JP4367927B2 - 空気入りラジアルタイヤの成形・加硫兼用のブラダーユニット装置の取付け方法及びその取付け装置 - Google Patents

空気入りラジアルタイヤの成形・加硫兼用のブラダーユニット装置の取付け方法及びその取付け装置 Download PDF

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この発明は、空気入りラジアルタイヤの成形・加硫兼用のブラダーユニット装置の取付け方法及びその取付け装置に係わり、更に詳しくは、例えば、建設車両用ラジアルタイヤの成形工程において、第1段成形機で成形された1次グリーンタイヤに装着した成形・加硫兼用のブラダーユニット装置を第2段成形機の成形主軸に容易に取付けることが出来るブラダーユニット方法及びその取付け装置に関するものである。
近年、ORタイヤ(Off the Road Tire)といわれる建設車両用の大型タイヤは、車両の大型化・高速化によりラジアル構造にしたタイヤの生産が増加している。
このようなラジアルタイヤの製造方法は、まず第1段成形機によりカーカスプライやビードコアなどのタイヤ骨格をなす1次グリーンタイヤ(未加硫タイヤ)を成形し、次いで1次グリーンタイヤを第2段成形機のブラダー機構により所定の外径になるまでインフレートして、その外周にベルトとトレッドゴムを巻き付ける成形を行なって完成グリーンタイヤに成形し、更にこの完成グリーンタイヤを加硫ブラダーによりインフレートして、加硫機で加硫成形するように成形している。
従来、空気入りラジアルタイヤの製造方法の改良として、第2段成形機のインフレート用ブラダーと加硫機のインフレート用ブラダーとを兼用するようにした技術思想も提案されている(例えば、特許文献1)。
然しながら、このような成形と加硫兼用のブラダーユニットを第2段成形機の成形主軸に挿入した際、成形時の3幅中心と第2段成形機の成形中心とを一致させる必要があるが、従来の装置では一致させることが非常に難しいと言う問題があった。
特開昭49−15776号公報
この発明はかかる従来の問題点に着目し、第1段成形機で成形された1次グリーンタイヤに装着した成形・加硫兼用の加硫ブラダーユニットを第2段成形機の成形主軸の成形中心に対して容易に取付けることが出来、タイヤの品質を向上させることが出来る空気入りラジアルタイヤの成形・加硫兼用のブラダーユニット装置の取付け方法及びその取付け装置を提供することを目的とするものである。
この発明は上記目的を達成するため、空気入りラジアルタイヤの成形・加硫兼用のブラダーユニット装置の取付け方法は、第1段成形機(11)で成形された1次グリーンタイヤ(Wa)の内径部に装着したビード間隔調整機構(22)を設けた成形・加硫兼用の加硫ブラダーユニット(16)を第2段成形機(17)の成形主軸(17a) に取付けるブラダーユニット装置の取付け方法であって、前記加硫ブラダーユニット(16)を装着した1次グリーンタイヤ(Wa)を第2段成形機(17)の成形主軸(17a) に取付ける際、加硫ブラダーユニット(16)の内径部に予め加硫ブラダーユニット(16)の幅中心と第2段成形機(17)の成形中心とを一致させる調整可能なアダプターユニット(35)を装着した状態で挿入装着することを要旨とするものである。
ここで、前記成形主軸(17a) と前記アダプターユニット(35)との間にカセット(38)を挿入して成形幅を調整するものである。
またこの発明の空気入りラジアルタイヤの成形・加硫兼用のブラダーユニット装置の取付け装置は、第1段成形機(11)で成形された1次グリーンタイヤ(Wa)の内径部に、上型クランプリング(13)と下部クランプリング(14)とにクランプされた筒状のブラダー(15)を備え、かつタイヤ成形時のビード間隔(B1),(B2)及びタイヤ加硫時のビード間隔(B3)を多段的に変化させるビード間隔調整機構(22)を設けた成形・加硫兼用の加硫ブラダーユニット(16)を第2段成形機(17)の成形主軸(17a) に挿入装着する取付け装置であって、前記第2段成形機(17)の成形主軸(17a) と前記加硫ブラダーユニット(16)との間に、前記加硫ブラダーユニット(16)の幅中心と第2段成形機(17)の成形中心とを一致させる調整可能なアダプターユニット(35)を介在させたことを要旨とするものである。
ここで、前記アダプターユニット(35)と成形主軸(17a) との間に、分割された成形幅調整用のカセット(38)を介在させるもので、前記アダプターユニット(35)は、軸径を多段的に変化させた成形主軸(17a) の段部に係合部する筒状段付きの第1アダプター(36)と、板状の第2アダプター(37)とで構成し、前記加硫ブラダーユニット(16)の前後端部を第1アダプター(36)と、板状の第2アダプター(37)とで挟持固定した状態で取付けるものである。
このように構成することで、第1段成形機で成形された1次グリーンタイヤに装着した成形・加硫兼用のブラダーユニット装置を第2段成形機の成形主軸の成形中心に対して容易に取付けることが出来、タイヤの品質を向上させることが出来るものである。
この発明は上記のように構成したので、以下のような優れた効果を奏するものである。(a)第2段成形機のシェピング機能(2次グリーンタイヤをインフレートさせる機能)を加硫工程用のシェピング機能に置き換えることにより、既存の第1段成形機のみで空気入りラジアルタイヤを生産でき、従って設備コストを抑えることが出来る。
(b)ベルト、トレッド貼りの状態にしているブラダーユニット装置を加硫工程においてそのまま使用出来るので生産性を高めることが出来、しかもビード間隔を変更する中心機構を有しているので適切な加工を行うことが出来、更にグリーンタイヤを加硫ブラダーユニットに乗せ替えないので品質の向上を図ることが出来る。
(c)円筒状の1次グリーンタイヤを加硫ブラダーにより、略加硫可能な形状までインフレートさせるので、鼓状に成形された、2次グリーンタイヤ内で加硫のため、ブラダーをインフレートさせる場合に比べて加硫ブラダーと2次グリーンタイヤとの間にエアーが残る等の不具合も解消でき、品質の向上を図ることが出来る。
(d)成形、加硫兼用のブラダーユニット装置の3幅変更に伴い、第2段成形機取付け用アダプターの取付け、及び成形3幅中心と第2段成形機の成形中心とを一致させる機構にシリンダー等の機構を使用しない簡単な構成にしているので、設備コストを低減させることが出来る。
以下、添付図面に基づき、この発明の実施形態を説明する。
図1(a)〜(l)は、この発明を実施した例えば、建設車両用の空気入りラジアルタイヤの製造工程の概略構成図を示し、この製造工程において、図1(a)は第1段成形機11の成形ドラム12において1次グリーンタイヤWaを製造する工程、図1(b)は第1段成形機11の成形ドラム12から取外した1次グリーンタイヤWaにベルト・トレッド等を貼付けない状態で1次グリーンタイヤWaを搬送する工程、図1(c)は1次グリーンタイヤWaの内径部に、上型クランプリング13と下型クランプリング14とにクランプされた筒状のブラダー15を備えた加硫ブラダーユニット16を装着して、加硫ブラダーユニット16により1次グリーンタイヤWaのビード間隔をB1 にし、ブラダー15に圧縮空気等の加圧流体を導入して1次グリーンタイヤWaをインフレートし、1次グリーンタイヤWaの外径をDにする。
図1(d)は、前記1次グリーンタイヤWaを加硫ブラダーユニット16によりビード間隔B2 にし、ブラダー15に圧縮空気等の加圧流体を導入して1次グリーンタイヤWaをインフレートし、この時、第2段成形機17においてベルト・トレッド等を貼付けるに必要な外径D2 に保持させ、所定のビード間隔B2 に保持した1次グリーンタイヤWaを台車等の搬送装置18により1次グリーンタイヤWaの反転装置19の位置まで搬送する工程である。
図1(e)は、1次グリーンタイヤWaを反転装置19に水平に移載する工程、図1(f)は反転装置19により水平状態の1次グリーンタイヤWaを垂直状態に90°旋回させる工程、図1(g)は垂直状態にした1次グリーンタイヤWaを加硫ブラダーユニット16と共に第2段成形機17の成形主軸17aに取付け、1次グリーンタイヤWaにベルト・トレッドTを巻付けて2次グリーンタイヤWbを成形する工程、図1(h)は成形された2次グリーンタイヤWbを再び前記反転装置19に垂直向きに取付ける工程、図1(i)は2次グリーンタイヤWbを反転装置19により水平に90°旋回させる工程、図1(j)は2次グリーンタイヤWbを反転装置19から台車等の搬送装置20に移載する工程である。
図1(k)は、2次グリーンタイヤWbを加硫ブラダーユニット16によりビード間隔B3 して、2次グリーンタイヤWbを加硫時の外径D2 となるように圧縮空気等の加圧流体を導入してインフレートする工程、図1(l)は加硫時の外径D2 に成形した2次グリーンタイヤWbを加硫ブラダーユニット16を装着した状態で加硫機の加硫モールド21に投入し、2次グリーンタイヤWbは、インフレート状態を維持しながら加硫モールド21内で加熱・加圧されて硬化し、空気入りラジアルタイヤを完成させるものである。
上記図1(f)〜(h)の製造工程で実施するこの発明の加硫ブラダーユニット16の取付け装置は、図2に示すように、前記第2段成形機17の成形主軸17aと前記加硫ブラダーユニット16との間に、成形幅の調整可能な分割されたアダプターユニット35を介在させて取付けるものである。
即ち、アダプターユニット35は、軸径dを多段的に変化させた成形主軸17aの段部17xに係合部する筒状段付きの第1アダプター36と、板状の第2アダプター37とで構成され、前記加硫ブラダーユニット16の前後端部を予め第1アダプター36と第2アダプター37とで挟持固定した状態で取付ける。
前記第1アダプター36は、成形主軸17aの大径部に嵌合する大径筒状部36aと、成形主軸17aの小径部に嵌合する小径筒状部36bと、フランジ部36cとで構成され、成形主軸17aの段部17xには、大径筒状部36aと小径筒状部36bとの連結する筒状段付き部36xが係合して位置決めを行うものである。
また、前記アダプターユニット35と成形主軸17aとの間の当接部、即ち、成形主軸17aの段部17xと第1アダプター36の筒状段付き部36xとの間に、分割された成形幅調整用のカセット38を任意に調整しながら介在させることで、成形時の3幅を変えた場合の加硫ブラダーユニット16の幅中心と第2段成形機17の成形中心とを容易に一致させることが出来る。
また、この発明で実施する成形・加硫兼用の加硫ブラダーユニット装置としては、上記のような空気入りラジアルタイヤの製造工程において、第1段成形機11で成形された1次グリーンタイヤWaを加硫機の加硫モールド21に投入するまで使用するものであって、図3〜図7に示すような構成からなっている。
なお、図3〜図7において、30a,30bは上下のビードリング、31は上型モールドリング、32は下部ロックリングを示している。
前記ブラダーユニット装置は、第1段成形機11で成形された1次グリーンタイヤWaの内径部に、筒状に形成された上型クランプリング13と下型クランプリング14とにクランプされた筒状のブラダー15を備えた加硫ブラダーユニット16を装着し、前記1次グリーンタイヤWa,2次グリーンタイヤWb及び完成グリーンタイヤを、タイヤ成形時のビード間隔B1 ,B2 及びタイヤ加硫時のビード間隔B3 を多段的に変化させるビード間隔調整機構22が設けてある。
前記ビード間隔調整機構22は、前記上型クランプリング13と下型クランプリング14との少なくとも一方を接近する方向に移動させてビード間隔B1 ,B2 ,B3 を調整する際、前記上型クランプリング13と下型クランプリング14とが嵌合するように筒状に形成し、この上型クランプリング13と下部クランプリング14との筒状の摺動可能な嵌合面には、互いに多段的に係合する突起状の係止部23a,23b,23cと、カセット部材26とが設けてある。
この発明の具体的な実施形態としては、前記下型クランプリング14を固定し、上型クランプリング13に、図3及び図7に示すように、周方向に複数(3分割であるが特に限定されない)に分割されたロッキングセグメント24と下型リングストッパー部材25とを設け、油圧シリンダー等により上型クランプリング13を昇降移動させる際に、上型クランプリング13のロッキングセグメント24の下端側に設けた突起状の係止部23cが前記下部クランプリング14の先端外周面と下端側外周面とに形成した突起状の係止部23a,23bに互いに係合し、またはカセット部材26を介して係合し、1次グリーンタイヤWa,2次グリーンタイヤWb及び完成グリーンタイヤのビード間隔B1 ,B2 ,B3 を自動的に調整して位置決め固定出来るように構成されている。
即ち、1次グリーンタイヤWa,2次グリーンタイヤWbのビード間隔B1 ,B2 を多段的に調整出来るようにするために、ロッキングセグメント24の下端側に設けた突起状の係止部23cと、下部クランプリング14の先端外周面に形成した突起状の係止部23aとの間に、長さの異なる複数種類のカセット部材26を着脱可能に設けるものである。
更に、1次グリーンタイヤWa,2次グリーンタイヤWbのインフレート時に、エアー漏れを防止するため、上型クランプリング13と下型クランプリング14との摺動面にシール部材27が設けてある。
この発明の実施形態では、前記多段的に係合する係止部23a,23b,23c及び長さの異なる複数種類のカセット部材26は、第1段成形機11で成形された第1段グリーンタイヤWaのビード間隔B1 と、第2段成形機17で成形された第2段グリーンタイヤWbのビード間隔B2 と、タイヤ加硫時のビード間隔B3 の少なくとも3段階で調整出来るように構成し、これにより空気入りラジアルタイヤを容易に製造出来るものである。
即ち、図3の半断面図では、前記図1(c)工程で1次グリーンタイヤWaの内径部に、加硫ブラダーユニット16を装着した状態であり、この時の1次グリーンタイヤWaのビード間隔はB1 であり、ロッキングセグメント24の下端側に設けた突起状の係止部23cと、下部クランプリング14の先端外周面に形成した突起状の係止部23aとは、非係合状態となっている。
そして図4の半断面図に示すように、1次グリーンタイヤWaを第2段成形機17においてベルト・トレッド等を貼付けるに必要な外径D1 にするために、上型クランプリング13のロッキングセグメント24を下降させて、ロッキングセグメント24の下端側に設けた突起状の係止部23cと、下部クランプリング14の先端外周面に形成した突起状の係止部23aとの間に所定の長さのカセット部材26を介在させて係合させるとビード間隔はB2 となる。
この状態で加硫ブラダーユニット16のブラダー15に圧縮空気等の加圧流体を導入して1次グリーンタイヤWaをインフレートすると、1次グリーンタイヤWaは、第2段成形機17においてベルト・トレッド等を貼付けるに必要な外径D2 になる。
そして、図5の半断面図に示すように、第2段成形機17において1次グリーンタイヤWaの外周面にベルト・トレッドTを貼付け完成グリーンタイヤWb(2次グリーンタイヤWb)を成形するものである。
加硫工程においては、図6の半断面図に示すように、加硫時の外径に必要なビード間隔はB3 とするために、上型クランプリング13のロッキングセグメント24を下降させて、ロッキングセグメント24の下端側に設けた突起状の係止部23cと、下部クランプリング14の下端側外周面に形成した突起状の係止部23bとを互いに係合して、ビード間隔B3 に調整し、このような形状及びビード間隔B3 を保持した状態で加硫機の加硫モールド21に投入し、2次グリーンタイヤWbは、インフレート状態を維持しながら加硫モールド21内で加熱・加圧されて硬化し、空気入りラジアルタイヤを完成させることが出来る。
以上のように、第2段成形機17でのシェーピング機能(2次グリーンタイヤをインフレートさせる機能)を加硫工程用のシェーピング装置(加硫ブラダー装置)に置き換え事により、既存の第1段成形機11のみでラジアルタイヤを生産出来る結果、設備コストを低減させることが出来、またグリーンタイヤにベルト・トレッドを貼付けた状態にしている加硫ブラダーユニット16を加硫工程までそのまま使用出来るので、生産性に極めて有利となり、しかもビード間隔を変更するビード間隔調整機構22を有するので適切な加工ができ、グリーンタイヤを加硫ブラダーユニットに乗せ替えることがないので、タイヤの品質も安定するものである。
図1(a)〜(l)は、この発明を実施した空気入りラジアルタイヤの製造工程の概略構成図である。 この発明を実施した第2段成形機の成形主軸と加硫ブラダーユニットとの間に介在させたアダプターユニットの断面図である。 第1段成形機から1次グリーンタイヤを取外し、1次グリーンタイヤに加硫ブラダーユニットを装着した状態の一部半断面図である。 1次グリーンタイヤをインフレートさせて第2段成形機におけるビード間隔と外径に形成した1次グリーンタイヤの一部半断面図である。 第2段成形機において1次グリーンタイヤの外周面にベルト・トレッドを貼付けた状態の完成グリーンタイヤ(2次グリーンタイヤ)の一部半断面図である。 加硫時の外径に必要なビード間隔にした状態の加硫モールド投入時の完成グリーンタイヤ(2次グリーンタイヤ)の一部半断面図である。 図3のA−A矢視平面図である。
符号の説明
Wx 完成グリーンタイヤ Bx,By ビード間隔
1 上型クランプリング 2 下型クランプリング
3 ブラダー 4 加硫ブラダーユニット
5a,5b 係止部
11 第1段成形機 12 成形ドラム
13 上型クランプリング 14 下型クランプリング
15 ブラダー 16 加硫ブラダーユニット
17 第2段成形機 17a 成形主軸
18 搬送装置 17x 段部
19 反転装置 20 搬送装置
21 加硫モールド 22 ビード間隔調整機構
23a,23b,23c 係止部
24 ロッキングセグメント 25 下型リングストッパー部材
26 カセット部材 27 シール部材
30a,30b 上下のビードリング 31 上型モールドリング
32 下部ロックリング 35 アダプターユニット
36 第1アダプター 37 第2アダプター
36a 大径筒状部 36b 小径筒状部
36c フランジ部 36x 筒状段付き部
38 カセット
Wa 1次グリーンタイヤ Wb 2次グリーンタイヤ
1 ,B2 ,B3 ビード間隔
D,D1,2 外径

Claims (5)

  1. 第1段成形機(11)で成形された1次グリーンタイヤ(Wa)の内径部に装着したビード間隔調整機構(22)を設けた成形・加硫兼用の加硫ブラダーユニット(16)を第2段成形機(17)の成形主軸(17a) に取付けるブラダーユニット装置の取付け方法であって、
    前記加硫ブラダーユニット(16)を装着した1次グリーンタイヤ(Wa)を第2段成形機(17)の成形主軸(17a) に取付ける際、加硫ブラダーユニット(16)の内径部に予め加硫ブラダーユニット(16)の幅中心と第2段成形機(17)の成形中心とを一致させる調整可能なアダプターユニット(35)を装着した状態で挿入装着することを特徴とする空気入りラジアルタイヤの成形・加硫兼用のブラダーユニット装置の取付け方法。
  2. 前記成形主軸(17a) と前記アダプターユニット(35)との間にカセット(38)を挿入して成形幅を調整する請求項1に記載の空気入りラジアルタイヤの成形・加硫兼用のブラダーユニット装置の取付け方法。
  3. 第1段成形機(11)で成形された1次グリーンタイヤ(Wa)の内径部に、上型クランプリング(13)と下部クランプリング(14)とにクランプされた筒状のブラダー(15)を備え、かつタイヤ成形時のビード間隔(B1),(B2)及びタイヤ加硫時のビード間隔(B3)を多段的に変化させるビード間隔調整機構(22)を設けた成形・加硫兼用の加硫ブラダーユニット(16)を第2段成形機(17)の成形主軸(17a) に挿入装着する取付け装置であって、
    前記第2段成形機(17)の成形主軸(17a) と前記加硫ブラダーユニット(16)との間に、前記加硫ブラダーユニット(16)の幅中心と第2段成形機(17)の成形中心とを一致させる調整可能なアダプターユニット(35)を介在させたことを特徴とする空気入りラジアルタイヤの成形・加硫兼用のブラダーユニット装置の取付け装置。
  4. 前記アダプターユニット(35)と成形主軸(17a) との間に、分割された成形幅調整用のカセット(38)を介在させた請求項3に記載の空気入りラジアルタイヤの成形・加硫兼用のブラダーユニット装置の取付け装置。
  5. 前記アダプターユニット(35)は、軸径を多段的に変化させた成形主軸(17a) の段部に係合部する筒状段付きの第1アダプター(36)と、板状の第2アダプター(37)とで構成し、前記加硫ブラダーユニット(16)の前後端部を第1アダプター(36)と、板状の第2アダプター(37)とで挟持固定した状態で取付ける請求項3または4に記載の空気入りラジアルタイヤの成形・加硫兼用のブラダーユニット装置の取付け装置。
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