JP2002267219A - 換気システム、換気システムの制御方法及び建物 - Google Patents

換気システム、換気システムの制御方法及び建物

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JP2002267219A JP2001064696A JP2001064696A JP2002267219A JP 2002267219 A JP2002267219 A JP 2002267219A JP 2001064696 A JP2001064696 A JP 2001064696A JP 2001064696 A JP2001064696 A JP 2001064696A JP 2002267219 A JP2002267219 A JP 2002267219A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建物内の部屋の空気が汚染された
場合に排気用換気扇の風量だけを制御していたため、排
気風量の総量が給気風量の総量を上回って室内圧力が低
下したり、隙間風が増大して、コールドドラフトによる
肌寒さ感や部分的な室内結露が生じたりする点が問題で
あった。 【解決手段】 建物内の排気用換気扇の風量と給
気用換気扇の風量の両方を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は建物内部の換気システ
ム、その換気システムの制御方法及びその換気システム
を用いた建物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建物内部の換気システムとしては特開平
9−4890号公報に記載されたものがある。ここで
は、高気密住宅の複数の部屋を換気する多室換気システ
ムとして、建物内の複数の部屋を空気の汚れにくい居室
や寝室などのクリーンゾーンと、空気の汚れ易い台所や
トイレや浴室などのダーティゾーンとに大別し、クリー
ンゾーンの各部屋には給気を強制的に行なう給気用換気
扇を、ダーティゾーンの各部屋には排気を強制的に行な
う風量可変の排気用換気扇を設けている。
【0003】これにより、例えばダーティゾーンにおけ
る台所の排気用換気扇が運転した時にはクリーンゾーン
の給気用換気扇を停止させ、台所以外の特定の排気用換
気扇を一定風量とし、これと連動して他の排気用換気扇
も一定量となるよう制御していた。従って、一つの部屋
における排気風量の制御により、住宅全体を一定風量で
クリーンゾーンからダーティゾーンへ向って空気を流し
て、住宅全体を常時換気していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように排
気用換気扇の風量だけを制御する方法では浴室、洗面所
の排気風量を増大した場合に、住宅全体の排気風量の総
量が給気風量の総量を上回って室内圧力が低下して排気
風量が設定より減じて計画的な換気ができなかったり、
隙間風が増大して、コールドドラフトによる肌寒さ感や
部分的な室内結露が生じたりする点が問題であった。
【0005】この発明は前述のような問題点を解消する
ためになされたもので、建物内部全体の給排気バランス
を乱すことなく調和した換気を実現する簡易な換気シス
テム、この換気システムの制御方法及びこの換気システ
ムを備えた建物を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】空気を換気する換気手段
と、換気手段の風量を設定する給排気量設定手段とを有
する複数のエリア制御手段と、複数のエリア制御手段と
制御情報を送受信し、全エリアの給気量の総和と排気量
の総和とを算出し排気量の総和と給気量の総和との差が
一定範囲外であれば、給排気量設定手段で風量を設定さ
れたエリアを除くエリアの給気量及び排気量の少なくと
も一つを変更するシステム制御手段とを有する。
【0007】空気を換気する換気手段と、空気中の成分
及び温度の少なくとも一つを検知する検知手段と、換気
手段と検知手段とを有し、検知手段で検知した値が予め
設定された範囲外である場合は、換気手段の運転を変更
する複数のエリア制御手段と、複数のエリア制御手段と
制御情報を送受信し、全エリアの給気量の総和と排気量
の総和とを算出し排気量の総和と給気量の総和との差が
一定範囲外であれば、検知手段で検知されたエリアを除
くエリアの給気量及び排気量の少なくとも一つを変更す
るシステム制御手段とを有する。
【0008】また、システム制御手段は、予め指定され
たエリアから順番に給気量及び排気量の少なくとも一つ
を変更するシステム制御手段とを有する。
