JPS6014008Y2 - 家具における木製部材の接合装置 - Google Patents

家具における木製部材の接合装置

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JPS6014008Y2
JPS6014008Y2 JP12733478U JP12733478U JPS6014008Y2 JP S6014008 Y2 JPS6014008 Y2 JP S6014008Y2 JP 12733478 U JP12733478 U JP 12733478U JP 12733478 U JP12733478 U JP 12733478U JP S6014008 Y2 JPS6014008 Y2 JP S6014008Y2
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JP
Japan
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socket
locking rod
head
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furniture
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JP12733478U
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JPS5543192U (ja
Inventor
忠也 阪本
Original Assignee
株式会社伊藤喜工作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は机天板と本立棚、棚側板と天板又は底板等のよ
うな家具における2つの木製部材を着脱自在に接合する
ための接合装置の構造に関するものである。
学習机のような家具においては、運搬のコスト、手間を
省くため各部材を着脱自在に構成し、これを現地で組み
立てるようにすることが行なわれている。
その場合、部材を組み立てるための接合手段としては主
としてビス又はボルト・ナツトに依っているが、これで
は組み立てに多大の時間と手間を要し、更に位置決めも
容易でないという欠点がある。
そこで例えば実公昭40−12344号公報には、互に
締結すべき一方の部材に雌ねじ付の嵌込螺筒を埋め込み
、該嵌込螺筒に頭付きの連結螺杆を螺入し、該連結螺杆
を他方の部材に挿入する一方、他方の部材には前記連結
螺杆の頭が露出する円筒溝を横方向から穿設し、該円筒
溝に回動緊結体を挿入してこれを前記連結螺杆の頭に係
合させ、当該回動緊結体を回動させると前記連結螺杆に
張力が作用して一方の部材を他方の部材に引き寄せるよ
うにした締結金具が開示されている。
しかし、このものは、締め付けはワンタッチでできるが
、このものにおける嵌込螺筒は一方の部材に一方向から
打ち込んで埋め込んであるにすぎないので、両部材の締
結に際して連結螺杆に張力が掛るとそれによって当該嵌
込螺筒が一方の部材から抜は易く、ために部材の締結具
としての用を威さないという不都合を生じることがあっ
た。
本考案は、前記公報のものと同様に、一方の部材に埋設
されたソケット、該ソケットの一端に螺合すると共に他
方の部材内に挿入された頭付き係止杆及び他方の部材内
に嵌め込まれて前記係止杆の頭に係合する回動締結体(
それぞれ前記公報の嵌込螺筒、連結螺杆、回動緊結体に
対応するもの)を利用した木製部材の締結装置であるが
、その際前記ソケットの他端に係止ボルトを螺合して当
該ソケットを一方の部材に対して抜は不能に係止し、以
って前記公報におけるような不都合を解消したものであ
る。
次に本考案を木製の学習机に適用した実施例図面に基づ
いて説明すると、図において3は学習机1における台部
2を上下高さ調節できる脚部、4は台部2における左右
側板5,5間に張設した机天板、6は机天板4上面後部
に立設する本立側であって、該本立側6は複数の棚板7
,7′の両端に左右脚板8,8を固着し、上部棚板7上
方の支持杆9にブックエンド10.10を着脱自在に嵌
挿し、該上部棚板7の前面等に照明装置11を備えて成
り、左右脚板8,8の下面が前記机天板4の側板5上面
に接当するように構成されている。
12は内筒面に雌ねじ13を形成し、かつ外筒面にその
円周方向に沿ってねじ山14を断続状に一体的に突設し
て成るソケットで、該ソケット12は、机天板4の両端
の厚さtlの各側板5に上面から穿設した下孔13に叩
き込み又はねじ込み等の手段にて埋設される。
そして、側板5の下面側には前記ソケット12の外径d
1より適宜大径のボルト挿入孔17を穿設し、該挿入孔
17から係止ボルト16を直接又は座金18を介してソ
ケット12に螺入し、当該ソケット12を側板5に対し
て抜は不能に固定する。
この際係止ボルト16の頭16′の径d2又は座金18
の外径d3を、ソケット12の外径d1より適宜大径と
なるように形成する。
なお、ソケット12埋設用下孔13は完全に貫通させて
もよいし、第8図に示すようにソケット12下面とボル
トの頭16′との間に段部31が形成されるようにして
もよい。
また、19は前記ソケット12に螺合して側板5上面か
ら突設する係止杆で、その軸部20の上方に細径の頚部
21を、該頚部21に隣接して上端に大径の頭部22を
一体的に形成されている。
さらに前記本立側6の左右脚板8,8にはそれぞれその
内面側に開口する取付孔23を穿設すると共に、該取付
孔23の円筒側面下側と脚板下面とに連通ずる挿通孔2
4を穿設し、前記立設する係止杆19の頭部22が前記
挿通孔24を貫通して前記取付孔23内に突出できるよ
うに構成する。
前記脚板8の各取付孔23に嵌挿する回動締結体25は
、実質的に中空の円盤状で、その両側板26.27のう
ち一方の側板26には前記係止杆19の上部を締結体2
5内に挿入しうる三日月状の切欠開口部28を形成する
と共に他方の側板27にはドライバー等工具差し込み長
溝孔29′を穿設する一方、締結体25の外周面には前
記切欠開口部28に連通する溝29を円周方向に適宜円
弧長さにわたって設け、該溝29箇所における外周面と
内周面との間の肉厚寸法賜を前記切欠開口部28箇所が
最も薄く、これから遠くなるにつれて次第に厚肉になる
ような内周カム面30に形成して、前記取付孔23内に
嵌挿した回動締結体25の回動によって、前記切欠開口
部28から挿入した係止杆19がその頚部21が溝29
に嵌った後締結体25の中心に向って引き寄せ締結でき
るように構成する。
この構成により、机天板4上面側に本立側6を立設固定
するには、机天板4の左右端側板5の埋め込みソケット
12に係止杆19の基部を螺合して上方に突出させ、該
係止杆19の頭部22が本立側6の脚板8の取付孔23
内に突出するように脚板8下面の挿通孔24へ該係止杆
19を挿入し、各脚板8内面の取付孔23に回動締結体
25を、その切欠開口部28を有する側板26を奥側に
し、かつその切欠開口部28を下向きにして嵌挿し、該
回動締結体25におけるもう一方の側板27に穿設され
た長溝孔29′内にドライバー先端をさし込み回動する
につれて、前記係止杆19の頭部22座面が回動締結体
25における内周カム面30に接当しつつ回動締結体2
5の中心方向に引き寄せられ、机天板側板と本立側とは
強固に接合できるのであり、本立側を取り外すには前記
の逆の順序で行えば良い。
この締結状態において、係止杆19は回動締結体25に
て上方に引っ張られるためソケット12にも引っ張り力
が掛り、側板5から上方に引き抜かれるように力が作用
するが、前記の如く係止ボルトの頭16′の径d2又は
座金18の外径d3がソケット12の外径d1より適宜
大径になっているから、ボルトの頭16′又は座金18
が側板5の部材に対して広い面積に亘って接当し、大き
な抗力を生ずるからソケット12の抜けは確実に防止さ
れ、両部材5,8の締結を完全ならしめるのである。
本後案は以上のような構成・作用を有する家具における
木製部材の接合装置に係るもので、係止杆がソケットに
対して着脱自在であるから梱包、運搬等において折損し
たりすることもなく、且つ家具の組み立ても至極簡単で
ある。
又、係止杆とソケットの抜は防止ボルトとは、いずれも
ソケット内周に刻設した雌ねじを共有するものであるか
ら、ソケットに別々のねじを設ける必要がなく当該ソケ
ットの加工が容易である。
しかも、ソケットの抜は防止のための係止ボルトの頭の
径又は座金の外径をソケットの外径より適宜大径にした
から、ソケットに対して引き抜くような力が作用しても
ソケットは一方の部材に対して完全に固定され、両部材
を強固に固着することができるのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は学習机の正面図
、第2図は第1図の■−■線断面図、第3図はソケット
の斜視図、第4図はソケットの取付状態を示す断面図、
第5図はソケットに係止杆を螺合した状態を示す断面図
、第6図は両部材の接合状態を示す断面図、第7図は第
6図の■−■線断面図、第8図は他の実施例におけるソ
ケットの取付状態を示す断面図である。 1・・・・・・学習机、6・・・・・・本立棚、4・・
・・・・机天板、5.5・・・・・・側板、8,8・・
・・・・脚板、12・・・・・・ソケット、16・・・
・・・ボルト、19・・・・・・係止杆、22・・・・
・・頭部、23・・・・・・取付孔、24・・・・・・
挿通孔、25・・・・・・回動締結体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 家具における2つの木製部材を、その接合面を互に密着
    させて接合するにおいて、一方の部材に、内周孔に雌ね
    じを有する円筒状ソケットを埋設し、該ソケットの一端
    には先端に頭を有する係止杆を螺合して該係止杆を他方
    の部材に挿入する一方、他方の部材には前記係止杆の頭
    部が突出し得る取付孔を穿設し、該取付孔には係止杆の
    頭部に係合する回動締結体を挿入して、該締結体の回動
    により、係止杆を締結体側に引き寄せて両部材を締結す
    るように構成する一方、前記一方の部材におけるソケッ
    トの他端には、当該ソケットの外径より適宜大径に形成
    した座金又は頭を有する係止ボルトを螺合し、前記ソケ
    ットを一方の部材に対して抜は不能に係止して成る家具
    における木製部材の接合装置。
JP12733478U 1978-09-16 1978-09-16 家具における木製部材の接合装置 Expired JPS6014008Y2 (ja)

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JP12733478U JPS6014008Y2 (ja) 1978-09-16 1978-09-16 家具における木製部材の接合装置

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JPS5543192U JPS5543192U (ja) 1980-03-21
JPS6014008Y2 true JPS6014008Y2 (ja) 1985-05-04

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