JP2002268532A - 教育システム及び方法 - Google Patents

教育システム及び方法

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JP2002268532A
JP2002268532A JP2001063160A JP2001063160A JP2002268532A JP 2002268532 A JP2002268532 A JP 2002268532A JP 2001063160 A JP2001063160 A JP 2001063160A JP 2001063160 A JP2001063160 A JP 2001063160A JP 2002268532 A JP2002268532 A JP 2002268532A
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JP
Japan
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qualification
student
data
educational institution
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JP2001063160A
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English (en)
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Toshinori Matsushima
利典 松島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より役に立つ学習を行うことができる教育シ
ステム及び方法を提供する。 【解決手段】 インターネット2上に教育サーバ11を
設けて先生端末12を接続できるように構成し、先生端
末12と教育サーバ11で先生装置13を構成する。教
育サーバ11に、生徒が利用する生徒装置14を接続で
きるように構成する。教育サーバ11は、生徒が希望す
る資格の取得に適合した学校を選定し、その学校への合
格を目的としたカリキュラムの教材を生徒装置14に配
信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを利
用した教育システム及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、先生用のコンピュータと生徒用の
コンピュータとを有線または無線のネットワークを介し
て相互に接続し、遠隔教育を行うシステムが知られてい
る。
【0003】このシステムにおいては、講義内容や教材
が、生徒の利用するテレビジョン受像機やパソコンに配
信され、その映像と音声によって講義が行われる。
【0004】また、個々の生徒の学習理解度に考慮し
て、生徒毎の理解度に応じた教材を配信するようにした
遠隔講義支援装置も提案されている(特開平9−621
73号公報参照)。
【0005】この装置では、生徒に対して試験を実施す
るとともに、その正解率に基づいて理解度を判断し、理
解度に適した教材を先生用のコンピュータで選択して、
それぞれの生徒用コンピュータに配信するように構成さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなシステムにあっては、成績の向上のみに重点がおか
れており、必ずしも将来に役に立つ学習が行われている
とは限らなかった。
【0007】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、より役に立つ学習を行うことがで
きる教育システム及び方法を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明の請求項1の教育システムにおいては、先生が
利用する先生装置と生徒が利用する生徒装置とがネット
ワークを介して接続されてなる教育システムであって、
前記生徒装置は、取得したい資格を示す希望資格名デー
タを前記先生装置に送信する希望資格名送信手段と、前
記先生装置からの抽出教育機関名データを受信して該抽
出教育機関名データが示す教育機関名を表示する抽出教
育機関名表示手段と、表示された教育機関名から選択し
た教育機関名を示す選択教育機関名データを前記先生装
置に送信する選択教育機関名送信手段と、前記先生装置
からの教材データを受信して該教材データが示す教材を
表示する教材表示手段とを備え、前記先生装置は、前記
生徒装置からの前記希望資格名データを受信した際に、
該希望資格名データが示す資格を目標資格名として、当
該希望資格名データが送られてきた生徒装置を利用する
生徒に関連付けて記憶する目標資格名記憶手段と、前記
目標資格名として記憶された資格を得るために適した教
育機関名をデータベースから抽出する教育機関名抽出手
段と、抽出された教育機関名を示す抽出教育機関名デー
タを、前記目標資格名が関連付けられた生徒の利用する
生徒装置に送信する抽出教育機関名送信手段と、前記生
徒装置からの選択教育機関名データを受信した際に、該
選択教育機関名データが示す教育機関名を目標教育機関
名として、前記選択教育機関名データが送られてきた生
徒装置を利用する生徒に関連付けて記憶する目標教育機
関名記憶手段と、前記目標教育機関名として記憶された
教育機関の入学試験に合格するために必要な偏差値をデ
ータベースから検索する偏差値検索手段と、検索された
偏差値に対応する学習計画のカリキュラムを、前記目標
教育機関名に関連付けられた生徒に割り当てるカリキュ
ラム割当手段と、前記カリキュラムに基づく教材データ
を、データベースから抽出して、当該カリキュラムが割
り当てられた生徒の利用する生徒装置へ送信する教材デ
ータ送信手段とを備えている。
【0009】すなわち、この教育システムを利用する生
徒は、ネットワークを介して先生装置に接続し、取得し
たい資格を示す希望資格名データを先生装置に送信す
る。これを受けた先生装置では、前記希望資格名データ
が示す資格を目標資格名として、当該希望資格名データ
が送られてきた生徒装置を利用する生徒に関連付けて記
憶するとともに、この目標資格名として記憶された資格
を得るために適した教育機関名をデータベースから抽出
し、これを抽出教育機関名データとして前記目標資格名
が関連付けられた生徒の利用する生徒装置に送信する。
【0010】この抽出教育機関名データを受信した生徒
装置では、前記抽出教育機関名データが示す教育機関名
が表示されるので、当該生徒装置を利用する生徒は、表
示された教育機関名から適当な教育機関を選択し、その
教育機関名を示す選択教育機関名データを前記先生装置
に送信する。すると、この選択教育機関名データは、先
生装置にて受信され、該選択教育機関名データが示す教
育機関名が目標教育機関名として、前記選択教育機関名
データが送られてきた生徒装置を利用する生徒に関連付
けて記憶される。このように、将来取得を希望する資格
を先生装置に送信することで、この資格を取得する上で
有利な教育機関が、志望校として選定される。
【0011】次に、前記先生装置は、この目標教育機関
名として記憶された教育機関の入学試験に合格するため
に必要な偏差値をデータベースから検索し、その偏差値
に対応する学習計画のカリキュラムを、前記目標教育機
関名に関連付けられた生徒に割り当てるとともに、この
カリキュラムに基づく教材データを、データベースから
抽出して当該カリキュラムが割り当てられた生徒の利用
する生徒装置へ送信する。
【0012】これを受信した生徒装置には、前記教材デ
ータが示す教材が表示されるので、この教材に従った教
育が行われる。この教育は、前述した志望校に合格する
ための学習計画で進められ、志望校合格時には、希望し
た資格の取得に有利な条件が得られることとなる。
【0013】また、請求項2の教育システムにあって
は、前記生徒装置は、希望資格の取得条件に適した教育
機関を卒業するまでに予定した予算額を示す予算額デー
タを前記先生装置に送信する予算額送信手段と、前記先
生装置からの予算対応資格名データが示す資格名を表示
する資格表示手段と、表示された資格名から選択した資
格名を示す選択資格名データを、前記先生装置に送信す
る選択資格名送信手段とを備え、前記先生装置は、前記
生徒装置からの予算額データを受信する予算額受信手段
と、前記予算額データが示す予算額に適した資格をデー
タベースから抽出し、予算対応資格名データとして、前
記予算額データが送られてきた前記生徒装置に送信する
資格名送信手段と、前記生徒装置からの選択資格名デー
タを受信した際に、該選択資格名データが示す資格を、
前記選択資格名データが送られてきた生徒装置を利用す
る生徒に関連付けられた前記目標資格名とする目標資格
名変更手段とを備えている。
【0014】すなわち、進学前の生徒において、資格を
取得するまでに必要な費用が不明の場合が多く、希望資
格は定まったものの、必要とする費用が解らず、この資
格を目標に学習を進めて良いか否かについて迷いが生じ
ることがある。
【0015】このような場合には、支払い可能な大まか
な予算を立てるとともに、その予算額を示す予算額デー
タを先生装置に送信する。すると、先生装置では、生徒
装置からの予算額データを受信し、この予算額データが
示す予算額に適した資格をデータベースから抽出すると
ともに、この資格を予算対応資格名データとして前記予
算額データが送られてきた前記生徒装置に送信する。
【0016】これを受けた生徒装置には、前記予算対応
資格名データが示す資格名が表示されるので、表示され
た資格名から希望の資格を選定し、その資格名を示す選
択資格名データを先生装置に送信する。すると、先生装
置では、前記選択資格名データが示す資格を、前記選択
資格名データが送られてきた生徒装置を利用する生徒に