【0009】複数のエリア毎の給気量と排気量とを把握
し、建物全体での総給気量と総排気量とを算出するステ
ップと、総排気量と総給気量との差を求め、予め設定さ
れた範囲外であれば、給排気量設定手段で風量を設定さ
れたエリアを除くエリアのエリア制御手段に運転を命令
するステップとを有する。
【0010】検知手段で検知した値を読み込むステップ
と、値が予め設定された値を超えていれば、換気手段に
運転指令を送るステップとを有する。
【0011】複数のエリア毎の給気量と排気量とを把握
し、建物全体での総給気量と総排気量とを算出するステ
ップと、総排気量と総給気量との差を求め、予め設定さ
れた範囲外であれば、予め指定したエリアから順番にエ
リア制御手段に運転を命令するステップとを有する。
【0012】建物内部にこの発明の換気システムを有す
る。
【0013】実施の形態1.図1は実施の形態1におけ
る高気密住宅の概略断面図、図2は実施の形態1におけ
る高気密住宅の一階部分の平面図、図3は実施の形態1
における高気密住宅の二階部分の平面図である。
【0014】図1〜図3に示すこの高気密住宅の二階
は、子供部屋1と書斎2と寝室3とトイレ4aとを有
し、これらの部屋は廊下10を介して空間的に連結され
ている。一階は、トイレ4bと浴室5と洗面所6とLD
K(空間としてはリビング7と台所8とに区別する。)
と和室9とを有し、これらの部屋は廊下10を介して空
間的に連結されている。また、一階と二階とは階段11
によって空間的に連結され、一階、二階の各部屋の壁は
少なくとも一つが屋外に面している。これら全ての換気
対象となる部屋や廊下等をエリアと称する。
【0015】このような各部屋を日常の生活活動におけ
る空気の汚染されやすさによって二種類に大別し、汚染
されやすいトイレ4a、4bと浴室5と洗面所6とリビ
ング7と台所8の各エリアはダーティゾーンと称し、汚
染されにくい子供部屋1と書斎2と寝室3と和室9の各
エリアはクリーンゾーンと称する。
【0016】また、子供部屋1、書斎2、寝室3、洗面
所6、リビング7、台所8、和室9は、部屋内の空気を
換気するための換気手段12として、それぞれ外気を給
気する給気手段13と室内空気を排気する排気手段14
とを備えている。一方、トイレ4a、4bと浴室5はそ
の部屋の空気が建物内部の他の部屋へ漏れ出すと衛生上
好ましくないので、換気手段12は排気手段14のみを
備えている。
【0017】さらに、廊下10、階段11といった共用
部にも換気手段として給気手段13及び排気手段14を
各階毎に備えられ、各部屋は廊下10、階段11又は隣
室に通ずる個々の出入口のドア又はこれに類する部分に
通気開口部がそれぞれ設けられ、通気開口部と廊下10
及び階段11により全ての部屋は相互に空間的に連結し
ている。即ち、この建物の全てのエリアは給気手段13
及び排気手段14の少なくとも一方により構成される換
気手段12によって換気が可能となっており、これ以外
の箇所からの住居に対する給排気は実質的には無いもの
となっている。なお、給気手段13や排気手段14の具
体例としては換気扇がある。
【0018】次に、このような構成の建物の各部屋に配
置された給気手段13と排気手段14とを制御する制御
手段の構成について説明する。図4はこの実施の形態に
おける換気システムのブロック構成図である。図中、換
気システムは、主に各エリア毎に設けられた複数のエリ
ア制御手段15と、エリア制御手段15からの情報に基
いて運転状態を集中管理するシステム制御手段16とか
ら構成されている。また、エリア制御手段15は、エリ
アの使用者がそのエリア内の換気手段12の風量を任意
に設定できる給排気量設定手段17と、給排気量設定手
段17を通して入力された情報をシステム制御手段16
に送信し、システム制御手段16から給排気風量の制御
情報を受信し給気手段13と排気手段14とを制御する
換気制御手段18とを有している。
【0019】図5はシステム制御手段16とエリア制御
手段15との間での送受信を示すブロック構成図であ
る。図中、システム制御手段16と各エリア制御手段1
7とは制御情報を伝達する伝達手段である通信線で結ば
れ、この通信線を介してエリア制御手段15から制御情
報として運転要求がシステム制御手段16に送られ、シ
ステム制御手段16から制御情報として運転指示がエリ
ア制御手段15へ送られる。
【0020】なお、図4中の各部屋は給気手段13と排
気手段14とを両方とも有している構成だが、前述した
ように部屋によってはいずれか一方のみを備えるものも
ある。また、図5で説明した通信線が無線であっても構
わない。
