JP2002262535A - 直流機 - Google Patents

直流機

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JP2002262535A
JP2002262535A JP2001390436A JP2001390436A JP2002262535A JP 2002262535 A JP2002262535 A JP 2002262535A JP 2001390436 A JP2001390436 A JP 2001390436A JP 2001390436 A JP2001390436 A JP 2001390436A JP 2002262535 A JP2002262535 A JP 2002262535A
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Hiroyuki Harada
博幸 原田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】第3のブラシによる整流障害を取り除くことが
でき、部品点数及びコストの低減を図ることができる直
流機を提供する。 【解決手段】マグネット2には、切り欠き部2aが設け
られている。この切り欠き部2aは、第3ブラシ8が電
機子4の回転中に両セグメント12a,12bを短絡し
始めるとき、当該両セグメント12a,12bに結線し
た電機子コイル11が巻装される5つのティース10a
の回転方向側第1番目ティース10aのティースバー回
転方向先端が該切り欠き部2aにさしかかるようになる
場所に設けられている。また、切り欠き部2aは、第3
ブラシ8が両セグメント12a,12bを短絡する期間
となる回転方向の角度θ1に対応する幅にて形成されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マグネットを有し
た直流機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来では、自動車ワイパモータは、ブラ
シを有する直流モータが採用されている。この中では、
3ブラシモータ、所謂第3のブラシを用いたモータがあ
る。この種のモータは、モータの回転速度を変える目的
でその第3のブラシが用いられている。その主な原理と
しては、使用する磁束を減少させることによってモータ
の回転速度を高くするものである。具体的には、設置位
置の異なるブラシを設けておき、電機子コイルの通電範
囲をブラシの選択(組み合わせ)により変えることで簡
単に実現していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の構成
はモータの通常運転(低速仕様)において、高速用のブ
ラシ(第3のブラシ)が隣り合う整流子片を跨ぐ毎に、
該ブラシ(第3のブラシ)により短絡される電機子コイ
ル中に発生している誘導起電力により通電方向と逆向き
に大きな電流が瞬間的に流れる。図12において、ピー
クA2,B2は、その電機子コイル中に流れるコイル電
流の瞬間変化を示している。これにより、ブラシで火花
放電が発生することから、電気雑音やブラシ摩耗を引き
起こし、所謂第3のブラシによる整流障害を引き起こ
す。そこで、モータの駆動回路に雑音防止ためのコイル
(インダクター)やコンデンサ等を複数組み合わせて対
応していた。これは、モータの部品点数及びコストの低
減を図る上の問題点となった。
【0004】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、マグネットの磁束分布
を変えることで、所謂第3のブラシによる整流障害を取
り除くことができ、部品点数及びコストの低減を図るこ
とができる直流機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、等角度間隔に設けた複
数のティースを有する電機子コアに電機子コイルを巻装
し前記電機子コイルがコンミュテータに結線される電機
子と、前記電機子を挟んで対向配置される一対のマグネ
ットと、前記電機子の中心軸に対して対向位置に配置さ
れ、前記コンミュテータのセグメントに接触する第1及
び第2のブラシと、該第1及び第2のブラシの対向位置
から所定角度をなして配置され、前記セグメントに接触
する少なくとも1つの第3のブラシとを備えた直流機に
おいて、前記一対のマグネット中の1つのマグネットに
は、弱磁束部を設け、その弱磁束部は、前記電機子が前
記第1のブラシと第2のブラシにて給電され回転する状
態で、前記第3のブラシが隣り合う両セグメントを短絡
し始めるとき、当該両セグメントに結線した電機子コイ
ルが巻装される複数のティースの回転方向側第1番目テ
ィースのティースバー回転方向先端が該弱磁束部にさし
