解除信号を受信したかの判定を行ない(ステップS203)、利用制限解除信号を受信したならば(ステップS203肯定)、モードフラグ435を0に設定する(ステップS204)。すなわち、モードフラグ435の設定値を0に設定することにより、カード処理機400は利用制限による縮退運用モードから利用制限が解除される通常運用モードとなる。
これにより、カード処理機400は、1000円札の使用及び10000円札等の高額紙幣の使用が可能となる。従って、この場合、カード処理機400に設けた利用制限ランプ403a及び利用制限表示部403bのガイダンス表示が消灯する。
(カード処理機400による利用制限処理手順)
次に、図1に示したカード処理機400による利用制限制御手順について説明する。図8は、カード処理機400による利用制限処理手順を示している。具体的には、遊技店の開店時(カード処理機400の電源ON時)、紙幣投入口402(図4)から挿入される紙幣の金種に応じて行われる利用制限処理手順を示している。
同図に示すように、先ず、メモリ434(図5)のモードフラグ435に記憶されたモードの読み出しを行う(ステップS301)。その後、この読み出したモードフラグが1であるかの判定を行ない(ステップS302)、このステップS302の判定によりモードフラグが1であるならば、利用制限ランプ403a(図4)を点灯制御させるとともに、利用制限表示部403bに利用制限中のガイダンスを表示する(ステップS303)。
その後、遊技客により紙幣投入口402(図4)を通じて、紙幣が挿入されたかを判定し(ステップS304)、紙幣が挿入されたならば(ステップS304肯定)、この挿入された紙幣の金種判定処理を行う(ステップS305)。この金種の判定は、紙幣識別部440(図5)により行われる。そして、この挿入された紙幣の金種が1000円よりも高額な金種であるかの判定を行い(ステップS306)、紙幣の金種が1000円よりも高額であると判定されたならば(ステップS306肯定)、その後、モードフラグが1であるかの判定を行い(ステップS307)、モードフラグが1であるならば(ステップS307肯定)、挿入された紙幣を紙幣投入口402を通じて返却する(ステップS308)。
具体的には、紙幣投入口402から挿入された紙幣の金種が1000円よりも高額な紙幣である場合、モードフラグ435のモードをもとにカード処理機400が利用制限による縮退運用モードになっているかの判定を行い、カード処理機400が利用制限中であり、また、挿入された紙幣が高額紙幣である場合には、この高額紙幣は返却されることとなる。すなわち、これによって、遊技店のカードシステムを縮退させることができ、この結果、遊技店による不正行為を抑制させることができる。
これに対して、ステップS306の判定により、紙幣の金種が1000円よりも高額な金種でないと判定された場合(ステップS306否定)、挿入された紙幣をそのまま受け入れて(ステップS309)、価値付け処理を行う(ステップS310)。
また、同様に、ステップS306の判定により、紙幣の金種が1000円よりも高額な金種であると判定され(ステップS306肯定)、そして、ステップS307の判定により、モードフラグ435のモードが1でないと判定された場合には(ステップS307否定)、挿入された紙幣をそのまま受け入れて(ステップS309)、価値付け処理を行う(ステップS310)。
具体的には、紙幣投入口402から挿入された紙幣の金種が1000円である場合、カード収納部420(図5)内に収納されたプリペイドカードのカードIDに10度を価値付けて、カードデータ管理テーブル131(図3)に記憶させる。これにより、遊技客は、このプリペイドカードに価値付けられた度数(10度)を使用して遊技を行うことができる。
上述してきたように、本実施例では、T/C100は、遊技店の閉店後(例えば、23時)に行われる第三者管理センタ150に対するカードデータの未送信が検知され、このカードデータの累積未送信回数が所定の回数以上であると判定された際には、カード処理機400に対して利用制限を指示する利用制限指示信号を送信し、カード処理機400は、T/C100から送信された利用制限指示信号を受信した際には、縮退運用モードにより高額紙幣の使用を不可とする利用制限を行うこととしたので、第三者管理センタ150に送るべきカードデータに係る不正行為を図る遊技店に制裁を科しつつ該不正行為を効率良く未然に抑制することができる。
(他の実施例)
ここで、上述した実施例では、第三者管理センタ150に対するカードデータの未送信が検知され、このカードデータの未送信累積回数が所定の回数以上であると判定された際には、利用制限により高額紙幣を使用不可とする縮退運用を行うこととしているが、このような高額紙幣のみ使用不可とする縮退運用ではなく、低額紙幣(1000円)の使用も不可とし、硬貨(500円、100円)による貸し出しだけを使用可とする縮退運用として構成することもできる。
さらに、利用制限時に即時、カードシステム自体の運用全般を停止することとしてもよい。この場合、カード処理機400自体の使用が強制的に不可となり1000円札の使用も停止することとなる。また、カード処理機400は、会員が所有する会員カードによる貸し出しも可能であるが、利用制限による縮退運用時には会員カードの使用を強制的に停止とする構成としてもよい。さらに、カード処理機400の運用の停止以外に、プリペイドカードを発行するカード発行機や残度数を精算するカード精算機も強制的に停止とする構成としてもよい。
本発明は、第三者管理センタに送るべきカードデータに係る不正行為を効率良く未然に抑制する場合に有用である。
