JPH1198033A - ワイヤレス・マイクロホン用uhf帯搬送波fm送信機 - Google Patents

ワイヤレス・マイクロホン用uhf帯搬送波fm送信機

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JPH1198033A
JPH1198033A JP9260245A JP26024597A JPH1198033A JP H1198033 A JPH1198033 A JP H1198033A JP 9260245 A JP9260245 A JP 9260245A JP 26024597 A JP26024597 A JP 26024597A JP H1198033 A JPH1198033 A JP H1198033A
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JP
Japan
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frequency
circuit
transmitter
voltage
wireless microphone
Prior art date
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JP9260245A
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English (en)
Inventor
Yukinaga Koike
幸永 小池
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CIRCUIT DESIGN KK
Circuit Design Inc
Original Assignee
CIRCUIT DESIGN KK
Circuit Design Inc
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/02Transmitters
    • H04B1/03Constructional details, e.g. casings, housings
    • H04B1/034Portable transmitters

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Transmitters (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】振動・フィードバック等による可聴ノイズ発生
を招き難く、小形・低コスト化ができるワイヤレス・マ
イクロホン用UHF帯搬送波FM送信機の提供。 【解決手段】PLL方式を採用したワイヤレス・マイク
ロホン用UHF帯搬送波FM送信機において、水晶発振
回路の発振周波数を音響信号の変調信号入力AFでFM
変調する電圧制御水晶発振式変調器(VCXO)を有
し、PLL回路60のアナログ位相比較器(PC)に入
力すべき基準信号vr としてVCXOから得られるFM
変調信号fr を用いて成る。PCが高速(10MHz以
上)で位相比較動作を行っているため、ループ・フィル
ター62のカットオフ周波数は100 KHz〜1MHz程
度の高域周波数で良く、最高可聴周波数20KHzよりも
遙かに高い周波数を選ぶことができる。フィルター出力
は非可聴周波数で推移し、振動・フィードバック等が起
こっても可聴ノイズの発生を招かない。ループフィルタ
ー切り替え方式を採用せず、チャージポンプ回路等,シ
ールド対策,耐振対策も不要化できるので、小形・低コ
スト化を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、把持携帯できるハ
ンドヘルド型又は身体衣服に装着できる仕込み型などの
ワイヤレス・マイクロホンに用いるに適したUHF帯搬
送波FM送信機に関し、特に、PLL方式の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、音響用ワイヤレス・マイクロホン
送信機としては、超短波(VHF帯:30MHz〜300 M
Hz)で使用されている水晶発振逓倍方式が知られてい
るが、最近では各国電波法規の改正等により音響用ワイ
ヤレス・マイクロホン送信機の運用が極超短波(UHF
帯:300 MHz〜3000MHz)でも認められるようにな
って来た。このUHF帯に適合した水晶発振逓倍方式
は、例えば図3に示すように、音響信号(可聴周波数10
