JP2002271252A - 近距離無線通信システム,固定側通信機及び携帯型無線電話機 - Google Patents

近距離無線通信システム,固定側通信機及び携帯型無線電話機

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JP2002271252A
JP2002271252A JP2001066938A JP2001066938A JP2002271252A JP 2002271252 A JP2002271252 A JP 2002271252A JP 2001066938 A JP2001066938 A JP 2001066938A JP 2001066938 A JP2001066938 A JP 2001066938A JP 2002271252 A JP2002271252 A JP 2002271252A
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Akishi Numata
晃志 沼田
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが近距離無線通信手段について良好な
使用感を得られると共に、携帯型無線電話機の不要な電
力消費を極力抑制し、且つ、セキュリティをより高いレ
ベルで確保することができる近距離無線通信システムを
提供する。 【解決手段】 携帯電話機11を所持したユーザが、車
両1の車室内に設置された固定側通信機12が備える微
弱電波送信部27の送信エリア内に位置し、携帯電話機
11の電話通信部16が微弱電波送信部27より送信さ
れる電波信号を受信すると、携帯電話機11のCPU1
8は、スイッチ25を閉じてBluetooth 通信部24に対
し電源Vccを投入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、近距離無線通信手
段を備えて構成される固定側通信機及び携帯型無線電話
機とで構成される近距離無線通信システム、及びそのシ
ステムに使用される固定側通信機並びに携帯型無線電話
機に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、図3に示すように、車両1に搭
載されるナビゲーション装置2が、携帯電話機3を介し
て通信を行うことで、基地局4及びインターネット(電
話網)5を介して図示しないWebサーバなどから必要
な情報を取得するために、以下のようなシステムが考案
されている。
【0003】即ち、車両1の車室内にBluetooth (Blue
tooth SIGの登録商標)通信部(モジュール)6を配
置しておき、モデム(図示せず)を介してナビゲーショ
ン装置2と通信が可能となるように構成する。一方、携
帯電話機3の内部にも同様のBluetooth 通信部7を配置
する。そして、携帯電話機3を所持したユーザが車室内
に位置すると、Bluetooth 通信部6,7間で通信リンク
(ピコネット)が確立されるようになり、ナビゲーショ
ン装置2は、Bluetooth 通信部6,7を介して携帯電話
機3と通信を行い、携帯電話機3を介してインターネッ
ト5にアクセスすることが可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図3に示す
ようなシステムでは、携帯電話機3を所持したユーザが
車室内に位置すると同時にBluetooth 通信部6,7間の
通信リンクが自動的に確立されることでユーザが良好な
使用感を得られるようにするには、携帯電話機3側のBl
uetooth 通信部7に対して常時電源を供給する必要があ
る。Bluetooth においては、通信リンクが確立される前
の状態での電力消費を抑制するため低消費電力モードに
移行するようになっている。しかしながら、限られた容
量の電池で動作する携帯電話機3については、不要な電
力消費を極力抑制することが望ましい。
【0005】また、Bluetooth 通信部7に常時電源が投
入されていると、本来通信することを想定していない不
特定のBluetooth 通信部との間でユーザが意識すること
なく通信が行われてしまう場合も想定され、使用上セキ
ュリティの考慮がされているものの、携帯電話機3側が
保有しているデータが流出する可能性がないとは言えな
い。加えて、本来不必要な通信が行われると、その分電
力を無駄に消費することにもなる。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、近距離無線通信手段を備えている場
合に、ユーザが当該手段について良好な使用感を得られ
ると共に、携帯型無線電話機の不要な電力消費を極力抑
制し、且つ、セキュリティをより高いレベルで確保する
ことができる近距離無線通信システム,及びそのシステ
ムに使用される固定側通信機並びに携帯型無線電話機を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の近距離無
