JP2002271213A - Fm送信機 - Google Patents

Fm送信機

Info

Publication number
JP2002271213A
JP2002271213A JP2001071641A JP2001071641A JP2002271213A JP 2002271213 A JP2002271213 A JP 2002271213A JP 2001071641 A JP2001071641 A JP 2001071641A JP 2001071641 A JP2001071641 A JP 2001071641A JP 2002271213 A JP2002271213 A JP 2002271213A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pll
signal
control
transmitter
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001071641A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3851511B2 (ja
Inventor
Masaru Kokubo
優 小久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2001071641A priority Critical patent/JP3851511B2/ja
Priority to US10/067,234 priority patent/US7031675B2/en
Publication of JP2002271213A publication Critical patent/JP2002271213A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3851511B2 publication Critical patent/JP3851511B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/02Transmitters
    • H04B1/04Circuits

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Transmitters (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】バッファ増幅器までも含めた起動/停止の制御
が可能で、サンプルホールド回路をPLLの開ループ移
行に用いる必要のないFM送信機を提供する。 【解決手段】PLL内のチャージポンプ5を制御してF
M変調動作の起動/停止を行なう制御回路14を、PL
Lの閉ループ/開ループ選択信号CL/OPとバッファ
増幅器9の起動/停止信号PA_PDとプリアンブル検
出信号を用いて制御する構成とする。 【効果】FM送信機のバッファ増幅器とPLLとを連動
して起動・停止制御ができるようになるので、消費電力
の低減が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は送信機に関し、特に
半導体上に形成したFM(周波数変調)変調回路を用い
たFM送信機に関する。
【0002】
【従来の技術】FM変調信号を送出するための従来のF
M送信機は、特開平3−236634号公報に記載され
るように、位相同期回路(PLL)を用いている。
【0003】この種の従来のFM送信機は、基準発振回
路、位相比較器、プログラマブル分周器、L.P.F
(低域通過フィルタ)、サンプルホールド回路、加算器、
電圧制御発振器(VCO)、バッファ増幅器(AMP)、お
よび、送信アンテナから構成されていた。この従来例の
動作を以下に説明する。
【0004】電圧制御発振器の出力はプログラマブル分
周器によって分周され、位相比較器の一方の入力端子へ
入力される。また、位相比較器の他方の入力は、基準発
振回路から基準信号が供給される。位相比較器は、上記
2つの信号の位相差に相当するパルス幅を持つ信号を出
力する。次に、この位相比較器の出力信号は、低域通過
フィルタ、サンプルホールド回路、および、加算器を介
して、電圧制御発振器の周波数制御端子にフィードバッ
クされる。この一連の接続によりPLLが構成される。
電圧制御発振器から出力される信号の周波数は、上記フ
ィードバック構成により、基準信号にプログラマブル分
周器の分周数を乗じた周波数となる。
【0005】この従来例のFM送信機にはさらにマイク
ロコンピュータが設けられ、上記位相比較器とプログラ
マブル分周器の出力が入力される。マイクロコンピュー
タは、PLLがロックしたことを位相比較器からの信号
で検出する。マイクロコンピュータは、ロック検出結果
をもとに、サンプルホールド回路を起動させ、ロックし
ているときの電圧制御発振器の制御電圧をサンプルホー
ルドする。次に、送信データから得られた周波数制御信
号が、デジタル/アナログ変換器と低域通過フィルタを
介して加算器により加算されるので、FM変調信号が得
られる。なお、このようなPLLのループの中で位相比
較器の出力を電圧制御発振器に必要な直流に変換するた
めに使われる低域通過フィルタは、ループフィルタと呼
ばれている。さらに電圧制御発振器から発生したFM変
調信号は、バッファ増幅器を介してアンテナに供給さ
れ、FM変調信号が送信される。
【0006】このように、従来例はサンプルホールド回
路を用いてPLLの閉ループを切断すると同時に、サン
プルホールドしたループフィルタの出力電圧を、加算器
により送信信号に対応した周波数偏移を与える信号に加
算することで、FM変調信号を生成するものである。こ
のとき、位相比較器からのロック信号をマイクロコンピ
ュータにより検出することによって、サンプルホールド
回路を制御しているので、PLLがロックした時点で自
