JP2002324299A - バス運行管理システム、バス運行管理方法、バス運行管理プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

バス運行管理システム、バス運行管理方法、バス運行管理プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2002324299A
JP2002324299A JP2001128161A JP2001128161A JP2002324299A JP 2002324299 A JP2002324299 A JP 2002324299A JP 2001128161 A JP2001128161 A JP 2001128161A JP 2001128161 A JP2001128161 A JP 2001128161A JP 2002324299 A JP2002324299 A JP 2002324299A
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bus
information
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stop
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JP2001128161A
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English (en)
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Masayuki Ezaki
正幸 江崎
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NTT Docomo Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者がバス停以外の場所にいても携帯端末
機にて行きたい先へ運行するバスの運行状況を取得する
ことができるバス運行管理システムを提供する。 【解決手段】 バス運行管理サーバ30において、バス
の現在位置および現在位置検知時刻をバスIDと共に運
行情報として送信するバス搭載運行情報送信部24から
の運行情報を運行情報受信部32で受信し、利用者問合
せ情報受信部34で、利用者の乗車バス停および行き先
バス停の情報である問合せ情報を携帯電話機20から受
信し、運行情報処理部38で、上記受信運行情報を格納
部44の運行情報データベース42に格納し、上記受信
問合せ情報を運行情報データベース42の地図情報と照
合してバス路線を特定し、この特定されたバス路線上の
乗車バス停の後方に位置するバスの現在位置を格納運行
情報から検索し、この現在位置をバス停に関連づけて求
め、この現在位置情報を携帯電話機20へ送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信システ
ムにおける携帯電話機などの携帯端末機にて、利用者が
行きたい先へ運行するバスの運行状況を取得可能なバス
運行管理システム、バス運行管理方法、バス運行管理プ
ログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般的にバスを利用する際に、利用者は
自宅や会社などの時刻表がある場所に居れば時刻表を確
認してバス停(バス停留所)まで出向く。また時刻表が
無い場所に居ればバス停まで出向き時刻表を確認する
か、そのままバスを待たなければならない。何れにして
もバスが交通渋滞などにより時刻表通りに到着するとは
限らない。そこで最近ではバス停にバスがどのバス停間
を走行しているかを表示する装置を設置してバスの接近
を知らせるシステムがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のバスの運行
を管理するシステムにおいては、利用者が乗車したいバ
スがどのバス停間を走行中であるかを確認することが可
能であるが、この確認を行うためにバス停まで出向かね
ばならない。また出向いて確認したとしても渋滞などで
バスが殆ど走行しない状況では結局必要以上に待たされ
ることになる。
【0004】そこで本発明は、利用者がバス停以外の場
所にいても携帯端末機にて行きたい先へ運行するバスの
運行状況を取得することができるバス運行管理システ
ム、バス運行管理方法、バス運行管理プログラム、コン
ピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを課題
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のバス運行管理システムは、バスの運行状況
をサーバで管理して提示するバス運行管理システムであ
って、上記サーバに、自己の現在位置を検知し、この現
在位置および現在位置検知時刻をバス固有情報と共に運
行情報として送信する機能を有したバスからの運行情報
を受信する第1の受信手段と、利用者の乗車バス停と行
き先に関する情報である問合せ情報を端末装置から受信
する第2の受信手段と、上記第1の受信手段で受信され
た上記バスからの運行情報を格納手段に格納すると共
に、上記第2の受信手段で受信された問合せ情報を地図
情報と照合してバス路線を特定し、この特定されたバス
路線上の上記乗車バス停の後方に位置するバスの現在位
置を上記格納された運行情報から検索し、この検索され
たバスの現在位置をバス停に関連づけて求める処理手段
と、上記処理手段で求められたバスの現在位置情報を上
記端末装置へ送信する送信手段とを備えたことを特徴と
している。
【0006】サーバにおいて、バスからの運行情報を常
時受信して格納しておき、利用者が行きたい先へ運行す
るバスに関する運行状況の問合せが端末装置から送信さ