線通信システムによれば、携帯型無線電話機を所持した
ユーザが、固定側通信機が備える送信手段の送信エリア
内に位置すると、携帯型無線電話機の電話通信手段は、
送信手段より送信される電波信号を受信可能となる。そ
して、電話通信手段が前記電波信号を受信すると、携帯
型無線電話機の制御手段は、電話機側の近距離無線通信
手段に対して電源を投入する。
【0008】即ち、携帯型無線電話機は、固定側通信機
との近距離無線通信を行うために近距離無線通信手段に
常時電源を投入しておく必要がない。従って、動作用電
源の容量に制約がある携帯型無線電話機における不要な
電力消費を極力抑制することができる。
【0009】また、電話機側の近距離無線通信手段は、
固定側通信機が備える送信手段の送信エリア内に位置し
ない限り近距離無線通信を行うことはないので、その通
信対象を固定側通信機が備える近距離無線通信手段に限
定することができる。従って、その他の近距離無線通信
手段との無用な通信が行われることを抑制でき、携帯無
線電話機が保持しているデータが無闇に流出することを
防止できる。そして、電力が無駄に消費されることも抑
えることが可能となる。
【0010】請求項2記載の近距離無線通信システムに
よれば、携帯型無線電話機の制御手段は、近距離無線通
信手段に電源を投入したことにより開始された近距離無
線通信が終了したことを検出すると、近距離無線通信手
段に対して供給されている電源を遮断する。即ち、携帯
型無線電話機を所持したユーザが送信手段の送信エリア
外に移動すると、固定側通信機との近距離無線通信は不
能となって終了する。従って、その場合に近距離無線通
信手段に対して供給されている電源を遮断すれば、不要
な電力消費を一層抑制することができる。
【0011】請求項3記載の近距離無線通信システムに
よれば、固定側通信機の制御手段は、携帯型無線電話機
側の近距離無線通信手段との通信が開始されたことを検
出すると送信手段に対して供給されている電源を遮断す
る。即ち、送信手段は、近距離無線通信が開始されれば
電波信号を送信する目的を達するので、その後に送信手
段への電源供給を遮断することで、固定側通信機におい
ても不要な電力消費を抑制することができる。
【0012】請求項4記載の近距離無線通信システムに
よれば、固定側通信機の制御手段は、携帯型無線電話機
側の近距離無線通信手段との通信が終了したことを検出
すると送信手段に対して電源を投入する。従って、携帯
型無線電話機を携帯したユーザが送信手段の通信エリア
外に移動して近距離無線通信が一旦終了した後、送信手
段に電波信号を送信させて、携帯型無線電話機が再び送
信手段の通信エリア内に位置する場合に備えることがで
きる。
【0013】請求項5記載の近距離無線通信システムに
よれば、固定側通信機の送信手段は、試験用止まり木チ
ャネルを利用して電波信号を送信する。試験用止まり木
チャネルは、無線電話通信システムでは試験用にのみ用
いられ、通常の(フィールドにおける)通信では使用さ
れない特殊な制御チャネルであるから、斯様な制御チャ
ネルを本システムに好適に利用することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
図1及び図2を参照して説明する。尚、図3と同一部分
には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分に
ついてのみ説明する。電気的構成の機能ブロック図を示
す図1において、携帯電話機(携帯型無線電話機)11
は携帯電話機3に代わるものであり、車両1には、Blue
tooth通信部6に代わって固定側通信機12が配置され
ている。
【0015】携帯電話機11は、送話用のマイク13及
び受話用のスピーカ14を備えており、これらを介して
入出力される音声信号は、音声コーデック等を含む音声
処理部15において処理されるようになっている。電話
通信部(電話通信手段)16は、音声処理部15より出
力された送信信号を例えばπ/4シフトDQPSK信号
に変換し直交変調することで、800MHz帯の電波信
号をアンテナ17より基地局4に送信するようになって
いる。また、電話通信部16は、基地局4より送信され
アンテナ17が受信した信号を復調して、音声処理部1
5に出力するようになっている。
【0016】CPU(マイクロコンピュータ,制御手
段)18は、メモリ19のROMに記憶されている制御
プログラムに基づいて動作し、音声処理部15及び電話
通信部16を制御するようになっている。また、CPU
18は、ユーザがキーパッド20を操作した場合に操作
信号が与えられ、その操作信号に応じた処理を行なうと
共に、LCDなどで構成されるディスプレイ21に表示
制御信号を出力して画面表示を制御するようになってい
る。
【0017】電源回路部22は、バッテリ(二次電池)
23からの直流電源を安定化させて携帯電話機11の各
電気的構成部に動作用電源Vccを供給するものである。
