JP5690026B2 - 車載無線通信装置および無線機 - Google Patents

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Description

この発明は、同一の周波数帯を使用する無線通信を行う車載無線通信装置および無線機に関する。
車両内などに、使用周波数が近接した複数の無線通信方式で無線通信を行う無線通信装置が混在する場合、通信干渉、すなわち互いの無線通信装置が使用する電波が雑音となるため、通信品質が劣化する可能性がある。
特に、無線LAN(Local Area Network)とBluetooth(登録商標;以下記載を省略する)との周波数チャンネルには、2.4GHz帯の周波数が利用されている。そのため、上述のような通信干渉が起こりやすい。
特許文献1に記載される無線通信装置は、無線LANとBluetoothのように、同一の周波数帯を使用する異なる無線通信方式の無線通信部を搭載している。この無線通信装置では、使用周波数チャンネルが重ならないよう各無線通信部に割り当てることで、互いの通信干渉を低減させている。
また、特許文献2には、実際の無線LANの通信状況に関する統計情報に基づいて、通信干渉を適切に検出または回避する無線通信装置が開示されている。
一方、特許文献3に記載の移動端末は、自身が屋内または屋外のいずれに位置するかを判定する機能を有している。例えば、GPS(Global Positioning System)衛星から送信された測位用信号の受信電力と、測位用信号に含まれる位置情報から推定した移動端末の移動距離とに基づいて、移動端末が屋内または屋外のいずれに位置するか判定している。さらに、特許文献3の移動端末は、携帯電話網の基地局からの位置情報および地図情報に基づいて同様の判定を行っている。
特開2010−278764号公報 特開2010−233187号公報 特開2009−281927号公報
車両内のように金属材料で囲われた狭い閉空間では、車両外への電波拡散が抑えられるために電波伝搬損失が少なく、送信アンテナから多少離れた場所であっても受信電力レベルがある一定の値よりも小さくならない状態となる。この状態で受信電力レベルが過大になって、非線形領域での受信動作になった場合、受信信号が劣化して受信不可の状態になる可能性がある。過大な受信電力レベルにより生じる不具合は、特許文献1に代表される従来の技術のように使用周波数チャンネルの割り当てを制御するだけでは解消することはできない。
また、特許文献2に代表される従来の技術では、通信干渉の検出または回避のためには通信状況の統計情報が必要となるため、統計情報が得られるくらいに無線LANの通信を継続しなければならない。このため、統計情報を収集する間は、通信干渉の影響を受けてしまうという課題があった。また、特許文献2では、無線LANのみを前提としており、同一の周波数帯を使用するBluetoothへの考慮はされていない。
特許文献3のように無線通信装置が位置する場所を判定して、判定結果の場所に応じて通信干渉の対策を行うことも考えられる。
しかしながら、特許文献3に記載の技術は、あくまで屋内または屋外を判定するものであるため、車両内が屋内に属するのか屋外に属するのかを判定することはできない。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、車内空間において、受信電力レベルが過大になることによる受信性能の劣化を抑えて通信品質の向上を図ることができる車載無線通信装置および無線機を得ることを目的とする。
この発明に係る車載無線通信装置は、車両内に設けられ、無線通信を行う無線通信装置を備える車載無線通信装置において、車両内にあることを認識した場合には、通信相手の無線通信装置以外に同一の周波数帯を使用する無線通信方式で車両内の無線通信を行っている他の無線通信装置の受信電力レベルが過大にならないよう送信電力を調整する無線機に対して、当該無線機が車両内にあることを認識可能な情報を通知する車内通知処理部を備えることを特徴とするものである。
この発明によれば、車内空間において、受信電力レベルが過大になることによる受信性能の劣化を抑えて通信品質の向上を図ることができるという効果がある。
この発明の実施の形態1に係る車載無線通信装置および無線機を示す図である。 実施の形態1に係る無線機における無線通信装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る車載無線通信装置と無線機との通信接続の態様を概略的に示す図である。 実施の形態1に係る車載無線通信装置と無線機との無線通信が確立するまでのシーケンスを示す図である。 実施の形態1に係る車載無線通信装置によって無線機へ充電用送電を開始するまでのシーケンスを示す図である。 実施の形態1に係る車載無線通信装置による無線機の認証が成立するまでのシーケンスを示す図である。 この発明の実施の形態2に係る車載無線通信装置における無線通信装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係る車載無線通信装置による無線機の送信電力制御のシーケンス(例1)を示す図である。 実施の形態2に係る車載無線通信装置による無線機の送信電力制御のシーケンス(例2)を示す図である。 実施の形態2における無線LANの受信電力レベルを示す図である。 この発明の実施の形態3に係る車載無線通信装置と無線機との通信接続の態様を概略的に示す図である。 実施の形態3に係る無線機における車内判定部の構成を示す図である。
以下、この発明をより詳細に説明するため、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る車載無線通信装置および無線機を示す図である。図1の車内システムは、実施の形態1に係る車載無線通信装置10および無線機20を備える。車載無線通信装置10は、車両100内に備え付けられた無線通信装置であり、無線機20は、車両100の乗員によって車内に持ち込まれて使用される無線機である。
例えば、車載無線通信装置10は、カーナビゲーション装置またはリアシートエンタテインメント(RSE)システムに用いられる。また、無線機20には、スマートフォン、タブレットPC、ポータブルナビゲーションデバイス(PND)などの携帯用の無線通信端末が挙げられる。
車載無線通信装置10は、無線通信装置11、無線機充電処理部12および無線機認証処理部13を備え、無線通信装置11は、第1の無線通信部11aおよび第2の無線通信部11bを備える。また、無線機20は、無線通信装置21、充電部22および認証処理部23を備える。無線機20の無線通信装置21は、車載無線通信装置10が備える無線通信装置11における第1の無線通信部11aまたは第2の無線通信部11bと無線通信が可能である。すなわち、第1の無線通信部11a、第2の無線通信部11bおよび無線通信装置21は、同一の周波数帯を使用する無線通信方式で無線通信を行う。
無線通信装置11,21の無線通信方式としては、無線LAN、Bluetooth、Kleer(登録商標;以下記載を省略する)などのように、同一の周波数帯を使用するものを想定している。
なお、図1では、第1の無線通信部11aと第2の無線通信部11bが別々のアンテナを使用する場合を示したが、合成・分配器を介して1つのアンテナの端子と、第1の無線通信部11aおよび第2の無線通信部11bをそれぞれ接続することにより、アンテナを集約してもよい。