Hz〜20KHzの変調信号入力)AFで水晶振動子X1
(共振周波数:23MHz)の負荷容量を変化させて電圧
制御発振により周波数変調(FM変調)を行ない、その
被変調波の周波数を3逓倍する変調・発振・3逓倍回路
1と、その出力波(中心周波数:69MHz)の周波数を
3逓倍する3逓倍回路2と、その逓倍出力波(中心周波
数:207 MHz)を4逓倍する4逓倍回路3と、その逓
倍出力波(中心周波数:828 MHz)を電力増幅して送
信電力(10mW)を作り出す高周波増幅器4と、ヘリカ
ルレゾネーター等の急峻な選択特性を有するバンドパス
・フィルターFL1と、筐体内アンテナ5とを備えて成
る。
【0003】送信周波数がVHF帯からUHF帯になる
と、水晶発振逓倍方式では、必然的に逓倍段数が多段化
しまう点と、また逓倍回路毎にスプリアス発射を低減す
るための副同調回路(タンク回路)のフィルターを挿入
する点から、IC化に不向きなインダクタやキャパシタ
の個別部品の点数の大幅増大を招き、小型化及び低コス
ト化が要求される音響用ワイヤレス・マイクロホン送信
機には採用困難となる。特に、水晶発振子X1に適合さ
せて各逓倍段のフィルターの回路定数が調整済みである
ことから、共振周波数の異なる水晶発振子X1を交換又
は切り換えるだけではチャネル変更に対応できず、原理
的に多チャンネル化に不向な回路構成となっている。
【0004】そこで昨今は、音響用ワイヤレス・マイク
ロホン送信機においても、多チャンネル化に適合したP
LL周波数シンセサイザ方式が主流となっている。この
PLL周波数シンセサイザにデュアル・モジュラス・プ
リスケーラ方式を採用したワイヤレス・マイクロホン用
UHF帯搬送波FM送信機として、例えば図4に示すよ
うに、水晶発振による基準発振器10の発振周波数f
osc (4MHz)からより安定的な基準周波数fr を得
ると共にチャンネル間隔(周波数ステップ)を可変する
ため、マイクロプロセッサ11から与えられる分周比設
定信号により発振周波数fosc を1/Lに周波数分周す
るリファレンスカウンタ(可変基準分周器)12と、音
響信号たる変調信号入力AFでFM変調が掛けられる電
圧制御発振器(Voltage Co-ntrolled Oscillator)21
を持つデュアル・モジュラス・プリスケーラー方式のP
LL(Phase Locked Loop )回路20と、電圧制御発振
器21と疎結合させて次段後の影響が電圧制御発振器2
1に帰還しないようにする緩衝増幅器(Buffer)22
と、その出力波(搬送波800 MHz帯)を電力増幅して
送信電力(10mW)を作り出す高周波増幅器23と、出
力波に適合したバンドパスフィルタ24と、筐体内アン
テナ25とを備えて成る。
【0005】このPLL回路20は、リファレンスカウ
ンタ12から入力する基準信号vrと可変比較分周器3
0から入力する比較信号vc との位相を比較してその位
相差に応じた位相差検出信号(位相進み信号U,位相遅
れ信号D)を出すデジタル位相比較器26と、位相差検
出信号(U,D)に基づきループ・フィルター回路40
に対しその位相差に相当する電流を流し込んだり、流し
出したりするチャージポンプ部27と、その電流を積分
して直流電圧を得るループ・フィルター(低域通過フィ
ルター)回路40と、その直流電圧の制御で中心周波数
(搬送周波数)で発振すると共に、それを変調信号入力
AFでFM変調してFM変調波v0 を出力する電圧制御
発振器(VCO)21と、FM変調波v0 の出力周波数
0 を(M・N+A)の分周比で周波数分周する可変比
較分周器30とから成る。
【0006】この可変比較分周器30はデュアル・モジ
ュラス・プリスケーラーであり、1/Mと1/(M+
1)の2種類の分周比を持つプリスケーラー(固定分周
器)31と、プリスケーラー31の分周比を切り替える
パルス・スワロ・カウンタを持つプログラムカウンタ3
2から成る。パルス・スワロ・カウンタはAダウン・カ
ウンタとNダウン・カウンタとRSフリップ・フォロッ
プとから成る可変分周器であり、マイクロプロセッサ1
1から分周比設定信号が与えられる。この分周比設定信
号(A,N)を変えることにより、周波数ステップが基
準周波数fr で出力周波数f0 を可変できる。
【0007】PLL回路ではロックアップ・タイムはル
ープ・フィルターの時定数の影響を強く受ける性質があ
るため、ループ・フィルターの時定数を小さくすると、
ロックアップ・タイムが短くなるが、フィルター出力が
高速で変動するので、ループが低域側の変調信号入力を
