JP2002252526A - アナログ増幅回路 - Google Patents

アナログ増幅回路

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JP2002252526A
JP2002252526A JP2001048037A JP2001048037A JP2002252526A JP 2002252526 A JP2002252526 A JP 2002252526A JP 2001048037 A JP2001048037 A JP 2001048037A JP 2001048037 A JP2001048037 A JP 2001048037A JP 2002252526 A JP2002252526 A JP 2002252526A
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frequency
circuit
impedance
series
parallel
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JP2001048037A
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Tomoo Hirayama
知央 平山
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NEC Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F1/00Details of amplifiers with only discharge tubes, only semiconductor devices or only unspecified devices as amplifying elements
    • H03F1/56Modifications of input or output impedances, not otherwise provided for
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/189High-frequency amplifiers, e.g. radio frequency amplifiers
    • H03F3/19High-frequency amplifiers, e.g. radio frequency amplifiers with semiconductor devices only
    • H03F3/191Tuned amplifiers

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  • Power Engineering (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】チップ面積の小さい、2つの周波数帯域におい
て使用するアナログ増幅回路の提供。 【解決手段】トランジスタ101の入力102に直列にキャパ
シタ103とインダクタ104で形成された直列共振回路105
と、並列にキャパシタ106とインダクタ107で形成された
並列共振回路108と、トランジスタ101の出力109に直列
にキャパシタ110とインダクタ111で形成された直列共振
回路112と、並列にキャパシタ113とインダクタ114で形
成された並列共振回路115とを備え、2つの直列共振回路
105、112を第一の周波数に対し誘導性、第二の周波数で
容量性のインピーダンスに、並列共振回路108,115では
第一の周波数に対し誘導性、第二の周波数に対して容量
性のインピーダンスに設定し、2つの周波数にて同時に
整合をとることが可能となり、1つの増幅器でデュアル
バンド増幅器を構成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アナログ増幅回路
に関し、特に、デュアルバンドの増幅回路に適用して好
適な増幅回路に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機、PHS(PersonalHandypho
ne System)等の移動体端末などに用いられる増幅回路
においては、通常、増幅器に接続される整合回路を用い
て、所用の周波数に対して最適な雑音指数、利得、効
率、歪みなどが得られるようにインピーダンス変換を行
っている。最近の携帯電話では、デュアルバンドで用い
るアンプが要求されている。デュアルバンド増幅回路と
して、例えば文献(アイ・イー・イー・イー ジャーナ
ルオブソリッドステートサーキット35巻2000年8
月号(IEEE Solid−State circuit, vol.35, Aug.2
000)の1109ページ)に記載されているように、
二つの周波数用にそれぞれ整合回路を設けたパワーアン
プを用意しておき、用いる周波数に応じて一方に切り替
えるという構成のものが知られている。
【0003】図15は、従来のデュアルバンド増幅回路
の構成を示す図である。図15に示すように、周波数毎
に整合された二つのアンプ(トランジスタ1501、1
502)を用意し、使用する周波数帯に対して、スイッ
チ1507により切り替えることで、デュアルバンドに
対応するというものである。
【0004】しかしながら、図15に示した従来の増幅
回路においては、各周波数ごとに整合したアンプを用い
ているため、四つの整合回路1503〜1506と、二
つのアンプ1501、1502が必要とされており、こ
のため、チップ面積の増大を招き、ひいては、コストの
増大を招くことになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明が
解決しようとする課題は、二つの周波数帯域で利用可能
としたアナログ増幅回路において、チップ面積を縮減
し、コストの低減を図るアナログ増幅回路を提供するこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段を提供する本発明は、増幅器の入出力に整合回路
を具備したアナログ増幅回路において、第一の周波数に
対して容量性、第二の周波数に対して誘導性となる回路
を少なくとも一つ以上用いて整合回路を構成し、二つの
周波数に対して同時に整合状態をとることを特徴とす
る。以下の説明からも明らかとされるように、上記課題
は、特許請求の範囲の各請求項の発明によっても同様に
して解決される。
【0007】本発明において、整合回路の第一の周波数
に対して容量性、第二の周波数に対して誘導性となる回
路として、インダクタとキャパシタの直列共振回路を用
いる。あるいは、整合回路の第一の周波数に対して容量
性、第二の周波数に対して誘導性となる回路として、イ
ンダクタとキャパシタの並列共振回路を用いる。
【0008】また、本発明は、増幅器の入出力に整合回
路を具備したアナログ増幅回路において、信号を位相回
転素子で位相回転させることで、増幅器のインピーダン
スを第一の周波数に対して誘導的、第二の周波数に対し
て容量的な状態になるように設定し、さらに第一の周波
数に対して容量性、第二の周波数に対して誘導性になる
よう調整された回路を用いて、二つの周波数に対して同
時に最適な整合状態をとる構成としてもよい。
【0009】本発明においては、第一の周波数に対して
容量性、第二の周波数に対して誘導性になるよう調整さ
れた回路として、インダクタとキャパシタの直列共振回
路を用いる。第一の周波数に対して容量性、第二の周波
数に対して誘導性になるよう調整された回路として、イ
ンダクタとキャパシタの並列共振回路を用いる。本発明
においては、位相回転手段として、伝送線路が用いられ
る。
【0010】本発明においては、二つの周波数に対して
信号源または負荷から見た反射係数が0.3以下の整合
状態、すなわち整合状態が増幅器の最大利得を実現す
る。本発明においては、整合状態が二つの周波数に対し
て増幅器の最小雑音特性を実現する整合状態から0.5d
B低い定雑音指数円内にある。
【0011】また本発明においては、整合状態が二つの
周波数に対して増幅器の最大飽和出力を実現する整合状
態から0.5dB低い定出力円内にある。あるいは、整合
状態が二つの周波数に対して、増幅器の最大効率を実現
する整合状態から、5%低い定効率曲線(円)にある。
本発明においては、増幅器はバイポーラトランジスタ、
あるいは電界効果トランジスタで構成される。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について説明
する。整合回路を有する増幅回路を構成する場合、整合
回路で用いられる受動素子の多くは、電力損失のないコ
ンデンサと、インダクタと伝送線路である。これらは、
周波数によりインピーダンスが変わってくるため、通常
の回路構成では、二つの周波数帯に対して同時に整合を
とることは、難しい。
【0013】そこで、本発明は、図1に示すような回路
構成により、二つの周波数に対して同時に整合状態をと
るようにしている。図1において、回路105、10
8、112、115は、直列共振回路または並列共振回
路になっている。
【0014】例として、回路105を直列共振回路、回
路108を並列共振回路とし、二つの角周波数ω1、ω
2(ωは2πf:fは周波数、なお、このωを「周波
数」という)に対して、トランジスタの入力インピーダ
ンス Zs=50×(0.3−j0.2) =15−j10 (但し、j=−1) を50Ω整合する場合について、以下に説明する。
【0015】トランジスタ101に接続された直列共振
回路105は、共振回路105に用いるインダクタ10
4とキャパシタ103の値を適切に選択し、その共振周
波数を、第一の周波数ω1と第二の周波数ω2(ω1<
ω2)の間に設定すると、共振回路全体では、第一の周
波数ω1に対しては、誘導性、第二の周波数ω2に対し
ては、容量性となり、いわば二つの周波数ω1、ω2に
対して、別々の素子として見えるという特徴がある。
【0016】このとき、デバイスの入力インピーダンス Zs=50×(0.3−j0.2) は、図2に示されるように、回路105によって、第一
の周波数ω1では、誘導性のため、R=50×0.3
(Ω)の定抵抗円上を、時計回りに移動する(図2の矢
印ω1参照)。
【0017】また第二の周波数ω2では、容量性のた
め、図2に矢印で示すように、同じ定抵抗円上を、反時
計回りに移動する。
【0018】ここで、回路108を用いて、50Ωへの
インピーダンス変換を行うためには、回路105による
変換先は、スミスチャートの中心を通る、G=0.02×
1(S)の定コンダクタンス円上とする必要がある。
【0019】この条件を満たすキャパシタ104とイン
ダクタ103の値は、次のように求まる。
【0020】第一の周波数ω1に対して共振回路105
が必要なインダクタンスL1は、R=50×0.3(Ω)
の定抵抗円と、G=0.02×1(S)の定コンダクタン
ス円との交点が、 50×(0.3+j0.46) であるため、 jω1L1=50×(0.3+j0.46)−50×(0.3−j0.2) =j33 となる。
【0021】これと同様、第二の周波数ω2に対して、
共振回路105が必要なキャパシタンスは、上記二つの
円のもう一つの交点が、 50×(0.3−j0.46) であるため 1/jω2C1=50×(0.3−j0.46)−50×(0.3−j0.2) =−j13 となる。
【0022】よって、第一の周波数ω1に対して共振回
路105のインダクタンスがL1、第二の周波数ω2に
対して共振回路105のキャパシタンスがC1となるよ
うにするには、回路105に用いるインダクタ104の
インダクタンス値をL、キャパシタ103のキャパシタ
ンス値をCとすると、共振回路全体のインピーダンス
は、 j(ωL−1/ωC) であることから、第一の周波数ω1に対して、 ω1L−1/ω1C=ω1L1=33 第二の周波数ω2に対して、 ω2L−1/ω2C=1/ω2C1=13 の2式の解を求めればよい。
【0023】この場合、上の2式の未知数は、インダク
タンスLとキャパシタンスCの二つであることから、これ
らの式は、一意な解を持つ。よって、直列共振回路10
5を用いることで、二つの周波数において、定コンダク
タンス円上へ、デバイスのインピーダンスを変換するこ
とができる。
【0024】直列共振回路105で変換されたG=0.0
2(S)の定コンダクタンス円上の二つの点を、今度は、
並列共振回路108により50Ωへ変換する。
【0025】並列共振回路の場合、共振回路に用いるイ
ンダクタとキャパシタの値を適切に選択し、共振周波数
を第一の周波数ω1と第二の周波数ω2(ω1<ω2)
の間に設定すると、共振回路全体では、第一の周波数ω
1に対しては、容量性、第二の周波数ω2に対しては、
誘導性となる。
【0026】G=0.02(S)上の点 50×(0.3+j0.46)と、 50×(0.3−j0.46) (アドミタンスで表現するとそれぞれ、 0.02×(1−j1.5)と、 0.02×(1+j1.5)) を50Ωに変換するには第一の周波数ω1に対して、 第二の周波数ω2に対して、 を満たすC2、L2が必要となる。
【0027】よって、並列共振回路108のインダクタ
ンスがL2、ω2で共振回路のキャパシタンスがC2とな
るようにするには、共振回路に用いるインダクタ107
のインダクタンス値をL、キャパシタ106のキャパシ
タンス値をCとすると、全体のアドミタンスは式で表す
と、 ωC−1/ωL であることから、 ω1C−1/ω1L=0.03 ω2C−1/ω2L=−0.03 の2式の解を求めればよい。
【0028】この場合、上の2式が二つで未知数はLとC
の二つであるから、これらは一意な解を持つ。よって並
列共振回路108を用いることで、二つの周波数におい
てデバイスのインピーダンスを50Ωへ変換できる。
【0029】ここでは、インピーダンス R=50×(0.3−j0.2)=15−j10 を二つの周波数で50Ωに整合する回路構成とその作用
を説明したが、デバイスのインピーダンスによっては回
路105を並列共振回路、回路108を直列共振回路で
構成しなければならない場合もある。
【0030】また図9、あるいは、図11に示すよう
に、最初に並列回路を接続し、その後、直列回路を接続
する構成としてもよい。
【0031】いずれの構成も、上記具体例と、同様な考
え方で、素子パラメータを決定することにより、上記と
同様の作用効果を得ることが出来る。
【0032】本発明の別の実施の形態として、デバイス
のインピーダンスを伝送線路による位相回転を行った
後、共振回路を用いることによっても、前述したよう
に、所望なインピーダンスに変換することが出来る。図
11を参照すると、増幅器のインピーダンスが第一の周
波数ω1で誘導性、第二の周波数ω2で容量性となるよ
うに伝送線路1103で、位相回転を実現したあと、共
振回路によって、スミスチャートの中心付近にインピー
ダンスを変換する。
【0033】例として、デバイスの入力インピーダンス R=50×(0.3+j0.46)(Ω) の点を50Ω整合させて利得整合する場合、第一の周波
数ω1で37°、第二の周波数ω2で90°だけ位相回
転するような長さに、位相回転を行う伝送線路1103
の長さを設計することで、図12に示すように、位相回
転後のインピーダンスが、第一の周波数ω1では、50
+j76(Ω)の誘導性、第二の周波数ω2では、50−
j76(Ω)の容量性となる。
【0034】更に、この場合は、R=50Ωの定抵抗円
上にあるため、その後、直列に、ω1で、−j76Ω、
ω2で、j76Ωとなる並列共振回路を接続すると、前
述したのと同等の理由で、二つの周波数において、スミ
スチャートの中心50Ωに、それぞれインピーダンスを
変換できる。
【0035】このようにして、伝送線路と共振回路を用
いることで、二つの周波数に対してインピーダンスを変
換することが可能となる。
【0036】また、これらの手法は、増幅器を構成する
能動素子が、バイポーラトランジスタ、電界効果トラン
ジスタのいずれの場合も同様にして適用可能であり、目
的とする整合状態に二つの周波数で最適なインピーダン
スに変換する整合回路を構成することが可能となる。
【0037】
【実施例】次に、本発明の実施例について、図面を参照
して詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例の回路
構成を示す図である。図1を参照すると、エミッタが接
地されたトランジスタ101の入力(ベース)102と
入力端子121間に直列に接続されたキャパシタ103
とインダクタ104よりなる直列共振回路105を備
え、入力端子121と接地(グランド)間に並列接続さ
れたキャパシタ106とインダクタ107よりなる並列
共振回路108と、トランジスタ101の出力(コレク
タ)109と出力端子122間に直列に接続されたキャ
パシタ110とインダクタ111よりなる直列共振回路
112と、出力端子122と接地間に並列接続されたキ
ャパシタ113とインダクタ114よりなる並列共振回
路115とを具備している。トランジスタ101の入力
と出力にそれぞれ一端が接続されているインダクタ11
6と117は、バイアスのチョークコイルであり、イン
ダクタ116と117の他端123、124はバイアス
電源に接続される。
【0038】本発明の実施例では、直列に挿入された直
列共振回路105、112、が前述した手法により、第
一の周波数ω1に対して誘導的、第二の周波数ω2に対
して容量的に働く(ω1<ω2)。
【0039】このとき、トランジスタ端インピーダンス
Zsは、スミスチャート上で、ω1、ω2に対して、図2
に破線で示すように、それぞれZs1、Zs2に移動する。
【0040】また並列に接続された並列共振回路10
8、115が、周波数ω1に対し容量的、周波数ω2に
対して誘導的に働く。このとき、Zs1、Zs2は、図2の
実線のように移動する。こうすることにより、二つの周
波数に対して、同じポイントに整合(この場合は50
Ω)がとれるようになる。
【0041】理論的には、図3の領域301に、トラン
ジスタ101の入出力インピーダンスが存在する場合、
この構成により、二つの周波数で50Ω整合をとること
が出来る。
【0042】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。本発明の第2の実施例は、図1に示す構成におい
て、直列共振回路105、112は、第一の周波数ω
1、第二の周波数ω2に対して共に誘導的に働く。この
場合、トランジスタのインピーダンスが、図3の領域3
02にあるとき、二つの周波数で50Ω整合をとること
が出来る。つまり、この領域にデバイスのインピーダン
スが存在する場合、直列共振回路105、112は、第
一の周波数ω1に対して、G=0.02(S)の定コンダク
タンス円上の容量性部分(虚数部分が負)、ω2に対し
て誘導性部分(虚数部分が正)にデバイスのインピーダ
ンスを変換する。
【0043】さらに、本発明の第3の実施例について説
明する。本発明の第3の実施例は、図1に示す構成にお
いて、直列共振回路105、112は、第一の周波数ω
1、第二の周波数ω2に対して、共に容量的に働く。こ
の場合トランジスタのインピーダンスが、図3の領域3
03にあるとき、二つの周波数で50Ω整合をとること
が出来る。すなわち、この領域にデバイスのインピーダ
ンスが存在する場合、直列共振回路105、112は、
第一の周波数ω1に対して、G=0.02(S)の定コンダ
クタンス円上の誘導性部分(虚数部分が正)、第二の周
波数ω2に対して、容量性部分(虚数部分が負)にデバ
イスのインピーダンスを変換する。
【0044】図4は、本発明のさらに別の実施例の構成
を示す図である。図4を参照すると、この実施例は、エ
ミッタが接地されたトランジスタ401の入力(ベー
ス)402と入力端子421との間に、並列に接続され
たキャパシタ403とインダクタ404よりなる並列共
振回路405と、入力端子421と接地間に直列に接続
されたキャパシタ406とインダクタ407よりなる直
列共振回路408と、トランジスタ401の出力(コレ
クタ)409と出力端子422間に並列に接続されたキ
ャパシタ410とインダクタ411よりなる並列共振回
路412と、出力端子422と接地間に並列に接続され
たキャパシタ413とインダクタ414よりなる直列共
振回路415とを備えている。インダクタ416と41
7はバイアスのチョークコイルであり、端子423、4
24はバイアス電源に接続される。
【0045】本発明の第4の実施例では、図4におい
て、直列に挿入された並列共振回路405、412が、
前述した手法により、第一の周波数ω1に対して容量
的、第二の周波数ω2に対して誘導的に働く(ω1<ω
2)。このとき、トランジスタ端インピーダンスZsは、
スミスチャート上で、ω1、ω2に対して、図5に破線
で示すように、それぞれZs1、Zs2に移動する。
【0046】また並列に接続された直列共振回路10
8、115が、第一の周波数ω1に対し誘導的、第二の
周波数ω2に対して容量的に働く。このとき、Zs1、Zs
2は、図5の実線のように移動する。
【0047】かかる構成により、二つの周波数に対して
同じポイントに整合(この場合は50Ω)がとれるよう
になる。理論的には図3の領域301にトランジスタの
入出力インピーダンスが存在する場合、この構成により
二つの周波数で50Ω整合をとることが出来る。
【0048】次に、本発明の第5の実施例について説明
する。本発明の第5の実施例は、図4に示した構成にお
いて、並列共振回路405、412は、第一の周波数ω
1、第二の周波数ω2に対して共に誘導的に働く。この
場合、トランジスタ401のインピーダンスが、図3の
領域302にあるとき、二つの周波数で50Ω整合をと
ることが出来る。すなわち、この領域に、デバイスのイ
ンピーダンスが存在する場合、並列共振回路405、4
12はω1に対して、G=0.02(S)の定コンダクタン
ス円上の容量性部分(虚数部分が負)、ω2に対して誘
導性部分(虚数部分が正)に、デバイスのインピーダン
スを変換する。
【0049】次に、本発明の第6の実施例について説明
する。本発明の第6の実施例は、図4に示した構成にお
いて、並列共振回路405、412は、第一の周波数ω
1、第二の周波数ω2に対して共に容量的に働く。この
場合、トランジスタのインピーダンスが図3の領域30
3にあるとき、二つの周波数で50Ω整合をとることが
出来る。すなわち、この領域にデバイスのインピーダン
スが存在する場合、並列共振回路405、412は、第
一の周波数ω1に対して、G=0.02(S)の定コンダク
タンス円上の誘導性部分(虚数部分が正)、第二の周波
数ω2に対して、容量性部分(虚数部分が負)に、デバ
イスのインピーダンスを変換する。
【0050】図6は、本発明のさらに別の実施例の構成
を示す図である。図6を参照すると、エミッタが接地さ
れたトランジスタ601の入力(ベース)602と接地
間に並列に接続されたキャパシタ603とインダクタ6
04よりなる並列共振回路605と、トランジスタ60
1の入力602と入力端子621間に直列に接続された
キャパシタ606とインダクタ607よりなる直列共振
回路608と、トランジスタ601の出力(コレクタ)
609と接地間に並列に接続されたキャパシタ610と
インダクタ611よりなる並列共振回路612と、トラ
ンジスタ601の出力609と出力端子622間に直列
に接続されたキャパシタ613とインダクタ614より
なる直列共振回路615と、を具備している。インダク
タ616と617は、バイアスのチョークコイルであ
る。なお618と619は、DCカット用のコンデンサで
ある。
【0051】次に、本発明の第7の実施例について説明
する。本発明の第7の実施例は、図6に示した構成にお
いて、並列共振回路605、612が、前述した手法に
より、第一の周波数ω1に対して誘導的、第二の周波数
ω2に対して容量的に働く(ω1<ω2)。このとき、
トランジスタ端インピーダンスZsは、スミスチャート上
で、ω1、ω2に対して、図7に破線で示すように、そ
れぞれZs1、Zs2に移動する。
【0052】また、直列共振回路608、615が周波
数ω1に対して容量的、周波数ω2に対して誘導的に働
く。このとき、Zs1、Zs2は、図7の実線のように移動
する。こうすることにより、二つの周波数に対して、同
じポイントに整合(この場合は50Ω)がとれるように
なる。
【0053】理論的には、図8の領域801に、トラン
ジスタの入出力インピーダンスが存在する場合、この構
成により、二つの周波数で、50Ω整合をとることが出
来る。
【0054】次に、本発明の第8の実施例について説明
する。本発明の第8の実施例は、図6に示した構成にお
いて、並列共振回路605、612が、第一の周波数ω
1、第二の周波数ω2に対して共に誘導的に働く。この
場合、トランジスタのインピーダンスが図8の領域80
2にあるとき、二つの周波数で50Ω整合をとることが
出来る。すなわち、この領域に、デバイスのインピーダ
ンスが存在する場合、並列共振回路605、612は、
ω1に対して、R=50Ωの定抵抗円上の誘導性部分
(虚数部分が正)、ω2に対して容量性部分(虚数部分
が負)にデバイスのインピーダンスを変換する。
【0055】次に、本発明の第9の実施例について説明
する。本発明の第9の実施例は、図6に示した構成にお
いて、並列共振回路605、612が、第一の周波数ω
1、第二の周波数ω2に対して、共に、容量的に働く。
この場合、トランジスタのインピーダンスが図8の領域
803にあるとき、二つの周波数で50Ω整合をとるこ
とが出来る。すなわち、この領域にデバイスのインピー
ダンスが存在する場合、並列共振回路605、612
は、ω1に対してR=50Ωの定抵抗円上の誘導性部分
(虚数部分が正)、ω2に対して容量性部分(虚数部分
が負)にデバイスのインピーダンスを変換する。
【0056】図9は、本発明のさらに別の実施例の構成
を示す図である。図9を参照すると、この実施例は、エ
ミッタが接地されたトランジスタ901の入力(ベー
ス)902と接地間に直列に接続されたキャパシタ90
3とインダクタ904よりなる直列共振回路905と、
トランジスタ901の入力902と入力端子921間に
並列に接続されたキャパシタ906とインダクタ907
よりなる並列共振回路908と、トランジスタ901の
出力(コレクタ)909と接地間に直列に接続されたキ
ャパシタ910とインダクタ911よりなる直列共振回
路912と、トランジスタ901の出力909と出力端
子922間に並列に接続されたキャパシタ913とイン
ダクタ914よりなる並列共振回路915とを具備して
いる。インダクタ916と917はバイアスのチョーク
コイルであり、端子923、924よりバイアス電圧が
供給される。
【0057】次に、本発明の第10の実施例について説
明する。本発明の第10の実施例は、図9に示した構成
において、直列共振回路905、912が、前述した手
法により、第一の周波数ω1に対して誘導的、第二の周
波数ω2に対して容量的に働く(ω1<ω2)。このと
き、トランジスタ端インピーダンスZsはスミスチャート
上で、ω1、ω2に対して、図10に破線で示すよう
に、それぞれZs1、Zs2に移動する。
【0058】また直列に接続された並列共振回路90
8、915が周波数ω1に対し容量的、周波数ω2に対
して誘導的に働く。このとき、Zs1、Zs2は、図10の
実線のように移動する。こうすることにより二つの周波
数に対して同じポイントに整合(この場合は50Ω)が
とれるようになる。
【0059】理論的には、図8の領域801にトランジ
スタの入出力インピーダンスが存在する場合、この構成
により、二つの周波数で50Ω整合をとることが出来
る。
【0060】次に、本発明の第11の実施例について説
明する。本発明の第11の実施例は、図9に示した構成
において、直列共振回路905、912を第一の周波数
ω1、第二の周波数ω2に対して共に誘導的に働く。こ
の場合、トランジスタ901のインピーダンスが図8の
領域802にあるとき、二つの周波数で50Ω整合をと
ることが出来る。すなわち、この領域にデバイス(トラ
ンジスタ901)のインピーダンスが存在する場合、並
列共振回路905、912は、ω1に対して、R=50
Ωの定抵抗円上の誘導性部分(虚数部分が正)、ω2に
対して、容量性部分(虚数部分が負)に、デバイスのイ
ンピーダンスを変換する。
【0061】次に、本発明の第12の実施例について説
明する。本発明の第12の実施例は、図9に示した構成
において、直列共振回路905、912は、第一の周波
数ω1、第二の周波数ω2に対して共に容量的に働く。
この場合、トランジスタのインピーダンスが図3の領域
303にあるとき、二つの周波数で50Ω整合をとるこ
とが出来る。つまり、この領域にデバイスのインピーダ
ンスが存在する場合、並列共振回路905、912はω
1に対してR=50Ωの定抵抗円上の誘導性部分(虚数
部分が正)、ω2に対して容量性部分(虚数部分が負)
にデバイスのインピーダンスを変換する。
【0062】以上、前記第1乃至12の実施例におい
て、それぞれ入力と出力の整合回路は、同じ形式である
が、混在している場合でも、同様な効果を得ることが出
来る。
【0063】図11は、本発明の第13の実施例の構成
を示す図である。図11を参照すると、この実施例は、
エミッタが接地されたトランジスタ1101の入力(ベ
ース)1102と入力端子1121の間に直列に接続さ
れている、位相回転素子1103と、キャパシタ110
4とインダクタ1105を並列接続してなる並列共振回
路1106を備え、トランジスタ1101の出力(コレ
クタ)1107と出力端子1122の間に直列に接続さ
れた、位相回転素子1108と、キャパシタ1109と
インダクタ1110を並列接続してなる並列共振回路1
111と、を具備している。トランジスタ1101の入
出力のインピーダンスを位相回転により、第一の周波数
ω1に対して誘導的、第二の周波数ω2に対して容量的
な状態になるように設定し、さらに第一の周波数ω1に
対して容量性、第二の周波数ω2に対して誘導性になる
並列共振回路を直列に接続し、二つの周波数に対して同
時に整合状態をとる。トランジスタ端インピーダンスZs
は、位相回転素子1103、1108により、スミスチ
ャート上で、周波数ω1、ω2に対して、図12に破線
で示すように、それぞれ第一の周波数ω1のときに、誘
導性インピーダンスZs1、第二の周波数ω2のときに、
容量性インピーダンスZs2に移動する(この場合、ω1
<ω2)。
【0064】また並列共振回路1106、1111が第
一の周波数ω1に対して容量的、第二の周波数ω2に対
して誘導的に働くとき、図12の実線のように移動す
る。こうすることにより、二つの周波数に対して整合
(この場合50Ω整合)がとれる。またデバイスのイン
ピーダンスを最適な整合ポイントに近づけることが可能
である。
【0065】図13は、本発明の第14の実施例の構成
を示す図である。図13を参照すると、この実施例は、
トランジスタ1301の入力(ベース)1302と入力
端子1321間に接続された位相回転素子1303と、
入力端子1321と位相回転素子1303の接続点と接
地間に、直列に接続されたキャパシタ1304とインダ
クタ1305よりなる直列共振回路1306と、トラン
ジスタ1301の出力(コレクタ)1307と出力端子
1322間に接続された位相回転素子1308と、位相
回転素子1308と出力端子1322の接続点と接地間
に接続されたキャパシタ1309とインダクタ1310
よりなる直列共振回路1311とを具備している。この
回路構成では、トランジスタ1301の入出力のインピ
ーダンスを、位相回転により、第一の周波数ω1に対し
て容量的、第二の周波数ω2に対して誘導的な状態にな
るように設定し、さらに、第一の周波数ω1に対して、
誘導性、第二の周波数ω2に対して容量性になる回路を
並列に接続し、二つの周波数に対して、同時に、整合状
態をとる。
【0066】トランジスタ端インピーダンスZsは、位相
回転素子1303、1308により、スミスチャート上
で、周波数ω1、ω2に対して、図14に破線で示すよ
うに、それぞれ第一の周波数ω1のときに容量性インピ
ーダンスZs1、第二の周波数ω2のときに誘導性インピ
ーダンスZs2に移動する(この場合ω1<ω2)。
【0067】また並列共振回路1306、1311は、
第一の周波数ω1に対し誘導的、第二の周波数ω2に対
して容量的に働くとき、図14の実線のように移動す
る。こうすることにより二つの周波数に対して整合(こ
の場合50Ω整合)がとれるようになる。こうすること
によりデバイスのインピーダンスを最適な整合ポイント
に近づけることが可能である。
【0068】本発明の第15の実施例として、前記第1
乃至14の各実施例において、二つの周波数に対して、
信号源または負荷から見た反射係数が、0.3以下の整
合状態、すなわち整合状態が増幅器の最大利得を実現す
る。二つの周波数において、負荷あるいは信号源からみ
た反射係数が、0.3以下、即ち−10dB以下の反射係
数である場合、その増幅回路は、もっとも電力損失が少
ないため、最大の利得を得ることが出来る。
【0069】また本発明の第16の実施例として、前記
第1乃至14の各実施例において、整合状態が二つの周
波数に対して増幅器の最小雑音特性を実現する整合状態
から0.5dB高い定雑音指数円内にある。この場合、雑
音特性の最適値からの劣化を12%以内に抑えることが
出来、優れた低雑音増幅器を実現できる。
【0070】また本発明の第17の実施例として、前記
第1乃至14の各実施例において、整合状態が二つの周
波数に対して増幅器の最大飽和出力を実現する整合状態
から0.5dB低い定出力円内にある。この場合、飽和出
力の高い送信用パワーアンプにおいて、飽和出力の劣化
を最適値から12%以内に抑えることが出来る。
【0071】また本発明の第18の実施例として、前記
第1乃至14の各実施例において、整合状態が二つの周
波数に対して、増幅器の最大効率を実現する整合状態か
ら、5%低い定効率円にある。
【0072】携帯電話機等の移動体端末のパワーアンプ
の消費電力は、全体の約6割を占めるため、効率の劣化
を最小限に抑えた増幅器を実現できる本発明は有効であ
る。
【0073】前記各実施例においては、増幅回路のトラ
ンジスタとして、バイポーラトランジスタを用いたが、
電界効果トランジスタを用いてもよい。バイポーラトラ
ンジスタを用いる場合には、高利得な、電解効果トラン
ジスタを用いる場合には、シリコン系デバイスであれば
低コスト、化合物系デバイスであれば、高効率な増幅回
路を構成することができる。システムの要求仕様に応じ
て、最適なデバイスが適宜選択される。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第一の周波数に対して容量性となり、第二の周波数に対
して誘導性となる回路を少なくとも一つ用いて整合回路
を構成し、前記第一、第二の周波数に対して同時に整合
状態をとる構成としたことにより、一つのアンプ構成
で、二つの帯域をカバーすることが出来きる、という効
果を奏するものであり、従来の回路構成と比べ、素子サ
イズ、素子数減により、増幅回路の占めるエリアの低
減、コスト低減を図ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施例のインピーダンス変換の軌跡
を示す図である。
【図3】本発明の第1〜6の実施例による50Ωへの変
換が可能なトランジスタのインピーダンス領域を示す図
である。
【図4】本発明の第4の実施例の構成を示す図である。
【図5】本発明の第4の実施例のインピーダンス変換の
軌跡を示す図である。
【図6】本発明の第7の実施例の構成を示す図である。
【図7】本発明の第7の実施例のインピーダンス変換の
軌跡を示す図である。
【図8】本発明の第7〜12の実施例による50Ωへの
変換が可能なトランジスタのインピーダンス領域を示す
図である。
【図9】本発明の第10の実施例の構成を示す図であ
る。
【図10】本発明の第10の実施例のインピーダンス変
換の軌跡を示す図である。
【図11】本発明の第13の実施例の構成を示す図であ
る。
【図12】本発明の第13の実施例のインピーダンス変
換の軌跡を示す図である。
【図13】本発明の第14の実施例の構成を示す図であ
る。
【図14】本発明の第14の実施例のインピーダンス変
換の軌跡を示す図である。
【図15】従来の増幅回路の構成を示す図である。
【符号の説明】
101、401、601、901、901、1101、
1311 トランジスタ 102、109、402、409、602、609、9
02、909、1102、1107、1302、130
7 入出力端子 103、106、110、113、403、406、4
10、413、603、606、610、613、61
8、619、903、906、910、913、110
4、1109、1304、1309 キャパシタ 104、107、111、114、116、117、4
04、407、411、414、416、417、60
4、607、611、614、616、617、90
4、907、911、914、916、917、110
5、1110、1305、1310 インダクタ 105、108、112、115、405、408、4
12、415、605、608、612、615、90
5、908、912、915、1106、1111、1
306、1311 整合回路素子 121、421、621、921、1121、1321
入力端子 122、422、622、922、1122、1322
出力端子 1103、1108、1303、1308 位相回転素
子(伝送線路) 301、302、303、801、802、803 イ
ンピーダンス領域

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】増幅器の入出力に整合回路を具備したアナ
    ログ増幅回路において、 第一の周波数に対して容量性となり、第二の周波数に対
    して誘導性となる回路を少なくとも一つ用いて前記整合
    回路を構成し、前記第一、第二の周波数に対して同時に
    整合状態をとる、構成とされている、ことを特徴とする
    アナログ増幅回路。
  2. 【請求項2】請求項1記載のアナログ増幅回路におい
    て、前記第一の周波数に対して容量性となり、前記第二
    の周波数に対して誘導性になる回路として、インダクタ
    とキャパシタの直列共振回路を用いる、ことを特徴とす
    るアナログ増幅回路。
  3. 【請求項3】請求項1記載のアナログ増幅回路におい
    て、前記第一の周波数に対して容量性となり、前記第二
    の周波数に対して誘導性になる回路として、インダクタ
    とキャパシタの並列共振回路を用いる、ことを特徴とす
    るアナログ増幅回路。
  4. 【請求項4】増幅器の入出力に整合回路を具備したアナ
    ログ増幅回路において、 信号を位相回転させる位相回転素子を備え、増幅器のイ
    ンピーダンスを第一の周波数に対して誘導的となり、第
    二の周波数に対して容量的な状態になるように設定し、 さらに第一の周波数に対して容量性となり、第二の周波
    数に対して誘導性になる回路を用いて、前記第一、第二
    の周波数に対して同時に整合状態をとる、構成とされて
    いる、ことを特徴とするアナログ増幅回路。
  5. 【請求項5】請求項4記載のアナログ増幅回路におい
    て、 前記第一の周波数に対して容量性となり、前記第二の周
    波数に対して誘導性になる回路として、インダクタとキ
    ャパシタの直列共振回路を用いる、ことを特徴とするア
    ナログ増幅回路。
  6. 【請求項6】請求項4記載のアナログ増幅回路におい
    て、 前記第一の周波数に対して容量性となり、前記第二の周
    波数に対して誘導性になる回路として、インダクタとキ
    ャパシタの並列共振回路を用いる、ことを特徴とするア
    ナログ増幅回路。
  7. 【請求項7】請求項4記載のアナログ増幅回路におい
    て、 前記位相回転素子が伝送線路よりなる、ことを特徴とす
    るアナログ増幅回路。
  8. 【請求項8】請求項1乃至7のいずれか一に記載のアナ
    ログ増幅回路において、 整合状態におけるインピーダンスが、前記第一、第二の
    周波数に対して信号源および負荷から見た反射係数が共
    に0.3以下の状態である、ことを特徴とするアナログ
    増幅回路。
  9. 【請求項9】請求項1乃至7のいずれか一に記載のアナ
    ログ増幅回路において、 整合状態におけるインピーダンスが、前記第一、第二の
    周波数に対して増幅器の最小雑音特性を実現する整合状
    態からスミスチャート上の0.5dB高い定雑音指数円内
    にある、ことを特徴とするアナログ増幅回路。
  10. 【請求項10】請求項1乃至7のいずれか一に記載のア
    ナログ増幅回路において、 整合状態におけるインピーダンスが、前記第一、第二の
    周波数に対して増幅器の最大飽和出力を実現する整合状
    態からスミスチャート上の0.5dB低い定出力曲線内に
    ある、ことを特徴とするアナログ増幅回路。
  11. 【請求項11】請求項1乃至7のいずれか一に記載のア
    ナログ増幅回路において、 整合状態におけるインピーダンスが、前記第一、第二の
    周波数に対して増幅器の最大効率を実現する整合状態か
    らスミスチャート上の5%低い定効率曲線内にある、こ
    とを特徴とするアナログ増幅回路。
  12. 【請求項12】請求項1乃至7のいずれか一に記載のア
    ナログ増幅回路において、 前記増幅器がバイポーラトランジスタよりなる、ことを
    特徴とするアナログ増幅回路。
  13. 【請求項13】請求項1乃至7のいずれか一に記載のア
    ナログ増幅回路において、 前記増幅器が電界効果トランジスタよりなる、ことを特
    徴とするアナログ増幅回路。
  14. 【請求項14】前記整合回路として、 前記増幅器をなすトランジスタの入力と入力端子間に直
    列に接続された第一のキャパシタと第一のインダクタよ
    りなる第一の直列共振回路と、 前記入力端子と前記第一の直列共振回路の接続点と接地
    間に並列接続された第二のキャパシタと第二のインダク
    タよりなる第一の並列共振回路と、 前記トランジスタの出力と出力端子間に直列に接続され
    た第三のキャパシタと第三のインダクタよりなる第二の
    直列共振回路と、 前記出力端子と前記第二の直列共振回路の接続点と接地
    間に並列接続された第四のキャパシタと第四のインダク
    タよりなる第二の並列共振回路と、 を備え、 前記第1、及び第二の並列共振回路が、前記第一の周波
    数に対して容量的に働き、前記第二の周波数に対して誘
    導的に働き、前記第一、及び第二の周波数に対してイン
    ピーダンスの整合をとる構成としたことを特徴とする請
    求項1記載のアナログ増幅回路。
  15. 【請求項15】前記第1、及び第二の直列共振回路は、
    前記第一の周波数に対して誘導的に働き、前記第二の周
    波数に対して容量的に働くことを特徴とする請求項14
    記載のアナログ増幅回路。
  16. 【請求項16】前記第1、及び第二の直列共振回路は、
    前記第一、第二の周波数に対してともに誘導的に働き、
    前記トランジスタのインピーダンスが所定の範囲にある
    とき、前記第1、及び第二の直列共振回路は、前記第一
    の周波数に対して容量性成分、前記第二の周波数に対し
    て誘導性成分に、インピーダンスを変換する、ことを特
    徴とする請求項14記載のアナログ増幅回路。
  17. 【請求項17】前記第1、及び第二の直列共振回路は、
    前記第一、第二の周波数に対してともに容量的に働き、
    前記トランジスタのインピーダンスが所定の範囲にある
    とき、前記第1、及び第二の直列共振回路は、前記第一
    の周波数に対して誘導性成分、前記第二の周波数に対し
    て容量性成分に、インピーダンスを変換する、ことを特
    徴とする請求項14記載のアナログ増幅回路。
  18. 【請求項18】前記整合回路として、 前記増幅器をなすトランジスタの入力と入力端子間に並
    列に接続された第一のキャパシタと第一のインダクタよ
    りなる第一の並列共振回路と、 前記入力端子と前記第一の並列共振回路の接続点と接地
    間に直列接続された第二のキャパシタと第二のインダク
    タよりなる第一の直列共振回路と、 前記トランジスタの出力と出力端子間に並列に接続され
    た第三のキャパシタと第三のインダクタよりなる第二の
    並列共振回路と、 前記出力端子と前記第二の並列共振回路との接続点と接
    地間に直列接続された第四のキャパシタと第四のインダ
    クタよりなる第二の直列共振回路と、 を備え、 前記第1、及び第二の並列共振回路は、前記第一の周波
    数に対して容量的に働き、前記第二の周波数に対して誘
    導的に働き、前記第一、及び第二の周波数に対してイン
    ピーダンスの整合をとる構成としたことを特徴とする請
    求項1記載のアナログ増幅回路。
  19. 【請求項19】前記第1、及び第二の直列共振回路が、
    前記第一の周波数に対して誘導的に働き、前記第二の周
    波数に対して容量的に働く、ことを特徴とする請求項1
    8記載のアナログ増幅回路。
  20. 【請求項20】前記第1、及び第二の直列共振回路は、
    前記第一、第二の周波数に対してともに誘導的に働き、
    前記トランジスタのインピーダンスが所定の範囲にある
    ときに、前記第一の周波数に対して容量性成分、前記第
    二の周波数に対して誘導性成分に、インピーダンスを変
    換する、ことを特徴とする請求項18記載のアナログ増
    幅回路。
  21. 【請求項21】前記第1、及び第二の直列共振回路は、
    前記第一、第二の周波数に対してともに容量的に働き、
    前記トランジスタのインピーダンスが所定の範囲にある
    とき、前記第一の周波数に対して誘導性成分、前記第二
    の周波数に対して容量性成分に、インピーダンスを変換
    する、ことを特徴とする請求項18記載のアナログ増幅
    回路。
  22. 【請求項22】前記整合回路として、 前記増幅器をなすトランジスタの入力と入力端子間に直
    列に接続された第一のキャパシタと第一のインダクタよ
    りなる第一の直列共振回路と、 前記トランジスタの入力と前記第一の直列共振回路の接
    続点と接地間に並列接続された第二のキャパシタと第二
    のインダクタよりなる第一の並列共振回路と、前記トラ
    ンジスタの出力と出力端子間に直列に接続された第三の
    キャパシタと第三のインダクタよりなる第二の直列共振
    回路と、 前記トランジスタの出力と前記第二の直列共振回路との
    接続点と接地間に並列接続された第四のキャパシタと第
    四のインダクタよりなる第二の並列共振回路と、 を備え、 前記第1、及び第二の直列共振回路は、前記第一の周波
    数に対して容量的に働き、前記第二の周波数に対して誘
    導的に働き、前記第一、及び第二の周波数に対してイン
    ピーダンスの整合をとる構成としたことを特徴とする請
    求項1記載のアナログ増幅回路。
  23. 【請求項23】前記第1、及び第二の並列共振回路は、
    前記第一の周波数に対して誘導的に働き、前記第二の周
    波数に対して容量的に働く、ことを特徴とする請求項2
    2記載のアナログ増幅回路。
  24. 【請求項24】前記第1、及び第二の並列共振回路は、
    前記第一、第二の周波数に対してともに誘導的に働き、
    前記トランジスタのインピーダンスが所定の範囲にある
    とき、前記第一の周波数に対して誘導性成分、前記第二
    の周波数に対して容量性成分に、インピーダンスを変換
    する、ことを特徴とする請求項22記載のアナログ増幅
    回路。
  25. 【請求項25】前記第1、及び第二の並列共振回路は、
    前記第一、第二の周波数に対してともに容量的に働き、
    前記トランジスタのインピーダンスが所定の範囲にある
    とき、前記第1、及び第二の並列共振回路は、前記第一
    の周波数に対して誘導性成分、前記第二の周波数に対し
    て容量性成分に、インピーダンスを変換する、ことを特
    徴とする請求項22記載のアナログ増幅回路。
  26. 【請求項26】前記整合回路として、 前記増幅器をなすトランジスタの入力と入力端子間に並
    列に接続された第一のキャパシタと第一のインダクタよ
    りなる第一の並列共振回路と、 前記トランジスタの入力と前記第一の並列共振回路の接
    続点と接地間に直列接続された第二のキャパシタと第二
    のインダクタよりなる第一の直列共振回路と、前記トラ
    ンジスタの出力と出力端子間に並列に接続された第三の
    キャパシタと第三のインダクタよりなる第二の並列共振
    回路と、 前記トランジスタの出力と前記第二の並列共振回路との
    接続点と接地間に直列接続された第四のキャパシタと第
    四のインダクタよりなる第二の直列共振回路と、 を備え、 前記第1、及び第二の並列共振回路は、前記第一の周波
    数に対して容量的に働き、前記第二の周波数に対して誘
    導的に働き、前記第一、及び第二の周波数に対してイン
    ピーダンスの整合をとる構成としたことを特徴とする請
    求項1記載のアナログ増幅回路。
  27. 【請求項27】前記第1、及び第二の直列共振回路は、
    前記第一の周波数に対して誘導的に働き、前記第二の周
    波数に対して容量的に働く、ことを特徴とする請求項2
    6記載のアナログ増幅回路。
  28. 【請求項28】前記第1、及び第二の直列共振回路は、
    前記第一、第二の周波数に対してともに誘導的又は、と
    もに容量的に働き、前記トランジスタのインピーダンス
    が所定の範囲にあるとき、前記第1、及び第二の直列共
    振回路は、前記第一の周波数に対して誘導性成分、前記
    第二の周波数に対して容量性成分に、インピーダンスを
    変換する、ことを特徴とする請求項26記載のアナログ
    増幅回路。
  29. 【請求項29】前記増幅器をなすトランジスタの入力と
    入力端子間に、並列に接続された第一のキャパシタと第
    一のインダクタよりなる第一の共振回路と、第一の位相
    回転素子とを直列接続し、 前記トランジスタの出力と出力端子間に、並列に接続さ
    れた第二のキャパシタと第二のインダクタよりなる第二
    の共振回路と、第二の位相回転素子の直列回路とを直列
    接続し、 前記増幅器のインピーダンスが第一の周波数で誘導性、
    第二の周波数で容量性となるように、前記位相回転素子
    で位相回転させ、前記共振回路によって、スミスチャー
    トの中心付近にインピーダンスを変換する構成とされて
    いる、ことを特徴とする請求項4記載のアナログ増幅回
    路。
  30. 【請求項30】前記第1、第二の共振回路が、キャパシ
    タとインダクタの直列共振回路、又は、キャパシタとイ
    ンダクタの並列共振回路よりなる、ことを特徴とする請
    求項29記載のアナログ増幅回路。
  31. 【請求項31】前記第1の周波数が、前記第2の周波数
    よりも低い周波数帯のものである、ことを特徴とする請
    求項14乃至30のいずれか一に記載のアナログ増幅回
    路。
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