JP2002269440A - 企業のir活動支援方法、株主総会同時ネット中継システム及びir活動情報提供サーバ - Google Patents

企業のir活動支援方法、株主総会同時ネット中継システム及びir活動情報提供サーバ

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JP2002269440A
JP2002269440A JP2001065960A JP2001065960A JP2002269440A JP 2002269440 A JP2002269440 A JP 2002269440A JP 2001065960 A JP2001065960 A JP 2001065960A JP 2001065960 A JP2001065960 A JP 2001065960A JP 2002269440 A JP2002269440 A JP 2002269440A
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Yukihiro Igawa
幸広 井川
Hideo Okubo
秀夫 大久保
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DISCLOSURE BANK CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 企業のIR活動の支援を行う。 【解決手段】 ネットワーク事業者が企業のIR活動を
無償で支援することを対価として当該企業のIR活動に
関連する情報を電子的なコンテンツデータとして配信す
る権利を得る、企業のIR活動支援方法であって、企業
の株価に影響を与える情報が当該企業から発表されるイ
ベントの少なくとも開催日及び開催場所を含むイベント
情報を、企業のコンピュータと結ばれたネットワークを
介して収集するイベント情報収集手段により事業者が収
集するステップ、イベント情報に基づいてイベント会場
に手配した撮影手段により当該イベントの模様を事業者
が撮影するステップ、撮影したイベントの模様をコンテ
ンツデータとしてネットワークを介して配信する配信手
段により事業者が所定の者の端末に配信するステップを
含む企業のIR活動支援方法とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク事業
者が企業のIR(Investors Relation)活動に関連した
情報を配信する、企業のIR活動支援方法、株主総会同
時ネット中継システム及びIR活動情報提供サーバに関
する。
【0002】
【従来の技術】我が国で株式を上場したり公開している
企業は約4000社に達しており、なお増勢の一途をた
どっている。これら企業は経営情報を開示することが、
株主及び機関投資家などに対する責務として重要視され
ている。特に近年における経済のグローバル化から、益
々経営情報の開示が重要になっている。
【0003】経営情報の種類は多数あり、情報を開示す
る手段も多岐にわたっているが、特に重要な開示手段と
して、定時株主総会をあげることができる。我が国で
は、3月に決算を行う会社が多いため、6月下旬に集中
して株主総会が開催される。
【0004】また、株主総会と同等あるいはそれ以上に
重要な意味をもって企業から経営情報が開示されるのが
決算報告のカンファレンスコールや経営トップによるス
ピーチである。このカンファレンスコールなどで開示さ
れる情報は、投資家ばかりでなくアナリストにとっても
重要なものである。また、アナリストが発表するアナリ
ストミーティングも、投資家にとって企業の経営情報を
入手する重要な手段である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記した株
主総会やカンファレンスコールを介して開示される経営
情報に、鮮度よくアクセスするのは困難なものである。
例えば、株主総会についていえば、6月下旬に開催され
る株主総会の全てを見て回ることは到底できない。ま
た、投資家の中には、カンファレンスコールや経営トッ
プのスピーチが、いつ、どこで、どのようにして開催な
どされるのかを全く知らない場合もある。従って、企業
やアナリストが開示する経営情報に、投資家や他のアナ
リストが鮮度よくアクセスできる方策を提供することが
課題としてあげられる。
【0006】また、我が国における株式市場低迷の要因
の一つに、日本企業の情報開示の悪さによる海外投資家
離れがあげられている。この情報開示の悪さが与える悪
影響は、その企業の株価ばかりでなく、我が国の株式市
場全体の株価に波及する。しかし、一企業が経営情報を
広く開示するのは困難なことである。しかも、公平かつ
客観的に経営情報を開示することは、さらに困難なもの
である。従って、各企業が経営情報の開示を容易に、公
平に、かつ客観的に行える方策を提供することが課題と
してあげられる。
【0007】また、前記したとおり、我が国で株式を上
場したり公開している企業は約4000社あるが、これ
ら企業から開示された経営情報が点々と点在しているの
では、投資家やアナリストにとって不便である。従っ
て、これらの情報を包括的に提供できる方策が課題とし
てあげられる。
【0008】そこで、本発明は、前記した課題を解決す
ることを主たる目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決した第1
態様の発明(請求項1)は、ネットワーク事業者が企業
のIR活動を無償で支援することを対価として当該企業
のIR活動に関連する情報を電子的なコンテンツデータ
として配信する権利を得る、企業のIR活動支援方法で
ある。この企業のIR活動支援方法は、(1)前記企業
の株価に影響を与える情報が当該企業から発表されるイ
ベントの少なくとも開催日及び開催場所を含むイベント
情報を、当該企業のコンピュータと結ばれたネットワー
クを介して収集するイベント情報収集手段により前記事
業者が収集するステップ、(2)前記イベント情報に基
づいて会場に手配した撮影手段により当該イベントの模
様を前記事業者が撮影するステップ、(3)前記撮影し
たイベントの模様を前記コンテンツデータとしてネット
ワークを介して配信する配信手段により前記事業者が所
定の者の端末に配信するステップ、を含むことを特徴と
する。
【0010】本発明の企業のIR活動支援方法では、ネ
ットワーク事業者は、株価に影響を与える発表がなされ
るイベントの開催日と開催場所を含むイベント情報を収
集する。収集の態様は、ネットワーク事業者が企業に問
い合わせる態様や企業がネットワーク事業者に通知する
態様がある。ネットワーク事業者は、収集したイベント
情報に基づいて撮影器材を会場に手配し(設置し)、イ
ベントの模様を撮影する。そして、撮影したイベントの
模様をコンテンツデータ化してネットワークを介して配
信する。これにより、企業のIR活動が支援される。こ
こで、請求項の「IR(Investors Relation)活動」と
は、企業が行う株主総会、記者発表などでを含んで意味
し、特定の活動や特定の意味内容に限定されるものでは
ない。また、IR活動により開示される情報がIR活動
情報であるが、IR活動情報は、経営情報、新製品情
報、提携情報など、株主や投資家、あるいはアナリスト
に対して公開される情報であり、特定の情報に限定され
るものではない。また、請求項の「所定の者」とは、コ
ンテンツの配信を希望する者、例えばコンテンツデータ