れてきた際に、利用者の乗車バス停の後方を走行するバ
スの現在位置を、地図情報と格納運行情報とから検索
し、この検索されたバスの現在位置をバス停に関連づけ
て端末装置へ提示するので、利用者が乗車したいバス停
に所望のバスが接近しているかどうかを端末装置で知る
ことができる。
【0007】また、本発明のバス運行管理システムにお
いては、上記処理手段は、上記格納手段に格納された上
記現在位置および上記現在位置検知時刻の履歴と、上記
地図情報から得られる該当バス路線の距離情報とから上
記乗車バス停への到着時間を予測することを特徴とする
ことが好適である。
【0008】バス路線上の任意ポイントを通過した時刻
とポイント間の距離からバスの平均時速を求め、更にバ
スの現在位置と乗車バス停間の距離が分かるので、その
平均時速でバスが現在位置から乗車バス停まで走行した
際にどの位の時間がかかるかを求めることができる。
【0009】また、本発明のバス運行管理システムにお
いては、上記処理手段は、上記格納手段に格納された上
記現在位置および上記現在位置検知時刻の履歴と、上記
地図情報から得られる該当バス路線の距離情報とから上
記行き先までの所要時間を予測することを特徴とするこ
とが好適である。
【0010】バス路線上の任意ポイントを通過した時刻
とポイント間の距離からバスの平均時速を求め、更にバ
スの現在位置と乗車バス停間の距離が分かるので、その
平均時速でバスが現在位置又は乗車バス停から行き先ま
で走行した際にどの位の時間がかかるかを求めることが
できる。
【0011】また、本発明のバス運行管理システムにお
いては、上記端末装置が、上記問合せ情報を入力して送
信すると共に、上記サーバからのバスの現在位置情報を
受信して表示する機能を有する携帯端末機であることを
特徴とすることが好適である。
【0012】携帯端末機において、利用者が行きたい先
へ運行するバスに関する運行状況の問合せを行うことに
よって、利用者が乗車したいバス停にバスが接近してい
るかどうかを知ることができ、更に乗車バス停への到着
予測時間および行き先までの所要時間を知ることができ
る。
【0013】上記課題を解決するために、本発明のバス
運行管理方法は、バスの運行状況を管理して提示するバ
ス運行管理方法であって、自己の現在位置を検知し、こ
の現在位置および現在位置検知時刻をバス固有情報と共
に運行情報として送信する機能を有したバスからの運行
情報を受信する第1の受信ステップと、利用者の乗車バ
ス停と行き先に関する情報である問合せ情報を端末装置
から受信する第2の受信ステップと、上記第1の受信ス
テップにおいて受信された上記バスからの運行情報を格
納手段に格納すると共に、上記第2の受信ステップにお
いて受信された問合せ情報を地図情報と照合してバス路
線を特定し、この特定されたバス路線上の上記乗車バス
停の後方に位置するバスの現在位置を上記格納された運
行情報から検索し、この検索されたバスの現在位置をバ
ス停に関連づけて求める処理ステップと、上記処理ステ
ップにおいて求められたバスの現在位置情報を上記端末
装置へ送信する送信ステップとを備えたことを特徴とし
ている。
【0014】バスからの運行情報を常時受信して格納し
ておき、利用者が行きたい先へ運行するバスに関する運
行状況の問合せが端末装置から送信されてきた際に、利
用者の乗車バス停の後方を走行するバスの現在位置を、
地図情報と格納運行情報とから検索し、この検索された
バスの現在位置をバス停に関連づけて端末装置へ提示す
るので、利用者が乗車したいバス停に所望のバスが接近
しているかどうかを端末装置で知ることができる。
【0015】また、本発明のバス運行管理方法において
は、上記処理ステップにおいて、上記格納手段に格納さ
れた上記現在位置および上記現在位置検知時刻の履歴
と、上記地図情報から得られる該当バス路線の距離情報
とから上記乗車バス停への到着時間を予測することを特
徴とすることが好適である。
【0016】バス路線上の任意ポイントを通過した時刻
とポイント間の距離からバスの平均時速を求め、更にバ
スの現在位置と乗車バス停間の距離が分かるので、その
平均時速でバスが現在位置から乗車バス停まで走行した
際にどの位の時間がかかるかを求めることができる。
【0017】また、本発明のバス運行管理方法において
は、上記処理ステップにおいて、上記格納手段に格納さ
れた上記現在位置および上記現在位置検知時刻の履歴
と、上記地図情報から得られる該当バス路線の距離情報
とから上記行き先までの所要時間を予測することを特徴
とすることが好適である。
【0018】バス路線上の任意ポイントを通過した時刻
とポイント間の距離からバスの平均時速を求め、更にバ
スの現在位置と乗車バス停間の距離が分かるので、その
平均時速でバスが現在位置又は乗車バス停から行き先ま
で走行した際にどの位の時間がかかるかを求めることが
できる。
【0019】また、本発明のバス運行管理方法において
は、上記端末装置が、上記問合せ情報を入力して送信す
ると共に、上記処理ステップにおいて求められたバスの
現在位置情報を受信して表示する機能を有する携帯端末
機であることを特徴とすることが好適である。
【0020】携帯端末機において、利用者が行きたい先
へ運行するバスに関する運行状況の問合せを行うことに
よって、利用者が乗車したいバス停にバスが接近してい
るかどうかを知ることができ、更に乗車バス停への到着
予測時間および行き先までの所要時間を知ることができ
る。
【0021】上記課題を解決するために、本発明のバス
運行管理プログラムは、バスの運行状況を管理して提示
するバス運行管理プログラムであって、コンピュータ
に、自己の現在位置を検知し、この現在位置および現在
位置検知時刻をバス固有情報と共に運行情報として送信
する機能を有したバスからの運行情報を受信する第1の
受信ステップと、利用者の乗車バス停と行き先に関する
情報である問合せ情報を端末装置から受信する第2の受
