JP2002264812A - 可搬型電子機器および移動支援システム - Google Patents

可搬型電子機器および移動支援システム

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JP2002264812A
JP2002264812A JP2001066575A JP2001066575A JP2002264812A JP 2002264812 A JP2002264812 A JP 2002264812A JP 2001066575 A JP2001066575 A JP 2001066575A JP 2001066575 A JP2001066575 A JP 2001066575A JP 2002264812 A JP2002264812 A JP 2002264812A
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portable electronic
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Tetsuya Tsurumi
哲也 鶴見
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】列車などの移動車両の接近により危険にさらさ
れる利用者に対しては、通常、駅係員による警告が行わ
れるが、駅係員が見落とす可能性があり、そのような見
落としを予防するためには、駅係員を増員するという方
策が取られるが、それでも完全に見落としを無くするこ
とは不可能である。 【解決手段】移動車両運行データベースを検索した結果
により得られた危険情報を、駅構内などで携帯可能な可
搬型電子機器を通じて、知らせるようにした。また、携
帯可能な可搬型電子機器から移動車両の案内情報を要求
する信号を発し、それをシステムの計算機が受信し、そ
の要求に対して応答することにより、移動車両の案内が
できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動支援システム
に関するものであり、とりわけ、駅などの移動車両が発
着する構内の利用者に対して、移動車両の接近による危
険情報の提示や移動車両の運行状況の案内情報の提供の
ためのメッセージの送受信、および、利用者の検索を行
うシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、駅などの公共移動車両が発着する
構内において利用者に対して危険情報を通知する手段と
しては、音声による放送、係員による直接の警告が用い
られている。また、利用者に対して公共移動車両の運行
情報についての通知にも、音声による放送、係員による
説明、掲示板、電光板による表示が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、列車な
どの移動車両の接近により危険にさらされる利用者に対
しては、通常、駅係員による警告が行われるが、駅係員
が見落とす可能性があり、そのような見落としを予防す
るためには、駅係員を増員するという方策が取られる
が、それでも完全に見落としを無くすることは不可能で
ある。また、駅などの移動車両が発着する構内におい
て、スピーカーからの放送によって列車等の運行状況を
知らせる方法では、そのスピーカーのそばにいる人に一
斉に放送が行われるので、放送される情報とは関係のな
い人にも音声の刺激が伝わるため、そのような人を不愉
快にする恐れがある。
【0004】その一方、必要な情報を得ようとする人
は、常に放送の内容に注意しなくてはならず、不断の緊
張を強いることになる。案内表示板の掲示については、
音声よりも刺激は少ないといえるが、情報を欲している
人に不断の緊張を強いる点では同じである。
【0005】また、耳が不自由な人や目が不自由な人は
放送が聞き取れず、案内板も見ることができない。更
に、日本語の読み書きができない外国人にとっては日本
語による放送、案内板表示は全く意味をなさない。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本件発明においては、移動車両運行データベースを
検索した結果により得られた危険情報を、駅構内などで
携帯可能な可搬型電子機器を通じて、知らせるようにし
た。また、携帯可能な可搬型電子機器から移動車両の案
内情報を要求する信号を発し、それをシステムの計算機
が受信し、その要求に対して応答することにより、移動
車両の案内ができるようにした。更に、構内の利用者が
次に移動する予定の構内を推定し、移動予定の構内の移
動支援システムに連絡を行い、システム間の連携が可能
となるようにした。
【0007】
【発明の実施の形態】<実施形態1>
【0008】本実施形態においては、構内を発着または
通過する移動車両の運行状況を格納する移動車両運行情
報データベースと、そのデータベースを検索する検索部
と、検索部の結果から危険情報を生成する危険情報生成
部と、その危険情報を送信する送信部とを備えた計算機
と、送信された危険情報を受信する危険情報受信部と、
受信された危険情報に応じて所持者に危険を通知する危
険通知部とを備えた可搬型電子機器が用いられる。
【0009】図1は、この可搬型電子機器の利用の概念
