JP2002260514A - 回路遮断器 - Google Patents

回路遮断器

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JP2002260514A
JP2002260514A JP2001061484A JP2001061484A JP2002260514A JP 2002260514 A JP2002260514 A JP 2002260514A JP 2001061484 A JP2001061484 A JP 2001061484A JP 2001061484 A JP2001061484 A JP 2001061484A JP 2002260514 A JP2002260514 A JP 2002260514A
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Kazuhiko Kato
和彦 加藤
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H1/00Contacts
    • H01H1/12Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage
    • H01H1/14Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage by abutting
    • H01H1/22Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage by abutting with rigid pivoted member carrying the moving contact
    • H01H1/221Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage by abutting with rigid pivoted member carrying the moving contact and a contact pressure spring acting between the pivoted member and a supporting member
    • H01H2001/223Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage by abutting with rigid pivoted member carrying the moving contact and a contact pressure spring acting between the pivoted member and a supporting member using a torsion spring

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  • Arc-Extinguishing Devices That Are Switches (AREA)
  • Breakers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路遮断器の大型化を防ぎつつ、限流性能を
高める。 【解決手段】 固定接触子30は、端子部35から二股
に分かれた二つの分流部34,34と、各分流部の端部
で他方の端部側に向かって伸びて互いに結合する結合部
33と、二つの分流部の間に形成され、結合部33から
端子部35の方向に伸びている合流部32と、合流部3
2の端子部35側の端部に形成されている固定接触子3
1とを有している。また、可動接触子40は、端部に可
動接点41が形成され且つ閉極時に固定接触子30の合
流部32と対向している対向部42を有している。可動
接触子40の対向部42は、可動接点部41から固定接
触子30に近づく向きに伸びており、ここがアーク駆動
部を形成し、ここに流れる電流Isにより、アークAを
消弧室側へ誘導する電磁力Fが発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固定接触子と可動
接触子とを備えた回路遮断器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の回路遮断器としては、例えば、特
許第2996807号公報に記載されたものや、特開平
9−50752号公報に記載されたものがある。
【0003】特許第2996807号公報に記載されて
いる回路遮断器の固定接触子4は、図6に示すように、
板状の導体の中央部分が矩形状に切欠れ、これがJ型に
折り曲げられ、Jの長い腕の端部に端子部5が形成さ
れ、Jの短い腕の端部に固定接点3が設けられたもので
ある。この回路遮断器の可動接触子1は、固定接触子4
の二つの分流部4a,4aの間に入り込んで、固定接点
3と接触できるようになっている。
【0004】また、特開平9−50752号公報に記載
されている回路遮断器の固定接触子14は、図7に示す
ように、板状の導体の一方の端部側をコ型に切欠れ、他
方の端部に端子部15が形成され、コの内側に残った部
分に固定接点16が設けられたものである。この固定接
触子14には、固定接点16と可動接点12との間に形
成されるアークを消弧室側へ導くためのアークホーン1
7が取り付けられている。このアークホーン17は、U
型の導体の両腕18,18の部分をU型に折り曲げて、
ここを電流迂回路18a,18aにしたものである。可
動接触子11は、このアークホーン17の両腕18,1
8の間に入り込んで固定接点16と接触できるようにな
っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特許第
2996807号公報に記載の技術では、固定接触子4
の端子部5の固定接点3側に、比較的大きな空間Sが必
要になり、回路遮断器の大型化を招いてしまうという問
題点がある。また、固定接触子4の二つの分流部4a,
4aは、それぞれ、同じ向きに電流I,Iが流れるた
め、各分流部4a,4aの回りに形成される磁束B,B
の向きが、二つの分流部4a,4aの間では逆向きにな
ってしまう。このため、各分流部4a,4aの回りに形
成される磁束B,B相互が打ち消し合うように作用し、
上方の消弧室へアークを導く電磁力Fが弱くなってしま
う上に、二つの分流部4a,4aが邪魔になって、固定
接点3と可動接点2の両側方の近傍まで、消弧グリッド
を伸ばすことができないことから、限流性能を高くする
ことできないという問題点もある。
【0006】また、特開平9−50752号公報に記載
の技術でも、固定接触子14にアークホーン17を取り
付けているために、回路遮断器の大型化を招いてしまう
という問題点がある。さらに、この従来技術では、固定
接点16を基点として端子部15側に配置されている消
弧室へアークを導くために、アークホーン17を設けて
いるものの、アークホーン17の二つの電流迂回路18
a,18aには、それぞれ、同じ向きに電流I,Iが流
れるため、前者の従来技術と同様に、各電流迂回路18
a,18aの回りに形成される磁束B,B相互が打ち消
し合うように作用し、消弧室へアークを導く電磁力Fが
弱くなってしまう上に、二つの電流迂回路18a,18
aが邪魔になって、固定接点16と可動接点12の両側
方の近傍まで、消弧グリッドを伸ばすことができないこ
とから、限流性能を高くすることができないという問題
点もある。
【0007】すなわち、いずれの従来技術も、回路遮断
器の大型化を招くと共に、限流性能があまり高くないと
いう問題点がある。
【0008】本発明は、このような従来技術の問題点に
着目してなされたもので、大型化させることなく、高い
限流性能を確保することができる回路遮断器を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の回路遮断器は、固定接触子は、端子部から二股に分か
れた二つの分流部と、各分流部の端部で他方の端部側に
向かって伸びて互いに結合する結合部と、二つの該分流
部の間に形成され、該結合部から該端子部の方向に伸び
て該端子部側の端部に前記固定接点部が形成されている
合流部と、を有し、可動接触子は、端部に可動接点が形
成され且つ閉極時に前記固定接触子の前記合流部と対向
している対向部を有し、前記固定接触子の前記合流部と
前記可動接触子の前記対向部とのうち、いずれか一方に
は、前記固定接点部と前記可動接点部とが互いに離間し
両者間にアークが形成されている際、該アークの経路と
向かい合い、且つ該固定接点部から該可動接点部へ向き
と逆向き成分を有する向きに電流が流れるアーク駆動部
が形成されていることを特徴とするものである。
【0010】ここで、前記回路遮断器において、前記可
動接触子の前記対向部を、前記可動接点部から前記固定
接触子に近づく向きに伸ばすことで、該対向部を前記ア
ーク駆動部とすることができる。
【0011】また、前記回路遮断器において、前記固定
接触子の前記分流部の前記結合部側を、前記可動接触子
に近づく向きに伸ばし、前記合流部を、前記結合部を基
点として、前記可動接触子から遠ざかる向きに伸ばすこ
とで、該合流部を前記アーク駆動部とすることができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る回路遮断器の
各種実施形態について、図面を用いて説明する。
【0013】まず、図1〜図4を用いて、回路遮断器の
第一の実施形態について説明する。
【0014】本実施形態の回路遮断器は、図1に示すよ
うに、カバー20から突出したハンドル21を操作する
ことで、回路のオン・オフがなされる。例えば、図1の
オン状態から、ハンドル21を時計回り方向に移動させ
ると、トグル機構を有する開閉機構23が揺動軸24を
中心として可動接触子40を揺動させ、可動接触子40
が固定接触子30から離反して、オフ状態になる。ま
た、このオフ状態から、ハンドル21を反時計回り方向
に移動させると、可動接触子40が固定接触子30に接
触し、オン状態に戻る。
【0015】固定接触子30のほぼ上部には、消弧室2
8が形成されており、そこに複数の消弧グリッド29,
29,…が設けられている。これらの消弧グリッド2
9,29,…のうち、一部は、固定接触子30の固定接
点31の側部近傍まで伸びている。
【0016】回路遮断器がオン状態の際に、過電流が流
れると、過負荷領域ではバイメタル25により過電流が
検出される。また、短絡電流領域では、電磁石26a,
26aの動作により、その過電流の大きさに応じた引き
外し時間で、開閉機構23のラッチ27が引き外され、
可動接触子40が開極して、過電流が遮断される。
【0017】固定接触子30と可動接触子40とが接触
している際に、過電流が流れて、両者30,40が離反
すると、図2に示すように、固定接触子30の固定接点
部31と可動接触子40の可動接点部41との間に、ア
ークAが発生する。このアークAの発生量は、開極する
瞬間の電圧及び電流によって定まる。固定接点部31と
可動接点部41との間に発生したアークAは、前述した
消弧室28の複数の消弧グリッド29,29,…によ
り、冷却され消弧される。
【0018】ここで、図3を用いて、本実施形態の固定
接触子30及び可動接触子40について、詳細に説明す
る。なお、同図では、各接触子30,40の形状を見や
すくするために、実際よりも両者を離した状態で描いて
いる。
【0019】固定接触子30は、負荷側と接続するため
の端子部35と、この端子部35から二股に分かれた二
つの分流部34,34と、各分流部34,34の端部で
他方の端部側に向かって伸びて互いに結合する結合部3
3と、二つの分流部34,34の間に形成され、結合部
33から端子部35の方向に伸びている合流部32と、
この合流部32の端子部側の端部に形成されている固定
接点部31と、を有している。
【0020】この固定接触子30は、板状の導体の中央
部をコ型に切欠き、部分的に折り曲げて形成したもので
ある。コ型に切欠いた結果、コの内側に残った部分は、
合流部32を形成し、コの両腕の外側に残った部分は分
流部34,34を形成する。合流部32は、結合部33
との境目で可動端子側に折り曲げられ、傾斜部を形成
し、さらに、その先で分流部34,34と平行になるよ
うに折り曲げられ、そこに固定接点部31が形成されて
いる。
【0021】可動接触子40は、棒状を成し、一方の端
部に可動接点部41が形成され、他方の端部に揺動軸部
43が形成されている。可動接触子40の部分であっ
て、閉極時に固定接触子30の合流部32と対向する部
分は、対向部42を成している。この対向部42は、可
動接点41から固定接触子30の結合部33に近づく方
向に伸びている。
【0022】固定接触子30の固定接点31と可動接触
子40の可動接点41とが互いに接触している際には、
固定接触子30の合流部32と可動接触子40との対向
部42とは、互いに対向し、且つ逆向きに電流Is,I
mが流れているため、過電流が流れて、開極する際に
は、両者30,40を引き離そうとする電磁力が働き、
可動接触子40の開極動作を速めることができる。
【0023】固定接点31と可動接点41とが離れて、
両者間にアークA0が形成されると、このアークA0の経
路と可動接触子40の対向部42とは対向するようにな
る。このため、この対向部(アーク駆動部)42に流れ
る電流Imで発生する磁束Bmにより、アークA0は、
対向部42から遠ざかる方向、言い換えると、消弧室に
近づく方向に電磁力Fを受ける。この結果、アークA
は、消弧室28(図1及び図2)の方向に引き伸ばさ
れ、アーク抵抗が上昇すると共に、消弧室28に設けら
れている消弧グリッド29により冷却される結果、素早
く消弧される。
【0024】以上のように、本実施形態では、可動接触
子40の対向部42を固定接触子30の結合部33に近
づく向きに折り曲げて、ここをアーク駆動部としている
ので、従来技術のように、不必要な空間が生まれること
がなく、しかも、固定接触子30とは別個にアークホー
ンを設ける必要がないので、回路遮断器の小型化を図る
ことができる。
【0025】また、本実施形態では、アークAを消弧室
側へ誘導する磁束Bmを発生させる電流経路として、可
動接触子40の対向部(アーク駆動部)42のみしか存
在せず、従来技術のように、同じ向きに電流が流れる二
つの経路を設けていないので、各経路の回りに形成され
る磁束が打ち消し合うことがなく、結果として、アーク
駆動に有効な強い磁束Bmを形成することができる。さ
らに、本実施形態では、固定接点31と可動接点41と
の両側方には、従来技術のように、固定接触子の一部や
アークホーンが存在しないので、ここまで消弧グリッド
29(図1及び図2)を伸ばすことができ、アークAの
冷却効果を高めることができる。
【0026】従って、本実施形態では、アーク駆動に有
効な強い磁束Bmを形成することができると共に、アー
ク冷却効果を高めることができるので、限流性能を向上
させることができる。なお、本実施形態において、アー
ク駆動に有効な磁束密度と短絡電流尖頭値との関係につ
いて、本実施形態のもと特開平9−50752号公報に
記載の技術ものとを比較解析した結果、図4に示すよう
に、アーク駆動に有効な磁束密度は、特開平9−507
52号公報に記載の技術よりも、本実施形態の方が約2
倍程度大きくなることが判明した。すなわち、本実施形
態の方が従来技術よりも約2倍の電磁力Fでアークを駆
動することができる。
【0027】次に、図5を用いて、本発明に係る第二の
実施形態としての回路遮断器について説明する。
【0028】本実施形態の回路遮断器は、固定接触子3
0aと可動接触子40aの形状以外、第一の実施形態と
同じなので、ここでは、固定接触子30a及び可動接触
子40aのみについて説明する。
【0029】本実施形態の固定接触子30aも、第一の
実施形態と同様に、負荷側と接続するための端子部35
と、この端子部35から二股に分かれた二つの分流部3
4a,34aと、各分流部34a,34aの端部で他方
の端部側に向かって伸びて互いに結合する結合部33a
と、二つの分流部34a,34aの間に形成され、結合
部33aから端子部35の方向に伸びている合流部32
aと、この合流部32aの端子部側の端部に形成されて
いる固定接点部31と、を有しており、板状の導体の中
央部をコ型に切欠き、部分的に折り曲げて形成したもの
である。この実施形態では、分流部34a,34aの結
合部側が可動接触子40aに近づく向きに折り曲げら
れ、合流部32aが結合部33aを基点として可動接触
子40aから遠ざかる方向に伸びて傾斜部を形成し、さ
らに、その先で分流部34aとほぼ平行になるように折
り曲げられ、そこに固定接点部31が形成されている。
【0030】また、本実施形態の可動接触子40aは、
L型を成し、Lの短い腕の部分が閉極時の固定接触子3
0aの合流部32aと対向する対向部42aを形成して
おり、その端部には可動接点部41が形成され、Lの長
い腕の端部には揺動軸部43が形成されている。このよ
うに、可動接触子40aをL型に折り曲げているのは、
固定接触子30aの結合部33aとの接触を回避するた
めである。
【0031】本実施形態においても、固定接触子30a
の固定接点31と可動接触子40aの可動接点31とが
互いに接触している際には、固定接触子30aの合流部
32aと可動接触子40aの対向部42aとは、互いに
対向し、且つ逆向きに電流Is,Imが流れているた
め、過電流が流れて、開極する際には、両者を引き離そ
うとする電磁力が働き、可動接触子30aの開極動作を
速めることができる。
【0032】固定接点31と可動接点41とが離れて、
両者間にアークA0が形成されると、このアークA0の経
路と固定接触子30aの合流部32aとは対向するよう
になる。このため、この合流部(アーク駆動部)32a
に流れる電流Isで発生する磁束Bsにより、アークA
0は、合流部32aから遠ざかる方向、言い換えると、
消弧室に近づく方向に電磁力Fを受ける。この結果、ア
ークAは、消弧室の方向に引き伸ばされ、アーク抵抗が
上昇すると共に、消弧室に設けられている消弧グリッド
により冷却される結果、素早く消弧される。
【0033】以上のように、本実施形態でも、固定接触
子30aの合流部32aを、その結合部側が可動接触子
40aに近づく向きに伸ばして、ここをアーク駆動部と
しているので、従来技術のように、不必要な空間が生ま
れることがなく、しかも、固定接触子30aには別個に
アークホーンを設ける必要がないので、回路遮断器の小
型化を図ることができる。
【0034】また、本実施形態でも、アークAを消弧室
側へ誘導する磁束Bsを発生させる電流経路として、固
定接触子30aの合流部32aのみしか存在せず、従来
技術のように、同じ向きに電流が流れる二つの経路を設
けていないので、アーク駆動に有効な強い磁束Bsを形
成することができる。さらに、本実施形態では、固定接
点31と可動接点41との両側方には、従来技術のよう
に、可動接触子の一部やアークホーンが存在しないの
で、ここまで消弧グリッドを伸ばすことができ、アーク
の冷却効果を高めることができる。従って、本実施形態
でも、第一の実施形態と同様に、アーク駆動に有効な強
い磁束を形成することができると共に、アーク冷却効果
を高めることができるので、限流性能を向上させること
ができる。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、固定接触子の合流部又
はこの合流部に対向する可動接触子の対向部をアーク駆
動部としたので、従来技術のように、不必要な空間が生
まれることがなく、しかも、固定接触子とは別個にアー
クホーンを設ける必要がないので、回路遮断器の小型化
を図ることができる。
【0036】また、本発明では、アークを消弧室側へ誘
導する磁束を発生させる電流経路として、固定接触子の
合流部又は可動接触子の対向部のみしか存在せず、従来
技術のように、同じ向きに電流が流れる二つの経路を設
けていないので、アーク駆動に有効な強い磁場を形成す
ることができる。さらに、固定接点と可動接点との両側
方には、従来技術のように、可動接触子の一部やアーク
ホーンが存在しないので、ここまで消弧グリッドを伸ば
すことができ、アークの冷却効果を高めることができ
る。このように、本発明では、アーク駆動に有効な強い
磁場を形成することができると共に、アーク冷却効果を
高めることができるので、限流性能を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第一の実施形態における回路遮断
器の断面図(閉極時)である。
【図2】本発明に係る第一の実施形態における回路遮断
器の断面図(開極時)である。
【図3】本発明に係る第一の実施形態における固定接触
子及び可動接触子の斜視図である。
【図4】本発明に係る第一の実施形態と従来技術とにお
ける、電流尖頭電流値とアーク駆動に有効な磁束密度と
の関係を示すグラフである。
【図5】本発明に係る第二の実施形態における固定接触
子及び可動接触子の斜視図である。
【図6】従来の固定接触子及び可動接触子の斜視図であ
る。
【図7】従来の他の固定接触子及び可動接触子の斜視図
である。
【符号の説明】
30,30a…固定接触子、31…固定接点、32,3
2a…合流部、33,33a…結合部、34,34a…
分流部、35…端子部、40,40a…可動接触子、4
1…可動接点、42,42a…対向部、43…揺動軸
部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】端子部及び固定接点部を有する固定接触子
    と、可動接点部及び揺動軸部を有し、該可動接点部が固
    定接点部と接触している状態と離間している状態とに該
    揺動軸部を中心として揺動可能に配置されている可動接
    触子と、を備えている回路遮断器において、 前記固定接触子は、前記端子部から二股に分かれた二つ
    の分流部と、各分流部の端部で他方の端部側に向かって
    伸びて互いに結合する結合部と、二つの該分流部の間に
    形成され、該結合部から該端子部の方向に伸びて該端子
    部側の端部に前記固定接点部が形成されている合流部
    と、を有し、 前記可動接触子は、端部に前記可動接点が形成され且つ
    閉極時に前記固定接触子の前記合流部と対向している対
    向部を有し、 前記固定接触子の前記合流部と前記可動接触子の前記対
    向部とのうち、いずれか一方には、前記固定接点部と前
    記可動接点部とが互いに離間し両者間にアークが形成さ
    れている際、該アークの経路と向かい合い、且つ該固定
    接点部から該可動接点部へ向きと逆向き成分を有する向
    きに電流が流れるアーク駆動部が形成されている、 ことを特徴とする回路遮断器。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の回路遮断器において、 前記可動接触子の前記対向部は、前記可動接点部から前
    記固定接触子に近づく向きに伸びており、 前記アーク駆動部は、前記可動接触子の前記対向部であ
    る、 ことを特徴とする回路遮断器。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の回路遮断器において、 前記固定接触子の前記分流部の前記結合部側は、前記可
    動接触子に近づく向きに伸び、前記合流部は、前記結合
    部を基点として、前記可動接触子から遠ざかる向きに伸
    びており、 前記アーク駆動部は、前記固定接触子の前記合流部であ
    る、 ことを特徴とする回路遮断器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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