JP2002255797A - 鋳型錠 - Google Patents

鋳型錠

Info

Publication number
JP2002255797A
JP2002255797A JP2001399379A JP2001399379A JP2002255797A JP 2002255797 A JP2002255797 A JP 2002255797A JP 2001399379 A JP2001399379 A JP 2001399379A JP 2001399379 A JP2001399379 A JP 2001399379A JP 2002255797 A JP2002255797 A JP 2002255797A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molded
wet powder
drug
crystalline cellulose
mold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001399379A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4162405B2 (ja
Inventor
Yasuyuki Ikematsu
康之 池松
Minoru Hashizume
稔 橋爪
Kazumi Nanbu
一美 南部
Yoshiteru Kato
義輝 加藤
Masao Kawamura
政男 河村
Katsuhiro Izumisawa
勝弘 泉澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eisai Co Ltd
Original Assignee
Eisai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eisai Co Ltd filed Critical Eisai Co Ltd
Priority to JP2001399379A priority Critical patent/JP4162405B2/ja
Publication of JP2002255797A publication Critical patent/JP2002255797A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4162405B2 publication Critical patent/JP4162405B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】メントールやオレンジ系香料等の香料を配合し
ても崩壊時間が延長しないモールド錠を提供する。 【解決手段】薬物、香料および結晶セルロースを含み口
腔内で溶解することを特徴とするモールド錠によって、
上記の課題を解決できた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、口腔内で崩壊する
モールド錠およびその製造方法に関する。さらに詳しく
は、口腔内で30秒以内に崩壊するモールド錠およびそ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】モールド錠は水がなくても口腔内で速や
かに崩壊する錠剤である。原料を鋳型に入れて打錠する
ためモールド錠という。水やエタノール等で湿潤した紛
体を鋳型に充填して成型し、鋳型から取り出した後に乾
燥して得られる錠剤であり、極めて崩壊時間が短いとい
う特徴を有する。
【0003】モールド錠は古くから知られていたが、近
年特に注目され、嚥下力の低下した老齢者でも容易に服
用することができる固形剤や、甘味剤を配合して幼児が
服用しやすい製剤へ応用されている。
【0004】結晶セルロースは製剤化助剤として広く使
用されており、例えばビタミンKを結晶セルロースに吸
着させ、この吸着粉体に糖類および結合剤を混合し、成
型したモールド錠が報告されている(特開2000-344664
号公報)。また、特開平10-182436号公報には、製剤100
重量部に対して3〜50重量%の結晶セルロースを配合し
た固形医薬製剤が報告されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】モールド錠は本来崩壊
が速い錠剤であるが、含有する薬剤成分によっては、崩
壊時間が遅延する場合がある。モールド錠は口腔内で崩
壊し薬物や賦形剤が溶解、分散するため、服用しやすい
ように甘味剤や矯味剤を配合する場合が多い。ある特定
の薬物に、矯味剤としてl−メントールおよび/または
オレンジミクロンを配合し、モールド錠を成型すると、
崩壊時間が著しく延長してしまう。
【0006】モールド錠の崩壊時間を短縮させるために
は、崩壊剤として作用する結晶セルロースを配合すれば
よいが、配合量が多すぎると磨耗しやすくなり、また、
服用した際に、ざらつき感を感じてしまう点で問題があ