また、携帯電話機11はBluetooth 通信部(近距離無線
通信手段)24を備えており、CPU18は、Bluetoot
h 通信部24を用いて近距離無線通信(例えば、通信距
離10m前後)を行なうようになっている。Bluetooth
通信部24に対する動作用電源Vccの供給は、常開型の
スイッチ25を介して行われるようになっており、その
スイッチ25の開閉制御はCPU18が行なうようにな
っている。
【0018】一方、固定側通信機12は、CPU(マイ
クロコンピュータ,制御手段)26,微弱電波送信部
(送信手段)27,Bluetooth 通信部(近距離無線通信
手段)28,モデム部29及び電源回路部30などで構
成されている。
【0019】微弱電波送信部27は、CPU26により
与えられるコードデータを変調し、携帯電話機11に対
して例えば通信距離が1m以内となるような無線局の免
許が不要である微弱な電力で、アンテナ31を介して電
波信号を送信するようになっている。その電波信号は、
試験用の制御チャネル(試験用止まり木チャネル)とし
て割り当てられているものであり、通常の携帯電話の通
信においては使用されることはない。そして、本実施例
のシステムでは、その試験用の制御チャネルを用い、携
帯電話待受けチャネル(ch)と定義したコードを所定
間隔で携帯電話機11に送信するようにしている。
【0020】電源回路部30は、携帯電話機11の電源
回路部22と同様に、車両1のバッテリ32からの直流
電源を安定化させて固定側通信機12の各電気的構成部
に動作用電源Vccを供給するものである。そして、微弱
電波送信部27に対する動作用電源Vccの供給は、常閉
型のスイッチ33を介して行われるようになっており、
そのスイッチ33の開閉制御はCPU26が行なうよう
になっている。
【0021】また、CPU26は、Bluetooth 通信部2
8を用いて近距離無線通信を行なうようになっている。
尚、このBluetooth 通信部28には、動作用電源Vccが
常に供給されるようになっている。モデム部29は、C
PU26がナビゲーション装置(外部装置)2と通信を
行うために使用されるものである。
【0022】次に、本実施例の作用について図2をも参
照して説明する。図2は、固定側通信機12と携帯電話
機11との間で行われる通信のシーケンスを示すもので
ある。初期状態として車両1には誰も乗車しておらず、
固定側通信機12の微弱電波送信部27は、携帯電話待
受けチャネルを間欠的に送信している()。
【0023】そして、携帯電話機11(本体の電源スイ
ッチはONになっている)を携帯したユーザ(例えば運
転者)が、車両1の運転席に乗り込んだとする。する
と、携帯電話機11の電話通信部16は、固定側通信機
12より送信されている携帯電話待受けチャネルを受信
可能となり、その受信を確認したCPU16は、スイッ
チ25を閉じてBluetooth 通信部24に電源Vccを供給
させる()。
【0024】携帯電話機11のBluetooth 通信部24に
電源Vccが供給されると、固定側通信機12のBluetoot
h 通信部28との間で、アンテナ24a,28aを介し
て2.4GHz帯の電波信号が送受信され、Bluetooth
プロトコルに基づく通信手順が実行されて通信リンクが
確立される()。尚、送信電力は1mW程度に設定さ
れている。
【0025】具体的には、例えば、通信部28がマス
タ,通信部24がスレーブであるとすると、通信部28
がブロードキャストするIQパケットを通信部24が受
信し、通信部24は、スレーブとしての属性を伝達する
ためのFHSパケットを通信部28に送信する(「問い
合わせ」)。
【0026】FHSパケットを受信した通信部28は、
IDパケットを通信部24に送信し、通信部24は、そ
のIDパケットの受信確認として同一のIDパケットを
返信する。すると、通信部28は、自身が有するBlueto
oth アドレス及びBluetoothクロックを伝達するための
FHSパケットを通信部24に送信する(「呼び出
し」)。FHSパケットを受信した通信部24は、受信
確認としてIDパケットを返信する。
【0027】以上で同期確立フェーズが終了して、通信
部28,24は通信が可能な状態となる。そして、この
時点で、固定側通信機12の微弱電波送信部27は、携
帯電話待受けチャネルを送信する必要がなくなる。従っ
て、CPU26は、通信部28の状態をモニタした結
果、スイッチ33を開いて微弱電波送信部27に対する
電源Vccの供給を停止させる()。
【0028】それから、通信部28,24は次の通信接
続フェーズに移行し()、必要に応じて両者間で通信
を行う。例えば、車両1の運転中などに運転者がナビゲ
ーション装置2を操作することで、インターネット5を
介してWebサーバから必要な情報を取得しようとする
場合、ナビゲーション装置2は、固定側通信機12に対
してWebサーバへの接続要求を出力する。
【0029】すると、固定側通信機12のCPU26
は、Bluetooth 通信部28,24を介して携帯電話機1
