JP2002268744A - 無人搬送車の姿勢変更装置 - Google Patents

無人搬送車の姿勢変更装置

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JP2002268744A
JP2002268744A JP2001071723A JP2001071723A JP2002268744A JP 2002268744 A JP2002268744 A JP 2002268744A JP 2001071723 A JP2001071723 A JP 2001071723A JP 2001071723 A JP2001071723 A JP 2001071723A JP 2002268744 A JP2002268744 A JP 2002268744A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オートリールローダ上に搭載された無人搬送
車の姿勢を、巻取紙支持装置の支持軸と平行になるよう
に姿勢変更する。 【解決手段】 巻取紙Pを積載した無人搬送車3を搭載
して無人搬送車3上の巻取紙Pを巻取紙支持装置4へ供
給するオートリールローダ2に設けた無人搬送車3の姿
勢変更装置1であって、当該姿勢変更装置1は、オート
リールローダ2上の無人搬送車3の両側方位置に配置さ
れた一対の固定部材28と、両固定部材28に無人搬送
車3側へ往復移動可能に夫々設けられ、無人搬送車3を
両側方から押す一対の可動部材29と、両可動部材29
を無人搬送車3側へ往復移動させる駆動手段40とから
成り、両可動部材29を、無人搬送車3のオートリール
ローダ2上への進入を妨げない待機位置と、無人搬送車
3上の巻取紙Pの軸線φが巻取紙支持装置4の支持軸5
と平行になるように無人搬送車3を押してその姿勢を直
す姿勢変更位置とに亘って往復移動可能に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新聞や雑誌等の印
刷用輪転機の給紙部に設けた巻取紙支持装置に残ってい
る巻取紙の残芯を回収し、新しい印刷用の巻取紙を積載
した自走式の無人搬送車を搭載して無人搬送車上の巻取
紙を巻取紙支持装置へ供給するオートリールローダに用
いられるものであり、オートリールローダ上に進入して
所定の位置で停止した無人搬送車の姿勢を直す無人搬送
車の姿勢変更装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、新聞や雑誌等の印刷工場に於い
ては、紙庫内にある新しい印刷用の巻取紙を自走式の無
人搬送車(巻取紙搬送車)を用いて印刷用輪転機の給紙
部に搬入するようにしている。
【0003】従来、この種の無人搬送車としては、自走
式の搬送台車に巻取紙を積載するテーブルと巻取紙の残
芯を回収する残芯受けとを夫々設けた無人搬送車や、同
じく自走式の搬送台車に巻取紙を積載するテーブルを設
けた無人搬送車が知られている。即ち、前者の無人搬送
車は、図示していないが、車体の中央部に互いに独立し
て正逆回転可能な左右一対の電動機付の駆動輪を有する
と共に、車体の前後四隅に旋回自在なキャスターを備え
た自走式のバッテリー駆動型の搬送台車と、搬送台車に
前後移動且つ昇降可能に設けられて巻取紙を水平姿勢で
支持載置するテーブルと、搬送台車の両側又は一側に昇
降可能に設けられて輪転機の巻取紙支持装置に残ってい
る残芯を回収する残芯受けとから構成されている。又、
後者の無人搬送車50は、図6に示す如く、車体の中央
部に互いに独立して正逆回転可能な左右一対の電動機5
1付の駆動輪52を有すると共に、車体の前後四隅に旋
回自在なキャスター53を備えた自走式のバッテリー駆
動型の搬送台車54と、搬送台車54に前後移動に設け
られて巻取紙Pを水平姿勢で支持載置するテーブル55
とから構成されている。
【0004】前記両無人搬送車は、何れも搬送台車の走
行を所謂磁気誘導方式により行うようにしている。即
ち、搬送台車は、何れも印刷工場内の床面に貼り付けた
磁気テープ又は床面に埋設した磁気テープに沿って、地
上に設置された制御装置からの制御を受けつつ自動走行
するように構成されており、左右の駆動輪の回転方向や
回転数を制御することによって、直進走行(前進及び後
退)、曲線走行、スピンターン等を行えるようになって
いる。
【0005】而して、前者の無人搬送車に於いては、搬
送台車を輪転機の巻取紙支持装置側へ走行移動させて残
