JP2002252264A - 基板搬送装置およびそれを用いた基板処理装置、ならびに基板処理方法 - Google Patents

基板搬送装置およびそれを用いた基板処理装置、ならびに基板処理方法

Info

Publication number
JP2002252264A
JP2002252264A JP2001050772A JP2001050772A JP2002252264A JP 2002252264 A JP2002252264 A JP 2002252264A JP 2001050772 A JP2001050772 A JP 2001050772A JP 2001050772 A JP2001050772 A JP 2001050772A JP 2002252264 A JP2002252264 A JP 2002252264A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
port
unloading
cassette
indexer robot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001050772A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3884622B2 (ja
Inventor
Satoshi Yamamoto
悟史 山本
Shigeki Minami
茂樹 南
Hiroo Nakamura
宏生 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd filed Critical Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2001050772A priority Critical patent/JP3884622B2/ja
Priority to KR10-2002-0007302A priority patent/KR100483824B1/ko
Priority to TW091103130A priority patent/TWI232199B/zh
Publication of JP2002252264A publication Critical patent/JP2002252264A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3884622B2 publication Critical patent/JP3884622B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/677Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere for conveying, e.g. between different workstations
    • H01L21/67763Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere for conveying, e.g. between different workstations the wafers being stored in a carrier, involving loading and unloading
    • H01L21/67766Mechanical parts of transfer devices
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/677Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere for conveying, e.g. between different workstations
    • H01L21/67763Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere for conveying, e.g. between different workstations the wafers being stored in a carrier, involving loading and unloading
    • H01L21/67778Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere for conveying, e.g. between different workstations the wafers being stored in a carrier, involving loading and unloading involving loading and unloading of wafers

