JP3474061B2 - パターン検査装置 - Google Patents

パターン検査装置

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JP3474061B2
JP3474061B2 JP20506096A JP20506096A JP3474061B2 JP 3474061 B2 JP3474061 B2 JP 3474061B2 JP 20506096 A JP20506096 A JP 20506096A JP 20506096 A JP20506096 A JP 20506096A JP 3474061 B2 JP3474061 B2 JP 3474061B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板上に形成され
た電極パターンを検査する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8〜図10は、導電膜からなる電極パ
ターンを有する基板を検査する従来装置を示すもので、
この従来の検査装置Jは、基板を搬送する搬送コロ1を
多数備えたローダ部2と、ローダ部2に続いて設けられ
た検査部3と、この検査部3で検査された基板を搬出す
るために前記ローダ部2に平行に設けられたアンローダ
部4を主体として構成されている。前記検査部3には、
図9に示す案内部材6とレール部材7によって図8の左
右方向(検査装置の長さ方向:X方向)に移動自在に、
かつ、案内部材8とレール部材9によって図9の紙面垂
直方向(検査装置の幅方向:Y方向)に移動自在に移動
テーブル10が設けられ、この移動テーブル10に前記
ローダ部2から搬送されてきた検査用の基板を設置した
状態で図8に示す検査部3を前後左右方向(X方向とY
方向)に移動させながら検査できるように構成されてい
る。
【0003】この検査部3において前記ローダ部2に近
い部分、即ち、ローダ部2の後部側にあたる部分は検査
部3の導入部11とされていて、図9に示すように導入
部11の上方には、この導入部11に位置した移動テー
ブル10上の基板の位置を確認するためのカメラ12、
13が設けられ、図8においてそれらのカメラ12、1
3の右側(導入部11の後部側)には、基板検査用の探
触針15を複数備えたニードルホルダ16が設けられ、
このニードルホルダ16が設けられた領域が第1検査部
17とされるとともに、この第1検査部17に隣接する
部分で前記アンローダ部4の長手方向延長位置にアンロ
ーダ部4と離間して第2検査部18が設けられている。
この第2検査部18には、前記探触針15・・・と方向を
90゜異ならせた探触針20を複数有するニードルホル
ダ21が設けられている。また、ローダ部2の後部側に
設けられている第1検査部17の更に後部側には不良品
収納部22が設けられている。
【0004】前記構成の検査装置Jを用いて基板Kを検
査する場合、図10(A)を基に以下に説明するステッ
プを経ることで、例えば、図10(B)に示す2種類の
基板K1、K2の検査を行っている。ここでの2種類の基
板とは、図10(B)に示すように、長方形状の第1基
板K1の短辺に平行な直線状の導電膜の電極25を多数
配列したものを2列になるように配置形成した第1基板
1と、第2基板K2の長辺に平行な直線状の導電膜の電
極26を多数配列したものを3列になるように配列形成
した第2基板K2である。従って、第1基板K1と第2基
板K2にあっては電極25と電極26の方向が90゜異
なるように配置されていることになる。
【0005】まず、基板K1を検査するには、前工程か
ら図10(A)の矢印aに示すようにローダ部2に搬送
された基板K1をローダ部2から矢印bに示すように検
査部3の導入部11側に移動させ、導入部11に位置し
ている移動テーブル10上に基板K1を設置する。ここ
で移動テーブル10の上方に設けたカメラ12、13に
より基板K1の正確な位置決めを行い、移動テーブル1
0に内蔵されている図示略のチャック機構により基板K
1を移動テーブル10上で固定する。次に移動テーブル