芯受けを輪転機の巻取紙支持装置の下方へ位置させ、こ
の位置で残芯受けを上昇させることによって、巻取紙支
持装置の支持軸に残っている巻取紙の残芯を回収するこ
とができ、又、残芯を回収した後に搬送台車を更に巻取
紙支持装置側へ走行移動させてテーブル上の巻取紙を巻
取紙支持装置の下方へ移動させ、この位置でテーブルを
上昇させることによって、テーブル上の巻取紙を巻取紙
支持装置の支持軸へ装着することができるようになって
いる。
【0006】一方、後者の無人搬送車50に於いては、
残芯受けがなく、又、巻取紙Pを積載するテーブル55
が昇降する構成となっていないため、この無人搬送車5
0単独では輪転機の巻取紙支持装置56の支持軸57に
残っている残芯P′の回収や巻取紙支持装置56の支持
軸57への巻取紙Pの装着を行うことができない。その
ため、この無人搬送車50を使用する場合には、輪転機
の給紙部に形成したピット内にオートリールローダ58
を収納し、当該オートリールローダ58と無人搬送車5
0の協同作業によって、巻取紙支持装置56からの残芯
P′の回収や巻取紙支持装置56への巻取紙Pの装着を
行うようにしている。
【0007】即ち、前記オートリールローダ58は、図
6に示す如く、自走式の台車59に、無人搬送車50を
搭載する架台60を昇降可能に設けると共に、巻取紙P
の残芯P′を回収する残芯受け61を昇降可能且つ傾倒
可能に設けたものであり、巻取紙Pを積載した無人搬送
車50を架台60上に搭載し、台車59を輪転機の巻取
紙支持装置56(リール軸、三叉アーム及び巻取紙Pの
支持軸57等から成る)側へ走行移動させて残芯受け6
1を巻取紙支持装置56の支持軸57に残っている残芯
P′の直下に位置させ、この位置で残芯受け61を上昇
させることによって、残芯P′を回収することができ、
又、残芯P′の回収後に台車59を巻取紙支持装置56
側へ更に走行移動させて巻取紙Pを巻取紙支持装置56
の支持軸57の直下に位置させ、この位置で架台60を
上昇させることによって、無人搬送車50上の巻取紙P
を巻取紙支持装置56へ装着することができるようにな
っている。
【0008】ところで、印刷用の巻取紙Pにあっては、
例えば新聞印刷用の巻取紙Pの場合、A巻(幅が162
6mm)、C巻(幅がA巻の3/4)、D巻(幅がA巻
の1/2)というように異なる幅のものが数種類ある。
そのため、無人搬送車50のオートリールローダ58上
での停止位置は、巻取紙Pの幅に合わせて複数個所あ
り、巻取紙Pの幅に応じて変えなければならなかった。
【0009】そこで、従来の無人搬送車50及びオート
リールローダ58にあっては、無人搬送車50がオート
リールローダ58上の所定の位置で停止するように工夫
されている。即ち、無人搬送車50がオートリールロー
ダ58に進入する直前の位置に光電管(図示省略)を設
けると共に、無人搬送車50の電動機51付の駆動輪5
2にロータリーエンコーダ(図示省略)を設け、光電管
によりオートリールローダ58上に進入する無人搬送車
50に積載されている巻取紙Pの後端を検出し、この検
出信号に基づいて無人搬送車50の停止位置を選ぶと共
に、無人搬送車50が選んだ位置へ停止するようにロー
タリーエンコーダのパルス信号の計数に従って無人搬送
車50を停止させていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した無
人搬送車50は、一対の駆動輪52を車体の中央部にそ
の幅方向に一定の間隔を置いて対向状に配設し、然も、
車体の前後四隅にキャスター53を旋回自在に取り付け
ているため、直進走行時に搬送台車54が左右方向へふ
らつき、蛇行しながら前進すると云う問題があった。そ
の結果、無人搬送車50は、これをオートリールローダ
58に搭載する際にも、左右方向へふらつきながらオー
トリールローダ58上に進入して所定の位置で停止して
いた。従って、この無人搬送車50にあっては、オート
リールローダ58上に進入して所定の位置で停止したと
きに、テーブル55に積載している巻取紙Pの軸線φが
巻取紙支持装置56の支持軸57と平行になっていない
ことがあり、この場合には、巻取紙支持装置56の支持
軸57への巻取紙Pの装着を良好且つ円滑に行えないと
云う問題があった。
【0011】一方、オートリールローダ58上には、無
人搬送車50の車体の四隅下部に設けたガイドローラ6
2に当接して無人搬送車50を案内するガイドレール6
3が夫々設けられており、無人搬送車50がオートリー
ルローダ58上に進入して停止したときに巻取紙支持装