信ステップと、上記第1の受信ステップにおいて受信さ
れた上記バスからの運行情報を格納手段に格納すると共
に、上記第2の受信ステップにおいて受信された問合せ
情報を地図情報と照合してバス路線を特定し、この特定
されたバス路線上の上記乗車バス停の後方に位置するバ
スの現在位置を上記格納された運行情報から検索し、こ
の検索されたバスの現在位置をバス停に関連づけて求め
る処理ステップと、上記処理ステップにおいて求められ
たバスの現在位置情報を上記端末装置へ送信する送信ス
テップとを実行させることを特徴としている。
【0022】当該プログラムをコンピュータに実行さ
せ、バスからの運行情報を常時受信して格納しておき、
利用者が行きたい先へ運行するバスに関する運行状況の
問合せが端末装置から送信されてきた際に、利用者の乗
車バス停の後方を走行するバスの現在位置を、地図情報
と格納運行情報とから検索し、この検索されたバスの現
在位置をバス停に関連づけて端末装置へ提示するので、
利用者が乗車したいバス停に所望のバスが接近している
かどうかを端末装置で知ることができる。
【0023】また、本発明のバス運行管理プログラムに
おいては、上記処理ステップにおいて、上記格納手段に
格納された上記現在位置および上記現在位置検知時刻の
履歴と、上記地図情報から得られる該当バス路線の距離
情報とから上記乗車バス停への到着時間を予測すること
を特徴とすることが好適である。
【0024】バス路線上の任意ポイントを通過した時刻
とポイント間の距離からバスの平均時速を求め、更にバ
スの現在位置と乗車バス停間の距離が分かるので、その
平均時速でバスが現在位置から乗車バス停まで走行した
際にどの位の時間がかかるかを求めることができる。
【0025】また、本発明のバス運行管理プログラムに
おいては、上記処理ステップにおいて、上記格納手段に
格納された上記現在位置および上記現在位置検知時刻の
履歴と、上記地図情報から得られる該当バス路線の距離
情報とから上記行き先までの所要時間を予測することを
特徴とすることが好適である。
【0026】バス路線上の任意ポイントを通過した時刻
とポイント間の距離からバスの平均時速を求め、更にバ
スの現在位置と乗車バス停間の距離が分かるので、その
平均時速でバスが現在位置又は乗車バス停から行き先ま
で走行した際にどの位の時間がかかるかを求めることが
できる。
【0027】また、本発明のバス運行管理プログラムに
おいては、上記端末装置が、上記問合せ情報を入力して
送信すると共に、上記処理ステップにおいて求められた
バスの現在位置情報を受信して表示する機能を有する携
帯端末機であることを特徴とすることが好適である。
【0028】携帯端末機において、利用者が行きたい先
へ運行するバスに関する運行状況の問合せを行うことに
よって、利用者が乗車したいバス停にバスが接近してい
るかどうかを知ることができ、更に乗車バス停への到着
予測時間および行き先までの所要時間を知ることができ
る。
【0029】上記課題を解決するために、本発明のコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体は、上記いずれかのバ
ス運行管理プログラムを記録したことを特徴としてい
る。
【0030】当該記録媒体に記録されたプログラムをコ
ンピュータに実行させ、バスからの運行情報を常時受信
して格納しておき、利用者が行きたい先へ運行するバス
に関する運行状況の問合せが端末装置から送信されてき
た際に、利用者の乗車バス停の後方を走行するバスの現
在位置を、地図情報と格納運行情報とから検索し、この
検索されたバスの現在位置をバス停に関連づけて端末装
置へ提示するので、利用者が乗車したいバス停に所望の
バスが接近しているかどうかを端末装置で知ることがで
き、更に乗車バス停への到着予測時間および行き先まで
の所要時間を知ることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態にかかるバス運
行管理システムについて図面を参照して説明する。
【0032】まず、本実施形態にかかるバス運行管理シ
ステムの構成について説明する。図1は本実施形態にか
かるバス運行管理システムの構成図である。本実施形態
にかかるバス運行管理システム10は、図1に示すよう
に、キー入力部12、制御部14、表示部16および送
受信部18を備える携帯電話機20と、バス22に搭載
されたバス搭載運行情報送信部24と、携帯電話機20
およびバス搭載運行情報送信部24と無線通信を行う基
地局26と、この基地局26と有線接続された電話又は
専用回線などの回線網28と、この回線網28に有線接
続されたバス運行管理サーバ30とを備え、バス運行管
理サーバ(サーバ)30が、運行情報受信部(第1の受
信手段)32と、利用者問合せ情報受信部(第2の受信
手段)34と、運行情報送信部(送信手段)36と、運
行情報処理部(処理手段)38と、地図情報データベー
ス40および運行情報データベース42を格納する格納
部(格納手段)44とを備えて構成される。以下、各構
成要素について詳細に説明する。
【0033】携帯電話機20のキー入力部12は、利用
者が通話時などに各種命令を入力操作すると共に、バス
の運行情報を知りたい場合にバス運行情報取得モードと
する操作を行った後、自分が乗る予定のバス停(以下、
乗車バス停という)の名称と、行きたい先のバス停(以
下、行き先バス停という)の名称とを入力するものであ
る。この乗車バス停および行き先バス停の名称を含む情
報を、以下、利用者問合せ情報と称す。
【0034】制御部14は、通常の通話制御を行うと共
に、キー入力部12から入力された利用者問合せ情報を
送受信部18から送信する制御、各種命令に応じた内容
を表示部16に表示、また送受信部18で受信される情
報を表示部16に表示する制御を行う。
【0035】バス搭載運行情報送信部24は、GPS(G
lobal Positioning System)やビーコン受信機能などを