関連付けられた前記目標資格名として、当該目標資格名
を変更する。
【0017】これに伴い、先生装置では、前記目標資格
名に応じた目標教育機関名の変更手続き、及び変更され
た目標教育機関への合格偏差値に応じたカリキュラムの
変更手続きが連動して行われ、目標資格に適応した教材
による教育が行われる。これにより、変更した希望資格
の取得に有利な教育機関への入学を目的とした学習を行
うことができる。
【0018】したがって、希望した資格を目標にして学
習を進めて良いか否かといった迷いを解消することがで
き、学習に集中することができる。
【0019】さらに、請求項3の教育システムでは、前
記生徒装置は、前記教材に含まれたテストに対する解答
データを前記先生装置に送信する解答データ送信手段
と、前記先生装置からの結果対応資格名データが示す資
格名を表示する結果対応資格名表示手段と、表示された
資格名から選択した資格名を示す変更資格名データを、
前記先生装置に送信する変更資格名送信手段とを備え、
前記先生装置は、前記生徒装置からの解答データを受信
して採点する採点手段と、採点結果に見合った資格をデ
ータベースから抽出し、結果対応資格名データとして、
前記解答データが送られてきた生徒装置に送信する抽出
資格名送信手段と、前記生徒装置からの変更資格名デー
タを受信した際に、該変更資格名データが示す資格名
を、前記変更資格名データが送られてきた生徒装置を利
用する生徒に関連付けられた前記目標資格名とする目標
資格名更新手段とを備えている。
【0020】すなわち、学習を進めて行く上で、修得度
や得意科目あるいは不得意科目が明らかになり、最初に
目標とした資格を取得することが困難である又は、さら
に上の資格を目指すことが可能であることが判明するこ
とがある。このような場合に、始めに決めた目標資格名
を変更することができないと、不都合が生じるばかりで
なく、学習意欲を低下させる要因となり得る。
【0021】そこで、生徒が教材に含まれたテストに解
答して、その解答データを先生装置に送信した際には、
該解答データを先生装置で受信して採点するとともに、
採点結果に見合った資格をデータベースから抽出し、結
果対応資格名データとして前記解答データが送られてき
た生徒装置に送信する。これにより、生徒装置には、前
記結果対応資格名データが示す資格名が表示されるの
で、生徒に、表示された資格名から変更したい資格を選
択させ、選択した資格名を示す変更資格名データを先生
装置に送信する。
【0022】そして、これを受けた先生装置において、
前記変更資格名データが示す資格名を、前記変更資格名
データが送られてきた生徒装置を利用する生徒に関連付
けられた前記目標資格名として該目標資格名を更新す
る。
【0023】これに伴い、先生装置では、前記目標資格
名に応じた目標教育機関名の変更手続き、及び変更され
た目標教育機関への合格偏差値に応じたカリキュラムの
変更手続きが連動して行われ、目標資格に適応した教材
による教育が行われる。これにより、変更した希望資格
の取得に有利な教育機関への入学を目的とした学習を行
うことができる。
【0024】したがって、始めに決めた目標資格名を、
修得度や得意科目あるいは不得意科目に応じて更新する
ことができるので、学習意欲の低下を防止することがで
きる。また、学習効果を向上させることで、より高度な
資格に照準を合わせることができ、志気の向上に寄与す
ることができる。
【0025】加えて、請求項4の教育システムにおいて
は、前記ネットワークをインターネットで構成するとと
もに、前記先生装置を、前記インターネット上に設けら
れたサーバ及び該サーバに前記インターネットを経由し
て接続される先生端末により構成した。
【0026】すなわち、前記先生装置を、インターネッ
ト上に設けられたサーバと、先生が利用する先生端末と
で構成することにより、インターネットへの接続環境を
整えるだけで、教育システムへの参加が可能となる。こ
れにより、生徒装置を利用する生徒においては、生徒装
置が設置された教室以外で学習することができない場合
と比較して、学習の場を広げることができ、全国展開が
容易となる。また、先生端末を利用する先生において
も、自宅や出張先からの指導が可能となる。
【0027】また、本発明の請求項5の先生装置におい
ては、生徒が利用する生徒装置が、ネットワークを介し
て接続される先生装置であって、前記生徒装置から送ら
れてくる、取得したい資格を示す希望資格名データを受
信した際に、該希望資格名データが示す資格を目標資格
名として、当該希望資格名データが送られてきた生徒装
置を利用する生徒に関連付けて記憶する目標資格名記憶
手段と、前記目標資格名として記憶された資格を得るた
めに適した教育機関名をデータベースから抽出する教育
機関名抽出手段と、抽出された教育機関名を示す抽出教
育機関名データを、前記目標資格名が関連付けられた生
徒の利用する生徒装置に表示可能な形態で送信する抽出
教育機関名送信手段と、前記生徒装置から送られてく
る、前記教育機関名から選択された教育機関名を示す選
択教育機関名データを受信した際に、該選択教育機関名
データが示す教育機関名を目標教育機関名として、前記
選択教育機関名データが送られてきた生徒装置を利用す
る生徒に関連付けて記憶する目標教育機関名記憶手段
と、前記目標教育機関名として記憶された教育機関の入
学試験に合格するために必要な偏差値をデータベースか
ら検索する偏差値検索手段と、検索された偏差値に対応
する学習計画のカリキュラムを、前記目標教育機関名に
関連付けられた生徒に割り当てるカリキュラム割当手段
と、前記カリキュラムに基づく教材データを、データベ
ースから抽出して、当該カリキュラムが割り当てられた
生徒の利用する生徒装置へ表示可能な形態で送信する教
材データ送信手段と、を備えている。
【0028】加えて、請求項6の先生装置にあっては、
前記生徒装置から送られてくる、希望資格の取得条件に
適した教育機関を卒業するまでに予定された予算額を示
す予算額データを受信する予算額受信手段と、前記予算
額データが示す予算額に適した資格をデータベースから
抽出し、予算対応資格名データとして、前記予算額デー
タが送られてきた前記生徒装置へ表示可能な形態で送信
する資格名送信手段と、前記生徒装置から送られてく
る、前記資格から選択された資格名を示す選択資格名デ
ータを受信した際に、該選択資格名データが示す資格
を、前記選択資格名データが送られてきた生徒装置を利
用する生徒に関連付けられた前記目標資格名とする目標
資格名変更手段と、を備えている。
【0029】さらに、請求項7の先生装置では、前記生
徒装置から送られてくる、前記教材に含まれたテストに
対する解答データを受信して採点する採点手段と、採点
結果に見合った資格をデータベースから抽出し、結果対
応資格名データとして、前記解答データが送られてきた
生徒装置に表示可能な形態で送信する抽出資格名送信手
段と、前記生徒装置から送られてくる、前記資格から選
択された資格名を示す変更資格名データを受信した際
に、該変更資格名データが示す資格名を、前記変更資格
名データが送られてきた生徒装置を利用する生徒に関連
付けられた前記目標資格名とする目標資格名更新手段
と、を備えている。
【0030】加えて、請求項8の先生装置にあっては、
前記ネットワークを構成するインターネット上に設けら
れたサーバと、該サーバに前記インターネットを経由し
て接続される先生端末とにより構成した。
【0031】これにより、この先生装置に、生徒が利用
する生徒装置を接続することによって、請求項1から4
に記載した発明と同様の作用効果を得ることが可能とな
る。
【0032】また、本発明の請求項9の教育方法にあっ
ては、生徒が利用する生徒装置が、ネットワークを介し
て接続される先生装置において、前記生徒装置から送ら
れてくる、取得したい資格を示す希望資格名データを受
信した際に、該希望資格名データが示す資格を目標資格
名として、当該希望資格名データが送られてきた生徒装
置を利用する生徒に関連付けて記憶手段に記憶する目標
資格名記憶段階と、前記目標資格名として記憶された資
格を得るために適した教育機関名をデータベースから抽
出する教育機関名抽出段階と、抽出された教育機関名を
示す抽出教育機関名データを、前記目標資格名が関連付
けられた生徒の利用する生徒装置に表示可能な形態で送
信する抽出教育機関名送信段階と、前記生徒装置から送
られてくる、前記教育機関名から選択された教育機関名
を示す選択教育機関名データを受信した際に、該選択教
育機関名データが示す教育機関名を目標教育機関名とし
て、前記選択教育機関名データが送られてきた生徒装置
を利用する生徒に関連付けて記憶手段に記憶する目標教
育機関名記憶段階と、前記目標教育機関名として記憶さ
れた教育機関の入学試験に合格するために必要な偏差値
をデータベースから検索する偏差値検索段階と、検索さ
れた偏差値に対応する学習計画のカリキュラムを、前記
目標教育機関名に関連付けられた生徒に割り当てるカリ
キュラム割当段階と、前記カリキュラムに基づく教材デ
ータを、データベースから抽出して、当該カリキュラム
が割り当てられた生徒の利用する生徒装置へ表示可能な
形態で送信する教材データ送信段階と、を備えている。
【0033】さらに、請求項10の教育方法において
は、前記生徒装置から送られてくる、希望資格の取得条
件に適した教育機関を卒業するまでに予定された予算額
を示す予算額データを受信する予算額受信段階と、前記
予算額データが示す予算額に適した資格をデータベース
から抽出し、予算対応資格名データとして、前記予算額
データが送られてきた前記生徒装置へ表示可能な形態で
送信する資格名送信段階と、前記生徒装置から送られて
くる、前記資格から選択された資格名を示す選択資格名
データを受信した際に、該選択資格名データが示す資格
を、前記選択資格名データが送られてきた生徒装置を利
用する生徒に関連付けられた前記目標資格名とする目標
資格名変更段階と、を備えている。