置56の支持軸57と平行になるように工夫されてい
る。
【0012】然し乍ら、オートリールローダ58上のガ
イドレール63と無人搬送車50との間には、無人搬送
車50のオートリールローダ58上での走行に邪魔にな
らないように若干の隙間(3〜5mm)が設けられてい
る。従って、オートリールローダ58に無人搬送車50
を案内するガイドレール63を設けている場合でも、無
人搬送車50の姿勢を巻取紙支持装置56の支持軸57
と平行になるように修正することは困難であり、上述し
た問題を完全に解決するには至っていない。
【0013】本発明は、このような問題点に鑑みて為さ
れたものであり、その目的はオートリールローダ上に進
入して所定の位置で停止した無人搬送車の姿勢を変更
し、無人搬送車上の巻取紙の軸線が巻取紙支持装置の支
持軸と平行になるように無人搬送車の姿勢を直す無人搬
送車の姿勢変更装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の本発明は、印刷用の巻取紙を積
載した無人搬送車を搭載してこれを輪転機の給紙部に設
けた巻取紙支持装置側へ移動させ、その後無人搬送車を
持ち上げて無人搬送車上の巻取紙を巻取紙支持装置の支
持軸へ供給するようにしたオートリールローダに設ける
無人搬送車の姿勢変更装置であって、当該姿勢変更装置
は、オートリールローダに設けられ、これに搭載された
無人搬送車の両側方位置に配置された一対の固定部材
と、両固定部材に無人搬送車側へ往復移動可能に夫々設
けられ、無人搬送車の両側面に当接して無人搬送車を両
側方から押す一対の可動部材と、両固定部材と両可動部
材との間に夫々設けられ、両可動部材を無人搬送車側へ
往復移動させる駆動手段とから成り、前記両可動部材
を、無人搬送車のオートリールローダへの進入を妨げな
い待機位置と、無人搬送車の両側面を挾むように押して
無人搬送車上の巻取紙の軸線が巻取紙支持装置の支持軸
と平行になるように無人搬送車の姿勢を直す姿勢変更位
置とに亘って往復移動可能に構成したことに特徴があ
る。
【0015】本発明の請求項2の発明は、両固定部材及
び両可動部材を長尺状の板材により形成し、これらをオ
ートリールローダ上の無人搬送車の両側方位置に無人搬
送車に沿う姿勢で且つ巻取紙支持装置の支持軸と平行に
夫々配設したことに特徴がある。
【0016】本発明の請求項3の発明は、駆動手段を、
両固定部材若しくは両可動部材の何れか一方に両部材に
沿う姿勢で夫々設けられ、両可動部材を両固定部材に対
して長手方向へ往復移動させる流体圧シリンダと、両固
定部材と両可動部材との間に夫々設けられ、両可動部材
の長手方向への移動時に両可動部材を両固定部材に対し
て平行な姿勢で無人搬送車側へ移動させるカム機構とか
ら構成したことに特徴がある。
【0017】本発明の請求項4の発明は、両固定部材と
両可動部材との間に、両可動部材を待機位置へ附勢保持
する附勢保持機構を夫々設けたことに特徴がある。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1及び図2は本発明の実
施の形態に係る無人搬送車3の姿勢変更装置1を設けた
オートリールローダ2を示すものであり、当該オートリ
ールローダ2は、紙庫から輪転機の給紙部に巻取紙Pを
搬入する自走式の無人搬送車3を輪転機の給紙部近傍位
置で搭載し、巻取紙支持装置4に残っている巻取紙Pの
残芯P′を回収すると共に、無人搬送車3上の巻取紙P
を輪転機の給紙部に設けた巻取紙支持装置4へ供給する
ものであり、巻取紙支持装置4の支持軸5に直交して敷
設したレール6上を自走できるように構成されている。
【0019】即ち、前記オートリールローダ2は、図1
及び図2に示す如く、輪転機の巻取紙支持装置4間の床
面に形成したピット内に収納され、ピット内に巻取紙支
持装置4の支持軸5に直交して敷設されたレール6上を
自走する台車7と、台車7の中央部に配置され、巻取紙
Pを積載した無人搬送車3を搭載する架台8と、台車7
と架台8との間に介設され、架台8を無人搬送車3毎昇
降動させるパンタグラフ構造のリンク機構及び油圧シリ
ンダ等から成る架台用昇降機構(図示省略)と、台車7
の片側に配置された残芯受け9と、台車7と残芯受け9
との間に介設され、残芯受け9を昇降動させるパンタグ
ラフ構造のリンク機構及び油圧シリンダ等から成る残芯
受け用昇降機構(図示省略)と、残芯受け9を無人搬送
車3側へ傾倒させるリンク10a及び油圧シリンダ10