備えたナビゲーションシステムの機能によってバス22
の位置を検知し、この検知された現在位置をバスID(I
dentifier)および現在位置検知時刻と共に運行情報(以
下、バス送信運行情報という)として基地局26へ送信
する。
【0036】基地局26は、携帯電話機20からの利用
者問合せ情報およびバス送信運行情報を受信し、これら
情報を、回線網28を介してバス運行管理サーバ30へ
送信すると共に、バス運行管理サーバ30の運行情報送
信部36から回線網28を介して送られてくる運行情報
(以下、通知運行情報という)を携帯電話機20へ無線
送信する。
【0037】運行情報受信部32は、バス送信運行情報
を受信し、運行情報処理部38へ出力する。利用者問合
せ情報受信部34は、利用者問合せ情報を受信し、運行
情報処理部38へ出力する。
【0038】地図情報データベース40には、任意の場
所を特定できる地図情報の他に、運行情報受信部32で
受信されたバス送信運行情報中の現在位置をその地図情
報との照合によって特定し、この特定された現在位置が
バスの路線上のどの位置に該当するかを検索するための
図2に示す路線地図テーブル40aが格納されている。
路線地図テーブル40aは、路線No.毎に始発から終
点までの各バス停の名称と、このバス停間を一定間隔で
分割したポイントとが位置情報として示されると共に、
この位置情報に、各々のバス停およびポイント間の距離
が始発から終点まで対応づけられている。路線No.2
を代表して説明すると、位置情報として始発のバス停
H,I,J,K,…,N,…と、各バス停間のポイント
h1,h2,…,h9と、i1,i2,…,i9とが示
され、この各々に距離(Km)が対応づけられている。
即ち、バス停Hからポイントh1までは0.3Kmであ
り、ポイントh2までは0.6Km、ポイントh9まで
は2.7Km、バス停Iまでは3.0Km、…であるこ
とが示されている。なお、上記ではバス停間のポイント
が一定間隔で分割されて求められているが、10m毎、
100m毎に設定するなど任意に設定可能である。
【0039】運行情報データベース42には、図3に示
すように、バスIDとこのバスIDのバスが運行する路
線No.とが対応づけられ、更にその路線No.の各々
のバス停およびポイントが示された位置情報と、この位
置情報の各々のバス停およびポイントにバスが到達した
到達時刻を書き込む到達時刻欄が設けられて成る運行情
報テーブル42aが格納されている。この運行情報テー
ブル42aはバスID毎に設けられている。また、到達
時刻欄には、運行情報受信部32で受信されたバス送信
運行情報中の現在位置検知時刻が書き込まれ、終点まで
書き込まれた時点で全てリセットされるようになってい
る。
【0040】図1に戻って、運行情報処理部38は、運
行情報受信部32で受信されたバス送信運行情報が入力
された場合、後述で詳細に説明するようにバス送信運行
情報を運行情報データベース42に格納し、利用者問合
せ情報受信部34で受信された利用者問合せ情報が入力
された場合、後述で詳細に説明するように地図情報デー
タベース40および運行情報データベース42を参照し
て、問い合わせ対象のバスが、どのバス停又はバス停間
に存在するかを求めると共に、乗車バス停に最寄りのバ
スが乗車バス停へ到着する予測時間と行き先バス停へ到
着する予測時間とを求める。
【0041】運行情報送信部36は、運行情報処理部3
8で求められた問い合わせ対象のバスがどのバス停又は
バス停間に存在するかを示すと共に、乗車バス停に最寄
りのバスが乗車バス停へ到着する予測時間と行き先バス
停へ到着する予測時間とを示す通知運行情報を回線網2
8および基地局26を介して携帯電話機20へ送信す
る。
【0042】続いて、本実施形態にかかるバス運行管理
システム10の動作について説明し、併せて、本発明の
実施形態にかかるバス運行管理方法について説明する。
図4は、本実施形態にかかるバス運行管理システムにお
いて利用者が携帯電話機20にてバスの運行情報を取得
する手順を示す図である。
【0043】図4に示すステップS1において、運行中
のバスのバス搭載運行情報送信部24からバスID、現
在位置および現在位置検知時刻から成るバス送信運行情
報が送信される。但し、バスIDは「0010」、現在
位置検知時刻は13:20であるとする。
【0044】ステップS2において、その送信されたバ
ス送信運行情報が基地局26および回線網28を介して
バス運行管理サーバ30の運行情報受信部32で受信さ
れ、運行情報処理部38へ出力される。運行情報処理部
38では、そのバス送信運行情報が入力されると、ま
ず、地図情報データベース40が参照され、バス送信運
行情報中の現在位置がデータベース40中の地図情報と
の照合によって特定される。更にその特定された現在位
置が路線地図テーブル40aに示されるバス路線上のど
の位置に該当するかが検索される。これによってバス停
I通過後のポイントi2に該当することが検索されたと
すると、運行情報データベース42の中から、その検索
位置の路線No.2およびバス送信運行情報中のバスI
D「0010」の双方が一致する運行情報テーブル42
aが検索される。そして、そのテーブル42aの位置情
報欄のポイントi2に対応づけられた到達時刻欄に、バ
ス送信運行情報中の現在位置検知時刻である13:20
が書き込まれる。これによってバス送信運行情報が運行
情報データベース42に格納される。
【0045】ステップS3において、任意の場所に位置
する利用者が、携帯電話機20のキー入力部12にて、
バスの運行情報を取得するためにバス運行情報取得モー
ドとする操作を行ったとする。この操作に応じて携帯電
話機20の制御部14による表示制御によって、表示部
16に例えば図5に示す入力を指示する画面が表示され
る。例えば「あなたの乗るバス停は?」・「行き先のバ
ス停は?」と入力を指示する文章と、その指示に従った
