JP2002270786A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP2002270786A
JP2002270786A JP2001067344A JP2001067344A JP2002270786A JP 2002270786 A JP2002270786 A JP 2002270786A JP 2001067344 A JP2001067344 A JP 2001067344A JP 2001067344 A JP2001067344 A JP 2001067344A JP 2002270786 A JP2002270786 A JP 2002270786A
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gate electrode
semiconductor device
ferroelectric
semiconductor
memory cell
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Kazuyuki Sugahara
和之 須賀原
Hiroshi Ishihara
石原  宏
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Mitsubishi Electric Corp
Tokyo Institute of Technology NUC
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Tokyo Institute of Technology NUC
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セルトランジスタのゲート電極に2つの強誘
電体キャパシタが接続された不揮発性半導体メモリセル
において、微細なメモリセルを得る。 【解決手段】 セルトランジスタのソース領域21、ド
レイン領域22、ゲート電極41が半導体層によりスト
ライプ状に連続して形成され、ソースドレイン領域に不
純物を導入してからゲート電極41をセル毎に分離して
ゲート電極4とする。さらに、ゲート電極の材料を、金
属層と半導体層の積層構造とし、ゲート電極の間を絶縁
膜で埋めて平坦化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、半導体装置およ
びその製造方法に関し、特に、強誘電体の残留分極をデ
ータの記憶に応用した不揮発性半導体メモリおよびその
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】強誘電体の残留分極によりセルトランジ
スタのゲート電極の電荷量を変え、この電荷によりトラ
ンジスタのソースドレイン領域間に流れる電流が変化す
ることを情報の記憶に使用する強誘電体不揮発性メモリ
は、電源を切っても情報が消えない不揮発性メモリであ
るだけではなく、情報を読み出す際に記憶情報が変化し
ない非破壊読み出しであるため消費電力が少なく、また
素子寸法を小さくしても記憶に必要な強誘電体の残留分
極量が増加しないため微細化が容易にできる等の特徴が
あり、その一つとして、セルトランジスタのゲート電極
に2つの強誘電体キャパシタを接続した強誘電体メモリ
が考えられている。
【0003】図15は、その強誘電体メモリの鳥瞰図で
ある。図において、1はシリコン基板、2は活性層であ
って、活性層2のなかにソース領域21、ドレイン領域
22、チャネル領域23が含まれている。3はゲート絶
縁膜、4はゲート電極、5は強誘電体薄膜、6は第一電
極、7は第二電極である。 また、図16は、図15の
強誘電体メモリのメモリセルの等価回路図である。MO
S構造のセルトランジスタTr1のゲートに2つの強誘
電体キャパシタCA、CBの各一端がそれぞれ接続さ
れ、強誘電体キャパシタCAの他端は端子Aに、強誘電
体キャパシタCBの他端は端子Bに接続されている。セ
ルトランジスタTr1および強誘電体キャパシタCA、
CBから1つのメモリセルが構成されている。
【0004】実際には、図15、図16より、ゲート電
極4と強誘電体薄膜5と第一電極6で強誘電体キャパシ
タCBが、ゲート電極4と強誘電体薄膜5と第二電極7
で強誘電体キャパシタCAが形成されている。図17