にアクセスする者、あるいはコンテンツの配信に関して
事業者と契約した者などである。また、請求項の「前記
企業の株価に影響を与える情報が当該企業から発表され
る」の「発表」には、当該企業自身が発表する態様のほ
かに、当該企業に代わって代理のもの(個人、企業、政
府、銀行・・)が発表する態様がある。また、「配信」
は、大きく分けてPush型の配信とPull型の配信がある。
前者のPush型の配信の場合は、配信手段が所定の者の端
末に送り込む。後者のPull型の配信の場合は、所定の者
の端末からの要求に応じて配信する。なお、記憶媒体の
郵送なども配信に含むことができる。
【0011】なお、IT関連企業の中には、自社のIR
活動の模様、例えば株主総会の模様をリアルタイムにイ
ンターネット上に公開(生公開)して、企業イメージの
アップを図っているところもある。また、インターネッ
ト上のサイトには、IR活動の重要性を説いて受注活動
を行い、発注を行った企業から手数料を得てIR活動を
代行する代行業を行っているものもある。また、株主総
会を開催する企業から請け負って、株主総会の模様をリ
アルタイムにインターネット上に公開することで手数料
を得る代行業を展開しているものもある。しかし、本発
明の企業のIR活動支援方法では、企業のIR活動を無
償で支援する。つまり、イベントの撮影、配信を無償で
行う。その一方で、コンテンツデータを配信する権利を
企業から得るという構成を有する。即ち、本発明の構成
は、従来技術における自社がインターネット上でIR活
動を行う構成でも、代行業者が企業から対価を得て企業
のIR活動を代行する構成でもない。また、代行業者
は、株主総会の模様の映像配信(画像配信)を企業に代
行して行うものであり、配信権を代行業者が有するもの
でもない。この点でも、本発明の構成と顕著に異なる。
また、代行業者のように、企業から手数料を得て経営情
報を配信する構成ではない。従って、本発明のネットワ
ーク事業者から配信されるコンテンツ(経営情報)は、
代行業者のそれに比べてはるかに公平かつ客観的なもの
とすることができる。
【0012】なお、本発明において、配信権とは、ネッ
トワーク事業者が撮影したイベントの模様を第三者に頒
布などする権利である(テレビジョン放送における放映
権に類似した権利である)。ちなみに、ネットワーク事
業者がイベントの模様を撮影することにより、該撮影さ
れた映像やコンテンツデータには、表現形態における独
創性を保護対象とする著作権が発生する場合がありう
る。後記する発明の実施の形態では、著作権が発生する
場合は、ネットワーク事業者がこれを所有するものとす
る。
【0013】また、請求項2に記載の企業のIR活動支
援方法は、請求項1の構成において、前記イベントが、
株主総会、決算報告のカンファレンスコール、アナリス
トミーティング、及び/又は企業の経営トップによるス
ピーチであり、前記コンテンツデータがこれらイベント
の様子を撮影した映像を編集して生成されたものである
ことを特徴とする。
【0014】決算報告のカンファレンスコールや企業の
経営トップによるスピーチなどは、株価に影響を与える
大きなIR活動である。この構成では、これら映像を編
集してコンテンツデータとする。なお、本発明の趣旨か
ら、編集は客観的かつ公正に行う。
【0015】また、請求項3に記載の企業のIR活動支
援方法は、請求項1又は請求項2の構成において、前記
コンテンツデータが、ショートニュース形式及び/又は
ロングニュース形式で編集されていることを特徴とす。
ショートニュース形式は、例えば3から5分程度の長さ
にイベントの模様を編集するものである。また、ロング
ニュース形式は、15分あるいはそれ以上の長さにイベ
ントの模様を編集するものである。
【0016】また、請求項4に記載の企業のIR活動支
援方法は、請求項1ないし請求項3の構成において、前
記所定の者又は前記所定の者が所有する端末装置を認証
する認証手段により、認証が得られた場合にのみ前記コ
ンテンツデータを前記所定の者に配信する認証ステップ
を有することを特徴とする。
【0017】また、請求項5に記載の企業のIR活動支
援方法は、請求項1ないし請求項4の構成において、前
記コンテンツデータが新たに生成されたときに該コンテ
ンツデータを予め登録された配信先に配信するデータ配
信手段により、前記コンテンツデータを配信するステッ
プを有することを特徴とする。
【0018】また、請求項6に記載の企業のIR活動支
援方法は、請求項1ないし請求項5の構成において、前
記イベントをネットワークを介して生で配信する生配信
手段により、前記イベントの模様を生配信するステップ
を有することを特徴とする。
【0019】また、請求項7に記載の企業のIR活動支
援方法は、請求項1ないし請求項6の構成において、ネ
ットワークを介しての閲覧要求に応じて前記イベント情
報を前記所定の者に閲覧させるイベント情報閲覧手段に
より、前記イベント情報を閲覧させるステップを有する
ことを特徴とする。この構成では、イベントの開催日及
び開催場所を閲覧することができる。
【0020】また、前記課題を解決した第2態様の発明
(請求項8)は、(1)同時に多数の会場で開催される
株主総会の模様を撮影するために各会場に少なくとも1
台配された映像撮影用のカメラ、(2)前記カメラが撮
影した撮影データを当該カメラが配された会場からネッ
トワークを介して基地局に生で送信する生送信手段、
(3)前記基地局に設置され、前記送信された撮影デー
タを受信する撮影データ受信手段、(4)前記多数の撮
影データに対してユーザからの配信要求をネットワーク
を介して受け付ける配信要求受付手段、(5)前記配信
要求にかかる撮影データを特定する情報と配信先を特定
する情報に基づいて、当該要求された撮影データを当該
配信先に生で配信する生配信手段を備える。そして、同
時に多数の会場で開催される株主総会の模様をネット中
継することを特徴とする株主総会同時ネット中継システ
ムである。
【0021】この構成によれば、株主総会の会場には、
少なくとも1台の映像撮影用のカメラが配され、このカ
メラにより株主総会の模様が撮影される。撮影された撮
影データは、各会場から基地局に生で送信される。配信
要求受付手段は、ユーザからの撮影データの配信を受け
付け、撮影データ配信手段が配信要求に基づいてユーザ
が特定した撮影データをユーザが特定した場所に生配信
して株主総会の模様をネット生中継する。なお、基地局
を複数設置して分散処理するようにしてもよい。ここ
で、請求項の「同時に多数の会場で開催される株主総
会」における「多数」とは、例えば6月末に行われる株
主総会の集中日に対応可能な数である。
【0022】また、前記課題を解決した第3態様の発明
(請求項9)は、企業の株価に影響を与えるイベントか
ら情報を収集して電子的に生成されたコンテンツデータ
を多数記憶したコンテンツデータベースを、ネットワー
クを介して端末から閲覧可能に保持することを特徴とす
るIR活動情報提供サーバである。
【0023】IR活動情報提供サーバは、いわば株価に
影響を与える企業情報のポータルサイトを構築するもの
である。なお、第3態様の発明における「イベント」
は、第1態様の発明における「イベント」よりも広く、
政府や日本銀行などのイベントも含まれる。つまり、株
式を発行している当該企業のイベントには限定されな
い。
【0024】また、請求項10に記載のIR活動情報提
供サーバは、請求項9の構成において、前記イベント