かかるようになる場所に設けられているとともに、第3
のブラシが両セグメントを短絡する期間となる回転方向
角度に対応する幅にて形成されていることを要旨とす
る。
【0006】請求項2に記載の発明は、等角度間隔に設
けた複数のティースを有する電機子コアに電機子コイル
を巻装し前記電機子コイルがコンミュテータに結線され
る電機子と、前記電機子を挟んで対向配置される一対の
マグネットと、前記電機子の中心軸に対して対向位置に
配置され、前記コンミュテータのセグメントに接触する
第1及び第2のブラシと、該第1及び第2のブラシの対
向位置から所定角度をなして配置され、前記セグメント
に接触する少なくとも1つの第3のブラシとを備えた直
流機において、前記一対のマグネット中の1つのマグネ
ットには、弱磁束部を設け、その弱磁束部は、前記電機
子が前記第1のブラシと第2のブラシにて給電され回転
する状態で、前記第3のブラシが隣り合う両セグメント
を短絡し始めるとき、当該両セグメントに結線した電機
子コイルが巻装される複数のティースの回転方向逆側第
1番目ティースのティースバー回転方向後端が該弱磁束
部にさしかかるようになる場所に設けられているととも
に、第3のブラシが両セグメントを短絡する期間となる
回転方向角度に対応する幅にて形成されていることを要
旨とする。
【0007】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の直流機において、前記弱磁束部は、前記マグネ
ットの内側面を切り欠いて形成された切り欠き部である
ことを要旨とする。
【0008】請求項4に記載の発明は、等角度間隔に設
けた複数のティースを有する電機子コアに電機子コイル
を巻装し前記電機子コイルがコンミュテータに結線され
る電機子と、前記電機子を挟んで対向配置される一対の
マグネットと、前記電機子の中心軸に対して対向位置に
配置され、前記コンミュテータのセグメントに接触する
第1及び第2のブラシと、該第1及び第2のブラシの対
向位置から所定角度をなして配置され、前記セグメント
に接触する少なくとも1つの第3のブラシとを備えた直
流機において、前記一対のマグネット中の1つのマグネ
ットは、分断した分割片からなり、その分割片は、該分
割片間に所定角度間隔を有する隙間を形成するように離
間配置され、前記隙間は、前記電機子が前記第1のブラ
シと第2のブラシにて給電され回転する状態で、前記第
3のブラシが隣り合う両セグメントを短絡し始めると
き、当該両セグメントに結線した電機子コイルが巻装さ
れる複数のティースの回転方向側第1番目ティースのテ
ィースバー回転方向先端が該隙間にさしかかるようにな
る場所に設けられているとともに、第3のブラシが両セ
グメントを短絡する期間となる回転方向角度に対応する
角度間隔にて形成されていることを要旨とする。
【0009】請求項5に記載の発明は、等角度間隔に設
けた複数のティースを有する電機子コアに電機子コイル
を巻装し前記電機子コイルがコンミュテータに結線され
る電機子と、前記電機子を挟んで対向配置される一対の
マグネットと、前記電機子の中心軸に対して対向位置に
配置され、前記コンミュテータのセグメントに接触する
第1及び第2のブラシと、該第1及び第2のブラシの対
向位置から所定角度をなして配置され、前記セグメント
に接触する少なくとも1つの第3のブラシとを備えた直
流機において、前記一対のマグネット中の1つのマグネ
ットは、分断した分割片からなり、その分割片は、該分
割片間に所定角度間隔を有する隙間を形成するように離
間配置され、前記隙間は、前記電機子が前記第1のブラ
シと第2のブラシにて給電され回転する状態で、前記第
3のブラシが隣り合う両セグメントを短絡し始めると
き、当該両セグメントに結線した電機子コイルが巻装さ
れる複数のティースの回転方向逆側第1番目ティースの
ティースバー回転方向後端が該隙間にさしかかるように
なる場所に設けられているとともに、第3のブラシが両
セグメントを短絡する期間となる回転方向角度に対応す
る角度間隔にて形成されていることを要旨とする。
【0010】(作用)請求項1〜5に記載の発明によれ
ば、第3のブラシが隣り合う両セグメントを短絡する瞬
間(つまり整流時)に使うマグネット部分の磁束を変化
させることにより、電機子コイルを通る磁束の変化を無
くし、電機子コイル内に発生する誘導起電力が押さえら
れ逆向きの激しい電流変化は起きない。
【0011】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
及び2に記載の発明の作用に加えて、弱磁束部の構造は
簡単であり、容易に製造できる。請求項4及び5に記載
の発明によれば、マグネットの隙間は、分断されたマグ
ネットの分割片を離間配置することによって形成される
ため、製造及び配置も簡単にできる。
【0012】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明
を具体化した第1の実施実施を図面に従って説明する。
図1は、本実施形態の直流機としての直流モータ(ワイ
パモータ)1の概略構造を示す部分断面図である。
【0013】図1に示すように、ワイパモータ1は、マ
グネット2,3、電機子4、コンミテータ5及び複数の
ブラシ6〜8を有している。詳述すると、本実施形態の
ワイパモータ1は、2極の直流モータであって、モータ
ハウジングヨーク9内において、N極及びS極を形成す
る2つのマグネット2,3が電機子4を挟んで対向配置
されている。電機子4は、電機子コア10とそのコア1
0に巻装される電機子コイル11とを有し、直流電流の
供給により回転駆動する。
【0014】電機子コア10には、複数のティース10
aが形成されており、そのうちのn個のティース10a
の周囲に電機子コイル11が巻き付けられている。な
お、本実施形態では、ティース10aの個数は12個で
あり、そのティース10aが、電機子4の周方向に30
°毎に形成されている。つまり、隣り合うティース10
aは、その中心線のなす角(モータ電機子スロット角)
θが30°(=360°/12)となるように形成され
ている。また、図示を省略しているが、複数の電機子コ
イル11が5つのティース10a毎に同様に巻き付けら
れている。つまり、巻線の巻装方式は分布巻である。
【0015】コンミテータ5は、電機子4の一端に配設
され、複数のセグメント12を有して構成されている。
本実施形態では、12個のセグメント12が周方向に3
0°毎に設けられている。図1に示すように、前記5つ
のティース10aに巻装された電機子コイル11は該5
つのティース10aと略対向する側の2つのセグメント
12(例えばセグメント12a,12b)に結線してい
る。
【0016】また、複数のブラシ6〜8は、コンミテー
タ5に摺接するように付勢された状態で配設されてい
る。本実施形態では、3つのブラシ6〜8が配設されて
いる。その中で、図1に示すように、第1及び第2のブ
ラシとしての第1及び第2ブラシ6,7は、180°離
れた(対向する)関係に配設され、第3のブラシとして
の第3ブラシ8は、第1ブラシ6と所定の角度δをなす
ように配設されている。本実施形態では、角度δは第1
ブラシ6から回転方向になす鋭角となるように設定され
ている。さらに、ブラシ6〜8は、それぞれの端子6a
〜8aを介して直流電源回路13に接続されている。
【0017】詳述すると、直流電源回路13は、直流電
源14と切り替えスイッチ15を備えて、ブラシ6,8
は、それぞれ端子6a,8a及び切り替えスイッチ15
を介して直流電源14のプラス電極に接続されている。
第2ブラシ7は、端子7aを介して直流電源14のマイ
ナス電極に接続されている。つまり、運転状況によって
切り替えスイッチ15を切り替えてブラシ6,7を介し
てモータ1に給電させるか又はブラシ7,8を介してモ
ータ1に給電させるかを選択できる。
【0018】本実施形態では、通常運転(低速仕様)の
場合、ブラシ6,7を介してモータ1に給電させるよう
切り替えスイッチ15を切り替え、高速運転の場合、ブ
ラシ7,8を介してモータ1に給電させるよう切り替え
スイッチ15を切り替えるようにしている。つまり、ブ
ラシ6,7は、低速回転である第1ポジションに配置さ
れ、ブラシ7,8は、高速回転である第2ポジションに
配置されている。
【0019】そして、切り替えスイッチ15の切替によ
って、直流電源14から供給される直流電流が、ブラシ
6,7又はブラシ7,8とコンミテータ5のセグメント
12を経て電機子コイル11に流れる。これによって、
電機子4が時計回り方向(図中、X矢印方向)に回転す
る。
【0020】前記マグネット2,3は、所定長さ(例え
ば図1に示すように、前記モータ電機子スロット角度θ
の整数倍となる開角度(4θ=120°)に対応した長
さ)にて互いに電機子4の中心軸に対して点対称となる
ように形成されている。
【0021】図1及び図2に示すように、マグネット2
には、弱磁束部としての切り欠き部2aが設けられてい
る。本実施形態では、この切り欠き部2aは、マグネッ
ト2の回転方向側端部に近い所定場所に設けられてい
る。この所定場所は、図1に示すように、第3ブラシ8
が電機子4の回転中に両セグメント12a,12bを短
絡し始めるとき、当該両セグメント12a,12bに結
線した前記電機子コイル11が巻装される5つのティー
ス10aの回転方向側第1番目ティース10aのティー
スバー回転方向先端が該切り欠き部2aにさしかかるよ
うになる場所に設定されている。また、切り欠き部2a
は、第3ブラシ8が両セグメント12a,12bを短絡
する期間となる回転方向の角度θ1に対応する幅にて形
成されている。
【0022】図3は、ブラシ6,7にて給電する状態
(通常運転)で第3ブラシ8が隣り合う両セグメント1
2を短絡するとき、当該両セグメント12に結線した電
機子コイル11に流れる電流の変化を示している。本実
施形態では、図1に示すように、ブラシ6,7にて給電
する状態(通常運転)で電機子4が時計回り方向に回転
する場合、第3ブラシ8が隣り合う両セグメント12を
短絡し始めるとき、当該両セグメント12に結線した電
機子コイル11が巻装される5つのティース10aの回
転方向側第1番目ティース10aのティースバー回転方
向先端が前記切り欠き部2aにさしかかる。言い換えれ
ば、通常運転中に、電機子コイル11が巻装される5つ
のティース10aの回転方向側第1番目ティース10a
のティースバー回転方向先端が前記切り欠き部2aにさ
しかかるとき、該電機子コイル11が結線した両セグメ
ント12は第3ブラシ8により短絡し始める。ブラシ
6,7にて給電するモータ1の通常運転において、第3
ブラシ8が隣り合う両セグメント12a,12bを短絡
するとき、両セグメント12a,12bに結線した電機
子コイル11が巻装されるティース10aは磁束の少な
い切り欠き部2aにさしかかることから、従来に比べて
電機子コイル11内に発生する誘導起電力が押さえられ
る。これにより、図3に示すように、電機子コイル11
内に流れるコイル電流ではピークA1及びピークB1が
表したが、図8にピークA2、ピークB2で示した従来
のような逆向きの激しい電流変化は起きない。
【0023】以上記述したように、本実施の形態によれ
ば、下記のような特徴を有する。 (1) マグネット2には、切り欠き部2aが設けられ
ている。この切り欠き部2aは、第3ブラシ8が電機子
4の回転中に両セグメント12a,12bを短絡し始め
るとき、当該両セグメント12a,12bに結線した前
記電機子コイル11が巻装される5つのティース10a
の回転方向側第1番目ティース10aのティースバー回
転方向先端が該切り欠き部2aにさしかかるようになる
場所に設けた。また、切り欠き部2aは、第3ブラシ8
が両セグメント12a,12bを短絡する期間となる回
転方向角度θ1に対応する幅にて形成した。
【0024】従って、第3ブラシ8が隣り合う両セグメ
ント12を短絡する瞬間に磁束の変化が減少することか
ら、従来に比べて電機子コイル11内に発生する誘導起
電力が押さえられ逆向きの激しい電流変化は起きない。
【0025】その結果、第3ブラシ8での火花放電が防
止され、モータ1の電気雑音やブラシ摩耗の低減を図る
ことができる。これにより、モータ1の駆動回路に雑音
防止ためのコイル(インダクター)やコンデンサ等を複
数組み合わせる必要がなくなり、モータ1の部品点数及
びコストの低減を図ることができる。
【0026】(2) マグネット2に切り欠き部2aを
設けることにより第3ブラシによる整流障害を低減する
ことができるため、製造も容易でコスト的にも有利であ
る。 (第2の実施形態)以下、本発明を具体化した第2の実
施実施を図面に従って説明する。図4は、本実施形態の
直流モータ21の概略構造を示す部分断面図である。
【0027】図4に示すように、直流モータ21は、マ
グネット22,23、電機子24、コンミテータ25及
び複数のブラシ26〜28を有している。詳述すると、
本実施形態の直流モータ21は、2極の直流モータであ
って、モータハウジングヨーク29内において、N極及
びS極を形成する2つのマグネット22,23が電機子
24を挟んで対向配置されている。電機子24は、電機
子コア30とそのコア30に巻装される電機子コイル3
1とを有し、直流電流の供給により回転駆動する。
【0028】電機子コア30には、複数のティース30
aが形成されており、そのうちのn個のティース30a
の周囲に電機子コイル31が巻き付けられている。な
お、本実施形態では、ティース30aの個数は12個で
あり、そのティース30aが、電機子24の周方向に3
0°毎に形成されている。つまり、隣り合うティース3
0aは、その中心線のなす角(モータ電機子スロット
角)θが30°(=360°/12)となるように形成
されている。また、図示を省略しているが、複数の電機
子コイル31が5つのティース30a毎に同様に巻き付
けられている。つまり、巻線の巻装方式は分布巻であ
る。
【0029】コンミテータ25は、電機子24の一端に
配設され、複数のセグメント32を有して構成されてい
る。本実施形態では、12個のセグメント32が周方向
に30°毎に設けられている。図4に示すように、前記
5つのティース30aに巻装された電機子コイル31は
該5つのティース30a側の2つのセグメント32(例
えばセグメント32a,32b)に結線している。
【0030】また、複数のブラシ26〜28は、コンミ
テータ25に摺接するように付勢された状態で配設され
ている。本実施形態では、3つのブラシ26〜28が配
設されている。その中で、図4に示すように、第1及び
第2のブラシとしての第1及び第2ブラシ26,27
は、180°離れた(対向する)関係に配設され、第3
のブラシとしての第3ブラシ28は、第2ブラシ27と
所定の角度δ1をなすように配設されている。さらに、
図示しないが、ブラシ26〜28は、それぞれの端子を
介して直流電源回路に接続されている。
【0031】前記マグネット22,23は、所定長さ
(例えば図4に示すように、前記モータ電機子スロット
角度θの整数倍となる開角度(5θ=150°)に対応
した長さ)にて互いに電機子24の中心軸に対して点対
称となるように形成されている。
【0032】図4に示すように、マグネット22には、
弱磁束部としての切り欠き部22aが設けられている。
本実施形態では、この切り欠き部22aは、マグネット
22の回転方向逆側端部に近い所定場所に設けられてい
る。この所定場所は、図4に示すように、第3ブラシ2
8が電機子24の回転中に両セグメント32a,32b
を短絡し始めるとき、当該両セグメント32a,32b
に結線した前記電機子コイル31が巻装される5つのテ
ィース30aの回転方向側第1番目ティース30aのテ
ィースバー回転方向先端が該切り欠き部22aにさしか
かるようになる場所に設定されている。また、切り欠き
部22aは、第3ブラシ28が両セグメント32a,3
2bを短絡する期間となる回転方向の角度θ1に対応す
る幅にて形成されている。
【0033】図5は、電機子24が図4で示すA(0
°)位置からB(180°)位置へ回転する間に、電機
子コイル31に発生する誘起電圧の変化を示している。
本実施形態では、通常運転中に、電機子コイル31が巻
装される5つのティース30aの回転方向側第1番目テ
ィース30aのティースバー回転方向先端が前記切り欠
き部22aにさしかかるとき、該電機子コイル31が結
線した両セグメント32は第3ブラシ28により短絡し
始める。つまり、電機子24は図4で示すA(0°)位
置からB(180°)位置へ回転する間に約90°回転
した位置に第3ブラシ28が隣り合う両セグメント32
a,32bを短絡し始める。これに対応して、図5に示
すように、電機子24が図4で示すA(0°)位置から
B(180°)位置へ回転する間に約90°回転したと
き、電機子コイル31内に発生する誘起電圧がほぼゼロ
になる。
【0034】以上記述したように、本実施の形態によれ
ば、第1の実施形態とほぼ同様な効果を得ることができ
る。 (第3の実施形態)以下、本発明を具体化した第3の実
施実施を図面に従って説明する。図6は、本実施形態の
直流モータ41の概略構造を示す部分断面図である。な
お、本実施形態は、第2の実施形態とは、弱磁束部を設
けたマグネットが異なるという点が相違するため、説明
の便宜上、同じ直流モータの構成についての詳細な説明
を省略し、相違する部分のみ詳しく説明する。
【0035】図6に示すように、第3のブラシとしての
第3ブラシ48に対して該ブラシ48の回転方向逆側に
位置するマグネット43には、弱磁束部としての切り欠
き部43aが設けられている。切り欠き部43aは、マ
グネット43の回転方向側端部に近い所定場所に設けら
れている。その所定場所は、前記第3ブラシ48が電機
子44の回転中に両セグメント52a,52bを短絡し
始めるとき、当該両セグメント52a,52bに結線し
た電機子コイル51が巻装される5つのティース50a
の回転方向逆側第1番目ティース50aのティースバー
回転方向後端が該切り欠き部43aにさしかかるように
なる場所に設定されている。また、切り欠き部43a
は、前記第3ブラシ48が両セグメント52a,52b
を短絡する期間となる回転方向の角度θ1に対応する幅
にて形成されている。
【0036】図7は、電機子44が図6で示すA(0
°)位置からB(180°)位置へ回転する間に、電機
子コイル51に発生する誘起電圧の変化を示している。
本実施形態では、ブラシ46,47にて給電するモータ
41の通常運転において、両セグメント52a,52b
に結線した電機子コイル51が巻装される5つのティー
ス50aの回転方向逆側第1番目ティース50aのティ
ースバー回転方向後端が切り欠き部43aにさしかかる
とき、第3ブラシ48が隣り合う両セグメント52a,
52bを短絡し始める。つまり、電機子44は図6で示
すA(0°)位置からB(180°)位置へ回転する間
に約90°回転した位置に第3ブラシ48が隣り合う両
セグメント52a,52bを短絡し始める。これに対応
して、図7に示すように、電機子44が図6で示すA
(0°)位置からB(180°)位置へ回転する間に約
90°回転したとき、電機子コイル51内に発生する誘
起電圧がほぼゼロになる。
【0037】以上記述したように、本実施の形態によれ
ば、第1及び2の実施形態とほぼ同様な効果を得ること
ができる。尚、上記各実施形態は、以下の態様で実施し
てもよい。
【0038】○上記各実施形態では、弱磁束部は、図8
に示すように、マグネット62の側面62aを切り欠い
て形成された切り欠き部62bにて実施してもよい。ま
た、弱磁束部は、図9に示すように、マグネット72を
貫通して形成された貫通孔72aにて実施してもよい。
この場合、上記各実施形態とほぼ同様な効果を得ること
ができる。
【0039】○また、上記第1の実施形態は、図10に
示すように実施してもよい。詳述すると、マグネット8
2は、2つの分割片82a,82bから構成されてい
る。その両分割片82a,82bを、所定角度間隔θ1
離間して該両分割片82a,82b間に隙間82cが形
成するよう配置させる。その隙間82cは、電機子4が
第1ブラシ6と第2ブラシ7にて給電され回転する状態
で、第3ブラシ8が隣り合う両セグメント12a,12
bを短絡し始めるとき、当該両セグメント12a,12
bに結線した電機子コイル11が巻装される5つのティ
ース10aの回転方向側第1番目ティース10aのティ
ースバー回転方向先端が該隙間82cにさしかかるよう
になる位置に設けられている。その隙間82cの角度間
隔θ1は、第3ブラシ8が両セグメント12a,12b
を短絡する期間となる回転方向角度と同じにしている。
この場合、上記第1の実施形態の効果を得ることができ
るとともに、マグネット82の隙間82cは、分断され
たマグネット82の両分割片82a,82bを離間配置
することによって形成されるため、製造及び配置も簡単
にできる。なお、説明と図面を省略するが、第2及び第
3実施形態の弱磁束部も同様な構造で形成してもよい。
【0040】○上記第1の実施形態では、第3ブラシ8
は第1ブラシ6と回転方向側の鋭角をなすように配置さ
れ、切り欠き部2aはマグネット2の回転方向側端部に
近い位置に設けられて実施した。これに対して、第3ブ
ラシ8を第1ブラシ6と回転方向側の鈍角をなすように
配置し、切り欠き部2aをマグネット2の反回転方向側
端部に近い位置に設けて実施してもよい。また、図示し
ないが、第3ブラシ8を第1ブラシ6と反回転方向側の
鈍角又は鈍角をなすように配置し、弱磁束部としての切
り欠き部を、マグネット3に設けて実施してもよい。こ
の場合、上記第1の実施形態と同様な効果を得ることが
できる。なお、第2及び第3の実施形態も同様な思想で
変更してもよい。
【0041】○マグネット92を、図11に示すよう
に、着磁の強弱によって弱磁束部92aを形成して実施
してもよい。この場合、上記各実施形態及び別例と同様
な効果を得ることができるとともに、マグネット92の
剛性を確保することができる。
【0042】○第1の実施形態において、マグネット
は、モータ電機子スロット角度θの整数倍となる開角度
(4θ=120°)に対応した長さ以外の長さにて形成
してもよい。第2及び第3の実施形態において、マグネ
ットは、モータ電機子スロット角度θの整数倍となる開
角度(5θ=150°)に対応した長さ以外の長さにて
形成してもよい。
【0043】○第3のブラシを複数個設けて実施しても
よい。 ○本発明をティースが12個以外の複数個設けられたモ
ータに具体化して実施してもよい。同一電機子コイルが
巻装されるティースを5個以外のn個にて実施してもよ
い。
【0044】○上記第1の実施形態では、直流機として
ワイパモータ1に具体化したが、直流機としてワイパモ
ータ1以外のその他の直流モータに具体化してもよい。
次に上記各実施形態及び別例から把握できる技術的思想
について以下に追記する。
【0045】(1)等角度間隔に設けた複数のティース
を有する電機子コアに電機子コイルを巻装し前記電機子
コイルがコンミュテータに結線される電機子と、前記電
機子を挟んで対向配置される一対のマグネットと、前記
電機子の中心軸に対して対向位置に配置され、前記コン
ミュテータのセグメントに接触する第1及び第2のブラ
シと、該第1及び第2のブラシの対向位置から所定角度
をなして配置され、前記セグメントに接触する少なくと
も1つの第3のブラシとを備えたワイパモータにおい
て、前記一対のマグネット中の1つのマグネットには、
弱磁束部を設け、その弱磁束部は、前記電機子が前記第
1のブラシと第2のブラシにて給電され回転する状態
で、前記第3のブラシが隣り合う両セグメントを短絡し
始めるとき、当該両セグメントに結線した電機子コイル
が巻装される複数のティースの回転方向側第1番目ティ
ースのティースバー回転方向先端が該弱磁束部にさしか
かるようになる場所に設けられているとともに、第3の
ブラシが両セグメントを短絡する期間となる回転方向角
度に対応する幅にて形成されていることを特徴とするワ
イパモータ。
【0046】従って、第3のブラシによる整流障害を取
り除くことができ、ワイパモータの部品点数及びコスト
の低減を図ることができる。 (2)等角度間隔に設けた複数のティースを有する電機
子コアに電機子コイルを巻装し前記電機子コイルがコン
ミュテータに結線される電機子と、前記電機子を挟んで
対向配置される一対のマグネットと、前記電機子の中心
軸に対して対向位置に配置され、前記コンミュテータの
セグメントに接触する第1及び第2のブラシと、該第1
及び第2のブラシの対向位置から所定角度をなして配置
され、前記セグメントに接触する少なくとも1つの第3
のブラシとを備えたワイパモータにおいて、前記一対の
マグネット中の1つのマグネットは、分断した分割片か
らなり、その分割片は、該分割片間に所定角度間隔を有
する隙間を形成するように離間配置され、前記隙間は、
前記電機子が前記第1のブラシと第2のブラシにて給電
され回転する状態で、前記第3のブラシが隣り合う両セ
グメントを短絡し始めるとき、当該両セグメントに結線
した電機子コイルが巻装される複数のティースの回転方
向側第1番目ティースのティースバー回転方向先端が該
隙間にさしかかるようになる場所に設けられているとと
もに、第3のブラシが両セグメントを短絡する期間とな
る回転方向角度に対応する角度間隔にて形成されている
ことを特徴とするワイパモータ。
【0047】従って、第3のブラシによる整流障害を取
り除くことができ、ワイパモータの部品点数及びコスト
の低減を図ることができる。
【0048】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
第3のブラシによる整流障害を取り除くことができ、直
流機の部品点数及びコストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施形態の直流モータの概略構成を示
す部分断面図。
【図2】 第1の実施形態の弱磁束部を設けたマグネッ
トの斜視図。
【図3】 第1の実施形態の電機子コイル内に流れるコ
イル電流の変化を示すグラフ。
【図4】 第2の実施形態の直流モータの概略構成を示
す部分断面図。
【図5】 第2の実施形態の電機子コイル内に発生する
誘起電圧の変化を示すグラフ。
【図6】 第3の実施形態の直流モータの概略構成を示
す部分断面図。
【図7】 第3の実施形態の電機子コイル内に発生する
誘起電圧の変化を示すグラフ。
【図8】 別例の弱磁束部を設けたマグネットの斜視
図。
【図9】 別例の弱磁束部を設けたマグネットの斜視
図。
【図10】別例の直流モータの概略構成を示す部分断面
図。
【図11】別例の弱磁束部を形成したマグネットの正面
図。
【図12】従来の電機子コイル内に流れるコイル電流の
変化を示すグラフ。
【符号の説明】
1,21,41,81…直流機としての直流モータ、
2,3,22,23,42,43,62,72,82,
92…マグネット、2a,22a,43a,62b,7
2a…弱磁束部としての切り欠き部、82a,82b…
マグネットを構成する分割片、82c…マグネットを構
成する両分割片82a,82b間の隙間、4,24,4
4…電機子、5,25,45…コンミテータ、6,2
6,46…第1のブラシとしての第1ブラシ、7,2
7,47…第2のブラシとしての第2ブラシ、8,2
8,48…第3のブラシとしての第3ブラシ、10,3
0,50…電機子コア、10a,30a,50a…ティ
ース、11,31,51…電機子コイル、12,32,
52…セグメント。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H613 AA07 BB15 BB35 GA04 GA10 QQ01 TT01 5H623 BB07 GG13 GG16 GG22 JJ01 LL13

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 等角度間隔に設けた複数のティースを有
    する電機子コアに電機子コイルを巻装し前記電機子コイ
    ルがコンミュテータに結線される電機子と、前記電機子
    を挟んで対向配置される一対のマグネットと、前記電機
    子の中心軸に対して対向位置に配置され、前記コンミュ
    テータのセグメントに接触する第1及び第2のブラシ
    と、該第1及び第2のブラシの対向位置から所定角度を
    なして配置され、前記セグメントに接触する少なくとも
    1つの第3のブラシとを備えた直流機において、 前記一対のマグネット中の1つのマグネットには、弱磁
    束部を設け、その弱磁束部は、前記電機子が前記第1の
    ブラシと第2のブラシにて給電され回転する状態で、前
    記第3のブラシが隣り合う両セグメントを短絡し始める
    とき、当該両セグメントに結線した電機子コイルが巻装
    される複数のティースの回転方向側第1番目ティースの
    ティースバー回転方向先端が該弱磁束部にさしかかるよ
    うになる場所に設けられているとともに、第3のブラシ
    が両セグメントを短絡する期間となる回転方向角度に対
    応する幅にて形成されていることを特徴とする直流機。
  2. 【請求項2】 等角度間隔に設けた複数のティースを有
    する電機子コアに電機子コイルを巻装し前記電機子コイ
    ルがコンミュテータに結線される電機子と、前記電機子
    を挟んで対向配置される一対のマグネットと、前記電機
    子の中心軸に対して対向位置に配置され、前記コンミュ
    テータのセグメントに接触する第1及び第2のブラシ
    と、該第1及び第2のブラシの対向位置から所定角度を
    なして配置され、前記セグメントに接触する少なくとも
    1つの第3のブラシとを備えた直流機において、 前記一対のマグネット中の1つのマグネットには、弱磁
    束部を設け、その弱磁束部は、前記電機子が前記第1の
    ブラシと第2のブラシにて給電され回転する状態で、前
    記第3のブラシが隣り合う両セグメントを短絡し始める
    とき、当該両セグメントに結線した電機子コイルが巻装
    される複数のティースの回転方向逆側第1番目ティース
    のティースバー回転方向後端が該弱磁束部にさしかかる
    ようになる場所に設けられているとともに、第3のブラ
    シが両セグメントを短絡する期間となる回転方向角度に
    対応する幅にて形成されていることを特徴とする直流
    機。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の直流機におい
    て、 前記弱磁束部は、前記マグネットの内側面を切り欠いて
    形成された切り欠き部であることを特徴とする直流機。
  4. 【請求項4】 等角度間隔に設けた複数のティースを有
    する電機子コアに電機子コイルを巻装し前記電機子コイ
    ルがコンミュテータに結線される電機子と、前記電機子
    を挟んで対向配置される一対のマグネットと、前記電機
    子の中心軸に対して対向位置に配置され、前記コンミュ
    テータのセグメントに接触する第1及び第2のブラシ
    と、該第1及び第2のブラシの対向位置から所定角度を
    なして配置され、前記セグメントに接触する少なくとも
    1つの第3のブラシとを備えた直流機において、 前記一対のマグネット中の1つのマグネットは、分断し
    た分割片からなり、その分割片は、該分割片間に所定角
    度間隔を有する隙間を形成するように離間配置され、前
    記隙間は、前記電機子が前記第1のブラシと第2のブラ
    シにて給電され回転する状態で、前記第3のブラシが隣
    り合う両セグメントを短絡し始めるとき、当該両セグメ
    ントに結線した電機子コイルが巻装される複数のティー
    スの回転方向側第1番目ティースのティースバー回転方
    向先端が該隙間にさしかかるようになる場所に設けられ
    ているとともに、第3のブラシが両セグメントを短絡す
    る期間となる回転方向角度に対応する角度間隔にて形成
    されていることを特徴とする直流機。
  5. 【請求項5】 等角度間隔に設けた複数のティースを有
    する電機子コアに電機子コイルを巻装し前記電機子コイ
    ルがコンミュテータに結線される電機子と、前記電機子
    を挟んで対向配置される一対のマグネットと、前記電機
    子の中心軸に対して対向位置に配置され、前記コンミュ
    テータのセグメントに接触する第1及び第2のブラシ
    と、該第1及び第2のブラシの対向位置から所定角度を
    なして配置され、前記セグメントに接触する少なくとも
    1つの第3のブラシとを備えた直流機において、 前記一対のマグネット中の1つのマグネットは、分断し
    た分割片からなり、その分割片は、該分割片間に所定角
    度間隔を有する隙間を形成するように離間配置され、前
    記隙間は、前記電機子が前記第1のブラシと第2のブラ
    シにて給電され回転する状態で、前記第3のブラシが隣
    り合う両セグメントを短絡し始めるとき、当該両セグメ
    ントに結線した電機子コイルが巻装される複数のティー
    スの回転方向逆側第1番目ティースのティースバー回転
    方向後端が該隙間にさしかかるようになる場所に設けら
    れているとともに、第3のブラシが両セグメントを短絡
    する期間となる回転方向角度に対応する角度間隔にて形
    成されていることを特徴とする直流機。
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