JP2002255118A - 粉粒体自動袋詰装置のための袋体自動供給システム - Google Patents

粉粒体自動袋詰装置のための袋体自動供給システム

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JP2002255118A
JP2002255118A JP2001055057A JP2001055057A JP2002255118A JP 2002255118 A JP2002255118 A JP 2002255118A JP 2001055057 A JP2001055057 A JP 2001055057A JP 2001055057 A JP2001055057 A JP 2001055057A JP 2002255118 A JP2002255118 A JP 2002255118A
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Katsuji Obara
勝次 小原
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NIPPON JIDO FUKUROZUMEKI KOGYO KK
Nippon Jido Fukurozumeki Manufacturing Co Ltd
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NIPPON JIDO FUKUROZUMEKI KOGYO KK
Nippon Jido Fukurozumeki Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】システム構成を簡素化して省スペース化を実現
することにより粉粒体の袋詰め作業を効率よく行える袋
体自動供給システムの提供。 【解決手段】充填用の水平ノズルNとの間に間隔をお
き、かつ、仕切られたブロック毎に弁口4を水平ノズル
Nに対向させて積み重ねられた袋体1を自動搬送する袋
体自動搬送装置12と、該袋体自動搬送装置12と水平
ノズルNとの間に設置されて今回袋詰め分の袋体1を移
送して水平ノズルNに自動装着する自動給袋装置42と
で袋体自動供給システム11を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉粒体自動袋詰装
置を介して粉粒物を自動的に袋詰めする際に好適な袋体
自動供給システムに関する技術である。
【0002】
【従来の技術】顆粒状の飼料などのような各種の粒体
や、カーボンブラックやセメントや石灰などのような嵩
密度の小さな各種の粉体は、袋詰作業時に粉塵が発生し
やすいことや作業的に過酷であることなどもあって、従
来より外弁式や内弁式の弁口を備えた袋体を用いて粉塵
の発生を防止しながら自動的に充填して袋詰めができる
ように無人化された自動袋詰システムが採用されてお
り、該システムを採用することにより、周辺環境の汚染
防止や作業者の安全衛生の確保のほか、省力化も実現さ
れるに至っている。
【0003】そして、この場合の上記自動袋詰システム
は、通常、適宜構造の袋体収納ラックから1枚ずつ袋体
を取り出す袋体取出し工程と、取り出された袋体を粉粒
体充填位置へと正確に位置決めして移送する袋体移送工
程と、送り込まれた袋体に対し粉体を定量充填する粉粒
体充填工程と、充填後の粉粒体を封止する袋体封止工程
と、封止後の袋体を所定位置へと搬出する袋体搬出工程
とを経ることにより行われている。
【0004】図11は、従来より上記自動袋詰システム
に採用されている内弁式の弁口を備えた袋体の概略構成
図であり、粉粒体を充填する前の袋体1は、略方形の平
面形状を呈する袋本体部2と、該袋本体部2の一側開口
部と他側開口部とを各別に閉止する一対の閉止面部3,
6とを有し、これら閉止面部3,6のいずれか一方、図
示例では閉止面部3の一側短辺3a側に開設された弁口
4を備え、袋本体部2の一側面側に各閉止面部3,6側
が各別に折り重ねられて略平坦な状態となった平面形状
のもとで形成されている。
【0005】図12は、袋体1内に粉粒体を充填する際
の状態を示す説明図であり、閉止面部3が保持された状
態で袋本体部2側を強制的に引き下げることにより弁口
4に開口部5が形成され、この開口部5を介して粉粒体
自動袋詰装置が備える充填用の水平ノズルNが導入さ
れ、袋体1内に粉粒体を自動充填できるようになってい
る。
【0006】ところで、粉粒体が充填される前の袋体1
は、図11に示されているように各閉止面部3,6がそ
れぞれ袋本体部2側と重なり合ってその分だけ厚みが増
している。
【0007】したがって、例えば袋体収納ラック上に多
数枚の袋体1を積み重ねた際には、各閉止面部3,6の
側に対し袋本体部2の側が落ち込んだ湾曲状となってし
まうことになる。
【0008】しかも、上記自動袋詰システムにおいて袋
体取出し工程を自動化しようとするときは、多数枚の袋
体1が正確に位置決めされて積み重ねられていることが
必須の条件となるにもかかわらず、袋本体部2側が湾曲
状となってしまうので正確な位置決めができなくなる。
【0009】このため、従前から実施されている袋体取
出工程においては、例えば特開昭54−38893号公