を示す図である。この図にあるように、可搬型電子機器
を所持した利用者は、電車の接近に応じて可搬型電子機
器から鳴動音などによる警告を受け、電車の接近を知
り、ホームの白線の内側に下がるなどの危険回避を容易
にすることができる。電車の接近は、計算機から送られ
てくる危険情報により可搬型電子機器に伝えられる。
【0010】図10は、発明のこの実施形態における移
動支援システムの計算機のハードウェア構成を示してい
る。CPU101、メモリ102、ディスク103、受
信部104、入力部105、表示部106、送信部10
7がバス108を介して相互に接続されている。ディス
ク103は、CPU101で実行されるソフトウェアを
格納し、また、後述のデータベースを格納することを行
う。なお、この実施形態においては、受信部104は必
須の構成要素ではない。
【0011】ディスク103に格納されたソフトウェア
を実行するためには、メモリ102にロードが行われ、
ソフトウェアの一時作業領域としてもメモリ102が使
用される。
【0012】入力部105は、キーボードやマウスなど
からなり、表示部106は、ディスプレイなどの計算機
の運用者へのデータの表示操作を行う。送信部107に
は、可搬型電子機器へ電波13を送信するためにアンテ
ナ15が接続される。入力部105、表示部106、送
信部107にはそれぞれの特定のメモリアドレスが割り
当てられており、CPU101で実行されるソフトウェ
アがそれらの特定のメモリアドレスをとしてデータの読
み書きをすることにより、入力部105から入力デー
タ、表示部106への表示、送信部107による電波の
送信が行われる。
【0013】送信部115は、送信部107に割り当て
られたメモリアドレスに検索結果を書き込むことによ
り、電波によって検索結果を可搬型電子機器12に結果
を通知する。
【0014】図12は移動車両運行データベースのデー
タの内容の一例を示しており、各行が移動車両の運行デ
ータを表し、各列は左から運行の日付、移動車両名、移
動車両の到着予定時刻、移動車両の発車予定時刻、移動
車両が停車あるいは通過する番線、移動車両が停車する
か通過するかどうか、移動車両の運行状況、次の停車駅
を表している。
【0015】図26は、CPU101で実行される本発
明の実施形態にかかわるソフトウェアの構成と関連する
データベースについて示している。検索部262が移動
車両運行データベース261を検索することにより、現
時点において構内に停車、あるいは、通過、あるいは、
発車しようとする列車の情報を検索し、その結果を危険
情報生成部263において危険情報にまとめ、送信部2
64により危険情報を送信する。この送信部264は、
図10の計算機のハードウェアを構成する送信部107
に割り当てられた特定のメモリアドレスにデータを書き
込むことにより、データの送信を行う。
【0016】図27は図26の構成をもつソフトウェア
の動作について説明したフローチャートである。ステッ
プ271において現在の時刻を得る。現在の時刻は図1
0に示した計算機で管理されており、例えば、メモリの
特定のアドレスに常に現在の時刻を書き込む別のソフト
ウェアがCPU101で実行されているとする構成や、
あるいは、図10に図示されていない時刻を管理する部
分がバス108に接続されており、その部分に割り当て
られたメモリアドレスを読むことにより現在の時刻を得
るようにする構成が考えられる。
【0017】次にステップ272において、移動車両運
行データベースを検索し、現在の時刻において構内に停
車、あるいは、通過、あるいは、発車する移動車両の検
索を行う。この検索は、現在の時刻と移動車両運行デー
タベースの移動車両の停車時刻あるいは、発車時刻の列
の値とが一致する行を検索する問い合わせ文を発行する
ことにより実行することができる。
【0018】次にステップ273において、検索された
結果があるかどうかを判断し、結果が空であれば、現在
の時刻において構内に停車、あるいは、通過、あるいは
発車する移動車両がないので、危険は発生しておらず、
ソフトウェアは終了する。もし、検索された結果がある
場合は、ステップ274において、後述のような危険情
報を生成し、ステップ275において、生成された危険
情報を送信部264に渡すことにより、可搬型電子機器
に向けて送信を行う。
【0019】危険情報の送信は、ステップ272で検索
された移動車両が停車、あるいは、通過、あるいは、発
車するプラットホームにある計算機に接続されたアンテ
ナのみから送信し、移動車両の停車、あるいは、通過、
あるいは、発車による危険が及ぶ利用者に対して危険情
報が通知されるようにすることが考えられる。
【0020】図5は、ステップ274において危険情報
生成部263にて生成され、ステップ275において送
信部264で可搬型電子機器に向けて送信される危険情
報のXMLフォーマットを用いて表現された一例を示し
ている。この例においては、「<…>」と「</…>」
が括弧のように対応し、「…」の部分が「<…>」と
「</…>」とで囲まれる部分の文字列の意味を表す。
【0021】図5の例においては、まず最初の「<DA
NGER>」が危険情報であることを表し、「<TYP
E>」と「</TYPE>」とで囲まれる「train
approaching」が危険の種類を表である列