b等から成る残芯受け用傾倒機構10と、台車7に油圧
シリンダ11を介して起伏自在に設けられ、残芯P′を
残芯受け9から無人搬送車3上へ移し変えるときに残芯
P′が無人搬送車3から転落するのを防止するストッパ
ー12等から構成されている。尚、オートリールローダ
2の上面(台車7上面及び架台8上面)は、無人搬送車
3のオートリールローダ2への進入をスムースに行える
ように印刷工場内の床面と面一になっている。
【0020】而して、前記オートリールローダ2に於い
ては、巻取紙Pを積載した無人搬送車3を架台8上に搭
載し、台車7を輪転機の巻取紙支持装置4側へ走行移動
させて残芯受け9を巻取紙支持装置4の支持軸5に残っ
ている残芯P′の直下に位置させ、この位置で残芯受け
9を上昇させることによって、残芯P′を回収すること
ができ、又、残芯P′の回収後に台車7を巻取紙支持装
置4側へ更に走行移動させて無人搬送車3上の巻取紙P
を巻取紙支持装置4の支持軸5の直下に位置させ、この
位置で架台8を上昇させることによって、無人搬送車3
上の巻取紙Pを巻取紙支持装置4へ装着することができ
るようになっている。
【0021】前記無人搬送車3は、例えば新聞印刷工場
内の紙庫と輪転機の給紙部との間を巻取紙Pの搬送経路
に沿って自動走行し、紙庫内の新しい巻取紙Pを積載し
て輪転機の給紙部へ搬送するものであり、巻取紙Pの搬
送経路に沿って自動走行するバッテリー駆動型の搬送台
車13と、搬送台車13に設けられて巻取紙Pを水平姿
勢で支持載置するテーブル14とを備えている。
【0022】具体的には、無人搬送車3の搬送台車13
は、図3及び図4に示す如く、型材及び板材等から成る
車体フレーム15と、車体フレーム15の中央部に搬送
台車13の左右方向(図3の左右方向)に一定の間隔を
置いて対向状に配設され、互いに独立して正逆回転可能
な左右一対の電動機16(減速機付電動機)付の駆動輪
17と、車体フレーム15の前後四隅の位置に旋回自在
に取り付けた四つの双輪構造のキャスター18と、車体
フレーム15に設けた駆動用バッテリー19と、車体フ
レーム15に設けた制御盤(図示省略)と、同じく車体
フレーム15に設けたピックアップコイル、サーボアン
プ、リアクトル(何れも図示省略)等を備えており、こ
の実施の形態に於いては、搬送台車13の走行は所謂磁
気誘導方式によって行われている。即ち、搬送台車13
は、印刷工場内の床面に貼り付けた磁気テープ(図示省
略)若しくは床面に埋設した磁気テープ(図示省略)に
沿って、地上に設置された制御装置(図示省略)からの
制御を受けつつ自動走行するように構成されており、左
右一対の駆動輪17を同時に正回転若しくは逆回転させ
ることによって直進走行(前進又は後退)し、又、両駆
動輪17の回転速度に差を持たせることによって曲線走
行をすることができるようになっている。更に、搬送台
車13は、一方の駆動輪17を正回転させ、他方の駆動
輪17を逆回転させることによってスピンターンを行う
ことができるようになっている。
【0023】尚、搬送台車13の四隅下部には、図3に
示す如く、搬送台車13の側面から側方へ僅かに突出す
るガイドローラ20が回転自在に設けられており、後述
する姿勢変更装置1の両可動部材29に当接可能となっ
ている。このガイドローラ20は、オートリールローダ
2の上面から30mmの位置に設けられており、その直
径は30mmに設定されている。又、搬送台車13に
は、図示していないが、走行注意音発信装置や衝突防止
装置、入線・脱線表示装置、非常停止ボタン等の公知の
付属装置が配設されている。
【0024】一方、無人搬送車3のテーブル14は、新
しい巻取紙Pを搬送台車13の前後方向(図3の上下方
向)に沿う姿勢で且つ水平姿勢で支持載置するものであ
り、搬送台車13上の中央位置に前後方向へ移動できる
ように設けられている。即ち、テーブル14は、図3に
示す如く、車体フレーム15上に搬送台車13の前後方
向に沿って敷設したガイドレール21にスライド自在に
支持されており、車体フレーム15に配設したボールネ
ジ機構及びモータ等から成るテーブル用駆動装置(図示
省略)によって搬送台車13の前後方向へ移動し、積載
する巻取紙Pの長さ(幅)に応じてテーブル14の位置
を変えられるようになっている。
【0025】前記巻取紙支持装置4は、図1及び図2に
示す如く、床面に立設したY型フレーム22に架設さ
れ、モータ23により回転駆動されるリール軸24と、
リール軸24の両端部に設けた三叉アーム25(又は二