【0021】このような換気システムを有する建物は、
はじめ各部屋は少風量の必要換気量が確保されるように
運転されて定常状態を保っている。しかし、喫煙や多人
数集会などのため、もともとクリーンゾーンと設定され
ているエリアであっても、空気が汚染されることがあ
り、エリアの使用者がそのエリア(例えば子供部屋1)
の運転状態を給気から排気に切り換えることがある。こ
のような場合の換気システムでの動作について図6のフ
ローチャートを用いて説明する。
【0022】各エリア毎の給排気量設定手段17の設定
が変更されると換気制御手段18からシステム制御手段
16に通知される。システム制御手段16は全てのエリ
ア制御手段15での風量設定について把握し(Step
(以下、S)1)、各エリアでの設定から建物全体での
総給気要求量(ΣNin)と総排気要求量(ΣNex)
とを求める(S2)。次に、この総排気要求量(ΣNe
x)と総給気要求量(ΣNin)との差が予め設定され
た範囲内(ΔmaxとΔminの間)であるか否かを判
定する(S3)。S3で、範囲内であると判定されれば
処理は終了するが、範囲外であると判定されれば、範囲
内に納まるように変更したエリア以外の全てのエリアの
換気制御手段18に給気手段13、排気手段14を調整
するための、運転指令を送り(S4)、処理を終了す
る。
【0023】次に、各エリアでの給排気運転状態が図7
に記載された状態であった場合の制御について具体的に
説明する。図7は各部屋毎の換気状態を給気運転と排気
運転とに分け、各換気扇による風量をレベルで表示して
いる。図中、給気運転による総風量が4で、排気運転に
よる総風量が4であり釣り合っている状態を定常換気状
態とする。
【0024】今、子供部屋1の空気が汚れたため給排気
量設定手段17から給気運転の停止、排気運転の開始指
示が入力された場合、この部屋は給気運転による風量レ
ベルが1であった状態から排気運転による風量レベルが
1となる。従ってシステム制御手段16は給気運転によ
る総風量が3で、排気運転による総風量が5であると計
算する。ここまでが前述した図6のフローチャート内の
処理S1及びS2に相当する。
【0025】次に、総排気量と総給気量との差を求め
(この場合は5−3=2となる。)、予め設定された範
囲との比較を行う。例えば予め室内が負圧寄りとなるよ
う下限Δminが0、上限Δmaxが1と設定されてい
たならば、総給気量を増やす必要がある。ここでは給気
手段13を備える子供部屋1以外の全エリアの風量を予
め決められた方法に従って調整する。この実施の形態で
は、この給気量の差を該当するエリア数で割ることで一
エリアあたりの給気量の増加値を決めるため、該当する
全ての部屋の給気量を0.25増加させることになる。
これにより、総排気量と総給気量との差は0となり予め
設定された範囲に納まる。ここまでが前述した図6のフ
ローチャート内の処理S3及びS4に相当する。
【0026】このようにすることで排気過多状態が解消
され、建物全体として適切なバランスを保った換気が維
持されるようになる。
【0027】なお、この実施の形態では給気量の増加分
を全てのエリアで一律に同じ値としているが、エリア毎
に異なる給気量の増加分を設定してもよい。
【0028】また、このように全エリアの換気量を調整
することで建物全体の換気バランスを制御するので部分
的に風量が多くなることを防止できる。さらに、複数の
エリアで風量変更をして変化量が大きくなった場合で
も、給排気手段の数が多いため十分調整可能である。
【0029】さらに、総排気量と総給気量との差によっ
て調整するため、複数の部屋で運転変更した場合や給気
量を増やした場合や給排気量の両方を変化させた場合で
あっても、全体の換気量を調整することで給排気バラン
スを保つことができる。
【0030】実施の形態2.図8は実施の形態2におけ
る換気システムの制御手段のブロック構成図であり、図
4の換気システムにおいて総給排気量の調整を自動に行
えるようにしたものである。なお、建物の構成や換気手
段12の配置は実施の形態1で用いた図1〜図3と同様
であるため説明を省略する。
【0031】換気から総給排気量の調整までを自動化す
るためには、各部屋の空気の状況を検知する必要があ
る。そのため、給気用換気扇12及び排気用換気扇13
とともに空気の状況を検知するための手段を設けなけれ
ばならない。図8はこのための検知手段を設けた場合の
換気システム制御手段のブロック構成を示しており、図
中、19がその検知手段である。
【0032】なお、検知手段としてどのようなものを用
いるかは空気中のどの成分を検知するかによって変わっ
てくる。例えば、体に影響を及ぼす二酸化炭素や一酸化
炭素ガスを検知することを目的とすれば二酸化炭素や一
酸化炭素濃度を検知するセンサが必要となり、煙草の煙
や料理により生じる煙を検知するセンサであれば煙検知
センサが必要となる。さらに、部屋内に人が密集するこ
とにより室温が上昇した場合や台所で調理することで室
温が上昇した場合などであれば温度を検知するセンサが
必要となる。この実施の形態では検知手段19を温度セ
ンサとする
【0033】図中、給気手段13及び排気手段14とと
もに室内に設置された検知手段19から検知した値を信
号に変え、エリア制御手段15からシステム制御手段1
6へ送っている。図9は、この検知手段19を使用した
制御方法である。まず、検知手段19で検知した現在の
部屋の空気状態(成分濃度や温度)を示す値を読み込む
(S11)。次に、各部屋毎に空気状態の基準となる値
を設定したテーブルの数値と比較する(S12)。この
結果、現在の空気状態が設定値を超えていればその部屋
の排気運転を行い(S13)、超えていなければ排気運
転は行わないで処理を終了する。
【0034】この図9の制御で現在の空気状態が設定値
を超えていて排気運転されれば、建物全体での総給気量
と総排気量との関係が変化するので、これを定常状態に
するように実施の形態1での図6の制御を行う。
【0035】なお、予め基準として設定する値は、検知
した値と数学的な関係を持たせて、使用者が認識しやす
いような単位で設定してもよい。この場合は、制御手段
内で検知した値を基準となる値と同じ単位に変換して比
較するか、逆に基準となる値を検知した値と同じ単位に
変換して比較すればよい。
【0036】図10は、前述の基準となる値を「クリー
ン度」として、予め設定された各部屋のクリーン度を記
憶したテーブルと、現在のその部屋のクリーン度とを具
体的な例(子供部屋1)を用いて比較をしている。図
中、予め設定されたクリーン度の基準値及び現在のクリ
ーン度はレベル表示としている。いま、子供部屋1のク
リーン度が悪化して、設定値を超えたため子供部屋1の
排気手段14を予め設定してある排気風量で運転させ
る。
【0037】これにより、総給気量(ΣNin)と総排
気量(ΣNex)とが変化するため、図6の運転制御フ
ローチャートに従い建物全体の給排気量の調整を行う。
【0038】なお、前述のテーブルはエリア制御手段1
5及びシステム制御手段16のどちらに記憶させてもよ
く、あるいは、設定はシステム制御手段16で行い、こ
れをもとに比較はエリア制御手段15で行うようにして
もよい。
【0039】実施の形態3.図11は実施の形態3にお
ける換気システムの制御手段のブロック構成図、図12
は実施の形態3における給排気調整のための管理図であ
る。なお、建物の構成や換気手段12の配置は実施の形
態1で用いた図1〜図3と同様であるため説明を省略す
る。
【0040】実施の形態1では一部のエリアで運転状態
が変わったときに全てのエリアの風量を一度に調整して
いたが、部屋によってはあまり風量を変化させたくない
部屋もあり得る。また、建物の増改築により内部の部屋
の構成が変わる場合もある。そのため、この実施の形態
では部屋の状況や建物内部の構成によって、建物全体の
風量調整時に、エリア毎に調整に寄与する割合を設定可
能な換気システムとその制御方法について説明する。な
お、以下、全体調整時に他の部屋よりも先に給気させる
エリアを「優先度が高いエリア」と称する。
【0041】図11中、20は建物内の換気手段の数を
入力するシステム構成入力手段、21は各エリアについ
て調整時の給排気運転の優先度を入力するための優先度
入力手段である。
【0042】この制御手段を用いて、前述したようにク
リーンゾーンに分類される部屋とダーティゾーンに分類
される部屋とで異なる優先度を設ける。その上で、書斎
2等はクリーンゾーンに位置する部屋であり給気を優先
する制御、トイレ4等はダーティゾーンに位置する部屋
であり排気を優先する制御を行う。また、この実施の形
態ではクリーンゾーンの中でも子供部屋1や寝室3は最
もクリーンな状態に維持する必要があるので給気を優先
する制御の中でも最も優先度の高い部屋と設定する。
【0043】実際に優先度の設定とその設定された優先
度に基き、給排気運転を変更する制御について図12と
図13を基に説明する。なお、説明を具体的にするた
め、ここではリビング7の排気手段の風量が運転変更さ
れたとする。
【0044】この実施の形態のシステム制御手段16
は、各部屋毎の給排気量設定手段17の設定が変更され
るとエリア制御手段15を介して現在の運転状況を把握
する(S21)。次に、全てのエリアの運転要求から住