抑え込みに掛り、低域FM変調が掛り難い。それを抑制
するため、ループ・フィルターの時定数を大きくする
と、今度はループ・フィルターのロックアップ・タイム
が長くなり、電源投入時などではなかなか周波数引き込
み過程に入らない。そこで、図4に示すPLL回路では
ループ・フィルター切り替え方式が採用されている。
【0008】即ち、ループ・フィルター回路40は、チ
ャージポンプ部27の出力に直列接続した第1の低域通
過フィルター41及び第2の低域通過フィルター42
と、位相同期の外れを検出するアンロック検出回路28
の検出信号により第1の低域通過フィルター41を短絡
するアナログスイッチ43とを有している。このループ
・フィルター切り替え方式では、PLLが周波数を引き
込むまでは時定数の小さい(帯域幅の広い)第2の低域
通過フィルター42を使い、引き込み後は第2の低域通
過フィルター42に対し第1の低域通過フィルター41
を直列接続して時定数の大きい(帯域幅の狭い)ループ
・フィルターを使うことで、電源投入時などの高速ロッ
クアップとFM変調の保証を達成している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
示すPLL周波数シンセサイザ方式を採用したワイヤレ
ス・マイクロホン用UHF帯搬送波FM送信機にあって
は、次のような問題点があった。
【0010】 UHF帯搬送波ワイヤレス・マイクロ
ホン・システムでは、チャンネル間隔即ち基準周波数f
r は数十KHz以上(100 KHz〜150 KHz)が選ば
れることから、位相比較器26に加えられる比較周波数
c も同様の周波数帯となる。
【0011】ループ・フィルター40の時定数(高域側
カットオフ周波数)は、前述した理由から上記周波数帯
の約1/100 程度の低速に設定する場合が多いので、位
相ロック時のフィルター出力は、音響入力AFと同様の
可聴周波数領域(〜20KHz以下)に略重なっている。
このため、何らかの原因により位相ロックが外れ掛かる
場合(定常位相が乱れる場合)などには、ループ・フィ
ルター40の積分出力がそのまま可聴周波数領域内のノ
イズ源となってしまう。
【0012】ワイヤレス・マイクロホンの使用目的か
ら、送信アナンテを外部に露出できず、アンテナ自体を
ワイヤレス・マイクロホン本体に納めた筐体内アンテン
の構造を採用することが多いため、電圧制御発振器やそ
の他の回路を厳重にシールド(二重シールド)しない
と、筐体内アンテナから電圧制御発振器等へ送信エネル
ギーが帰還し、異常発振やボディーエフェクトによるハ
ンドリングノイズが発生する。また高周波信号の帰還経
路は上記の空間経路に限らず、回路上でも発生する。更
に、ワイヤレス・マイクロホンは通常手持ち状態で使用
されるので、振動・衝撃等が加わり易く、電圧制御発振
器に誘電体素子等を使用して耐振対策を施さない限り、
振動・衝撃等によるショックノイズが発生する。
【0013】このように、ワイヤレス・マイクロホンで
は、元来、振動・フィードバック等によりロックアップ
が乱れ易くなっているため、その度ごとの瞬間的な位相
同期過程では、ループ・フィルター40の積分出力が可
聴周波数領域内の大きなノイズとして顕在化する。この
ため、UHF帯搬送波ワイヤレス・マイクロホンでは音
響品質の劣化が特に問題となる。
【0014】 ループフィルタ回路40や電圧制御発
振器21を除くPLL回路20,基準発振器10及びリ
ファレンスカウンタ12は例えば富士通社製のMB15
11のICの様にプリスケーラ内蔵PLL周波数シンセ
サイザICとして市販されているものが多い。またスプ
リアス低減のために複数箇所にタンク回路を挿入しなく
ても良い利点がある。しかし、電源投入時などの高速ロ
ックアップとFM変調の保証を目的として、ループフィ
ルター回路40はループフィルター切り替え方式である
ため、部品点数の増大を招き、小形化・低コスト化の障
害となっている。
【0015】そこで、上記問題点に鑑み、本発明の第1
の課題は、ワイヤレス・マイクロホンに振動等やフィー
ドバック等が生じても可聴周波数領域の大きなノイズ発
生に結び付かず、しかも耐振対策・シールド対策を軽減
できるワイヤレス・マイクロホン用UHF帯搬送波FM
送信機を提供することにある。
【0016】また、本発明の第2の課題は、ループフィ
ルター切り替え方式を無くして個別部品の点数削減によ
り小形化・低コスト化を実現できるワイヤレス・マイク
ロホン用UHF帯搬送波FM送信機を提供することにあ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の講じた手段は、PLL回路の電圧制御発振