動的にFM変調信号を発生する状態に移行できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来のFM送信機によれば、バッファ増幅器の起動に
関する制御については考慮されておらず、低消費電力と
いう観点では不十分なものであった。しかも、PLLを
開ループに移行するためにサンプルホールド回路を用い
ているため、消費電力が大きくなるという点にも配慮さ
れていなかった。
【0008】そこで、本発明の目的は、バッファ増幅器
までも含めた起動/停止の制御が可能で、サンプルホー
ルド回路をPLLの開ループ移行に用いる必要のないF
M送信機を提供することにある。さらに、消費電力の大
きなバッファ増幅器の起動時間を最小にしたFM送信機
を提供することも目的の一つである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係るFM送信機は、位相比較器とチャージ
ポンプとループフィルタと電圧制御発振器とカウンタと
を含む位相同期ループ(PLL)と、送信信号に対応し
た周波数偏移を加算する加算器と、アンテナへ出力する
ためのバッファ増幅器とから構成されるFM送信機であ
って、上記PLLの起動/停止信号およびバッファ増幅
器の起動/停止信号を入力とし、上記チャージポンプの
出力を高抵抗状態に保持するための制御信号を出力する
制御回路を設けることを特徴とするものである。すなわ
ち、本発明に係るFM送信機は、PLLの閉ループ/開
ループ選択信号とバッファ増幅器の起動/停止信号から
FM送信機の変調動作(以下、単にFM変調動作とい
う)の起動/停止を制御するように構成したものであ
る。
【0010】ここで、PLLの閉ループ/開ループ選択
信号はPLLの閉ループ動作と開ループ動作を制御する
ための信号であり、従来例のようなマイクロコンピュー
タによる検出に基づいて出力される信号だけではなく、
カウンタなどを用いて一定時間経過後を検出することに
よりPLLがロックしたことを示す信号であっても良
い。
【0011】さらに、プリアンブル信号を用いたFM送
信機の場合には、PLLの閉ループ/開ループ選択信号
と、バッファ増幅器の起動/停止信号と、プリアンブル
検出信号とを用いて、FM変調動作の起動/停止を制御
し、プリアンブル検出前はPLLが閉ループでのFM変
調動作でFM信号を発生し、プリアンブル送信終了後に
PLLの開ループでのFM変調動作に移行するように制
御する構成とすればよい。すなわち、FM送信機がプリ
アンブルを送出している間はPLLが閉ループ制御とな
っているように構成する。
【0012】また、上記FM送信機において、チャージ
ポンプ回路の出力を非導通にする、または、位相比較器
から出力される2つの周波数制御信号すなわち周波数を
高めるための制御信号と周波数を低めるための制御信号
とを抑止することにより、PLLを閉ループ動作から開
ループ動作に制御するように制御回路を構成してもよ
い。これにより、従来例のようにサンプルホールド回路
を用いることなく、PLLを閉ループ動作から開ループ
動作に移行することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るFM送信機の
好適な実施の形態について添付図面を参照しながら以下
詳細に説明する。
【0014】<実施の形態例1>本発明に係るFM送信
機の実施の形態例を、図1を用いて説明する。図1に示
すFM送信機は、基準信号REFが入力され、電圧制御
発振器(VCO)8からカウンタ11を介して帰還され
た信号との位相差を検出する位相比較器4と、位相比較
器4から出力される周波数を高める制御信号UPまたは
周波数を低める制御信号DNが入力され、位相比較器4
が検出した位相差に相当する信号に変換するチャージポ
ンプ5と、チャージポンプ5の出力が入力され、チャー
ジポンプ5の出力信号に含まれる雑音成分を抑圧すると
共にPLLを安定に保つループフィルタ6と、ループフ
ィルタ6の出力と送信データTXとの加算を行う加算回
路7と、加算回路7の出力を入力し、その値に対応した
発振周波数の信号を出力するVCO8と、VCO8の出
力を2つの信号系路に分割し、一方は、予め定められた
数値まで係数するカウンタ11に入力され、他方は、バ
ッファ増幅器(AMP)9を介してアンテナ10からFM
変調信号として送信される構成である。
【0015】このように位相比較器4、チャージポンプ
5、ループフィルタ6、VCO8、および、カウンタ1
1にて構成される一連のフィードバックループをPLL
(位相制御ループ)と呼ぶ。
【0016】ここで、上記PLLの制御ループに対して
以下のような構成で送信する信号を印加する。送信デー
タTXとその同期クロックTXCKがガウスフィルタ1
に入力され、波形整形された後、DA変換器(DAC)
2においてアナログ信号に変換される。このアナログ信
号は、低域通過フィルタ3により高周波数帯の雑音を抑
圧した後、加算回路7の他方の入力に供給される。さら
に、カウンタ11がカウントする予め定められた数値は
レジスタ12に蓄えられており、3つの信号DATA,
CLK,STBにより外部の制御装置から書き換え可能
な構成となっている。また、チャージポンプ5には、制
御回路13からの閉ループ/開ループ選択信号、すなわ
ち制御信号CL/OPが接続され、PLLが閉ループ動
作する場合とPLLのフィードバックループを切断して
開ループ動作する場合との切り替えを行うように構成さ
れている。
【0017】制御回路13の構成を図3に示す。制御回
路13は、バッファ増幅器9を起動するための信号PA
_PDが入力される複数個の遅延用レジスタ31〜34
と、最終段の遅延用レジスタ34の出力が入力され、立
ち下がりエッジにおいてパルスを出力する遅延インバー
タ35〜39及びNOR回路40と、PLLを起動する
ための信号PLL_PDが入力され、立ち下がりエッジ
においてパルスを出力する遅延インバータ26〜30及