車接近を意味し、「<LEVEL>」と「</LEVE
L>」で囲まれる「3」が危険のレベルを表している。
例えば、5が通過列車である場合、3が停車する列車の
接近、1が停車する直前の列車の存在を表すようにレベ
ルが用いられる。
【0022】図2を用いて、実施形態1における、危険
情報受信部と、危険通知部とを有する可搬型電子機器に
ついて説明する。危険情報受信部は、駅構内に配置され
た計算機や、駅構内から通信可能に接続された計算機が
発信する構内を移動する移動車両に関する危険情報を受
信する。また、前記危険通知部は、前記危険情報受信部
から得られた危険情報に基づいて振動または鳴動音また
は光を発する。
【0023】このような構成の実現手段としては、図3
に示すハードウェア構成によるものがあり、CPU3
1、不揮発性メモリ32、揮発性メモリ33、受信部3
4、危険通知部35がバス36を介して相互に接続され
ている。不揮発性メモリ32には、後述の図4で示され
る作用を行うソフトウェアが格納されており、
【0024】図示されていない電源スイッチの投入によ
り、そのソフトウェアが揮発性メモリ33にロードされ
CPU31により実行が可能となる。受信部34と、危
険通知部35とは、CPU31からは特定のメモリアド
レスを通してのデータの交換が可能なようにバス36に
接続されている。すなわち受信部34は、計算機から送
信されるデータを受信し、受信したデータが受信部34
に割り当てられた特定のメモリアドレスに書き込まれた
データとして得られ、CPU31から危険通知部35に
割り当てられた特定のメモリアドレスにデータを書き込
むことにより危険通知部35の駆動が制御できるように
なっている。
【0025】したがって、CPU31で実行されるソフ
トウェアにおいては、受信部34に割り当てられた特定
のメモリアドレスのデータを読み取るモジュール部分が
危険情報受信部21に対応し、危険通知部の特定のメモ
リアドレスにデータを書き込むモジュール部分が危険通
知部22に対応することになる。CPU31で実行され
るソフトウェアは図4に示される動作をし、ステップ4
1において、危険情報受信手段21が危険情報を受信し
たかどうかを判断する。
【0026】もし、危険情報を受信した場合は、ステッ
プ42において受信部34の特定のメモリアドレスから
危険情報を読み取り、解析を行う。そしてステップ43
において、ステップ42の解析結果に基づいて危険通知
部35に割り当てられた特定のメモリアドレスにデータ
を書き込むことにより、危険通知部35を駆動する。危
険通知部35は、図5に例が示された危険情報の危険の
種類とレベルに応じた危険通知をし、重りが取り付けら
れた回転軸を用いたモータを動作させることにより、振
動を利用者11に危険が存在することを伝えたり、ある
いは、フラッシュランプの点滅、スピーカーからのブザ
ー音の発呼により危険の存在を伝える。
【0027】<実施形態2>
【0028】次に実施形態2について説明する。この実
施の形態は、可搬型電子機器と、計算機とからなる構内
で利用される移動支援システムである。
【0029】図7に示すように、この可搬型電子機器
は、要求信号生成部と、送信部とを有する。要求信号生
成部は、構内を発着し、又は通過する移動車両の運行に
関する情報である移動車両運行情報の取得の要求である
移動車両運行情報取得要求信号を生成する。送信部は、
前記要求信号生成部が生成した移動車両運行情報取得要
求信号を送信する。
【0030】また、計算機は、要求受信部と、移動車両
運行情報データベースと移動車両運行情報検索部と、検
索結果取得部と、送信部とを有する。前記要求受信部
は、前記送信部から送信された移動車両運行情報取得要
求信号を受信する。移動車両運行情報データベースは、
前記構内に発着し、又は通過する移動車両の運行に関す
る情報である運行情報を保持する。移動車両運行情報検
索部は、前記要求受信部が受信した移動車両運行情報取
得要求信号に基づいて前記移動車両運行情報データベー
スを検索する。検索結果取得部は、前記検索部で検索し
た結果である移動車両運行検索結果を取得する。送信部
は、前記検索結果取得部で取得した移動車両運行検索結
果を前記可搬型電子機器に送信する。
【0031】図6は、この実施形態における可搬型電子
機器のハードウェア構成を示しており、CPU61、不
揮発性メモリ62、揮発性メモリ63、受信部64、は
それぞれ、図3のCPU31、不揮発性メモリ32、揮
発性メモリ33、受信部34に対応し、これらに加え
て、操作ボタン65、表示部66、送信部67がバス6
8を介して相互に接続されている。操作ボタン65、表
示部66、送信部67には特定のメモリアドレスがそれ
ぞれ割り当てられており、それらの特定のメモリアドレ
スを通したデータの読み書きにより、操作ボタン65の
操作状況をCPU61で実行されるソフトウェアが知る
こと、また、表示部66に文字等の表示を行うこと、デ
ータを電波を用いて発信することができるようになって
いる。
【0032】図7は別言すれば、CPU61で実行され
るソフトウェアのモジュール構成を示しており、要求信
号生成部71と送信部72からなる。要求信号生成部7
1は、操作ボタン65に割り当てられたメモリアドレス
のデータを読むことにより、操作ボタンの状態を知り、
