JP2002254529A - タイヤ2次成型方法 - Google Patents

タイヤ2次成型方法

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JP2002254529A JP2001053922A JP2001053922A JP2002254529A JP 2002254529 A JP2002254529 A JP 2002254529A JP 2001053922 A JP2001053922 A JP 2001053922A JP 2001053922 A JP2001053922 A JP 2001053922A JP 2002254529 A JP2002254529 A JP 2002254529A
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重雄 工藤
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Mitsuru Ichiyanagi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加硫タイヤに近い形状にまでトロイダル状に
成形されたカーカス表面にシート状のベルト及びトレッ
ドなどのベルト等の補強層、及びストリップ部材を直接
貼付して、高品質のタイヤを連続生産することができ
る。 【解決手段】 ビードロックされた円筒状カーカスTC
を、その内面から中子装置2によって径方向に拡開して
加硫タイヤに近い形状にまでトロイダル状に形成し、上
記中子装置2で内面を保持したトロイダル状カーカスT
Cを得るシェーピング成形工程と、上記トロイダル状カ
ーカスTCの表面にベルト、トレッド等の貼り付け部材
を順次貼り付けて生タイヤGTを成形する部材貼り付け
工程と、前記中子装置2から生タイヤGTを取り出すタ
イヤ取出し工程とを含み、これらの各工程を、前記中子
装置2を移送単位として、連続工程によって構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイヤ1次成型で
得られた円筒状カーカスをトロイダル状に成形し、その
表面にベルト、トレッド等の貼り付け部材を貼り合わせ
て生タイヤ(グリーンタイヤ)を得るタイヤ2次成型方
法に関し、さらに詳細には、これらの工程をストリップ
ビルド工法を用いて一連の生産ラインで連続生産可能と
したタイヤ2次成型方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、タイヤの2次成型としては、例え
ば、1次成型で得られた円筒状カーカスに両端からビー
ドを打ち込んでビードセットした後、このカーカスをエ
ア又はブラダーによる内側からのシェーピングによって
トロイダル状に形成し、カーカスの両端を折り返して巻
き上げ、別にベルトドラム上で作られたベルト及びトレ
ッドリングを移載して合体する成形方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】元来、タイヤ2次成型
方法としては、トロイダル状に成形されたカーカス表面
に、ベルト、トレッド等の貼り付け部材を直接貼付する
方法がタイヤ品質を向上するためには好ましい。中で
も、特に、貼り付け部材としてトレッド等のストリップ
部材を巻き付けるいわゆるストリップビルド工法を採用
することが好ましいが、従来のタイヤ2次成型方法では
上記の工法を採用することが困難であった。これは、エ
ア又はブラダーによる内側からのエア圧によっては、円
筒状カーカスを加硫タイヤの形状まで寸法精度を高めて
膨らませることが困難なためである。これは、あらかじ
めドラム上で貼り合わされたカーカスにエア又はブラダ
ーによる内側からのエア圧によってトロイダル状に膨ら
ませる成形方法においても同様である。
【0004】また、従来の成形方法の場合、カーカス成
型または、1次成型装置のほか、ベルト及びトレッドリ
ングを作るベルトドラムと、このベルト及びトレッドリ
ングを移載する移載装置を必要とするが、この移載装置
においてベルト及びトレッドリングが位置ずれを起こ
し、カーカス上でベルト及びトレッドリングを精度よく
合体できない場合がある。
【0005】また、エアによって円筒状カーカスをシェ
ーピングした場合、エアの圧力により、ビード下のカー
カスプライにずれが生じ、一定のビードロック状態を長
時間保持することが困難な場合がある。
【0006】一方、ブラダーでカーカスをシェーピング
した場合は、このような問題は生じにくいが、ブラダー
の張力不均一によってカーカスを均一にシェーピングす
ることが困難な場合が生じる。また、このようなエア又
はブラダーによるシェーピングでは、エア圧を利用する
ことから、既述の通り、トロイダル状にシェーピングさ
れたカーカス上にベルト、トレッドなどの貼り付け部材
を直接貼付することは不向きである。特に、トレッドス
トリップなどのストリップ部材などを直接巻き付けるい
わゆるストリップビルト工法には適していなかったこと
は既述の通りである。
【0007】本発明の目的は、トロイダル状に成形され
たカーカス表面が安定した形状に保持されながら、当該
カーカス表面にベルト及びトレッドなどの補強部材を画
一的にしかも簡易に直接貼付することができ、いわゆる
ストリップビルト工法にも最適であり、高品質のタイヤ
を連続生産可能で、生産性に優れ、設備配置床面積も少
ないタイヤ2次成型方法を提供するところにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
鋭意検討した結果、本発明は、ビードロックされた円筒
状カーカスを、その内面から中子装置によって径方向に
拡開して加硫タイヤに近い形状にまでトロイダル状に形
成して、上記中子装置で内面を保持したトロイダル状カ
ーカスを得るシェーピング成形工程と、上記トロイダル
状カーカスの表面にベルト、トレッド等の貼り付け部材
を順次貼り付けて生タイヤを成形する部材貼り付け工程
と、前記中子装置から生タイヤを取り出すタイヤ取出し
工程とを含み、これらの各工程が、前記中子装置を移送
単位として、連続工程で構成されたことを特徴とするタ
イヤ2次成型方法を採用した。
【0009】ここで、「中子装置」とは、円筒状カーカ
スを内面から径方向に拡開し、トロイダル形状に成形す
る装置として定義される。またこの中子装置は、軸方向
に互いに対向して配置された一対のビードロックドラム
の間に配置され、ビードロックドラムでビードロックさ
れた円筒状のカーカスを内面から径方向に拡開し、トロ
イダル形状に成形する装置であって、当該ビードロック
ドラムとともにシェーピング成形ドラムを構成する装置
であることが望ましい。具体的に好ましい中子装置とし
ては、ドラム軸を中心軸として放射状に設置された複数
の中子セグメントから構成され、上記各中子セグメント
には、径方向先端部に前記円筒状カーカスに対する拡開
面を備えた拡開セグメントと、この拡開セグメントに径
方向の開閉運動を与えるリンク機構を有する装置であ
る。また、本発明において、「貼り付け部材」とは、ベ
ルト、トレッド等の補強部材を含み、トロイダル状カー
カスの表面に又はその表面から順次貼り付ける各種の部
材を示し、シート部材のほか、トレッドストリップなど
のストリップ部材を含む概念である。
【0010】本発明は、上記の構成により、シェーピン
グ成形工程において、ビードロックした円筒状カーカス
をトロイダル状に成形できるほか、上記中子装置により
内面から保持されたトロイダル状のカーカス表面に、ベ
ルト、トレッド等の貼り付け部材(ストリップ部材を含
む。)を順次直接貼り付けることができる。また、トロ
イダル状に成形されるカーカスは、上記中子装置により
内面から拡開しながら保持されるため、加硫タイヤに近
い形状に成形して長時間この形状を維持することがで
き、トレッド等のストリップを巻き付けて成形する、い
わゆるストリップビルド工法を採用することもでき、高
品質のタイヤ成型が可能となる。
【0011】特に、中子装置がドラム軸を中心軸として
放射状に設置された複数の中子セグメントから構成さ
れ、上記各中子セグメントには、径方向先端部に前記円
筒状カーカスに対する拡開面を備えた拡開セグメント
と、この拡開セグメントに径方向の開閉運動を与えるリ
ンク機構を有する成形ドラムを用いた成型方法をシェー
ピィング工程に組み込んだ場合、この中子装置は上記リ
ンク機構の開閉量を機械的に調節することができ、また
リンク機構自体を取り替えることも構造上可能となるこ
とから、タイヤの直径及び幅の異なる各種タイヤを効率
よく製造することも可能となる。
【0012】また、本発明の方法の特筆すべき点は、中
子装置を移送単位とすることによって、少なくとも前記
シェーピング成形工程とストリップビルド工程とタイヤ
取出し工程とを一連の生産ライン上に連続させることが
できる点である。従って、本発明は、各工程間には前記
中子装置の移動手段が設けられていることが好ましい。
また、前記中子装置が各工程を循環する移動手段が設け
られていることが望ましい。これにより、中子装置を移
送単位として最適に搬送することができ、これによりタ
イヤ2次成型が一連の生産ラインとして効率よく連続生
産することが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明のタイヤ2次成型方
法を実現する生産ラインの概略工程図である。図2はシ
ェーピング成形ドラムの一例を示す概略断面図である。
【0014】図1において、PDはシート部材をドラム
に巻き付け円筒状に成形する1次成型ドラムである。1
はビードロックされたこの円筒状カーカスCCを中子装
置2でトロイダル状に成形するともに、サイドウォール
SWを貼り付けるシェーピング成形ドラム、3はシェー
ピング成形ドラム1で成形されたトロイダル状カーカス
