JP2002255164A - コンテナ - Google Patents

コンテナ

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JP2002255164A
JP2002255164A JP2001055988A JP2001055988A JP2002255164A JP 2002255164 A JP2002255164 A JP 2002255164A JP 2001055988 A JP2001055988 A JP 2001055988A JP 2001055988 A JP2001055988 A JP 2001055988A JP 2002255164 A JP2002255164 A JP 2002255164A
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JP
Japan
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side walls
pair
container
locking structure
latch
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001055988A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruhiro Endo
治弘 遠藤
Masao Harada
正雄 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyoraku Co Ltd
Original Assignee
Kyoraku Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kyoraku Co Ltd filed Critical Kyoraku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組み立てと折り畳みが容易であって強度およ
び耐久性にすぐれたコンテナを提供する。 【解決手段】 コンテナは、底壁1の各辺に起倒自在に
連結された対向する一対の側壁2a,2bと、対向する
他の一対の側壁2c、2dとで構成する。一対の側壁2
a,2bに対して起立させた他の一対の側壁2c、2d
の内方への倒れを阻止する突部4と、外方への倒れを阻
止するための係止凹溝5と係止突条6を備える。一対の
側壁2a,2bの上端部に形成したラッチ受部7に他の
一対の側壁2c、2dの上端部に取り付けたラッチ8を
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、底壁の各辺に起倒
自在に連結された対向する一対の側壁と対向する他の一
対の側壁を有し、各側壁を起立させて上面が開放した箱
形の容器を構成するコンテナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、物品の収納や運搬等のために使用
されるコンテナであって、底壁に対して側壁が展開自在
であり、使用時に側壁を起立させて組み立てる構造の組
立式コンテナは、特開平8−318939号公報に記載
されているものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、特開平8−
318939号公報に記載されているコンテナにおいて
は、対向する一対の側壁に対して他の対向する側壁を起
立させて係止する構造を備えているが、係止構造の係止
突起を高くしかつ係止凹部を深くしなければ十分な係止
強度をもたせることが難しい。このため、この種のコン
テナにおいて、一対の側壁と他の一対の側壁の係止強度
を高くするほどその組み立てにも、また折り畳み時にも
大きな力を要し、その作業性が損なわれるだけでなく、
組み立てと折り畳みの際に係止構造に強い変形歪みが生
じて、早期破損をきたすことが問題となっていた。
【0004】そこで、本発明は、底壁の各辺に起倒自在
に連結された対向する一対の側壁と対向する他の一対の
側壁を有し、各側壁を起立させて上面が開放した箱形の
容器を構成するコンテナにおいて、内側係止構造と外側
係止構造の間に位置するラッチ構造により互いの側壁を
連結することにより、内側係止構造および外側係止構造
を一対の側壁に対して他の一対の側壁を単に起立保持す
るだけのものとしても、一対の側壁または他の一対の側
壁およびそれらに掛かる荷重により内側係止構造および
外側係止構造による他の一対の側壁の係止外れを起こさ
ないばかりか、内側係止構造および外側係止構造により
他の一対の側壁が係止外れを起こさないことによってラ
ッチ構造にも捻り荷重が加わらず、組み立てと折り畳み
が容易であって強度および耐久性にすぐれたものを提供
することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の請求項1に係るコンテナは、底壁の各辺に起
倒自在に連結された対向する一対の側壁と対向する他の
一対の側壁を有し、各側壁を起立させて上面が開放した
箱形の容器を構成するコンテナであって、一対の側壁の
側端部内面に、起立させた他の一対の側壁の内方への倒
れを阻止する内側係止構造と外側への倒れを阻止する外
側係止構造をそれぞれ備えるとともに、一対の側壁と他
の一対の側壁の上端部には上記内側係止構造と外側係止
構造との間に位置して互いを係合するラッチ構造を備え
て成ることを特徴とするものである。
【0006】また、本発明の請求項2に係るコンテナ
は、請求項1の構成において、内側係止構造は、一対の
側壁の側端部内面に形成した突部で成り、外側係止構造
は一対の側壁の側端部内面に形成した係止凹溝と他の一
対の側壁の側端部に形成した係止突条で成ることを特徴
とするものである。
【0007】本発明の請求項3に係るコンテナは、請求
項1または2の構成において、ラッチ構造は、一対の側
壁の上端部に形成したラッチ受部に他の一対の側壁の上
端部に取り付けたラッチで成ることを特徴とするもので
ある。
【0008】本発明の請求項4に係るコンテナは、請求
項1、2または3の構成において、一対の側壁、他の一
対の側壁および底壁を中空二重壁構造としたことを特徴
とするものである。
【0009】本発明の請求項5に係るコンテナは、請求
項1、2、3または4の構成において、一対の側壁、他
の一対の側壁および底壁は、ブロー成形により構成する
ことを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施の形態に係
るコンテナの全体斜視図、図2は一対の側壁および他の
一対の側壁をともに折り畳んだ態様を示す全体斜視図、
図3は一対の側壁を起立保持し、かつ他の一対の側壁を
起立する過程を示す斜視図、図4は一対の側壁の一部を
示す斜視図、図5は図1のV−V線矢視方向の断面図で
ある。
【0011】図示のコンテナは、底壁1と、その四辺に
それぞれ軸止め構造により起倒自在に連結された4つの
側壁、すなわち対向する一対の側壁2a,2b、対向す
る他の一対の側壁2c,2dとで構成されている。
【0012】コンテナを構成する底壁1および4つの側
壁2a〜2dは、熱可塑性合成樹脂(例えば、高密度ポ
リエチレン、ポリプロピレン、エンジニアリングプラス
チック)をブロー成形してなる中空二重壁構造を成して
いる。
【0013】コンテナにおいて、底壁1の各辺に連結さ
れる側壁2a〜2dのうち対向する他の一対の側壁2
c,2dは、底壁1の上面に接して折り畳めるように底
壁1側に軸止めされており、一対の側壁2a,2bは、
底壁1の上面に接して折り畳んだ上記他の一対の側壁2
c,2dの上面に接して折り畳めるように底壁1側に軸
止めされている。一対の側壁2a,2bは、それぞれ起
立姿勢より外側に倒れないように底壁1に係止するスト
ッパー部3を備えている。
【0014】一対の側壁2a,2bの側端部内面には、
起立させた他の一対の側壁の内方への倒れを阻止する内
側係止構造と外側への倒れを阻止する外側係止構造をそ
れぞれ備えている。すなわち、内側係止構造は、一対の
側壁2a,2bの側端部内面の上部に形成した突部4で
成り、この突部4は他の一対の側壁2c,2dが起立す
る過程で、また折り畳む過程でその側端部がそれぞれ乗
り越え可能な突出高さのものであり、かつそれぞれの乗
り越えが円滑なように傾斜面4a,4bを有している。
また、外側係止構造は、一対の側壁2a,2bの側端部
内面に形成した係止凹溝5と他の一対の側壁2c,2d
の側端部に形成した係止突条6とで構成されている。一
対の側壁2a,2bの上端部には、上記突部4と係止凹
溝5との間に位置してラッチ受け部7が形成されてお
り、他の一対の側壁2c,2dの上端部にはラッチ8が
取り付けられている。そして、これらラッチ受け部7と
ラッチ8により内側係止構造と外側係止構造との間に位
置して互いを係合するラッチ構造を成している。
【0015】本発明に係るコンテナを組み立てるには、
図2に示すように平坦に折り畳まれている状態から、ま
ず一対の側壁2a,2bを起立させ、ストッパー部3を
底壁1に係止させた姿勢とする(図3)。次いで他の一
対の側壁2c,2dを起こして突部4を乗り越えさせ、
かつ係止凹溝5に係止突条6を係止させると、起立して
いる一対の側壁2a,2bに対して、起立した他の一対
の側壁2c、2dは、突部4に支持されて内側への倒れ
が阻止され、かつ係止凹溝5に係止突条6が係止して外
側への倒れが阻止される。そして、この状態においてラ
ッチ受け部7にラッチ8を掛けると、一対の側壁2a,
2bと他の一対の側壁2c、2dがラッチ受け部7とラ
ッチ8により連結され、上面が開放した箱形の容器を構
成するコンテナが形成される(図1)。
【0016】コンテナを折り畳むには、まず、ラッチ8
をラッチ受け部7から外し、他の一対の側壁2c,2d
を内方に押して、突部4を乗り越えさせて他の一対の側
壁2c、2dを底壁1の上面に接する状態に倒し、次い
で一対の側壁2a,2bを同様に倒して、底壁1上に他
の一対の側壁2c,2dとその上に一対の側壁2a,2
bを折り畳んで、図2に示すように平坦でコンパクトな
態様とする。
【0017】図1に示す組み立て状態においては、突部
4による内側係止構造および係止凹部5と係止突条6に
よる外側係止構造が、一対の側壁2a,2bに対して他
の一対の側壁2c、2dを単に起立保持するだけのもの
としても、一対の側壁2a,2bまたは他の一対の側壁
2c,2dおよびそれらに掛かる荷重により内側係止構
造および外側係止構造による他の一対の側壁2c、2d
が係止外れを起こさないばかりか、内側係止構造および
外側係止構造により他の一対の側壁2c、2dが係止保
持され続けることによって、ラッチ構造を成すラッチ8
にも捻り荷重が加わらない。このことから本発明に係る
コンテナによれば、突部4を低く、また係止凹溝5を浅
くかつ係止突条6を低くすることができるので、組み立
てと折り畳みが容易であって強度および耐久性にすぐれ
たコンテナを得ることができる。
【0018】上記実施の形態に係るコンテナは、ブロー
成形により形成し、中空二重壁構造であるので、緩衝性
および断熱性が高いものである。
【0019】本発明は、図示の実施の形態に限らず、種
々他の実施の形態とすることが可能である。すなわち、
図示の実施の形態では、底壁1と一対の側壁2a,2b
および他の一対の側壁2c,2dをいずれも中空二重壁
構造としたが、それらは単壁構造であっても本発明の目
的を達成することができる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、底壁の各辺に起倒自在
に連結された対向する一対の側壁と対向する他の一対の
側壁を有し、各側壁を起立させて上面が開放した箱形の
容器を構成するコンテナにおいて、内側係止構造と外側
係止構造の間に位置するラッチ構造により互いの側壁を
連結することにより、内側係止構造および外側係止構造
は一対の側壁に対して他の一対の側壁を単に起立保持す
るだけのものとしても、一対の側壁または他の一対の側
壁およびそれらに掛かる荷重により内側係止構造および
外側係止構造による他の一対の側壁の係止外れを起こさ
ないばかりか、内側係止構造および外側係止構造により
他の一対の側壁が係止はずれを起こさないことによって
ラッチ構造にも捻り荷重が加わらず、組み立てと折り畳
みが容易であって強度および耐久性にすぐれたものを得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るコンテナの全体斜
視図である。
【図2】一対の側壁および他の一対の側壁をともに折り
畳んだ態様を示す全体斜視図である。
【図3】一対の側壁を起立保持し、かつ他の一対の側壁
を起立する過程を示す斜視図である。
【図4】一対の側壁の一部を示す斜視図である。
【図5】図1のV−V線矢視方向の断面図である。
【符号の説明】
1 底壁 2a,2b 一対の側壁 2c,2d 他の一対の側壁 3 ストッパー部 4 突部 4a,4b 傾斜面 5 係止凹溝 6 係止突条 7 ラッチ受け部 8 ラッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底壁の各辺に起倒自在に連結された対向
    する一対の側壁と対向する他の一対の側壁を有し、各側
    壁を起立させて上面が開放した箱形の容器を構成するコ
    ンテナであって、一対の側壁の側端部内面に、起立させ
    た他の一対の側壁の内方への倒れを阻止する内側係止構
    造と外側への倒れを阻止する外側係止構造をそれぞれ備
    えるとともに、一対の側壁と他の一対の側壁の上端部に
    は上記内側係止構造と外側係止構造との間に位置して互
    いを係合するラッチ構造を備えて成ることを特徴とする
    コンテナ。
  2. 【請求項2】 内側係止構造は、一対の側壁の側端部内
    面に形成した突部で成り、外側係止構造は一対の側壁の
    側端部内面に形成した係止凹溝と他の一対の側壁の側端
    部に形成した係止突条で成ることを特徴とする請求項1
    記載のコンテナ。
  3. 【請求項3】 ラッチ構造は、一対の側壁の上端部に形
    成したラッチ受部に他の一対の側壁の上端部に取り付け
    たラッチで成ることを特徴とする請求項1または2記載
    のコンテナ。
  4. 【請求項4】 一対の側壁、他の一対の側壁および底壁
    を中空二重壁構造としたことを特徴とする請求項1、2
    または3記載のコンテナ。
  5. 【請求項5】 一対の側壁、他の一対の側壁および底壁
    は、ブロー成形により構成することを特徴とする請求項
    1、2、3または4記載のコンテナ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10065763B2 (en) 2016-09-15 2018-09-04 Arena Packaging, Llc Wall latching system

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