器に変調信号入力でFM変調を掛けるのではなく、PL
L回路のアナログ位相比較器に入力する基準信号をFM
変調波としたところにある。
【0018】即ち、本発明に係るワイヤレス・マイクロ
ホン用UHF帯搬送波FM送信機は、水晶発振回路の発
振周波数を音響信号の変調信号入力でFM変調する電圧
制御水晶発振式変調回路(VCXO)を有し、PLL回
路のアナログ位相比較器に入力すべき基準信号として上
記電圧制御水晶発振式変調器から得られるFM変調信号
を利用しており、上記PLL回路のループ・フィルター
の高域側カットオフ周波数を最高可聴周波数以上として
成ることを特徴とする。
【0019】かかる構成において、送信周波数がUHF
帯域とすると、基準周波数を10MHz程度に高めること
ができるが、PLL回路のループ・フィルターの時定数
(カットオフ周波数)は100 KHz程度の高域周波数で
良くなるので、最高可聴周波数(約20KHz)よりも高
い周波数を選ぶことができる。このため、振動・フィー
ドバック等によりロックアップが乱れても、ループ・フ
ィルターの積分出力は高い周波数の非可聴周波数で推移
しているので、可聴ノイズの発生として顕在化すること
はない。なお、高速の(時定数の小さい)ループ・フィ
ルターを用いた場合、一般に、低域側で振幅特性の膨れ
上がりが起こるものの、アナログ位相比較器の出力は高
域周波数帯であるため、その振幅特性の膨れ上がりから
外れて問題とはならない。
【0020】また、既に、PLL回路のVCOに変調を
掛けるのではなく、VCXOからのFM変調波がPLL
回路のアナログ位相比較器に入力されているため、ルー
プ・フィルターの時定数を大きくせずともFM変調が保
証されていると共に、ループ・フィルターの時定数を小
さくできるため、電源投入時などの高速ロックアップも
保証されている。ループフィルター切り替え方式を採用
せずに済むため、その分、個別部品の点数削減に寄与す
る。デジタル位相比較器ではなく、アナログ位相比較器
が用いられているため、チャージポンプ回路等も不要化
できる。更に、前述したように、振動・フィードバック
等が可聴周波数ノイズに変換されないため、電圧制御発
振器(VCO)等のシールド対策や耐振対策を軽減でき
る。従って、従前のPLL方式の送信機に比し、小形化
・低コスト化を実現できる。
【0021】ループ・フィルターの高域側カットオフ周
波数としては約100 KHz〜約1MHzの範囲に設定す
ることが好ましい。高域側カットオフ周波数が最高可聴
周波数(約20KHz)〜数十KHzでは、可聴周波数ノ
イズの除去が不完全だからである。また高域側カットオ
フ周波数が約1MHzを超える場合は、送信周波数の高
域側がUHF帯を超える虞れがあり、各国電波法規上の
問題を生じる。
【0022】電圧制御水晶発振式変調回路が水晶発振回
路の直流バイアス電圧を増減設定して発振周波数を可変
するチャンネル切り替え回路を含む場合は、比較信号側
に周波数シンセサイザ方式の可変分周器を用いる場合に
比し、構成の簡素化を実現できる。
【0023】例えば、上記のチャンネル切り替え回路と
しては、電源電圧を直流分圧する複数の可変抵抗器と、
各直流分圧を上記直流バイアス電圧として切り替え供給
する多点切り替えスイッチとを有する構成を採用でき
る。
【0024】なお、VCXOから出力されるFM変調信
号を周波数分周する基準分周器(固定分周器又は可変分
周器)を設け、その分周出力を基準信号として利用する
ようにしても良い。
【0025】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。
【0026】図1は本発明に係るワイヤレス・マイクロ
ホン用UHF帯搬送波FM送信機の一実施形態を示すブ
ロック図である。
【0027】本例のFM送信機は、音響波(可聴周波数
10Hz〜20KHzの変調信号入力)AFで水晶振動子X
3(基本周波数:12.5MHz)の負荷容量を変化させて
電圧制御発振によりFM変調を行なう電圧制御水晶発振
式変調器(VCXO)50と、そのFM変調波vr を基
準信号として入力されるアナログ位相比較器61を持つ
PLL回路60と、PLL回路60の緩衝増幅器(Buff
er)64の出力波を電力増幅して送信電力(10mW)を
作り出す高周波増幅器71と、出力波に適合したバンド
パスフィルタ72と、筐体内アンテナ73とを備えて成
る。
【0028】本例のPLL回路60は、VCXOから入
力する基準信号vr と比較分周器65から入力する比較