は、ゲート電極4と強誘電体薄膜5(図示せず)と第一
電極6、第二電極7との関係を示した平面図である。こ
こで、強誘電体キャパシタCA、CBの強誘電体薄膜と
してはPZTを用い、その面積は等しくなるよう構成さ
れている。
【0005】本構成のメモリセルに”0”、”1”の情
報を書き込むためには、端子Bを接地し、端子Aに正ま
たは負の電圧を印加する。セルトランジスタTr1のゲ
ート容量が大きく、半導体側の電位の影響が無視できな
い場合には、半導体の電位を浮遊状態にするか、或いは
直列接続された2つの強誘電体キャパシタの中間電位に
なるように端子Aに加える電圧の1/2を与える。
【0006】いま、端子Aに正の電圧を印加して、図1
6に示すように、強誘電体キャパシタCAの分極方向が
下向きで、強誘電体キャパシタCBの分極方向が上向き
になっている状態を”1”とする。逆に、端子Aに負の
電圧を印加して、強誘電体キャパシタCAの分極方向が
上向きで、強誘電体キャパシタCBの分極方向が下向き
になっている状態を”0”とする。
【0007】”0”または”1”を書き込んだ後に、端
子Aの電圧を0に戻すと、2つの強誘電体キャパシタC
A、CBの残留分極が等しいために、セルトランジスタ
Tr1のゲート電極4ならびにチャネル領域23の半導
体表面には電荷が誘起されない。このためQg=Cg×
Vg(Qg:ゲート電極4の電荷、Cg:ゲート容量、
Vg:ゲート電位)の関係により、Vgは0Vとなる。
従って、”0”、”1”のどちらの状態で情報を保持し
ても2つの強誘電体キャパシタCA、CBの内部電界は
0となり、逆方向の内部電界によって強誘電体膜の分極
が減少することがなくなる。すなわち、情報の保持時間
が長くなり、不揮発性メモリとして働く。
【0008】次に読み出し動作について説明する。この
メモリセルに書き込まれた情報を読み出すためには、端
子Aを開放(OPEN)し、端子B(第一電極6)に正
電圧を印加する。この場合、図16に示すように書き込
み情報が”1”の場合には、強誘電体キャパシタCBの
分極量が大きく変化し、ゲート電極4の電荷Qqが0で
なくなる。これにより、チャネル領域23の半導体表面
には負の電荷が発生し、セルトランジスタTr1のしき
い値を適当に選ぶことにより、ソース領域21、トレイ
ン22間が導通する。
【0009】一方、書き込み情報が”0”の場合は強誘
電体の分極反転は生じず、印加する正電圧が充分に高い
場合にでも、ゲート電極4に発生する電荷Qgは小さ
く、チャネル領域23の半導体表面には電荷が発生しな
い。すなわちこの場合にはセルトランジスタTr1は導
通しない。従って、端子Bにパルス電圧を印加して、そ
の時間におけるセルトランジスタTr1のドレイン電流
を測定することにより、読み出し動作が行なえる。セル
トランジスタTr1に電流が流れたときに”1”と判定
する。
【0010】読み出し後には端子A、B共に0Vに戻
す。書き込み情報が”0”の場合はQg=0となり、読
み出し前の状態に戻る。一方、書き込まれていた情報
が”1”の場合は、読み出し電圧を0Vに戻した際に、
強誘電体キャパシタCAが下向きに分極しているので、
強誘電体キャパシタCAの分極電荷により強誘電体キャ
パシタCBは上向きに分極する。すなわち元の”1”の
状態に戻る。書き込まれた情報は読み出し動作によって
破壊されない非破壊動作である。従って読み出し後に再
書き込み動作をする必要がなく、低消費電力のメモリが
実現できる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように、セルトラ
ンジスタのゲート電極に2個の強誘電体キャパシタを接
続したメモリは、長い情報保持時間、低消費電力を実現
する半導体不揮発性メモリであるが、そのメモリセルの
配置およびその製造方法の最適化は今までなされていな
かった。
【0012】この発明では、不揮発性半導体メモリに要
求される、高集積度/高速動作/低コストなどの条件に
より、それぞれ最適なメモリセル配置構造を有する半導
体装置およびその製造方法を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る半
導体装置は、半導体素子のゲート電極に複数の強誘電体
キャパシタが接続された不揮発性半導体メモリセル構造
を有し、上記強誘電体キャパシタの強誘電体薄膜を上記
ゲート電極に対して相互に逆向きに分極させることによ
