JP2002265695A - 難燃性樹脂組成物及び粘着テープ - Google Patents
難燃性樹脂組成物及び粘着テープInfo
- Publication number
- JP2002265695A JP2002265695A JP2001065156A JP2001065156A JP2002265695A JP 2002265695 A JP2002265695 A JP 2002265695A JP 2001065156 A JP2001065156 A JP 2001065156A JP 2001065156 A JP2001065156 A JP 2001065156A JP 2002265695 A JP2002265695 A JP 2002265695A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flame
- adhesive tape
- resin composition
- retardant resin
- polymer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Fireproofing Substances (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のPVC製粘着テープと同等の難燃性、
機械的強度、柔軟性を示し、燃焼時に有害物質を発生し
ない粘着テープを得る。 【解決手段】 ハロゲン元素を含まないオレフィン系ポ
リマーをベースポリマーとし、ベースポリマー100重
量部あたり、難燃剤としてメラニンシアヌレートを70
〜130重量部配合してなる粘着テープ基材用難燃性樹
脂組成物からなる引張強度10.3MPa以上、伸び6
0%以上、加熱変形率50%以下であるテープ基材を用
いる。
機械的強度、柔軟性を示し、燃焼時に有害物質を発生し
ない粘着テープを得る。 【解決手段】 ハロゲン元素を含まないオレフィン系ポ
リマーをベースポリマーとし、ベースポリマー100重
量部あたり、難燃剤としてメラニンシアヌレートを70
〜130重量部配合してなる粘着テープ基材用難燃性樹
脂組成物からなる引張強度10.3MPa以上、伸び6
0%以上、加熱変形率50%以下であるテープ基材を用
いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線、ケーブル等
の配線作業及び消磁コイルの結束等に使用される粘着テ
ープに関し、燃焼時に有害ガスを発生せず、従来のポリ
塩化ビニル製粘着テープと同等の良好な使い勝手が得ら
れるようにしたものである。
の配線作業及び消磁コイルの結束等に使用される粘着テ
ープに関し、燃焼時に有害ガスを発生せず、従来のポリ
塩化ビニル製粘着テープと同等の良好な使い勝手が得ら
れるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のテープは、軟質ポリ塩化
ビニルからなる厚み0.1〜0.3mm、幅15〜30
mmのテープ状基材の一方の表面にブチルゴム系粘着剤
などからなる粘着剤層を形成したもの(以下、PVC製
粘着テープという。)が広く使用されている。
ビニルからなる厚み0.1〜0.3mm、幅15〜30
mmのテープ状基材の一方の表面にブチルゴム系粘着剤
などからなる粘着剤層を形成したもの(以下、PVC製
粘着テープという。)が広く使用されている。
【0003】ところで、環境問題が重視されている現
在、ダイオキシンの発生源とされている塩化ビニル系プ
ラスチックの使用を取り止める動きがある。このため、
電線、ケーブル等の被覆材についても脱塩化ビニル化が
進んでおり、電線、ケーブルの接続、消磁コイルの結束
等に使用される粘着テープにも脱塩化ビニル化が要求さ
れつつある。
在、ダイオキシンの発生源とされている塩化ビニル系プ
ラスチックの使用を取り止める動きがある。このため、
電線、ケーブル等の被覆材についても脱塩化ビニル化が
進んでおり、電線、ケーブルの接続、消磁コイルの結束
等に使用される粘着テープにも脱塩化ビニル化が要求さ
れつつある。
【0004】この要求に応えるものとして、粘着テープ
用基材としてポリエチレンなどのオレフィン系ポリマー
を用いる試みがなされている。このオレフィン系ポリマ
ーは単独では難燃性を有していないので、水酸化マグネ
シウムなどの金属水酸化物からなる難燃剤を配合し、P
VC製粘着テープと同程度の難燃性を付与し、しかも燃
焼時にダイオキシンやハロゲン含有ガスを発生しないよ
うにしている。
用基材としてポリエチレンなどのオレフィン系ポリマー
を用いる試みがなされている。このオレフィン系ポリマ
ーは単独では難燃性を有していないので、水酸化マグネ
シウムなどの金属水酸化物からなる難燃剤を配合し、P
VC製粘着テープと同程度の難燃性を付与し、しかも燃
焼時にダイオキシンやハロゲン含有ガスを発生しないよ
うにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしこれらのポリオ
レフィン系ポリマー製の粘着テープにおいては、PVC
製粘着テープに比べて難燃性に劣るものが多く、また、
ポリオレフィン系ポリマーからなる基材に金属水酸化物
を配合したもので、難燃性をPVCと同程度まで高めた
ものは、機械的強度や柔軟性が低下しやすくなるため、
このような系で難燃性がPVCと同等以上、機械強度と
して引張強度が10.3MPa以上、伸度60%以上、
耐熱性、柔軟性の全ての特性を満足する基材とすること
は非常に困難であるという問題があった。
レフィン系ポリマー製の粘着テープにおいては、PVC
製粘着テープに比べて難燃性に劣るものが多く、また、
ポリオレフィン系ポリマーからなる基材に金属水酸化物
を配合したもので、難燃性をPVCと同程度まで高めた
ものは、機械的強度や柔軟性が低下しやすくなるため、
このような系で難燃性がPVCと同等以上、機械強度と
して引張強度が10.3MPa以上、伸度60%以上、
耐熱性、柔軟性の全ての特性を満足する基材とすること
は非常に困難であるという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らはこのような
状況に鑑み鋭意検討した結果、ポリオレフィン系ポリマ
ーに特定の難燃剤を加えることにより、上記の全ての性
能を満たす粘着テープ基材用樹脂組成物を得ることがで
きることを見出し、本発明に到達した。すなわち、本発
明の要旨は、ハロゲン元素を含まないオレフィン系ポリ
マーをベースポリマーとし、ベースポリマー100重量
部あたり、難燃剤としてメラニンシアヌレートを70〜
130重量部配合してなる粘着テープ基材用難燃性樹脂
組成物にあり、さらに、この難燃性樹脂組成物からなる
引張り強度10.3MPa以上、伸び60%以上、加熱
変形率50%以下であるテープ基材を用いてなる粘着テ
ープにある。
状況に鑑み鋭意検討した結果、ポリオレフィン系ポリマ
ーに特定の難燃剤を加えることにより、上記の全ての性
能を満たす粘着テープ基材用樹脂組成物を得ることがで
きることを見出し、本発明に到達した。すなわち、本発
明の要旨は、ハロゲン元素を含まないオレフィン系ポリ
マーをベースポリマーとし、ベースポリマー100重量
部あたり、難燃剤としてメラニンシアヌレートを70〜
130重量部配合してなる粘着テープ基材用難燃性樹脂
組成物にあり、さらに、この難燃性樹脂組成物からなる
引張り強度10.3MPa以上、伸び60%以上、加熱
変形率50%以下であるテープ基材を用いてなる粘着テ
ープにある。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明において、オレフィン系ポ
リマーとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポ
リオレフィン、エチレン−プロピレンコポリマー、エチ
レン−ブテン−1コポリマー等のオレフィン系ゴム、エ
チレン−酢酸ビニルコポリマー等のオレフィン−ビニル
エステルコポリマー、エチレン−エチルアクリレートコ
ポリマー等のエチレンと不飽和カルボン酸エステルの共
重合体、ポリプロピレンとエチレン−プロピレンゴムの
ポリマーアロイ(以下、PP−EPポリマーアロイとい
う。)等を例示できる。なお、PP−EPポリマーアロ
イとは、ポリプロピレンとエチレン−プロピレンゴムの
ブレンド物であり、一部架橋結合を有していてもよい。
リマーとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポ
リオレフィン、エチレン−プロピレンコポリマー、エチ
レン−ブテン−1コポリマー等のオレフィン系ゴム、エ
チレン−酢酸ビニルコポリマー等のオレフィン−ビニル
エステルコポリマー、エチレン−エチルアクリレートコ
ポリマー等のエチレンと不飽和カルボン酸エステルの共
重合体、ポリプロピレンとエチレン−プロピレンゴムの
ポリマーアロイ(以下、PP−EPポリマーアロイとい
う。)等を例示できる。なお、PP−EPポリマーアロ
イとは、ポリプロピレンとエチレン−プロピレンゴムの
ブレンド物であり、一部架橋結合を有していてもよい。
【0008】本発明の樹脂組成物及び粘着テープとして
は、ベースポリマーが、PP−EPポリマーアロイを5
0重量%以上含有するオレフィン系ポリマーであること
が好ましい。また、このベースポリマーとしては、さら
に、エチレン−酢酸ビニルコポリマー及びエチレン−エ
チルアクリレートコポリマーの1種以上をも含有するこ
とが好ましい。ベースポリマーにPP−EPポリマーア
ロイを50重量%以上含有させることにより、機械強
度、耐熱性を向上させることができる。
は、ベースポリマーが、PP−EPポリマーアロイを5
0重量%以上含有するオレフィン系ポリマーであること