また、図1では、第1の無線通信部11aと第2の無線通信部11bが、車載無線通信装置10の無線通信装置11に搭載されている場合を示したが、第2の無線通信部11bは、車載無線通信装置10の無線通信装置11以外の他の無線通信装置に搭載されていてもよい。
すなわち、この実施の形態1に係る車載無線通信装置10は、車両100内にあることを認識した場合には、通信相手の第1の無線通信部11a以外に同一の周波数帯を使用する無線通信方式で車両100内の無線通信を行っている、第2の無線通信部11bである他の無線通信装置の受信電力レベルが過大にならないよう送信電力を調整する無線機20に対して、当該無線機20が車両100内にあることを認識可能な情報を通知する車内通知処理部を備えるものである。これにより、無線機20は、通信相手の第1の無線通信部11aと無線通信を行うにあたり、車両100内の無線通信を行っている第2の無線通信部11bの受信電力レベルが過大にならないよう送信電力を調整する。
なお、図1では、無線通信装置11が第1の無線通信部11aおよび第2の無線通信部11bを備える場合を示したが、無線機20の無線通信装置21が同一の周波数帯を使用する複数の無線通信方式の無線通信部を備えてもよい。
また、無線通信装置11,21が、同一の周波数帯を使用する無線通信方式の無線通信部を3つ以上備えていてもよい。
さらに、第1の無線通信部11aと第2の無線通信部11bがそれぞれ別個の無線通信装置に搭載されていてもよく、車載無線通信装置10は、これらの無線通信装置のうちの少なくとも1つを備えていればよい。
以降では、車載無線通信装置10が備える無線通信装置11に搭載された第1の無線通信部11aと無線機20の無線通信装置21の無線通信方式が“無線LAN”であり、無線通信装置11の第2の無線通信部11bの無線通信方式が“Bluetooth”であるものとして説明を行う。
また、無線通信装置11は、無線通信を確立するまでの間に通信相手の無線通信装置に対して通信接続用IDを通知する。通信接続用IDは、自身(無線通信装置11)に固有な識別子(車載装置識別子)、通信相手の無線通信装置が利用可能なサービスの識別子(サービス識別子)などを含んで構成される。
実施の形態1では、無線機20の無線通信装置21と無線通信を確立するために第1の無線通信部11aが当該無線機20の無線通信装置21に通知する通信接続用IDを、無線機20が車両100内にあることを認識可能な情報とする。すなわち、車載無線通信装置10の無線通信装置11における第1の無線通信部11aが、車内通知処理部となる。
例えば、無線機20が認識可能な車両100に関する情報である、車両100を製造したカーメーカーに固有なカーメーカー識別子、車両100の製造番号およびイン−ビークルネットワーク(“In−Vehicle Network”)を示す情報の少なくとも1つを利用して通信接続用IDを構成する。イン−ビークルネットワークを示す情報としては、ネットワーク上の無線通信装置11のノードを指定するID情報などがある。
無線機20の無線通信装置21は、上述の通信接続用IDから、カーメーカー識別子、車両100の製造番号、およびイン−ビークルネットワークを示す情報のいずれかを特定した場合に、車両100内であることを認識する。
無線機充電処理部12は、車載バッテリの電力を充電用電力として無線機20の充電部22に供給する処理部である。無線機20の充電部22は、無線機充電処理部12からの充電用電力を用いて、無線機20のバッテリ(図示せず)を充電する。
無線機充電処理部12と充電部22との接続は、例えば、USB(Universal Serial Bus)またはMHL(Mobile High−definition Link)などの有線接続、あるいは、電磁共鳴などの無線接続を想定している。
機器間で充電を行う場合においては、送電側の機器から一方的に送電を開始して受電側の機器に電気的な不具合が発生しないように、互いを接続した後に、機器間で所定の機器接続シーケンスが実施される。この機器接続シーケンスでは、送電側と受電側であることを互いに認識させるためのID情報が機器間でやり取りされる。
実施の形態1では、無線機20に充電用電力を送電するために無線機充電処理部12が当該無線機20に通知する情報を、無線機20が車両100内にあることを認識可能な情報とする。すなわち、無線機充電処理部12が、車内通知処理部となる。
この通知情報としては、例えば、USBを介して接続された機器間でやり取りされる“Device_ID”を、通信接続用IDと同様に、無線機20が認識可能な車両100に関する情報である、カーメーカー識別子、車両100の製造番号およびイン−ビークルネットワークを示す情報の少なくとも1つを利用して構成する。
無線機20の充電部22は、無線機充電処理部12からDevice_IDを受け取ると、これを無線通信装置21へ出力する。無線通信装置21は、Device_IDから、カーメーカー識別子、車両100の製造番号、イン−ビークルネットワークを示す情報のいずれかを特定した場合に、車両100内であることを認識する。
無線機認証処理部13は、無線機20の認証処理部23との間で認証処理を実施して、無線機20を認証する処理部である。無線機20の認証処理部23は、無線機認証処理部13による認証処理に必要な認証情報を出力する。
無線機認証処理部13と認証処理部23との接続は、例えば、Felica(登録商標;以下記載を省略する)またはNFC(Near Field Communication)などの無線接続を想定している。
機器間で認証処理を行う場合においては、認証を受ける側の機器から認証する側の機器に認証情報が送信され、この認証情報を用いて認証する側の機器により認証された結果が認証を受ける側の機器へ送信される。
今後の車両は、エンジンキーの代替として、ユーザが所有する無線機を用いることが予想される。この際、無線機の認証を車載装置が行うことによって、この車両のユーザであるか否かを判定することになる。
実施の形態1では、上述のような無線機20を認証するために無線機認証処理部13が当該無線機20に通知する情報を、無線機20が車両100内にあることを認識可能な情報とする。すなわち、無線機認証処理部13が車内通知処理部となる。
この通知情報としては、例えば、無線機認証処理部13から無線機20に通知される認証結果の応答(認証応答)を、通信接続用IDと同様に、無線機10が認識可能な車両100に関する情報である、カーメーカー識別子、車両100の製造番号およびイン−ビークルネットワークを示す情報の少なくとも1つを利用して構成する。
無線機20の認証処理部23は、無線機認証処理部13から認証応答を受けると、これを無線通信装置21へ出力する。無線通信装置21は、認証応答から、カーメーカー識別子、車両100の製造番号、およびイン−ビークルネットワークを示す情報のいずれかを特定した場合に、車両100内であることを認識する。
図2は、実施の形態1に係る無線機における無線通信装置の構成を示すブロック図である。図2に示すように、無線機20の無線通信装置21は、車載無線通信装置10の無線通信装置11と無線通信を行う無線通信装置であり、無線部210、受信部211、送信部212、認識部213および送信電力調整部214を備える。
無線部210は、アンテナで受信された信号の中から、無線通信装置21が無線通信で使用する周波数帯の信号を抽出する無線部であり、例えば、使用周波数帯域の信号を通過させるバンドパスフィルタ(BPF)である。