報に開示されている「自動給袋装置」や特開昭58−2
16520号公報に開示されている「自動給袋装置」な
どのように、袋体を積みかねることなく一枚ずつ吊持し
ながら横方向での所定位置へと移送して取り出す手法
や、特開昭53−83275号公報に開示されている
「自動包装機用給袋機」のように直立状態の袋体を一枚
ずつ挟持しながら横方向での所定位置へと移送して取り
出す手法などを採用せざるを得なかった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、袋体を吊持す
る従来手法による場合には、平面的に大きな設置スペー
スが必要になるばかりでなく、袋体を吊持して移送する
ための機構も複雑化してしまい、結果的に保守作業の煩
雑化とシステム全体のコストアップを招いてしまうとい
った不都合があった。また、袋体を一枚ずつ挟持する従
来手法による場合には、袋体のセッティングに時間を要
して作業が煩雑になる不具合があった。さらに、これら
の従来手法による場合には、複数本の水平ノズルに対し
同時に袋体を自動供給できないため作業性が悪いという
問題もあった。
【0011】本発明は従来技術にみられた上記課題に鑑
み、粉粒体の袋詰め作業を省スペース化を実現するなか
で効率よく行えるようにコンパクト化した粉粒体自動袋
詰装置のための袋体自動供給システムを提供することに
その目的がある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成すべくなされたものであり、そのうちの第1の発明
(今回袋詰め分の袋体吊持機構)は、略方形の平面形状
を呈する袋本体部と、該袋本体部の一側開口部と他側開
口部とを各別に閉止する一対の閉止部面とを有し、これ
ら閉止面部のいずれか一方の一側短辺側に開設された弁
口を備え、前記袋本体部の一側面側に各閉止面部側が折
り重ねられて略扁平状となって用意される袋体に対して
適用され、該袋体にあって前記弁口を備える側の閉止面
部への吸着が自在な吊持用パッド部と、該吊持用パッド
部を昇降制御する昇降部とを少なくとも備え、これら吊
持用パッド部と昇降部とで前記袋体をその自重により略
T字状を呈するように吊持自在としたことに構成上の特
徴がある。
【0013】また、第2の発明(今回袋詰め分の袋体の
ための前処理装置)は、前記弁口を備える側の閉止面部
を介して袋体を吊持する上記袋体吊持機構と、吊持され
た前記袋体における前記袋本体部側を引き下げることに
より前記弁口に開口部を形成する弁口開口機構とを具備
させたことの構成上の特徴がある。
【0014】さらに、第3の発明(自動給袋装置)は、
粉粒体自動袋詰装置が備える充填用の水平ノズルと弁口
とが対向するように位置決めして積み重ねられた袋体の
最上位に位置している今回袋詰め分の袋体の吊持とその
開放とを自在に形成された袋体吊持機構と、吊持された
袋体の前記弁口の強制開口とその開放とを自在に形成さ
れた弁口開口機構と、これら両機構を介して保持された
袋体を移動させて前記水平ノズルへの前記弁口を介して
の自動装着と、袋体を開放した後の前記両機構の当初位
置への復帰とを自在に形成された往復移動機構とを少な
くとも具備させたことに構成上の特徴がある。
【0015】一方、第4の発明(袋体自動供給システ
ム)は、粉粒体自動袋詰装置が備える充填用の水平ノズ
ルとの間に所定の離間距離をおき、かつ、搬送方向とは
直交する方向に仕切られたブロック毎に弁口が前記水平
ノズルと対向するように位置決めして積み重ねられた袋
体を自動搬送する袋体自動搬送装置と、該袋体自動搬送
装置と前記粉粒体自動袋詰装置との間に設置される上記
第1の発明に係る自動給袋装置とで少なくとも構成さ
れ、前記袋体自動搬送装置は、袋体をブロック毎に載置
して搬送する搬送機構と、該搬送機構を駆動制御して今
回供給分の前記ブロック内が空になった際に今回供給位
置へと次回供給分の前記ブロックを移動して待機させる
駆動機構とを備え、前記袋体自動搬送装置により搬送さ
れた今回袋詰め分の前記袋体は、前記自動給袋装置を介
することにより前記水平ノズルへの自動装着を自在とし
たことに構成上の特徴がある。
【0016】第4の発明において、前記粉粒体自動袋詰
装置が横並びに所定間隔をおいて配置された2管構成の
前記水平ノズルを備えている場合、前記袋体自動搬送装
置と自動給袋装置とは、第1の水平ノズルと第2の水平
ノズルとへの各別の対応が自在な各二列構成で配設すれ
ばよい。
【0017】また、第4の発明において、前記粉粒体自
動袋詰装置が横並びに所定間隔をおいて順に配置された
3管構成の前記水平ノズルを備えている場合、前記袋体
自動搬送装置は、第1の水平ノズルと第3の水平ノズル
とのために今回供給分として前後で隣り合う2つの前記
ブロックが用いられる一方の袋体自動搬送装置と、第2
の水平ノズルのための今回供給分としての1つの前記ブ
ロックが用いられる他方の袋体自動搬送装置との二列構
成で配設し、前記自動給袋装置は、第1の袋体自動搬送
装置と第2の袋体自動搬送装置と前記各水平ノズルとの
各位置関係に対応させた第1列から第3列までの三列構
成で配設すればよい。
【0018】さらに、第4の発明において、前記粉粒体
自動袋詰装置が横並びに所定間隔をおいて順に配置され