利用者11の操作内容を解析し、計算機16へ送る要求
信号を生成する。送信部72は、要求信号生成部71で
生成された要求信号を送信部67に割り当てられたメモ
リアドレスへ書き込むことにより、要求信号を電波によ
って送信することを行う。
【0033】図8はCPU61で実行されるソフトウェ
アの動作を示したフローチャートであり、ステップ81
において、操作ボタン65から伝えられる移動車両運行
情報の要求を受け付ける。ステップ82においては、受
け付けた要求からそれに応じた要求信号を生成すること
を行う。ステップ83においては、送信部67に割り当
てられたメモリアドレスへ要求信号を書き込むことによ
り、要求信号が電波によって送信される。
【0034】図9は要求信号の1例を示しており、図5
と同じようにXMLを用いた例である。図9では、「こ
だま235号」の移動車両運行情報を要求する要求信号
の例が示されている。
【0035】図10は、発明のこの実施形態における移
動支援システムの計算機のハードウェア構成を示してい
る。CPU101、メモリ102、ディスク103、受
信部104、入力部105、表示部106、送信部10
7がバス108を介して相互に接続されている。ディス
ク103は、CPU101で実行されるソフトウェアを
格納し、また、後述のデータベースを格納することを行
う。
【0036】ディスク103に格納されたソフトウェア
を実行するためには、メモリ102にロードが行われ、
ソフトウェアの一時作業領域としてもメモリ102が使
用される。受信部104には、可搬型電子機器から送信
された電波14を受信するアンテナ15が接続され、C
PU101で実行されるプログラムは、受信されたアン
テナに載せられたデータを、受信部104に割り当てら
れた特定のメモリアドレスから読み取ることができるよ
うになっている。
【0037】入力部105は、キーボードやマウスなど
からなり、表示部106は、ディスプレイなどの計算機
の運用者へのデータの表示操作を行う。送信部107に
は、可搬型電子機器へ電波13を送信するためにアンテ
ナ15が接続される。入力部105、表示部106、送
信部107にはそれぞれの特定のメモリアドレスが割り
当てられており、CPU101で実行されるソフトウェ
アがそれらの特定のメモリアドレスをとしてデータの読
み書きをすることにより、入力部105から入力デー
タ、表示部106への表示、送信部107による電波の
送信が行われる。
【0038】図11は、可搬型電子機器から送信された
移動車両運行情報の要求信号を処理するソフトウェアの
モジュール構成と関連するデータベースを抜き出して示
したものである。要求受信部111、移動車両運行情報
検索部112、検索結果114、送信部115、移動車
両運行データベース113からなる。要求受信部111
は受信部104に割り当てられたメモリアドレスを読み
取ることにより、可搬型電子機器から送信された移動車
両運行情報の要求信号を読み取る。移動車両運行情報検
索部は要求信号を解析し、移動車両運行データベース1
13に対して検索の要求を出す。検索結果取得部113
は移動車両運行情報検索部112が出した検索の要求に
対する結果を受け取り、送信部115に送る。送信部1
15は、送信部107に割り当てられたメモリアドレス
に検索結果を書き込むことにより、電波によって検索結
果を可搬型電子機器12に結果を通知する。
【0039】図12は移動車両運行データベースのデー
タの内容の一例を示しており、各行が移動車両の運行デ
ータを表し、各列は左から運行の日付、移動車両名、移
動車両の到着予定時刻、移動車両の発車予定時刻、移動
車両が停車あるいは通過する番線、移動車両が停車する
か通過するかどうか、移動車両の運行状況、次の停車駅
を表している。
【0040】図9で示される移動車両運行情報の要求信
号を要求受信部111が受信した場合には、「<列車名
>」と「</列車名>」とで囲まれる「こだま235
号」が移動車両運行情報検索部で抽出され、第2列が
「こだま235号」に等しい行を得るデータベースの問
い合わせ文が移動車両運行データベース113に対して
発行される。移動車両運行データベース113の内容が
図12に示すものである場合には、移動車両運行データ
ベースは、最初の行を結果として返し、検索結果取得部
114がその結果を取得し、図13に示すデータを作
り、送信部115へ渡すことを行い、要求信号に対する
結果が可搬型電子機器に返される。
【0041】以上説明したように、実施形態2において
は、データベースに蓄積されている種々の移動車両運行
に関する情報を取得できるので、構内に居ながらにし
て、遠くを走っている移動車両の様子を知ることができ
たり、これに伴って、駅構内での待ち合わせや、移動車
両の選択、ホームの移動、などを的確に行うことができ
る。
【0042】<実施形態3>
【0043】次に実施形態3について説明する。実施形
態3は、前記実施形態2の計算機が、指定券情報入力部
と、車両案内情報生成部と、車両案内情報送信部とをさ
らに有し、前記可搬型電子機器が、車両案内情報受信部
を有する移動支援システムである。
【0044】図16に示すように、指定券情報入力部
は、可搬型電子機器識別IDと関連付けて構内を発着す
る移動車両の利用指定券情報を入力する。また車両案内
情報生成部は、前記指定券情報と、前記移動車両運行情