叉アーム)と、三叉アーム25の先端部に設けられ、巻
取紙Pの筒状の芯材に挿入される回転自在な支持軸5
と、一方の三叉アーム25に設けられ、支持軸5をリー
ル軸24に沿って進退移動させるシリンダ26と、他方
の三叉アーム25の先端部に設けられ、支持軸5を回転
駆動するモータ27等から構成されており、一方の三叉
アーム25に設けた支持軸5をシリンダ26により進退
移動させることによって、支持軸5への巻取紙Pの装着
及び支持軸5からの巻取紙Pの残芯P′の取り外しを行
えるようになっている。
【0026】図1乃至図5は本発明の実施の形態に係る
無人搬送車3の姿勢変更装置1を示し、当該姿勢変更装
置1は、図1乃至図5に示す如く、オートリールローダ
2に設けられ、これに搭載された無人搬送車3の両側方
位置に配置された一対の固定部材28と、両固定部材2
8に無人搬送車3側へ往復移動可能に夫々設けられ、無
人搬送車3の両側面に当接して無人搬送車3を両側方か
ら押す一対の可動部材29と、両可動部材29を両固定
部材28側へ夫々附勢保持する附勢保持機構30と、両
固定部材28と両可動部材29との間に夫々設けられ、
両可動部材29を無人搬送車3側へ往復移動させる駆動
手段40とから成り、前記両可動部材29を、附勢保持
機構30及び駆動手段40によって、無人搬送車3のオ
ートリールローダ2上への進入を妨げない待機位置と、
無人搬送車3の両側面を挾むように押して無人搬送車3
上の巻取紙Pの軸線φが巻取紙支持装置4の支持軸5と
平行になるように無人搬送車3の姿勢を直す姿勢変更位
置とに亘って往復移動可能に構成したものである。
【0027】具体的には、前記両固定部材28は、図3
乃至図5に示す如く、何れも無人搬送車3車の長さより
も長めの長尺状の鋼板材により夫々形成されており、そ
の両端部は他の部分よりも厚肉に形成されている。又、
両固定部材28には、複数のガイド孔28aが長手方向
に沿って一定間隔毎に夫々形成されている。このガイド
孔28aは、後述する可動部材29を案内すると共に、
可動部材29の浮き上がりを防止するためのものであ
る。そして、両固定部材28は、オートリールローダ2
上の無人搬送車3の両側方位置に無人搬送車3に沿う姿
勢で且つ巻取紙支持装置4の支持軸5と平行に夫々配置
されており、オートリールローダ2の上面(台車7の上
面)に溶接等により固定されている。
【0028】前記両可動部材29は、図3乃至図5に示
す如く、何れも両固定部材28の長さよりも少し長めの
長尺状の鋼板材により夫々形成されており、オートリー
ルローダ2上の無人搬送車3の両側方位置で且つ両固定
部材28の内側位置に無人搬送車3に沿う姿勢で夫々配
置され、オートリールローダ2の上面(台車7の上面)
をスライドするようになっている。又、両可動部材29
の先端部は、外開き状の楔形に夫々形成されており、無
人搬送車3が左右方向へふらつきながらオートリールロ
ーダ2上に進入して来ても、可動部材29の先端へ衝突
し難いように工夫されている。
【0029】前記附勢保持機構30は、両固定部材28
と両可動部材29との間に夫々設けられており、両可動
部材29を無人搬送車3のオートリールローダ2上への
進入を妨げない待機位置(図3に示す位置)へ附勢保持
するものである。即ち、附勢保持機構30は、図3及び
図5に示す如く、両固定部材28の内側面で且つ各ガイ
ド孔28aの内周縁部に夫々固定した複数のバネ受け片
30aと、両可動部材29の外側面にガイド孔28aの
間隔と同じ間隔で固定され、先端部がバネ受け片30a
に対向すると共に両固定部材28のガイド孔28aに夫
々摺動可能に挿入された複数のガイド片30bと、各バ
ネ受け片30aと各ガイド片30bとの間に夫々介設し
たボール30c(鋼球)及び圧縮バネ30dとから成
り、圧縮バネ30dの附勢力によって可動部材29を固
定部材28側へ押圧附勢し、該可動部材29を無人搬送
車3のオートリールローダ2上への進入を妨げない待機
位置に附勢保持するように構成されている。
【0030】前記駆動手段40は、両固定部材28若し
くは両可動部材29の何れか一方に両部材28,29に
沿う姿勢で夫々設けられ、両可動部材29を両固定部材
28に対して長手方向へ往復移動させる流体圧シリンダ
40′と、両固定部材28と両可動部材29との間に夫
々設けられ、両可動部材29の長手方向への移動時に両
可動部材29を無人搬送車3側へ移動させるカム機構4
0″とから構成されている。
【0031】具体的には、流体圧シリンダ40′は、図
3及び図4に示す如く、内部に復帰用のバネを内蔵した