受信部211は、無線部210により抽出された受信信号を復調して受信データを取り出す受信部である。例えば、図2には図示していないが、無線部210により抽出された受信信号の入力レベルを増幅する低雑音増幅器、低雑音増幅器の出力信号を中間周波数信号または復調が可能な周波数の信号に周波数変換する周波数変換部、周波数変換部の出力信号に復調処理を施してベースバンド信号を再生する復調部、および、復調部により再生されたベースバンド信号から受信データを取り出す受信制御部を備えて構成される。
送信部212は、入力した送信データを変調して生成した送信信号を、無線部210を介して送信する送信部である。例えば、図2には図示していないが、無線通信装置21の外部から送信データを入力して変調部に出力する送信制御部、送信制御部から入力した送信データに変調処理を施して無線通信用のベースバンド信号を生成する変調部、変調部の出力信号(送信信号)を無線通信用の高周波信号に周波数変換する周波数変換部を備えて構成される。
認識部213は、車載無線通信装置10から通知された情報に基づいて車両100内であることを認識する処理を行う。例えば、カーメーカー識別子、車両100の製造番号およびイン−ビークルネットワークを示す情報を認識部213にあらかじめ設定しておく。認識部213は、受信部211、充電部22および認証処理部23のいずれかが車載無線通信装置10から通知された情報のうちに、無線機20が認識可能な車両100に関する情報が含まれている場合に、無線機20が車両100内にあると認識する。
送信電力調整部214は、車両100内にあると認識部213が認識した場合に、通信相手の無線通信部11aまたは11bの受信電力レベルが過大にならないように送信電力を調整する処理を行う。
例えば、送信部212からの出力信号(送信信号)の電力レベルを減衰する減衰器で実現することができる。なお、この減衰器は、車内100にあると認識部213が認識したことを契機としてオンし(オフ時はスルー)、任意の減衰量を設定できるものとする。
また、送信電力調整部214は、送信部212からの出力信号(送信信号)の電力レベルの高低を調整可能な調整器で構成してもよい。この送信電力調整部214では、使用周波数帯における雑音電力レベルが変動した際に、これまでの送信電力レベルを、無線通信部の受信電力レベルが過大にならない上限の電力レベルまで上げる調整を行う場合もあり得る。
図3は、実施の形態1に係る車載無線通信装置と無線機との通信接続の態様を概略的に示す図である。図3において、車載無線通信装置10が、カーナビゲーション装置などの車載装置であり、無線機20,20Aが、車両100内に持ち込まれた通信機である場合を示している。また、車載無線通信装置10の無線通信装置11における第1の無線通信部11aが、無線機20と無線LANで無線通信しようとしており、このとき、第2の無線通信部11bは、無線機20AとBluetoothで無線通信中であるものとする。
例えば、無線機20Aがスマートフォンであり、第2の無線通信部11bとBluetoothで無線通信接続してハンズフリー通話している際に、携帯可能なパーソナルコンピュータなどの無線機20が、第1の無線通信部11aと無線LANによるデータ通信を行おうとしている場合が考えられる。
第1の無線通信部11aと第2の無線通信部11bは、独自に電波干渉を回避する機能を有している。例えば、無線通信装置11は、IEEE802.11b/g/nに規定されるCSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)機能によって、第1の無線通信部11aに使用される周波数帯が、他の無線LANおよび他の無線通信方式の無線機に使用されているか否かを実際の電波使用状況の測定結果から判断している(図7で後述する通信有無判定部の機能)。ここで、通信相手以外の他の無線機による無線LANおよび他の無線通信方式の無線機で使用されていないと判断されたときに通信を行うことで、他の無線LANおよび他の無線通信方式の無線機との干渉および衝突を回避している。
また、第2の無線通信部11bでは、Bluetooth SIG(Special Interest Group)のバージョン1.2に規定されるAFH(Auto Frequency Hopping)機能を用いることにより、スペクトラム拡散通信で使用される各ホッピング周波数の通信状態をモニタし、干渉などで通信状態が悪い周波数をホッピング周波数リストから外すことで通信品質の劣化を抑えている。
例えば、Bluetoothでは、2.402GHz〜2.480GHzの周波数範囲で周波数幅1MHz(計79チャンネル)の信号を625μsec周期で周波数ホッピングを繰り返し、スペクトラム拡散通信を行う。このとき、他の無線機から干渉を受けて通信状態が劣化したチャンネルは、AFH機能によってホッピング周波数リストから外すことができる。なお、無線LANでは、1チャンネル当たり約20MHzの周波数帯域を占有して通信を行う。
従来は、Bluetoothと無線LANで周波数チャンネルを分離することにより、互いの干渉を回避して、第1の無線通信部11aと第2の無線通信部11bの伝送効率を低下させないようにしている。
しかしながら、周波数チャンネル割当を制御することで、電波干渉が抑えられるのは、第1の無線通信部11aと第2の無線通信部11bの受信電力レベルが過大でない場合である。図3に示すような車両内空間で、第2の無線通信部11bがBluetoothによる無線通信を行っているところに、第1の無線通信部11aによる無線LANの無線通信が開始されると、無線機20が配置される場所によっては、第2の無線通信部11bが第1の無線通信部11aと無線機20との無線LANの受信電力レベルによって過大入力になる。この場合、この周波数チャンネルで通信するときに、第2の無線通信部11bが過大入力となる。受信電力レベルが過大になると、これを増幅する増幅器が非線形領域で動作して受信信号が劣化し、受信不可となる可能性がある。
なお、車内空間における無線信号の受信電力レベルは、あるレベルで収束しかつ比較的高い状態にあるため、上述のような受信電力レベルが過大になる不具合が発生しやすい。
そこで、実施の形態1では、例えば第1の無線通信部11aと無線通信を行おうとしている無線機20に対して、当該無線機20が車両100内にあることを認識可能な情報を通知して、第1の無線通信部11a以外に無線通信を行っている第2の無線通信部11bの受信電力レベルが過大入力にならないように送信電力を調整させる。このようにして、車両100内における通信品質の劣化を抑制する。
次に動作について説明する。
図4は、実施の形態1に係る車載無線通信装置と無線機との無線通信が確立するまでのシーケンスを示す図である。ここでは、第2の無線通信部11bが無線機20Aとの間でBluetoothで無線通信中に、第1の無線通信部11aが無線機20との間で無線LANで無線通信を行う場合を示している。
まず、車載無線通信装置10の無線通信装置11における第1の無線通信部11aは、無線LANによる無線通信を確立するために必要な通信接続用IDを、無線機20の無線通信装置21に送信する。この通信接続用IDは、無線機20が車両100内であることを認識可能な情報となっている。例えば、カーメーカー識別子、車両100の製造番号、およびイン−ビークルネットワークを示す情報の少なくとも1つで通信接続用IDが構成されている。