が、株主総会、決算報告のカンファレンスコール、アナ
リストミーティング、及び/又は企業の経営トップによ
るスピーチであり、前記コンテンツデータがこれらイベ
ントの様子を撮影した映像を編集して生成されたもので
あることを特徴とする。前記したとおり、決算報告のカ
ンファレンスコールや企業の経営トップによるスピーチ
などは、株価に影響を与える大きなIR活動である。こ
の構成では、これら映像を編集してコンテンツデータと
する。なお、本発明の趣旨から、編集は客観的かつ公正
に行われている。
【0025】また、請求項11に記載のIR活動情報提
供サーバは、請求項9又は請求項10の構成において、
前記コンテンツデータが、ショートニュース形式及び/
又はロングニュース形式で編集されていることを特徴と
する。前記したとおり、ショートニュース形式は、例え
ば3から5分程度の長さにイベントの模様を編集するも
のである。また、ロングニュース形式は、15分あるい
はそれ以上の長さにイベントの模様を編集するものであ
る。
【0026】また、請求項12に記載のIR活動情報提
供サーバは、請求項9ないし請求項11の構成におい
て、前記コンテンツデータベースにアクセスする者及び
/又はアクセスする端末を認証し、認証が得られた場合
にのみ前記コンテンツデータベースの閲覧を許可する認
証手段を有することを特徴とする。この構成において
は、人か端末が認証される。端末を認証する場合は、特
定の端末からのみコンテンツデータベースにアクセス可
能になる。
【0027】また、請求項13に記載のIR活動情報提
供サーバは、請求項9ないし請求項12の構成におい
て、前記コンテンツデータが新たに生成されたときに該
コンテンツデータを予め登録された配信先に配信するデ
ータ配信手段を有することを特徴とする。この構成によ
れば、コンテンツが新たに生成(入力)されたときに、
該コンテンツが配信先に配信される。配信先は、例えば
配信先リストに記載されている。
【0028】また、請求項14に記載のIR活動情報提
供サーバは、請求項9ないし請求項13の構成におい
て、前記イベントをネットワークを介して生で配信する
生配信手段を有することを特徴とする。例えば、生配信
は第2態様の発明のように、イベントが行われる会場に
配されたカメラにより行われる。
【0029】また、前記課題を解決した第4態様の発明
(請求項15)は、ネットワーク事業者が、企業におけ
る自らの株価に影響する活動の撮影データを無償で収集
し、該収集した撮影データを用いてネットワークを通じ
たIR活動を代行することを条件として、前記企業から
前記撮影データの版権を取得する企業のIR活動支援方
法において、企業活動に参加できなかった所定の者に補
完サービスを行うことを特徴とする。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して詳細に説明する。 ≪第1実施形態≫先ず、第1実施形態のIR活動支援シ
ステム(企業のIR活動支援方法を具現化する具体的シ
ステム、以下同じ)を、図1を参照して説明する。図1
は、第1実施形態の企業のIR活動支援方法が実施され
るIR活動支援システムの構成図である。
【0031】企業のIR活動支援方法は、ネットワーク
事業者1が企業(情報提供者2)のIR活動を無償で支
援することを対価として当該企業のIR活動に関連する
情報を電子的なコンテンツデータとして配信する権利を
得るものである。このため、企業のIR活動支援方法
は、企業の株価に影響を与える情報が当該企業から発表
されるイベントの開催日及び開催場所を含むイベント情
報を、当該企業から収集するステップ。収集したイベン
ト情報に基づいてイベント会場に撮影装置を手配してイ
ベントの模様を撮影するステップ。撮影したイベントの
模様をコンテンツデータとしてネットワークを介して配
信するステップを含んでなる。
【0032】企業のIR活動支援方法を実現するIR活
動支援システムは、図1に示すIR活動支援サーバSV
を中核として、IR活動により情報を提供(発信)する
情報提供者(企業)2と、IR活動により提供される情
報を利用する情報利用者3との間で実施される。より具
体的には、第1実施形態のIR活動支援方法が実施され
るIR活動支援システムは、IR活動支援サーバSVに
開設されるインターネット上のホームページを介して行
われる。なお、情報提供者2の企業とイベント会場2a
を別々に記載しているのは、イベントが当該企業内で開
催されないことがあるからである。
【0033】〔IR活動支援サーバ(IR活動情報提供
サーバ)〕図1に示すように、IR活動支援サーバSV
は、イベント情報取得手段、イベント情報閲覧手段、撮
影データ受信手段、撮影データ受信手段、コンテンツデ
ータ受信手段、コンテンツデータ登録手段、コンテンツ
データ配信手段、生配信手段、認証手段、課金手段など
を有する。このIR活動支援サーバSVは、単一のコン
ピュータから構成しても、複数のコンピュータから構成
してもよい。
【0034】IR活動支援サーバの構成を、図2を参照
してより詳細に説明する。図2は、IR活動支援サーバ
のブロック構成図である。図2に示すように、IR活動
支援サーバSVは、主制御装置SV1、記憶装置SV
2、入出力装置SV3及び通信制御装置SV4などがバ
ス(Bass)SV5に接続される構成を有する。ちなみ
に、ホームページは、このIR活動支援サーバSV内に
存在する仮想の世界である。
【0035】主制御装置SV1は、MPU(Micro Proc
essing Unit)及びRAM(RandomAccess Memory)など
から構成され、IR活動支援サーバSVを統括的に制御
している。主制御装置SV1には、WWW(World Wide
Web)サーバプログラムに加え、前記したイベント情報
取得手段、イベント情報閲覧手段、撮影データ受信手
段、撮影データ受信手段、コンテンツデータ受信手段、
コンテンツデータ登録手段、コンテンツデータ配信手
段、生配信手段、認証手段、課金手段などが展開・起動
している。
【0036】記憶装置SV2は、ハードディスク装置や
光磁気ディスク装置などから構成されている。記憶装置
SV2は、・情報提供者DB、情報利用者DB、コンテ
ンツDB、認証DB、課金DB、ホームページデータな
どを記憶している。なお、DBはデータベースの略であ
る。
【0037】入出力装置SV3には、キーボード、マウ
スや表示装置などが、I/O装置を介して接続されてい
る。また、通信制御装置SV4は、モデムなどから構成
され、TCP/IPによる情報の送受信(インターネッ
トによる情報の送受信)を実現する。
【0038】主制御装置SV1に起動している各種プロ
グラムを説明する。WWWサーバプログラムは、HTT
P(Hyper Text Transfer Protocol)によりインターネ
ット上のサーバや端末に種々の情報を提供したり、種々
の情報を取得したりする基盤プログラムである。
【0039】イベント情報取得手段は、イベントを開催
する企業の端末からイベント情報を取得し、分類整理し
てイベント情報DBに記憶する機能を有する。また、イ
ベント情報を新たに取得したときに、ネットワーク事業
者1にその旨を通知する機能を有する。イベント情報閲
覧手段は、外部からのイベント情報DBの閲覧要求に応
答する機能を有する。撮影データ受信手段は、イベント
会場2aから送信されてくる撮影データを受信する機能
を有する。なお、撮影データはショートニュース形式や