報データベースに蓄積された移動車両運行情報とに基づ
いて車両案内情報を生成する。車両案内情報送信部は、
前記車両案内情報生成部で生成された車両案内情報を送
信する。
【0045】また、前記可搬型電子機器の車両案内情報
受信部は、前記計算機の車両案内情報送信部から送信さ
れる車両案内情報を受信する。
【0046】図16は別言すれば、発明の実施形態3に
対応する計算機16で実行されるソフトウェアのモジュ
ール構成と関連するデータベースを示した図である。指
定券情報入力部161は、入力部105から入力された
可搬型電子機器IDと指定券情報を読み取る。車両案内
情報生成部162は、指定券情報入力部から入力された
指定券情報から移動車両運行情報データベースを検索
し、その検索結果から車両案内情報を作る。車両案内情
報送信部163は、指定券情報入力部161から入力さ
れた可搬型電子機器IDと車両案内情報生成部162で
生成された車両案内情報とを送信部107に割り当てら
れたメモリアドレスに書き込むことにより、可搬型電子
機器に車両案内情報を送信する。
【0047】図18は、本実施形態での計算機で実行さ
れるソフトウェアの動作を示す。まず、ステップ181
において指定券情報161を用いて可搬型電子機器ID
と指定券情報とを読み取り、メモリ102へ格納する。
指定券情報は、移動車両名、座席番号から成る。ステッ
プ183において、車両案内情報生成部を用いて移動車
両運行データベースを検索し、データベースの中の当日
に発車する列車であって移動車両名が指定券情報の移動
車両名と等しい移動車両の情報を検索する。
【0048】次にステップ184において、指定券情
報、ステップ183で検索された移動車両情報から、車
両案内情報を生成する。最後にステップ185におい
て、ステップ184で生成された車両案内情報をステッ
プ181で読み取った可搬型電子機器IDへ送信するた
めに、車両案内情報送信部163を用いて送信部107
に割り当てられたメモリアドレスに書き込むことを行
う。
【0049】図19は図18のステップ184で生成さ
れる車両案内情報の一例を示しており、「こだま235
号」の発車ホームが「16番線」であり、発車時刻が
「10時41分」、座席が「3号車3D」であることを
意味している。
【0050】図14は、図18のフローチャートで生
成、送信されたデータを可搬型電子機器12で処理する
ためのソフトウェアのモジュール構成を示しており、車
両案内情報受信部141、車両案内情報解析部142、
車両案内表示部143からなる。車両案内情報受信部1
41は、受信部67で受信された車両案内情報を読み取
ることを行い、車両案内情報解析部142は、車両案内
情報受信部141で読み取った車両案内情報を解析する
ことを行い、車両案内表示部143は、解析結果に基づ
き、表示部66に車両案内を表示することを行う。
【0051】図15は、受信した車両案内情報を処理す
るソフトウェアの動作を示しており、ステップ151に
おいて、車両案内情報受信部を用いて受信した車両案内
情報を揮発性メモリ63へ書き込むことを行う。ステッ
プ152において、揮発性メモリ63へ書きこまれた車
両案内情報を車両案内情報解析部142を用いて解析を
行い、ステップ153において、車両案内表示部を用い
て、車両案内を表示部66に表示することを行う。
【0052】なお、あらかじめ表示言語を設定すること
により、設定された言語で車両案内表示がされるように
車両案内情報解析部142を作ることも考えられる。
【0053】<実施形態4>
【0054】次に実施形態4について説明する。実施形
態4は、実施形態2で説明した移動支援システムが、さ
らに所持者データベースを有するというものである。こ
の所持者データベースは、前記可搬型電子機器識別ID
により識別される可搬型電子機器所持者に関する情報を
保持するものである。また、この所持者データベース
は、さらに、他の構内において利用される他の移動支援
システムからも検索が可能となっている。
【0055】図20は本発明の実施形態の1つを示す。
図20においては、複数の移動支援システムの計算機2
01と202とが通信網203を通じて接続され、計算
機の間で相互に通信ができるようになっている。また、
移動支援システムには、所持者データベースが設けられ
ており、この所持者データベースは他の移動支援システ
ムからも検索が可能である。
【0056】図21は、本実施形態での計算機のハード
ウェア構成を示しており、CPU211,メモリ21
2、ディスク213、受信部214、入力部215、表
示部216、送信部217、通信部219がバス218
を通じて相互に接続されている。CPU211,メモリ
212、ディスク213、受信部214、入力部21
5、表示部216、送信部217は図10のCPU10
1、メモリ102、ディスク103、受信部104、入
力部105、表示部106、送信部107にそれぞれ対
応し、同じ機能を持つ。通信部219は通信網203に
接続され、通信網203を介して他の計算機との通信を
司る。
【0057】図22は、他の移動支援システムに向けて
所持者データベースの検索を行うソフトウェアの動作を
示す。ステップ221において、入力部215に入力さ
れた他移動支援システムと可搬型電子機器IDを受け取
