JP2002257114A - 背板と棚板との接合構造 - Google Patents
背板と棚板との接合構造Info
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- JP2002257114A JP2002257114A JP2001052639A JP2001052639A JP2002257114A JP 2002257114 A JP2002257114 A JP 2002257114A JP 2001052639 A JP2001052639 A JP 2001052639A JP 2001052639 A JP2001052639 A JP 2001052639A JP 2002257114 A JP2002257114 A JP 2002257114A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 堅牢であり、その操作も簡単な背板と棚板と
の接合構造を開発し、提供するものである。 【解決手段】 家具等の背板(1)に棚板(2)を接合
するにあたり、背板(1)の所定の高さに、一対の通穴
(3)を設け、該通穴(3)の内部には雌ネジ(3a)
を設け、棚板(2)には、前記通穴(3)と相対応する
箇所に、それぞれ背板(1)と直交方向に長穴(4)を
穿設する共に、該長穴の先端には円盤状の穴(5)を穿
設け、前記長穴(4)には、一方に係合突起(6a)を
有し、他方に前記雌ネジに適合する雄ネジ(6b)を有
する係止杆(6)を設け、さらに、前記円盤状の穴
(5)には、前記係合突起(6a)を反背板方向に緊締
する緊締具(7)を挿入し、該緊締具(7)を回動する
ことにより背板(1)に、棚板(2)を締めつけ固定す
ることを特徴とする背板と棚板との接合構造。
の接合構造を開発し、提供するものである。 【解決手段】 家具等の背板(1)に棚板(2)を接合
するにあたり、背板(1)の所定の高さに、一対の通穴
(3)を設け、該通穴(3)の内部には雌ネジ(3a)
を設け、棚板(2)には、前記通穴(3)と相対応する
箇所に、それぞれ背板(1)と直交方向に長穴(4)を
穿設する共に、該長穴の先端には円盤状の穴(5)を穿
設け、前記長穴(4)には、一方に係合突起(6a)を
有し、他方に前記雌ネジに適合する雄ネジ(6b)を有
する係止杆(6)を設け、さらに、前記円盤状の穴
(5)には、前記係合突起(6a)を反背板方向に緊締
する緊締具(7)を挿入し、該緊締具(7)を回動する
ことにより背板(1)に、棚板(2)を締めつけ固定す
ることを特徴とする背板と棚板との接合構造。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、背板と棚板との
接合構造に関する。
接合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、家具の背板と棚板とを接合する手
段は、背板側に、長穴を一定間隔置きに設けた金属製の
帯材を取り付け、一方、棚板側には、前記帯材の長穴に
差し込み係止されるフックを設けたものが存在するが、
棚板に重い物を載せる場合には、より堅牢な背板と棚板
との接合構造が要求されるものである。
段は、背板側に、長穴を一定間隔置きに設けた金属製の
帯材を取り付け、一方、棚板側には、前記帯材の長穴に
差し込み係止されるフックを設けたものが存在するが、
棚板に重い物を載せる場合には、より堅牢な背板と棚板
との接合構造が要求されるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、上
記の欠点を除去し、堅牢であり、その操作も簡単な背板
と棚板との接合構造を開発し、提供するものである。
記の欠点を除去し、堅牢であり、その操作も簡単な背板
と棚板との接合構造を開発し、提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、家具等の背
板に棚板を接合するにあたり、背板の所定の高さに、一
対の通穴を設け、該通穴の内周には雌ネジを設け、棚板
には、前記通穴と相対応する箇所に、それぞれ背板と直
交方向に長穴を穿設する共に、該長穴の先端には円盤状
の穴を穿設け、前記長穴には、一方に係合突起を有し、
他方に前記雌ネジに適合する雄ネジを有する係止杆を設
け、さらに、前記円盤状の穴には、前記係合突起を反背
板方向に緊締する緊締具を挿入した背板と棚板との接合
構造である。
板に棚板を接合するにあたり、背板の所定の高さに、一
対の通穴を設け、該通穴の内周には雌ネジを設け、棚板
には、前記通穴と相対応する箇所に、それぞれ背板と直
交方向に長穴を穿設する共に、該長穴の先端には円盤状
の穴を穿設け、前記長穴には、一方に係合突起を有し、
他方に前記雌ネジに適合する雄ネジを有する係止杆を設
け、さらに、前記円盤状の穴には、前記係合突起を反背
板方向に緊締する緊締具を挿入した背板と棚板との接合
構造である。
【0005】
【発明の実施の形態】そこで、この発明の一実施例を図
1,図2に従って説明すると、家具等の背板(1)に棚
板(2)を接合するにあたり、背板(1)の所定の高さ
に、一対の通穴(3)を設け、該通穴(3)の内部には
雌ネジ(3a)を設け、棚板(2)には、前記通穴
(3)と相対応する箇所に、それぞれ背板(1)と直交
方向に長穴(4)を穿設する共に、該長穴の先端には円
盤状の穴(5)を穿設け、前記長穴(4)には、一方に
係合突起(6a)を有し、他方に前記雌ネジに適合する
雄ネジ(6b)を有する係止杆(6)を設け、さらに、
前記円盤状の穴(5)には、前記係合突起(6a)を反
背板方向に緊締する緊締具(7)を挿入し、該緊締具
(7)を回動することにより背板(1)に、棚板(2)
を締めつけ固定することを特徴とする背板と棚板との接
合構造から構成されるものである。
1,図2に従って説明すると、家具等の背板(1)に棚
板(2)を接合するにあたり、背板(1)の所定の高さ
に、一対の通穴(3)を設け、該通穴(3)の内部には
雌ネジ(3a)を設け、棚板(2)には、前記通穴
(3)と相対応する箇所に、それぞれ背板(1)と直交
方向に長穴(4)を穿設する共に、該長穴の先端には円
盤状の穴(5)を穿設け、前記長穴(4)には、一方に
係合突起(6a)を有し、他方に前記雌ネジに適合する
雄ネジ(6b)を有する係止杆(6)を設け、さらに、
前記円盤状の穴(5)には、前記係合突起(6a)を反
背板方向に緊締する緊締具(7)を挿入し、該緊締具
(7)を回動することにより背板(1)に、棚板(2)
を締めつけ固定することを特徴とする背板と棚板との接
合構造から構成されるものである。
【0006】尚、係止杆(6)が、係合突起(6a)、
雄ネジ(6b)を有する部材、そして連結材(6c)の
それぞれ別個の部品から構成されていてもよく、棚板
(2)の幅の狭いものは、連結材(6c)の長さ寸法を
調整したものを用いればよく、連結材(6c)はパイプ
材であっても、棒材であってもよく、それぞれ両端に係
合突起(6a)と、雄ネジ(6b)を有する部材とを、
ネジ等の接合手段にて接合できる構造であればよい。さ
らに、連結材(6c)を太く構成すると、雄ネジ(6
b)を、背板(1)の通穴(3)の雌ネジ(3a)と螺
合させる際、回転が楽に行えるものである。また、係合
突起(6a)は、係止杆(6)の先端に設けられてお
り、球状あるいは膨出した形状である。
雄ネジ(6b)を有する部材、そして連結材(6c)の
それぞれ別個の部品から構成されていてもよく、棚板
(2)の幅の狭いものは、連結材(6c)の長さ寸法を
調整したものを用いればよく、連結材(6c)はパイプ
材であっても、棒材であってもよく、それぞれ両端に係
合突起(6a)と、雄ネジ(6b)を有する部材とを、
ネジ等の接合手段にて接合できる構造であればよい。さ
らに、連結材(6c)を太く構成すると、雄ネジ(6
b)を、背板(1)の通穴(3)の雌ネジ(3a)と螺
合させる際、回転が楽に行えるものである。また、係合
突起(6a)は、係止杆(6)の先端に設けられてお
り、球状あるいは膨出した形状である。
【0007】尚、背板(1)の通穴(3)には、裏面か
ら、一端に大型のフランジ(3b)を有し、前記通穴
(3)に適合する径の支持筒(3c)であって、該支持
筒(3c)の内壁には雌ねじ(3a)を設けたものであ
り、かつ、該通穴(3)の表面には、小フランジ(3
d)を有し、前記通穴(3)に適合する径の保持筒(3
e)を挿入するものである。小フランジ(3d)は棚板
(2)を装着する前は、正面から見えやすい位置にある
ため、種々のデザインを施すことが可能である。
ら、一端に大型のフランジ(3b)を有し、前記通穴
(3)に適合する径の支持筒(3c)であって、該支持
筒(3c)の内壁には雌ねじ(3a)を設けたものであ
り、かつ、該通穴(3)の表面には、小フランジ(3
d)を有し、前記通穴(3)に適合する径の保持筒(3
e)を挿入するものである。小フランジ(3d)は棚板
(2)を装着する前は、正面から見えやすい位置にある
ため、種々のデザインを施すことが可能である。
【0008】また、緊締具(7)の一例を説明すると、
円盤状であって、周壁面に広めの差し込み口(7a)を
有し、前記係止杆(6)の係合突起(6a)が挿入可能
であって、差し込み口(7a)に連続し、細い,即ち,
係合突起(6a)が外れない幅のスリット(7b)が周
壁面に向けて設けられ、該スリット(7b)の上・下に
は、緊締具(7)の周壁面より、回転しながら中心に向
けて縁部が徐々に厚くなるよう形成されている。そし
て、緊締具(7)の下面には偏芯した調節穴(7c)が
設けられ、該調節穴(7c)に治具(X)を用いて正・
負方向に回動させることにより、係合突起(6a)を、
徐々に引っ張ったり、緩めたりすることが可能なもので
ある。
円盤状であって、周壁面に広めの差し込み口(7a)を
有し、前記係止杆(6)の係合突起(6a)が挿入可能
であって、差し込み口(7a)に連続し、細い,即ち,
係合突起(6a)が外れない幅のスリット(7b)が周
壁面に向けて設けられ、該スリット(7b)の上・下に
は、緊締具(7)の周壁面より、回転しながら中心に向
けて縁部が徐々に厚くなるよう形成されている。そし
て、緊締具(7)の下面には偏芯した調節穴(7c)が
設けられ、該調節穴(7c)に治具(X)を用いて正・
負方向に回動させることにより、係合突起(6a)を、
徐々に引っ張ったり、緩めたりすることが可能なもので
ある。
【0009】次に、この発明の使用方法を説明すると、
背板(1)の通穴(3)に設けた雌ネジ(3a)に、棚
板(2)の長穴(4)より突出した係止杆(6)の雄ネ
ジ(6b)を螺合させ、連結材(6c)を回転させるこ
とにより、棚板(2)を背板(1)にある固定してお
き、次に、緊締具(7)の調節穴(7c)に治具(X)
を差し込み、緊締具(7)を回動させることにより、緊
締具(7)の調節穴(7c)に差し込まれた膨出部を有
する係止突起(6a)は、徐々に引っ張られることによ
り、棚板(2)を背板(1)に緊締して固定されるもの
である。
背板(1)の通穴(3)に設けた雌ネジ(3a)に、棚
板(2)の長穴(4)より突出した係止杆(6)の雄ネ
ジ(6b)を螺合させ、連結材(6c)を回転させるこ
とにより、棚板(2)を背板(1)にある固定してお
き、次に、緊締具(7)の調節穴(7c)に治具(X)
を差し込み、緊締具(7)を回動させることにより、緊
締具(7)の調節穴(7c)に差し込まれた膨出部を有
する係止突起(6a)は、徐々に引っ張られることによ
り、棚板(2)を背板(1)に緊締して固定されるもの
である。
【0010】
【発明の効果】この発明によると、背板(1)と棚板
(2)とを、係止杆(6)と緊締具(7)とにより、堅
牢に締付け固定するものである等極めて有効なる効果を
奏するものである。
(2)とを、係止杆(6)と緊締具(7)とにより、堅
牢に締付け固定するものである等極めて有効なる効果を
奏するものである。
【図1】この発明の一実施例を示す一部欠截断面図であ
る。
る。
【図2】この発明の一実施例を示す一部欠截底面図であ
る。
る。
【図3】この発明に使用する緊締具の一実施例を示す正
面図である。
面図である。
【図4】この発明の一実施例を示す説明図である。
【符号の説明】 1 背板 2 棚板 3 通穴 3a 雌ネジ 3b 大型のフランジ 3c 支持筒 3d 小フランジ 3e 保持筒 4 長穴 5 円盤状の穴 6 係止杆 6a 係合突起 6b 雄ネジ 6c 連結材 7 緊締具 7a 差し込み口 7b スリット 7c 調節穴 X 治具
Claims (2)
- 【請求項1】 家具等の背板(1)に棚板(2)を接合
するにあたり、背板(1)の所定の高さに、一対の通穴
(3)を設け、該通穴(3)の内部には雌ネジ(3a)
を設け、棚板(2)には、前記通穴(3)と相対応する
箇所に、それぞれ背板(1)と直交方向に長穴(4)を
穿設する共に、該長穴の先端には円盤状の穴(5)を穿
設け、前記長穴(4)には、一方に係合突起(6a)を
有し、他方に前記雌ネジに適合する雄ネジ(6b)を有
する係止杆(6)を設け、さらに、前記円盤状の穴
(5)には、前記係合突起(6a)を反背板方向に緊締
する緊締具(7)を挿入し、該緊締具(7)を回動する
ことにより背板(1)に、棚板(2)を締めつけ固定す
ることを特徴とする背板と棚板との接合構造。 - 【請求項2】 係止杆(6)が、係合突起(6a)、雄
ネジ(6b)、そして連結材(6c)から構成されるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の背板と棚板
との接合構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001052639A JP2002257114A (ja) | 2001-02-27 | 2001-02-27 | 背板と棚板との接合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001052639A JP2002257114A (ja) | 2001-02-27 | 2001-02-27 | 背板と棚板との接合構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002257114A true JP2002257114A (ja) | 2002-09-11 |
Family
ID=18913244
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001052639A Pending JP2002257114A (ja) | 2001-02-27 | 2001-02-27 | 背板と棚板との接合構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002257114A (ja) |
-
2001
- 2001-02-27 JP JP2001052639A patent/JP2002257114A/ja active Pending
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