ロングニュース形式などに適宜編集される。
【0040】コンテンツデータ登録手段は、編集が施さ
れたコンテンツデータを分類整理してコンテンツDBに
記憶する機能を有する。コンテンツデータ配信手段は、
外部からのコンテンツDBの閲覧要求に応答する機能を
有する。また、登録された情報利用者3には、コンテン
ツDBに更新があったときに更新にかかるコンテンツデ
ータを配信する機能を有する。このコンテンツデータ配
信手段は、いわゆるVODストリーミング(Video On D
emand Streaming)配信技術によりコンテンツデータを
配信するものである。生配信手段は、生配信要求に応じ
て撮影データを生配信する機能を有する。これは、いわ
ゆるライブストリーミング(Live Streaming)配信技術
により、リアルタイムでインターネット生放送を行うも
のである。ライブストリーミング配信(生配信)された
コンテンツデータは、端末にインストールされたブラウ
ザなどにより、株主総会などのイベントの模様をライブ
で視聴できる。
【0041】認証手段は、インターネットを介してIR
活動支援サーバにアクセスする者又はアクセスする端末
を、認証DBに基づいて認証する機能を有する。認証が
得られた場合に限り、IR活動支援サーバSVにアクセ
スすることができる。なお、認証のレベルには各段階が
あり、フルアクセスが認められる場合は、イベント情報
DB、コンテンツDBの全てを閲覧することができる。
課金手段は、有料コンテンツにアクセスする者又は端末
に対して課金し、その結果を課金DBに書き込む。
【0042】情報提供者DBは、IR活動を行う企業
(情報提供者2)が登録してあるDBであり、管理ナン
バ、企業名、業種、住所、メイルアドレス、電話番号な
どの項目から構成される。
【0043】情報利用者DBは、IR活動により発信さ
れる情報を利用する情報利用者3が登録してあるDBで
あり、管理ナンバ、名称(企業/団体/個人)、業種、
住所、メイルアドレス、電話番号などの項目から構成さ
れる。
【0044】イベント情報DBは、いつ、どこで、どの
企業のIR活動にかかるイベントが行われるかを登録し
たDBであり、イベント開催企業、開催日、開催場所、
目的などの項目から構成される。
【0045】コンテンツDBは、企業のIR活動にかか
るコンテンツデータが登録してあるDBであり、コンテ
ンツナンバ、企業名、再生時間、データ容量、コメン
ト、コンテンツデータなどの項目から構成される。コン
テンツデータは、コンテンツデータそのものであり、例
えばMPEG3やMPEG7などのデータ形式で記憶さ
れている。また、再生時間はショートニュース形式でコ
ンテンツデータが作成されている場合は例えば3〜5分
であり、ロングニュース形式でコンテンツデータが作成
されている場合は例えば15分以上である。なお、有価
証券報告書の内容などをコンテンツデータ化することも
できる。
【0046】認証DBは、IR活動支援サーバSVにア
クセスする者を認証するために必要とするDBであり、
企業名、IDナンバ(管理ナンバ)、パスワード、認証
レベルなどの項目から構成される。
【0047】課金DBは、IR活動支援サーバSVから
情報を入手する者(情報利用者3)に対して課金を行う
ために必要とするDBであり、企業名(個人名)、管理
ナンバ、課金額などの項目を有する。なお、IR活動支
援サーバSVは、課金を円滑に行うため、料金表に相当
する課金テーブルを有する。
【0048】ホームページデータは、インターネット上
のホームページによる企業のIR活動支援を実現するた
めに必要となる種々のデータである。ホームページデー
タは、HTML(Hyper Text Markup Language)形式な
どにより作成されている。
【0049】なお、IR活動支援システム(ネットワー
ク事業者1)は、イベントの模様をイベント会場2aに
出向いて撮影する撮影手段(カメラ)としてのビデオカ
メラを有する。このビデオカメラは、撮影した撮影デー
タをビデオテープに貯めおくこともできるし、生送信手
段により撮影データを、インターネットを介して生でI
R活動支援サーバSVに送信することもできる。このビ
デオカメラは、企業からイベント情報を取得するとカメ
ラマンと共にイベント会場2aに派遣される。ちなみ
に、ネットワーク事業者1は、株主総会の集中日など多
数のイベントが重複して開催された場合でも、支障なく
カメラマンをカメラと共に各イベント会場2aに派遣で
きる体制を有している。
【0050】また、IR活動支援システムは、コンテン
ツデータを作成するための編集ツールを有する。イベン
ト会場2aで撮影された撮影データは、編集ツールを用
いてネットワーク事業者1により公平かつ客観的に編集
される。編集は、前記したショートニュース形式やロン
グニュース形式などである。
【0051】〔企業の端末、情報利用者の端末〕企業
(情報提供者2)の端末は、IR活動支援サーバSVの
ホームページを閲覧するためにTCP/IPで通信する
機能を有すると共に、ブラウジングソフトがインストー
ルされたパーソナルコンピュータ(以下「パソコン」と
いう)である。
【0052】情報利用者3の端末も同様の機能を有する
パソコンである。また、IR活動支援サーバSVから配
信されたコンテンツデータをリアルタイム再生するため
のストリーミングソフトがインストールされている。な
お、リアルタイム再生とは、インターネットなどのネッ
トワークを通じて映像や音声などのマルチメディアデー
タを視聴する際に、データを受信しながら同時に再生を
行うことである。もちろん、リアルタイム再生の必要が
なければ、コンテンツデータをダウンロードしてから再
生する通常のメディアプレイヤを使用することができ
る。
【0053】〔コンテンツデータの登録〕次に、IR活
動支援システムにおける動作を、図3などを参照して説
明する。図3は、コンテンツデータの登録手順を示すフ
ローチャートである。
【0054】例えば、経営トップのスピーチを行うこと
を予定している企業(情報提供者2)がある。企業は、
株式を公開・上場している関係から企業の情報を広く、
しかも公平かつ客観的に公開する責務を有する。このた
め、企業は、ネットワーク事業者1がインターネット上
に開設しているいわばIR活動支援サイトであるホーム
ページを利用して情報を発信しようとする。
【0055】先ず、この企業は、端末を利用してIR活
動支援サーバSVのホームページにアクセスする。そし
て、図示しないイベント情報入力画面を表示する。この
画面には、イベント情報を入力するための図示しない入
力フォームが準備されている。企業は、この入力フォー
ムに必要事項を記入して送信する。すると、いつ、どこ
で、どの企業のどのようなイベントが開催されるかのイ
ベント情報が、インターネットを介してIR活動支援サ
ーバSVに送信される。IR活動支援サーバSVは、こ
のイベント情報を取得する(S1)。
【0056】ネットワーク事業者1は、イベント情報に
よりどのようなイベントが、いつどこで開催されるかを
知る。ネットワーク事業者1は、カメラ及びカメラマン
をイベント会場2aに派遣する(S2)。なお、ネット
ワーク事業者1は、数千人のカメラマンを自由に手配で
きる体制が組織されている。
【0057】イベント会場2aに派遣されたカメラマン
は、株主総会などのイベントの模様を撮影する。そし
て、撮影データを、生送信手段によりインターネットを
介してIR活動支援サーバSVに送信する。IR活動支