り情報を記憶する半導体装置であって、上記半導体素子
のソース領域およびドレイン領域が半導体層によりスト
ライプ状に連続して形成されているものである。
【0014】請求項2の発明に係る半導体装置は、請求
項1の発明において、上記半導体素子のソース領域およ
びドレイン領域の少なくとも一方が共通であるものであ
る。
【0015】請求項3の発明に係る半導体装置は、請求
項1または2の発明において、上記半導体素子のゲート
電極が存在しない領域の下には分離絶縁膜が形成されて
いるものである。
【0016】請求項4の発明に係る半導体装置は、請求
項1〜3のいずれかの発明において、上記半導体素子の
ゲート電極が半導体層および金属層により形成されてい
るものである。
【0017】請求項5の発明に係る半導体装置は、請求
項1〜4のいずれかの発明において、上記半導体素子
は、MOS型またはMIS型のセルトランジスタである
ものである。
【0018】請求項6の発明に係る半導体装置の製造方
法は、半導体素子のゲート電極に複数の強誘電体キャパ
シタが接続された不揮発性半導体メモリセル構造を有
し、上記強誘電体キャパシタの強誘電体薄膜を上記ゲー
ト電極に対して相互に逆向きに分極させることにより情
報を記憶する半導体装置の製造方法であって、半導体層
を用いて上記半導体素子のソース領域およびドレイン領
域をストライプ状に連続して形成する工程と、該ストラ
イプ状のソース領域およびドレイン領域に平行にゲート
電極を形成する工程と、上記ソース領域およびドレイン
領域に不純物を導入した後上記ゲート電極を再度パター
ニングする工程とを含むものである。
【0019】請求項7の発明に係る半導体装置の製造方
法は、請求項6の発明において、上記ゲート電極上に絶
縁膜を設け、該絶縁膜を上記ゲート電極の上部が露出す
るか、または露出する直前まで平坦化するものである。
【0020】請求項8の発明に係る半導体装置の製造方
法は、請求項6または7の発明において、上記半導体素
子は、MOS型またはMIS型のセルトランジスタであ
るものである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を、
図に基づいて説明する。 実施の形態例1.図1および図2は、この発明の実施の
形態1によるメモリセルの配置構造を示すもので、図1
(a)は、トランジスタから第二電極までを示した平面
図、図1(b)〜(d)、図2(a)〜(c)は各工程
を工程順に示した平面図である。なお、図1および図2
において、図15と対応する部分には、同一符号を付し
て説明する。各図において、24はソースコンタクト、
25はドレインコンタクト、41は各半導体素子として
のメモリセルトランジスタごとに分離される前のゲート
電極、61は第一電極コンタクト、71は第二電極コン
タクト、8は1つのメモリセルの領域を表したものであ
る。
【0022】次に、本実施の形態における製造工程を、
図1(b)〜(d)、図2(a)〜(c)を参照して、
各工程毎に説明する。先ず、図1(b)において、シリ
コン基板(図示せず)中にトランジスタの活性層2を形
成する。この活性層2はストライプ状に形成する。次い
で、図1(c)のように、活性層2の中央にゲート電極
41をストライプ状に活性層2と平行にパターニングす
る。この状態で活性層2に砒素、リン等の不純物をイオ
ン注入し、ソース領域、ドレイン領域を形成する(図示
せず)。その後、ゲート電極41をメモリセル毎にパタ
ーニングして、図1(d)に示すようにゲート電極4と
する。それぞれのゲート電極4は絶縁膜によって完全に
分離されたフローティング構造となっている。
【0023】次に、図2(a)に示すように、ゲート電
極4上に強誘電体(PZT)薄膜(図示せず)を堆積し
た後、第一電極6をパターニングする。第一電極6はゲ
ート電極4と垂直な方向に、ゲート電極4と同じ幅でゲ
ート電極4に交差するようにストライプ状に形成されて
いる。次いで、図2(b)に示すように、第一電極6の
上にさらに強誘電体薄膜(図示せず)を形成した後に第
二電極7をゲート電極4に重なるようにゲート電極と平
行に形成する。その後は図2(c)に示すように絶縁膜
(図示せず)を堆積した後、ソースコンタクト24、ド
レインコンタクト25、第一電極コンタクト61、第二
電極コンタクト71を開ロする。その後はメタルにより
ソース領域、ドレイン領域、第一、第二電極をセルアレ
イの周辺にあるセンスアンプ、デコーダなどに配線する
(図示せず)。
【0024】書き込みは第一電極6と第二電極7をそれ
ぞれ1本ずつ選択して、電圧を印加することで、第一電
極6、第二電極7が交差するところのゲート電極4と、
第一電極6、第二電極7の間の強誘電体を分極させるこ
とで行う。ここでゲート電極4の幅はゲート長の2倍に
設定しておく。第一電極6の幅をゲート長と同じに設定
すれば、ゲート電極4と第一電極6、第二電極7が作る
強誘電体キャパシタの面積は同じになり、このメモリの
動作条件を満たす。
【0025】読み出しは、読み出したいセルの第一電極
6に電圧を印加して、そのセルのソースコンタクト2
4、ドレインコンタクト25間に流れる電流を検出す
る。該当セル以外の第一電極6には電圧が印加されてい
ないために、該当セル以外のトランジスタには電流は流
れない。また、ゲート電極4の間の活性層には図1
(c)で示したように、ソース領域、ドレイン領域の不
純物が注入されていないことおよびその上に電圧が印加
されないことから電気的に導通することはない。従って
ソースコンタクト24、ドレインコンタクト25間に流
れる電流は選択されたセルが”1”の場合に流れ、”
0”の場合には流れない。このことにより選択したセル
の情報の読み出しができる。
【0026】このように、本実施の形態では、メモリセ
ルのセル面積は、例えば設計最小寸法が0.8μmの場
合、7.68μm2となり、同一設計寸法のNOR型フ
ラッシュメモリと同等の微少セルが実現できる。
【0027】実施の形態2.図3〜図6は、この発明の
実施の形態2によるメモリセルの配置構造を示す平面図
で、本実施の形態は、上記実施の形態1のメモリセルを
さらに微細化したものである。なお、図3〜図6におい
て、図1および図2と対応する部分には、同一符号を付
して、その詳細説明を省略する。各図において、81、
82はそれぞれの1つのメモリセルの領域を表したもの
である。なお、製造工程における各工程毎の説明は上記
実施の形態1と同じであるため省略する。
【0028】図3(a)では、ソース領域が左右のゲー
ト電極4で共通になっており、図5(a)では、ゲート
電極4に対してソース領域およびドレイン領域が共通に
なっている。それぞれのメモリセルのセル面積は、例え
ば設計最小寸法が0.8μmで、ソース領域を共通にし
た場合6.72μm2、ソース領域およびドレイン領域
を共通にした場合5.76μm2と、同一設計寸法のN
OR型フラッシュメモリより小さなメモリセルが実現で
きる。
【0029】ソース領域、ドレイン領域の一方或いは両
方を共通にするとセル面積は小さくなるが、セルアレイ
の周辺に配置されるセンスアンプやデコーダの面積は同
一設計寸法を使用しているので変わらない。従ってセル
面積を小さくなっても、メモリセルが占める面積に比べ
て周辺回路の面積が増加してチップの面積はそれ程減少
しない。この点に関しては、要求される動作速度に応じ
て、1本の第一、第二電極に接続されているメモリセル
の数を増減させればよい。1本の第一、第二電極に接続
されているメモリセルの数が多い場合は、卜ータルの容
量が大きくなるので動作速度は遅くなるが、チップ面積
は小さくできる。接続されているメモリセルの数が少な
い場合は、チップ面積はそれ程小さくならないが、動作
速度は速くなる。
【0030】実施の形態3.図7および図8は、この発
明の実施の形態3を示すメモリセルの配置構造を示す平
面図で、上記実施の形態1、2とは構造的に異なったも
のとなっている。なお、図7および図8において、図1
および図2と対応する部分には、同一符号を付して、そ
の詳細説明を省略する。各図において、42はバリアメ
タル、43はゲート電極4上の開口部、83はそれぞれ
の1つのメモリセルの領域を表したものである。
【0031】次に、本実施の形態における製造工程を、
図7(b)〜(d)、図8(a)〜(d)を参照して、
各工程毎に説明する。なお、各工程毎の説明で上記と同
じところは省略する。図7(b)で、活性層2はシリコ
ン基板(図示せず)中にストライプ状に形成されている
が、ストライプの中に分離領域(活性層でないところ)
が設けられている。図7(c)でゲート電極4をパター
ニングし、ソース領域、ドレイン領域の不純物をイオン
注入する。ゲート電極4はこの時点でセル毎に分離され
ているので、上記実施の形態1、2のように再度別マス
クによりパターニングする必要はない。次に、図7
(d)で示すようにゲート電極4上に絶縁膜(図示せ
ず)を堆積し、開口部43を開ける。
【0032】さらに、図8(a)に示すように、バリア
メタル42をパターニングする。このバリアメタル42
はゲート電極43より面積が小さくなるように設けられ
ている。その後の工程は上記実施の形態1、2と同じで
ある。なお、図8(c)で第二電極7が櫛状に形成され
ているのは、写真製版工程での重ね合わせがずれても、
強誘電体キャパシタの面積が変わらないようにするため
である。
【0033】本実施の形態では、ゲート電極4が上記実
施の形態1、2より大きい(ゲート長が長い)。従っ
て、セルの面積は31.4μm2と大きく、ドレイン電
流は上記実施の形態1、2のセルより小さくなる。しか
し、ゲート電極4のパターニングが通常のLSlと同様
に1回ですむ。従って、本実施の形態は、ロジックと小
規模のメモリセルを混載したLSlを低コストで製造す
るのに適している。
【0034】実施の形態4.図9〜図11はこの発明の
実施の形態4による製造方法を示すための工程別断面図
である。本実施の形態は、実質的に上記実施の形態1、
2に関わる強誘電体メモリセルの製造方法を断面図を用
いて詳細に示したものである。以下順をおって説明す
る。なお、図9〜図11において、図1および図2と対
応する部分には、同一符号を付して、その詳細説明を省
略する。
【0035】先ず、図9(a)に示すように、n型シリ
コン基板1にボロンを1×1013/cm2注入し、11
00℃で5時間のアニールによって、将来NMOSを作
成する領域にpウエルを形成する。次に、図9(b)に
示すように、LOCOS法により分離酸化膜26および
活性層2を形成する。熱酸化法で15nmのゲート酸化
膜3を形成した後、リンドープポリシリコン44、Ti
N45、Ru46を順次堆積し、パターニングする(図
9(c))。リンドープポリシリコン44、TiN4
5、Ru46からなるゲート電極41の膜厚はそれぞれ
10nm、5nm、10nmである。次に、ソース領
域、ドレイン領域の不純物の注入によりN−ソースドレ
イン領域、P−ソースドレイン領域を形成する(図9
(d))。
【0036】この図9(d)では、NMOS形成領域に
リンを1×1014/cm2注入している。次に、図9
(e)では、酸化膜のサイドウオール47を形成後、砒
素を4×1015/cm2注入して、900℃で30分の
アニール後、ソース領域21、ドレイン領域22が形成
される。PMOSのソースドレイン領域形成も同様に行
う。次に、再度写真製版工程によりゲート電極41を図
1(d)(図3(d)も同じ)の平面図に示すようにパ
ターニングして、図示せずもセル毎に分離されたゲート
電極4とする(図10(a))。
【0037】次に、図10(b)に示すように、ゲート
電極4の上に酸化膜9を堆積し、CMP法により平坦化
する。平坦化はゲート電極4の上50nmで終了させ、
その後写真製版によりメモリセル上のみ開口する。図1
0(b)では写真製版によりメモリセル上のゲート電極
4のみを露出させたが、CMP法によりメモリセルおよ
び周辺回路部上のゲート電極の両方とも露出させても問
題はない。
【0038】図10(c)に示すように露出させたゲー
ト電極4上に強誘電体薄膜としてPZT膜51をゾルゲ
ル法で200nm堆積する。次に、Ruを100nmス
パッタ法で堆積しパターニングして第一電極6とする。
さらに、図10(d)に示すように、厚さ200nmの
PZT膜52をゾルゲル法で堆積した後、Ruを100
nmスパッタ法で堆積しパターニングして第二電極7と
する。次に、図10(e)に示すように、写真製版技術
により周辺回路部のPZT膜51、52を除去する。
【0039】その後は、通常のプロセスにより工程を進
める。層間絶縁膜として酸化膜91を堆積し、平坦化し
た後コンタクト92を形成する(図11(a))。次い
で、アルミ配線93を形成する(図11(b))。さら
に、層間絶縁膜94を堆積し、スルーホール95を開口
する(図11(c))。最後に、アルミ配線96を形成
して、プロセスが終了する(図11(d))。
【0040】なお、本実施の形態で、ゲート電極4内に
TiN45を使用するのは、ポリシリコン44とPZT
膜51との反応を抑制するためである。またPZT膜5
1は酸化物であり、TiN45に接するとTiN45を
酸化して絶縁物になるためTiN45の酸化防止膜とし
てRu46を設けている。
【0041】さらに、本実施の形態では、ゲート電極
4、保護電極としてのRu46の周辺の絶縁膜9を平坦
化しているため、ゲート電極の段差上にPZT膜51が
形成されることがなくなる。段差上に形成された強誘電
体膜はその強誘電体特性が劣化するので、上記の実施の
形態により高品質の強誘電体キャパシタが得られる。
【0042】実施の形態5.図12〜図14はこの発明
の実施の形態5による製造方法を示すための工程別断面
図である。本実施の形態は、実質的に上記実施の形態3
に関わる強誘電体メモリセルの製造方法を断面図を用い
て詳細に示したものである。以下順をおって説明する。
なお、図12〜図14において、図1および図2と対応
する部分には、同一符号を付して、その詳細説明を省略
する。また、上記実施の形態4と同一の工程は説明を省
略する。
【0043】図12(c)では、リンドープポリシリコ
ン441のみをゲート電極4としてパターニングする。
ソースドレイン領域形成後、酸化膜911を形成し、メ
モリセル部のゲート電極4の上のみに開口部912を開
ける(図13(a))。次に、開口部912をTiN4
51で埋め込んだ後、保護電極としてRuをパターニン
グして保護電極461とする。その後酸化膜913を堆
積し、保護電極461が露出するまでCMP法により平
坦化する(図13(b))。その後は、上記実施の形態
4と同一の方法で強誘電体(PZT)、第一、第二電
極、アルミ配線を形成する。
【0044】なお、本実施の形態で、ゲート電極4内に
TiN451を使用するのは、ポリシリコン441とP
ZT膜51との反応を抑制するためである。またPZT
膜51は酸化物であり、TiN451に接するとTiN
451を酸化して絶縁物になるためTiN451の酸化
防止膜としてRuを用いた保護電極461を設けてい
る。
【0045】さらに、本実施の形態では、ゲート電極
4、保護電極461の周辺の絶縁膜913を平坦化して
いるため、ゲート電極の段差上に強誘電体膜51が形成
されることがなくなる。段差上に形成された強誘電体膜
はその強誘電体特性が劣化するので、上記の実施の形態
により高品質の強誘電体キャパシタが得られる。
【0046】実施の形態6.なお、上述した実施形態1
〜5では、強誘電体キャパシタの誘電体材料としてPZ
Tを用いた場合について説明したが、これに限らず強誘
電体材料であればその他のものを用いてもよい。また、
半導体素子としての電界効果トランジスタはMOS型に
限るものではなく、ゲート酸化膜の代わりにゲート絶縁
膜を用いたMIS型を用いることも可能である。さら
に、メモリセルトランジスタはNM0Sに限るものでは
なく、PM0Sを用いてもよい。基板としてはシリコン
基板を用いたが、SOI基板を用いてもよい。
【0047】さらに、ゲート電極の材料をメタル/バリ
アメタル/ポリシリコンとしてRu/TiN/リンドー
プポリシリコンを使用したが、強誘電体材料やシリコン
と反応しない材料であれば何を用いてもよい。また、反
応しない物質として、メタルはPt、lrなどが、バリ
アメタルとしては、TiSiN、TiW、TiWNなど
を使用してもよい。
【0048】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、半導体素子のゲート電極に複数の強誘電体キャパシ
タが接続された不揮発性半導体メモリセル構造を有し、
上記強誘電体キャパシタの強誘電体薄膜を上記ゲート電
極に対して相互に逆向きに分極させることにより情報を
記憶する半導体装置であって、上記半導体素子のソース
領域およびドレイン領域が半導体層によりストライプ状
に連続して形成されているので、微細なメモリセルが得
られ、最適なメモリセル配置構造を実現できるという効
果がある。
【0049】また、請求項2の発明によれば、上記半導
体素子のソース領域およびドレイン領域の少なくとも一
方が共通であるので、微細なメモリセルが得られ、最適
なメモリセル配置構造の実現に寄与できるという効果が
ある。
【0050】また、請求項3の発明によれば、上記半導
体素子のゲート電極が存在しない領域の下には分離絶縁
膜が形成されているので、低コストのセルを得ることが
できるという効果がある。
【0051】また、請求項4の発明によれば、上記半導
体素子のゲート電極が半導体層および金属層により形成
されているので、ゲート電極の材料を金属層と半導体層
の積層構造とすることができ、強誘電体と半導体層の反
応が抑制できるという効果がある。
【0052】また、請求項5の発明によれば、上記半導
体素子は、MOS型またはMIS型のセルトランジスタ
であるので、多用途の高集積度、高速動作、低コストの
微少セルが実現できるという効果がある。
【0053】また、請求項6の発明によれば、半導体素
子のゲート電極に複数の強誘電体キャパシタが接続され
た不揮発性半導体メモリセル構造を有し、上記強誘電体
キャパシタの強誘電体薄膜を上記ゲート電極に対して相
互に逆向きに分極させることにより情報を記憶する半導
体装置の製造方法であって、半導体層を用いて上記半導
体素子のソース領域およびドレイン領域をストライプ状
に連続して形成する工程と、該ストライプ状のソース領
域およびドレイン領域に平行にゲート電極を形成する工
程と、上記ソース領域およびドレイン領域に不純物を導
入した後上記ゲート電極を再度パターニングする工程と
を含むので、微細なメモリセルが実現でき、最適なメモ
リセル配置構造を実現できるという効果がある。
【0054】また、請求項7の発明によれば、上記ゲー
ト電極上に絶縁膜を設け、該絶縁膜を上記ゲート電極の
上部が露出するか、または露出する直前まで平坦化する
ので、特性のよい強誘電体キャパシタを得ることができ
るという効果がある。
【0055】さらに、請求項8の発明によれば、上記半
導体素子は、MOS型またはMIS型のセルトランジス
タであるので、多用途の高集積度、高速動作、低コスト
の微少セルが実現できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による強誘電体不揮
発性メモリのメモリセル配置構造を示す平面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による強誘電体不揮
発性メモリのメモリセル配置構造を示す平面図である。
【図3】 この発明の実施の形態2による強誘電体不揮
発性メモリのメモリセル配置構造を示す平面図である。
【図4】 この発明の実施の形態2による強誘電体不揮
発性メモリのメモリセル配置構造を示す平面図である。
【図5】 この発明の実施の形態2による強誘電体不揮
発性メモリのメモリセル配置構造を示す平面図である。
【図6】 この発明の実施の形態2による強誘電体不揮
発性メモリのメモリセル配置構造を示す平面図である。
【図7】 この発明の実施の形態3による強誘電体不揮
発性メモリのメモリセル配置構造を示す平面図である。
【図8】 この発明の実施の形態3による強誘電体不揮
発性メモリのメモリセル配置構造を示す平面図である。
【図9】 この発明の実施の形態4による強誘電体不揮
発性メモリの製造方法を示す工程別断面図である。
【図10】 この発明の実施の形態4による強誘電体不
揮発性メモリの製造方法を示す工程別断面図である。
【図11】 この発明の実施の形態4による強誘電体不
揮発性メモリの製造方法を示す工程別断面図である。
【図12】 この発明の実施の形態5による強誘電体不
揮発性メモリの製造方法を示す工程別断面図である。
【図13】 この発明の実施の形態5による強誘電体不
揮発性メモリの製造方法を示す工程別断面図である。
【図14】 この発明の実施の形態5による強誘電体不
揮発性メモリの製造方法を示す工程別断面図である。
【図15】 従来の強誘電体不揮発性メモリのメモリセ
ルアレイの鳥瞰図である。
【図16】 強誘電体不揮発性メモリのメモリセルを示
す等価回路図である。
【図17】 MOSキャパシタと強誘電体キャパシタの
関係を表わす平面図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板、2 活性層、21 ソース領域、2
2 ドレイン領域、3ゲート酸化膜、4 ゲート電極、
41 ゲート電極、45、451 TiN、46、46
1 Ru、5、51、52 PZT膜、6 第一電極、
7 第二電極、8、81、82、83 メモリセル、
9、91、911、913、94 層間絶縁膜、93、
96 アルミ配線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石原 宏 東京都目黒区大岡山2丁目12番1号 東京 工業大学内 Fターム(参考) 5F083 FR05 GA05 GA21 GA25 HA02 JA15 JA35 JA38 JA39 JA40 KA13 LA01 LA03 LA04 LA05 MA06 MA16 MA19 NA02 PR22 PR23 PR33 PR36 PR40 PR43 PR44 PR45 PR53 PR54 PR55 ZA05 5F101 BA62 BD02 BD07 BD36 BD37 BE05 BE07 BF02 BH21 BH23

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体素子のゲート電極に複数の強誘電
    体キャパシタが接続された不揮発性半導体メモリセル構
    造を有し、上記強誘電体キャパシタの強誘電体薄膜を上
    記ゲート電極に対して相互に逆向きに分極させることに
    より情報を記憶する半導体装置であって、 上記半導体素子のソース領域およびドレイン領域が半導
    体層によりストライプ状に連続して形成されていること
    を特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 上記半導体素子のソース領域およびドレ
    イン領域の少なくとも一方が共通であることを特徴とす
    る請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 上記半導体素子のゲート電極が存在しな
    い領域の下には分離絶縁膜が形成されていることを特徴
    とする請求項1または2記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 上記半導体素子のゲート電極が半導体層
    および金属層により形成されていることを特徴とする請
    求項1〜3のいずれかに記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 上記半導体素子は、MOS型またはMI
    S型のセルトランジスタであることを特徴とする請求項
    1〜4のいずれかに記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 半導体素子のゲート電極に複数の強誘電
    体キャパシタが接続された不揮発性半導体メモリセル構
    造を有し、上記強誘電体キャパシタの強誘電体薄膜を上
    記ゲート電極に対して相互に逆向きに分極させることに
    より情報を記憶する半導体装置の製造方法であって、 半導体層を用いて上記半導体素子のソース領域およびド
    レイン領域をストライプ状に連続して形成する工程と、 該ストライプ状のソース領域およびドレイン領域に平行
    にゲート電極を形成する工程と、 上記ソース領域およびドレイン領域に不純物を導入した
    後上記ゲート電極を再度パターニングする工程とを含む
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 上記ゲート電極上に絶縁膜を設け、該絶
    縁膜を上記ゲート電極の上部が露出するか、または露出
    する直前まで平坦化することを特徴とする請求項6記載
    の半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 上記半導体素子は、MOS型またはMI
    S型のセルトランジスタであることを特徴とする請求項
    6または7記載の半導体装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100694379B1 (ko) 2003-09-30 2007-03-12 로무 가부시키가이샤 D/a 변환 회로, 유기 el 구동 회로 및 유기 el디스플레이 장치

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JP2000138351A (ja) * 1998-08-28 2000-05-16 Handotai Rikougaku Kenkyu Center:Kk 強誘電体不揮発性メモリとその読み出し方法
WO2001003198A1 (de) * 1999-07-06 2001-01-11 Infineon Technologies Ag Speicherzellenanordnung

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