JP2002257728A - 一酸化炭素中毒防止装置 - Google Patents

一酸化炭素中毒防止装置

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JP2002257728A
JP2002257728A JP2001058472A JP2001058472A JP2002257728A JP 2002257728 A JP2002257728 A JP 2002257728A JP 2001058472 A JP2001058472 A JP 2001058472A JP 2001058472 A JP2001058472 A JP 2001058472A JP 2002257728 A JP2002257728 A JP 2002257728A
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gas concentration
poisoning
carbon monoxide
concentration
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Isao Atsumi
功 渥美
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車内に漏れ込んだ排気ガス中のCO濃度が予
め設定した基準ガス濃度以上であることをCOガスセン
サで検出したならば、車両のパワーウィンドを自動開放
すると共に、外部に対して救助を要請するために警報発
報手段を自動駆動する。 【解決手段】 車内に漏れ込んだ排気ガス中のCOガス
の濃度に応じて光Lの透過度が変化するガスセンサBS
と、このガスセンサBSの光透過度を電圧に変換してガ
ス濃度を検出するガス濃度検出手段DTと、検出された
ガス濃度と予め設定された基準ガス濃度とを比較し、ガ
ス濃度が基準ガス濃度を超えたときにCO判定信号を出
力するガス濃度比較手段COMと、CO判定信号の入力
時に、車内に充満したCOガスを排気するパワーウィン
ドPWおよび緊急警報を外部に発報する警報発報手段A
Lを自動駆動する制御手段COTとを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両の室内への
排気ガスの逆流あるいは漏れ込みにより発生する一酸化
炭素を検知し、この一酸化炭素を排気すると共に一酸化
炭素中毒発生を車外に報知する一酸化炭素中毒防止装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の従来装置として、例えば特開弊
―156574号公報に示される自動車用排気ガス逆流
安全装置がある。
【0003】図6は従来装置の構成を示すブロック図で
ある。この従来装置は自動車の室内のCOガス濃度をC
Oセンサ60aにより検出し、単位時間平均CO検出部
60bによりCO濃度を単位時間t毎に検出する。比率
算出積算部60cは検出CO濃度中に人が晒されたとき
に、血中ヘモグロビンCO濃度が危険基準濃度になる時
間Tを求めて単位時間tとの比t/Tの値を重み付け比
率ERとして算出する。
【0004】比較判断部60dにより、前記ERの値や
ERの積算値TRの値を基準値設定部60eに設定した
CO安全動作の基準値と比較し、ERやTRが各CO安
全動作の基準値に達したときに、各基準値に対応させて
空気導入制御手段60gによりブロア61を駆動して車
内の空気を排出したり、あるいは外気導入用ダンパ62
を駆動して外気を導入する。
【0005】更に、警報出力部60hを動作して警報装
置60kを稼働させ警報音を鳴動する。更に、また、窓
開動作指令手段60iを通してパワーウィンド機構62
を動作して車窓63を開放する。また、車速センサ60
eの検出信号より走行中でないことが判断されたなら
ば、エンジンオフ指令手段60jを通してエンジン60
mをオフする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】車の室内に配置したC
Oセンサ出力に基づく警報装置は、CO濃度をCOセン
サにより検出し、このCO濃度を単位時間平均CO検出
部で積算してその平均値を単位検出時間t毎に検出する
構成であるということから、COセンサは明らかに平均
値検出型センサであり、具体的には半導体式COセンサ
や接触燃焼方式COセンサであると思われる。
【0007】この両方式のCOセンサは製造上の制約か
ら50ppm以下の濃度の一酸化炭素は検出できない不
感帯を検出濃度の低域に有している。しかもCO警報器
の規格では50ppmのCO検出濃度では警報を出さな
いように決められている。即ち、50ppm以下のCO
濃度は検出できないCOセンサである。
【0008】一方CO中毒症状は、ヘモグロビンが酸素
よりも約250倍の親和性のあるCOと結合して酸素を
体内に供給できなくなるために発症するものであり、5
0ppm以下の雰囲気中でも時間の進行と共に中毒は進
行する。また、CO中毒は自覚症状がなく進行する。ま
た、自覚しても筋肉中の酸素不足で体が麻痺して動かな
くなる。
【0009】従って、従来のCOセンサを車の室内にセ
ットしても、積雪や狭い車庫、またはマフラー部に障害
部(例えば、壁)が当たったり、あるいはマフラーの故
障でアイドリング中にマフラー排気が詰まって車内に排
気ガスが逆流してCOが室内に充満し始めると、警報装
置はCOセンサが検出したCO濃度のサンプリング積算
値が所定値に至らないと動作しない。
【0010】その結果、車内の人は低濃度ながらCOを
吸い込むと、自覚がないまま徐々にCO中毒症状が進行
することになる。例え、車内に緊急信号を外部に発信す
るための操作ボタンが設置されていても中毒に気が付い
た頃には体が麻痺して操作ボタンを押すことができず、
外部への救助要請は不可能となる。
【0011】排気ガスが漏れ込んでいるのを気が付かず
に車両を運転後、エンジンを一時停止して駐車させても
車内にはCOガスが残留しているため、駐車中の車両に
幼児や老人が残されて場合に、残留しているCOガスに
より中毒が進行する場合もある。更に、車内に緊急信号
発信用の操作ボタンが有っても、幼児や老人にはその操
作ボタンの意味が理解できず押さないためCO中毒症状
が進行してしまうことになる。依って、従来装置のCO
センサは、上記のような低濃度のCOによる中毒症状の
進行を考えると、例え車両内にC0中毒に対する安全装
置が備えられていても装置が稼働する前にCO中毒症状
が進行することになり早期防止に適さないことになる。
【0012】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたものであり、車内における一酸化炭素の
発生を早期に検出し、自動的に中毒防止機能を稼働させ
る共に救援要請のための警報を外部に自動発信すること
ができる一酸化炭素中毒防止装置を得ることを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明に係る一酸化炭
素中毒防止装置は図1の基本構成図に示すように、車内
に逆流した排気ガス中のCOガスの濃度に応じて光源L
Sから照射光Lの透過量が変化するガスセンサBSと、
このガスセンサBSの透過光を受光器LDで受け光透過
量を電圧に変換してガス濃度を検出するガス濃度検出手
段DTと、この検出されたガス濃度と予め設定された基
準ガス濃度とを比較し、ガス濃度が前記基準ガス濃度を
超えたときにCO判定信号を出力するガス濃度比較手段
COMと、前記CO判定信号の入力時に、車内に逆流し
たCOガスを排気するためにパワーウィンドPWの開放
および緊急警報を外部に発報する警報発報手段ALを自
動駆動する制御手段COTとを備えたものである。この
発明によれば、ガス濃度検出手段DTで予め設定した基
準ガス濃度以上のCOガスを検出したならば、パワーウ
ィンドPWを自動駆動すると共に、外部に対して救助を
要請するために警報発報手段ALを自動駆動する。
【0014】この発明に係る一酸化炭素中毒防止装置の
制御手段COTは、CO判定信号を入力時に緊急操作ボ
タンの擬似操作信号を出力して前記パワーウィンドPW
および前記警報発報手段ALを自動駆動する。この発明
によれば、制御手段COTにCO判定信号が入力された
ならば、緊急操作ボタンの擬似操作信号をパワーウィン
ドPWと警報発報手段ALに出力し、パワーウィンドP
Wを自動開放すると共に警報発報手段ALを自動駆動す
る。
【0015】この発明に係る一酸化炭素中毒防止装置の
制御手段COTは、警報発報手段ALを構成する無線送
信器WTを駆動制御し、無線信号で予め設定された緊急
通報先の無線受信器WRにCO中毒発生を報知する。こ
の発明によれば、CO中毒発生検出時に、警報発報手段
ALとしての無線送信器WTを駆動制御し、無線信号で
予め設定された緊急通報先の無線受信器WRにCO中毒
発生を報知する。
【0016】この発明に係る一酸化炭素中毒防止装置の
制御手段COTは、警報発報手段ALを構成するランプ
駆動部LACを駆動制御してランプ点灯機器LAに動作
信号を送信し、COガス中毒発生をランプLの点滅にて
報知させる。この発明によれば、CO判定信号に基づい
てランプ駆動部LACが駆動制御を開始すると、車両の
ヘッドライト、ブレーキランプ等が通常の点灯動作とは
異なる点滅動作を行い車両付近の人々に異常発生を知ら
せる。
【0017】この発明に係る一酸化炭素中毒防止装置の
制御手段COTは、警報発報手段ALを構成する音響機
器駆動部AOを駆動制御して音響発生機器AUGに動作
信号を送信し、CO中毒発生を音響発生器Sによる音響
発生にて報知する。この発明によれば、CO判定信号に
基づいて音響機器駆動部AOが駆動制御を開始すると、
車両の音響発生機器AUGであるホーン、例えばクラッ
クションを連続鳴動させて車両付近の人々に異常発生を
知らせる。
【0018】この発明に係る一酸化炭素中毒防止装置の
音響発生機器AUGは、音響発生器Sより断続音を鳴動
させる。この発明によれば、CO判定信号に基づいて音
響機器駆動部AOが駆動制御を開始すると、車両の音響
発生機器AUGであるホーン、例えばクラックションに
断続音を鳴動させて車両付近の人々に異常発生を知らせ
る。
【0019】この発明に係る一酸化炭素中毒防止装置の
音響機器発生器は、音声合成にてCO中毒発生を音響発
生器Sより音声にて報知させる。この発明によれば、C
O判定信号に基づいて音響機器駆動部AOが駆動制御を
開始すると、COガス中毒発生を発声する音響発生機器
AUG動作信号を送信してCO中毒発生を音声合成にて
報知する。
【0020】この発明に係る一酸化炭素中毒防止装置の
ガスセンサBSは、ヘモグロビンにCOガスが結合した
場合と同様な血液の発色状態を模擬する生体擬似センサ
素子とする。この発明によれば、ガスセンサBSを、C
Oを検知したときに血液中のヘモグロビンに結合したと
同様な血液の発色状態を模擬する生体擬似センサ素子と
することで、低濃度のCOであってもリアルタイムに人
体のCO中毒症状の進行を検知できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態に係る
一酸化炭素中毒防止装置を、各添付図面を参照して説明
する。図2は本実施の形態に係る一酸化炭素中毒防止装
置の全体構成を示すブロック図である。本装置は、詳細
は後述するが、COを人体の血中のヘモグロビンに結合
したときの状態で検出する生体擬似センサを内蔵したガ
ス濃度検出手段DTとしてのCO判定手段1、このCO
判定手段1のCO判定信号Sに基づいて車両に搭載され
て各種警報手段等を駆動制御する警報発生部2より構成
される。
【0022】この各種警報手段としては、PHS信号に
より緊急信号を発信する無線機4、車両のパワーウィン
ドを開放するためのパワーウィンド機構5、緊急警報音
を発するために車両内蔵の既存のホーンを動作させるホ
ーン機構6、緊急事態発生をランプの点滅で表示させる
ために車両のヘッドライトあるいはブレーキランプを点
滅動作させるためのランプ駆動機構7、これら既存ホー
ン、ランプに変えて緊急時にだけ作動するスピーカ、ラ
ンプ、警報表示器等の警報機構8がある。
【0023】本実施の形態に係るCO判定手段1に内蔵
された生体擬似センサ12は、シクロデキストリンをベ
ースにしたCOセンサであり、このセンサは血液中のヘ
モグロビンが酸素やCOと結合したり分離したりする作
用に関わるボリフィリンに酷似した特徴を持ち、これに
クロモフォアという発色団を組み合わせ、更に、透明で
多孔質な酸化シリコンの酸素表面に水素結合を行ったも
のである。
【0024】このセンサはCOとの結合の状況(濃度)
により変色していく特徴を持っており、CO雰囲気外で
は変色は戻って行く。そして、変色はCO累積蓄積濃度
に応じて進行し、ほぼ数ppmのCOガス中でも変色は
進行する。従って、従来装置における半導体式COセン
サや接触式燃焼式COセンサが50ppm以下は検出で
きないのに対して、本実施の形態のCOセンサは50p
pm以下の低濃度中でも作動してCO累積蓄積濃度に応
じて変色して行く。尚、生体擬似センサ12の詳細につ
いては「米国特許506314,特表平5−50847
4」を参照のこと。
【0025】このように作用する生体擬似センサ12を
用いたCO判定手段1の構成として、図2に示すよう
に、生体擬似センサ12の一方の側にLEDなどの発光
手段11を配置し、生体擬似センサ12を介して発光手
段11に対向する側にフォトダイオードPDなどの受光
素子を配置し、この受光素子PDにコンデンサCを並列
接続し、接続端の一端は接地し、他端は演算増幅器等で
構成されるコンパレータCOMの非反転入力端子に接続
される。フォトダイオードPD、コンデンサC、コンパ
レータCOMよりガス濃度検出手段を構成する。
【0026】また、演算増幅器等の反転入力端子には基
準電圧Vrefが印加されている。この回路構成におい
て、通常CO累積蓄積濃度が低い間はセンサの発色濃度
は低いため発光素子11から受光素子PDへの光透過量
が多い。そのため、受光素子PDに流れる電流は多くな
りコンデンサの充電電圧は基準電圧Vrefより高く、
コンパレータCOMの出力はHとなる。
【0027】しかし、COの累積蓄積濃度が高くなりセ
ンサの発色濃度が高くなると発光素子11から受光素子
PDに対する透過量が低下すると共に、コンデンサCの
電荷が放電するため、コンデンサの充電電圧は基準電圧
Vrefより低くなり、コンパレータCOMの出力はL
となりCO判定信号Sとして警報発生部2に入力され
る。
【0028】発光手段と受光手段は、LEDやフォトダ
イオード等に限定されず赤外線ダイオード、赤外線検出
素子で構成してもよく、要はセンサにおける光透過率の
変化を検出し、光電変換できる何れの光電変換素子を使
用してもよい。
【0029】CO判定手段1は演算増幅器等によるコン
パレータに限らずマイクロコンピュータ、トランジスタ
あるいはダイオード等の電流検出素子、電圧検出素子で
構成してもよい。
【0030】CO判定手段1の構成として、演算増幅器
等を使用したコンパレータに代えて図3(a),(b)
に示すように基準電圧Vrefを使用しないトランジス
タで構成することもできる。同図(a)は+V電源とグ
ランド間に負荷抵抗R2を通してコレクタとエミッタを
接続したNPNトランジスタTrのベースとエミッタ間
に動作抵抗R1を接続し、この動作抵抗R1に順方向に
フォトダイオードPDを並列接続する。
【0031】この回路構成において、生体擬似センサ1
2の発色濃度が低くフォトダイオードPDへの光透過量
が多いと、フォトダイオードPDに大きな電流が流れて
動作抵抗R1間の電圧はトランジスタTrの動作電圧
(ベース−エミッタ間電圧により決まる。)となり、ト
ランジスTrがON動作して負荷抵抗R2に現れる電位
はグランド電位となるためCO判定信号Sは出力されな
い。
【0032】しかし、CO濃度が高くなり、生体擬似セ
ンサ12の発色濃度が高くなりフォトダイオードPDへ
の光透過量が低下すると、フォトダイオードPDに流れ
る電流は低下して動作抵抗R1間の電圧はトランジスタ
Trの動作電圧以下となると、トランジスタTrはOF
Fとなり、負荷抵抗R2の電位は+電源電圧となるため
CO判定信号Sが出力される。
【0033】また、同図(b)はフォトダイオードに代
えてフォトトランジスタPTrを用いる。即ち、同図
(a)における信号出力用のトランジスタTrのベース
を、抵抗R2を通し、エミッタが接地されたフォトトラ
ンジスタPTrのコレクタに接続する。フォトトランジ
スタPTrのコレクタには負荷抵抗R1を通して+電源
電圧が印加されている。
【0034】この回路構成において、生体擬似センサ1
2の発色濃度が低くフォトトランジスタPTrへの光透
過量が多いと、フォトトランジスタPTrに大きな電流
が流れて動作抵抗R4間に電圧が発生し、この電圧によ
りトランジスタTrのベースに抵抗R2を通して電流が
流れる。そのため、トランジスタTrはベース、エミッ
タ間に接続された動作抵抗R4により動作電圧が与えら
れてON動作するため負荷抵抗R3に現れる電位はグラ
ンド電位となりCO判定信号Sは出力されない。
【0035】しかし、CO濃度が高くなり、生体擬似セ
ンサ12の発色濃度が高くなりフォトトランジスタPT
rへの光透過量が低下すると、フォトトランジスタPT
rに流れる電流は低下して動作抵抗R4間の電圧がトラ
ンジスタTrの動作電圧以下となると、トランジスタT
rはOFFとなり、負荷抵抗R3の電位は+電源電圧と
なるためCO判定信号Sが出力される。
【0036】警報発生部2の構成としては、CO判定手
段1より入力したCO判定信号Sを増幅する増幅手段2
0、増幅手段20から出力された増幅後のCO判定信号
Sにより、緊急信号を発生する無線機4を駆動する無線
機駆動手段23、パワーウィンド機構5を駆動するパワ
ーウィンド駆動手段24、ホーン機構6を駆動するホー
ン駆動手段25,ランプを点滅動作させるランプ駆動機
構7を駆動するランプ駆動手段26、前記スピーカ、ラ
ンプと異なる異常報知専用のスピーカ、ランプ、警報表
示器などの警報機構8を駆動する警報駆動手段27に対
して駆動信号Voutを出力するスイッチ手段22より
構成される。尚、警報発生部2の電源手段21は、本発
生部2に電源を供給すると共に、車両イグニッション系
3より車両のバッテリ相当の電源が供給される。
【0037】前記増幅手段20とスイッチ手段22との
接続関係の一例を図4に示す。先ず増幅手段20とし
て、コレクタを負荷抵抗R3を介して+V電源に接続し
たエミッタ接地のトランジスタTr1は、ベースとエミ
ッタにはバイアス抵抗R2を接続し、ベースに抵抗R1
を通してCO判定信号Sが入力される。
【0038】トランジスタTr1のコレクタに抵抗R4
を通してベースが接続されるPNP型のトランジスタT
r2は、エミッタに+V電源に接続され、コレクタにス
イッチ手段22を構成する各トランジスタTr11〜T
r1nのベースに抵抗R1を通して接続されている。
【0039】また、トランジスタTr2のベースとエミ
ッタ間は抵抗R5により接続されている。スイッチ手段
22を構成する各トランジスタTr11〜Tr1nはエ
ミッタ接地であり、これらエミッタとベース間にはバイ
アス抵抗R2が接続されている。
【0040】従って、この構成によれば、CO判定手段
1よりCO判定信号Sが増幅器20に入力されるとトラ
ンジスタTr1で電流増幅されて次段のトランジスタT
r2にベースに抵抗R4を通して入力されると、ベース
電流はトランジスタTr2の増幅率に応じた値に電力増
幅されてスイッチ手段22の各トランジスタr11〜T
r1nのベースに抵抗R1を通して入力される。
【0041】スイッチ手段22はバイポーラのトランジ
スタr11〜Tr1nで構成したが、他にパワーFE
T、アナログスイッチ素子、GTO素子、電磁リレーで
構成することもできる。
【0042】前記各駆動手段の構成としては図5(a)
に示すように、+V電源ラインにエミッタ、を接続する
共に、コレクタを抵抗R1を通して接地し、ベースにス
イッチ手段22より起動信号Voutを抵抗R3を通し
て入力するトランジスタTr1、トランジスタTr1の
コレクタを抵抗R4を通してベースに接続し、コレクタ
を抵抗R2を通して+V電源ラインに接続すると共に、
エミッタを接地したトランジスタTr2より構成され
る。
【0043】このトランジスタTr2のコレクタと接地
間には負荷Lとして図2に示すように無線機4、パワー
ウィンド機構5、ホーン機構6、ランプ駆動機構7、音
響機器機構8が信号線を介して接続されている。従っ
て、スイッチ手段22から起動信号Voutが入力され
ると、この信号はトランジスタTr1を通して電力増幅
用のトランジスタTr2に入力されて電力増幅され起動
信号VDとして各負荷に供給されて負荷を駆動する。ま
た、トランジスタを1つで構成した駆動手段として図5
(b)に示す回路が考えられる。この回路は+V電源ラ
インにPNP型のトランジスタTr1のエミッタを接続
すると共に、コレクタとグランド間に負荷Lを接続す
る。そしてトランジスタTr1のベースと+V電源ライ
ン間に抵抗R2を接続し、スイッチ手段23よりの起動
信号Voutを抵抗R1を通しベースに入力する。この
様な回路構成により、スイッチグ手段23より抵抗R1
を通してベースに起動信号Voutが入力されると、ト
ランジスタTr1はONしてコレクタとグランド間に増
幅後の起動信号VDが現れて負荷Lに供給され、負荷L
を駆動する。尚、駆動手段は、負荷の駆動信号条件に合
わせてその回路を構成すればよい。
【0044】次に上記構成に係る本実施の形態の動作に
ついて説明する。CO判定手段1が生体疑似センサ素子
12の作用によりCOの発生を判定したならば、CO判
定信号Sを警報発生部2に出力する。CO判定信号Sは
増幅手段20に増幅されてスイッチ手段22に入力さ
れ、そこでスイッチ手段22を構成する各駆動手段2
3,24,25,26,27に対応するトラジスタによ
るスイッチング回路(図4参照)に入力される。各トラ
ンジスタ回路は増幅されたCO判定信号を入力すると一
斉に動作して次段の各駆動手段23,24,25,2
6,27に起動信号Voutを出力する。
【0045】起動信号Voutが無線機駆動手段23に
入力されると、無線機4に増幅後の起動信号VDを出力
して動作させ、「CO中毒発生」等のメッセージをPH
S信号にて緊急連絡先である消防署、警察署、警備会社
等のターミナル局4aに報知する。ターミナル局4aは
メッセージを受信するとGPS位置検出器4bにより信
号発信位置を検出し、緊急出動指令発生器4cにより救
急車などの緊急車両に対してCO中毒発生車両の停止位
置に緊急出動を指示してドライバーあるいは同乗者に対
して必要な救済処置を行う。
【0046】尚、無線機は、例えば警備会社に設置して
ある既存の通信システムに合わせた周波数帯域、信号変
調方式を取り入れた無線機であってもよい。また、信号
送信先は、ターミナル局でなくても、本緊急通報システ
ムを導入した消防署、警察署、市役所、市町村役場、警
備会社の支社および支店にて信号受信が行われるように
してもよい。
【0047】起動信号Voutがパワーウィンド駆動手
段24に入力されると、パワーウインド機構5であるウ
インド駆動モータに起動信号VDが入力されて動作す
る。その結果、ウインドを全開として換気し、車内のC
Oガスを排気してCO中毒の進行を抑える。
【0048】起動信号Voutが、ホーン駆動機構25
に入力されると、ホーン機構としての振動板に振動を伝
えるムービングコイルに起動信号VDが入力されてホー
ン機構が動作する。その結果、高レベルの音量で鳴動あ
るいは断続鳴動等を行って周囲の人々に異常発生やCO
中毒発生を音響により報知する。
【0049】起動信号Voutが、ランプ駆動手段26
に入力されると、ランプ駆動機構7に起動信号VDが入
力されてヘッドライトやブレーキランプを断続点灯して
周囲の人々に異常発生やCO中毒発生を報知する。
【0050】起動信号Voutが警報駆動手段27に入
力されると、警報機構8に起動信号VDが入力されて、
例えば図示しない音声合成システムを起動させ音声合成
により「CO中毒発生、救助頼む」等のメッセージをス
ピーカより外部に流す。緊急警報用のライトの点灯形態
を変えて異常事態が発生したことを表示する。または、
警報表示器によりCO中毒発生を表示する。
【0051】また上記各種通報手段、警報手段および救
助要請手段は必要に応じて追加する。例えば、車両内部
に備えた緊急用操作ボタンの操作を手動に変えてCO判
定手段1からのCO判定信号Sの入力時に自動操作さ
せ、緊急信号をスイッチ手段22を介して所定の機構に
入力する。しかし、この場合スイッチ手段22の後段に
「操作ボタン駆動装置」を設け、操作ボタン駆動装置に
より緊急信号を電力増幅して設定した機構に入力して動
作させる。
【0052】以上のように本実施の形態によれば、ドア
ー、ウィンドを閉めれば密閉状態となる車両の室内でC
Oガス累積蓄積濃度が一定値以上となってCO中毒症状
が発症してもその状態を早期に検出し、パワーウィンド
を自動開放して室内を換気し、緊急無線により緊急出動
の要請を可能とすることで、都心以外で発生したCO中
毒あるいは自損行為によるCO中毒の早期発見を可能と
し、救出を行うことができる。
【0053】ブザー、ランプ等による緊急警報または音
声合成によりCO中毒発生の緊急警報発生を車外に自動
通報して救助の要請を行うことを可能とすることで緊急
車両到着にいたるまでに適切な処置を行うことができ
る。以上のことからCO中毒症状の進行を抑制し、深刻
な事態にいたることを防ぐことができる。
【0054】
【発明の効果】この発明に係る一酸化炭素中毒防止装置
は図1の基本構成図に示すように、車内に逆流した排気
ガス中のCOガスの濃度に応じて光源LSから照射光L
の透過量が変化するガスセンサBSと、このガスセンサ
BSの透過光を受光器LDで受け光透過量を電圧に変換
してガス濃度を検出するガス濃度検出手段DTと、この
検出されたガス濃度と予め設定された基準ガス濃度とを
比較し、ガス濃度が前記基準ガス濃度を超えたときにC
O判定信号を出力するガス濃度比較手段COMと、前記
CO判定信号の入力時に、車内に逆流したCOガスを排
気するためにパワーウィンドPWの開放および緊急警報
を外部に発報する警報発報手段ALを自動駆動する制御
手段COTとを備え、ガス濃度検出手段DTで予め設定
した基準ガス濃度以上のCOガスを検出したならば、パ
ワーウィンドPWを自動駆動すると共に、外部に対して
救助を要請するために警報発報手段ALを自動駆動する
ことにより、COガス中毒により身体の自由がきかなく
なった場合でも、車内のCOガスを排気しCO中毒症状
の進行を抑えることができると共に、外部に救助を要請
することができるためCOガス中毒者を早期に救助でき
るという効果がある。
【0055】この発明によれば、制御手段COTにCO
判定信号が入力されたならば、緊急操作ボタンの擬似操
作信号をパワーウィンドPWと警報発報手段ALに出力
し、パワーウィンドPWを自動開放すると共に警報発報
手段ALを自動駆動することで、CO中毒症状が進行し
緊急操作ボタンを操作できなくなってもその機能を活か
して救助を求めることができるという効果がある。
【0056】この発明によれば、CO中毒発生検出時
に、警報発報手段ALとしての無線送信器WTを駆動制
御し、無線信号で予め設定された緊急通報先の無線受信
器WRにCO中毒発生を報知することで、通行車両が希
で、人々の行き来が少ない場所でCO中毒発生しても緊
急通報を行うことで早期救助を行えるという効果があ
る。
【0057】この発明によれば、CO判定信号に基づい
てランプ駆動部LACが駆動制御を開始すると、車両の
ヘッドライト、ブレーキランプ等が通常の点灯動作とは
異なる点滅動作を行い車両付近の人々に異常発生を知ら
せることで、他の車両に乗った人にも異常事態を気が付
かせることができるという効果がある。
【0058】この発明によれば、CO判定信号に基づい
て音響機器駆動部AOが駆動制御を開始すると、車両の
音響発生機器AUGであるホーン、例えばクラックショ
ンを連続鳴動させて車両付近の人々に異常発生を知らせ
ことで、車両の既存の装置を用いて人々に異常事態を気
が付かせることができるという効果がある。
【0059】この発明によれば、CO判定信号に基づい
て音響機器駆動部AOが駆動制御を開始すると、車両の
音響発生機器AUGであるホーン、例えばクラックショ
ンに断続音を鳴動させて車両付近の人々に異常発生を知
らせることで、人々に異常事態を即座に気が付かせるこ
とができるという効果がある。
【0060】この発明によれば、CO判定信号に基づい
て音響機器駆動部AOが駆動制御を開始すると、COガ
ス中毒発生を発声する音響発生機器AUG動作信号を送
信してCO中毒発生を音声合成にて報知することで、異
常事態内容を的確に報知することができるという効果が
ある。。
【0061】この発明によれば、ガスセンサBSを、C
Oを検知したときに血液中のヘモグロビンに結合したと
同様な血液の発色状態を模擬する生体擬似センサ素子と
することで、低濃度のCOであってもリアルタイムに人
体のCO中毒症状の進行を検出することができるため、
低濃度のCOガスであっても高感度に検出しCO中毒症
状の進行する前に早期救出を行うことができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係るCO中毒防止装置の基本構
成を示す図である。
【図2】図2は本実施の形態に係るCO中毒防止装置の
システム構成を示す図である。
【図3】図3は本実施の形態に係るCO判定手段の構成
を示す図である。
【図4】図4は本実施の形態に係る増幅手段とスイッチ
手段の構成を示す図である。
【図5】図5は本実施の形態に係る駆動手段の構成を示
す図である。
【図6】図6は従来装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
BS 生体擬似センサ DT ガス濃度検出手段 COM ガス濃度比較手段 AL 警報発報手段 PW パワーウィンド COT 制御手段 WR 無線受信器 WT 無線送信器 LAC ランプ駆動部 LA ランプ点灯機構 AO 音響機器駆動部 AUG 音響発生機器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60R 21/00 630 B60R 21/01 21/01 G01N 21/77 A G01N 21/77 31/00 E 31/00 31/22 122 31/22 122 G08B 21/00 G08B 21/00 21/14 21/14 B60J 1/17 A Fターム(参考) 2G042 BB04 CA01 CB01 DA08 FA11 FB05 2G054 AA01 AB10 CA02 EA04 FB02 FB03 GA01 GA03 GB01 JA20 2G059 AA01 BB01 CC04 EE01 FF06 GG02 HH01 HH02 KK01 KK05 KK10 MM01 MM05 PP02 PP04 PP06 PP10 3D127 AA01 DF34 DF35 DF36 FF11 5C086 AA02 BA22 CA11 CB40 DA40 FA02 FA07 FA12

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車内に逆流した排気ガス中のCOガスの
    濃度に応じて光源から照射光の透過量が変化するガスセ
    ンサと、このガスセンサの透過光を受光器で受け光透過
    量を電圧に変換してガス濃度を検出するガス濃度検出手
    段と、この検出されたガス濃度と予め設定された基準ガ
    ス濃度とを比較し、ガス濃度が前記基準ガス濃度を超え
    たときにCO判定信号を出力するガス濃度比較手段と、
    前記CO判定信号の入力時に、車内に逆流したCOガス
    を排気するためにパワーウィンドの開放および緊急警報
    を外部に発報する警報発報手段を自動駆動する制御手段
    とを備えたことを特徴とする一酸化炭素中毒防止装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、CO判定信号を入力時
    に緊急操作ボタンの擬似操作信号を出力して前記パワー
    ウィンドおよび前記警報発報手段を自動駆動することを
    特徴とする請求項1に記載の一酸化炭素中毒防止装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、警報発報手段を構成す
    る無線送信器を駆動制御し、無線信号で予め設定された
    緊急通報先の無線受信器にCO中毒発生を報知すること
    を特徴とする請求項1または2に記載の一酸化炭素中毒
    防止装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、警報発報手段を構成す
    るランプ駆動部を駆動制御してランプ点灯機器に動作信
    号を送信し、COガス中毒発生をランプの点滅にて報知
    させることを特徴とする請求項1または2に記載の一酸
    化炭素中毒防止装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、警報発報手段を構成す
    る音響機器駆動部AOを駆動制御して音響発生機器に動
    作信号を送信し、CO中毒発生を音響発生器による音響
    発生にて報知することを特徴とする請求項1または2に
    記載の一酸化炭素中毒防止装置。
  6. 【請求項6】 前記音響発生機器は、音響発生器より断
    続音に鳴動させることを特徴とする請求項5に記載の一
    酸化炭素中毒防止装置。
  7. 【請求項7】 前記音響機器発生器は、音声合成にてC
    O中毒発生を音響発生器Sより音声にて報知させること
    を特徴とする請求項5に記載の一酸化炭素中毒防止装
    置。
  8. 【請求項8】 前記ガスセンサは、ヘモグロビンにCO
    ガスが結合した場合と同様な血液の発色状態を模擬する
    生体擬似センサ素子とすることを特徴とする請求項1な
    いし7の何れかに記載の一酸化炭素中毒防止装置。
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