援サーバSVは、送信された撮影データを受信する(S
3)。なお、撮影データ及びこれを編集したコンテンツ
データの配信権は、ネットワーク事業者1が有するもの
とする取り決めが、情報提供者2との間でなされてい
る。
【0058】ネットワーク事業者1は、受信した撮影デ
ータを所定のデータ形式で、所定の時間長に編集する
(S4)。編集は、ある種の意図が入らないように客観
的かつ公平に行われる。また、重要度などに応じて、編
集無しに生配信(生中継)する(S5)。
【0059】編集が終わると、これをコンテンツデータ
としてコンテンツDBに登録する(S6)。これによ
り、情報利用者3の端末などから閲覧可能になる。ま
た、新たに登録したコンテンツデータについて、必要に
応じて情報利用者3の端末にPush型で配信する(第2実
施形態参照)。
【0060】なお、コンテンツデータは、速報性データ
としての利用価値のほかに、過去から現在のトレンドを
分析する際のデータとして重要である。また、情報提供
者2である企業にとっては、歴史を記憶するものであ
る。従って、コンテンツデータは、蓄積により新たな付
加価値が増す。
【0061】〔コンテンツデータの入手〕次に、情報利
用者3によるコンテンツデータの入手を、図4を参照し
て説明する。図4は、コンテンツデータの入手手順を示
すフローチャートである。
【0062】個人投資家、銀行、アナリスト・・などの
情報利用者3がある目的を持って、ある企業(情報提供
者2)の情報を入手しようとする。このため、情報利用
者3は、ネットワーク事業者1がインターネット上に開
設しているホームページを利用して情報を入手すること
にする。なお、情報利用者3は、IR活動支援システム
に登録しており、情報利用者DBに登録されている。ま
た、認証のためのIDやパスワードが発行されている。
【0063】情報利用者3は、端末を利用してIR活動
支援サーバSVのホームページにアクセスする(S1
1)。すると、図示しないホームページが表示される。
情報利用者3は、ここからコンテンツデータを入手する
ための検索画面に移行すべく認証を行う(S12)。認
証に際しては、ID及びパスワードを入力する。なお、
認証レベルは数レベル設けてある。
【0064】認証されると、図示しない検索画面が表示
される(S13)。この画面には、検索条件を入力する
ボックス及びボタンが設けてありるのでこれを用いて検
索を行う。
【0065】検索条件にマッチするコンテンツデータが
あると、検索回答集合が作成され画面に表示される。検
索回答集合が多数ある場合は、絞込検索を行う(S1
4)と、さらに絞り込まれて検索回答集合が作成され画
面に表示される。情報利用者3は、入手したいコンテン
ツデータを選択する。すると、画面上にコンテンツが映
像として表示される。また、端末のハードディスクなど
にダウンロードすることも可能である(S15)。な
お、検索回答集合の中には、生で配信される撮影データ
も含まれるようになっている。従って、検索画面からイ
ベントを生(ライブ)で視聴することも可能である。ち
なみに、課金手段により課金DBが書き換えられる。
【0066】このようにして情報利用者は、コンテンツ
データを入手することができ、投資などに活用する。ま
た、企業は、IR活動が達成される。なお、、ネットワ
ーク事業者1と情報利用者3は、入手した情報の二次利
用などについて、予め両者1,3の間で契約を結んでお
くことが望ましい。
【0067】〔株主総会同時ネット中継〕前記した第1
実施形態のIR活動支援システムは、株主総会同時ネッ
ト中継システムでもあるので、この点を以下に説明す
る。
【0068】株主総会は、企業(情報提供者2)にとっ
て大きなイベントであり、IR活動を適正に行っている
ことを株主をはじめとして広く一般にアピールすること
ができる。ところが、我が国は6月末に株主総会が集中
して開催される。このため、参加を希望しても、その多
くは株主総会に参加することができない。
【0069】そこで、ネットワーク事業者1は、株主総
会の集中日に各株主総会会場(イベント会場2a)に、
少なくとも1台のカメラをカメラマンと共に派遣する。
そして、その模様を撮影しつつ撮影データをリアルタイ
ムにIR活動支援サーバSVに送信する(生送信手
段)。送信された撮影データは、IR活動支援サーバS
Vの生配信手段によりインターネットを通じて、配信要
求があった情報利用者3の端末に配信される。なお、こ
の技術は、インターネット放送で現実に使用されている
技術を用いるものである。これによれば、株主総会の会
場に出向くことができない多くの株主が、例えば自宅に
居ながら株主総会の模様をリアルタイムに視聴すること
ができる。もちろん株主総会の模様は、コンテンツデー
タ配信手段により前記したVODストリーミングによっ
ても配信されるので、後でじっくりと株主総会の模様を
視聴することもできる。また、情報提供者2は、無料で
自社の株主総会の模様を配信することができ、企業のI
R活動が支援される。また、ネットワーク事業者1は、
貴重な株主総会の模様をコンテンツデータとして配信す
る権利を得ることができる。なお、カメラマン及びカメ
ラが派遣される会場の数は、情報利用者3の要求を満足
することができるような数である(必ずしも日本全国津
々浦々の会場全てということではない)。
【0070】≪第2実施形態≫第2実施形態のIR活動
支援システムを、図5を参照して説明する。図5は、第
2実施形態の企業のIR活動支援方法が実施されるIR
活動支援システムの構成図である。なお、この第2実施
形態は、第1実施形態のIR活動支援システムにおける
情報配信を、具体的に説明する実施形態である。
【0071】この図5によれば、第2実施形態における
IR活動支援システムは、株式を上場・公開している情
報提供者2たる企業(A,B,C…)と、該企業2の企
業活動の撮影データをIR活動情報(コンテンツデー
タ)として配信するネットワーク事業者1と、撮影デー
タの配信先となる情報利用者(顧客)3たるマスメディ
アA,B…、市場運営母体A,B…、・・、証券会社
A,B…、生命保険会社A,B…、・・などから構成さ
れる。
【0072】ここで、企業活動の映像は、ネットワーク
事業者1によって派遣されたカメラマンによって図示し
ないイベント会場で撮影される。なお、ネットワーク事
業者1は、各企業A,B…ごとに担当カメラマンを用意
している。また、企業活動の撮影対象は、同図に示すよ
うに、国内企業A,B…に制限することなく、海外企業
(企業Q,R…)もその対象とすることができる。ま
た、IR活動情報の配信先となる情報利用者3として
は、マスメディアA,B…、市場運営母体A,B…、証
券会社A,B…、・・などである。なお、マスメディア
A,B…としては、(1)ロイター、ブルームバーク、
共同通信社などの通信会社、(2)WOWWOW、NH
KなどのBS・CSデジタル放送会社を含むTV局、
(3)朝日新聞、毎日新聞、読売新聞、日本経済新聞な
どの新聞社があげられる。また、市場運営母体A,B…
としては、東京証券取引所、東証マザーズ、ナスダック
ジャパンなどがあげられる。
【0073】〔企業活動の具体例〕カメラマンによって
撮影される企業活動の具体例としては、決算報告のカン
ファレンスコール、アナリストミーティング、経営トッ
プによるスピーチ、株主総会などがあげられる。
【0074】〔ネットワーク事業者と情報提供者の関
係〕情報提供者2の資格は特にない、株式を公開・上場
している企業A,B…の全てである。また、公開・上場