宅全体での総給気要求量(ΣNin)と総排気要求量
(ΣNex)とを求める(S22)。この総排気要求量
(ΣNex)と総給気要求量(ΣNin)との差が予め
設定された範囲内(ΔmaxとΔminの間)であるか
否かを判定する(S23)。これにより、範囲内であれ
ばYESとなり処理は終了するが、範囲外(ここではリ
ビング7での排気運転による排気過多)であれば、各エ
リアについて対象となる優先度が存在するか否かを判定
する(S24)。対象となる優先度が存在していれば、
対象となる優先度を含むエリアの中から最も高い優先度
が設定されたエリアのエリア制御手段を選択し、給気量
を増加させる(S25)。増加給気量は給気手段13の
能力に合わせて定められている。
【0045】このように風量調整を行った後、総給排気
量のバランスが釣り合わないため再度調整するときに、
一旦調整されたエリアの風量を再度変更すると一部の優
先度の高いエリアばかり風量が増加してしまうため、S
25で選択されたエリアの優先度は、再度の選択時に対
象外とするよう指令する(S26)。
【0046】ここまでの処理を行うと、再度S22の処
理に戻り、総給排気量のバランスをチェックする。これ
によって、まだ設定範囲内におさまらないと判定されれ
ば再度S24〜S26の処理をする。この時、前述した
ように一回目の処理で調整したエリアの優先度を対象外
としているため、二回目の処理では優先度が一段低いエ
リアを対象とする。このようにして全ての優先度が設定
されている部屋について風量を調整するまで処理が繰り
返される。
【0047】しかし、運転変更したエリアの排気手段の
能力が格段に大きかったり、複数の部屋で同時に運転変
更した場合など、全てのエリアについて優先度に従って
風量の調整をしたにもかかわらず、S23での総給排気
量のバランスが設定範囲内に納まらない場合もあり得
る。その結果、総給排気量のバランスが釣り合わないに
もかかわらず全てのエリアが優先度対象外となり、調整
不可能となってしまう。
【0048】そのような事態を避けるために、局所的に
運転変更されたエリア(ここではリビング7だけでの排
気運転だが、以下は複数のエリアで運転変更されている
場合も想定した処理である。)を運転制御対象とするよ
うに切り換える(S27)。
【0049】次に、新たに運転変更対象となったエリア
ついて対象となる優先度が存在するか判定する(S2
8)。存在すると判定されれば、これらエリアの中で最
も優先度の高い設定がされたエリア制御手段を選択し予
め定められた風量分だけ排気運転を減少させる(S2
9)。次いで、S29で選択されたエリアの優先度を対
象外とし(S30)、S22で総給排気バランスをチェ
ックする。
【0050】このように、給気手段の容量が間に合わな
い場合は、排気運転に変更した部屋の排気風量を強制的
に減少させ、バランスが釣り合うようにする。なお、運
転変更したエリアに制御対象を変更した後に風量調整処
理を繰り返しても、全ての対象となるエリアの排気風量
を変更したにもかかわらず(S28で対象となる優先度
が存在しない状態)バランスが釣り合わないときは、再
度運転変更した全エリアの優先度を対象とし(S3
1)、処理を繰り返すことで総給排気バランスが設定さ
れた範囲内に納まるようにする。
【0051】図13は、このような制御についてテーブ
ルを用いて具体的に説明している。図中、定常換気状態
からリビング7が給気運転1から排気運転3となったた
め、総給気量は3、総排気量は7と変化している。その
ため、まず、図12のS25の処理で、最も優先度の高
い子供部屋1と寝室3の給気量が風量増加の上限である
0.5だけ増加する。この状態で総給気量は4、総排気
量は7であり、まだ総給排気バランスは予め設定された
値(Δmax=1≧ΣNex−ΣNin≧Δmin=
0)となっていない。そのため、再度S25の処理で次
に優先度の高い書斎2、和室9、廊下10、階段11の
給気量を風量増加の上限である0.5だけ増加させる。
これにより総給気量、総排気量ともに7となり設定範囲
に納まるため処理が終了する。
【0052】このような換気システムにより、部屋毎の
環境設定を崩すことなく、建物内全体の総給排気量のバ
ランスを釣り合わせることができる。
【0053】なお、この実施の形態では優先度を部屋の
空気清浄度に合わせて設定しているが、これに限るもの
ではない。例えば、予め運転変更された部屋が発生した
ら、その隣室の優先度を高くするように設定するアルゴ
リズムを作成し、これに従って設定してもよい。このよ
うにすることで運転変更による局所的な気流の変化の影
響を最小限に抑えることが可能である。また、実施の形
