JP2002256483A - Cvt用プーリーへのめっき方法 - Google Patents

Cvt用プーリーへのめっき方法

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JP2002256483A JP2001058110A JP2001058110A JP2002256483A JP 2002256483 A JP2002256483 A JP 2002256483A JP 2001058110 A JP2001058110 A JP 2001058110A JP 2001058110 A JP2001058110 A JP 2001058110A JP 2002256483 A JP2002256483 A JP 2002256483A
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伸介 森
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裕之 岩沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鋼材とアルミニウムやアルミニウム合金との
組み合わせからなるCVT用プーリーの表面に、高い密
着性で表面めっき層を形成する簡便なめっき方法を提供
する。 【解決手段】 鋼材からなるシャフト部分と、アルミニ
ウムやアルミニウム合金からなるプーリー部分と、を含
むCVT用プーリーへのめっき方法を、CVT用プーリ
ーに対してエッチング処理を施す工程と、このCVT用
プーリーに対して亜鉛置換被膜を成膜するジンケート処
理を施す工程と、鋼材と置換反応を起しにくいめっき液
により下地めっき層を形成する工程と、この下地めっき
層上に所望の表面めっき層を形成する工程と、を含むも
のとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋼材とアルミニウ
ムやアルミニウム合金との組み合わせからなるCVT用
プーリーの表面にめっきを施す方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、鋼材と他の金属とを溶接、嵌
合、あるいは、鋳ぐるみ等により一体化して組み合わせ
た種々の異種金属構造体が使用されており、このような
異種金属構造体の中には、例えば、CVT用プーリーの
ように、表面にめっきを施して所望の金属薄膜を備えた
ものがある。
【0003】従来、鋼材とアルミニウム合金からなるC
VT用プーリーに対して、ニッケルめっきを施す場合、
鋼材に対するめっき工程と、アルミニウム合金に対する
めっき工程とを、それぞれ別個に行っていた。すなわ
ち、まず、CVT用プーリーの鋼材部分に樹脂等により
マスクを形成し、その後、アルミニウム合金部分に脱脂
処理、エッチング処理、スマット(脱脂処理やエッチン
グ処理により表面に生じた黒色異物)除去処理を行う。
次いで、アルミニウム合金部分に、第1亜鉛置換→硝酸
剥離→第2亜鉛置換という、亜鉛置換処理を2回行う、
いわゆるダブルジンケート処理が施され、緻密な亜鉛置
換被膜を形成した後、ニッケルイオンを含む浴内におい
て無電解めっきにより、アルミニウム合金部分にニッケ
ルめっきが施される。次に、鋼材部分のマスクを除去
し、アルミニウム合金部分に樹脂等によりマスクを形成
し、その後、鋼材部分に脱脂処理、エッチング処理、ス
マット除去処理を行う。次いで、ニッケルイオンを含む
浴内において無電解めっきにより、鋼材部分にニッケル
めっきが施される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような方法では、アルミニウム合金部分と鋼材部分とに
別個にめっきを施すため、各部分毎にマスクを形成した
り、めっきの前処理を行う必要があり、作業効率的に不
利であった。さらに、アルミニウム合金部分と鋼材部分
とに別個に形成された表面めっき層の境界での密着性が
低く、表面めっき層のふくれや、剥がれが生じるという
問題もあった。
【0005】このような問題を解消するために、マスク
を形成することなく、アルミニウム合金部分と鋼材部分
とに同時にめっきを施すことが考えられるが、同じ処理
によりアルミニウム合金部分と鋼材部分の双方に対して
適切な前処理を行うことが困難であるため、アルミニウ
ム合金部分に主眼をおいた前処理、および、鋼材部分に
主眼をおいた前処理の一方、あるいは、双方の前処理を
行うことになる。
【0006】しかし、例えば、アルミニウム合金部分に
主眼をおいた前処理を行う場合、上記のダブルジンケー
ト処理で、アルミニウム合金部分に形成した亜鉛置換被
膜の除去に使用される酸性溶液によって鋼材部分が腐蝕
されスマットが生成する。このため、後工程においてめ
っきを施しても、鋼材部分におけるめっき層の密着性が
低いという問題があった。また、鋼材部分に生成したス
マットを除去しても、上記のアルミニウム合金部分に主
眼をおいた前処理では、鋼材部分の前処理が不十分であ
り、鋼材部分におけるめっき層の密着性が低いものであ
った。一方、鋼材部分に主眼をおいた前処理では、ジン
ケート処理を行なわないため、アルミニウム合金部分に
おけるめっき層の密着性が低いという問題があった。
【0007】本発明は、上述のような実情に鑑みてなさ
れたものであり、鋼材とアルミニウムまたはアルミニウ
ム合金との組み合わせからなるCVT用プーリーの表面
に、高い密着性で表面めっき層を形成する簡便なめっき
方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、鋼材からなるシャフト部分と、ア
ルミニウムおよび/またはアルミニウム合金からなるプ
ーリー部分と、を含むCVT用プーリーへのめっき方法
において、CVT用プーリーに対してエッチング処理を
施す工程と、前記CVT用プーリーに対して亜鉛置換被
膜を成膜するジンケート処理を施す工程と、鋼材と置換
反応を起しにくいめっき液により下地めっき層を形成す
る工程と、前記下地めっき層上に所望の表面めっき層を
形成する工程と、を含むような構成とした。
【0009】また、本発明のCVT用プーリーへのめっ
き方法は、前記ジンケート処理が、第1の亜鉛置換被膜
を形成し、剥離液を用いて該亜鉛置換被膜を剥離した
後、第2の亜鉛置換被膜を形成するものであり、前記剥
離液によって鋼材に生じたスマットを除去する鋼材スマ
ット除去処理工程を含むような構成とした。
【0010】また、本発明のCVT用プーリーへのめっ
き方法は、エッチング処理を施す工程とジンケート処理
を施す工程との間に、スマット除去処理を施す工程を含
むような構成とした。
【0011】また、本発明のCVT用プーリーへのめっ
き方法は、前記下地めっき層が銅により形成されるよう
な構成とした。また、本発明のCVT用プーリーへのめ
っき方法は、前記表面めっき層がニッケル、ニッケル合
金、および、クロムのいずれかにより形成されるような
構成とした。
【0012】さらに、本発明のCVT用プーリーへのめ
っき方法は、前記下地めっき層の形成が電解めっきによ
り行なわれ、前記表面めっき層の形成が電解めっき、あ
るいは、無電解めっきにより行なわれるような構成とし
た。上記のような本発明では、下地めっき層はCVT用
プーリーを構成する鋼材とアルミニウムやアルミニウム
合金上の亜鉛置換被膜に高い密着性で形成され、かつ、
CVT用プーリーの表面を均質化させ、この下地めっき
層に対して高い密着性をもつ表面めっき層は、CVT用
プーリーに対する密着性も良好なものとなる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の最適な実施形態に
ついて説明する。本発明のCVT用プーリーへのめっき
方法は、鋼材と、アルミニウムやアルミニウム合金との
組み合わせ構造体であるCVT用プーリーに対してエッ
チング処理を施す工程と、このCVT用プーリーに対し
て亜鉛置換被膜を成膜するジンケート処理を施す工程
と、鋼材と置換反応を起しにくいめっき液により下地め
っき層を形成する工程と、この下地めっき層上に所望の
表面めっき層を形成する工程と、を含むものである。
【0014】エッチング処理は、後工程においてCVT
用プーリーの表面に形成される亜鉛置換被膜、下地めっ
き層の密着性を良好なものとするために、CVT用プー
リーの表面を粗面化する処理であり、例えば、エッチン
グ液を用いたウエットエッチングにより行なわれる。ウ
エットエッチングは、エッチング液内にCVT用プーリ
ーを浸漬することにより、あるいは、CVT用プーリー
にエッチング液を塗布、噴霧することにより行なわれ
る。エッチング液としては、例えば、5〜100g/d
3の濃度に調整された水酸化ナトリウム等の強アルカ
リ性溶液を使用することができる。エッチング処理時に
おけるエッチング処理液の温度(処理温度)や、エッチ
ング液とCVT用プーリーとの接触時間は、金属材料の
組成や達成すべき粗面化状態等に応じて適宜設定でき、
例えば、処理温度は常温(25℃)〜80℃程度、接触
時間は数秒〜数十秒程度とされる。尚、エッチング処理
を終了した後には、CVT用プーリーの表面に残存する
エッチング液等を除去すべく、CVT用プーリーを水洗
することが好ましい。
【0015】ジンケート処理は、CVT用プーリーを構
成するアルミニウムあるいはアルミニウム合金上に、亜
鉛を置換させてムラのない緻密な亜鉛置換被膜を均一に
成膜し、アルミニウム酸化物による下地めっき層の密着
性低下を防止するための前処理である。使用する亜鉛置
換処理液は、従来公知の亜鉛置換処理液を用いることが
でき、例えば、水酸化ナトリウムと酸化亜鉛の混合液、
あるいは、この混合液にシアン化ナトリウムや酒石酸ナ
トリウムカリウム、塩化鉄等を加えたアルカリ性溶液等
が使用される。
【0016】ジンケート処理における亜鉛置換処理液の
温度(処理温度)、浸漬時間等は、必要とされる亜鉛の
置換量等によって適宜設定され、例えば、処理温度は常
温(25℃)〜50℃程度、浸漬時間は10〜120秒
程度とされる。尚、ジンケート処理を終了した後には、
CVT用プーリーの表面に残存する亜鉛置換処理液等を
除去すべく、CVT用プーリーを水洗することが好まし
い。
【0017】本発明では、ジンケート処理を、亜鉛置換
を2回行う(第1亜鉛置換→剥離→第2亜鉛置換)、い
わゆるダブルジンケート処理としてもよい。ダブルジン
ケート処理を行うことにより、一段の亜鉛置換処理(シ
ングルジンケート処理)では得られないより緻密な亜鉛
置換被膜を得ることができ、良好なめっき外観および密
着強度が得られる。ダブルジンケート処理において、第
1の亜鉛置換被膜を剥離するための剥離液は、希硝酸、
希硫酸等の剥離液を使用することができ、例えば、6
7.5%硝酸を10〜50体積%で含有した硝酸水溶液
を使用することができる。また、剥離時の温度(処理温
度)や、剥離液とCVT用プーリーとの接触時間は適宜
設定でき、例えば、処理温度は10〜25℃程度、接触
時間は5〜60秒程度とされる。
【0018】本発明では、上記のようなダブルジンケー
ト処理を行った場合、剥離液によって鋼材に生じたスマ
ットを除去する鋼材スマット除去処理工程を含むものと
する。この鋼材スマット除去処理は、ダブルジンケート
処理工程において鋼材部分に生じたスマットを除去し、
後工程で形成される下地めっき層と鋼材との密着性を良
好なものとするために行なわれる。スマット除去の方法
としては、超音波を併用した水洗やPR電解処理等が挙
げられる。
【0019】超音波を併用した水洗の処理条件は、スマ
ットの発生量等に応じて適宜設定できるが、例えば、水
洗水の温度は常温(25℃)〜60℃程度、処理時間は
30秒〜15分程度、超音波の周波数は30〜100k
Hz程度とすることができる。
【0020】また、PR電解処理は、電解液内にCVT
用プーリーを一方の電極として浸漬した状態において、
他方の電極との間に流れる電流の方向を周期的に変化さ
せることにより行なわれる。この場合、電解液として
は、例えば、炭酸塩とグルコン酸塩およびEDTA塩の
少なくとも一方との混合液、あるいは、この混合液にシ
アン化ナトリウムをさらに加えたアルカリ性溶液が使用
される。また、PR電解処理での電解液温度(処理温
度)、電解時間(CVT用プーリーが陽極とされる時間
と陰極とされる時間の割り振り)等は、スマットの発生
量等に応じて適宜設定でき、例えば、処理温度は常温
(25℃)〜60℃程度、電解時間はCVT用プーリー
が陽極とされる時間を6〜10秒および陰極とされる時
間を2〜5秒としたものを1サイクルとして、計30秒
〜5分程度とすることができる。このとき、CVT用プ
ーリーを流れる電流の密度は、5〜10A/dm2程度
とされる。尚、鋼材スマット除去処理を終了した後に
は、CVT用プーリーの表面に残存する処理液等を除去
すべく、CVT用プーリーを水洗することが好ましい。
【0021】下地めっき層の形成工程は、後工程におい
て形成される表面めっき層の密着性を良好なものとし、
かつ、CVT用プーリーの表面を均質化するために行な
われる。すなわち、CVT用プーリー上に直接めっきす
れば、密着性の低い金属であっても、下地めっき層を構
成する金属の種類を適宜選択することにより、密着性の
良好な表面めっき層を形成することができるようにな
る。下地めっき層の形成は、鋼材と置換反応を起しにく
いめっき液、例えば、1〜20g/dm3程度の銅イオ
ンを含むめっき液内に、CVT用プーリーを陰極として
浸漬し、電解めっきにより行なわれる。下地めっき層
は、CVT用プーリーの鋼材上、および、亜鉛置換被膜
上に形成され、その厚みは、下地めっき層の金属材質、
後工程で形成される表面めっき層の金属材質、CVT用
プーリーの形状等を考慮して設定することができ、例え
ば、0.5〜10μm程度とすることができる。また、
下地めっき層を形成する電解めっき条件は、形成する下
地めっき層の厚み等により適宜設定されるが、厚み5μ
m程度の銅めっき層を形成する場合、めっき液の温度は
数十℃程度、CVT用プーリーに流す電流の密度は0.
5〜数A/dm2程度、めっき時間は数十分程度に設定
される。尚、下地めっき層の形成が終了した後には、C
VT用プーリーの表面に残存するめっき液等を除去すべ
く、CVT用プーリーを水洗することが好ましい。
【0022】表面めっき層を形成する工程は、無電解め
っき、あるいは、電解めっきにより行なわれる。無電解
めっきにより表面めっき層を形成する場合、予め触媒化
処理を行う。この触媒化処理は、めっき成分を還元析出
させるための触媒をCVT用プーリーの表面に付着させ
るものであり、例えば、パラジウム等の還元触媒を、静
電気的な力によってCVT用プーリーの表面に付着させ
たり、置換反応によりCVT用プーリーの表面に付着さ
せる。尚、無電解めっき液中にジメチルアミンボラン等
の還元剤を含有したり、CVT用プーリーの表面に直接
Fe等を接触させることにより、触媒化処理を省略する
こともできる。
【0023】無電解めっきは、例えば、ニッケル等のめ
っきすべき金属のイオンを含有するめっき液内にCVT
用プーリーを浸漬することにより行なわれる。この無電
解めっきにより、下地めっき層上に、パラジウム等の還
元触媒により還元されたニッケル等が析出・成長し、表
面めっき層が形成される。めっき液は、めっきすべき金
属イオンを含有する公知のめっき液を使用することがで
き、その組成は特に制限されない。また、表面めっき層
の厚みは、CVT用プーリーに対して付与すべき特性に
応じて適宜設定でき、例えば、5〜15μm程度であ
る。無電解めっき液の温度や浸漬時間は、形成すべき表
面めっき層の厚み等により決定され、例えば、10μm
のニッケルめっき層を形成する場合には、4〜5g/d
3程度のニッケルイオンを含むめっき液を、80〜9
0℃程度に加熱し、このめっき液内にCVT用プーリー
を40〜60分間程度浸漬すればよい。
【0024】電解めっきにより表面めっき層を形成する
場合、ニッケルやクロム等のめっきすべき金属のイオ
ン、例えば、ニッケルイオンを60〜90g/dm3
度で含むめっき液内に、CVT用プーリーを陰極として
浸漬し、通電することにより行なわれる。表面めっき層
は、下地めっき層上に形成され、その厚みは、CVT用
プーリーに対して付与すべき特性に応じて適宜設定で
き、例えば、5〜15μm程度である。また、表面めっ
き層を形成する電解めっき条件は、形成する表面めっき
層の厚み等により適宜設定されるが、厚み10μm程度
のニッケルめっき層を形成する場合、めっき液の温度は
40〜70℃程度、CVT用プーリーに流す電流の密度
は1〜12A/dm2程度、めっき時間は5〜50分程
度に設定される。尚、本発明では、上記のエッチング処
理の前に、脱脂処理を行ったり、エッチング処理とジン
ケート処理の間にスマット除去処理を行ってもよい。
【0025】脱脂処理は、CVT用プーリーの表面に付
着した油脂性の汚れ等を除去するための処理であり、所
定の脱脂液内にCVT用プーリーを浸漬し、あるいは、
脱脂液をCVT用プーリーに塗布、噴霧することにより
行なわれる。脱脂液としては、例えば、有機溶剤、エマ
ルジョン脱脂液、弱アルカリ性脱脂液等が使用される。
有機溶剤としては、例えば、トリクロルエチレン、パー
クロルエチレン等が挙げられ、エマルジョン脱脂液とし
ては、例えば、ケロシン等が挙げられ、弱アルカリ性脱
脂液としては、例えば、珪酸塩水溶液に界面活性剤を添
加したもの等が挙げられるが、特に弱アルカリ性脱脂液
が好ましく使用される。また、脱脂処理時における脱脂
液の温度(処理温度)や、脱脂液とCVT用プーリーと
の接触時間は、CVT用プーリーの汚れの程度や使用す
る脱脂液の種類等に応じて適宜設定でき、例えば、処理
温度は常温(25℃)〜80℃程度、接触時間は数秒〜
数分程度とされる。尚、脱脂処理を終了した後には、C
VT用プーリーの表面に残存する脱脂液等を除去すべ
く、CVT用プーリーを水洗することが好ましい。
【0026】スマット除去処理は、脱脂処理やエッチン
グ処理により、CVT用プーリーを構成するアルミニウ
ムあるいはアルミニウム合金部分の表面に付着したスマ
ットの除去を目的として行なわれる処理であり、例え
ば、スマット除去液内にCVT用プーリーを浸漬し、あ
るいは、スマット除去液をCVT用プーリーに塗布、噴
霧することにより行なわれる。スマット除去液として
は、フッ化物系の混酸の希釈液、例えば、硝酸と硫酸と
水とを2:1:1(容積比)程度で混合したものに、フ
ッ化物を50〜200g/dm3程度添加したものが挙
げられる。スマット除去処理時におけるスマット除去液
の温度(処理温度)や、スマット除去液とCVT用プー
リーとの接触時間は、アルミニウムあるいはアルミニウ
ム合金部分におけるスマットの発生量等に応じて適宜設
定でき、例えば、処理温度は常温(25℃)程度、接触
時間は数秒〜数十秒程度とされる。尚、スマット除去処
理を終了した後には、CVT用プーリーの表面に残存す
るスマット除去液等を排除すべく、CVT用プーリーを
水洗することが好ましい。
【0027】
【実施例】次に、実施例を示して本発明を更に詳細に説
明する。
【0028】[実施例1]まず、図1に示されるような
構造のCVT用プーリーを準備した。このCVT用プー
リー1は、鋼材からなる長さ約250mm、最大径30
mmのシャフト部2と、直径が約200mmである円盤
形状のアルミニウム合金製のプーリー部分3とを一体化
したものである。尚、鋼材の材質はSCr420材であ
り、アルミニウム合金の材質はAC4B材であった。
【0029】次に、上記のCVT用プーリーに、以下の
脱脂処理、エッチング処理、スマット除去処理、ジンケ
ート処理、下地めっき処理、触媒化処理、表面めっき処
理を順次施した。 (脱脂処理)アルミニウム用脱脂剤(メルテックス
(株)製アルミニウムクリーナー NE−6)を60g
/dm3の濃度となるように蒸留水に溶解させて調製し
た脱脂液を70℃に保持し、この脱脂液内にCVT用プ
ーリーを5分間浸漬し、その後、水洗した。
【0030】(エッチング処理)アルミニウム用エッチ
ング剤(メルテックス(株)製エッチアルム14)を4
5g/dm3の濃度となるように蒸留水に溶解させて調
製したエッチング液を60℃に保持し、このエッチング
液内にCVT用プーリーを30秒間浸漬し、その後、水
洗した。
【0031】(スマット除去処理)硝酸と硫酸と蒸留水
を容積比で2:1:1で混合したものに、アルミニウム
用スマット除去剤(メルテックス(株)製アクタン7
0)を120g/dm3の濃度となるように添加して調
製したスマット除去液を25℃に保持し、このスマット
除去液内にCVT用プーリーを30秒間浸漬し、その
後、水洗した。
【0032】(ジンケート処理)蒸留水にメルテックス
(株)製アルモンENを200mL/Lの濃度で添加
し、さらに、メルテックス(株)製アルモンENアディ
ティブを20mL/Lの濃度で添加して、亜鉛置換処理
液を調製した。この亜鉛置換処理液を25℃に保持して
CVT用プーリーを30秒間浸漬して亜鉛置換を行い、
水洗した。
【0033】(下地めっき処理)銅イオン濃度が4g/
dm3である銅電解めっき液(メルテックス(株)製メ
ルカパー CF−2100)を30℃に保持し、このめ
っき液内にCVT用プーリーを陰極として浸漬し、CV
T用プーリーに対して1A/dm2の電流密度で電流を
25分間流して下地めっき層を形成し、その後、水洗し
た。
【0034】(触媒化処理)無電解ニッケルめっき用の
触媒付与剤(メルテックス(株)製エンプレートイニシ
エーター852)30cm3、および、蒸留水970c
3を混合して触媒化処理液を調製し、この触媒化処理
液を22℃に保持してCVT用プーリーを4分間浸漬
し、その後、水洗した。
【0035】(表面めっき処理)ニッケルイオン濃度が
4.8g/dm3であるニッケル−リン無電解めっき液
(メルテックス(株)製メルプレート NI−499
0)を90℃に保持し、このめっき液内にCVT用プー
リーを45分間浸漬して表面めっき層を形成し、その
後、水洗した。
【0036】上述のように各処理を施したCVT用プー
リーについて、ニッケルめっき層の形成状態を顕微鏡に
より観察した結果、CVT用プーリー全体に均一にニッ
ケルめっき層が形成されていた。また、このCVT用プ
ーリーを400℃で1時間加熱した後、水冷するといっ
た剥離試験を行ったところ、ニッケルめっき層にふくれ
や、剥がれが生じることなく、良好な密着性を示した。
【0037】[実施例2]ジンケート処理を、下記に示
す2回の亜鉛置換処理を行うダブルジンケート処理と
し、ダブルジンケート処理後に下記に示す鋼材スマット
除去処理を行った他は、実施例1と同様の処理を施し
て、CVT用プーリーにニッケルめっき層を形成した。
【0038】(ダブルジンケート処理)蒸留水にメルテ
ックス(株)製アルモンENを200mL/Lの濃度で
添加し、さらに、メルテックス(株)製アルモンENア
ディティブを20mL/Lの濃度で添加して、亜鉛置換
処理液を調製した。この亜鉛置換処理液を25℃に保持
してCVT用プーリーを30秒間浸漬して第1亜鉛置換
を行い、水洗した。次に、67.5%硝酸を30体積%
で含有する水溶液を25℃に保持し、この硝酸水溶液内
にCVT用プーリーを5秒間浸漬して亜鉛置換被膜を除
去し、水洗した。その後、上記の亜鉛置換処理液を25
℃に保持してCVT用プーリーを30秒間浸漬して第2
亜鉛置換を行い、水洗した。
【0039】(鋼材スマット除去処理)蒸留水を25℃
に保持し、この蒸留水に超音波を併用しながらCVT用
プーリーを5分間浸漬してスマットを除去し、水洗し
た。上述のように各処理を施したCVT用プーリーにつ
いて、ニッケルめっき層の形成状態を顕微鏡により観察
した結果、CVT用プーリー全体に均一にニッケルめっ
き層が形成されていた。また、このCVT用プーリーを
400℃で1時間加熱した後、水冷するといった剥離試
験を行ったところ、ニッケルめっき層にふくれや、剥が
れが生じることなく、良好な密着性を示した。
【0040】[比較例1]下地めっき層を形成しない他
は、実施例1と同様にして各処理を施し、CVT用プー
リーにニッケルめっき層を形成した。上述のように各処
理を施したCVT用プーリーについて、ニッケルめっき
層の形成状態を顕微鏡により観察した結果、CVT用プ
ーリーのシャフト部(鋼材部分)のニッケルめっき層に
ふくれがみられた。また、このCVT用プーリーを40
0℃で1時間加熱した後、水冷するといった剥離試験を
行ったところ、CVT用プーリーのシャフト部(鋼材部
分)において、ニッケルめっき層にふくれや、剥がれが
生じた。
【0041】[比較例2]ダブルジンケート処理後の鋼
材スマット除去処理を省略した他は、実施例2と同様に
して各処理を施し、CVT用プーリーにニッケルめっき
層を形成した。上述のように各処理を施したCVT用プ
ーリーについて、ニッケルめっき層の形成状態を顕微鏡
により観察した結果、CVT用プーリーのシャフト部
(鋼材部分)のニッケルめっき層にふくれがみられた。
また、このCVT用プーリーを400℃で1時間加熱し
た後、水冷するといった剥離試験を行ったところ、CV
T用プーリーのシャフト部(鋼材部分)において、ニッ
ケルめっき層のふくれや、剥がれが生じた。
【0042】[実施例3]鋼材として、材質がS45C
材である鋼材を使用した他は、実施例1と同様の構成で
CVT用プーリーを作製した。このCVT用プーリーに
ついて、実施例2と同様の各処理を施して、CVT用プ
ーリーにニッケルめっき層を形成した。上述のように各
処理を施したCVT用プーリーについて、ニッケルめっ
き層の形成状態を顕微鏡により観察した結果、CVT用
プーリー全体に均一にニッケルめっき層が形成されてい
た。また、このCVT用プーリーを400℃で1時間加
熱した後、水冷するといった剥離試験を行ったところ、
ニッケルめっき層にふくれや、剥がれが生じることな
く、良好な密着性を示した。
【0043】[比較例3]ダブルジンケート処理後の鋼
材スマット除去処理を省略した他は、実施例3と同様に
して各処理を施し、CVT用プーリーにニッケルめっき
層を形成した。上述のように各処理を施したCVT用プ
ーリーについて、ニッケルめっき層の形成状態を顕微鏡
により観察した結果、CVT用プーリーのシャフト部
(鋼材部分)のニッケルめっき層にふくれがみられた。
また、このCVT用プーリーを400℃で1時間加熱し
た後、水冷するといった剥離試験を行ったところ、CV
T用プーリーのシャフト部(鋼材部分)で、ニッケルめ
っき層のふくれや、剥がれが生じた。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
何れの工程においても、CVT用プーリーをなす鋼材と
アルミニウムやアルミニウム合金との双方に対して同時
に処理を施すので、作業効率が極めて高いものであり、
また、CVT用プーリーを構成する鋼材上に形成された
下地めっき層、および、亜鉛置換被膜を介してアルミニ
ウムやアルミニウム合金上に形成された下地めっき層
は、高い密着性を示し、かつ、CVT用プーリーの表面
を均質化させるので、この下地めっき層上に形成された
表面めっき層は、CVT用プーリーに対し高い密着性を
もつ。さらに、ジンケート処理を施す工程を、第1の亜
鉛置換被膜を形成し、この亜鉛置換被膜を剥離した後、
第2の亜鉛置換被膜を形成するような、いわゆるダブル
ジンケート処理とすることにより、鋼材部分にスマット
が発生しても、その後の鋼材スマット除去処理によりス
マットが除去されるため、下地めっき層と鋼材との密着
性が高く、したがって、表面めっき層と鋼材との密着性
が高いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例において使用したCVT用プーリーを示
す図である。
【符号の説明】
1…CVT用プーリー 2…シャフト部(鋼材部分) 3…プーリー部(アルミニウム合金部分)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩沢 裕之 埼玉県大宮市吉野町2丁目3番1号 メル テックス株式会社研究部内 (72)発明者 島田 幹夫 埼玉県大宮市吉野町2丁目3番1号 メル テックス株式会社研究部内 Fターム(参考) 3J031 AB03 BA04 BC02 BC08 CA02 4K022 AA02 AA41 BA07 BA14 BA16 CA28 DA01 4K024 AA02 AA03 AA09 AB02 BA02 BA06 BB01 BC10 DA03 DA07 DA08 GA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼材からなるシャフト部分と、アルミニ
    ウムおよび/またはアルミニウム合金からなるプーリー
    部分と、を含むCVT用プーリーへのめっき方法におい
    て、 CVT用プーリーに対してエッチング処理を施す工程
    と、 前記CVT用プーリーに対して亜鉛置換被膜を成膜する
    ジンケート処理を施す工程と、 鋼材と置換反応を起しにくいめっき液により下地めっき
    層を形成する工程と、 前記下地めっき層上に所望の表面めっき層を形成する工
    程と、を含むことを特徴とするCVT用プーリーへのめ
    っき方法。
  2. 【請求項2】 前記ジンケート処理は、第1の亜鉛置換
    被膜を形成し、剥離液を用いて該亜鉛置換被膜を剥離し
    た後、第2の亜鉛置換被膜を形成するものであり、前記
    剥離液によって鋼材に生じたスマットを除去する鋼材ス
    マット除去処理工程を含むことを特徴とする請求項1に
    記載のCVT用プーリーへのめっき方法。
  3. 【請求項3】 エッチング処理を施す工程とジンケート
    処理を施す工程との間に、スマット除去処理を施す工程
    を含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載
    のCVT用プーリーへのめっき方法。
  4. 【請求項4】 前記下地めっき層は、銅により形成され
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに
    記載のCVT用プーリーへのめっき方法。
  5. 【請求項5】 前記表面めっき層はニッケル、ニッケル
    合金、および、クロムのいずれかにより形成されること
    を特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の
    CVT用プーリーへのめっき方法。
  6. 【請求項6】 前記下地めっき層の形成は、電解めっき
    により行なわれ、前記表面めっき層の形成は、電解めっ
    き、あるいは、無電解めっきにより行なわれることを特
    徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のCV
    T用プーリーへのめっき方法。
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