JP2011103572A - 画像処理装置のユーザインターフェース - Google Patents

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Abstract

【課題】 携帯機器とMFPで近距離無線通信を使う場合、操作性がよいMFPの操作部で操作したい。MFPと携帯機器の操作部は各社ごとに別々のソフト仕様で作られており操作性がバラバラである。操作部画面の小さいSFPと携帯機器で近距離無線通信を使う場合、操作性がよい携帯の操作部で操作したい。
【解決手段】 MFP側に操作パネル制御のプログラムを格納する領域を設ける。リンクした時に、リンクした旨とdefaultのUIか共通UIどちらを使うかの承認を求める旨を双方のUIに表示する。先にMFP側で、共通UIを選択承認したら、MFP側の保存部に共通UIプログラムが存在するか確認し、無い場合MFP側へ転送する。Java(登録商標)VM(Virtual Machine)等専用の環境で上記UIのJava(登録商標)アプリあるいはスクリプトを実行する。MFP側の保存部に共通UIプログラムが存在する場合、保存部から読み込んで実行する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、近距離無線通信機能を備えた画像処理装置と携帯機器を接続して動作させる際の制御方法及びプログラムに関する。
近年、マルチファンクションプリンタとストレージデバイス間をUSB(Universal Serial Bus)等の有線インターフェースで接続し、画像や文書などのデータを転送する機能を有する物が増加している。ストレージデバイスなどからMFPへデータを転送する際にUSBで接続を行う場合、ケーブルやコネクタを物理的に装着する必要がある。その代わりに、無線インターフェースを用いれば、データ転送の度にコネクタやケーブルの装着脱着作業の必要がなく、ユーザの利便性が高い。無線インターフェースによるデータ転送を行う方法として、IEEE802.11に代表される無線LAN(Local Area Network)やBluetooth(登録商標)といった電波通信方式が開発されている。
また、特許文献1に記載された方法のように、非接触近距離(3cm程度)の装置間で高速に無線通信を行う仕組みも考案されている。特許文献1によると、通信したい通信機同士を物理的に近づけることによって、複雑な設定なしに通信したい相手と通信動作を開始する事が可能となる。特許文献1によると、その他の無線システムへの干渉の回避が可能であるとともに、通信データの秘匿性を高めることが可能となる。
また、デジタルカメラや携帯電話等の携帯機器と、マルチファンクションプリンタやシングルファンクションプリンタ等の据え置き型画像処理装置間で、画像データを転送して印刷を行うプリントシステムがある。これは、携帯機器から送信された画像データをプリンタで印刷出力するものである。以後マルチファンクションプリンタ(Multi Function Printer)をMFPと呼ぶ。またシングルファンクションプリンタ(Sigle Function Printer)をSFPと呼ぶ。またデジタルカメラをデジカメと呼ぶ。
近年、MFPは、多機能化とユーザの操作性向上を実現するために、操作部の表示部の大画面化やキーのタッチパネル化がなされており、操作性が向上している。また、上記プリントシステムにおいて、携帯機器とMFP(あるいはSFP)を特許文献1のような近距離無線通信経由で接続した後に、いずれかの操作部を用いて、プリント対象画像の選択やその他の操作を行う事ができる。
特許文献2では、携帯機器とMFPが2つの無線手段でリンクし、赤外線通信で設定情報を自動取得し、もう一方の無線通信で操作部表示情報やスキャンした画像データをやりとりする物が存在する。MFP側のUI(User Interface)でさまざまな設定や操作を行える事が示されている。
特開2008−99236号公報 特開2008−193265号公報
ユーザの利便性を考慮すると、携帯機器とMFPで特許文献1のような近距離無線通信を使う場合、携帯デバイス側ではなく操作性がよいMFPの操作部で操作したい。
またMFPと携帯機器の操作部は各社ごとに別々のソフト仕様で作られており操作性がバラバラでユーザからすると使いにくいという課題がある。
また操作部画面の小さいSFPと携帯機器で特許文献1のような近距離無線通信を使う場合、SFP側ではなく、操作性がよい携帯の操作部で操作したい。
また特許文献2のように無線通信で操作部表示情報をやりとりすると、相手の機器の種類ごとに操作部を再現するプログラムを作りこむ必要があり、対応のためのプログラム開発工数しいては工数に反映される本体コストが増加してしまうという課題がある。
近距離無線通信部(304)、操作パネル制御部を制御するプログラムを格納する記憶領域(113)、前記プログラムに従い操作パネル制御部の制御を実行する制御部(110)を有する画像処理装置(10)にて、携帯機器(16)が近距離無線通信部(304)を経由して画像処理装置(10)とリンクした時に、リンクした旨と承認を求める旨を画像処理装置(10)と携帯機器(16)双方の操作パネル(301と703)に表示して、先に承認操作をした機器(10か16)の保存部(113か704)に、既に共通ユーザインターフェースプログラムまたは共通ユーザインターフェーススクリプトを読みこんであるかを確認し、もし無ければ、もう一方の機器(16か10)から先に承認操作をした機器(10か16)へ、共通ユーザインターフェースプログラムまたは共通ユーザインターフェーススクリプトを近距離無線通信部(304)経由で転送し、リンクが解除されるあるいは解除操作をするあるいは相手側から解除通知されるまで、前記ユーザインターフェースプログラムまたはユーザインターフェーススクリプトにて操作パネル(301か703)の制御を実施する事を特徴とするプリントシステムを用いる。
あるいは上記プリントシステムにて、リンク時に先に承認操作をした機器(10か16)が操作権を取って相手側機器(16か10)の操作を行い、リンクが解除される、あるいは解除操作をする、あるいは相手側から解除通知されるまで、継続されることを特徴とするプリントシステムを用いる。
あるいは上記プリントシステムにて、共通ユーザインターフェースプログラムまたは共通ユーザインターフェーススクリプトはJava(登録商標)言語を用いる事を特徴とするプリントシステムを用いる。
本発明によれば、携帯機器とMFPで特許文献1のような近距離無線通信を使う場合、双方のデバイスの内、操作性の良い方で操作する事をユーザが選択できる。
また各社バラバラの操作の代わりにどのMFP,SFP,携帯でも共通のUIで操作できる。
上記2点を実現する事によりユーザの利便性を向上できる。
本発明によれば、無線通信で相手機器と接続する際、相手の機器の種類ごとに操作部を再現するプログラムを作りこむ必要が無くなり、対応のためのプログラム開発工数しいては工数に反映される本体コストを減少させる事ができる。
本発明の一実施形態におけるMFPと携帯機器を含むプリントシステムの制御の内重要となる制御を示すフローチャート 本発明の一実施形態におけるMFPの構成を示すブロック図 本発明の一実施形態における携帯機器の構成を示すブロック図 本発明の一実施形態におけるMFPと携帯機器の操作パネル表示遷移例1を示す図 本発明の一実施形態におけるMFPと携帯機器の操作パネル表示遷移例2を示す図 本発明の一実施形態におけるMFPと携帯機器の操作パネル表示遷移例3を示す図 本発明の一実施形態におけるMFPと携帯機器の操作パネル表示遷移例4を示す図 本発明の一実施形態におけるMFPと携帯機器の操作パネル表示遷移例5を示す図 本発明の一実施形態におけるMFPと携帯機器の操作パネル表示遷移例6を示す図
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
以下添付図面を参照して、本発明に係る好適な実施例を詳細に説明する。
本第1の実施形態に関わるプリントシステムを構成する機器としては、MFP10と携帯機器16がある。図2は、本発明例のMFP10のシステム構成を示す図である。
MFPは画像の入出力機能を有するものであり、紙原稿の入力および紙への印刷出力を行うものである。入力した画像情報は、デジタルデータとして保存やLANや電話網を経由して他の機器への転送なども可能である。また、ホストコンピュータからのプリントデータや、他のMFPからの画像情報を受信し、紙への印刷出力も可能である。
図2中の、MFP10内のコントローラユニット100について説明する。コントローラユニット100は画像入力デバイスであるスキャナユニット200や画像出力デバイスであるプリンタユニット400と接続する。また必要に応じてFAXユニット500と接続する。そしてLAN12、電話網13に接続することで、画像情報やデバイス情報の入出力を行う事ができる。また各ユニットが動作するための電源は電源ユニット600から供給される。電源ユニット600は電源コンセント15(100Vや200Vなど)に接続し、AC−DC変換、DC−DC変換を行い、制御信号やスイッチに応じて、電力を供給、遮断する。図中の点線矢印が電源供給のラインを示している。プリンタで熱を使う印刷機構を用いる場合ACがプリンタへ供給される場合もある。上記点線矢印はFAXユニットへの電源入力603、コントローラユニットへの電源入力604、プリンタユニットへの電源入力605、操作パネルユニットへの電源入力606、スキャナユニットへの電源入力607である。電源はMFPの状態に応じて、供給、遮断の制御がなされる。たとえばコントローラユニット100からの制御信号609としてSOC(System On Chip)110のI/Oポートを利用し、さまざまな電源のオン、オフ制御が可能である。またプリンタユニットからの制御信号608でもさまざまな電源のオン、オフ制御が可能である。またFAXユニットからの制御信号610でもさまざまな電源のオン、オフ制御が可能である。これらを利用して省エネルギーでの待機のため使用しないユニットや回路の電源をオフする事や省エネルギーでの待機の解除を検知して通常動作に復帰することができる。またMFP内部の結線の片側が電源オフされても問題ないような回路素子を用いている。また本MFPではコントローラユニット100経由でスキャナユニット200、操作パネルユニット300に電源が供給されている。
コントローラユニットの内部はバスで接続されデータの伝達が可能である。SOC(System On Chip)110はシステム全体を制御するプロセッサおよびASIC(特定用用途向けIC)を内蔵している。ASICとしてはRAMコントローラ、バスコントローラ、DMAコントローラ、I/Oポートコントローラ、HDDコントローラ、タイマー、割り込み処理、画像処理回路などMFPのシステム動作に必要な機能が内蔵されている。RAM111はSOC110を動作するためのシステムワークメモリである。また画像データを一時記憶するための画像メモリでもある。ROM112はブートROMであり、システムのブートプログラムが格納されている。HDD113はハードディスクドライブで、システムソフトウェア(bootable)、画像データ、設定値などを格納する。
システムソフトウェア(bootable)は、コピー、スキャン、プリンタ、FAX等の機能を実現するためのプログラムであり、RAM111上に展開されて動作する。コントローラ内の画像処理部117は画像データの入出力に際して、画像データの符号化、復号化、ラスタライズ、回転、多値と2値の変換、変倍、その他適切な画像処理を行う。
LANC118はLAN12(Local Area Network)(ネットワークと呼ぶ場合を併用)に接続し、画像データの入出力や機器制御にかかわる情報の入出力を行う。ネットワーク上のPC11、他のMFP、サーバー(図示せず)との間で出力用画像データを受信して画像出力を行うことや、逆に自機器で入力した画像データを送信することも可能である。
プリンタIF(Interface)116は、プリンタユニット400と接続し、プリンタユニット400のプリンタ制御部401と通信を行い、各種プリンタの状態取得やプリンタへの命令送出を行う。また、画像データの同期系/非同期系の変換を行い、プリントデータを伝達する。
スキャナIF114は、スキャナユニット200と接続し、スキャナユニット200のスキャナ制御部201と通信を行い、各種スキャナの状態取得やスキャナへの命令送出を行う。また、画像データの同期系/非同期系の変換を行い、読み取ったスキャナデータを伝達する。
またスキャナユニット200には、スキャナ制御部201、原稿を光学的に読み取るスキャナ204、自動原稿送り装置や原稿台内のスキャナ装置を駆動するスキャナ用モータ203が存在する。スキャナ制御部201はスキャナ204やスキャナ用モータ203や画像処理部202の制御を行う。スキャナ204で読み取った画像データをA/D変換したり、シェーディング処理したり、適切な画像処理をする画像処理部202が存在する。画像処理された画像データがスキャナ制御部201経由でコントローラユニット100へ転送される。
操作パネルIF115は操作パネル制御部302とのインターフェース部で、操作パネル301に表示する画像データを出力する。操作パネル301では押しボタンやテンキーやタッチパネルなどによる数値の入力や、コピー処理の開始などの操作を指示する事が可能である。
操作パネル301における入力操作は操作パネルIF115を通じてSOC110が実行するプログラムにより認識・処理されて機器全体の設定や、機能の実行指示を行うことで複写やスキャンやFAX送信処理を行うことが可能である。またコントローラユニット100及び操作パネルユニット300でJava(登録商標)VM(Virtual Machine)を構成し、Java(登録商標)アプリやスクリプトをJava(登録商標)VMで実行する事が可能である。上記Java(登録商標)VMで実行するアプリによって操作パネル301の表示や操作入力を行い、MFP10を操作する事も可能である。
また操作パネルユニット300内には、携帯機器と画像データ等を転送するための有線IF303、近距離無線IF304が存在する。これらのIFは操作パネル制御部302を経由して、コントローラユニット100とデータの転送を行う事が可能である。有線IF303にはUSBを用いて、携帯機器と画像データを転送することが可能である。近距離無線IF304には、特許文献1に示すような手段を使用して画像データを転送する事が可能である。そして近距離無線IF304や有線IF303を経由して、転送された画像データを操作パネル制御部302を通じて、RAM111やHDD113に蓄積する事が可能である。そして蓄積された画像データをコントローラ内の画像処理部117で適切な画像処理、展開処理を行い、プリンタユニット400へ転送し印刷することが可能である。またRAM111やHDD113に蓄積されてある画像データを操作パネル制御部302を通じて、近距離無線IF304や有線IF303を経由して、携帯機器に転送する事が可能である。
ユーザが原稿をMFPにセットし操作パネル301やPC11よりスキャン指示を行うと、SOC110がそれを検出し、スキャナIF114を介してスキャナ制御部201へスキャン命令が伝達され、原稿のスキャンが行われる。読み取られた画像データは途中で適切に処理され、スキャナIF114 を経由しHDD113やPC11に蓄積される。
ユーザが原稿をMFPにセットし操作パネル301やPC11よりコピー指示を行うと、SOC110がそれを検出し、スキャナIF114を介してスキャナ制御部201へスキャン命令が伝達され、原稿のスキャンが行われる。読み取られた画像データは途中で適切に処理され、スキャナIF114 を経由し、HDD113に蓄積される。そしてHDD113の画像データを画像処理部117へ送り途中で適切な画像処理を行った後に、プリンタIF116を経由して、プリンタユニット400へ伝送される。プリンタ制御部401は受け取った画像データをプリンタ402で印刷する。
またユーザが原稿をMFPにセットし操作パネル301やPC11よりFAX送信指示を行うと、SOC110がそれを検出し、スキャナIF114を介してスキャナ制御部201へスキャン命令が伝達され、原稿のスキャンが行われる。読み取られた画像データは途中で適切に処理され、スキャナIF114 を経由し、HDD113に蓄積される。そしてHDD113より通信IFA120を経由して、FAXユニット500内の通信IFB501へ転送され、SOC508を経由してRAM507に蓄積される。コントローラユニット100とFAXユニット500間は通信IFを介して、命令や応答のやり取りを随時行っており、お互いの状態やプリンタやスキャナの状態がわかるようになっている。
FAXユニット500内のSOC508には、コントローラ内のSOC110と同等な機能が含まれる。コストダウンのためSOC508はSOC110より機能が制限されていたり処理能力が低いものでも構わない。またROM112からプログラムを読み出し、SOC508のCPUが実行することでFAX通信の動作を制御している。またRAM507はSOC508のワーク領域や画像データ蓄積領域として使用され、機種によってはRAM507は停電時の画像データ消滅を避けるため2次電池などでバックアップされている物が存在する。
そして送信時は、SOC508がモデム503、NCU(Network Control Unit)504を制御し、相手機14の電話番号を元に発呼を行う。電話網13経由で相手機14に接続された後に、ITU−T勧告T.30、V.34、V.17などに基づくFAX通信を行う。RAM507に蓄積した画像データを、モデム503へ転送し、モデム503は変調、復調を行い、相手機14と通信することでFAX通信による画像伝送が行われる。
また受信時は、相手機14がMFP10の電話番号を元に電話網13に発呼を行い、NCU504に電話網13から呼び出し信号が入る。それを検知した事をSOC508に伝えて、SOC508がモデム503、NCU504を制御し、相手機14と接続しFAX受信を行う。FAX受信画像データは、モデム503とSOC508を経由して、JBIG、MMR、MR、MHなどの符号化データのままRAM507に転送され蓄積される。そしてFAXユニット500内の通信IFB501を経由して、通信IFA120へ転送され、HDD113へ蓄積される。途中で符号化データのエラーチェックのため展開、復号を行っても良い。そしてHDD113の符号化データを復号し、画像処理部117で適切な画像処理を行った後に、プリンタIF116を経由して、プリンタユニット400へ伝送される。プリンタ制御部401は受け取った画像データをプリンタ402で印刷する。
図3は本発明の一実施形態における携帯機器の構成を示すブロック図である。コントローラ部702は、携帯機器全体の制御を行う。コントローラ部702の内部には、CPU、メモリ、ASICが存在し、バスで接続され内部でデータの伝送が可能である。CPUがメモリやデータ保存部704よりプログラムを読み出し、プログラムに基づいて各種動作を実行する。本実施例では、携帯機器としては、デジカメ、携帯電話、ストレージデバイスなどを想定している。各種機器の固有の機能(例えば携帯電話の通話部、無線網とのIFあるいはデジカメの映像撮像処理部)は、本発明とは直接関係無いため省略する。近距離無線IF701は、コントローラ部702に接続されており、近距離無線を用いて相手装置とデータの伝送を行う事が可能である。操作パネル703は、コントローラ部702に接続されており、LCD等の出力手段を用いて画像、状態、設定値を表示し、また携帯機器の各種操作を押しボタン、テンキー、タッチパネルなどの入力手段により行う事ができる。またコントローラ部702及び操作パネル703でJava(登録商標)VM(Virtual Machine)を構成し、Java(登録商標)アプリやスクリプトをJava(登録商標)VMで実行する事が可能である。上記Java(登録商標)VMで実行するアプリによって操作パネル703の表示や操作入力を行い、携帯機器16を操作する事も可能である。データ保存部704は、コントローラ部702に接続されており、携帯機器の動作に必要なプログラムや各種文書や画像データが保存されている。電源部705は、コントローラ部702に接続されており、携帯機器の動作に必要な電源を供給している。
これより本発明で重要となる好適な処理を図1に示すフローチャートを用いて、MFPのコントローラユニット100の制御と携帯機器16のコントローラ部702の制御に分けて、かつステップ毎に説明する。
本発明における第1の実施例で特徴となるコントローラユニット100の制御ステップは、S107、S110、S111、S112、S117である。本発明における第1の実施例で特徴となるコントローラ部702の制御ステップは、S207、S210、S211、S212、S217である。
まずMFP10と携帯機器16が通常稼動状態にあるとする。この状態を開始時点として、MFP10のコントローラユニット100の制御ステップとしてはS101、携帯機器16のコントローラ部702の制御ステップとしてはS201とする。そしてコントローラユニット100の制御はS102へ移行する。そしてコントローラ部702の制御はS202へ移行する。(S101)(S201)
S102では、コントローラユニット100は近距離無線IF304が通信相手と正しくリンクしたか否かを判断する。もし正しくリンクしていないなら、待機状態を続けるのでS102へ移行する。携帯機器16が操作パネルユニット300にある近距離無線IF304の近傍に置かれると、お互いの近距離無線IF同士が通信を開始する。そして正しくリンクしたのであれば、コントローラユニット100の制御はS103へ移行する。(S102)
S103では、コントローラユニット100は、正しくリンクした際に近距離無線IF304経由でセッションの確立とアプリケーションネゴシエーションを行い相手の携帯機器16のIDや機器名称などの情報を取得する。相手の携帯機器16が共通UIのJava(登録商標)アプリを有しているかを取得する。相手の携帯機器16が有するJava(登録商標)VMのバージョンなどの情報を取得する。そしてコントローラユニット100の制御はS104へ移行する。(S103)
S104では、コントローラユニット100は、操作パネル制御部302経由で操作パネル301を制御し、図9に示すような表示を行い、Default UIか共通UIどちらを使うかをユーザへ問い合わせる。本説明ではDefault UIとは、MFP10や携帯機器16で特に選択しない場合に使用される機器固有のUIのことをさす。そしてコントローラユニット100の制御はS105へ移行する。(S104)
S105では、コントローラユニット100は、相手の携帯機器16から近距離無線IF304経由で通信があったかを判断する。もし相手の携帯機器16から近距離無線IF304経由で通信があった場合、コントローラユニット100の制御はS117へ移行する。もし相手の携帯機器16から近距離無線IF304経由で通信が無かった場合、コントローラユニット100の制御はS106へ移行する。(S105)
S106では、コントローラユニット100は、操作パネル301でユーザによる選択操作がなされたかを判断する。もし操作パネル301でユーザによる選択操作がされなかった場合、コントローラユニット100の制御はS105へ移行する。もし操作パネル301でユーザによる選択操作がされた場合、コントローラユニット100の制御はS107へ移行する。(S106)
S107では、MFP10側で先に選択操作がされたので、コントローラユニット100は、近距離無線IF304経由で相手の携帯機器16と通信して、相手の携帯機器16の操作権を取得する旨を通知する。そしてコントローラユニット100の制御はS108へ移行する。(S107)
S108では、MFP10側でdefault UIあるいは共通UIが選択操作されたかを判断する。もしユーザが操作パネル301で図5(a)に示すようにdefaultUIを選択していれば、コントローラユニット100の制御は、S112へ移行する。もしユーザが操作パネル301でdefaultUIを選択していなければ、図4(a)に示すように共通UIを選択しているので、コントローラユニット100の制御は、S109へ移行する。(S108)
S109では、MFP10側のデータを保存するHDD113などの保存部に使用できる共通UIのJava(登録商標)アプリデータが存在するかを判断する。ここではJava(登録商標)アプリに限らず、Java(登録商標)スクリプトを使用しても構わない。使用できるか否かの判断は、携帯機器16から取得したIDにより行う。コントローラユニット100及び操作パネルユニット300で構成するJava(登録商標)VMのバージョンも適合するか判断の対象となる。もしHDD113に使用できる共通UIのJava(登録商標)アプリデータが存在すれば、携帯機器16からダウンロードを行う必要が無いため、コントローラユニット100の制御は、S110へ移行する。もしHDD113に使用できる共通UIのJava(登録商標)アプリデータが存在しなければ、相手の携帯機器16よりダウンロードを行うため、コントローラユニット100の制御は、S111へ移行する。(S109)
S110では、MFP10側のHDD113などの保存部に存在し、使用可能な共通UIのJava(登録商標)アプリデータをコントローラユニット100及び操作パネルユニット300で構成するJava(登録商標)VMにダウンロードする。そしてJava(登録商標)VMが起動中及びダウンロード中は、図4(b)に示すような表示を操作パネルユニット300にて行う。そしてJava(登録商標)VMにおけるUI起動中は、図4(c)に示すような表示を操作パネルユニット300にて行う。そしてJava(登録商標)VMにおけるUIが起動すると、図4(d)に示すような表示へ操作パネルユニット300は遷移する。このようにMFP10内部に保存しておいた共通UIアプリを利用して操作することが可能となる。この場合、各社バラバラの操作の代わりにどのMFP,SFP,携帯でも共通のUIで操作できるという効果がある。また相手の機器の種類ごとに操作部を再現するプログラムを作りこむ必要が無くなり、対応のためのプログラム開発工数しいては本体コストを減少させる事ができる。そしてコントローラユニット100の制御はS113へ移行する。(S110)
S111では、近距離無線IF701経由で相手の携帯機器16より共通UIのJava(登録商標)アプリデータをコントローラユニット100及び操作パネルユニット300で構成するJava(登録商標)VMにダウンロードする。そしてダウンロードした共通UIのJava(登録商標)アプリデータをHDD113に保存する。そしてJava(登録商標)VMが起動中及びダウンロード中は、図4(b)に示すような表示を操作パネルユニット300にて行う。そしてJava(登録商標)VMにおけるUI起動中は、図4(c)に示すような表示を操作パネルユニット300にて行う。そしてJava(登録商標)VMにおけるUIが起動すると、図4(d)に示すような表示へ操作パネルユニット300は遷移する。このようにMFP10より共通UIアプリを利用して操作することが可能となる。この場合、各社バラバラの操作の代わりにどのMFP,SFP,携帯でも共通のUIで操作できるという効果がある。また相手の機器の種類ごとに操作部を再現するプログラムを作りこむ必要が無くなり、対応のためのプログラム開発工数しいては本体コストを減少させる事ができる。そしてコントローラユニット100の制御はS113へ移行する。(S111)
S112では、MFP10が当初より起動させているdefaultUIを用いて操作する。この場合は、図5(b)に示すような表示を操作パネルユニット300にて行う事となる。このように相手の携帯機器16より共通UIアプリを利用して操作することが可能となる。この場合、共通では無いが使い慣れたMFP10の大画面やタッチパネルを持つ操作性の良い操作パネル301で操作する事をユーザが選択でき、利便性が高まるという効果がある。そしてコントローラユニット100の制御はS113へ移行する。(S112)
S110、S111、S112のいずれかのフローでは、MFP10の操作パネル301より携帯機器16内のデータ保存部704に存在するデータを閲覧し、選択して印刷する事や、HDD113へコピーする操作を行う事が可能である。また、MFP10内のHDD113に存在するデータを携帯機器16へコピーする操作やMFP10で読み取った画像データを携帯機器16へコピーする操作が可能である。加えてS112のフローでは、defaultUIを使用しているので、MFP10が持つ固有の機能(例えば印刷時のステープルの位置指定など)を利用することが可能である。
S113では、コントローラユニット100は、近距離無線IF304で通信継続できないほど相手の携帯機器16との距離が離れてリンクが切断されたかを判断する。あるいは現在操作に使用しているUIにて解除の操作がなされたかを判断する。もしリンクが切断されていない、あるいはUIにて解除の操作がされていない場合、コントローラユニット100の制御はS113に戻る。もしリンクが切断された、あるいはUIにて解除の操作がされた場合、コントローラユニット100の制御はS114に移行する。(S113)
S114では、コントローラユニット100は、相手の携帯機器16が離れていてもいなくても、近距離無線IF304経由で切断を通知する。そしてコントローラユニット100の制御はS115へ移行する。(S114)
S115では、コントローラユニット100は、共通UIのJava(登録商標)アプリデータをコントローラユニット100及び操作パネルユニット300で構成するJava(登録商標)VMにダウンロードしていたかを判断する。もしJava(登録商標)アプリデータをダウンロードしていた場合、元に戻すためコントローラユニット100の制御はS116へ移行する。もしJava(登録商標)アプリデータをダウンロードしてなかった場合、元に戻す必要が無いため、コントローラユニット100の制御はS119へ移行する。(S115)
S116では、コントローラユニット100は、UIを制御するプログラムをdefaultUIに戻す制御を行う。常にJava(登録商標)VMで操作パネル301を制御している場合はdefaultUI用のJava(登録商標)アプリデータをダウンロードして元のUIに戻す。defaultUIでJava(登録商標)VMを使わずに操作パネル301を制御していた場合、Java(登録商標)VMを終了させ、直接コントローラユニット100で操作パネル301を制御するように戻す。そしてコントローラユニット100の制御はS119へ移行する。(S116)
S117では、コントローラユニット100は、相手の携帯機器16から近距離無線IF304経由で通信があったので、図8に示すような相手機器からの操作で動作する旨を表示し、相手の携帯機器16に操作権を渡した状態になる。このときコントローラユニット100は、操作パネル301からの操作を受け付けない状態になっている。そしてコントローラユニット100の制御はS118へ移行する。(S117)
S117のフローでは、携帯機器16の操作パネル703より携帯機器16内のデータ保存部704に存在するデータを閲覧し、選択して印刷する事や、HDD113へコピーする操作を行う事が可能である。また、MFP10内のHDD113に存在するデータを携帯機器16へコピーする操作やMFP10で読み取った画像データを携帯機器16へコピーする操作が可能である。
S118では、コントローラユニット100は、近距離無線IF304で通信継続できないほど相手の携帯機器16との距離が離れてリンクが切断されたかを判断する。あるいは現在操作に使用している相手の携帯機器16のUIにて解除の操作がなされたかを判断する。もしリンクが切断されていない、あるいは相手の携帯機器16のUIにて解除の操作がされていない場合、コントローラユニット100の制御はS118に戻る。もしリンクが切断された、あるいは相手の携帯機器16のUIにて解除の操作がされた場合、コントローラユニット100は操作パネル301からの操作を受け付ける状態に戻り、そして制御はS119に移行する。(S118)
S119では、コントローラユニット100は、通常の待機状態に移行して、一連の作業を終了させる。(S119)
次に相手側の携帯機器16の制御の説明に移る。
S202では、携帯機器16のコントローラ部702は近距離無線IF701が通信相手と正しくリンクしたか否かを判断する。もし正しくリンクしていないなら、待機状態を続けるのでS202へ移行する。携帯機器16の近距離無線IF701がMFP10の操作パネルユニット300にある近距離無線IF304の近傍に置かれると、お互いの近距離無線IF同士が通信を開始する。そして正しくリンクしたのであれば、コントローラ部702の制御はS203へ移行する。(S202)
S203では、コントローラ部702は、正しくリンクした際に近距離無線IF701経由でセッションの確立とアプリケーションネゴシエーションを行い相手のMFP10のIDや機器名称などの情報を取得する。相手のMFP10が共通UIのJava(登録商標)アプリを有しているかを取得する。相手のMFP10が有するJava(登録商標)VMのバージョンなどの情報を取得する。そしてコントローラ部702の制御はS204へ移行する。(S203)
S204では、コントローラ部702は、操作パネル703を制御し、図9に示すような表示を行い、Default UIか共通UIどちらを使うかをユーザへ問い合わせる。そしてコントローラ部702の制御はS205へ移行する。(S204)
S205では、コントローラ部702は、相手のMFP10から近距離無線IF701経由で通信があったかを判断する。もし相手のMFP10から近距離無線IF701経由で通信があった場合、コントローラ部702の制御はS217へ移行する。もし相手のMFP10から近距離無線IF701経由で通信が無かった場合、コントローラ部702の制御はS206へ移行する。(S205)
S206では、コントローラ部702は、操作パネル703でユーザによる選択操作がなされたかを判断する。もし操作パネル703でユーザによる選択操作がされなかった場合、コントローラ部702の制御はS205へ移行する。もし操作パネル703でユーザによる選択操作がされた場合、コントローラ部702の制御はS207へ移行する。(S206)
S207では、携帯機器16側で先に選択操作がされたので、コントローラ部702は、近距離無線IF701経由で相手のMFP10と通信して、相手のMFP10の操作権を取得する旨を通知する。そしてコントローラ部702の制御はS208へ移行する。(S207)
S208では、携帯機器16側でdefault UIあるいは共通UIが選択操作されたかを判断する。もしユーザが操作パネル703で図7(a)に示すようにdefaultUIを選択していれば、コントローラ部702の制御は、S212へ移行する。もしユーザが操作パネル703でdefaultUIを選択していなければ、図6(a)に示すように共通UIを選択しているので、コントローラ部702の制御は、S209へ移行する。(S208)
S209では、携帯機器16側のデータ保存部704に存在し、使用可能な共通UIのJava(登録商標)アプリデータが存在するかを判断する。ここではJava(登録商標)アプリに限らず、Java(登録商標)スクリプトを使用しても構わない。使用できるか否かの判断は、MFP10から取得したIDにより行う。コントローラ部702及び操作パネルユニット300で構成するJava(登録商標)VMのバージョンも適合するか判断の対象となる。もしデータ保存部704に使用できる共通UIのJava(登録商標)アプリデータが存在すれば、MFP10からダウンロードを行う必要が無いため、コントローラ部702の制御は、S210へ移行する。もしデータ保存部704に使用できる共通UIのJava(登録商標)アプリデータが存在しなければ、相手のMFP10よりダウンロードを行うため、コントローラ部702の制御は、S211へ移行する。(S209)
S210では、携帯機器16側のデータ保存部704に存在し、使用可能な共通UIのJava(登録商標)アプリデータをコントローラ部702及び操作パネルユニット300で構成するJava(登録商標)VMにダウンロードする。そしてJava(登録商標)VMが起動中及びダウンロード中は、図6(b)に示すような表示を操作パネルユニット300にて行う。そしてJava(登録商標)VMにおけるUI起動中は、図6(c)に示すような表示を操作パネルユニット300にて行う。そしてJava(登録商標)VMにおけるUIが起動すると、図6(d)に示すような表示へ操作パネルユニット300は遷移する。このように携帯機器16内部に保存しておいた共通UIアプリを利用して操作することが可能となる。この場合、各社バラバラの操作の代わりにどのMFP,SFP,携帯でも共通のUIで操作できるという効果がある。また相手の機器の種類ごとに操作部を再現するプログラムを作りこむ必要が無くなり、対応のためのプログラム開発工数しいては本体コストを減少させる事ができる。そしてコントローラ部702の制御はS213へ移行する。(S210)
S211では、近距離無線IF701経由で相手のMFP10より共通UIのJava(登録商標)アプリデータをコントローラ部702及び操作パネルユニット300で構成するJava(登録商標)VMにダウンロードする。そしてダウンロードした共通UIのJava(登録商標)アプリデータをデータ保存部704に保存する。そしてJava(登録商標)VMが起動中及びダウンロード中は、図6(b)に示すような表示を操作パネルユニット300にて行う。そしてJava(登録商標)VMにおけるUI起動中は、図6(c)に示すような表示を操作パネルユニット300にて行う。そしてJava(登録商標)VMにおけるUIが起動すると、図6(d)に示すような表示へ操作パネルユニット300は遷移する。このように携帯機器16より共通UIアプリを利用して操作することが可能となる。この場合、各社バラバラの操作の代わりにどのMFP,SFP,携帯でも共通のUIで操作できるという効果がある。また相手の機器の種類ごとに操作部を再現するプログラムを作りこむ必要が無くなり、対応のためのプログラム開発工数しいては本体コストを減少させる事ができる。そしてコントローラ部702の制御はS213へ移行する。(S210)
S212では、携帯機器16が当初より起動させているdefaultUIを用いて操作する。この場合は、図7(b)に示すような表示を操作パネルユニット300にて行う事となる。このように携帯機器16よりdefaultUIを利用して操作することが可能となる。この場合、共通では無いが使い慣れた携帯機器16の画面や操作パネル703で操作する事をユーザが選択でき、利便性が高まるという効果がある。そしてコントローラ部702の制御はS213へ移行する。(S212)
S210、S211、S212のいずれかのフローでは、携帯機器16の操作パネル703より携帯機器16のデータ保存部704に存在するデータを閲覧し、選択して印刷する事や、HDD113へコピーする操作を行う事が可能である。また、MFP10内のHDD113に存在するデータを携帯機器16へコピーする操作やMFP10で読み取った画像データを携帯機器16へコピーする操作が可能である。加えてS212のフローでは、defaultUIを使用しているので、携帯機器16が持つ固有の機能(例えば撮影日時を画像データに合成するなど)を利用することが可能である。
S213では、コントローラ部702は、近距離無線IF701で通信継続できないほど相手のMFP10との距離が離れてリンクが切断されたかを判断する。あるいは現在操作に使用しているUIにて解除の操作がなされたかを判断する。もしリンクが切断されていない、あるいはUIにて解除の操作がされていない場合、コントローラ部702の制御はS213に戻る。もしリンクが切断された、あるいはUIにて解除の操作がされた場合、コントローラ部702の制御はS214に移行する。(S213)
S214では、コントローラ部702は、相手のMFP10が離れていてもいなくても、近距離無線IF701経由で切断を通知する。そしてコントローラ部702の制御はS215へ移行する。(S214)
S215では、コントローラ部702は、共通UIのJava(登録商標)アプリデータをコントローラ部702及び操作パネルユニット300で構成するJava(登録商標)VMにダウンロードしていたかを判断する。もしJava(登録商標)アプリデータをダウンロードしていた場合、元に戻すためコントローラ部702の制御はS216へ移行する。もしJava(登録商標)アプリデータをダウンロードしてなかった場合、元に戻す必要が無いため、コントローラ部702の制御はS219へ移行する。(S215)
S216では、コントローラ部702は、UIを制御するプログラムをdefaultUIに戻す制御を行う。常にJava(登録商標)VMで操作パネル703を制御している場合はdefaultUI用のJava(登録商標)アプリデータをダウンロードして元のUIに戻す。defaultUIでJava(登録商標)VMを使わずに操作パネル703を制御していた場合、Java(登録商標)VMを終了させ、直接コントローラ部702で操作パネル703を制御するように戻す。そしてコントローラ部702の制御はS219へ移行する。(S216)
S217では、コントローラ部702は、相手のMFP10から近距離無線IF701経由で通信があったので、図8に示すような相手機器からの操作で動作する旨を表示し、相手のMFP10に操作権を渡した状態になる。このときコントローラ部702は、操作パネル703からの操作を受け付けない状態になっている。そしてコントローラ部702の制御はS218へ移行する。(S217)
S217のフローでは、MFP10の操作パネル301より携帯機器16内のデータ保存部704に存在するデータを閲覧し、選択して印刷する事や、HDD113へコピーする操作を行う事が可能である。また、MFP10内のHDD113に存在するデータを携帯機器16へコピーする操作やMFP10で読み取った画像データを携帯機器16へコピーする操作が可能である。
S218では、コントローラ部702は、近距離無線IF701で通信継続できないほど相手のMFP10との距離が離れてリンクが切断されたかを判断する。あるいは現在操作に使用している相手のMFP10のUIにて解除の操作がなされたかを判断する。もしリンクが切断されていない、あるいは相手のMFP10のUIにて解除の操作がされていない場合、コントローラ部702の制御はS218に戻る。もしリンクが切断された、あるいは相手のMFP10のUIにて解除の操作がされた場合、コントローラ部702は操作パネル703からの操作を受け付ける状態に戻り、そして制御はS219に移行する。(S218)
S219では、コントローラ部702は、通常の待機状態に移行して、一連の作業を終了させる。(S219)
以上説明した制御を行うことにより、発明における効果が得られ、上述した課題が解決できる。
本発明における第2の実施例では、第1の実施例と異なる部分のみ説明する。
異なるのは、第1の発明例でMFP10と記載した部分がSFPに変わるだけである。SPFでは図2に示した構成からスキャナユニット200とFAXユニット500をなくした構成となる。一般にSFPでは、操作パネル301が小画面、タッチパネル無しとなるので、相手の携帯機器16で操作するほうが利便性が高くなるという効果が得られる。
本発明における第2の実施例では、制御に使用するフローチャートは図1と同じであるので動作の説明を省略する。
以上説明した制御を行うことにより、発明における効果が得られ、上述した課題が解決できる。
10 MFP
16 携帯機器
113 HDD(Hard Disk Drive)
301 操作パネル
304 近距離無線IF
701 近距離無線IF
703 操作パネル
704 データ保存部

Claims (3)

  1. 近距離無線通信部(304)、操作パネル制御部を制御するプログラムを格納する記憶領域(113)、前記プログラムに従い操作パネル制御部の制御を実行する制御部(110)を有する画像処理装置(10)にて、携帯機器(16)が近距離無線通信部(304)を経由して画像処理装置(10)とリンクした時に、リンクした旨と承認を求める旨を画像処理装置(10)と携帯機器(16)双方の操作パネル(301と703)に表示して、先に承認操作をした機器(10か16)の保存部(113か704)に、既に共通ユーザインターフェースプログラムまたは共通ユーザインターフェーススクリプトを読みこんであるかを確認し、もし無ければ、もう一方の機器(16か10)から先に承認操作をした機器(10か16)へ、共通ユーザインターフェースプログラムまたは共通ユーザインターフェーススクリプトを近距離無線通信部(304)経由で転送し、リンクが解除されるあるいは解除操作をするあるいは相手側から解除通知されるまで、前記ユーザインターフェースプログラムまたはユーザインターフェーススクリプトにて操作パネル(301か703)の制御を実施する事を特徴とするプリントシステム。
  2. 上記プリントシステムにて、リンク時に先に承認操作をした機器(10か16)が操作権を取って相手側機器(16か10)の操作を行い、リンクが解除される、あるいは解除操作をする、あるいは相手側から解除通知されるまで、継続されることを特徴とする請求項1に記載のプリントシステム。
  3. 上記プリントシステムにて、共通ユーザインターフェースプログラムまたは共通ユーザインターフェーススクリプトはJava(登録商標)言語を用いる事を特徴とする請求項1又は請求項2に記載のプリントシステム。
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