しようとしている企業の全てである。つまり、IR活動
を行う必要のある企業の全てである。本実施形態では、
ネットワーク事業者1は、情報提供者2が行うイベント
などを無料で撮影し、IR活動情報としてインターネッ
トを介して情報利用者3に配信し、情報提供者2のIR
活動を支援する。その代わりに、ネットワーク事業者1
は対価としてIR活動情報の配信権(版権)を得る。な
お、情報提供者2は、ネットワーク事業者1の設立趣旨
に賛同して一口株主として出資してもよい。また、ネッ
トワーク事業者1が情報提供者2に対して会員制を採用
するなど、ある種の組織化を行ってもよい。
【0075】このようなネットワーク事業者1と情報提
供者2の関係のもと、情報提供者2に株主総会などの企
業活動があると、ネットワーク事業者1はその企業活動
の現場であるイベント会場にカメラマンを派遣し、カメ
ラマンは企業活動を撮影してIR活動に反映させる。そ
の映像について版権は、ネットワーク事業者1が有す
る。なお、情報提供者2が一口株主として出資しても、
あくまでもメイン株主はネットワーク事業者1であり、
IR活動支援ステムのイニシアティブはネットワーク事
業者1がとる。
【0076】〔ネットワーク事業者と情報利用者の関
係〕情報利用者3は、前記したマスメディアA,B…、
・・、個人投資家A,B…など、情報提供者2の情報を
利用する者である。情報利用者3は、ネットワーク事業
者1のIR活動支援システムに会員登録している。本シ
ステムに会員登録する際には、情報利用者3は、ネット
ワーク事業者1にその旨を申し込み、情報利用料を支払
う。ネットワーク事業者1が情報提供者2から情報を入
手し、これを情報利用者3に配信などするには、それな
りの経費が必要だからである。なお、料金体系について
は、従量制、固定制、従量・固定併用制など種々の体系
(プラン)を設定することができる。また、種々のオプ
ションを設定することがができる。
【0077】〔撮影データの編集〕ネットワーク事業者
1は、各カメラから得た映像を会員(情報利用者3)の
業種に応じて編集する。例えば、通信やマスコミなどの
マスメディアA,B…には、速報性を重視したショート
ニュース形式に編集する。オンライントレードを展開し
ている証券会社A,B…や東京証券取引所、ナスダック
ジャパンなどの市場運営母体A,B…などには、情報開
示を主眼としたロングニュース形式に編集する。いずれ
も、客観性、公平性が担保されるように編集される。
【0078】ネットワーク事業者1は、各カメラで撮影
された映像を編集した後、編集済みの撮影データをIR
活動情報(コンテンツデータ)として、WEBサーバ1
0の情報記憶部のコンテンツDBに登録する。なお、編
集の客観性、公平性が担保されるように、必要に応じて
編集無しの素材も公開する。
【0079】また、WEBサーバ10の情報記憶部で
は、企業A,B…と、その企業A,B…がIR活動情報
を提供する対象をテーブル形式(以下、情報利用対象テ
ーブルという)で対応付けて記憶している。この情報利
用対象テーブルの論理構成を次表に示す。
【0080】
【表1】
【0081】この情報利用対象テーブルは、A社は、証
券会社、生命保険会社、銀行、及び海外機関投資家を対
象にIR活動情報を提供し、B社は、証券会社、生命保
険会社、及び銀行を対象にIR活動情報を提供し、C社
は、証券会社、生命保険会社、及び銀行を対象にIR活
動情報を提供し、D社は、情報利用者全員を対象にIR
活動情報を提供することを意味する。つまり、この情報
利用対象テーブルは、情報提供者2のIR活動先を示す
テーブルである。なお、ここのテーブルは、業種ごとに
纏めて指定したものである。もちろん、個別に、証券会
社A、銀行B、個人投資家A、海外投資家Bなど、ピン
ポイント的に情報利用者3を指定する情報利用対象テー
ブルであってもよい。
【0082】ところで、各企業のIR活動情報の提供先
となっている顧客(情報利用者3)は、当然それらの情
報を享受する権利を有するが、併せて、それらの情報の
提供を選択できる権利も有する。前記情報記憶部では、
顧客と、その顧客がIR活動情報の提供を要求する企業
名をテーブル形式(以下「情報提供要求テーブル」とい
う)で対応付けて記憶している。情報提供要求テーブル
の論理構成を次表に示す。
【0083】
【表2】
【0084】この情報提供要求テーブルは、マスメディ
アAは、企業A,企業B、企業Q・・のIR活動情報の
提供を要求し、証券会社Bは、企業B、企業D、企業R
・・のIR活動情報の提供を要求し、個人投資家Bは、
企業AのIR活動情報の提供を要求し、海外機関投資家
Aは、企業C、企業D・・のIR活動情報の提供を要求
していることを意味する。
【0085】この実施形態では、情報提供者2の思惑
と、情報利用者3の思惑とが一致した場合に情報利用者
3に情報が配信される。即ち、情報提供者2の思惑は情
報利用対象テーブルに表現され、情報利用者の思惑は情
報提供要求テーブルに表現される。そして、情報利用対
象テーブルと情報提供要求テーブルが一致した論理積に
かかる情報が情報利用者3に提供される。なお、情報利
用対象テーブルの内容にかかわらず、情報提供要求テー
ブルの内容が優先する構成とすることもできる。情報利
用者3が求める情報を提供するのが社会的にも重要だか
らである。もちろん、情報提供要求テーブルは本発明に
おける必須の構成要件ではなく、情報提供要求テーブル
を省略する構成とすることもできる。この場合は最もシ
ンプルに、情報提供者2の意志に基づいた情報利用対象
テーブルに従って、IR活動情報が情報利用者3に提供
(配信)される。
【0086】ちなみに、本実施形態では、顧客の情報利
用者3は、提供される撮影データ(コンテンツデータ)
の編集方法を指定することもできる。ネットワーク事業
者1は、収集した各企業活動の映像を数パターン方法で
編集しており、情報利用者3はそのうちの一つを選択す
る。この撮影データの編集方法の具体例としては、マス
メディアA,B…に提供するのに好適な、速報性を重視
したショートニュース形式や、証券会社A,B…などに
提供するのに好適な、情報開示を主眼としたロングニュ
ース形式などがあげられる。
【0087】なお、WEBサーバ10の情報管理手段
は、IR活動情報の配信管理を統括的に行う。また、同
じく課金手段は、IR活動情報の配信を受けた情報利用
者3に課金するなどの課金管理を統括的に行う。
【0088】この第2実施形態の動作を説明する。例え
ば、情報利用者2が株主総会を開催するとネットワーク
事業者1がカメラマンを派遣し、この模様を撮影する。
撮影した撮影データは、直ちに編集され所定の形式のデ
ータ(IR活動情報)としてWEBサーバ10のコンテ
ンツDBに登録される。登録されたIR活動情報は、直
ちに、表1の情報利用対象テーブル及び表2の情報提供
要求テーブルに基づいて、所定の情報利用者3の端末に
配信される。このようにしてネットワーク事業者1は、
素材の収集、加工・編集、配信を行う。
【0089】この第2実施形態によれば、情報提供者2
は、IR活動支援システムにより、自身の企業活動にお
けるIR活動情報を広く配信することができる。また、
情報利用者3は、IR活動支援システムによりIR活動
情報を確実に入手することができる。また、情報利用者
3は、情報提供要求テーブルにより、望まない情報の配
信を拒否することもできる。
【0090】なお、この第2実施形態は、新たにIR活
動情報が登録された際に、Push型によりIR活動情報を