10を矢印c、dに示すように第1検査部17に移動さ
せて固定し、基板K1上の電極25・・・に複数の探触針1
5を当接させて電極25・・・の断線あるいは短絡等の欠
陥を検査する。この検査により基板K1が良品で欠陥な
しと判断されたならば移動テーブル10を図10の矢印
eに示すように斜めに移動させてアンローダ部4に接近
させ、ここから矢印fに示すようにアンローダ部4に基
板K1を移動させて次工程に搬送する。また、前記の検
査により基板K1に何らかの欠陥が発見されて不良品と
判断されたならばその基板K1を矢印gに示すように不
良品収納部22に搬送して収納する。
【0006】次に、基板K2を検査するには、前工程か
ら矢印Aに示すようにローダ部2に搬入された基板K2
を矢印B→C→Dの如く第2検査部18に移動させて固
定し、基板K2上の電極26・・・に複数の探触針20・・・
を当接させて電極26・・・の断線あるいは短絡等の欠陥
を検査する。この検査により基板2が良品で欠陥なしと
判断されたならば移動テーブル10を矢印Eに示すよう
に移動させてアンローダ部4に接近させ、ここから矢印
Fに示すようにアンローダ部4に基板K2を移動させて
次工程に搬送する。また、前記の検査により何らかの欠
陥が発見されて不良品と判断されたならばその基板K2
を矢印G→gに示すように不良品収納部22に搬送して
収納するようにしている。
【0007】次に、基板上の電極パターンは、図10
(B)に示す2種類の他にも種々のものがあるので、検
査装置Sにおいては、例えば、ニードルホルダ16、2
1に図7(B)に示すようにスリット26を複数形成し
ておき、これらのスリット26にそれぞれボルト止めに
より複数の探触針15あるいは探触針20を固定してお
き、検査するべき基板の電極パターンに合わせてこれら
の探触針15あるいは探触針20の位置調節を行い、種
々の電極パターンの基板の検査に対応できるようにして
いる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述の検査装置Jによ
れば、図10(A)を基に、先に説明した如く90°方
向の異なる電極25あるいは電極26を備えた図10
(B)に示す基板K1、K2を検査することができる。と
ころが、前記の検査装置にあっては、1枚の基板K1
一度検査し始めると、基板K1が図10(A)の矢印b
→c→dと移動してから更に斜め方向に矢印eの如く移
動するために、基板K1の搬送のための時間が長くなり
易く、次に検査するべき基板K1のロード部2における
待機時間が長いという問題があった。また、この事情は
基板K2を検査する場合も同様であり、基板K2が矢印B
方向へ直線移動した後に斜め方向に矢印Cに示す如く移
動する動作が入るために移動時間が長くなる上に、第2
検査部18において検査した後に矢印Eに示す如く第1
検査部11の横を通って長い距離を移動する必要がある
ために、移動テーブル10の導入部11への復帰時間が
遅くなり易く、検査全体の時間が長くなり、検査能率が
悪い問題があった。
【0009】また、前記構成の検査装置Jにあっては、
1つの基板K1を移動テーブル10に固定して検査して
いる間、次の検査用の基板K1はローダ部2において待
機している必要がある。すなわち、移動テーブル10か
ら検査終了の基板K1をアンローダ部4あるいは不良品
収納部22に移動させてからでなくては次の基板K1を
検査できない問題があり、検査能率をこれ以上上げるこ
とができなかった。更に、電極パターンの異なる基板を
検査する場合に、従来の検査装置Jにあっては、ニード
ルホルダ16、21にボルト止めした探触針15、20
の位置調節を行う必要があるが、基板上の電極のパター
ンは極めて微細なものであるので、探触針15、20の
位置調節作業に手間取り、異なる電極を有する基板を検
査する場合の段取り変えに手間取り、検査効率が低下す
る問題があった。
【0010】本発明は前記事情に鑑みてなされたもので
あり、電極パターンの異なる多種類の基板であっても基
板方向を自由に変更して容易に検査することができると
ともに、検査部における基板の搬送経路を極力短くして
検査効率を上げることができるとともに、検査する基板
の電極パターンに合わせた探触針の位置に容易に調節し
て対応することができる検査装置の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために、複数の並列状の第1電極パターンが形成さ
れた第1基板と、複数の並列状で前記第1電極パターン
に直交する第2電極パターンが形成された第2基板とを
個々に搬入可能なロード部と、複数の第1探触針を有し
第1探触針を前記第1電極パターンに接触させて第1電
極パターンを検査する第1パターン検査部と、前記第1
探触針に対向して配置される複数の第2探触針を有し、
第2探触針を前記第2電極パターンに接触させて第2電
極パターンを検査する第2パターン検査部とが直列状に
配置され、前記第1パターン検査部と第2パターン検査
部との間を往復移動して基板を移動させるとともに水平
に回動自在に設けられて基板の方向を変更する搬送テー
ブルと、前記ロード部の近傍に設けられてロード部上の
基板をロード部から第1パターン検査部に位置している
搬送テーブルへ搬送する第1搬送機と、前記第2パター
ン検査部の近傍に設けられて第2パターン検査部に位置
している搬送テーブルからその外部に基板を搬送する第
2搬送機とが具備されてなるものである。
【0012】この構成によれば、ロード部に搬入した基
板の電極パターンに応じて基板を搬送する搬送テーブル
の方向を90°変更することで基板を第1パターン検査
部あるいは第2パターン検査部に搬送して各基板の電極
パターンの検査を行うことができる。よって、電極パタ
ーンの異なる基板であっても第1パターン検査部あるい
は第2パターン検査部を適宜選択して電極パターンの検
査ができる。また、ロード部と第1パターン検査部と第
2パターン検査部を直列配置したので、基板の搬送経路
を最短にすることができ、基板搬送時の無駄な搬送時間
の少ない効率の良い検査ができる。
【0013】次に本発明において、前記第2パターン検
査部の外部に設けられ、前記第2搬送機で搬送された基
板が設置されるとともに水平面に沿って回動自在に設け
られて基板の搬出方向を変更する搬出テーブルを有する
アンロード部と、このアンロード部に接続されてアンロ
ード部上の不良の基板を収納する不良基板収納装置とが
具備されてなる構成とすることもできる。この構成によ
り、検査において判定した良品の基板と不良の基板を方
向を変えて送り出すことができ、不良の基板を不良基板
収納装置に収納し、良品の基板を次工程に送ることがで
きる。
【0014】更に本発明において、前記搬送機が、基板
の端部下面に接触して基板を支持する一対以上の支持爪
と、この支持爪を上下移動させるとともに水平移動させ
て搬送テーブル近傍から第1パターン検査部近傍に移動
させる搬送機構を具備して構成されたものでも良い。こ
の構成により、ロード部から第1パターン検査部の搬送
テーブルに基板を搬送できるとともに、搬送テーブルを
第2パターン検査部に移動させた後に第2パターン検査
部の外部に基板を搬出できる。
【0015】また、前記の構成において、第1パターン
検査部と第2パターン検査部の搬送テーブル移動領域上
に、基板上の電極パターンに接触させるプローブ針を所
定間隔で複数備えたニードルホルダが個々に設けられる
とともに、前記第1パターン検査部あるいは第2パター
ン検査部で検査するべき複数種類の異なるパターン間隔
の基板の個々のパターンに対応するプローブ針を取り付
けた複数のニードルホルダが、前記第1パターン検査部
と第2パターン検査部のそれぞれに着脱自在に付設され
てなるものである。この構成によれば、検査するべき基
板のパターンに合わせてニードルホルダを交換すること
により基板の電極パターンに合わせた検査ができる。ま
た、ニードルホルダを固定してそれに多種類の探触針を
交換して付け替えるよりも、予め所定の位置に探触針を
固定しておいたニードルホルダを複数用意し、検査する
基板に合わせてニードルホルダ毎複数の探触針を交換す
る作業を行う方が簡単にできるので、検査基板が変更に
なった場合の段取り変えが容易になり、作業性が向上す
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1〜図6は本発明に係る
検査装置の一例を示すもので、この例の検査装置Sの概
要は図1に示すように、検査用の基板が搬入されるロー
ド部30と、このロード部30に対して順次直列配置さ
れた第1パターン検査部31と第2パターン検査部32
とアンロード部33と、前記ロード部30と第1パター
ン検査部31の側部側にかけて設けられた第1搬送機3
6と、第2パターン検査部32とアンロード部33の側
部側にかけて設けられた第2搬送機37とを主体として
構成されている。なお、この例の検査装置Sにおいて、
ロード部30と第1パターン検査部31と第2パターン
検査部32とアンロード部33を直列配置した方向が基
板搬送方向とされて検査装置Sの長手方向(X方向)と
され、検査装置Sの長手方向に直交する方向が幅方向
(Y方向)とされている。
【0017】前記ロード部30は、検査装置Sの長手方
向に整列された複数の搬送コロ40を有するとともに、
アンロード部33は、検査装置Sの幅方向に整列された
コロ39を有して構成され、ロード部30上に、あるい
はアンロード部33上に後述する基板を設置できるよう
に、また、ロード部30上に設置した基板を検査装置S
の長手方向(X方向)に、アンロード部33上に設置し
た基板を検査装置Sの幅方向(Y方向)に搬送できるよ
うに構成されている。前記アンロード部33は水平に回
転自在に設けられた搬出テーブル38を有し、搬出テー
ブル38で方向を変更された基板をコロ39により図2
のL方向あるいはM方向に搬送できるように構成され、
アンロード部33の図2のM方向側には、不良基板の回
収装置90が設けられている。更に、前記ロード部30
の幅は、ロード部30に搬入される基板Kの幅よりも若
干小さくされている。
【0018】次に、ロード部30とアンロード部33と
の間の部分には、検査装置Sの長手方向に沿ってレール
部材42、43が敷設され、これらのレール部材42、
43の上には、レール部材42、43に沿って移動自在
に搬送テーブル45が設けられるとともに、前記レール
部材42、43の間の部分には図2に示すようにモータ
46によって回転駆動されるスクリュ軸47が設けら
れ、このスクリュ軸47を搬送テーブル45の下部に設
けたナット部材に螺合することで搬送テーブル45をス
クリュ軸47の正逆回転に応じて第1パターン検査部3
1と第2パターン検査部32との間で往復移動できるよ
うに構成されている。
【0019】次に、ロード部30と第1パターン検査部
31の側部側には、検査装置Sの長手方向に沿って図4
に詳細構造を示す搬送レール部材50が設けられ、この
搬送レール部材50には、これに沿って検査装置Sの長
手方向に移動自在にアーム部材51が設けられるととも
に、搬送レール部材50に設けられたシリンダ装置(ロ
ッドレスシリンダ)52によりこのアーム部材51がロ
ード部30の上方位置と第1パターン検査部31の上方
位置との間を往復移動できるように構成されている。こ
のアーム部材51の先端部には、図4に詳細構造を示す
ように、シリンダ装置53を介して上下移動自在に支持
ハンド55が設けられている。この支持ハンド55は、
シリンダ装置53の下端部に取り付けられた支持板56
と、この支持板56の両端部に取り付けられて搬送する
べき基板Kをその幅方向両側から抱え込むことができる
支持爪58、58を有して構成されている。前記支持爪
58、58の間隔は、基板Kをその両側から抱え込むこ
とができるように、基板Kの幅よりも若干小さくされて
いる。また、前記搬送レール部材50とアーム部材51
とシリンダ装置52とシリンダ装置53と支持ハンド5
5と支持板56と支持爪58、58とを具備して第1搬
送機36が構成され、搬送レール部材50とアーム部材
51とシリンダ装置52とシリンダ装置53とにより搬
送機構が構成されている。
【0020】これらの構成により、シリンダ装置52の
作動によって支持ハンド55をロード部30と第1の検
査部31との間で往復移動できるように構成されている
とともに、シリンダ装置53で支持ハンド55の高さを
調整して支持爪56、56の高さを搬送テーブル45の
下方に、かつ、支持板56を搬送テーブル45の若干上
方に位置させた状態でロード部30から第1の検査部3
1側に支持ハンド55を移動させることにより、図4に
示すように支持爪58、58で両端を支持した基板Kを
搬送テーブル45の上に搬送できるように構成されてい
る。また、第2パターン検査部32とアンロード部33
の側方側に設けられた第2搬送機37は、前記第1搬送
機36と同等の構成とされ、アーム部材51の移動によ
って第2パターン検査部32に位置されている基板をア
ンロード部33に搬送できるようになっている。
【0021】次に、搬送テーブル45は、図6に示すよ
うにその下方に設けられた基台60上で水平に回動自在
に支持され、搬送テーブル45と基台60との間に、搬
送テーブル45を水平に90°回動させるステップモー
タ等の回動モータ61が設けられている。次いで、基台
60の下方には、基台テーブル62が設けられ、この基
台テーブル62上に検査装置Sの幅方向(Y方向)に向
いて搬送レール63、63が敷設され、基台60はその
下面に設けられて前記搬送レール63に係合された案内
部材64によってY方向に移動時在に支持されている。
更に、基台テーブル62の下方のベースB上に前述のレ
ール部材42、43が敷設されていて、基台テーブル6
2の下面に取り付けられた案内部材65、65をレール
部材42、43に係合させて基台テーブル62が検査装
置Sの長さ方向(X方向)に移動自在に支持されてい
る。以上の構成により、搬送テーブル45は、水平に9
0°回動自在に、かつ、X方向とY方向にそれぞれ移動
時在に支持されている。
【0022】また、前記搬送テーブル45は、ほぼ正方
形状に形成され、その幅は基板Kよりも小さく、前記第
1搬送機36の支持爪58、58の間の間隔よりも若干
小さくされるとともに、搬送テーブル45の上面には、
図5に示すように平面田形の吸着溝66が形成され、こ
の吸着溝66が図示略の真空吸着装置に接続されてい
て、搬送テーブル45の上面に基板Kを設置した場合
に、吸着溝66の内部空間を減圧することによって搬送
テーブル45上に設置された基板Kを真空吸着して固定
できるように構成されている。
【0023】次に、第1パターン検査部31と第2パタ
ーン検査部32の間の部分において搬送テーブル45の
通過位置よりも上方の部分に、検査装置Sの幅方向(Y
方向)に沿って棒状のニードルホルダ70、71が設置
され、これらのニードルホルダ70、71には図7
(A)に示すように複数の検査用のニードル部材73が
取り付けられている。これらのニードルホルダ70、7
1には、図7(A)に示すように、複数の係止溝74が
形成され、各係止溝74の部分に形成された透孔75に
図示略のボルトを利用してニードル部材73が着脱自在
に固定されている。また、ニードルホルダ70、71自
体もそれらの両端部に形成された透孔70Aを介するボ
ルト止めにより検査装置Sに取り付けられていて、具体
的には、検査装置Sの第1パターン検査部31と第2パ
ターン検査部32との境界部分に設けられた支持部材8
2・・・にボルト止めにより着脱自在に取り付けられてい
る。
【0024】これらのニードル部材73はそれぞれ探触
針76を有し、これらの探触針76は検査装置Sに別途
設けられた通電試験装置に接続されていて、これらの探
触針76を後述の基板の導電膜の電極に当接させて通電
試験することで基板K上の電極の短絡欠陥あるいは断線
欠陥等を検査することができるようになっている。な
お、これらの配線検査作業は、ニードルホルダ70、7
1を支持している上下移動装置80、81の上下移動操
作により、複数のニードル部材73が基板Kの電極に間
欠的に当接することで行うようになっている。
【0025】また、前記ニードルホルダ70には図面に
示すものの他に種々の形態のものがあり、具体的には、
係止溝73の形成個数と形成間隔が異なるものが複数用
意されるとともに、それらは、検査するべき基板Kの電
極パターンに合うように係止溝の形成位置とニードル部
材73の取付個数が設定されていて、検査しようとする
基板の電極パターンに合わせて交換できるように検査装
置Sに取り付けられている。ここで検査される基板K
は、図10を元に先に説明した従来の検査装置Sによっ
て検査されていた基板K1、K2と同等のものであり、例
えば、多数の線状電極等の電極が形成された液晶表示装
置用の基板である。
【0026】なお、前記検査装置Sにおいて、第1パタ
ーン検査部31と第2パターン検査部32との境界部分
の上方には、水平に架設された案内部材95に沿って水
平に移動自在にカメラ96を備えた位置確認ユニット9
7が設けられ、第1パターン検査部31における基板K
の位置確認、あるいは、第2パターン検査部32におけ
る基板Kの位置確認ができるようになっている。
【0027】前記構成の検査装置Sを用いて基板K1
検査するには、まず、前工程で処理された基板K1をロ
ード部30に搬送し、このロード部30に位置している
基板K1を第1搬送機36の支持爪58、58で持ち上
げて第1パターン検査部31に位置している搬送テーブ
ル45上に移動させて搬送テーブル45上に設置する。
ロード部30に搬入された基板K1は、その両端部をロ
ード部30の両端部から多少はみ出させた状態とされて
いて、第1搬送機36の支持爪58、58をロード部3
0の両側に位置させて支持爪58、58を上昇させるこ
とでロード部30上の基板Kを抱え上げることができ
る。
【0028】ここで次に、搬送テーブル45の吸着溝6
6内を減圧して基板K1を搬送テーブル45に固定し、
ついで搬送テーブル45を位置確認ユニット97で位置
確認しながら検査装置Sの長さ方向(X方向)に所定の
速度で間欠移動させる。この基板K1の間欠移動ととも
に上下移動されるニードルホルダ70の複数の探触針7
6を基板K1の電極の必要箇所に順次接触させて通電試
験を行うことにより基板K1の電極の導通検査、断線検
査、短絡検査等を行うことができる。第1パターン検査
部31を移動させて基板K1の検査を終了したならば、
搬送テーブル45を第2パターン検査部32を通過させ
てアンロード部33の手前部分に基板K1を移動させ、
ここで基板K1の真空吸着を解除し、次いで第2搬送機
37の支持爪58、58で基板K1を抱え上げてアンロ
ード部33に移動させる。なおここで、基板K1が検査
に合格したものであるならば、アンロード部33のコロ
39・・・により図2の矢印L方向に基板K1を搬送して次
工程に送り、基板K1が検査に不合格のものであるなら
ば、図2に矢印M方向に送って不良品として不良基板の
収納装置90に回収する。
【0029】次に、基板K2を検査する場合は、ロード
部30に搬入した基板K2を第1搬送機36で搬送テー
ブル45に移動させ、搬送テーブル45上に吸着固定し
たならば、搬送テーブル45を90゜回動させて基板K
2の方向を90゜変更し、更に第1パターン検査部31
を通過させて第2パターン検査部32に搬送し、ここで
基板Kの位置を位置確認ユニット97で確認しながら第
2パターン検査部32を通過する間に上下移動されるニ
ードルホルダ71の複数の探触針76により基板K2
電極の検査を行うことができる。以上のようにして配線
回路のパターンの異なる2種類の基板K1、K2に対し、
搬送テーブル45の方向を90゜変えることで対応する
ことができ、1つの検査装置Sで2種類の基板K1、K2
に簡単に対応して検査することができる。
【0030】また、前記構成の検査装置Sであるなら
ば、例えば、基板K1あるいはK2をアンロード部33の
手前に送って第2搬送機37の支持爪58、58で基板
1あるいはK2を搬送テーブル45から持ち上げて移動
させた際に、搬送テーブル45を直ちに第1パターン検
査部31側に直線移動させて戻すことができる。このよ
うにすると、基板K1あるいはK2を検査終了とともにア
ンロード部33近くに移動させた後に、短時間で搬送テ
ーブル45をロード部30近くまで直線移動させて復帰
できるので、次の検査用の基板K1あるいはK2を時間の
無駄無くロード部30から搬送テーブル45に搬送して
固定することができる。前記構成の検査装置Sである
と、搬送テーブル45は検査装置Sの長さ方向に沿って
直線往復移動するのみであるので、従来の検査装置Jの
如く多数の方向に移動して移動方向分けを行っていた装
置よりも基板搬送経路を簡略化でき、これによって無駄
な走行時間を省略できるので、検査時間の短縮化を図る
ことができる。なお、図8〜図10に示す従来の検査装
置Jにおいては、1枚の基板を検査するのに60秒程度
必要であったが、この例の検査装置Sを用いることで3
0秒程度で検査できるようになる。
【0031】次に、前記構成の検査装置Sにあっては、
基板K1とK2の他にも種々のパターンの基板を検査する
ことができる。そのためには、図7(A)に示すニード
ルホルダ71とは別の位置に複数の係止溝を設けた多種
類のニードルホルダを予め用意しておき、基板の種々の
電極パターンに合わせて専用のニードルホルダに付け替
えて対応すれば良い。このようにすることで、多種類の
種々の電極パターンを有する基板のそれぞれを検査でき
るようになり、しかも、検査基板の種類が変わって段取
り変えを行う場合においても基板に合わせた予め用意さ
れたニードルホルダを取り付け変えるのみの操作で段取
り変えに対応できるようになり、検査工程を高効率化す
ることができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ロ
ード部に搬入した基板の電極パターンに応じて基板を搬
送する搬送テーブルの方向を90°変更することで基板
を第1パターン検査部あるいは第2パターン検査部に搬
送して各基板の電極パターンの検査を行うことができ
る。よって、電極パターンの異なる基板であっても第1
パターン検査部あるいは第2パターン検査部を適宜選択
して電極パターンの検査ができる。また、本発明によれ
ば、ロード部と第1パターン検査部と第2パターン検査
部を直列配置したので、基板の搬送経路を最短にするこ
とができ、搬送テーブルをこの搬送経路に沿って往復直
線移動させるのみで対応できるので、基板搬送時の搬送
テーブルの無駄な時間を少なくすることができ、搬送効
率の良好な無駄の少ない効率の良い検査ができる。
【0033】次に本発明において、アンロード部に基板
搬送方向変更用の搬出テーブルを設けたので、検査にお
いて判定した良品の基板と不良の基板を方向を変えて送
り出すことができ、不良の基板を不良基板収納装置に送
って収納し、良品の基板を搬送方向を変えて次工程に送
ることができる。また、搬送機が、基板を支持する支持
爪と支持爪を上下移動および水平移動させる搬送機構を
具備したので、ロード部から第1パターン検査部の搬送
テーブルに基板を搬送できるとともに、搬送テーブルを
第2パターン検査部に移動させた後に第2パターン検査
部の外部に基板を搬送できる。
【0034】前記の構成において、第1パターン検査部
あるいは第2パターン検査部で検査するべき複数種類の
異なるパターン間隔の基板の個々のパターンに対応する
プローブ針を取り付けた複数のニードルホルダを、前記
第1パターン検査部と第2パターン検査部のそれぞれに
着脱自在に付設した構成にすれば、検査するべき基板の
パターンに合わせて予め用意した所定のニードルホルダ
を交換することにより基板の電極パターンに合わせた検
査ができる。従って、検査するべき基板の電極パターン
に合わせた探触針を備えたニードルホルダを用意してお
くことで、どのような基板であってもニードルホルダの
交換で対応することができる。また、ニードルホルダを
固定してそれに多種類の探触針を交換して付け替えるよ
りも、予め所定の位置に探触針を固定しておいたニード
ルホルダを複数用意し、検査する基板に合わせてニード
ルホルダ毎に複数の探触針を交換する作業を行う方が簡
単にできるので、検査基板が変更になった場合の段取り
変えが容易になり、作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る検査装置の一例の概略構造を示
す平面図。
【図2】 前記検査装置の詳細構造を示す平面図。
【図3】 前記検査装置の詳細構造を示す側面図。
【図4】 前記検査装置の第1搬送機と搬送テーブルの
構造を示す側面図。
【図5】 前記搬送テーブルの平面図。
【図6】 前記搬送テーブルの駆動機構を示す側面図。
【図7】 図7(A)は本発明に適用されるニードルホ
ルダの一例を示す側面図、図7(B)は従来のニードル
ホルダを示す側面図。
【図8】 従来の検査装置を示す平面図。
【図9】 従来の検査装置を示す側面図。
【図10】 図10(A)は従来の検査装置の作動状態
を示す平面図、図10(B)は従来の検査装置で検査さ
れる基板の2つの例を示す平面図。
【符号の説明】 S 検査装置 K1 (第1)基板 K2 (第2)基板 25、26 電極 30 ローダ部 31 第1パターン検査部 32 第2パターン検査部 33 アンローダ部 36 第1搬送機 37 第2搬送機 38 搬出テーブル 39、40 ローラ 45 搬送テーブル 58 支持爪 70 ニードルホルダ 73 ニードル部材 76 探触針 90 不良基板回収装置

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の並列状の第1電極パターンが形成
    された第1基板と、複数の並列状で前記第1電極パター
    ンに直交する第2電極パターンが形成された第2基板と
    を個々に搬入可能なロード部と、複数の第1探触針を有
    し第1探触針を前記第1電極パターンに接触させて第1
    電極パターンを検査する第1パターン検査部と、前記第
    1探触針に対向して配置される複数の第2探触針を有
    し、第2探触針を前記第2電極パターンに接触させて第
    2電極パターンを検査する第2パターン検査部とが直列
    状に配置され、 前記第1パターン検査部と第2パターン検査部との間を
    往復移動して基板を移動させるとともに水平に回動自在
    に設けられて基板の方向を変更する搬送テーブルと、前
    記ロード部の近傍に設けられてロード部上の基板をロー
    ド部から第1パターン検査部に位置している搬送テーブ
    ルへ搬送する第1搬送機と、前記第2パターン検査部の
    近傍に設けられて第2パターン検査部に位置している搬
    送テーブルからその外部に基板を搬送する第2搬送機と
    が具備されてなることを特徴とするパターン検査装置。
  2. 【請求項2】 前記第2パターン検査部の外部に設けら
    れ、前記第2搬送機で搬送された基板が設置されるとと
    もに水平面に沿って回動自在に設けられた搬出テーブル
    を有して基板の搬出方向を変更するアンロード部と、こ
    のアンロード部に接続されてアンロード部上の不良の基
    板を収納する不良基板収納装置とが具備されてなること
    を特徴とする請求項1記載のパターン検査装置。
  3. 【請求項3】 前記搬送機が、基板の端部下面に接触し
    て基板を支持する一対以上の支持爪と、これらの支持爪
    を上下移動させるとともに水平移動させてロード部から
    第1パターン検査部近傍に、あるいは、第2パターン検
    査部からその外部に移動させる搬送機構を具備して構成
    されたことを特徴とする請求項1または2記載のパター
    ン検査装置。
  4. 【請求項4】 第1パターン検査部と第2パターン検査
    部の搬送テーブル移動領域上に、基板上の電極パターン
    に接触させるプローブ針を所定間隔で複数備えたニード
    ルホルダが個々に設けられるとともに、前記第1パター
    ン検査部あるいは第2パターン検査部で検査するべき複
    数種類の異なるパターン間隔の基板の個々のパターンに
    対応するプローブ針を取り付けた複数のニードルホルダ
    が、前記第1パターン検査部と第2パターン検査部のそ
    れぞれに着脱自在に付設されてなることを特徴とする請
    求項1〜3のいずれかに記載のパターン検査装置。
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