びNOR回路23と、NOR回路40,23の出力がそ
れぞれ入力され、フリップフロップを構成しているNO
R回路22,24と、NOR回路22の出力を反転して
出力するためのインバータ25から構成される。
【0018】図3では、遅延用レジスタは4個の例を示
したが、必要な遅延時間を実現するために、任意の段数
の遅延用レジスタを設ける構成も適用でき、また、可変
遅延回路のような遅延を与える回路も適用可能である。
ここで必要な遅延時間とは、バッファ増幅器9が起動す
ることにより発生するPLLの収束周波数の揺らぎが十
分小さくなるための時間以上の時間に相当する。
【0019】以上の説明において、バッファ増幅器9は
PA_PD信号が“ロー(L)”のとき起動し、“ハイ
(H)”のとき停止し、PLLはPLL_PD信号が
“L”のとき起動し、“H”のとき停止すると定義し
た。さらに、VCO8もPLL_PD信号により制御さ
れ、“H”のとき停止し、“L”のとき起動する。ま
た、それ以外のブロックに対しても図では制御線を省略
しているが、PLL_PD信号により同様に起動・停止
が制御されるものとする。
【0020】本実施の形態例の動作について図7を用い
て説明する。図7の横軸は時間を表し、その時間に対応
した3つの信号CL/OP,PLL_PD,PA_PD
およびそれらの制御信号にて制御されるFM送信機の送
信状態を示している。ここではFM送信機の送信状態と
して、停止モード、PLL収束モード、プリアンブル送
信モード、および送信データの送信モードの4つのモー
ドがある。
【0021】最初の送信状態は停止モードであり、PL
L_PD信号とPA_PD信号は共に“H”となり、F
M送信機は停止している。
【0022】次に、PLL_PD信号が“H”から
“L”に遷移することにより、PLLが起動する。この
とき、制御回路13がPLL_PD信号の遷移を検出
し、制御信号CL/OPを“L”から“H”に遷移させ
ることにより(図7で示したt1時点)、PLLは閉ル
ープ制御となり、ロック状態への収束を開始する。PL
L_PD信号の遷移を検出する方法は、PLL_PD信
号を奇数段のインバータ26〜30へ入力し、予め定め
られた遅延時間を与え、その最終段のインバータ30の
出力とPLL_PD信号との論理和の否定演算をNOR
回路23で得ることにより、PLL_PD信号の立ち下
がり点で正のパルスが出力される。この出力が、フリッ
プフロップとして接続された2つのNOR回路22,2
4に入力され、該フリップフロップ出力を反転させる。
したがって、インバータ25を介した制御信号CL/O
Pは“L”から“H”に遷移する。ここで、インバータ
5段を使用した例を示したが、5段に限らず、必要なパ
ルス幅を得るために他の段数としても問題はない。
【0023】次に、PLLがロックした後、PA_PD
信号を“H”から“L”に遷移させ(図7で示したt2
時点)、バッファ増幅器9を起動する。ここで、PLL
がロックしたことを検出する方法として、専用のロック
検出回路を用いることもできるが、PLLのパラメータ
設定時に決めた自然周波数ωnから収束時間が決められ
ることが良く知られているので、タイマーを用いて一定
の時間経過後にPA_PD信号を遷移させる方法も適用
可能である。
【0024】なお、PA_PD信号が“H”から“L”
に遷移してバッファ増幅器9が起動するときに発生する
バッファ増幅器9の突入電流により、バッファ増幅器9
以外のブロックの電源やグラウンドの電位が変動する。
特にFM送信機のPLLがこの影響を受けやすいため、
PLLの発振周波数が収束周波数から揺らぐ現象が発生
する。この周波数の揺らぎが規定の周波数範囲以下に再
収束するまで、開ループ制御への制御には移行しないよ
うに、図3の制御回路には、遅延回路のための遅延用レ
ジスタを複数個設けている。
【0025】最終段の遅延用レジスタ34の出力は奇数
段のインバータ35〜39とNOR回路40の一方の入
力に入力され、さらにNOR回路40の他方の入力には
最終段のインバータ39の出力が接続される。この回路
構成により、PA_PD信号が遅延された信号の立ち下
がり点において正のパルスが出力される。このNOR回
路40の出力が、フリップフロップとして接続された2
つのNOR回路22,24の他方の入力に接続され、フ
リップフロップの出力が反転する。この出力はインバー
タ25を介して制御信号CL/OPとして出力され、制
御信号CL/OPは“H”から“L”に遷移する。これ
により、PLLはフィードバックループが遮断され、開
ループ制御に移行する。その結果、図7のタイムチャー
トに示すように、遅延用レジスタ31〜34の遅延時間
分tDだけ遅れたタイミングにて閉ループ制御から開ル
ープ制御へ移行する。
【0026】次に開ループ制御に移行した後、プリアン
ブルと送信データTXがガウスフィルタ1、DAC2,
低域通過フィルタ3を介して加算器7にてVCO8の入
力に加算され、VCO8よりFM変調信号が出力され
る。ここで、プリアンブルは予め仕様で定められた−
1,+1,−1,+1などの特定パタンの繰り返しのこ
とである。特に、短距離無線LAN(Local Area Netwo
rk)と呼ばれる短距離無線リンクの仕様では、−1,+
1,−1,+1または+1,−1,+1,−1の2通り
のプリアンブルが定義されている。ここで、+1は正の
周波数偏移を表し、−1は負の周波数偏移を表す。ま
た、+1はデジタル信号の“H”に対応し、−1は
“L”に対応する。なお、図7において、t3はプリア
ンブルの送信開始時点、t4はプリアンブル終了時点ま
たは送信データ開始時点である。
【0027】次に、図5を用いてチャージポンプの回路
について説明する。
【0028】チャージポンプ5は制御回路13から出力
された制御信号CL/OPが入力され、制御信号CL/
OPは制御状態に対応してPLLが閉ループまたは開ル
ープ制御となるようにチャージポンプのチャージ電流を
制御する機能を持っている。