態2と組み合わせることで、空気の汚れを検知して自動
的に換気し、これに基き建物全体の換気バランスを保つ
制御をすることも可能である。
【0054】さらに、エリア毎に使用される給気手段1
3の容量は異なるのが当然であり、そのような場合や給
気手段13の容量の限界以前であっても、給気が強すぎ
て住人に不快感を与えるような場合などは、個々のエリ
ア毎の給気手段13に対して任意の上限を設定してもよ
い。
【発明の効果】空気を換気する換気手段と、換気手段の
風量を設定する給排気量設定手段とを有する複数のエリ
ア制御手段と、複数のエリア制御手段と制御情報を送受
信し、全エリアの給気量の総和と排気量の総和とを算出
し排気量の総和と給気量の総和との差が一定範囲外であ
れば、給排気量設定手段で風量を設定されたエリアを除
くエリアの給気量及び排気量の少なくとも一つを変更す
るシステム制御手段とを有するので、個々の部屋の局所
的な急速換気の要求に対して、全体の給排気バランスを
乱すことなく簡易に換気できる。
【0055】空気を換気する換気手段と、空気中の成分
及び温度の少なくとも一つを検知する検知手段と、換気
手段と検知手段とを有し、検知手段で検知した値が予め
設定された範囲外である場合は、換気手段の運転を変更
する複数のエリア制御手段と、複数のエリア制御手段と
制御情報を送受信し、全エリアの給気量の総和と排気量
の総和とを算出し排気量の総和と給気量の総和との差が
一定範囲外であれば、検知手段で検知されたエリアを除
くエリアの給気量及び排気量の少なくとも一つを変更す
るシステム制御手段とを有するので、室内の空気の状態
に合わせて自動的に風量の調整が可能である。
【0056】また、システム制御手段は、予め指定され
たエリアから順番に給気量及び排気量の少なくとも一つ
を変更するシステム制御手段とを有するので、できるだ
け給気優先の換気をしたい部屋や排気優先の換気をした
い部屋とを分けて設定できる。
【0057】複数のエリア毎の給気量と排気量とを把握
し、建物全体での総給気量と総排気量とを算出するステ
ップと、総排気量と総給気量との差を求め、予め設定さ
れた範囲外であれば、給排気量設定手段で風量を設定さ
れたエリアを除くエリアのエリア制御手段に運転を命令
するステップとを有するので、個々の部屋の局所的な急
速換気の要求に対して、全体の給排気バランスを乱すこ
となく簡易に換気できる。
【0058】検知手段で検知した値を読み込むステップ
と、値が予め設定された値を超えていれば、換気手段に
運転指令を送るステップとを有するので、部屋内の空気
の状態が基準値を超えていれば自動的に換気することが
可能である。
【0059】複数のエリア毎の給気量と排気量とを把握
し、建物全体での総給気量と総排気量とを算出するステ
ップと、総排気量と総給気量との差を求め、予め設定さ
れた範囲外であれば、予め指定したエリアから順番にエ
リア制御手段に運転を命令するステップとを有するの
で、できるだけ給気優先の換気をしたい部屋や排気優先
の換気をしたい部屋とを分けて設定できる。
【0060】建物内部にこの発明の換気システムを有す
るので、個々の部屋の局所的な急速換気の要求に対し
て、全体の給排気バランスを乱すことなく換気できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における高気密住宅
の概略断面図
【図2】 この発明の実施の形態1における高気密住宅
の一階部分の平面図
【図3】 この発明の実施の形態1における高気密住宅
の二階部分の平面図
【図4】 この発明の実施の形態1における換気システ
ムの制御手段のブロック構成図
【図5】 この発明の実施の形態1における制御内容の
応答を示すブロック構成図
【図6】 この発明の実施の形態1における運転制御の
フローチャート
【図7】 この発明の実施の形態1における給排気バラ
ンスの管理図
【図8】 この発明の実施の形態2における換気システ
ムの制御手段のブロック構成図
【図9】 この発明の実施の形態2における自動換気の
制御フローチャート
【図10】 この発明の実施の形態2における各部屋毎
のクリーン度の管理図
【図11】 この発明の実施の形態3における換気シス
テムの制御手段のブロック構成図
【図12】 この発明の実施の形態3における運転制御
のフローチャート
【図13】 この発明の実施の形態3における給排気バ
ランスの管理図
【符号の説明】
1 子供部屋、 2 書斎、 3 寝室、 4 トイ
レ、 5 浴室、 6洗面所、 7 リビング、 8
台所、 9 和室、 10 廊下、 11 階段、 1
2 換気手段、 13 給気手段、 14 排気手段、
