JP2007329669A - 電力増幅装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の送信信号に対して伝送損失を小さくでき、整合回路の占有面積を小さくし、低コストで小型化が可能な電力増幅装置を提供する。
【解決手段】 電力増幅モジュール5は、第1,第2の送信信号RFt1,RFt2を増幅する電力増幅器6と、電力増幅器6の出力側に接続された整合回路7によって構成する。そして、整合回路7は、電力増幅器6の出力側とバイアス電源Vccとの間に設けられた第1の並列共振回路8と、電力増幅器6の出力側とグランドとの間に設けられた第2の並列共振回路9とによって構成する。これにより、整合回路7は、第1,第2の送信信号RFt1,RFt2のいずれの信号に対しても電力増幅器6と出力側の回路とを整合させることができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、互いに異なる周波数帯域の複数の送信信号を増幅して出力する電力増幅装置に関する。
一般に、無線端末システムとして、互いに異なる周波数帯域の複数の送信信号を送信する携帯電話、携帯無線端末等が知られている。このような無線端末システムには、複数の送信信号を増幅する電力増幅装置を備えると共に、該電力増幅装置は、高周波の送信信号を増幅する電力増幅器(パワーアンプ)を備えると共に、該電力増幅器の出力側に設けられ電力増幅器とアンテナ側との間を整合させる整合回路とによって構成されている(例えば、特許文献1〜4参照)。このとき、無線端末システムは複数の送信信号を送信するから、各送信信号の周波数帯域に応じて電力増幅器および整合回路が必要となる。
特開2002−135157号公報 特開2003−124754号公報 特開平9−289421号公報 特開平11−136045号公報
このため、特許文献1に記載された無線端末システムでは、例えば880〜915MHzの周波数帯域をもったGSM(Global System for Mobile communication)、1710〜1785MHzの周波数帯域をもったDCS(Digital Cellular System)、1920〜1980MHzの周波数帯域をもったUMTS(Universal Mobile Telecommunications System)の3つの送信信号に対して、それぞれ別々の電力増幅器および整合回路を備える構成としている。
また、特許文献2に記載された無線端末システムでは、例えば1710〜1785MHzの周波数帯域をもったDCS、1850〜1910MHzの周波数帯域をもったDCS、1920〜1980MHzの周波数帯域をもったUMTSの3つの送信信号に対して、単一の電力増幅器および3個の整合回路を備える構成としている。この場合、送信信号に応じてスイッチを用いて3個の整合回路を切換え、それぞれの送信周波数帯域に最適な整合回路を選択する構成となっている。
また、特許文献3には、電力増幅器とバイアス回路との間に、λ/4(λ:基本波の波長)の長さのマイクロストリップ線路に代えて並列共振回路を設けた構成が開示されている。また、特許文献4には、電力増幅器の出力側とグランド側との間に並列共振回路を設け、複数の送信信号に伴うビート信号を低減する構成が開示されている。
ところで、特許文献1による無線端末システムでは、送信信号(送信周波数帯域)の数に応じて電力増幅器および整合回路を増加させる必要があり、回路構成が大型化して小型な携帯端末等に適用し難いのに加え、製造コストが増大するという問題がある。
また、特許文献2による無線端末システムでは、送信信号に応じて整合回路を切換えるためのスイッチ等の選択回路が必要となる。このため、回路規模が大きくなって、携帯端末の小型化を阻害してしまう。
一方、特許文献3には、電力増幅器の出力側とバイアス回路との間に並列共振回路を設けた構成が開示されているものの、この並列共振回路は、λ/4のマイクロストリップ線路に代えて1個だけ設けられているに過ぎない。同様に、特許文献4には、電力増幅器の出力側とグランド側との間に並列共振回路を設けた構成が開示されているものの、この並列共振回路も、ビート信号を低減するために1個だけ設けられているに過ぎない。
このため、特許文献3,4の従来技術では、複数の送信信号に対して電力増幅器と出力側(アンテナ側)の回路との間の整合に関しては十分な考慮がされておらず、例えば複数の送信信号のうち一部の送信信号では伝送損失が増大する虞がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、複数の送信信号に対して伝送損失を小さくできると共に、整合回路の占有面積を小さくし、低コストで小型化が可能な電力増幅装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために、請求項1の発明は、互いに異なる周波数帯域の第1,第2の送信信号を増幅して出力する電力増幅装置において、前記第1,第2の送信信号を増幅する電力増幅器と、該電力増幅器の出力側に接続されバイアス電圧を供給するバイアス電源と、前記電力増幅器の出力側と該バイアス電源との間に設けられ第1の送信信号に対して並列共振する第1の並列共振回路と、前記電力増幅器の出力側とグランドとの間に設けられ第2の送信信号に対して並列共振する第2の並列共振回路とを備える構成としたことを特徴としている。
請求項2の発明では、前記第1の並列共振回路は、前記電力増幅器の出力側とバイアス電源との間に接続されたチョークコイルと、該チョークコイルに並列接続されたコンデンサとによって構成している。
請求項1の発明によれば、電力増幅器の出力側とバイアス電源との間に第1の並列共振回路を設けると共に、電力増幅器の出力側とグランドとの間に第2の並列共振回路を設ける構成としている。このとき、第1の並列共振回路は第1の送信信号に対して並列共振して高インピーダンスとなるから、第1の並列共振回路を用いて電力増幅器とその出力側に接続される回路等との間の整合を取ることができる。また、第2の並列共振回路は第2の送信信号に対して並列共振して高インピーダンスとなるから、第2の並列共振回路を用いて電力増幅器とその出力側に接続される回路等との間の整合を取ることができる。この結果、第1,第2の並列共振回路を用いて、第1,第2の送信信号のいずれに対しても電力増幅器と出力側の回路とを整合させることができるから、第1,第2の送信信号の伝送損失を小さくすることができる。
また、第1の並列共振回路は電力増幅器の出力側とバイアス電源との間に設けたから、例えば電力増幅器の出力側とバイアス電源との間に設けられた高周波遮断用のチョークコイルにコンデンサを並列接続することによって、第1の並列共振回路を構成することができる。一方、第2の並列共振回路は電力増幅器の出力側とグランドとの間に設けたから、例えば電力増幅器の出力側とグランドとの間に設けられたバイパス用のコンデンサにコイルを並列接続することによって、第2の並列共振回路を構成することができる。
このように、既存の回路素子を利用して第1,第2の並列共振回路を構成することができるから、整合回路をなす第1,第2の並列共振回路の占有面積を小さくし、低コストで小型化が可能な電力増幅装置を構成することができる。
請求項2の発明によれば、第1の並列共振回路は、電力増幅器の出力側とバイアス電源との間に接続されたチョークコイルと、該チョークコイルに並列接続されたコンデンサとによって構成したから、既存のチョークコイルを利用して第1の並列共振回路を形成することができる。このため、第1の並列共振回路を必要最小限のコンデンサを付加することによって容易に構成することができ、小型かつ低コストで第1の並列共振回路を構成することができる。
以下、本発明の実施の形態による電力増幅装置を通信装置に適用した場合を例に挙げて、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
まず、図1は発明の実施の形態による無線端末システムとしての通信装置1を示し、該通信装置1は、後述の送信モジュール2、デュプレクサ12、受信モジュール13、アンテナ14等によって構成されている。
送信モジュール2は、第1の送信信号RFt1を出力する第1の信号出力回路3と、第2の送信信号RFt2を出力する第2の信号出力回路4と、第1,第2の信号出力回路3,4に接続されて第1,第2の送信信号RFt1,RFt2を電力増幅する電力増幅装置としての電力増幅モジュール5とによって構成されている。このとき、第1の送信信号RFt1は、例えばUS−Cellular方式の信号からなり824〜849MHzの送信周波数帯域を有している。一方、第2の送信信号RFt2は、例えばJ−CDMA(Code Division Multiple Access)方式の信号からなり898〜925MHzの送信周波数帯域を有している。これにより、第1,第2の送信信号RFt1,RFt2は、互いに異なる周波数帯域の信号となっている。
電力増幅モジュール5は、図2の示すように、例えばヘテロ接合バイポーラトランジスタ等からなる電力増幅器6と、該電力増幅器6の出力側に接続された整合回路7とによって構成されている。このとき、電力増幅器6は、第1,第2の送信信号RFt1,RFt2の両方の周波数帯域の信号を増幅するために、例えば100MHz以上の広帯域に亘って利得が得られるものが使用される。また、電力増幅モジュール5は、バイアス端子5Aを介してバイアス電圧を供給するバイアス電源Vccが接続されると共に、出力端子5Bを介して電力増幅した第1,第2の送信信号RFt1,RFt2を出力する。
整合回路7は、電力増幅器6の出力側とバイアス端子5Aとの間に設けられた第1の並列共振回路8と、電力増幅器6の出力側とグランドとの間に設けられた第2の並列共振回路9とによって構成されている。
このとき、第1の並列共振回路8は、電力増幅器6の出力側とバイアス端子5Aとの間に接続され高周波遮断用のチョークコイル8Aと、該チョークコイル8Aに並列接続されたコンデンサ8Bとによって構成されている。そして、第1の並列共振回路8は、第1の送信信号RFt1に対して並列共振するものである。
一方、第2の並列共振回路9は、電力増幅器6の出力側とグランドとの間に接続されたバイパス用のコンデンサ9Aと、該コンデンサ9Aに並列接続されたコイル9Bとによって構成されている。そして、第2の並列共振回路9は、第2の送信信号RFt2に対して並列共振するものである。
また、第1,第2の並列共振回路8,9の間は、第1,第2の送信信号RFt1,RFt2を通過させるカップリングコンデンサ10を用いて接続されている。これにより、電力増幅器6は、カップリングコンデンサ10を介して電力増幅モジュール5の出力端子5Bに接続されている。
さらに、電力増幅モジュール5のバイアス端子5Aには、バイアス電源Vccからのノイズを除去するためのフィルタ回路11が接続されている。このとき、フィルタ回路11はコンデンサ11Aによって構成され、該コンデンサ11Aは、一端側がバイアス端子5Aに接続されると共に、他端側がグランドに接続されている。
これにより、第1,第2の並列共振回路8,9は、第1,第2の送信信号RFt1,RFt2に対して、電力増幅器6とアンテナ14側の回路(デュプレクサ12)との間を整合させている。
デュプレクサ12は、図1に示すように、送信モジュール2の出力側と受信モジュール13の入力側とに接続されると共に、アンテナ14に接続されている。ここで、デュプレクサ12は、例えば2つのフィルタ回路12A,12Bによって構成されている。そして、フィルタ回路12Aは、送信信号RFt1,RFt2と受信信号RFr1,RFr2との周波数が互いに異なる(例えば、RFt1,RFt2<RFr1,RFr2)ことを利用して、送信信号RFt1,RFt2だけを通過させる。一方、フィルタ回路12Bは、受信信号RFr1,RFr2だけを通過させる。
これにより、デュプレクサ12は、送信信号RFt1,RFt2の処理回路として、フィルタ回路12Aを用いて送信モジュール2から出力された送信信号RFt1,RFt2をアンテナ14に向けて出力する。また、デュプレクサ12は、フィルタ回路12Bを用いてアンテナ14から受信した受信信号RFr1,RFr2を受信モジュール13に向けて出力する。このとき、受信モジュール13は、例えば受信信号RFr1,RFr2に対して低雑音の増幅を行った後に、ダウンコンバート、複号等の処理を行うものである。
本実施の形態による通信装置1は上述の如き構成を有するもので、次にその作動について説明する。
まず、通信装置1の送信時には、例えば第1の信号出力回路3はベースバンド信号に基づいて高周波の送信信号RFt1を変調し、この送信信号RFt1を出力する。このとき、電力増幅モジュール5は送信信号RFt1を増幅し、デュプレクサ12に向けて出力する。これにより、電力増幅後の送信信号RFt1は、デュプレクサ12を介してアンテナ14に供給され、アンテナ14から外部に向けて送信される。
同様に、第2の信号出力回路4が送信信号RFt2を出力したときには、電力増幅モジュール5は送信信号RFt2を増幅し、デュプレクサ12に向けて出力する。これにより、電力増幅後の送信信号RFt2は、デュプレクサ12、アンテナ14を介して外部に向けて送信される。
一方、通信装置1の受信時には、アンテナ14から受信した微弱な受信信号RFr1,RFr2は、デュプレクサ12を介して受信モジュール13に送られる。このとき、受信モジュール13は、例えば受信信号RFr1,RFr2に対して低雑音の増幅を行い、中間周波信号にダウンコンバートした後に、ベースバンド信号に複号する。
然るに、本実施の形態では、電力増幅器6の出力側とバイアス電源Vccとの間に第1の並列共振回路8を設けると共に、電力増幅器6の出力側とグランドとの間に第2の並列共振回路9を設ける構成としている。
このとき、第1の並列共振回路8は第1の送信信号RFt1に対して並列共振して高インピーダンスとなるから、第1の並列共振回路8を用いて電力増幅器6とその出力側に接続されるデュプレクサ12やアンテナ14との間の整合を取ることができる。また、第2の並列共振回路9は第2の送信信号RFt2に対して並列共振して高インピーダンスとなるから、第2の並列共振回路9を用いて電力増幅器6とその出力側に接続されるデュプレクサ12等との間の整合を取ることができる。
この結果、デュプレクサ12の入力インピーダンスが例えば50Ωのときには、図3に示すように、負荷(アンテナ14側)からみた整合回路7の入力インピーダンスを、第1,第2の送信信号RFt1,RFt2の2つの周波数帯域で互いに近い値にしつつ、50Ωの周辺にもってくることができる。これにより、第1,第2の並列共振回路8,9を用いて、第1,第2の送信信号RFt1,RFt2のいずれに対しても電力増幅器6と出力側のデュプレクサ12等とを整合させることができるから、第1,第2の送信信号RFt1,RFt2の伝送損失を小さくすることができる。
また、第1の並列共振回路8は電力増幅器6の出力側とバイアス電源Vccとの間に設けたから、電力増幅器6の出力側とバイアス電源Vccとの間に設けられた高周波遮断用のチョークコイル8Aにコンデンサ8Bを並列接続することによって、第1の並列共振回路8を構成することができる。
一方、第2の並列共振回路9は電力増幅器6の出力側とグランドとの間に設けたから、電力増幅器6の出力側とグランドとの間に設けられたバイパス用のコンデンサ9Aにコイル9Bを並列接続することによって、第2の並列共振回路9を構成することができる。
特に、送信モジュール2に適用される電力増幅器6では、一般的に電力増幅器6の出力側とバイアス電源Vccとの間に高周波遮断用のチョークコイル8Aが設けられると共に、電力増幅器6の出力側とグランドとの間に整合用のコンデンサ9Aが設けられている。このため、既存のチョークコイル8A、コンデンサ9Aにコンデンサ8B、コイル9Bを付加するだけで、容易に第1,第2の並列共振回路8,9を構成することができる。従って、整合回路7をなす第1,第2の並列共振回路8,9の占有面積を小さくし、低コストで小型化が可能な通信装置1を構成することができる。
なお、前記実施の形態では、整合回路7はデュプレクサ12の入力インピーダンスとして50Ωに整合させる構成とした。しかし、本発明はこれに限らず、例えばデュプレクサ12の入力インピーダンスが50Ωと異なる値となる場合でも、コンデンサ8B、コイル9B等の値を適宜調整することによって、任意の値のデュプレクサ12の入力インピーダンスに整合させることができる。
また、前記実施の形態では、電力増幅器6の出力側はデュプレクサ12に接続する構成とした。しかし、本発明はこれに限らず、電力増幅器6とデュプレクサ12との間には、送信信号RFt1,RFt2をデュプレクサ12側(アンテナ14側)に向けてのみ通過させる処理回路としてアイソレータを設ける構成としてもよい。この場合、整合回路7は、アイソレータの入力インピーダンスに対して電力増幅器6の出力側を整合させるものである。さらに、送信用と受信用とで別々のアンテナを用いる場合には、整合回路7を送信用のアンテナに直接接続する構成としてもよい。
また、前記実施の形態では、整合回路7とアンテナ14との間にはデュプレクサ12を設ける構成としたが、整合回路7とアンテナ14との間には、デュプレクサ12に代えてアンテナ14に対して送信モジュール2と受信モジュール13とを時分割で選択的に切換える共用器を設ける構成としてもよい。
また、前記実施の形態では、第1の送信信号RFt1の周波数帯域は第2の送信信号RF2の周波数帯域よりも高い構成としたが、第1の送信信号RFt1の周波数帯域は第2の送信信号RF2の周波数帯域よりも低い構成としてもよい。
また、前記実施の形態では、電力増幅モジュール5は2つの送信信号RFt1,RFt2を増幅する場合を例に挙げて説明したが、3つ以上の送信信号を増幅する構成としてもよい。この場合、第1の並列共振回路8または第2の並列共振回路9を送信信号の数に応じて増加させればよい。
また、前記実施の形態では、送信モジュール2として、電力増幅モジュール5と各信号出力回路3,4からなる構成を例示した。しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えば電力増幅モジュールと各信号出力回路に加えて、SAW(弾性表面波)デバイス、アイソレータ、デュプレクサを適宜加えて送信モジュールを構成してもよい。
また、前記実施の形態では、一例として送信モジュール2または受信モジュール13を示しているが、本発明は、特にモジュールに限定されるものではなく、一般的な送信回路や受信回路が用いられる電力増幅装置に対しても、適用可能である。
さらに、前記実施の形態では、電力増幅モジュール5を通信装置1に適用した場合を例に挙げて説明したが、レーダ装置等に適用してもよい。
本発明の実施の形態による通信装置を示すブロック図である。 図1中の電力増幅モジュールを示す平面図である。 負荷側からみた整合回路の入力インピーダンスを示すスミスチャートである。
符号の説明
1 通信装置
2 送信モジュール
3 第1の信号出力回路
4 第2の信号出力回路
5 電力増幅モジュール(電力増幅装置)
6 電力増幅器
7 整合回路
8 第1の並列共振回路
8A チョークコイル
8B コンデンサ
9 第2の並列共振回路
9A コンデンサ
9B コイル

Claims (2)

  1. 互いに異なる周波数帯域の第1,第2の送信信号を増幅して出力する電力増幅装置において、
    前記第1,第2の送信信号を増幅する電力増幅器と、該電力増幅器の出力側に接続されバイアス電圧を供給するバイアス電源と、前記電力増幅器の出力側と該バイアス電源との間に設けられ第1の送信信号に対して並列共振する第1の並列共振回路と、前記電力増幅器の出力側とグランドとの間に設けられ第2の送信信号に対して並列共振する第2の並列共振回路とを備える構成としたことを特徴とする電力増幅装置。
  2. 前記第1の並列共振回路は、前記電力増幅器の出力側とバイアス電源との間に接続されたチョークコイルと、該チョークコイルに並列接続されたコンデンサとによって構成してなる請求項1に記載の電力増幅装置。
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