が好ましい。また、このベースポリマーとしては、さら
に、エチレン−酢酸ビニルコポリマー及びエチレン−エ
チルアクリレートコポリマーの1種以上をも含有するこ
とが好ましい。ベースポリマーにPP−EPポリマーア
ロイを50重量%以上含有させることにより、機械強
度、耐熱性を向上させることができる。
【0009】本発明においては、難燃剤としてメラミン
シアヌレートが用いられる。メラミンシアヌレートの配
合量はベースポリマー100重量部あたり、70〜13
0重量部であり、70部未満では難燃性が不充分とな
り、130部を越えると機械的強度が低下する。
シアヌレートが用いられる。メラミンシアヌレートの配
合量はベースポリマー100重量部あたり、70〜13
0重量部であり、70部未満では難燃性が不充分とな
り、130部を越えると機械的強度が低下する。
【0010】本発明においては、さらに1種以上の難燃
助剤を配合してもよい。難燃助剤としては、シリコンゴ
ム、シリコン樹脂粉末、モリブデン処理水酸化アルミニ
ウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸亜鉛、
炭酸マグネシウム−カルシウム、炭酸バリウムなどを用
いることができる。本発明の難燃性樹脂組成物には、必
要に応じて、しかも樹脂組成物の物性を損なわない範囲
で、酸化防止剤、着色剤、無機充填材、紫外線吸収剤、
銅害防止剤などを適宜配合してもよい。これらの添加剤
としては公知のものを用いることができる。
助剤を配合してもよい。難燃助剤としては、シリコンゴ
ム、シリコン樹脂粉末、モリブデン処理水酸化アルミニ
ウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸亜鉛、
炭酸マグネシウム−カルシウム、炭酸バリウムなどを用
いることができる。本発明の難燃性樹脂組成物には、必
要に応じて、しかも樹脂組成物の物性を損なわない範囲
で、酸化防止剤、着色剤、無機充填材、紫外線吸収剤、
銅害防止剤などを適宜配合してもよい。これらの添加剤
としては公知のものを用いることができる。
【0011】また、上記樹脂組成物は、その体積抵抗値
が1013Ω・cm以上であることが望ましく、このよう
な樹脂組成物を用いて得られる粘着テープは充分な電気
絶縁性を有し、PVC製粘着テープと同様に電気絶縁処
理にも使用し得る。
が1013Ω・cm以上であることが望ましく、このよう
な樹脂組成物を用いて得られる粘着テープは充分な電気
絶縁性を有し、PVC製粘着テープと同様に電気絶縁処
理にも使用し得る。
【0012】本発明の粘着テープ用基材を製造するにあ
たっては、まず上記の難燃剤及び必要に応じて上記の添
加剤を配合したベースポリマーをを通常のタンブラー等
でドライブレンドしたり、バンバリーミキサー、加圧ニ
ーダー、混練押出機、二軸押出機、ロールなど通常の混
練機で溶融混練して、カレンダー成形、Tダイ押出・延
伸フィルム成形、インフレーションフィルム成形等でフ
ィルムとし、スリットして粘着テープ用基材を得る。こ
のテープの一方の面に天然ゴム系、スチレンブタジエン
ゴム系、ポリイソブチレン系、ポリアクリル酸エステル
系等公知の粘着剤を塗布、スプレーラミネートなどする
ことにより粘着層を設けて、粘着テープとする。この粘
着層の形成はフィルム形成と同時であってもよい。
たっては、まず上記の難燃剤及び必要に応じて上記の添
加剤を配合したベースポリマーをを通常のタンブラー等
でドライブレンドしたり、バンバリーミキサー、加圧ニ
ーダー、混練押出機、二軸押出機、ロールなど通常の混
練機で溶融混練して、カレンダー成形、Tダイ押出・延
伸フィルム成形、インフレーションフィルム成形等でフ
ィルムとし、スリットして粘着テープ用基材を得る。こ
のテープの一方の面に天然ゴム系、スチレンブタジエン
ゴム系、ポリイソブチレン系、ポリアクリル酸エステル
系等公知の粘着剤を塗布、スプレーラミネートなどする
ことにより粘着層を設けて、粘着テープとする。この粘
着層の形成はフィルム形成と同時であってもよい。
【0013】なお、ベースポリマー、難燃剤をはじめと
した各種添加剤、粘着剤に含まれる重金属の含有量を
0.1重量%以下とすると、粘着テープの燃焼処理時の
燃焼灰分中に含まれるカドミウム、鉛などの有害成分が
規制値以下となり処分が容易となるので好ましい。
した各種添加剤、粘着剤に含まれる重金属の含有量を
0.1重量%以下とすると、粘着テープの燃焼処理時の
燃焼灰分中に含まれるカドミウム、鉛などの有害成分が
規制値以下となり処分が容易となるので好ましい。
【0014】
【実施例】以下に、実施例、比較例を用いて本発明をさ
らに詳しく説明するが、本発明はこれら実施例に限定さ
れるものではない。 (実施例1〜3、比較例1、2)難燃剤としては、日産
化学工業社製メラミンシアヌレートMC−610を用い
た。表1に記載の成分を表1に記載の量配合した樹脂組
成物を混練押出機で溶融混練後、インフレーション成形