Abstract

(57)【要約】 【課題】インデクサロボットの動作を最適化して搬送タ
クトを短縮する。 【解決手段】基板処理ユニットには、未処理の基板が搬
入される基板搬入ポートPIおよび処理済みの基板が搬
出される基板搬出ポートPOが設定されている。基板搬
入ポートPIおよび基板搬出ポートPOに関連して、基
板搬入機構205および基板搬出機構206がそれぞれ
備えられている。インデクサロボットRは、基板搬入機
構205および基板搬出機構206に対して基板の搬入
/搬出を行う。基板搬入機構205,206は、インデ
クサロボットRとともにインデクサ制御部202によっ
て制御される。インデクサ制御部202は、通信回線を
介して基板処理制御部201から与えられる基板搬入要
求および基板搬出要求に応答して、基板搬入機構20
5,206を作動させるとともに、これらの要求からは
独立してインデクサロボットRを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハ、液
晶表示装置用ガラス基板およびPDP(プラズマディプ
レイパネル)表示装置用ガラス基板などの各種の被処理
基板に対して処理を行うための基板処理部に対して基板
を搬入/搬出する基板搬送装置(インデクサ)およびこ
れを用いた基板処理装置ならびに基板処理方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置やPDP表示装置などのよ
うなフラットパネルディスプレイの製造工程には、フォ
トリソグラフィ工程やカラーフィルタ形成工程などが含
まれる。これらの工程を行うための基板処理装置におい
ては、未処理のガラス基板を基板処理ユニットに搬入
し、処理済みの基板を基板処理ユニットから搬出するた
めに、インデクサユニットが配置されている。
【0003】インデクサユニットは、未処理の1枚の基
板をカセットから取り出し、基板処理ユニットの処理部
群に受け渡す機能と、この処理部群から一連の処理が施
された1枚の基板を受け取って、カセットに収容する機
能とを有する装置である。基板処理ユニットには、イン
デクサユニットからガラス基板を受け取る基板搬入ポー
ト、およびインデクサユニットへガラス基板を払い出す
基板搬出ポートが設定されている。これらの基板搬入ポ
ートおよび基板搬出ポートには、基板を搬送するための
コンベアが配置されている。インデクサユニットは、イ
ンデクサロボットを備えており、そのロボットハンドに
よってコンベアとの間の基板の受け渡しを行う構成とな
っている。この場合、コンベア側には、基板を昇降する
ためのプッシャピンが備えられるのが通常である。
【0004】たとえば、インデクサロボットからコンベ
アに基板を受け渡す際には、プッシャピンは、コンベア
による基板搬送面よりも上方において、インデクサロボ
ットから基板を受け取る。その後、プッシャピンが下降
することによって、基板は、コンベアに渡され、その搬
送が開始される。コンベアからインデクサロボットへの
基板の受け渡しも同様に行われる。すなわち、受け渡し
位置にはプッシャピンが備えられており、コンベアによ
って受け渡し位置まで搬送されてきた基板は、プッシャ
ピンによって、コンベアによる基板搬送面よりも上方に
押し上げられる。このプッシャピンによって上昇位置に
保持された基板が、インデクサロボットによって受け取
られる。
【0005】特開平10−310240号公報には、コ
ンベアによって搬送される基板の経路を回避して昇降す
ることができるプッシャピンが開示されている。このよ
うなプッシャピンを用いることにより、コンベア上と、
その上方の位置との立体的に重なった2つの位置で基板
を保持することができる。これにより、プッシャピンの
上昇位置において、搬入前または搬出後の基板を待機さ
せておくためのバッファ部(基板受け渡し位置)を形成
できる。たとえば、基板搬出ポートにこのようなバッフ
ァ部を設けておくと、コンベア上から速やかに基板を排
除できるから、基板処理部内を次々と搬送されて処理さ
れる基板の流れを阻害することがない。
【0006】この構成の基板処理装置は、インデクサユ
ニットと基板処理ユニットとにそれぞれ制御部を有して
いる。これらの制御部がデータ通信を行うことにより、
インデクサロボットと、プッシャピンおよびコンベアと
の動作が連繋するようになっている。インデクサユニッ
トと基板処理ユニットとは別ユニットであるので、イン
デクサロボットはインデクサユニット側の制御部によっ
て制御され、プッシャピンおよびコンベアは基板処理ユ
ニット側の制御部によって制御されるのが通例である。
【0007】したがって、基板処理ユニット側の制御部
は、基板搬入ポートのプッシャピンがコンベアに基板を
受け渡すタイミングに合わせて、インデクサユニット側
の制御部に基板搬入要求を与える。また、基板処理ユニ
ット側の制御部は、基板搬出ポートのプッシャピンがコ
ンベアから基板を受け取って持ち上げるタイミングに合
わせて、インデクサユニット側の制御部に基板搬出要求
を与える。これらの基板搬入要求および基板搬出要求
は、通信回線を介してインデクサユニット側の制御部に
よって受信され、これに応答して、当該制御部はインデ
クサロボットを制御する。
【0008】実際には、基板処理ユニット側の制御部
は、プッシャピンがコンベアに基板を受け渡すタイミン
グを見込んで、基板搬入要求を早めに発行する。この基
板搬入要求が発行されると、インデクサロボットは、カ
セットステーションに置かれたカセットから1枚の基板
を取り出し、この基板を保持した状態で、基板搬入ポー
トへと移動する。その後、基板搬入が可能かどうかを基
板処理ユニット側の制御部に問い合わせて確認した後
に、基板搬入ポートのプッシャピンに未処理の1枚の基
板を受け渡す。この基板受け渡し後、インデクサユニッ
トの制御部は、基板処理ユニットの制御部に基板搬入完
了を通知する。
【0009】同様に、基板処理ユニットの制御部は、プ
ッシャピンがコンベアから未処理の基板を受け取って上
昇するタイミングを見込んで、基板搬出要求を早めに発
行する。この基板搬出要求が発行されると、インデクサ
ロボットは、基板搬出ポートまで移動する。その後、基
板搬出が可能かどうかを基板処理ユニット側の制御部に
問い合わせて確認した後に、基板搬出ポートのプッシャ
ピンから処理済みの1枚の基板を受け取る。この後、イ
ンデクサユニット側の制御部は基板処理ユニット側の制
御部に基板搬出完了を通知する。それとともに、インデ
クサロボットは、受け取った基板をカセットステーショ
ンのカセット内に収容する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】インデクサロボットの
搬送タクトは、その搬送能力により制限を受ける。この
搬送タクトは、基板処理ユニットにおける基板処理能力
に照らして低い場合が多く、インデクサロボットの搬送
タクトが、実質的に基板処理装置の処理タクトを決定す
る。インデクサロボットの搬送タクトを制限する要因に
は、その搬送能力の他にも、インデクサロボットの動作
が最適化されているか否かという観点もある。上記のよ
うな基板処理装置では、基板処理ユニットからの基板搬
入要求および基板搬出要求は、非同期に発生する。した
がって、基板搬入要求および基板搬出要求の発行タイミ
ングによっては、インデクサロボットの動作が効率的で
なくなる場合がある。
【0011】たとえば、基板処理ユニット側の制御部が
基板搬入要求を発行し、これに応じてインデクサユニッ
ト側の制御部がインデクサロボットに対して基板搬入動
作を指示した直後に、基板処理ユニットから基板搬出要
求が発行される場合を想定する。このとき、基板処理ユ
ニットから基板搬入要求が発行された時にインデクサロ
ボットが基板搬出ポートの近傍に待機していたとすれ
ば、その直後に基板搬出要求が発行されるにもかかわら
ず、インデクサロボットは目的のカセットへと移動し
て、基板をカセットから取り出し、この基板を基板搬入
ポートのプッシャピンに受け渡す動作を行うことにな
る。そして、その後に、再び基板搬出ポートへとインデ
クサロボットが移動し、基板搬出ポートから基板を受け
取り、カセットに収納することになる。
【0012】このように、インデクサユニット側では、
基板処理ユニットから基板搬入要求および基板搬出要求
が発行されるタイミングを予め知ることができないの
で、インデクサロボットの動作を必ずしも最適化するこ
とができない。インデクサロボットの搬送タクトを短く
するために、高性能のロボットでインデクサロボットを
構成することが考えられるが、このような解決方法は、
大幅なコスト増加を招くので好ましくない。
【0013】そこで、この発明の目的は、カセットステ
ーションに置かれたカセットから基板を取り出して基板
処理部に搬入し、基板処理部から基板を搬出してカセッ
トに収容するインデクサロボットの動作を最適化するこ
とができ、これによりインデクサロボットの搬送タクト
を短縮することが可能な基板搬送装置を提供することで
ある。また、この発明の他の目的は、インデクサロボッ
トの動作を最適化することによって、その搬送タクトを
短縮し、結果として基板処理の生産性を向上することが
できる基板処理装置および基板処理方法を提供すること
である。
【0014】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記の
目的を達成するための請求項1記載の発明は、未処理の
基板が搬入される基板搬入ポート(PI)と、処理済み
の基板が搬出される基板搬出ポート(PO)とを有する
基板処理部(TRT)に対して基板の搬入および搬出を
行うための基板搬送装置(IND)であって、基板を収
容するためのカセットが置かれるカセットステーション
(11)と、第1基板受け渡し位置から上記基板搬入ポ
ートに基板を搬入するための基板搬入機構(205,3
A,P,50)と、上記カセットステーションに置かれ
たカセットから基板を取り出して、上記第1基板受け渡
し位置において上記基板搬入機構に基板を受け渡すとと
もに、上記基板搬出ポートに払い出された基板を上記カ
セットステーションに置かれたカセットに収容するイン
デクサロボット(R)と、上記基板処理部に備えられた
基板処理制御手段(201)との間で通信を行い、上記
基板処理制御手段から要求に応じて上記基板搬入機構を
制御するとともに、上記基板処理制御手段からの要求と
は独立して上記インデクサロボットを制御する基板搬送
制御手段(202)とを含むことを特徴とする基板搬送
装置である。なお、括弧内の英数字は、後述の実施形態
における対応構成要素等を表す。以下、この項において
同じ。
【0015】この構成によれば、第1基板受け渡し位置
から基板搬入ポートに基板を搬入するための基板搬入機
構が設けられていて、この基板搬入機構はインデクサロ
ボットとともに基板搬送制御手段によって制御されるよ
うになっている。基板搬送制御手段は、基板処理部に備
えられた基板処理制御手段からの要求に応じて基板搬入
機構を作動させるので、基板搬入ポートへの基板の供給
を速やかに行うことができる。基板搬送制御手段は、基
板搬入機構による基板搬入動作が行われている間に、イ
ンデクサロボットに対しては、別の動作を指令すること
ができる。
【0016】基板搬送制御手段は、その制御下にある基
板搬入機構の状態を正確に把握することができる。すな
わち、基板搬入機構は基板搬送制御手段によって制御さ
れるので、この基板搬入機構が第1基板受け渡し位置に
おいて基板を保持しているかどうか等の情報を、基板処
理部側の基板処理制御手段から通信によって取得する必
要がない。基板搬送制御手段は、基板搬入機構が基板を
保持していない状態であれば、インデクサロボットに対
して、カセットから基板を搬出して基板搬入機構へと受
け渡すように指令すればよいのであって、インデクサロ
ボットの制御を基板処理制御手段からの基板搬入要求に
応じて実行する必要がない。
【0017】こうして、インデクサロボットの制御を基
板処理制御手段からの基板搬入要求から独立して行える
ので、インデクサロボットの動作を最適化でき、その搬
送タクトを短縮できる。請求項2記載の発明は、上記基
板搬出ポートから第2基板受け渡し位置へと基板を搬出
するための基板搬出機構(206,3B,P,50)を
さらに含み、上記インデクサロボットは、上記第2基板
受け渡し位置において上記基板搬出機構から基板を受け
取って、上記カセットステーションに置かれたカセット
に基板を収容するものであり、上記基板搬送制御手段
は、上記基板処理制御手段からの要求に応じて、上記基
板搬出機構を制御するものであることを特徴とする請求
項1記載の基板搬送装置である。
【0018】この構成では、インデクサロボットを制御
する基板搬送制御手段の制御下にある基板搬出機構によ
って基板搬出ポートからの基板の搬出が行えるようにな
っている。したがって、基板搬送制御手段は、基板処理
制御手段からの基板搬出要求に応じて基板搬出機構を作
動させればよいのであって、そのような基板搬出要求と
は独立にインデクサロボットの動作を制御することがで
きる。これにより、インデクサロボットの動作をさらに
最適化することができるから、搬送タクトのさらなる短
縮化を図ることができる。
【0019】請求項2記載の発明では、基板搬入ポート
に対して基板を搬入する基板搬入機構と、基板搬出ポー
トから基板を搬出するための基板搬出機構とが設けられ
ていて、これらがインデクサロボットを制御する基板搬
送制御手段の制御下にある。そこで、基板搬送制御手段
は、基板処理制御手段に対して通信による問い合わせを
行うことなく、基板搬入機構および基板搬出機構の状
態、すなわち、それらが基板を保持しているかどうかを
正確に把握することができる。したがって、基板搬送制
御手段は、基板搬入機構が基板を保持していなければ、
第1基板受け渡し位置において未処理の基板を基板搬入
機構に受け渡し、基板搬出機構が基板を保持していれ
ば、第2基板受け渡し位置においてその基板を受け取っ
てカセットへと収納する動作をインデクサロボットに指
令すればよい。こうして、インデクサロボットの動作
を、基板処理部の状態とは切り離して制御することがで
きるから、基板搬入要求または基板搬出要求の発行タイ
ミングに依存することなく、インデクサロボットの動作
を最適化できる。
【0020】請求項3記載の発明は、未処理の基板が搬
入される基板搬入ポート(PI)と、処理済みの基板が
搬出される基板搬出ポート(PO)とを有する基板処理
部(TRT)に対して基板の搬入および搬出を行うため
の基板搬送装置(IND)であって、基板を収容するた
めのカセットが置かれるカセットステーション(11)
と、上記基板搬出ポートから第2基板受け渡し位置へと
基板を搬出するための基板搬出機構(206,3B,
P,50)と、上記カセットステーションに置かれたカ
セットから基板を取り出して、上記基板搬入ポートへと
基板を供給するとともに、上記第2基板受け渡し位置に
おいて上記基板搬出機構から基板を受け取って、この基
板を上記カセットステーションに置かれたカセットに収
容するインデクサロボット(R)と、上記基板処理部に
備えられた基板処理制御手段(201)との間で通信を
行い、上記基板処理制御手段から要求に応じて上記基板
搬出機構を制御するとともに、上記基板処理制御手段か
らの要求とは独立して上記インデクサロボットを制御す
る基板搬送制御手段(202)とを含むことを特徴とす
る基板搬送装置である。
【0021】この発明では、基板処理部の基板搬出ポー
トから基板を搬出するための基板搬出機構が設けられて
いるから、この基板搬出機構をインデクサロボット制御
用の基板搬送制御手段によって制御することにより、基
板搬出要求から独立してインデクサロボットを作動させ
ることができる。こうして、インデクサロボットの動作
の最適化が図られ、結果として搬送タクトの短縮化を実
現できる。請求項4記載の発明は、上記第1基板受け渡
し位置が、上記基板搬入ポートとは高さを異ならせて配
置されていることを特徴とする請求項1または2記載の
基板搬送装置である。
【0022】この構成によれば、基板搬入ポートと基板
受け渡し位置とが異なる高さに配置されているので、こ
れらを平面視において少なくとも一部が重なり合うよう
に配置することによって、基板搬送装置の占有床面積を
減少することができる。請求項5記載の発明は、上記第
2基板受け渡し位置が、上記基板搬出ポートとは高さを
異ならせて配置されていることを特徴とする請求項2ま
たは3記載の基板搬送装置である。
【0023】この構成により、請求項4記載の発明と同
様、基板搬送装置の占有床面積を削減することができ
る。たとえば、基板搬入ポートまたは基板搬出ポートに
は、ほぼ水平な搬送面に沿って基板を移送する搬送コン
ベア(30)が備えられていてもよい。この場合、基板
搬入機構または基板搬出機構は、上記搬送面よりも上方
の上昇位置(第1基板受け渡し位置または第2基板受け
渡し位置)と、上記搬送面よりも下方の下降位置との間
で、基板を保持して上昇および下降可能で、かつ、上記
搬送コンベアによって搬送される基板の経路を回避して
昇降可能であり、上記上昇位置において、上記搬送ロボ
ットとの間で基板を受け渡し、上記上昇位置と下降位置
との間で昇降することにより、上記搬送コンベアとの間
で基板を受け渡す手段(後述の実施形態ではプッシャピ
ンP)を備えていることが好ましい。
【0024】請求項6記載の発明は、基板搬入ポートか
ら搬入された基板に対して処理を施し、処理後の基板を
基板搬出ポートに払い出す基板処理部(TRT)と、上
記請求項1ないし5のいずれかに記載の基板搬送装置
(IND)とを含むことを特徴とする基板処理装置であ
る。この構成により、インデクサロボットの搬送タクト
が短縮されるので、基板処理装置全体の基板処理タクト
を短縮できる。これによって、基板処理装置の生産性を
著しく向上できる。
【0025】請求項7記載の発明は、基板搬入ポート
(PI)から搬入された基板に対して処理を施し、処理
後の基板を基板搬出ポート(PO)に払い出す基板処理
部(TRT)と、この基板処理部に対して基板の搬入/
搬出を行う基板搬送部(IND)とを備えた基板処理装
置における基板処理方法であって、インデクサロボット
(R)によって、カセットステーション(11)に置か
れたカセットから基板を取り出し、この基板を第1基板
受け渡し位置において基板搬入機構(205,30A,
P,50)に受け渡す工程と、上記基板搬入機構によ
り、上記第1基板受け渡し位置から上記基板搬入ポート
へと基板を受け渡す工程と、上記基板搬出ポートから払
い出された基板を、上記インデクサロボットにより、上
記カセットステーションに置かれたカセットに収納する
工程と、上記基板処理部に設けられた基板処理制御手段
(201)からの要求を受け付ける上記基板搬送部側の
基板搬送制御手段(202)により、上記要求に応じて
上記基板搬入機構を制御する工程と、上記基板搬送制御
手段により上記インデクサロボットを制御する工程とを
含むことを特徴とする基板処理方法である。
【0026】この方法により、請求項1の発明に関連し
て述べた効果と同様な効果を達成できる。請求項8記載
の発明は、基板搬出機構(206,30B,P,50)
により、上記基板搬出ポートに払い出された基板を第2
基板受け渡し位置へ搬送する工程と、上記インデクサロ
ボットにより、上記カセットステーションに置かれたカ
セットへの収納のために、上記第2基板受け渡し位置に
おいて上記基板搬出機構から基板を受け取る工程と、上
記基板搬送制御手段により、上記基板処理制御手段から
の要求に応じて上記基板搬出機構を制御する工程とをさ
らに含むことを特徴とする請求項7記載の基板処理方法
である。
【0027】この方法によって、請求項2の発明に関連
して述べた効果と同様な効果を実現できる。請求項9記
載の発明は、基板搬入ポート(PI)から搬入された基
板に対して処理を施し、処理後の基板を基板搬出ポート
(PO)に払い出す基板処理部(TRT)と、この基板
処理部に対して基板の搬入/搬出を行う基板搬送部(I
ND)とを備えた基板処理装置における基板処理方法で
あって、インデクサロボット(R)によって、カセット
ステーション(11)に置かれたカセットから基板を取
り出し、この基板を上記基板搬入ポートへと受け渡す工
程と、上記基板搬出ポートから払い出された基板を、基
板搬出機構(206,30B,P,50)によって、第
2基板受け渡し位置まで搬送する工程と、上記インデク
サロボットにより、上記第2基板受け渡し位置において
上記基板搬出機構から基板を受け取り、この基板を上記
カセットステーションに置かれたカセットに収納する工
程と、上記基板処理部に設けられた基板処理制御手段
(201)からの要求を受け付ける上記基板搬送部部側
の基板搬送制御手段(202)により、上記要求に応じ
て上記基板搬出機構を制御する工程と、上記基板搬送制
御手段により上記インデクサロボットを制御する工程と
を含むことを特徴とする基板処理方法である。
【0028】この方法により、請求項3に関連して述べ
た効果と同様な効果を達成できる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下では、この発明の実施の形態
を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、この
発明の一実施形態に係る基板処理装置の全体の構成を簡
略化して示す平面図である。この基板処理装置は、液晶
表示装置やPDP表示装置のようなフラットパネルディ
スプレイに適用されるガラス基板を処理するための装置
である。この基板処理装置は、複数のガラス基板を次々
とローラ搬送しながら基板を処理していく、いわゆる連
続枚葉式の装置形態を有している。
【0030】この基板処理装置は、基板搬入ポートPI
から未処理の基板を受け入れて処理し、処理後の基板を
基板搬出ポートPOに払い出す基板処理ユニットTRT
と、この基板処理ユニットTRTに対して基板の搬入/
搬出を行うインデクサユニットINDとを結合して構成
されている。基板処理ユニットTRTは、平面視におい
てU字状に配列された複数の処理部T1〜Tm,Tm+
1〜TN(mは自然数)を備えている。このU字状に配
列された処理部T1〜TNの列の両端に、基板搬入ポー
トPIおよび基板搬出ポートPOがそれぞれ設定されて
いる。基板搬入ポートPIおよび基板搬出ポートPOに
は、コンベアモジュール3A,3Bがそれぞれ配置され
ている。
【0031】基板搬入ポートPIおよび基板搬出ポート
POに近接して、インデクサユニットINDが配置され
ている。インデクサユニットINDは、複数のカセット
Cを複数個配列して載置できるカセット載置部11(カ
セットステーション)と、インデクサロボットRとを備
えている。インデクサロボットRは、カセット載置部1
1におけるカセットCの配列方向に沿う水平移動が可能
であり、さらに、基板保持用のハンド70を、カセット
Cに対して水平に進退させることができ、かつ、鉛直方
向に沿って昇降させることができ、さらに、鉛直軸まわ
りに回動させることができるように構成されている。こ
の構成により、インデクサロボットRは、いずれかのカ
セットCから未処理の基板を1枚ずつ取り出し、基板搬
入ポートPIにおいて、コンベアモジュール3Aに受け
渡すことができ、かつ、基板搬出ポートPOにおいて、
処理済みの基板をコンベアモジュール3Bから1枚ずつ
受け取り、この処理済みの基板をいずれかのカセットC
に収容することができる。
【0032】基板処理ユニットTRTにおいて、インデ
クサユニットINDとは反対側の端部には、処理部Tm
から処理部Tm+1へと基板を搬送するためのシャトル
搬送装置150が備えられている。このシャトル搬送装
置150は、基板保持ハンド151と、この基板保持ハ
ンド151を処理部Tmと処理部Tm+1との間で往復
移動させる駆動機構152とを備えている。このシャト
ル搬送装置150の働きにより、インデクサユニットI
NDから遠ざかる方向に基板を定速搬送しつつ基板処理
を行う処理部T1〜Tmの群から、インデクサユニット
INDに向かう方向に基板を定速搬送しつつ基板処理を
行う処理部Tm+1〜TNの群への基板の受け渡しが行
われる。これにより、処理対象の基板は、U字状の経路
に沿って搬送されつつ、処理が施されることになる。
【0033】図2および図3は、コンベアモジュール3
Aの基板搬入ポートPIの付近の構成を示す簡略化した
断面図である。図2は、搬送方向Xに沿う断面構造を示
し、図3は、搬送方向Xと直交する平面に沿う断面構造
を示す。コンベアモジュール3Aは、搬送方向Xに向か
って基板を搬送すべく回転する複数の搬送ローラ30
と、インデクサロボットRとの間の基板の受け渡しのた
めに昇降する複数本のプッシャピンP(基板搬入機構)
とを有している。
【0034】プッシャピンPは、搬送ローラ30の軸方
向であるY方向に関して搬送ローラ30よりも外方の位
置に、鉛直方向に沿って立設された基部41と、この基
部41の上端から直角に折れ曲がった水平アーム部42
と、この水平アーム部42の先端において鉛直上方に向
かって立ち上がり、その先端において基板の裏面を点接
触で支持する基板支持部43とを有している。基部41
は、駆動機構50によって、その軸まわりに回動され、
かつ、その軸方向に沿って昇降される。
【0035】基部41の回動により、水平アーム部42
の先端に立設された基板支持部43は、平面視において
円弧を描き、図3に示すように、基板搬入ポートPIの
領域内に入った基板支持位置81と、この領域の外側に
退避した退避位置82との間で変位する。また、基部4
1が駆動機構50によって昇降されることにより、基板
支持部43も昇降し、この基板支持部43は、図2に示
すように、搬送ローラ30による基板搬送面CPよりも
上方の上昇位置91(第1基板受け渡し位置)と、基板
搬送面CPよりも下方の下降位置92とをとることがで
きる。プッシャピンPの昇降は、基板支持部43が基板
支持位置81にある状態、および基板支持部が退避位置
82にある状態のいずれの場合にも行える。
【0036】プッシャピンPは、基板支持部43が基板
支持位置81または退避位置82のいずれにあるとき
も、水平アーム部42が、平面視において、隣接する搬
送ローラ30の軸31の対の間隙に収まるように配設さ
れている。したがって、搬送ローラ30とプッシャピン
Pとが干渉するおそれはない。コンベアモジュール3A
が収容された基板導入室35の一側壁には、インデクサ
ロボットRのハンド70が抜き差しされる開口36が形
成されている。この開口36から、インデクサロボット
Rは、未処理の基板をコンベアモジュール3Aに搬入す
る。
【0037】コンベアモジュール3Aへの基板搬入時に
は、プッシャピンPは、上昇位置91にあり、かつ、基
板支持部43は、基板保持位置81に位置させられる。
この状態で、インデクサロボットRのハンド70が、プ
ッシャピンPの上に基板を置き、開口36から退避す
る。次に、プッシャピンPは、基板支持部43を基板保
持位置81に保った状態で下降位置92まで下降する。
その結果、搬送ローラ30に基板が移載され、この搬送
ローラ30による基板の搬送が始まる。
【0038】基板搬入ポートPIは、この実施形態で
は、搬送ローラ30の搬送面CP内に設定されている。
搬送ローラ30による搬送によって基板S1が基板搬入
ポートPIの領域の外側まで搬送されるよりも早く、プ
ッシャピンPは、次の基板の受け入れが可能な状態とさ
れる。すなわち、基部41の回動によって、基板支持部
43が退避位置82に退避させられ、その状態で、プッ
シャピンPが上昇させられる。このとき、水平アーム部
42および基板支持部43は、基板搬入ポートPIの領
域外にあるから、プッシャピンPは、基板が搬送される
経路を回避して上昇することになり、搬送ローラ30に
受け渡された基板S1と干渉するおそれはない。
【0039】プッシャピンPが上昇位置91に達する
と、駆動機構50によって基部41が回動され、基板支
持部43が基板保持位置81に導かれる。こうして、先
に受け入れた基板S1が基板搬入ポートPIの領域から
退出するよりも前に、次の基板S2の受け入れのための
準備が整えられる。したがって、インデクサロボットR
は、基板搬入ポートPIの上方において、基板S1の搬
送を待つことなく直ちに次の基板S2をプッシャピンP
に受け渡すことができる。
【0040】先に受け入れられた基板S1が基板搬入ポ
ートPIの領域外に達した時点で、プッシャピンPが下
降させられ、2枚目の基板S2が搬送ローラ30に受け
渡される。この基板は、基板導入室35の出口37か
ら、処理部T1へと搬入される。以後、同様な動作が繰
り返され、先に受け入れられた基板の搬送を待つことな
く、次々と基板をコンベアモジュール3Aに与えていく
ことができる。
【0041】コンベアモジュール3Aにおいて、基板搬
入ポートPIの両側部には、基板を搬送方向Xに対して
所定方向に整列させるための一対の整列機構60が設け
られている。この整列機構60は、プッシャピンPによ
って搬送ローラ30に基板が受け渡されてから、搬送ロ
ーラ30による基板の搬送が開始される前に、この搬送
ローラ30上の基板を整列する。ただし、この基板の整
列は、プッシャピンPに基板が支持されている状態で行
われてもよい。
【0042】図4は、コンベアモジュール3Aのより具
体的な内部構成を示す平面図であり、図5は図4の矢印
V方向から見た側面図であり、図6は図4の矢印VI方
向から見た背面図である。ただし、基板Sの搬送方向X
にコンベアモジュール3Aを見た場合を正面とする。こ
のコンベアモジュール3Aは、上述のように複数の搬送
ローラ30を有しており、これらの搬送ローラ30の軸
31は、Y方向に沿って平行に配置されている。各軸3
1は、搬送方向Xに沿う鉛直面に沿うように設けられた
一対の支持板32に、両端が回動自在に支持されてい
る。各軸31の一端には、プーリー33が固定されてい
る。そして、隣接する一対の軸31に固定されたプーリ
ー33には、それぞれ、タイミングベルト34が巻きか
けられている。隣接する軸31のプーリー33間の位置
には、タイミングベルト34に必要な張力を与えるため
のテンションローラ34Aが配置されている。
【0043】搬送方向Xに関して最も下流側に配置され
た軸31に固定されたプーリー33には、モータ38か
らの駆動力が、プーリー39およびタイミングベルト4
0を介して伝達されている。この駆動力が、隣接する軸
31の各プーリー33間に巻きかけられたタイミングベ
ルト34によって、全ての軸31に伝達される。インデ
クサユニットIND寄りの位置には、処理対象の基板と
整合する長方形領域である基板搬入ポートPIが設定さ
れている。この基板搬入ポートPIの四隅に関連して、
上述のプッシャピンPが設けられている。各プッシャピ
ンPは、隣接する一対の軸31の間で、回動および昇降
することができるようになっている。
【0044】長方形領域の基板搬入ポートPIの両側部
に関連して、導入された基板を整列させるための基板整
列機構60が設けられている。この基板整列機構60
は、図6に示すように、基板が搬送ローラ30によって
搬送される搬送面CPの高さで、Y方向に沿って基板に
近接/離反するピン61と、このピン61を鉛直上方に
向けて支持する支持部材62と、この支持部材62を、
Y方向に沿って駆動するためのエアシリンダ63とを有
している。エアシリンダ63は、左右に一対設けられて
おり、これに対応して、支持部材62も、左右に一対設
けられている。支持部材62は、平面視において、搬送
方向Xに沿う長尺なものであり、その両端付近に、ピン
61が立設されている。基板の整列は、エアシリンダ6
3を駆動することによって、基板搬入ポートPIに導入
された基板の両側辺を4本のピン61で挟み込むことに
よって達成される。こうして基板が整列されることによ
り、その後の処理部T1,T2,・・・における基板の
処理を良好に行うことができる。
【0045】なお、図4および図6には、プッシャピン
Pに関して、上述の基板支持位置81および退避位置8
2を示した。また、図5には、上述の上昇位置91およ
び下降位置92を示してある。図4および図5には、さ
らに、基板をコンベアモジュール3Aに導入するときの
インデクサロボットRのハンド70が示されている。基
板を導入するときには、プッシャピンPは基板支持位置
81において上昇させられている。このプッシャピンP
に基板を受け渡すハンド70は、上昇位置91のプッシ
ャピンPの先端よりもやや高い高さ(図5において実線
で示す高さ)で、図4および図5に示す位置まで水平に
進入し、その後、図5において二点鎖線で示す高さまで
下降する。このハンド70の下降の過程で、基板は、4
本のプッシャピンPに受け渡される。その後、ハンド7
0は、下降したときの高さのままで後退し、コンベアモ
ジュール3Aから退避する。
【0046】図7は、プッシャピンPを回動および昇降
させるための駆動機構50の構成例を示す図解図であ
る。駆動機構50は、たとえば、ほぼH字形の保持枠5
5と、この保持枠55を昇降するためのエアシリンダ5
6を有している。保持枠55には、プッシャピンPの基
部41が、鉛直軸まわりの回動が自在であるように立設
されている。基部41の下端付近の途中部には、揺動ア
ーム51が水平方向に延びて固定されている。搬送方向
Xに向かって左側に位置する一対のプッシャピンPに固
定された一対の揺動アーム51の先端は、搬送方向Xに
沿って設けられたリンク53Lの途中部および先端部に
それぞれ回動自在に連結されている。同様に、搬送方向
Xに向かって右側に位置する一対のプッシャピンPに固
定された一対の揺動アーム51の先端は、搬送方向Xに
沿って設けられたリンク53Rの途中部および先端部に
それぞれ回動自在に連結されている。リンク53L,5
3Rの各基端部には、エアシリンダ54L,54Rが連
結されており、これらを駆動することによって、リンク
53L,53Rを搬送方向Xに沿って進退させることが
できる。
【0047】この構成により、エアシリンダ54L,5
4Rを駆動してリンク53L,53Rを進退させること
により、揺動アーム51が揺動し、プッシャピンPが基
部41まわりに回動する。これにより、基板支持部43
を、基板支持位置81と退避位置82との間で変位させ
ることができる。また、エアシリンダ56を駆動して保
持枠55を上下することにより、4本のプッシャピンP
を上昇位置91と下降位置92との間で昇降させること
ができる。
【0048】上記のように、コンベアモジュール3Aが
備えるプッシャピンPは、基板が通る経路を回避して昇
降自在であるように構成されており、基板を搬送ローラ
30に受け渡した後は、その基板を回避しつつ上昇し、
次の基板の受け取りのための準備をするようになってい
る。これにより、前の基板が基板搬入ポートPIの領域
から退避するまで待機することなく、次の基板をインデ
クサロボットRから受け取ることができる。したがっ
て、プッシャピンPは、いわば、バッファとしての機能
を有することができるから、基板の受け渡しのための待
ち時間を短縮でき、基板の処理の効率化を図ることがで
きる。すなわち、前に搬入された基板が基板搬入ポート
PIの領域外まで搬送された後には、直ちに、プッシャ
ピンPを下降させて、次の基板を搬送ローラ30に受け
渡すことができるから、基板間の間隔を短くすることが
できる。
【0049】基板搬出ポートPO側のコンベアモジュー
ル3Bも、上記のコンベアモジュール3Aと同様に構成
されている。ただし、コンベアモジュール3Bは、処理
部TNから払い出されたインデクサユニットINDに向
けて搬送するものであるので、図2ないし図7の構成に
おいて、X方向とは逆方向に基板を搬送するようになっ
ている。すなわち、コンベアモジュール3Bでは、搬送
ローラ30は、プッシャピンPに向けて、基板をローラ
搬送する。プッシャピンPは、搬送面CPよりも下方に
待機しており、搬送面CP上に設定された基板搬出ポー
トPOに基板が達すると、プッシャピンPが上昇して、
搬送面CPよりも上方の位置(第2基板受け渡し位置)
で基板を支持する。この基板は、インデクサロボットR
のハンド70によってすくい取られる。
【0050】基板をインデクサロボットRに受け渡すべ
くプッシャピンPが上昇位置91にあるときでも、プッ
シャピンPの基部41および水平アーム部42は、基板
の搬送経路から退避した位置にある(図3参照)。そこ
で、次に払い出すべき基板は、プッシャピンPが上昇位
置91にある場合であっても、基板搬出ポートPOに向
けて搬送される。プッシャピンPは、基板をインデクサ
ロボットRに受け渡した後に、基板支持部43が退避位
置82に至るまで回動され、その状態で、下降位置92
まで下降させられる。すなわち、プッシャピンPは、基
板の受け渡し後、基板の搬送経路を回避して下降する。
そして、基板支持部43が基板保持位置81に至るまで
回動され、次の基板が基板搬出ポートPOに達するまで
待機する。
【0051】このように、基板搬出ポートPO側のコン
ベアモジュール3Bでは、プッシャピンPからインデク
サロボットRへの基板の受け渡しを待機することなく、
次々と、基板を搬送することができる。これにより、処
理後の基板が停滞することがなく、効率的に基板を処理
することができる。また、基板の受け渡しを待機する必
要がないので、基板間の距離を短くできるから、基板処
理効率を高めることができる。
【0052】図8は、インデクサロボットRの構成例を
示す斜視図である。インデクサロボットRは、Y方向に
沿って往復直線移動が可能な基台101と、基台101
に対して回動および昇降が自在であるように取り付けら
れたコラム102と、コラム102に回動自在に取り付
けられた第1アーム103と、第1アーム103の先端
部に回動自在に取り付けられた第2アーム104と、こ
の第2アーム104の先端に回動自在に取り付けられた
上述のハンド70とを有している。第1アーム103お
よび第2アーム104ならびにハンド70は、いずれも
鉛直軸まわりの回動が自在となっている。そして、第1
アーム103、第2アーム104およびハンド70は、
いわゆるスカラーアームを構成しており、第1アーム1
03の回動と連動する第2アーム104の回動により、
このアーム対が屈伸し、ハンド70の姿勢を保持しつ
つ、このハンド70をコラム102の中心軸に対して近
接/離反する方向に直線移動させることができるように
なっている。
【0053】基台101の一側面には、一対のレール1
10上を摺動する摺動ブロック111が固定されてお
り、この摺動ブロック111には、ねじ軸112に螺合
するボールナットが固定されている。したがって、モー
タ113によってねじ軸112を正転/逆転駆動するこ
とにより、基台101を、Y方向に沿って往復直線移動
させることができる。このような構成のインデクサロボ
ットRにおいては、基台101の往復直線移動、コラム
102の昇降および回動、ならびに一対のアーム10
3,104の屈伸により、基板をカセットCから搬出
し、コンベアモジュール3Aに搬入することができる。
同様にして、コンベアモジュール3Bから受け取った基
板を、カセットCに搬入することができる。
【0054】図9は、上述の基板処理装置の電気的構成
を示すブロック図である。基板処理ユニットTRTに
は、処理部T1〜TNを制御するための基板処理制御部
201が設けられている。また、インデクサユニットI
NDには、インデクサロボットRを制御するインデクサ
制御部202が設けられている。基板処理制御部201
とインデクサ制御部202とは、通信回線203を介し
て接続されていて、互いにデータの交換を行えるように
なっている。
【0055】基板処理制御部201は、処理部T1〜T
Nの他に、基板搬入ポートPI側のコンベアモジュール
3Aに備えられた搬送ローラ30の動作、および基板搬
出ポートPO側のコンベアモジュール3Bに備えられた
搬送ローラ30の動作を制御する。また、インデクサ制
御部202は、インデクサロボットRの動作を制御する
他、基板搬入ポートPI側にコンベアモジュール3Aに
備えられたプッシャピンPおよびこれを駆動する駆動機
構50で構成された基板搬入機構205の動作と、基板
搬出ポートPO側のコンベアモジュール3Bに備えられ
たプッシャピンPおよびこれを駆動する駆動機構50で
構成された基板搬出機構206の動作とを制御する。
【0056】基板処理制御部201は、基板搬入ポート
PI側の搬送ローラ30によって最初の処理部T1へと
基板が供給されると、通信回線203を介して、インデ
クサ制御部202に対し、基板搬入要求を発行する。ま
た、基板処理制御部201は、最後の処理部TNから基
板が払い出されて、基板搬出ポートPOの搬送ローラ3
0によって、プッシャピンPの位置(基板搬出ポートP
O)まで基板が搬送されると、通信回線203を介し
て、インデクサ制御部202に対し、基板搬出要求を発
行する。ただし、基板搬入要求および/または基板搬出
要求は、搬送ローラ30による基板の搬送速度、通信回
線203を介するデータ通信に要する時間、および基板
搬入機構205または基板搬出機構206の動作速度等
を考慮して、早めのタイミングで発行されてもよい。
【0057】インデクサ制御部202は、通信回線20
3を介して基板搬入要求を受け付けると、基板搬入機構
205を構成するプッシャピンPを下降させる。これに
よって、プッシャピンPから基板搬入ポートPIの搬送
ローラ30上に基板が受け渡される。また、インデクサ
制御部202は、通信回線203を介して基板搬出要求
を受け付けると、これに応答して、基板搬出機構206
を構成するプッシャピンPを上昇させる。これによっ
て、基板搬出ポートPO側の搬送ローラ30の搬送面か
ら基板が持ち上げられる。この状態では、持ち上げられ
た基板の下方の空間に、最後の処理部TNからの処理済
の基板を搬送ローラ30によって導くことができる。
【0058】インデクサロボットRに関する制御は、通
信回線203を介して与えられる基板搬入要求および基
板搬出要求から独立して行われる。すなわち、インデク
サ制御部202は、基板搬入機構205を構成するプッ
シャピンPが上昇位置(第1受け渡し位置)にあって、
このプッシャピンPが基板を保持していなければ、イン
デクサロボットRに対して、カセット載置部11に載置
されたカセットCから1枚の基板Sを取り出して、その
プッシャピンP上に載置するよう動作指令を発行する。
また、インデクサ制御部202は、基板搬出機構206
を構成するプッシャピンPが上昇位置(第2基板受け渡
し位置)にあって、このプッシャピンPに基板が保持さ
れているときには、インデクサロボットRに対し、基板
搬出機構206のプッシャピンPから基板を受け取っ
て、カセット載置部11のカセットC内に当該基板を収
容するよう指令を発行する。
【0059】基板搬入機構205および基板搬出機構2
06を構成するプッシャピンPが基板を保持しているか
否かは、それ以前における基板搬入機構205および基
板搬出機構206ならびにインデクサロボットRの動作
履歴から判断することができる。すなわち、インデクサ
ロボットRが基板搬入機構205のプッシャピンPに基
板を受け渡した直後には、このプッシャピンPは基板を
保持していることになる。そして、このプッシャピンP
が一旦下降して、再び上昇したとすると、この上昇直後
には、基板搬入機構205のプッシャピンPは基板を保
持していないことになる。同様に、基板搬出機構206
のプッシャピンPが上昇した直後には、このプッシャピ
ンPには基板が保持されていると判断することができ、
インデクサロボットRが基板搬出機構206のプッシャ
ピンPから基板を受け取った直後には、そのプッシャピ
ンPが基板を保持していないと判断できる。その後に、
基板搬出機構206のプッシャピンPが一旦下降して、
再び上昇したとすると、この上昇直後には、当該プッシ
ャピンPは基板を保持していることになる。
【0060】インデクサ制御部202は、インデクサロ
ボットRの位置(たとえば基板搬入ポートPIおよび基
板搬出ポートPOのいずれに近いか)、インデクサロボ
ットRの動作状態(たとえばカセットCから基板を取り
出して基板搬入機構205に供給する基板搬入動作中、
基板搬出機構206から処理済の基板を受け取ってカセ
ットCに収容する基板搬出動作中など。)などに基づ
き、インデクサロボットRの動作が最適化されるように
制御する。
【0061】インデクサ制御部202は、基板搬入機構
205のプッシャピンPが下降し終えたタイミングで、
通信回線203を介し、基板処理制御部201に基板搬
入完了信号を与える。また、インデクサ制御部202
は、基板搬出機構206のプッシャピンPが上昇した後
のタイミングで、通信回線203を介して基板処理制御
部201に基板搬出完了信号を与える。このように、こ
の実施形態では、基板搬入ポートPIに基板を搬入する
基板搬入機構205および基板搬出ポートPOから基板
を搬出する基板搬出機構206は、インデクサ制御部2
02によって制御されるようになっている。そして、こ
れらの基板搬入機構205および基板搬出機構206
は、基板処理制御部201から通信回線203を介する
基板搬入要求および基板搬出要求に応じて、インデクサ
制御部202の制御の下、それぞれ基板搬入動作および
基板搬出動作を行う。したがって、基板搬入ポートPI
に対する基板の搬入および基板搬出ポートPOからの基
板の搬出を遅滞なく実行することができる。
【0062】その一方で、インデクサ制御部202は、
基板処理制御部201からの基板搬入要求および基板搬
出要求からは独立して、インデクサロボットRを制御す
る。これによって、インデクサロボットRの動作が、非
同期で発生する基板搬入要求および基板搬出要求に依存
することがなくなり、最適な態様でインデクサロボット
Rを作動させることができる。これによって、インデク
サロボットRの搬送タクトを著しく短縮することができ
る。その結果、基板処理装置全体の処理タクトを短縮で
きるから、生産性を著しく向上できる。
【0063】本件発明者の実験によると、基板処理制御
部201によって基板搬入機構205および基板搬出機
構206を制御すると、基板処理のタクトは60秒であ
った。すなわち、60秒に1枚の速さで処理済みの基板
を基板搬出ポートPOに払い出すのが限界であった。こ
れに対して、インデクサ制御部202によって基板搬入
機構205および基板搬出機構206を制御する構成を
採用すると、基板処理タクトが42秒に短縮された。こ
れにより、従来技術に比較して、基板処理の生産性を著
しく向上できることが確認された。
【0064】以上、この発明の一実施形態について説明
したが、この発明は他の形態で実施することもできる。
たとえば、上記の実施形態では、基板搬入ポートPIお
よび基板搬出ポートPOにおいて、基板を搬送する搬送
ローラ30の上方に、基板受け渡し位置が立体的に配置
されているが、搬送ローラ30に対して水平方向にずれ
た位置に、基板受け渡し位置を設定してもよい。ただ
し、この場合には、基板処理装置の占有面積が大きくな
り、クリーンルーム内の貴重な床面積を消費することに
なるから、上述の実施形態のように、基板受け渡し位置
と基板搬入ポートおよび基板搬出ポートとを上下に重な
るように立体的に配置することが好ましい。
【0065】また、上記の実施形態では、基板搬入ポー
トPIおよび基板搬出ポートPOの両方にプッシャピン
Pを配置して、基板受け渡し位置をそれぞれ設定してい
るが、基板搬入ポートPIまたは基板搬出ポートPOの
一方のみにこのような基板受け渡し位置を設けることと
してもよい。また、上記の実施形態においては、プッシ
ャピンPは、鉛直軸まわりの回動によって、基板の搬送
経路との干渉を回避するように構成されているが、たと
えば、軸31の方向に沿って水平スライド移動させる機
構を設けて、プッシャピンPを基板の搬送経路から退避
させることもできる。
【0066】さらに、プッシャピンPの駆動機構とし
て、エアシリンダおよびリンク機構を用いたものを例示
したが、たとえば、ロータリアクチュエータによりプッ
シャピンPを回動させるものなど、ほかにも種々の駆動
機構が適用可能である。また、上記の各実施形態におい
ては、インデクサロボットRとプッシャピンPとの基板
の受け渡しは、インデクサロボットRのハンド70の昇
降によって達成されているが、ハンド70の高さを一定
としておき、プッシャピンPを昇降することによって、
基板の受け渡しを行ってもよい。むろん、ハンド70お
よびプッシャピンPの両方が昇降して、基板を受け渡す
ようにすることも可能である。
【0067】同様に、搬送ローラ30とプッシャピンP
との基板の受け渡しについても、いずれか一方または両
方が昇降すれば達成できるのであり、プッシャピンPが
昇降する構成に限定されるものではない。その他、特許
請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の変更を施す
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る基板処理装置の全
体構成を概念的に示す平面図である。
【図2】コンベアの内部構造を簡略化して示す断面図で
ある。
【図3】同じくコンベアの内部構造を簡略化して示す断
面図である。
【図4】コンベアの具体的な構成例を示す平面図であ
る。
【図5】コンベアの具体的な構成例を示す側面図であ
る。
【図6】コンベアの具体的な構成例を示す背面図であ
る。
【図7】プッシャピンを駆動するための駆動機構の構成
例を示す斜視図である。
【図8】ロボットの構成例を示す斜視図である。
【図9】上記基板処理装置の電気的構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
3A,3B コンベアモジュール T1,T2,・・・・・・,TN 処理部 C カセット 30 搬送ローラ P プッシャピン 70 ハンド 50 駆動機構(受け渡し手段昇降駆動部、受け
渡し手段回動駆動部) R インデクサロボット IND インデクサユニット TRT 基板処理ユニット 201 基板処理制御部 202 インデクサ制御部 203 通信回線 205 基板搬入機構 206 基板搬出機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 南 茂樹 京都府京都市上京区堀川通寺之内上る4丁 目天神北町1番地の1 大日本スクリーン 製造株式会社内 (72)発明者 中村 宏生 京都府京都市上京区堀川通寺之内上る4丁 目天神北町1番地の1 大日本スクリーン 製造株式会社内 Fターム(参考) 3F033 BB02 BB14 BC03 5F031 CA02 CA05 DA17 FA01 FA11 FA12 FA15 GA43 GA53 PA03 PA04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】未処理の基板が搬入される基板搬入ポート
    と、処理済みの基板が搬出される基板搬出ポートとを有
    する基板処理部に対して基板の搬入および搬出を行うた
    めの基板搬送装置であって、 基板を収容するためのカセットが置かれるカセットステ
    ーションと、 第1基板受け渡し位置から上記基板搬入ポートに基板を
    搬入するための基板搬入機構と、 上記カセットステーションに置かれたカセットから基板
    を取り出して、上記第1基板受け渡し位置において上記
    基板搬入機構に基板を受け渡すとともに、上記基板搬出
    ポートに払い出された基板を上記カセットステーション
    に置かれたカセットに収容するインデクサロボットと、 上記基板処理部に備えられた基板処理制御手段との間で
    通信を行い、上記基板処理制御手段から要求に応じて上
    記基板搬入機構を制御するとともに、上記基板処理制御
    手段からの要求とは独立して上記インデクサロボットを
    制御する基板搬送制御手段とを含むことを特徴とする基
    板搬送装置。
  2. 【請求項2】上記基板搬出ポートから第2基板受け渡し
    位置へと基板を搬出するための基板搬出機構をさらに含
    み、 上記インデクサロボットは、上記第2基板受け渡し位置
    において上記基板搬出機構から基板を受け取って、上記
    カセットステーションに置かれたカセットに基板を収容
    するものであり、 上記基板搬送制御手段は、上記基板処理制御手段からの
    要求に応じて、上記基板搬出機構を制御するものである
    ことを特徴とする請求項1記載の基板搬送装置。
  3. 【請求項3】未処理の基板が搬入される基板搬入ポート
    と、処理済みの基板が搬出される基板搬出ポートとを有
    する基板処理部に対して基板の搬入および搬出を行うた
    めの基板搬送装置であって、 基板を収容するためのカセットが置かれるカセットステ
    ーションと、 上記基板搬出ポートから第2基板受け渡し位置へと基板
    を搬出するための基板搬出機構と、 上記カセットステーションに置かれたカセットから基板
    を取り出して、上記基板搬入ポートへと基板を供給する
    とともに、上記第2基板受け渡し位置において上記基板
    搬出機構から基板を受け取って、この基板を上記カセッ
    トステーションに置かれたカセットに収容するインデク
    サロボットと、 上記基板処理部に備えられた基板処理制御手段との間で
    通信を行い、上記基板処理制御手段から要求に応じて上
    記基板搬出機構を制御するとともに、上記基板処理制御
    手段からの要求とは独立して上記インデクサロボットを
    制御する基板搬送制御手段とを含むことを特徴とする基
    板搬送装置。
  4. 【請求項4】上記第1基板受け渡し位置が、上記基板搬
    入ポートとは高さを異ならせて配置されていることを特
    徴とする請求項1または2記載の基板搬送装置。
  5. 【請求項5】上記第2基板受け渡し位置が、上記基板搬
    出ポートとは高さを異ならせて配置されていることを特
    徴とする請求項2または3記載の基板搬送装置。
  6. 【請求項6】基板搬入ポートから搬入された基板に対し
    て処理を施し、処理後の基板を基板搬出ポートに払い出
    す基板処理部と、 上記請求項1ないし5のいずれかに記載の基板搬送装置
    とを含むことを特徴とする基板処理装置。
  7. 【請求項7】基板搬入ポートから搬入された基板に対し
    て処理を施し、処理後の基板を基板搬出ポートに払い出
    す基板処理部と、この基板処理部に対して基板の搬入/
    搬出を行う基板搬送部とを備えた基板処理装置における
    基板処理方法であって、 インデクサロボットによって、カセットステーションに
    置かれたカセットから基板を取り出し、この基板を第1
    基板受け渡し位置において基板搬入機構に受け渡す工程
    と、 上記基板搬入機構により、上記第1基板受け渡し位置か
    ら上記基板搬入ポートへと基板を受け渡す工程と、 上記基板搬出ポートから払い出された基板を、上記イン
    デクサロボットにより、上記カセットステーションに置
    かれたカセットに収納する工程と、 上記基板処理部に設けられた基板処理制御手段からの要
    求を受け付ける上記基板搬送部側の基板搬送制御手段に
    より、上記要求に応じて上記基板搬入機構を制御する工
    程と、 上記基板搬送制御手段により上記インデクサロボットを
    制御する工程とを含むことを特徴とする基板処理方法。
  8. 【請求項8】基板搬出機構により、上記基板搬出ポート
    に払い出された基板を第2基板受け渡し位置へ搬送する
    工程と、 上記インデクサロボットにより、上記カセットステーシ
    ョンに置かれたカセットへの収納のために、上記第2基
    板受け渡し位置において上記基板搬出機構から基板を受
    け取る工程と、 上記基板搬送制御手段により、上記基板処理制御手段か
    らの要求に応じて上記基板搬出機構を制御する工程とを
    さらに含むことを特徴とする請求項7記載の基板処理方
    法。
  9. 【請求項9】基板搬入ポートから搬入された基板に対し
    て処理を施し、処理後の基板を基板搬出ポートに払い出
    す基板処理部と、この基板処理部に対して基板の搬入/
    搬出を行う基板搬送部とを備えた基板処理装置における
    基板処理方法であって、 インデクサロボットによって、カセットステーションに
    置かれたカセットから基板を取り出し、この基板を上記
    基板搬入ポートへと受け渡す工程と、 上記基板搬出ポートから払い出された基板を、基板搬出
    機構によって、第2基板受け渡し位置まで搬送する工程
    と、 上記インデクサロボットにより、上記第2基板受け渡し
    位置において上記基板搬出機構から基板を受け取り、こ
    の基板を上記カセットステーションに置かれたカセット
    に収納する工程と、 上記基板処理部に設けられた基板処理制御手段からの要
    求を受け付ける上記基板搬送部部側の基板搬送制御手段
    により、上記要求に応じて上記基板搬出機構を制御する
    工程と、 上記基板搬送制御手段により上記インデクサロボットを
    制御する工程とを含むことを特徴とする基板処理方法。
JP2001050772A 2001-02-26 2001-02-26 基板搬送装置およびそれを用いた基板処理装置、ならびに基板処理方法 Expired - Fee Related JP3884622B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001050772A JP3884622B2 (ja) 2001-02-26 2001-02-26 基板搬送装置およびそれを用いた基板処理装置、ならびに基板処理方法
KR10-2002-0007302A KR100483824B1 (ko) 2001-02-26 2002-02-08 기판반송장치 및 이를 이용한 기판처리장치와 기판처리방법
TW091103130A TWI232199B (en) 2001-02-26 2002-02-22 Substrate transporting apparatus, substrate processing apparatus using the transporting apparatus and substrate processing method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001050772A JP3884622B2 (ja) 2001-02-26 2001-02-26 基板搬送装置およびそれを用いた基板処理装置、ならびに基板処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002252264A true JP2002252264A (ja) 2002-09-06
JP3884622B2 JP3884622B2 (ja) 2007-02-21

Family

ID=18911681

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001050772A Expired - Fee Related JP3884622B2 (ja) 2001-02-26 2001-02-26 基板搬送装置およびそれを用いた基板処理装置、ならびに基板処理方法

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP3884622B2 (ja)
KR (1) KR100483824B1 (ja)
TW (1) TWI232199B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009124131A (ja) * 2007-11-13 2009-06-04 Semes Co Ltd 駆動磁力部材と、これを利用した基板移送ユニット及び基板処理装置
EP2636074A2 (en) * 2011-02-21 2013-09-11 Ji Fu Machinery & Equipment Inc. Systems and methods for multi-chamber photovoltaic module processing

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9105673B2 (en) 2007-05-09 2015-08-11 Brooks Automation, Inc. Side opening unified pod
WO2011040931A1 (en) * 2009-10-02 2011-04-07 Foundationip, Llc Generating intellectual property intelligence using a patent search engine

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009124131A (ja) * 2007-11-13 2009-06-04 Semes Co Ltd 駆動磁力部材と、これを利用した基板移送ユニット及び基板処理装置
EP2636074A2 (en) * 2011-02-21 2013-09-11 Ji Fu Machinery & Equipment Inc. Systems and methods for multi-chamber photovoltaic module processing
CN103503166A (zh) * 2011-02-21 2014-01-08 吉富机械设备有限公司 用于多室光伏模块处理的系统和方法
EP2636074A4 (en) * 2011-02-21 2014-05-21 Ji Fu Machinery & Equipment Inc SYSTEMS AND METHOD FOR PROCESSING A MULTI-CHAMBER PHOTOVOLTAIC MODULE

Also Published As

Publication number Publication date
JP3884622B2 (ja) 2007-02-21
KR100483824B1 (ko) 2005-04-20
TWI232199B (en) 2005-05-11
KR20020069479A (ko) 2002-09-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4690414B2 (ja) ワーク搬入出システム及び搬送装置
KR101528716B1 (ko) 반송 로봇, 그의 기판 반송 방법 및 기판 반송 중계 장치
KR100687565B1 (ko) 기판 처리 장치
JP4950297B2 (ja) 基板搬送システム
JP4933625B2 (ja) 基板搬送システム
JP4854256B2 (ja) パネル処理装置及び処理方法
KR100796052B1 (ko) 처리장치 시스템
JP3792868B2 (ja) 基板処理装置および基板処理方法
JP3884622B2 (ja) 基板搬送装置およびそれを用いた基板処理装置、ならびに基板処理方法
KR101859279B1 (ko) 기판 처리 장치 및 기판 처리 방법
WO2006137407A1 (ja) ワーク収納装置及びワーク収納方法
JP3522469B2 (ja) 基板処理装置および基板処理方法
JP3927758B2 (ja) 基板搬送装置及び処理装置
JP4133489B2 (ja) 基板待機装置およびそれを備えた基板処理装置
JP4043029B2 (ja) 基板搬送装置及び基板処理装置
JP4597810B2 (ja) 基板処理装置および基板搬送方法
JP3958613B2 (ja) 基板搬送方法、基板搬送装置および基板搬送アーム
JP2004172438A (ja) 基板搬送装置
JP2001044693A (ja) 表面実装装置
JP3303698B2 (ja) 電子部品実装方法
JP2000208586A (ja) フラットパネルディスプレイの製造ライン
JPH08139159A (ja) 基板自動処理装置
JPH0969549A (ja) ロ−デイング装置
JPH11128457A (ja) パチンコ機用盤面搬送装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060411

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060607

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061114

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061117

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091124

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091124

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101124

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101124

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111124

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111124

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121124

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121124

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121124

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131124

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees