JP2002251673A - レシート類発行システム、レシート類発行装置、レシート類発行方法及びそれらに使用される消耗品 - Google Patents

レシート類発行システム、レシート類発行装置、レシート類発行方法及びそれらに使用される消耗品

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JP2002251673A
JP2002251673A JP2001369174A JP2001369174A JP2002251673A JP 2002251673 A JP2002251673 A JP 2002251673A JP 2001369174 A JP2001369174 A JP 2001369174A JP 2001369174 A JP2001369174 A JP 2001369174A JP 2002251673 A JP2002251673 A JP 2002251673A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 POSシステム等のレシート類発行システム
において使用されるインクカートリッジ等の消耗品を廉
価に提供可能にすること。 【解決手段】 POSシステム1のPOS端末装置3は
インクジェットプリンタを備え、そのインク供給源とし
てのインクカートリッジ15がカートリッジ装着部16
に装着される。インクカートリッジ15には広告情報が
担持されたICメモリチップ27が取付けられており、
装着されると、広告情報がPOS端末装置3に読み込ま
れ、発行されるレシート17には当該広告情報66が掲
載される。広告主とインクカートリッジ提供業者は、広
告主から広告掲載料を受け取ることにより、インクカー
トリッジを安く大量に販売でき、POSシステムの使用
者側は、消耗品であるインクカートリッジを安く仕入れ
ることが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レシートを発行す
るPOSシステムあるいは店舗レジスタ、受付番号表を
発行する銀行、証券会社、病院等の受付番号発行装置、
入場券等を発行する発券装置等(以下、本明細書では、
これらを「レシート類発行装置」と総称するものとす
る。)を利用して広告を行なうレシート類発行システム
レシート類発行装置、および方法、更にはそれらに使用
される消耗品にに関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンビニエンスストア等に設置されてい
るPOS端末としては、発行するレシートの余白部分に
商品広告や各種のイベント情報等のような本来必要とさ
れる売上げ情報以外の情報(以下、本明細書においては
これらを「広告情報」と総称するものとする。)を印刷
するものが知られている。このようなシステムは、例え
ば、特開平8−16928号公報に記載されている。ま
た、広告情報を、POS端末のディスプレイ上にテロッ
プデータとして表示するシステムが、例えば、特開平1
0−69360号公報に記載されている。
【0003】ところで、レシート類発行装置では、一般
に、テープ状の記録紙をロール状に巻き取った記録紙ロ
ールが使用され、当該記録紙ロールから繰り出された記
録紙に一回分の売上げ清算を印刷し、オートカッタ等で
切断することにより一枚のレシートが発行されるように
なっている。記録紙ロールが無くなると、新たな記録紙
ロールを、レシート類発行装置のロール紙装填部に装填
して使用している。また、インクジェットヘッドを備え
たレシート類発行装置では、インクカートリッジをイン
ク供給源として使用する形式のものが知られおり、この
場合にも、インクカートリッジのインクが無くなると、
レシート類発行装置のインクカートリッジ装着部に新た
なインクカートリッジを装填して使用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、このような記
録紙ロールやインクカートリッジ等の消耗品の購入費用
は、レシート類発行装置を使用している店舗等が負担し
ているのが一般的である。従って、消耗品の費用負担が
軽減されると、レシート類発行装置を使用している店舗
等にとっては極めて有利となる。
【0005】本発明の課題は、この点に鑑みて、広告主
にレシート類発行装置による広告掲載機能を利用させ、
その広告掲載料を消耗品購入価格の一部に割り当てるこ
とにより、レシート類発行装置の使用者による消耗品購
入費用の負担を軽減させることのできるレシート類発行
システムおよびレシート類発行方法を提案することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、記録紙等の消耗品を装着する消耗品装
着部を備え、所定の情報を記録紙に印刷して、レシー
ト、チケット等として発行するレシート類発行装置と、
前記消耗品装着部に装着可能な消耗品とを有するレシー
ト類発行システムにおいて:前記消耗品は広告情報を担
持した広告情報担持部を備え;前記レシート類発行装置
は、前記広告情報担持部に担持されている広告情報を読
み取る広告情報読取手段を備え、読み取られた前記広告
情報を出力する広告情報出力手段を備えていることを特
徴としている。
【0007】ここで、前記消耗品としては一般的にイン
クカートリッジ、記録紙ロールを挙げることができる。
【0008】この構成のレシート類発行システムでは、
消耗品を装着すると、そこに担持されている広告を、発
行されるレシートあるいは画面上に掲載することが可能
である。このように消耗品と広告情報を組み合わせてい
るので、広告主に消耗品の購入価格の一部を広告掲載費
用として負担させることが可能になる。
【0009】本発明において、前記広告情報担持部は、
広告情報に加えて広告期間に関する情報を担持すること
ができる。
【0010】この広告期間に関する情報は消耗品の消費
量とすることができる。この場合、前記レシート類発行
