JP2002258688A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002258688A JP2001054193A JP2001054193A JP2002258688A JP 2002258688 A JP2002258688 A JP 2002258688A JP 2001054193 A JP2001054193 A JP 2001054193A JP 2001054193 A JP2001054193 A JP 2001054193A JP 2002258688 A JP2002258688 A JP 2002258688A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 確度の高い定着ユニット接続有無検知機能を
備えた画像形成装置を得る。 【解決手段】 画像形成装置本体1に対して着脱交換自
在に構成された感光体ユニット5内にヒューズ抵抗6を
含み、この感光体ユニット5が一度使用されるとヒュー
ズ抵抗6を溶断する。このヒューズ抵抗6の導通を検知
することにより、感光体ユニット5が新品か否かを識別
することが可能となる。本構成の識別装置に電圧を測定
する電圧測定手段を設け、電圧を測定することにより、
ヒューズ抵抗6が溶断される前に、感光体ユニット5が
新品であることを検知する。ヒューズ抵抗6が溶断され
る前に、感光体ユニット5が新品であるか否かを検知す
ることにより、電源投入後の一定時間内で新品を検知す
ることが可能になる。また、簡単な回路構成で所望の技
術を実現することが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、特に、定着手段が新品と交換されたことを検知する
機能を装備した画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置は、一般的に、複写
機、レーザプリンタ、ファクシミリ等に適用され構成さ
れる。また、従来より複写機やレーザプリンタなどの画
像形成装置に装着される定着ユニットは、例えば、定着
手段に定着枚数をカウントするカウンタが設けられ、所
定枚数に達すると新品と交換されるが新品交換時に新品
であることを検知してカウンタが自動的にリセットされ
る機能が装備される。ここで、この新品交換時の検知方
法に関する技術がいくつか報告されている。例えば、特
開平6−76140号公報、特開平8−69226号公
報、特開平9−185288号公報に開示されている発
明である。
【0003】また、定着ユニットは、商用電源の仕様が
異なる国や地域での使用に際しては、それぞれ対応する
定格電圧仕様の定着ユニットを使用する必要がある。そ
こで、定着ユニットの定格電圧と定着ユニットの接続を
検知する技術が報告されている。例えば、特開平11−
84943号公報に開示の発明である。
【0004】上記の特開平6−76140号公報では、
寿命のある交換可能な部品の交換時新品検知手段とし
て、交換部品内部にヒューズを設けて、交換時に画像形
成装置内部にあるCPUがヒューズのあることを検知す
ると、ヒューズに電流を流して溶断するという技術が報
告されている。
【0005】また、特開平8−69226号公報でも同
様に交換部品内部にヒューズを設けて、新品であること
を検知した後にこれを溶断する技術が報告されている。
本従来例は、ヒューズの溶断を確実にするために駆動電
流を大きくするものである。
【0006】特開平9−185288号公報では、交換
可能な定着装置(定着ユニット)内部に新品検知手段と
して温度ヒューズを配置し、画像形成装置の起動時に定
着ユニット内部が温度上昇することによって温度ヒュー
ズが溶断されることで新品を検知する技術が報告されて
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来技術では、以下に示す問題がある。特開平6
−76140号公報に開示の発明では、定電圧を印加し
てヒューズを溶断する際にヒューズ自体の抵抗値が上昇
するために実質的な溶断電流が時間の経過に伴って低下
し、確実に溶断できない場合がある。したがって、トラ
ンジスタや抵抗などの専用の回路を必要とする。
【0008】特開平8−69226号公報に開示の発明
では、この対策として画像形成装置本体内にあるモータ
駆動回路を利用して負荷電流を大きくする事例が報告さ
れているが、回路構成が複雑になるという問題がある。
【0009】特開平9−185288号公報に開示の発
明では、定着ユニット内に温度ヒューズが使用される報
告であるが、定着ユニットの仕向け地による定格電圧の
違い、電源電圧の変動、さらに温度ヒューズ自体の信頼
性の要因などにより、温度ヒューズが溶断される温度に
上昇するまでの時間が一定しないという問題がある。
【0010】さらに従来、着脱可能な定着ユニットを有
する画像形成装置において本体の電源電圧仕様と異なっ
た定格電圧仕様の定着ユニットを誤設置すると、異電圧
の投入による発火などの事故を引き起こしてしまうとい
う問題がある。
【0011】これを解決する手段として特開平11−8
4943号公報では、定着ユニット内の画像形成装置本
体と接続されるコネクタにジャンパハーネスを取り付け
ることにより、簡単な回路構成で定着ユニットの誤設置
を防ぐ技術が報告されている。また上記の従来技術例で
は、温度ヒューズを定着ユニット内部に装着して新品検
知を行う技術が併せて報告されている。
【0012】ところが前記従来例では定着ユニットの誤
設置防止と新品検知を同時に実施する場合は、ジャンパ
ハーネスと温度ヒューズの配線が共通化されない。この
ため、定着ユニットと画像形成装置本体を接続するコネ
クタの端子がその分多く使用されることになってしま
い、コストアップにつながるという問題がある。
【0013】また、仕様の異なる定着ユニットを誤設置
した場合と仕様の適した定着ユニットが未接続の場合の
検知手段の相違については記載されていない。
【0014】本発明は、確度の高い定着ユニット接続有
無検知機能を備えた画像形成装置を提供することを目的
とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1記載の発明の画像形成装置は、当該画像形
成装置本体に対して着脱交換自在に構成されたユニット
内にヒューズを含み、該ユニットが一度使用されると前
記ヒューズを溶断し、該ヒューズの導通を検知すること
によりユニットが新品か否かを識別する識別装置を備え
た画像形成装置において、識別装置に電圧を測定する電
圧測定手段を設け、電圧を測定することにより、ヒュー
ズが溶断される前に前記ユニットが新品であることを検
知する検知手段を有することを特徴とする。
【0016】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
画像形成装置において、ユニット内に含まれるヒューズ
は、ヒューズ抵抗器であることを特徴とする。
【0017】請求項3記載の発明の画像形成装置は、当
該画像形成装置本体に対して着脱自在に配置されたユニ
ットを備えた画像形成装置において、ユニットの着脱時
に該ユニットが新品か否かを識別する第一の検知手段
と、ユニットの仕様が当該画像形成装置本体との仕様の
適否を識別する第二の検知手段とを有し、ユニットが新
品か否かと 当該画像形成本体との対応仕様の適否と、
接続の有無との検知を兼ね備えたことを特徴とする。
【0018】請求項4記載の発明では、請求項3記載の
画像形成装置において、画像形成本体との対応仕様の適
否を検出する検出手段は、当該画像形成装置本体に配置
された電圧検出手段であることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
による画像形成装置の実施の形態を詳細に説明する。図
1から図5を参照すると、本発明の画像形成装置の一実
施形態が示されている。
【0020】図1に、本発明の第一、第二の実施形態と
なる画像形成装置におけるヒューズ溶断回路の回路図を
示す。この回路は、感光体ユニット内に設けられたヒュ
ーズを溶断する回路であり、画像形成装置本体1(以
下、本体)内にCPU2、4.7kΩプルアップ抵抗
3、10Ω抵抗4が図の構成で含まれ、感光体ユニット
5内にヒューズ抵抗6、8.3Ω抵抗7が図のように構
成される。ここでヒューズ抵抗6は、抵抗値1.7Ω、
定格電流0.125Aの特性のものを使用している。こ
のヒューズ抵抗は、定格電流の200%の電流を流した
場合、約1分で溶断する特性を持っている。
【0021】感光体ユニットがセットされると各抵抗を
結ぶ配線はコネクタ(不図示)を介して接続され、本体
側の抵抗4とユニット側の抵抗6、7は並列に接続され
る形態となる。CPU2は感光体ユニットがセットさ
れ、DC5V電源がONされたときに抵抗3と4の間
(A)の電位の検出、及び感光体ユニットが新品である
ことを検知したときには、その後の印字計数処理のため
カウンタのリセット処理などを行う。さらに、本画像形
成装置全体のシステム制御なども行う。このような構成
において新品の感光体ユニットがセットされ電源が投入
されると、DC5V電源がONされてCPUはA点の電
位の検出を開始する。
【0022】このとき、新品の感光体ユニット内には、
1.7Ωのヒューズ抵抗6と8.3Ωの抵抗7が直列に
接続されており、10Ωの合成抵抗となっている。本体
側の抵抗3は抵抗値が4.7kΩと大きいため、DC5
V電源から流れる電流の経路は抵抗7→6→4となって
その合成抵抗値はほぼ20Ωとなり、A点の電位は約
2.5Vとなる。この場合に流れる電流は、I=V/R
=5/20=0.25から約0.25Aとなり、ヒュー
ズ抵抗6の定格電流のちょうど200%が流れる計算に
なる。そのためヒューズ抵抗は、電源投入後、約1分で
溶断されてしまう。
【0023】ヒューズ抵抗6が溶断されると今度は電流
の流れる経路は本体側の抵抗3→4になるが、抵抗3の
抵抗値が大きいため、A点の電位はほぼ0Vとなる。次
に、新品でない感光体ユニットがセットされた場合の、
A点の電位について説明する。この場合は、感光体ユニ
ットにはヒューズ抵抗が最初から存在しないため、電流
の経路は電源投入直後から本体側の抵抗3→4となり、
A点の電位は最初からほぼ0Vとなる。以上に記載した
A点の電位の動きを、感光体ユニットが新品の場合を図
2、新品でない場合を図3に記載する。
【0024】図2では、前述したように電源投入後から
約1分は約2.5Vで推移し、ヒューズ抵抗が溶断され
た後に急降下して、ほぼ0Vとなる。実際には、ヒュー
ズ抵抗は電流が流れはじめてから溶断されるまでに抵抗
値が徐々に上昇するため、A点の電位は2.5Vから徐
々に下降していく。
【0025】これに対して図3では、最初からほぼ0V
で一定となる。そのためCPU2は、A点の電位を電源
投入後から約1分検出することによって、感光体ユニッ
トが新品か否かを検知することが可能になる。例えば、
電源投入後の20秒後から80秒後までの間、A点の電
位が2Vから3Vの間にあることを確認できれば新品ユ
ニットであると検知して、カウンタのリセット処理など
を行う。また、A点の電位が最初からずっと1V以下で
あることを検出すると、新品でないと検知し、カウンタ
のリセットなどの初期設定処理を行わないようにする。
【0026】本発明では、このような簡単な回路構成に
よって感光体ユニットなどのような交換部品の新品検知
を可能にする。また従来技術では、新品検知後、ヒュー
ズを溶断するという手順を踏む。このため、従来、CP
Uなどの制御回路は、新品検知とヒューズ溶断の最低2
本の信号線を必要としていた。これに対して本発明で
は、CPUは電位を検出するだけの機能であり、ヒュー
ズ溶断の処理機能を持たないため、信号線が1本だけで
ある。その分、回路規模を小さくすることができる。さ
らに、溶断されるヒューズはヒューズ抵抗を用いる。こ
のため、回路に配置する抵抗の抵抗値を考慮することに
よって、特別な溶断回路を設けなくても確実にヒューズ
を溶断することが可能になる。
【0027】次に、第三、第四の実施形態を示す回路図
を図4に記載する。本実施形態では、画像形成装置の交
換可能なユニットとして定着ユニットを例として説明す
る。この回路は、定着ユニット内に設けられた定着ユニ
ットの定格電圧識別用ヒューズ抵抗、及び新品検知用ヒ
ューズ抵抗を溶断する回路である。本回路では、本体1
1内にCPU12、4.7kΩプルアップ抵抗13、
2.3kΩプルダウン抵抗14、トランジスタ15及び
コネクタ16が図の構成で含まれる。また、定着ユニッ
ト17内に定格電圧識別用抵抗18(4.7kΩ)、新
品検知用ヒューズ抵抗19(1.7Ω)、及びコネクタ
10が、図のように構成される。
【0028】ヒューズ抵抗19は、第一、第二実施形態
で説明したヒューズ抵抗と同じ特性のものと考えてよ
い。トランジスタ15のベース(B)は、CPU12出
力のFCUTに接続される。プルアップ抵抗13は、C
PU12入力のFMEASに接続される。CPU12
は、内蔵されたADコンバータによって、FMEASに
入力される電位を検出する機能を有する。定着ユニット
17は、本体11に対して着脱自在に配置されるもので
ある。
【0029】定着ユニット11内のヒータ(不図示)
は、コネクタ16、10を介して、本体11に実装され
た電源ユニット(不図示)からAC電源が供給される。
このAC電源の供給のON/OFFは、画像形成装置を
制御するCPU12によって制御される。
【0030】定着ユニット7内の18、19の各ヒュー
ズ抵抗の両端は、共有の配線となっている。この配線の
相対する接続先は、コネクタ16、10を介して本体1
1内であり、一方はGNDに、もう一方はプルアップ抵
抗14、トランジスタ15、CPU12に接続されてい
る。定着ユニット17にはヒータ(不図示)が含まれる
が、ヒータは出荷地により、100V系(国内)、12