を行い、厚み0.17mmのフィルムを得た。このフィ
ルムの片面に天然ゴム系粘着剤を塗布し、スリッターで
裁断して幅19mmの粘着テープを得た。これらのテー
プにつき、引張強度、伸び、加熱変形率(100℃、5
00g荷重)、難燃性については、UL510に基づき
試験を行い、難燃性試験については、VW1に合格した
ものを○、不合格のものを×とした。柔軟性について
は、50%モジュラスを測定し、5MPa以下のものを
○とし、5MPaを越えるものを×とした。
らに詳しく説明するが、本発明はこれら実施例に限定さ
れるものではない。 (実施例1〜3、比較例1、2)難燃剤としては、日産
化学工業社製メラミンシアヌレートMC−610を用い
た。表1に記載の成分を表1に記載の量配合した樹脂組
成物を混練押出機で溶融混練後、インフレーション成形
を行い、厚み0.17mmのフィルムを得た。このフィ
ルムの片面に天然ゴム系粘着剤を塗布し、スリッターで
裁断して幅19mmの粘着テープを得た。これらのテー
プにつき、引張強度、伸び、加熱変形率(100℃、5
00g荷重)、難燃性については、UL510に基づき
試験を行い、難燃性試験については、VW1に合格した
ものを○、不合格のものを×とした。柔軟性について
は、50%モジュラスを測定し、5MPa以下のものを
○とし、5MPaを越えるものを×とした。
【0015】
【表1】 なお、表1において、 PP−EP:PP−EPポリマーアロイ(ポリプロピレ
ン含量30%) EVA:エチレン−酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニル含
量19%) EEA:エチレン−エチルアクリレート共重合体(エチ
ルアクリレート含量15%) 老化防止剤:イルガノックス#1010 を示す。
ン含量30%) EVA:エチレン−酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニル含
量19%) EEA:エチレン−エチルアクリレート共重合体(エチ
ルアクリレート含量15%) 老化防止剤:イルガノックス#1010 を示す。
【0016】表1より明らかなように実施例1〜3で得
られた粘着テープはいずれも引張強度10.4MPa以
上、伸び60%以上、加熱変形率50%以下であり、難
燃性試験もVW1以上であってUL510に合格し、柔
軟性も優れている。また、その組成から明らかなように
含ハロゲン化合物を含んでいないので、燃焼してもダイ
オキシンやハロゲン含有ガスを発生しない。
られた粘着テープはいずれも引張強度10.4MPa以
上、伸び60%以上、加熱変形率50%以下であり、難
燃性試験もVW1以上であってUL510に合格し、柔
軟性も優れている。また、その組成から明らかなように
含ハロゲン化合物を含んでいないので、燃焼してもダイ
オキシンやハロゲン含有ガスを発生しない。
【0017】これに対し、比較例1ではメラミンシアヌ
レートの配合量が規定量以下であるため、難燃性が不合
格になっており、比較例2では、メラミンシアヌレート
の配合量が規定量より多すぎるため、引張強度が低くな
っており、UL510に不合格となっている。
レートの配合量が規定量以下であるため、難燃性が不合
格になっており、比較例2では、メラミンシアヌレート
の配合量が規定量より多すぎるため、引張強度が低くな
っており、UL510に不合格となっている。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の樹脂組成物
をテープ基材として用いてなる粘着テープは、従来のP
VC製粘着テープと同等以上の難燃性及び粘着テープと
しての性能を示し、しかも、燃焼時にダイオキシンやハ
ロゲン含有ガスなどの有害物質を発生することなく、発
煙量も少量となる。
をテープ基材として用いてなる粘着テープは、従来のP
VC製粘着テープと同等以上の難燃性及び粘着テープと
しての性能を示し、しかも、燃焼時にダイオキシンやハ
ロゲン含有ガスなどの有害物質を発生することなく、発
煙量も少量となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4H028 AA30 AA42 BA04 BA06 4J002 BB00W BB03W BB05W BB06W BB07W BB12W BB15W BB15X EU186 FD010 FD130 FD136 GQ00 GT00 4J004 AB01 CA04 CC02 EA01 FA05
Claims (3)
- 【請求項1】 ハロゲン元素を含まないオレフィン系ポ
リマーをベースポリマーとし、ベースポリマー100重
量部あたり、難燃剤としてメラミンシアヌレートを70
〜130重量部配合してなる粘着テープ基材用難燃性樹
脂組成物。 - 【請求項2】 オレフィン系ポリマーが、少なくともポ
リプロピレンとエチレン−プロピレンゴムのポリマーア
ロイを50重量%以上含むものであることを特徴とする
請求項1記載の難燃性樹脂組成物。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の難燃性樹脂組成
物からなる引張り強度10.3MPa以上、伸び60%
以上、加熱変形率50%以下であるテープ基材を用いて
なる粘着テープ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001065156A JP2002265695A (ja) | 2001-03-08 | 2001-03-08 | 難燃性樹脂組成物及び粘着テープ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001065156A JP2002265695A (ja) | 2001-03-08 | 2001-03-08 | 難燃性樹脂組成物及び粘着テープ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002265695A true JP2002265695A (ja) | 2002-09-18 |
Family
ID=18923860
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001065156A Withdrawn JP2002265695A (ja) | 2001-03-08 | 2001-03-08 | 難燃性樹脂組成物及び粘着テープ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002265695A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101289558B (zh) * | 2007-04-17 | 2012-11-14 | 日东电工株式会社 | 阻燃聚烯烃树脂组合物和由其构成的胶带基材及胶带 |
-
2001
- 2001-03-08 JP JP2001065156A patent/JP2002265695A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101289558B (zh) * | 2007-04-17 | 2012-11-14 | 日东电工株式会社 | 阻燃聚烯烃树脂组合物和由其构成的胶带基材及胶带 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
HUT72278A (en) | Electrically insulating film and tape-backing made thereof | |
JP2003226792A (ja) | 難燃性樹脂組成物及びこれを用いたノンハロゲン絶縁電線並びにワイヤーハーネス | |
JP2002265902A (ja) | 難燃性樹脂組成物及び粘着テープ | |
JP2002212356A (ja) | テープ | |
JP2002265695A (ja) | 難燃性樹脂組成物及び粘着テープ | |
JP2002105411A (ja) | 粘着テープ | |
JP3007081B1 (ja) | 粘着テープ | |
JP2004155817A (ja) | 粘着テープ | |
JP2007297507A (ja) | テープ用基材フィルム | |
JP2007297508A (ja) | テープ用基材フィルム | |
JP2003064323A (ja) | 粘着テープ | |
JP3278338B2 (ja) | ポリオレフィン系難燃性粘着テープ | |
JP4650097B2 (ja) | 電気絶縁性樹脂組成物 | |
JP2001011400A (ja) | 粘着テープ | |
JP2002047461A (ja) | ノンハロゲン粘着テープ | |
JP2002138262A (ja) | テープ | |
JP2004067765A (ja) | 粘着テープ | |
JP2001247829A (ja) | 粘着テープ | |
JP2003268250A (ja) | ノンハロゲン難燃性組成物および難燃性電源コード | |
JP2001055545A (ja) | テープ | |
JP3829647B2 (ja) | ワイヤストリップ性に優れたノンハロゲン難燃絶縁電線 | |
JP2004067766A (ja) | 粘着テープ | |
JP2003155458A (ja) | 粘着テープ | |
JP2003292696A (ja) | ノンハロゲン難燃性樹脂組成物および難燃性架橋電線・ケーブル | |
JP2011253756A (ja) | ワイヤーハーネスおよびノンハロゲン難燃性樹脂組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080513 |