本実施例に係るカードシステムの利用制限に関する概念を説明するための説明図である。 図1に示したターミナルコントローラ(T/C)の内部構成を示す機能ブロック図である。 図1に示したカードデータ管理テーブルの一例を示す構成図である。 図1に示したパチンコ機及びカード処理機の外観構成を示す正面図である。 図1に示したカード処理機の内部構成を示す機能ブロック図である。 図1に示したターミナルコントローラ(T/C)によるカード処理機400に対する通知制御手順を示すフローチャートである。 図1に示したカード処理機によるモードフラグ設定制御手順を示すフローチャートである。 図1に示したカード処理機による利用制限制御手順を示すフローチャートである。
符号の説明
100 ターミナルコントローラ(T/C)
110 表示部
111、436 表示制御部
120、430 制御部
121 通信状況検知部
122 利用制限判定部
123 利用制限処理部
130 記憶部
131 カードデータ管理テーブル
141 入力部
142 出力部
143、470 通信I/F部
150 第三者管理センタ
200 島コントローラ
300 パチンコ機
310 遊技領域
320 上皿
330 玉投出機構部
340 度数表示部
350 玉貸出しボタン
360 カード返却ボタン
400 カード処理機
401 本体部
402 紙幣投入口
403a 利用制限ランプ
403b 利用制限表示部
404 カード挿入/返却口
410 カード読取部
420 カード収納部
431 玉貸処理部
432 カード返却処理部
433 貸出処理部
434 メモリ
435 モードフラグ
440 紙幣識別部
450 紙幣処理部
460 紙幣搬送路

Claims (7)

  1. 遊技機に併設された貸出処理機の遊技媒体貸出処理に用いられる各記録媒体に関連付けられた有価価値を管理装置で管理し、該管理装置により管理された各記録媒体に係る管理情報を所定の第三者管理センタに送信して前記管理情報の第三者管理を行う遊技媒体貸出システムであって、
    前記管理装置は、
    前記第三者管理センタへの管理情報の送信可否を検知する検知手段と、
    前記検知手段により前記第三者管理センタに対する管理情報の未送信が検知され、かつ、該管理情報の送信不可時間が所定の時間以上である場合に、遊技媒体貸出に係る利用制限を行う利用制限手段と
    を備えたことを特徴とする遊技媒体貸出システム。
  2. 遊技機に併設された貸出処理機の遊技媒体貸出処理に用いられる各記録媒体に関連付けられた有価価値を管理装置で管理し、該管理装置により管理された各記録媒体に係る管理情報を所定の第三者管理センタに送信して前記管理情報の第三者管理を行う遊技媒体貸出システムであって、
    前記管理装置は、
    前記第三者管理センタへの管理情報の送信可否を検知する検知手段と、
    前記検知手段により前記第三者管理センタに対する管理情報の未送信が検知され、かつ、累積未送信回数が所定の回数以上である場合に、遊技媒体貸出に係る利用制限を行う利用制限手段と
    を備えたことを特徴とする遊技媒体貸出システム。
  3. 前記利用制限手段は、前記検知手段により前記第三者管理センタに対する管理情報の未送信が検知された場合に、各貸出処理機に対して利用制限指示を行い、
    前記貸出処理機は、前記管理装置から利用制限指示を受け付けた場合に、遊技媒体貸出に係る利用制限を行うよう制御する利用制限制御手段と、前記管理装置から利用制限指示を受け付けた場合に、利用制限状態である旨を報知する利用制限報知手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技媒体貸出システム。
  4. 前記利用制限手段は、所定の記録媒体発行装置からの高額紙幣を用いた記録媒体の発行の禁止並びに前記貸出処理機での記録媒体への高額紙幣を用いて有価価値の価値付けの禁止を含む利用制限を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の遊技媒体貸出システム。
  5. 前記利用制限手段は、所定の記録媒体発行装置からの記録媒体の発行の禁止並びに前記貸出処理機での記録媒体への有価価値の価値付けの禁止を含む利用制限を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の遊技媒体貸出システム。
  6. 遊技機に併設された貸出処理機の遊技媒体貸出処理に用いられる各記録媒体に関連付けられた有価価値を管理装置で管理し、該管理装置により管理された各記録媒体に係る管理情報を所定の第三者管理センタに送信して前記管理情報の第三者管理を行う遊技媒体貸出方法であって、
    前記管理装置が、前記第三者管理センタへの管理情報の送信可否を検知する検知工程と、
    前記検知工程により前記第三者管理センタに対する管理情報の未送信が検知され、かつ、該管理情報の送信不可時間が所定の時間以上である場合に、遊技媒体貸出に係る利用制限を行う利用制限工程と
    を含んだことを特徴とする遊技媒体貸出方法。
  7. 遊技機に併設された貸出処理機の遊技媒体貸出処理に用いられる各記録媒体に関連付けられた有価価値を管理装置で管理し、該管理装置により管理された各記録媒体に係る管理情報を所定の第三者管理センタに送信して前記管理情報の第三者管理を行う遊技媒体貸出方法であって、
    前記管理装置が、前記第三者管理センタへの管理情報の送信可否を検知する検知工程と、
    前記検知工程により前記第三者管理センタに対する管理情報の未送信が検知され、かつ、累積未送信回数が所定の回数以上である場合に、遊技媒体貸出に係る利用制限を行う利用制限工程と
    を含んだことを特徴とする遊技媒体貸出方法。
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