信号vc との位相を比較してその位相差に応じた位相差
信号を出すアナログ位相比較器61と、その位相差信号
を積分するループ・フィルター(低域通過フィルターL
PF)62と、フィルター出力電圧で出力波v0 の発振
周波数f0 を制御する電圧制御発振器(VCO)63
と、電圧制御発振器63と疎結合させて次段後の影響が
電圧制御発振器63に帰還しないようにする緩衝増幅器
(Buffer)64と、出力波v0 (800 MHz帯)の発振
周波数f0 を分周比1/64で周波数分周する比較分周
器65とから成る。勿論、比較分周器65は固定分周器
に限らず、多チャンネル化のため、マイクロコンピュー
タや可変分周器を用いてデュアル・モジュラス・プリス
ケーラ方式等の周波数シンセサイザを構成したものでも
良い。
【0029】なお、12.5MHzの水晶発振子に±500 H
zで変調した場合、そのFM変調波は64逓倍されるた
め、搬送周波数800 MHz帯では32KHzのディビエー
ションを得ることができる。
【0030】本例では、アナログ位相比較器61に入力
される基準周波数fr は12.5MHzで高速位相比較を行
うようになっている。このため、ループ・フィルター6
2の時定数(カットオフ周波数)は100 KHz程度の高
域周波数とすることができることから、最高可聴周波数
20KHzよりも遙かに高い周波数の選定が可能となる。
このため、振動・フィードバック等によりロックアップ
が乱れて瞬間的に位相同期過程に戻っても、ループ・フ
ィルター62の積分出力は100 KHz〜1MHz程度の
非可聴周波数で推移しているので、それに伴う可聴ノイ
ズの発生は起こり難い。
【0031】更に、VCXOからのFM変調波が位相比
較器61に入力されており、変調信号入力がVCOに加
わっていないため、FM変調が保証されていると共に、
ループフィルターの時定数を小さくできるため、電源投
入時などの高速ロックアップも保証されている。そし
て、図4に示すPLL回路の如きループフィルター切り
替え方式の採用が不要となっており、またアナログ位相
比較器が用いられているため、チャージポンプ回路等も
不要化できるので、個別部品の点数削減に寄与し、小形
化・低コスト化を実現できる。これに加え、シールド対
策や耐振対策を軽減できることから、一層のこと小形化
・低コスト化が実現する。
【0032】一般に、比較周波数fc を高い周波数に設
定すると、キャリア純度が悪く、隣接チャンネル漏洩電
力が抑圧できないが、本例におけるアナログ位相比較器
PCは、デジタル位相比較器と比べて信号をロックでき
る範囲(ロックイン・レンジ)は狭いものの、位相比較
後の出力波形にデジタル型の様な急峻なパルス波形を含
まないため、後段のループ・フィルター62の簡素化が
でき、高C/N比を得ることに役立つ。
【0033】
【実施例】図2は図1に示す発明の実施形態に基づく実
施例を示す回路図である。
【0034】電圧制御水晶発振式変調器(VCXO)
は、主に、共振周波数12.5MHzの水晶振動子X3,伸
長コイルL10, バリキャップ(可変容量ダイオード)D
2,IC1(フィリップス社製NE602AD)の中の
発振回路,直流バイアス電圧VB を得るチャネル切り替
え回路51,及び直流を除去し音声信号たる変調信号入
力AFを通すコンデンサC18から成る。R20, 抵抗R35
は抵抗、C47, C48, C50はコンデンサである。
【0035】IC1の6番ピンと7番ピンの間に構成す
る水晶発振回路にバリキャップD2を挿入してFM変調
回路が形成されている。変調信号入力AFは水晶振動子
X3と直列に接続されたバリキャップD2のカソード側
に印加され、水晶振動子X3の負荷容量を可変し、水晶
振動子X3の共振周波数にFM変調を掛ける。
【0036】チャネル切り替え用回路は、電源電圧VCC
を直流分圧する並列接続された複数の可変抵抗器VR1
〜VRn と、各摺動接点の分圧出力に直列接続した電流
制限抵抗r1 〜rn と、各直流分圧を直流バイアス電圧
B として水晶発振回路に切り替え供給する多点切り替
えスイッチSWとから成る。チャネル切り替えの際に
は、多点切り替えスイッチSWを操作していずれか1つ
の可変抵抗器VR1 〜VRn を選択し、直流バイアス電
圧VB を変化させて発振周波数を可変する。可変抵抗器
VR1 〜VRn は周波数微調整用である。
【0037】PLLのアナログ位相比較器PCは主に上
記IC1から成り、このIC1内にはダブルバランスド
ミキサ(乗算器)を中核とし、前述したように基準信号
(FM変調波)側に属する発振回路と、1番ピンを入力
とし比較信号側に属する差動増幅器が内蔵されている。
このIC1の4番ピンと5番ピンから正相と逆相の差動
出力が出力される。
【0038】ループ・フィルター(LPF)は、抵抗R
31, R32, R33, R34, R36, R40と、コンデンサC4
4, C45, C46,C49とで構成され、ラグ・フィルター
とラグリート・フィルターとの組み合わせである。ここ
で、本例のループ・フィルターの高域側カットオフ周波
数は約650 KHzとなっている。
【0039】PLLの電圧制御発振器VCOは、主にバ
リキャップD3,誘電体素子L4,トランジスタQ2か
ら成る。IC1の4番ピンからの出力は比較的高速な時
定数で積分されてバリキャップD3のカソードに印加
し、IC1の5番ピンからの出力は大きな時定数で積分
されて抵抗32でGND電位にオフセットを掛け、バリキ
ャップD3のアノードに印加する。バリキャップD3の
アノードはコンデンサC44で交流的にGND電位に接地
し、バリキャップD3のカソードは小容量のコンデンサ
C43で誘電体素子L4のホット側に接続される。PLL
の電圧制御発振器VCOは、基本的には、バリキャップ
D3の内部容量、コンデンサC43、誘電体素子L4のイ
ンダクタ、コンデンサC22, C23、トランジスタQ2の
内部容量から構成される共振周波数で800 MHz帯の発
振周波数が決定される。誘電体素子Uは発振用共振器に
は誘電体素子L4が使用されており、C/N比の向上に
寄与する。なお、R21, R22, R25は抵抗、C24, C2
5, C26, C27はコンデンサである。
【0040】緩衝増幅器64は、トランジスタQ3、抵
抗R66, R23, R29、コンデンサC28, C42、インダク
タL5から構成されている。
【0041】高周波増幅器71は、トランジスタQ4、
抵抗R26, R27, R28、コンデンサC29, C30, C39、
インダクタL11から構成されている。
【0042】バンドパスフィルター72は、800 MHz
帯以外の周波数を減衰させると共にアンアテ73とのイ
ンピーダンスマッチングを取るための回路であり、コン
デンサC31, C34, C36, C37, C38, C68, C69、イ
ンダクタL7,L8,L9から構成されている。
【0043】比較分周器65は、IC2(富士通社製M
B501)を有しており、トランジスタQ3のコレクタ
出力をコンデンサC29, C40を経由させて抵抗R39, R
38で分圧した800 MHz電力はIC2の1番ピンに入力
されている。IC2は分周比1/64で800 MHz帯を
周波数分周し、4番ピンから12.5MHz帯の比較信号を
位相比較器PCへ送り出す。なお、R37, R41は抵抗、
C55, C56, C57, C57, C58はコンデンサである。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るワイ
ヤレス・マイクロホン用UHF帯搬送波FM送信機は、
PLL回路の電圧制御発振器に変調信号入力でFM変調
を掛けるのではなく、PLL回路のアナログ位相比較器
に入力する基準信号をFM変調波とした点と、ループ・
フィルターの高域側カットオフ周波数を最高可聴周波数
以上とした点を特徴としていることから、次の効果を奏
する。
【0045】 ワイアレス・マイクロホンは振動・フ
ィードバック等により非常にロックアップが乱れ易いも
のの、高速で位相比較し、ループ・フィルターの積分出
力は非可聴周波数で推移しているので、可聴ノイズの発
生を招かない。従って、ワイアレス・マイクロホンに適
した高性能のFM送信機を提供できる。またシールド対
策や耐振対策を軽減できることから、低コスト化を実現
できる。
【0046】PLL回路の最終段のVCOに変調を掛け
るのではなく、VCXOからのFM変調波がPLL回路
の位相比較器に入力されているため、ループ・フィルタ
ーの時定数を大きくせずともFM変調が保証されている
と共に、ループ・フィルターの時定数を小さくできるた
め、電源投入時等の高速ロックアップも保証されてい
る。このため、ループフィルター切り替え方式を採用せ
ずに済むので、その分、個別部品の点数削減に寄与す
る。更に、デジタル位相比較器ではなく、アナログ位相
比較器が用いられているため、チャージポンプ回路等の
不要化やループフィルターの簡素化も実現できる。加え
て、シールド対策や耐振対策の軽減により、従前のPL
L方式送信機に比し、小形化・低コスト化を達成でき
る。
【0047】 ループ・フィルターの高域側カットオ
フ周波数が100 KHz〜1MHzの範囲に設定されてい
る場合、振動・フィードバックによる可聴ノイズの発生
を略完全に抑えることができる。
【0048】 電圧制御水晶発振式変調回路が水晶発
振回路の直流バイアス電圧を増減設定して発振周波数を
可変するチャンネル切り替え回路を含む場合は、比較信
号側に周波数シンセサイザ方式の可変分周器を用いる場
合に比し、回路構成の簡素化を実現でき、低コスト化を
実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るワイヤレス・マイクロホン用UH
F帯搬送波FM送信機の一実施形態を示すブロック図で
ある。
【図2】図1に示す実施形態に基づく実施例を示す回路
図である。
【図3】従来の水晶発振逓倍方式を採用した音響用ワイ
ヤレス・マイクロホン送信機を示すブロック図である。
【図4】従来のPLL周波数シンセサイザ方式を採用し
た音響用ワイヤレス・マイクロホン送信機を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1…変調・発振・3逓倍回路 2…3逓倍回路 3…4逓倍回路 4…高周波増幅器 FL1,24,72…バンドパス・フィルター 5,25,73…筐体内アンテナ X1,X2,X3…水晶発振子 10…基準発振器 11…マイクロプロセッサ 12…リファレンスカウンタ(可変基準分周器) 20…PLL回路 21,63…電圧制御発振器(VCO) 22,64…緩衝増幅器 23,71…高周波増幅器 26…デジタル位相比較器 30…可変比較分周器 31…プリスケーラー 32…プログラムカウンタ 40,60…ループ・フィルター回路 41…第1の低域通過フィルター 42…第2の低域通過フィルター 50…電圧制御水晶発振式変調器(VCXO) 51…チャンネル切り替え回路 61…アナログ位相比較器 62…ループ・フィルター(低域通過フィルター) 65…比較分周器 VR1 〜VRn …周波数調整用可変抵抗器 r1 〜rn …電流制限抵抗 SW…多点切り替えスイッチ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 PLL方式を採用したワイヤレス・マイ
    クロホン用UHF帯搬送波FM送信機において、水晶発
    振回路の発振周波数を音響信号の変調信号入力でFM変
    調する電圧制御水晶発振式変調回路を有し、PLL回路
    のアナログ位相比較器に入力すべき基準信号として前記
    電圧制御水晶発振式変調器から得られるFM変調信号を
    利用しており、前記PLL回路のループ・フィルターの
    高域側カットオフ周波数を最高可聴周波数以上として成
    ることを特徴とするワイヤレス・マイクロホン用UHF
    帯搬送波FM送信機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ループ・フィル
    ターの高域側カットオフ周波数は100 KHz〜1MHz
    の範囲に属することを特徴とするワイヤレス・マイクロ
    ホン用UHF帯搬送波FM送信機。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2において、前記電
    圧制御水晶発振式変調回路は前記水晶発振回路の直流バ
    イアス電圧を増減設定して前記発振周波数を可変するチ
    ャンネル切り替え回路を有して成ることを特徴とするワ
    イヤレス・マイクロホン用UHF帯搬送波FM送信機。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記チャンネル切り
    替え回路は、電源電圧を直流分圧する複数の可変抵抗器
    と、各直流分圧を前記直流バイアス電圧として切り替え
    供給する多点切り替えスイッチとを有して成ることを特
    徴とするワイヤレス・マイクロホン用UHF帯搬送波F
    M送信機。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に
    おいて、前記電圧制御水晶発振式変調回路から出力され
    る前記FM変調信号を周波数分周する基準分周器を有し
    ており、この分周出力を前記基準信号として利用して成
    ることを特徴とするワイヤレス・マイクロホン用UHF
    帯搬送波FM送信機。
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