った。
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記事情
に鑑みて鋭意研究した結果、薬物に結晶セルロースを特
定の範囲で配合することによって、上記課題を既決でき
ることを見出し、本発明を完成させた。
【0007】すなわち本発明は、薬物、香料および結晶
セルロースを含み口腔内で崩壊することを特徴とするモ
ールド錠である。このモールド錠は口腔内で30秒以内
に崩壊することを特徴とする。さらに本発明は、薬物が
鎮暈薬である上記モールド錠であり、該鎮暈薬としては
ジフェンヒドラミン、ジプロフィリン、スコポラミン、
ジメンヒドリナート、メクリジン等から選択される。ま
た、上記香料はオイゲノール、オレンジ、ゲラニオー
ル、シトロネラール、シンナモン、バニリン、ボルネオ
ール、l−メントールまたはこれらを成分として含む香
料である。また、上記結晶セルロース量が0.5〜2重
量%であるモールド錠である。
【0008】また、本発明は薬物、香料、結晶セルロー
スおよび賦形剤を含む湿潤粉体を鋳型に充填し、フィル
ムを介して圧縮成型することを特徴とする上記のいずれ
かに記載のモールド錠である。さらに、本発明には樹脂
フィルムを成形して容器を作り、該容器内に薬物、香
料、結晶セルロースおよび賦形剤を含む湿潤粉体を過分
に加圧充填して、前記加圧充填された湿潤粉体の表面を
擦り切ることを含む方法によって製造した上記モールド
錠も含まれる。
【0009】また、複数の充填穴を備えた第1テーブル
と、複数のモールド穴を備えて前記第1テーブルに部分
的に接触して相対移動する第2テーブルとを使用し、前
記第1テーブルの充填穴に、薬物、香料、結晶セルロー
スおよび賦形剤を含む湿潤粉体を過分に供給し、前記充
填穴に供給された湿潤粉体を第1テーブルの充填穴と第
2テーブルのモールド穴が重なる位置で充填ピンにより
第2テーブルのモールド穴に加圧充填し、次いで両テー
ブルを相対移動させることにより、前記モールド穴内の
湿潤粉体を擦り切ることを含む方法によって製造したモ
ールド錠、および薬物、香料、結晶セルロースおよび賦
形剤を含む湿潤粉体を錠剤成形用の穴に充填し、前記穴
の中の湿潤粉体の少なくとも一方の面を、湿潤粉体に接
触する側の面に離型剤を塗布した張り付き防止フィルム
を介して成形用金型により錠剤の形に成形することを含
む方法によって製造したモールド錠も本発明の一態様で
ある。
【0010】さらに本発明は、上記いずれかに記載のモ
ールド錠の製造方法である。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明において使用できる薬物
は、経口投与が可能なものであればよく、特に限定はさ
れない。配合可能な薬物としては、例えば、催眠鎮静
剤、抗不安薬、強心剤、解熱鎮痛消炎剤、鎮痙薬、鎮咳
去痰剤、抗ヒスタミン剤、抗喘息薬、降圧剤、鎮暈剤、
抗不整脈剤、高脂血症用剤、中枢神経興奮剤、抗生物
質、胃腸薬、ホルモン剤、生薬、ビタミン剤等を挙げる
ことができる。
【0012】催眠鎮静剤としては、アモバルビタール、
エスタゾラム、フルニトラゼパム、ニトラゼパム、フェ
ノバルビタール、ブロムワッリル尿素、トリクロホスナ
トリウム、塩酸フルラゼパム、ミダゾラム、ロルメタゼ
パム、ニメタゼパム等を挙げることができる。
【0013】抗不安薬としては、ジアゼパム、オキサゾ
ラム、メキサゾラム、タンドスピロン、エチゾラム、ク
ロラゼプ酸二カリウム、ブロマゼパム等を挙げることが
できる。
【0014】強心剤としては、アムリノン、塩酸オルプ
リノン、塩酸コルホルシンダロパート、塩酸ドブタミ
ン、ジギトキシン、ジゴキシン、デノパミン、ドカルパ
ミン、ブクラデシンナトリウム、ベスナリノン、ミルリ
ノン、ラナトシドC等を挙げることができる。
【0015】解熱鎮痛消炎剤としては、アスピリン、ア
セトアミノフェン、イブプロフェン、インドメタシン、
アミノピリン、エテンザミド、ケトプロフェン、ジクロ
フェナック、フェノプロフェンカルシウム、ロペンザリ
ット二ナトリウム等を挙げることができる。
【0016】鎮痙剤としては、塩酸エペリゾン、臭化水
素酸スコポラミン、臭化ブチルスコポラミン、塩酸パパ
ベリン、塩酸イソクスプリン、エトミドリン、臭化メチ
ルオクタタトロピン等を挙げることができる。
【0017】鎮咳去痰剤としては、臭化水素酸デキスト
ロメトルファン、塩酸クロペラスチン、塩酸エフェドリ
ン、リン酸ジヒドロコデイン、リン酸ベンプロペリン、
リン酸ジメモルファン等を挙げることができる。
【0018】抗ヒスタミン剤としては、塩酸ジフェンヒ
ドラミン、マレイン酸クロルフェニラミン、塩酸アゼラ
スチン、ジメンヒドリナート、フマル酸クレマスチン、
酒石酸アリメマジン等をあげることができる。
【0019】抗喘息薬としては、塩酸イソプレナリン、
塩酸マブテロール、ジプロフィリン、臭化イプラトロピ
ウム、フマル酸ホルモテロール、硫酸サルブタモール等
を挙げることができる。
【0020】降圧剤としては、塩酸アモスラロール、塩
酸イミダプリル、塩酸エホニジピン、塩酸キナプリル、
塩酸グアンファシン、塩酸クロニジン、塩酸テモカプリ
ル、塩酸デラプリル、塩酸バルニジピン、塩酸ベタキソ
ロール、塩酸ベナゼプリル、塩酸マニジピン、カルベジ
ロール、カプトプリル、カンデサルタンシレキセチル、
酢酸グアナベンズ、シラザプリル、トランドプリル、ニ
ルバジピン、ブドララジン、エナラプリル、リシノプリ
ル、ロサルタンカリウム等を挙げることができる。
【0021】鎮暈剤としては、塩酸ジフェニドール、塩
酸ジフェニルピラリン、塩酸ジフェンヒドラミン、塩酸
プロメタジン、サリチル酸ジフェンヒドラミン、タンニ
ン酸ジフェンヒドラミン、タンニン酸フェネタジン、臭
化水素酸スコポラミン、ブチルスコポラミン、塩酸オキ
シフェンサイクリミン、塩酸ジザイクロミン、塩酸メチ
キセン、塩酸メチルアトロピン、塩酸パパベリン、ジプ
ロフィリン、ジメンヒドリナート、塩酸メクリジン、メ
シル酸ベタヒスチン、プロメタジンメチレンジサリチル
酸塩等を挙げることができる。好ましくはジ塩酸フェン
フドラミン、ジプロフィリン、臭化水素酸スコポラミ
ン、ジメンヒドリナートまたは塩酸メクリジンである。
【0022】抗不整脈剤としては、塩酸アミオダロン、
塩酸インデノロール、塩酸ブクモロール、塩酸ベプリジ
ル、マレイン酸チモロール、コハク酸シベンゾリン、塩
酸ソタロール、塩酸ピルジカイニド、塩酸ピルメノー
ル、フレカイニド等を挙げることができる。
【0023】高脂血漿治療剤としては、クロフィブラー
トアルミニウム、コレスチミド、シンバスタチン、フェ
ノフィブラート、フルバスタチンナトリウム、セリバス
タチン、ニセリトロール、プラバスタチンナトリウム、
メリナミド等を挙げることができる。
【0024】中枢神経興奮剤としては、カフェイン、無
水カフェイン等を挙げることができる。
【0025】抗生物質としては、バンコマイシン、トブ
ラマイシン、セフスロジンナトリウム、イミペネム、セ
フメノキシム、フロモキセルナトリウム、エリスロマイ
シン、アズトレオナム等が挙げられる。
【0026】胃腸薬としては、塩酸セトラキサート、銅
クロロフィリンナトリウム、シメチジン、ファモチジ
ン、ラニチジン、テプレノン、レバミピド、スクラルフ
ァート等を挙げることができる。
【0027】ホルモン剤としては、ナンドロロン、プレ
ドニゾロン、エストラジオール、グルカゴン、インスリ
ン等を挙げることができる。
【0028】生薬としては、アカメリュウキョウ、アキ
ョウ、アセンヤク、アマチャ、ウイキョウ、ウイキョウ
油、ウコン、エンメイソウ、オウギ、オウゴン、オウ
ヒ、オウレン、ガイヨウ、ガシワ、カッコン、カンゾ
ウ、キキョウ、キジツ、ケイガイ、ケイヒ、ゲンチア
ナ、ゲンノショウコ、コウジン、コウボク、ザクロヒ、
サフラン、サンサシ、サンショウ、ジオウ、シコン、シ
ャクヤク、ショウキョウ、センナ、センブリ、ソウジュ
ツ、ソヨウ、チョウジ、チョウジ油、チンピ、トウヒ、
トラガント、ニンジン、ハッカ油、ビャクジュツ、ボウ
フウ、ホップ、マオウ、1-メントール、リュウコツ、リ
ュウキョウ、レンギョウ、ワキョウカツ等を挙げること
ができる。これらはエキス剤として添加してもよく、ま
た、抽出物、粉末として添加してもよい。
【0029】ビタミン剤としては、レチノール等のビタ
ミンA群やカロチン類、チアミン、リボフラビン、ビオ
チン等のビタミンB群、アスコルビン等のビタミンC
群、コレカルシフェロール、エルゴカルシフェロール等
のビタミンD群、αートコフェロール等のビタミンE
群、フィトナジオン、メナテトレノン等のビタミンK
群、ニコチン酸、パントテン酸、葉酸等、およびこれら
の誘導体もしくはそれらの塩を挙げることができる。
【0030】本発明において、香料とは医薬品に混合可
能なものであればよく、特に限定はされない。例えば、
ウイキョウ、オイゲノール、オレンジ、カミツレ油、カ
ンフル、ケイヒ、ゲラニオール、シトロネラール、シン
ナモン、スペアミント、チョウジ、トウヒ、ハッカ、バ
ニリン、ビター、ペパーミント、ベルガモット、ボルネ
オール、ミント、メントール、レモン、ローズおよびこ
れらを成分として含む香料等を挙げることができる。好
ましくは、オレンジミクロン、オレンジエキス、オレン
ジエッセンス、オレンジ油等のオレンジ系香料、l−メ
ントール、ハッカ油、ハッカ水、スペアミント油であ
る。さらに好ましくは、オレンジミクロンおよびl−メ
ントールである。オレンジミクロンは、オレンジ香料10
%をデキストリン90%に吸着させたものであり、オレン
ジミクロンTMD-10の商品名で高砂香料工業(株)から市販
されている。
【0031】本発明において、結晶セルロースとして
は、結晶セルロース単独のもの、カルメロースナトリウ
ムと混合したもの等いずれも使用することができる。ま
た、粉末状、粒状、微粒子のいずれも使用することがで
きる。また、アビセル、セオラス、セルフィアの商品名
で市販(旭化成工業(株))されているものも使用するこ
とができる。
【0032】本発明において、結晶セルロースの配合量
は、モールド錠を成形できる量であればよく、特に限定
されない。好ましくは、全重量に対して0.1〜2重量
%、さらに好ましくは0.5〜2重量%である。
【0033】本発明に係るモールド錠には、通常、医薬
品に用いられる全ての添加剤を配合することができる。
添加剤としては例えば、賦形剤、結合剤、崩壊剤、滑沢
剤、流動化剤、コーティング剤、懸濁化剤、乳化剤、安
定化剤、矯味剤等を挙げることができる。
【0034】本発明において用いられる賦形剤として
は、乳糖、無水乳糖、白糖、D−マンニトール、トウモ
ロコシデンプン、コムギデンプン、タルク、精製ゼラチ
ン、ヒドキシプロピルスターチ、ポリビニルピロリドン
等が挙げられる。
【0035】結合剤としては、ヒドロキシプロピルセル
ロース、ヒドロキシメチルプロピルセルロース、ポリビ
ニルピロリドン、部分アルファー化デンプン、酸化デン
プン、ミツロウ等を例示することができる。
【0036】崩壊剤としては、トウモロコシデンプン、
カルメロースカルシウム、クロスカルメロースナトリウ
ム、メチルセルロース、カルボキシメチルスターチナト
リウム等を挙げることができる。
【0037】滑沢剤としては、例えばステアリン酸マグ
ネシウム、ステアリン酸カルシウム、タルク、サラシミ
ツロウ、カルナウバロウ等を挙げることができる。
【0038】流動化剤としては、軽質無水ケイ酸、タル
ク、含水二酸化ケイ素、水酸化アルミナマグネシウム等
を挙げることができる。
【0039】コーティング剤としては、ヒドロキシプロ
ピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセル
ロースフタレート、セラック、エチルセルロース、魚鱗
箔等を挙げることができる。
【0040】懸濁化剤としては、アルギン酸ナトリウ
ム、カルメロースナトリウム、メチルセルロースが挙げ
られる。
【0041】乳化剤としては、モノステアリン酸グリセ
リン、ショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化
ヒマシ油、ソルビタン脂肪酸エステル等を例示すること
ができる。
【0042】安定化剤としては、亜硫酸塩、トコフェロ
ール、ジブチルヒドロキシトルエン等が挙げられる。
【0043】矯味剤としては、白糖、D−ソルビトー
ル、キシリトール、果糖ブドウ糖液糖、グリチルリチン
酸二カリウム等を挙げることができる。
【0044】本発明に係るモールド錠は、通常行われる
製剤化方法で製造することができる。すなわち、主薬お
よび結晶セルロース、香料等の賦形剤を、ミキサー等を
使用して攪拌混合し、水やエタノール、またはこれらの
混合液を投入して練合する。この際得られるものは湿潤
混合物、湿潤錬合物、湿潤粉体、湿潤顆粒等であるが、
本発明中ではこれらを湿潤粉体と表記する。得られた湿
潤粉体を、打錠機の鋳型に入れ、圧縮成型すればよい。
この際フィルムを介して圧縮成型してもよい。
【0045】また、特開平5-271054号公報に記載され
た、薬効成分と糖類と前記糖類の粒子表面が湿る程度の
水分とを含む混合物を打錠する方法でもよい。また、例
えば特開平6-218028号公報、特開平8-19588号公報、特
開平8-19589号公報、特開平8-19590号公報に記載された
装置で製造することもできる。
【0046】
【実施例】以下に、実施例を示して本発明をさらに詳細
に説明するが、本発明はこれらに限定される訳ではな
い。
【0047】実施例1 塩酸メクリジン 125g、臭化水素酸スコポラミン 0.8g、
D−マンニトール 2611.6g、ステビア 3g、l-メントー
ル 1g、オレンジミクロン 2.6g、および結晶セルロース
28g(商品名:セオラスKG-801、旭化成工業(株))を、
スーパーミキサーを使用して780rpmで5分間混合した。
ポリビニルピロリドン 28gを水・エタノール混合液
(水:エタノール=1:1)280gに溶解し、この溶液を前
記粉体に加え、780rpmで90秒間練合した。得られた湿潤
顆粒を、湿製錠打錠機EMT-18(商品名、三共製作所(株)
製)を使用して成型後、乾燥して1錠280mgの錠剤を製
造した。
【0048】実施例2〜4 表1に示した処方で、実施例1と同様の方法で、結晶セ
ルロースをそれぞれ2、3および4%含む1錠280mgの
錠剤を製造した。
【0049】 Bスコポラミン:臭化水素酸スコポラミン PVP:ポリビニルピロリドン
【0050】比較例1〜3 実施例1と同様の方法で、結晶セルロースを含まない錠
剤(比較例1)、結晶セルロースの代わりにコーンスタ
ーチをそれぞれ5および10%添加した錠剤(比較例2、
3)を製造した。
【0051】 Bスコポラミン:臭化水素酸スコポラミン PVP:ポリビニルピロリドン
【0052】試験例1 実施例1〜4、および比較例1〜3の方法で製造した錠
剤について、それぞれの硬度、乾燥減量、摩損度、口中
崩壊時間、日本薬局方崩壊試験法による崩壊時間を測定
した。各20錠ずつを無作為に選択し、木屋式デジタル硬
度計((株)藤原製作所)を使用して硬度を測定した。ま
た、同様に各20錠ずつを抽出し、錠剤摩損度測定器(萱
垣医理科工業(株))を使用して、1枚羽根、4分間の条
件で錠剤の摩損度を測定した。乾燥減量の測定には、赤
外線水分計((株)ケッテ科学研究所)を使用し、モード
95、設定温度80℃、試料13gの条件で測定を実施した。
また、錠剤を舌上の載せて口を閉じ、唾液によって錠剤
を溶解させ、錠剤が形状を失うまでの時間を測定して、
口中崩壊時間とした。本人が錠剤の形状を失ったと感じ
たときに口を開かせ、第三者が目視で確認した。もし、
第三者が崩壊していないと判断した場合には、新しい錠
剤を舌上の乗せるところから再度繰り返した。以上の操
作を3回繰り返して、各実施例、比較例錠剤の口中崩壊
時間を評価した。また、日本薬局方崩壊試験法による崩
壊時間を、各6錠について測定した。測定には崩壊時間
自動終点測定装置 Distopper(商品名、富山産業(株))
を使用した。以上の結果を表3および4に示した。
【0053】
【0054】
【0055】表3および4から示される通り、結晶セル
ロースを配合した錠剤は、口中崩壊時間および日本薬局
方崩壊試験法による崩壊時間が短く、また、摩損度が小
さく、優れた製剤であることが明らかになった。一方、
コーンスターチを配合したものでは、摩損度が大きく保
存に適さない製剤であった。また、結晶セルロース、コ
ーンスターチのいずれも配合しない処方では、口中崩壊
時間、日本薬局方崩壊試験法による崩壊時間が長く、口
腔内溶解型の製剤としては不適切であった。
【0056】実施例5〜10 実施例1と同様の方法で、表5および6に示した処方の
錠剤(1錠280mg)を製造した。ただし、結晶セルロー
スとしては、アビセル101、アビセル301、セオラス(各
商品名、旭化成工業(株))を使用した。
【0057】 Bスコポラミン:臭化水素酸スコポラミン PVP:ポリビニルピロリドン
【0058】 Bスコポラミン:臭化水素酸スコポラミン PVP:ポリビニルピロリドン
【0059】比較例4 実施例1と同様の方法で、表7に示した処方で崩壊剤を
配合しない比較例錠剤を製造した。
【0060】 Bスコポラミン:臭化水素酸スコポラミン PVP:ポリビニルピロリドン
【0061】試験例2 実施例5〜10、比較例4の錠剤について、試験例1と同
様の試験を実施した。その結果を表8および9に示し
た。
【0062】
【0063】
【0064】表8および9から示される通り、結晶セル
ロースを配合した錠剤は、口中崩壊時間および日本薬局
方崩壊試験法による崩壊時間が短く、また、摩損度も小
さく、優れた製剤であることが明らかになった。一方、
結晶セルロースを配合しなかったものは、日本薬局方崩
壊試験法による崩壊時間が長く、口腔内溶解型の製剤と
しては不適切であった。
【0065】次に、結晶セルロースの配合量について検
討した結果を以下に示す。
【0066】実施例11〜14 実施例1と同様の方法で、表10および11に示した処方で
錠剤を製造した。
【0067】 Bスコポラミン:臭化水素酸スコポラミン PVP:ポリビニルピロリドン
【0068】比較例5 同様に表7に示した処方で、結晶セルロースを配合しな
い比較例の錠剤を製造した。
【0069】 Bスコポラミン:臭化水素酸スコポラミン PVP:ポリビニルピロリドン
【0070】試験例3 実施例11〜14、比較例5の錠剤について、試験例1と同
様の試験を実施した。その結果を表12および13に示し
た。
【0071】
【0072】
【0073】表12および表13に示した通り、結晶セルロ
ースを1または2%配合した錠剤は、崩壊時間が短く、
また摩損度の低い優れた製剤であった。しかし結晶セル
ロースを3または4%以上配合した処方では、崩壊時間
は短いものの、摩損度が高く保存に適さない製剤である
ことが明らかになった。
【0074】
【発明の効果】本発明により、メントールやオレンジ等
の香料を配合しても崩壊時間が遅延しない、優れたモー
ルド錠を得ることができるようになった。本発明のモー
ルド錠は、高齢者や幼児にも服用しやすい製剤である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 47/08 A61K 47/08 47/10 47/10 47/38 47/38 A61P 1/08 A61P 1/08 (72)発明者 泉澤 勝弘 千葉県市川市南行徳1−3−8 Fターム(参考) 4C076 AA37 BB01 CC01 CC09 DD37 DD61 DD67 EE16 EE31 FF06 FF33 FF52 GG14 4C086 AA01 AA02 BC50 CB07 MA03 MA05 MA35 MA52 NA09 NA11 ZA14 4C206 AA01 AA02 FA10 MA03 MA05 MA55 MA72 NA09 NA11 ZA14

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】薬物、香料および結晶セルロースを含み口
    腔内で崩壊することを特徴とするモールド錠。
  2. 【請求項2】口腔内で30秒以内に崩壊することを特徴
    とする請求項1記載のモールド錠。
  3. 【請求項3】薬物が鎮暈剤である請求項1または2に記
    載のモールド錠。
  4. 【請求項4】鎮暈剤がジフェンヒドラミン、ジプロフィ
    リン、スコポラミン、ジメンヒドリナートおよびメクリ
    ジンから選ばれる1種以上である請求項3記載のモール
    ド錠。
  5. 【請求項5】香料がオイゲノール、オレンジ、ゲラニオ
    ール、シトロネラール、シンナモン、バニリン、ボルネ
    オール、l−メントールおよびこれらを成分として含む
    香料からなる群から選ばれる1種以上である請求項1か
    ら4のいずれかに記載のモールド錠。
  6. 【請求項6】結晶セルロースを0.5〜2重量%含有す
    ることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のモ
    ールド錠。
  7. 【請求項7】薬物、香料、結晶セルロースおよび賦形剤
    を含む湿潤粉体を鋳型に充填し、フィルムを介して圧縮
    成型することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記
    載のモールド錠。
  8. 【請求項8】樹脂フィルムを成形して容器を作り、該容
    器内に薬物、香料、結晶セルロースおよび賦形剤を含む
    湿潤粉体を過分に加圧充填して、前記加圧充填された湿
    潤粉体の表面を擦り切ることを含む方法によって製造し
    た請求項1〜6のいずれかに記載のモールド錠。
  9. 【請求項9】複数の充填穴を備えた第1テーブルと、複
    数のモールド穴を備えて前記第1テーブルに部分的に接
    触して相対移動する第2テーブルとを使用し、前記第1
    テーブルの充填穴に、薬物、香料、結晶セルロースおよ
    び賦形剤を含む湿潤粉体を過分に供給し、前記充填穴に
    供給された湿潤粉体を第1テーブルの充填穴と第2テー
    ブルのモールド穴が重なる位置で充填ピンにより第2テ
    ーブルのモールド穴に加圧充填し、次いで両テーブルを
    相対移動させることにより、前記モールド穴内の湿潤粉
    体を擦り切ることを含む方法によって製造した請求項1
    〜6のいずれかに記載のモールド錠。
  10. 【請求項10】薬物、香料、結晶セルロースおよび賦形
    剤を含む湿潤粉体を錠剤成形用の穴に充填し、前記穴の
    中の湿潤粉体の少なくとも一方の面を、湿潤粉体に接触
    する側の面に離型剤を塗布した張り付き防止フィルムを
    介して成形用金型により錠剤の形に成形することを含む
    方法によって製造した請求項1〜6のいずれかに記載の
    モールド錠。
  11. 【請求項11】薬物、香料、結晶セルロースおよび賦形
    剤を含み、口腔内で30秒以内に崩壊するモールド錠を
    製造する際に、結晶セルロースを混合および/または練
    合することを特徴とするモールド錠の製造方法。
  12. 【請求項12】薬物が鎮暈剤である請求項11に記載の
    モールド錠の製造方法。
  13. 【請求項13】鎮暈剤がジフェンヒドラミン、ジプロフ
    ィリン、スコポラミン、ジメンヒドリナートおよびメク
    リジンから選ばれる1種以上である請求項12に記載の
    モールド錠の製造方法。
  14. 【請求項14】香料がオイゲノール、オレンジ、ゲラニ
    オール、シトロネラール、シンナモン、バニリン、ボル
    ネオール、l−メントールおよびこれらを成分として含
    む香料からなる群から選ばれる1種以上である請求項1
    1〜13のいずれかに記載のモールド錠の製造方法。
  15. 【請求項15】結晶セルロースを0.5〜2重量%含有
    させることを特徴とする請求項11〜14のいずれかに
    記載のモールド錠の製造方法。
  16. 【請求項16】薬物、香料、結晶セルロースおよび賦形
    剤を含む湿潤粉体を鋳型に充填し、フィルムを介して圧
    縮成型することを特徴とする請求項11〜15のいずれ
    かに記載のモールド錠の製造方法。
  17. 【請求項17】樹脂フィルムを成形して容器を作り、薬
    物、香料、結晶セルロースおよび賦形剤を含む湿潤粉体
    を過分に充填して、打錠することを特徴とする請求項1
    1〜15のいずれかに記載のモールド錠の製造方法。
  18. 【請求項18】複数の充填穴を備えた第1テーブルと、
    複数のモールド穴を備えて前記第1テーブルに部分的に
    接触して相対移動する第2テーブルとを使用し、前記第
    1テーブルの充填穴に、薬物、香料、結晶セルロースお
    よび賦形剤を含む湿潤粉体を過分に供給し、前記充填穴
    に供給された湿潤粉体を第1テーブルの充填穴と第2テ
    ーブルのモールド穴が重なる位置で充填ピンにより第2
    テーブルのモールド穴に加圧充填し、次いで両テーブル
    を相対移動させることにより、前記モールド穴内の湿潤
    粉体を擦り切ることを含むことを特徴とする請求項11
    〜15のいずれかにかに記載のモールド錠の製造方法。
  19. 【請求項19】薬物、香料、結晶セルロースおよび賦形
    剤を含む湿潤粉体を錠剤成形用の穴に充填し、前記穴の
    中の湿潤粉体の少なくとも一方の面を、湿潤粉体に接触
    する側の面に離型剤を塗布した張り付き防止フィルムを
    介して成形用金型により錠剤の形に成形することを特徴
    とする請求項11〜15のいずれかに記載のモールド錠
    の製造方法。
JP2001399379A 2000-12-28 2001-12-28 鋳型錠 Expired - Fee Related JP4162405B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001399379A JP4162405B2 (ja) 2000-12-28 2001-12-28 鋳型錠

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000-400716 2000-12-28
JP2000400716 2000-12-28
JP2001399379A JP4162405B2 (ja) 2000-12-28 2001-12-28 鋳型錠

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002255797A true JP2002255797A (ja) 2002-09-11
JP4162405B2 JP4162405B2 (ja) 2008-10-08

Family

ID=26607055

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001399379A Expired - Fee Related JP4162405B2 (ja) 2000-12-28 2001-12-28 鋳型錠

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4162405B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003068194A1 (fr) * 2002-02-15 2003-08-21 Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. Comprimes presentant des caracteristiques de comprimes ameliorees et procede de production de ces derniers
WO2005007167A1 (ja) * 2003-07-17 2005-01-27 Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. 固形製剤
JP2005047861A (ja) * 2003-07-30 2005-02-24 Shionogi & Co Ltd 結晶セルロースを含有する安定な錠剤
JP2011184378A (ja) * 2010-03-10 2011-09-22 Zensei Yakuhin Kogyo Kk 口腔内崩壊製剤
JP2013216632A (ja) * 2012-04-11 2013-10-24 Rohto Pharmaceutical Co Ltd 医薬組成物
JP2017014292A (ja) * 2016-10-24 2017-01-19 ロート製薬株式会社 医薬組成物
WO2019124184A1 (en) * 2017-12-18 2019-06-27 Ssp Co., Ltd., Japan Sheet formulation for oral use
JP2021105057A (ja) * 2015-09-10 2021-07-26 大正製薬株式会社 固形製剤