配信するものである。このため、ネットワーク事業者2
は、配信に手間と費用を要する。通常は、情報利用者3
からの手数料で配信の手間と費用を賄うことができる。
しかし、海外機関投資家に配信する場合は、翻訳の必要
が生じる場合がある(表1の情報利用対象テーブルでい
えば、企業Aと企業Dの場合)。仮に、情報提供者2が
翻訳を望む場合は、ネットワーク事業者1は、情報提供
者2から翻訳料を徴収する構成としてもよい。
【0091】≪第3実施形態≫次に、第3実施形態のI
R活動支援システムを、図1などを参照して説明する。
【0092】この第3実施形態は、情報提供者2が株主
総会を開催する場合において、該株主総会を開催する情
報提供者2の依頼により、株主総会を欠席した株主(情
報利用者3)に対して、ネットワーク事業者1が、欠席
に対する補完サービスを行うものである。なお、前記し
た実施形態と共通する構成については、その説明を省略
することにする。
【0093】第3実施形態では、例えば、株主総会を欠
席した欠席者リストを、株主総会を開催する情報提供者
2が作成する(事前に出欠の可否を聞き取ることで作成
してもよい)。そして、これを補完サービス対象者リス
トとして、企業の端末からIR活動支援サーバSVに送
信する。すると、コンテンツデータ配信手段が、欠席し
た株主総会にかかるコンテンツデータ(別途作成済み)
を、欠席した情報利用者3の端末にPush型で配信する。
なお、補完サービス対象者リストの論理構成を次表に示
す。ここでは、企業Aが株主総会を開催する情報提供者
2である。
【0094】
【表3】
【0095】この補完サービス対象リストは、一例とし
て企業Aの株主総会について、個人投資家Aと個人投資
家B・・に補完サービスを行うというものである。
【0096】これによれば、例えば、A社とB社の株主
総会がかち合った場合でも、A社は、欠席した株主であ
る個人投資家Aなどに対して株主総会の情報を確実に提
供することができ、株主に対するサービスの向上につな
がる。もちろん、株主総会ばかりでなく、カンファレン
スコール同士がかち合った場合や株主総会とカンファレ
ンスコールがかち合った場合などにも、この実施形態を
適用することができる。なお、この場合に課金するか否
かは、ネットワーク事業者1の自由である。
【0097】≪第4実施形態≫次に、第4実施形態のI
R活動支援システムを、図1などを参照して説明する。
【0098】この第4実施形態は、情報提供者2が株主
総会を開催する場合において、該株主総会を欠席する情
報利用者3の依頼により、株主総会を欠席した情報利用
者3に対して、ネットワーク事業者1が、欠席に対する
補完サービスを行うものである。なお、前記した実施形
態と共通する構成については、その説明を省略すること
にする。
【0099】第4実施形態では、例えば、企業A、企業
B、企業C、企業D、企業Q・・の株主総会が同日かつ
同時刻に開催されるとする。これら企業の株式を保有し
ているある個人投資家A(情報利用者3)が、例えば企
業Qの株主総会にしか出席できないとする。この個人投
資家Aは、欠席配信要求リストを作成し、これを個人投
資家Aの端末からIR活動支援サーバSVに送信する。
すると、コンテンツデータ配信手段が、出席できない株
主総会にかかるコンテンツデータ(別途作成済み)を、
株主Aの端末にPush型で配信する。なお、欠席配信要求
リストの論理構成を次表に示す。ここでは、企業Aが株
主総会を開催する情報提供者2である。
【0100】
【表4】
【0101】この欠席配信要求リストは、個人投資家A
は、出席できなかった企業A、企業B、企業C、企業
D、・・の株主総会について、補完サービスを受けたい
というものである。
【0102】これによれば、例えば、株主総会がかち合
って、株主総会に出席できない場合でも、個人投資家A
は、欠席した株主総会の情報を確実に入手することがで
きる。よって、株主に対するサービスの向上につなが
る。もちろん、株主総会ばかりでなく、カンファレンス
コール同士がかち合った場合や株主総会とカンファレン
スコールがかち合った場合などにも、この実施形態を適
用することができる。なお、この場合に課金するか否か
は、ネットワーク事業者1の自由である。
【0103】なお、本発明は前記した実施形態に限定さ
れることなく広く変形実施することができる。例えば、
Push型の配信はeメイルで行うことができる。また、Po
int to Pointの通信により、情報利用者3の端末を発呼
することで、Push型の配信を行うことができる。また、
情報利用者3の端末が、常時インターネットに接続して
いる場合などは、IP(Internet Protocol)アドレス
に基づいて、Push型の配信を行うことができる。また、
第3実施形態及び第4実施形態の代行サービスを行うに
際して、ネットワーク事業者への一口株主の出資を行う
ことで、該サービスを受ける構成としてもよい。
【0104】
【発明の効果】以上説明した本発明のうち、請求項1に
記載の発明によれば、企業は、大きな経費が必要になる
IR活動を無償で行うことができる。一方で、ネットワ
ーク事業者は、配信権を得てこれを活用することができ
る。なお、このようにIR活動を行う企業から料金を得
ないことで、ネットワーク事業者が発信する情報に公平
性や客観性が付与され、やがてネットワーク事業者の業
務に大きな信用が化体するようになる。また、本発明の
うち、請求項2に記載の発明によれば、企業の株価に影
響を与える情報のうちの主要なものを配信することがで
きる。また、本発明のうち、請求項3に記載の発明によ
れば、適切な長さでコンテンツデータを作成することが
できる。また、本発明のうち、請求項4に記載の発明に
よれば、セキュリティを確保することができる。また、
本発明のうち、請求項5に記載の発明によれば、最新の
コンテンツデータを配信することができる。また、本発
明のうち、請求項6に記載の発明によれば、株主総会な
どの模様を生で配信を受けることができる。また、本発
明のうち、請求項7に記載の発明によれば、株主総会を
はじめとした各種イベントの要領などを広く告知するこ
とができる。
【0105】また、本発明のうち、請求項8に記載の発
明によれば、同時に株主総会が多数開催されても、生で
配信することができる。
【0106】また、本発明のうち、請求項9に記載の発
明によれば、貴重な情報を包括的に提供することができ
る。また、本発明のうち、請求項10に記載の発明によ
れば、企業の株価に影響を与える情報のうちの主要なも
のを配信することができる。また、本発明のうち、請求
項11に記載の発明によれば、適切な長さでコンテンツ
データを作成することができる。また、本発明のうち、
請求項12に記載の発明によれば、セキュリティを確保
することができる。また、本発明のうち、請求項13に
記載の発明によれば、最新のコンテンツデータを配信す
ることができる。また、本発明のうち、請求項14に記
載の発明によれば、株主総会などの模様を生で配信を受
けることができる。
【0107】また、本発明のうち、請求項15に記載の
発明によれば、IR活動の補完サービスを行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる第1実施形態の企業のIR活
動支援方法が実施されるIR活動支援システムの構成図
である。
【図2】 図1のIR活動支援サーバのブロック構成図
である。
【図3】 第1実施形態におけるコンテンツデータの登
録手順を示すフローチャートである。
【図4】 第1実施形態におけるコンテンツデータの入
手手順を示すフローチャートである。
【図5】 本発明にかかる第2実施形態の企業のIR活
動支援方法が実施されるIR活動支援システムの構成図
である。
【符号の説明】
1 … ネットワーク事業者 2 … 情報提供者(企業) 2a… イベント会場 3 … 情報利用者(所定の者) SV… IR活動支援サーバ、IR活動情報提供サーバ 10… WEBサーバ(IR活動支援サーバ、IR活動
情報提供サーバ)

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワーク事業者が企業のIR活動を無
    償で支援することを対価として当該企業のIR活動に関
    連する情報を電子的なコンテンツデータとして配信する
    権利を得る、企業のIR活動支援方法であって、 前記企業の株価に影響を与える情報が当該企業から発表
    されるイベントの少なくとも開催日及び開催場所を含む
    イベント情報を、当該企業のコンピュータと結ばれたネ
    ットワークを介して収集するイベント情報収集手段によ
    り前記事業者が収集するステップ、 前記イベント情報に基づいてイベント会場に手配した撮
    影手段により当該イベントの模様を前記事業者が撮影す
    るステップ、 前記撮影したイベントの模様を前記コンテンツデータと
    してネットワークを介して配信する配信手段により前記
    事業者が所定の者の端末に配信するステップ、を含むこ
    とを特徴とする企業のIR活動支援方法。
  2. 【請求項2】前記イベントが、株主総会、決算報告のカ
    ンファレンスコール、アナリストミーティング、及び/
    又は企業の経営トップによるスピーチであり、 前記コンテンツデータがこれらイベントの様子を撮影し
    た映像を編集して生成されたものであること、を特徴と
    する請求項1に記載の企業のIR活動支援方法。
  3. 【請求項3】前記コンテンツデータが、ショートニュー
    ス形式及び/又はロングニュース形式で編集されている
    こと、を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の企業
    のIR活動支援方法。
  4. 【請求項4】前記所定の者又は前記所定の者が所有する
    端末装置を認証する認証手段により、認証が得られた場
    合にのみ前記コンテンツデータを前記所定の者に配信す
    る認証ステップを有すること、を特徴とする請求項1な
    いし請求項3のいずれか1項に記載の企業のIR活動支
    援方法。
  5. 【請求項5】前記コンテンツデータが新たに生成された
    ときに該コンテンツデータを予め登録された配信先に配
    信するデータ配信手段により、前記コンテンツデータを
    配信するステップを有すること、を特徴とする請求項1
    ないし請求項4のいずれか1項に記載の企業のIR活動
    支援方法。
  6. 【請求項6】前記イベントをネットワークを介して生で
    配信する生配信手段により、前記イベントの模様を生配
    信するステップを有すること、を特徴とする請求項1な
    いし請求項5のいずれか1項に記載の企業のIR活動支
    援方法。
  7. 【請求項7】ネットワークを介しての閲覧要求に応じて
    前記イベント情報を前記所定の者に閲覧させるイベント
    情報閲覧手段により、前記イベント情報を閲覧させるス
    テップを有すること、を特徴とする請求項1ないし請求
    項6のいずれか1項に記載の企業のIR活動支援方法。
  8. 【請求項8】同時に多数の会場で開催される株主総会の
    模様を撮影するために各会場に少なくとも1台配された
    映像撮影用のカメラ、 前記カメラが撮影した撮影データを当該カメラが配され
    た会場からネットワークを介して基地局に生で送信する
    生送信手段、 前記基地局に設置され、前記送信された撮影データを受
    信する撮影データ受信手段、 前記多数の撮影データに対してユーザからの配信要求を
    ネットワークを介して受け付ける配信要求受付手段、 前記配信要求にかかる撮影データを特定する情報と配信
    先を特定する情報に基づいて、当該要求された撮影デー
    タを当該配信先に生で配信する生配信手段を備え、同時
    に多数の会場で開催される株主総会の模様をネット中継
    すること、を特徴とする株主総会同時ネット中継システ
    ム。
  9. 【請求項9】企業の株価に影響を与えるイベントから情
    報を収集して電子的に生成されたコンテンツデータを多
    数記憶したコンテンツデータベースを、ネットワークを
    介して端末から閲覧可能に保持すること、を特徴とする
    IR活動情報提供サーバ。
  10. 【請求項10】前記イベントが、株主総会、決算報告の
    カンファレンスコール、アナリストミーティング、及び
    /又は企業の経営トップによるスピーチであり、 前記コンテンツデータがこれらイベントの様子を撮影し
    た映像を編集して生成されたものであること、 を特徴とする請求項9に記載のIR活動情報提供サー
    バ。
  11. 【請求項11】前記コンテンツデータが、ショートニュ
    ース形式及び/又はロングニュース形式で編集されてい
    ること、を特徴とする請求項9又は請求項10に記載の
    IR活動情報提供サーバ。
  12. 【請求項12】前記IR活動情報提供サーバは、前記コ
    ンテンツデータベースにアクセスする者及び/又はアク
    セスする端末を認証し、認証が得られた場合にのみ前記
    コンテンツデータベースの閲覧を許可する認証手段を有
    すること、を特徴とする請求項9ないし請求項11のい
    ずれか1項に記載のIR活動情報提供サーバ。
  13. 【請求項13】前記IR活動情報提供サーバは、前記コ
    ンテンツデータが新たに生成されたときに該コンテンツ
    データを予め登録された配信先に配信するデータ配信手
    段を有すること、を特徴とする請求項9ないし請求項1
    2のいずれか1項に記載のIR活動情報提供サーバ。
  14. 【請求項14】前記IR活動情報提供サーバは、前記イ
    ベントをネットワークを介して生で配信する生配信手段
    を有すること、を特徴とする請求項9ないし請求項13
    のいずれか1項に記載のIR活動情報提供サーバ。
  15. 【請求項15】ネットワーク事業者が、企業における自
    らの株価に影響する活動の撮影データを無償で収集し、
    該収集した撮影データを用いてネットワークを通じたI
    R活動を代行することを条件として、前記企業から前記
    撮影データの版権を取得する企業のIR活動支援方法に
    おいて、 IR活動に参加できなかった所定の者に補完サービスを
    行うことを特徴とする企業のIR活動支援方法。
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JP7412526B1 (ja) 2022-12-28 2024-01-12 宝印刷株式会社 株主総会支援システム及び株主総会支援方法

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