た4管構成の前記水平ノズルを備えている場合、前記袋
体自動搬送装置は、第1の水平ノズルと第3の水平ノズ
ルとのために今回供給分として前後で隣り合う2つの前
記ブロックが用いられる一方の袋体自動搬送装置と、第
2の水平ノズルと第4の水平ノズルとのために今回供給
分として前後で隣り合う2つの前記ブロックが用いられ
る他方の袋体自動搬送装置との二列構成で配設し、前記
自動給袋装置は、一方の袋体自動搬送装置と他方の袋体
自動搬送装置と前記各水平ノズルとの各位置関係に対応
させた第1列から第4列までの四列構成で配設すればよ
い。
【0019】
【発明の実施の形態】図1ないし図3は、横並びに所定
間隔をおいて配置された2管構成の水平ノズルを備えた
粉粒体自動袋詰装置に対応させた本発明(第4の発明)
に係る袋体自動供給システムの構成例を示すものであ
り、そのうちの図1は概略正面図を、図2は一部を省略
した平面図を、図3は概略側面図をそれぞれ示す。な
お、図3中の右側で袋体1を吊持している自動給袋装置
42は、説明の都合上便宜的に図示したものであり、同
図において自動給袋装置42が3台設置されていること
を示すものではない。
【0020】これらの図によれば、袋体自動供給システ
ム11の全体は、粉粒体自動袋詰手段101が備える充
填用の水平ノズルNである第1の水平ノズルN と第
2の水平ノズルNとに対応させるべく各二列で配設さ
れた袋体自動搬送装置12(12A,12B)と自動給
袋装置42とで構成されている。
【0021】まず、袋体自動搬送装置12について図4
(a),(b)を参酌しながら説明すれば、その全体
は、積み上げられた複数枚の袋体1を載置して搬送する
搬送機構13と、該搬送機構13を制御自在に駆動する
駆動機構26とで、例えば図2に示す水平ノズルNとの
間に所定の離間距離をおき、かつ、搬送方向とは直交す
る方向に仕切られたブロック毎に弁口4が水平ノズルN
と対向するように位置決めして積み重ねられた図11に
示す袋体1の自動搬送を自在にして形成されている。
【0022】このうち、搬送機構13は、所要間隔を離
間させて基枠14に回転自在に軸支させた一対の回転軸
15,17と、これら回転軸15,17のそれぞれの両
端側に各別に取り付けられた鎖車16,16及び18,
18と、それぞれの鎖車16と鎖車18との間に巻回さ
れた一対の無端ローラチェーン19,20と、搬送路2
1を形成すべくこれら無端ローラチェーン19,20相
互間に一定の間隔をおいて配設された多数本の袋体載置
杆22とを備えて構成されている。この場合における回
転軸15,17相互の離間距離は、少なくとも常に2以
上のブロック内に袋体1を各別に積み重ねておくことが
できるものであれば、所望に応じて適宜定めることがで
きる。
【0023】しかも、対応する袋体載置杆22の長さ方
向には、一定間隔毎に搬送方向と直交する方向に搬送路
21を仕切って複数枚の袋体1をブロック毎に搬送する
仕切板23が各別に立設されている。また、一方の無端
ローラチェーン19が位置している側の袋体載置杆22
の側端部22a上には、ブロック毎の袋体1を仕切板2
3との間で位置決めするための位置規制杆24が所定間
隔をおいて各別に立設されている。
【0024】一方、駆動機構26は、駆動源としてのモ
ータ27と、該モータ27の回転軸28に固着された原
動側歯車29と、回転軸17に固着された従動側歯車3
0と、駆動側歯車29と従動側歯車30との間に架け渡
された無端チェーン31とを備えて構成されている。
【0025】そして、駆動機構26は、仕切板23によ
り仕切られている今回供給分のブロック内の袋体1の有
無を例えば下方から検知する光センサなどの図示しない
駆動開始用センサと、今回供給位置へと次回供給分のブ
ロックを対応距離分だけ移動させた後に停止して待機状
態におくために今回供給位置に到達した仕切板23の有
無を検知する磁気センサなどの図示しない駆動停止用セ
ンサとを備えている。
【0026】しかも、上記構成からなる袋体自動搬送装
置12は、2管構成の水平ノズルN(N ,N )に
対応させるため、図2に示すように外側に位置する一方
の袋体自動搬送装置12(12B)を第2の水平ノズル
と今回供給分の袋体1の弁口4とが正確に対向す
る位置関係となるようにして、内側に位置する他方の袋
体自動搬送装置12(12A)を第1の水平ノズルN
と今回供給分の袋体1の弁口4とが正確に対向する位
置関係となるようにしてそれぞれが配置されることにな
る。なお、各袋体自動搬送装置12相互の配置関係は、
必要により逆にすることもできる。
【0027】一方、自動給袋装置42は、袋体自動搬送
装置12と粉粒体自動袋詰装置101との間に設置さ
れ、袋体自動搬送装置12が今回供給分のブロック内に
て最上位に位置している1枚の袋体1を吊持して水平ノ
ズルNに図12に示す弁口4の開口部5を介して自動装
着できるようになっている。
【0028】これを図5(a),(b)をも参酌してよ
り詳しく説明すれば、自動給袋装置42は、水平ノズル
Nと弁口4とが対向するように位置決めして積み重ねら
れた袋体1の最上位に位置している今回袋詰め分の袋体
1の吊持とその開放とを自在に形成された袋体吊持機構
43と、吊持された袋体1の弁口4の強制開口とその開
放とを自在に形成された弁口開口機構63と、これら両
機構43,63を介して保持された袋体1を移動させて
水平ノズルNへの弁口4を介しての自動装着と、袋体を
開放した後の両機構43,63の当初位置への復帰とを
自在に形成された往復移動機構73とを少なくとも備え
て構成されている。
【0029】このうち、袋体吊持機構43は、搬送機構
13の搬送路21上に載置された図11に示す袋体1の
閉止面部3へと下降して当接し、空気引きしながら引き
上げることができる少なくとも1個以上、例えば閉止面
部3の長さ方向に配列された計2個の吊持用パッド部4
4,45を備えて形成されている。
【0030】しかも、該吊持用パッド部44,45の昇
降は、支持本体部74側に固定されたエアシリンダ47
と、該エアシリンダ47を介して進退制御されるピスト
ンロッド48とからなる第1昇降部46と、該第1昇降
部46のピストンロッド48に固定されたエアシリンダ
50と、該エアシリンダ50を介して進退制御されるピ
ストンロッド51とからなる第2昇降部49とで行われ
る。
【0031】つまり、吊持用パッド部44,45は、基
台片52を介してピストンロッド51と固定されてお
り、これら第1昇降部46と第2昇降部49とを介する
ことにより、ワンストロークではなく装置構成をコンパ
クト化できるツーストロークでの昇降が自在となって配
設されている。
【0032】また、2個の吊持用パッド部44,45の
うち、袋体1の閉止面部3の中央寄りに当接する吊持用
パッド部45は、その支杆部53と基台片52との間に
圧縮用コイルばね54を介装させ、かつ、袋体1の一側
面部3の弁口4寄りに当接する吊持用パッド部44のパ
ッド面44aよりもそのパッド面45aの位置が低くな
るように配置されているので、より確実に袋体1の閉止
面部3に当接させることができる。
【0033】しかも、吊持用パッド部45は、そのパッ
ド面45a側に接触センサなどの適宜のセンサを備えて
おり、該センサが袋体1の閉止面部3に当接した際に第
2昇降部49の動きが停止され、空気引きが開始される
ようになっている。なお、第1の発明に係る袋体吊持機
構43は、袋体1にあって弁口4を備える側の閉止面部
3への吸着が自在な吊持用パッド部44,45と、該吊
持用パッド部44,45を昇降制御する第1昇降部46
と第2昇降部49とからなる昇降部とを少なくとも備
え、これら吊持用パッド部44,45と昇降部とで袋体
1をその自重により水平ノズルN側からみて略T字状を
呈するように吊持自在にして形成することができる。
【0034】弁口開口機構63は、袋体吊持機構43に
よりその閉止面部3を介して吊持された状態にある袋体
1を袋本体部2の表裏両面の二方向から相互に対面合致
する位置関係で空気引きしながら引き下げることができ
る構造を備えて形成されている。
【0035】すなわち、支持本体部74に取り付けられ
た弁口開口機構63は、先端部65aに開口用パッド部
64を各別に備えてその基端部65b側が回動自在に軸
支された一対の支腕部65,65と、開口用パッド部6
4,64のパッド面64a,64a相互を対面合致させ
たり離間させたりすべく、各支腕部65を各別に作動さ
せるエアシリンダ66,66とピストンロッド67,6
7とを備えて形成されている。
【0036】この場合、各支腕部65と各ピストンロッ
ド67とは、ピストンロッド67の先端部67aに対し
その一端69a側が回動自在に軸支され、他端69b側
が支腕部65の基端部65b側に直結された介在片69
により連結されてリンク機構68を形成している。この
ため、各ピストンロッド67を後退させることにより開
口用パッド部64,64相互を離間させ、各ピストンロ
ッド67を進出させることにより図5(b)に示すよう
に開口用パッド部64,64のパッド面64a,64a
相互を対面合致させることができることになる。
【0037】さらに、各支腕部65は、エアシリンダ7
1aにより進退制御されるピストンロッド71bの先端
部側に固着された門型の保持片72のそれぞれの開放端
部72a,72b側に各別に連結されているので、取付
け片70のガイド孔70aに案内させながらピストンロ
ッド71bの動きに応じて昇降制御できるようになって
いる。なお、第2の発明に係る今回袋詰め分の袋体のた
めの前処理装置は、弁口4を備える側の閉止面部3を介
して袋体1を吊持する上記袋体吊持機構43と、吊持さ
れた袋体1における袋本体部2側を引き下げることによ
り弁口4に図12に示す開口部5を形成する上記弁口開
口機構63とを具備させた構成のもとで形成することが
できる。
【0038】また、往復移動機構73は、袋体吊持機構
43と弁口開口機構63とを介して保持された袋体1を
移動させて水平ノズルNに弁口4を差し込んでの装着
と、装着した袋体1を開放した後のこれら各機構43,
63の当初位置への復帰とを自在にして形成されてい
る。
【0039】すなわち、往復移動機構73は、図3と図
5とに示されているように袋体吊持機構43と弁口開口
機構63とを搭載して支持する支持本体部74と、該支
持本体部74の上部側にて移動方向に配列され、かつ、
支柱81により袋体1を円滑に移動できる高さが付与さ
れて水平ノズルNの方向に向けて配設された板状ガイド
レール82をその上下両面から挟持するようにして配置
された各2個の走行輪75と、これらの走行輪75を介
して懸架された袋体吊持機構43と弁口開口機構63と
を制御自在に移動させる走行駆動部76とを少なくとも
備えて構成されている。
【0040】この場合、走行駆動部76は、例えば図3
に示すようにエアシリンダ77により進退制御されるピ
ストンロッド78に一端が連結された図示しないチェー
ンを噛合鎖車を介して支持本体部74側にその他端を連
結して形成したり、モータを介して走行輪75に回転力
を付与する自走構造のもとで形成するなど、適宜の駆動
構造により支持本体部74側を走行させることができる
ようにして形成されている。
【0041】しかも、上記構成からなる自動給袋装置4
2は、2管構成の水平ノズルN(N ,N )に対応
させる必要がある。このため、自動給袋装置42は、図
1に示すように各袋体自動搬送装置12と直交し、か
つ、それぞれの開口用パッド部64,64のパッド面6
4a,64a相互を対面合致させた際の位置が、今回袋
詰め分の袋体1の閉止面部3の幅方向での中心に位置す
る配置関係のもとで2列となって配設されることにな
る。この場合、自動給袋装置42のそれぞれは、図3に
示すように対応関係にある各袋体自動搬送装置12の今
回供給分の袋体1の直上位置に各別に配置される。
【0042】以上は、第1の水平ノズルN と第2の
水平ノズルNとの2管構成の水平ノズルNを備えてい
る粉粒体自動袋詰装置101に対応させた袋体自動供給
システム11を例に説明したものであるが、以下の構成
を採用することもできる。
【0043】すなわち、粉粒体自動袋詰装置101が横
並びに所定間隔をおいて順に配置された第1の水平ノズ
ルN と第2の水平ノズルNと第3の水平ノズル
との3管構成の水平ノズルNを備えている場合、袋
体自動搬送装置12は、図7に示すように第1の水平ノ
ズルNと第3の水平ノズルNとのために今回供給
分として前後で隣り合う2つのブロックが用いられる第
1の袋体自動搬送装置12Aと、第2の水平ノズルN
のための今回供給分としての1つの前記ブロックが用い
られる第2の袋体自動搬送装置12Bとの二列構成で配
設される。
【0044】また、自動給袋装置42は、図6に示すよ
うに第1の袋体自動搬送装置12Aと第2の袋体自動搬
送装置12Bと各水平ノズルN〜Nとの各位置
関係に対応させた第1列から第3列までの三列構成で配
設されることになる。
【0045】さらに、粉粒体自動袋詰装置101が横並
びに所定間隔をおいて順に配置された第1の水平ノズル
と第2の水平ノズルNと第3の水平ノズルN
と第4の水平ノズルN の4管構成の水平ノズルN
を備えている場合、袋体自動搬送装置12は、図9に示
すように第1の水平ノズルN と第3の水平ノズルN
とのために今回供給分として前後で隣り合う2つの
前記ブロックが用いられる第1の袋体自動搬送装置12
Aと、第2の水平ノズルNと第4の水平ノズルN
とのために今回供給分として前後で隣り合う2つの前
記ブロックが用いられる第2の袋体自動搬送装置12B
との二列構成で配設される。
【0046】この場合、自動給袋装置42は、図8に示
すように第1の袋体自動搬送装置12Aと第2の袋体自
動搬送装置12Bと各水平ノズルN〜N との
各位置関係に対応させた第1列から第4列までの四列構
成で配設されることになる。
【0047】次に、第3の発明である自動給袋装置42
(第1の発明である袋体吊持機構と第2の発明である前
処理装置とを含む)ともども第4の発明の袋体自動供給
システム11の作用を、2管構成の水平ノズルN(N
,N )を備えている粉粒体自動袋詰装置101との
関係で以下に説明する。
【0048】すなわち、袋体1に対する粉粒物の自動袋
詰め作業を開始するに先立ち、まず、袋体自動搬送装置
12である第1の袋体自動搬送装置12Aと第2の袋体
自動搬送装置12Bとのそれぞれに袋体1が積み上げら
れる。
【0049】この場合、袋体自動搬送装置12は、その
搬送路21が仕切板23によりブロック毎に仕切られて
いるほか、該仕切板23と位置規制杆24との間で位置
決めできるようになっているので、袋体1も図2に示す
ように弁口4が水平ノズルNと対向するように位置決め
された状態でブロック毎に例えば40枚ずつ袋体載置杆
22上積み重ねられることになる。
【0050】このようにして第1の袋体自動搬送装置1
2Aと第2の袋体自動搬送装置12Bとのそれぞれに袋
体1が積み上げられて準備が整った後は、駆動機構26
の駆動スイッチをON入力しても、仕切板23により仕
切られている今回供給分のブロック内の袋体1の有無を
検知する駆動開始用センサが袋体1のあることを検知す
るので、駆動停止の状態を続ける。
【0051】かくして、今回供給分のブロック内に袋体
1のあることを駆動開始用センサが検知すると、この検
出信号を受けて二列で配設されている各自動給袋装置4
2における袋体吊持機構43がその作動を開始する。
【0052】それぞれの袋体吊持機構43は、第1昇降
部46と第2昇降部50とが作動することにより、各搬
送機構13の搬送路21上に載置された図11に示す最
上位の袋体1の閉止面部3へと吊持用パッド部44,4
5が図10(a)に示すように下降し、やがて図10
(b)に示すように当接するに至る。
【0053】吊持用パッド部44,45が今回袋詰め分
の袋体1の閉止面部3に当接すると、第1昇降部46と
第2昇降部50とを作動停止させた状態でそれぞれのパ
ッド面44a,45aを介して空気引きが開始される。
【0054】パッド面44a,45aを介しての空気引
きにより、それぞれの今回袋詰め分の袋体1は、その閉
止面部3を介して吊持用パッド部44,45に吸着さ
れ、この状態で第1昇降部46と第2昇降部50とを逆
作動させることにより、図10(c)に示すプロセスを
経て所定位置まで引き上げられる。このとき、各袋体1
は、引き上げられるにつれ、その自重により弁口4方向
からみて略T字状を呈する状態となる。
【0055】図10(d)に示すように各袋体1がその
閉止面部3を介して略T字状となるように所定位置にま
で引き上げられると、各弁口開口機構63は、適宜のセ
ンサによりこれを検知して各エアシリンダ66を作動さ
せる。各エアシリンダ66を作動させると各ピストンロ
ッド67が進出し、介在片69を有するリンク機構68
を介して図10(d)に示す各支腕部65は、図10
(e)に示すように開口用パッド部64,64のパッド
面64a,64aが相互に対面合致するように移動す
る。
【0056】この状態でそれぞれのパッド面64a,6
4aを介して空気引きを開始すると、各袋体1は、袋本
体部2を介して開口用パッド部64,64に吸着保持さ
れる。このとき、各支腕部65をピストンロッド71b
とガイド孔70aとを介して押し下げることにより、そ
れぞれの袋体1は、閉止面部3が吊持された状態で袋本
体部2が引き下げられるので、図10(f)に示すよう
に弁口4に図12に示す開口部5を形成することができ
る。
【0057】このようにして袋体1の弁口4に開口部5
が形成されると、各往復移動機構73がその作動を開始
し、板状ガイドレール82の上下両面に配置された走行
輪75を介して懸架されている支持本体部74を粉粒体
自動袋詰装置101に向けて往路移動させる。
【0058】このとき、各袋体1の弁口4に開口部5
は、粉粒体自動袋詰装置101が備える水平ノズルN
(N ,N )と対向する位置関係にあるので、今回
袋詰め分の袋体1は、その開口部5内に水平ノズルNが
差し込まれて円滑に自動装着される。
【0059】このようにして今回袋詰め分の各袋体1を
水平ノズルN(N ,N )側に自動装着した後は、
それぞれの弁口開口機構63側の開口用パッド部64,
64の空気引きを停止してパッド面64a,64a相互
を引き離すとともに、袋体吊持機構43側の吊持用パッ
ド部44,45の空気引きも停止させることにより、こ
れら両機構43,63を各袋体1から開放して水平ノズ
ルN(N ,N )側に引き渡す。
【0060】しかる後、それぞれの往復移動機構73を
再作動させて、板状ガイドレール82の上下両面に配置
された走行輪75を介して懸架されている支持本体部7
4を対応する袋体自動搬送装置12側の所定位置へと復
路移動させて、今回袋詰め分の各袋体1に対するすべて
の処理を終え、今回供給分のそれぞれの袋体1がすべて
なくなるまで同じ処理を繰り返し行う。
【0061】今回供給分の各袋体1がなくなると、駆動
開始用センサがこれを検知し、各駆動機構26の駆動が
開始されてそれぞれの搬送路21が移動し、今回供給位
置へと次回供給分のブロックに対応する仕切板23が到
達したことを駆動停止用センサが検知して再度の待機状
態に入る。
【0062】かくして、今回供給分の各袋体1が再び搬
送される結果、再度、既に述べた一連の自動袋詰め処理
が各別に開始され、作業の必要がなくなるまで同様の処
理が繰り返し行われる。
【0063】また、自動給袋装置42が図6に示すよう
に第1の袋体自動搬送装置12Aと第2の袋体自動搬送
装置12Bと各水平ノズルN〜Nとの各位置関
係に対応させた第1列から第3列までの三列構成で配設
されている場合には、各自動給袋装置42を個別に作動
させて今回袋詰め分の3枚の各袋体1を対応する位置関
係にある各水平ノズルN,N,N に各別に
差し込むことができる。
【0064】さらに、自動給袋装置42が図8に示すよ
うに第1の袋体自動搬送装置12Aと第2の袋体自動搬
送装置12Bと各水平ノズルN〜N との各位
置関係に対応させた第1列から第4列までの四列構成で
配設されている場合には、各自動給袋装置42を個別に
作動させて今回袋詰め分の4枚の各袋体1を対応する位
置関係にある各水平ノズルN,N,N ,N
に各別に差し込むことができる。
【0065】以上は、本発明を図示例を参酌しながら説
明したものであり、その具体的な構成は上記説明に限定
されるものではない。例えば、袋体搬送装置12と自動
給袋装置42とは、各一列構成で配置するものであって
もよい。また、袋体搬送装置12において仕切板23毎
に仕切られるブロックの数は、図示例よりも多くするこ
とができ、搬送路21も袋体載置支杆23に代えて適宜
のメッシュ材を用いて形成することができるほか、駆動
機構26の配置位置やその具体的な構造も所望に応じて
適宜変更することができる。
【0066】さらに、自動給袋装置42の具体的な構造
も、例えば袋体吊持機構43を構成している第1昇降部
46と第2昇降部49とに代えて1個の昇降部で構成し
たり、吊持用パッド部44,45を1個や3個の吊持用
パッド部とすることもできる。また、往復移動機構73
を構成している走行輪75に代えてスライド移動構造と
したり、走行駆動部76をボールねじを強制回転させる
構造とするなど、適宜の移動機構を採用して形成するこ
ともできる。
【0067】
【発明の効果】以上述べたように本発明のうち、第1の
発明(今回袋詰め分の袋体吊持機構)によれば、弁口を
備える側の閉止面部に吊持用パッド部を吸着させ、昇降
部を介して引き上げることにより、袋体を自重により略
T字状を呈する状態のもとで吊持することができるの
で、次工程の処理を円滑に行わせることができる。
【0068】また、第2の発明(今回袋詰め分の袋体の
ための前処理装置)によれば、弁口を備える側の閉止面
部を介して略T字状を呈する状態で吊持された袋体にお
ける袋本体部側を引き下げることにより、弁口に開口部
を形成して今回袋詰めのための準備を極く容易に整える
ことができる。
【0069】さらに、第3の発明(自動給袋装置)によ
れば、袋体をブロック毎に載置して自動搬送する搬送機
構を駆動機構により今回供給分の前記ブロック内が空に
なった際に今回供給位置へと次回供給分の前記ブロック
を移動して待機させるように駆動制御できる袋体自動搬
送装置と、今回袋詰め分の袋体を粉粒体自動袋詰装置の
前記水平ノズルに自動装着できる上記自動給袋装置とを
組み合わせることにより、システム構成全体の簡素化と
省スペースとを実現するなかで、袋体の供給と搬送と今
回袋詰め分の袋体の水平ノズルへの装着とからなる一連
の袋詰め工程を完全に自動化することができる。
【0070】また、袋体自動搬送装置と自動給袋装置と
は、粉粒体自動袋詰装置が備える水平ノズルの数に対応
させて配置することができるので、粉粒体の袋詰め作業
を効率よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明(第4の発明)に係る袋体自動供給シス
テムの構成例を示す概略正面図。
【図2】図1との対応関係のもとで一部を省略して示す
概略平面図。
【図3】図1との対応関係のもとで示す概略側面図。
【図4】本発明(第4の発明)を構成する袋体自動搬送
装置の一例についての説明図であり、そのうちの(a)
は概略側面図を、(b)は概略正面図をそれぞれ示す。
【図5】本発明(第3の発明)に係る自動給袋装置の一
例についての説明図であり、そのうちの(a)は概略平
面図を、(b)は概略側面図をそれぞれ示す。
【図6】本発明(第4の発明)に係る袋体自動供給シス
テムの他の構成例を示す概略正面図。
【図7】図6との対応関係のもとで一部を省略して示す
概略平面図。
【図8】本発明(第4の発明)に係る袋体自動供給シス
テムのさらなる他の構成例を示す概略正面図。
【図9】図8との対応関係のもとで一部を省略して示す
概略平面図。
【図10】本発明における袋体吊持機構と弁口開口機構
との作用を(a)〜(f)として模式的に示す説明図。
【図11】本発明に適用される袋体の一例を扁平状に折
り畳まれた状態で示す平面図。
【図12】図11に示す袋体内に粉粒体を充填する際の
状態を示す要部斜視図。
【符号の説明】
1 袋体 2 袋本体部 3 閉止面部 3a 一側短辺 4 弁口 5 開口部 6 閉止面部 11 袋体自動供給システム 12 袋体自動搬送装置 12A 第1の袋体自動搬送装置 12B 第2の袋体自動搬送装置 13 搬送機構 14 基枠 15 回転軸 16 鎖車 17 回転軸 18 鎖車 19,20 無端ローラーチェーン 21 搬送路 22 袋体載置杆 22a 側端部 23 仕切り板 24 位置規制支杆 26 駆動機構 27 モータ 28 回転軸 29 原動側歯車 30 従動側歯車 31 無端チェーン 42 自動給袋装置 43 袋体吊持機構 44,45 吊持用パッド部 44a,45a パッド面 46 第1昇降部 47 エアシリンダ 48 ピストンロッド 49 第2昇降部 50 エアシリンダ 51 ピストンロッド 52 基台片 53 支杆部 54 圧縮用コイルばね 63 弁口開口機構 64 開口用パッド部 64a パッド面 65 支腕部 65a 先端部 65b 基端部 66 エアシリンダ 67 ピストンロッド 67a 先端部 68 リンク機構 69 介在片 69a 一端 69b 他端 70 取付け片 70a ガイド孔 71a エアシリンダ 71b ピストンロッド 72 保持片 73 往復移動機構 74 支持本体部 75 走行輪 76 走行駆動部 81 支柱 82 板状ガイドレール 101 粉粒体自動袋詰装置 N,N ,N ,N,N 水平ノズル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略方形の平面形状を呈する袋本体部と、
    該袋本体部の一側開口部と他側開口部とを各別に閉止す
    る一対の閉止面部とを有し、これら閉止面部のいずれか
    一方の一側短辺側に開設された弁口を備え、前記袋本体
    部の一側面側に各閉止面部側が折り重ねられて略扁平状
    となって用意される袋体に対して適用され、該袋体にあ
    って前記弁口を備える側の閉止面部への吸着が自在な吊
    持用パッド部と、該吊持用パッド部を昇降制御する昇降
    部とを少なくとも備え、これら吊持用パッド部と昇降部
    とで前記袋体をその自重により略T字状を呈するように
    吊持自在としたことを特徴とする今回袋詰め分の袋体吊
    持機構。
  2. 【請求項2】 前記弁口を備える側の閉止面部を介して
    袋体を吊持する請求項1に記載の袋体吊持機構と、吊持
    された前記袋体における前記袋本体部側を引き下げるこ
    とにより前記弁口に開口部を形成する弁口開口機構とを
    具備させたことを特徴とする今回袋詰め分の袋体のため
    の前処理装置。
  3. 【請求項3】 粉粒体自動袋詰装置が備える充填用の水
    平ノズルと弁口とが対向するように位置決めして積み重
    ねられた袋体の最上位に位置している今回袋詰め分の袋
    体の吊持とその開放とを自在に形成された袋体吊持機構
    と、吊持された袋体の前記弁口の強制開口とその開放と
    を自在に形成された弁口開口機構と、これら両機構を介
    して保持された袋体を移動させて前記水平ノズルへの前
    記弁口を介しての自動装着と、袋体を開放した後の前記
    両機構の当初位置への復帰とを自在に形成された往復移
    動機構とを少なくとも具備させたことを特徴とする自動
    給袋装置。
  4. 【請求項4】 粉粒体自動袋詰装置が備える充填用の水
    平ノズルとの間に所定の離間距離をおき、かつ、搬送方
    向とは直交する方向に仕切られたブロック毎に弁口が前
    記水平ノズルと対向するように位置決めして積み重ねら
    れた袋体を自動搬送する袋体自動搬送装置と、 該袋体自動搬送装置と前記粉粒体自動袋詰装置との間に
    設置される請求項3に記載の自動給袋装置とで少なくと
    も構成され、 前記袋体自動搬送装置は、袋体をブロック毎に載置して
    搬送する搬送機構と、該搬送機構を駆動制御して今回供
    給分の前記ブロック内が空になった際に今回供給位置へ
    と次回供給分の前記ブロックを移動して待機させる駆動
    機構とを備え、 前記袋体自動搬送装置により搬送された今回袋詰め分の
    前記袋体は、前記自動給袋装置を介することにより前記
    水平ノズルへの自動装着を自在としたことを特徴とする
    粉粒体自動袋詰装置のための袋体自動供給システム。
  5. 【請求項5】 横並びに所定間隔をおいて配置された2
    管構成の前記水平ノズルを備える前記粉粒体自動袋詰装
    置に対し、 前記袋体自動搬送装置と自動給袋装置とは、第1の水平
    ノズルと第2の水平ノズルとへの各別の対応が自在な各
    二列構成で配設したことを特徴とする請求項4に記載の
    粉粒体自動袋詰装置のための袋体自動供給システム。
  6. 【請求項6】 横並びに所定間隔をおいて順に配置され
    た3管構成の前記水平ノズルを備える前記粉粒体自動袋
    詰装置に対し、 前記袋体自動搬送装置は、第1の水平ノズルと第3の水
    平ノズルとのために今回供給分として前後で隣り合う2
    つの前記ブロックが用いられる一方の袋体自動搬送装置
    と、第2の水平ノズルのための今回供給分としての1つ
    の前記ブロックが用いられる他方の袋体自動搬送装置と
    の二列構成で配設し、 前記自動給袋装置は、第1の袋体自動搬送装置と第2の
    袋体自動搬送装置と前記各水平ノズルとの各位置関係に
    対応させた第1列から第3列までの三列構成で配設した
    ことを特徴とする請求項4に記載の粉粒体自動袋詰装置
    のための袋体自動供給システム。
  7. 【請求項7】 横並びに所定間隔をおいて順に配置され
    た4管構成の前記水平ノズルを備える前記粉粒体自動袋
    詰装置に対し、 前記袋体自動搬送装置は、第1の水平ノズルと第3の水
    平ノズルとのために今回供給分として前後で隣り合う2
    つの前記ブロックが用いられる一方の袋体自動搬送装置
    と、第2の水平ノズルと第4の水平ノズルとのために今
    回供給分として前後で隣り合う2つの前記ブロックが用
    いられる他方の袋体自動搬送装置との二列構成で配設
    し、 前記自動給袋装置は、一方の袋体自動搬送装置と他方の
    袋体自動搬送装置と前記各水平ノズルとの各位置関係に
    対応させた第1列から第4列までの四列構成で配設した
    ことを特徴とする請求項4に記載の粉粒体自動袋詰装置
    のための袋体自動供給システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106516752A (zh) * 2016-11-11 2017-03-22 航天长征化学工程股份有限公司 一种柱塞式粉煤加压输送装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106516752A (zh) * 2016-11-11 2017-03-22 航天长征化学工程股份有限公司 一种柱塞式粉煤加压输送装置
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