無線機20の無線通信装置21は、通信接続用IDから車両100内であると認識された場合に、第2の無線通信部11bの受信電力レベルが過大にならないように送信電力を調整する。例えば、無線機20の無線通信装置21において、認識部213が、受信部211により受信された通信接続用IDを解析し、上述した車両100に関する情報を検出すると、無線機20が車両100内にあることを認識する。この認識結果が得られると、認識部213は、送信電力調整部214をオン制御する。これにより、送信電力調整部214は、第2の無線通信部11bの受信電力レベルが過大にならないように、送信部212からの送信信号の送信電力を調整して減衰させる。
なお、第2の無線通信部11bの受信電力レベルが過大にならない範囲で、送信信号の送信電力を上げる調整を行ってもよい。
一方、無線通信装置21の受信部211は、上記通信接続用IDに基づいて、通知元の車載無線通信装置10の第1の無線通信部11aを特定する。この通信相手に関する情報は、受信部211から無線通信装置21の送信部212へ通知される。これにより、送信部212は、通信接続用IDで特定された通信相手(第1の無線通信部11a)に対して通信接続を要求する。この通信接続要求に対して、第1の無線通信部11aが、通信接続を肯定する応答を行うことにより、無線機20との間で無線通信が確立する。
このように、無線通信を確立する前のネゴシエーション期間に第1の無線通信部11aから無線機20へ通知する情報(通信接続用ID)を、無線機20が車両100内にあることを認識可能な情報とする。これにより、無線通信を行う前から無線機20の送信電力が調整されるので、既存の他の無線通信への悪影響を与えることがない。
図3の例では、無線機20が、既に実施中の第2の無線通信部11bと無線機20AとのBluetoothでの無線通信に影響を与えないように調整した送信電力で、第1の無線通信部11aと無線LANでの無線通信を行うことができる。
また、無線機20が車両100内にあることが認識可能な情報は、充電用接続を介して車載無線通信装置10から無線機20へ通知してもよい。
図5は、実施の形態1に係る車載無線通信装置によって無線機へ充電用送電を開始するまでのシーケンスを示す図である。ここでは、第2の無線通信部11bが無線機20Aとの間でBluetoothで無線通信中に、車載無線通信装置10で無線機20を充電しながら、第1の無線通信部11aが無線機20との間で無線LANで無線通信を行う場合を例に挙げる。
まず、車載無線通信装置10の無線機充電処理部12と、無線機20の充電部22とを有線または無線で接続する。ここでは、USBで両者が充電用接続されたものとする。
無線機充電処理部12は、充電用接続されると、無線機20に充電用電力を送電するために必要なデバイスIDを、無線機20の充電部22に送信する。このデバイスIDは、無線機20が車両100内にあることを認識可能な情報となっている。例えば、通信接続用IDと同様に、カーメーカー識別子、車両100の製造番号およびイン−ビークルネットワークを示す情報の少なくとも1つでデバイスIDが構成されている。
充電部22は、車載無線通信装置10から取得したデバイスIDを無線通信装置21へ通知する。無線通信装置21は、デバイスIDから車両100内にあると認識された場合に、第2の無線通信部11bの受信電力レベルが過大にならないよう送信電力を調整する。例えば、無線機20の無線通信装置21において、認識部213が、充電部22により取得されたデバイスIDを解析し、上述した車両100に関する情報を検出すると、無線機20が車両100内にあることを認識する。この認識結果が得られると、認識部213は、送信電力調整部214をオン制御する。これにより、送信電力調整部214は、第2の無線通信部11bの受信電力レベルが過大にならないように、送信部212からの送信信号の送信電力を調整して減衰させる。
なお、第2の無線通信部11bの受信電力レベルが過大にならない範囲で、送信信号の送信電力を上げる調整を行ってもよい。
一方、充電部22は、上記デバイスIDに基づいて、通知元の車載無線通信装置10の無線機充電処理部12を送電側機器として特定し、受電許可応答を無線機充電処理部12へ送信する。これにより、無線機充電処理部12が、無線機20の充電部22へ充電用電力の送電を開始する。充電部22は、無線機20のバッテリを充電用電力で充電する。
このように、充電処理を開始するためのネゴシエーション期間に無線機充電処理部12から無線機20の充電部22へ通知する情報(例えば、デバイスID)を、無線機20が車両100内にあることを認識可能な情報とする。これにより、充電用接続で無線機20の送信電力が調整されるので、この後、無線機20が無線通信を行っても、既存の他の無線通信への悪影響を与えることがない。
無線機20が車両100内にあることが認識可能な情報は、認証用接続を介して車載無線通信装置10から無線機20へ通知してもよい。
図6は、実施の形態1に係る車載無線通信装置による無線機の認証が成立するまでのシーケンスを示す図である。ここでは、第2の無線通信部11bが無線機20Aとの間でBluetoothで無線通信中に、車載無線通信装置10で無線機20を認証してから、第1の無線通信部11aが無線機20との間で無線LANで無線通信を行う場合を例に挙げる。
まず、車載無線通信装置10の無線機認証処理部13と、無線機20の認証処理部23とをNFCなどで接続する。このとき、無線機20の認証処理部23が、無線機認証処理部13に対して認証要求を送信する。この認証要求には、無線機20のユーザに固有な識別情報などの認証情報が含まれている。
無線機認証処理部13は、認証要求に含まれる認証情報を基に無線機20の認証処理を行う。これにより、無線機20のユーザが認証されると、無線機認証処理部13は、認証結果を示す認証応答を、無線機20の認証処理部23に送信する。
ここでは、この認証応答が、無線機20が車両100内にあることを認識可能な情報となっている。例えば、通信接続用IDと同様に、カーメーカー識別子、車両100の製造番号およびイン−ビークルネットワークを示す情報の少なくとも1つで認証応答が構成されている。
認証処理部23は、車載無線通信装置10から取得した認証応答を無線通信装置21へ通知する。無線通信装置21は、認証応答から車両100内にあると認識された場合に、第2の無線通信部11bの受信電力レベルが過大にならないよう送信電力を調整する。
例えば、無線機20の無線通信装置21において、認識部213が、認証処理部23により取得された認証応答を解析し、上述した車両100に関する情報を検出すると、無線機20が車両100内であることを認識する。この認識結果が得られると、認識部213は、送信電力調整部214をオン制御する。これにより、送信電力調整部214は、第2の無線通信部11bの受信電力レベルが過大にならないように、送信部212からの送信信号の送信電力を調整して減衰させる。
なお、第2の無線通信部11bの受信電力レベルが過大にならない範囲で、送信信号の送信電力を上げる調整を行ってもよい。
一方、認証処理部23は、認証応答で車載無線通信装置10による認証が成立する。
これにより、無線機20は、車載無線通信装置10と連携した様々なサービスを受けることが可能となる。例えば、認証処理で無線機20の送信電力が調整されるので、この後に無線機20と第1の無線通信部11aが無線通信を行っても、既存の他の無線通信への悪影響を与えることがない。
なお、上記説明では、無線通信を確立する前のネゴシエーション期間、充電処理を行う際のネゴシエーション期間、および認証処理におけるネゴシエーション期間に、車載無線通信装置10から、無線機20が車両100内にあることを認識可能な情報を通知する場合を示した。ただし、これらの期間の全てで上記情報を通知してもよいが、いずれかの期間で通知してもよい。
また、車載無線通信装置10から無線機20へ情報を通知するネゴシエーション期間であれば、上記期間以外に上記情報を通知してもよい。
例えば、車載無線通信装置10と無線機20とが他の外部機器を介して接続される態様であってもよい。この場合、外部機器を介して、車載無線通信装置10の車内通知処理部が、車両100内であることを認識可能な情報を無線機20へ通知する。
以上のように、この実施の形態1によれば、車載無線通信装置10が、車両100内にあることを認識した場合には、例えば、通信相手の無線通信装置である第1の無線通信部11a以外に同一の周波数帯を使用する無線通信方式で車両100内の無線通信を行っている他の無線通信装置である第2の無線通信部11bの受信電力レベルが過大にならないように送信電力を調整する無線機20に対して、無線機20が車両内にあることを認識可能な情報を通知する車内通知処理部を備える。
また、無線機20が、車載無線通信装置10から通知された情報に基づいて車両100内にあることを認識する認識部213と、車両100内であると認識部213が認識した場合に、例えば、通信相手の無線通信装置である第1の無線通信部11a以外に同一の周波数帯を使用する無線通信方式で車両100内の無線通信を行っている他の無線通信装置である第2の無線通信部11bの受信電力レベルが過大にならないよう送信電力を調整する送信電力調整部214と備える。
このように車載無線通信システムを構成することにより、受信電力レベルが過大になることによる受信性能の劣化を抑えて通信品質の向上を図ることができる。
また、この実施の形態1によれば、車内通知処理部が、無線通信装置11の第1の無線通信部11aであり、無線機20が車両100内にあることを認識可能な情報が、当該無線機20と無線通信を確立するために第1の無線通信部11aが当該無線機20へ通知する通信接続用IDを、当該無線機20が認識可能な車両100に関する情報を含めて構成したID情報である。このようにすることで、無線通信を行う前から無線機20の送信電力が調整されることから、既存の他の無線通信における受信性能の劣化を抑えて通信品質の向上を図ることができる。
さらに、この実施の形態1によれば、車内通知処理部が、無線機20に対して充電用電力を送電する無線機充電処理部12であり、無線機20が車両100内にあることを認識可能な情報が、当該無線機20に充電用電力を送電するために無線機充電処理部12が当該無線機20へ通知する情報を、当該無線機20が認識可能な車両100に関する情報を含めて構成した情報である。このように構成することで、充電処理において無線機20の送信電力が調整されることから、既存の他の無線通信における受信性能の劣化を抑えて通信品質の向上を図ることができる。
さらに、この実施の形態1によれば、車内通知処理部が、無線機20の認証処理を行う無線機認証処理部13であり、無線機20が車両100内にあることを認識可能な情報が、当該無線機20を認証するために無線機認証処理部13が無線機20に通知する情報を、当該無線機20が認識可能な車両100に関する情報を含めて構成した情報である。
このように構成することで、認証処理において無線機20の送信電力が調整されることから、既存の他の無線通信における受信性能の劣化を抑えて通信品質の向上を図ることができる。
実施の形態2.
実施の形態2に係る車載無線通信装置においては、他の無線通信があると判定した場合は、車内通知処理部が、通信相手の無線機20に対して送信電力を調整するよう指示し、他の無線通信がないと判定した場合には、通信相手の無線機20に対して送信電力の調整を行わないよう指示する。また、車載無線通信装置10が、自身の無線通信部の受信電力レベルが過大にならない送信電力レベルを決定して無線機20に通知する。
図7は、この発明の実施の形態2に係る車載無線通信装置における無線通信装置の構成を示すブロック図である。図7に示すように、実施の形態2に係る車載無線通信装置10の無線通信装置11は、第1の無線通信部11a、第2の無線通信部11bおよび制御部11cを備える。また、制御部11cは、第1の無線通信部11aおよび第2の無線通信部11bの無線通信を制御する制御部であり、その機能構成として通信有無判定部11d、雑音レベル測定部11eおよび電力レベル決定部11fを備える。
通信有無判定部11dは、例えば、第1の無線通信部11aが無線機20と無線通信を行う際に、第1の無線通信部11a以外の第2の無線通信部11bが他の無線機20Aと無線通信中であるか否かを判定する処理を行う。例えば、CSMA/CA機能によって、第1の無線通信部11aが使用する周波数帯が、他の無線LANまたは他の無線通信方式の無線機に使用されているか否かを実際の電波使用状況の測定結果から判定する。
なお、第2の無線通信部11bが、車載無線通信装置10の無線通信装置11とは別の無線通信装置に搭載されていてもよい。この場合、通信有無判定部11dは、例えば第2の無線通信部11bを搭載する無線通信装置と通信して、当該第2の無線通信部11bが無線通信中であるか否かを判定する。
制御部11cは、通信有無判定部11dが判定した他の無線通信の有無を示す情報に基づいて送信電力調整の可否要求を生成し、無線機充電処理部12または無線機認証処理部13へ送信する。
雑音レベル測定部11eは、例えば、第1の無線通信部11aが無線機20と無線通信を行う際に、第1の無線通信部11aが使用する周波数帯の雑音電力レベル(以下、雑音レベルNと呼ぶ)を測定する処理を行う。
電力レベル決定部11fは、雑音レベル測定部11eによって測定された、第1の無線通信部11aの受信状態を示す雑音レベルNに基づいて、第1の無線通信部11a以外の第2の無線通信部11bにおける受信電力レベルが過大にならない送信電力レベルを決定する処理を行う。
決定された電力レベルを示す情報は、電力レベル決定部11fから、無線機充電処理部12または無線機認証処理部13へ送られる。
次に動作について説明する。
図8は、実施の形態2に係る車載無線通信装置による無線機の送信電力制御のシーケンス(例1)を示す図である。図8では、図3と同様に、第2の無線通信部11bが無線機20AとBluetoothで無線通信中に、第1の無線通信部11aが無線機20との間で無線LANで無線通信を行う場合を示している。
まず、車載無線通信装置10の通信有無判定部11dが、第2の無線通信部11bと他の無線機20Aとが無線通信中であるか否かを判定する。この判定は、第1の無線通信部11aが無線機20と無線通信を開始した後も継続される。
ここで、第2の無線通信部11bと他の無線機20Aとが無線通信中である場合、制御部11cは、無線機20に送信電力調整を行うよう指示する要求を生成して、無線機充電処理部12または無線機認証処理部13へ送信する。
車内通知処理部である無線機充電処理部12または無線機認証処理部13は、実施の形態1で示した図5または図6の手順で、無線機20に対して送信電力調整を行うよう指示する要求を送信する。
この要求は、充電部22または認証処理部23から無線通信装置21へ出力される。
無線通信装置21は、上記要求から送信電力を調整すべきことが認識された場合に、第2の無線通信部11bの受信電力レベルが過大にならないよう送信電力を調整する。
例えば、無線機20の無線通信装置21において、認識部213が、充電部22または認証処理部23により取得された上記要求を解析して、送信電力を調整すべきことを認識する。この認識結果が得られると、認識部213は、送信電力調整部214をオン制御する。これにより、送信電力調整部214は、第2の無線通信部11bの受信電力レベルが過大にならないように、送信部212からの送信信号の送信電力を調整して減衰させる。
なお、第2の無線通信部11bの受信電力レベルが過大にならない範囲で、送信信号の送信電力を上げる調整を行ってもよい。
この後、第1の無線通信部11aと無線機20との無線通信が確立して通信が開始されても、無線機20は、第2の無線通信部11bと無線機20AとのBluetoothでの無線通信に影響を与えないように調整した送信電力で無線LANによる無線通信を行うことができる。
第1の無線通信部11aと無線機20の無線通信中に、通信有無判定部11dが、第2の無線通信部11bと他の無線機20Aとの無線通信が終了したこと(他の通信なし)を判定すると、制御部11cは、無線機20に送信電力調整を解除するよう指示する要求を生成して、無線機充電処理部12または無線機認証処理部13へ送信する。
車内通知処理部である無線機充電処理部12または無線機認証処理部13は、同様に、図5または図6の手順で、無線機20に対して送信電力調整を解除するよう指示する要求を送信する。
この要求は、充電部22または認証処理部23から無線通信装置21へ出力される。
無線通信装置21は、上記要求から送信電力の調整を解除すべきことが認識された場合に、送信電力の調整を終了する。
例えば、無線機20の無線通信装置21において、認識部213が、充電部22または認証処理部23により取得された上記要求を解析して、送信電力の調整を解除すべきことを認識する。この認識結果が得られると、認識部213は、送信電力調整部214をオフ制御する。これにより、送信部212からの送信信号が元々の送信電力で送信される。
このようにすることで、無線機20Aの無線通信に影響を与える可能性がある通信状態で無線機20の送信電力を適切に調整することができる。また、無線機20Aの無線通信に影響を与える可能性がない場合(他の通信がない場合)には、本来の送信電力で無線通信することが可能である。
また、車載無線通信装置10が、自身の無線通信部の受信電力レベルが過大にならない送信電力レベルを決定し、通信相手の無線機20に通知してもよい。
図9は、実施の形態2に係る車載無線通信装置による無線機の送信電力制御のシーケンス(例2)を示す図である。なお、図9では、図3と同様に、第2の無線通信部11bが無線機20AとBluetoothで無線通信中に、第1の無線通信部11aが無線機20との間で無線LANで無線通信を行う場合を示している。
まず、雑音レベル測定部11eが、第1の無線通信部11aが使用する周波数帯の雑音レベルNを測定する。
また、無線機20の充電部22または認証処理部23は、充電用接続または認証用接続を介して自己の最大無線送信電力レベルPmaxを示す情報を、車載無線通信装置10の無線機充電処理部12または無線機認証処理部13に送信する。
無線機充電処理部12または無線機認証処理部13は、無線機20の最大無線送信電力レベルPmaxを示す情報を、無線通信装置11の電力レベル決定部11fへ出力する。
電力レベル決定部11fは、雑音レベル測定部11eによって測定された雑音レベルNに基づいて、第2の無線通信部11bにおける受信電力レベルが過大にならない送信電力レベルPを決定する。
例えば、無線機20の無線LANで使用される周波数帯での送信電力レベルは、図10において破線で示すようになる。電力レベル決定部11fは、第2の無線通信部11bの受信電力レベルが過大にならない、すなわち雑音干渉が発生しない上限となる所定のX1dBを雑音レベルNに加算した値を上記送信電力レベルP(=X1+N)とする。
なお、上記送信電力レベルPが最大無線送信電力レベルPmaxを超えてしまう場合には、送信電力レベルPを最大無線送信電力レベルPmaxとする。
また、電力レベル決定部11fが、無線機20の充電部22から、充電用接続を介して現在のバッテリの残量Bを取得し、このバッテリ残量Bが所定の閾値Y未満である場合、上記X1dBよりも小さいX2(<X1)dBを雑音レベルNに加算した値を、送信電力レベルP(=X2+N)に決定する。
上述のようにして決定された電力レベルを示す情報は、電力レベル決定部11fから、無線機充電処理部12または無線機認証処理部13へ送られる。
車内通知処理部である無線機充電処理部12または無線機認証処理部13は、充電用接続または認証用接続を介して送信電力レベルPを示す情報を、無線機20の充電部22または認証処理部23に送信する。送信電力レベルPを示す情報は、充電部22または認証処理部23から無線通信装置21へ出力される。無線通信装置21は、図10に示すように、送信信号の送信電力レベルが送信電力レベルPとなるように送信電力を調整して減衰させる。
この後、第1の無線通信部11aと無線機20との無線通信が確立して通信が開始されても、無線機20は、第2の無線通信部11bと無線機20AとのBluetoothでの無線通信に影響を与えない送信電力レベルPで無線通信することができる。
なお、第2の無線通信部11bの受信電力レベルが過大にならない範囲で、送信信号の送信電力を上げる調整を行ってもよい。
また、無線通信が開始された後でも、無線LANの使用周波数帯の雑音レベルNは変動するので、雑音レベル測定部11eが、周期的に測定した雑音レベルNあるいは継続して測定していた雑音レベルNが変動した時点で、雑音レベルNを電力レベル決定部11fに送信してもよい。これにより、電力レベル決定部11fは、雑音レベルNの変動に応じた送信電力レベルPを決定し、この送信電力レベルPに無線機20の送信電力を調整することができる。
また、無線機20のバッテリ残量Bも変動することから、無線機20の充電部22が、周期的に測定したバッテリ残量Bが所定の閾値Y未満になった時点で、その旨を車載無線通信装置10に通知してもよい。これにより、電力レベル決定部11fは、無線機20のバッテリ残量Bの変動に応じた送信電力レベルPを決定し、この送信電力レベルPで無線機20の送信電力を調整することができる。
以上のように、この実施の形態2によれば、第1の無線通信部11aが通信相手の無線機20と無線通信を行う際に、第1の無線通信部11a以外の第2の無線通信部11bが他の無線機20Aと無線通信中であるか否かを判定する通信有無判定部11dを備え、車内通知処理部は、無線通信中であると通信有無判定部11dが判定した場合、通信相手の無線機20に対して送信電力を調整するよう指示し、無線通信中でないと通信有無判定部11dが判定した場合には、通信相手の無線機20に対して送信電力の調整を行わないよう指示する。このようにすることで、無線機20Aの無線通信に影響を与える通信状態で適切に無線機20の送信電力を調整することができる。また、無線機20Aの無線通信がない場合には、本来の送信電力で無線通信することが可能である。
また、この実施の形態2によれば、第1の無線通信部11aの使用周波数帯の電波環境に基づいて、第2の無線通信部11bの受信電力レベルが過大にならない送信電力レベルを決定する電力レベル決定部11fを備え、車内通知処理部が、無線機20に対して電力レベル決定部11fが決定した送信電力レベルを通知する。
このようにすることで、車載無線通信装置10側で決定された適切な送信電力レベルPに無線機20の送信電力を調整できる。
実施の形態3.
実施の形態3に係る無線機は、自身が車両内にあるか否かを判定する手段を有しており、これにより車両内にあると判定した場合に、車載無線通信装置の無線通信部の受信電力レベルが過大にならないように送信電力を調整する。
図11は、この発明の実施の形態3に係る車載無線通信装置と無線機との通信接続の態様を概略的に示す図である。図11において、車載無線通信装置10の無線通信装置11における第1の無線通信部11aが、無線機20Bと無線LANで無線通信しようとしており、このとき、第2の無線通信部11bは、無線機20AとBluetoothで無線通信中であるものとする。無線機20Bは、無線通信装置21および車内判定部24を備えて構成される。車内判定部24は、無線機20Bが車両100内にあるか否かを判定する処理を行う。なお、図1と同様に、無線機20Bが、充電部22および認証処理部23を備えていてもよい。
また、図11では、第1の無線通信部11aと第2の無線通信部11bが別々のアンテナを使用する場合を示したが、合成・分配器を介して1つのアンテナの端子と、第1の無線通信部11aおよび第2の無線通信部11bをそれぞれ接続することにより、アンテナを集約してもよい。
さらに、図11では、第1の無線通信部11aと第2の無線通信部11bが、車載無線通信装置10の無線通信装置11に搭載されている場合を示したが、第2の無線通信部11bは、車載無線通信装置10の無線通信装置11以外の他の無線通信装置に搭載されていてもよい。
車内判定部24は、無線機20Bが車両100内にあると判定すると、その判定結果を無線通信装置21の送信電力調整部214へ通知する。送信電力調整部214は、車内判定部24から車両100内にあることが通知されるとオンして、第2の無線通信部11bの受信電力レベルが過大にならないように送信信号の送信電力を調整して減衰させる。
なお、第2の無線通信部11bの受信電力レベルが過大にならない範囲で、送信信号の送信電力を上げる調整を行ってもよい。
このように構成することで、無線機20Bの送信電力が調整されることから、既存の他の無線通信(無線機20Aの無線通信)における受信性能の劣化を抑えて通信品質の向上を図ることができる。
図12は、実施の形態3に係る無線機における車内判定部の構成を示す図であり、様々な構成の車内判定部を示している。
図12(a)に示す車内判定部24Aは、UI部25を備える。UI部25は、車載無線通信装置10と無線通信を行う際にユーザから車両100内であるか否かを示す情報の入力を受け付ける。例えば、無線機20Bで実行している、無線通信を使用するアプリケーション処理の1つとしてUI部25を提供する。UI部25は、無線機20Bのディスプレイに車内か車外かを選択するための選択画面を表示し、ユーザからの車両100内であるか否かを示す情報の入力を受け付ける。
車内判定部24Aは、UI部25が受け付けた情報に基づいて、無線機20Bが車両100内にあるか否かを判定する。送信電力調整部214は、車内判定部24Aから車両100内であることを示すユーザ入力情報が通知されるとオンし、第2の無線通信部11bの受信電力レベルが過大にならないように送信信号の送信電力を調整して減衰させる。
なお、第2の無線通信部11bの受信電力レベルが過大にならない範囲で、送信信号の送信電力を上げる調整を行ってもよい。
このように構成することでも、無線機20Bの送信電力が調整されることから、既存の他の無線通信(無線機20Aの無線通信)における受信性能の劣化を抑えて通信品質の向上を図ることができる。
図12(b)に示す車内判定部24Bは、カメラ装置26および画像認識エンジン27を備える。カメラ装置26は、無線機20Bに備え付けられたカメラ装置であり、無線機20Bで無線通信を使用するアプリケーションの起動に連動して起動し、無線機20Bの周囲を撮影する。画像認識エンジン27は、カメラ装置26によって撮影された画像から車両100内の状況を画像認識する処理を行う。車両100内の状況としては、例えば、ハンドル、サイドブレーキ、メータなどの車内100にある機器あるいは計器類が撮影されている状況が挙げられる。
車内判定部24Bは、画像認識エンジン27によって車両100内の状況が画像認識されると、無線機20Bが車両100内にあると判定する。
送信電力調整部214は、車内判定部24Bから、無線機20Bが車両100内にあることが通知されるとオンし、第2の無線通信部11bの受信電力レベルが過大にならないように送信信号の送信電力を調整して減衰させる。
なお、第2の無線通信部11bの受信電力レベルが過大にならない範囲で、送信信号の送信電力を上げる調整を行ってもよい。
このように構成することでも、無線機20Bの送信電力が調整されることから、既存の他の無線通信(無線機20Aの無線通信)における受信性能の劣化を抑えて通信品質の向上を図ることができる。
図12(c)に示す車内判定部24Cは、モーション検出部28を備える。また、モーション検出部28は、ジャイロ装置30、加速度センサ31および記憶部32と接続している。ジャイロ装置30は、無線機20Bを携帯するユーザの動きに応じた角速度を検出する。また、加速度センサ31は、無線機20Bを携帯するユーザの動きに応じた加速度を検出する。記憶部32には、ユーザが車両100に搭乗するときに行う典型的な動きを示すモーション情報が記憶されている。例えば、ドア開閉後の乗り込む際にユーザが上下する動き、車両100のエンジンかけるまでの停止状態、車発進時の加速度、発進後のエンジンの振動などに起因して無線機20Bに発生する加速度や角速度が、モーション情報となる。
モーション検出部28は、ジャイロ装置30および加速度センサ31の検出結果から、無線機20Bを携帯するユーザの動きを示すモーション情報を検出する。
車内判定部24Cは、モーション検出部28が検出したモーション情報と記憶部32に記憶されるモーション情報とのマッチングを行うことで、車両100にユーザが搭乗するときの動きであるか否かを判定する。
送信電力調整部214は、車内判定部24Cから、無線機20Bが車両100内にあることが通知されるとオンし、第2の無線通信部11bの受信電力レベルが過大にならないように送信信号の送信電力を調整して減衰させる。
なお、第2の無線通信部11bの受信電力レベルが過大にならない範囲で、送信信号の送信電力を上げる調整を行ってもよい。
このように構成することでも、無線機20Bの送信電力が調整されることから、既存の他の無線通信(無線機20Aの無線通信)における受信性能の劣化を抑えて通信品質の向上を図ることができる。
なお、上記説明では、UI部25、カメラ装置26および画像認識エンジン27、モーション検出部28を用いて、車両100内であるか否かを判定する場合を示したが、無線機20Bが車両100内であるか否かを判定することができれば、上記構成に限定されるものではない。例えば、車内判定部24が、車載無線通信装置10以外の外部装置から車両100内であるか否かを示す情報を取得して判定を行ってもよい。
以上のように、この実施の形態3によれば、無線機20Bが、自身が車両100内にあるか否かを判定する車内判定部24と、車両100内にあると車内判定部24が判定した場合、第1の無線通信部11aと無線通信しようとしていれば、第2の無線通信部11bの受信電力レベルが過大にならないように送信電力を調整する送信電力調整部214と備えるので、無線機20Bの送信電力が調整されることから、既存の他の無線通信における受信性能の劣化を抑えて通信品質の向上を図ることができる。
また、この実施の形態3によれば、車内判定部24Aが、車載無線通信装置10と無線通信を行う際にユーザから車両100内であるか否かを示す情報の入力を受け付けるUI部25を備え、UI部25が受け付けた情報に基づいて、無線機20Bが車両100内にあるか否かを判定するので、無線機20Bの送信電力が調整されることから、既存の他の無線通信における受信性能の劣化を抑えて通信品質の向上を図ることができる。
さらに、この実施の形態3によれば、車内判定部24Bが、車載無線通信装置10と無線通信を行う際に周囲を撮影するカメラ装置26と、カメラ装置26が撮影した画像から車両100内の状況を画像認識する画像認識エンジン27とを備え、画像認識エンジン27により車両100内の状況が画像認識されたか否かに基づいて、無線機20Bが車両100内にあるか否かを判定するので、無線機20Bの送信電力が調整されることから、既存の他の無線通信における受信性能の劣化を抑えて通信品質の向上を図ることができる。
さらに、この実施の形態3によれば、車内判定部24Cが、無線機20Bを携帯するユーザの動きを示すモーション情報を検出するモーション検出部28を備え、モーション検出部28が検出したモーション情報が車両100内のユーザの動きにマッチするか否かに基づいて、無線機20Bが車両100内にあるか否かを判定するので、無線機20Bの送信電力が調整されることから、既存の他の無線通信における受信性能の劣化を抑えて通信品質の向上を図ることができる。
なお、本発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
この発明に係る車載無線通信装置は、車内空間において、受信電力レベルが過大になることによる受信性能の劣化を抑えて通信品質の向上を図ることができるので、様々な無線技術を取り入れた車載情報装置の無線通信装置に好適である。
10 車載無線通信装置、11,21 無線通信装置、11a 第1の無線通信部、11b 第2の無線通信部、11c 制御部、11d 通信有無判定部、11e 雑音レベル測定部、11f 電力レベル決定部、12 無線機充電処理部、13 無線機認証処理部、20,20A,20B 無線機、22 充電部、23 認証処理部、24,24A〜24C 車内判定部、25 UI部、26 カメラ装置、27 画像認識エンジン、28 モーション検出部、30 ジャイロ装置、31 加速度センサ、32 記憶部。

Claims (11)

  1. 車両内に設けられ、無線通信を行う無線通信装置を備える車載無線通信装置において、
    前記車両内にあることを認識した場合には、通信相手の前記無線通信装置以外に同一の周波数帯を使用する無線通信方式で前記車両内の無線通信を行っている他の無線通信装置の受信電力レベルが過大にならないよう送信電力を調整する無線機に対して、当該無線機が前記車両内にあることを認識可能な情報を通知する車内通知処理部を備えることを特徴とする車載無線通信装置。
  2. 前記車内通知処理部は、前記無線通信装置であり、
    前記無線機が車両内であることを認識可能な情報は、当該無線機と無線通信を確立するために前記無線通信装置から当該無線機へ通知される通信接続用IDを、当該無線機が認識可能な車両に関する情報を含めて構成した情報であることを特徴とする請求項1記載の車載無線通信装置。
  3. 前記車内通知処理部は、前記無線機に対して充電用電力を送電する充電処理部であり、
    前記無線機が車両内であることを認識可能な情報は、当該無線機に前記充電用電力を送電するために前記充電処理部が当該無線機へ通知する情報を、当該無線機が認識可能な前記車両に関する情報を含めて構成した情報であることを特徴とする請求項1記載の車載無線通信装置。
  4. 前記車内通知処理部は、前記無線機の認証処理を行う認証処理部であり、
    前記無線機が車両内であることを認識可能な情報は、前記無線機を認証するために前記認証処理部が当該無線機に通知する情報を、当該無線機が認識可能な前記車両に関する情報を含めて構成した情報であることを特徴とする請求項1記載の車載無線通信装置。
  5. 前記無線通信装置が通信相手の無線機と無線通信を行う際に、当該無線通信装置以外の無線通信装置が前記車両内で無線通信中であるか否かを判定する通信有無判定部を備え、
    前記車内通知処理部は、
    前記無線通信中であると前記通信有無判定部が判定した場合は、前記通信相手の無線機に対して送信電力を調整するよう指示し、
    前記無線通信中でないと前記通信有無判定部が判定した場合には、前記通信相手の無線機に対して送信電力の調整を行わないよう指示することを特徴とする請求項1記載の車載無線通信装置。
  6. 前記無線通信部の使用周波数帯の電波環境に基づいて、当該無線通信部以外に無線通信を行う無線通信部の受信電力レベルが過大にならない送信電力レベルを決定する電力レベル決定部を備え、
    前記車内通知処理部は、通信相手の無線機に対して、前記電力レベル決定部が決定した送信電力レベルを通知することを特徴とする請求項1記載の車載無線通信装置。
  7. 車両内に設けられた車載無線通信装置が備える無線通信装置と無線通信を行う無線機において、
    前記車載無線通信装置から通知された情報に基づいて前記車両内にあることを認識する認識部と、
    前記車両内であると前記認識部が認識した場合に、通信相手の前記無線通信装置以外に同一の周波数帯を使用する無線通信方式で前記車両内の無線通信を行っている他の無線通信装置の受信電力レベルが過大にならないよう送信電力を調整する送信電力調整部と備えることを特徴とする無線機。
  8. 車両内に設けられた車載無線通信装置が備える無線通信装置と無線通信を行う無線機において、
    当該無線機が前記車両内にあるか否かを判定する車内判定部と、
    前記車両内にあると前記車内判定部が判定した場合には、通信相手の前記無線通信装置以外に同一の周波数帯を使用する無線通信方式で前記車両内の無線通信を行っている他の無線通信装置の受信電力レベルが過大にならないよう送信電力を調整する送信電力調整部と備えることを特徴とする無線機。
  9. 前記車内判定部は、
    前記車載無線通信装置と無線通信を行う際にユーザから車両内であるか否かを示す情報の入力を受け付けるユーザインタフェース部を備え、
    前記ユーザインタフェース部が受け付けた前記情報に基づいて前記無線機が前記車両内にあるか否かを判定することを特徴とする請求項8記載の無線機。
  10. 前記車内判定部は、
    前記車載無線通信装置と無線通信を行う際に周囲を撮影するカメラ装置と、
    前記カメラ装置が撮影した画像から前記車両内の状況を画像認識する画像認識エンジンとを備え、
    前記画像認識エンジンにより前記車両内の状況が画像認識されたか否かに基づいて前記無線機が前記車両内にあるか否かを判定することを特徴とする請求項8記載の無線機。
  11. 前記車内判定部は、
    当該無線機を携帯するユーザの動きを示すモーション情報を検出するモーション検出部を備え、
    前記モーション検出部が検出したモーション情報が前記車両内のユーザの動きにマッチするか否かに基づいて前記無線機が前記車両内にあるか否かを判定することを特徴とする請求項8記載の無線機。
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