JP2005144837A - 会員カード及びプリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 視認性に優れ、書き換えが自由なレシートとしても利用することができる会員カードを提供する。
【解決手段】 少なくとも会員コードを記憶する記憶部51が設けられたメモリ部50aと、電子画像を格納する電子ペーパー52が設けられた電子ペーパー部50bと、を具備し、商品販売データ処理装置における売上処理の際に、メモリ部50aの記憶部51に売上処理データ(ポイント数)を記憶し、電子ペーパー部50bの電子ペーパー52に売上処理に基づくレシートイメージを目視可能に格納する。これにより、視認性に優れ、書き換えが自由なレシートとしても利用することができる会員カード50を提供することができる。
【選択図】 図13

Description

本発明は、会員カード及びプリンタに関する。
量販店や専門店等においては、例えば、商品買上金額に応じたポイントを顧客カードに累積付加し、この累積ポイントに基づいて顧客に特典を与えるポイントサービスシステムが利用されている。このようなポイントサービスシステムを実施するにあたっては、顧客毎にポイントを記憶するための各種のカードが用いられている。近年においては、ポイントを貯めるだけではなくポイントをその都度支払いにあてることができるポイントサービスシステムに対応すべく、温度変化によってデータ印字の書き換えが自在とされており繰り返し印字可能なリライトカードが多く用いられている。
一方、POS端末等の商品販売データ処理装置においては、売上処理に基づくレシート印字データをレシート用紙に印字してレシートとして発行するレシートプリンタが搭載されており、全ての取引においてレシートの発行が行われている。
このようなレシート用紙は木材を主原料としており、発行されたレシートはその後に破棄されてしまうものであるため、森林保護等の地球環境の保護が叫ばれている今日の時代の流れに逆行するものである。
そこで、近年においては、温度変化によってデータ印字の書き換えが自在とされており繰り返し印字可能なリライトカード上に売上処理に基づくレシート印字データを印字することにより、レシートを発行したものとするようなことも検討されている。
特開平11−120440号公報
しかしながら、上述したようなリライトカード上に売上処理に基づくレシート印字データを印字することは可能であるが、リライトカードの性質上、印字が不鮮明になる場合がある。また、このようなリライトカードは通常財布等に入れられて携帯されることが多いため、印字面が汚れてしまう場合も想定される。このように印字が不鮮明であったり汚れてしまった場合には、リライトカード上に印字されたレシートイメージが見にくくなってしまうという問題がある。
本発明は、視認性に優れ、書き換えが自由なレシートとしても利用することができる会員カード及びプリンタを提供することを目的とする。
本発明の会員カードは、少なくとも会員コードを記憶する記憶部が設けられたメモリ部と、電子画像を格納する電子ペーパーが設けられた電子ペーパー部と、を具備する。
したがって、商品販売データ処理装置における売上処理の際に、メモリ部の記憶部に売上処理データを記憶し、電子ペーパー部の電子ペーパーに売上処理に基づくレシートイメージを目視可能に格納することが可能になる。
本発明によれば、会員カードに設けられた電子ペーパーに売上処理に基づくレシートイメージを目視可能に格納するようにしたので、会員カードを視認性に優れ、書き換えが自由なレシートとしても利用することができる。
本発明の実施の一形態を図1ないし図14に基づいて説明する。本実施の形態は、商品販売データ処理装置であるPOS(Point of Sales:販売時点管理)端末に対し、電子ペーパー及びレシート用紙に対して書き込み可能なプリンタを接続したものである。
ここで、図1はプリンタ20が接続されたPOS端末1を概略的に示す外観斜視図である。図1に示すように、POS端末1は、ドロワ2上に載置されている。このPOS端末1には、各種のキーが集合するキーボード3、オペレータ側の表示部として機能するディスプレイ4、客側の表示部として機能する客側ディスプレイ5が設けられている。また、このPOS端末1には、商品に付される商品コードを光学的に読み取るためのバーコードスキャナ6が接続されている。
図2にキーボード3のキー配置を示す。このキーボード3には、商品区分登録を行なうための部門キー3a、商品コード、販売個数、金額、日時等を入力するための「0」から「9」までの置数キー3b、売上処理において現金による決済を宣言するための預/現計キー3c、売上合計金額の算出を宣言するための小計キー3d等の各種キーが設けられている。また、キーボード3の一部には、本実施の形態における特有のキーとして、「会員カード入力」キー3eが設けられている。「会員カード入力」キー3eは後述する電子会員カード50(図5参照)への書き込みの宣言を行なうためのキーである。
次に、POS端末1に備えられる各部の電気的接続を図3に基づいて説明する。図3に示すように、このPOS端末1は、マイクロコンピュータ(以下、マイコンという)11を備えており、このマイコン11によってPOS端末1が備える各部を駆動制御する。マイコン11は、各部を集中的に駆動制御するCPU(Central Processing Unit)12に、アドレスバス、データバス等のバスライン13を介して、起動プログラム等の固定的データを予め格納するROM(Read Only Memory)14と、可変的なデータを書き換え自在に記憶してCPU12のワークエリアとして機能するRAM(Random Access Memory)15とが接続されて構成されている。なお、RAM15は、バッテリ(図示せず)によりバックアップされている。このマイコン11が、前述したキーボード3、ディスプレイ4、客側ディスプレイ5、バーコードスキャナ6等の各部をバスライン13と各種制御回路(図示せず)とを介して駆動制御する。
各種データを書き換え自在に格納する機能を有するRAM15には、図4に示すように、レシート出力先テーブルT1が形成される。詳細は後述するが、このPOS端末1に接続されるプリンタ20は、電子会員カード印字部21(図5参照)と紙レシート印字部22と(図5参照)を備えているため、レシート出力先テーブルT1は、電子会員カード印字部21(図5参照)と紙レシート印字部22とのどちらでレシート印字を実行させるか決定するためのフラグを記憶するものである。例えば、電子会員カード印字部21が出力先であればフラグは「1」であり、紙レシート印字部22が出力先であればフラグは「0」である。なお、フラグの初期値は「0」である。
また、マイコン11にはバスライン13を介してプリンタ用I/F16が接続されており、このプリンタ用I/F16によりPOS端末1に対してプリンタ20を接続可能にしている。
加えて、マイコン11に接続されたバスライン13には記憶媒体であるHDD(Hard Disk Drive)17が接続されており、このHDD17にはCPU12を動作させる制御プログラムや売上ファイル、商品マスタファイル等が格納されている。特に図示しないが、売上ファイルは、売上明細や合計金額等の売上処理に係る売上データを記憶保持するファイル構造を備える。また、商品マスタファイルは、商品の商品コード毎に商品名、単価、部門コード等を対応付けて記憶保持するファイル構造を備える。
以上のようなPOS端末1の売上処理の際の動作について簡単に説明する。例えば商品に付された商品コードがPOS端末1のバーコードスキャナ6によって読み取られると、POS端末1は読み取った商品コードに基づいて商品マスタファイルを検索し、該当する商品コードに対応した商品名や単価等を読み出し、商品コード、商品名、単価等に基づいて売上登録するとともに、部門別登録やディスプレイ4や客側ディスプレイ5への表示、またプリンタ20により印字出力を行い、さらに売上登録した売上登録データを売上ファイルに累計する。
次に、プリンタ20について説明する。ここで、図5はプリンタ20を概略的に示す外観斜視図、図6はプリンタ20の内部構造を概略的に示す断面図である。図5及び図6に示すように、プリンタ20は、電子会員カード50を書き込み対象とする電子会員カード印字部21と、レシート用紙60を書き込み対象とする紙レシート印字部22とを備えている。
まず、電子会員カード印字部21の構成について説明する。電子会員カード印字部21には、プリンタ20の前面に形成されたスリット状の電子カード挿入口24とプリンタ20の上面に形成されたスリット状の電子カード排出口25とを連通し、電子会員カード50の搬送方向を略水平方向から略鉛直方向(または、略鉛直方向から略水平方向)へと屈曲する搬送通路23が設けられている。つまり、電子カード挿入口24と電子カード排出口25と搬送通路23とによって、電子会員カード50が搬送される搬送経路が構成されている。搬送通路23には、搬送通路23を一定の間隔を保ち挾むように対峙している回動自在な搬送ローラ対26,27が、配設されている。一方の搬送ローラ対26は電子カード挿入口24側に設けられており、他方の搬送ローラ対27は電子カード排出口25側に設けられている。搬送ローラ対26,27は、プリンタ20内に設けられるモータ28(図7参照)によって、電子会員カード50を装置内に引き込む方向、または、装置外に排出する方向に選択的に搬送するように回転駆動される。
また、搬送通路23の電子カード挿入口24近傍には、電子会員カード50に設けられる無線ICタグ51(図8参照)にアクセス可能な無線ICタグ読取/書込部29が配設されている。この無線ICタグ読取/書込部29は、コイル状の無線タグ用リーダアンテナ(図示せず)を備えており、通電により磁界を発生させる構成とされている。そして、この無線タグ用リーダアンテナが発生する磁界へと電子会員カード50に設けられる無線ICタグ51が接近した場合には、無線ICタグ51に誘導起電力が発生して無線ICタグ51に記憶されたデータが無線タグ用リーダアンテナに対して送信されて読み取られ、または無線ICタグ51に対してデータが書き込まれることになる。
さらに、搬送通路23の屈曲部近傍であって搬送ローラ対26と搬送ローラ対27との間には、電子会員カード50に設けられる電子ペーパー52(図8参照)に所定事項を表示させる電子会員カード書込部30が配設されている。
したがって、搬送ローラ対26,27を駆動することにより、電子カード挿入口24から挿入された電子会員カード50を吸入して電子会員カード書込部30において電子会員カード50に所定事項を書き込み、電子カード排出口25側から電子会員カード50の一部を排出した後、再度電子会員カード50を吸入して電子カード挿入口24から排出することが可能となっている。
次に、紙レシート印字部22の構成について説明する。紙レシート印字部22には、長尺紙をロール状に巻回したロール紙であるレシート用紙60を回動自在に保持する用紙収納部31が設けられている。なお、レシート用紙60は、用紙を下側から引き出すようにして用紙収納部31に収納保持されている。このようなレシート用紙60の用紙搬送方向Aの下流側には、印字部32が設けられている。この印字部32には、ローラ対(図示せず)等によってレシート用紙60を下側から引き出しながら略上方に搬送する用紙搬送経路33が設けられていて、この用紙搬送経路33を挟むようにしてサーマルプリンタヘッド34とプラテンローラ35とが設けられている。サーマルプリンタヘッド34はレシート用紙60の外周面に印字可能な位置に備えられ、このサーマルプリンタヘッド34に対向してプラテンローラ35が備えられている。また、プラテンローラ35は、モータ28(図7参照)を駆動源として回転することにより用紙搬送部材としても機能する。加えて、印字部32の用紙搬送方向Aの下流側には、レシートカッタ機構36とプリンタ20の上面に形成されるスリット状のレシート排出口37とが設けられている。ここで、レシートカッタ機構36は、図示しない駆動源に駆動されて動作する例えばギロチン型のオートカッタであり、レシート排出口37よりも用紙搬送方向Aの上流側に設けられている。したがって、レシート排出口37から排出されたレシート用紙60は、このレシートカッタ機構36により切断された後、レシートとして発行されることになる。
次に、プリンタ20が備える各部の電気的接続について図7を参照して説明する。図7に示すように、このプリンタ20は、マイクロコンピュータ(以下、マイコンという)38を備えており、このマイコン38によってプリンタ20が備える各部を駆動制御する。マイコン38は、各部を集中的に駆動制御するCPU39に、アドレスバス、データバス等のバスライン40を介して、各種プログラム等の固定的データを予め格納するROM41と、可変的なデータを書き換え自在に記憶してCPU39のワークエリアとして機能するRAM42とが接続されて構成されている。なお、RAM42は、バッテリ(図示せず)によりバックアップされている。このマイコン38が、前述したモータ28、無線ICタグ読取/書込部29、電子会員カード書込部30、サーマルプリンタヘッド34等の各部をバスライン40と各種制御回路(図示せず)とを介して駆動制御する。
また、マイコン38にはバスライン40を介してPOS端末用I/F43が接続されており、このPOS端末用I/F43によりプリンタ20に対してPOS端末1を接続可能にしている。
さらにまた、電子カード挿入口24の近傍には電子会員カード50の挿入を検知するための透過型光センサであるセンサ44が設けられていて、このセンサ44もバスライン40を介してマイコン38に接続されている。
次に、電子会員カード50について説明する。ここで、図8は電子会員カード50を示す平面図である。電子会員カード50は、データ記憶領域であるメモリ部50aと、データ表示領域である電子ペーパー部50bとに区分されており、メモリ部50aには記憶部として機能するデータキャリアの一種である無線ICタグ51が備えられ、電子ペーパー部50bには電子ペーパー52が備えられている。
無線ICタグ51は、コイルアンテナと各種データを記憶するICチップとを備えており、このコイルアンテナに誘導起電力を発生させることによりICチップでのデータの送受信が可能な構成になっている。なお、図7においては説明のために無線ICタグ51を図示しているが、実際には外部からは見えない構造になっている。このような無線ICタグ51のICチップには、図9に示すような会員テーブルT2が記憶されている。この会員テーブルT2には、会員コード及びポイント数が格納されている。会員コードは、会員を識別するためのものであって、各電子会員カード50に対応付けられている。また、売上処理データの一つであるポイント数は、現時点で会員に付与されているポイント数であり、会員はポイント数に応じて割り引き等のサービスを受けることができる。
続いて、電子ペーパー52について説明する。電子ペーパー52は、電子ディスプレイと紙の長所を併せ持った表示装置であり、書き換えが可能で、紙同様に情報を保持したまま持ち歩くことができる。代表的な電子ペーパーの仕組みとしては、「マイクロカプセル型」の電気泳動方式が挙げられる。この電気泳動方式は、図10に示すように、2枚の樹脂フィルムの間に、塗料やインクの顔料として用いられている「カーボンブラック」などでできたマイクロカプセルを挟み、電圧をかけてそれらを動かすことで、文字や画像を表示するというものである。したがって、本実施の形態の電子会員カード書込部30は、2枚の樹脂フィルムの間のマイクロカプセルに対して電圧をかけて操作するようにしたものである。なお、電子ペーパー52は、「マイクロカプセル型」電気泳動方式に限るものではなく、種々の方式を適用することができる。
このような構成の下、POS端末1に内蔵されたHDD17に格納された制御プログラムがマイコン11に実行させる機能及びプリンタ20に内蔵されたROM41に格納された制御プログラムがマイコン38に実行させる機能について説明する。なお、本実施の形態においては、従来のPOS端末1及びプリンタ20によって行なわれる処理と同様の処理についてはその説明を省略する。
本実施の形態においては、電子会員カード50に書き込みを希望する顧客は、商品登録の際にオペレータに電子会員カード50を渡して書き込み依頼する。電子会員カード50を渡されたオペレータは、POS端末1に接続されたプリンタ20の電子カード挿入口24に電子会員カード50を挿入した後、商品登録を行う。
図11のフローチャートに示すように、プリンタ20のマイコン38は、センサ44を介して電子会員カード50が電子カード挿入口24に挿入されたことを検出すると(ステップS1のY)、電子会員カード50を電子会員カード書込部30まで搬送して待機する(ステップS2)。
次に、プリンタ20のマイコン38は、無線ICタグ読取/書込部29を制御して電子会員カード50に設けられている無線ICタグ51に対する読み取リ電波を発信し(ステップS3)、無線ICタグ51に記憶されている会員コードを読み取る。
電子会員カード50の無線ICタグ51に記憶されている会員コードを読み取ると(ステップS4のY:会員コード読取手段)、電子会員カード50を検出したと判断し、プリンタ20に接続されているPOS端末1に対して会員コードデータを送信する(ステップS5)。
なお、電子会員カード50の無線ICタグ51に記憶されている会員コードが読み取れなかった場合には(ステップS4のN)、読み取りエラー信号を出力した後(ステップS6)、電子会員カード50を電子カード挿入口24から排出させる(ステップS7)。
POS端末1のマイコン11は、プリンタ20から送信された会員コードデータを受信すると(ステップS11のY)、レシート出力先テーブルT1のフラグを「1」に書き換える(ステップS12)。
上述したような処理が終了した後、図12に示すように、POS端末1のマイコン11は、売上処理の際に預/現計キー3cが操作されると、締め処理を実行し(ステップS21)、今回取引後の更新されたポイント数を算出した後(ステップS22)、レシート印字データを作成する(ステップS23)。そして、POS端末1のマイコン11は、レシート印字データを作成した後(ステップS23)、レシート出力先テーブルT1に記憶されているフラグが「1」であるか否かを判断する(ステップS24)。
POS端末1のマイコン11は、レシート出力先テーブルT1のフラグが「1」であれば(ステップS24のY)、作成したレシート印字データに電子ペーパー出力指示データ及び更新されたポイント数を付加した後(ステップS25)、プリンタ20にレシート印字テータを送信する(ステップS26)。一方、レシート出力先テーブルT1のフラグが「1」でなければ(ステップS24のN)、作成したレシート印字データをそのままプリンタ20に送信する(ステップS26)。
図12に示すように、プリンタ20のマイコン38は、POS端末1から送信されたレシート印字データを受信すると(ステップS31のY:レシート印字データ受信手段)、受信したレシート印字データに電子ペーパー出力指示データが付加されているか否かを判断する(ステップS32)。プリンタ20のマイコン38は、電子ペーパー出力指示データが付加されていなければ(ステップS32のN)、紙レシート印字部22側を駆動制御して紙レシートを印字発行する(ステップS33)。また、プリンタ20のマイコン38は、電子ペーパー出力指示データが付加されていれば(ステップS32のY)、無線ICタグ読取/書込部29を制御して電子会員カード50に設けられている無線ICタグ51に更新されたポイント数を書き込み(ステップS34)、電子会員カード印字部21を駆動制御して電子会員カード書込部30により電子会員カード50の電子ペーパー52にレシート印字データに基づくレシートイメージ及び累計ポイント数を書き込んで電子会員カード50を発行する(ステップS35)。図13は、発行された電子会員カード50の一例である。図13に示すように、発行された電子会員カード50には、目視できる情報として、レシートイメージ、累計ポイント数等が表示されている。
プリンタ20のマイコン38は、レシート又は電子会員カード50の発行後、レシート発行完了データをPOS端末1に送信する(ステップS36)。
そして、POS端末1のマイコン11は、プリンタ20から送信されたレシート発行完了データを受信すると(ステップS27のY)、レシート出力先テーブルT1のフラグを「0」に書き換える(ステップS28)。
このように本実施の形態によれば、POS端末1における売上処理の際に、メモリ部50aの無線ICタグ51に売上処理データ(ポイント数)を記憶し、電子ペーパー部50bの電子ペーパー52に売上処理に基づくレシートイメージを目視可能に格納することができるので、電子会員カード50を視認性に優れ、書き換えが自由なレシートとしても利用することができる。
なお、電子会員カード50に書込を希望する顧客から電子会員カード50への書き込み依頼があった際に、オペレータがPOS端末1のキーボード3に設けられた「会員カード入力」キー3eの操作を行って、電子会員カード50ヘの書き込み処理を実行するようにしても良い。このときPOS端末1のマイコン11は、「会員カード入力」キー3eの操作があると、レシート出力先テーブルT1のフラグを「1」に書き換えることになる。
ここで、電子会員カードの変形例について図14を参照して説明する。本実施の形態の会員カードには、顧客が購入した商品の明細を印字する必要がある。しかしながら、図8に示したような電子会員カード50の電子ペーパー部50bに設けられている電子ペーパー52だけでは、顧客が購入した商品の明細全てを印字(表示)できない場合が想定される。そこで、図14に示す電子会員カード50においては、電子ペーパー部50b(電子ペーパー52)を折り曲げ可能に複数枚連結し、印字(表示)領域を拡大するようにしている。図14には、二つ折り可能な電子会員カード50が記載されているが、これに限るものではなく、三つ折り以上可能なものでも良い。
本発明の実施の一形態のプリンタが接続されたPOS端末を概略的に示す外観斜視図である。 キーボードのキー配置を示す平面図である。 POS端末に備えられる各部の電気的接続を示すブロック図である。 レシート出力先テーブルを示す模式図である。 プリンタを概略的に示す外観斜視図である。 プリンタの内部構造を概略的に示す断面図である。 プリンタが備える各部の電気的接続を示すブロック図である。 電子会員カードを示す平面図である。 会員テーブルを示す模式図である。 電子ペーパーの仕組みを示す説明図である。 POS端末及びプリンタによって行なわれる処理の流れを示すフローチャートである。 POS端末及びプリンタによって行なわれる処理の流れを示すフローチャートである。 発行された電子会員カードの一例を示す平面図である。 電子会員カードの変形例を示す平面図である。
符号の説明
1…商品販売データ処理装置、20…プリンタ、21…電子会員カード印字部、50…会員カード、50a…メモリ部、50b…電子ペーパー部、51…記憶部、52…電子ペーパー

Claims (4)

  1. 少なくとも会員コードを記憶する記憶部が設けられたメモリ部と、
    電子画像を格納する電子ペーパーが設けられた電子ペーパー部と、
    を具備することを特徴とする会員カード。
  2. 少なくとも会員コードを記憶する記憶部が設けられたメモリ部と、
    電子画像を格納する電子ペーパーが設けられた電子ペーパー部と、
    を具備し、
    商品販売データ処理装置における売上処理の際に、前記メモリ部の前記記憶部には売上処理データが記憶され、前記電子ペーパー部の前記電子ペーパーに前記売上処理データに基づくレシートイメージが目視可能に格納される、
    ことを特徴とする会員カード。
  3. 商品の売上処理を行う商品販売データ処理装置に接続されるプリンタにおいて、
    請求項1又は2記載の会員カードの記憶部に記憶されている会員コードを読み取る会員コード読取手段と、
    前記会員カードの電子ペーパー部に設けられた電子ペーパーに対する書き込みを行う電子会員カード印字部と、
    前記商品販売データ処理装置から送信される売上処理に係るレシート印字データを受信するレシート印字データ受信手段と、
    を備え、
    前記会員コード読取手段により会員コードが読み取られた場合、前記レシート印字データ受信手段により前記レシート印字データを受信し、受信した前記レシート印字データを前記電子会員カード印字部に出力する、
    ことを特徴とするプリンタ。
  4. 商品の売上処理を行う商品販売データ処理装置に接続されるプリンタにおいて、
    請求項1又は2記載の会員カードの電子ペーパー部に設けられた電子ペーパーに対する書き込みを行う電子会員カード印字部と、
    前記商品販売データ処理装置から送信される売上処理に係るレシート印字データを受信するレシート印字データ受信手段と、
    を備え、
    前記レシート印字データ受信手段により前記レシート印字データを受信し、受信した前記レシート印字データを前記電子会員カード印字部に出力する、
    ことを特徴とするプリンタ。
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