単動型の油圧シリンダから成り、両可動部材29の両端
部外側面に可動部材29に沿って夫々固定されている。
又、流体圧シリンダ40′のロッド40aの先端部に
は、押圧ローラ41が回転自在に設けられており、当該
押圧ローラ41は固定部材28の広幅の両端面に夫々当
接するようになっている。従って、両可動部材29の両
端部に設けた流体圧シリンダ40′を交互に伸縮動作さ
せることによって、両可動部材29はオートリールロー
ダ2上面を両固定部材28に対して長手方向へスライド
しながら往復移動することになる。
【0032】一方、カム機構40″は、図3及び図5に
示す如く、両固定部材28の内側面に一定間隔毎に固定
され、傾斜状のカム面40b′を形成した複数の固定側
楔片40bと、両可動部材29の外側面に固定側楔片4
0bと同じ間隔で固定され、固定側楔片40bのカム面
40b′に夫々摺動自在に当接するカム面40c′を形
成した複数の可動側楔片40cとから成り、両可動部材
29が長手方向(図3及び図5の上方)へ移動したとき
に両可動部材29を両固定部材28に対して平行な姿勢
で無人搬送車3側へ移動させることができるようになっ
ている。即ち、各固定側楔片40b及び各可動側楔片4
0cは、カム面40b′,40c′の向きを逆勝手にし
た状態で且つカム面40b′,40c′同士が面接触状
態で当接するように両固定部材28及び両可動部材29
に夫々固定されている。従って、このカム機構40″に
よれば、各固定側楔片40b及び各可動側楔片40cが
互いに近づくように両可動部材29を流体圧シリンダ4
0′により長手方向へスライド移動させたときには、両
可動部材29は、各固定側楔片40b及び各可動側楔片
40cによって両固定部材28に対して平行な姿勢で無
人搬送車3側へ移動し、無人搬送車3の各ガイドローラ
20に当接して無人搬送車3を両側方から押し込み、
又、各固定側楔片40b及び各可動側楔片40cが互い
に離れるように両可動部材29を流体圧シリンダ40′
により長手方向へスライド移動させたときには、両可動
部材29は、附勢保持機構30によって両固定部材28
側へ押圧附勢されていることとも相俟って、無人搬送車
3から離間する方向へ移動するようになっている。
【0033】尚、流体圧シリンダ40′のストローク、
各固定側楔片40b及び各可動側楔片40cの各カム面
40b′,40c′の傾斜角度及びカム面40b′,4
0c′の長さ等は、両可動部材29がオートリールロー
ダ2への無人搬送車3の進入を妨げない待機位置(図3
に示す位置)と、無人搬送車3の両側面を挾むように押
して巻取紙Pの軸線φが巻取紙支持装置4の支持軸5と
平行になるように無人搬送車3の姿勢を直す姿勢変更位
置(図5に示す位置)とに亘って往復移動できるように
夫々設定されている。又、姿勢変更装置1の全長(可動
部材29が待機位置にあるときの全長)Lは約1720
mmに、姿勢変更装置1の高さHは約50mmに、可動
部材29が待機位置にあるときの固定部材28及び可動
部材29の両方を合わせたときの厚みWは約50mmに
夫々設定されており、姿勢変更装置1をオートリールロ
ーダ2上に配設したときに邪魔にならないようにしてい
る。
【0034】次に、上述した無人搬送車3の姿勢変更装
置1を用いてオートリールローダ2上に進入して来た無
人搬送車3の姿勢変更を行う場合について説明する。テ
ーブル14に巻取紙Pを積載した無人搬送車3は、印刷
工場内の磁気誘導ライン又は電磁誘導ラインに沿って自
動走行し、輪転機の給紙部に設けた巻取紙支持装置4間
にあるオートリールローダ2上に進入して架台8上に載
せられる。
【0035】このとき、無人搬送車3は、オートリール
ローダ2の近傍位置に設けた光電管(図示省略)と無人
搬送車3の電動機16付の駆動輪17に設けたロータリ
ーエンコーダ(図示省略)とによって、オートリールロ
ーダ2上の複数の停止位置の中から巻取紙Pの幅に応じ
た位置に停止するようになっている。即ち、光電管(図
示省略)によりオートリールローダ2上に進入する無人
搬送車3に積載されている巻取紙Pの後端を検出し、こ
の検出信号に基づいて無人搬送車3の停止位置を選ぶと
共に、無人搬送車3が選んだ位置へ停止するようにロー
タリーエンコーダのパルス信号の計数に従って無人搬送
車3を停止させるようになっている。又、姿勢変更装置
1の両可動部材29は、オートリールローダ2上への無
人搬送車3の進入を妨げないように待機位置にある。そ
のため、無人搬送車3は、ふらつきながらオートリール