15 エリア制御手段、 16 システム制御手段、
17 給排気量設定手段、 18 換気制御手段、
19 検出手段、 20 システム構成入力手段、 2
1 優先度入力手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土井 全 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 加藤 愛一郎 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 3L056 BD04 BE01 BF01 BF02 BF03 3L061 BA05

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気を換気する換気手段と、前記換気手段
    の給気量及び排気量の少なくとも一方を設定する給排気
    量設定手段とを有するエリア制御手段が複数あって、全
    ての換気手段について給気量の総和と排気量の総和を算
    出し、その差が一定範囲にない場合には、前記給排気量
    設定手段により給気量及び排気量の少なくとも一方が変
    更されたエリア制御手段以外のエリア制御手段の給気量
    及び排気量の少なくとも一方に前記一定範囲に納めるよ
    うに指令するシステム制御手段とを有することを特徴と
    する換気システム。
  2. 【請求項2】システム制御手段は、給排気量設定手段に
    より給気量及び排気量の少なくとも一方が変更されたエ
    リア制御手段以外のエリア制御手段の給気量及び排気量
    の少なくとも一方に対して同一の指令を与え前記一定範
    囲に納まるようすることを特徴とする請求項1記載の換
    気システム。
  3. 【請求項3】システム制御手段は、予めエリア制御手段
    に対応づけた優先度を有し、前記優先度に基いて前記エ
    リア制御手段に指令することを特徴とする請求項1及び
    請求項2記載の換気システム。
  4. 【請求項4】エリア制御手段の給気量及び排気量には上
    限値があり、システム制御手段は、優先度の順位に従い
    前記上限値となるまで給気量及び排気量の少なくとも一
    方を変更する指令を割付けることを特徴とする請求項3
    記載の換気システム。
  5. 【請求項5】空気を換気する換気手段と前記換気手段の
    風量を設定する給排気量設定手段とを有する複数のエリ
    ア制御手段と、前記複数のエリア制御手段と制御情報を
    送受信するシステム制御手段とを有する換気システムの
    制御方法において、前記複数のエリア毎の給気量と排気
    量とを把握し、建物全体での総給気量と総排気量とを算
    出するステップと、その差が一定範囲になければ、給気
    量及び排気量の一方を変更されたエリアを除くエリアの
    エリア制御手段に前記一定範囲に納まるまで指令するス
    テップとを有する換気システムの制御方法。
  6. 【請求項6】空気を換気する換気手段と、空気中の成分
    及び温度の少なくとも一つを検知する検知手段と、前記
    換気手段と前記検知手段とを有する複数のエリア制御手
    段と、前記複数のエリア制御手段と制御情報を送受信す
    るシステム制御手段とを有する換気システムの制御方法
    において、前記検知手段で検知した値を読み込むステッ
    プと、前記値が予め設定された値を超えていれば、換気
    手段の給気量及び排気量の少なくとも一方を変更するス
    テップとを有することを特徴とする換気システムの制御
    方法。
  7. 【請求項7】空気を換気する換気手段と前記換気手段の
    風量を設定する給排気量設定手段とを有する複数のエリ
    ア制御手段と、前記複数のエリア制御手段と制御情報を
    送受信するシステム制御手段とを有する換気システムの
    制御方法において、前記複数のエリア毎の給気量と排気
    量とを把握し、建物全体での総給気量と総排気量とを算
    出するステップと、その差が一定範囲になければ、予め
    指定した優先度の順位に基きエリア制御手段に前記一定
    範囲に納まるまで指令するステップとを有する換気シス
    テムの制御方法。
  8. 【請求項8】複数のエリアと、前記複数のエリアが空間
    的に連結されている建物において、請求項1から請求項
    4のいずれかに記載の換気システムを有することを特徴
    とする建物。
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