【0034】加えて、請求項11の教育方法では、前記
生徒装置から送られてくる、前記教材に含まれたテスト
に対する解答データを受信して採点する採点段階と、採
点結果に見合った資格をデータベースから抽出し、結果
対応資格名データとして、前記解答データが送られてき
た生徒装置に表示可能な形態で送信する抽出資格名送信
段階と、前記生徒装置から送られてくる、前記資格から
選択された資格名を示す変更資格名データを受信した際
に、該変更資格名データが示す資格名を、前記変更資格
名データが送られてきた生徒装置を利用する生徒に関連
付けられた前記目標資格名とする目標資格名更新段階
と、を備えている。
【0035】したがって、前記請求項9から11に記載
する処理を先生装置に実行させることにより、請求項1
から3に記載した発明と同様の作用効果を得ることが可
能となる。よって、記載される処理を汎用コンピュータ
などのハードウェアを用いて実行することにより、これ
らのハードウェアで本発明の教育システム技術が容易に
実施できるようになる。
【0036】
【実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図面にし
たがって説明する。図1は、本発明にかかる教育システ
ム1を示すブロック図であり、該教育システム1は、有
線または無線を利用して構築されたネットワークとして
のインターネット2を利用して構成されている。
【0037】このインターネット2上には、教育サーバ
11が設けられており、該教育サーバ11には、複数の
先生端末12(一つのみ図示)がインターネット2を介
して接続できるように構成されている。これにより、各
先生端末12と前記教育サーバ11とによって本発明の
先生装置13が構成されている。また、前記教育サーバ
11には、生徒が利用する生徒装置14,・・・がイン
ターネット2を介して接続できるように構成されてい
る。なお、LANなどのネットワークによって生徒装置
14と先生装置13とを接続して教育システムを構成し
ても良い。
【0038】前記生徒装置14は、前記教育サーバ11
を運営する教育塾に予め登録された生徒が利用するコン
ピュータ装置であり、ディスクトップ型パソコン、ノー
ト型パソコン、モバイルコンピュータ、あるいはインタ
ーネット利用が可能な電話機や携帯電話機や今後発売が
予定されているテレビ電話等により構成される。この生
徒装置14は、インターネット2に接続するための通信
機を備え、インターネット2を介して前記教育サーバ1
1と交信できるように構成されている。この生徒装置1
4は、データ表示用のCRTや液晶ディスプレイ等の表
示手段と、データ報知用のスピーカやヘッドフォン等の
音声出力手段と、データ入力用のキーボード、テンキ
ー、矢印キー、音声入力用マイク等の入力手段とを備え
ている。
【0039】前記生徒装置14では、Webブラウザプ
ログラムが作動し、前記入力手段からの通信データの入
力、前記表示手段への画面表示、及び前記音声出力手段
からの音出力ができるように構成されている。これによ
り、前記生徒は、この生徒装置14をインターネット2
を介して前記教育サーバ11に接続するとともに、各生
徒に付与されたID番号及びパスワードを送信すること
によって、該教育サーバ11に構築されたサイト(ホー
ムページ)にアクセスし、当該サイトを利用できるよう
に構成されている。
【0040】また、前記先生端末12は、前記教育塾に
所属した先生が利用するコンピュータ装置であり、ディ
スクトップ型パソコン、ノート型パソコン、モバイルコ
ンピュータ、あるいはインターネット利用が可能な携帯
電話や今後発売が予定されているテレビ電話等により構
成される。この先生端末12は、インターネット2に接
続するための通信機を備え、インターネット2を介して
前記教育サーバ11と交信できるように構成されてい
る。この先生端末12は、データ表示用のCRTや液晶
ディスプレイ等の表示手段と、データ報知用のスピーカ
やヘッドフォン等の音声出力手段と、データ入力用のキ
ーボード、テンキー、矢印キー、音声入力用マイク等の
入力手段とを備えている。
【0041】この先生端末12では、Webブラウザプ
ログラムが作動し、前記入力手段からの通信データの入
力、前記表示手段への画面表示、及び前記音声出力手段
からの音出力ができるように構成されている。これによ
り、前記先生は、この先生端末12をインターネット2
を介して前記教育サーバ11に接続するとともに、各先
生に付与されたID番号及びパスワードを送信すること
によって、該教育サーバ11に構築されたサイト(ホー
ムページ)にアクセスし、当該サイトを利用できるよう
に構成されている。加えて、前記ID番号が先生に付与
されたものであると確認されることによって、前記教育
サーバ11内のデータの追加・変更・更新、サーバの制
御、及びメインテナンスが行える権限を取得できるよう
に構成されている。
【0042】前記教育サーバ11は、データを記憶する
記憶手段を備えており、該記憶手段には、プログラムを
記憶するためのプログラム記憶領域と、データを記憶す
るためのデータ記憶領域とが形成されている。この教育
サーバ11は、通信機能を備えており、前記プログラム
領域に記憶されたWebサーバープログラムに従って作
動することにより前記各先生端末12,・・・及び前記
各生徒装置14,・・・と通信ができるように構成され
ている。
【0043】前記データ記憶領域には、前記データベー
ス21が構築されており、該データベース21には、前
記各先生や各生徒に割り当てられたID番号やパスワー
ド等が記憶されている。これにより、前記ID番号を有
する者が利用する端末以外の前記教育サーバ11へのア
クセスを拒絶できるように構成されている。
【0044】前記データベース21内には、県名と、全
国の地方自治体名と、その住所と、各地方自治体で使用
される各科目毎の教科書のメーカー名とからなるデータ
が関連付けされて記憶されており、生徒装置14からの
データに基づいて前記データを検索することによって、
図2に示すような地域別教科書データ31が形成され記
憶されている。
【0045】この地域別教科書データ31は、各地方自
治体に設立された学校毎に異なる教科書を参照するため
のデータであり、登録された生徒の氏名を示す生徒名フ
ィールド32と、通学する学校の所在地を示す県名フィ
ールド33と、その学校が所属する地方自治体名フィー
ルド34と、科目フィールド35及びその科目で使用さ
れる教科書のメーカー名フィールド36とが関連付けさ
れて記憶されている。
【0046】また、前記データベース21には、図3に
示すように、志望校に合格するために必要な偏差値を示
す志望校偏差値データ41が記憶されている。該志望校
偏差値データ41には、志望校の学区フィールド42
と、教育機関名である高校名フィールド43と、学科・
コースフィールド44と、男子フィールド45と、女子
フィールド46とが設けられている。前記男子フィール
ド45には、男子が合格する為に必要な偏差値が、高校
名及び学科・コースに関連付けされて記憶されており、
前記女子フィールド46には、女子が合格する為に必要
な偏差値が、高校名及び学科・コースに関連付けされて
記憶されている。
【0047】さらに、前記データベース21には、図4
に示すように、カリキュラム構成データ51が記憶され
ている。このカリキュラム構成データ51は、各科目に
おいて各教材メーカー毎に構築されており(数学におけ
る第1教材書メーカー用カリキュラム52及び第2教材
メーカー用カリキュラム53のみ図示)、各カリキュラ
ム52,53には、テキストのナンバーを示すテキスト
フィールド55と、ワークの番号を示すワークフィール
ド56と、頁を示すPAGEフィールド57と、章フィ
ールド58と、節フィールド59とが設けられている。
これらの各カリキュラム52,53は、各教材メーカー
の教科書に沿って構築されており、第1教材メーカーに
対応した第1教材メーカー用カリキュラム52では、
「式の計算」52a、「不等式」52b、「連立」52
c、「1次関数」52d、「平行と合同」52eの順に
構成される一方、第2教材メーカーに対応した第2教材
メーカー用カリキュラム53では、「式の計算」53
a、「連立」53b、「1次関数」53c、「不等式」
53dの順に構成されている。
【0048】また、前記データベース21には、図5に
示すように、教材データ61が記憶されており、この教
材データ61は、例えばWWWサーバー・ソフトウェア
から呼び出されるコモン・ゲートウェイ・インターフェ
ース(以下、CGIとする)・ソフトウェアからなる。
この教材データ61は、各科目において各教材メーカー
毎に構築されており(数学の教材データ61のみ図
示)、この数学の教材データ61は三つのファイルから
なり、それぞれS1ファイル62、S2ファイル63、
及びS3ファイル64として独立して格納されている。
前記S2ファイル63は、S2ファイル群65により構
成され、該S2ファイル群65は、2章一節ファイルで
あるS2−1ファイル66と、2章二節ファイルである
S2−2ファイル67と、2章三節ファイルであるS2
−3ファイル68とによって構成されている。さらに、
S2−2ファイル67は、S2−2ファイル群71によ
り構成され、該S2−2ファイル群71は、2章一節1
項ファイルであるS2−2−1ファイル72と、2章二
節2項ファイルであるS2−2−2ファイル73に分割
されている。
【0049】このように、前記教材データ61は、科
目、単元、章、節および項というようにツリー構造を成
し、互いに独立して電子ファイル化されており、さらに
ファイル毎に、また科目、単元、章、節および項ごとに
NOが付与され、各教材ファイルは、例えばWWWホー
ムページの記述言語であるハイパー・テキスト・マーク
アップ言語(以下、HTMLとする)や次世代記述言語
であるXMLを用いて文章形式で記述されている。
【0050】そして、あるファイルの文章から、同じフ
ァイルの別の文書や別のファイルの文章を、その文章と
同時にまたは補足説明するときに必要な音声や図や動画
などの情報とともに、表示、再生することができるよう
に、関連付けされている。つまり、図5においては、S
1ファイル62の末尾からS2ファイル63の先頭、そ
の末尾からS2−1ファイル66の先頭、その末尾から
S2−2ファイル67の先頭、その末尾からS2−2−
1ファイル72の先頭、その末尾からS2−2−2ファ
イル73の先頭、その末尾からS2−368ファイルの
先頭、その末尾からS3ファイル64の先頭に、それぞ
れ内容が続くように構成されている。このリンク情報も
教材データ61の構成データとして格納されている。
【0051】また、記述された内容の一部分の文字列
と、他の部分の文字列や映像や画像やチャット記録との
関連付け、偏差値データ75やカリキュラム構成データ
51も構成データとして教材データ61に格納されてい
る。さらに、S2−2−1ファイル71の「文字列」の
内容についての説明がリンクによって関連付けされた用
語ファイルに記憶されており、例えばS2−2−2ファ
イル73には、用語ファイル76、偏差値データ75、
及びカリキュラム構成データ51がリンクによって関連
付けされている。
【0052】さらに、前記データベース21には、図6
に示すように、生徒理解度情報データ81が記憶されて
いる。この生徒理解度情報データ81には、生徒名を格
納する名前フィールド82と、地域別検索に対応した教
材名を格納する教材フィールド83と、カリキュラムフ
ィールド84、教材の章や節や項という単位を格納する
項フィールド85と、最新のテスト結果における偏差値
が格納された偏差値フィールド86と、前記項に対する
生徒の理解度として試験の点数(最高を100として数
値化された値)を格納する理解度(点数)フィールド8
7と、テストを受けた回数を格納する理解度(試験回
数)フィールド88と、チャット学習記録データからの
チャット時間数フィールド89と、名前フィールド82
の生徒がその項を見ることを許可しても良いか否かを識
別するための許可フィールド90とが関連付けされて設
けられている。
【0053】また、前記データベース21には、図7に
示すように、費用算定データ101が記憶されている。
この費用算定用データ101には、取得したい資格(身
につけたスキル)が格納された資格名フィールド102
と、卒業にすることで資格を取得できるか否かを示す取
得可否フィールド103と、各資格を得るためにに適し
た教育機関である学校を示す学校名フィールド104
と、各学校の入学試験の合格に必要な偏差値を示す偏差
値フィールド105と、各学校への入学金が記憶された
入学金フィールド106と、各学校での授業料が記憶さ
れた授業料フィールド107と、各学校で必要となる教
材費が記憶された教材費フィールド108とが関連付け
されて設けられている。
【0054】さらに、前記データベース21には、図8
に示すように、カリキュラムデータ111が記憶されて
いる。このカリキュラム設定データ111には、登録し
た生徒名が格納された氏名フィールド112と、各生徒
が取得を希望する資格名が格納された目標資格名フィー
ルド113と、各資格に基づいて各生徒が選択した教育
機関としての学校名が格納された目標学校名フィールド
114と、選択した学校の入学試験の合格に必要な偏差
値が格納された偏差値フィールド115と、この偏差値
を得るまでに必要とする学習計画が組まれたカリキュラ
ム名を格納したカリキュラムフィールド116とが関連
付けされて設けられている。このカリキュラムフィール
ド116は、図6の生徒理解度情報データ81における
カリキュラムフィールド74とリンクするように構成さ
れている。
【0055】なお、これらデータベース21に記憶され
た総てのデータは、先生端末12において、閲覧・追加
・変更・更新できるように構成されている。また、これ
らのデータは、ハードディスクや光ディスクや光磁気デ
ィスク等のディスク記憶媒体、または半導体メモリに記
憶され構成されている。
【0056】以上の構成にかかる本実施の形態の動作を
フローチャートに従って説明する。このフローチャート
において、先生装置13を構成する教育サーバ11と先
生端末12がインターネット2を介して接続され、両者
が一体的に機能した状態を前提として説明する。
【0057】すなわち、図9から図17は、教育システ
ム1の一連の流れを示すフローチャートであり、この教
育システム1で講義を受ける生徒は、教育サーバ11を
運営する教育塾に予め登録し、ID番号及びパスワード
の付与を受けるとともに、通信受講用プログラムの供給
を受ける。そして、この受講用プログラムをパソコン等
からなる生徒装置14にインストールするとともに、初
期設定において、氏名、住所、通学する学校名、学年、
将来取得を希望する取得希望資格名、及びその予算額
を、画面の指示に従って入力した後(S1)、当該生徒
装置14を、インターネットを経由して先生装置13を
構成する教育サーバ11に接続要求する。この接続段階
において、ID番号やパスワードの入力を済ませて認証
を得た際には、初期設定時に入力した氏名、住所、学校
名、学年、取得希望資格名、及び予算額が、通信データ
として先生装置13を構成する教育サーバ11に送信さ
れる(S2)。
【0058】すると、前記教育サーバ11では、受信し
た通信データが示す氏名、住所、学校名、学年、取得希
望資格名、及び予算額をデータベース21に記憶した後
(T1)、前記取得希望資格名を、図7に示した表算定
データ101の取得可否フィールド103から検索し、
教育機関である学校での取得の可否を判定する(T
2)。すなわち、取得希望資格名として「医師」が選択
されていた場合には、資格名フィールド102から医師
を検索し、取得可否フィールド103から学校で取得で
きるか否かを判定する。ここでは、「三角印」が検索さ
れ、取得するための条件は得られるものの、資格を取得
するには国家試験に合格する必要である旨が検索され
る。
【0059】このため、次のステップT3において、取
得不可と判断された場合、前記資格名フィールド102
に「医師」が格納された学校名、具体的には、「AA大
学」「BB大学」「CC大学」を選定して(T4)、入
学金フィールド106と、授業料フィールド107と、
教材費フィールド108とから最終学校(教育機関)卒
業までの費用を計算する(T6)。また、前記ステップ
T3にて、取得可と判断された場合には、取得可能な学
校名を学校名フィールド104に基づいて特定し(T
5)、入学金フィールド106と、授業料フィールド1
07と、教材費フィールド108とから最終学校卒業ま
での費用を計算する(T6)。ここで、最終学校卒業ま
でとしたのは、高校受験を控えた生徒においては、高校
を卒業するまでの費用に、大学を卒業するまでの費用が
加算されるためである。
【0060】これらにより定められた学校名と算出され
た費用とをデータ化して、現在交信中の前記生徒装置1
4に送信する(T7)。これを受信した生徒装置14で
は、前記学校名及び前記費用が、資格変更の有無の送信
を促す画面と共に、ブラウザ画面に表示される(S
3)。これに対して、生徒は、資格変更の有無をマウス
でクリックするなどして選択して前記教育サーバ11に
送信する(S4)。
【0061】ここで、進学前の生徒においては、資格を
取得するまでに必要な費用が不明の場合が多く、希望資
格は定まったものの、必要とする費用が解らず、この資
格を目標に学習を進めて良いか否かについて迷いが生じ
ることがある。このような場合であっても、前記ステッ
プS3での表示によって、生徒は入学を要する学校名と
必要な費用とを知ることができる。
【0062】そして、前記教育サーバ11では、資格変
更の有無を受信した際に資格の変更が有るか否かを判断
する(T8)。変更が有る旨を受信した際には、データ
ベース21に記憶された予算額を呼び出すとともに、こ
の予算額に適合した他の資格名を、費用算定データ10
1の各フィールド106〜108の算定結果から選択的
に抽出し、抽出された資格名をデータ化して交信中の生
徒装置14に送信する(T9)。これを受信した生徒装
置14には、各資格名とこれらから選択する旨が表示さ
れるため(S5)、生徒は、いずれかをマウスでクリッ
クする等して選択して、そのデータを前記教育サーバ1
1に送信し(S6)、次ステップT10へ移行する。ま
た、前記ステップT8において、資格の変更無しと判断
した場合にもステップT10へ分岐する。
【0063】該ステップT10では、変更無しの資格名
又は変更後の資格名を、目標資格名として、図8に示し
たカリキュラム設定データ111の目標資格名フィール
ド113に、現在交信中の生徒装置14を利用する生徒
名(名前フィールド112)に関連付けて格納する。こ
のように、支払い可能な大まかな予算を立てるととも
に、その予算額を示す予算額データを先生装置13を構
成する教育サーバ11に送信することで、予算額に適合
した資格の一覧を得ることができる。また、資格の変更
を促す画面表示に対して、資格変更を希望することで、
目標資格名を、予算額に適合した資格に変更することが
できる。
【0064】そして、前記目標資格名として登録された
資格を得るために適した学校名を、図7の費用算定デー
タ101における学校名フィールド104から抽出して
学校名一覧を作成した後(T11)、この学校名一覧を
データ化して交信中の生徒装置14へ送信する(T1
2)。すると、生徒装置14のブラウザ画面には、学校
名一覧及び一覧からの選択を促す旨が表示されるので
(S7)、生徒は、マウスでクリックする等していずれ
かを選択して、その旨を教育サーバ11に送信する(S
8)。
【0065】これを受信した教育サーバ11では、選択
された学校名を、目標学校名として、図8に示したカリ
キュラム設定データ111の目標学校名フィールド11
4に、現在交信中の生徒装置14を利用する生徒名(名
前フィールド112)に関連付けて格納する(T1
3)。このように、将来取得を希望する資格を先生装置
13を構成する教育サーバ11に送信することで、この
資格を取得する上で有利な学校を志望校として選定する
ことができる。
【0066】そして、教育サーバ11では、データベー
ス21に記憶された住所及び学校名を、データベース2
1に記憶されたデータから検索して、交信中の生徒装置
14を利用する生徒が使用する教科書の種類であるメー
カー名を特定するとともに(T14)、図2に示したよ
うに、地域別教科書データ31を構築する。ここで、前
記メーカー名の特定方法としては、各生徒が使用する教
科書のメーカー名を予めデータベース21に登録してお
き、これを検索する方法や、教科書のメーカー名を示す
データを生徒装置14から受け取る方法が挙げられる。
【0067】また、教育サーバ11は、前述した目標学
校名フィールド114に記憶された学校名を志望校とし
て取り扱うとともに、この志望校を学科・コース及び性
別を加味して、図3に示したデータベース21の志望校
偏差値データ41から検索し、入学試験に合格するため
に必要な偏差値を得る(T15)。
【0068】そして、ステップT14にて特定されたメ
ーカーの教科書に適合した例えば第1教材書メーカー用
カリキュラム52を、図4に示したデータベース21の
カリキュラム構成データ51から選択して決定するとと
もに、ステップT15にて得られた偏差値に対応する計
画、具体的には偏差値の高低に基づいて単元毎の見極め
テストの合格点を上下動する為の変数を、第1教科書メ
ーカー用カリキュラム52に反映して、当該生徒専用の
カリキュラムを決定し、図6及び図8に示したカリキュ
ラムフィールド84,116に反映する(T16)。
【0069】このように、前記ステップS6にて目標資
格を変更して目標資格名を変更した場合であっても、前
記ステップT10で定められた目標資格名に応じた目標
学校名の変更手続き(T13)、及び変更された目標学
校への合格偏差値に応じたカリキュラムの変更手続き
(T16)が連動して行われ、目標資格に適応した教材
による教育が行われる。これにより、変更した希望資格
の取得に有利な学校への入学を目的とした学習を行うこ
とができる。したがって、希望した資格を目標にして学
習を進めて良いか否かといった迷いを解消することがで
き、学習に集中することができる。
【0070】そして、本実施の形態にあっては、第1段
階で、教科書のメーカー毎に異なる授業の進行順序に合
わせたカリキュラムを選定することができ、第2段階に
おいて、生徒毎に異なる志望校に合わせたカリキュラム
に変更することができる。これにより、生徒毎に異なる
志望校(目標学校名)に適合し、かつ学校毎に異なる使
用教科書に応じたカリキュラムの学習を、各生徒毎に行
うことができる。また、志望校合格を目的とした学習
を、平常時から行うことができるため、特別な受験対策
が不要となる。さらに、この教育は、前述した志望校に
合格するための学習計画で進められるため、志望校合格
時には、希望した資格の取得に有利な条件が得られるこ
ととなる。
【0071】このように、本教育システム1を利用する
生徒は、取得したい資格を、インターネット2を介して
先生装置13を構成する教育サーバ11に送信するだけ
で、この資格を取得する上で有利な学校を志望校として
選定することができる。そして、この志望校への合格に
要する偏差値に基づいた学習計画のカリキュラムが割り
当てられ、このカリキュラムに基づく教材に従った学習
を行うことができる。
【0072】これにより、この教育を受けることで、志
望校に合格するための学習をすることができるととも
に、志望校に合格することによって、希望した資格の取
得に有利な条件を得ることができる。したがって、成績
の向上のみに重点がおかれた従来の教育システムと比較
して、将来に役に立つ学習を行うことができ、学習意欲
を高めることができる。
【0073】また、ネットワークを利用することによっ
て生徒に合わせた個人指導を行うことができる。さら
に、本実施の形態のように、インターネット2等の情報
通信インフラ(infrastructure)を利用することで、全
国規模の遠隔教育を実現することができる。
【0074】そして、このような遠隔教育においては、
学習する生徒が各地域に点在するため、生徒が通う学校
毎に授業で使用する教科書(具体的には教材メーカー)
が異なり、図4に示したように、授業の進行順序が生徒
毎に前後することとなる。つまり、北海道のA校で使用
する第1教材メーカーの教科書では、「式の計算」52
a、「不等式」52b、「連立」52c、「1次関数」
52d、「平行と合同」52eの順番で授業が行われる
が、東京のB校で使用する第2教材メーカーの教科書で
は、「式の計算」53a、「連立」53b、「1次関
数」53c、「不等式」53dの順番で授業が行われ
る。
【0075】そこで、本教育システム1においては、生
徒装置14から教材要求を受けた際に、生徒が使用する
教科書の種類(教材メーカー)を特定し、その種類に対
応したカリキュラムを決定することで、教科書の種類毎
に異なる授業の進行順序に合わせたカリキュラムを選定
することができ、このカリキュラムに基づく教材デー
タ、つまり生徒が使用する各教科書に対応した適切な教
材を各生徒に配信することができる。よって、全国の生
徒を対象とした場合であっても、各生徒が通う学校の授
業内容に沿った学習を行うことができ、遠隔教育時に生
じ得る問題を解消することができる。
【0076】図18は、生徒装置14の画面201に、
ベース画面202と、教材画面203と、チャット画面
204とが表示された状態を示す図であり、前記教材画
面203には、分数を学習するための教材S2−2−1
ファイル72が表示されている。この画面201におい
て、生徒は、各ボタン画像の上にマウスのカーソル(矢
印)を合わせてマウスのボタンを押すことで、各ボタン
205〜207が示す内容を、前記教育サーバ11に送
信できるように構成されている。
【0077】この例示において、前記ベース画面202
には、現在の偏差値ボタン205と、第1目標高校ボタ
ン206と、○×高校へのカリキュラム送信ボタン20
7と、目標資格を変更する際に利用される目標資格名2
08とが表示されており、例えば、生徒が○×高校への
カリキュラム送信ボタン207を押すと、現在の偏差値
が判定されてカリキュラムに反映され、反映されたカリ
キュラムに基づく教材が表示される。
【0078】具体的に説明すると、○×高校へのカリキ
ュラム送信ボタン207が押されると、現在の偏「S2
−1−1」という引数がCGIプログラムに送られ、教
育サーバ11上のWWWホームページのCGIプログラ
ムの起動処理が作動される。すると、教育サーバ11で
は、その引数に該当する教材ファイル、「S2−1−
1」というファイルをデータベース21から検索する。
そのファイルが見つかった場合には、これを読み出し、
その教材を要求した生徒装置14に配布して良いかどう
かを、図6に示した生徒理解度情報データ81の許可フ
ィールド90を参照して判断する。
【0079】一方、該当する教材のファイルが見つから
ない場合には、CGIプログラムにおいて、その標準出
力として見つからなかったという内容の文章を出力す
る。それによって、生徒装置14の教材画面203に
は、見つからない旨が表示される。なお、各教材ファイ
ルには、「教科名+章+節+項」というようなファイル
名が記述されている。
【0080】また、要求情報が表示中の教材の前や次の
項という指定の場合、たとえば「S2−1−1」が表示
されている時に、その前の教材という要求があった場合
には、まず「S2−1−1」というファイル名の教材デ
ータを読み出し、次にこの教材データの先頭に記述され
たファイル名、たとえば「S2−1−1」というファイ
ル名を読み出す。そして、このファイル名の教材ファイ
ルが見つかればこれを読み出し、その教材を要求した生
徒に配布してよいかどうかを問い合わせる。「S2−1
−1」という教材ファイルが見つからなかった場合に
は、見つからなかったという内容の文章を出力し、それ
によって生徒装置14の教材画面203に見つからない
旨が表示される。
【0081】生徒装置14へのファイルの配信を制限す
る配布範囲制限手段は、生徒理解度情報データ81の内
容から、その生徒がその単元の項目を見ても良いか否か
を判断し、見てよい場合は見て良いと伝達し、見る許可
がない場合には、見てはいけないと伝達する。図6の生
徒理解度情報データ81において、名前フィールド82
に、要求している生徒名が格納されている行のうち、許
可フィールド90に「○」丸印のある行の項フィールド
85に格納されている項(または章や節)が、教材を見
てよい範囲を示している。
【0082】例えば、図6において、酒井さんは、メー
カー2のカリキュラムno2の教材については「S1−
2−1」まで見て良いことが許可されている。この許可
範囲が、要求情報の項(または章や節)と同じかそれよ
りも大きい章や節を示していれば、見てよいと判断す
る。本実施の形態では、要求情報である引数に要求者の
名前を添付する手段として、WWWブラウザの仕様であ
るクッキーという内部データのCGI引数への添付機能
を利用する。つまり、頁を変更するボタン画像が押され
てCGIプログラムが呼び出される際に、クッキーによ
って、引数に利用者独自の名前または番号などが添付さ
れる。
【0083】これにより、教材を要求する生徒は、表示
画面に表示されたリンク先を示すボタン画像のうち所望
のボタン画像を押すことによって、生徒在住の希望の高
校の教材を表示させることができるので、自分の好みや
学習意欲に応じて任意の教材を見ながら、たとえば復習
を行うことができる。また、先生は、生徒理解度情報デ
ータ81を閲覧し変更することで、生徒毎に見ても良い
教材の範囲を制限することができるので、生徒がある範
囲の項目に集中して学習するようにコントロールするこ
とができる。従って、十分な教育効果が期待できる。
【0084】また、前記教育サーバ11は、生徒理解度
情報データ81に、同じ教材を開いた回数を蓄積する。
例えば「第一目標高校○×高校+S2−2−2」という
情報を受け取った場合には、生徒理解度情報データ81
の「酒井」と記述された行のうち、教材が「メーカー
2」で、項が「S1−2−1」という記述のある行を探
し、該当する行が見つかった場合にはその行の理解度
(回数時間)フィールドの格納値に1を加算する(図示
せず)。
【0085】該当する行がない場合には、新規に「酒
井」という生徒名の行を作り、その行の教材フィールド
83、項フィールド85および理解度(回数時間)フィ
ールドにそれぞれ「メーカー2」、「S1−2−1」お
よび「1」を書き込む。また、理解度(回数時間)フィ
ールドには、表示時間も分単位で書き込まれる。表示時
間は、教材Aをある生徒Bに対して選択してから、次に
生徒Bから他の教材要求が出されるまでの時間であり、
教材選択結果と一緒にに送られ書き込まれる。教材の閲
覧が終了したら、生徒装置14から生徒名とともに教材
の閲覧終了を知らせる情報が送られる。同じ生徒が同じ
教材を以前に見ている場合には、今までに見ている時間
に今回の閲覧時間が加算される。
【0086】これにより、ある生徒のある項の閲覧時間
が長いほど、その項に対する理解が低いと判断する。判
断基準の一例として、以下のように試験で70点以上を
取るまでに教材を表示した回数と時間で判断するように
してもよい。たとえば、閲覧回数および閲覧時間が1回
以内かつ2分以内なら「S」、1回以内かつ15分以内
なら「A」、1回以内かつ30分以内なら「B」、3回
以内かつ20分以内なら「B」、4回以内かつ30分以
内なら「C」、それ以外は「D」と判断し、この判断結
果を合わせて生徒理解度情報データ81に記録しても良
い。
【0087】前記教育サーバ11は、先生が先生端末1
2を起動して接続したときか、または一定時間おきに教
材の再構成処理を行う。教育サーバ11は、順番に全部
の生徒の生徒理解度情報データ81を読み込み、教材の
全ての項について、点数と試験回数から得られる理解
度、もしくは教材の表示回数と表示時間から得られる理
解度、またはその両方の理解度に基づいて理解度に応じ
た教材の再構成を行う。
【0088】この学習時において、例えば先生が現在の
授業の進行状況を生徒に尋ねる際には、その旨の文章を
先生端末12のキーボード等(音声入力も可)を利用し
て、先生端末12のチャット画面に文字入力し、その内
容を先生側チャットデータとして、教育サーバ11を介
して前記生徒装置14に送信する(T18)。これを受
けた生徒装置14には、その内容がチャット画面204
に表示される。この内容に対して返答する際には、「第
何単元まで進みました」等の文章を、キーボード等(音
声入力も可)を利用して生徒装置14のチャット画面2
04へ文字入力し、その内容を生徒側チャットデータと
して、前記教育サーバ11を経由して前記先生装置12
に送信する(S10)。すると、この生徒側チャットデ
ータは、先生装置12にて受信されチャット画面に表示
される。
【0089】このように、生徒と先生間で文字による対
話を成立させることができるので、授業の進行状況に合
わせたカリキュラムへの変更、例えば北海道の生徒にお
いて冬季の授業が遅れている場合には、東京の生徒より
進行速度を遅らせる等の調整を図ることができる(T1
9)。
【0090】また、文字による対話を利用して、生徒装
置14においては、教材内容の説明の要求や、質問事
項、学習方法など問い合わせを行うことができ(S1
1)、また先生端末12では、その回答を送信すること
ができる(T20)。この文字による対話を繰り返すこ
とによって(S11,T20)、進路指導や相談などの
遣り取りも行うことができるとともに、文字対話を利用
したチャット学習を行うことができる。このチャット学
習の内容は、逐次データベース21に記憶され、生徒の
理解度判定に利用される。その判定結果を生徒毎に生徒
理解度情報データ81に蓄積する。
【0091】次に、送信された教材による単元学習が終
了した際には、教材の一部であり生徒の単元の理解度を
測る見極めテスト(以下、見極めテストとする)が教材
の一部として教育サーバ11から生徒装置14に送信さ
れ(T21)、そのテスト内容が生徒装置14の教材画
面203に表示される。つまり、教材データであるHT
MLやXML文章の一部の電子ファイルには、試験問題
が記述されている。この試験問題の記述は、問題の文章
と選択肢の文章と選択ボタンの記述からなる。生徒装置
14に表示された選択ボタン画像を生徒が押すと、その
ボタン画像に対応して記述されたHTMLやXML文書
の内容を実行し、教育サーバ11に試験問題の番号と解
答の番号と利用者の名前とが関連づけられてなる解答デ
ータが送信される(S12)。たとえば試験問題が「S
2−2−1」の問題Aであった場合には、試験問題の記
述は、たとえば「S2−2−1−A」である。
【0092】前記生徒の解答の記述は、選択ボタン画像
に対応した番号の数値情報であっても良いし、生徒が入
力した文字列であってもよい。生徒が解答として文字列
を入力する場合には、HTMLやXML言語で記述され
たテキストボックスと解答ボタンを表示し、そのテキス
トボックスに文字列が入力され、さらに解答ボタン画像
が押された時にその文字列をCGIプログラムに引数と
して送るようにする。
【0093】この解答データを受信した教育サーバ11
では、データベース21に記憶された正解ファイルを読
み込み、その正解情報と解答とを比較することにより採
点を行い得点を計算する(T22)。得られた試験結果
は、生徒理解度情報データ81に記録される。特に限定
しないが、生徒理解度情報データ81には、例えば試験
結果を100点満点とした場合に何割正解したかという
情報が蓄積される。また、その正解率は、CGIプログ
ラムの標準出力として、教育サーバ11を介して教材画
面203に送られる。
【0094】そして、この得点から偏差値が算出され
(T23)、どの単元の見極めテストかを示すテスト
名、その得点、及び算出された偏差値が、生徒名に関連
づけされてデータベース21に記憶される(T24)。
この偏差値を求める際には、データベースに予め記憶さ
れた全国地域別偏差値データが用いられるが、前述した
授業の進行状況による他者との格差を抑えるために、イ
ンターネット2を利用して全国規模で収集され、データ
ベース化された独自のデータを利用しても良い。
【0095】この見極めテストの結果を知りたい場合に
は、その旨を生徒装置14に入力して採点結果を教育サ
ーバ11に要求する(S13)。すると、教育サーバ1
1からは、その採点結果要求に応じて、偏差値を示す採
点結果データが送信され(T25)、当該生徒装置14
のブラウザ画面には偏差値が表示される。この方法とし
ては、図18の生徒装置14の画面201に示したよう
に、ベース画面202の現在の偏差値ボタン205上に
マウスのポインタを設定してクリックする等して選択す
ることにより行っても良く、この場合には、最新の偏差
値が、偏差値ボタン205上に表示される。これによ
り、前記見極めテストの採点結果を閲覧することができ
るので、現在の実力を知ることができ、学習意欲の向上
に寄与することができる。
【0096】この見極めテスト後において、教育サーバ
11からは、資格変更の有無を問い合わせるためのデー
タが、交信中の生徒装置14へ送信され(T26)、生
徒装置14のブラウザ画面には、資格変更有無の回答を
促す表示されるので(S14)、生徒は、資格の変更有
無を示すデータを前記教育サーバ11に送信する(S1
5)。
【0097】これを受信した教育サーバ11では、資格
変更の有無を判断し(T27)、資格を変更しない旨を
受信した場合は、ステップT37へ分岐する一方、資格
を変更する旨を受信した場合には、偏差値に見合った資
格名を、図7に示した費用算定データ101の偏差値フ
ィールド105から抽出して資格名一覧を作成するとと
もに(T28)、抽出された各資格を得るために適した
学校を卒業するまでの費用を、各フィールド106〜1
08により算出して費用一覧を作成し(T29)、前記
資格名一覧と費用一覧とをデータ化して交信中の生徒装
置14に送信しする(T30)。
【0098】これを受信した生徒装置14のブラウザ画
面には、前記資格名一覧と費用一覧とが表示されるので
(S16)、これらを参考にして変更したい資格名を選
択するとともに、その旨を教育サーバ11に送信する
(S17)。すると、教育サーバ11では、交信中の生
徒装置14を利用する生徒に関連付けられたカリキュラ
ム設定データ111の目標資格名フィールド113を、
選択された資格名に更新する(T31)。これに伴い、
変更された資格を得るために適した学校を、図7の費用
算定データ101の学校名フィールド104から抽出し
て学校名一覧を作成するとともに(T32)、この学校
名一覧をデータ化して交信中の生徒装置14に送信する
(T33)。
【0099】これを受信した生徒装置14のブラウザ画
面には、学校名一覧が表示されるので(S18)、適し
た学校名を選択しデータ化して教育サーバ11に送信す
る(S19)。すると、教育サーバ11では、図8のカ
リキュラム設定データ111の目標学校名フィールド1
14を選択された学校名に更新した後(T34)、更新
された学校の入学試験の合格に必要な偏差値を、図7の
費用算定データ101の偏差値フィールド105から抽
出して、前記カリキュラム設定データ111の偏差値フ
ィールド115に格納するとともに(T35)、カリキ
ュラムフィールド84,116を、この偏差値及び前述
した使用教科書に適合したカリキュラムに変更する(T
36)。
【0100】すなわち、学習を進めて行く上で、修得度
や得意科目あるいは不得意科目が明らかになり、最初に
目標とした資格を取得することが困難である又は、さら
に上の資格を目指すことが可能であることが判明するこ
とがある。このような場合に、始めに決めた目標資格名
を変更することができないと、不都合が生じるばかりで
なく、学習意欲を低下させる要因となり得る。
【0101】そこで、本実施の形態にあっては、見極め
テスト後に資格の変更の有無を確認し(T26)、変更
を希望した際には、採点結果に見合った資格一覧と、費
用一覧を生徒装置14に送信するとともに(T30)、
ステップT31〜T36に示したように、前記目標資格
名に応じた目標学校名の変更手続き、及び変更された目
標学校への合格偏差値に応じたカリキュラムの変更手続
きを連動して行い、目標資格に適応した教材による教育
を行う。これにより、変更した希望資格の取得に有利な
学校への入学を目的とした学習を行うことができる。
【0102】このように、始めに決めた目標資格名を、
修得度や得意科目あるいは不得意科目に応じて更新する
ことができるので、学習意欲の低下を防止することがで
きる。また、学習効果を向上させることで、より高度な
資格に照準を合わせることができ、志気の向上に寄与す
ることができる。
【0103】そして、ステップT22で得られた見極め
テストの採点結果が、現在採用されているカリキュラム
で定められた合格点以上であるか否かを判断する(T3
7)。その結果、見極めテストの得点が合格点に達して
いない場合には、前記ステップT21へ分岐して、新た
な見極めテストを生徒装置14に送信する。これ伴い、
生徒装置14には見極めテストの内容が表示されるの
で、このテストに対する解答データを前記教育サーバ1
1へ送信し(S12)、その採点結果が前記合格点に達
するまで、先生装置13はステップT21〜T37を、
また生徒装置14ではステップS12〜S19を繰り返
し行う。これにより、学習内容の記憶を確実にするとと
もに、学習理解度をカリキュラムで定められた目標値ま
で向上することができる。
【0104】ここで、同じ問題に対する間違いの繰り返
し数などを数えるとともに、それに基づいて生徒がどの
章や節をどの程度理解しているかということを判断し
て、生徒理解度情報としてデータベース21に蓄積す
る。また、どの生徒がどの教材をどの位の時間、また何
回見ているかということをデータベース21に蓄積し、
それに基づいて生徒毎に理解し難い項目と理解し易い項
目の判断を行い、生徒別の理解度情報として生徒理解度
情報へ蓄積する。
【0105】これらの生徒理解度情報をデータベース2
1に蓄積することで、生徒毎に単元別の理解度を判断
し、理解度の低い章や節や項については、生徒装置14
に細かい内容の説明を表示し、また理解度の高い章や節
や項については簡単な説明を表示させるように、教材の
構成を生徒毎に変更することができる。例えば、数学教
材において、「S2−2−1」の理解度が高い生徒につ
いては、「S2−2−1」および「S2−2−1」を表
示させずに、「S2−2−2」が表示されるようにリン
クを変更して蓄積する。この場合、「S2−2」ファイ
ルの末尾の記述は、本来の「S2−2−1」から「S2
−2−2」に変更される。同様に「S2−3」ファイル
の先頭の記述は、本来の「S2−2−1」から「S3」
に変更される。これにより、生徒毎に、単元別に理解度
に応じて構成を変えた教材を提供することができ、自由
に生徒が教材を使う場合でもレベルにあった最適な教材
を提供することができる。
【0106】前記ステップT37において採点結果が合
格点に達したと判断された際には、合格点に達するまで
のテストの実施回数と、その際の採点結果である得点と
を、図6に示した生徒理解度情報データ81に記憶する
(T38)。これにより、学習経過が記録されるととも
に、前記実施回数から理解度の高低の把握が可能とな
り、今後のカリキュラムへの反映が可能となる。
【0107】すなわち、教育サーバ11は、生徒が同じ
試験に解答した回数を、生徒理解度情報データ81へ蓄
積する。理解度が低いと、100点満点を取るのに何度
も試験を受け直さなければならないため、試験回数が多
い程、同じ点数であっても理解度が低いということにな
る。例えば、試験回数の基準を予め決めておき、試験の
点数が90点以上で試験回数が1回を「S」、試験の点
数が80点以上で試験回数が2回を「A」、試験の点数
が80点以上で試験回数が5回未満を「B」、試験の点
数が80点以上で試験回数が8回未満を「C」、試験の
点数が60点以上で試験回数が3回未満を「B」、試験
の点数が60点以上で試験回数が6回未満を「C」、試
験の点数が30点以下を「Z」、それ以外を「D」と判
定し、生徒理解度情報に、生徒毎に項目別に「A」、
「B」、「C」、「D」、「Z」の判定結果を記録する
ようにしても良い。さらに、上記点数と関連づけ判定判
定結果だけを記録するようにしても良い。
【0108】そして、先生装置13においては、前記ス
テップT17へ移行するとともに、生徒装置14では、
前記ステップS9へ移行して、次単元の学習が行われ
る。
【0109】このように、前記先生装置13を、インタ
ーネット2上に設けられた教育サーバ11と、先生が利
用する先生端末12とで構成することにより、インター
ネット2への接続環境を整えるだけで、教育システム1
への参加が可能となる。これにより、生徒装置14を利
用する生徒においては、生徒装置14が設置された教室
以外で学習することができない場合と比較して、学習の
場を広げることができ、全国展開が容易となる。また、
先生端末12を利用する先生においても、自宅や出張先
からの指導が可能となる。
【0110】
【発明の効果】以上説明したように本発明にあっては、
この教育システムを利用する生徒は、取得したい資格
を、ネットワークを介して先生装置に送信するだけで、
この資格を取得する上で有利な教育機関を志望校として
選定することができる。そして、この志望校への合格に
要する偏差値に基づいて学習計画のカリキュラムを割り
当て、このカリキュラムに基づく教材に従った学習を行
うことができる。
【0111】このように、この教育を受けることによ
り、志望校に合格するための学習をすることができると
ともに、志望校に合格することによって、希望した資格
の取得に有利な条件を得ることができる。したがって、
成績の向上のみに重点がおかれた従来の教育システムと
比較して、将来に役に立つ学習を行うことができ、学習
意欲を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すブロック図であ
る。
【図2】同実施の形態における地域別教科書データを示
す図である。
【図3】同実施の形態における志望校偏差値データを示
す図である。
【図4】同実施の形態におけるカリキュラム構成データ
を示す図である。
【図5】同実施の形態における教材データを示す図であ
る。
【図6】同実施の形態における生徒理解度情報データを
示す図である。
【図7】同実施の形態における費用算定データを示す図
である。
【図8】同実施の形態におけるカリキュラム設定データ
を示す図である。
【図9】同実施の形態の動作を示すフローチャートであ
る。
【図10】図9に続くフローチャートである。
【図11】図10に続くフローチャートである。
【図12】図11に続くフローチャートである。
【図13】図12に続くフローチャートである。
【図14】図13に続くフローチャートである。
【図15】図14に続くフローチャートである。
【図16】図15に続くフローチャートである。
【図17】図16に続くフローチャートである。
【図18】同実施の形態の生徒装置に表示された画面例
である。
【符号の説明】
1 教育システム 2 インターネット 11 教育サーバ 12 先生端末 13 先生装置 14 生徒装置 21 データベース

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先生が利用する先生装置と生徒が利用す
    る生徒装置とがネットワークを介して接続されてなる教
    育システムであって、 前記生徒装置は、 取得したい資格を示す希望資格名データを前記先生装置
    に送信する希望資格名送信手段と、 前記先生装置からの抽出教育機関名データを受信して該
    抽出教育機関名データが示す教育機関名を表示する抽出
    教育機関名表示手段と、 表示された教育機関名から選択した教育機関名を示す選
    択教育機関名データを前記先生装置に送信する選択教育
    機関名送信手段と、 前記先生装置からの教材データを受信して該教材データ
    が示す教材を表示する教材表示手段とを備え、 前記先生装置は、 前記生徒装置からの前記希望資格名データを受信した際
    に、該希望資格名データが示す資格を目標資格名とし
    て、当該希望資格名データが送られてきた生徒装置を利
    用する生徒に関連付けて記憶する目標資格名記憶手段
    と、 前記目標資格名として記憶された資格を得るために適し
    た教育機関名をデータベースから抽出する教育機関名抽
    出手段と、 抽出された教育機関名を示す抽出教育機関名データを、
    前記目標資格名が関連付けられた生徒の利用する生徒装
    置に送信する抽出教育機関名送信手段と、 前記生徒装置からの選択教育機関名データを受信した際
    に、該選択教育機関名データが示す教育機関名を目標教
    育機関名として、前記選択教育機関名データが送られて
    きた生徒装置を利用する生徒に関連付けて記憶する目標
    教育機関名記憶手段と、 前記目標教育機関名として記憶された教育機関の入学試
    験に合格するために必要な偏差値をデータベースから検
    索する偏差値検索手段と、 検索された偏差値に対応する学習計画のカリキュラム
    を、前記目標教育機関名に関連付けられた生徒に割り当
    てるカリキュラム割当手段と、 前記カリキュラムに基づく教材データを、データベース
    から抽出して、当該カリキュラムが割り当てられた生徒
    の利用する生徒装置へ送信する教材データ送信手段とを
    備えたことを特徴とする教育システム。
  2. 【請求項2】 前記生徒装置は、 希望資格の取得条件に適した教育機関を卒業するまでに
    予定した予算額を示す予算額データを前記先生装置に送
    信する予算額送信手段と、 前記先生装置からの予算対応資格名データが示す資格名
    を表示する資格表示手段と、 表示された資格名から選択した資格名を示す選択資格名
    データを、前記先生装置に送信する選択資格名送信手段
    とを備え、 前記先生装置は、 前記生徒装置からの予算額データを受信する予算額受信
    手段と、 前記予算額データが示す予算額に適した資格をデータベ
    ースから抽出し、予算対応資格名データとして、前記予
    算額データが送られてきた前記生徒装置に送信する資格
    名送信手段と、 前記生徒装置からの選択資格名データを受信した際に、
    該選択資格名データが示す資格を、前記選択資格名デー
    タが送られてきた生徒装置を利用する生徒に関連付けら
    れた前記目標資格名とする目標資格名変更手段とを備え
    たことを特徴とする請求項1記載の教育システム。
  3. 【請求項3】 前記生徒装置は、 前記教材に含まれたテストに対する解答データを前記先
    生装置に送信する解答データ送信手段と、 前記先生装置からの結果対応資格名データが示す資格名
    を表示する結果対応資格名表示手段と、 表示された資格名から選択した資格名を示す変更資格名
    データを、前記先生装置に送信する変更資格名送信手段
    とを備え、 前記先生装置は、 前記生徒装置からの解答データを受信して採点する採点
    手段と、 採点結果に見合った資格をデータベースから抽出し、結
    果対応資格名データとして、前記解答データが送られて
    きた生徒装置に送信する抽出資格名送信手段と、 前記生徒装置からの変更資格名データを受信した際に、
    該変更資格名データが示す資格名を、前記変更資格名デ
    ータが送られてきた生徒装置を利用する生徒に関連付け
    られた前記目標資格名とする目標資格名更新手段とを備
    えたことを特徴とする請求項1又は2記載の教育システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記ネットワークをインターネットで構
    成するとともに、前記先生装置を、前記インターネット
    上に設けられたサーバ及び該サーバに前記インターネッ
    トを経由して接続される先生端末により構成したことを
    特徴とする請求項1、2又は3記載の教育システム。
  5. 【請求項5】 生徒が利用する生徒装置が、ネットワー
    クを介して接続される先生装置であって、 前記生徒装置から送られてくる、取得したい資格を示す
    希望資格名データを受信した際に、該希望資格名データ
    が示す資格を目標資格名として、当該希望資格名データ
    が送られてきた生徒装置を利用する生徒に関連付けて記
    憶する目標資格名記憶手段と、 前記目標資格名として記憶された資格を得るために適し
    た教育機関名をデータベースから抽出する教育機関名抽
    出手段と、 抽出された教育機関名を示す抽出教育機関名データを、
    前記目標資格名が関連付けられた生徒の利用する生徒装
    置に表示可能な形態で送信する抽出教育機関名送信手段
    と、 前記生徒装置から送られてくる、前記教育機関名から選
    択された教育機関名を示す選択教育機関名データを受信
    した際に、該選択教育機関名データが示す教育機関名を
    目標教育機関名として、前記選択教育機関名データが送
    られてきた生徒装置を利用する生徒に関連付けて記憶す
    る目標教育機関名記憶手段と、 前記目標教育機関名として記憶された教育機関の入学試
    験に合格するために必要な偏差値をデータベースから検
    索する偏差値検索手段と、 検索された偏差値に対応する学習計画のカリキュラム
    を、前記目標教育機関名に関連付けられた生徒に割り当
    てるカリキュラム割当手段と、 前記カリキュラムに基づく教材データを、データベース
    から抽出して、当該カリキュラムが割り当てられた生徒
    の利用する生徒装置へ表示可能な形態で送信する教材デ
    ータ送信手段と、 を備えたことを特徴とする先生装置。
  6. 【請求項6】 前記生徒装置から送られてくる、希望資
    格の取得条件に適した教育機関を卒業するまでに予定さ
    れた予算額を示す予算額データを受信する予算額受信手
    段と、 前記予算額データが示す予算額に適した資格をデータベ
    ースから抽出し、予算対応資格名データとして、前記予
    算額データが送られてきた前記生徒装置へ表示可能な形
    態で送信する資格名送信手段と、 前記生徒装置から送られてくる、前記資格から選択され
    た資格名を示す選択資格名データを受信した際に、該選
    択資格名データが示す資格を、前記選択資格名データが
    送られてきた生徒装置を利用する生徒に関連付けられた
    前記目標資格名とする目標資格名変更手段と、 を備えたことを特徴とする請求項5記載の先生装置。
  7. 【請求項7】 前記生徒装置から送られてくる、前記教
    材に含まれたテストに対する解答データを受信して採点
    する採点手段と、 採点結果に見合った資格をデータベースから抽出し、結
    果対応資格名データとして、前記解答データが送られて
    きた生徒装置に表示可能な形態で送信する抽出資格名送
    信手段と、 前記生徒装置から送られてくる、前記資格から選択され
    た資格名を示す変更資格名データを受信した際に、該変
    更資格名データが示す資格名を、前記変更資格名データ
    が送られてきた生徒装置を利用する生徒に関連付けられ
    た前記目標資格名とする目標資格名更新手段と、 を備えたことを特徴とする請求項6又は5記載の先生装
    置。
  8. 【請求項8】 前記ネットワークを構成するインターネ
    ット上に設けられたサーバと、該サーバに前記インター
    ネットを経由して接続される先生端末とにより構成した
    ことを特徴とする請求項5、6又は7記載の先生装置。
  9. 【請求項9】 生徒が利用する生徒装置が、ネットワー
    クを介して接続される先生装置において、 前記生徒装置から送られてくる、取得したい資格を示す
    希望資格名データを受信した際に、該希望資格名データ
    が示す資格を目標資格名として、当該希望資格名データ
    が送られてきた生徒装置を利用する生徒に関連付けて記
    憶手段に記憶する目標資格名記憶段階と、 前記目標資格名として記憶された資格を得るために適し
    た教育機関名をデータベースから抽出する教育機関名抽
    出段階と、 抽出された教育機関名を示す抽出教育機関名データを、
    前記目標資格名が関連付けられた生徒の利用する生徒装
    置に表示可能な形態で送信する抽出教育機関名送信段階
    と、 前記生徒装置から送られてくる、前記教育機関名から選
    択された教育機関名を示す選択教育機関名データを受信
    した際に、該選択教育機関名データが示す教育機関名を
    目標教育機関名として、前記選択教育機関名データが送
    られてきた生徒装置を利用する生徒に関連付けて記憶手
    段に記憶する目標教育機関名記憶段階と、 前記目標教育機関名として記憶された教育機関の入学試
    験に合格するために必要な偏差値をデータベースから検
    索する偏差値検索段階と、 検索された偏差値に対応する学習計画のカリキュラム
    を、前記目標教育機関名に関連付けられた生徒に割り当
    てるカリキュラム割当段階と、 前記カリキュラムに基づく教材データを、データベース
    から抽出して、当該カリキュラムが割り当てられた生徒
    の利用する生徒装置へ表示可能な形態で送信する教材デ
    ータ送信段階と、 を備えたことを特徴とする教育方法。
  10. 【請求項10】 前記生徒装置から送られてくる、希望
    資格の取得条件に適した教育機関を卒業するまでに予定
    された予算額を示す予算額データを受信する予算額受信
    段階と、 前記予算額データが示す予算額に適した資格をデータベ
    ースから抽出し、予算対応資格名データとして、前記予
    算額データが送られてきた前記生徒装置へ表示可能な形
    態で送信する資格名送信段階と、 前記生徒装置から送られてくる、前記資格から選択され
    た資格名を示す選択資格名データを受信した際に、該選
    択資格名データが示す資格を、前記選択資格名データが
    送られてきた生徒装置を利用する生徒に関連付けられた
    前記目標資格名とする目標資格名変更段階と、 を備えたことを特徴とする請求項9記載の教育方法。
  11. 【請求項11】 前記生徒装置から送られてくる、前記
    教材に含まれたテストに対する解答データを受信して採
    点する採点段階と、 採点結果に見合った資格をデータベースから抽出し、結
    果対応資格名データとして、前記解答データが送られて
    きた生徒装置に表示可能な形態で送信する抽出資格名送
    信段階と、 前記生徒装置から送られてくる、前記資格から選択され
    た資格名を示す変更資格名データを受信した際に、該変
    更資格名データが示す資格名を、前記変更資格名データ
    が送られてきた生徒装置を利用する生徒に関連付けられ
    た前記目標資格名とする目標資格名更新段階と、 を備えたことを特徴とする請求項9又は10記載の先生
    装置。
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