JP2002252518A - Rfid用アンテナコイル及びその製造方法 - Google Patents
Rfid用アンテナコイル及びその製造方法Info
- Publication number
- JP2002252518A JP2002252518A JP2001036708A JP2001036708A JP2002252518A JP 2002252518 A JP2002252518 A JP 2002252518A JP 2001036708 A JP2001036708 A JP 2001036708A JP 2001036708 A JP2001036708 A JP 2001036708A JP 2002252518 A JP2002252518 A JP 2002252518A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductors
- magnetic core
- core member
- antenna coil
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Details Of Aerials (AREA)
- Credit Cards Or The Like (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
とともに、アンテナコイルの厚さを極めて薄く形成す
る。 【解決手段】 アンテナコイル11は磁芯部材12にコ
イル本体13を巻回することにより形成される。コイル
本体13は磁芯部材12の表面に配置された複数本の表
導体14と磁芯部材12の裏面に配置された複数本の裏
導体16とを有し、複数本の表導体14及び複数本の裏
導体16が端部でそれぞれ互いに電気的に接続されてコ
イル本体13が形成される。また複数本の表導体14及
び複数本の裏導体16を電気絶縁フィルム又はシートに
形成し、その電気絶縁フィルム又はシートを複数本の表
導体14及び複数本の裏導体16とともに磁芯部材12
の表面及び裏面にそれぞれ配置することが好ましい。
Description
波数識別:Radio Frequency Identification)技術を利
用したタグに用いられるアンテナコイル及びその製造方
法に関するものである。
ルと、このアンテナコイルに電気的に接続され管理対象
の物品に関する情報が記憶されたICチップとを備えて
いる。このアンテナコイルに質問器の送受信アンテナか
ら所定の周波数の電波を発信することによりタグを活性
化し、電波のデータ通信による読出しコマンドに応じて
ICチップに記憶されたデータの読出しを行うとともに
書込みコマンドに応じてそのICチップにデータを書込
むように構成される。このタグに用いられる従来のRF
ID用アンテナコイルとしては、表面が絶縁層にて被覆
された導線を略正方形の渦巻き状に巻回してベース板に
貼付けることにより形成されたものや、或いはベース板
に積層したアルミニウム箔や銅箔等の導電層をエッチン
グ法又は打抜き法等により不要部分を除去して略正方形
の渦巻き状に形成されたものが知られている。また、別
のアンテナコイルとして、軟磁性金属の粉末とプラスチ
ックとの複合材により板状又は円柱状等に形成された磁
芯部材と、この磁芯部材の外周面に巻回されたコイル本
体とを有するものが知られている。
ンテナコイルでは、そのアンテナコイルを金属製の物品
に密着させると、アンテナコイルに向って発信された電
波により発生する金属板の渦電流の影響を受け、このア
ンテナコイルを用いたタグが作動しなくなる問題点があ
った。一方、上記後者のアンテナコイルでは、このアン
テナコイルを金属製の物品の表面に密着させてもこのア
ンテナコイルは作動するけれども、磁芯部材の外周面に
コイル本体を巻回するため、その巻線作業が比較的煩雑
で量産性に欠けるとともに、アンテナコイル全体が比較
的厚くなって物品から比較的大きく突出する問題点があ
った。本発明の目的は、金属製の物品に密着させても確
実に作動するとともに、厚さを極めて薄く形成できるR
FID用アンテナコイル及びその製造方法を提供するこ
とにある。本発明の別の目的は、量産性に適したRFI
D用アンテナコイル及びその製造方法を提供することに
ある。
図1及び図2に示すように、平板状に形成された磁芯部
材12と、磁芯部材12に巻回されたコイル本体13と
を備えたRFID用アンテナコイルの改良である。その
特徴ある構成は、コイル本体13が磁芯部材12の表面
に配置された複数本の表導体14と磁芯部材12の裏面
に配置された複数本の裏導体16とを有し、複数本の表
導体14及び複数本の裏導体16が端部でそれぞれ互い
に電気的に接続されてコイル本体13が形成されたとこ
ろにある。この請求項1に記載されたRFID用アンテ
ナコイルでは、アンテナコイル11の厚さを極めて薄く
形成することができる。このRFID用アンテナコイル
11を物品の表面に取付けると、その軸芯方向は物品表
面と平行になるため、物品が金属により形成されていて
も、物品に生じる渦電流は抑制されてアンテナコイル1
1の共振周波数は上記金属製の物品の影響を受けず、こ
のアンテナコイルは確実に作動する。
明であって、図6に示すように、複数本の表導体14及
び複数本の裏導体16がそれぞれ電気絶縁フィルム又は
シート22上に形成され、数本の表導体14及び複数本
の裏導体16が磁芯部材12の表面及び裏面にそれぞれ
接触するように電気絶縁フィルム又はシート22が磁芯
部材12の表面及び裏面に配置されたRFID用アンテ
ナコイルである。この請求項2に係る発明では、複数本
の表導体14及び複数本の裏導体16を電気絶縁フィル
ム又はシート22に形成するので、その取り扱いが容易
になり、量産性が向上する。また、RFID用アンテナ
コイルが電気絶縁フィルム又はシート22を備えること
により、タグとして使用する場合に必要なICチップを
この電気絶縁フィルム又はシート22に接着することも
可能になる。
裏導体16は、電気絶縁フィルム若しくはシート22の
全面に貼り付けられた導電性フィルムを所定のパターン
でエッチングすることにより、又は電気絶縁フィルム若
しくはシート22に導電材料を所定のパターンでスクリ
ーン印刷若しくは蒸着することにより、それぞれ前記電
気絶縁フィルム又はシート22上に形成することが好ま
しい。なお、図9及び図10に示すように、複数本の導
体が表面に形成された単一の電気絶縁フィルム又はシー
ト22を折り曲げることにより複数本の表導体14及び
複数本の裏導体16をそれぞれその電気絶縁フィルム又
はシート22上に形成してもよい。このように単一の電
気絶縁フィルム又はシート22に複数本の表導体14と
複数本の裏導体16を形成すれば、更にその取り扱いが
容易になり、量産性を更に向上させることができる。
すように、複数本の導体17aが両端部で連結された梯
子状の一対のコイル部材17,17を得る工程と、平板
状の磁芯部材12を準備する工程と、その磁芯部材12
を一対のコイル部材17,17により挟み複数本の導体
17aが磁芯部材12に巻回されるように導体17aの
両端部をそれぞれ互いに電気的に接続する工程と、複数
本の導体17aの両端部における一対のコイル部材1
7,17の連結を解いて複数本の導体17aからなるコ
イル本体13が磁芯部材12に巻回されたアンテナコイ
ルを得る工程とを含むRFID用アンテナコイルの製造
方法である。この請求項10に記載されたRFID用ア
ンテナコイルの製造方法では、上記のような厚さの極め
て薄いRFID用アンテナコイル11を製造することが
できる。ここで、一対のコイル部材17,17は、導電
性金属の板又は箔を打ち抜くこと又はエッチングするこ
とにより形成することが好ましい。
示すように、電気絶縁フィルム又はシート22の全面に
積層された導電性金属の板又は箔を打ち抜くこと又はエ
ッチングすることにより電気絶縁フィルム又はシート2
2上に複数本の導体23を形成する工程と、平板状の磁
芯部材12を準備する工程と、複数本の導体23が磁芯
部材12の表面及び裏面に接触するように一対の電気絶
縁フィルム又はシート22により磁芯部材12を挟む
か,又は折り曲げられた単一の電気絶縁フィルム又はシ
ート22により磁芯部材12を挟む工程と、電気絶縁フ
ィルム又はシート22に形成された複数本の導体23が
磁芯部材12に巻回されるように複数本の導体23の端
部を互いに電気的に接続する工程とを含むRFID用ア
ンテナコイルの製造方法である。この請求項12に記載
されたRFID用アンテナコイルの製造方法では、電気
絶縁フィルム又はシート22に導体23を形成するの
で、その取り扱いが容易になり、厚さの極めて薄いRF
ID用アンテナコイル11を比較的容易かつ安価に製造
することができる。また、電気絶縁フィルム又はシート
22を備えるので、ICチップを電気絶縁フィルム又は
シート22の表面に接着してコイル本体13に接続すれ
ば容易にRFID用タグを製造することもできる。
金属,アモルファス又はフェライトからなる粉末又はフ
レーク及びプラスチックの複合材、軟磁性金属の板又は
箔、アモルファス箔又はその積層材、或いはフェライト
であることが好ましい。これらによる磁芯部材12は比
較的薄いものになり、アンテナコイル11の厚さ方向の
大部分を占める磁芯部材12を薄くすることにより、ア
ンテナコイル11全体の厚さを薄くすることができる。
また、図12に示すように、磁芯部材32は、絶縁性樹
脂フィルム又はシート32aと、この絶縁性樹脂フィル
ム又はシート32aの表面に形成された磁性塗膜32b
とを備えるものであっても良い。この磁芯部材32は、
絶縁性樹脂フィルム又はシート32aの表面に磁性材料
からなる粉末又はフレークを含む塗料を塗布乾燥するこ
とにより作られ、射出成形において成形が困難な0.8
mm以下の厚さの磁芯部材32を得ることができ、更に
薄いアンテナコイル11を得ることができる。更に、複
数本の導体23の端部の接続は、導電性接着剤又はロウ
材により行うことが好ましく、溶接することにより複数
本の導体23の端部を直接接続することも好ましい。
図面に基づいて説明する。図1及び図2に示すように、
本発明のRFID用アンテナコイル11は、平板状に形
成された磁芯部材12と、その磁芯部材12に巻回され
たコイル本体13とを備える。磁芯部材12は、軟磁性
金属の板又は箔により形成されるか、或いは、軟磁性金
属,アモルファス又はフェライトからなる粉末又はフレ
ークとプラスチックとの複合材により長方形状に形成さ
れる。また、磁芯部材12は、Fe系アモルファス合金
(アライドケミカル社製のMETGLAS 2605S
−2)やCo系アモルファス合金(アライドケミカル社
製のMETGLAS 2714A)等のアモルファス箔
又はその積層材により形成されたものであってもよく、
長方形状に形成されたフェライトであっても良い。
性の良い熱可塑性のプラスチックを用いたり、或いは耐
熱性の良い熱硬化性のプラスチックを用いたりすること
ができる。また上記軟磁性金属の粉末としては、カーボ
ニル鉄粉末,鉄−パーマロイ等のアトマイズ粉末,還元
鉄粉末等が用いられる。一方、軟磁性金属のフレークと
しては、上記粉末をボールミル等で微細化して粉末を成
形した後に、この粉末を機械的に扁平化して得られたフ
レークや、鉄系又はコバルト系アモルファス合金の溶湯
粒を水冷銅に衝突させて得られたフレークが用いられ
る。また磁芯部材12が複合材により形成される場合、
その複合材を射出成形又は圧縮成形することにより磁芯
部材12を形成することができる。このように形成され
た磁芯部材12は脆弱なフェライトにより形成された磁
芯部材と比較して、強靱であるため薄くしても割れ難い
ものになる。また軟磁性金属,アモルファス又はフェラ
イトからなる粉末又はフレークがプラスチックに分散さ
れて、プラスチックにより相互に絶縁されているため、
全体としては導電性を有せず、高周波の電波を受けても
渦電流は発生しない磁芯部材12が得られる。
ル11は、平板状に形成された磁芯部材12と、その磁
芯部材12に巻回されたコイル本体13とによりその厚
さが定められる。このため、極力薄いアンテナコイル1
1を得るために、その厚さ方向の大部分を占めることに
なる磁芯部材12は極力薄く形成されることが望まし
い。具体的に磁芯部材はその厚さが0.1〜1mmであ
ることが好ましい。一方、コイル本体13は、磁芯部材
12の表面に配置された複数本の表導体14と、磁芯部
材12の裏面に配置された複数本の裏導体16とを有す
る。この表導体14及び裏導体16の本数は、コイル本
体13が必要とされる巻き線の回数に等しい数が形成さ
れる。ここで、単一の表導体14及び裏導体16の厚
さ、幅、及び隣接する表導体14又は裏導体16との間
隔は、それぞれ0.01〜0.5mm、0.02〜1m
m及び0.15〜1.2mmであることが好ましい。こ
れら複数本の表導体14及び複数本の裏導体16は、そ
れぞれ磁芯部材12の表面及び裏面に互いに平行に配置
される。その一方で、数本の表導体14と複数本の裏導
体16は互いに僅かに傾斜するように配置され、複数本
の表導体14及び複数本の裏導体16の端部はそれぞれ
互いに電気的に接続されて磁芯部材12に螺旋状に巻回
されたコイル本体13が形成される。
コイル11の製造方法を図1〜図5に基づいて説明す
る。図5に示すように、互いに平行に配置された複数本
の導体17aが両端部で連結された梯子状の一対のコイ
ル部材17を形成する。コイル部材17はCu,Al,
Zn等の導電性を有する導電性金属の板又は箔を打ち抜
くこと又はエッチングすることにより、比較的安価に製
造することができる。次に軟磁性金属,アモルファス又
はフェライトからなる粉末又はフレーク及びプラスチッ
クの複合材、軟磁性金属の板又は箔、アモルファス箔又
はその積層材、或いはフェライトにより長方形であって
平板状の磁芯部材12を形成する。この磁芯部材12の
長さは上記コイル部材17の長さと略同一,又は僅かに
長く若しくは僅かに短く形成することが好ましい。一
方、磁芯部材12の幅は導体17aの長さより短く形成
される。
磁芯部材12を図5に示すように挟む。この場合、磁芯
部材12が導電性である場合には磁芯部材12の表面を
絶縁材で覆った後に挟まれる。また、磁芯部材12又は
導体17aに接着剤を塗布し、一対のコイル部材17,
17が磁芯部材12を挟んだ状態で導体17aを磁芯部
材12に接着することが好ましい。その後、図3及び図
4に示すように一対のコイル部材17,17における複
数本の導体17aが磁芯部材12に螺旋状に巻回される
ようにそれぞれの導体17aの両端部をそれぞれ互いに
電気的に接続させる。電気的に接続できる限り、導体1
7aの端部の接続は導電性接着剤や、ロウ材等により行
うこともできるが、このような接着剤又はロウ材を用い
ることなく導体17aの端部を溶接により直接接続して
も良い。導体17aの端部を導電性接着剤を用いて接続
すれば、接続のための比較的大型の製造設備が不要にな
り、ロウ材を用いれば導体17aの端部を確実に接続す
ることができる。また、導体17aの端部を溶接により
直接接続すれば、設備を必要とするけれども、その接続
を確実かつ容易に行うことができる。なお、ロウ材とし
ては半田が好ましく、溶接にあってはスポット溶接が好
ましい。
させた後、複数本の導体17aの両端部における一対の
コイル部材17の連結を解く。その連結を解くには導体
17aにおける連結部分を切断する必要があるが、この
切断は図3及び図4のC−C線で示す部分において切断
すれば比較的容易に行うことができる。この切断により
コイル部材17の複数本の導体17aはそれぞれ独立し
て磁芯部材12の表面及び裏面にそれぞれ配置され、図
1及び図2に示す表導体14と裏導体16になり、これ
らの導体からなるコイル本体13が磁芯部材12に巻回
されたアンテナコイル11が得られる。このように製造
されたアンテナコイル11の厚さは極めて薄く、コイル
本体13に図示しないICチップを電気的に接続するこ
とによりRFID用タグが製造され、このように製造さ
れたRFID用タグも極めて薄いため、物品に取付けて
も、物品から殆ど突出することはない。
を示す。図6及び図7において図1及び図2と同一符号
は同一部品を示す。この実施の形態におけるRFID用
アンテナコイル21は、複数本の表導体14及び複数本
の裏導体16が電気絶縁フィルム又はシート22にそれ
ぞれ形成されたものである。電気絶縁フィルム又はシー
ト22は電気絶縁性を有するプラスチック製のフィルム
又はシート或いは紙により長方形状に形成されるが、ポ
リエステルやポリイミド等のプラスチックフィルム又は
プラスチックシートにより形成されることが好ましい。
複数本の表導体14及び複数本の裏導体16は、その電
気絶縁フィルム又はシート22の表面にその長手方向に
所定の間隔をあけかつその幅方向に延びて互いに平行に
複数本形成される。この表導体14及び裏導体16の本
数は、コイル本体13が必要とされる巻き線の回数に等
しい数が形成される。ここで、単一の表導体14及び裏
導体16の厚さ、幅及び隣接する表導体14又は裏導体
16との間隔は、それぞれ0.01〜0.5mm、0.
02〜1mm及び0.15〜1.2mmであることが好
ましい。
複数本の表導体14及び複数本の裏導体16が磁芯部材
12に対向するようにして磁芯部材12の表面及び裏面
にそれぞれそのまま配置され、電気絶縁フィルム又はシ
ート22に形成された複数本の表導体14及び複数本の
裏導体16は端部でそれぞれ互いに電気的に接続されて
コイル本体13が形成される。
コイル21の製造方法を図6〜図8に基づいて説明す
る。図8に示すように、先ず電気絶縁フィルム又は電気
絶縁シート22に導電材料からなる複数本の導体23を
互いに平行に形成する。導体23は電気絶縁フィルム又
は電気絶縁シート22の表面に積層されたCu,Al,
Zn等の導電性金属の板又は箔を打ち抜くこと又はエッ
チングすることにより形成される。これにより表面に導
体23が形成された電気絶縁フィルム又は電気絶縁シー
ト22を安価に製造することができる。なお、導体23
を電気絶縁フィルム又は電気絶縁シート22の表面にC
u,Al,Zn等の導電材料を所定のパターンでスクリ
ーン印刷又は蒸着することにより形成してもよい。印刷
又は蒸着して導体23を電気絶縁フィルム又は電気絶縁
シート22の表面に形成すれば、比較的多くの生産が比
較的安価に可能になる。なお、図示しないが、電気絶縁
フィルム又は電気絶縁シート22に導体23を形成する
際に、RFID用タグを作る際に必要とされる、ICチ
ップを電気的に接続するためのリード線や、コンデンサ
を構成するための導電部をこの電気絶縁フィルム又は電
気絶縁シート22の磁芯部材12に対向しない部分に同
時に形成することが好ましい。
イトからなる粉末又はフレーク及びプラスチックの複合
材、軟磁性金属の板又は箔、アモルファス箔又はその積
層材、或いはフェライトにより長方形であって平板状の
磁芯部材12を形成する。この磁芯部材12の長さは上
記電気絶縁フィルム又はシート22の長さと略同一か又
は僅かに長く若しくは僅かに短く形成される。一方、磁
芯部材12の幅は上記導体23の長さより短く形成され
る。そして、導体23が磁芯部材12に対向するように
して一対の電気絶縁フィルム又はシート22によりその
磁芯部材12を挟む。この場合、磁芯部材12が導電性
である場合には磁芯部材12の表面を絶縁材で覆った後
に挟まれ、導体23とともに電気絶縁フィルム又はシー
ト22を磁芯部材12に接着することが好ましい。この
ように挟むことにより、電気絶縁フィルム又はシート2
2に形成された複数本の導体23はそれぞれ独立して磁
芯部材12の表面及び裏面に配置され、図6及び図7に
示す表導体14と裏導体16になる。
に形成されかつ磁芯部材12の表面及び裏面に配置され
た表導体14及び裏導体16を形成する導体23が、磁
芯部材12に螺旋状に巻回されるようにその端部をそれ
ぞれ互いに電気的に接続させる。この接続は導電性接着
剤やロウ材等により、或いは溶接により行うことができ
る。これにより導体23からなるコイル本体13が磁芯
部材12に巻回されたアンテナコイル21が得られる。
の厚さは極めて薄くなり、電気絶縁フィルム又は電気絶
縁シート22にコンデンサを構成するための導電部が形
成されていれば、一対の電気絶縁フィルム又はシート2
2を重ね合わせた状態でその導電部が対向してコンデン
サが形成され、RFID用タグのICチップに内蔵され
かつアンテナコイルとともに共振回路を構成するコンデ
ンサの容量が足りない場合、その足りない分をこのコン
デンサで補充できる。また、ICチップを電気的に接続
するためのリード線が形成されていれば、その電気絶縁
フィルム又は電気絶縁シート22にICチップを直接取
付けるとともに、そのリード線に図示しないICチップ
を電気的に接続することによりRFID用タグを比較的
容易に製造することができる。このように製造されたR
FID用タグも極めて薄いため、物品に取付けても、物
品から殆ど突出することはない。
対の電気絶縁フィルム又はシート22により磁芯部材1
2を挟んだが、図9に示すように、単一の電気絶縁フィ
ルム又はシート22を導体23が内側になるように折り
曲げ、その折り曲げられた単一の電気絶縁フィルム又は
シート22により磁芯部材12を挟んでもよい。この場
合、磁芯部材12の幅は導体23の長さの半分より短く
形成されなければならないが、図10に示すように、磁
芯部材12を挟んだ状態で折り曲げられた単一の電気絶
縁フィルム又はシート22の一方の片に複数本の表導体
14が形成され、他方の片に複数本の裏導体16が折り
目で複数本の表導体14と連続するようになる。このた
め、後工程における表導体14及び裏導体16の端部の
接続作業が軽減され、一対の電気絶縁フィルム又はシー
ト22により磁芯部材12を挟む場合に比較してその工
数を更に低減することができる。また、上述した実施の
形態では、図2,図7及び図10に示すように、磁芯部
材12の厚さ方向の中央で複数本の表導体14及び複数
本の裏導体16の端部を電気的に接続したが、図11に
示すように、磁芯部材12の厚さ方向の一方の面と同一
の面において複数本の表導体14及び複数本の裏導体1
6の端部を電気的に接続してもよい。
は、複合材、軟磁性金属の板又は箔、アモルファス箔又
はその積層材、或いはフェライトにより形成された磁芯
部材12を用いて説明したが、図12に示すように、磁
芯部材32は、絶縁性樹脂フィルム又はシート32a
と、この絶縁性樹脂フィルム又はシート32aの表面に
形成された磁性塗膜32bとを備えるものであっても良
い。絶縁性樹脂フィルム又はシート32aとしてはポリ
エチレンテレフタレート(PET)又はポリイミドから
なる電気絶縁性のフィルム又はシートが用いられ、長方
形状に形成された絶縁性樹脂フィルム又はシート32a
の表面に磁性材料からなる粉末又はフレークを含む塗料
を塗布乾燥させることにより、絶縁性樹脂フィルム又は
シート32aの表面に磁性塗膜32bが形成された磁芯
部材32が得られる。ここで塗料に含ませる磁性材料の
粉末としては、カーボニル鉄粉末,鉄−パーマロイ等の
アトマイズ粉末,還元鉄粉末等が用いられる。一方、磁
性材料のフレークとしては、上記粉末をボールミル等で
微細化して粉末を成形した後に、この粉末を機械的に扁
平化して得られたフレークや、鉄系又はコバルト系アモ
ルファス合金の溶湯粒を水冷銅に衝突させて得られたフ
レークが用いられる。
aの厚さは10〜100μmであることが好ましく、更
に好ましくは20〜40μmである。またその表面に形
成された磁性塗膜32bの厚さは10〜800μmが好
ましく、更に好ましくは30〜300μmである。な
お、塗料を一度塗布しただけでは所定の厚さが得られな
い場合には、繰り返し同一の塗料を塗布乾燥することに
より所望の厚さの塗膜を得ることができる。このように
構成された磁芯部材32では、射出成形において成形が
困難な0.8mm以下の厚さの磁芯部材32を比較的安
価に得ることができる。また、塗料を塗布乾燥させるこ
とにより磁性塗膜32bを形成するので、その塗料に磁
性材料からなるフレークを含ませた場合には、そのフレ
ークを絶縁性樹脂フィルム又はシート32aの表面に平
行に配置することができ、磁芯部材32の特性を向上さ
せることもできる。
イル本体が磁芯部材の表面に配置された複数本の表導体
と磁芯部材の裏面に配置された複数本の裏導体とを有
し、複数本の表導体及び複数本の裏導体が端部でそれぞ
れ互いに電気的に接続されてコイル本体を形成している
ので、アンテナコイルの厚さを極めて薄く形成すること
ができる。このRFID用アンテナコイルを物品の表面
に取付けるとその軸芯方向は物品表面と平行になるた
め、物品が金属により形成されていても、物品に渦電流
は生じることはなく、アンテナコイルの共振周波数は上
記金属製の物品の影響を受けない。
梯子状の一対のコイル部材を得る工程と、平板状の磁芯
部材を一対のコイル部材により挟み複数本の導体が磁芯
部材に巻回されるように導体の両端部をそれぞれ互いに
電気的に接続する工程と、複数本の導体の両端部におけ
る一対のコイル部材の連結を解いて複数本の導体からな
るコイル本体が磁芯部材に巻回されたアンテナコイルを
得る工程とを含むRFID用アンテナコイルの製造方法
であれば、上記のような厚さの極めて薄いRFID用ア
ンテナコイルを比較的容易に製造することができる。
材料からなる複数本の導体を形成する工程と、一対の前
記電気絶縁フィルム又はシートにより平板状の磁芯部材
を挟むか、又は折り曲げられた単一の電気絶縁フィルム
又はシートによりその磁芯部材を挟む工程と、電気絶縁
フィルム又はシートに形成された複数本の導体が磁芯部
材に巻回されるように複数本の導体の端部を互いに電気
的に接続する工程とを含むRFID用アンテナコイルの
製造方法であれば、電気絶縁フィルム又はシートに導体
を形成するので、その取り扱いが容易になり、厚さの極
めて薄いRFID用アンテナコイルを比較的容易かつ安
価に製造することができる。
2のA−A線断面図。
−B線断面図。
まれた状態を示す平面図。
示す斜視図。
7のD−D線断面図。
に対応する斜視図。
イルの図6に対応する断面図。
図。
塗膜が形成された磁芯部材を有するアンテナコイルを示
す図1に対応する断面図。
Claims (17)
- 【請求項1】 平板状に形成された磁芯部材(12,32)
と、前記磁芯部材(12,32)に巻回されたコイル本体(13)
とを備えたRFID用アンテナコイルにおいて、 前記コイル本体(13)が前記磁芯部材(12,32)の表面に配
置された複数本の表導体(14)と前記磁芯部材(12,32)の
裏面に配置された複数本の裏導体(16)とを有し、 前記複数本の表導体(14)及び前記複数本の裏導体(16)が
端部でそれぞれ互いに電気的に接続されてコイル本体(1
3)が形成されたことを特徴とするRFID用アンテナコ
イル。 - 【請求項2】 複数本の表導体(14)及び複数本の裏導体
(16)がそれぞれ電気絶縁フィルム又はシート(22)上に形
成され、 前記複数本の表導体(14)及び前記複数本の裏導体(16)が
磁芯部材(12,32)の表面及び裏面にそれぞれ接触するよ
うに前記電気絶縁フィルム又はシート(22)が前記磁芯部
材(12,32)の表面及び裏面に配置された請求項1記載の
RFID用アンテナコイル。 - 【請求項3】 電気絶縁フィルム若しくはシート(22)の
全面に貼り付けられた導電性フィルムを所定のパターン
でエッチングすることにより、又は電気絶縁フィルム若
しくはシート(22)に導電材料を所定のパターンでスクリ
ーン印刷若しくは蒸着することにより、複数本の表導体
(14)及び複数本の裏導体(16)がそれぞれ前記電気絶縁フ
ィルム又はシート(22)上に形成された請求項2記載のR
FID用アンテナコイル。 - 【請求項4】 複数本の導体が表面に形成された単一の
電気絶縁フィルム又はシート(22)を折り曲げることによ
り複数本の表導体(14)及び複数本の裏導体(16)がそれぞ
れ前記電気絶縁フィルム又はシート(22)上に形成された
請求項2又は3記載のRFID用アンテナコイル。 - 【請求項5】 磁芯部材(12)が、軟磁性金属,アモルフ
ァス又はフェライトからなる粉末又はフレーク及びプラ
スチックの複合材、軟磁性金属の板又は箔、アモルファ
ス箔又はその積層材、或いはフェライトである請求項1
ないし4いずれか記載のRFID用アンテナコイル。 - 【請求項6】 磁芯部材(32)が、絶縁性樹脂フィルム又
はシート(32a)と、前記絶縁性樹脂フィルム又はシート
(32a)の表面に形成された磁性塗膜(32b)とを備えた請求
項1ないし4いずれか記載のRFID用アンテナコイ
ル。 - 【請求項7】 複数本の表導体(14)及び複数本の裏導体
(16)の端部の接続が導電性接着剤により行われた請求項
1ないし6いずれか記載のRFID用アンテナコイル。 - 【請求項8】 複数本の表導体(14)及び複数本の裏導体
(16)の端部の接続がロウ材により行われた請求項1ない
し6いずれか記載のRFID用アンテナコイル。 - 【請求項9】 複数本の表導体(14)及び複数本の裏導体
(16)の端部の接続が溶接により行われた請求項1ないし
6いずれか記載のRFID用アンテナコイル。 - 【請求項10】 複数本の導体(17a)が両端部で連結さ
れた梯子状の一対のコイル部材(17,17)を得る工程と、 平板状の磁芯部材(12,32)を準備する工程と、 前記磁芯部材(12,32)を前記一対のコイル部材(17,17)に
より挟み前記複数本の導体(17a)が前記磁芯部材(12,32)
に巻回されるように前記導体(17a)の両端部をそれぞれ
互いに電気的に接続する工程と、 前記複数本の導体(17a)の両端部における前記一対のコ
イル部材(17,17)の連結を解いて前記複数本の導体(17a)
からなるコイル本体(13)が磁芯部材(12,32)に巻回され
たアンテナコイルを得る工程とを含むRFID用アンテ
ナコイルの製造方法。 - 【請求項11】 一対のコイル部材(17,17)が、導電性
金属の板又は箔を打ち抜くこと又はエッチングすること
により形成される請求項10記載のRFID用アンテナ
コイルの製造方法。 - 【請求項12】 電気絶縁フィルム又はシート(22)の全
面に積層された導電性金属の板又は箔を打ち抜くこと又
はエッチングすることにより前記電気絶縁フィルム又は
シート(22)に複数本の導体(23)を形成する工程と、 平板状の磁芯部材(12,32)を準備する工程と、 前記複数本の導体(23)が前記磁芯部材(12,32)の表面及
び裏面に接触するように一対の前記電気絶縁フィルム又
はシート(22)により前記磁芯部材(12,32)を挟むか、又
は折り曲げられた単一の前記電気絶縁フィルム又はシー
ト(22)により前記磁芯部材(12,32)を挟む工程と、 前記電気絶縁フィルム又はシート(22)に形成された前記
複数本の導体(23)が前記磁芯部材(12,32)に巻回される
ように前記複数本の導体(23)の端部を互いに電気的に接
続する工程とを含むRFID用アンテナコイルの製造方
法。 - 【請求項13】 平板状の磁芯部材(12)を準備する工程
が、軟磁性金属,アモルファス又はフェライトからなる
粉末又はフレーク及びプラスチックの複合材、軟磁性金
属の板又は箔、アモルファス箔又はその積層材、或いは
フェライトにより磁芯部材(16)を平板状に形成する工程
である請求項10ないし12いずれか記載のRFID用
アンテナコイルの製造方法。 - 【請求項14】 平板状の磁芯部材(32)を準備する工程
が、磁性材料からなる粉末又はフレークを含む塗料を絶
縁性樹脂フィルム又はシート(46a)の表面に塗布乾燥す
ることにより、前記絶縁性樹脂フィルム又はシート(46
a)の表面に磁性塗膜(46b)が形成された磁芯部材(16)を
得る工程である請求項10ないし12いずれか記載のR
FID用アンテナコイルの製造方法。 - 【請求項15】 複数本の導体(23)の端部の接続が導電
性接着剤により行われる請求項10ないし14いずれか
記載のRFID用アンテナコイルの製造方法。 - 【請求項16】 複数本の導体(23)の端部の接続がロウ
材により行われる請求項10ないし14いずれか記載の
RFID用アンテナコイルの製造方法。 - 【請求項17】 複数本の導体(23)の端部の接続が溶接
により行われる請求項10ないし14いずれか記載のR
FID用アンテナコイルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001036708A JP4117443B2 (ja) | 2000-12-21 | 2001-02-14 | Rfid用アンテナコイルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000388155 | 2000-12-21 | ||
JP2000-388155 | 2000-12-21 | ||
JP2001036708A JP4117443B2 (ja) | 2000-12-21 | 2001-02-14 | Rfid用アンテナコイルの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002252518A true JP2002252518A (ja) | 2002-09-06 |
JP4117443B2 JP4117443B2 (ja) | 2008-07-16 |
Family
ID=26606225
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001036708A Expired - Fee Related JP4117443B2 (ja) | 2000-12-21 | 2001-02-14 | Rfid用アンテナコイルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4117443B2 (ja) |
Cited By (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003318633A (ja) * | 2002-04-25 | 2003-11-07 | Mitsubishi Materials Corp | リーダライタ装置、リーダ装置又はライタ装置用アンテナコイル及びその製造方法 |
WO2004030148A1 (ja) * | 2002-09-30 | 2004-04-08 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Rfidタグ及びその製造方法 |
JP2006053833A (ja) * | 2004-08-13 | 2006-02-23 | Fujitsu Ltd | Rfidタグおよびその製造方法 |
JP2006060819A (ja) * | 2004-08-18 | 2006-03-02 | Microsoft Corp | 移動電子装置用の並列ループアンテナ |
EP1713025A1 (en) * | 2005-04-15 | 2006-10-18 | Fujitsu Limited | RFID tag set, RFID tag and RFID tag component |
WO2007000807A1 (ja) | 2005-06-28 | 2007-01-04 | Fujitsu Limited | 無線周波数識別タグ |
WO2008029769A1 (fr) * | 2006-09-05 | 2008-03-13 | Hitoshi Kitayoshi | Antenne à fente mince ayant une cavité, procédé d'alimentation en puissance d'antenne et dispositif de marqueur d'identification par radiofréquence rfid utilisant l'antenne et le procédé |
JP2008067131A (ja) * | 2006-09-08 | 2008-03-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | アンテナモジュールとこれを用いたカプセル内視鏡システム及びアンテナモジュールの製造方法 |
WO2008111330A1 (ja) | 2007-03-09 | 2008-09-18 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | 基板実装用アンテナコイルおよびアンテナ装置 |
JPWO2008018231A1 (ja) * | 2006-08-09 | 2009-12-24 | 株式会社村田製作所 | アンテナコイルおよびアンテナ装置 |
US7694886B2 (en) | 2005-08-01 | 2010-04-13 | Ricoh Company, Ltd. | RFID tag and manufacturing process thereof |
EP2328117A3 (en) * | 2009-11-20 | 2012-04-25 | Fujitsu Limited | Wireless tag |
JP2013243566A (ja) * | 2012-05-22 | 2013-12-05 | Murata Mfg Co Ltd | アンテナ装置および通信端末装置 |
WO2014167812A1 (ja) * | 2013-04-12 | 2014-10-16 | パナソニック株式会社 | アンテナ、アンテナ装置および通信装置 |
JP2014207542A (ja) * | 2013-04-12 | 2014-10-30 | パナソニック株式会社 | アンテナ、アンテナ装置および通信装置 |
JP2016213224A (ja) * | 2015-04-30 | 2016-12-15 | Tdk株式会社 | コイル、非接触受電装置、及び携帯用電子機器 |
JP2017151812A (ja) * | 2016-02-25 | 2017-08-31 | 智慧光科技股▲ふん▼有限公司 | 磁気カード |
CN107591622A (zh) * | 2016-07-08 | 2018-01-16 | 三星电机株式会社 | 无线通信天线及其制造方法 |
CN111758183A (zh) * | 2017-12-28 | 2020-10-09 | 艾利丹尼森零售信息服务公司 | 使用多层结构来提高耐用性的rfid标签 |
CN111950682A (zh) * | 2020-07-29 | 2020-11-17 | 上海优比科电子科技有限公司 | 一种线圈型模切标签及其制备方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7098754B2 (ja) | 2018-12-27 | 2022-07-11 | 積水化成品工業株式会社 | 難燃性発泡複合樹脂粒子、その製造方法及び発泡成形体 |
-
2001
- 2001-02-14 JP JP2001036708A patent/JP4117443B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (38)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003318633A (ja) * | 2002-04-25 | 2003-11-07 | Mitsubishi Materials Corp | リーダライタ装置、リーダ装置又はライタ装置用アンテナコイル及びその製造方法 |
US7126482B2 (en) | 2002-09-30 | 2006-10-24 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | RFID tag and its manufacturing method |
WO2004030148A1 (ja) * | 2002-09-30 | 2004-04-08 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Rfidタグ及びその製造方法 |
US7916032B2 (en) | 2004-08-13 | 2011-03-29 | Fujitsu Limited | Radio frequency identification (RFID) tag and manufacturing method thereof |
KR100799140B1 (ko) * | 2004-08-13 | 2008-01-29 | 후지쯔 가부시끼가이샤 | Rfid 태그 및 그 제조 방법 |
JP2006053833A (ja) * | 2004-08-13 | 2006-02-23 | Fujitsu Ltd | Rfidタグおよびその製造方法 |
JP4653440B2 (ja) * | 2004-08-13 | 2011-03-16 | 富士通株式会社 | Rfidタグおよびその製造方法 |
JP2006060819A (ja) * | 2004-08-18 | 2006-03-02 | Microsoft Corp | 移動電子装置用の並列ループアンテナ |
JP2006301690A (ja) * | 2005-04-15 | 2006-11-02 | Fujitsu Ltd | Rfidタグセット、rfidタグ、およびrfidタグ部品 |
KR100760505B1 (ko) * | 2005-04-15 | 2007-09-21 | 후지쯔 가부시끼가이샤 | Rfid 태그 세트, rfid 태그 및 rfid 태그 부품 |
EP1713025A1 (en) * | 2005-04-15 | 2006-10-18 | Fujitsu Limited | RFID tag set, RFID tag and RFID tag component |
CN100412897C (zh) * | 2005-04-15 | 2008-08-20 | 富士通株式会社 | 射频识别标签组件、射频识别标签以及射频识别标签部件 |
US7427919B2 (en) | 2005-04-15 | 2008-09-23 | Fujitsu Limited | RFID tag set, RFID tag and RFID tag component |
WO2007000807A1 (ja) | 2005-06-28 | 2007-01-04 | Fujitsu Limited | 無線周波数識別タグ |
US7694886B2 (en) | 2005-08-01 | 2010-04-13 | Ricoh Company, Ltd. | RFID tag and manufacturing process thereof |
US8259023B2 (en) | 2006-08-09 | 2012-09-04 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Antenna coil and antenna device |
JPWO2008018231A1 (ja) * | 2006-08-09 | 2009-12-24 | 株式会社村田製作所 | アンテナコイルおよびアンテナ装置 |
JP4893631B2 (ja) * | 2006-08-09 | 2012-03-07 | 株式会社村田製作所 | アンテナ装置 |
WO2008029769A1 (fr) * | 2006-09-05 | 2008-03-13 | Hitoshi Kitayoshi | Antenne à fente mince ayant une cavité, procédé d'alimentation en puissance d'antenne et dispositif de marqueur d'identification par radiofréquence rfid utilisant l'antenne et le procédé |
US8253640B2 (en) | 2006-09-05 | 2012-08-28 | Hitoshi Kitayoshi | Thin slot antenna having cavity, antenna power feeding method, and RFID tag device using the antenna and the method |
JP2008067131A (ja) * | 2006-09-08 | 2008-03-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | アンテナモジュールとこれを用いたカプセル内視鏡システム及びアンテナモジュールの製造方法 |
WO2008111330A1 (ja) | 2007-03-09 | 2008-09-18 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | 基板実装用アンテナコイルおよびアンテナ装置 |
US8179332B2 (en) | 2007-03-09 | 2012-05-15 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Antenna coil and antenna device |
EP2328117A3 (en) * | 2009-11-20 | 2012-04-25 | Fujitsu Limited | Wireless tag |
US8397994B2 (en) | 2009-11-20 | 2013-03-19 | Fujitsu Limited | Wireless tag |
JP2013243566A (ja) * | 2012-05-22 | 2013-12-05 | Murata Mfg Co Ltd | アンテナ装置および通信端末装置 |
WO2014167812A1 (ja) * | 2013-04-12 | 2014-10-16 | パナソニック株式会社 | アンテナ、アンテナ装置および通信装置 |
JP2014207542A (ja) * | 2013-04-12 | 2014-10-30 | パナソニック株式会社 | アンテナ、アンテナ装置および通信装置 |
US10096903B2 (en) | 2013-04-12 | 2018-10-09 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Antenna, antenna device and communication device |
US10727593B2 (en) | 2013-04-12 | 2020-07-28 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Antenna, antenna device and communication device |
JP2016213224A (ja) * | 2015-04-30 | 2016-12-15 | Tdk株式会社 | コイル、非接触受電装置、及び携帯用電子機器 |
JP2017151812A (ja) * | 2016-02-25 | 2017-08-31 | 智慧光科技股▲ふん▼有限公司 | 磁気カード |
CN107591622A (zh) * | 2016-07-08 | 2018-01-16 | 三星电机株式会社 | 无线通信天线及其制造方法 |
CN107591622B (zh) * | 2016-07-08 | 2020-10-20 | 株式会社Wits | 无线通信天线及其制造方法 |
CN111758183A (zh) * | 2017-12-28 | 2020-10-09 | 艾利丹尼森零售信息服务公司 | 使用多层结构来提高耐用性的rfid标签 |
US11669707B2 (en) | 2017-12-28 | 2023-06-06 | Avery Dennison Retail Information Services Llc | RFID tags using multi-layer constructions for improved durability |
CN111758183B (zh) * | 2017-12-28 | 2024-04-05 | 艾利丹尼森零售信息服务公司 | 使用多层结构来提高耐用性的rfid标签 |
CN111950682A (zh) * | 2020-07-29 | 2020-11-17 | 上海优比科电子科技有限公司 | 一种线圈型模切标签及其制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4117443B2 (ja) | 2008-07-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4196554B2 (ja) | タグ用アンテナコイル及びそれを用いたrfid用タグ | |
JP4117443B2 (ja) | Rfid用アンテナコイルの製造方法 | |
JP3772778B2 (ja) | アンテナコイル及びそれを用いた識別タグ、リーダライタ装置、リーダ装置及びライタ装置 | |
JP4265114B2 (ja) | タグ用アンテナコイル | |
EP1640893A2 (en) | Antenna for RFID tag | |
TW589765B (en) | Antenna coil and RFID, transponder antenna using the same | |
JP2002325013A (ja) | アンテナコイル | |
TWI258710B (en) | Antenna for reader/recorder and reader/recorder having the antenna | |
JP5029371B2 (ja) | アンテナ装置およびその調整方法 | |
KR101593252B1 (ko) | 복합 자성체 안테나 및 rf 태그, 상기 복합 자성체 안테나 또는 rf 태그를 설치한 금속 부품 및 금속 공구 | |
WO2010113751A1 (ja) | 複合rfタグ、該複合rfタグを設置した工具 | |
JP2002063557A (ja) | Rfid用タグ | |
EP1262932B1 (en) | Flat coil component, characteristic adjusting method of flat coil component, id tag, and characteristic adjusting method of id tag | |
JP2004213582A (ja) | Rfidタグ及びリーダ/ライタ並びに該タグを備えたrfidシステム | |
JP2002319008A (ja) | Rfidタグ構造及びその製造方法 | |
JP5526779B2 (ja) | 非接触icタグ | |
JP2004348497A (ja) | Rfidアンテナの構造及び該構造のアンテナを備えるタグ及びリーダ/ライタ | |
JP2002261524A (ja) | Rfid用タグ | |
EP1280103A1 (en) | Non-contact type IC card and flat coil used therein | |
JP4085597B2 (ja) | アンテナコイル | |
JP2002373319A (ja) | 非接触データキャリアパッケージとそれに用いる非接触データキャリア用アンテナ磁心 | |
JP2005006263A (ja) | 磁芯部材及びそれを用いたrfid用アンテナ | |
JP2010109674A (ja) | アンテナ装置 | |
JP2003318633A (ja) | リーダライタ装置、リーダ装置又はライタ装置用アンテナコイル及びその製造方法 | |
JP2002117383A (ja) | Rfid用アンテナコイル及びその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060331 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070927 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071023 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071207 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080108 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080225 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080326 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080408 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110502 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110502 Year of fee payment: 3 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110502 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |