JP2002261996A - 複合機 - Google Patents
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Abstract
通信モードにも確実に対応できる複合機を提供するこ
と。 【解決手段】 オートオフ移行条件が成立するか否か判
定する(ST606)。Noであれば処理を終了する。
しかし、Yesであれば、通信設定において、F網がオ
ンか否か判定する(ST607)。Yesであれば、オ
ートオフモードに移行することなく、処理を終了する。
Noであれば、同じく通信設定において、発信者番号通
知がオンか否かに判定する(ST608)。Yesであ
れば、オートオフモードに移行することなく、処理を終
了する。一方、Noであれば、オートオフモードに移行
する(ST609)。
Description
ドを備えた複合機に関する。
ドとして、(1)パワーセーブモード、(2)スリープ
モードおよび(3)オートセーブモードの3つのモード
がある。パワーセーブモードとは、プリンタ部の定着器
温度を通常の定着温度よりも低い温度に維持することを
いい、定着器の加熱に要する電力を削減するとともに定
着温度への早期復帰を実現している。スリープモードと
は、定着器への通電をオフすることをいい、定着温度へ
の早期復帰は難しいがより一層の省電力を図っている。
オートオフモードとは、省エネルギー制御およびその解
除に使用する最低限の電気回路以外への電源供給を停止
することをいい、最も高い省電力を達成できる。
明する。図7は、従来の複合機におけるオートオフモー
ド制御のための構成を示すブロック図である。従来の複
合機1000は、スキャナ1001およびプリンタ10
02を制御してコピア機能を実現する#1CPU100
3と、FAXモデム1004を制御して電話網1005
を介してファクシミリ通信を行う、FAX機能を実現す
る#2CPU1006と、操作パネル1007を制御し
てオペレータからの操作を受け付けるパネル制御のため
の#3CPU1008とで構成されている。パネル制御
のための#3CPU1008は、電源1009から#
1、#2CPU1003、1006への電源供給を切断
するスイッチ(SW)1010、1011に対して制御
可能に接続されており、オートオフモードでは、SW1
010、1011で電源供給を切断し、#3CPU10
08だけが電源供給を受けて、操作パネル1007を介
したオペレータからのオートオフモードの解除を受けら
れるようになっている。
において、オートオフモードでは、#1、#2CPU1
003、1006への電源供給を切断しているため、オ
ートオフモードを解除し復旧した場合、電源供給が再開
して、#1、#2CPU1003、1006が初期設定
動作およびプログラムの起動を行い、複合機1000が
正常に動作可能な状態になるまでに10秒程度の時間が
必要である。
な問題が発生する。すなわち、#2CPU1006およ
びFAXモデム1004を用いた通信では、着信から所
定時間内に応答する必要がある特定の通信モードが存在
する。例えばF網通信および発信者番号通知(ナンバー
ディスプレイ)サービスである。F網通信の場合、F網
からの着信があると6秒以内に応答する必要がある。一
方、発信者番号通知の場合、交換機から発信者番号を通
知するための呼出信号が送出されるが、この呼出信号に
対して6秒以内に応答する必要がある。
ドに移行していると、上述のように着信から複合機10
00が動作可能となるまで約10秒の時間を要するの
で、F網通信の場合、F網からの着信に対して一次応答
が間に合わず、また、発信者番号通知の場合、呼出信号
に対する応答が間に合わず、いずれの場合においても通
信を実行できないという問題がある。
PU1003、1006、1008で個々に分担して制
御しているので、オートオフモードに移行してもFAX
制御を担当する#2CPU1006への通電を維持する
ことで対処することが考えられるが、その分だけ省エネ
ルギー効率が低下する。
化を実現するために、複合機の各部を制御するCPUを
1つに集約することが検討されている。CPUを1つに
した場合、オートオフモードでは、省エネルギー制御回
路を除く全ての制御部が停止しているので、上述のCP
Uを複数備えた場合と同様に、復旧に約10秒かかり、
F網や発信者番号通知に応答することができない。この
ような特殊通信に対応するためのCPUや回路を別に設
けることも可能であるが、これでは装置コストの低減お
よび装置の小型化を図ることができないという問題が生
じる。
であり、消費電力の低減を図るとともに、特定の通信モ
ードにも確実に対応できる複合機を提供することを目的
とする。
に、複合機の電源手段から主制御手段への電源供給を所
定の条件下で停止しかつ検知手段が少なくとも回線から
の着呼を含む所定の動作を検知したならば電源を供給す
る省エネルギー制御手段が、通信手段の通信モードが回
線からの着呼の検知から所定時間内に応答が必要な特定
の通信モードであるならば所定の条件であっても電源供
給を停止しないこととした。
応答が必要な特定の通信モードが設定されている場合に
は、所定の条件であっても電源供給を停止しないことと
したので、この特定の通信モードでは主制御手段は着呼
の検出から所定時間内に通信プログラムを立ち上げて必
ず応答できるので、応答遅れのために特定の通信モード
を実行できないという不都合を回避することができる。
は、装置全体を制御する一つの主制御手段と、前記主制
御手段へ電源を供給する電源手段と、前記主制御手段に
よる制御下で回線を介して通信を行う通信手段と、少な
くとも前記回線からの着呼を含む所定の動作を検知する
検知手段と、この電源手段から前記主制御手段への電源
供給を所定の条件下で停止しかつ前記検知手段が前記所
定の動作を検知したならば前記電源を供給する省エネル
ギー制御手段と、を具備し、前記省エネルギー制御手段
は、前記通信手段の通信モードが前記回線からの着呼の
検知から所定時間内に応答が必要な特定の通信モードで
あるならば前記所定の条件であっても電源供給を停止し
ないこととする構成を採る。
内に応答が必要な特定の通信モードが設定されている場
合には、所定の条件であっても電源供給を停止しないこ
ととしたので、この特定の通信モードでは主制御手段は
着呼の検出から所定時間内に通信プログラムを立ち上げ
て必ず応答できるので、応答遅れのために特定の通信モ
ードを実行できないという不都合を回避することができ
る。
て、特定の通信モードは、ファクシミリ通信網を使用す
る通信モードであることとした。
呼から約6秒以内に応答する必要がある一方、電源の供
給を停止していた場合着呼の検出から主制御手段へ電源
を供給し、初期設定の確認や初期動作のためのプログラ
ムの立ち上げを行い、さらにその後に通信プログラムを
実行することができない。従って、着呼後に約10秒の
時間が必要となるので、電源の供給を停止する省エネル
ギーモードに移行するとファクシミリ通信網に対応でき
る機能を備えていても通信を実行できない。そこで、こ
の第2の態様の構成により、通信モードがファクシミリ
通信網を使用する通信モードに設定されている場合に
は、所定の条件であっても電源供給を停止せずに通信が
優先されるので、ファクシミリ通信網を使用する通信モ
ードを実行できないという不都合を回避することができ
る。
て、特定の通信モードは、発信者番号通知サービスを使
用する通信モードであることとした。
秒以内に応答する必要がある一方、電源の供給を停止し
ていた場合着呼の検出から主制御手段へ電源を供給し、
初期設定の確認や初期動作のためのプログラムの立ち上
げを行い、さらにその後に通信プログラムを実行するこ
とができない。従って、着呼後に約10秒の時間が必要
となるので、電源の供給を停止する省エネルギーモード
に移行すると発信者番号通知サービスに対応できる機能
を備えていても通信を実行できない。そこで、この第3
の態様の構成により、通信モードが発信者番号通知サー
ビスを使用する通信モードに設定されている場合には、
所定の条件であっても電源供給を停止せずに通信が優先
されるので、発信者番号通知サービスを使用する通信モ
ードを実行できないという不都合を回避することができ
る。
において、所定の条件は、特定キーが押されたこととし
た。
されている場合には電源の供給を停止する省エネルギー
モードへの移行を強制的に禁止するので、オペレータが
特定のキーによりを指示したとしても省エネルギーモー
ドに移行しない。従って、オペレータが特定の通信モー
ドが設定されているか否か確認するまでもなく、装置の
方が自動的に判断するので、操作性を向上することがで
きる。
において、動作が無い状態で所定時間が経過したことで
あることとした。
されている場合には電源の供給を停止する省エネルギー
モードへの移行を強制的に禁止するので、所定時間経過
後に自動的に省エネルギーモードに移行するように設定
されていても、特定の通信モードが設定されていれば、
省エネルギーモードに移行せず、通信が優先される。従
って、オペレータが特定の通信モードが設定されている
か否か確認するまでもなく、省エネルギーモードへの自
動移行を有効に設定しても、装置の方が自動的に判断す
るので、操作性を向上することができる。
を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形
態に係る複合機の全体構成を示すブロック図である。複
合機100は、主制御部200、ファクシミリ制御部3
00、フラットベッドスキャナ400、レーザープリン
タ500、コントロールパネル600、ADF(オート
ドキュメントフィーダ)制御部700および省エネ制御
部800で構成されている。
続されている。省エネ制御部800に設けられた直流電
源回路802は、交流電源801からの給電を直流に変
換する。直流電源回路802から複合機100各部への
通電系は大きく2つの経路に分けられる。一つは、省エ
ネルギーモードにおいて通電が切断される省エネ通電系
101であり、もう一つは、いずれの省エネルギーモー
ドにおいても常時通電が行われる常時通電系102であ
る。省エネ通電系101には、直流電源供給制御回路8
03が設けられている。この直流電源供給制御回路80
3は、省エネルギー制御回路804の制御下で省エネ通
電系101への電源供給を通電および切断する。省エネ
ルギー制御回路804は、省エネルギーモードへ移行す
べきか否かおよび省エネルギーモードを解除すべきか否
かを判定し、その結果に応じて各部への通電の切断/接
続を切り換えるように直流電源供給制御回路803を制
御する。この省エネルギー制御回路804には、常時通
電系102が接続され、常に通電が行われている。常時
通電系102は、省エネルギーモードからの復旧に必要
な最小限の回路等、例えば、ファクシミリ制御部300
中の着呼検出回路301およびADF制御部700に接
続されている。省エネ通電系101は、その他の各部、
すなわち、主制御部200、フラットベッドスキャナ4
00、レーザープリンタ500、および、ファクシミリ
制御部300に夫々接続さている。
換回路202、画像処理回路203、画像格納用ページ
メモリ204、CPU用不揮発メモリ205および第
1、第2周辺制御回路206、207を備えている。第
1周辺制御回路206は、ファクシミリ制御部300の
着呼検出回路301から着呼検出信号が入力され、かつ
DP発呼回路302に対して制御信号を出力するように
なっているとともに、省エネルギー制御回路804と通
信を行うようになっている。一方、第2周辺制御回路2
07は、レーザープリンタ500およびコントロールパ
ネル600の表示器601およびキー入力部602と通
信を行うようになっている。
ム303と、FAX用不揮発メモリ304と、アナログ
アンプ305と、スピーカ306と、DP発呼回路30
2、着呼検出回路301、絶縁トランス307および網
制御部(NCU)308とを具備する。
01と、原稿を走査するためのモーター402と、CC
D403およびアンプ404を備えた画像信号読取部4
05と、光源401およびモーター402を制御するス
キャナ制御部406と、原点検出およびカバー開閉を検
出するスキャナ検出部407と、を備えている。
有無検出、給紙、レーザー記録、現像制御、転写、定
着、モーター制御などを行うプリンタ制御部501を備
えている。レーザープリンタ500には、ヒータ(図示
せず)を備えた定着器502が設けられている。
1およびキー入力部602を備えている。また、オペレ
ータによる省エネルギー移行および解除の指示を行うた
めの省エネルギー移行ボタン603および省エネルギー
解除ボタン604を備え、指示内容を省エネ制御部80
0の省エネルギー制御回路804に伝えるようになって
いる。また、コントロールパネル600に設けられた電
源スイッチ(電源SW)605は、直流電源回路802
に接続されており、複合機100全体の電源供給を接続
・切断することができる。
り機構(ADF)701と、原稿有無検出回路702と
を備え、自動原稿送り機構701の原稿載置台(図示せ
ず)上の原稿の有無を検出し、省エネルギー制御回路8
04へ送信するように構成されている。
00での省エネルキー制御について説明する。まず、本
実施の形態に係る複合機100での通信および省エネル
ギーに関係するパラメータの設定例について説明する。
ける通信に関係するパラメータの設定例を示す図であ
り、図3は、上記実施の形態に係る複合機における省エ
ネルギーに関係するパラメータの設定例を示す図であ
る。
(Fネットともいう)および発信者番号通知の2つの特
殊通信モードに対応し、これらの機能を有効(1:有
り)にするか無効(0:なし)にするか設定できるよう
になっている。F網(Fネット)は、日本電信電話株式
会社(NTT)が提供するファクシミリ通信網であり、
発信番号者通知とは、一般にナンバーディスプレイやコ
ーラーIDとも呼ばれ、交換機から所定の信号を送信し
て発信元の電話番号を相手先に伝えるための技術であ
る。
は、設定した移行時間が経過したならば、パワーセー
ブ、スリープ、オートオフの3つの省エネルギーモード
に自動的に移行することができるとともに、コントロー
ルパネル600に設けられた省エネルギー移行ボタン6
03を押すことで設定した省エネルギーモードに手動で
移行することができるようになっている。
る、省エネルギー制御について説明する。図4は、上記
実施の形態に係る複合機における省エネルギー制御を示
すフロー図である。
されると(ステップ(以下、STという)401)、C
PU201はイニシャル処理を行う(ST402)。イ
ニシャル処理では、CPU201は、周辺回路の初期
化、電源の立ち上げ、電源供給の開始、処理タスクの起
動、レーザープリンタ500の定着器502のヒートア
ップ開始等を行う。次いで、CPU201は、コントロ
ールパネル600の表示器601に「ウォームアップ
中」という初期画面を表示する(ST403)。
T404)。このステップでは、フラットベッドスキャ
ナ400およびレーザープリンタ500の機構部の動作
確認が自己診断により行なわれる。ST404の初期化
処理において、エラーが発生したか否か判定する(ST
405)。Yesであれば、表示器601にエラー内容
を表示し(ST406)、複合機100の全ての動作を
停止する、全停止処理を実行し(ST407)、復旧を
待つ(ST408)。
でのヒートアップが終了したか否か判定し(ST40
9)、Noであればヒートアップが終了するまでST4
05およびST409のステップを繰り返す。Yesで
あれば、複合機100の動作準備が完了した、すなわち
レディ状態を表示器601に表示する(ST410)。
路804が省エネルギー制御を行う。ST409でヒー
トアップの終了が確認され、ST410でレディ状態表
示が行われたならば、省エネルギー制御回路804は、
CPU201が内蔵するタイマ201aを起動する(S
T411)。次いで、省エネルギー状態を解除する条件
が揃ったか否か判定を行う(ST412)。ここでは説
明の便宜上、省エネルギー状態を解除する条件は揃って
いないと仮定し、この判定については後述する。次に、
スキャン、コピア、FAXなどの動作指示や、例えばフ
ラットベッドスキャナ400のカバーを開いたことや、
自動原稿送り機構701の原稿載置台に原稿がセットさ
れた(原稿有無検出回路702が検知した)といった操
作があったか否か判定する(ST413)。ここでも、
説明の便宜上、動作または操作はなかったものと仮定
し、この判定については後述する。
理(手動)(ST414)および省エネルギー処理(自
動)(ST415)を行う。これらの処理について図
5、6を参照して説明する。
説明する。図5は、上記実施の形態に係る複合機におけ
る省エネルギー処理(手動)を示すフロー図である。省
エネルギー制御回路804は、まず手動移行条件Aが成
立するか否か判定する(ST501)。条件Aとは、次
の3つの項目の全てが成立している場合をいう。
において手動省エネ移行の設定項目が“0”、すなわち
禁止でないこと、(2)現在の省エネルギー状態が「パ
ワーセーブ」または「スリープ」のいずれの状態でもな
いこと、および(3)省エネルギー移行ボタン603が
押されたこと。
ー処理(手動)を終了し、ST415の省エネルギー処
理(自動)へ移行する。
す省エネルギーモード設定において、手動省エネ移行の
設定項目が“1”、すなわちパワーセーブであるか否か
判定する(ST502)。Yesであれば、省エネルギ
ー制御回路804は、CPU201に対して、定着器5
02のヒーターを定着温度よりも低い所定の温度(以
下、単に低温ともいう)に維持する温度制御に切り換え
るように指示する(ST503)。CPU201は、こ
の指示に従って、レーザープリンタ500に対して、定
着器502のヒータ温度を低温で維持するように命令す
る。次に、タイマ201aを再スタートし(ST50
4)、処理を終了する。
エネ移行の設定項目が“2”、すなわちスリープである
か否か判定する(ST505)。Yesであれば、省エ
ネルギー制御回路804は、CPU201に対して、定
着器502のヒーターをオフするように指示する(ST
506)。CPU201は、この指示に従って、レーザ
ープリンタ500に対して定着器502のヒーターをオ
フするように命令する。次にタイマ201aを再スター
トし(ST507)、処理を終了する。
行の設定項目が“3”、すなわちオートオフであった場
合、図2に示す通信設定において、F網がオンか否か判
定する(ST508)。Yesであれば、オートオフモ
ードに移行することなく、処理を終了する。Noであれ
ば、同じく通信設定において、発信者番号通知がオンか
否かに判定する(ST509)。Yesであれば、オー
トオフモードに移行することなく、処理を終了する。一
方、Noであれば、オートオフモードに移行する(ST
510)。このオートオフモードでは、省エネルギー制
御回路804は、まず、定着器502のヒーターをオフ
するようにCPU201に指示し、次に全出力(動作)
(例えば、コントロールパネル表示などを含む)をオフ
し、次いで、直流電源供給制御回路803に対して、常
時通電系102を除く複合機100の各部への通電を行
う省エネ通電系101への電源供給を切断することを指
示する。
信モード設定においてF網がオンか否か、および、発信
者番号通知がオンか否かの判定は、この順番で行うこと
に限定されないことは言うまでもない。また、F網通信
機能を有しない場合にはST509だけ、反対に、発信
者番号通知受信機能を有しない場合にはST508だけ
行えば足りる。
説明する。図6は、上記実施の形態に係る複合機におけ
る省エネルギー処理(自動)を示すフロー図である。
ネルギーモードへの自動移行禁止の条件1が成立するか
否か判定する(ST601)。条件1とは、次の6つの
項目のうちいずれか1つが成立している場合をいう。
の「パワーセーブ」、「スリープ」、「オートオフ」の
すべての設定項目が“0”(なし)であること、(2)
印刷待ちの文書、ジョブが残っていること、(3)印刷
用紙がないこと、(4)自動原稿送り機構701に原稿
があること、(5)発呼待ちの通信があること、およ
び、(6)エラーやジャムなどの障害が発生しているこ
と。
理(自動)を終了し、ST412に戻る。一方、条件1
が成立しなければ、スリープ移行条件2が成立するか否
か判定する(ST602)。条件2とは、次の2つの条
件がすべて成立している場合をいう。
プ」状態でないこと、および(2)タイマ201aが、
図3に示すスリープの設定事項で設定された移行時間を
超えていること。
04は、CPU201に対して、定着器502のヒータ
ーをオフするように指示する(ST603)。CPU2
01は、この指示に従って、レーザープリンタ500に
対して定着器502のヒーターをオフするように命令す
る。
セーブ移行条件3が成立するか否か判定する(ST60
4)。条件3とは、次の3つの条件のうちいずれか1つ
が成立している場合をいう。
プ」状態でないこと、(2)現在の省エネルギー状態が
「パワーセーブ」状態でないこと、および(3)タイマ
201aが、図3に示すパワーセーブの設定事項で設定
された移行時間を超えていること。
04は、CPU201に対して、定着器502のヒータ
ーを定着温度よりも低い所定の温度(以下、単に低温と
もいう)に維持する温度制御に切り換えるように指示す
る(ST605)。CPU201は、この指示に従っ
て、レーザープリンタ500に対して、定着器502の
ヒータ温度を低温で維持するように命令する。
オフ移行条件が成立するか否か判定する(ST60
6)。条件3とは、次のオートオフ移行条件が成立して
いる場合をいう。
トオフの設定事項で設定された移行時間を超えているこ
と。
esであれば、図2に示す通信設定において、F網がオ
ンか否か判定する(ST607)。Yesであれば、オ
ートオフモードに移行することなく、処理を終了する。
Noであれば、同じく通信設定において、発信者番号通
知がオンか否かに判定する(ST608)。Yesであ
れば、オートオフモードに移行することなく、処理を終
了する。一方、Noであれば、オートオフモードに移行
する(ST609)。
信モード設定においてF網がオンか否か、および、発信
者番号通知がオンか否かの判定は、この順番で行うこと
に限定されないことは言うまでもない。また、F網通信
機能を有しない場合にはST608だけ、反対に、発信
者番号通知受信機能を有しない場合にはST607だけ
行えば足りる。
び省エネルギー処理(自動)(ST414、ST41
5)が終了すると、図4中のST412に戻って、省エ
ネルギー状態を解除する条件(以下、解除条件という)
が揃ったか否か判定を行う(ST412)。この解除条
件とは、次の2つの条件の両方が成立する場合をいう。
セーブ」または「スリープ」のいずれかの状態であるこ
と、および(2)省エネルギー解除ボタン604が押さ
れたこと。
(ST416)、現在の省エネルギー状態を解除する
(ST417)。Noであれば、動作指示または操作が
あったか否か判定し(ST413)、Yesであれば、
タイマ201aを解除し(ST418)、指示された動
作または操作を実行し(ST419)、ST405に戻
る。
複合機100によれば、着呼検出回路301での着呼の
検出から所定時間内に応答が必要な特定の通信モードが
設定されている場合には、図5中のST501で判定す
る条件Aや、図6中のST606で判定するオートオフ
移行条件が成立しても、オートオフに移行しないことと
したので、この特定の通信モードではCPU201は着
呼の検出から所定時間内に必ず応答できるので、応答遅
れのために特定の通信モードを実行できないという不都
合を回避することができる。
着呼から約6秒以内に一次応答する必要がある一方、電
源の供給を停止していた場合着呼の検出からCPU20
1へ電源を供給し、初期設定の確認や初期動作のための
プログラムの立ち上げを行い、さらにその後に通信プロ
グラムを実行することができない。従って、着呼後に約
10秒の時間が必要となるので、電源の供給をオートオ
フモードに移行すると複合機100がF網通信機能を持
っていてもF網通信を実行できない。そこで、図5中の
ST508や図6中のST607において、F網がON
か否か判定しYesであれば、オートオフモードに移行
せずに通信が優先されるので、応答不可のためにF網通
信を実行できないという不都合を回避することができ
る。
から約6秒以内に応答する必要がある一方、CPU20
1が復旧するのに着呼後に約10秒の時間が必要となる
ので、オートオフモードに移行すると複合機100が発
信者番号通知サービスに対応できる機能を備えていても
通信を実行できない。そこで、図5中のST509およ
び図6中のST608において、発信者番号通知の設定
がオンか否か判定し、オンである場合には、オートオフ
モードに移行せずに通信が優先されるので、応答不能に
よって発信者番号通知サービスを使用する通信モードを
実行できないという不都合を回避することができる。
わち省エネルギー移行ボタン603が押し下げられた場
合に省エネルギーモードに移行する省エネルギー処理
(手動)において、特定の通信モードが設定されている
場合にはオートオフモードへの移行を強制的に禁止する
ので、オペレータが省エネルギー移行ボタン603を押
してもオートオフモードに移行しない。従って、オペレ
ータが特定の通信モードが設定されているか否か確認す
るまでもなく、装置の方が自動的に判断するので、操作
性を向上することができる。
が経過した場合に省エネルギーモードに自動的に移行す
る省エネルギー処理(自動)において、特定の通信モー
ドが設定されている場合にはオートオフモードへの移行
を強制的に禁止するので、所定時間経過後に自動的にオ
ートオフモードに移行するように設定されていても、特
定の通信モードが設定されていれば、オートオフモード
に移行せず、通信が優先される。従って、オペレータが
特定の通信モードが設定されているか否か確認するまで
もなく、オートオフモードへの自動移行を有効に設定し
ても、装置の方が自動的に判断するので、操作性を向上
することができる。
01がFAX機能、コピア機能、プリンタ機能などを集
約的に制御している。従って、オートオフモードでは、
省エネルギー制御回路804を除く全ての制御部が停止
しているので、特定の通信モードに対応するための他の
CPUや通信用の特別の回路を別に設けることも可能で
あるが、これでは装置コストの低減および装置の小型化
を図ることができない。しかし、本実施の形態のよう
に、着呼検出回路301での着呼の検出から所定時間内
に応答が必要な特定の通信モードが設定されている場合
には、条件が成立しても、オートオフに移行しないこと
としたので、他のCPUや通信用の特別の回路を別に設
けること必要がなく、装置コストの低減および装置の小
型化を達成することができる。
複合機の電源手段から主制御手段への電源供給を所定の
条件下で停止しかつ検知手段が少なくとも回線からの着
呼を含む所定の動作を検知したならば電源を供給する省
エネルギー制御手段が、通信手段の通信モードが回線か
らの着呼の検知から所定時間内に応答が必要な特定の通
信モードであるならば所定の条件であっても電源供給を
停止しないこととした。これにより、着呼の検出から所
定時間内に応答が必要な特定の通信モードが設定されて
いる場合には、所定の条件であっても電源供給を停止し
ないこととしたので、この特定の通信モードでは主制御
手段は着呼の検出から所定時間内に通信プログラムを立
ち上げて必ず応答できるので、応答遅れのために特定の
通信モードを実行できないという不都合を回避すること
ができる効果を奏する。
示すブロック図
係するパラメータの設定例を示す図
ギーに関係するパラメータの設定例を示す図
ギー制御を示すフロー図
ギー処理(手動)を示すフロー図
ギー処理(自動)を示すフロー図
ための構成を示すブロック図
Claims (5)
- 【請求項1】 装置全体を制御する一つの主制御手段
と、前記主制御手段へ電源を供給する電源手段と、前記
主制御手段による制御下で回線を介して通信を行う通信
手段と、少なくとも前記回線からの着呼を含む所定の動
作を検知する検知手段と、この電源手段から前記主制御
手段への電源供給を所定の条件下で停止しかつ前記検知
手段が前記所定の動作を検知したならば前記電源を供給
する省エネルギー制御手段と、を具備し、前記省エネル
ギー制御手段は、前記通信手段の通信モードが前記回線
からの着呼の検知から所定時間内に応答が必要な特定の
通信モードであるならば前記所定の条件であっても電源
供給を停止しないことを特徴とする複合機。 - 【請求項2】 特定の通信モードは、ファクシミリ通信
網を使用する通信モードであることを特徴とする請求項
1記載の複合機。 - 【請求項3】 特定の通信モードは、発信者番号通知サ
ービスを使用する通信モードであることを特徴とする請
求項1または請求項2記載の複合機。 - 【請求項4】 所定の条件は、特定キーが押されたこと
であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれ
かに記載の複合機。 - 【請求項5】 所定の条件は、動作が無い状態で所定時
間が経過したことであることを特徴とする請求項1から
請求項3のいずれかに記載の複合機。
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JP2010166251A (ja) * | 2009-01-14 | 2010-07-29 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置及び同装置におけるモード移行制御方法並びにモード移行制御プログラム |
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