JP2002263113A - 内視鏡用把持具 - Google Patents

内視鏡用把持具

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JP2002263113A
JP2002263113A JP2001069618A JP2001069618A JP2002263113A JP 2002263113 A JP2002263113 A JP 2002263113A JP 2001069618 A JP2001069618 A JP 2001069618A JP 2001069618 A JP2001069618 A JP 2001069618A JP 2002263113 A JP2002263113 A JP 2002263113A
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JP
Japan
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sheath
foreign
arms
foreign matter
endoscope
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JP2001069618A
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English (en)
Inventor
Teruo Ouchi
輝雄 大内
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】先端に内方突起が突設された弾性材からなる複
数の異物捕獲腕をシースの先端に出し入れして、異物捕
獲腕がシース外においては先側部分ほど外方に広がり、
シース内に引き込まれることによって窄まるようにした
内視鏡用把持具において、被捕獲物を大きく傾かない状
態で捕獲して確実に回収することができるようにするこ
と。 【解決手段】複数の異物捕獲腕3が窄まった状態におい
てあい対向する位置にある異物捕獲腕3の内方突起5ど
うしが、異物捕獲腕3の長手方向において隣接する状態
に位置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、体腔内にある異
物等を捕獲、回収するために内視鏡の処置具挿通チャン
ネルに挿通して使用される内視鏡用把持具に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡用把持具には、用途に応じて各種
の構造のものがあるが、先端に内方突起が突設された弾
性材からなる複数の異物捕獲腕をシースの先端に出し入
れして、異物捕獲腕がシース外においては先側部分ほど
外方に広がり、シース内に引き込まれることにより弾性
変形して窄まるようにしたものは、比較的小さな異物か
ら大きな異物まで捕獲することができるので、広く使用
されている(特開平8−38496号、特開平8−56
951号等)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような構造の内
視鏡用把持具の特徴として、複数の異物捕獲腕が窄まっ
た状態のときにそれらの内方突起どうしが干渉し合うと
シース内に収納することができないので、各異物捕獲腕
の長さを相違させて各内方突起の位置をずらす必要があ
る。
【0004】そのため、従来の内視鏡用把持具において
は、図5に示されるように、例えば小骨等のような細長
い異物100を二点鎖線で示されるように縦長に捕獲し
ようとしても、あい対向する位置の内方突起5どうしが
大きく位置ずれしていることから、実線で示されるよう
に異物100が大きく傾いてしまう。その結果、異物1
00を捕獲し損なったり、捕獲できても体内から引き出
す際に周辺の粘膜壁等にぶつかって落下させてしまう場
合が少なくなかった。
【0005】そこで本発明は、先端に内方突起が突設さ
れた弾性材からなる複数の異物捕獲腕をシースの先端に
出し入れして、異物捕獲腕がシース外においては先側部
分ほど外方に広がり、シース内に引き込まれることによ
って窄まるようにした内視鏡用把持具において、被捕獲
物を大きく傾かない状態で捕獲して確実に回収すること
ができるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内視鏡用把持具は、可撓性のシース内に軸
線方向に進退自在に挿通配置された操作ワイヤの先端
に、シース外にあって外力が加わらない状態では先側部
分ほど外方に広がり、シース内に引き込まれることによ
り弾性変形して窄まる、弾性材からなる少なくとも4本
の複数の異物捕獲腕の基端が連結されて、各異物捕獲腕
の先端部分には被捕獲物に押し当てられる内方突起が内
方に向けて突設され、複数の異物捕獲腕が窄まった状態
において内方突起どうしが干渉し合わないように各異物
捕獲腕の長さが相違している内視鏡用把持具において、
複数の異物捕獲腕が窄まった状態においてあい対向する
位置にある異物捕獲腕の内方突起どうしが、異物捕獲腕
の長手方向において隣接する状態に位置するものであ
る。
【0007】なお、内方突起が、異物捕獲腕の長手方向
における厚みを薄くした偏平状に形成されていれば、被
捕獲物をより小さな傾きで捕獲することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施例を
説明する。図1は本発明の実施例の内視鏡用把持具の先
端部分を示している。
【0009】図示されていない内視鏡の処置具挿通チャ
ンネルに挿脱される例えば四フッ化エチレン樹脂製の可
撓性チューブからなるシース1内には、操作ワイヤ2が
軸線方向に進退自在に挿通配置されていて、シース1の
基端に連結された操作部(図示せず)において進退操作
される。
【0010】操作ワイヤ2の先端には、弾性材である例
えばステンレス鋼線材の単線からなる4本の異物捕獲腕
3が、連結管4を介して連結されている。異物捕獲腕3
は軸線の周りに90°おきに等間隔で配置されている。
【0011】各異物捕獲腕3は基端が連結管4に固着さ
れていて、シース1外にあって外力が加わらない自由な
状態では、図1に示されるように先側部分ほど外方に広
がった形状に広がり、操作ワイヤ2によってシース1内
に引き込まれると弾性変形して図2に示されるように窄
まる。
【0012】各異物捕獲腕3の先端には、被捕獲物に対
して押し当てられる内方突起5が、異物捕獲腕3の先端
部分を内方に短く折り曲げて形成されている。ただし内
方突起5は、J状に突端側を曲げ戻した形状に形成して
もよく、或いはα状又はC状等の環状に形成してもよ
く、異物捕獲腕3と別の部品を異物捕獲腕3の先端に固
着して形成してもよい。
【0013】各異物捕獲腕3は、図2に示されるように
窄まった状態のときに各内方突起5が互いに干渉し合わ
ないように、長さを少しずつ相違させて形成されてい
て、特に本発明においては、あい対向する位置にある異
物捕獲腕3の内方突起5(5aと5a、及び5bと5
b)どうしが、異物捕獲腕3の長手方向において隣接す
るように形成されている。
【0014】したがって、図1に示されるように異物捕
獲腕3が広がった状態においても、あい対向する位置関
係にある内方突起5どうしの位置ずれは一点鎖線で示さ
れるように微小である。
【0015】その結果、図3に示されるように、例えば
小骨等のような細長い異物100を捕獲した時、あい対
向する位置の内方突起5どうしの位置ずれが小さいの
で、異物100がさほど傾かない状態で確実に捕獲する
ことができ、そのまま容易に体内から引き出すことがで
きる。
【0016】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば図4に示されるように、内方突起5
を、異物捕獲腕3の長手方向における厚みが薄くなるよ
うに偏平に形成すれば、捕獲時の異物100の傾きをよ
り小さくすることができる。
【0017】また、本発明の異物捕獲腕3の数は必ずし
も4本である必要はなく、本発明は異物捕獲腕3の数が
4本以上の複数の場合に適用することができる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、先端に内方突起が突設
された弾性材からなる複数の異物捕獲腕をシースの先端
に出し入れして、異物捕獲腕がシース外においては先側
部分ほど外方に広がり、シース内に引き込まれることに
よって窄まるようにした内視鏡用把持具において、複数
の異物捕獲腕が窄まった状態においてあい対向する位置
にある異物捕獲腕の内方突起どうしが、隣接する状態に
位置するようにしたことにより、被捕獲物を大きく傾か
ない状態で捕獲して確実に回収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の内視鏡用把持具の異物
捕獲腕がシース外で広がった状態の斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施例の内視鏡用把持具の異物
捕獲腕がシース内で窄んだ状態の側面断面図である。
【図3】本発明の第1の実施例の内視鏡用把持具により
異物が捕獲された状態の側面断面図である。
【図4】本発明の第2の実施例の内視鏡用把持具の内方
突起の形状例を示す側面図である。
【図5】従来の内視鏡用把持具により異物が捕獲された
状態の側面断面図である。
【符号の説明】
1 シース 2 操作ワイヤ 3 異物捕獲腕 5 内方突起

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可撓性のシース内に軸線方向に進退自在に
    挿通配置された操作ワイヤの先端に、上記シース外にあ
    って外力が加わらない状態では先側部分ほど外方に広が
    り、上記シース内に引き込まれることにより弾性変形し
    て窄まる、弾性材からなる少なくとも4本の複数の異物
    捕獲腕の基端が連結されて、上記各異物捕獲腕の先端部
    分には被捕獲物に押し当てられる内方突起が内方に向け
    て突設され、上記複数の異物捕獲腕が窄まった状態にお
    いて上記内方突起どうしが干渉し合わないように上記各
    異物捕獲腕の長さが相違している内視鏡用把持具におい
    て、 上記複数の異物捕獲腕が窄まった状態においてあい対向
    する位置にある異物捕獲腕の内方突起どうしが、上記異
    物捕獲腕の長手方向において隣接する状態に位置するこ
    とを特徴とする内視鏡用把持具。
  2. 【請求項2】上記内方突起が、上記異物捕獲腕の長手方
    向における厚みを薄くした偏平状に形成されている請求
    項1記載の内視鏡用把持具。
JP2001069618A 2001-03-13 2001-03-13 内視鏡用把持具 Withdrawn JP2002263113A (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4115136A1 (de) * 1991-05-08 1992-11-12 Neuss Malte Dipl Ing Fh Greifsysteme fuer organwege
JPH05115U (ja) * 1991-06-21 1993-01-08 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡用処置具
JPH0856951A (ja) * 1994-08-25 1996-03-05 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡用把持鉗子
JPH08117241A (ja) * 1994-10-27 1996-05-14 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡用鉗子

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