JP2002264939A - 金属製平パレット - Google Patents

金属製平パレット

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JP2002264939A
JP2002264939A JP2001068008A JP2001068008A JP2002264939A JP 2002264939 A JP2002264939 A JP 2002264939A JP 2001068008 A JP2001068008 A JP 2001068008A JP 2001068008 A JP2001068008 A JP 2001068008A JP 2002264939 A JP2002264939 A JP 2002264939A
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Yutaka Yamamoto
豊 山本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フォークリフトで貨物を搬送する際に使用す
る平パレットを金属で構成する場合、同じ金属のフォー
クと接合する部分の摩擦抵抗が小さいため、搬送時の外
力によりフォークに対して平パレットが滑りやすく、搬
送作業の効率を著しく低下させていた。 【解決手段】 金属製平パレット1を構成するデッキボ
ード2、及び上部桁板材3の各下面部に滑り止め材を配
設し、フォーク挿入口5,6から挿入されるフォークと
の当接部における摩擦抵抗を大きくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォークリフト等
によって貨物を搬送する際に、貨物の載置台として用い
られる平パレットに関し、特に金属材料によって形成さ
れた平パレットに関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来の金属製平パレット50の
構成を示す外形斜視図である。同図中、金属製平パレッ
ト50は、互いに平行で等間隔に並列配置された3つの
複合部材55と、各複合部材55間に架け渡された複数
のデッキボード材51から形成されている。
【0003】各複合部材55は、等間隔に並べられた4
つの脚材54を挟持するように、上部桁板材52と下部
掛板材53とが上下に対向して配置された構成を有し、
各脚材54と上下の桁板材52,53とは、接する部分
が溶接により堅固に結合されている。3つの複合部材5
5の上部桁板材52の各上面には、これらと直交する方
向に、7つのデッキボード材51が等間隔に並列配置さ
れている。
【0004】図10(a),(b)は、これら上下の桁
板材52,53及びデッキボード51に使用される金属
加工材60の形状を示す加工図である。
【0005】この金属加工材60は、短冊状の金属製板
材を、プレス加工により、その短手方向である矢印A,
B方向において断面矩形状となる折り曲げ加工を施した
もので、この加工により適度な剛性を保っている。尚、
図10(a)は、この金属加工材60の表面を上方に向
けた部分斜視図であり、同図(b)は、これをひっくり
返してその裏面を上方に向けた部分斜視図である。
【0006】これらの図に示すように、この金属加工材
60は、複数の凹凸部が長手方向である矢印C,D方向
に延在し、両側壁部の側壁端部60fは、内側にコ字状
に折り曲げられている。これにより3つの上面凸部60
a,60b,60cと2つの上面凹部60d,60e、
及び3つの下面凹部60g,60h,60iと2つの下
面凸部60j,60kが形成される。尚、上面凸部と下
面凹部、及び上面凹部と下面凸部とは、それぞれ裏腹の
関係にある。
【0007】図9は、金属加工材60と同加工が施され
た上部桁板材52とデッキボード材51の交差部におけ
る接合関係を示す部分拡大図である。
【0008】同図に示す様に、この交差部において、上
部桁板材52の上面凸部52a,52b,52cと、デ
ッキボード材51の下面凸部51j,51k及び両側壁
端部51fとの各接合部では、その要部において溶接に
よる複数の溶接部61が形成されて互いに堅固に結合さ
れている。この溶接は、図8に示す金属製平パレット5
0の上部桁板材52とデッキボード材51との各交差部
で行われる。以上の様にして形成された金属製平パレッ
ト50には、フォークリフトのフォークなどが挿入され
るためのフォーク挿入口62,63が形成される。
【0009】図11は、この従来の金属製平パレット5
0を利用したブラウン管梱包の一例を示す斜視図であ
る。
【0010】この梱包は、同図に示すように、金属製平
パレット50の上に、クッション65を介在させて、複
数のブラウン管を配置した層を3層積層した構成をとっ
ている。先ず金属製平パレット50の上に、ブラウン管
