JP6512831B2 - 画像形成装置および電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は画像形成装置などの電子機器に関する。
電子写真方式の画像形成装置では、帯電ローラや現像ローラ、転写ローラに商用電源の電圧よりも高い電圧(高圧)を印加される。高圧基板により生成された高圧は、画像形成以外の用途に使用されることがある。特許文献1によれば帯電ローラに高圧を印加することで帯電ローラに流れる電流に応じて感光ドラムの装着異常を検知する方法が提案されている。
ところで、画像形成装置では制御基板と高圧基板とがケーブルを介して電気的に接続される。よって、制御基板と高圧基板との電気的な接続状態を検知することが必要となる。特許文献2によれば、基板側のコネクタ内に一列に配置される複数の端子のうち両端に位置する2つの端子を基板実装時に短絡させておき、このコネクタに接続されたケーブルを介してこの短絡状態を検知できれば正常と判定する接続検知回路が提案されている。
特開2002−333812号公報 特開2002−178490号公報
しかし、特許文献2によれば、ケーブルを介して接続される2枚の基板のうち少なくとも一方の基板には接続検知回路を設けなければならなない。さらに、ケーブルを構成する複数の信号線のうち両端に位置する2本の信号線は接続検知のためだけに使用されてしまい、他の用途には利用できない。同様にコネクタ内の2本の端子も他の用途には利用できない。これは設置スペースと製造コストの観点で不利である。そこで、本発明は、ケーブルの接続不良などを早期に検出できるようにすることを目的とする。
本発明は、たとえば、
像担持体と、
前記像担持体の表面を一様に帯電させる帯電手段と、
前記像担持体に光を照射して静電潜像を形成する像形成手段と、
前記静電潜像を現像してトナー画像を形成する現像手段と、
前記トナー画像を転写する転写手段と、
前記帯電手段に電圧を生成して印加する電圧生成基板と、
前記電圧生成基板に対してケーブルを介して接続され、前記電圧生成基板が生成するべき前記電圧を制御する制御基板と、
前記帯電手段に流れる電流を検知する検知手段と、
前記検知手段により検知された電流に応じた電圧値を取得し、その電圧値に基づいて、複数のエラー判別する制御手段と
を有し、
前記制御手段は、前記電圧生成基板から前記帯電手段へ電圧を印加していない状態で前記検知手段により検知される電流に対応する電圧値が第1の値以下であれば、前記電圧生成基板を駆動する駆動信号を出力しないようにするとともに、前記ケーブルの接続不良を示す信号を出力し、前記電圧生成基板から前記帯電手段へ電圧を印加していない状態から印加している状態へ変化した後に前記検知手段により検知される電流に対応する電圧値が前記第1の値よりも大きい第2の値以上であれば、前記電圧生成基板を駆動する駆動信号を出力しないようにするとともに、前記像担持体の装着不良を示す信号を出力することを特徴とする画像形成装置を提供する。
本発明によれば、ケーブルの接続不良などを早期に検出できるようにすることが可能となる
画像形成装置の構成を説明する図 制御基板と電圧生成基板とを説明する図 制御基板と電圧生成基板との詳細を説明する図 エラーの種類と対応する電流の範囲とを説明する図 エラーの判定タイミングを説明する図 エラーの判別に関与する機能を説明する図 エラー判別シーケンスを示すフローチャート エラーの判定タイミングを説明する図 エラー判別シーケンスIIを示すフローチャート エラー判別シーケンスIを示すフローチャート 端子配置を説明する図
<実施例1>
図1を用いて電子写真方式の画像形成装置10について説明する。よく知られているように画像形成装置10は記録材Pに画像を形成する電子機器である。なお、YMCKはイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックを示し、トナーの色を示している。ここでは4色のトナーを使用するため、4つの画像形成ステーションが設けられている。各ステーションの構成は共通しているため、イエロー用のステーションにのみ参照符号を付与している。
帯電ローラ2は感光ドラム1の表面を一様に帯電させる。帯電ローラ2には帯電電圧が印加される。レーザスキャナ3は、一様に帯電した感光ドラム1の表面に対して画像信号に応じた光を照射および走査し、静電潜像を形成する露光装置である。現像器4は、現像スリーブ11を備え、感光ドラム1に形成された静電潜像に対してトナーを飛翔させて現像し、トナー画像を形成する。現像スリーブ11には現像を促進するための現像電圧が印加される。一次転写ローラ6は感光ドラム1上のトナー画像を中間転写ベルト5に転写する。一次転写ローラ6には一次転写を促進するための一次転写電圧が印加される。二次転写ローラ7は、中間転写ベルト5に転写されたトナー画像を、給紙カセット9から供給された記録材Pに二次転写する。二次転写ローラ7には二次転写を実行するための二次転写電圧が印加される。定着器8はトナー画像を加熱および加圧して記録材Pに定着させる。
