JP2001134133A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001134133A
JP2001134133A JP31414099A JP31414099A JP2001134133A JP 2001134133 A JP2001134133 A JP 2001134133A JP 31414099 A JP31414099 A JP 31414099A JP 31414099 A JP31414099 A JP 31414099A JP 2001134133 A JP2001134133 A JP 2001134133A
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image forming
forming apparatus
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apparatus main
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Toshitaka Senma
俊孝 千間
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、定着装置の新品検知、着脱検知の
構成が複雑で誤動作するという課題を解決しようとする
ものである。 【解決手段】 この発明は、画像形成装置本体11と、
この画像形成装置本体に対して着脱自在に設けられた定
着装置12と、この定着装置に設けられ該定着装置の動
作時定常温度で切れる温度ヒューズ13、及び該温度ヒ
ューズに並列に設けられる抵抗14と、画像形成装置本
体に設けられ温度ヒューズの断線を検知する手段19と
を備え、定着装置が新品に交換されたことを検知すると
ともに定着装置の着脱を検知するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は定着装置を有するレ
ーザプリンタ、複写機、ファクシミリなどの画像形成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真プロセスを行うレーザプ
リンタ等のプリンタにおいては、ハロゲンヒータを用い
た熱定着装置を有しており、この熱定着装置は組立性、
サービス性、メンテナンス性を考えてユニット化されて
きている。ハロゲンヒータ、定着ローラ、サーミスタ、
温度ヒューズ等から構成される熱定着装置は、簡単に交
換できる。
【0003】プリンタにおいて、定着装置を制御してい
るCPUは、定着装置の動作時間を計測してNVRAM
に記憶しており、定着装置が品質を維持できなくなる動
作時間に達した場合に定着装置の交換をユーザに知らせ
る。ユーザが画像形成装置本体に新しい定着装置をセッ
トすることで、NVRAMに記憶されている定着装置の
動作時間が消去される。
【0004】図4は従来の画像形成装置の一例を示す。
この画像形成装置は、画像形成装置本体1と、この画像
形成装置本体1に対して着脱自在に配置された定着装置
2を有する。定着装置2内には、新品検知用温度ヒュー
ズ3が取り付けられている。この温度ヒューズ3の相対
する接続先は画像形成装置本体1内の制御基板6であ
り、温度ヒューズ3は一方の端子がコネクタ4、5を介
して制御基板6内のグランドGNDに接続されてもう一
方の端子がプルアップ抵抗7とCPU8の入力ポートに
接続される。
【0005】CPU8は、温度ヒューズ3が溶断してい
なくて温度ヒューズ3からの入力信号がローレベルの場
合には定着装置2が新品であるものとして検知し、温度
ヒューズ3が定着装置2による熱で溶断して温度ヒュー
ズ3からの入力信号がハイレベルになった場合には定着
装置2が新品ではないものとして検知する。新品の定着
装置2を最初に使用したときに定着装置2の定着ローラ
からの熱により温度ヒューズ3が溶断し、温度ヒューズ
3からCPU8の入力ポートへの入力信号の状態が上述
のようにローレベルからハイレベルへ変化する。
【0006】また、コネクタ4には、定着装置2の画像
形成装置本体1に対するセットを検知するためのジャン
パーハーネス9が取り付けられる。このジャンパーハー
ネス9の相対する接続先は制御基板6であり、ジャンパ
ーハーネス9は一方の端子がコネクタ4、5を介して制
御基板6内のグランドGNDに接続されてもう一方の端
子がプルアップ抵抗10とCPU8の入力ポートに接続
される。CPU8は、ジャンパーハーネス9から入力ポ
ートに入力される入力信号がレーレベルの場合には定着
装置2が画像形成装置本体1にセットされたものとして
検知し、ジャンパーハーネス9から入力ポートに入力さ
れる入力信号がハイレベルの場合には定着装置2が画像
形成装置本体1にセットされていないものとして検知す
る。定着装置2の有無がジャンパーハーネス9の有無で
あり、これによりジャンパーハーネス9からCPU8の
入力ポートへの入力信号の状態がローレベル、ハイレベ
ルに変化する。
【0007】図5は従来の画像形成装置の他の例を示
す。この例は、コネクタ4、5のピン数を減少させた例
を示す。この例では、上記図4の例において、ジャンパ
ーハーネス9の一方が温度ヒューズ3と共通なグランド
GNDに定着装置2内で接続される。この例は、コネク
タ4、5での接続ピン数の仕様が図4の例とは異なり、
CPU8での制御仕様は図4の例と図5の例で同一仕様
となっている。
【0008】特開平9−185288号公報には、温度
ヒューズによる定着装置新品検知機能のみを2ピンの接
続で構成した定着装置が記載されている。しかし、定着
装置が画像形成装置本体にセットされたことを検知する
点については特開平9−185288号公報に記載され
ていない。特開平9−244485号公報には電子写真
記録装置の着脱可能な部品ユニットが新品であることを
メカ的に検知する電子写真記録装置が記載されている。
特開平11−133798号公報には、温度ヒューズに
よる定着装置新品検知とサーミスタによる定着装置温度
検知の機能を2ピンの接続で達成した画像形成装置が記
載されている。
【0009】特開平7−44056号公報には、装置本
体に着脱可能に装着され、定着用の発熱源を有している
加熱定着器と、この加熱定着器に設けられ、上記発熱源
により設定温度以上に加熱されると溶断する温度ヒュー
ズと、上記加熱定着器による定着回数を計数するカウン
タと、上記温度ヒューズが導通状態のときに上記カンウ
タをリセットするとともに、上記温度ヒューズが非導通
状態のときに上記カウンタにより定着回数を計数して、
上記加熱定着器の交換時期を検出する制御回路とを備え
ていることを特徴とする画像形成装置が記載されてい
る。
【0010】特開平9−146423号公報には、画像
データを記録紙に印刷する画像形成装置において、前記
記録紙の記録枚数をカウントして記憶する記録枚数記憶
手段と、該手段に記憶された記録枚数が予め設定された
所定枚数になったとき、感光体ユニット及び現像ユニッ
ト等の交換ユニット、又は定着ローラ等の交換部品が使
用寿命に近づいたことを検知する使用寿命検知手段と、
該手段による検知結果に基づいて前記交換ユニット又は
交換部品の交換が必要であることを知らせる交換情報を
通信回線を介して外部の遠隔診断部へ送信する送信手段
と、前記交換ユニット又は交換部品が交換されたとき、
前記記録枚数記憶手段に記憶された記録枚数をリセット
するリセット手段とを設けたことを特徴とする画像形成
装置が記載されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像形成装置に
は、定着装置が新品であること、定着装置の画像形成装
置本体に対する着脱を検知するのに、コネクタ4、5が
4ピン又は3ピンとなるとともにジャンパーハーネス9
やプルアップ抵抗10を必要とし、構成が複雑になる。
また、定着装置を一度新品と交換して直ぐに元に戻すよ
うな操作を行うと、NVRAMに記憶されている定着装
置の動作時間が消去されるという誤動作をする。
【0012】請求項1に係る発明は、定着装置の新品検
知と着脱検知を簡易で確実に行うことができる画像形成
装置を提供することを目的とする。請求項2に係る発明
は、定着装置の新品検知と着脱検知を簡易で確実に行う
ことができる画像形成装置を提供することを目的とす
る。請求項3に係る発明は、定着装置を一度新品と交換
して直ぐに元に戻すような操作を行ってもメモリの定着
装置動作時間を消去せず、新品の定着装置が確実に使用
されてからメモリの定着装置動作時間を消去することが
できる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、画像形成装置本体と、この
画像形成装置本体に対して着脱自在に設けられた定着装
置と、この定着装置に設けられ該定着装置の動作時定常
温度で切れる温度ヒューズ、及び該温度ヒューズに並列
に設けられる抵抗と、前記画像形成装置本体に設けられ
前記温度ヒューズの断線を検知する手段とを備え、前記
定着装置が新品に交換されたことを検知するとともに前
記定着装置の着脱を検知するものである。
【0014】請求項2に係る発明は、画像形成装置本体
と、この画像形成装置本体に対して着脱自在に設けられ
た定着装置と、この定着装置に設けられ該定着装置の駆
動時に開放される非可逆なスイッチ、及び該スイッチに
並列に設けられる抵抗と、前記画像形成装置本体に設け
られ前記スイッチの状態を検知する手段とを備え、前記
定着装置が新品に交換されたことを検知するとともに前
記定着装置の着脱を検知するものである。
【0015】請求項3に係る発明は、請求項1又は2記
載の画像形成装置において、前記定着装置の寿命を計測
する手段と、この手段の計測値を記憶する不揮発メモリ
とを備え、前記定着装置が新品に交換されたことを検知
した後で、前記定着装置の新品の状態が前記画像形成装
置本体に対して接続の状態に変化したことの検知によ
り、前記不揮発メモリの計測値を消去するものである。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施例1を示す。
この実施例1は、請求項1に係る発明の一実施例であ
り、画像形成装置本体11と、この画像形成装置本体1
1に対して着脱自在に配置された定着装置、例えば定着
ローラ等を有する熱定着装置12を有する。定着装置1
2内には、定着装置12の動作時定常温度で切れる新品
検知用温度ヒューズ13が取り付けられている。また、
画像形成装置本体11に対する定着装置12の着脱を検
知するための抵抗14が定着装置12に取り付けられて
温度ヒューズ13と並列に接続されている。
【0017】温度ヒューズ13と抵抗14の相対する接
続先は画像形成装置本体11内の制御部としての制御基
板15であり、温度ヒューズ13及び抵抗14の並列回
路は一端がコネクタ16、17を介して制御基板15内
のグランドGNDに接続されて他端がプルアップ抵抗1
8と制御手段としてのCPU19のアナログ入力ポート
に接続される。ここに、CPU19のアナログ入力ポー
トはプルアップ抵抗18を介して5Vの直流電源に接続
されている。
【0018】仮に、抵抗14とプルアップ抵抗18が同
じ抵抗値を有するものであるならば、CPU19は、温
度ヒューズ13が溶断されていなくてアナログ入力ポー
トの入力信号電圧が「0V」近傍の場合には定着装置1
2が新品であるものとして検知し、温度ヒューズ13が
溶断してアナログ入力ポートの入力信号電圧が「2.5
V」になった場合には定着装置12が画像形成装置本体
11に装着されているものとして検知し、アナログ入力
ポートの入力信号電圧が「5V」近傍になった場合には
定着装置12が画像形成装置本体11に装着されていな
いものとして検知する。新品の定着装置12を最初に使
用したときに定着装置12の定着ローラからの熱により
温度ヒューズ13が溶断し、CPU19のアナログ入力
ポートの入力信号の状態が2.5Vに変化する。
【0019】画像形成装置本体11に対する定着装置1
2の新品検知及び着脱検知は、抵抗14とプルアップ抵
抗18の抵抗値に影響されないが、画像形成装置本体1
1に対する定着装置12の装着検知では5Vの電源電圧
を抵抗14とプルアップ抵抗18の抵抗値により分圧し
た電圧が画像形成装置本体11に対する定着装置12の
装着検知の電圧となる。
【0020】本来、図4に示す従来の画像形成装置のよ
うに、定着装置が新品であるか否かの検知に必要なコネ
クタのピン数は2本であり、画像形成装置本体に対する
定着装置の着脱検知に必要なコネクタのピン数も2本で
あり、合計4本のピンを使用しているが、図5に示す従
来の画像形成装置のように、共通化できるグランド端子
を共通にすることにより3本のピンの仕様にすることが
できる。本実施例1では、更にピン数を減少させて2本
のピンの使用で画像形成装置本体に対する定着装置の新
品検知及び装着検知を行うことができる。
【0021】このように、この実施例1によれば、画像
形成装置本体11と、この画像形成装置本体11に対し
て着脱自在に設けられた定着装置12と、この定着装置
12に設けられ該定着装置12の動作時定常温度で切れ
る温度ヒューズ13、及び該温度ヒューズ13に並列に
設けられる抵抗14と、前記画像形成装置本体11に設
けられ前記温度ヒューズ13の断線を検知する手段とし
てのCPU19とを備え、前記定着装置12が新品に交
換されたことを検知するとともに前記定着装置12の着
脱を検知するので、定着装置の新品検知と着脱検知を簡
易で確実に行うことができ、信頼性が高く安価に実現で
きる。
【0022】図2は本発明の実施例2を示す。この実施
例2は、請求項2に係る発明の実施例である。この実施
例2では、上記実施例1において、新品検知用温度ヒュ
ーズ13の代りに非可逆な新品検知用スイッチ20が用
いられる。このスイッチ20は、当初は閉じており、定
着装置20にその駆動時に定着装置20(定着ローラ)
により駆動されるように取り付けられる。従って、スイ
ッチ20は、定着装置12の駆動時に定着装置20(定
着ローラ)により駆動されて開放される。新品の定着装
置12を最初に使用したときに定着装置12の定着ロー
ラによりスイッチ20が開放され、CPU19のアナロ
グ入力ポートの入力信号の状態が2.5Vに変化する。
スイッチ20は、非可逆なスイッチであり、一度開くと
閉じることはない。本実施例2では、ピン数を減少させ
て2本のピンの使用で画像形成装置本体に対する定着装
置の新品検知及び装着検知を行うことができる。
【0023】このように、この実施例2によれば、画像
形成装置本体11と、この画像形成装置本体11に対し
て着脱自在に設けられた定着装置12と、この定着装置
12に設けられ該定着装置12の駆動時に開放される非
可逆なスイッチ20、及び該スイッチ20に並列に設け
られる抵抗14と、前記画像形成装置本体11に設けら
れ前記スイッチ20の状態を検知する手段としてのCP
U19とを備え、前記定着装置12が新品に交換された
ことを検知するとともに前記定着装置12の着脱を検知
するので、定着装置の新品検知と着脱検知を簡易で確実
に行うことができ、信頼性が高く安価に実現できる。
【0024】図3は本発明の実施例3の制御フローを示
す。この実施例3は、請求項3に係る発明の実施例であ
る。この実施例3では、上記実施例1において、当該画
像形成装置の電源投入(パワーオン)又はカバー閉じ
(カバークローズ)で、CPU19は、温度ヒューズ1
3の断線状態をチェックし、温度ヒューズ13が断線状
態であればNVRAM(図示せず)に記憶されている定
着装置12の動作時間の計測値が寿命を越えるものであ
るか否かをチェックする。ここに、CPU19は定着装
置12の動作時間を計測してNVRAMに記憶し、NV
RAMには定着装置12の新品からの総合的な動作時間
が記憶される。
【0025】CPU19は、定着装置12の動作時間の
計測値が寿命を越えていなければ定着装置12のヒータ
制御(ヒータ制御による定着ローラ温度の制御)を行
い、定着装置12の動作時間の計測値が寿命を越えれば
図示しない表示装置に定着装置12の寿命による交換を
行わせるための表示を行わせて定着装置12のヒータ制
御を行う。定着装置12の動作時間の計測値が寿命を越
えた場合には、画像品質等の保証はできないが、動作可
能状態である。
【0026】CPU19は、定着装置12の新品交換な
どにより温度ヒューズ13が断線状態であれば、定着装
置12のヒータ制御を行い、温度ヒューズ13の断線を
検知し続ける。定着装置12における定着ローラの温度
が上昇し、温度ヒューズ13が溶断すると、CPU19
は温度ヒューズ13が断線状態になったことを検知して
NVRAMに記憶されている定着装置12の動作時間の
計測値を消去する。その後、CPU19は、温度ヒュー
ズ13の断線状態をチェックする処理に戻り、上述のよ
うな動作を繰り返す。
【0027】よって、定着装置12の交換を促す表示が
表示装置で行われた時に、定着装置12を一度新品のも
のと交換し、直ぐに元に戻すような操作を行っても、N
VRAMに記憶されている定着装置12の動作時間の計
測値は消去されず、新品の定着装置12が確実に使用さ
れて新品でないと判断される状態になる(温度ヒューズ
13が断線状態になる)までNVRAMに記憶されてい
る定着装置12の動作時間の計測値は消去されない。
【0028】本発明の実施例4は、上記実施例2におい
て、実施例3と同様に図3に示す制御フローを実行する
ものであり、CPU19は温度ヒューズ13が断線状態
であるか否かを検知する代りにスイッチ20が開放され
たか否かを検知する。CPU19は、スイッチ20が開
放されている場合には、NVRAMに記憶されている定
着装置12の動作時間の計測値が寿命を越えるものであ
るか否かをチェックし、定着装置12の動作時間の計測
値が寿命を越えていなければ定着装置12のヒータ制御
(定着ローラの駆動を含む)を行い、定着装置12の動
作時間の計測値が寿命を越えれば表示装置に定着装置1
2の寿命による交換を行わせるための表示を行わせて定
着装置12のヒータ制御を行う。
【0029】CPU19は、定着装置12の新品交換な
どによりスイッチ20が閉じていれば、定着装置12の
ヒータ制御(定着ローラの駆動を含む)を行い、スイッ
チ20の開放を検知し続ける。定着装置12の定着ロー
ラによりスイッチ20が開放されると、CPU19は、
スイッチ20の開放を検知してNVRAMに記憶されて
いる定着装置12の動作時間の計測値を消去し、スイッ
チ20の開放をチェックする処理に戻って上述のような
動作を繰り返す。
【0030】上記実施例3及び実施例4によれば、実施
例1又は実施例2において、前記定着装置12の寿命を
計測する手段としてのCPU19と、この手段の計測値
を記憶する不揮発メモリとしてのNVRAMとを備え、
前記定着装置12が新品に交換されたことを検知した後
で、前記定着装置12の新品の状態が前記画像形成装置
本体11に対して接続の状態に変化したことの検知によ
り、前記不揮発メモリの計測値を消去するので、定着装
置を一度新品と交換して直ぐに元に戻すような操作を行
ってもメモリの定着装置動作時間を消去せず、新品の定
着装置が確実に使用されてからメモリの定着装置動作時
間を消去することができ、メモリの定着装置動作時間消
去の誤動作を防止することができる。
【0031】
【発明の効果】以上のように請求項1に係る発明によれ
ば、定着装置の新品検知と着脱検知を簡易で確実に行う
ことができ、信頼性が高く安価に実現できる。
【0032】請求項2に係る発明によれば、定着装置の
新品検知と着脱検知を簡易で確実に行うことができ、信
頼性が高く安価に実現できる。
【0033】請求項3に係る発明によれば、定着装置を
一度新品と交換して直ぐに元に戻すような操作を行って
もメモリの定着装置動作時間を消去せず、新品の定着装
置が確実に使用されてからメモリの定着装置動作時間を
消去することができ、メモリの定着装置動作時間消去の
誤動作を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示す回路構成図である。
【図2】本発明の実施例2を示す回路構成図である。
【図3】本発明の実施例3の制御フローを示すフローチ
ャートである。
【図4】従来の画像形成装置の一例を示す回路構成図で
ある。
【図5】従来の画像形成装置の他の例を示す回路構成図
である。
【符号の説明】
11 画像形成装置本体 12 定着装置 13 温度ヒューズ 14 抵抗 19 CPU 20 スイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成装置本体と、この画像形成装置本
    体に対して着脱自在に設けられた定着装置と、この定着
    装置に設けられ該定着装置の動作時定常温度で切れる温
    度ヒューズ、及び該温度ヒューズに並列に設けられる抵
    抗と、前記画像形成装置本体に設けられ前記温度ヒュー
    ズの断線を検知する手段とを備え、前記定着装置が新品
    に交換されたことを検知するとともに前記定着装置の着
    脱を検知することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】画像形成装置本体と、この画像形成装置本
    体に対して着脱自在に設けられた定着装置と、この定着
    装置に設けられ該定着装置の駆動時に開放される非可逆
    なスイッチ、及び該スイッチに並列に設けられる抵抗
    と、前記画像形成装置本体に設けられ前記スイッチの状
    態を検知する手段とを備え、前記定着装置が新品に交換
    されたことを検知するとともに前記定着装置の着脱を検
    知することを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の画像形成装置におい
    て、前記定着装置の寿命を計測する手段と、この手段の
    計測値を記憶する不揮発メモリとを備え、前記定着装置
    が新品に交換されたことを検知した後で、前記定着装置
    の新品の状態が前記画像形成装置本体に対して接続の状
    態に変化したことの検知により、前記不揮発メモリの計
    測値を消去することを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019045714A (ja) * 2017-09-04 2019-03-22 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2020122820A (ja) * 2019-01-29 2020-08-13 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置

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