1側にその接続要求を送信し、携帯電話機11のCPU
18は、電話通信部16により基地局4と通信し、イン
ターネット5を介してWebサーバから必要な情報(コ
ンテンツ)をダウンロードする。そして、ダウンロード
した情報は、上記と逆の経路で固定側通信機12→ナビ
ゲーション装置2へと伝達される。
【0030】以上のようにして、車両1の運転中等に固
定側通信機12と携帯電話機11との間でBluetooth を
インターフェイスとして必要な通信が行われた後、携帯
電話機11を所持した運転者が運転を終了して車両1の
車室外に出ると、通信部28,24間の通信は不能とな
り通信リンクは切断される()。
【0031】そして、固定側通信機12のCPU26
は、通信部28を介して通信リンクが切断されたことを
認識し()、スイッチ33を閉じて微弱電波送信部2
7に対する電源Vccの供給を再開させる()。する
と、微弱電波送信部27は、携帯電話待受けチャネルの
送信を開始する()。一方、携帯電話機11側のCP
U18も、の時点で通信部24を介して通信リンクが
切断されたことを認識すると(“10”)、スイッチ25
を開いてBluetooth 通信部24に対する電源Vccの供給
を停止させる(“11”)。
【0032】以上のように本実施例によれば、携帯電話
機11を所持したユーザが、車両1の車室内に設置され
た固定側通信機12が備える微弱電波送信部27の送信
エリア内に位置することで、携帯電話機11の電話通信
部16が微弱電波送信部27より送信される電波信号を
受信すると、携帯電話機11のCPU18はBluetooth
通信部24に対して電源Vccを投入するようにした。
【0033】従って、携帯電話機11は、固定側通信機
12との近距離無線通信を行うためにBluetooth 通信部
24に常時電源を投入しておく必要がない。従って、バ
ッテリ23の容量に制約がある携帯電話機11における
不要な電力消費を極力抑制することができる。また、C
PU18は、Bluetooth 通信部24に電源Vccを投入し
たことにより開始された近距離無線通信が終了すると、
当該通信部24に対して供給されている電源Vccを遮断
するので、不要な電力消費を一層抑制することができ
る。
【0034】そして、Bluetooth 通信部24は、微弱電
波送信部27の送信エリア内に携帯電話機11が位置し
ない限り近距離無線通信を行うことはないので、その通
信対象を固定側通信機12が備えるBluetooth 通信部2
8に限定することができる。従って、その他のBluetoot
h モジュールとの無用な通信が行われることを抑制して
携帯電話機11が保持しているデータが無闇に流出する
ことを防止できるので、セキュリティをより高いレベル
で確保することができる。そして、電力が無駄に消費さ
れることも抑えることが可能となる。
【0035】また、固定側通信機12のCPU26は、
携帯電話機11側のBluetooth 通信部24との通信が開
始されると微弱電波送信部27に対して供給されている
電源Vccを遮断するので、固定側通信機12においても
不要な電力消費を抑制することができる。加えて、CP
U26は、携帯電話機11側のBluetooth 通信部24と
の通信が終了すると、微弱電波送信部27に対して電源
Vccを投入するので、携帯電話機11が再び微弱電波送
信部27の通信エリア内に位置する場合に備えることが
できる。
【0036】加えて、微弱電波送信部27は、試験用止
まり木チャネルを利用して携帯電話機11側に電波信号
を送信するので、携帯電話システムでは試験用にのみ用
いられ、フィールドにおける通信では使用されない特殊
な制御チャネルを本システムに好適に利用することがで
きる。
【0037】本発明は上記し且つ図面に記載した実施例
にのみ限定されるものではなく、次のような変形または
拡張が可能である。Bluetooth 通信部24,28間にお
けるマスタ,スレーブの設定は逆であっても良い。固定
側通信機12のスイッチ33を削除して、微弱電波送信
部27に電源Vccを常時供給するようにしても良い。ま
た、携帯電話機11のキーパッドにBluetooth 通信部2
4に対してユーザが電源を投入させるためのキースイッ
チを備え、そのキースイッチがオン操作された場合もC
PU18がスイッチ25を閉じることで通信部24に電
源を投入するように構成しても良い。斯様に構成すれ
ば、ユーザが必要に応じて通信部24に電源を投入する
ことができ、Bluetooth 通信部24を汎用的に使用する
ことができる。
【0038】固定側通信機12のモデム部29に代えて
車内LAN(Local Area Network)インターフェイスを備
え、ナビゲーション装置2との通信を行うように構成し
ても良い。微弱電波送信部27を、その内部にコードデ
ータを保持するようにして、電源Vccが投入された場合
にCPU26と独立に動作するように構成しても良い。
また、電波信号は、試験用止まり木チャネルに限ること
なく、本システム用に送信データ内容を独自に定義した
ものであっても良い。外部装置は、ナビゲーション装置
2に限ることなく、例えば、携帯電話のハンズフリー通
話装置などでも良い。また、固定側通信機は、車両1の
車室内に設置されるものに限らず、例えば、ユーザが自
宅で使用するパーソナルコンピュータ(パソコン)と接
続するように構成し、携帯型無線電話機を所持したユー
ザがパソコンに近付くと、パソコン通信等を行うために
近距離無線通信を介して携帯型無線電話機を使用できる
ようなシステムに適用しても良い。或いは、例えば、コ
ンビニエンスストアの店内に設置されるようなキヨスク
端末などに固定側通信機を設置しても良い。
【0039】近距離無線通信は、Bluetooth プロトコル
に限ることなく、例えば、DSRC(Dedicated Short R
ange Communication) を使用しても良い。また、その
他、通信用の電力を適宜調整することで、通信距離を1
0m前後に設定可能なもので有るならば何でも良い。電
源回路部30に代えて、車両1側で作成した電源Vccを
固定側通信機12に供給するように構成しても良い。携
帯型無線電話機は、PHS(Personal Handyphone Syste
m)であっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であり、電気的構成を示す機
能ブロック図
【図2】固定側通信機と携帯電話機との間で行われる通
信シーケンスの一例を示す図
【図3】従来技術であり、車両に搭載されるナビゲーシ
ョン装置が、携帯電話機を介して通信を行う状態を示す
【符号の説明】
11は携帯電話機(携帯型無線電話機)、12は固定側
通信機、16は電話通信部(電話通信手段)、18はC
PU(制御手段)、24はBluetooth 通信部(近距離無
線通信手段)、26はCPU(制御手段)、27は微弱
電波送信部(送信手段)、28はBluetooth 通信部(近
距離無線通信手段)を示す。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の通信エリア内に位置する携帯型無
    線電話機に対して電波信号を送信する送信手段と、前記
    所定の通信エリアと略同等の範囲で通信が可能に構成さ
    れる近距離無線通信手段とを備えて構成される固定側通
    信機と、 前記近距離無線通信手段との無線通信が可能に構成され
    る近距離無線通信手段と、前記近距離無線通信手段を介
    して行う通信を制御すると共に、前記送信手段より送信
    される電波信号を電話通信手段を介して受信した場合
    に、前記近距離無線通信手段に対して電源を投入するよ
    うに制御する制御手段とを備えてなる携帯型無線電話機
    とで構成されることを特徴とする近距離無線通信システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記携帯型無線電話機の制御手段は、前
    記近距離無線通信手段に電源を投入したことにより開始
    された前記固定側通信機側の近距離無線通信手段との無
    線通信が終了したことを検出すると、近距離無線通信手
    段に対して供給されている電源を遮断することを特徴と
    する請求項1記載の近距離無線通信システム。
  3. 【請求項3】 前記固定側通信機は、前記携帯型無線電
    話機側の近距離無線通信手段との通信が開始されたこと
    を検出すると、前記送信手段に対して供給されている電
    源を遮断するように制御する制御手段を備えていること
    を特徴とする請求項1または2記載の近距離無線通信シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記固定側通信機の制御手段は、前記携
    帯型無線電話機側の近距離無線通信手段との通信が終了
    したことを検出すると、前記送信手段に対して電源を投
    入することを特徴とする請求項3の記載の近距離無線通
    信システム。
  5. 【請求項5】 前記固定側通信機の送信手段は、試験用
    止まり木チャネルを利用して前記電波信号を送信するこ
    とを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の近距離
    無線通信システム。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5の何れかに記載の近距離
    無線通信システムに使用されることを特徴とする固定側
    通信機。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至5の何れかに記載の近距離
    無線通信システムに使用されることを特徴とする携帯型
    無線電話機。
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