ローダ2上に進入しても、姿勢変更装置1に衝突すると
云うことがなく、オートリールローダ2上への進入を円
滑且つスムースに行える。
【0036】オートリールローダ2上に無人搬送車3が
搭載されると、両可動部材29の一端部に設けた流体圧
シリンダ40′(図3の上側の流体圧シリンダ40′)
が短縮状態から伸長状態になると共に、可動部材29の
他端部に設けた流体圧シリンダ40′(図3の下側の流
体圧シリンダ40′)が伸長状態から短縮状態になる。
【0037】そうすると、両可動部材29は、流体圧シ
リンダ40′及びカム機構40″により長手方向(図5
の上方向)にスライド移動しながら両固定部材28と平
行な状態で無人搬送車3側へ移動し、その内側面が無人
搬送車3のガイドローラ20に当接して無人搬送車3を
押し込んで行く。即ち、両可動部材29は、待機位置か
ら姿勢変更位置へ移動する。その結果、無人搬送車3が
オートリールローダ2上に巻取紙支持装置4の支持軸5
と平行な姿勢で搭載されていない場合には、無人搬送車
3はその両側面を両可動部材29により挾まれた状態で
押し込まれ、巻取紙Pの軸線φが巻取紙支持装置4の支
持軸5と平行になるように姿勢変更される。これによっ
て、無人搬送車3のテーブル14上に積載している巻取
紙Pの巻取紙支持装置4への装着を良好且つ円滑に行え
ることになる。
【0038】このとき、無人搬送車3は、車体の四隅に
旋回自在なキャスター18を設けているため、両可動部
材29により両側面を押されたときに比較的容易に姿勢
変更されることになる。又、両可動部材29は、ガイド
片30bが固定部材28のガイド孔28a内を摺動しな
がら移動するため、浮き上がりを防止されて長手方向に
スムースにスライド移動することになる。
【0039】そして、オートリールローダ2上の無人搬
送車3が巻取紙支持装置4の支持軸5と平行になるよう
に姿勢変更されたら、両可動部材29の一端部に設けた
流体圧シリンダ40′(図3の上側の流体圧シリンダ4
0′)が伸長状態から短縮状態になると共に、両可動部
材29の他端部に設けた流体圧シリンダ40′(図3の
下側の流体圧シリンダ40′)が短縮状態から伸長状態
になる。
【0040】そうすると、両可動部材29は、流体圧シ
リンダ40′及び附勢保持機構30により長手方向(図
3の下方向)にスライド移動しながら両固定部材28と
平行な状態で固定部材28側へ移動する。即ち、両可動
部材29は、姿勢変更位置から待機位置へ復帰する。
【0041】尚、上記実施の形態に於いては、駆動手段
40の流体圧シリンダ40′を可動部材29に固定し、
流体圧シリンダ40′で固定部材28を押して可動部材
29をスライド移動させるようにしたが、他の実施の形
態に於いては、流体圧シリンダ40′を固定部材28に
固定し、流体圧シリンダ40′で可動部材29を押して
これをスライド移動させるようにしても良い。
【0042】上記実施の形態に於いては、固定側楔片4
0b及び可動側楔片40cを固定部材28及び可動部材
29と別体に形成したが、他の実施の形態に於いては、
固定側楔片40b及び可動側楔片40cを固定部材28
及び可動部材29に一体的に形成するようにしても良
い。
【0043】
【発明の効果】上述の通り、本発明の無人搬送車の姿勢
変更装置は、オートリールローダ上の無人搬送車の両側
方位置に可動部材を無人搬送車側へ往復移動自在に設
け、可動部材により無人搬送車の側面を両側から押して
無人搬送車の姿勢を変更するようにしているため、オー
トリールローダ上に搭載された無人搬送車が巻取紙支持
装置の支持軸と平行になっていなくても、無人搬送車の
姿勢を支持軸と平行になるように直すことができる。そ
の結果、無人搬送車上の巻取紙の軸線が巻取紙支持装置
の支持軸と平行になり、巻取紙支持装置への巻取紙の装
着を良好且つ円滑に行える。又、本発明の無人搬送車の
姿勢変更装置は、固定部材及び可動部材を長尺状の板材
により形成すると共に、駆動手段を流体圧シリンダ等に
より構成し、固定部材、可動部材及び流体圧シリンダを
無人搬送車の両側方位置に無人搬送車に沿う姿勢で配設
するようにしているため、オートリールルローダ上の狭
い場所にでも設置することができ、至極便利である。然
も、姿勢変更装置は、固定部材と可動部材との間に可動
部材を固定部材に対して平行移動させるカム機構を設け
ているため、無人搬送車を支持軸と平行な姿勢に確実且
つ良好に姿勢変更することができる。更に、本発明の無
人搬送車の姿勢変更装置は、固定部材と可動部材との間