【0029】チャージポンプ5は、基準電流Icを流す
基準電流源41と、基準電流源41の出力に接続され、
ドレインとソースが接続されたNMOSトランジスタ4
2と、NMOSトランジスタ42のゲートに、それぞれ
のゲートが接続されたNMOSトランジスタ47,48
と、ドレインとゲートが接続されると共にドレインがN
MOSトランジスタ48のドレインに接続されたPMO
Sトランジスタ43と、ゲートがPMOSトランジスタ
43のゲートに接続されたPMOSトランジスタ44
と、ソースがPMOSトランジスタ44のドレインに接
続され、ドレインがチャージポンプ出力CHPに接続さ
れたPMOSトランジス45と、ソースがNMOSトラ
ンジスタ47のドレインに接続され、ドレインがチャー
ジポンプ出力CHPに接続されたNMOSトランジス4
6と、位相比較器4からのUP信号を一方の入力とし、
制御回路13からのCL/OP信号を他方の入力とする
NAND回路49と、位相比較器4からのDN信号を一
方の入力とし、制御回路13からのCL/OP信号を他
方の入力とするAND回路50とから構成される。
【0030】図5において、NMOSトランジスタ4
2,48,47はそれぞれのゲートが接続されて、カレ
ントミラー回路を構成している。したがって、NMOS
トランジスタ42,48,47には同じ電流が流れる。
さらにPMOSトランジスタ43,44のゲート同士も
接続されてカレントミラーの回路構成となっており、こ
の2つのPMOSトランジスタ43,44にも同じ電流
が流れる。したがって、これらのトランジスタ42,4
3,44,47,48の電流値は基準電流Icと等しく
なる。
【0031】次に、制御回路13からの制御信号CL/
OP信号がNAND回路49とAND回路50に接続さ
れているので、制御信号CL/OPが“L”のときはN
AND回路49の出力は常に“H”、AND回路50の
出力は常に“L”となる。したがって、NAND回路4
9の出力がゲートに接続されているPMOSトランジス
タ45と、AND回路50の出力がゲートに接続される
NMOSトランジスタ46とはオフ状態になり、チャー
ジポンプ5の出力CHPは高抵抗状態に保持される。こ
のとき、PLLは開ループ制御となる。
【0032】一方、制御回路13からの制御信号CL/
OPが“H”のときは、NAND回路49の出力は位相
比較器4から与えられるUP信号の反転した信号を出力
し、AND回路50の出力は位相比較器4から与えられ
るDN信号と同じ信号となる。したがって、UP信号が
“H”のときはPMOSトランジスタ45がオン状態と
なり、チャージポンプ5の出力CHPにPMOSトラン
ジスタ44の電流が供給される。DN信号が“H”のと
きはNMOSトランジスタ46がオン状態となり、NM
OSトランジスタ47の電流がチャージポンプ5の出力
CHPから引き抜かれる。つまり、位相比較器4からの
UP,DN信号に対応してチャージポンプ電流が供給ま
たは吸引される。したがって、この状態でPLLは閉ル
ープ制御となる。
【0033】以上の構成により、バッファ増幅器9とP
LLとを連動した起動・停止の制御が行えるFM送信機
が実現できる。
【0034】<実施の形態2>次に、図2を用いて本発
明に係るFM送信機の第2の実施の形態例について説明
する。
【0035】本実施の形態例は、図1における制御回路
13の代わりに、プリアンブル検出回路を用いた制御回
路14が設けられている点が異なる。制御回路14に
は、PLL_PD信号、TX信号、TXCK信号および
PA_PD信号の4つの信号が入力され、チャージポン
プ5に対して、閉ループ制御と開ループ制御とを選択す
る制御信号CL/OPを出力する。
【0036】図4に、本実施の形態例の制御回路の構成
を示す。制御回路14には送信データTXとその同期ク
ロックTXCKが入力され、シフトレジスタを構成する
レジスタ15〜18と、送信データTXがプリアンブル
と一致していることをチェックするOR−NAND回路
19と、同期クロックTXCKを反転するインバータ2
0と、OR−NAND回路19の出力をラッチするレジ
スタ21と、レジスタ21の出力により、出力が“H”
にセットされるフリップフロップを構成するNOR回路
22,24と、インバータ25と、PLL_PD信号が
入力される奇数段のインバータ26〜30と、最終段の
インバータ30の出力とPLL_PD信号とを入力とす
るNOR回路23から構成され、NOR回路23の出力
がNOR回路24の入力に接続される。さらに、レジス
タ21のリセット端子RにはPA_PD信号が接続され
る。
【0037】次に、制御回路14の動作を説明する。F
M送信機が起動すると、PLL_PD信号が“H”から
“L”に遷移し、インバータ26〜30とNOR回路2
3により、立ち下がりエッジのところでワンショットの
パルスが出力される。NOR回路23はフリップフロッ
プ構成のNOR回路24に入力されるので、インバータ
25を介した制御信号CL/OPは、“H”となる。こ
れにより、PLLは閉ループ制御となり、所定の発振周
波数への収束を開始する。
【0038】次に、送信データTXはレジスタ15に入
力される。レジスタ15〜18はシフトレジスタを構成
しており、転送クロックは送信信号に同期したクロック
TXCKである。これにより、送信データTXは送信信
号間隔毎に転送される。各レジスタ15〜18の出力
は、OR−NAND回路19に接続される。OR−NA
ND回路19の一方のOR入力部にはレジスタ15のQ
出力、レジスタ16のQの反転出力、レジスタ17のQ
出力、レジスタ18のQの反転出力が接続され、他方の
OR入力部にはレジスタ15のQの反転出力、レジスタ
16のQ出力、レジスタ17のQの反転出力、レジスタ
18のQ出力が接続される。以上の接続により、送信デ
ータTX内にプリアンブルと一致したデータ(H,L,
H,LまたはL,H,L,H)が存在することを検出で
きる。次にOR−NAND回路19の出力はレジスタ2