各バス停の名称を入力する窓50,52が表示される。
【0046】ステップS4において、利用者は、その指
示に従った各バス停の名称をキー入力部12から入力す
る。例えば乗車バス停の名称として「J」、行き先バス
停の名称として「N」が入力されたとすると、図6に示
すように窓50に「J」、窓52に「N」が表示され
る。
【0047】ステップS5において、その表示を確認し
た利用者が、各バス停の名称を示す利用者問合せ情報の
送信操作をキー入力部12にて行うと、制御部14の送
信制御によって送受信部18から利用者問合せ情報が送
信される。
【0048】ステップS6において、その送信された利
用者問合せ情報が基地局26および回線網28を介して
バス運行管理サーバ30の利用者問合せ情報受信部34
で受信されると、運行情報処理部38によって利用者問
合せ情報に応じたバスの運行情報が求められる。これ
は、運行情報処理部38において、まず、その受信され
た利用者問合せ情報が入力されると、運行情報データベ
ース42の路線地図テーブル40aから、利用者問合せ
情報中の乗車バス停および行き先バス停双方の名称
「N」と「J」が一致する路線No.2が検索される。
次に、運行情報データベース42から、その検索された
路線No.2が対応づけられたバスIDの運行情報テー
ブルが1乃至は複数検索される。この検索テーブル群の
1つとしてここでは図3に示す路線No.2が対応づけ
られたバスID「0010」の運行情報テーブル42a
が検索される。
【0049】更に、その検索テーブル群の中から乗車バ
ス停「J」以降に到達時刻が書き込まれていない1乃至
は複数の運行情報テーブルが検索される。この時点でも
運行情報テーブル42aが検索される。この検索された
各々の運行情報テーブルの位置情報および到達時刻と、
各々の運行情報テーブルの路線No.に対応する路線地
図テーブル40aの路線No.の距離(Km)との情報
から、乗車バス停への到着予測時間および行き先バス停
までの所要時間が演算されて求められる。即ち、運行情
報テーブル42aであれば、到達時刻が書き込まれてい
るバス停Hからポイントi2までの位置情報および到達
時刻と、このテーブル42aの路線No.2に対応する
路線地図テーブル40aの路線No.2の距離(Km)
とから、乗車バス停「J」への到着予測時間および行き
先バス停「N」までの所要時間が演算されて求められ
る。より具体的には、例えば、到達時刻が書き込まれて
いるバス停Hからポイントi2までの所要時間(実績)
と、バス停Hからポイントi2までの距離(Km)とか
らバスの平均時速(実績)を求め、その平均時速でバス
が現在位置から乗車バス停「J」あるいは行き先バス停
「N」まで走行した際にどの位の時間がかかるかを求め
る。但し、この演算時に、交通渋滞情報を加味して乗車
バス停への到着予測時間および行き先バス停までの所要
時間を求めるようにしてもよい。交通渋滞情報は別途受
信装置をバス運行管理サーバ30に設ける。この到着予
測時間および所要時間の他に、問い合わせ対象のバス
が、どのバス停又はバス停間に存在するかが運行情報テ
ーブル42aから求められる。
【0050】ここでは、携帯電話機20へ通知される通
知運行情報として、バス停IとJ間をバスID「001
0」のバスが走行中であり、乗車バス停「J」まで先頭
のバスが乗車バス停「J」へ到着する予測時間が10
分、行き先バス停「N」へ到着する予測時間が40分で
あることが求められたとする。但し、バスID「001
0」のバスが乗車バス停「J」まで先頭であるとする。
【0051】ステップS7において、運行情報処理部3
8で求められた通知運行情報が運行情報送信部36から
回線網28および基地局26を介して携帯電話機20へ
送信される。この送信される通知運行情報は、バスID
「0010」のバスの運行情報以外に、後続のバスの運
行情報も含まれる。ステップS8において、携帯電話機
20の送受信部18で通知運行情報が受信され、この通
知運行情報が制御部14の表示制御によって表示部16
に表示される。これは例えば図7に示すように、「バス
運行状況、乗車バス停Jと前バス停I間…バス有り、前
バス停…バス無し、2つ前バス停…バス有り、到着まで
約10分です、行き先まで約40分です」と表示され
る。
【0052】続いて、本実施形態にかかるバス運行管理
システムの作用及び効果について説明する。本実施形態
にかかるバス運行管理システム10においては、バス運
行管理サーバ30において、バスの現在位置および現在
位置検知時刻をバスIDと共に運行情報として送信する
バス搭載運行情報送信部24からの運行情報を運行情報
受信部32で受信すると共に、利用者問合せ情報受信部
34で、利用者の乗車バス停および行き先バス停の名称
である利用者問合せ情報を携帯電話機20から受信し、
運行情報処理部38で、上記の受信されたバスからの運
行情報を格納部44の運行情報データベース42に格納
すると共に、上記の受信された利用者問合せ情報を運行
情報データベース42の地図情報と照合してバス路線を
特定し、この特定されたバス路線上の乗車バス停の後方
に位置するバスの現在位置を格納運行情報から検索し、
この検索されたバスの現在位置をバス停に関連づけて求
め、この求められたバスの現在位置情報を携帯電話機2
0へ送信する。従って、バス運行管理サーバ30におい
て、バスからの運行情報を常時受信して格納しておき、
利用者が行きたい先へ運行するバスに関する運行状況の
問合せが携帯電話機20から送信されてきた際に、利用
者の乗車バス停の後方を走行するバスの現在位置を、地
図情報と格納運行情報とから検索し、この検索されたバ
スの現在位置をバス停に関連づけて携帯電話機20へ提
示するので、利用者が乗車したいバス停に所望のバスが
接近しているかどうかを携帯電話機20で知ることがで
きる。その結果、携帯電話機20に電波が届く場所であ
れば、利用者が何処にいても自分が乗車したいバス停に
バスがどの程度接近しているかを認識することが可能と
なる。
【0053】また、運行情報処理部38は、格納部44
に格納された現在位置および現在位置検知時刻(到達時
刻)の履歴と、地図情報から得られる該当バス路線の距
離情報とから乗車バス停への到着時間を予測する。従っ
て、バス路線上の任意ポイントを通過した時刻とポイン
ト間の距離からバスの平均時速を求め、更にバスの現在
位置と乗車バス停間の距離が分かるので、その平均時速
でバスが現在位置から乗車バス停まで走行した際にどの
位の時間がかかるかを求めることができる。その結果、
利用者は乗車バス停へのバスの到着時間をより適正に認
識することができるので無駄な待ち時間を無くすことが
可能となる。
【0054】また、運行情報処理部38は、格納部44
に格納された現在位置および現在位置検知時刻の履歴
と、前記地図情報から得られる該当バス路線の距離情報
とから前記行き先までの所要時間を予測する。従って、
バス路線上の任意ポイントを通過した時刻とポイント間
の距離からバスの平均時速を求め、更にバスの現在位置
と乗車バス停間の距離が分かるので、その平均時速でバ
スが現在位置又は乗車バス停から行き先まで走行した際
にどの位の時間がかかるかを求めることができる。その
結果、利用者は目的地までバスでどの位かかるかを認識
することができるので、時間が掛かりすぎるようであれ
ば他のタクシーや電車などの他の交通手段に切り替える
ことが可能となる。
【0055】最後に、本発明の実施形態にかかるバス運
行管理プログラム、および、当該バス運行管理プログラ
ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体(以
下、単に記録媒体という)について説明する。ここで、
記録媒体とは、コンピュータのハードウェア資源に備え
られている読み取り装置に対して、プログラムの記述内
容に応じて、磁気、光、電気等のエネルギーの変化状態
を引き起こして、それに対応する信号の形式で、読み取
り装置にプログラムの記述内容を伝達できるものであ
る。かかる記録媒体としては、例えば、磁気ディスク、
光ディスク、CD−ROM、コンピュータに内蔵される
メモリなどが該当する。
【0056】図8は、本発明の実施形態にかかる記録媒
体の構成図である。記録媒体60は、図8に示すよう
に、プログラムを記録するプログラム領域60aを備え
ている。このプログラム領域60aには、バス運行管理
プログラム62が記録されている。バス運行管理プログ
ラム62は、コンピュータに、バスの運行状況を管理し
て提示するバス運行管理プログラムであって、図8に示
すように、処理を統括するメインモジュール62aと、
自己の現在位置を検知し、この現在位置および現在位置
検知時刻をバス固有情報と共に運行情報として送信する
機能を有したバスからの運行情報を受信する第1の受信
モジュール62bと、利用者の乗車バス停と行き先に関
する情報である問合せ情報を端末装置から受信する第2
の受信モジュール62cと、第1の受信モジュール62
bを動作させることによって受信されたバスからの運行
情報を格納手段に格納すると共に、第2の受信モジュー
ル62cを動作させることによって受信された問合せ情
報を地図情報と照合してバス路線を特定し、この特定さ
れたバス路線上の乗車バス停の後方に位置するバスの現
在位置を格納された運行情報から検索し、この検索され
たバスの現在位置をバス停に関連づけて求める処理モジ
ュール62dと、処理モジュール62dを動作させるこ
とによって求められたバスの現在位置情報を端末装置へ
送信する送信モジュール62eとを備えて構成される。
ここで、第1の受信モジュール62b、第2の受信モジ
ュール62c、処理モジュール62d、送信モジュール
62eを動作させることによって実現する機能は、それ
ぞれ、上述のバス運行管理サーバ30の運行情報受信部
32、利用者問合せ情報受信部34、運行情報処理部3
8、運行情報送信部36の機能と同様である。
【0057】図9は、記録媒体60に記録されたバス運
行管理プログラム62を実行するためのコンピュータ
(例えばサーバシステム)のシステム構成図であり、図
10は、記録媒体60に記録されたバス運行管理プログ
ラム62を実行するためのコンピュータの斜視図であ
る。コンピュータ100は、図9及び図10に示すよう
に、読み取り装置102と、オペレーティングシステム
(OS)を常駐させた作業用メモリ(RAM)104
と、表示手段であるディスプレイ106と、入力手段で
あるマウス108及びキーボード110と、通信手段で
ある通信ユニット112と、バス運行管理プログラム6
2の実行等を制御するCPU114とを備えている。こ
こで、記録媒体60が読み取り装置102に挿入される
と、記録媒体60に記録された情報が読み取り装置10
2からアクセス可能となり、記録媒体60のプログラム
領域60aに記録されたバス運行管理プログラム62
が、コンピュータ100によって実行可能となる。
【0058】上記読み取り装置102としては、記録媒
体60に対応して、フレキシブルディスクドライブ装
置、CD−ROMドライブ装置、あるいは磁気テープド
ライブ装置などが用いられる。
【0059】
【発明の効果】本発明のバス運行管理システムおよびバ
ス運行管理方法は、バスからの運行情報を常時受信して
格納しておき、利用者が行きたい先へ運行するバスに関
する運行状況の問合せが端末装置から送信されてきた際
に、利用者の乗車バス停の後方を走行するバスの現在位
置を、地図情報と格納運行情報とから検索し、この検索
されたバスの現在位置をバス停に関連づけて端末装置へ
提示することにより、利用者が乗車したいバス停に所望
のバスが接近しているかどうかを端末装置で知ることが
できる。その結果、端末装置のある場所であれば、利用
者が何処にいても自分が乗車したいバス停にバスがどの
程度接近しているかを認識することが可能となる。
【0060】また、本発明のバス運行管理システムおよ
びバス運行管理方法は、乗車バス停へのバスの到着時間
を予測することにより、利用者は乗車バス停へのバスの
到着時間をより適正に認識することができるので無駄な
待ち時間を無くすことが可能となる。
【0061】また、本発明のバス運行管理システムおよ
びバス運行管理方法は、行き先までの所要時間を予測す
ることにより、利用者は目的地までバスでどの位かかる
かを認識することができ、時間が掛かりすぎるようであ
れば他のタクシーや電車などの他の交通手段に切り替え
ることが可能となる。
【0062】また、本発明のバス運行管理システムおよ
びバス運行管理方法は、端末装置を、問合せ情報を入力
して送信すると共に、その問合せ情報に応じて求められ
たバスの現在位置情報を受信して表示する機能を有する
携帯端末機としたので、携帯電話機に電波が届く場所で
あれば、利用者が何処にいても自分が乗車したいバス停
にバスがどの程度接近しているかを認識することが可能
となり、また利用者が乗車したいバス停にバスが接近し
ているかどうかを知ることが可能となり、更に乗車バス
停への到着予測時間および行き先までの所要時間を知る
ことが可能となる。
【0063】本発明のバス運行管理プログラム、このバ
ス運行管理プログラムを用いたコンピュータ読み取り可
能な記録媒体は、当該プログラムをコンピュータに実行
させ、バスからの運行情報を常時受信して格納してお
き、利用者が行きたい先へ運行するバスに関する運行状
況の問合せが端末装置から送信されてきた際に、利用者
の乗車バス停の後方を走行するバスの現在位置を、地図
情報と格納運行情報とから検索し、この検索されたバス
の現在位置をバス停に関連づけて端末装置へ提示するこ
とにより、利用者が乗車したいバス停に所望のバスが接
近しているかどうかを端末装置で知ることができる。そ
の結果、端末装置のある場所であれば、利用者が何処に
いても自分が乗車したいバス停にバスがどの程度接近し
ているかを認識することが可能となる。
【0064】本発明のバス運行管理プログラム、このバ
ス運行管理プログラムを用いたコンピュータ読み取り可
能な記録媒体は、当該プログラムをコンピュータに実行
させ、乗車バス停へのバスの到着時間を予測することに
より、利用者は乗車バス停へのバスの到着時間をより適
正に認識することができるので無駄な待ち時間を無くす
ことが可能となる。
【0065】本発明のバス運行管理プログラム、このバ
ス運行管理プログラムを用いたコンピュータ読み取り可
能な記録媒体は、当該プログラムをコンピュータに実行
させ、行き先までの所要時間を予測することにより、利
用者は目的地までバスでどの位かかるかを認識すること
ができ、時間が掛かりすぎるようであれば他のタクシー
や電車などの他の交通手段に切り替えることが可能とな
る。
【0066】本発明のバス運行管理プログラム、このバ
ス運行管理プログラムを用いたコンピュータ読み取り可
能な記録媒体は、当該プログラムをコンピュータに実行
させ、端末装置を、問合せ情報を入力して送信すると共
に、その問合せ情報に応じて求められたバスの現在位置
情報を受信して表示する機能を有する携帯端末機とした
ので、携帯電話機に電波が届く場所であれば、利用者が
何処にいても自分が乗車したいバス停にバスがどの程度
接近しているかを認識することが可能となり、また利用
者が乗車したいバス停にバスが接近しているかどうかを
知ることが可能となり、更に乗車バス停への到着予測時
間および行き先までの所要時間を知ることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】バス運行管理システムの構成図である。
【図2】路線地図テーブルの構成図である。
【図3】運行情報テーブルの構成図である。
【図4】バス運行管理システムにおいて利用者が携帯電
話機にてバスの運行情報を取得する手順を示す図であ
る。
【図5】携帯電話機における運行情報の入力画面の図で
ある。
【図6】携帯電話機における運行情報の他の入力画面の
図である。
【図7】携帯電話機における運行情報の出力画面の図で
ある。
【図8】記録媒体の構成図である。
【図9】コンピュータのシステム構成図である。
【図10】コンピュータの斜視図である。
【符号の説明】
10…バス運行管理システム、20…携帯電話機、24
…バス搭載運行情報送信部、30…バス運行管理サー
バ、32…運行情報受信部、34…利用者問合せ情報受
信部、36…運行情報送信部、38…運行情報処理部、
44…格納部
フロントページの続き Fターム(参考) 5H180 AA16 BB05 BB13 BB15 EE05 FF05 FF27 5K067 BB04 BB26 EE02 EE16 FF03 HH22 5K101 KK16 LL12 MM07 NN03 NN18 SS07

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バスの運行状況をサーバで管理して提示
    するバス運行管理システムにおいて、 前記サーバに、 自己の現在位置を検知し、この現在位置および現在位置
    検知時刻をバス固有情報と共に運行情報として送信する
    機能を有したバスからの運行情報を受信する第1の受信
    手段と、 利用者の乗車バス停と行き先に関する情報である問合せ
    情報を端末装置から受信する第2の受信手段と、 前記第1の受信手段で受信された前記バスからの運行情
    報を格納手段に格納すると共に、前記第2の受信手段で
    受信された問合せ情報を地図情報と照合してバス路線を
    特定し、この特定されたバス路線上の前記乗車バス停の
    後方に位置するバスの現在位置を前記格納された運行情
    報から検索し、この検索されたバスの現在位置をバス停
    に関連づけて求める処理手段と、 前記処理手段で求められたバスの現在位置情報を前記端
