JPH0969549A - ロ−デイング装置 - Google Patents

ロ−デイング装置

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JPH0969549A
JPH0969549A JP22385795A JP22385795A JPH0969549A JP H0969549 A JPH0969549 A JP H0969549A JP 22385795 A JP22385795 A JP 22385795A JP 22385795 A JP22385795 A JP 22385795A JP H0969549 A JPH0969549 A JP H0969549A
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cassette
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Harumichi Hirose
治道 広瀬
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Shibaura Engineering Works Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明はカセットと処理部との間でのワ−
クの受け渡しを効率よく行えるようにしたロ−デング装
置を提供することにある。 【解決手段】 ロ−ダ11あるいはアンロ−ダ12の少
なくともいずれか一方のセッタ71を、処理装置1にお
けるガラス基板Pの移動方向と同方向である前後方向、
この前後方向と交差する左右方向およびこれらの前後方
向と左右方向がなす平面に対して交差する上下方向に駆
動できるようにするとともに、上記セッタと一体的に、
このセッタに受け渡されたガラス基板Pを整列する整列
部材76を設け、さらには上記セッタ上で整列されたガ
ラス基板あるいは処理装置で処理されたガラス基板が受
け渡される搬送機構91を上記セッタの左右方向の動き
と一体的に連動するように設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はカセットに積層さ
れたワ−クを処理部へ供給するロ−ダおよび処理部で処
理されたワ−クをカセットに積層収容するアンロ−ダと
を有するロ−デング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、液晶表示装置の製造工程にお
いては、ガラス基板にリソグラフィ−技術によって回路
パタ−ンを形成する工程がある。この回路パタ−ンの形
成工程においては、レジストの塗布、露光、現像処理が
行われたガラス基板を前洗浄してからエッチング処理
し、ついでさらにエッチング処理されたガラス基板を後
洗浄するという工程がある。
【0003】上記前洗浄、エッチングおよび後洗浄を連
続して行うことができるようにした処理装置が開発され
ている。その場合、上記処理装置の入口側には上記ガラ
ス基板を上記処理装置に供給するロ−ダが設けられ、出
口側には上記処理装置で処理されたガラス基板を取り込
むアンロ−ダが設けられている。上記ロ−ダとアンロ−
ダとでロ−デイング装置を構成している。
【0004】上記ガラス基板はカセットに積層収容され
る。上記ロ−ダおよびアンロ−ダはセッタを有し、上記
ロ−ダのセッタは上記カセットからガラス基板を取り出
す。取り出されたガラス基板は搬送機構に受け渡され、
この搬送機構によって上記処理装置に搬入される。上記
処理装置で処理されたガラス基板は搬送機構によって搬
出される。搬出されたガラス基板は上記アンロ−ダのセ
ッタで受け取られ、カセットに積層収容されるようにな
っている。
【0005】このような構成において、上記ロ−ダから
処理装置へ供給されるガラス基板は整列して供給され
る。従来、上記ガラス基板の整列は上記カセットを上記
ロ−ダあるいはアンロ−ダのベ−スに固定して設置する
ことで、一括して行われていた。
【0006】しかしながら、カセットを所定の位置に固
定して設置するためには固定作業が必要となるから、生
産性を低下させる原因になる。また、整列されたガラス
基板をセッタで搬送機構へ受け渡す際、上記セッタが移
動すると、セッタ上のガラス基板がずれ動いてしまうと
いうことがあるから、そのガラス基板の整列状態が損な
われるということがある。このことは、ロ−ダだけでな
く、アンロ−ダにおいても同じである。
【0007】また、上記ガラス基板は生産する液晶表示
装置の大きさに応じてサイズが異なる。その場合、サイ
ズの異なるガラス基板が必要となる度毎に、そのサイズ
用のカセットを設置しなければならない。しかしなが
ら、ガラス基板のサイズが異なる度毎にカセットを交換
していたのでは、そのカセットを固定設置しなければな
らないことと相俟って生産性の低下を招く原因となる。
【0008】さらに、同じサイズのガラス基板を連続し
て処理する場合であっても、複数のカセットを予めセッ
トしておき、1つのカセットのガラス基板を処理し終え
たならば、ほかのカセットのガラス基板を処理するよう
にすれば、処理作業を中断しなくてすむから、生産性の
向上を計ることが可能となる。
【0009】しかしながら、従来はカセットを処理装置
のセンタに一致させて設置し、その間に設けられたロ−
ダあるいはアンロ−ダのセッタを前後方向および上下方
向に駆動してガラス基板の受け渡しを行うようにしてい
るから、複数のカセットを配置した場合、上記セッタに
よってそれぞれのカセットに対しガラス基板を受け渡す
ことができないということがあった。
【0010】上記セッタを前後方向だけでなく、左右方
向にも駆動できる構成とすれば、複数のカセットに対し
てガラス基板を受け渡すことが可能となる。しかしなが
ら、上記セッタを単に左右方向に駆動できるようにした
だけでは、セッタを左右方向に移動させたときにガラス
基板がその移動方向に大きくずれ動いてしまうから、そ
の基板の整列状態が損なわれることになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のロ
−デイング装置のロ−ダでは、カセット内のワ−クの整
列を、カセットを固定設置することで行うようにしてい
たので、その固定作業に手間が掛かるということがあ
り、またカセットと処理部との間でロ−ダあるいはアン
ロ−ダのセッタによってワ−クを受け渡す際、そのセッ
タ上でワ−クがずれ動き、ワ−クの整列状態が損なわれ
るということもある。
【0012】さらに、サイズの異なるガラス基板に対応
するためなどに複数のカセットを設置する場合、上記セ
ッタを左右方向に移動させなければならないから、その
際にワ−クがセッタ上で左右方向に大きくずれ動き易い
ということがあるばかりか、タクトタイムが長くなると
いうことがあった。
【0013】この発明は上記事情に基づきなされたもの
で、その目的とするところは、複数のカセットを設置す
ることで、上記セッタを左右方向に移動させた場合で
も、ワ−クが左右方向にずれ動くことがないようにする
とともに、タクトタイムを短縮させることができるよう
にしたロ−デイング装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1に記載されたこの発明は、処理部に対して未
処理のワ−クを供給するためのロ−ダあるいは上記処理
部で処理されたワ−クを回収するアンロ−ダを有するロ
−デイング装置において、上記ロ−ダあるいはアンロ−
ダの少なくとも一方は、上記ワ−クを積層収容する複数
のカセットが上記処理部における上記ワ−クの移動方向
に対して交差する方向に沿って設置されるベ−スと、こ
のベ−スの上記処理部と上記カセットとの間に上記ワ−
クの移動方向と交差する水平方向に沿って駆動可能に設
けられた第1の水平移動体と、この第1の水平移動体に
上記ワ−クの移動方向に沿って駆動可能に設けられた第
2の水平移動体と、この第2の水平移動体に上下方向に
沿って駆動可能に設けられた上下移動体と、この上下移
動体に設けられ上記第1の水平移動体が駆動されること
で上記複数のカセットのうちの所定のカセットに対向し
たときに上記第2の水平移動体と連動することでそのカ
セット内へ進入するセッタと、上記上下移動体に設けら
れ上記セッタの両側に位置するとともに接離する方向に
駆動され上記セッタが上記ロ−ダ部あるいは上記処理部
からワ−クを受けると接近する方向に駆動されて上記ワ
−クの両側に当接しこのワ−クを上記セッタ上で位置決
めする一対の整列部材と、上記第1の水平移動体に設け
られ上記セッタ上で上記一対の整列部材によって位置決
めされたワ−クあるいは上記処理部で処理されたワ−ク
が受け渡される搬送手段とを具備したことを特徴とす
る。
【0015】請求項1の構成によれば、セッタは前後、
左右および上下方向に駆動されるとともに、上記セッタ
上のワ−クは一対の整列部材によってずれ動くのが阻止
される。そのため、上記セッタが前後、左右方向に駆動
されても、ワ−クの整列状態が損なわれるのことがなく
なる。しかも、搬送手段がセッタと一体的に設けられて
いるから、第1の水平移動体が移動中に上記セッタから
搬送手段あるいは搬送手段からセッタへワ−クを受け渡
すことで、タクトタイムを短縮できる。
【0016】
【発明の実施形態】以下、この発明の一実施形態を図面
を参照して説明する。図7において1は処理装置を示
す。この処理装置1はワ−クである液晶基板Pを洗浄す
る前洗浄部2、洗浄されたガラス基板Pをエッチング処
理するエッチング処理部3、エッチング処理されたガラ
ス基板Pを再度洗浄する後洗浄部4および後洗浄部4で
洗浄されたガラス基板Pを乾燥処理する乾燥処理部5が
順次配置されてなる。
【0017】上記処理装置1の前洗浄部2側にはロ−ダ
11が配置され、乾燥処理部5側にはアンロ−ダ12が
配置されている。上記ロ−ダ11とアンロ−ダ12とは
この発明のロ−デイング装置を構成しており、これらは
同じ構成であるので、以下、一方についてのみ説明す
る。
【0018】すなわち、上記ロ−デイング装置は図1に
示すように架台からなるベ−ス15を有する。このベ−
ス15の上面の前後方向一端側には、図4と図7に示す
ようにその前後方向と交差する左右方向に所定間隔で離
間して一対の載置板16が支柱17に支持されて所定の
高さで設けられている。各載置板16上にはカセット1
8が位置決め載置されるようになっている。
【0019】上記ロ−ダ11の載置板16上に載置され
るカセット18には未処理のガラス基板Pが上下方向に
所定間隔で積層収容されている。上記アンロ−ダ12の
載置板16上に載置されるカセット18には上記処理装
置1で処理されたガラス基板Pが回収されて積層収容さ
れるようになっている。
【0020】上記ロ−ダ11は上記処理装置1の前洗浄
部2と上記載置板16との間に設置され、上記アンロ−
ダ12は上記乾燥処理部5と上記載置板16との間に設
置されている。つまり、上記ベ−ス15の前端側と後端
側の上面には左右方向に沿って一対の左右ガイドレ−ル
21が設けられている。この左右ガイドレ−ル21には
第1の水平移動体22の下面の前端側と後端側とに設け
られたガイド23がそれぞれスライド自在に係合してい
る。
【0021】つまり、第1の水平移動体22は上記処理
装置1のセンタラインに直交する左右方向に沿って移動
自在となっている。なお、上記第1の移動体22は、図
1に示すように中心部が開口した矩形枠状に形成されて
いる。
【0022】上記ベ−ス15の後端上面には左右送りね
じ24が支持体25によって回転自在に支持されてい
る。この送りねじ24にはナット体26が螺合されてい
る。このナット体26は上記第1の水平移動体22の後
端部に連結部材27によって取り付けられている。
【0023】上記左右送りねじ24の一端には従動プ−
リ28が嵌着されている。上記ベ−ス15上には上記左
右送りねじ24の一端部の近傍に左右駆動モ−タ29が
設置されている。この左右駆動モ−タ29回転軸には駆
動プ−リ31が嵌着されている。この駆動プ−リ31と
上記従動プ−リ28とにはタイミングベルト32が張設
されている。
【0024】したがって、上記左右駆動モ−タ29が作
動すれば、一対のプ−リ31、28およびタイミングベ
ルト32を介して左右送りねじ24が回転駆動されるか
ら、この送りねじ24に螺合されたナット体26が上記
送りねじ24の軸線方向に移動する。それによって、上
記第1の水平移動体22が左右方向に駆動されるように
なっている。
【0025】上記第1の水平移動体22の上面には左右
方向の両端にそれぞれ前後ガイドレ−ル35が上記左右
方向と直交する前後方向に沿って設けられている。この
前後ガイドレ−ル35には図2と図3に示すように第2
の水平移動体36の下面の上記左右方向に沿う両端部の
下面に設けられたスライダ37がスライド自在に係合し
ている。それによって、上記第2の水平移動体36は上
記前後ガイドレ−ル35に沿って前後方向に移動自在と
なっている。
【0026】上記第1の水平移動体36の左右方向一端
部の上面には前後送りねじ38が支持体39によって回
転自在に支持されて設けられている。この前後送りねじ
38にはナット体41が螺合されている。このナット体
41は連結部材42によって上記第2の水平移動体36
に取り付けられている。
【0027】上記前後送りねじ38の一端部には従動プ
−リ43が嵌着されている。上記第1の水平移動体36
の上記従動プ−リ43の近傍には前後駆動モ−タ44が
配設されている。この前後駆動モ−タ44の回転軸には
駆動プ−リ45が嵌着されている。この駆動プ−リ45
と上記従動プ−リ43とにはタイミングベルト46が張
設されている。したがって、上記前後駆動モ−タ44が
作動して上記前後送りねじ38が回転駆動されれば、上
記第2の水平移動体36が前後方向に駆動されるように
なっている。
【0028】上記第2の水平移動体36の前端側(処理
装置1側)には図1乃至図3に示すように垂直板51が
後面の高さ方向中途部を連結して設けられている。この
垂直板51の前面の幅方向両端部には一対の上下ガイド
52が上下方向に沿って平行に設けられている。この上
下ガイド52には同じく板状の上下移動体53の幅方向
の両端部に設けられたスライダ54がスライド自在に係
合している。
【0029】上記上下移動体53の下端部後面には連結
部材55が取り付けられている。この連結部材55は上
記垂直板51に上下方向に沿って形成された長孔51a
に挿通され、この長孔51aから突出した端部にはナッ
ト体56が固着されている。このナット体56は上記垂
直板51の後面側に配置された上下送りねじ57に螺合
されている。この上下送りねじ57は上端部と下端部と
がそれぞれ軸受58によって回転自在に支持されてい
る。
【0030】上記垂直板51の後面の下端部には図3に
示すように上下駆動モ−タ61が設けられている。この
上下駆動モ−タ61の回転軸に嵌着された駆動プ−リ6
2と、上記上下送りねじ57の下端に嵌着された従動プ
−リ63とにはタイミングベルト64が張設されてい
る。
【0031】したがって、上記上下駆動モ−タ61が作
動して上記上下送りねじ57が回転駆動されれば、この
ねじ57に沿ってナット体56が上下動するから、その
上下動に上記上下移動体53が連動するようになってい
る。つまり、上記上下移動体53が上下駆動されるよう
になっている。
【0032】上記上下駆動体53の上端には図2に示す
ようにセッタ71の前後方向一端が固着されている。こ
のセッタ71は図5に示すように平面形状がほぼコ字状
をなしていて、その幅寸法は上記カセット18に入り込
む大きさに設定されている。さらに、セッタ71の上面
には上記ガラス基板Pの下面を点接触によって支持する
ための複数の錐状の突起72aおよびセッタ71上のガ
ラス基板Pの前端と後端とに係合してそのガラス基板P
が前後方向にずれ動くのを規制する規制部材72bとが
設けられている。
【0033】上記上下駆動体53の前面上部には一対の
整列用レ−ル75が上下方向に所定間隔で離間して水平
に設けられている。この整列用レ−ル75には図2と図
6に示すように一対の整列部材76がスライド自在に設
けられている。この整列部材76は帯板状の可動板77
と、この可動板77の上端に基端側が固着された同じく
帯板状の整列ガイド78とからなり、上記可動板77に
は上記整列用レ−ル75にスライド自在に係合するスラ
イダ79が設けられている。一対の整列ガイド78は上
記セッタ71の両側に沿って平行に離間対向して設けら
れるとともに、上記セッタ71の上面よりもわずかに上
方に位置している。
【0034】上記上下移動体53の前面の幅方向両端部
には図6に示すようにそれぞれ整列用シリンダ81が設
けられている。この整列用シリンダ81のロッドは上記
整列部材76の可動板77に連結されている。したがっ
て、上記整列用シリンダ81が作動することで、上記一
対の整列部材76は上記整列用レ−ル75に沿って接離
する方向にスライド駆動されるようになっている。つま
り、一対の鮮烈ガイド78は、上下移動体53の幅方向
中心に対して対称に左右方向に開閉駆動されるようにな
っている。
【0035】上記一対の整列部材76の整列ガイド78
には、それぞれ複数の位置決めロ−ラ82が軸線を垂直
にして回転自在かつ上記整列ガイド78の幅方向内方に
突出して設けられている。
【0036】上記一対の整列ガイド78は、上記ガラス
基板Pの幅寸法よりも大きな間隔で離間しており、上記
接近用シリンダ81によって接近方向に駆動されること
で、上記位置決めロ−ラ82が上記セッタ71上に載置
されたガラス基板Pの幅方向両側に当接してこの基板P
を上記セッタ71上で位置決めする。つまり、ガラス基
板Pは幅方向中心が上記セッタ71(上下移動体53)
の幅方向中心に一致させられる。
【0037】上記第1の水平移動体22上には図4と図
5に示すように上記セッタ71と対向する部位に搬送機
構91が設けられている。この搬送機構91は上記第1
の水平移動体22の移動方向(左右方向)両側にそれぞ
れ一対ずつ立設された4本の支柱92を有する。支柱9
2の上端にはカセット18側の前後方向一端が開放した
コ字状の上端板93が取り付けられている。
【0038】上記上端板93の両側上面の幅方向内方に
は、この上端板93の長手方向全長に沿う取付板94が
板面を垂直にして立設されている。各取付板94の互い
に対向する内面側には長手方向に沿って所定間隔で複数
の搬送ロ−ラ95が軸線を水平にして回転自在に設けら
れ、外面側には従動プ−リ96が同軸に設けられてい
る。左右の搬送ロ−ラ95は、上記セッタ71の幅寸法
よりも大きな間隔に設定されている。
【0039】一対の取付板94の前後方向一端側におけ
る対向する一対の搬送ロ−ラ95は1本の駆動軸97に
設けられている。この駆動軸97の一端側は一方の上端
板93上に設けられた搬送モ−タ98の回転軸に連結さ
れている。上記駆動軸97の上記取付板94の外面側に
位置する部分にはそれぞれ駆動プ−リ99が設けられて
いる。
【0040】各取付板94の外面において、上記駆動プ
−リ99と従動プ−リ96とにはテンションロ−ラ10
1を介してベルト102が張設されている。したがっ
て、上記搬送モ−タ98が作動することで、上記搬送ロ
−ラ95が回転駆動されるから、この搬送ロ−ラ95上
に後述するごとく載置されたガラス基板Pは、搬送ロ−
ラ95が回転駆動されることにより、その回転に応じて
所定方向へ搬送されるようになっている。
【0041】上記搬送ロ−ラ95によって搬送されるガ
ラス基板Pの高さ位置は、図4に示すように上下駆動モ
−タ61によって上下移動体53とともに上下駆動され
る上記セッタ71の最も下降した位置よりもわずかに高
く設定されている。それによって、上記セッタ71が下
降駆動されることで、、このセッタ71に保持されたガ
ラス基板Pが上記搬送ロ−ラ95に受け渡されるように
なっている。
【0042】上記上端板93の上面の幅方向外方には、
図5に示すように軸線を垂直した複数のガイドロ−ラ1
03が長手方向に対して所定間隔で設けられている。こ
のガイドロ−ラ103は上記搬送ロ−ラ95によって搬
送されるガラス基板Pの幅方向両側に当接し、このガラ
ス基板Pの搬送をガイドする。つまり、搬送されるガラ
ス基板Pは幅方向にずれ動くのが阻止されている。
【0043】つぎに、上記構成のロ−デイング装置の動
作について説明する。ロ−ダ1から未処理のガラス基板
Pを処理装置1に供給する場合には、まず、左右駆動モ
−タ29によって第1の水平移動体22を左右方向に駆
動し、セッタ71を一対のカセット18のどちらか一方
に対向位置決めする。ついで、上記セッタ71の高さ
を、上下駆動モ−タ61によってカセット18に収容さ
れた最下段のガラス基板Pよりもわずかに低い位置に位
置決めする。
【0044】セッタ71の位置決めが終了したならば、
前後駆動モ−タ44を作動させて第2の水平移動体36
を前後方向のうち、上記カセット18の方向へ前進駆動
する。それによって、上記セッタ71はカセット18の
最下段のガラス基板Pの下方へ入り込む。ついで、上記
セッタ71は上下駆動モ−タ61によってわずかに上昇
させられ、上記カセット18に保持されたガラス基板P
をセッタ71の上面に移載する。
【0045】ガラス基板Pが移載されたセッタ71は後
退方向へ駆動されたのち下降方向へ駆動される。それに
よって、上記セッタ71上に保持されたガラス基板Pは
搬送機構91の搬送ロ−ラ95上に受け渡される。
【0046】上記セッタ71の後退時には、一対の整列
用シリンダ81が作動して一対の整列部材76を接近方
向へ駆動し、その一対の整列ガイド78によってセッタ
71上のガラス基板Pのセンタをセッタ71のセンタに
一致させる。つまりガラス基板Pをセッタ71上で位置
決め整列する。
【0047】さらに、上記セッタ71が後退し終わる
と、左右駆動モ−タ29が作動して第1の水平移動体2
2が左右方向に駆動され、上記セッタ71のセンタを上
記処理装置1のセンタに一致させる。このとき同時に、
上記セッタ71は上下駆動モ−タ61によって下降方向
へ駆動され、セッタ71上のガラス基板Pが搬送機構9
1の搬送ロ−ラ95に受け渡される。
【0048】つまり、第1の水平移動体22に搬送機構
91を一体的に設けたので、上記第1の水平移動体22
を左右方向に駆動しながらセッタ71を下降させ、この
セッタ71に保持されたガラス基板Pを搬送ロ−ラ95
に受け渡すことができるから、これらの動作を別々に行
う場合に比べてタクトタイムを短縮することができる。
【0049】上記セッタ71のセンタ、つまり搬送ロ−
ラ95に受け渡されたガラス基板Pの幅方向のセンタが
処理装置1のセンタに一致するよう位置決めされ終わる
と、上記搬送機構91の搬送モ−タ98が作動して搬送
ロ−ラ95が回転させられる。それによって、ガラス基
板Pは上記搬送機構91から処理装置1へ供給されるこ
とになる。
【0050】上記ロ−ダ11には複数のカセット18を
設置する一方、セッタ7を前後方向だけでなく、左右方
向に駆動できるようにした。それによって、上記カセッ
ト18のセンタが処理装置11のセンタと一致していな
くとも、第1の水平移動体22を左右方向に駆動してセ
ッタ71のセンタをカセット18のセンタに一致させた
り、処理装置1のセンタに一致させることができるか
ら、それぞれのカセット18のガラス基板Pを処理装置
1へ供給することができる。
【0051】このように、複数のカセット18のガラス
基板Pを供給できることで、一方のカセット18が空と
なっても、他方のカセット18のガラス基板Pを供給で
き、その間に空となったカセット18を交換すればよい
から、カセット18を交換するために装置全体を休止さ
せずにすみ、生産性を向上させることができる。
【0052】上記セッタ71のセンタを搬送機構91の
センタに一致させるために第1の水平移動体22を左右
方向に移動させている間、セッタ71に受け渡されたガ
ラス基板Pは整列部材76の整列ガイド78によって幅
方向両側が保持されている。そのため、セッタ71が左
右方向に駆動されても、このセッタ71上でガラス基板
Pがずれ動くのが阻止される。つまり、セッタ71と、
このセッタ71によってカセット18から取り出したガ
ラス基板Pとの相対位置がずれることがない。
【0053】また、ガラス基板Pはカセット18から取
り出された後で整列部材76によって整列される。その
ため、ロ−ダ11に設置されるカセット18内の基板P
を一括で整列させる必要がないから、上記カセット18
をロ−ダ11に位置決め固定せずにすむ。つまり、上記
カセット18のセットが容易となるから、生産性を向上
させることができる。
【0054】上述したごとく、上記ロ−ダ11から処理
装置1に供給されたガラス基板Pはこの処理装置1で所
定の処理が行われたのち、その出口側に待機したアンロ
−ダ12の搬送機構91の搬送ロ−ラ95上に受け渡さ
れる。
【0055】搬送ロ−ラ95に受け渡されたガラス基板
Pは、セッタ71がロ−ダ11側での動作と逆に動作す
ることで、カセット18に積層収容されることになる。
つまり、アンロ−ダ12においては、ガラス基板Pが搬
送ロ−ラ95に受け渡されると、セッタ71が上昇方向
に駆動されて上記搬送ロ−ラ95からガラス基板Pを受
けて一対の整列ガイド78によってセッタ71上で整列
されると同時に、第1の水平移動体22が左右駆動モ−
タ29によって左右方向に駆動されてそのセンタがカセ
ット18のセンタと一致するよう位置決めされる。
【0056】ついで、セッタ71は前後駆動モ−タ44
によってカセット18内に進入する方向へ駆動されたの
ち、上下駆動モ−タ61によって所定寸法下降させられ
る。それによって、セッタ71に保持されたガラス基板
Pは上記カセット18に受け渡されることになる。
【0057】ガラス基板Pをカセット18に受け渡した
セッタ71は、そのセンタが処理装置1のセンタに一致
するよう左右方向に駆動されるとともに、搬送ロ−ラ9
5よりもわずかに低い位置となるよう下降方向に駆動さ
れて待機することになる。
【0058】したがって、アンロ−ダ12においても、
上記ロ−ダ11と同様、左右方向に駆動されるガラス基
板Pは整列ガイド78によって左右方向にずれ動くのが
阻止されるばかりか、処理装置1からセッタ71に受け
渡されたガラス基板Pは左右方向に駆動されて位置決め
されるから、アンロ−ダ12にセットされた2つのカセ
ット18に順次収容することができる。
【0059】さらに、上記セッタ71の高さ方向の位置
決めと、左右方向の位置決めとを同時に行うことができ
るから、別々に行う場合に比べてタクトタイムを短縮す
ることができる。
【0060】なお、この発明は上記一実施形態に限定さ
れず、種々変形可能である。例えば、ロ−ダあるいはア
ンロ−ダに設置されるカセットの数は2つに限定され
ず、3つ以上であってもよく、要は複数であればよい。
さらに、ワ−クとしては液晶用のガラス基板以外のもの
であってもよく、その点も限定されるものでない。
【0061】
【発明の効果】以上述べたように請求項1の発明によれ
ば、ロ−ダあるいはアンロ−ダの少なくともいずれか一
方のセッタを、処理部のセンタに対して同方向である前
後方向、この前後方向と交差する左右方向およびこれら
の前後方向と左右方向がなす平面に対して交差する上下
方向に駆動できるようにするとともに、上記セッタと一
体的に、このセッタに受け渡されたワ−クを整列する整
列部材を設け、さらには上記セッタ上で整列されたワ−
クあるいは処理部で処理されたワ−クが受け渡される搬
送手段を上記セッタの左右方向の動きと一体的に連動す
るように設けた。
【0062】そのため、セッタ上でワ−クを整列させる
ことができるから、カセットを固定的にセットしてその
カセット内のワ−クを一括して整列させるということを
せずにすむから、上記カセットのセットや交換作業が容
易となる。
【0063】また、搬送手段に対してワ−クを受け渡し
ながら上記セッタを左右方向に駆動させることができる
から、それらの動作を順次行う場合に比べてタクトタイ
ムを短縮させることができる。
【0064】さらに、セッタが左右方向に駆動されるこ
とで、ロ−ダやアンロ−ダに複数のカセットを設置でき
る。そのため、1つのカセットに対するワ−クの出し入
れが終了したならば、他のカセットに対してワ−クの出
し入れを行い、その間に空あるいは満杯になったカセッ
トを交換することができるため、カセットを交換するた
めに装置を休止させなくてすむということもある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示すセッタおよび搬送
機構を除去した装置全体の平面図。
【図2】同じくセッタおよび整列部材の取付け構造を示
す断面図。
【図3】同じく図2のA−A線に沿う側面図。
【図4】同じく搬送機構を示す側面図。
【図5】同じく搬送機構を示す平面図。
【図6】同じく図4のB−B線に沿う上下移動体の正面
図。
【図7】同じくロ−ダとアンロ−ダが設けられた処理装
置の概略的構成図。
【符号の説明】
1…処理装置、11…ロ−ダ、12…アンロ−ダ、15
…ベ−ス、18…カセット、23…第1の水平移動体、
36…第2の水平移動体、53…上下移動体、71…セ
ッタ、76…整列部材、91…搬送機構(搬送手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/027 H01L 21/30 502J

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理部に対して未処理のワ−クを供給す
    るためのロ−ダあるいは上記処理部で処理されたワ−ク
    を回収するアンロ−ダを有するロ−デイング装置におい
    て、 上記ロ−ダあるいはアンロ−ダの少なくとも一方は、 上記ワ−クを積層収容する複数のカセットが上記処理部
    における上記ワ−クの移動方向に対して交差する方向に
    沿って設置されるベ−スと、 このベ−スの上記処理部と上記カセットとの間に上記ワ
    −クの移動方向と交差する水平方向に沿って駆動可能に
    設けられた第1の水平移動体と、 この第1の水平移動体に上記ワ−クの移動方向に沿って
    駆動可能に設けられた第2の水平移動体と、 この第2の水平移動体に上下方向に沿って駆動可能に設
    けられた上下移動体と、 この上下移動体に設けられ上記第1の水平移動体が駆動
    されることで上記複数のカセットのうちの所定のカセッ
    トに対向したときに上記第2の水平移動体と連動するこ
    とでそのカセット内へ進入するセッタと、 上記上下移動体に設けられ上記セッタの両側に位置する
    とともに接離する方向に駆動され上記セッタが上記ロ−
    ダ部あるいは上記処理部からワ−クを受けると接近する
    方向に駆動されて上記ワ−クの両側に当接しこのワ−ク
    を上記セッタ上で位置決めする一対の整列部材と、 上記第1の水平移動体に設けられ上記セッタ上で上記一
    対の整列部材によって位置決めされたワ−クあるいは上
    記処理部で処理されたワ−クが受け渡される搬送手段と
    を具備したことを特徴とするロ−デイング装置。
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