1に入力され、クロックTXCKの反転したクロックで
取り込まれるので、ハザードによる誤動作を防止してい
る。
【0039】レジスタ21のQ出力は上記フリップフロ
ップを構成するNOR回路22の入力に接続され、プリ
アンブルとの一致が検出されたとき、フリップフロップ
をリセットして、制御信号CL/OPは“H”から
“L”に遷移する。これにより、PLLは開ループ制御
となる。
【0040】図8に、本実施の形態例の制御タイムチャ
ートを示す。制御信号CL/OPはプリアンブル検出後
に開ループ制御となる。プリアンブルは正負の周波数偏
移の繰り返し信号であるため、短距離無線LANのよう
な1Mbpsの送信レートを持つ場合、500kHzの
繰り返し周期となる。これはPLLのループ帯域(自然
周波数ωn)に対して十分高いので、閉ループ制御によ
る信号の抑圧は発生せず、PLLを閉ループ制御にした
ままでもFM変調信号が生成できる。なお図8におい
て、t3はプリアンブルの送信開始時点、t4はプリア
ンブル終了時点または送信データ開始時点である。
【0041】さらに、本実施の形態例におけるチャージ
ポンプ5について、図6を用いて説明する。本実施の形
態例におけるチャージポンプ5は、バイアス電流を停止
することによりPLLを開ループ制御とする。前述した
実施の形態例1のチャージポンプと異なる点は、基準電
流IcがCL/OP信号により起動・停止される点と、
NMOSトランジスタ42のゲートを停止時にグラウン
ドに接続するNMOSトランジスタ52と、PMOSト
ランジスタ43のゲートを停止時に電源端子に接続する
PMOSトランジスタ51とが追加され、さらに、制御
信号DNが接続されたAND50を削除し、制御信号D
Nが直接NMOSトランジスタ46のゲートに接続さ
れ、制御信号UPが接続されていたNAND49をイン
バータ54に変更している。また、上記NMOSトラン
ジスタ52のゲート信号はCL/OPの反転信号がイン
バータ53により生成され、NMOSトランジスタ52
のゲートに接続される。
【0042】本実施の形態例におけるチャージポンプ5
はCL/OP信号が“H”のとき、位相比較器4からの
制御信号UPと制御信号DNにより通常動作が行われる
が、CL/OP信号が“L”のときは基準電流Icが零
となり、さらに、NMOSトランジスタ47とPMOS
トランジスタ44のゲート・ソース間電圧が零となるの
で、チャージポンプ5の出力CHPへの電流のやり取り
は発生しない。したがって、PLLは開ループ制御とな
る。
【0043】<実施の形態3>次に、本発明に係るFM
送信機の第3の実施の形態例について説明する。本実施
の形態例は、前述した第2の実施の形態例で示した図2
において、プリアンブル検出回路を用いた制御回路14
の構成が異なっている。図9に、本実施の形態例の制御
回路の構成例を示す。この図9に示した制御回路は送信
データTXとその同期クロックTXCKを入力とし、送
信データTXの“H”に対し+1を、“L”に対し−1
を、それぞれ対応させ、同期クロックTXCK信号毎
に、上記+1と−1を積分する。その積分結果の絶対値
が、予め定められた閾値を越えたとき、“H”レベルの
偏り検出信号OFを出力する偏り検出回路53を用いて
いる。この偏り検出回路53はPA_PD信号毎にリセ
ットされ、“L”となる。
【0044】制御信号CL/OPは、PLL_PD信号
によりセットされるので、閉ループ制御が開始される時
点は、前述した実施の形態例における制御回路13,1
4と同じであるが、閉ループから開ループに移行するタ
イミングが上記検出回路53により送信信号の“H”と
“L”の出現数の偏りを検出した時点となることが異な
る。
【0045】図10は図9に示した構成の制御回路を用
いた場合のタイムチャートである。プリアンブルに続い
て送信データが送信され、送信データの“H”と“L”
との偏りが、予め定められた閾値を越えたときに、上記
偏り検出回路53が動作し、PLLを開ループ動作に切
り替える(t5時点)。ここで、予め定められた閾値
は、特に定められた値はないが、PLLが有する高域遮
断特性の影響を行けない範囲、例えばPLLのループ帯
域の10倍ぐらい、短距離無線LANへの応用の場合、
100kHz程度以上の期間を用いるのが望ましい。し
たがって、閾値は10ぐらいを用いた。このような構成
を用いると制御回路14を用いたときよりも開ループ制
御となる時点t5を遅く設定することが可能となる。な
お、図10において、t3はプリアンブルの送信開始時
点、t4はプリアンブルの終了時点、t5は送信データ
の送信開始時点である。
【0046】偏り検出回路53の構成の一例を、図11
に示す。偏り検出回路53は、符号数値変換器54と、
加算器55と、データラッチ56と、判定器57とから
構成される。このように構成される偏り検出回路53の
動作は、以下の通りである。符号数値変換器54は、入
力される送信データTXの“H”と“L”に対応した数
値データ“+1”と“−1”を発生する。加算器55と
データラッチ56により積分器が構成され、同期クロッ
クTXCK毎に積分を行なう。判定器57は、データラ
ッチ56の出力の絶対値を演算し、予め与えられた閾値
を越えたことを判定して偏り検出信号OFを出力する。
【0047】
【発明の効果】前述した実施の形態例から明らかなよう
に、本発明によれば、FM送信機のバッファ増幅器とP
LLとを連動して起動・停止制御ができるようになるの
で、サンプルホールド回路を用いる必要がなく、消費電
力の低減が図れる。
【0048】また、プリアンブル送信期間において、閉
ループ制御状態のPLLを用いて送信プリアンブルを送
出できるようになるため、バッファ増幅器の起動タイミ
ングを遅く設定できる。それに伴い、バッファ増幅器の
起動している時間を短縮できることが可能となるので、
消費電力低減ができる。
【0049】さらに、送信データを積分する形式の検出
回路を用いれば、送信データを送信する期間でもデータ
の偏りがない場合には閉ループ送信が可能となるので、
バッファ増幅器の起動している時間をさらに短縮でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るFM送信機の一実施の形態例を示
すブロック回路図である。
【図2】本発明に係るFM送信機の別の実施の形態例を
示すブロック回路図である。
【図3】図1のFM送信機で用いる制御回路の構成例を
示す回路図である。
【図4】図2のFM送信機で用いる制御回路の構成例を
示す回路図である。
【図5】図1のFM送信機で用いるチャージポンプの構
成例を示す回路図である。
【図6】図2のFM送信機で用いるチャージポンプの構
成例を示す回路図である。
【図7】図1に示したFM送信機の制御タイムチャート
である。
【図8】図2に示したFM送信機の制御タイムチャート
である。
【図9】図2に示したFM送信機の構成で、制御回路を
偏り検出回路を用いて構成する場合の回路図である。
【図10】図9の制御回路を用いた場合のFM送信機の
制御タイムチャートである。
【図11】図9の偏り検出回路の構成例を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1…ガウスフィルタ、2…DAC、3…低域通過フィル
タ、4…位相比較器、5…チャージポンプ、6…ループ
フィルタ、7…加算器、8…VCO、9…バッファ増幅
器、10…アンテナ、11…カウンタ、12…レジス
タ、13,14…制御回路、15〜18,31〜34…
シフトレジスタ、19…OR−NAND回路、20,2
6〜30,25,35〜39,53,54…インバー
タ、21…リセット付きレジスタ,22〜24,40…
NOR回路,41…基準電流源、42,46〜48,5
2…NMOSトランジスタ、43〜45,51…PMO
Sトランジスタ、53…偏り検出回路、54…符号数値
変換器、55…加算器、56…データラッチ、57…判
定器。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】位相比較器とチャージポンプとループフィ
    ルタと電圧制御発振器とカウンタとを含む位相同期ルー
    プ(PLL)と、 送信信号に対応した周波数偏移を加算する加算器と、 アンテナへ出力するためのバッファ増幅器とから構成さ
    れるFM送信機であって、 上記PLLの起動/停止信号およびバッファ増幅器の起
    動/停止信号を入力とし、上記チャージポンプの出力を
    高抵抗状態に保持するための制御信号を出力する制御回
    路を設けることを特徴とするFM送信機。
  2. 【請求項2】請求項1記載のFM送信機において、上記
    制御回路は、 バッファ増幅器の起動/停止信号を遅延する遅延回路
    と、該遅延回路の出力を一方の入力としPLLの起動/
    停止信号を他方の入力として上記PLLの起動/停止信
    号によりセットされ、上記遅延回路の出力によりリセッ
    トされるフリップフロップを含み、 上記PLLが起動するタイミングから、バッファ増幅器
    が起動して一定の時間だけ遅延したタイミングまでの
    間、上記PLLを閉ループ制御に保持し、それ以外の期
    間はPLLを開ループ状態とするように制御することを
    特徴とするFM送信機。
  3. 【請求項3】請求項1記載のFM送信機において、上記
    制御回路は、 上記送信信号に含まれるプリアンブルを検出するプリア
    ンブル検出回路と、PLLの起動/停止信号によりセッ
    トされ上記プリアンブル検出回路の出力によりリセット
    されるフリップフロップを含み、 上記PLLが起動するタイミングからプリアンブルが送
    出されるまでの間、上記PLLを閉ループ制御に保持
    し、それ以外の期間ではPLLを開ループ状態とするよ
    うに制御することを特徴とするFM送信機。
  4. 【請求項4】請求項1から3のいずれかに記載のFM送
    信機において、上記チャージポンプは、上記制御回路か
    らの制御信号により、位相比較器から出力される周波数
    制御信号を抑圧するための論理回路を具備することを特
    徴とするFM送信機。
  5. 【請求項5】請求項1から3のいずれかに記載のFM送
    信機において、上記チャージポンプは、上記制御回路か
    らの制御信号によりバイアス電流を零にするためのスイ
    ッチを具備することを特徴とするFM送信機。
  6. 【請求項6】請求項1記載のFM送信機において、上記
    制御回路は、 上記送信信号を積分して得られる送信信号の“H”また
    は“L”の発生数の偏りを示す積分値の絶対値が、予め
    定められた閾値を超えたことを検出する送信信号の
    “H”または“L”の発生数偏り検出回路と、PLLの
    起動/停止信号によりセットされ上記偏り検出回路の出
    力によりリセットされるフリップフロップとを含み、 PLLが起動するタイミングから、上記偏り検出回路に
    より送信信号の“H”または“L”の発生数の偏りが所
    定の閾値を超えて検出されるまでの間、上記PLLを閉
    ループ制御に保持し、それ以外の期間はPLLを開ルー
    プ状態とするように制御することを特徴とするFM送信
    機。
JP2001071641A 2001-03-14 2001-03-14 Fm送信機 Expired - Fee Related JP3851511B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001071641A JP3851511B2 (ja) 2001-03-14 2001-03-14 Fm送信機
US10/067,234 US7031675B2 (en) 2001-03-14 2002-02-07 FM transmitter

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001071641A JP3851511B2 (ja) 2001-03-14 2001-03-14 Fm送信機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002271213A true JP2002271213A (ja) 2002-09-20
JP3851511B2 JP3851511B2 (ja) 2006-11-29

Family

ID=18929333

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001071641A Expired - Fee Related JP3851511B2 (ja) 2001-03-14 2001-03-14 Fm送信機

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7031675B2 (ja)
JP (1) JP3851511B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7138838B2 (en) 2003-01-29 2006-11-21 Renesas Technology Corp. Phase locked loop
JP2008544707A (ja) * 2005-06-22 2008-12-04 クゥアルコム・インコーポレイテッド 低リーク電流源および能動回路
US9641113B2 (en) 2014-02-28 2017-05-02 General Electric Company System and method for controlling a power generation system based on PLL errors

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6606483B1 (en) * 2000-10-10 2003-08-12 Motorola, Inc. Dual open and closed loop linear transmitter
JP3748414B2 (ja) * 2002-02-07 2006-02-22 日本電信電話株式会社 位相同期ループ回路
DE60300716T2 (de) * 2003-03-18 2005-10-20 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Funksender
US8320845B2 (en) * 2003-03-18 2012-11-27 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Radio transmitter
US7580723B2 (en) * 2004-08-30 2009-08-25 Motorola, Inc. Method and apparatus for dual mode power control
US10727838B2 (en) * 2018-07-13 2020-07-28 Qualcomm Incorporated Systems and methods for power conservation in a phase locked loop (PLL)
US20220399798A1 (en) * 2019-11-05 2022-12-15 Em Microelectronic-Marin Sa Automatch in open loop

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4110707A (en) * 1976-12-13 1978-08-29 Texas Instruments Incorporated Indirect FM modulation scheme using phase locked loop
JPH0616636B2 (ja) * 1984-03-23 1994-03-02 パイオニア株式会社 Pll変調回路
US5126692A (en) * 1987-08-03 1992-06-30 Western Digital Corporation Variable frequency system having linear combination of charge pump and voltage controlled oscillator
US4980652A (en) * 1988-09-02 1990-12-25 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Frequency synthesizer having compensation for nonlinearities
JP2688858B2 (ja) 1990-02-13 1997-12-10 アルプス電気株式会社 Fm変調送信機
US5151665A (en) * 1991-02-07 1992-09-29 Uniden America Corporation Phase-lock-loop system with variable bandwidth and charge pump parameters
JPH0613898A (ja) * 1992-06-29 1994-01-21 Nec Corp 周波数シンセサイザ
US5499392A (en) * 1994-07-19 1996-03-12 Matsushita Communication Industrial Corporation Of America Filter having a variable response time for filtering an input signal
US5428317A (en) * 1994-09-06 1995-06-27 Motorola, Inc. Phase locked loop with low power feedback path and method of operation
US6115586A (en) * 1997-05-30 2000-09-05 Integrated Circuit Systems, Inc. Multiple loop radio frequency synthesizer
US6223061B1 (en) * 1997-07-25 2001-04-24 Cleveland Medical Devices Inc. Apparatus for low power radio communications
JPH1198033A (ja) * 1997-09-25 1999-04-09 Circuit Design:Kk ワイヤレス・マイクロホン用uhf帯搬送波fm送信機
KR19990042427A (ko) * 1997-11-26 1999-06-15 정선종 이중모드 변조기
JP3094977B2 (ja) * 1997-11-28 2000-10-03 日本電気株式会社 Pll回路
US6163711A (en) * 1997-12-01 2000-12-19 Nokia Mobile Phones, Ltd Method and apparatus for interfacing a mobile phone with an existing audio system
US6163184A (en) * 1998-12-09 2000-12-19 Lucent Technologies, Inc. Phase locked loop (PLL) circuit
US6211740B1 (en) * 1999-09-29 2001-04-03 Intel Corporation Switching a clocked device from an initial frequency to a target frequency
KR100360995B1 (ko) * 2000-03-03 2002-11-23 닛본 덴기 가부시끼가이샤 위상 동기 루프 회로 및 위상 동기 루프 회로에서의주파수 변조 방법

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7138838B2 (en) 2003-01-29 2006-11-21 Renesas Technology Corp. Phase locked loop
JP2008544707A (ja) * 2005-06-22 2008-12-04 クゥアルコム・インコーポレイテッド 低リーク電流源および能動回路
JP4824755B2 (ja) * 2005-06-22 2011-11-30 クゥアルコム・インコーポレイテッド 低リーク電流源および能動回路
US9641113B2 (en) 2014-02-28 2017-05-02 General Electric Company System and method for controlling a power generation system based on PLL errors

Also Published As

Publication number Publication date
US20020132595A1 (en) 2002-09-19
JP3851511B2 (ja) 2006-11-29
US7031675B2 (en) 2006-04-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR940001724B1 (ko) 위상동기회로
JP2795323B2 (ja) 位相差検出回路
US6954092B2 (en) Charge pump circuit and PLL circuit using same
US6781425B2 (en) Current-steering charge pump circuit and method of switching
US7719329B1 (en) Phase-locked loop fast lock circuit and method
US8330511B2 (en) PLL charge pump with reduced coupling to bias nodes
KR20060025566A (ko) 지연 락 루프의 시작 회로
KR101082724B1 (ko) 2π 슬립 검출을 이용하여 위상 동기 루프(PLL)합성기를 거칠게 동조시키는 시스템 및 방법
US5276716A (en) Bi-phase decoder phase-lock loop in CMOS
EP1223676B1 (en) Automatic bias adjustment circuit for use in PLL circuit
WO2007029428A1 (ja) Pll回路
JP3851511B2 (ja) Fm送信機
JP2002290233A (ja) Pll回路のモード切替方法及びpll回路のモード制御回路
US7511580B2 (en) Charge pump circuit with dynamic current biasing for phase locked loop
US6979990B2 (en) Reference voltage generator for frequency divider and method thereof
US7265636B2 (en) Method of correcting the phase difference between two input signals of a phase-locked loop and associated device
US5959478A (en) Phase-locked loop having improved locking times and a method of operation therefore
JP3261988B2 (ja) Pll周波数シンセサイザ
JP2008109452A (ja) Pll回路
JPH0846497A (ja) 周波数位相比較器
JPH1022824A (ja) 位相同期回路
US11923860B2 (en) PLL circuit
US6628145B1 (en) High-speed logic gate
JP2002124874A (ja) 半導体装置
JP2007124478A (ja) Pll回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040329

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040329

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051018

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051025

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051221

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20051221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060606

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060626

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060808

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060901

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees