JP2002259650A - スケジュール調整方法、スケジュール管理方法、およびスケジュール管理装置 - Google Patents

スケジュール調整方法、スケジュール管理方法、およびスケジュール管理装置

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JP2002259650A
JP2002259650A JP2001058332A JP2001058332A JP2002259650A JP 2002259650 A JP2002259650 A JP 2002259650A JP 2001058332 A JP2001058332 A JP 2001058332A JP 2001058332 A JP2001058332 A JP 2001058332A JP 2002259650 A JP2002259650 A JP 2002259650A
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adjustment
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schedules
circuit
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Tsukasa Oishi
司 大石
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 あるユーザからスケジュールの登録要求があ
った場合に、他のユーザのスケジュールを考慮してスケ
ジュールを自動的に調整できるスケジュール調整方法お
よびスケジュール管理装置を提供する。 【解決手段】 比較ループカウンタ514は、ユーザか
らの調整依頼スケジュールをデータベース52に記憶さ
れた調整対象スケジュールと比較する。調整依頼スケジ
ュールが調整対象スケジュールの空き時間帯に不一致で
あるとき、位置ずらし回路516,517は、調整依頼
スケジュールに設定された融通時間帯の範囲でスケジュ
ールを変更し、比較ループカウンタ514は、調整依頼
スケジュールが調整対象スケジュールの空き時間帯に一
致するように調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数のクライア
ントの複数のスケジュールを相互に調整・管理するスケ
ジュール調整方法、スケジュール管理方法、およびスケ
ジュール管理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子手帳、ワードプロセッサ、お
よびパーソナルコンピュータ等の情報処理装置にスケジ
ュール管理機能を搭載し、この機能を利用して個人のス
ケジュールを管理することが行なわれている。
【0003】このような個人のスケジュールを管理する
スケジュール管理装置として特開平8−006995号
公報には、複数のモードによって複数人のスケジュール
を登録するスケジュール管理装置が開示されている。こ
の特開平8−006995号公報に記載されたスケジュ
ール管理装置においては、無条件登録モード、通常モー
ド、および承認モードが設けられている。
【0004】無条件登録モードは、あるユーザからのス
ケジュールの登録要求に対して、登録要求のあったスケ
ジュールが他のユーザの既に登録されたスケジュールと
重複するか否かを検索することなく、その登録要求のあ
ったスケジュールを登録するモードである。
【0005】また、通常モードは、あるユーザからのス
ケジュールの登録要求に対して、登録要求のあったスケ
ジュールが他のユーザの既に登録されたスケジュールの
空き時間に該当する場合に限って登録要求のあったスケ
ジュールを登録するモードである。
【0006】さらに、承認モードは、あるユーザからの
スケジュールの登録要求に対して、その登録要求があっ
たスケジュールを他のユーザが承認した場合に、登録要
求のあったスケジュールを登録するモードである。
【0007】そして、特開平8−006995号公報に
記載されたスケジュール管理装置においては、複数のモ
ードから使用目的に合ったモードが選択され、各個人の
スケジュールが登録される。たとえば、1台のスケジュ
ール管理装置に、全てのメンバーのスケジュールを記憶
しておくスケジュールボードの役割を持たせる場合、そ
のスケジュール管理装置の処理モードは無条件登録モー
ドに設定される。そして、各ユーザは、自己専用のスケ
ジュール管理装置に自分のスケジュールを入力するとと
もに、スケジュールボードを管理するスケジュール管理
装置に対してスケジュールの登録要求を送信し、スケジ
ュールボードに書込む。スケジュールボードを管理する
スケジュール管理装置は、全てのスケジュールの登録要
求を無条件に登録・記憶するので、スケジュールの重複
に関係なく、メンバーの全スケジュールを記憶する。
【0008】また、会議室の予約のような機材・設備の
使用予約を管理する機能を1台のスケジュール管理装置
に持たせる場合には、通常モードが設定される。この通
常モードは、スケジュールの登録要求の中から時間的に
最も早い要求を1つだけ受付けるもので、先着順の予約
システムを実現するものである。
【0009】さらに、その他の用途に使用する場合、使
用者の好みに応じて処理モードが設定される。他人から
のスケジュールの要求が勝手に登録されるのを好まない
のであれば、承認モードを設定すればよい。
【0010】このように、特開平8−006995号公
報に記載されたスケジュール管理装置は、使用目的に応
じて各個人のスケジュールの登録方法を変えるものであ
る。
【0011】また、特開平9−027000号公報に
は、あるユーザからのスケジュールの登録要求に対し
て、その登録要求のあったスケジュールを他のユーザへ
送信し、他のユーザが登録要求のあったスケジュールに
対して回答することによって各ユーザ間のスケジュール
を調整するスケジュール管理システムが記載されてい
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平8−0
06995号公報に記載されたスケジュール管理装置、
および特開平9−027000号公報に記載されたスケ
ジュール管理システムにおいては、あるユーザからのス
ケジュールの調整依頼に対して、その調整依頼されたス
ケジュールが他のユーザのスケジュールに重複しないよ
うに自動的に調整することができないという問題があ
る。つまり、特開平9−027000号公報に記載され
たスケジュール管理システムでは、スケジュール管理装
置は、受信したスケジュールを他のユーザへ送信した
り、他のユーザからの回答を調整を依頼したユーザへ送
信するだけであり、スケジュール管理装置が自動的に複
数のユーザのスケジュールを自動的に調整するものでは
ない。
【0013】また、上述した2つの公報に記載されたス
ケジュール管理装置では、各ユーザのスケジュールを登
録するため、または調整するために用いられるため、各
ユーザが次の予定を実行するように管理することができ
ないという問題がある。
【0014】さらに、製品を期日までに納品しなければ
ならない生産ラインのスケジュールを管理するスケジュ
ール管理装置においては、その期日を越えて製品を生産
するスケジュールを設定したのでは、その製品を販売す
ることができない。
【0015】そこで、本発明は、かかる問題を解決する
ためになされたものであり、その目的は、あるユーザか
らスケジュールの登録要求があった場合に、他のユーザ
のスケジュールを考慮してスケジュールを自動的に調整
できるスケジュール調整方法およびスケジュール管理装
置を提供することである。
【0016】また、本発明の別の目的は、スケジュール
を正確に実行できるように各ユーザのスケジュールを管
理するスケジュール管理方法を提供することである。
【0017】また、さらに、本発明の別の目的は、納品
期日までに製品を生産できるように複数の生産ラインの
スケジュールを管理するスケジュール管理方法を提供す
ることである。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、スケ
ジュール調整方法は、登録時間帯、および登録時間帯の
変更可能な範囲を示す第1の融通時間帯が設定された複
数のスケジュールを調整するスケジュール調整方法であ
って、スケジュールの調整依頼に応じて、複数のスケジ
ュールから複数の調整対象スケジュールを抽出する第1
のステップと、希望時間帯と、希望時間帯の変更可能な
範囲を示す第2の融通時間帯とから成る調整依頼スケジ
ュールを受信する第2のステップと、調整依頼スケジュ
ールを複数の調整対象スケジュールと比較し、調整依頼
スケジュールが複数の調整対象スケジュールの複数のス
ケジュール設定可能時間帯に一致するように調整する第
3のステップと、調整依頼スケジュールが前記複数のス
ケジュール設定可能時間帯に一致するとき、複数の調整
対象スケジュールを更新する第4のステップと、第3の
ステップにおける調整結果を発信する第5のステップと
を含み、スケジュール設定可能時間帯は、空き時間帯に
第1の融通時間帯を加えた時間帯である。
【0019】好ましくは、第3のステップにおいて、希
望時間帯が複数の空き時間帯に一致しないとき希望時間
帯を第2の融通時間帯の範囲内で変化させることによっ
て調整依頼スケジュールが複数の空き時間帯に一致する
ように調整する。
【0020】好ましくは、第3のステップにおいて、希
望時間帯を第2の融通時間帯の範囲内で変化させても調
整依頼スケジュールが複数の空き時間帯に一致しないと
き、さらに、複数の空き時間帯の各々を対応する第1の
融通時間帯の範囲内で変化させることによって調整依頼
スケジュールが複数の空き時間帯に一致するように調整
する。
【0021】好ましくは、第3のステップにおいて、複
数の空き時間帯の各々を対応する第1の融通時間帯の範
囲内で変化させても調整依頼スケジュールが複数の空き
時間帯に一致しないとき、さらに、複数の調整対象スケ
ジュールに共通するスケジュールの設定が可能な共通時
間帯を検出する。
【0022】また、この発明によれば、スケジュール管
理方法は、登録時間帯、および登録時間帯の変更可能な
範囲を示す融通時間帯が設定された複数のスケジュール
を管理するスケジュール管理方法であって、スケジュー
ルの管理依頼に応じて、複数のスケジュールから同一の
スケジュールを有する複数の管理対象スケジュールを抽
出する第1のステップと、複数の管理対象スケジュール
に基づいて現在時刻から次の予定時刻までの残時間を検
出する第2のステップと、第2のステップにおいて検出
された残時間をクライアントに送信する第3のステップ
とを含む。
【0023】好ましくは、残時間を所定値と比較し、残
時間が所定値に一致すると次の予定時刻における目的位
置への移動をクライアントに促すための通知信号を発信
する第4のステップをさらに含む。
【0024】好ましくは、第4のステップにおいて、さ
らに、スケジュールの管理依頼を送信したクライアント
の現在位置から複数の管理対象スケジュールに含まれる
目的位置までの移動時間を検出し、残時間から移動時間
を差引いた差引時間に基づいて通知信号を発信する。
【0025】好ましくは、スケジュールの変更依頼に応
じて、複数の管理対象スケジュールに含まれる次の予定
時刻を融通時間帯の範囲内で変更し、その変更された次
の予定時刻に基づいて残時間を検出する第5のステップ
をさらに含む。
【0026】また、この発明によれば、スケジュール管
理方法は、登録期間、および登録期間の変更可能な範囲
を示す第1の融通期間が設定された複数のスケジュール
を管理するスケジュール管理方法であって、スケジュー
ルの管理依頼に応じて、複数のスケジュールから複数の
管理対象スケジュールを抽出する第1のステップと、希
望期間と、希望期間の変更可能な範囲を示す第2の融通
期間とから成る調整依頼スケジュールを受信する第2の
ステップと、調整依頼スケジュールを複数の調整対象ス
ケジュールと比較し、調整依頼スケジュールが複数の調
整対象スケジュールの複数のスケジュール設定可能時間
帯に一致するように調整する第3のステップと、調整依
頼スケジュールが複数のスケジュール設定可能期間に一
致するとき、複数の調整対象スケジュールを更新する第
4のステップと、第3のステップにおける調整結果を発
信する第5のステップとを含み、スケジュール設定可能
期間は、空き期間に第1の融通期間を加えた期間であ
り、第3のステップにおいて、調整した複数の調整対象
スケジュールにおいて第1の融通期間が制限期間を超え
るとき、その超えた融通期間が設定された調整対象スケ
ジュールを除去する。
【0027】好ましくは、複数のスケジュールは、生産
ラインの生産工程を管理するためのスケジュールであ
る。
【0028】好ましくは、複数のスケジュールは、相互
に異なる生産能力を備えた生産ラインの生産工程を管理
するためのスケジュールである。
【0029】また、この発明によれば、スケジュール管
理装置は、登録時間帯、および登録時間帯の変更可能な
範囲を示す第1の融通時間帯が設定された複数のスケジ
ュールを記憶するスケジュール記憶回路と、希望時間帯
と、希望時間帯の変更可能な範囲を示す第2の融通時間
帯とから成る調整依頼スケジュールを受信する受信回路
と、受信回路によって受信されたスケジュールの調整依
頼に応じて、スケジュール記憶回路から複数の調整対象
スケジュールを読出すスケジュール読出回路と、調整依
頼スケジュールを複数の調整対象スケジュールと比較
し、調整依頼スケジュールが複数の調整対象スケジュー
ルの複数のスケジュール設定可能時間帯に一致するよう
に調整するスケジュール調整回路と、調整依頼スケジュ
ールが複数のスケジュール設定可能時間帯に一致すると
き、調整依頼スケジュールに基づいて複数の調整対象ス
ケジュールの各々を更新するスケジュール更新回路と、
スケジュール更新回路によって更新された複数の更新ス
ケジュールをスケジュール記憶回路に記憶された対応す
る複数のスケジュールと書換えるスケジュール書換回路
と、スケジュール調整回路による調整結果を発信する発
信回路とを備え、スケジュール設定可能時間帯は、空き
時間帯に第1の融通時間帯を加えた時間帯である。
【0030】好ましくは、スケジュール調整回路は、希
望時間帯が複数の空き時間帯に一致しないとき希望時間
帯を第2の融通時間帯の範囲内で変化させることによっ
て調整依頼スケジュールが複数の空き時間帯に一致する
ように調整する。
【0031】好ましくは、スケジュール調整回路は、希
望時間帯を第2の融通時間帯の範囲内で変化させても調
整依頼スケジュールが複数の空き時間帯に一致しないと
き、さらに、複数の空き時間帯の各々を対応する第1の
融通時間帯の範囲内で変化させることによって調整依頼
スケジュールが複数の空き時間帯に一致するように調整
する。
【0032】好ましくは、スケジュール調整回路は、複
数の空き時間帯の各々を対応する第1の融通時間帯の範
囲内で変化させても調整依頼スケジュールが複数の空き
時間帯に一致しないとき複数の調整対象スケジュールに
共通するスケジュールの設定が可能な共通時間帯を出力
し、発信回路は、共通時間帯を発信する。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一
または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さ
ない。
【0034】[実施の形態1]図1は、この発明の実施
の形態1によるスケジュール調整方法およびスケジュー
ル管理装置を用いたスケジュール管理システムの概略ブ
ロック図である。
【0035】スケジュール管理システム100は、携帯
電話機1〜13と、ネットワーク21〜23と、基地局
31〜33と、ネットワーク40と、サーバ50とを備
える。サーバ50は、端末装置51と、データベース5
2とを含む。
【0036】携帯電話機1〜4は、無線によるネットワ
ーク21を介して基地局31に接続される。携帯電話機
5〜8は、無線によるネットワーク22を介して基地局
32に接続される。携帯電話機9〜13は、無線による
ネットワーク23を介して基地局33に接続される。基
地局31〜33は、ネットワーク40を介してサーバ5
0に接続される。
【0037】携帯電話機1〜13のユーザは、それぞ
れ、対応するネットワーク21〜23および基地局31
〜33と、ネットワーク40とを介して自己のスケジュ
ールをサーバ50へ送信する。サーバ50の端末装置5
1は、携帯電話機1〜13からのスケジュールを受信
し、その受信したスケジュールをデータベース52に登
録する。また、端末装置51は、携帯電話機1〜13の
いずれかから調整すべきスケジュールを受信すると、調
整対象となるスケジュールをデータベース52から読出
し、後述する方法によって調整すべきスケジュールが調
整対象となるスケジュールの空き時間に一致するように
調整する。そして、端末装置51は、調整したスケジュ
ールをデータベース52に書込んでスケジュールを更新
するとともに、ネットワーク40、基地局31〜33、
およびネットワーク21〜23を介して調整対象となっ
たユーザの携帯電話機1〜13へスケジュールが調整さ
れた旨を送信する。データベース52は、携帯電話機1
〜13のユーザのスケジュールを記憶する。なお、サー
バ50は、携帯電話機1〜13との間で暗号化した暗号
データを送受信する。
【0038】図2を参照して、端末装置51は、受信回
路510と、復号回路511と、データベース読出書込
制御回路512と、スケジュール入力回路513と、比
較ループカウンタ514と、データ読出保持回路515
と、位置ずらし回路516,517と、MOST回路5
18と、スケジュール更新回路519と、データ書込回
路520と、マスク処理回路521と、暗号回路522
と、発信回路523とを含む。
【0039】受信回路510は、携帯電話機1〜13の
いずれかからの調整依頼スケジュールをネットワーク4
0を介して受信する。なお、この調整依頼スケジュール
は暗号化されている。復号回路511は、携帯電話機1
〜13に保持されている秘密鍵Skと非対称な公開鍵P
kを保持しており、携帯電話機1〜13において秘密鍵
Skによって暗号化された暗号データを公開鍵Pkによ
って復号する。つまり、スケジュール管理システム10
0においては、公開鍵暗号方式が用いられている。そし
て、復号回路511は、復号したデータのうち、スケジ
ュールの調整対象となるクライアントのアドレスをデー
タベース読出書込制御回路512およびマスク処理回路
521へ出力する。データベース読出書込制御回路51
2は、復号回路511によって復号されたデータのう
ち、スケジュールの調整対象となるクライアントのアド
レスを復号回路511から受け、その受けたアドレスに
対応するスケジュールを読出すようにデータベース52
を制御する。また、データベース読出書込制御回路51
2は、データベース書込回路520を制御する。スケジ
ュール入力回路513は、復号回路511から復号され
た調整依頼スケジュールを受け、その受けた調整依頼ス
ケジュールを比較ループカウンタ514、位置ずらし回
路516、およびスケジュール更新回路519へ出力す
る。
【0040】比較ループカウンタ514は、スケジュー
ル入力回路513からの調整依頼スケジュールをデータ
読出保持回路515からの調整対象スケジュールと比較
し、調整依頼スケジュールが調整対象スケジュールの空
き時間に一致すれば、一致信号OKをスケジュール更新
回路519へ出力する。また、比較ループカウンタ51
4は、調整依頼スケジュールが調整対象スケジュールの
空き時間に一致しないとき不一致信号NGを位置ずらし
回路516,517へ出力する。さらに、比較ループカ
ウンタ514は、不一致信号NGを出力した後、位置ず
らし回路516によって融通時間内で変更された調整依
頼スケジュールを位置ずらし回路517によって融通時
間内で変更された調整対象スケジュールと比較し、変更
後の調整依頼スケジュールが変更後の調整対象スケジュ
ールの空き時間に一致すると、一致信号OKをスケジュ
ール更新回路519へ出力し、不一致であれば不一致信
号NGを位置ずらし回路516,517へ出力する。そ
して、比較ループカウンタ514は、位置ずらし回路5
16によって変更された調整依頼スケジュールを位置ず
らし回路517によって変更された調整対象スケジュー
ルと比較する動作を予め設定された回数まで繰返し、そ
れでも調整依頼スケジュールが調整対象スケジュールに
一致しないとき、調整終了信号OVEをMOST回路5
18およびマスク処理回路521へ出力する。なお、比
較ループカウンタ514における比較動作の繰返回数
は、後述する融通時間内において調整依頼スケジュール
または調整対象スケジュールを変更する回数に依存して
決定される。
【0041】データ読出保持回路515は、データベー
ス52から調整対象となるスケジュールを読出し、その
読出した調整対象スケジュールを比較ループカウンタ5
14、位置ずらし回路517、およびスケジュール更新
回路519へ出力する。位置ずらし回路516は、比較
ループカウンタ514から不一致信号NGを受けると、
スケジュール入力回路513から入力された調整依頼ス
ケジュールを後述する融通時間内で所定の時間だけ変更
し、その変更した調整依頼スケジュールを比較ループカ
ウンタ514へ出力する。位置ずらし回路517は、比
較ループカウンタ514から不一致信号NGを受ける
と、データ読出保持回路515から入力された調整対象
スケジュールを後述する融通時間内で所定の時間だけ変
更し、その変更した調整対象スケジュールを比較ループ
カウンタ514へ出力する。
【0042】MOST回路518は、比較ループカウン
タ514から調整終了信号OVEを受けると、データ読
出保持回路515から入力された調整対象となった複数
の調整対象スケジュールに共通する共通空時間を検出
し、その検出した共通空時間をマスク処理回路521へ
出力する。スケジュール更新回路519は、比較ループ
カウンタ514から一致信号OKを受けると、スケジュ
ール入力回路513から入力された調整依頼スケジュー
ルによってデータ読出保持回路515から入力された複
数の調整対象スケジュールを更新する。データベース書
込回路520は、スケジュール更新回路519から入力
された更新スケジュールによってデータベース52に記
憶された調整対象スケジュールを書換えるとともに、更
新スケジュールをマスク処理回路521へ出力する。
【0043】マスク処理回路521は、比較ループカウ
ンタ514から調整終了信号OVE、データベース書込
回路520から入力された更新スケジュールのうち、他
人に非公開とする部分にマスクをしたスケジュール、お
よびMOST回路518から入力された共通空時間を暗
号回路522へ出力する。この場合、マスク処理回路5
21は、図3に示すスケジュール110のうち、各クラ
イアントのプライベート時間111を無条件にマスクを
し、スケジュール114を受信相手に依存してマスクす
る。すなわち、マスク処理回路521は、スケジュール
の調整相手にはスケジュール114にマスクをせず、そ
れ以外のクライアントにはマスクをする。また、マスク
処理回路521は、空き時間112,113には無条件
にマスクをしない。マスク処理回路521は、部分的に
マスクをしたスケジュール110を図4に示すフォーマ
ットに従って暗号回路522へ出力する。すなわち、デ
ータ120は、ヘッダ121と、コード領域122と、
データ領域123とから成る。ヘッダ121には、デー
タ領域123に書込まれた複数のスケジュールの各々に
ついて公開/非公開の情報が書込まれる。コード領域1
22には、データ120を発信するクライアントの各ユ
ーザコードが書込まれる。データ領域123には、各ユ
ーザコードに対応するクライアントのスケジュールが書
込まれる。マスク処理回路521は、復号回路511か
ら入力されたスケジュールの調整対象となるクライアン
トのアドレスをユーザコードとして書込み、データベー
ス書込回路520から入力された更新スケジュールをコ
ード領域122のアドレスに対応させてデータ領域12
3に書込む。データ120のフォーマットに従って携帯
電話機1〜13へスケジュールを送信することにより、
各携帯電話機1〜13は、コード領域122に書込まれ
た各ユーザコードを用いてデータ領域123に書込まれ
たユーザコードに対応するスケジュールを抽出すること
ができる。
【0044】暗号回路522は、秘密鍵Ssを保持して
おり、マスク処理回路521から入力されたスケジュー
ルと共通空時間とを暗号化して発信回路523へ出力す
る。発信回路523は、暗号回路522からの暗号デー
タをネットワーク40、基地局31〜33、およびネッ
トワーク21〜23を介して携帯電話機1〜13へ発信
する。
【0045】図5を参照して、携帯電話機1〜13の各
々は、受信回路61と、復号回路62と、入力回路63
と、処理装置64と、表示装置65と、暗号回路66
と、発信回路67とを含む。
【0046】受信回路61は、サーバ50からの暗号デ
ータをネットワーク40、基地局31〜33、およびネ
ットワーク21〜23を介して受信する。復号回路62
は、サーバ50が保持する秘密鍵Ssと非対称な公開鍵
Psを保持しており、受信回路61によって受信された
暗号データを公開鍵Psによって復号する。入力回路6
3は、携帯電話機1〜13のユーザからの指示や調整す
べきスケジュール等を受付ける。処理装置64は、復号
回路62によって復号されたサーバ50からのスケジュ
ールおよび共通空時間と、入力回路63から入力された
調整依頼スケジュールとを受取りサーバ50からのスケ
ジュールおよび共通空時間を表示装置65へ出力し、調
整依頼スケジュールを暗号回路66へ出力する。表示装
置65は、サーバ50からのスケジュールおよび共通空
時間を表示する。
【0047】暗号回路66は、保持する秘密鍵Skによ
って調整依頼スケジュールを暗号化して発信回路67へ
出力する。発信回路67は、暗号データをネットワーク
21〜23、基地局31〜33、およびネットワーク4
0を介してサーバ50へ発信する。
【0048】図6を参照して、データベース52に記憶
されているスケジュールのデータフォーマットについて
説明する。スケジュール70は、ヘッダ領域71と、デ
ータ領域72,73,74,・・・とから成る。ヘッダ
領域71は、ヘッダ711と、グループ712と、内容
ヘッダ713とから成る。ヘッダ711には、各クライ
アントのユーザアドレスが書込まれる。グループ712
には、各クライアントが属するグループ番号が書込まれ
る。内容ヘッダ713には、データ領域の個数が書込ま
れる。なお、スケジュール70を他のクライアントに送
信するとき、グループ712は非公開とされる。これは
次の理由による。各クライアントのスケジュールはグル
ープ単位で調整および管理されることが多く、他のグル
ープのクライアントにスケジュール70を送信する場
合、送信されたスケジュール70がどのグループに属す
るクライアントのスケジュールであるかを知られたくな
い場合もある。一方、グループ内のクライアントにスケ
ジュール70を送信する場合には、グループ番号は意味
のない情報である。そこで、グループ712は、全面的
に非公開としたのである。
【0049】データ領域72,73,74,・・・の各
々は、スケジュールヘッダ81と、グループ82と、開
始時刻83と、終了時刻84と、融通開始時刻85と、
融通終了時刻86とから成る。データ領域72,73,
74,・・・の各々は、1つのスケジュールを示す規格
である。スケジュールヘッダ81には、フラグまたはタ
イトルが書込まれる。フラグは、データ領域72,7
3,74,・・・の各々に書込まれたスケジュールを公
開にするか、非公開にするかを示すものである。グルー
プ82には、各クライアントが属するグループ番号が書
込まれる。開始時刻83は、1つのスケジュールの開始
を示す時刻である。終了時刻84は、1つのスケジュー
ルの終了を示す時刻である。融通開始時刻85は、開始
時刻83および終了時刻84を変更できる範囲の始めを
示す時刻である。融通終了時刻86は、開始時刻83お
よび終了時刻84を変更できる範囲の終わりを示す時刻
である。スケジュール70は、1人のクライアントのス
ケジュールを示しており、データベース52は、複数の
クライアントに対応する複数のスケジュールの各々をス
ケジュール70のフォーマットによって記憶する。
【0050】図7を参照して、実施の形態1による各ク
ライアントのスケジュールの調整方法について説明す
る。図7は、スケジュールの調整の依頼者が、サーバ5
0のデータベース52へ登録を希望するスケジュールを
2人のクライアントA,Bのスケジュールと調整する場
合を示す。調整依頼スケジュール90は、依頼者が登録
を希望する希望時間帯901と、融通時間帯901A,
901Bとから成る。融通時間帯901A,901B
は、希望時間帯901を変更できる範囲を示す。このよ
うに、依頼者は、登録を希望する希望時間帯901に、
希望時間帯901を変更できる範囲である融通時間帯9
01A,901Bを設定してサーバ50へ他のクライア
ントA,Bのスケジュールとの調整を依頼する。
【0051】調整対象スケジュール91は、依頼者、本
人のスケジュールであり、調整対象スケジュール92
は、クライアントAのスケジュールであり、調整対象ス
ケジュール93は、クライアントBのスケジュールであ
る。調整対象スケジュール91は、スケジュール911
〜914と、空き時間帯915,916とから成る。調
整対象スケジュール92は、スケジュール921〜92
4と、空き時間帯925〜927とから成る。スケジュ
ール922には、融通時間帯922A,922Bが設定
され、スケジュール923には、融通時間帯923A,
923Bが設定されている。調整対象スケジュール93
は、スケジュール931〜934と、空き時間帯935
〜937とから成る。スケジュール932には、融通時
間帯932A,932Bが設定され、スケジュール93
4には、融通時間帯934A,934Bが設定されてい
る。
【0052】スケジュール911,914,921〜9
24,931〜933は、プライベート時間等の他人に
公開したくないスケジュールである。スケジュール91
2,913,934は、相手によって公開/非公開にす
るスケジュールである。たとえば、スケジュールの調整
相手には公開するが、それ以外のクライアントには非公
開とする。
【0053】調整依頼スケジュール90は、依頼者のス
ケジュールである調整対象スケジュール91の空き時間
帯915の一部に設定されている。また、調整依頼スケ
ジュール90の希望時間帯901は、調整対象スケジュ
ール91のスケジュール922と一部重複し、調整対象
スケジュール93の空き時間帯936の一部に設定され
ている。したがって、このままでは、調整依頼スケジュ
ール90を登録することはできない。そこで、調整依頼
スケジュール90の希望時間帯901を融通時間帯90
1A,901Bの範囲内で変更し、その変更した希望時
間帯917が調整対象スケジュール92,93の空き時
間帯または空き時間帯に融通時間帯を加えた範囲に設定
されるように調整する。具体的には、次のように行な
う。希望時間帯901を融通時間帯901Aの範囲内で
変更すると、調整対象スケジュール92のスケジュール
922との重複が増加するので、希望時間帯901を融
通時間帯901Aの範囲で変更することはできない。一
方、希望時間帯901を融通時間帯901Bの範囲で変
更させると、調整対象スケジュール92の空き時間帯9
26および調整対象スケジュール93の空き時間帯93
6の範囲に希望時間帯901を設定できる可能性があ
る。そこで、希望時間帯901の開始時刻がスケジュー
ル922の融通時間帯922Bの終了時刻に一致し、希
望時間帯901の終了時刻がスケジュール932の融通
時間帯932Aの開始時刻に一致するように、希望時間
帯901を融通時間帯901Bの範囲で変更する。これ
により、変更後の希望時間帯917を調整対象スケジュ
ール91の空き時間帯915、調整対象スケジュール9
2の空き時間帯926、および調整対象スケジュール9
3の空き時間帯936の範囲に設定できる。
【0054】そして、変更後の希望時間帯917を、調
整対象スケジュール91〜93の各々に設定して、更新
スケジュール101〜102を生成する。更新スケジュ
ール101は、依頼者の更新スケジュールであり、更新
スケジュール102は、クライアントAの更新スケジュ
ールであり、更新スケジュール103は、クライアント
Bの更新スケジュールである。更新スケジュール101
は、スケジュール911〜914,917と、空き時間
帯916,918,919とから成る。更新スケジュー
ル102は、スケジュール917,921〜924と、
空き時間帯925,927,928とから成る。更新ス
ケジュール103は、スケジュール917,931〜9
34と、空き時間帯935,937,938とから成
る。なお、新たに設定されたスケジュール917は、相
手によって公開/非公開とされるスケジュールである。
【0055】上述したように、調整依頼スケジュール9
0に設定された融通時間帯901Bを用いて希望時間帯
901を変更し、クライアントA,Bのスケジュール9
2,93との調整を行なった。調整依頼スケジュールに
設定された融通時間帯を用いても他のクライアントのス
ケジュールとの調整ができないときは、調整対象スケジ
ュールに設定された融通時間帯の範囲内で調整相手のス
ケジュールを変更して調整を行なう。たとえば、希望時
間帯901を融通時間帯901A,901Bの範囲内で
変更しても、調整対象スケジュール92,93のスケジ
ュール922,932との重複が避けられないときは、
スケジュール922を融通時間帯922A,922Bの
範囲内で変更させ、またはスケジュール932を融通時
間帯932A,932Bの範囲内で変更させて調整を行
なう。
【0056】また、調整依頼スケジュールに設定された
融通時間帯を用いて希望登録時間を変更させ、かつ、調
整対象スケジュールに設定された融通時間帯を用いて調
整相手のスケジュールを変更させてもスケジュールの調
整ができないとき、複数の調整対象スケジュールに共通
な空き時間を検出し、その検出した共通空時間を調整依
頼者へ送信する。
【0057】本発明によるスケジュールの調整において
は、希望時間帯901を融通時間帯901A,901B
の範囲内で変更させてスケジュールを調整することは、
調整対象スケジュール902,903の空き時間92
6,936にスケジュール922,923,932,9
34の融通時間帯922B,923A,932A,93
4Bを加えた時間帯(「スケジュール設定可能時時間
帯」と言う。)に、変更させた希望時間帯を一致させる
ことに相当する。したがって、空き時間帯926,93
6は、隣接するスケジュール922,923,932,
934の融通時間帯922B,923A,932A,9
34Bを空き時間帯の変更可能な範囲を示す融通時間帯
としても使用する。
【0058】このように、本発明は、融通時間帯を用い
て登録を希望する希望時間帯または調整相手のスケジュ
ールを変更して、複数のスケジュールを調整することを
特徴とする。
【0059】図8を参照して、この発明によるスケジュ
ール調整方法のフローチャートについて説明する。調整
動作がスタートすると(ステップS100)、クライア
ントは、自己の携帯電話機1〜13を用いてスケジュー
ルの調整依頼をサーバ50へ発信する(ステップS10
1)。サーバ50の端末装置51は、ネットワーク21
〜23、基地局31〜33、およびネットワーク40を
介してスケジュールの調整依頼を受信して受付ける(ス
テップS102)。端末装置51の制御回路(図示せ
ず)は、スケジュールの調整依頼を受付けると、調整内
容の問合わせを発信回路523へ出力し、発信回路52
3は、調整内容を依頼者へ発信する(ステップS10
3)。携帯電話機1〜13の受信回路61は、調整内容
の問い合わせを受信し、復号回路62を介して処理装置
64へ出力する。処理装置64は、入力された調整内容
の問い合わせを表示装置65に表示する。これによっ
て、クライアントは、調整内容の問い合わせがあったこ
とを知り、入力回路63から調整相手のユーザアドレ
ス、および調整依頼スケジュールを携帯電話機1〜13
に入力する(ステップS104)。この場合、図9に示
すように、携帯電話機1〜13の表示装置65には、画
面650が表示されており、クライアントは、画面65
0を見ながら発注相手として調整相手のユーザアドレス
を入力し、発注内容として調整依頼スケジュール90を
入力する。
【0060】図8を参照して、クライアントは、画面6
50によって発注内容を確認した後、入力回路63から
発信指示を入力する。処理装置64は、入力回路63か
ら発信指示を受けると、表示装置65から発注内容を受
取り、発注内容を暗号回路66へ出力する。暗号回路6
6は、発注内容を秘密鍵Skによって暗号化して発信回
路67へ出力する。発信回路67は、暗号化された発注
内容をサーバ50へ発信する(ステップS105)。サ
ーバ50の端末装置51は、受信回路510によってネ
ットワーク21〜23、基地局31〜33、およびネッ
トワークを介して暗号化された発注内容を受信し、発注
内容を受付ける(ステップS106)。復号回路511
は、暗号化された発注内容を公開鍵Pkによって復号
し、調整相手のユーザアドレスをデータベース読出書込
制御回路512へ出力し、調整依頼スケジュール90を
スケジュール入力回路513へ出力する。スケジュール
入力回路513は、調整依頼スケジュール90を比較ル
ープカウンタ514、位置ずらし回路516、およびス
ケジュール更新回路517へ出力する。データベース読
出書込制御回路512は、入力されたユーザアドレスに
一致するユーザアドレス(図6に示すスケジュール70
のヘッダ711に書込まれたユーザアドレス)が書込ま
れた調整相手の調整スケジュール91〜93を出力する
ようにデータベース52を制御する。
【0061】データ読出保持回路515は、データベー
ス52から調整対象スケジュール91〜93を読出し、
その読出した調整対象スケジュール91〜93を比較ル
ープカウンタ514、位置ずらし回路517、MOST
回路518、およびスケジュール更新回路519へ出力
する。そうすると、比較ループカウンタ514は、調整
依頼スケジュール90を調整対象スケジュール91〜9
3と比較し、調整依頼スケジュール90の希望時間帯9
01が調整対象スケジュール91〜93の空き時間帯9
15,926,および936に一致するか否かを判定す
る(ステップS108)。希望時間帯901が空き時間
帯915,926,936に一致するとき、ステップS
115へ移行する。ステップS108において、希望時
間帯901が空き時間帯915,926,936に一致
しないと判定されたとき、比較ループカウンタ514
は、ループカウント値を「1」だけ増加させる(ステッ
プS109)。そして、比較ループカウンタ514は、
調整動作がオーバーフローしたか否かを判定する(ステ
ップS110)。つまり、比較ループカウンタ514
は、スケジュールの調整回数をループカウント値によっ
て計数しており、ループカウント値が予め設定された調
整回数に達したとき、調整動作がオーバーフローしたこ
とを示す調整終了信号OVEを出力する。
【0062】ステップS110において、ループカウン
ト値が設定値に達していないと判定されたとき、比較ル
ープカウンタ514は、希望時間帯901が空き時間帯
915,926,936に一致しないことを示す不一致
信号NGを位置ずらし回路516へ出力する。そうする
と、位置ずらし回路516は、不一致信号NGを受け
て、スケジュール入力回路513から入力された調整依
頼スケジュール90の希望時間帯901を融通時間帯9
01A,901Bの範囲内で変更し、その変更した希望
時間帯917を比較ループカウンタ514へ出力する
(ステップS111)。
【0063】そして、ステップS108〜S111を繰
返し、ステップS108において、比較ループカウンタ
514によって希望時間帯917が空き時間帯915,
926,936に一致すると判定されると、比較ループ
カウンタ514は、一致信号OKをスケジュール更新回
路519へ出力する。そして、スケジュール更新回路5
19は、希望時間帯917を調整対象スケジュール91
〜93に書込んで、調整対象スケジュール91〜93を
更新し、更新スケジュール101〜103をデータベー
ス書込回路520へ出力する。データベース書込回路5
20は、更新スケジュール101〜103をマスク処理
回路521へ出力する。マスク処理回路521は、更新
スケジュール101〜103の各々について、非公開と
する部分にマスクをする。そして、暗号回路522は、
更新スケジュール101〜103を秘密鍵Ssによって
暗号化し、発信回路523は、暗号化した更新スケジュ
ール101〜103を調整相手の携帯電話機1〜13へ
発信する。つまり、スケジュールの調整相手に対して、
調整したスケジュールの許可を依頼する許可依頼発信が
行なわれる(ステップS115)。
【0064】一方、ステップS110において、比較ル
ープカウンタ514は、ループカウント値が設定値に達
したと判定したとき、調整終了信号OVEをMOST回
路518へ出力する。MOST回路518は、データ読
出保持回路515から入力された調整対象スケジュール
91〜93に基づいて、調整対象91〜93に共通する
共通空時間帯を検出し、その検出した共通空時間帯をマ
スク処理回路521へ出力する(ステップS112)。
そして、マスク処理回路521は、共通空時間帯を暗号
回路522へ出力し、暗号回路522は、秘密鍵Ssに
よって共通空時間帯を暗号化し、発信回路523は、暗
号化した共通空時間帯を依頼者の携帯電話機1〜13へ
発信する(ステップS113)。
【0065】そうすると、依頼者の携帯電話機1〜13
は、受信回路61によって暗号化された共通空時間帯を
受信し、復号回路62は公開鍵Psによって暗号化され
た共通空時間帯を復号し、処理装置64へ出力する。処
理装置64は、共通空時間帯を表示装置65へ表示す
る。この場合、表示装置65には、図9に示す画面65
1が表示されている。すなわち、スケジュールの調整が
できなかったクライアントのラベルナンバーおよび回答
結果と、スケジュールの調整ができたクライアントのラ
ベルナンバーおよび回答結果と、共通空時間帯:a〜b
とが表示されている。依頼者は、表示装置65に表示さ
れた共通空時間帯を見て、全ての調整相手のスケジュー
ルと調整ができる調整依頼スケジュールと発信指示とを
上述した方法によって入力回路63から携帯電話機1〜
13に入力する(ステップS114)。そして、処理装
置64は、入力回路63からの発信指示を受けて、新た
に入力された調整依頼スケジュールを表示装置65から
取得し、暗号回路66へ出力する。暗号回路66は、秘
密鍵Skによって新たな調整依頼スケジュールを暗号化
し、発信回路67へ出力する。発信回路67は、暗号化
された調整依頼スケジュールをサーバ50へ発信する
(ステップS105)。その後、スケジュールの調整が
できるまでステップS106〜S114が繰返され、ス
テップS108においてスケジュールの調整ができれ
ば、ステップS115へ移行する。この場合、調整依頼
スケジュールを再入力してスケジュールの調整が行なわ
れる場合、携帯電話機1〜13の表示装置65には、図
10に示す画面650,653,654,655が、順
次、表示される。
【0066】図8を参照して、ステップS115の後、
スケジュールの調整相手の携帯電話機1〜13は、受信
回路61によって許可依頼を受信する。復号回路62
は、暗号化された許可依頼を公開鍵Psによって復号
し、処理装置64へ出力する。処理装置64は許可依頼
を受付ける(ステップS116)。そして、処理装置6
4は、更新スケジュール102,103を表示装置65
に表示し、調整相手は、新たに設定されたスケジュール
を見て、設定された時刻に設定された場所へ移動できか
否かを判断する(ステップS117)。調整相手は、移
動できないと判断したとき、スケジュールの変更依頼を
入力回路63から携帯電話機1〜13に入力する(ステ
ップS121)。処理装置64は、入力回路63からス
ケジュールの変更依頼を受取り、暗号回路66へ出力す
る。暗号回路66は、スケジュールの変更依頼を秘密鍵
Skによって暗号化し、発信回路67は、暗号化された
スケジュールの変更依頼をサーバ50へ発信する。
【0067】サーバ50の端末装置51は、受信回路5
10によってスケジュールの変更依頼を受付ける(ステ
ップS122)。その後、ステップS113へ移行して
共通空時間帯を用いたスケジュールの再調整が行なわれ
る。
【0068】ステップS117において、調整相手は、
移動できると判断したとき、許可を入力回路63から携
帯電話機1〜13に入力する。処理装置64は、入力回
路63から許可を受取り、暗号回路66へ出力する。暗
号回路66は、許可を秘密鍵Skによって暗号化し、発
信回路67は、暗号化された許可をサーバ50へ発信す
る。サーバ50の端末装置510は、暗号化された許可
を受信し(ステップS118)、復号回路511は、暗
号化された許可を公開鍵Pkによって復号してデータベ
ース読出書込制御回路512へ出力する。データベース
読出書込制御回路512は、許可を受取ると、データベ
ース書込回路520へ許可を出力する。データベース書
込回路520は、許可を受取ると、更新スケジュール1
01〜103によってデータベース52に記憶された調
整対象スケジュール91〜93を書換える(ステップS
119)。そして、制御回路(図示せず)の制御によっ
て発信回路523は、スケジュールの更新が許可された
ことを依頼者および調整相手に配信して、スケジュール
の調整動作が終了する(ステップS120)。この場
合、依頼者、および調整相手の携帯電話機1〜13の表
示装置65には、図9に示す画面652が表示され、全
てのクライアントのスケジュールが調整されたことを知
る。
【0069】実施の形態におけるスケジュール調整シス
テムは、図1に示すスケジュール調整システム100に
限らず、図11に示すスケジュール調整システム200
であってもよい。スケジュール調整システム200は、
スケジュール調整システム100のサーバ50をサーバ
50Aに代え、衛星60を追加したものであり、その他
はスケジュール調整システム100と同じである。
【0070】サーバ50Aは、図1に示すサーバ50の
端末装置51を端末装置51Aに代え、発信装置53を
追加したものであり、その他はサーバ50と同じであ
る。スケジュール調整システム200は、各クライアン
トからのスケジュールの調整依頼を携帯電話機1〜13
からネットワーク21〜23、基地局31〜33、およ
びネットワーク40を介して受信し、サーバ50Aが調
整したスケジュールを衛星60を介して携帯電話機1〜
13へ送信するものである。すなわち、端末装置51A
は、携帯電話機1〜13のいずれかからスケジュールの
調整依頼を受信し、上述した調整方法によって対象とな
ったクライアントのスケジュールを調整し、その調整結
果を発信装置53へ出力する。そして、発信装置53
は、調整されたスケジュールを衛星60へ発信し、衛星
60は調整されたスケジュールを受信する。そして、衛
星60は、調整されたスケジュールを携帯電話機1〜1
3の全てに発信する。つまり、スケジュール調整システ
ム200においては、サーバ51Aによって調整された
スケジュールは、調整対象にならかったクライアントの
携帯電話機にも発信される。
【0071】調整されたスケジュールを衛星60によっ
て発信することにしたのは、調整対象者が広い範囲に分
布している場合、依頼者は、最寄の基地局を介して調整
依頼をサーバ51Aへ送信できるが、サーバ51Aが調
整後のスケジュールを広い範囲に分布する調整対象者に
発信することは、時間および費用等を要するので、調整
結果を迅速に調整対象者に発信したいからである。この
場合、対象者以外のクライアントにも、調整後のスケジ
ュールが発信されるが、図4に示すデータフォーマット
に従ってスケジュールを発信することにすれば、調整対
象者だけが調整後のスケジュールを取得することが可能
である。
【0072】図12を参照して、端末装置51Aは、図
2に示す端末装置51のマスク処理回路521を選択回
路524に代えたものであり、その他は端末装置51と
同じである。選択回路524は、比較ループカウンタ5
14からの調整終了信号OVE、MOST回路518か
らの共通空時間帯、およびデータベース書込回路520
からの更新スケジュールを選択して暗号回路522へ出
力する。選択回路524は、更新スケジュールを選択す
るとき、復号回路511から入力されるアドレスに対応
付けて更新スケジュールを選択し、図4に示すデータ1
20のフォーマットに従って暗号回路522へ出力す
る。この場合、選択回路524は、データ領域123に
書込まれたスケジュールのうち、どのスケジュールのど
の部分をマスクするかを示す情報、すなわち、公開/非
公開の情報をヘッダ121に書込む。
【0073】図13を参照して、図11に示すスケジュ
ール調整システム200における携帯電話機1〜13
は、図5に示す機能ブロック図にマスク回路68を追加
した機能ブロックから成る。マスク回路68は、復号回
路62によって復号されたスケジュールを図4に示すデ
ータ120として受取り、データ120のヘッダ121
に書込まれた公開/非公開の情報に基づいて対応するス
ケジュールの対応する部分をマスクして処理装置64へ
出力する。つまり、スケジュール調整システム200に
おいては、サーバ51Aは、全てのスケジュールにマス
クをせずに携帯電話機1〜13へスケジュールを送信す
るが、携帯電話機1〜13において、必要なマスクをす
ることにしたものである。
【0074】図14を参照して、衛星60は、受信回路
601と、増幅回路602と、発信回路603とから成
る。受信回路601は、サーバ51Aからのスケジュー
ル等のデータを受信する。増幅回路602は、受信回路
601によって受信されたスケジュール等のデータを増
幅する。発信回路603は、増幅回路602によって増
幅されたデータを携帯電話機1〜13へ発信する。
【0075】その他は、スケジュール調整システム10
0と同じである。そして、スケジュール調整システム2
00においては、図8に示すフローチャートに従って複
数のクライアントのスケジュールが調整される。
【0076】さらに、実施の形態1におけるスケジュー
ル調整システムは、図15に示すスケジュール調整シス
テム300であってもよい。スケジュール調整システム
300は、携帯電話機1〜13とサーバ50Aとの間の
通信を衛生60を介して行なうようにしたものである。
その他は図11に示すスケジュール調整システムと同じ
である。スケジュール調整システム300を用いること
によって、スケジュール調整システム200の場合より
も広範囲に分布するクライアント間のスケジュールを調
整できる。
【0077】実施の形態1によれば、クライアントから
スケジュールの調整依頼を受けたサーバは、調整依頼ス
ケジュールを調整対象スケジュールと比較し、調整依頼
スケジュールの希望時間帯が調整対象スケジュールの空
き時間帯に含まれない、または一致しないとき、希望時
間帯を融通時間帯の範囲で変更させて調整対象スケジュ
ールの空き時間帯に希望時間帯が含まれるように調整す
るので、複数のクライアントのスケジュールを自動的に
調整できる。
【0078】[実施の形態2]実施の形態1におけるス
ケジュール調整スケジュール100〜300を用いれ
ば、複数のクライアントのスケジュールを自動的に調整
し、その調整したスケジュールをデータベースに更新登
録できる。
【0079】しかし、クライアントがデータベースに更
新登録したスケジュールを忘れていた場合、設定された
スケジュールが実行されないことになる。そうすると、
複数のクライアントが待ち合わせるスケジュールにおい
ては、そのスケジュールが正確に実行されず、他のクラ
イアントに迷惑をかけることになる。
【0080】そこで、この実施の形態2においては、デ
ータベースに登録されたスケジュールに従ってクライア
ントの各々のスケジュールを管理するスケジュール管理
システムについて説明する。
【0081】図16を参照して、次の予定時刻までに、
出発場所150から目的場所160まで移動する場合を
考える。クライアントは、自動車に乗っており、目的場
所160まで行くにはコースAとコースBがある。クラ
イアントが出発場所150にいる時点では、コースAと
コースBのうち、どちらのコースを選択すれば、早く目
的場所160へ移動できるか解からない。コースAおよ
びコースBの交通状況が解からないからである。したが
って、スケジュール管理システムのサーバは、クライア
ントの現在位置をクライアントの形態電話機から受信
し、目的場所160までのコースA,Bを特定する。そ
して、サーバは、特定したコースA,Bにおける自動車
の移動速度を後述する方法によって算出し、出発場所1
50から目的場所160までの移動時間を検出する。サ
ーバは、クライアントのスケジュールに基づいて次の予
定時刻を抽出し、現在時刻から次の予定時刻までの残り
時間を算出する。サーバは、さらに、算出した残り時間
から移動時間を差引いた差引時間が所定値以下になると
クライアントへ目的場所160へ移動するように通知す
る。
【0082】図16に示す場合、コースBの方がコース
Aよりも自動車の移動速度が速いため、クライアントは
コースBを選択すべきである。しかし、クライアントが
出発場所150にいる以上、コースA,Bにおける自動
車の移動速度を知ることができない。そこで、サーバ
は、衛星によって撮影された一定時間ごとのコースA,
Bにおける交通状況を示す衛星写真を衛星から受信し、
その受信した衛星写真に基づいてコースA,Bにおける
自動車の移動速度を算出する。つまり、一定時間ごとに
撮影された衛星写真において、1台の自動車155,1
56に注目し、その自動車155,156が一定時間ご
とに移動する距離を衛星写真から算出することによりコ
ースA,Bにおける自動車の移動速度を算出する。
【0083】また、衛星写真によらなくても、道路沿い
に設置された監視カメラによって撮影された写真からで
も、同様にしてコースA,Bにおける自動車155,1
56の移動速度を算出できる。
【0084】なお、クライアントは、現在位置をサーバ
へ送信する必要があるが、自動車に設置されたカーナビ
ゲーションシステムを用いて現在位置を検出し、サーバ
へ送信する。また、GPS(Global Posit
ioning System)を用いてクライアントの
自動車の現在位置を検出してもよい。
【0085】図17を参照して、実施の形態2における
スケジュール管理システム400は、図11に示すスケ
ジュール調整システム200においてサーバ50Aをサ
ーバ50Bに代え、衛星60を衛星60Aに代え、携帯
電話機1〜13とサーバ50Bとの間で双方向の通信を
可能にしたものである。
【0086】サーバ50Bは、端末装置51Bと、デー
タベース52と、受信装置53Aと、地図データベース
54と、交通状況データベース55とを含む。地図デー
タ54は、各地域の地図を記憶する。交通状況データベ
ース55は、衛星60Aによって撮影された交通状況を
記憶する。端末装置51Bは、地図データベース54か
らの地図と、交通状況データベース55からの交通状況
とを用いて、後述する方法によって出発場所から目的位
置までの移動時間を算出し、上述した差引時間が所定値
以下になるとクライアントの携帯電話機1〜13へ、選
択すべきコースAまたはB、および移動を促す信号を送
信する。受信装置53Aは、衛星60Aから送信された
衛星写真を受信して交通状況データベース55に格納す
る。データベース52は、実施の形態1で説明したのと
同じである。
【0087】図18を参照して、端末装置51Bは、受
信回路510と、復号回路511と、データベース読出
書込制御回路512と、スケジュール入力回路513
と、比較ループカウンタ514と、データ読出保持回路
515と、位置ずらし回路516,517と、MOST
回路518と、スケジュール更新回路519と、データ
ベース書込回路520と、マスク処理回路521と、暗
号回路522と、発信回路523と、デマルチプレクサ
525と、タイマー526と、残時間検出回路527
と、移動手段決定回路528と、移動時間検出回路52
9と、比較回路530とを含む。なお、受信回路51
0、復号回路511、データベース読出書込制御回路5
12、スケジュール入力回路513、比較ループカウン
タ514、データ読出保持回路515、位置ずらし回路
516,517、MOST回路518、スケジュール更
新回路519、データベース書込回路520、マスク処
理回路521、暗号回路522、および発信回路523
の説明は、実施の形態1における説明と同じである。
【0088】デマルチプレクサ525は、復号回路51
1からのデータのうち、調整依頼スケジュールをスケジ
ュール入力回路513へ出力し、クライアントの現在位
置を移動手段決定回路528および移動時間検出回路5
29へ出力する。タイマー526は、時間情報を残時間
検出回路527へ出力する。残時間検出回路527は、
データベース52から出力される管理対象スケジュール
と、タイマー526からの現在時刻とに基づいて現在時
刻から次の予定時刻までの残時間を検出し、さらに、移
動時間検出回路529からの移動時間を用いて、残時間
から移動時間を差引いた差引時間を検出して、残時間ま
たは差引時間を比較回路530へ出力する。移動手段決
定回路528は、デマルチプレクサ525から入力され
たクライアントの現在位置、およびデータベース52か
らの管理対象スケジュールに含まれる目的場所に基づい
て、現在位置および目的場所が掲載されている地図を地
図データベースから読出し、現在位置から目的場所まで
移動するのに適した移動手段を決定する。この場合、移
動手段決定回路528は、移動時間、移動に必要な費用
等を優先して移動手段を決定する。クライアントに時間
的な余裕がある場合は、費用が少なくて済む電車という
移動手段に決定し、クライアントに時間的な余裕がな
く、早く目的場所へ移動したいときは、自動車という移
動手段に決定する。そして、移動手段決定回路528
は、自動車という移動手段に決定したとき、その現在位
置から目的場所までの全ての移動経路を交通状況データ
ベース55へ出力する。
【0089】移動時間検出回路529は、デマルチプレ
クサ525から入力された現在位置、データベース52
からの管理対象スケジュールに含まれる目的場所、およ
び地図データベース54からの地図データとに基づいて
現在位置から目的場所までの経路を抽出する。そして、
移動時間検出回路529は、交通状況データベース55
から出力される目的場所までの移動経路における交通状
況に基づいて、各経路における自動車の移動速度を算出
する。移動時間検出回路529は、さらに、現在位置か
ら目的場所までの各経路における移動時間を、各経路に
おける移動速度に基づいて検出し、その検出した移動時
間のうち、最小の移動時間を残時間検出回路527へ出
力する。
【0090】比較回路530は、残時間検出回路527
からの残時間または差引時間と、次の予定時刻までの時
間余裕と比較し、残時間または差引時間が時間余裕以下
になると目的場所への移動を促す信号を発信回路523
へ出力する。
【0091】図19を参照して、スケジュール管理シス
テム400におけるスケジュール管理方法のフローチャ
ートについて説明する。クライアントからの要求に応じ
て、スケジュールの管理がスタートすると(ステップS
200)、比較回路530において次の予定時刻までの
時間余裕αが設定される(ステップS201)。データ
ベース読出書込制御回路512は、復号回路511から
入力された管理依頼を送信したクライアントのアドレス
に基づいて、そのアドレスによって指定される管理対象
スケジュールを出力するようにデータベース52を制御
する。そして、データベース52は、管理対象スケジュ
ールを残時間検出回路527へ出力する(ステップS2
02)。タイマー526は、現在時刻を残時間検出回路
527へ出力し(ステップS203)、残時間検出回路
527は、管理対象スケジュールから次の予定時刻を抽
出し、現在時刻から次の予定時刻までの残時間を検出
し、その検出した残時間を比較回路530へ出力する
(ステップS204)。
【0092】比較回路530は、入力された残時間を時
間余裕αと比較する(ステップS205)。時間余裕α
が大であれば、ステップS203〜S205を繰返す。
ステップS205において時間余裕αが小のとき、比較
回路530は、クライアントが移動を開始すべき移動時
刻を発信回路523へ出力し、発信回路523は、クラ
イアントの携帯電話機1〜13に移動時刻を発信する
(ステップS206)。クライアントの携帯電話機1〜
13は、受信回路61によって移動時刻を受信し、復号
回路62は、移動時刻を処理装置64へ出力する。処理
装置64は、移動時刻を表示装置65に表示する。クラ
イアントは、表示装置65に表示された移動時刻を見て
移動可能か否かを判断する(ステップS207)。移動
可能であれば、クライアントは入力回路63から移動可
能を携帯電話機1〜13へ入力し、処理装置64は、入
力回路63からの移動可能を暗号回路66、発信回路6
7を介してサーバ50Bへ送信する。そうすると、端末
装置51は、次のスケジュールに更新し、ステップS2
03〜S208を繰返す。
【0093】ステップS207において、移動不可のと
き、クライアントは、スケジュールの変更依頼を携帯電
話機1〜13によってサーバ50Bへ送信する(ステッ
プS209)。サーバ50Bは、スケジュールの変更依
頼を受付け(ステップS210)、スケジュールの変更
が可能か否かを判定し(ステップS211)、可能であ
れば、実施の形態1において説明した方法によってスケ
ジュールを変更する(ステップS212)。そして、ス
テップS203〜S212が行なわれる。ステップS2
11において、スケジュールの変更調整が不可能と判断
されたとき、ステップS209へ移行する。
【0094】このようにして、サーバ50Bは、スケジ
ュールの管理要求のあったクライアントに対して、次の
予定時刻が近づくと移動開始するように促す。
【0095】図20を参照して、スケジュール管理方法
の他のフローチャートについて説明する。クライアント
からの要求に応じて、スケジュールの管理がスタートす
ると(ステップS300)、比較回路530において次
の予定時刻までの時間余裕αが設定され、位相手段決定
回路528において移動経路(ルート)の選択手段の設
定が行なわれる(ステップS301)。そして、残時間
検出回路527は、データベース52からの管理対象ス
ケジュールに基づいて次の予定時刻および目的場所を抽
出する(ステップS302)。タイマー526は、現在
時刻を残時間検出回路527へ出力する(ステップS3
03)。移動手段決定回路528は、データベース52
からの管理対象スケジュールに基づいて目的場所を把握
し、デマルチプレクサ525からの現在位置に基づいて
現在場所を把握する(ステップS304)。そして、移
動手段決定回路528は、地図データベース54からの
地図と現在場所および目的場所との照合を行ない(ステ
ップS305)、現在場所から目的場所までの移動ルー
トを算出する(ステップS306)。さらに、移動手段
決定回路528は、算出した移動ルートの中から現在場
所から目的場所まで移動するのに適した移動ルートを選
定する(ステップS307)。
【0096】その後、移動時間検出回路529は、上述
した方法によって現在場所から目的場所までの移動時間
を検出し、残時間検出回路527へ最小の移動時間を出
力する。そして、残時間検出回路527は、(次の予定
時刻)−(現在時刻)−(移動時間)を算出し、その算
出結果を比較回路530へ出力する(ステップS30
8)。
【0097】比較回路530は、入力された残時間=
(次の予定時刻)−(現在時刻)−(移動時間)を時間
余裕αと比較する(ステップS309)。時間余裕αが
大であれば、ステップS303〜S308を繰返す。ス
テップS309において時間余裕αが小のとき、比較回
路530は、クライアントが移動を開始すべき移動時刻
を発信回路523へ出力し、発信回路523は、クライ
アントの携帯電話機1〜13に移動時刻を発信する(ス
テップS310)。クライアントの携帯電話機1〜13
は、受信回路61によって移動時刻を受信し、復号回路
62は、移動時刻を処理装置64へ出力する。処理装置
64は、移動時刻を表示装置65に表示する。クライア
ントは、表示装置65に表示された移動時刻を見て移動
可能か否かを判断する(ステップS311)。移動可能
であれば、クライアントは入力回路63から移動可能を
携帯電話機1〜13へ入力し、処理装置64は、入力回
路63からの移動可能を暗号回路66、発信回路67を
介してサーバ50Bへ送信する。そうすると、端末装置
51は、次のスケジュールおよび目的場所に更新し(ス
テップS312)、ステップS303〜S312を繰返
す。
【0098】ステップS311において、移動不可のと
き、クライアントは、スケジュールおよび目的場所の変
更依頼を携帯電話機1〜13によってサーバ50Bへ送
信する(ステップS313)。サーバ50Bは、スケジ
ュールおよび目的場所の変更依頼を受付け(ステップS
314)、スケジュールの変更が可能か否かを判定し
(ステップS315)、可能であれば、実施の形態1に
おいて説明した方法によってスケジュールおよび目的場
所を変更する(ステップS316)。そして、ステップ
S303〜S316が行なわれる。ステップS315に
おいて、スケジュールの変更調整が不可能と判断された
とき、ステップS313へ移行する。
【0099】このようにして、サーバ50Bは、スケジ
ュールの管理要求のあったクライアントに対して、次の
予定時刻が近づくと移動開始するように促す。
【0100】図21を参照して、スケジュール管理方法
のさらに他のフローチャートについて説明する。図21
に示すフローチャートは、レストランで食事をするお客
さんであるクライアント1のスケジュールと、料理を作
りお客さんに提供するレストランであるクライアント2
のスケジュールとを管理する場合について示す。すなわ
ち、図21は、同一のスケジュールを有するクライアン
ト1,2のスケジュールを管理する場合のフローチャー
トについて示す。
【0101】サーバ50Bがお客さんであるクライアン
ト1のスケジュールを管理するステップS400〜S4
16は、図20に示すステップS300〜S316と同
じである。
【0102】一方、サーバ50Bがレストランであるク
ライアント2のスケジュールを管理する動作がスタート
すると(ステップS500)、比較回路530におい
て、時間余裕αが設定され(ステップS501)、残時
間検出回路527において、料理を完成させる次の予定
時刻が管理対象スケジュールから抽出される(ステップ
S502)。そして、タイマー526は、時刻情報を残
時間検出回路527へ出力する(ステップS503)。
また、残時間検出回路527は、データベース52から
読出した管理対象スケジュールに含まれる料理の予約内
容に基づいて予約された料理の完成時間を把握する(ス
テップS504)。そして、残時間検出回路527は、
(次の予定時刻)−(現在時刻)−(完成時間)を算出
し、その算出結果を比較回路530へ出力する(ステッ
プS505)。
【0103】比較回路530は、入力された残時間=
(次の予定時刻)−(現在時刻)−(完成時間)を時間
余裕αと比較する(ステップS506)。時間余裕αが
大であれば、ステップS503〜S505を繰返す。ス
テップS306において時間余裕αが小のとき、比較回
路530は、クライアント2が料理を作り始めるべき開
始時刻を発信回路523へ出力し、発信回路523は、
クライアント2の携帯電話機1〜13に開始時刻を発信
する(ステップS507)。クライアントの携帯電話機
1〜13は、受信回路61によって開始時刻を受信し、
復号回路62は、開始時刻を処理装置64へ出力する。
処理装置64は、開始時刻を表示装置65に表示する。
クライアント2は、表示装置65に表示された開始時刻
を見て料理を作り始めることができか否かを判断する
(ステップS508)。開始可能であれば、クライアン
ト2は入力回路63から開始可能を携帯電話機1〜13
へ入力し、処理装置64は、入力回路63からの開始可
能を暗号回路66、発信回路67を介してサーバ50B
へ送信する。そうすると、端末装置51は、次のスケジ
ュールに更新し(ステップS509)、ステップS50
3〜S508を繰返す。
【0104】ステップS508において、料理を作り始
めることができないと判断したとき、クライアント2
は、スケジュールの変更依頼を携帯電話機1〜13によ
ってサーバ50Bへ送信する(ステップS510)。サ
ーバ50Bは、スケジュールの変更依頼を受付け(ステ
ップS511)、その後、クライアント1のスケジュー
ルの変更可否が判断されるステップS415へ移行す
る。そして、ステップS415において、クライアント
1のスケジュールの変更が不可能であるとき、ステップ
S510へ移行し、クライアント2において次スケジュ
ールの変更依頼が行なわれる。また、ステップS415
において、クライアント1のスケジュールの変更が可能
なとき、サーバ50Bは、クライアント1,2のスケジ
ュールを変更し、それぞれ、ステップS403,S50
3へ移行する。
【0105】このようにして、お客がレストランに到着
する時刻と、レストランで料理を完成させる時刻とを調
整し、お客がレストランに到着したとき、お客に直ぐに
料理を提供することができるようにお客とレストランと
のスケジュールを管理できる。その結果、お客は、レス
トランに到着して料理が提供されるまでの待ち時間を少
なくでき、時間を効率的に使用できる。
【0106】この場合、お客であるクライアント1がス
ケジュールを変更させる要因としては、現在位置から目
的場所であるレストランまでの交通状況の急変による到
着時刻の遅れ、レストランへ行く途中において料理の予
約内容の変更等が考えられる。このような要因によるス
ケジュールの変更があった場合でも、サーバ50Bは、
お客がレストランに到着する時刻に合わせて料理を提供
できるように、クライアント1,2のスケジュールを管
理できる。
【0107】実施の形態2によれば、サーバは、登録さ
れた各クライアントのスケジュールに従って次の予定時
刻が近づけば、目的場所へ移動するようにクライアント
に促すので、各クライアントのスケジュールを正確に実
行できる。
【0108】[実施の形態3]半導体の生産において
は、莫大な投資により生産ラインが構築されるが、半導
体の生産は、単独の会社によって常に必要な生産量を確
保することが困難であり、好況、不況の影響を受け易い
とともに、原価償却の早期化が必要とされる。したがっ
て、生産ラインの構築は、リスクを伴う事業である。
【0109】そこで、実施の形態3においては、投資リ
スクを少なくして、安定した半導体の生産量を確保する
ための複数の生産ラインのスケジュール調整について説
明する。
【0110】図22を参照して、スケジュール調整の対
象となる生産ラインは、生産ライン181〜184であ
る。生産ライン181は、半導体集積回路を作製する際
のデザインルールが比較的ゆるく、配線層数が少なく、
工期が2ヶ月と短く、歩留まりが高く、ウェハ当たりの
製造コストが安いものである。生産ライン182は、デ
ザインルールが比較的小さく、配線層数が多いため工期
が3.5ヶ月と比較的長く、歩留まりは生産ライン18
1に比べると低く、ウェハ当たりの製造コストが比較的
高いものである。生産ライン183は、デザインルール
が比較的小さいが、配線層数が少なく、工期は3ヶ月と
生産ライン182に比べると短く、歩留まりは生産ライ
ン182に比べると高い、ウェハ当たりの製造コストが
比較的高いものである。生産ライン184は、デザイン
ルールが小さく、配線層数が多いため、工期が4ヶ月と
長く、歩留まりは低くなる製造コストの高いものであ
る。しかし、生産ライン184は、チップ面積が最も小
さくできるため、ウェハ当たりのチップ数が最も多く、
歩留まりが高く仕上げられれば、最も製造コストを低く
できるものである。したがって、歩留まりが高い時期の
ロットであれば、予定ロット数よりも少ないロット数で
生産数を達成できるため、残りのロット枠を他の企業に
売却でき。売却利益を上げることができるものである。
【0111】4つの生産ライン181〜184から成る
半導体生産ラインにおいては、ラインに投入可能なロッ
ト枠と、それらの定期的スケジュールを記載しておき、
そのスケジュールとユーザ企業のビジネススケジュール
に合わせてロット枠を確保するものである。ここで、ロ
ットスケジュールのロットには融通期間を設定してお
く。すなわち、ロットスケジュール170は、本来の半
導体の生産期間であるロット171と融通期間172,
173とから成る。ここで、融通期間712,173と
しては、予測不能な事故、トラブルによる生産の遅れ等
の生産ラインにおける生産期間の誤差、または生産の早
まりを見込む時間等がある。ユーザ企業Aが、上述した
4つの生産ライン181〜184から成る半導体生産ラ
インに、設計期間185、チップ製作期間186、組立
検査期間187から成る半導体の生産を依頼すると、そ
の設計期間185が終了した後、各生産ライン181〜
184の生産期間に合わせて、ロットを割り当てる。
【0112】生産期間における必要チップ数のロット確
保については、与えられた期間において、コストミニマ
ムシミュレーションによってロットの割り当てを行な
う。
【0113】トータルコストCtotalは、 Ctotal=Cα+Nα+Mα+Cβ+Nβ+Mβ+・・・ ・・・・(1) で決定される。但し、Cαは、生産ライン181でのウ
ェハ当たりの製造コストであり、Nαは、生産ライン1
81でのロット当たりのウェハ数であり、Mαは、生産
ライン181でのロット数であり、Cβは、生産ライン
182でのウェハ当たりの製造コストであり、Nβは、
生産ライン182でのロット当たりのウェハ数であり、
Mβは、生産ライン182でのロット数である。
【0114】さらに、トータルチップ数Xtotal
は、 Xtotal=Xα+Xβ+・・・・ =(Aw/Acα)×Yα×Nα×Mα+(Aw/Acβ)×Y β ×Nβ×Mβ+・・・ ・・・・・・・・・(2) で決定される。但し、Awはウェハ面積であり、Acα
は生産ライン181でのチップ面積であり、Yαは生産
ライン181での歩留まりであり、Xαは生産ライン1
81での製造個数であり、Acβは生産ライン182で
のチップ面積であり、Yβは生産ライン182での歩留
まりであり、Xβは生産ライン182での製造個数であ
る。
【0115】(1)、(2)式より Ctotal=Xα/((Aw/Acα)×Yα)×Cα+Xβ/((Aw/ A cβ)×Yβ)×Cβ+・・・・ ・・・・・・(3) となる。
【0116】そして、製造期間内の可能な生産ライン1
81〜184を用いて、Xα,Xβ,・・・の組合せを
変化させてCtotalが最小になるようにXα,X
β,・・・の組合せを決定する。これが、コストミニマ
ムシミュレーションである。
【0117】ユーザ企業Aの場合には、プレ生産として
生産ライン181にロット190,191を割り当て
て、工期が2ヶ月と短いプロセスにより生産を行なう。
生産ライン181は、技術的に十分に熟練されたプロセ
スであり、工程数も少ないので、安価で、かつ、歩留ま
りが高い。しかし、生産ライン181では、1チップ当
たりの面積が大きくなるため、1ウェハ当たりのチップ
数が少なくなる。したがって、生産ライン181だけで
半導体を生産すると、コストが返って高くなる。
【0118】そこで、1ウェハ当たりのチップ数が多く
なる生産ライン184を用いて半導体の生産を行なう。
そして、生産ライン184において、定期的スケジュー
ルに合わせてロット192〜194が設定される。しか
し、ロット194は、融通期間を設定すると、ユーザ企
業Aのチップの生産期間186の期限195を超える。
したがって、リスクを避けるためにロット194は、最
終的には割り当てから自動的に除外される。
【0119】ユーザ企業Bからの半導体の生産依頼に対
しても同様にスケジュールが設定される。
【0120】割り当てを行なう生産ラインによっては、
他の企業と競合する場合もある。この場合には、ロット
を証券化してロットの価値を最も高く評価した企業に割
り当てる方法と、同一ロットに対する投資を一定比率で
分割する方法とがある。
【0121】一定比率で割り当てる場合、企業Aと企業
Bとが工期3.5ヶ月の生産ライン182で3:2の比
率で分割投資を行なうことが、工期、コスト的に割安で
あると判断されたとき、生産ライン182にロット19
6〜198を割り当てる。このようにして、企業A,B
は、生産に必要な数を低コストで確保する。
【0122】このように企業Aと企業Bとが相乗りの生
産ライン182においては、製造用のフォトマスクデー
タは、同一フォトマスクデータ上に企業Aのチップデー
タと企業Bのチップデータが搭載されている。すなわ
ち、図23に示すようにフォトマスク210は、企業A
用の領域211と企業B用の領域212とから成る。こ
のうち、企業A用のチップだけがほしい場合には、企業
B用の領域212をシャッター213によってマスクし
て露光装置21からの光によって企業A用の領域211
だけを露光すればよい。シャッター213によってマス
クをせずに露光して同一ウェハ上に企業A用のチップ
と、企業B用のチップを作製する場合、図24の(a)
に示すようにウェハ220上には、企業A用のチップ領
域221と企業B用のチップ領域222が存在する。こ
れに対して、シャッター213によってマスクをしてA
企業用のチップだけを生産したい場合、企業Aのチップ
領域221の幅分を焼付けのステップにすると、図24
の(b)に示すように企業A用のチップ領域221をウ
ェハ220上に作製することができ、製造個数を増加さ
せることができる。
【0123】再び図22を参照して、追加販売に備え
て、企業Aに対するロット201〜204と企業Bに対
するロット205,206が割り当てられるが、もし、
トラブルが発生して企業B用の追加生産数が不足するこ
とが分かると、残りのスケジュールで満足できる追加の
ロットを割り当てる。この新規に割り当てられるロット
は、空きがなければ、他の企業から買い取ることにな
る。また、逆に歩留まりが予想以上に良く、割り当てた
ロットに空きが生じると、他の企業に売却することも可
能である。
【0124】上述したような半導体の生産ラインのスケ
ジュールの調整を図1に示すスケジュール調整システム
を用いて行なうことが可能である。その場合のスケジュ
ールの調整方法は実施の形態1における説明と同じであ
る。
【0125】実施の形態3によれば、半導体の生産ライ
ンに製品の生産期間を割り当てるとき、割り当てた生産
期間に融通期間を加えると生産の期限を超えるなら、そ
の生産期限の割り当てを除去するので、リスクを極力低
くして半導体製品を生産できる。
【0126】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明では
なくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲
と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる
ことが意図される。
【0127】
【発明の効果】本発明によるスケジュールの調整方法に
よれば、クライアントからスケジュールの調整依頼を受
けると、調整依頼スケジュールを調整対象スケジュール
と比較し、調整依頼スケジュールの希望時間帯が調整対
象スケジュールの空き時間帯に含まれない、または一致
しないとき、希望時間帯を融通時間帯の範囲で変更させ
て調整対象スケジュールの空き時間帯に希望時間帯が含
まれるように調整するので、複数のクライアントのスケ
ジュールを自動的に調整できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1によるスケジュール調
整システムを示す概略ブロック図である。
【図2】 図1に示す端末装置の機能ブロック図であ
る。
【図3】 図2に示すマスク処理回路の機能を説明する
ためのスケジュールの構成図である。
【図4】 図1に示すサーバから送信されるデータのフ
ォーマットである。
【図5】 図1に示す携帯電話機の機能ブロック図であ
る。
【図6】 スケジュールのフォーマットである。
【図7】 本発明によるスケジュールの調整方法を説明
するためのスケジュールである。
【図8】 実施の形態1によるスケジュール調整方法の
フローチャートである。
【図9】 携帯電話機に表示される画面である。
【図10】 携帯電話機に表示される画面である。
【図11】 実施の形態1によるスケジュール調整シス
テムを示す他の概略ブロック図である。
【図12】 図11に示す端末装置の機能ブロック図で
ある。
【図13】 図11に示す携帯電話機の機能ブロック図
である。
【図14】 図11に示す衛星の機能ブロック図であ
る。
【図15】 実施の形態1によるスケジュール調整シス
テムを示すさらに他の概略ブロック図である。
【図16】 実施の形態2における出発場所から目的場
所までの移動時間の違いを説明するための地図である。
【図17】 実施の形態2によるスケジュール管理シス
テムを示す概略ブロック図である。
【図18】 図17に示す端末装置の概略ブロック図で
ある。
【図19】 実施の形態2におけるスケジュール管理方
法のフローチャートである。
【図20】 実施の形態2におけるスケジュール管理方
法の他のフローチャートである。
【図21】 実施の形態2におけるスケジュール管理方
法のさらに他のフローチャートである。
【図22】 実施の形態3における半導体の生産ライン
のスケジュールである。
【図23】 露光装置による一部露光を説明するための
図である。
【図24】 チップ領域を示した半導体ウェハの平面図
である。
【符号の説明】
1〜13 携帯電話機、21〜23,40 ネットワー
ク、31〜33 基地局、50,50A,50B サー
バ、51,51A,51B 端末装置、52データベー
ス、53 発信装置、53A 受信装置、54 地図デ
ータベース、55 交通状況データベース、60,60
A 衛星、63 入力回路、64 処理装置、65 表
示装置、68 マスク回路、70,110,114,9
01,917,911〜914,921〜924,93
1〜934 スケジュール、71 ヘッダ領域、72〜
74 データ領域、81 スケジュールヘッダ、83開
始時刻、84 終了時刻、85 融通開始時刻、86
融通終了時刻、90調整依頼スケジュール、91〜93
調整対象スケジュール、100,200,300 ス
ケジュール調整システム、101〜103 更新スケジ
ュール、111 プライベート時間、112,113
空き時間、120 データ、121ヘッダ、122 コ
ード領域、123 データ領域、150 出発場所、1
55,156 自動車、160 目的場所、170 ロ
ットスケジュール、171,190〜194,196〜
198,201〜206 ロット、181〜184生産
ライン、185 設計期間、186 チップ製作期間、
187 組立検査期間、195 期限、172,173
融通期間、61,510,601 受信回路、62,
511 復号回路、210 マスク、211,212,
221,222 領域、213 シャッター、214
露光装置、220 ウェハ、400スケジュール管理シ
ステム、512 データベース読出書込制御回路、51
3スケジュール入力回路、514 比較ループカウン
タ、515 データ読出保持回路、516,517 位
置ずらし回路、518 MOST回路、519 スケジ
ュール更新回路、520 データベース書込回路、52
1 マスク処理回路、66,522 暗号回路、 6
7,523,603 発信回路、524 選択回路、5
25 デマルチプレクサ、526 タイマー、527
残時間検出回路、528 移動手段検出回路、529
移動時間検出回路、530 比較回路、602 増幅回
路、650〜655 画面、711 ヘッダ、82,7
12 グループ、713 内容ヘッダ、901A,90
1B,922A,922B,923A,923B,93
2A,932B,934A,934B 融通時間帯、9
06,915,918,919,925〜927,93
5〜937,928,938空き時間帯。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G05B 19/418 G05B 19/418 Z // G01C 21/00 G01C 21/00 G G08G 1/13 G08G 1/13

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 登録時間帯、および前記登録時間帯の変
    更可能な範囲を示す第1の融通時間帯が設定された複数
    のスケジュールを調整するスケジュール調整方法であっ
    て、 スケジュールの調整依頼に応じて、前記複数のスケジュ
    ールから複数の調整対象スケジュールを抽出する第1の
    ステップと、 希望時間帯と、前記希望時間帯の変更可能な範囲を示す
    第2の融通時間帯とから成る調整依頼スケジュールを受
    信する第2のステップと、 前記調整依頼スケジュールを前記複数の調整対象スケジ
    ュールと比較し、前記調整依頼スケジュールが前記複数
    の調整対象スケジュールの複数のスケジュール設定可能
    時間帯に一致するように調整する第3のステップと、 前記調整依頼スケジュールが前記複数のスケジュール設
    定可能時間帯に一致するとき、前記複数の調整対象スケ
    ジュールを更新する第4のステップと、 前記第3のステップにおける調整結果を発信する第5の
    ステップとを含み、 前記スケジュール設定可能時間帯は、空き時間帯に前記
    第1の融通時間帯を加えた時間帯である、スケジュール
    調整方法。
  2. 【請求項2】 前記第3のステップにおいて、前記希望
    時間帯が複数の前記空き時間帯に一致しないとき前記希
    望時間帯を前記第2の融通時間帯の範囲内で変化させる
    ことによって前記調整依頼スケジュールが前記複数の空
    き時間帯に一致するように調整する、請求項1に記載の
    スケジュール調整方法。
  3. 【請求項3】 前記第3のステップにおいて、前記希望
    時間帯を前記第2の融通時間帯の範囲内で変化させても
    前記調整依頼スケジュールが前記複数の空き時間帯に一
    致しないとき、さらに、前記複数の空き時間帯の各々を
    対応する前記第1の融通時間帯の範囲内で変化させるこ
    とによって前記調整依頼スケジュールが前記複数の空き
    時間帯に一致するように調整する、請求項2に記載のス
    ケジュール調整方法。
  4. 【請求項4】 前記第3のステップにおいて、前記複数
    の空き時間帯の各々を対応する前記第1の融通時間帯の
    範囲内で変化させても前記調整依頼スケジュールが前記
    複数の空き時間帯に一致しないとき、さらに、前記複数
    の調整対象スケジュールに共通するスケジュールの設定
    が可能な共通時間帯を検出する、請求項3に記載のスケ
    ジュール調整方法。
  5. 【請求項5】 登録時間帯、および前記登録時間帯の変
    更可能な範囲を示す融通時間帯が設定された複数のスケ
    ジュールを管理するスケジュール管理方法であって、 スケジュールの管理依頼に応じて、前記複数のスケジュ
    ールから同一のスケジュールを有する複数の管理対象ス
    ケジュールを抽出する第1のステップと、 前記複数の管理対象スケジュールに基づいて現在時刻か
    ら次の予定時刻までの残時間を検出する第2のステップ
    と、 前記第2のステップにおいて検出された残時間をクライ
    アントに送信する第3のステップとを含むスケジュール
    管理方法。
  6. 【請求項6】 前記残時間を所定値と比較し、前記残時
    間が前記所定値に一致すると前記次の予定時刻における
    目的位置への移動をクライアントに促すための通知信号
    を発信する第4のステップをさらに含む、請求項5に記
    載のスケジュール管理方法。
  7. 【請求項7】 前記第4のステップにおいて、さらに、
    前記スケジュールの管理依頼を送信したクライアントの
    現在位置から前記複数の管理対象スケジュールに含まれ
    る目的位置までの移動時間を検出し、前記残時間から前
    記移動時間を差引いた差引時間に基づいて前記通知信号
    を発信する、請求項5に記載のスケジュール管理方法。
  8. 【請求項8】 スケジュールの変更依頼に応じて、前記
    複数の管理対象スケジュールに含まれる次の予定時刻を
    前記融通時間帯の範囲内で変更し、その変更された次の
    予定時刻に基づいて前記残時間を検出する第5のステッ
    プをさらに含む、請求項6に記載のスケジュール管理方
    法。
  9. 【請求項9】 登録期間、および前記登録期間の変更可
    能な範囲を示す第1の融通期間が設定された複数のスケ
    ジュールを管理するスケジュール管理方法であって、 スケジュールの管理依頼に応じて、前記複数のスケジュ
    ールから複数の管理対象スケジュールを抽出する第1の
    ステップと、 希望期間と、前記希望期間の変更可能な範囲を示す第2
    の融通期間とから成る調整依頼スケジュールを受信する
    第2のステップと、 前記調整依頼スケジュールを前記複数の調整対象スケジ
    ュールと比較し、前記調整依頼スケジュールが前記複数
    の調整対象スケジュールの複数のスケジュール設定可能
    時間帯に一致するように調整する第3のステップと、 前記調整依頼スケジュールが前記複数のスケジュール設
    定可能期間に一致するとき、前記複数の調整対象スケジ
    ュールを更新する第4のステップと、 前記第3のステップにおける調整結果を発信する第5の
    ステップとを含み、 前記スケジュール設定可能期間は、空き期間に前記第1
    の融通期間を加えた期間であり、 前記第3のステップにおいて、前記調整した複数の調整
    対象スケジュールにおいて前記第1の融通期間が制限期
    間を超えるとき、その超えた融通期間が設定された調整
    対象スケジュールを除去する、スケジュール管理方法。
  10. 【請求項10】 前記複数のスケジュールは、生産ライ
    ンの生産工程を管理するためのスケジュールである、請
    求項9に記載のスケジュール管理方法。
  11. 【請求項11】 前記複数のスケジュールは、相互に異
    なる生産能力を備えた生産ラインの生産工程を管理する
    ためのスケジュールである、請求項9に記載のスケジュ
    ール管理方法。
  12. 【請求項12】 登録時間帯、および前記登録時間帯の
    変更可能な範囲を示す第1の融通時間帯が設定された複
    数のスケジュールを記憶するスケジュール記憶回路と、 希望時間帯と、前記希望時間帯の変更可能な範囲を示す
    第2の融通時間帯とから成る調整依頼スケジュールを受
    信する受信回路と、 前記受信回路によって受信されたスケジュールの調整依
    頼に応じて、スケジュール記憶回路から複数の調整対象
    スケジュールを読出すスケジュール読出回路と、 前記調整依頼スケジュールを前記複数の調整対象スケジ
    ュールと比較し、前記調整依頼スケジュールが前記複数
    の調整対象スケジュールの複数のスケジュール設定可能
    時間帯に一致するように調整するスケジュール調整回路
    と、 前記調整依頼スケジュールが前記複数のスケジュール設
    定可能時間帯に一致するとき、前記調整依頼スケジュー
    ルに基づいて前記複数の調整対象スケジュールの各々を
    更新するスケジュール更新回路と、 前記スケジュール更新回路によって更新された複数の更
    新スケジュールを前記スケジュール記憶回路に記憶され
    た対応する複数のスケジュールと書換えるスケジュール
    書換回路と、 前記スケジュール調整回路による調整結果を発信する発
    信回路とを備え、 前記スケジュール設定可能時間帯は、空き時間帯に前記
    第1の融通時間帯を加えた時間帯である、スケジュール
    管理装置。
  13. 【請求項13】 前記スケジュール調整回路は、前記希
    望時間帯が複数の前記空き時間帯に一致しないとき前記
    希望時間帯を前記第2の融通時間帯の範囲内で変化させ
    ることによって前記調整依頼スケジュールが前記複数の
    空き時間帯に一致するように調整する、請求項12に記
    載のスケジュール管理装置。
  14. 【請求項14】 前記スケジュール調整回路は、前記希
    望時間帯を前記第2の融通時間帯の範囲内で変化させて
    も前記調整依頼スケジュールが前記複数の空き時間帯に
    一致しないとき、さらに、前記複数の空き時間帯の各々
    を対応する前記第1の融通時間帯の範囲内で変化させる
    ことによって前記調整依頼スケジュールが前記複数の空
    き時間帯に一致するように調整する、請求項13に記載
    のスケジュール管理装置。
  15. 【請求項15】 前記スケジュール調整回路は、前記複
    数の空き時間帯の各々を対応する前記第1の融通時間帯
    の範囲内で変化させても前記調整依頼スケジュールが前
    記複数の空き時間帯に一致しないとき前記複数の調整対
    象スケジュールに共通するスケジュールの設定が可能な
    共通時間帯を出力し、 前記発信回路は、前記共通時間帯を発信する、請求項1
    4に記載のスケジュール管理装置。
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