る。ステップ222において、入力された他移動支援シ
ステムに対して入力された可搬型電子機器IDの検索要
求を通信部219に対して送る。ステップ223におい
て、検索要求に対する結果を受け取ることを行う。
【0058】図23は検索要求が送られた移動支援シス
テムの計算機で動作するソフトウェアの動作を示す。ス
テップ231においては、検索対象となる可搬型電子機
器IDを受け取り、メモリ212の所定のアドレスに書
き込む。ステップ232では、所定のアドレスに書きこ
まれた可搬型電子機器IDから所持者データベースを検
索する問い合わせを発行する。ステップ233では、ス
テップ232で発行された検索の問い合わせの結果を受
け取ることを行う。ステップ234では、ステップ23
3で受け取った検索の問い合わせの結果を要求元である
他移動支援システムの計算機へ送るように通信部219
を制御する。
【0059】図17は所持者データベースの一例を示し
ており、各行が所持者の情報を表しており、各列は左か
ら所持者が所持している可搬型電子機器の可搬型電子機
器ID、所持者が居る構内の移動支援システムのID、
構内における所持者の場所、所持者が次に移動するであ
ろう構内の移動支援システムIDを意味する。ステップ
232においては、検索対象となる可搬型電子機器ID
と一番左の列の可搬型電子機器IDが等しい行が検索さ
れることになる。
【0060】図22と図23とに示されたソフトウェア
を通信網で接続された計算機で動かすことにより、他の
構内において利用される他移動支援システムの所持者デ
ータベースを検索することが可能となる。
【0061】<実施形態5>
【0062】次に実施形態5について説明する。この実
施形態は、前記計算機は、移動支援システムID保持部
と、送信部とを有するというものである。移動支援シス
テムID保持部は、移動支援システムを他の移動支援シ
ステムと区別するためのID(識別符号)である。
【0063】また、この送信部は、前記移動車両運行情
報データベースを検索して可搬型電子機器を保持する者
が移動する可能性がある他の構内の移動支援システムの
移動支援システムIDを取得し、前記他の移動支援シス
テムIDで識別される移動支援システムの計算機に対し
て、前記可搬型電子機器識別IDと前記移動支援システ
ムID保持部が保持している移動支援システムIDを送
信する。
【0064】本発明の実施形態5を実現するための詳細
をさらに説明する。計算機を図20のように複数通信網
で接続する。図25は、発明の実施の一形態で用いられ
る移動支援システムの計算で動作するソフトウェアのモ
ジュール構成と関連するデータベースを示し、所持者デ
ータベース検索部251、所持者データベース検索結果
取得部252、移動車両運行情報データベース検索部2
53、移動車両運区情報データベース検索結果取得部2
54、移動支援システムID保持部258、送信部25
5、所持者データベース256、移動車両運行情報デー
タベース257からなる。
【0065】所持者データベース256は可搬型電子機
器を所持する所持者の情報を格納し、図17にその内容
の一例が示されている。移動車両運行情報データベース
257は移動車両の運行情報を格納し、図12にその内
容の一例が示されている。移動支援システムID保持部
は、メモリ212の所定のアドレスに書きこまれた移動
支援システムIDを得る機能を提供する。所持者データ
ベース検索部251は、自移動支援システムの構内に居
る所持者の構内の位置を検索することを行う。所持者デ
ータベース検索結果取得部252は、所持者データベー
ス検索部251が行った検索結果から、所持者の居る位
置を得る。
【0066】移動車両運行情報データベース検索部25
3は、所持者が次に行く可能性がある構内の移動支援シ
ステムIDを得るために所持者データベース検索結果取
得部252が得た所持者の位置から最も近い場所から発
車する移動車両を移動車両運行情報データベースを検索
することを行うことを行う。移動車両運行情報データベ
ース検索結果取得部254は、移動車両運行情報データ
ベース検索部253が行った検索結果から、移動車両が
次に行く構内の移動支援システムIDを得ることを行
う。送信部255は、移動車両運行情報データベース検
索結果取得部254が得た移動支援システムIDへ、可
搬型電子機器IDと移動支援システムID保持部から得
られる移動支援システムIDとを送ることを行う。
【0067】図24は、図25のモジュール構成を持つ
ソフトウェアの動作を表す。ステップ242において、
所持者データベース検索部251と移動支援システムI
D保持部258を用いて、所持者データベース256を
検索し、自移動支援システムの構内に居る所持者を検索
する。この検索のためには、図17に示す所持者データ
ベースの第2列が自移動支援システムのIDを保持する
移動支援システムID保持部と等しい行を検索する問い
合わせを所持者データベース256に対して発行する。
ステップ243においては、所持者データベース検索結
果取得部を使ってステップ242の検索結果を得て、自
移動支援システムの構内に居る所持者の所持している可
搬型電子機器IDとその所持者の構内での位置を求め
る。
【0068】ステップ244においては、所持者の構内
の位置から最も近いプラットホームを求め、移動車両運