66の外形の一部を型取った凹みをその上下面に所定の
配列で複数設けたクッション65を載せ、次にこのクッ
ション65の凹みに合わせて複数のブラウン管66を配
置する。次にこれらのブラウン管66の上に、再度クッ
ション65を、その下面に形成された凹みが各ブラウン
管66の上部に合うように載せる。
【0011】このクッション65とブラウン管66との
配置作業の繰り返しにより、指定の段数(この例では3
段)まで積上げ、最上部にクッション65を載せた後、
ストレッチフィルム67で周辺を覆って各層のブラウン
管66を位置決めするクッション65を固定してブラウ
ン管の梱包を終了する。このようにして完成したブラウ
ン管の梱包体68は、フォークリフト等により搬送さ
れ、倉庫などの所定の場所に積上げられる。この搬送の
際に、金属製平パレット50のフォーク挿入口62或い
は63にフォークリフト等のフォークが挿入される。図
12は、以上のように梱包された梱包体68が2体、積
み重ねられた状態を示している。
【0012】尚、上記実施例では、ストレッチフィルム
67によって金属製平パレット50まで梱包体68とし
て一体化した例を示したが、金属製平パレット50を別
体とし、その上にクッション65とブラウン管66とが
ストレッチフィルム67によって一体化された梱包体を
載置するようにしてもよい。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
金属製平パレット50を使用して梱包体を搬送する場
合、通常フォーク挿入口62或いは63にフォークリフ
トのフォークを差し込んで搬送する。しかしながらこの
際、金属でできたフォークと、図9に示すデッキボード
51の下面凸部51j,51k及び側壁端部51fの各
下面、或いは上部桁板材52の下面凸部52j,52k
及び側壁端部52fの各下面とが接触する部分は、金属
平板同士の接触となるため、摩擦抵抗が非常に小さい。
このため、この搬送中、梱包体に強い振動や加速度が加
わると、梱包体がフォークから滑り落ちる危険性があっ
た。
【0014】以上の理由から、金属製平パレットを使用
した場合、一般に使用される木製の平パレットを使用し
た搬送に比べ、運搬のスピードを遅くしなければなら
ず、また図12に示す様に梱包体を積み重ねる場合にも
より慎重に作業を進める必要があり、運搬作業の効率が
低下する欠点があった。
【0015】本発明の目的は、フォークとの接触摩擦が
大きくなるように構成して上記の問題点を解消し、搬送
時の滑りを抑制して運搬作業が安全で速やかに実行でき
る金属製平パレットを提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1の金属製平パレ
ットは、短冊状の金属製板材を、短手方向の断面が矩形
状部を有するように折り曲げて形成した金属加工材を、
所定の間隔で複数平行に配列した第1の配列層と、前記
金属加工材を、前記第1の配列層の金属加工材と直交す
る方向に所定の間隔で複数平行に配列し、前記第1の配
列層の下方に位置する第2の配列層とを有し、第1の配
列層の各金属加工材と前記第2の配列層の各金属加工材
との交差部を固定して形成した金属製平パレットであっ
て、少なくとも前記第1の配列層の金属加工材の下面に
滑り止め材を配設したことを特徴とする。
【0017】請求項2の金属製平パレットは、請求項1
記載の金属製平パレットにおいて、前記第2の配列層の
金属加工材が、その長手方向に所定の間隔で配列された
脚材を介在して対向配置されて複合部材を形成し、該複
合部材の上側の金属加工材の上面が前記第1の配列層の
金属加工材に接合し、且つ前記上側の金属加工材の下面
に滑り止め材を配設したことを特徴とする。また、請求
項3の金属製平パレットは、請求項1又は2記載の金属
製平パレットにおいて、前記滑り止め材をブロック形状
とし、前記金属加工材の下面に形成された凹部に嵌入し
て配設したことを特徴とする。また、請求項4の金属製
平パレットは、請求項1又は2記載の金属製平パレット
において、前記滑り止め材を、熱可塑性材料で形成した
ことを特徴とする。また、請求項5の金属製平パレット
は、請求項4記載の金属製平パレットにおいて、前記熱
可塑性材料に複数の突起を形成し、該突起を前記金属加
工材の下面に複数形成した保持口に各々圧入して前記熱
可塑性材料を前記金属加工材に配設したことを特徴とす
る。更に、請求項6の金属製平パレットは、請求項1又
は2記載の金属製平パレットにおいて、前記滑り止め材
を、接着性を有する室温硬化型材料で形成したことを特
徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、図7に示
す本発明による金属製平パレット1の上下の桁板材3,
4及びデッキボード2に使用される実施の形態1の金属
加工材10の形状を示す部分斜視図で、その裏面を上方