に可動部材を待機位置に附勢保持する附勢保持機構を設
けているため、無人搬送車のオートリールローダ上への
進入に支障を来たすと云うことがなく、無人搬送車はオ
ートリールローダ上へ円滑且つスムースに搭載される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る姿勢変更装置を設け
たオートリールローダに無人搬送車を搭載した状態の概
略平面図である。
【図2】同じく姿勢変更装置を設けたオートリールロー
ダに無人搬送車を搭載した状態の概略正面図である。
【図3】無人搬送車の姿勢変更装置の一部分を破断した
拡大平面図である。
【図4】無人搬送車の姿勢変更装置の拡大側面図であ
る。
【図5】姿勢変更装置が無人搬送車の姿勢を直した状態
の一部切欠拡大平面図である。
【図6】従前のオートリールローダに無人搬送車を搭載
した状態の概略平面図である。
【符号の説明】
1は姿勢変更装置、2はオートリールローダ、3は無人
搬送車、4は巻取紙支持装置、5は巻取紙支持装置の支
持軸、28は固定部材、29は可動部材、30は附勢保
持機構、40は駆動手段、40′は流体圧シリンダ、4
0″はカム機構、Pは巻取紙、P′は巻取紙の軸線。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷用の巻取紙(P)を積載した無人搬
    送車(3)を搭載してこれを輪転機の給紙部に設けた巻
    取紙支持装置(4)側へ移動させ、その後無人搬送車
    (3)を持ち上げて無人搬送車(3)上の巻取紙(P)
    を巻取紙支持装置(4)の支持軸(5)へ供給するよう
    にしたオートリールローダ(2)に設ける無人搬送車
    (3)の姿勢変更装置(1)であって、当該姿勢変更装
    置(1)は、オートリールローダ(2)に設けられ、こ
    れに搭載された無人搬送車(3)の両側方位置に配置さ
    れた一対の固定部材(28)と、両固定部材(28)に
    無人搬送車(3)側へ往復移動可能に夫々設けられ、無
    人搬送車(3)の両側面に当接して無人搬送車(3)を
    両側方から押す一対の可動部材(29)と、両固定部材
    (28)と両可動部材(29)との間に夫々設けられ、
    両可動部材(29)を無人搬送車(3)側へ往復移動さ
    せる駆動手段(40)とから成り、前記両可動部材(2
    9)を、無人搬送車(3)のオートリールローダ(2)
    への進入を妨げない待機位置と、無人搬送車(3)の両
    側面を挾むように押して無人搬送車(3)上の巻取紙
    (P)の軸線(φ)が巻取紙支持装置(4)の支持軸
    (5)と平行になるように無人搬送車(3)の姿勢を直
    す姿勢変更位置とに亘って往復移動可能に構成したこと
    を特徴とする無人搬送車の姿勢変更装置。
  2. 【請求項2】 両固定部材(28)及び両可動部材(2
    9)を長尺状の板材により形成し、これらをオートリー
    ルローダ(2)上の無人搬送車(3)の両側方位置に無
    人搬送車(3)に沿う姿勢で且つ巻取紙支持装置(4)
    の支持軸(5)と平行に夫々配設したことを特徴とする
    請求項1に記載の無人搬送車の姿勢変更装置。
  3. 【請求項3】 駆動手段(40)を、両固定部材(2
    8)若しくは両可動部材(29)の何れか一方に両部材
    (28),(29)に沿う姿勢で夫々設けられ、両可動
    部材(29)を両固定部材(28)に対して長手方向へ
    往復移動させる流体圧シリンダ(40′)と、両固定部
    材(28)と両可動部材(29)との間に夫々設けら
    れ、両可動部材(29)の長手方向への移動時に両可動
    部材(29)を固定部材(28)に対して平行な姿勢で
    無人搬送車(3)側へ移動させるカム機構(40″)と
    から構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に
    記載の無人搬送車の姿勢変更装置。
  4. 【請求項4】 両固定部材(28)と両可動部材(2
    9)との間に、両可動部材(29)を待機位置へ附勢保
    持する附勢保持機構(30)を夫々設けたことを特徴と
    する請求項1、請求項2又は請求項3に記載の無人搬送
    車の姿勢変更装置。
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