JP2002256775A - 縁取りビード及び枠構造体 - Google Patents
縁取りビード及び枠構造体Info
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Abstract
しても対応できる自由度の高い、平板状のパネル体を縁
取り保持する縁取りビードを得る。 【解決手段】 塑性変形可能の金属製の芯材9に弾性
材による被覆10を施し、ドアや壁体に構成される開口
部6の周縁にその輪郭形状に倣って固定できるように構
成し、被覆10の一端辺縁に被覆10による先細のリッ
プ部12を一体に設け、このリップ部12によって開口
部6に張設される平板状のパネル体7の辺縁部を密接状
態に縁取り保持するようにする。
Description
成された開口部に張設されるガラス板やアクリル板等の
平板状のパネル体を縁取り保持する縁取りビード、及び
開口部にガラス板やアクリル板等の平板状のパネル体を
張設した枠構造体に関するものである。
アクリル板、或いは意匠を施した化粧板等のパネル体を
張設する場合、開口部に嵌めたパネル体の辺縁部を縁取
材で縁取りして仕上げていることが多く、住宅関連では
これまでこの種の縁取材としては、金属やプラスチック
或いは木材が広く採用されている。自動車の窓について
はデザインや防水の観点から形状についての自由度が高
く、水密が図り易いゴム製の縁取材が多く採用されてい
る。また、意匠性を重視する額縁では意匠を施し易い材
料で縁取材自体が額縁の枠体として作られている。
は、車両関係以外は剛直性のあるもので構成されてお
り、基本的には直線で画成される開口部に嵌められるパ
ネル体の周辺縁を縁取りしている。丸窓などの曲線で画
成される開口部に嵌められるパネル体の周辺縁の縁取り
は、その寸法形状に合わせて成形した縁枠が用いられ、
嵌め殺しタイプの窓として構成されている。即ち、従来
の縁取材は、形状の自由度が少なく、ドアの窓や壁体の
窓、さらには額縁といったものの意匠を構成する場合、
形状に係る制約が強く画一的にならざるを得ないといっ
た問題点がある。
めになされたものであって、その課題は、直線の輪郭に
対しても曲線の輪郭に対しても対応できる自由度の高
い、平板状のパネル体を縁取り保持する縁取りビードを
提供することであり、開口部にガラス板やアクリル板等
の平板状のパネル体を張設した画一性を排除できる枠構
造体を提供することである。
に請求項1の発明は、塑性変形可能の金属製の芯材に弾
性材による被覆を施し、ドアや壁体に構成される開口部
の周縁にその輪郭形状に倣って固定できるように構成す
るとともに、被覆の一端辺縁に同被覆による先細のリッ
プ部を一体に設け、このリップ部によって前記開口部に
張設される平板状のパネル体の辺縁部を密接状態に縁取
り保持するようにした手段を採用する。
性変形機能により形状の自由度が増し、弾性を持つ被覆
が芯材の変形に追随し、リップ部によってパネル体の辺
縁部を密接状態に縁取り保持することができる。
は、請求項1に係る前記手段において、芯材を穿孔帯状
形のアルミ材で構成した手段を採用する。
に係る前記機能とともに、塑性変形がし易くなり開口部
の形状に対する対応性が増す。
は、平板状のパネル体が張設される開口部を有するドア
や窓枠、額縁等を構成する枠構造体であって、その開口
部に張設されるパネル体の周辺縁部を、開口部の輪郭に
倣って塑性変形可能の金属製の芯材に弾性材による被覆
を施したリップ部を備えた縁取りビードにより密接状態
に縁取り保持した手段を採用する。
びそこに張設する平板状のパネル体の形状を自由に設定
でき、枠構造体の画一性を排除することができる。
形態は、枠構造体としての窓付きドアに関するものであ
る。このドアは、建具として建物の出入口に蝶番によっ
て開閉可能に取付けられるものであり、図2に示すよう
に、本体1は、長方形の木質芯板2の表裏に化粧板3が
貼設されて構成されている。図1において、本体1の長
手方向の一側縁部には開閉用のノブ4が取付けられ、正
面には上寄りに曲線の輪郭で構成された窓5が設けられ
ている。窓5は、図3に示すように、本体1に形成され
た曲線の輪郭の開口部6と、開口部6の形状に応じた形
状に作られ、開口部6に張設されるガラス板やアクリル
板や化粧板等の平板状のパネル体7と、パネル体7の表
裏の辺縁部を密接状態に縁取り保持する表裏の縁取りビ
ード8とから構成されている。
変形可能なアルミ材や軟鉄等の金属製の帯状の芯材9に
ゴムやプラスチック等の弾性材による被覆10を施した
構造で、その幅裏面の一端縁には、表又は裏の化粧板3
の開口部6周辺縁を接着剤を介して挟持するチャンネル
形の係合部11が、縁取りビード8の長手方向に、被覆
10の一部により一体に形成され、これに対向する幅の
表面の他端縁側には、被覆10の一部による先細のリッ
プ部12が、縁取りビード8の長手方向に沿い、かつ斜
めに突出す形態に一体に形成されている。本体1の開口
部6の中間部に嵌められたパネル体7は、開口部6の口
縁の表裏に各リップ部12がパネル体7の辺縁部に密接
状態で縁取りするように装着された上記構成の縁取りビ
ード8により挟持状態に保持されている。
の周囲は、図5に示すように、予め木質芯板2の両側に
凹設部2Aを形成し、縁取りビード8の係合部11が係
合するように加工される。
3に示すように穿孔13が並んで設けられ、開口部6の
曲面形状に倣って容易に曲げることができ、芯材9を覆
う弾性材の被覆10で形成されたリップ部12も追随し
て曲がるため、開口部6の口縁及びパネル体7の辺縁は
その形状に沿って外観よく縁取りされている。この縁取
りビード8を使うことにより、窓5の意匠を直線構成は
勿論、曲線構成とすることもでき、ドアの意匠を画一性
から脱却した、自由度の高い多様なものとすることがで
きる。リップ部12は斜めに突出しているため、パネル
体7の厚さの違いにも弾性変形により対応でき、隙間な
くパネル体7の辺縁の縁取りが可能となっている。この
ドアの構造は、意匠性を重視する例えば額縁に対しても
適用することができる。この場合には被覆10及びリッ
プ部12の表面を模様や凹凸による意匠面として構成す
ればよい。また、壁体に設ける採光窓の枠構造としても
適用できる。
ても、被覆10に差込んで挿入しても良い。また、縁取
りビード8の固定に関しては芯材9を利用して外側から
開口部6の口縁にビス止めにより固定しても良い。
対しても曲線の輪郭に対しても対応できる自由度の高
い、平板態のパネル体を縁取り保持する縁取りビードが
得られる。
前記効果とともに、塑性変形がし易くなり開口部の形状
に対する対応性が増す。
板やアクリル板等の平板態のパネル体を張設した画一性
を排除できる枠構造体が得られる。
である。
視図である。
る。
図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 塑性変形可能の金属製の芯材に弾性材に
よる被覆を施し、ドアや壁体に構成される開口部の周縁
にその輪郭形状に倣って固定できるように構成するとと
もに、前記被覆の一端辺縁に同被覆による先細のリップ
部を一体に設け、このリップ部によって前記開口部に張
設される平板状のパネル体の辺縁部を密接状態に縁取り
保持するようにした縁取りビード。 - 【請求項2】 芯材を穿孔帯状形のアルミ材で構成した
請求項1に記載の縁取りビード。 - 【請求項3】 平板状のパネル体が張設される開口部を
有するドアや窓枠、額縁等を構成する枠構造体であっ
て、その開口部に張設される前記パネル体の周辺縁部
を、前記開口部の輪郭に倣って塑性変形可能の金属製の
芯材に弾性材による被覆を施したリップ部を備えた縁取
りビードにより密接状態に縁取り保持した枠構造体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001060604A JP3842054B2 (ja) | 2001-03-05 | 2001-03-05 | 縁取りビード及び枠構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001060604A JP3842054B2 (ja) | 2001-03-05 | 2001-03-05 | 縁取りビード及び枠構造体 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
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JP2002256775A true JP2002256775A (ja) | 2002-09-11 |
JP2002256775A5 JP2002256775A5 (ja) | 2005-06-23 |
JP3842054B2 JP3842054B2 (ja) | 2006-11-08 |
Family
ID=18920002
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001060604A Expired - Fee Related JP3842054B2 (ja) | 2001-03-05 | 2001-03-05 | 縁取りビード及び枠構造体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3842054B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018104924A (ja) * | 2016-12-22 | 2018-07-05 | 株式会社Lixil | 建具 |
JP2022510760A (ja) * | 2018-09-25 | 2022-01-28 | シューコー インターナショナル コマンデイトゲゼルシャフト | ファサード用のフレーム、ファサード要素、窓又はドア |
-
2001
- 2001-03-05 JP JP2001060604A patent/JP3842054B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2022510760A (ja) * | 2018-09-25 | 2022-01-28 | シューコー インターナショナル コマンデイトゲゼルシャフト | ファサード用のフレーム、ファサード要素、窓又はドア |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3842054B2 (ja) | 2006-11-08 |
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