0V系(北米)、200V系(欧州など)と定格電圧の
仕様が異なる。そこで図4の定着ユニット内のコネクタ
10は、ヒータの仕様により、そのピンアサインを異な
るものにしている。
【0031】例えば、国内向けはコネクタ10の1ピン
と2ピン、北米向けは1ピンと3ピン、欧州向けは1ピ
ンと4ピンという構成になっている。一方、本体側も1
00V系、120V系、200V系で電源ユニットや制
御ソフトの仕様が異なる。このため、各仕向け値ごとに
分かれており、それぞれ対応した定着ユニットとの装着
が必要となる。そのため、本体側のコネクタ16は、前
述の定着ユニット側のコネクタ10と対応したピンアサ
インとなる。なお、図4は、国内向けの本体に国内向け
仕様の定着ヒータを接続した例を示す回路図である。ま
た、一連の動作を示したフローチャートを図5に記載す
る。
【0032】ここで、国内向けの新品の定着ユニットを
国内向け本体に装着した場合の動作について説明する。
装着された定着ユニットは、コネクタの1ピンと2ピン
を介して本体と接続される(ステップS1)。電源がO
Nされると、CPUはまずFCUTをLにしてトランジ
スタをOFFにする。するとDC5V電源から流れる電
流の経路は、本体内のプルアップ抵抗13から定着ユニ
ット内の抵抗18とヒューズ抵抗19になるが、プルア
ップ抵抗13の抵抗値が大きいため流れる電流は微少で
あり、ヒューズ抵抗が溶断されることはない。この時C
PUのFMEASが検出する電位は、19の抵抗値が1.
7 Ωと小さいためにほぼ0Vとなり、CPUは定着ユニ
ットが新品であると検知することが可能になる(ステッ
プS2〜ステップS8)。
【0033】定着ユニットが新品であると検知すると
(ステップS3)、次にCPUはFCUTをHにしてト
ランジスタをONにする(ステップS4)。すると、D
C5V電源から流れる電流の経路はトランジスタから抵
抗18とヒューズ抵抗19になり、今度は19に3A程
度の電流が流れてヒューズ抵抗は瞬時に溶断される(ス
テップS4)。溶断後は抵抗18が効いてFMEASが
検出する電位は約2.5Vとなり(ステップS5)、C
PUはヒューズ抵抗が溶断されたことを検知する。
【0034】次に、国内向けの新品でない定着ユニット
を国内向け本体に装着した場合の動作について説明す
る。電源ON後、前述と同様に、FCUTがLになりF
MEASが電位を検出する。しかし、ヒューズ抵抗19
がないため、電位は0Vにならず(ステップS2/
N)、抵抗18が効いて約2.5Vとなる(ステップS
7)。こうしてCPUは、定着ユニットが新品でないこ
と(以後、旧品と言う)を検知することができる(ステ
ップS8)。CPUは、定着ユニットが新品であること
を検知すると、実施形態1、2と同様にカウンタのリセ
ット処理などの処理を行う。ヒューズ抵抗溶断、あるい
は定着ユニットが旧品であることを検知した後は、CP
Uは定着ユニット内のヒータにAC電源を供給し、画像
形成の動作の開始を行う(ステップS6)。
【0035】さらに、欧州向け定着ユニットを、誤って
国内向け本体に装着した場合の動作を説明する。この場
合は、定着ユニット内の配線がコネクタの1ピンと4ピ
ンに接続されているのに対して、相対する国内向け本体
のコネクタは1ピンと2ピンである。このために、本来
の接続がされず、その代わりに4ピンは2.3kΩのプ
ルダウン抵抗14に接続される。ここで欧州向け定着ユ
ニットが新品でヒューズ抵抗がある場合は、電源ON
後、FCUTがLになるとFMEASが検出する電位は
プルダウン抵抗が効いて0Vにはならず約1.6Vにな
る。これにより、CPUは、定着ユニットが定格電圧の
異なる仕様であると検知することができる(ステップS
9)。
【0036】定着ユニットが旧品の場合には、ヒューズ
抵抗がないため、FMEASが検出する電位は約3Vと
なり(ステップS9/Y)、同様に定格電圧の異なる仕
様であると検知される。また定着ユニットの仕様に関わ
らず、定着ユニットが本体にしっかりと装着されないま
ま電源がONされた場合には、プルアップ抵抗が効い
て、FMEASが検出する電位はほぼ5Vになる(ステ
ップS12)。このためCPUは、定着ユニットが未接
続であると検知することができる(ステップS13)。
【0037】以上のように定着ユニットが異なる仕様あ
るいは未装着であることを検知すると、CPUは定着ヒ
ータへの通電を実施しない(ステップS11)。なお、
本実施形態で説明した抵抗の抵抗値及び電圧検出値は一
例として記載したものであり、制御ソフトの仕様に合わ
せた電圧検出値から計算して、所望の抵抗を配置しても
よい。
【0038】以上に記載したように本実施例では、ユニ
ットの新品検知手段と本体との仕様の適否検出手段及び
接続の有無検出手段を一体化させたことを特徴とする。
本実施形態では、一例として定着ユニットを挙げて説明
したが、画像形成装置本体に接続されるユニットで仕向
け地の違いなどにより、仕様の異なるもの全てに対して
適用できるものである。
【0039】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、請求項
1記載の発明の画像形成装置によれば、ヒューズが溶断
される前に当該ユニットが新品であるか否かを検知する
ことによって、電源投入後の一定時間内で新品を検知す
ることが可能になる。また、従来の「新品検知後、ヒュ
ーズを溶断する」という手順を踏まないため、簡単な回
路構成で所望の技術を実現することが可能になる。
【0040】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、ヒューズ抵抗を用いたことに
よって一定の電流を流すだけでヒューズの溶断が可能に
なる。このことから、特別な溶断回路を必要とせずとも
新品検知が可能になる。
【0041】請求項3記載の発明によれば、ユニットの
新品検知手段と本体との仕様の適否検出手段及び接続の
有無検出手段を一体化させたことによって、回路規模を
従来よりも小さくすることが可能になる。また、ユニッ
トと本体を接続するコネクタの端子数も従来より少なく
てすむようにすることが可能である。
【0042】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明に加えて上記検知、検出手段は、電圧を検出すること
によるものである。このため、簡単な回路構成で確実に
検知、検出することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の第一、第二の実施形態
となる画像形成装置におけるヒューズ溶断回路の回路図
を示す。
【図2】感光体ユニットが新品の場合の動作例を示す特
性図である。
【図3】感光体ユニットが新品でない場合の動作例を示
す特性図である。
【図4】本発明の第三、第四の実施形態を示す回路図で
ある。
【図5】本発明の実施形態の動作例を示したフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1、11 画像形成装置本体 2、12 CPU 3、13 4.7kΩプルアップ抵抗 4 10Ω抵抗 5 感光体ユニット 6 ヒューズ抵抗 7 8.3Ω抵抗 14 2.3kΩプルダウン抵抗 15 トランジスタ 10、16 コネクタ 17 定着ユニット 18 定格電圧識別用抵抗 19 新品検知用ヒューズ抵抗

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 当該画像形成装置本体に対して着脱交換
    自在に構成されたユニット内にヒューズを含み、該ユニ
    ットが一度使用されると前記ヒューズを溶断し、該ヒュ
    ーズの導通を検知することにより前記ユニットが新品か
    否かを識別する識別装置を備えた画像形成装置におい
    て、 前記識別装置に電圧を測定する電圧測定手段を設け、 前記電圧を測定することにより、前記ヒューズが溶断さ
    れる前に前記ユニットが新品であることを検知する検知
    手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記ユニット内に含まれるヒューズは、
    ヒューズ抵抗器であることを特徴とする請求項1記載の
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】 当該画像形成装置本体に対して着脱自在
    に配置されたユニットを備えた画像形成装置において、 前記ユニットの着脱時に該ユニットが新品か否かを識別
    する第一の検知手段と、 前記ユニットの仕様が当該画像形成装置本体との仕様の
    適否を識別する第二の検知手段とを有し、 前記ユニットが新品か否かと、当該画像形成本体との対
    応仕様の適否と、接続の有無との検知を兼ね備えたこと
    を特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記画像形成本体との対応仕様の適否を
    検出する検出手段は、当該画像形成装置本体に配置され
    た電圧検出手段であることを特徴とする請求項3記載の
    画像形成装置。
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