図2は制御基板100と電圧生成基板200の構成を示すブロック図である。制御基板100は画像形成装置10の全体を統括的に制御するCPU101などを搭載している。CPU101は、電圧生成基板200が生成して出力する電圧を設定する設定値や電圧生成基板200の生成回路201を駆動するための駆動信号を出力する。設定部106はこの設定値を決定して出力する機能である。駆動部107は駆動信号を生成して出力する機能である。生成回路201は制御基板100から出力された駆動信号によって駆動され、設定値に応じた所定の電圧を生成する。生成回路201は、帯電電圧、現像電圧、転写電圧などを生成する。生成回路201は、4つの帯電ローラ2に対して1つずつ設けられてもよいし、4つの帯電ローラ2に対して共通に設けられてもよい。また、生成回路201は2つ設けられ、一つがブラック用の帯電ローラ2に帯電電圧を供給し、もう一つが残りの三つの帯電ローラ2に対して設けられてもよい。現像電圧は帯電電圧を分圧回路により分圧することで生成されてもよいし、帯電電圧用の生成回路201とは別に現像電圧用の生成回路201が設けられてもよい。転写電圧に関しても上述した帯電電圧や現像電圧の生成回路201と同様な構成の生成回路201が1つ以上設けられてもよい。以下では、生成回路201により生成された電圧は帯電ローラ2に印加されるものとして説明する。なお、以下の帯電電圧に関する説明は、「帯電電圧」を「現像電圧」や「転写電圧」に置換することで現像電圧や転写電圧の説明になることは留意されたい。
電圧検知回路202は、生成回路201によって生成された出力電圧を分圧する分圧回路を有し、分圧回路により分圧された電圧を生成回路201にフィードバックする回路である。生成回路201は、フィードバックされた電圧と設定値とを比較する比較回路を有し、両者が一致するように出力電圧を調整する。
電流検知回路203は、たとえば、電圧生成基板200から出力された帯電電圧が帯電ローラ2に印加されることで帯電ローラ2に流れる電流(帯電電流と称す。)を検知する回路である。つまり、電流検知回路203は、帯電電流に対応した電流検知信号ISをCPU101や保護回路204に出力する。なお、ISは電流検知信号によって伝達される電圧値を意味する符号としても以下の説明では利用される。CPU101は電流検知信号ISを受信するポート108を備えている。電流検知信号ISは帯電電流に比例した電圧値であってもよいが、以下では、帯電電流に反比例した電圧値として説明する。なお、電流検知信号ISは帯電電流に相関した電圧値を伝達する信号であれば十分である。電流検知信号ISは制御基板100に入力され、感光ドラム1の装着エラーや電流リークなどを検知するために用いられる。
保護回路204は、過電流が発生しているときに過電流が減少するように生成回路201を制御する回路である。たとえば、保護回路204は、電流検知回路203により検知された帯電電流が閾値を超えていたり、正常な電流範囲を逸脱していたりするときに、生成回路201を停止させてもよい。これにより電圧生成基板200や帯電ローラ2、感光ドラム1を過電流から保護する。
制御基板100と電圧生成基板200は一組の束線から構成されたケーブル105で電気的に接続されている。ケーブル105には、電源ラインや、設定値を伝達する信号線、駆動信号を伝達する信号線、電流検知信号ISを伝達する信号線などが含まれている。ケーブル105の両端にはコネクタが設けられており、制御基板100と電圧生成基板200にも対応するコネクタが設けられている。
記憶装置109はRAMやROMなどであり、エラーの判別に使用する閾値などを記憶している。表示装置110はエラーメッセージなどを表示する。CPU101は、電流検知信号ISに基づいてエラーを検知するとエラーメッセージを作成し、表示装置110に表示させる。エラーメッセージには、エラーの内容を示す情報やエラーを解消するためのガイダンスなどが含まれていてもよい。
図3を用いて電流検知回路203の構成例について説明する。電流検知回路203は、制御基板100の電源102により生成された+24Vの第1電圧と、+3.3Vの第2電圧とを供給される。電流検知回路203はオペアンプIC201を有する。第1電圧がオペアンプIC201の動作電圧として使用され、第2電圧は電流検知信号ISを生成するための基準電圧として使用される。なお、制御基板100は、監視部103を用いて第1電圧と第2電圧の状態をCPU101に通知する。たとえば、第1電圧の電圧値と第2電圧の電圧値とがデジタル値として通知されてもよいし、第1電圧の電圧値と第2電圧の電圧値とがそれぞれの目標値に達したかどうかが通知されてもよい。
オペアンプIC201の+端子には、抵抗R202、R203により形成された分圧回路により第2電圧を分圧して生成された電圧V0[V]が入力される。オペアンプIC201の出力は抵抗R204を介してオペアンプIC201の−端子にフィードバックされる。これによりオペアンプIC201の−端子の電圧はV0[V]となる。帯電ローラ2に流れる電流I[uA]は、抵抗R204を介してオペアンプIC201の出力端子に流れ込む。ここで、オペアンプIC201の−端子はV0[V]であるため、オペアンプIC201の出力端子の電圧IS[V]は次式により表現される。
IS[V] = V0[V] − R204[MΩ] × I[uA]
本実施例では、説明の便宜上、R202 = 3[kΩ]、R203 = 30[kΩ]、R204 = 20[kΩ]としている。そのため、V0 = 3[V]となり、電流検知値IS[V]は電流I[uA]の値に相関し、以下のような値になる。
a) I = 0[uA]のとき IS = 3 − 0.2×0 = 3 [V]
b) I = 40[uA]のとき IS = 3 − 0.2×40 = 2.2[V]
c) I = 100[uA]のとき IS = 3 − 0.2×100 = 1 [V]
d) I = 150[uA]のとき IS = 3 − 0.2×150 = 0 [V]
ここで、IS ≦ 1[V](I≧100[uA])を検知した場合は、保護回路204が生成回路201を停止させる。そのため、上記d)の条件は発生しないものとする。ただし、保護回路204が省略された場合は、上記d)の条件も発生することになる。
制御基板100と電圧生成基板200を接続するケーブル105が接続されていない場合、CPU101は電流検知信号ISとして0[V]を検知する。これは、電流検知信号ISを受け入れるポートが抵抗R205を介して接地されているからである。このような回路条件から、IS ≦ 1[V](I ≧ 100[uA])となるのは接続異常(コネクトエラー)が発生したときである。
図4は電流検知値IS、帯電電流(実電流)、制御基板100の状態判定との関係を示している。本実施例の画像形成装置10はDC(直流)帯電方式を採用しているものとする。
(1) コネクトエラー(ケーブルの接続誤り)
コネクトエラーとは、制御基板100と電圧生成基板200とを接続するためのケーブル105が正しく接続されていない状態である。コネクトエラーが発生すると帯電電流は140[uA]を超えるような過電流となりうるが、この場合は保護回路204が動作する。なお、CPU101は帯電電流が140[uA]を超えている電流範囲に属する場合にコネクトエラーが発生していると判別してもよい。
(2) リークエラー
感光ドラム1に結露などが発生すると、電圧生成基板200から見た負荷の抵抗値が極めて小さくなり、電流リークが発生する。感光ドラム1に過剰な電流が流れると、感光ドラム1の表面電位が所望電位からずれるため、異常画像が発生したり、現像剤が飛散したりする。感光ドラム1などの構成部品がダメージを受けることもある。たとえば、帯電電流が140[uA]以下となり、かつ、90[uA]を超えている電流範囲に属する場合、CPU101はリークエラーが発生していると判別する。
(3) 正常
感光ドラム1の耐久や環境条件によって帯電電圧の印加開始時における帯電電流は変わるが、約40[uA]程度である。たとえば、帯電電流が90[uA]以下となり、かつ、5[uA]を超えている電流範囲に属する場合、CPU101は正常と判別する。
(4) 装着エラー(感光ドラムの未装着や装着不良)
感光ドラム1はプロセスカートリッジとして画像形成装置10から着脱可能に製造されることがある。感光ドラム1が劣化すると、プロセスカートリッジごと交換される。感光ドラム1が装着されていない状態では電圧生成基板200からの電流経路が存在しないため、電圧生成基板200が帯電電圧を帯電ローラ2に印加しても帯電電流が発生しない。感光ドラム1の装着不良によって感光ドラム1が回転しない場合も帯電電流は発生しない。帯電電流は感光ドラム1と帯電ローラ2との間に形成されるニップ部に流れる。つまり、帯電電流は帯電ローラ2の電位と感光ドラム1の表面の電位との差分(電圧)に応じた量となる。そのため、帯電電圧が印加された瞬間は微小な帯電電流が発生するが、上記差分がすぐになくなって帯電電流が発生しない状態になる。近年、感光ドラム1の交換を一般ユーザが行える製品が増えている。一般ユーザは感光ドラム1の交換に習熟していないこと多く、感光ドラム1の未装着や装着不良が発生する可能性がある。よって、この検知は重要だろう。たとえば、帯電電流が5[uA]以下となり、かつ、0[uA]を超えている電流範囲に属する場合、CPU101は装着エラーが発生していると判別する。
本実施例では、帯電電流に反比例した電圧を伝達する電流検知信号ISを用いて判別を行うものとする。この場合、各エラーと電流検知信号ISとの関係は以下となる。
・0.2[V] >= IS :コネクトエラー
・1.2[V] >= IS > 0.2[V] :リークエラー
・2.9[V] >= IS > 1.2[V] :正常状態
・IS > 2.9[V]の場合 :装着エラー
図5を用いて帯電電流の検知タイミングを説明する。感光ドラム1は予め一定の回転速度で回転するようCPU101によって制御されているものとする。タイミングt0で生成回路201は帯電電圧の出力を開始する。タイミングt1で帯電電圧が安定する。感光ドラム1の表面のうちタイミングt0で帯電電圧を印加された表面位置が再び帯電電圧を印加される位置に到達するタイミングはt3である。つまりタイミングt0からt3までの間に感光ドラム1が一回転する。
帯電電流は感光ドラム1と帯電ローラ2との間に生じるニップ部の電位差に依存して変化する。そのため、帯電電圧の出力開始のタイミングt0から帯電電圧が目標電圧に到達して安定したタイミングt1までの期間では帯電電流を正確に検知できない。また、感光ドラム1が一回転したタイミングt3以降の期間においても帯電電流を正確に検知できない。つまり、タイミングt1からタイミングt3までの期間において帯電電流が正確に検知可能である。
タイミングt0からt1までの時間は約200ms程度である。また、タイミングt0からt3までの時間は約800msである。そこで、本実施例ではタイミングt0から所定時間(例:300ms)が経過したタイミングt2においてCPU101は帯電電流を示す電流検知信号ISを読み出し、電流検知信号ISに基づき上述した4つの状態を識別する。
図6はCPU101がプログラムを実行することで実現する機能を示している。これらの機能はASIC(特定用途向け集積回路)などのハードウエアによって実現されてもよい。これらの機能のうち一部がCPUによって実現され、残りの機能がハードウエアによって実現されてもよい。
判別部111は、電流検知回路203によって検知された電流が、複数のエラーのそれぞれに対応した電流範囲のいずれに属しているかに応じてエラーを判別する。この電流は、帯電電流、現像電流、転写電流のいずれであってもよい。第1タイマー112は、電圧生成基板200に対して制御基板100から所定の電圧の生成を指示してからの経過時間を計時する。判別部111は、第1タイマー112により計時された経過時間が所定時間を超えると、電流検知回路203により検知された電流に基づきエラーを判別してもよい。第2タイマー113と電源判定部114はオプションである。第2タイマー113は動作電圧が正常に供給されると一定時間を繰り返し計時する。電源判定部114は、電圧生成基板200に対して電源102から供給された動作電圧が正常かどうかを判定する。電源判定部114は、動作電圧に関する情報を監視部103から受け取る。
図7を用いて帯電電圧の起動時における電流検知シーケンスについて説明する。CPU101は画像形成装置10に対して商用電源から電力を供給されると、起動シーケンスを実行する。この起動シーケンスに電流検知シーケンスは含まれていてもよい。また、画像形成をユーザに指示されると、CPU101は電流検知シーケンスを開始してもよい。
S101でCPU101は第1タイマー112のカウント値を0にリセットする。S202でCPU101は電圧生成基板200を起動する。たとえば、CPU101の設定部106は設定値を出力する。また、CPU101の駆動部107は駆動信号の出力を開始する。CPU101は予め電源102を制御し、電源102から電圧生成基板200に動作電圧を供給しているものとする。S103でCPU101は第1タイマー112にカウントアップをスタートさせる。
S104でCPU101は検知条件が合致しているかどうかを判定する。検知条件は、たとえば、電圧生成基板200が出力する電圧が安定したことである。図5を用いて説明したように、電圧の出力を開始したタイミングt0からの経過時間が所定時間以上になったことが、検知条件となってもよい。所定時間は、たとえば、300msである。これは、タイミングt0からt1までの時間にさらにマージン時間が加算されている。これにより電圧が十分に安定したタイミングt2に正確な電流を検知できるようになる。CPU101は検知条件が満たされるとS105に進む。
S105でCPU101は電圧生成基板200に接続された負荷(例:帯電ローラ2など)に流れた電流を検知する。たとえば、CPU101は、電流検知回路203が帯電電流を検知して出力した電流検知信号ISを受信する。
S106でCPU101(判別部111)は電流の検知結果に基づきコネクトエラーが発生したかどうかを判定する。図4を用いて説明したように電流検知信号ISが0.2[V]以下(これは帯電電流が140[uA]を超えていることを意味する。)である場合に、判別部111はコネクトエラーが発生したと判別する。コネクトエラーが発生している場合、CPU101はコネクトエラーシーケンスを実行する。たとえば、CPU101は駆動部107に駆動信号の出力を停止させたり、表示装置110にコネクトエラーが発生したことを示すエラーメッセージを出力したりする。コネクトエラーが発生していなければ、CPU101はS107に進む。
S107でCPU101(判別部111)は電流の検知結果に基づきリークエラーが発生したかどうかを判定する。図4を用いて説明したようにISが0.2[V]より大きく、かつ、1.2[V]以下の場合(これは帯電電流が140[uA]以下であり、かつ、90[uA]を超えていることを意味する。)、判別部111はリークエラーが発生したと判別する。リークエラーが発生している場合、CPU101はリークエラーシーケンスを実行する。たとえば、CPU101は駆動部107に駆動信号の出力を停止させたり、表示装置110にリークエラーが発生したことを示すエラーメッセージを出力したりする。リークエラーが発生していなければ、CPU101はS108に進む。
S108でCPU101(判別部111)は電流の検知結果に基づき装着エラーが発生したかどうかを判定する。図4を用いて説明したようにISが2.9[V]を超えている場合(これは帯電電流が5[uA]以下であることを意味する。)、判別部111は装着エラーが発生したと判別する。装着エラーが発生している場合、CPU101は装着エラーシーケンスを実行する。たとえば、CPU101は駆動部107に駆動信号の出力を停止させたり、表示装置110に装着エラーが発生したことを示すエラーメッセージを出力したりする。エラーメッセージは、たとえば、「ドラムをセットしてください」などである。装着エラーが発生していなければ、CPU101はS109に進む。なお、図4を用いて説明したようにISが1.2[V]より大きく、かつ、2.9[V]以下の場合(これは帯電電流が90[uA]以下であり、かつ、5[uA]を超えていることを意味する。)、判別部111はエラーが発生していない(正常)と判別する。
S109でCPU101は、帯電電圧の停止条件が満たされたかどうかを判定する。停止条件は、たとえば、起動シーケンスが終了したことや画像形成ジョブが終了したことである。
上述したように、本実施例では装着エラーなどを検知するために使用されていた電流検知信号ISを流用することで、コネクトエラーを検知することが可能となる。また、本実施例には、コネクトエラーを検知するための専用の回路や信号線を増やす必要はないといった利点もある。
<実施例2>
実施例1でCPU101は帯電電流を用いて4つの状態を同一のシーケンスにて検知した。本実施例ではコネクトエラーの検知のみをシーケンスIIとして分離する例について説明する。なお、残りの三つの状態に関しては実施例1に示したシーケンスと同様のシーケンスIが適用されるものとする。コネクトエラーは、動作電圧である+24V、+3.3Vが電圧生成基板200に供給されていれば、判別可能となる。つまり、電圧生成基板200に帯電電圧を生成させなくても、電流検知信号ISに基づきCPU101はコネクトエラーを判定できる。そのため、実施例1に示したシーケンスからシーケンスIIを分離できる。その結果、CPU101は、画像形成を開始する前、つまり、帯電電圧を出力する前であってもコネクトエラーを検知できるようになる。これは、実施例1よりもより早いタイミングでコネクトエラーを検知可能となることを意味する。また、ローラや電気部品、プロセスユニットなどのパーツの負担を軽減できるようになろう。
図8は実施例2における帯電電流の検知タイミングを示している。電源判定部114は監視部103を通じて動作電圧である+3.3V、+24Vが立ち上がったことを検知すると、第2タイマー113に一定時間を繰り返し計時させる。動作電圧が正常に立ち上がったタイミングをt10とする。また、一定時間は、たとえば、500msである。CPU101は、第2タイマー113が一定時間を計時する度に電流検知信号ISを取得する。図8によれば、タイミングt10、t11、t12、t14、t16、t17で電流検知信号ISが取得される。そして、判別部111は、電流検知信号ISに基づきコネクトエラーが発生しているかどうかを判定する。この判定処理は、S106と同じ処理である。コネクトエラーが発生していれば、CPU101はコネクトエラーシーケンスを実行する。
一方、画像形成などをトリガーとして帯電電圧の出力が開始されると、CPU101はシーケンスIにしたがってエラーを検知する。上述したように、帯電電圧の出力を開始したタイミングt13から所定時間(例:300ms)が経過したタイミングt15に判別部111がエラーを判別する。つまり、装着エラー、リークエラーまたは正常のいずれかに画像形成装置10の状態が分類されることになる。
図9は実施例2におけるシーケンスIIを示すフローチャートである。図10は実施例2におけるシーケンスIを示すフローチャートである。なお、図8を用いて説明したように、画像形成装置10が商用電源から電力を供給されて起動すると、CPU101はシーケンスIとシーケンスIIを並列に実行する。
S201でCPU101(電源判定部114)は、電圧生成基板200に対する電源102が正常に動作電圧を生成しているかどうかを判定する。たとえば、電源判定部114は監視部103を通じて動作電圧である+3.3V、+24Vが立ち上がったことを検知すると、電源102が正常に動作電圧を生成していると判定する。電源102が正常であれば、CPU101はS202に進む。S202でCPU101は第2タイマー113をリセットする。S203でCPU101は第2タイマー113をスタートさせる。
S204でCPU101は検知条件が満たされたかどうかを判定する。たとえば、検知条件は、第2タイマー113の計時時間が所定時間(例:500ms)を超えたことである。検知条件が満たされていれば、CPU101はS205に進む。S205でCPU101は電流検知回路203を用いて負荷(例:帯電ローラ2)に流れる電流を検知する。たとえば、CPU101は電流検知回路203から電流検知信号ISを受信する。なお、電流検知回路203は、生成回路201が起動していなくても、動作電圧である+3.3V、+24Vが供給されれば動作可能である。そのため、CPU101はコネクトエラーを検知するためのシーケンスIIを実行できる。
S206でCPU101はコネクトエラーが発生しているかどうかを判定する。S206はS106と同様であるため、詳細な説明を省略する。コネクトエラーが発生していなければCPU101はS201に戻る。コネクトエラーが発生していればCPU101は上述したコネクトエラーシーケンスを実行する。このようにS201ないしS206を繰り返すことで、一定時間ごとにコネクトエラーを検知できるようになる。
図10を用いてシーケンスIについて説明する。図と図10を比較すると分かるように、シーケンスIでは図に示したS106が省略されている。そのため、CPU101はS105の次にS107に進む。また、シーケンスIIの開始条件を判定するためにS300がS101の前に挿入されている。
S300でCPU101は電圧生成基板200を用いた電圧の生成に関する要求が生じているかどうかを判定する。たとえば、画像形成の実行がユーザによって指示されたことはこの要求の一例である。なお、上述したように起動シーケンスにおいて、CPU101は当該要求を発行してもよい。当該要求が生じると、CPU101は上述したS101以降の処理を実行する。S101以降の処理はすでに説明済みであるため、ここでは省略する。
このようにシーケンスIIを導入することで、生成回路201が電圧を生成していない期間においてもCPU101はコネクトエラーを判別できるようになる。また、生成回路201が電圧を生成している期間ではシーケンスIを実行することでCPU101は感光ドラム1の装着エラーやリークエラーを検知できるようになる。
<まとめ>
以上説明したように、電流検知回路203は、帯電ローラ2、現像器4の現像スリーブ11、一次転写ローラ6および二次転写ローラ7などのいずれかの負荷に流れる電流を検知する。判別部111は、電流検知回路203により検知された電流が、複数のエラーのそれぞれに対応した電流範囲のいずれに属しているかに応じてエラーを判別する。また、判別部111は、電流検知回路203により検知された電流が、ケーブル105の接続誤りに対応した電流範囲と負荷の装着誤りに対応した電流範囲とのいずれに属しているかに応じて、ケーブルの接続誤りと負荷の装着誤りを判別してもよい。たとえば、感光ドラム1の装着エラーなどを検知するために使用されていた電圧生成基板200の電流検知信号ISを用いることで制御基板100と電圧生成基板200のコネクトエラーを判別することが可能となる。このように、帯電電流等を検知する機能を流用することで、装着エラーやリークエラーだけでなく、コネクトエラーも検知できるようになる。よって、本実施例は、基板上のスペースや製造コストに関して有利な接続検知方法を提供できる。つまり、エラー検知用の回路や信号線を増やすことなく、制御基板100と電圧生成基板200のコネクトエラーを検知できるようになり、エラー個所の特定に要する時間を短縮できるようになる。
図6や図7を用いて説明したように、電圧生成基板200に対して制御基板100から所定の電圧の生成を指示してからの経過時間を計時する第1タイマー112が設けられてもよい。判別部111は、第1タイマー112により計時された経過時間が所定時間(例:300ms)を超えると、電流検知回路203により検知された電流に基づきエラーを判別してもよい。なお、所定時間は、制御基板100から所定の電圧の生成を指示してから当該所定の電圧が安定するまでに要する時間以上であってもよい。このような所定時間を選択することで、電流検知回路203による電流の検知値が正確になるため、エラーの検知精度も向上する。なお、所定時間については画像形成装置10の構成や回路構成に依存するため、シミューレションや実験により決定される。
判別部111が判別する複数のエラーには、ケーブル105の接続誤り(コネクトエラー)、電流のリーク(リークエラー)および像担持体の装着誤り(装着エラー)のうち少なくとも一つが含まれている。このように電流検知回路203により検知された電流に基づき、判別部111は様々なエラーを検知できるようになり、ユーザビリティが向上しよう。像担持体は感光ドラム1や中間転写ベルト5などである。中間転写ベルト5に関するエラーも二次転写ローラ7に流れる転写電流に基づき検知可能である。
図4を用いて説明したように、判別部111は、電流検知回路203により検知された電流が第1閾値(例:140[uA])を超えている場合にコネクトエラーが発生していると判別してもよい。また、判別部111は、電流検知回路203により検知された電流が第1閾値以下であり、かつ、第1閾値より小さな第2閾値(例:90[uA])を超えている場合にリークエラーが発生していると判別してもよい。なお、電流検知回路203により検知された電流が第1閾値以下であり、かつ、第2閾値を超えている場合に過電流を低下させるように動作する過電流保護手段として保護回路204が設けられてもよい。これにより、回路部品や感光ドラム1、ローラ部材などのダメージを小さくすることが可能となる。
図4を用いて説明したように、電流検知回路203により検知された電流が第2閾値以下であり、かつ、第2閾値より小さな第3閾値(例:5[uA])を超えている場合がある。この場合に、判別部111は、ケーブルの接続誤り、電流のリークおよび像担持体の装着誤りは発生していないと判別してもよい。このように正常な状態に関しても判別部111は的確に判別してもよい。
図4を用いて説明したように、判別部111は、電流検知回路203により検知された電流が第3閾値以下である場合に装着エラーが発生していると判別してもよい。感光ドラム1が装着されていない場合、帯電ローラ2から感光ドラム1には電流が流れない。よって、このような閾値を選択することで、装着エラーを的確に検知できるようになる。
図6ないし図10を用いて説明したように、制御基板100は、電源102、監視部103および第2タイマー113をさらに有していてもよい。とりわけ、第2タイマー113は動作電圧が正常に供給されると一定時間(例:500ms)を繰り返し計時する。判別部111は、第2タイマー113が一定時間を計時する度に、電圧生成基板200における電圧生成状態とは無関係に、電流検知回路203により検知された電流に応じてコネクトエラーを判別してもよい。つまり、シーケンスIIを採用することで、電圧生成基板200における電圧生成状態とは無関係にコネクトエラーを検知できるようになる。つまり、より早期にコネクトエラーが検知できるようになるため、ユーザビリティがさらに向上しよう。なお、一定時間については画像形成装置10の構成や回路構成に依存するため、シミューレションや実験により決定される。図5や図8を用いて説明したように、判別部111は、複数のエラーのうちケーブルの接続誤りについては、電圧生成基板200に動作電圧が供給されている期間に電流検知回路203により検知された電流を用いて判別しうる。また、判別部111は、複数のエラーのうちケーブルの接続誤りとは異なるエラーについては、電圧生成基板200が出力する電圧が所定の電圧に維持されている期間において電流検知回路203により検知された電流を用いて判別しうる。
一定時間(例:500ms)は、制御基板100から所定の電圧の生成を指示してから所定の電圧が安定するまでに要する時間(例:300ms)よりも長く、かつ、感光ドラム1が一回転する時間(例:800ms)よりも短く設定されてもよい。これにより確実にシーケンスIによって装着エラーやリークエラーについても検知できるようになる。
上述した実施例では帯電ローラ2に印加される帯電電圧を一例として説明したが、本発明は、他の高圧出力や、高圧出力以外の信号にも適用可能である。また、上述した実施例では1つの帯電電圧について説明した。しかし、1枚の電圧生成基板200で複数の電圧を出力するケース(たとえば、YMCKについて個別に帯電電圧を出力するケース)でも本発明を適用可能である。この場合、判別部111は、YMCKそれぞれの判別結果がいずれもコネクトエラーの可能性を示しているときに、コネクトエラーが発生していると判別してもよい。これにより、より精度よくコネクトエラーを判別できるようになろう。
上述した実施例では、電流検知信号IS、+3.3V、+24Vに関するコネクタでのピン配置に関しては明言しなかった。しかし、図11に示すように、ケーブル105に設けられたコネクタ130において一方の端部に+3.3Vと+24Vを伝達するための端子が配置され、他方の端部に電流検知信号ISを伝達するための端子が配置されてもよい。これにより、コネクタ130の斜め差しに起因したコネクトエラーを精度よく検知できるようになろう。なぜなら、コネクタ130が斜め差しにされると、動作電圧が供給されなくなるか、または、電流検知信号ISが伝達されなくなる。つまり、いずれの場合にも電流検知信号ISの振幅が0[V]になるため、判別部111は、精度よくコネクトエラーを検知できるようになる。なお、上述した実施例では1つの電流検知信号ISを用いているが、複数の電流検知信号ISが使用されてもよい。たとえば、YMCKごとに個別に電流検知信号ISを用意するケースが一例としてあげられる。このよう場合にも、複数の電流検知信号ISは、他方の端部に配置されれば、判別部111は、精度よくコネクトエラーを検知できるようになる。
1…感光ドラム、2…帯電ローラ、3…露光装置、4…現像器、5…中間転写ベルト、6…一次転写ローラ、7…二次転写ローラ、8…定着器、9…給紙カセット、10…画像形成装置

Claims (5)

  1. 像担持体と、
    前記像担持体の表面を一様に帯電させる帯電手段と、
    前記像担持体に光を照射して静電潜像を形成する像形成手段と、
    前記静電潜像を現像してトナー画像を形成する現像手段と、
    前記トナー画像を転写する転写手段と、
    前記帯電手段に電圧を生成して印加する電圧生成基板と、
    前記電圧生成基板に対してケーブルを介して接続され、前記電圧生成基板が生成するべき前記電圧を制御する制御基板と、
    前記帯電手段に流れる電流を検知する検知手段と、
    前記検知手段により検知された電流に応じた電圧値を取得し、その電圧値に基づいて、複数のエラー判別する制御手段と
    を有し、
    前記制御手段は、前記電圧生成基板から前記帯電手段へ電圧を印加していない状態で前記検知手段により検知される電流に対応する電圧値が第1の値以下であれば、前記電圧生成基板を駆動する駆動信号を出力しないようにするとともに、前記ケーブルの接続不良を示す信号を出力し、前記電圧生成基板から前記帯電手段へ電圧を印加していない状態から印加している状態へ変化した後に前記検知手段により検知される電流に対応する電圧値が前記第1の値よりも大きい第2の値以上であれば、前記電圧生成基板を駆動する駆動信号を出力しないようにするとともに、前記像担持体の装着不良を示す信号を出力することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記電圧生成基板から前記帯電手段へ電圧を印加していない状態から印加している状態へ変化した後も、前記検知手段により検知される電流に対応する電圧値が前記第1の値以上であるか否かを繰り返し判定することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記電圧生成基板に対して、前記電圧生成基板を動作させるための動作電圧を供給する電源を有し、
    前記制御手段は、前記電源からの前記動作電圧が正常に立ち上がっている状態で前記検知手段により検知される電流に対応する電圧値を取得することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記電源からの前記動作電圧が正常に立ち上がったか否かを監視する監視手段を有することを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記電圧生成基板から前記帯電手段へ電圧を印加していない状態から印加している状態へ変化した後に前記検知手段により検知される電流に対応する電圧値が前記第1の値よりも大きく、前記第2の値よりも小さい第3の値以下であれば、前記電圧生成基板を駆動する駆動信号を出力しないようにするとともに、前記帯電手段に流れる電流のリークであることを示す信号を出力することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の画像形成装置。
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