行情報データベース検索部253を用いて、そのプラッ
トホームから発車予定の移動列車が次に向かう移動支援
システムのIDを検索する問い合わせを移動車両運行情
報データベースに対して発行する。ステップ245にお
いては、移動車両運行情報データベース検索結果取得部
254を用いて、ステップ244が発した問い合わせの
検索結果を得て、どの所持者が次に向かう可能性がある
移動支援システムのIDを得る。最後にステップ246
において、送信部255を用いて、所持者が向かう可能
性がある移動支援システムへ対して、所持者が所持する
可搬型電子機器IDと自移動支援システムIDを送信す
る。
【0069】
【発明の効果】本発明によれば、移動車両が発着する構
内の利用者に危険情報を、可搬型電子機器を通じて確実
に伝えられるという効果がある。また、利用者が必要と
するときに、移動車両の運行情報を伝えることができ、
また、利用者が乗るべき移動車両の指定席を案内するこ
とが可能となる。更に、他の移動支援システムから可搬
型電子機器の所持者情報を検索することを可能とするこ
とにより、異なる移動支援システムに居る利用者が移動
する可能性がある構内を知ることができるようになる。
この結果、例えば、ある移動支援システムに移動してく
る利用者数をシステムが予測でき、適切な係員の配置を
することができ、利用者数に応じた適切なサービスを提
供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概念を示す図
【図2】実施形態1の可搬型電子機器の機能ブロック図
【図3】実施形態1の可搬型電子機器のハードウエア概
念図
【図4】実施形態1の可搬型電子機器処理の流れの一例
を示す図
【図5】実施形態1の可搬型電子機器が受け取る危険情
報のXMLフォーマットを用いて表現された一例を示す
【図6】実施形態2の可搬型電子機器のハードウエア概
念図
【図7】実施形態2のシステムの機能ブロックを示す図
【図8】実施形態2の可搬型電子機器の処理の流れを示
す図
【図9】実施形態2の要求信号の一例
【図10】実施形態2の移動支援システムの計算機のハ
ードウエア概念図
【図11】実施形態2の要求信号を処理するソフトウエ
アのモジュール構成と関連するデータベースを抜き出し
て示した概念図
【図12】移動車両運行データベースの一例を示す図
【図13】要求信号に対する結果の一例
【図14】実施形態3の可搬型電子機器で処理するため
のソフトウェアのモジュール構成
【図15】実施形態3の可搬型電子機器が受信した車両
案内情報を処理するソフトウエアの処理の流れを示す図
【図16】実施形態3の計算機の機能ブロックを示す図
【図17】実施形態4の所持者データベースの一例を示
す図
【図18】実施形態3の計算機の処理の流れを示す図
【図19】実施形態3の車両案内情報の一例
【図20】実施形態4の概念図
【図21】実施形態4の計算機のハードウエアの概念図
【図22】実施形態4の他の移動支援システムに向けて
所持者データベースの検索を行うソフトウェアの動作の
一例を示す図
【図23】実施形態4の検索要求が送られた移動支援シ
ステムの計算機での処理の流れを示す図
【図24】実施形態5の処理の流れを示す図
【図25】実施形態5のデータベースとそれに関連する
機能ブロックの処理の流れを示す図
【図26】実施形態1の計算機の機能ブロックを示す図
【図27】実施形態1の計算機の処理の流を示す図
【符号の説明】
11 所持者 12 可搬型電子機器 13 移動支援支援システムの計算機が送信する電波 14 可搬型電子機器が送信する電波 15 計算機に接続されたアンテナ 16 移動支援システムの計算機 20 可搬型電子機器 21 危険情報受信部 22 危険通知部 71 要求信号生成部 72 送信部 111 要求受信部 112 移動車両運行情報検索部 113 移動車両運行データベース 114 検索結果取得部 115 送信部 141 車両案内情報受信部 142 車両案内情報解析部 143 車両案内表示部 161 指定券情報入力部 162 車両案内情報生成部 163 車両案内情報送信部 164 移動車両運行情報データベース 201 移動支援システムの計算機 202 移動支援システムの計算機 203 通信網 251 所持者データベース検索部 252 所持者データベース検索結果取得部 253 移動車両運行情報データベース検索部 254 移動車両運行情報データベース検索結果取得部 255 送信部 256 所持者データベース 257 移動車両運行情報データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08B 27/00 G08B 27/00 Z Fターム(参考) 5C086 AA53 BA30 CA06 CB27 DA08 DA14 EA45 FA01 FA11 FA20 5C087 AA02 AA10 AA12 AA44 AA51 BB20 BB46 BB65 BB73 DD03 DD15 EE05 EE14 FF01 FF02 FF16 FF19 GG12 GG14 GG24 GG83 5H161 AA01 CC20 DD21 GG03 GG13 GG14 GG17 GG23 GG24

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可搬型電子機器と、計算機とからなる構内