    末装置へ送信する送信手段とを備えたことを特徴とする
    バス運行管理システム。
  2. 【請求項2】 前記処理手段は、前記格納手段に格納さ
    れた前記現在位置および前記現在位置検知時刻の履歴
    と、前記地図情報から得られる該当バス路線の距離情報
    とから前記乗車バス停への到着時間を予測することを特
    徴とする請求項1に記載のバス運行管理システム。
  3. 【請求項3】 前記処理手段は、前記格納手段に格納さ
    れた前記現在位置および前記現在位置検知時刻の履歴
    と、前記地図情報から得られる該当バス路線の距離情報
    とから前記行き先までの所要時間を予測することを特徴
    とする請求項1又は2に記載のバス運行管理システム。
  4. 【請求項4】 前記端末装置が、前記問合せ情報を入力
    して送信すると共に、前記サーバからのバスの現在位置
    情報を受信して表示する機能を有する携帯端末機である
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の
    バス運行管理システム。
  5. 【請求項5】 バスの運行状況を管理して提示するバス
    運行管理方法において、 自己の現在位置を検知し、この現在位置および現在位置
    検知時刻をバス固有情報と共に運行情報として送信する
    機能を有したバスからの運行情報を受信する第1の受信
    ステップと、 利用者の乗車バス停と行き先に関する情報である問合せ
    情報を端末装置から受信する第2の受信ステップと、 前記第1の受信ステップにおいて受信された前記バスか
    らの運行情報を格納手段に格納すると共に、前記第2の
    受信ステップにおいて受信された問合せ情報を地図情報
    と照合してバス路線を特定し、この特定されたバス路線
    上の前記乗車バス停の後方に位置するバスの現在位置を
    前記格納された運行情報から検索し、この検索されたバ
    スの現在位置をバス停に関連づけて求める処理ステップ
    と、 前記処理ステップにおいて求められたバスの現在位置情
    報を前記端末装置へ送信する送信ステップとを備えたこ
    とを特徴とするバス運行管理方法。
  6. 【請求項6】 前記処理ステップにおいて、前記格納手
    段に格納された前記現在位置および前記現在位置検知時
    刻の履歴と、前記地図情報から得られる該当バス路線の
    距離情報とから前記乗車バス停への到着時間を予測する
    ことを特徴とする請求項5に記載のバス運行管理方法。
  7. 【請求項7】 前記処理ステップにおいて、前記格納手
    段に格納された前記現在位置および前記現在位置検知時
    刻の履歴と、前記地図情報から得られる該当バス路線の
    距離情報とから前記行き先までの所要時間を予測するこ
    とを特徴とする請求項5又は6に記載のバス運行管理方
    法。
  8. 【請求項8】 前記端末装置が、前記問合せ情報を入力
    して送信すると共に、前記処理ステップにおいて求めら
    れたバスの現在位置情報を受信して表示する機能を有す
    る携帯端末機であることを特徴とする請求項5〜7のい
    ずれか1項に記載のバス運行管理方法。
  9. 【請求項9】 バスの運行状況を管理して提示するバス
    運行管理プログラムにおいて、 コンピュータに、 自己の現在位置を検知し、この現在位置および現在位置
    検知時刻をバス固有情報と共に運行情報として送信する
    機能を有したバスからの運行情報を受信する第1の受信
    ステップと、 利用者の乗車バス停と行き先に関する情報である問合せ
    情報を端末装置から受信する第2の受信ステップと、 前記第1の受信ステップにおいて受信された前記バスか
    らの運行情報を格納手段に格納すると共に、前記第2の
    受信ステップにおいて受信された問合せ情報を地図情報
    と照合してバス路線を特定し、この特定されたバス路線
    上の前記乗車バス停の後方に位置するバスの現在位置を
    前記格納された運行情報から検索し、この検索されたバ
    スの現在位置をバス停に関連づけて求める処理ステップ
    と、 前記処理ステップにおいて求められたバスの現在位置情
    報を前記端末装置へ送信する送信ステップとを実行させ
    ることを特徴とするバス運行管理プログラム。
  10. 【請求項10】 前記処理ステップにおいて、前記格納
    手段に格納された前記現在位置および前記現在位置検知
    時刻の履歴と、前記地図情報から得られる該当バス路線
    の距離情報とから前記乗車バス停への到着時間を予測す
    ることを特徴とする請求項9に記載のバス運行管理プロ
    グラム。
  11. 【請求項11】 前記処理ステップにおいて、前記格納
    手段に格納された前記現在位置および前記現在位置検知
    時刻の履歴と、前記地図情報から得られる該当バス路線
    の距離情報とから前記行き先までの所要時間を予測する
    ことを特徴とする請求項9又は10に記載のバス運行管
    理プログラム。
  12. 【請求項12】 前記端末装置が、前記問合せ情報を入
    力して送信すると共に、前記処理ステップにおいて求め
    られたバスの現在位置情報を受信して表示する機能を有
    する携帯端末機であることを特徴とする請求項9〜11
    のいずれか1項に記載のバス運行管理プログラム。
  13. 【請求項13】 請求項9〜12のいずれか1項に記載
    のバス運行管理プログラムを記録したことを特徴とする
    コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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