JP3240199B2 - タイヤの製造方法 - Google Patents

タイヤの製造方法

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JP3240199B2
JP3240199B2 JP31429792A JP31429792A JP3240199B2 JP 3240199 B2 JP3240199 B2 JP 3240199B2 JP 31429792 A JP31429792 A JP 31429792A JP 31429792 A JP31429792 A JP 31429792A JP 3240199 B2 JP3240199 B2 JP 3240199B2
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annular support
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/36Expansion of tyres in a flat form, i.e. expansion to a toroidal shape independently of their building-up process, e.g. of tyres built by the flat-tyres method or by jointly covering two bead-rings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/0601Vulcanising tyres; Vulcanising presses for tyres
    • B29D30/0606Vulcanising moulds not integral with vulcanising presses

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tyre Moulding (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は路面車両用タイヤの製造
方法に関する。
【0002】
【従来技術及びその課題】路面車両用タイヤは、通常
は、未加硫タイヤを形成するように第1段のカーカスと
第2段の外側トレッド組立体を一緒に組み立て、これを
普通は第1段と第2段とを確実に接合するために圧縮空
気で膨らませた後に外部からステッチすることにより製
造される。
【0003】このように形成された未加硫タイヤは、次
いで加硫用型の中で加硫され、最終の後膨張工程の手段
により周囲温度に戻される。
【0004】多くの製造者により現在使用されている上
の方法では、未加硫タイヤの外部形状を工程中に管理す
る方法のないことが明らかである。
【0005】かかる管理の欠如は、現在市場で入手しう
る完成タイヤが遭遇する主要欠陥、例えば主として外側
のトレッドパターンに関するビード部分の位置について
の無管理に基づく軸方向及び半径方向の非均一のような
欠陥、の大部分の原因である。この種の欠陥は、完成タ
イヤの外側表面の雌型の表面に対する比較的高温におけ
る成形にもかかわらず加硫後も残る。事実、各完成タイ
ヤは、存在している構造的欠陥が残るだけでなくタイヤ
構成要素の形状記憶により生ずる応力も残る。この応力
は加硫用型からの取出しの後、及び後膨張の後もタイヤ
を歪ませる。
【0006】実質的に全工程を通じてタイヤの形状の一
定の管理が可能なタイヤ製造方法を提供することが目的
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明により、2個のビ
ード部分を有する第1段のカーカス; 及び第2段の外側
の環状トレッド組立体を備えた路面車両用タイヤの製造
方法にして; それぞれの内側環状支持体に第1段カーカ
スの各ビード部分を取り付け; 環状のタイヤ成形用型の
第1の部分を構成する外側環状本体の中に置かれた関係
の前記外側環状トレッド組立体への第1段カーカスの取
付けにより完成未加硫タイヤを製造し、前記内側環状支
持体は前記型の第2の部分を構成し; 更にタイヤが後膨
張されるまで前記関係のビード部分に連結された前記環
状支持体を維持する諸段階を含むことを特徴とする方法
が提供される。
【0008】上の方法は、好ましくは、各内側環状支持
体と外側環状本体との間に置かれた第1の把持用手段に
より2個の内側環状支持体が前記外側環状本体に関し固
定され、かつ相互に固定されて、前記環状のタイヤ成形
用型の少なくも部分を形成する円環体状ハウジングを定
め、その内側環状部の周囲は前記環状支持体により定め
られ、その内面は完成タイヤの外面の雌型を構成する。
【0009】上の方法の好ましい実施例により、前記第
1の把持用手段は2個の環状板を備え、その各は、前記
円環体状ハウジングの横壁を定めるように外側環状本体
と関係の内側環状支持体との間に置かれ; 各環状壁は外
側環状本体及び関係の前記内側環状支持体に取り外し可
能に取り付けられ; 更にこの方法は、外側環状本体及び
内側環状支持体に環状板が取り付けられたときに、前記
環状板の手段により前記カーカスにサイドウオール部分
が取り付けられる段階を更に含むことが好ましい。
【0010】上記の方法は、更に、加硫後に前記第1の
把持用手段からの前記内側環状支持体の取り外し; 及び
好ましくは内側環状支持体を通って取り付けられる第2
の把持用手段による内側環状支持体相互の固定位置への
維持の諸段階を含む。
【0011】
【実施例】本発明の非限定的な実施例が、付属図面を参
照し例示により説明されるであろう。
【0012】図1の番号1はタイヤ2の第1段のカーカ
スを示し、これは、図3に示されるように、中央トレッ
ドパターン3; 2個のビード部分4; 及びトレッドパタ
ーン3のそれぞれの横方向端部に関係のビード部分4を
連結する2個の横方向部分5を備える。
【0013】タイヤ2の内側において、カーカス1は2
個の金属ビード6を備え、その各は実質的に三角形断面
のフィラー7を有しそれぞれのビード部分4に置かれ
る。カーカス1は、ビード6を囲む強化されたボディプ
ライ8; ビード6間のボディプライ8の内面部分上のイ
ンナーライナー9; 及び2個のアブレージョンストリッ
プ10も備える。このアブレージョンストリップの各は
関係のビード6の回りのボディプライ8の関係の部分を
被覆する。
【0014】特に図1に示されるように、タイヤ2はカ
ーカス1に加えて第2段の組立体11を備え、これは、
図示の例では、トレッドベース13及びその内側のクッ
ション14を有し環状のトレッド11aを定める環状の
トレッドキャップ12により定められ、その実質的に樽
状の内面には強化トレッドベルト15を収容する円周方
向の溝がある。図示の例では、トレッドベルト15は2
個のトレッドプライ、即ち第1のトレッドプライ16と
その外側の第2のトレッドプライ17により定められ、
この両者は弾性材料の螺旋状に巻かれたストリップより
なるヘルパープライ18によりその外部を覆われる。
【0015】図1に示されるように、カーカス1は支持
具19上で実質的に完成形状、即ち軸方向半断面が内向
きに中低の実質的にU字形になるように形成され、この
支持具はカーカス1の中心軸21に沿って配置されかつ
公知の作動用手段(図示せず)により前方作動位置(図示
せず)に近寄ったり離れたりするように互いに反対方向
に動かされる2個のスライド20を備える。
【0016】各スライド20に、中心軸21と同軸でか
つ関係のビード部分4の内側環状支持体22を構成する
環状部材が取り付けられる。スライド20が前方作動位
置にあるときは、環状支持体22は図2及び3に示され
た位置に置かれる。
【0017】各環状支持体22は環状板23を備え、そ
の外側円筒面24は、他方の環状支持体22に面する側
に実質的に三角形断面の環状リブ25を有し、このリブ
は関係のアブレージョンストリップ10と一致する形状
になるように中低の環状面28により定められ、他方の
環状支持体22に面する側に設けられる。
【0018】各環状リブ25は、外側においては、外向
きにテーパーにされかつ環状肩段部30により面24と
結ばれる円錐台状の面29により定められる。環状面2
4には、更に環状肩段部30の外側の環状溝31が設け
られる。
【0019】図1に示されるように、第2段の組立体1
1は、円筒状リング33により定められる外側環状本体
32内に形成される。このリングは、2個の環状の端部
リブ34を有し、更に内部は円筒面35により定められ
る。円筒面35の中央部分から環状リブ36が半径方向
内向きに突き出し、その軸方向端部は面29と実質的に
同じテーパーで内向きに先細の円錐台状の面38により
定められる。面35には2個の円周方向の溝39があ
り、その各は関係の面38に置かれかつ溝31と実質的
に同様である。リブ36は、トレッドキャップ12の雌
型の実質的に樽状の環状面40により内部を定められ
る。
【0020】第2段の組立体11は、ここにその全文が
参照されるイタリヤ国同時係属出願T091A0008
21又はT091A000823に説明された方法を用
いて環状本体3の内部で成形される。
【0021】図1及び2より推定できるように、内部に
第2段の組立体11を有する外側環状本体32は、公知
の方法(図示せず)で中心軸21と同軸の位置に送られ
る。このとき、これは中心軸21に沿って半ば成形され
た位置(図1)、即ちスライド20が前方作動位置からま
だ離れていた位置でスライド20上に支持されたカーカ
ス1の外側上に動かされる(図2)。続くスライド20の
前方作動位置への変位(図示せず)が、カーカス1がベル
ト15内面に接合するその形成(図2)を完了させる。
【0022】上記に関連して次の事項に注意すべきであ
る。即ち、示されない種々の変更により、第2段組立体
11の1個又は複数個の内部要素を外側環状本体32の
内側に置く代わりに、外側環状本体32へのカーカス1
の挿入以前にこれらをカーカスの外側面に直接取り付け
うることである。
【0023】図2に示されるように、カーカス1の形成
を完了するために、各環状支持体22は、溝31がリブ
33の対応する溝39と実質的に向かい合いかつ円錐台
状の面29がこれと逆向きのテーパーを持った対応する
円錐状の面38と向き合う位置に動かされる。
【0024】図3に示されるように、環状支持体22
は、中心軸21と同軸でかつ外側環状本体32の両側上
で互いに向き合っている2個の環状板42を備えた把持
具41により、両支持体とも外側環状本体32に関して
完全に同軸でかつ軸方向に固定されて前方作動位置にお
いて把持される。
【0025】各板42は円筒状内面43及び円筒状外面
44を有し、これらの面は、それぞれ関係の環状支持体
22の円筒面24及びリング33の内面35と向き合い
これらに実質的に接触して位置決めができる。他方の板
42に面した側においては、各板42は、面43に隣接
しかつ関係の環状支持体22の環状肩段部30に面しか
つこれと実質的に接触して位置決めしうる環状肩段部4
5により; 肩段部45に隣接しかつ関係の環状支持体2
2の円錐台状の面29と接触して位置決めができる第1
の円錐台状の面46により; 面44に隣接しかつ関係の
円錐台状の面38と接触して位置決めしうる第2の円錐
台状の面47により; 更に面46と47とを結ぶ中低の
環状面49により定められる。
【0026】各板42に、面43に沿って等間隔でかつ
関係の環状支持体22の溝31と組み合う第1の球状固
定具50; 及び面44に沿って等間隔でかつ関係の溝3
9と組み合う第2の球状固定具51がある。固定具50
及び51は、関係の溝31及び39と組み合わせられた
とき、それぞれの板42を作動組立体位置に固定し、こ
の位置では、面49は面28及び40に連なり円環体状
の環状成形用型52の内面を定め、その内側部分は環状
支持体22で形成され、その外側部分は環状本体32に
より形成され、更にその内面は完成タイヤ2の外面の雌
型である面49と40とにより定められる。
【0027】図3に示されるように、各板42は、把持
具41の一部分の形成に加えて、それぞれのアブレージ
ョンストリップ10とトレッド11aのそれぞれの横方
向の縁との間でボディプライ8の外側に置かれたタイヤ
2の環状サイドウオール53を支持しかつ供給する器具
も形成する。
【0028】完了すると、成形用型52は、ここにその
全文が参照されるイタリヤ国同時係属出願T091A0
00825に説明され図解されたように、加硫ユニット
(図示せず)の中央部に取り付けられて加硫型(図示せず)
を形成し、次いでこれは、ここにその全文が参照される
イタリヤ国同時係属出願T091A000826に説明
された加硫ステーション(図示せず)に送られる。
【0029】加硫後、成形用型52は加硫ユニットから
外され、図4に示されるように、外側リブ34を関係の
レール54内に組み合わせてこれに取り付けられ、レー
ル上をステーション55に転がされ、ここで完成タイヤ
2が取り出される。
【0030】図4に示されるように、ステーション55
はレール54により横切られ、更にレール58に沿った
補助支持装置60の移動方向でステーション55より下
流にある公知の後膨張トンネル59(図5)を通って延び
ている2組のレール58の行きの支線56及び戻りの支
線57によって横切られる。補助支持装置は環状支持体
22と組み合わせられ互いに固定され、更にタイヤ2が
成形用型52から取り出された後も関係のビード部分4
と組み合っている。
【0031】図6に示されるように、補助支持装置60
は実質的に円筒状の外面62を有するドラム61を備
え、内部が関係のレール58と組み合わせられる2個の
環状の端部溝63が形成され、ドラム61はこのレール
に沿って後膨張トンネル59を通って転動する。面62
には凹んだ中央環状部分65を有する中央環状凹所64
も形成され、その中心線に沿ってドラム61が2個の半
ドラム66と67とに横断方向に分割される。半ドラム
66は、半ドラム67に面する端部とは反対側の端部に
第1の内側フランジ68があり、他方の端部においては
ねじ70により半ドラム67の対応する内側フランジ6
9に連結される第2の内側フランジ69がある。凹んだ
環状部分65は、ドラム61と同軸でかつ外面72によ
り定められるリング71の中央部と組み合い、この外面
は面62と同じ直径を有しかつ環状凹所64の両側の面
62の部分と共に2個の環状溝73を定める。各溝73
は関係の環状支持体22の円筒状内面と気密になるよう
に共同作用する環状シール74と組み合わせられる。こ
の環状支持体22の内径は面62の直径にほぼ等しいが
これより小さくはない。
【0032】半ドラム66により定められる外面62の
部分から、関係のシール74の外側に隣接する環状リブ
76が半径方向外向きに延びる。半ドラム67には環状
体77が取り付けられ、これを通って半径方向の開口7
8が形成され、各開口は半ドラム67を通って形成され
た対応の半径方向開口79と揃えられる。半径方向開口
78と79の各対には、実質的にL字形のラッチ80が
ここを滑れるように組み合わせられる。このラッチは、
半ドラム67に関して半径方向に配置されかつ関係の開
口78及び79を通って滑るように取り付けられたロッ
ド81; 及びロッド81の内側端部からドラム61の中
心軸83と平行に外向きに突き出している付属部82を
備える。付属部82は実質的にくさび状であり、かつ相
互に傾斜しかつ中心軸83に対して傾いている2個の面
84及び85により横方向が定められる。
【0033】ロッド81の付属部82が取り付けられた
側とは反対側の端部が面62の内側に固定される後退し
た空転位置と、ロッド81が面62の外側に突き出した
伸張した作動位置とにロッド81を選択的に固定するた
めに、各ロッド81には球状の固定用具87と選択的に
組み合わせられる2個の横方向の凹所86がある。作動
位置においては、ロッド81は、成形用型52の環状支
持体22における軸方向寸法と長さが等しい空間を環状
リブ76と共に定める。この空間は、補助支持体60上
のタイヤ2の内部にリング71、シール74及び内側支
持体22により定められる円環体状のブラダー88a内
に圧縮空気を供給する導管88と連通する。
【0034】図4を参照し説明すれば、取り外しステー
ション55においては、支線56ののレール58の間に
レール54が置かれ; 更に支線56と57との間に、レ
ール58と垂直な摺動路89を備えかつレール54と5
8とに直角な垂直軸回りにプラットフォーム91をスラ
イド90に関して回転するように取り付けられた動力式
スライド90を支持する作動ユニット55aのための設
備が作られる。プラットフォーム91は直立材93を支
持し、この直立材には補助支持具60を把持しかつ支持
する器具94、及び多数の伸縮式アーム95が取り付け
られ、各アームはその自由端に公知の把持用部材96が
取り付けられ、この部材は、各環状板42と組み合い、
関係の内側環状支持体22及び外側環状本体32からこ
れを離すように設計された磁石部材よりなることが好ま
しい。
【0035】ステーション55は別の作動用ユニット5
5bを備え、このユニットは摺動路89と同中心であり
かつ摺動路89と比べてレール54及びレール58の支
線56の反対側でレール54に近い摺動路97を備え
る。摺動路97は、直立材93と平行な直立材99を支
持している動力式スライド98を支持する。直立材99
には、ラッチ80を後退した空転位置から伸張した作動
位置に動かす器具100; 及び第2の伸縮式アーム95
が取り付けられ、このアームの自由端には、関係の内側
環状支持体22及び外側環状本体32から関係の環状板
42を離すようにこれと組み合うように設計された把持
用部材96がある。
【0036】ステーション55に、更にレール54の上
方を延びかつステーション55内においてレール54上
で外側環状本体32を軸方向及び横断方向で固定するた
めの把持具103の取り付けられた交差部材101を備
える。
【0037】器具94は、直立材93に一体に連結され
実質的に水平方向のアクチュエーター104を備え、こ
のアクチュエーターは、その出力ロッド106が同軸に
取り付けられたベル105をその出力端において支持す
る。ベル105はその中高の側が直立材93に面するよ
うに配置され、更に横断壁107により閉鎖され、これ
の縁から環状の前面リブ108が軸方向外向きに突き出
し、その内径は面62の直径にほぼ等しいがこれより小
さくはない。ベル105の内部において、ロッド106
には円盤109が取り付けられ、その縁から多数のフォ
ーク110(その1個のみが示される)が突き出し、その
各は自由端に歯112を持ったヒンジ式のレバー111
を支持する。各レバー111は壁107に貫通形成され
たそれぞれの傾斜カム穴113と滑り組合いをし、この
穴は、歯112がステーション55内で補助支持体60
のフランジ68の内縁の内部にロッド106と同軸に位
置決めされる下方の空転位置と、歯112が前記補助支
持体のフランジ68と干渉するように位置決めされる上
昇した作動位置との間で、ロッド106の軸方向変位が
レバー111を回転させるように設計される。
【0038】装置100は、レール54及び58に直角
な出力ロッド115を有しかつ直立材99と一体に連結
された実質的に水平方向のアクチュエーター114を備
え、このアクチュエーターは、直立材93に凹面を向け
たベル116がその自由端に取り付けられる。ベル11
6はロッド115の中心軸119と同軸の円錐台状の面
118により外部が定められた環状の横壁117を備
え、この壁は、関係のラッチ80を後退した空転位置か
ら伸張し固定された作動位置に徐々に動かすように、ロ
ッド81の付属部82の面84と接触するように設計さ
れる。
【0039】実際使用時には、成形用型52は、これが
加硫ステーション(図示せず)にないとき、及び加硫ユニ
ット(図示せず)から離されるときは、レール54に沿っ
てステーション55に転がされ、ここで停止具(図示せ
ず)により中心軸119と同軸に停止される。
【0040】成形用型52が停止されるより前に、ステ
ーション55はレール58の支線57に沿って補助支持
体60を受け入れ、これは中心軸119と同軸になり、
半ドラム66が直立材93と向かい合った状態で停止さ
れる。次いで、ベル105が中心軸119と同軸になり
かつ戻り支線57上の補助支持体60に面する位置にプ
ラットフォーム91が回転され、スライド90は壁10
7が半ドラム66の外側の端部と接触し、リブ108が
面62と組み合い、更に歯112がフランジ68を越え
て空転レバー111が半ドラム66と接触する。次い
で、アクチュエーター104が作動してレバー111を
引き、このレバーはそれぞれの穴113に案内されて外
向きに回転し、歯112によりフランジ68と組み合
い、ドラム61をリブ108の内側で壁107に押し付
ける。
【0041】補助支持体60がベル105にこのように
一体に連結された状態で、プラットフォーム91は、補
助支持体60がレール54上で中心軸119と同軸で止
まっている成形用型52に面しかつこれと同軸である位
置に180°回転され、外側環状本体32と組み合って
いる把持具103によりこの位置で固定される。
【0042】次いで、スライド90及び98が作動され
て型52の内側環状支持体22内への補助支持体60の
挿入を行い、従って直立材93に面した環状支持体22
がリブ66と接触し、更に同時に把持用部材96が関係
の環状板42と組み合い、これらの板は関係の伸縮式ア
ーム95の作動により外側環状本体32及び関係の環状
支持体22から離される。同時に、ベル116が前方に
動かされてラッチ80を伸張した作動位置に設定し、従
って環状支持体22とタイヤ2とを補助支持体60に軸
方向で固定し、この補助支持体は、スライド90が戻っ
て環状本体32が把持具103によりレール54上の定
位置に固定されたとき、環状支持体22及びタイヤ2と
共に環状本体32から外され、環状本体32が外される
とレール58の外向きの支線56に下ろされる。
【0043】このとき、アクチュエーター104のロッ
ド106の後退及びこれと同時のスライド90の更なる
変位が補助支持体60をベル105から離し、その後、
補助支持体60はレール58の外向きの支線56に沿っ
て後膨張トンネル59に転がされる。
【0044】上記に関連して、タイヤ2は、外側環状本
体32から除去されたとき、導管88に沿って供給され
た空気により膨張され、従って後膨張以前に正確な最終
の形状に達し、内側環状支持体22を一方の側では環状
リブ76に、他方の側ではラッチ80に押し付けて固定
することに注意すべきである。換言すれば、補助支持体
60は、後膨張トンネル59を通してタイヤ2を送るた
めのキャリッジとして作用するだけではなく、更に重要
なことは後膨張段階の完了まで環状支持体22を互いに
好ましい関係位置に維持するための把持用装置として作
用することである。
【0045】後膨張トンネル59を離れると、補助支持
体60は取り外しステーション120の中心軸119と
同軸に停止される。このステーションは、レール58の
支線56及び57により横切られ、かつユニット120
aが支線56と57との間にある状態で外向きの支線5
6の両側に置かれた2個の作動用ユニット120aと1
29bとを備える。
【0046】ユニット120aは実質的にユニット55a
と同様であり、異なる点は、伸縮式アーム95の各に、
関係の内側環状支持体22用の把持用装置121のある
ことだけである。特に、各装置121はアクチュエータ
ー122を備え、このアクチュエーターは中心軸119
に関して半径方向に位置決めされ、更に関係の内側環状
支持体22の溝31と半径方向で組み合うように設計さ
れたプッシュロッド123よりなる出力部材を持つ。
【0047】ユニット55bと実質的に同様なユニット
120bにおいては、伸縮式アーム95は把持用装置1
21を有し、一方装置100はベル124を持ち、この
ベルの横方向の壁125は、ラッチ80を後退した空転
位置に動かすために円錐台状の面126が付属部82の
外面84と徐々に接触するように設計される。
【0048】補助支持体60が中心軸119と同軸に停
止されたとき、ユニット120aと120bとが動かさ
れ、これにより、装置94の手段により補助支持体60
を把持しかつ支持し、装置121の手段により内側環状
支持体22と半径方向で組み合い、更にラッチ80をベ
ル124の手段により後退空転位置に動かす。このと
き、レール58の外向きの支線56はドラム61から離
され、ユニット120bはユニット120から引かれ、
従って環状支持体22をビード部分4及びドラム61か
ら除き、更にタイヤ2を一方の側では他方の環状支持体
22上に置き他方の側では面62上に置く。最後に、ユ
ニット120aの伸縮式アーム95が作動して、他方の
環状支持体22をラッチ80の方に動かし、環状支持体
22をドラム61から除去し、完成タイヤ2を降ろす。
【0049】ドラム61から外されたとき、環状支持体
22は頭上型コンベヤー(図示せず)により取り上げら
れ、カーカス組立てステーション(図示せず)に戻され、
一方、補助支持体60はユニット120aによりレール
58の戻り支線57に戻され、転動し取り外しステーシ
ョン55に戻される。
【0050】本発明の実施態様は次の通りである。
【0051】1) 2個のビード部分(4)を有する第
1段のカーカス(1); 及び第2段の外側環状トレッド
組立体(11)を備えた路面車両用タイヤの製造方法に
して; それぞれの内側環状支持体(22)に第1段カー
カス(1)の各ビード部分(4)を取り付け; 環状のタ
イヤ成形用型(52)の第1の部分を構成する外側環状
本体(32)の中に置かれた前記外側環状トレッド組立
体(11)への第1段カーカス(1)の取付けにより完
成未加硫タイヤ(2)を製造し、前記内側環状支持体
(22)は前記成形用型(52)の第2の部分を構成
し; 更にタイヤ(2)が後膨張されるまで前記関係のビ
ード部分(4)に連結された前記環状支持体(22)を
維持する諸段階を含むことを特徴とする方法。
【0052】2) 各内側環状支持体(22)と外側環状
本体(32)との間に置かれた第1の把持用手段(41)に
より、前記2個の内側環状支持体(22)を前記外側環状
本体(32)に関し及び相互に固定し、前記環状のタイヤ
成形用型(52)を少なくも部分的に構成する円環体状ハ
ウジング(52)を定め、その内側環状周囲は前記環状支
持体(22)により定められ、かつその内面は完成タイヤ
(2)の外面の雌型を作ることを特徴とする上記1に説明
された方法。
【0053】3) 前記第1の把持用手段(41)が2個
の環状板(42)を備え、その各は前記円環体状ハウジン
グ(52)の横壁を定めるように外側環状本体(32)と関
係の内側環状支持体(22)との間に置かれ; 各環状板
(42)は外側環状本体(32)及び関係の前記内側環状支
持体(22)に取り外し可能に連結されることを特徴とす
る上記2に説明された方法。
【0054】4) 前記外側環状本体(32)及び前記内
側環状支持体(22)に前記環状板(42)が取り付けられ
たときに、前記カーカス(1)に前記環状板(42)の手段
によりサイドウオール部分(53)が取り付けられる段階
を更に含むことを特徴とする上記3に説明された方法。
【0055】5) 前記円環体状ハウジング(52)が加
硫型(52)の部分として使用されることを特徴とする先
行上記2ないし4のいずれかに説明された方法。
【0056】6) 加硫後に前記第1の把持用手段(4
1)からの前記内側環状支持体(41)を取り外し; 更に
前記タイヤ(2)の後膨張を可能とするため、第2の把持
用手段(60)により、前記内側環状支持体(22)が記タ
イヤ(2)に連結されかつ互いに固定された位置に維持す
ることを特徴とする上記2ないし5のいずれかに説明さ
れた方法。
【0057】7) 前記第2の把持用手段(60)が前記
内側環状支持体(22)を通って取り付けられ、かつ前記
タイヤ(2)と共に気密の円環体状ブラダー(88a)を定
めるように前記内側環状支持体(22)に連結されること
を特徴とする上記5に説明された方法。
【0058】8) 前記内側環状支持体(22)が前記第
2の把持用手段(60)に連結されている時間中、圧縮空
気を前記円環体状ブラダー(88a)内に供給する段階を
含むことを特徴とする上記7に説明された方法。
【0059】9) 付属図面を参照し実質的にここに説
明されかつ図解された路面車両用タイヤの製造方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による内側環状支持体上に取り付けられ
環状のトレッド組立体内で成形中の第1段のカーカスの
図式的な軸方向半分の断面図を示す。
【図2】環状トレッド組立体への第1段カーカスの組立
の第1段階の図式的な軸方向半分の断面図を示す。
【図3】本発明による未加硫タイヤの成形の仕上げ段階
の図式的な軸方向半分の断面図である。
【図4】本発明による方法の最終の2段階の図式的断面
図を示す。
【図5】本発明による方法の最終の2段階の図式的断面
図を示す。
【図6】図4及び5の詳細の拡大軸方向断面図を示す。
【符号の説明】
1 第1段カーカス 2 未加硫タイヤ 4 ビード部 11 トレッド組立体 52 タイヤ成形用型

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2個のビード部分を有する第1段のカー
    カスと、第2段の外側環状トレッド組立体とを備えた路
    面車両用タイヤの製造方法において、それぞれの内側環
    状支持体に第1段カーカスの各ビード部分を取り付ける
    こと、環状のタイヤ成形用型の第1の部分を構成する外
    側環状本体の中に置かれた前記外側環状トレッド組立体
    への第1段カーカスの取付けにより完成未加硫タイヤを
    製造すること、前記内側環状支持体は前記成形用型の第
    2の部分を構成すること、タイヤが後膨張されるまで前
    記関係のビード部分に連結された前記環状支持体を維持
    することとを含むことを特徴とする方法。
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