に向けた状態を示している。この金属加工材10は、従
来例として示した図10(a),(b)に示す金属加工
材60に対してシート状滑り止め材11を更に配設した
ものである。このため、共通する部分には同符号を付し
てそれらの説明を省略し、異なる点を重点的に説明す
る。
【0019】図1において、金属加工材10の両側壁端
部60fはコ字状に内側に折り曲げられているが、この
側壁端部60fにあって、長手方向である矢印C,D方
向に延在する端部底面60m,60nには、この幅W1
と略同幅を有するシート状滑り止め材11が、所定の領
域にわたって接着剤により張り付けられている。
【0020】図7に示す金属製平パレット1の上下の桁
板材3,4及びデッキボード2は、この金属加工材10
と同加工が施された部材によって形成されるが、各部材
が接合する部分、即ちデッキボード2では、上部桁板材
3の上面と交差する部分、また上部桁板材3では、脚材
54と接合する部分において、シート状滑り止め材11
が除かれている。
【0021】この金属製平パレット1は、前記した図8
に示す従来の金属製平パレット50と同様に組立てられ
るもので、前記した所定個所でシート状滑り止め材11
が除かれた各接合部では、図9に示す従来の接合方法と
同様に、その要部において溶接による複数の溶接部61
が形成されて互いに堅固に結合されている。尚、金属製
平パレット1において、デッキボード2が平行に配列さ
れた層が第1の配列層に相当し、上部桁板材3を含む複
合部材55が平行に配列された層が第2の配列層に相当
する。
【0022】以上のように、実施の形態1の金属加工材
10で構成された金属製平パレット1によれば、フォー
ク挿入口5或いは6に挿入されるフォークリフトのフォ
ークが、デッキボード2又は上部桁板材3に配設された
シート状滑り止め材11に当接するためにこの当接部の
摩擦抵抗が大きくなり、金属製平パレット1を使用した
梱包体を搬送する際、フォークと金属製平パレット1と
の間の滑りを抑制することができる。
【0023】実施の形態2.図2は、図7に示す本発明
による金属製平パレット1の上下の桁板材3,4及びデ
ッキボード2に使用される実施の形態2の金属加工材2
0の形状を示す部分斜視図で、その裏面を上方に向けた
状態を示している。図3は、図2における基準線100
を含む断面を矢印G−G方向からみた断面図である。こ
こでの金属製平パレット1(図7)は、その上下の桁板
材3,4及びデッキボード2が、実施の形態2の金属加
工材20と同加工の部材によって形成される外は、実施
の形態1で説明した構成をしているため、その共通部分
の説明は省略する。
【0024】図2に示す様に、この金属加工材20は、
従来例として示した金属加工材60(図10)に対して
ブロック状滑り止め材21,22を更に配設したもので
ある。このブロック状滑り止め材21,22は、下面凹
部60h,60iに配設され、両側壁端部の折り込み側
部60p,60qとこの各折り込み側部に対向する凹部
側壁60r,60sとでそれぞれ挟持され、金属加工材
20の長手方向である矢印C,D方向に延在する。
【0025】そしてこれらの各ブロック状滑り止め材2
1,22は、図3に示す様に面一に形成された金属加工
材20の端部底面60m,n及び下部凸部底面60t,
60uから所定の高さhだけ突出するように形成されて
いる。
【0026】図7に示す金属製平パレット1の上下の桁
板材3,4及びデッキボード2は、この金属加工材20
と同加工が施された部材によって形成されるが、各部材
が接合する部分、即ちデッキボード2では、上部桁板材
3の上面と交差する部分、また上部桁板材3では、脚材
54と接合する部分において、ブロック状滑り止め材2
1,22が除かれている。
【0027】以上のように、実施の形態2の金属加工材
20で構成された金属製平パレット1によれば、実施の
形態1での効果に加え、接着材を使用することなくブロ
ック状滑り止め材を金属加工材に取付けることができ
る。
【0028】実施の形態3.図4は、図7に示す本発明
による金属製平パレット1の上下の桁板材3,4及びデ
ッキボード2に使用される実施の形態3の金属加工材3
0の形状を示す部分斜視図で、その裏面を上方に向けた
状態を示している。図5(a)は、図4における基準線
101を含む断面を矢印H−H方向からみた断面図であ
り、図5(b)は、図5(a)における基準線102を
含む断面を矢印I−I方向から見た断面図である。ここ
での金属製平パレット1(図7)は、その上下の桁板材
3,4及びデッキボード2が、実施の形態3の金属加工
材30と同加工の部材によって形成される外は、実施の
形態1で説明した構成をしているため、その共通部分の
説明は省略する。
【0029】図4に示す様に、この金属加工材30は、
従来例として示した金属加工材60(図10)に対して
シート状の突起付き滑り止め材31,32を更に配設し
たものである。この突起付き滑り止め材31,32は、
各々端部底面60m,60n及び下部凸部底面60t,
60uに配設され、各底面の幅W1、W2に近似した幅
を有し、金属加工材30の長手方向である矢印C,D方
向に延在する。
【0030】そして突起付き滑り止め材31は、図5
(a),(b)に示す様に、その長手方向に所定の間隔
で形成された複数の突起31aを有し、この突起31a
が、金属加工材30の端部底面60mに同間隔で形成さ
れた保持口60vに圧入され、やや幅広の先端部がこの
保持口60vを貫通して係止された状態で取付けられ
る。
【0031】これらの突起付き滑り止め材31,32
は、熱可塑性を有するゴム材料で作られ、金型成形によ
り製作されるものである。尚、突起付き滑り止め材32
も、同様の方法により下部凸部底面60t,60uに各
々取付けられるものであるため、これらの部分について
の構成の説明は省略する。
【0032】図7に示す金属製平パレット1の上下の桁
板材3,4及びデッキボード2は、この金属加工材30
と同加工が施された部材によって形成されるが、各部材
が接合する部分、即ちデッキボード2では、上部桁板材
3の上面と交差する部分、また上部桁板材3では、脚材
54と接合する部分において、突起付き滑り止め材3
1,32が除かれている。
【0033】以上のように、実施の形態3の金属加工材
30で構成された金属製平パレット1によれば、実施の
形態1での効果に加え、金属加工材に突起付き滑り止め
材を容易に取付けることができる。
【0034】実施の形態4.図6は、図7に示す本発明
による金属製平パレット1の上下の桁板材3,4及びデ
ッキボード2に使用される実施の形態4の金属加工材4
0の形状を示す部分斜視図で、その裏面を上方に向けた
状態を示している。ここでの金属製平パレット1(図
7)は、その上下の桁板材3,4及びデッキボード2
が、実施の形態4の金属加工材40と同加工の部材によ
って形成される外は、実施の形態1で説明した構成をし
ているため、その共通部分の説明は省略する。
【0035】図6に示す様に、この金属加工材40は、
従来例として示した金属加工材60(図10)に対して
接着性を有する室温硬化型シリコンゴム41を塗布した
ものである。この室温硬化型シリコンゴム41は、金属
加工材40の長手方向である矢印C,D方向に延在する
端部底面60m,60n及び下部凸部底面60t,60
uの所定領域に塗布される。
【0036】図7に示す金属製平パレット1の上下の桁
板材3,4及びデッキボード2は、この金属加工材40
と同加工が施された部材によって形成されるが、各部材
が接合する部分、即ちデッキボード2では、上部桁板材
3の上面と交差する部分が、また上部桁板材3では、脚
材54と接合する部分が室温硬化型シリコンゴム41の
塗布領域から除かれる。
【0037】以上のように、実施の形態4の金属加工材
40で構成された金属製平パレット1によれば、実施の
形態1での効果に加え、室温硬化型シリコンゴムが元は
粘性を有する液体であるため、塗布形状が自由に設定で
きると共に加熱処理も必要なく、容易に室温硬化型シリ
コンゴム41を金属加工材の所定領域に塗布形成するこ
とができる。
【0038】また、前記した特許請求の範囲、及び実施
の形態の説明において、「上」、「下」といった言葉を
使用したが、これらは金属製平パレットを使用する状態
における絶対的な位置関係を特定するものである。
【0039】
【発明の効果】請求項1、又は2に記載の金属製平パレ
ットによれば、フォークリフトのフォークが、金属製平
パレットの滑り止め材に当接して搬送するため、当接部
の摩擦抵抗が大きくなり、金属製平パレットを使用した
梱包体を搬送する際、フォークと金属製平パレットとの
間の滑りが抑制されて運搬作業を安全で速やかに実行で
きる。
【0040】請求項3記載の金属製平パレットによれ
ば、請求項1の効果に加え、接着材を使用することなく
ブロック状滑り止め材を金属加工材に取付けることが可
能となる。
【0041】請求項4、又は5に記載の金属製平パレッ
トによれば、請求項1の効果に加え、滑り止め材に容易
に突起部を形成することができるため、この突起部を利
用して金属加工材に滑り止め材を容易に取付けることが
できる。
【0042】請求項6記載の金属製平パレットによれ
ば、請求項1の効果に加え、塗布形状が自由に設定でき
ると共に加熱処理も必要なく、滑り止め材を金属加工材
の所定領域に容易に塗布形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1の金属加工材10の形状を示す
部分斜視図である。
【図2】 実施の形態2の金属加工材20の形状を示す
部分斜視図である。
【図3】 図2における基準線100を含む断面を矢印
G−G方向からみた断面図である。
【図4】 実施の形態3の金属加工材30の形状を示す
部分斜視図である。
【図5】 (a)は、図4における基準線101を含む
断面を矢印H−H方向からみた断面図であり、(b)
は、(a)における基準線102を含む断面を矢印I−
I方向から見た断面図である。
【図6】 実施の形態4の金属加工材40の形状を示す
部分斜視図である。
【図7】 本発明による金属製平パレット1の構成を示
す外形斜視図である。
【図8】 従来の金属製平パレット50の構成を示す外
形斜視図である。
【図9】 上部桁板材52とデッキボード材51の交差
部における接合関係を示す部分拡大図である。
【図10】 (a)は、従来の金属加工材60の表面を
上方に向けた部分斜視図であり、(b)は、これをひっ
くり返してその裏面を上方に向けた部分斜視図である。
【図11】 金属製平パレットを利用したブラウン管梱
包の一例を示す斜視図である。
【図12】 梱包体68が2体、積み重ねられた状態を
示す状態斜視図である。
【符号の説明】
1 金属製平パレット、 2 デッキボード、 3 上
部桁板材、 4 下部桁板材、 5,6 フォーク挿入
口、 10 金属加工材、 11 シート状滑り止め
材、 20 金属加工材、 21,22 ブロック状滑
り止め材、 30金属加工材、 31,32 突起付き
滑り止め材、 40 金属加工材、 41 室温硬化型
シリコンゴム、 50 金属製平パレット、 51 デ
ッキボード材、 52 上部桁板材、 53 下部桁板
材、 54 脚材、 55 複合部材、 60 金属加
工材、 60a,60b,60c 上面凸部、 60
d,60e 上面凹部、 60f 側壁端部、 60
g,60h,60i 下面凹部、 60j,60k 下
面凸部、 60m,60n 端部底面、 60p,60
q 折り込み側部、 60r,60s 凹部側壁、 6
0t,60u 下面凸部底面、 60v 保持口、 6
1溶接部、 62,63 フォーク挿入口、 65 ク
ッション、 66 ブラウン管、 67 ストレッチフ
ィルム、 68梱包体。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 短冊状の金属製板材を、短手方向の断面
    が矩形状部を有するように折り曲げて形成した金属加工
    材を、所定の間隔で複数平行に配列した第1の配列層
    と、前記金属加工材を、前記第1の配列層の金属加工材
    と直交する方向に所定の間隔で複数平行に配列し、前記
    第1の配列層の下方に位置する第2の配列層とを有し、
    第1の配列層の各金属加工材と前記第2の配列層の各金
    属加工材との交差部を固定して形成した金属製平パレッ
    トにおいて、 少なくとも前記第1の配列層の金属加工材の下面に滑り
    止め材を配設したことを特徴とする金属製平パレット。
  2. 【請求項2】 前記第2の配列層の金属加工材は、その
    長手方向に所定の間隔で配列された脚材を介在して対向
    配置されて複合部材を形成し、該複合部材の上側の金属
    加工材の上面が前記第1の配列層の金属加工材に接合
    し、且つ前記上側の金属加工材の下面に滑り止め材を配
    設したことを特徴とする請求項1記載の金属製平パレッ
    ト。
  3. 【請求項3】 前記滑り止め材をブロック形状とし、前
    記金属加工材の下面に形成された凹部に嵌入して配設し
    たことを特徴とする請求項1又は2記載の金属製平パレ
    ット。
  4. 【請求項4】 前記滑り止め材を、熱可塑性材料で形成
    したことを特徴とする請求項1又は2記載の金属製平パ
    レット。
  5. 【請求項5】 前記熱可塑性材料に複数の突起を形成
    し、該突起を前記金属加工材の下面に複数形成した保持
    口に各々圧入して前記熱可塑性材料を前記金属加工材に
    配設したことを特徴とする請求項4記載の金属製平パレ
    ット。
  6. 【請求項6】 前記滑り止め材を、接着性を有する室温
    硬化型材料で形成したことを特徴とする請求項1又は2
    記載の金属製平パレット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007123587A1 (en) * 2006-04-24 2007-11-01 Worthington Steelpac Systems Metal pallet
WO2009061275A1 (en) * 2007-11-07 2009-05-14 Crossborder Technologies Ab Loading pallet
KR101821149B1 (ko) * 2015-08-24 2018-01-23 이정찬 파렛트

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