    で利用される移動支援システムであって、前記計算機
    は、前記構内に発着し、又は通過する移動車両の運行に
    関する情報である運行情報を保持する移動車両運行情報
    データベースと前記移動車両運行情報データベースを検
    索する検索部と、前記検索部の検索結果に基づいて移動
    車両の構内の移動に関して前記可搬型電子機器の所持者
    に与える危険度に関する情報である危険情報を生成する
    危険情報生成部と、前記危険情報生成部で生成された危
    険情報を送信する送信部と、を具備し、前記可搬型電子
    機器は、前記危険情報を受信する危険情報受信部と、前
    記危険情報受信部から得られた危険情報に基づいて振
    動、鳴動音又は、光の中から何れか一又は二以上の組合
    せにより危険通知を行う危険通知部とを有することを特
    徴とする可搬型電子機器。
  2. 【請求項2】請求項1記載の可搬型電子機器。
  3. 【請求項3】請求項1記載の計算機。
  4. 【請求項4】可搬型電子機器と、計算機とからなる構内
    で利用される移動支援システムであって、前記可搬型電
    子機器は、構内を発着し、又は通過する移動車両の運行
    に関する情報である移動車両運行情報の取得の要求であ
    る移動車両運行情報取得要求信号を生成する要求信号生
    成部と、前記要求信号生成部が生成した移動車両運行情
    報取得要求信号を送信する送信部とを有し、前記計算機
    は、前記送信部から送信された移動車両運行情報取得要
    求信号を受信する要求受信部と、前記構内に発着し、又
    は通過する移動車両の運行に関する情報である運行情報
    を保持する移動車両運行情報データベースと前記要求受
    信部が受信した移動車両運行情報取得要求信号に基づい
    て前記移動車両運行情報データベースを検索する移動車
    両運行情報検索部と、前記移動車両運行情報検索部で検
    索した結果である移動車両運行検索結果を取得する検索
    結果取得部と、前記検索結果取得部で取得した移動車両
    運行検索結果を前記可搬型電子機器に送信する送信部と
    を有する移動支援システム。
  5. 【請求項5】可搬型電子機器と、計算機とからなる構内
    で利用される移動支援システムであって、前記可搬型電
    子機器は、前記計算機から送信される移動車両運行検索
    結果を受信する移動車両運行検索結果受信部を有し、前
    記計算機は、前記構内に発着し、又は通過する移動車両
    の運行に関する情報である運行情報を保持する移動車両
    運行情報データベースと前記移動車両運行情報データベ
    ースを検索する移動車両運行情報検索部と、前記移動車
    両運行情報検索部で検索した結果である移動車両運行検
    索結果を取得する検索結果取得部と、前記検索結果取得
    部で取得した移動車両運行検索結果を前記可搬型電子機
    器に送信する送信部とを有する移動支援システム。
  6. 【請求項6】前記計算機は、可搬型電子機器識別IDと
    関連付けて構内を発着する移動車両の利用指定券情報を
    入力する指定券情報入力部と、前記指定券情報と、前記
    移動車両運行情報データベースに蓄積された移動車両運
    行情報とに基づいて車両案内情報を生成する車両案内情
    報生成部と、前記車両案内情報生成部で生成された車両
    案内情報を送信する車両案内情報送信部とをさらに有
    し、前記可搬型電子機器は、前記計算機の車両案内情報
    送信部から送信される車両案内情報を受信する車両案内
    情報受信部をさらに有する請求項5に記載の移動支援シ
    ステム。
  7. 【請求項7】前記移動支援システムは、前記可搬型電子
    機器識別IDにより識別される可搬型電子機器所持者に
    関する情報を保持する所持者データベースをさらに有
    し、この所持者データベースは、他の構内において利用
    される他の移動支援システムからも検索が可能である請
    求項5記載の移動支援システム。
  8. 【請求項8】前記計算機は、移動支援を行う構内ごとに
    利用される移動支援システムを特定する移動支援システ
    ムIDを保持する移動支援システムID保持部を有し、
    前記移動車両運行情報データベースは、移動車両の行き
    先にある構内での移動支援を行う他の移動支援システム
    の移動支援システムIDを含む他移動支援システムに関
    する情報である移動支援システム情報を保持し、前記移
    動車両運行情報データベースを検索して可搬型電子機器
    を保持する者が移動する可能性がある他の構内の移動支
    援システムの移動支援システムIDを取得し、前記他の
    移動支援システムIDで識別される移動支援システムの
    計算機に対して、前記可搬型電子機器識別IDと前記移
    動支援システムID保持部が保持している移動支援シス
    テムIDを送信する送信部を有する請求項5記載の移動
    支援システム。
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