JP2002260028A - 入退場ゲートシステム - Google Patents

入退場ゲートシステム

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JP2002260028A
JP2002260028A JP2001057614A JP2001057614A JP2002260028A JP 2002260028 A JP2002260028 A JP 2002260028A JP 2001057614 A JP2001057614 A JP 2001057614A JP 2001057614 A JP2001057614 A JP 2001057614A JP 2002260028 A JP2002260028 A JP 2002260028A
Authority
JP
Japan
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ticket
resonance
gate
entrance
resonance tag
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001057614A
Other languages
English (en)
Inventor
Kozo Matsushima
幸三 松島
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】低コストなチケットを用いて入退場管理および
チケットの不正な再利用防止が図れるようにした入退場
ゲートシステムを提供する。 【解決手段】チケットの登録データを読み取って施設へ
の入退場を管理するゲートシステムで、チケット7の識
別素子として特定の共振周波数を有する共振コイル7c
を形成した共振タグを用いるとともに、入退場ゲートの
ゲート本体1にはゲート扉2、チケットに付した共振タ
グの読み取り用アンテナ3、および誘導電流などで共振
コイルの機能を失効させる共振タグの破壊装置4、およ
び制御部5を装備し、チケットに付した共振タグの読み
取り判定結果を基に、チケットが正規であればその共振
タグを破壊した上で、ゲート扉を開いてチケットを携帯
した利用者の通行を許可する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊園地,テーマパ
ークなどの施設の改札に適用する入退場ゲートシステム
に関する。
【0002】
【従来の技術】頭記の施設で発券するチケットにあらか
じめ登録データを付しておき、入場者がゲートを通る際
にチケットの登録データを自動的に読み取って入退場を
管理するようにしたゲートシステムにおいて、チケット
の識別手段として、チケットにバーコードを印刷したも
の、磁気カードを用いたもの、およびRFIDカードと
呼ばれる非接触式のICタグを用いたものなどが従来よ
り知られている。
【0003】ここで、バーコードを印刷したチケット
は、入退場ゲートにおいてバーコードのデータをバーコ
ードリーダにより読み取って入場,退場の許可,禁止、
および施設への入場者数の管理などを行っている。一
方、磁気カード方式は、ゲートに装備したカードリーダ
で磁気データを読み取って入退場を管理するとともに、
磁気データを書換えてチケットの再利用を禁止するなど
の処理を行っている。また、RFIDカード方式では、
ゲートに装備した非接触式アンテナを使って登録データ
を読み取って磁気カードと同様な処理を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した従
来方式のゲートシステムでは、次記のような問題点があ
る。すなわち、 (1) バーコード方式は、そのチケットに使用済の書き込
みができないことからチケットの半券を切断するなどし
て不正な再利用を防ぐ処理が必要であるほか、コピーな
どによるチケットの不正な利用を防ぐために、チケット
の発券時に利用日の日付を印字するなどの処理が必要で
手間と費用がかかる。
【0005】(2) 磁気カード方式ではカードの製造コス
トが高くつき、遊園地などのように利用者がチケットを
記念に持ち帰れるようにした施設では、磁気カードの費
用が大きな負担となる。 (3) また、RFIDカード方式と機能,利便性が高い反
面、カードのコストが磁気カードよりもさらに高価であ
るために、通常はRFIDカードの発券時に利用者から
保証預かり金を受取り、退場時にカードの回収と引換え
に預かり金を返金する処理が必要となるなど、システム
の管理,運用が複雑となる。
【0006】そこで、本発明の目的は、低コストな識別
素子付きチケットを用いて入退場管理およびチケットの
不正な再利用防止が図れるようにした入退場ゲートシス
テムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、チケットの識別素子として特定の
共振周波数を有する共振タグ(薄膜共振コイルをチケッ
トの裏面に貼り合わせたもの)を用いるとともに、入退
場のゲート本体には通行許可信号に基づいて開くゲート
扉、チケットの共振タグ読み取り手段、および共振タグ
の破壊手段を備え、チケットに付した共振タグの読み取
り判定結果を基に、チケットが正規であればその共振タ
グを破壊した上で、ゲート扉を開いてチケットを携帯す
る利用者の通行を許可する処理を行う(請求項1)。
【0008】ここで、前記のチケットには共振周波数が
異なる複数の共振タグを並べて形成し(請求項2)、各
共振タグを用いて施設の入退場,および施設内の特別テ
ーマ館への入場管理などを行うようにすることもでき
る。また、共振タグの破壊手段としては、ゲート本体側
から共振タグに誘導電流を流してその発熱により共振コ
イルを物理的に変形,溶断させて失効させる(請求項
3)、あるいはゲート本体側から共振タグにパンチ穴を
穿孔して失効させる(請求項4)などの手段で対応でき
る。
【0009】上記のゲートシステムによれば、チケット
の識別素子として共振タグを用いたことで、その共振コ
イルは金属蒸着法などの安価な手段で作成することがで
き、これによりチケットのコスト,施設運営費の低減化
が図れる。また、利用者がゲートを通過する際にチケッ
トの識別素子である共振タグを破壊するようにしたの
で、利用者が持ち帰ったチケットを不正に再利用するこ
とができなくなるほか、従来のバーコード方式のように
発券時に日付などデータを印刷することが不要であり、
これにより施設でのチケットの発券管理,ゲートシステ
ムの運営を簡素化できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
実施例に基づいて説明する。まず、図1(a) に入退場ゲ
ート装置の構成を示す。図において、1は入退場通路に
設置したゲート本体であり、該ゲート本体1には通行許
可信号を受けて開放する電動式のゲート扉2、後記のチ
ケットに付した共振タグを読み取るためのアンテナ3、
共振タグ破壊装置4、および制御部5を装備している。
なお、6は利用者、7は利用者6が携帯している共振タ
グ付きチケットである。
【0011】一方、チケット7は図1(b) で示すように
表紙7aを台紙7bを貼り合わせたもので、表紙7aに
は表示事項が印刷されている。また、台紙7bには通常
の薄膜回路成形手段(金属蒸着法など)により薄膜の共
振コイル7c,および該コイルの始端と終端との間を接
続するジャンパを兼ねた薄膜抵抗7dを被着して所定の
共振周波数を有する共振タグを形成している。
【0012】また、前記共振コイル7cはチケット7の
券種(大人,子供,フリーパス券,夜間利用券など)ご
とにその周波数を変えて運営上に必要なデータを登録す
るようにしている。なお、チケット7の識別素子である
共振コイル7cは、表紙7aと台紙7bの間に挟まれて
いて外部から見えることはない。次に、利用者6がゲー
トを通過する際の改札動作を図2のフローチャートで説
明する。すなわち、利用者6がゲートを通る際に共振タ
グ付きチケット7をゲート本体1のチケット挿入口に差
し込んでアンテナ3に近づけると、制御部5がアンテナ
3を介してチケット7の共振タグ周波数を読み取りチエ
ックし、ここで共振コイル7cの共振周波数とゲート側
で設定した周波数とが一致して共振タグの読み取り可能
であれば、そのチケット7が正規であると判定し、その
判定信号を基に共振タグ破壊装置4が動作してチケット
7の共振コイル7cを破壊した上で、チケット7を利用
者6に返却するとともに、閉じているゲート扉2を開い
て利用者6の通行を許可する。これに対して、チケット
7の共振タグが読み取れない場合には、ゲート扉2を閉
じたままとしてブザー,ランプ,音声などのアラームを
出力して通行不許可の旨を知らせる。
【0013】なお、前記の共振タグ破壊装置4には例え
ば誘導加熱コイルを採用してゲート本体側からチケット
7の共振コイル7cに誘導電流を流し、その発熱により
薄膜コイルを変形,溶断させて識別素子としての機能を
失効させるようにする。また、誘導加熱方式のほかに穿
孔機を備え、チケット7にパンチ穴を開けて共振コイル
7cを切断して失効させるようにしてもよい。
【0014】また、図3,図4は前記した共振タグ付き
チケット7の応用実施例を示すものであり、図3の実施
例ではチケットの表紙にバーコード7a-1を印刷し、図
4の実施例では台紙7bに共振周波数を変えた2組の共
振コイル7c-1,7c-2を左右に並置形成してチケット
に多様な管理データを登録できるようにしている。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のゲートシス
テムによれば次記の効果を奏する。 (1) チケットの識別素子として共振タグを用いたことに
より、その共振コイルは金属蒸着法などの安価な手段で
作成することができ、これによりチケットのコスト,施
設運営費の低減化が図れる。
【0016】(2) また、利用者がゲートを通過する際に
チケットの識別素子である共振タグを破壊するようにし
たので、利用者が持ち帰ったチケットを不正に再利用す
ることができなくなるほか、従来のバーコード方式のよ
うに発券時に日付などデータを印刷することが不要で、
かつ自動販売機でのチケット販売も可能となるなど、施
設でのチケットの発券管理,ゲートシステムの運営を簡
素化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるゲートシステムを示し、
(a) はゲートの構成図、(b) は当該ゲートシステムで使
用するチケットの構造図
【図2】図1のゲートシステムによる改札動作のフロー
チャートを表す図
【図3】図1(b) のチケットにバーコードを印刷した応
用実施例を表す図
【図4】図1(b) のチケットに2組の共振タグを形成し
た応用実施例を表す図
【符号の説明】
1 ゲート本体 2 ゲート扉 3 アンテナ 4 共振タグ破壊装置 5 制御部 6 利用者 7 共振タグ付きチケット 7a 表紙 7a-1 バーコード 7b 台紙 7c,7c-1,7c-2 共振コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 19/07 G06K 19/00 H 19/00 Q

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】チケットの登録データを読み取って施設へ
    の入退場を管理するゲートシステムであって、チケット
    の識別素子として特定の共振周波数を有する共振タグを
    用いるとともに、入退場ゲートにはゲート扉、チケット
    に付した共振タグの読み取り手段、および共振タグの破
    壊手段を装備し、チケットに付した共振タグの読み取り
    判定結果を基に、チケットが正規であればその共振タグ
    を破壊した上で、ゲート扉を開いてチケットを携帯した
    利用者の通行を許可するようにしたことを特徴とする入
    退場ゲートシステム。
  2. 【請求項2】請求項1記載のゲートシステムにおいて、
    チケットに共振周波数を変えた複数の共振タグを並べて
    形成したことを特徴とする入退場ゲートシステム。
  3. 【請求項3】請求項1記載のゲートシステムにおいて、
    共振タグの破壊手段が、ゲート本体側から共振タグに誘
    導電流を流して失効させるものであることを特徴とする
    入退場ゲートシステム。
  4. 【請求項4】請求項1記載のゲートシステムにおいて、
    共振タグの破壊手段が、ゲート本体側から共振タグにパ
    ンチ穴を穿孔して失効させるものであることを特徴とす
    る入退場ゲートシステム。
JP2001057614A 2001-03-02 2001-03-02 入退場ゲートシステム Pending JP2002260028A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004328293A (ja) * 2003-04-23 2004-11-18 C4 Technology Inc 電子チケット、電子チケット方式、認証方式および情報処理方式
JP2017167632A (ja) * 2016-03-14 2017-09-21 株式会社東芝 発券機および利用券
JP2019159793A (ja) * 2018-03-13 2019-09-19 オムロン株式会社 自動改札機及び改札システム

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