TCの表面にベルトなどの補強部材、及びトレッドなど
のストリップ部材を貼り付ける部材貼り付け装置、40
0は部材貼り付け装置3でベルトなどの補強部材、及び
トレッドなどのストリップ部材が貼り付けられたトロイ
ダル状カーカスの生タイヤGTを前記中子装置2から取
り外すタイヤ取出し装置、矢線は工程の流れ及び前記中
子装置2の流れである。
【0015】なお、本実施形態における部材貼り付け装
置3では、図1に示す様に、シート状に送り出される第
一ベルト部材301a及び第二ベルト部材301bをト
ロイダル状カーカスTCの表面に貼り付けるベルト貼り
付け工程(装置)にある中子ドラム301A及び301
Bと、このベルト部材301a及び301bが貼り付け
られたトロイダル状カーカスTCの表面に同じく補強部
材としてリボン状に送り出されるスパイラルキャップ部
材302aを貼り付けるスパイラルキャップ貼付け工程
(装置)の中子ドラム302と、このスパイラルキャッ
プ部材302aが貼り付けられたトロイダル状カーカス
TCの表面に同じくストリップ部材としてリボン状に送
り出されるトレッドベース部材303a及びトレッドキ
ャップ部材303bを貼り付けるトレッド貼付け工程
(装置)の中子ドラム303A及び303Bを示してい
る。
【0016】前記の1次成型ドラムPDはタイヤ1次成
型工程を実現し、シェーピング成形ドラム1はシェーピ
ング成形工程を実現し、部材貼り付け装置3はストリッ
プビルド工程を実現し、タイヤ取出し装置400はタイ
ヤ取り外し工程を実現している。そして、上記部材貼り
付け工程は、既述の通り、ベルト貼付け工程と、いわゆ
るストリップビルト工程を構成する、スパイラルキャッ
プ貼付け工程とトレッド貼付け工程に分割されており、
上記各工程が生産ラインとして連なる連続工程で構成さ
れている。
【0017】従って、本実施形態の方法では、図1に示
す様に、上記シェーピング成形工程によって、ビードロ
ックされた円筒状カーカスTCを、その内面から中子装
置2によって径方向に拡開して加硫タイヤに近い形状に
までトロイダル状に形成して、上記中子装置2で内面を
保持したトロイダル状カーカスTCを得た後、部材貼り
付け工程で、上記トロイダル状カーカスTCの表面に各
種貼り付け部材(ベルト部材301a、301b、スパ
イラルキャップ部材302a、トレッド部材303a、
303b)を順次貼り付けて生タイヤGTを成形し、タ
イヤ取出し工程で前記中子装置2から生タイヤGTを取
り出して、加硫前の最終生タイヤFGTを得るものであ
る。そして、これらの各工程は、前記中子装置2を移送
単位として連続工程で構成されている。
【0018】従って、図1に示すように、本発明の方法
では、各工程間には前記中子装置2の移動手段TMが設
けられており、タイヤ取出し工程でタイヤが取り出され
た後の中子装置2は、図1に示す様に、再びシェーピン
グ成形工程における成型ドラム1に帰還するもので、本
実施形態では、各工程を循環する中子装置2の移動手段
TMが設置され、中子装置2の循環を通じてタイヤの2
次成型が進行していく構成となっている。
【0019】なお、本実施形態では、前記トロイダル状
カーカスTCは、中子装置2を開状態にロックして保持
されており、生タイヤGTの取り出し工程は、この中子
装置2の開状態のロックを解除する工程と、ロック解除
後に生タイヤGTを中子装置2から取り出す工程が含ま
れている。但し、生タイヤGTの取り出し工程の前に、
この中子装置2の開状態のロックを解除する工程を含
み、生タイヤGTの取り出し工程でこのロック解除後の
生タイヤGTを中子装置2から取り出す方法でも差し支
えない。
【0020】従来の工法では、カーカスシェーピングか
らトレッド張り付けまでを同一ドラム上で行っていたの
を、上記のような方法を採用することにより、本発明で
は、中子装置2の設計を調整するだけで、例えば拡開径
及び拡開幅の少なくともいずれかが異なる複数種類の中
子装置を1又は2以上用いることにより、異なるサイズ
のタイヤを同一生産ラインで少量(たとえ1本であって
も)或いは大量に連続成型することが可能となる。換言
すれば、少量多品種から大量小品種までの生産環境に柔
軟且つ効率よく対応できるようになる。
【0021】図2は本発明の方法を実現するためのシェ
ーピング成形ドラムの一例を示す概略断面図である。図
2において、1はシェーピング成形ドラムであり、ドラ
ム軸Xaを中心軸として上側断面が成形前の状態、下側
断面が成形後の状態を示している。また、当該下側断面
においてドラムセンター部10のYc−Yc線を挟んで
右側断面が、カーカスCCの端部の巻き上げ状態を示す
概略断面図であり、同左側断面が当該カーカスCCの端
部の巻き上げ後(又は前)の状態を示す概略断面図であ
る。図3は同シェーピング成形ドラムの要部拡大概略断
面図である。図4は図2におけるドラムセンター部10
のYc−Yc線概略断面図である。図5は図2における
ビードロック部11のYb1線概略断面図とYb2線概
略断面図であり、それぞれセンターラインCLを境に右
側がYb1線概略断面図、左側がYb2線概略断面図で
ある。図6は図2におけるターンアップ部12のYt1
線概略断面図とYt2線概略断面図であり、それぞれY
t1線概略断面図は実線で、Yt2線概略断面図は仮想
線で示されている。
【0022】図2及び図3に示すように、このシェーピ
ング成形ドラム1は、ドラムセンター部10に中子装置
2が設置され、この中子装置2を挟んで、左右両側のビ
ードロック部11、11には、軸方向に互いに対向して
一対のビードロック・ターンナップ部101、102が
設けられている。なお、仮想線で示すCCは、ビードロ
ック・ターンナップ部101、102間にセットされた
円筒状カーカスである。
【0023】中子装置2は、図4に示すように、ドラム
軸Xaを中心軸として放射状に設置された複数の中子セ
グメント210から構成されている。各中子セグメント
210は、径方向先端部に前記円筒状カーカスCCに対
する拡開面212を備えた拡開セグメント211と、こ
の拡開セグメント211に径方向の開閉運動を与えるリ
ンク機構213を有している。特にこの形態では、中子
セグメント210の拡開面212は、リンク機構213
により、全閉時に円筒状カーカスCCの内径より小さい
縮小径を持ち、全開時にトロイダル形成の拡大径を持つ
ように設計されている。また、この中子装置2は、図4
に示すように、リンクレバー比の大きな大リンクを有す
る小径の中子セグメント210aと、当該小径セグメン
トよりリンクレバー比の小さい小リンクを有する大径の
中子セグメント210bとが交互に配置されている。ま
た、拡開面212も、中子セグメント210bでは断面
三日月形状の拡開面212bであるのに対して、中子セ
グメント210aの拡開面212aは断面四角形状であ
って、その端部は上記拡開面212bの端部が重なりあ
い連続した円周の外周面を構成できる様に傾斜してい
る。従って、図4に示す様に、トロイダル形成の拡大径
Reにおいて上記小径の中子セグメント210aと大径
の中子セグメント210bとが一体化し、拡開面212
が円周に連なる外周面212cを形成する。なお、図4
において、212Bは中子セグメント210bの拡開面
212bの拡開過程を示す図であり、212Aは中子セ
グメント210aの拡開面212aの拡開過程を示す図
である。これらは、先行する大径の中子セグメント21
0bの拡開面212bの拡開を追って、リンクレバー比
の大きな小径の中子セグメント210aが追跡し、トロ
イダル形成の拡大径Reにおいて一体化することを示し
ている。中子セグメント210が閉まる(縮小する)場
合は、上記の過程と全く逆の過程を辿り、リンクレバー
比の大きな小径の中子セグメント210aが先に縮小
し、リンクレバー比の小さな大径の中子セグメント21
0bがこれに続いて縮小するものである。
【0024】このリンク機構213は、図2及び図3に
示すように、軸方向に変位する連結用スリーブ31、3
2相互の接近或いは離反の動作に同期して径方向に開閉
する構成を採用している。連結用スリーブ31、32
は、主軸体内部の螺子機構により機械的に軸方向に変位
できようにしているが、更に一組の第1シリンダー80
によっても軸方向に変位できるように設計されている。
なお、図2及び図3から理解できる様に、第1シリンダ
ー80等による連結用スリーブ31、32の軸方向の動
作ラインに、その連結用スリーブ31、32相互の接近
距離を調節するストッパー(図示せず)を設けることに
より、中子セグメント210の開き径を定めることが可
能となる。なお、中子セグメント210の開き径を、モ
ーター駆動によるリンク機構213の開閉により調節す
ることも可能である。また、中子セグメント210の開
閉機構そのものをモーター駆動で行い、中子セグメント
210の開き径を調節することも可能である。また、拡
開セグメント211の拡開面212に装着可能なカバー
ゴムを装着することにより、中子装置2の開き径や幅を
調節することも可能である。なお、中子セグメント21
0のセグメント幅は、セグメントの交換や、軸方向にセ
グメントをスライドさせる構造を採用することにより調
節することも可能である。
【0025】またこの中子装置2は、図2及び図3に示
す様に、円筒の主軸体4の表面を軸方向に接近或いは離
反する一組のスライダー311、312を有している。
そして、スライダー311、312相互の接近或いは離
反する動作に同期してリンク機構213に径方向の開閉
運動を与える一組のリンク213a、213bが上記各
スライダー311、312にそれぞれ連結(軸支)され
ている。また、これらの各スライダー311、312
は、図示のとおり、前記連結用スリーブ31、32に連
結して、連結用スリーブ31、32と共に円筒の主軸体
4上を摺動して軸方向に変位するように構成されてい
る。従って、このドラムでは、前記連結用スリーブ3
1、32が円筒の主軸体4の表面を軸方向に互いに接近
或いは離反する運動に応じてスライダー311、312
が円筒の主軸体4の表面を軸方向に同じく互いに接近或
いは離反し、その動きに応じてリンク機構213が径方
向に開閉し、その開閉動作に応じて中子セグメント21
0の拡開面212が径方向に拡開又は縮小するものであ
る。
【0026】また、この連結用スリーブ31、32上に
は、図2及び図3に示すように、ビードロック・ターン
ナップ部101、102も取り付けられている。従っ
て、ビードロック・ターンナップ部101、102も、
連結用スリーブ31、32が円筒の主軸体4上を摺動し
て軸方向に互いに接近或いは離反する動きに応じて互い
に接近或いは離反し、ビードロック・ターンナップ部1
01、102に架け渡された円筒状カーカスCCのビー
ド部CB1、CB2がリンク機構213の径方向の開き
に応じて、互いに接近し得る構成となっている。また、
上記連結用スリーブ31、32の外側には第2シリンダ
ー51、52が設けられており、連結用スリーブ31、
32と共に軸方向に変位するとともに、更に連結用スリ
ーブ31、32とは独立して軸方向に変位可能となって
いる。またこの第2シリンダー51、52は、両ビード
ロック部11、11において、既述したビードロック・
ターンナップ部101、102が径方向にわずかに開閉
できる様に、第2リンク機構111、112が第2シリ
ンダー51、52とビードロック11、11間を連結し
ている。従って、連結用スリーブ31、32に対して更
に第2シリンダー51、52を軸方向に変位させること
により、ビードロック11、11が径方向に開閉可能と
なることから、この実施形態では、連結用スリーブ3
1、32の接近或いは離反に応じて、中子セグメント2
10が開閉し、これに同期してビードロック・ターンナ
ップ部101、102が接近或いは離反しつつ径方向に
開閉するものである。なお、11a、11bはそれぞれ
ビード受け入れ部であり、110a、110bはビード
の受け入れ溝である。
【0027】特に、本実施形態では、図5に示すよう
に、ビードロック・ターンナップ部102のビード受け
入れ部11bも、既述した中子セグメント210と同様
に、リンクレバー比の大きな大リンク112aを有する
小径のビードロックセグメント102aと、当該小径の
ビードロックセグメント102aよりリンクレバー比の
小さい小リンク112bを有する大径のビードロックセ
グメント102bとが交互に配置され、ドラム軸Xaを
中心に放射状に設置されている。従って、図2及び図3
に示すように、ドラム軸Xaより上半分の断面において
示される位置から下半分の断面において示される位置に
まで連結用スリーブ32が中子装置2の方向に前進し、
さらに第2シリンダー52が同じく中子装置2の方向に
前進すると、第2リンク機構111、112の開動作に
よって、図5の右断面が示す位置から左断面に示す位置
にまでビードロックセグメント102a、102bが押
し上げられて拡開し、円周面として連続するビード受け
入れ部11b1、11b2が構成されるものである。こ
れはビードロック・ターンナップ部101のビード受け
入れ部11aも同様である。
【0028】また、図2及び図3に示す様に、このドラ
ムには、前記第2シリンダー51、52と同様に、連結
用スリーブ31、32とは別の軸方向の変位運動を与え
ることができる独立した第3シリンダー61、62が設
けられている。そしてこの第3シリンダー61、62に
は、ビードロック・ターンナップ部101、102に設
置された円筒状カーカスCCをビードコアの両側からそ
の両端部を折り返して巻き上げるリフトフィンガー7
1、72が設けられている。特に、本実施形態では、図
6に示すように、先端部に一対の回転ローラー721、
721を取り付けた複数のリフトフィンガーセグメント
720を、ドラム軸Xaを中心に放射状に第3シリンダ
ー62に軸支して取り付けている。このようにすること
により、第5図の実線の位置にあった複数のリフトフィ
ンガーセグメント720は、第3シリンダー61、62
が中子装置2の方向に互いに接近すると、第5図の仮想
線の位置にまで動き、ビードロック・ターンナップ部1
01、102に設置された円筒状カーカスCCの両端部
に当たり、径方向にその両端部を持ち上げて折り返す方
向に動いてターンアップの動作を行うものである。な
お、上記のターンアップの作用は、ブラダーによっても
達成することができる。
【0029】このシェーピング成形ドラムは、上述の構
成であるので、円筒状のカーカスCCの両端部からビー
ドを打ち込み、当該カーカスCCを、ビードロック・タ
ーンアップ部102におけるビードロックセグメント1
02bのビード受け入れ部11b(ビードの受け入れ溝
110b)に上記ビードをロックした後(ビードロック
・ターンアップ部101も同様。)、低圧(例えば0.
5Kgf/cm)エアを入れ、ビードロック・ターン
アップ部101、102を軸方向に互いに近づける。こ
れによって、中子セグメント210が拡開する。中子セ
グメント210が全開した後、エアブローして、ビード
ロック・ターンアップ部101、102を軸方向外側に
遠ざける。次いで、高圧(例えば1.2Kgf/c
)エアを入れ、第3シリンダー61、62を軸方向
に互いに近づけ、ビードロックセグメント102bの動
作に応じてカーカスCCの両端部を折り曲げて巻き上げ
る。その後、サイドウォールを貼った後、ベルト、トレ
ッドなどの貼り付け部材を順に貼り合わせる。これらの
ことはビードロック・ターンアップ部101でも同様で
ある(図示せず)。
【0030】従って、本実施形態のシェーピング成形ド
ラムは、連結用スリーブ31、32の軸方向の動きに同
期して第2シリンダー51、52及び第3シリンダー6
1、62が軸方向に動き、中子セグメント210の開閉
と、ビードロック・ターンナップ部101、102の開
閉と、リフトフィンガーセグメント720の持ち上げ或
いは持ち下げが連続して行われ、寸法精度の良好なトロ
イダル状のカーカスを連続して成形することができる。
また更に、このトロイダル状のカーカスは、内部から中
子セグメント210で拡開状態に保持されているため、
既述の通り、この中子装置を移送単位として、ストリッ
プビルド工程を経て、このカーカスの上からベルト、ト
レッドなどの貼り付け部材を直接貼り付けることにな
る。そして、このようにして成形されたカーカス又は生
タイヤGTは、図1に示す様に、タイヤ取出し装置40
0において、中子装置2を径方向に縮小して、中子装置
2の内面保持状態を解除した後、この中子装置2から生
タイヤGTを外し、寸法精度の良好な高品質のトロイダ
ル状の最終生タイヤFGTが得られるものである。
【0031】なお、中子セグメント210の径方向の開
閉位置において、ビードロックされたカーカス内部にエ
アを送り込むことができるエア導出孔(図示せず)を設
ける。これにより、円筒状のカーカスをビードロックし
た後において、ビードを寄せながらこのエア導出孔から
カーカスに低圧エアを挿入することができ、これによっ
て拡開する中子セグメント210と、トロイダル状に伸
びるカーカスとの間の擦れを防止することができる。ま
た、中子セグメント210の全開時に、トロイダル状に
伸びたカーカスの内部に上記エア導出孔からエアブロー
することにより、ビード間隔を広げて、たるみのないト
ロイダル形状のカーカスを成形することができる。
【0032】従って、この成形方法は、円筒状のカーカ
スをビードロックした後、ビードを寄せながらエア導出
孔からカーカスに低圧エアを挿入し、続いて既述した中
子セグメントを除々に開き、その全開時にエア導出孔か
らエアブローしてビード間隔を広げてトロイダル形成す
る成形方法である。
【0033】なお、エア導出孔は中子セグメント210
の径方向の開閉位置に設けることが好ましいが、具体的
に例示すると、前記ドラムでは円筒状の主軸体4の内部
にエア導入路を設け、中子セグメント210の径方向の
開閉位置においてこのエア導入路に連通するエア導出孔
を設けることが望ましい。
【0034】ところで、既述のタイヤ成形ドラムは、限
定されるものではないが、連続した円筒状に構成できる
様に軸方向に連結可能な主軸体4により構成されてお
り、主軸体4は一対のビードロック・ターンアップ部
と、一対のビードロック・ターンアップ部の間に中子装
置とを備えた構成からなっている。具体的には、この実
施形態では、図7に示す様に、主軸体4を、左側の主軸
体4aと右側の主軸体4bとによって構成し、左側のビ
ードロック部11の近傍位置において軸方向に連結・分
離可能としている。そして、主軸体4内において軸方向
に設けられ、当該主軸体4と一体をなす構造の連結軸4
00を、軸方向に噛み合いクラッチ機構で噛合し又はそ
れを解除することで、主軸4a、4bの連結・分離を確
定させる構造である。
【0035】ところで、既述した成形ドラム1は、連続
した円筒状の主軸体4に一対のビードロックドラムと、
一対のビードロックドラムの間に中子装置2とを備えた
構成からなっている。しかし、本発明の方法を実現する
ためには、例えば図8に示すように、主軸体を、中子装
置2が取り付けられた主軸体40と、ビードロック・タ
ーンナップ部101、102が取り付けられた主軸体4
1、42で構成し、相互に着脱可能に連結できるように
することが望ましい。
【0036】すなわち、図8に示すように、中子装置2
が取り付けられる主軸体40は、一方の主軸体42を軸
方向に貫通することができる内穴401を備えた筒体と
する。また、他方の主軸体41には主軸体42の先端部
421を受け入れる嵌合溝411を設ける。このように
することにより、ビードロック・ターンナップ部102
が取り付けられた主軸体42を、中子装置2が装着され
た主軸体40の内穴401に挿入して、ビードロック・
ターンナップ部101が取り付けられた他方の主軸体4
1に連結一体化して、前記実施形態と同様に、円筒カー
カスをトロイダル状に成形することができる。また成形
後は、このビードロック・ターンナップ部102が取り
付けられた主軸体42を、中子装置2が装着された主軸
体40の内穴401から引き抜くことにより、中子装置
2が装着された主軸体40を、ビードロック・ターンナ
ップ部101、102が取り付けられた主軸体41、4
2から取り外すことができる。これにより、中子装置2
で内面保持されたトロイダル状のカーカスTC(或いは
生タイヤ)を主軸体40ごと単独で移送することが可能
となり、中子装置2を移送単位として最適に搬送するこ
とが可能となり、生産性が大幅に向上する。
【0037】なお、本発明の方法を実現する上で、上記
の各種ドラムの構成は限定されるものではない。例え
ば、図1においては、1次成型ドラムPDで、部材をド
ラムに巻き付け円筒状に成形した後、シェーピング成形
ドラム1で、ビードロックされたこの円筒状カーカスC
Cを中子装置2でトロイダル状に成形するともに、サイ
ドウォールSWを貼り付ける構成をとっているが、1次
成型ドラムPDで前記のサイドウォールSW貼り付けま
でを終了しておいて、次いで、部材貼り付け装置3で、
ベルト、トレッド等の貼り付け部材(トレッドストリッ
プ等のストリップ部材を含む。)を貼り付けることもで
きる。この場合、シェーピング成形ドラム1は必要とな
るが、このドラムにはリフトフィンガー71、72は不
要となる。また、本発明の方法は、各種の工程を更に加
えることも可能である。重要なことは、トロイダル状に
拡開する中子装置を移動単位として2次タイヤを成型す
る方法であって、この要素が含まれている方法はすべて
本発明に含まれるものである。
【0038】
【発明の効果】本発明は、ビードロックされた円筒状カ
ーカスを、その内面から中子装置によって径方向に拡開
して加硫タイヤに近い形状にまでトロイダル状に形成
し、上記カーカスの両端部を巻き上げて、上記中子装置
で内面を保持したトロイダル状カーカスを得るシェーピ
ング成形工程と、上記トロイダル状カーカスの表面にベ
ルト、トレッド等の貼り付け部材(ストリップ部材を含
む)を順次貼り付けて生タイヤを成形する部材貼り付け
工程と、前記中子装置から生タイヤを取り出すタイヤ取
出し工程とを含み、これらの各工程が、前記中子装置を
移送単位として、連続工程で構成されたタイヤ2次成型
方法であるので、加硫タイヤに近い形状にまでトロイダ
ル状に成形されたカーカス表面にベルト、トレッド等の
貼り付け部材、特にベルト等のシート状物や、トレッド
ストリップなどのストリップ部材を直接貼付して、高品
質のタイヤを高生産性にて連続生産することができる。
【0039】また、上記の通り、各工程が前記中子装置
を移送単位として連続工程で構成される方法であるの
で、設備の設置は、個別装置として設置していた従来と
比較して却って省スペース化し、またコストダウンが図
られる。また、同一インチであれば異なるサイズの中子
装置を設置することによって、複数サイズのタイヤを同
時に生産することが可能となる。また、中子装置を自動
で交換するようにすれば、瞬時にサイズチェンジが可能
となり、従来にはない画期的なタイヤ成型方法である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタイヤ2次成型方法を実現する生産ラ
インの概略工程図である。
【図2】シェーピング成形ドラム一例を示す概略断面図
である。
【図3】同シェーピング成形ドラムの要部拡大概略断面
図である。
【図4】図2におけるドラムセンター部のYc−Yc線
概略断面図である。
【図5】図2におけるビードロック部のYb1線概略断
面図とYb2線概略断面図である。
【図6】図2におけるターンアップ部のYt1線概略断
面図とYt2線概略断面図である。
【図7】図1における主軸体の連結・分離構造を示す要
部拡大概略断面図である。
【図8】シェーピング成形ドラムの他例を示す概略断面
図である。
【符号の説明】
1 シェーピング成形ドラム 2 中子装置 3 部材貼り付け装置 301 ベルト貼り付け工程の中子ドラム 302 スパイラルキャップ工程の中子ドラム 303 トレッド貼付け工程の中子ドラム 400 タイヤ取出し装置 CC 円筒状カーカス TC トロイダル状カーカス GT 生タイヤ TM 移動手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 多田羅 哲夫 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目17番18号 東洋ゴム工業株式会社内 (72)発明者 一柳 満 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目17番18号 東洋ゴム工業株式会社内 Fターム(参考) 4F212 AH20 VA02 VA11 VD03 VD07 VD10 VK24 VK34 VK53 VP07 VP24

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビードロックされた円筒状カーカスを、
    その内面から中子装置によって径方向に拡開して加硫タ
    イヤに近い形状にまでトロイダル状に形成して、上記中
    子装置で内面を保持したトロイダル状カーカスを得るシ
    ェーピング成形工程と、 上記トロイダル状カーカスの表面にベルト、トレッド等
    の貼り付け部材を順次貼り付けて生タイヤを成形する部
    材貼り付け工程と、 前記中子装置から生タイヤを取り出すタイヤ取出し工程
    とを含み、これらの各工程が、前記中子装置を移送単位
    として、連続工程で構成されたことを特徴とするタイヤ
    2次成型方法。
  2. 【請求項2】 貼り付け部材が、ストリップ部材を含む
    請求項1記載のタイヤ2次成型方法。
  3. 【請求項3】 部材貼り付け工程が、ベルト貼付け工程
    とスパイラルキャップ貼付け工程とトレッド貼付け工程
    に分割されており、上記各工程が生産ラインとして連な
    る連続工程で構成されたことを特徴とする請求項1又は
    2記載のタイヤ2次成型方法。
  4. 【請求項4】 各工程間には前記中子装置の移動手段が
    設けられている請求項1、2又は3記載のタイヤ2次成
    型方法。
  5. 【請求項5】 前記中子装置が各工程を循環する移動手
    段が設けられている請求項4記載のタイヤの2次成型方
    法。
  6. 【請求項6】 前記トロイダル状カーカスは、中子装置
    を開状態にロックして保持されており、生タイヤの取り
    出し工程は、この中子装置の開状態のロックを解除する
    工程と、ロック解除後に生タイヤを中子装置から取り出
    す工程を含む請求項1乃至5のいずれかの項に記載のタ
    イヤ2次成型方法。
  7. 【請求項7】 前記トロイダル状カーカスは、中子装置
    を開状態にロックして保持されており、生タイヤの取り
    出し工程の前に、この中子装置の開状態のロックを解除
    する工程を含み、生タイヤの取り出し工程でこのロック
    解除後の生タイヤを中子装置から取り出す請求項1乃至
    5のいずれかの項に記載のタイヤ2次成型方法。
  8. 【請求項8】 拡開径及び拡開幅の少なくともいずれか
    が異なる複数種類の中子装置を用いて請求項1乃至7の
    いずれかの項に記載の方法によって、異なるサイズのタ
    イヤを同一生産ラインで成型するタイヤ2次成型方法。
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