装置は、前記消耗品装着部に装着された消耗品の消費量
を計測する消費量計測手段を備え、前記広告出力手段
は、消耗品の消費量が、前記広告情報読取手段によって
読み取られた所定の消費量に達すると、広告の出力を停
止するように構成することができる。
【0011】また、前記広告期間に関する情報は消耗品
の使用時間とすることができる。この場合、前記レシー
ト類発行装置は、前記消耗品装着部に装着された消耗品
の使用時間を計測する使用時間計測手段を備え、前記広
告出力手段は、消耗品の使用時間が、前記広告情報読取
手段によって読み取られた所定の使用時間に達すると、
広告の出力を停止するように構成することができる。
【0012】次に、本発明における前記広告情報担持部
はメモリチップとし、前記広告情報読取手段は前記広告
情報を読み取るメモリリーダとすることができる。
【0013】この場合、メモリチップを使用することに
より、多くの広告量あるいは画情報を担時させることが
できるので、高品質の広告が可能となる。
【0014】また、この場合には、前記広告情報読取手
段は、前記消耗品装着部に前記消耗品が装着されると、
前記記メモリチップの端子に接続可能な読取端子を備え
た構成とすることにより、メモリチップの情報の読取品
質を向上させることができる。
【0015】また、この場合、前記メモリチップは、消
耗品の使用期間中における広告掲載履歴情報を記憶する
消費履歴情報記憶領域を備え、前記レシート発行装置
は、前記消耗品装着部に装着された消耗品の広告掲載履
歴情報を前記メモリチップの前記消費履歴情報記憶領域
に書き込む書き込み手段を備えた構成とすることができ
る。このようにすれば、使用済みの消耗品を回収して、
そのメモリチップに記憶されている広告掲載履歴情報に
基づき、広告掲載がどのように行われたのかを広告主が
確認できる。
【0016】使用済みの消耗品が廃棄処分とされる場合
には、メモリチップの記憶内容をそのままにしておくこ
とは適切でないので、前記レシート発行装置は、前記消
耗品装着部に装着されている消耗品が無くなったことを
検出するエンド検出手段と、当該エンド検出手段によっ
て消耗品が無くなったことが検出されると、前記メモリ
チップの記憶内容を消去する広告情報消去手段とを備え
た構成とすることが望ましい。
【0017】本発明において、前記広告情報担持部を、
メモリチップの代わりに一次元バーコード(a linear ba
r code symbol)若しくは二次元バーコード(Two-dimens
ional Symbol)等のバーコードとすることができる。
【0018】この場合には、前記広告情報読取手段は対
応するバーコードリーダを備えた構成とされ、消耗品を
装着する前に、バーコードを読み取るようにすればよ
い。
【0019】次に、本発明において、前記広告情報出力
手段は、発行されるレシート類に広告情報を印刷する印
刷手段とすることができる。
【0020】ここで、前記消耗品が記録紙ロールの場合
には、前記印刷手段は、1枚のレシートを発行するため
の印刷動作に連続して、記録紙ロールから繰り出された
記録紙における次のレシート領域の先頭部分に前記広告
情報を印刷するものであることが望ましい。
【0021】このようにすれば、1枚のレシートを発行
後、連続して次に発行されるレシートに広告情報が印刷
され、この状態で、次に発行されるレシートに売上げ清
算情報等が印刷されるのを待機することになる。よっ
て、各レシート発行時には広告情報の印刷時間が不要と
なるので、広告情報の印刷に必要な時間分だけレシート
発行が長引いてしまうという弊害を回避できる。
【0022】本発明において、前記広告情報出力手段を
印刷手段とする代わりに、広告情報を画像情報として画
面上に表示する表示手段とすることができる。あるい
は、広告情報を音声により出力する音声出力手段とする
こともできる。勿論、印刷手段、表示手段および音声出
力手段を合わせ持っている場合を排除するものではな
い。
【0023】ここで、本発明の前記広告情報読取手段
は、読み取った広告情報を記憶する広告情報記憶部を備
え、前記広告出力手段は当該広告情報記憶部に記憶され
ている広告情報を出力する構成とすることができる。
【0024】この場合、前記レシート類発行装置は、前
記消耗品装着部に装着されている消耗品が無くなったこ
とを検出するエンド検出手段を備え、当該エンド検出手
段によって消耗品が無くなったことが検出されると、前
記広告情報記憶部の情報を消去するようにすればよい。
【0025】一方、本発明は、記録紙等の消耗品を装着
する消耗品装着部を備え、所定の情報を記録紙に印刷し
て、レシート、チケット等として発行するレシート類発
行装置において、前記消耗品は広告情報を担持した広告
情報担持部を備え、前記レシート類発行装置は、前記広
告情報担持部に担持されている広告情報を読み取る広告
情報読取手段を備え、読み取られた前記広告情報を出力
する広告情報出力手段を備えていることを特徴としてい
る。
【0026】また、本発明のレシート類発行方法は、記
録紙等の消耗品を装着する消耗品に広告情報を担持さ
せ、前記消耗品が装着されるレシート類発行装置によっ
て前記広告情報を読み取らせ、読み取らせた広告情報を
広告情報出力装置から出力することを特徴としている。
【0027】更には、本発明のレシート類発行方法
は、:インクカートリッジに広告情報を担持させ;この
インクカートリッジをインク供給源とするレシート類発
行装置により、前記広告情報を読み取らせ;読み取らせ
た広告情報を、記録紙に印刷して、発行されるレシート
類に広告を掲載することを特徴としている。
【0028】ここで、読み取られた広告情報を、前記レ
シート類発行装置の表示画面上に表示することにより、
画面上に広告を掲載するようにしてもよい。
【0029】次に、本発明のレシート類発行方法は:記
録紙ロールに広告情報を担持させ;この記録紙ロールを
記録媒体供給源とするレシート類発行装置により、前記
広告情報を読み取らせ;読み取らせた広告情報を、前記
記録紙ロールから繰り出される記録紙に印刷して、発行
されるレシート類に広告を掲載することを特徴としてい
る。
【0030】この場合においても、読み取られた広告情
報を、前記レシート類発行装置の表示画面上に表示する
ことにより、画面上に広告を掲載するようにしてもよ
い。
【0031】一方、本発明は、上記構成のレシート類発
行システムに用いる消耗品に関するものであり、広告情
報を担持した広告情報担持部を備えていることを特徴と
している。
【0032】プリンタに使用される記録紙ロールの場
合、コード化された広告情報を担持している広告情報担
持部を有していることを特徴としている。
【0033】この場合、前記コード化された広告情報
は、前記コード化された広告情報をデコードするために
読取手段によって読み取られることが望ましく、前記広
告情報担持部は、担持量の多い二次元バーコードが望ま
しい。
【0034】また、インクを収容しているインクカート
リッジにおいては、コード化された広告情報を担持して
いる広告情報担持部を有していることを特徴としてい
る。
【0035】この場合も、前記コード化された広告情報
は、前記コード化された広告情報をデコードするために
読取手段によって読み取られることが望ましく、前記広
告情報担持部は、担持量の多い二次元バーコードあるい
はメモリチップであることが望ましい。
【0036】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
を適用したレシート類発行システムの実施例を説明す
る。
【0037】(第1の実施例)図1は本発明を適用した
POSシステムを示す概略構成図である。本例のPOS
システム1は、コンビニエンスストア等の店舗に設置さ
れた店舗サーバ2と、この店舗サーバ2に接続されてい
る複数台のPOS端末装置3(3(1),3(2),3
(3)・・・)から構成されている。店舗サーバ2のC
PU4は図示しないROM、RAM、ディスク等のメモ
リを含み、また、ディスク装置等のような比較的記憶容
量の大きなランダムアクセス可能な記憶装置5が接続さ
れている。
【0038】さらに、CPU4はPOS端末装置側イン
タフェース6を介して、各POS端末装置3に接続さ
れ、上位側インタフェース7を介して図示しないセンタ
ーコンピュータまたはネットワークコンピュータに接続
されている。これらセンターコンピュータまたはネット
ワークコンピュータからは、更新された商品データ等が
提供される。
【0039】図2(a)および(b)は、一台のPOS
端末装置3をオペレータによる操作側から見た正面側斜
視図、および顧客側から見た背面側斜視図である。本例
のPOS端末装置3は偏平な直方体形状の本体ケース1
0を備え、そこにはキャッシュドロア11が配置されて
いる。本体ケース10の前側上面には、オペレータによ
り商品情報および顧客情報等が入力されるオペレータ用
キーボード12が配置され、この後側には、オペレータ
用表示器13およびレシート発行用のプリンタ14が並
列配置されている。また、商品に貼付あるいは印刷され
ているバーコードを読み取るためのバーコードリーダ2
0が備わっている。
【0040】本例のプリンタ14はインクジェットヘッ
ドを備えたインクジェットプリンタであり、そのインク
供給源としては消耗品であるインクカートリッジ15を
使用するようになっている。すなわち、プリンタ14の
側方にはカートリッジ装着部16が配置されており、こ
こにインクカートリッジ15を着脱可能な状態で装着で
きるようになっている。このプリンタ14によって、金
銭登録処理後にレシート17が発行される。発行される
レシート17の余白部分には広告情報の印刷が可能とな
っている。オペレータ用キーボード12の側方部分には
クレジットカード等の磁気カードを読み取るためのカー
ドリーダ用スロット18が配置されている。一方、PO
S端末装置3の背面側には、顧客用表示器19およびス
ピーカ9が配置されている。
【0041】図3はカートリッジ装着部16およびそこ
に装着可能なインクカートリッジ15の主要部分を示す
説明図である。インクカートリッジ15は、直方体形状
のケース21と、この中に配置されたインク袋22とを
備えており、インク袋22には円筒状のインク取出し口
23が取付けられている。このインク取出し口23の先
端面は、ケース21の前端面に形成したインク供給針差
し込み孔24に対峙している。また、インク袋22の側
面には、当該インク袋22に貯えられているインクが無
くなったことを検出するための検出板25が取付けられ
ており、この検出板25の一端に形成されている検出片
26を検出することにより、インクが無くなったこと
(インクエンド)を検出可能となっている。
【0042】ここで、本例のインクカートリッジ15に
は、そのケース前端部分に広告情報が記憶されたICメ
モリチップ27が内蔵されている。このICメモリチッ
プ27内には、少なくとも、広告情報(広告文字情報、
広告画像情報等)の記憶領域28と、広告期間に関する
情報の記憶領域29と、当該インクカートリッジ15の
インクの消費履歴情報の記憶領域30が形成されてい
る。また、ICメモリチップ27に形成されている情報
読み出し・書き込み用の端子部31はケース21に形成
した開口32から露出している。
【0043】この構成のインクカートリッジ15が装着
されるカートリッジ装着部16には、インク供給針33
が配置されており、インクカートリッジ15をカートリ
ッジ装着部16に装填するとこのインク供給針33がイ
ンク取出し口23に差し込まれて、インクカートリッジ
15からプリンタ14のインクジェットヘッドに向けて
インクを供給するインク供給系34が形成される。ま
た、カートリッジ装着部16には、装着されたインクカ
ートリッジ15のICメモリチップ27の端子部31に
接続する情報読み出し・書き込み用コネクタ35が配置
されている。この情報読み出し・書き込み用コネクタ3
5は、後述するメモリーリーダである広告情報読取部6
1、書き込み部68及び消去部67等の端子から構成さ
れている。
【0044】さらには、検出板25の検出片26の位置
に基づきインクカートリッジ15のインクエンドを検出
するための検出部36、インクカートリッジが装着され
ているか否かを検出するセンサ37が配置されている。
【0045】図4は、上記構成のPOS端末装置3の制
御系を示す概略ブロック図である。POS端末装置3の
制御系もCPU41を中心に構成されており、このCP
U41には図示していないがROM、RAM等のメモリ
やディスク等の記憶装置が含まれている。このCPU4
1には、オペレータ用キーボード12、オペレータ用表
示器13、顧客用表示器19、バーコードリーダ20、
キャッシュドロア11、プリンタ14、カードリーダ1
8a、スピーカ9が接続されている。また、インクエン
ドを検出するための検出部36および情報読み出し・書
き込み用コネクタ35、センサ37も接続されている。
CPU41は、内部のメモリ等の記憶されているオペレ
ーティングシステムおよびその他のソフトウエアを実行
することにより、接続されている各部を制御する。
【0046】図5には、CPU41を中心として実行さ
れるPOSシステム1の基本的な機能を示す機能ブロッ
ク図である。この図に示すように、POSシステム1
は、当該POSシステムの全体を駆動制御する主制御部
51を備えており、ここには、表示制御部52、音声制
御部59、印刷データ生成部53、印刷制御部54、金
銭登録処理部55、記憶制御部56とオペレータ入出力
装置57が接続されている。記憶制御部56によって外
部記憶装置58が制御される。
【0047】金銭登録処理部55は、POSシステム等
の金銭登録機特有の機能であり、購入商品を順次商品登
録していく。商品登録とは、商品に付されたバーコード
等を読み込ませることにより、該当商品の価格を記憶装
置58から読み出し、購入商品の名称、価格、購入個数
等を購入記録として記憶すると共に、在庫データからそ
の購入された商品の個数を差し引く等の一連の処理をい
う。
【0048】ここで、本例の主制御部51は、図6にお
いて機能ブロックとして示す制御機能を備えている。す
なわち、インクカートリッジ15(消耗品)に取り付け
られているICメモリチップ27(広告情報担持部)に
記憶されている広告情報を読み取る広告情報読取部61
を備え、読み取られた広告情報は広告情報記憶部62に
保持される。この広告情報記憶部62に保持された広告
情報は、プリンタ等の広告情報出力部63によって、発
行されるレシート17に印刷され、あるいは、顧客用表
示器19に画像表示され、またあるいは、スピーカ9か
ら広告の音声が流される。
【0049】ここで、本例では、広告情報記憶部62に
は広告期間に関する情報も保持され、消耗品の消費量、
例えばインク使用量を計測する消費量計測部65による
インク使用量が記憶保持されているインク使用量に達す
ると、判別部66はその旨を消去部67に通知し、消去
部67は、広告情報記憶部62の広告情報を消去すると
共に、ICメモリチップ27の領域28に記憶されてい
る広告情報を消去する。この結果、広告掲載が終了す
る。
【0050】このように構成した本例のPOSシステム
1において、当該システムを使用している使用者は、消
耗品であるインクカートリッジ15の購入価格の一部
を、広告主に負担してもらうことが可能である。すなわ
ち、広告主と、インクカートリッジ15の提供会社との
間で事前に契約を結び、インクカートリッジ15のIC
メモリチップ27に担持させる広告情報、広告料、広告
期間を決める。広告料分だけ、POSシステム1が設置
されている店舗等は、消耗品であるインクカートリッジ
15の購入価格が低減される。
【0051】図7は、インクカートリッジ15に搭載さ
れた広告情報がPOSシステム1の各POS端末3にお
いて印刷されてレシートに掲載される手順を示す説明図
である。この説明図を参照して説明すると、広告情報が
搭載されたインクカートリッジ15は、POSシステム
1の使用者に購入されて、各POS端末3のカートリッ
ジ装着部16に装着される。インクカートリッジ15が
装着されると、そのICメモリチップ27の読み出し・
書き込み端子部31が、カートリッジ装着部16の側の
情報読み出し・書き込み用コネクタ35に接続した状態
になる。POS端末装置3は、ICメモリチップ27に
保持されている広告情報、広告期間情報を読み込み、広
告情報記憶部62に保持する。レシート発行時には、会
計情報の印刷と共に、レシート17の余白部分に、広告
情報64が印刷される。
【0052】図8には、広告が掲載されたレシートの一
例を示してある。この図に示すように、発行される1枚
のレシート81a、81bの表面には、会計情報(購入
商品、値段、金額の合計、支払金額、釣り銭、日付、店
名等の情報)が印刷された領域82と、広告が印刷され
た領域83がある。ここで、広告領域83は、レシート
81の先頭部分の余白部分を利用することも可能であり
(レシート81b)、また、その末尾の余白部分を利用
することも可能である(レシート81a)。
【0053】本例のプリンタ14では、1枚のレシート
発行時間を短縮するために、レシートの先頭部分の余白
を広告領域83とした形態のもの(レシート81b)を
発行している。
【0054】図9を参照して説明すると、本例のプリン
タ14では、その記録紙ロール装着部91に装着されて
いる記録紙ロール92から繰り出されるテープ状記録紙
93は、インクジェットヘッド94による印刷位置を経
由した後に、オートカッタ95による切断位置を経て、
外部に排出される。本例では、1枚のレシート96の発
行時に、当該レシートに印刷すべき会計情報97を印刷
した後(図9(b)参照)、引き続き、次のレシートと
なる記録紙の先頭部分に広告情報98を印刷するように
している(図9(c)参照)。広告情報98を印刷した
後の時点では、発行されるレシート96の後端が丁度、
オートカッタ95による切断位置に位置し、この位置で
記録紙が切断され、1枚のレシート96が発行される。
次のレシートの発行時には、すでに、その先頭部分に広
告情報が印刷されているので(図9(a)参照)、会計
情報のみを印刷すれば、レシートを発行できる。従っ
て、本例の印刷駆動方法によれば、1枚のレシート発行
のために必要な時間は広告情報を掲載しない場合と同一
となる。よって、広告が掲載されたレシートの発行を短
時間で行なうことが可能になる。
【0055】次に、再び図6を参照して説明すると、本
例では、ICメモリチップ27には広告期間に関する情
報も担持されている。広告期間に関する情報は、例え
ば、インク消費量である。主制御部51はインク消費量
を計測するインク消費量計測部65を備えており、実際
のインク消費量が、広告情報記憶部62に保持されてい
るインク消費量に到ると、広告の掲載を終了させる。す
なわち、広告情報記憶部62に保持されている広告情報
を消去し、レシート17に広告を印刷して発行する動作
を止め、会計情報のみを印刷してレシートを発行する。
【0056】広告期間に関する情報は、インク消費量の
代わりに、レシート発行枚数とすることもできる。この
場合には、図6において点線で示すように主制御部51
はレシート発行枚数をカウントするカウント部65aを
備え、インクカートリッジ装着後のレシート発行枚数が
広告情報記憶部62に保持されているレシート発行枚数
に達すると、レシートへの広告掲載を終了させる。この
代わりに、インクカートリッジ15を装着した後の使用
時間に基づき広告期間を決めてもよい。この場合には、
図6において点線で示すように、使用時間計測部65b
によって、使用時間を計数すればよい。
【0057】このように広告期間に関する情報をインク
カートリッジ15に担持させることにより、広告主は、
より多様な料金体系での広告掲載を行なうことが可能に
なる。
【0058】勿論、このような広告期間に関する情報を
担持させないことも可能である。この場合には、インク
カートリッジ15がカートリッジ装着部16に装着され
ている間に亘って、広告掲載を行なうようにすればよ
い。すなわち、カートリッジ装着部16に取付けられて
いるカートリッジ有無センサ37の出力に基づき広告情
報記憶部62の保持情報を消去するようにすればよい。
あるいは、検出部36の出力に基づき、インクエンドが
検出された後は広告掲載を止めるようにしてもよい。
【0059】次に、本例のインクカートリッジ15のI
Cメモリチップ27は、広告掲載履歴情報を記憶する領
域30を備えている。POS端末装置3の主制御部51
は、使用時間計測部65b、およびカウント部65aを
備えており、インクカートリッジ15が装着された後
は、当該インクカートリッジ15が装着されている期間
を計測すると共に、レシート発行枚数を計測する。計測
値は、書き込み部68に通知され、書き込み部68は広
告掲載履歴情報として、インクカートリッジ15のIC
メモリチップ27に書き込むようになっている。書き込
みは、インクカートリッジ15のインクエンドが検出さ
れた時点で行なうようにしてもよいし、広告期間の終了
時点で行なうようにしてもよいし、あるいは、レシート
の発行毎に行なうようにしてもよい。
【0060】この場合、インク量計測部65、使用時間
計測部65b等で計測した後にインクカートリッジ15
が外される可能性がある状態、例えばカートリッジ装着
部16の蓋が外されたことを検知したとき、書き込むよ
うにすることが望ましい。この構成にすれば、インクカ
ートリッジ15が使用できる状態でカートリッジ装着部
16から外されたとしても、書き込まれた広告掲載履歴
情報をもとに継続使用が可能となる効果がある。
【0061】再び、図7を参照して説明すると、上記の
ように広告掲載履歴情報が書き込まれた使用済みのイン
クカートリッジ15Aを回収したインクカートリッジの
提供業者は、記憶内容から広告掲載状態を広告主に提示
することができる。従って、かかる構成を採用すれば、
広告主が、広告掲載量(レシート発行枚数)に応じた広
告料を、インクカートリッジ回収後に支払うシステムを
構築することもできる。さらには、広告掲載履歴情報
に、インクカートリッジが使用された店舗名の情報も含
めておけば、例えば、広告掲載量の多い店には他店より
も安く提供する等のように広告掲載量(レシート発行枚
数)に応じて、各店舗等に対しするインクカートリッジ
の販売価格を決定することも可能である。
【0062】ここで、使用後のインクカートリッジ15
にインクを再充填して使用された場合に、再度、広告が
レシートに印刷されることになる。このような契約期間
(広告期間)を越えて広告掲載が行われてしまうことを
防止するためには、広告期間経過後、あるいは、インク
エンドが検出された後に、POS端末装置3によって、
インクカートリッジ15のICメモリチップ27におけ
る広告情報領域28を消去するようにすればよい。勿
論、本例では、広告期間に関する情報が記憶保持されて
いるので、当該広告期間を越えた広告掲載が行われるこ
とは無いが、広告期間に関する情報がインクカートリッ
ジ15に担持されていない場合には、当該インクカート
リッジ15に担持されている広告情報を消去することは
有効である。
【0063】(広告掲載方法の別の例)上記のPOSシ
ステム1においては、インクカートリッジ15に担持さ
れているレシートに広告を掲載するようにしている。こ
の代わりに、図7に示すように、顧客用表示器19に広
告情報77を、常時、あるいはレシート発行毎に画像表
示するようにしてもよい。あるいは、レシートに印刷す
ると共に、顧客用表示器19に表示するようにしてもよ
い。
【0064】顧客用表示器19に表示する場合における
広告期間は、表示器に広告を表示した時間の累計値とす
ることができる。また、広告掲載履歴情報としても、同
様に、広告掲載時間の累計値とすることができる。
【0065】(広告情報の担持方法の別の例)上記のP
OSシステム1では、インクカートリッジ15のケース
にICメモリチップ27を搭載し、ここに、広告情報を
担持させるようにしている。広告情報の担持方法は、記
憶媒体の代わりに、例えば、バーコードをインクカート
リッジ15のケースあるいは包装材の表面に印刷した形
態であってもよい。この場合には、情報担持量の多い二
次元バーコードを用いることが望ましい。
【0066】バーコードによって広告情報が担持されて
いる場合には、各POS端末装置3にはバーコードを読
み取るためのバーコードリーダあるいはスキャナを取付
けておき、インクカートリッジをカートリッジ装着部1
6に装着する前に、そこに印刷されているバーコードを
読み取ればよい。読み取られたバーコード情報はデコー
ドされて、広告情報記憶部62に保持される。保持され
た広告情報は、レシートに印刷され、あるいは表示器に
表示される。
【0067】(広告情報が担持された消耗品の別の例)
上記のPOSシステム1においては、そのプリンタ14
で使用されるインクカートリッジ15に広告情報を担持
させるようにしている。POSシステム1における消耗
品としては記録紙ロールもある。図10には、記録紙ロ
ールに広告情報を担持させた場合のPOSシステムによ
る動作を示してある。
【0068】この場合においても、POSシステム10
0の基本的な構成は上記の例と同様であるので、対応す
る部分には同一の符号を付し、それらの説明は省略する
ものとする。本例のPOSシステム100で使用する記
録紙ロール101は、図10(a)に示すように、その
包装材のシールテープ102の表面に二次元バーコード
103が印刷されている。この二次元バーコード103
に担持されている広告情報は、当該記録紙ロールの提供
者と、広告主との契約によって担持されるものである。
【0069】この構成の記録紙ロール101をロール装
着部91に装着する前に、当該シールテープ102に印
刷されているバーコード103を、専用のバーコードス
キャナ105によって読み取る。読み取られたバーコー
ド情報はデコードされ、デコードされた広告情報が広告
情報記憶部62に保持される。
【0070】この後は、発行されるレシートに広告情報
が印刷される。あるいは、顧客用表示器19に広告情報
が表示される。
【0071】記録紙ロールが無くなったことを検出する
ために、ロール装着部91に配置されているエンド検出
器106によって記録紙ロールが無くなったことが検出
されると、広告情報記憶部62の内容が消去され、広告
の掲載が終了する(図10(c))。
【0072】バーコードによって広告期間に関する情報
が担持されている場合には、当該期間の終了をまって広
告の掲載を終了する。例えば、レシート発行枚数やロー
ル紙使用長さ等に基づき、広告期間を定めることができ
る。顧客用表示器19に表示する場合等には、広告期間
を広告表示時間で指定することも可能である。
【0073】(その他の実施の形態)なお、上記の例は
POSシステムに本発明を適用した例であるが、本発明
をその他のレシート類発行システムに対して同様に適用
できることは勿論であるし、スタンドアローンタイプの
レシート類発行装置であっても構わない。
【0074】更には、上記のPOSシステム1では、P
OS端末装置3に顧客用表示器19等の表示装置及びス
ピーカ9等の音声出力装置を一体に組み込んでいるが、
POS端末装置3から分離して離れた場所に表示装置や
音声出力装置を設置した場合であっても構わなく、広告
宣伝効果のよい場所に表示装置や音声出力装置を設置で
きる。
【0075】この場合、例えば、広告宣伝専用の表示装
置を店舗の入口付近に設置しておけば、より大勢に広告
宣伝を伝えることができるし、又あるいは音声出力装置
の出力を店舗内に設けたスピーカとし広告情報を定期的
に放送すれば広告の効果が格段に向上することから、広
告掲載履歴情報に外部端末の種類、広告情報を伝える範
囲や人数、広告情報に関連する商品の販売有無、広告し
た回数、広告の効果等の情報をも含めておけば、キャッ
シュバック料を更に増額することも可能である。
【0076】ましてや、その広告内容が例えば店舗内で
扱っている商品であれば、効果は大きいことから、外部
スピーカへの出力が有で店舗内全域に行き渡る場合、広
告主はインクカートリッジの購入価格の全額キャッシュ
バックすることや、更には、広告料を上乗せしてキャッ
シュバックすることも可能である。
【0077】また、上記の例では消耗品としてインクカ
ートリッジ、記録紙ロールを例に挙げたが、これら以外
の消耗品に広告情報を担持させるようにしてもよい。例
えば、電池電源で駆動するレシート類発行システムで
は、電池の表面等にバーコード等を用いて広告情報を担
持させればよい。
【0078】更には、上記の例では、接続端子のあるI
Cメモリチップを用いたが、非接触型のICであっても
それに対応したリーダやライタであれば同様の効果が得
られるものである。
【0079】又更には、上記引例では、プリンタ、表示
装置及び音声出力装置の広告出力装置を搭載したPOS
端末装置を説明したが、それらの内の1つの機能のみを
有しているものでも構わなく、出力装置の種類や数に限
られるものでもない。
【0080】また更には、本例ではレシート類発行装置
としてインクジェットプリンタを説明したが、消耗品と
して記録紙のみのサーマルプリンタであってもかまわな
いものである。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のレシート
類発行システムでは、当該システムを構成しているレシ
ート類発行装置の消耗品であるインクカートリッジや記
録紙ロールに広告情報を担持させ、当該広告情報を、レ
シート類発行装置により発行されるレシート類に印刷出
力し、あるいは、その表示装置に画像表示出力するよう
にしている。
【0082】従って、消耗品の提供業者は、広告主との
間で広告掲載に関する契約を取り交わしておけば、レシ
ート類発行装置のレシート類や表示器に掲載される広告
の掲載料を減額して、当該消耗品の使用者に提供でき
る。よって、廉価に消耗品を提供できるので、提供業者
にとっては安い価格でより多くの消耗品を提供可能にな
り、消耗品使用者にとっては安い価格で消耗品を購入で
きるので、費用負担が軽減されるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用したPOSシステムを示す概略
構成図である。
【図2】 図1のPOS端末を示す正面側斜視図および
背面側斜視図である。
【図3】 図2のPOS端末におけるインクカートリッ
ジおよびカートリッジ装着部を示す説明図である。
【図4】 図2のPOS端末の制御系を示す概略ブロッ
ク図である。
【図5】 図2のPOS端末の基本的な機能を示す機能
ブロック図である。
【図6】 図5のPOS端末の主制御部の機能を示す概
略機能ブロック図である。
【図7】 図1のPOSシステムにおける動作を説明す
るための説明図である。
【図8】 レシートにおける広告掲載位置を示す説明図
である。
【図9】 図1のPOSシステムにおけるレシートへの
広告印刷動作を示す説明図である。
【図10】 記録紙ロールに担持された広告情報を印刷
するように構成されたPOSシステムの例を示す説明図
である。
【符号の説明】
1 POSシステム 3 POS端末装置 14 プリンタ 15 インクカートリッジ 15A 使用済みのインクカートリッジ 16 カートリッジ装着部17 レシート 19 顧客用表示器 27 ICメモリチップ 28、29、30 記憶領域 31 情報読み出し・書き込み用端子 35 POS端末装置側のコネクタ 36 検出部 37 センサ 51 主制御部 61 広告情報読取部 62 広告情報記憶部 63 広告情報出力部 65 消費量計測部 65a カウント部 65b 使用時間計測部 67 消去部 81a、81b レシート82 会計情報 83 広告領域 91 記録紙ロール装着部 92 記録紙ロール 93 記録紙 94 インクジェットヘッド 95 オートカッタ 96 レシート 97 会計情報 98 広告情報 100 POSシステム 101 記録紙ロール 102 シールテープ 103 バーコード 105 バーコードスキャナ 106 エンド検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B41J 29/40 B41J 29/40 Z G06F 17/60 326 G06F 17/60 326 G07B 1/00 G07B 1/00 E 3/02 3/02 5/00 5/00 D G07G 1/00 311 G07G 1/00 311E 1/01 301 1/01 301D 311 311

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙等の消耗品を装着する消耗品装着
    部を備え、所定の情報を記録紙に印刷して、レシート、
    チケット等として発行するレシート類発行装置と、前記
    消耗品装着部に装着可能な消耗品とを有するレシート類
    発行システムにおいて、 前記消耗品は広告情報を担持した広告情報担持部を備
    え、 前記レシート類発行装置は、前記広告情報担持部に担持
    されている広告情報を読み取る広告情報読取手段を備
    え、 読み取られた前記広告情報を出力する広告情報出力手段
    を備えていることを特徴とするレシート類発行システ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記消耗品はインクカートリッジあるいは記録紙ロール
    であることを特徴とするレシート類発行システム。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記広告情報担持部は、前記広告情報出力装置から出力
    される前記広告情報の広告期間に関する情報を担持して
    いることを特徴とするレシート類発行システム。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記レシート類発行装置は、前記消耗品装着部に装着さ
    れた消耗品の消費量を計測する消費量計測手段を備え、 前記広告出力手段は、消耗品の消費量が、前記広告情報
    読取手段によって読み取られた所定の消費量に達する
    と、広告の出力を停止することを特徴とするレシート類
    発行システム。
  5. 【請求項5】 請求項3において、 前記レシート類発行装置は、前記消耗品装着部に装着さ
    れた消耗品の使用時間を計測する使用時間計測手段を備
    え、 前記広告出力手段は、消耗品の消費時間が、前記広告情
    報読取手段によって読み取られた所定の消費時間に達す
    ると、広告の出力を停止することを特徴とするレシート
    類発行システム。
  6. 【請求項6】 請求項1において、 前記広告情報担持部はメモリチップであり、 前記広告読取手段は前記メモリチップの前記広告情報を
    読み取るメモリリーダを備えていることを特徴とするレ
    シート類発行システム。
  7. 【請求項7】請求項6において、 前記メモリリーダは、前記消耗品装着部に前記消耗品が
    装着されると、前記記メモリチップの端子に接続可能な
    読取端子を備えていることを特徴とするレシート類発行
    システム。
  8. 【請求項8】 請求項6において、 前記メモリチップは、前記消耗品の使用期間中の広告掲
    載履歴情報を記憶する消費履歴情報記憶領域を備え、 前記レシート類発行装置は、前記消耗品装着部に装着さ
    れた消耗品の消費履歴情報を前記メモリチップの前記消
    費履歴情報記憶領域に書き込む書き込み手段を備えてい
    ることを特徴とするレシート類発行システム。
  9. 【請求項9】 請求項6において、 前記レシート類発行装置は、前記消耗品装着部に装着さ
    れている消耗品が無くなったことを検出するエンド検出
    手段と、当該エンド検出手段によって消耗品が無くなっ
    たことが検出されると、前記メモリチップの記憶内容を
    消去する広告情報消去手段とを備えていることを特徴と
    するレシート類発行システム。
  10. 【請求項10】 請求項1において、 前記広告情報担持部は一次元バーコード若しくは二次元
    バーコードであり、 前記広告情報読取手段は、前記バーコードを読み取るバ
    ーコードリーダを備えていることを特徴とするレシート
    類発行システム。
  11. 【請求項11】 請求項1において、 前記広告情報出力手段は、前記レシート類発行装置から
    発行されるレシート類に広告情報を印刷する印刷手段で
    あることを特徴とするレシート類発行システム。
  12. 【請求項12】 請求項11において、 前記消耗品は記録紙ロールであり、 前記印刷手段は、1枚のレシートを発行するための印刷
    動作に連続して、記録紙ロールから繰り出された記録紙
    における次のレシート領域の先頭部分に前記広告情報を
    印刷することを特徴とするレシート類発行システム。
  13. 【請求項13】 請求項1において、 前記広告情報出力手段は、前記広告情報を画像情報とし
    て画面上に表示する表示手段であることを特徴とするレ
    シート類発行システム。
  14. 【請求項14】 請求項1において、 前記広告情報出力手段は、前記広告情報を音声により出
    力する音声出力手段であることを特徴とするレシート類
    発行システム。
  15. 【請求項15】 請求項1において、 前記広告情報読取手段は、読み取った広告情報を記憶す
    る広告情報記憶部を備え、前記広告出力手段は当該広告
    情報記憶部に記憶されている広告情報を出力することを
    特徴とするレシート類発行システム。
  16. 【請求項16】 請求項15において、 前記レシート類発行装置は、前記消耗品装着部に装着さ
    れている消耗品が無くなったことを検出するエンド検出
    手段と、当該エンド検出手段によって消耗品が無くなっ
    たことが検出されると、前記広告情報記憶部の情報を消
    去する広告情報消去手段とを備えていることを特徴とす
    るレシート類発行システム。
  17. 【請求項17】 記録紙等の消耗品を装着する消耗品装
    着部を備え、所定の情報を記録紙に印刷して、レシー
    ト、チケット等として発行するレシート類発行装置にお
    いて、 前記消耗品は、広告情報を担持した広告情報担持部を備
    え、 前記レシート類発行装置は、前記広告情報担持部に担持
    されている広告情報を読み取る広告情報読取手段を備
    え、 読み取られた前記広告情報を出力する広告情報出力手段
    を備えていることを特徴とするレシート類発行装置。
  18. 【請求項18】 記録紙等の消耗品を装着する消耗品に
    広告情報を担持させ、前記消耗品が装着されるレシート
    類発行装置によって前記広告情報を読み取らせ、読み取
    らせた広告情報を広告情報出力装置から出力することを
    特徴とするレシート類発行方法。
  19. 【請求項19】 インクカートリッジに広告情報を担持
    させ、 このインクカートリッジをインク供給源とするレシート
    類発行装置により、前記広告情報を読み取らせ、 読み取らせた広告情報を、前記レシート類発行装置から
    発行されるレシート類に記録することを特徴とするレシ
    ート類発行方法。
  20. 【請求項20】 請求項19において、 読み取られた広告情報を、前記レシート類発行装置の表
    示画面上に表示することにより、画面上に広告を掲載す
    ることを特徴とするレシート類発行方法。
  21. 【請求項21】 記録紙ロールに広告情報を担持させ、 この記録紙ロールを記録媒体供給源とするレシート類発
    行装置により、前記広告情報を読み取らせ、 読み取らせた前記広告情報を、前記記録紙ロールから繰
    り出される記録紙に印刷して、発行されるレシート類に
    記録することを特徴とするレシート類発行方法。
  22. 【請求項22】 請求項21において、 読み取られた広告情報を、前記レシート類発行装置の表
    示画面上に表示することにより、画面上に広告を掲載す
    ることを特徴とするレシート類発行方法。
  23. 【請求項23】 請求項1に記載のレシート類発行シス
    テムに用いる広告情報を担持した消耗品。
  24. 【請求項24】 プリンタに使用される記録紙ロールに
    おいて、 コード化された広告情報を担持している広告情報担持部
    を有していることを特徴とする記録紙ロール。
  25. 【請求項25】 請求項24において、 前記コード化された広告情報は、前記コード化された広
    告情報をデコードするために読取手段によって読み取ら
    れることを特徴とする記録紙ロール。
  26. 【請求項26】 請求項24において、 前記広告情報担持部は、二次元バーコードであることを
    特徴とする記録紙ロール。
  27. 【請求項27】 インクジェットプリンタに使用するイ
    ンクを収容しているインクカートリッジにおいて、 コード化された広告情報担持部を有していることを特徴
    とするインクカートリッジ。
  28. 【請求項28】 請求項27において、 前記コード化された広告情報は、前記コード化された広
    告情報をデコードするために読取手段によって読み取ら
    れることを特徴とするインクカートリッジ。
  29. 【請求項29】 請求項27において、 前記広告情報担持部は、二次元バーコードあるいはメモ
    リチップであることを特徴とするインクカートリッジ。
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