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3023109A4 (en) 2013-07-19 2017-01-04 Sanwa Kagaku Kenkyusho Co., Ltd Orally disintegrating tablet

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003068194A1 (fr) * 2002-02-15 2003-08-21 Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. Comprimes presentant des caracteristiques de comprimes ameliorees et procede de production de ces derniers
WO2005007167A1 (ja) * 2003-07-17 2005-01-27 Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. 固形製剤
JPWO2005007167A1 (ja) * 2003-07-17 2006-08-31 協和醗酵工業株式会社 固形製剤
JP4673745B2 (ja) * 2003-07-17 2011-04-20 協和発酵キリン株式会社 固形製剤
JP2005047861A (ja) * 2003-07-30 2005-02-24 Shionogi & Co Ltd 結晶セルロースを含有する安定な錠剤
JP4702763B2 (ja) * 2003-07-30 2011-06-15 塩野義製薬株式会社 結晶セルロースを含有する安定な錠剤
JP2011184378A (ja) * 2010-03-10 2011-09-22 Zensei Yakuhin Kogyo Kk 口腔内崩壊製剤
JP2013216632A (ja) * 2012-04-11 2013-10-24 Rohto Pharmaceutical Co Ltd 医薬組成物
JP2021105057A (ja) * 2015-09-10 2021-07-26 大正製薬株式会社 固形製剤
JP7259884B2 (ja) 2015-09-10 2023-04-18 大正製薬株式会社 固形製剤
JP2017014292A (ja) * 2016-10-24 2017-01-19 ロート製薬株式会社 医薬組成物
WO2019124184A1 (en) * 2017-12-18 2019-06-27 Ssp Co., Ltd., Japan Sheet formulation for oral use

Also Published As

Publication number Publication date
JP4162405B2 (ja) 2008-10-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Fini et al. Fast dispersible/slow releasing ibuprofen tablets
Bredenberg et al. In vitro and in vivo evaluation of a new sublingual tablet system for rapid oromucosal absorption using fentanyl citrate as the active substance
JP5209876B2 (ja) 速崩壊性錠剤及びその製造方法
TW201022253A (en) Solid composition for controlled release of ionizable active agents with poor aqueous solubility at low pH and methods of use thereof
RU2725074C1 (ru) Композиция таблетки леналидомида для перорального приема
JP2011225588A (ja) 口腔内崩壊型組成物及び口腔内崩壊型製剤
KR101400064B1 (ko) 건식 직타 속붕괴성 정제
WO2006115770A2 (en) Orally disintegrating pharmaceutical tablet formulations of olanzapine
Swamivelmanickam et al. Mouth dissolving tablets: an overview
JP4162405B2 (ja) 鋳型錠
JP2003034655A (ja) 速崩壊性固形製剤
Alburyhi et al. Formulation and Evaluation of Ticagrelor Orodispersible Tablets
JP2003176242A (ja) 速崩壊性圧縮成型物及びその製造法
JP5204976B2 (ja) イグラチモドを含有する速崩壊性錠剤
WO2005039543A1 (en) Self-supporting films for pharmaceutical and food use
TW201517933A (zh) 超高速崩解錠劑及其製造方法
KR20080080318A (ko) 지용성 약물을 함유하는 구강내 속붕정
KR102431738B1 (ko) 초고속 붕해 정제 및 그 제조 방법
JP4601271B2 (ja) 圧縮成形製剤およびその製造方法
Nikam et al. Mouth dissolving tablets: an overview
TW202211909A (zh) 超高速崩解錠劑及其製造方法
More et al. Orodispersible tablet-A novel drug delivery system
JP2020094022A (ja) 賦形剤顆粒、錠剤及び錠剤の製造方法
JP4575717B2 (ja) アンピロキシカム含有医薬組成物とその安定化方法及びその製造方法
Qadir et al. Fast dissolving tablet: An updated review

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040329

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040528

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20060705

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070221

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070410

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20070410

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20070410

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070904

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071101

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071121

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20071127

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20080201

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080722

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110801

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4162405

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110801

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120801

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130801

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees