JP2002250981A - ハロゲン化銀写真感光材料及び処理方法 - Google Patents
ハロゲン化銀写真感光材料及び処理方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 低補充処理においてランニング前後での性能
の劣化の少ないハロゲン化銀写真感光材料及び、ハロゲ
ン化銀写真感光材料の処理方法を提供することにある。 【解決手段】 ヒドラジン化合物を感光材料1m2あた
り1×10-4g〜5×10-3g含有することを特徴とす
るハロゲン化銀写真感光材料。
の劣化の少ないハロゲン化銀写真感光材料及び、ハロゲ
ン化銀写真感光材料の処理方法を提供することにある。 【解決手段】 ヒドラジン化合物を感光材料1m2あた
り1×10-4g〜5×10-3g含有することを特徴とす
るハロゲン化銀写真感光材料。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は白黒ハロゲン化銀写
真感光材料及び白黒ハロゲン化銀写真感光材料の処理方
法に関し、詳しくはイメージセッター用印刷製版ハロゲ
ン化銀写真感光材料及びイメージセッター用印刷製版ハ
ロゲン化銀写真感光材料の処理方法に関する。
真感光材料及び白黒ハロゲン化銀写真感光材料の処理方
法に関し、詳しくはイメージセッター用印刷製版ハロゲ
ン化銀写真感光材料及びイメージセッター用印刷製版ハ
ロゲン化銀写真感光材料の処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ある種のハロゲン化銀を用いて、
極めてコントラストの高い写真画像を形成するために、
リス型ハロゲン化銀写真感光材料の現像処理方法が当業
界においてよく知られているが、原理的に亜硫酸濃度を
高くできないため、空気酸化に不安定といった欠点があ
った。この為特定の高活性なヒドラジン化合物を添加
し、良好な保存安定性を有する現像液で処理して、超硬
調のネガ画像を形成するシステムが提案されている。し
かしランニング処理での現像液の活性の変化により安定
性が劣化するという問題があった。
極めてコントラストの高い写真画像を形成するために、
リス型ハロゲン化銀写真感光材料の現像処理方法が当業
界においてよく知られているが、原理的に亜硫酸濃度を
高くできないため、空気酸化に不安定といった欠点があ
った。この為特定の高活性なヒドラジン化合物を添加
し、良好な保存安定性を有する現像液で処理して、超硬
調のネガ画像を形成するシステムが提案されている。し
かしランニング処理での現像液の活性の変化により安定
性が劣化するという問題があった。
【0003】一方、地球環境保全の観点より写真処理廃
液の低減が望まれているが、現状ではランニング処理で
の現像液の安定性を維持するために現像液の補充量を増
して処理しなくてはならず、上記写真処理廃液の低減と
は逆行し問題であり、改良が大きく望まれている。
液の低減が望まれているが、現状ではランニング処理で
の現像液の安定性を維持するために現像液の補充量を増
して処理しなくてはならず、上記写真処理廃液の低減と
は逆行し問題であり、改良が大きく望まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の事情に
鑑みてなされたものであり、その目的は低補充処理にお
いてランニング前後での性能の劣化の少ないハロゲン化
銀写真感光材料及び、ランニング前後での性能の劣化の
少ないハロゲン化銀写真感光材料の処理方法を提供する
ことにある。
鑑みてなされたものであり、その目的は低補充処理にお
いてランニング前後での性能の劣化の少ないハロゲン化
銀写真感光材料及び、ランニング前後での性能の劣化の
少ないハロゲン化銀写真感光材料の処理方法を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は下記
構成により達成される。
構成により達成される。
【0006】1.ヒドラジン化合物を感光材料1m2あ
たり1×10-4g〜5×10-3g含有することを特徴と
するハロゲン化銀写真感光材料。
たり1×10-4g〜5×10-3g含有することを特徴と
するハロゲン化銀写真感光材料。
【0007】2.前記一般式〔Na〕または〔Nb〕で
表される化合物を感光材料1m2あたり5×10-4g〜
2×10-2g含有することを特徴とする前記1に記載の
ハロゲン化銀写真感光材料。
表される化合物を感光材料1m2あたり5×10-4g〜
2×10-2g含有することを特徴とする前記1に記載の
ハロゲン化銀写真感光材料。
【0008】3.前記1または2に記載のハロゲン化銀
写真感光材料を、自動現像機を用いて、ハロゲン化銀写
真感光材料大全一枚あたりの現像液の補充量が40ml
以下でランニング処理を行うことを特徴とするハロゲン
化銀写真感光材料の処理方法。
写真感光材料を、自動現像機を用いて、ハロゲン化銀写
真感光材料大全一枚あたりの現像液の補充量が40ml
以下でランニング処理を行うことを特徴とするハロゲン
化銀写真感光材料の処理方法。
【0009】4.実質的にハイドロキノンを含有せず、
前記一般式〔A〕で表される化合物を現像主薬として含
有する現像液(及び現像補充液)を用いて自動現像機で
ランニング処理することを特徴とする前記3に記載のハ
ロゲン化銀写真感光材料の処理方法。
前記一般式〔A〕で表される化合物を現像主薬として含
有する現像液(及び現像補充液)を用いて自動現像機で
ランニング処理することを特徴とする前記3に記載のハ
ロゲン化銀写真感光材料の処理方法。
【0010】5.現像補充液が固体処理剤から調製され
たものであることを特徴とする前記3または4に記載の
ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法。
たものであることを特徴とする前記3または4に記載の
ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法。
【0011】以下本発明について詳細に説明する。本発
明では、自動現像機でのランニング処理による現像液の
劣化を抑えることのできる印刷製版用ハロゲン化銀写真
感光材料及び該自動現像機でのランニング処理を行って
補充液の置換率が99%以上になったときの感度が、新
液状態の感度に対して±5%以内であることを特徴とす
る。好ましくは新液状態の感度に対し±3%以内であ
る。補充液の置換率が99%以上になったときの感度
が、新液状態の感度に対して+5%以上であると、ラン
ニングでの感度上昇と共に、カブリや黒ポツの増加が懸
念される。又、補充液の置換率が99%以上になったと
きの感度、その他の写真性能は、新液状態から出来るだ
け変わらない方が好ましい。
明では、自動現像機でのランニング処理による現像液の
劣化を抑えることのできる印刷製版用ハロゲン化銀写真
感光材料及び該自動現像機でのランニング処理を行って
補充液の置換率が99%以上になったときの感度が、新
液状態の感度に対して±5%以内であることを特徴とす
る。好ましくは新液状態の感度に対し±3%以内であ
る。補充液の置換率が99%以上になったときの感度
が、新液状態の感度に対して+5%以上であると、ラン
ニングでの感度上昇と共に、カブリや黒ポツの増加が懸
念される。又、補充液の置換率が99%以上になったと
きの感度、その他の写真性能は、新液状態から出来るだ
け変わらない方が好ましい。
【0012】現状において、ハロゲン化銀写真感光材料
を自動現像機でランニング処理する際には、現像液の安
定性を維持するために現像液に一定量の現像補充液を感
光材料の処理面積に応じて補充しつつ処理を行う必要が
ある。前記ヒドラジンを含有するハロゲン化銀写真感光
材料を処理する際、現像液の安定性を維持しつつ例えば
前記のような感度の変動を±5%以内に抑えるために
は、前記写真処理廃液の低減とは逆行し補充量を増量し
て処理しなければならず問題であり、改良が大きく望ま
れている。特にイメージセッター用印刷製版ハロゲン化
銀写真感光材料の処理においては、この現像補充量とし
ては通常、感光材料大全1枚当たり50〜100mlの
範囲に補充量が設定されるが、まだまだ補充量が多く自
動現像機のメンテナンスの面からも低減が望まれてい
る。本発明においては現像液補充量として、感光材料大
全サイズフィルム一枚あたり40ml以下という低補充
でランニング処理する方法について検討したものであ
り、この補充量においてもランニング処理による現像液
の劣化を抑えることのできる印刷製版用ハロゲン化銀写
真感光材料、特にイメージセッター用印刷製版ハロゲン
化銀写真感光材料、及び該感光材料を用いて前記の様な
低補充条件で安定な特性が得られることを見いだしたも
のである。
を自動現像機でランニング処理する際には、現像液の安
定性を維持するために現像液に一定量の現像補充液を感
光材料の処理面積に応じて補充しつつ処理を行う必要が
ある。前記ヒドラジンを含有するハロゲン化銀写真感光
材料を処理する際、現像液の安定性を維持しつつ例えば
前記のような感度の変動を±5%以内に抑えるために
は、前記写真処理廃液の低減とは逆行し補充量を増量し
て処理しなければならず問題であり、改良が大きく望ま
れている。特にイメージセッター用印刷製版ハロゲン化
銀写真感光材料の処理においては、この現像補充量とし
ては通常、感光材料大全1枚当たり50〜100mlの
範囲に補充量が設定されるが、まだまだ補充量が多く自
動現像機のメンテナンスの面からも低減が望まれてい
る。本発明においては現像液補充量として、感光材料大
全サイズフィルム一枚あたり40ml以下という低補充
でランニング処理する方法について検討したものであ
り、この補充量においてもランニング処理による現像液
の劣化を抑えることのできる印刷製版用ハロゲン化銀写
真感光材料、特にイメージセッター用印刷製版ハロゲン
化銀写真感光材料、及び該感光材料を用いて前記の様な
低補充条件で安定な特性が得られることを見いだしたも
のである。
【0013】本発明のハロゲン化銀写真感光材料は少な
くとも1種のヒドラジン化合物を含有する。硬調化剤と
して機能するヒドラジン化合物としては、下記一般式
〔H〕で表される化合物が好ましい。
くとも1種のヒドラジン化合物を含有する。硬調化剤と
して機能するヒドラジン化合物としては、下記一般式
〔H〕で表される化合物が好ましい。
【0014】
【化3】
【0015】式中、Aはアリール基、又は硫黄原子又は
酸素原子を少なくとも1個を含む複素環を表し、Gは−
(CO)n−基、スルホニル基、スルホキシ基、−P
(=O)R2−基、又はイミノメチレン基を表し、nは
1又は2の整数を表し、A1、A 2はともに水素原子或い
は一方が水素原子で他方が置換もしくは無置換のアルキ
ルスルホニル基、又は置換もしくは無置換のアシル基を
表し、Rは水素原子、各々置換もしくは無置換のアルキ
ル基、アルケニル基、アリール基、アルコキシ基、アル
ケニルオキシ基、アリールオキシ基、ヘテロ環オキシ
基、アミノ基、カルバモイル基、又はオキシカルボニル
基を表す。R2は各々置換もしくは無置換のアルキル
基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、アルコ
キシ基、アルケニルオキシ基、アルキニルオキシ基、ア
リールオキシ基、アミノ基等を表す。
酸素原子を少なくとも1個を含む複素環を表し、Gは−
(CO)n−基、スルホニル基、スルホキシ基、−P
(=O)R2−基、又はイミノメチレン基を表し、nは
1又は2の整数を表し、A1、A 2はともに水素原子或い
は一方が水素原子で他方が置換もしくは無置換のアルキ
ルスルホニル基、又は置換もしくは無置換のアシル基を
表し、Rは水素原子、各々置換もしくは無置換のアルキ
ル基、アルケニル基、アリール基、アルコキシ基、アル
ケニルオキシ基、アリールオキシ基、ヘテロ環オキシ
基、アミノ基、カルバモイル基、又はオキシカルボニル
基を表す。R2は各々置換もしくは無置換のアルキル
基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、アルコ
キシ基、アルケニルオキシ基、アルキニルオキシ基、ア
リールオキシ基、アミノ基等を表す。
【0016】一般式〔H〕で表される化合物のうち、更
に好ましくは下記一般式〔Ha〕で表される化合物であ
る。
に好ましくは下記一般式〔Ha〕で表される化合物であ
る。
【0017】
【化4】
【0018】式中、R1は脂肪族基(例えばオクチル
基、デシル基)、芳香族基(例えばフェニル基、2−ヒ
ドロキシフェニル基、クロロフェニル基)又は複素環基
(例えばピリジル基、チエニル基、フリル基)を表し、
これらの基は更に適当な置換基で置換されたものが好ま
しく用いられる。更に、R1には、バラスト基又はハロ
ゲン化銀吸着促進基を少なくとも一つ含むことが好まし
い。
基、デシル基)、芳香族基(例えばフェニル基、2−ヒ
ドロキシフェニル基、クロロフェニル基)又は複素環基
(例えばピリジル基、チエニル基、フリル基)を表し、
これらの基は更に適当な置換基で置換されたものが好ま
しく用いられる。更に、R1には、バラスト基又はハロ
ゲン化銀吸着促進基を少なくとも一つ含むことが好まし
い。
【0019】バラスト基としてはカプラーなどの不動性
写真用添加剤にて常用されるバラスト基が好ましく、バ
ラスト基としては炭素数8以上の写真性に対して比較的
不活性である例えばアルキル基、アルケニル基、アルキ
ニル基、アルコキシ基、フェニル基、フェノキシ基、ア
ルキルフェノキシ基などが挙げられる。
写真用添加剤にて常用されるバラスト基が好ましく、バ
ラスト基としては炭素数8以上の写真性に対して比較的
不活性である例えばアルキル基、アルケニル基、アルキ
ニル基、アルコキシ基、フェニル基、フェノキシ基、ア
ルキルフェノキシ基などが挙げられる。
【0020】ハロゲン化銀吸着促進基としては、チオ尿
素、チオウレタン基、メルカプト基、チオエーテル基、
チオン基、複素環基、チオアミド複素環基、メルカプト
複素環基、或いは特開昭64−90439号に記載の吸
着基などが挙げられる。
素、チオウレタン基、メルカプト基、チオエーテル基、
チオン基、複素環基、チオアミド複素環基、メルカプト
複素環基、或いは特開昭64−90439号に記載の吸
着基などが挙げられる。
【0021】一般式〔Ha〕において、Xはフェニル基
に置換可能な基を表し、mは0〜4の整数を表し、mが
2以上の場合Xは同じであっても異なってもよい。又A
3、A4は一般式〔H〕におけるA1及びA2と同義であ
り、ともに水素原子であることが好ましい。
に置換可能な基を表し、mは0〜4の整数を表し、mが
2以上の場合Xは同じであっても異なってもよい。又A
3、A4は一般式〔H〕におけるA1及びA2と同義であ
り、ともに水素原子であることが好ましい。
【0022】一般式〔Ha〕において、Gはカルボニル
基、スルホニル基、スルホキシ基、ホスホリル基又はイ
ミノメチレン基を表すが、Gはカルボニル基が好まし
い。
基、スルホニル基、スルホキシ基、ホスホリル基又はイ
ミノメチレン基を表すが、Gはカルボニル基が好まし
い。
【0023】一般式〔Ha〕において、R2としては水
素原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、ア
リル基、複素環基、アルコキシ基、水酸基、アミノ基、
カルバモイル基、オキシカルボニル基を表す。最も好ま
しいR2としては、−COOR3基及び−CON(R4)
(R5)基が挙げられる(R3はアルキニル基又は飽和複
素環基を表し、R4は水素原子、アルキル基、アルケニ
ル基、アルキニル基、アリール基又は複素環基を表し、
R5はアルケニル基、アルキニル基、飽和複素環基、ヒ
ドロキシ基又はアルコキシ基を表す)。
素原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、ア
リル基、複素環基、アルコキシ基、水酸基、アミノ基、
カルバモイル基、オキシカルボニル基を表す。最も好ま
しいR2としては、−COOR3基及び−CON(R4)
(R5)基が挙げられる(R3はアルキニル基又は飽和複
素環基を表し、R4は水素原子、アルキル基、アルケニ
ル基、アルキニル基、アリール基又は複素環基を表し、
R5はアルケニル基、アルキニル基、飽和複素環基、ヒ
ドロキシ基又はアルコキシ基を表す)。
【0024】次に一般式〔H〕で表される化合物の具体
例を以下に示すが、本発明はこれらに限定されるもので
はない。
例を以下に示すが、本発明はこれらに限定されるもので
はない。
【0025】
【化5】
【0026】
【化6】
【0027】
【化7】
【0028】
【化8】
【0029】
【化9】
【0030】
【化10】
【0031】本発明に係るヒドラジン誘導体は、公知の
方法により合成することができ、その他の好ましいヒド
ラジン化合物の具体例としては、米国特許第5,22
9,248号第4カラム〜第60カラムに記載されてい
る(1)〜(252)である。添加量、その使用法等に
ついては特開平11−271945号公報等、公知の文
献に詳しく記載がある。
方法により合成することができ、その他の好ましいヒド
ラジン化合物の具体例としては、米国特許第5,22
9,248号第4カラム〜第60カラムに記載されてい
る(1)〜(252)である。添加量、その使用法等に
ついては特開平11−271945号公報等、公知の文
献に詳しく記載がある。
【0032】ヒドラジン化合物はハロゲン化銀乳剤層側
の層ならばどの層にも用いることができるが、好ましく
はハロゲン化銀乳剤層又はその隣接層に用いることが好
ましい。ヒドラジン化合物はハロゲン化銀写真感光材料
中に含有させることによって写真特性を硬調化する作用
を有している。添加量はハロゲン化銀粒子の粒径、ハロ
ゲン組成、化学増感の程度、抑制剤の種類などにより最
適量は異なるが、これまでは例えば特開平1−1167
19号にも記載されているように1×10-3g〜1×1
0-1g、通常は1×10-2g(感光材料1m2あたり)
の範囲で用いられてきた。しかしながら、ヒドラジン化
合物は、強い還元性の化合物であるため、感光材料の特
性のみでなく処理液、特に現像液中に流れ出したとき、
処理液(現像液)の安定性に影響を及ぼし自動現像機で
のランニング処理により感度が変動しやすいという特徴
を有している。即ち、通常の自動現像機によるランニン
グ処理を行ったとき、新液による現像によって得られる
感度と、例えば、長時間ランニング処理を行って現像液
新液に対する現像補充液の置換率が高くなってきたとき
の感度が変動する。これは特に現像補充液量を従来に比
較して少なくした場合に顕著となり、例えば40ml以
下という本発明におけるが如き少ない補充量でランニン
グ処理を行った場合に感度変動が大きくなり実用に耐え
ない。
の層ならばどの層にも用いることができるが、好ましく
はハロゲン化銀乳剤層又はその隣接層に用いることが好
ましい。ヒドラジン化合物はハロゲン化銀写真感光材料
中に含有させることによって写真特性を硬調化する作用
を有している。添加量はハロゲン化銀粒子の粒径、ハロ
ゲン組成、化学増感の程度、抑制剤の種類などにより最
適量は異なるが、これまでは例えば特開平1−1167
19号にも記載されているように1×10-3g〜1×1
0-1g、通常は1×10-2g(感光材料1m2あたり)
の範囲で用いられてきた。しかしながら、ヒドラジン化
合物は、強い還元性の化合物であるため、感光材料の特
性のみでなく処理液、特に現像液中に流れ出したとき、
処理液(現像液)の安定性に影響を及ぼし自動現像機で
のランニング処理により感度が変動しやすいという特徴
を有している。即ち、通常の自動現像機によるランニン
グ処理を行ったとき、新液による現像によって得られる
感度と、例えば、長時間ランニング処理を行って現像液
新液に対する現像補充液の置換率が高くなってきたとき
の感度が変動する。これは特に現像補充液量を従来に比
較して少なくした場合に顕著となり、例えば40ml以
下という本発明におけるが如き少ない補充量でランニン
グ処理を行った場合に感度変動が大きくなり実用に耐え
ない。
【0033】本発明者らは、該ヒドラジン化合物に着目
し該ヒドラジン化合物のハロゲン化銀写真感光材料(ハ
ロゲン化銀)に対する添加量を調整することで、おそら
く感光材料からの該化合物及び該化合物に由来する生成
物の現像液への流出が少なくなるためと思われるが、ハ
ロゲン化銀写真感光材料大全1枚当たり40ml以下と
いう低補充でのランニング安定性(感度の変動)が飛躍
的に改善されることを見いだした。
し該ヒドラジン化合物のハロゲン化銀写真感光材料(ハ
ロゲン化銀)に対する添加量を調整することで、おそら
く感光材料からの該化合物及び該化合物に由来する生成
物の現像液への流出が少なくなるためと思われるが、ハ
ロゲン化銀写真感光材料大全1枚当たり40ml以下と
いう低補充でのランニング安定性(感度の変動)が飛躍
的に改善されることを見いだした。
【0034】本発明においては、ハロゲン化銀感光材料
1m2あたりのヒドラジンの添加量として1×10-4g
〜5×10-3g、好ましくは3×10-4〜3×10
-3g、更に好ましいのは5×10-4〜2×10-3gの範
囲で用いる。ハロゲン化銀感光材料1m2あたりの添加
量がこの範囲にある限り、実質的にヒドラジン化合物に
よるハロゲン化銀感光材料の硬調化の効果を損なうこと
なく、処理安定性は大きく改善される。
1m2あたりのヒドラジンの添加量として1×10-4g
〜5×10-3g、好ましくは3×10-4〜3×10
-3g、更に好ましいのは5×10-4〜2×10-3gの範
囲で用いる。ハロゲン化銀感光材料1m2あたりの添加
量がこの範囲にある限り、実質的にヒドラジン化合物に
よるハロゲン化銀感光材料の硬調化の効果を損なうこと
なく、処理安定性は大きく改善される。
【0035】本発明の様にヒドラジン量が少ないハロゲ
ン化銀写真感光材料を自動現像機を用いた低補充処理と
組み合わせることで、ハロゲン化銀写真感光材料の硬調
化特性がよく維持され、かつ、ランニング処理における
安定性が改善されるということは予想外であった。
ン化銀写真感光材料を自動現像機を用いた低補充処理と
組み合わせることで、ハロゲン化銀写真感光材料の硬調
化特性がよく維持され、かつ、ランニング処理における
安定性が改善されるということは予想外であった。
【0036】更に、前記ヒドラジンを硬調化剤として用
いた場合に、その硬調化を促進するために造核促進剤を
用いることが好ましく、造核促進剤としては、前記一般
式〔Na〕又は〔Nb〕で表される化合物があげられ
る。
いた場合に、その硬調化を促進するために造核促進剤を
用いることが好ましく、造核促進剤としては、前記一般
式〔Na〕又は〔Nb〕で表される化合物があげられ
る。
【0037】本発明においては、ヒドラジン化合物に加
え、これらの造核促進剤についても感光材料中の添加量
を調整することがより好ましく、ハロゲン化銀感光材料
1m 2あたり5×10-4g〜2×10-2g、更に好まし
いのは1.0×10-3〜1.0×10-2gの範囲にした
とき好ましい特性が得られる。
え、これらの造核促進剤についても感光材料中の添加量
を調整することがより好ましく、ハロゲン化銀感光材料
1m 2あたり5×10-4g〜2×10-2g、更に好まし
いのは1.0×10-3〜1.0×10-2gの範囲にした
とき好ましい特性が得られる。
【0038】前記一般式〔Na〕で表される化合物のう
ち特に好ましいのは脂肪族の3級アミン化合物である。
一般式〔Na〕で表される化合物は分子中に耐拡散性基
又はハロゲン化銀吸着基を有するものが好ましい。耐拡
散性を有するためには分子量100以上の化合物が好ま
しく、分子量300以上が特に好ましい。又、好ましい
吸着基としては複素環、メルカプト基、チオエーテル
基、セレノエーテル基、チオン基、チオウレア基などが
挙げられる。一般式〔Na〕で表される化合物として特
に好ましいものは分子中にハロゲン吸着基としてチオエ
ーテル基を少なくとも一つ有する化合物である。
ち特に好ましいのは脂肪族の3級アミン化合物である。
一般式〔Na〕で表される化合物は分子中に耐拡散性基
又はハロゲン化銀吸着基を有するものが好ましい。耐拡
散性を有するためには分子量100以上の化合物が好ま
しく、分子量300以上が特に好ましい。又、好ましい
吸着基としては複素環、メルカプト基、チオエーテル
基、セレノエーテル基、チオン基、チオウレア基などが
挙げられる。一般式〔Na〕で表される化合物として特
に好ましいものは分子中にハロゲン吸着基としてチオエ
ーテル基を少なくとも一つ有する化合物である。
【0039】以下にこれら造核促進剤の具体的化合物例
を挙げる。
を挙げる。
【0040】
【化11】
【0041】
【化12】
【0042】
【化13】
【0043】
【化14】
【0044】前記一般式〔Nb〕で表される化合物とし
ては、分子内に耐拡散性基又はハロゲン化銀吸着基を有
するものが好ましい。好ましい耐拡散性をもたせるため
の分子量は120以上が好ましく、特に好ましくは30
0以上である。又、好ましいハロゲン化銀吸着基として
は一般式〔H〕で表される化合物のハロゲン化銀吸着基
と同義の基が挙げられる。
ては、分子内に耐拡散性基又はハロゲン化銀吸着基を有
するものが好ましい。好ましい耐拡散性をもたせるため
の分子量は120以上が好ましく、特に好ましくは30
0以上である。又、好ましいハロゲン化銀吸着基として
は一般式〔H〕で表される化合物のハロゲン化銀吸着基
と同義の基が挙げられる。
【0045】一般式〔Nb〕の具体的化合物としては以
下に示すものが挙げられる。
下に示すものが挙げられる。
【0046】
【化15】
【0047】
【化16】
【0048】この様に、従来よりもヒドラジン化合物及
び好ましくは造核促進剤となる化合物を減量することに
よって、これを現状での補充量50ml〜100ml
(感光材料大全1枚あたり)より少ない補充量でランニ
ング処理を行った場合の感度変動が大きく改善される。
本発明においては、自動現像機で長期にランニングを行
った時、即ち、現像補充液の置換率が高くなったときに
効果が高く、現像液の補充量は、ハロゲン化銀写真感光
材料大全1枚当たり40ml以下であり、好ましくは大
全1枚当たり30〜40mlである。
び好ましくは造核促進剤となる化合物を減量することに
よって、これを現状での補充量50ml〜100ml
(感光材料大全1枚あたり)より少ない補充量でランニ
ング処理を行った場合の感度変動が大きく改善される。
本発明においては、自動現像機で長期にランニングを行
った時、即ち、現像補充液の置換率が高くなったときに
効果が高く、現像液の補充量は、ハロゲン化銀写真感光
材料大全1枚当たり40ml以下であり、好ましくは大
全1枚当たり30〜40mlである。
【0049】その他の本発明においては、更に、上記の
量を超えない範囲で、以下に示す造核促進化合物を用い
る事も好ましい。例えば、特開平6−258751号に
記載されている例示(2−1)〜(2−20)の化合物
及び同6−258751号記載の(3−1)〜(3−
6)、特開平7−270957号記載のオニウム塩化合
物、特開平7−104420号の一般式Iの化合物、特
開平2−103536号第17頁右下欄19行目〜第1
8頁右上欄4行目及び同右下欄1行目から5行目、更に
特開平1−237538号記載のチオスルホン酸化合物
等が挙げられる。
量を超えない範囲で、以下に示す造核促進化合物を用い
る事も好ましい。例えば、特開平6−258751号に
記載されている例示(2−1)〜(2−20)の化合物
及び同6−258751号記載の(3−1)〜(3−
6)、特開平7−270957号記載のオニウム塩化合
物、特開平7−104420号の一般式Iの化合物、特
開平2−103536号第17頁右下欄19行目〜第1
8頁右上欄4行目及び同右下欄1行目から5行目、更に
特開平1−237538号記載のチオスルホン酸化合物
等が挙げられる。
【0050】造核促進剤の添加量、添加方法はやはり前
記特開平11−271945号公報に詳しく記載されて
いる。
記特開平11−271945号公報に詳しく記載されて
いる。
【0051】低補充量であるにも係わらず、処理変動が
改善された本発明の感光材料の処理方法においては、感
光材料の処理面積に比例した一定の現像液及び定着液を
補充しながら処理する場合において、前記の如く、現像
液の補充量は、ハロゲン化銀写真感光材料大全1枚当た
り40ml以下であり、好ましくは大全1枚当たり30
〜40mlである。又、定着液の補充量は、大全1枚当
たり40〜80mlであることが好ましい。
改善された本発明の感光材料の処理方法においては、感
光材料の処理面積に比例した一定の現像液及び定着液を
補充しながら処理する場合において、前記の如く、現像
液の補充量は、ハロゲン化銀写真感光材料大全1枚当た
り40ml以下であり、好ましくは大全1枚当たり30
〜40mlである。又、定着液の補充量は、大全1枚当
たり40〜80mlであることが好ましい。
【0052】ここでいう補充量とは、補充される液の量
を示し、具体的には、定着液、現像液の母液と同じ液を
補充する場合はそれぞれの液の量であり、濃縮定着液、
濃縮現像液を水で希釈した液で補充される場合はそれぞ
れの濃縮液と水の合計量であり、固体処理剤の場合は固
体処理剤を水で溶解したときの容積である。
を示し、具体的には、定着液、現像液の母液と同じ液を
補充する場合はそれぞれの液の量であり、濃縮定着液、
濃縮現像液を水で希釈した液で補充される場合はそれぞ
れの濃縮液と水の合計量であり、固体処理剤の場合は固
体処理剤を水で溶解したときの容積である。
【0053】現像補充液及び定着補充液は、それぞれ自
動現像機のタンク内の現像母液及び定着母液と同じ液で
あっても異なった液であってもよい。
動現像機のタンク内の現像母液及び定着母液と同じ液で
あっても異なった液であってもよい。
【0054】これらの本発明の感光材料を用いる事によ
って、これを現像する際に、前記の様に低補充液量に
て、自動現像機を用いての長期のランニング処理を行
い、現像液の現像補充液による置換率が99%に達した
場合にも、新液での現像処理時に比べての感度の変動幅
は±5%以内、更に好ましい状態においては、新液状態
の感度に対し±3%以内で変動せず安定な処理がえられ
る。
って、これを現像する際に、前記の様に低補充液量に
て、自動現像機を用いての長期のランニング処理を行
い、現像液の現像補充液による置換率が99%に達した
場合にも、新液での現像処理時に比べての感度の変動幅
は±5%以内、更に好ましい状態においては、新液状態
の感度に対し±3%以内で変動せず安定な処理がえられ
る。
【0055】本発明においては、現像補充液量がハロゲ
ン化銀写真感光材料大全1枚当たり40ml以下という
小さい場合に本発明の感光材料と組み合わせることによ
る効果は顕著であり、補充液量がこれより多い場合には
むしろ過補充となり感度の変動幅は大きくなり安定性が
おちてくる。
ン化銀写真感光材料大全1枚当たり40ml以下という
小さい場合に本発明の感光材料と組み合わせることによ
る効果は顕著であり、補充液量がこれより多い場合には
むしろ過補充となり感度の変動幅は大きくなり安定性が
おちてくる。
【0056】現像補充液の置換率とは、現像タンク中の
新液がその後感光材料を処理する毎に補充を受け、新液
が補充液によって徐々に希釈されるが、希釈によって置
換される割合を示し、算術的な計算により算出できるも
のである。
新液がその後感光材料を処理する毎に補充を受け、新液
が補充液によって徐々に希釈されるが、希釈によって置
換される割合を示し、算術的な計算により算出できるも
のである。
【0057】本発明においては、現像液として、実質的
にハイドロキノンを含まず、前記一般式(A)で表され
る化合物を現像主薬とするものを用いることが好まし
い。一般式(A)で表される現像主薬は代表的にはアス
コルビン酸或いはエリソルビン酸とその塩又はそれらか
ら誘導される誘導体であり、市販品として入手できる
か、或いは容易に公知の合成方法により合成することが
出来る。
にハイドロキノンを含まず、前記一般式(A)で表され
る化合物を現像主薬とするものを用いることが好まし
い。一般式(A)で表される現像主薬は代表的にはアス
コルビン酸或いはエリソルビン酸とその塩又はそれらか
ら誘導される誘導体であり、市販品として入手できる
か、或いは容易に公知の合成方法により合成することが
出来る。
【0058】本発明において、実質的にハイドロキノン
を含有しないとは、現像液1L当たり0.01モル未満
の量であることをいう。
を含有しないとは、現像液1L当たり0.01モル未満
の量であることをいう。
【0059】一般式〔A〕で表される化合物において、
R1とR2が互いに結合して環を形成した下記一般式〔A
−a〕で表される化合物が特に好ましい。
R1とR2が互いに結合して環を形成した下記一般式〔A
−a〕で表される化合物が特に好ましい。
【0060】
【化17】
【0061】一般式〔A−a〕において、R3は水素原
子、置換もしくは未置換のアルキル基、置換もしくは無
置換のアリール基、置換もしくは未置換のアミノ基、置
換もしくは無置換のアルコキシ基、スルホ基、カルボキ
シル基、アミド基又はスルホンアミド基を表し、Y1は
O又はSを表し、Y2はO、S又はNR4を表す。R4は
置換もしくは無置換のアルキル基又は置換もしくは無置
換のアリール基を表す。M1及びM2は各々、水素原子又
はアルカリ金属原子を表す。
子、置換もしくは未置換のアルキル基、置換もしくは無
置換のアリール基、置換もしくは未置換のアミノ基、置
換もしくは無置換のアルコキシ基、スルホ基、カルボキ
シル基、アミド基又はスルホンアミド基を表し、Y1は
O又はSを表し、Y2はO、S又はNR4を表す。R4は
置換もしくは無置換のアルキル基又は置換もしくは無置
換のアリール基を表す。M1及びM2は各々、水素原子又
はアルカリ金属原子を表す。
【0062】前記一般式〔A〕又は一般式〔A−a〕に
おけるアルキル基としては、低級アルキル基が好まし
く、たとえば炭素数1〜5のアルキル基であり、アミノ
基としては無置換のアミノ基あるいは低級アルキル基で
置換されたアミノ基が好ましく、アルコキシ基としては
低級アルコキシ基が好ましく、アリール基としては好ま
しくはフェニル基あるいはナフチル基等であり、これら
の基は置換基を有していてもよく、置換しうる基として
は、ヒドロキシル基、ハロゲン原子、アルコキシ基、ス
ルホ基、カルボキシル基、アミド基、スルホンアミド基
等が好ましい置換基として挙げられる。
おけるアルキル基としては、低級アルキル基が好まし
く、たとえば炭素数1〜5のアルキル基であり、アミノ
基としては無置換のアミノ基あるいは低級アルキル基で
置換されたアミノ基が好ましく、アルコキシ基としては
低級アルコキシ基が好ましく、アリール基としては好ま
しくはフェニル基あるいはナフチル基等であり、これら
の基は置換基を有していてもよく、置換しうる基として
は、ヒドロキシル基、ハロゲン原子、アルコキシ基、ス
ルホ基、カルボキシル基、アミド基、スルホンアミド基
等が好ましい置換基として挙げられる。
【0063】本発明に係る前記一般式〔A〕又は一般式
〔A−a〕で表される具体的化合物例を以下に示すが、
本発明はこれらに限定されるものではない。
〔A−a〕で表される具体的化合物例を以下に示すが、
本発明はこれらに限定されるものではない。
【0064】
【化18】
【0065】
【化19】
【0066】これらの化合物は、代表的にはアスコルビ
ン酸又はエリソルビン酸と、その塩又はそれらから誘導
される誘導体であり、市販品として入手できるか、ある
いは容易に公知の合成法により合成することができる。
ン酸又はエリソルビン酸と、その塩又はそれらから誘導
される誘導体であり、市販品として入手できるか、ある
いは容易に公知の合成法により合成することができる。
【0067】又、本発明においては、現像主薬として、
3−ピラゾリドン類(例えば1−フェニル−3−ピラゾ
リドン、1−フェニル−4−メチル−3−ピラゾリド
ン、1−フェニル−4,4−ジメチル−3−ピラゾリド
ン、1−フェニル−4−エチル−3−ピラゾリドン、1
−フェニル−5−メチル−3−ピラゾリドン等)やアミ
ノフェノール類(例えばo−アミノフェノール、p−ア
ミノフェノール、N−メチル−o−アミノフェノール、
N−メチル−p−アミノフェノール、2,4−ジアミノ
フェノール等)の現像主薬を組み合わせて使用すること
が出来る。組み合わせて使用する場合、3−ピラゾリド
ン類やアミノフェノール類の現像主薬は、通常現像液1
L当たり0.01〜1.4モルの量で用いられるのが好
ましい。
3−ピラゾリドン類(例えば1−フェニル−3−ピラゾ
リドン、1−フェニル−4−メチル−3−ピラゾリド
ン、1−フェニル−4,4−ジメチル−3−ピラゾリド
ン、1−フェニル−4−エチル−3−ピラゾリドン、1
−フェニル−5−メチル−3−ピラゾリドン等)やアミ
ノフェノール類(例えばo−アミノフェノール、p−ア
ミノフェノール、N−メチル−o−アミノフェノール、
N−メチル−p−アミノフェノール、2,4−ジアミノ
フェノール等)の現像主薬を組み合わせて使用すること
が出来る。組み合わせて使用する場合、3−ピラゾリド
ン類やアミノフェノール類の現像主薬は、通常現像液1
L当たり0.01〜1.4モルの量で用いられるのが好
ましい。
【0068】現像液には、前記現像主薬の他、保恒剤
(亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウム、亜硫酸アンモニ
ウム、メタ重亜硫酸ナトリウム等の亜硫酸塩、メタ重亜
硫酸塩)、アルカリ剤(水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム等)及びpH緩衝剤(例えば炭酸塩、燐酸塩、硼酸
塩、硼酸、酢酸、枸櫞酸、アルカノールアミン等)が添
加されることが好ましい。亜硫酸塩は0.25モル/L
以上、好ましくは0.4モル/L以上で用いる。pH緩
衝剤としては、炭酸塩が好ましく、その添加量は1L当
たり0.5〜2.5モルが好ましく、更に好ましくは、
0.75〜1.5モルの範囲である。又、必要により銀
スラッジ防止剤(メルカプト基含有化合物等)、溶解助
剤(ポリエチレングリコール類、それらのエステル、ア
ルカノールアミン等)、増感剤(ポリオキシエチレン類
を含む非イオン界面活性剤、四級アンモニウム化合物
等)、界面活性剤、消泡剤、カブリ防止剤(臭化カリウ
ム、臭化ナトリウムの如きハロゲン化物、ニトロベンズ
インダゾール、ニトロベンズイミダゾール、ベンゾトリ
アゾール、ベンゾチアゾール、テトラゾール類、チアゾ
ール類等)、キレート化剤(エチレンジアミン四酢酸又
はそのアルカリ金属塩、ニトリロ三酢酸塩、ポリ燐酸塩
等)、現像促進剤(米国特許第2,304,025号、
特公昭47−45541号に記載の化合物等)、硬膜剤
(グルタルアルデヒド又は、その重亜硫酸塩付加物
等)、或いは消泡剤等を添加することができる。現像液
のpHは7.5以上10.5未満に調整されることが好
ましい。更に好ましくは、pH8.5以上9.4以下で
ある。
(亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウム、亜硫酸アンモニ
ウム、メタ重亜硫酸ナトリウム等の亜硫酸塩、メタ重亜
硫酸塩)、アルカリ剤(水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム等)及びpH緩衝剤(例えば炭酸塩、燐酸塩、硼酸
塩、硼酸、酢酸、枸櫞酸、アルカノールアミン等)が添
加されることが好ましい。亜硫酸塩は0.25モル/L
以上、好ましくは0.4モル/L以上で用いる。pH緩
衝剤としては、炭酸塩が好ましく、その添加量は1L当
たり0.5〜2.5モルが好ましく、更に好ましくは、
0.75〜1.5モルの範囲である。又、必要により銀
スラッジ防止剤(メルカプト基含有化合物等)、溶解助
剤(ポリエチレングリコール類、それらのエステル、ア
ルカノールアミン等)、増感剤(ポリオキシエチレン類
を含む非イオン界面活性剤、四級アンモニウム化合物
等)、界面活性剤、消泡剤、カブリ防止剤(臭化カリウ
ム、臭化ナトリウムの如きハロゲン化物、ニトロベンズ
インダゾール、ニトロベンズイミダゾール、ベンゾトリ
アゾール、ベンゾチアゾール、テトラゾール類、チアゾ
ール類等)、キレート化剤(エチレンジアミン四酢酸又
はそのアルカリ金属塩、ニトリロ三酢酸塩、ポリ燐酸塩
等)、現像促進剤(米国特許第2,304,025号、
特公昭47−45541号に記載の化合物等)、硬膜剤
(グルタルアルデヒド又は、その重亜硫酸塩付加物
等)、或いは消泡剤等を添加することができる。現像液
のpHは7.5以上10.5未満に調整されることが好
ましい。更に好ましくは、pH8.5以上9.4以下で
ある。
【0069】定着開始液は、通常用いられている濃厚液
キットを水で希釈し用いてもよいが、二種以上の化合物
から成形された固体処理剤の単独物又は混合物を水で溶
解して用いて良い。補充液については、二種以上の化合
物から成形された固体処理剤の単独物又は混合物を水で
溶解して用いるのが好ましい。
キットを水で希釈し用いてもよいが、二種以上の化合物
から成形された固体処理剤の単独物又は混合物を水で溶
解して用いて良い。補充液については、二種以上の化合
物から成形された固体処理剤の単独物又は混合物を水で
溶解して用いるのが好ましい。
【0070】定着液はチオ硫酸塩を含む水溶液であり定
着開始液のpHは4.0以上、好ましくは4.2〜7.
0であり更に好ましくは、4.2〜5.5である。定着
主薬としてはチオ硫酸ナトリウム、チオ硫酸アンモニウ
ムが使用でき、チオ硫酸イオンを必須成分とするもので
あり、臭気の発生を防止する目的からチオ硫酸ナトリウ
ムが特に好ましい。定着主薬の使用量は適宜変えること
ができ、一般には、0.1〜約6モル/Lである。更に
は水溶性アルミニウム塩を0.01モル/Lを越えては
含まないことが好ましい。
着開始液のpHは4.0以上、好ましくは4.2〜7.
0であり更に好ましくは、4.2〜5.5である。定着
主薬としてはチオ硫酸ナトリウム、チオ硫酸アンモニウ
ムが使用でき、チオ硫酸イオンを必須成分とするもので
あり、臭気の発生を防止する目的からチオ硫酸ナトリウ
ムが特に好ましい。定着主薬の使用量は適宜変えること
ができ、一般には、0.1〜約6モル/Lである。更に
は水溶性アルミニウム塩を0.01モル/Lを越えては
含まないことが好ましい。
【0071】定着液には、所望により保恒剤(例えば、
亜硫酸塩、重亜硫酸塩)、pH調整剤(例えば、硫酸、
水酸化ナトリウム)、硬水軟化能のあるキレート剤や特
開昭62−78551号に記載の化合物を含むことがで
きる。
亜硫酸塩、重亜硫酸塩)、pH調整剤(例えば、硫酸、
水酸化ナトリウム)、硬水軟化能のあるキレート剤や特
開昭62−78551号に記載の化合物を含むことがで
きる。
【0072】本発明の処理においては、廃液量の低減の
要望からその定着液補充量、安定化液補充量等について
もそれぞれ感光材料大全フィルム一枚あたり40〜16
0mlが好ましく、更にはそれぞれ大全一枚あたり40
〜80mlである。
要望からその定着液補充量、安定化液補充量等について
もそれぞれ感光材料大全フィルム一枚あたり40〜16
0mlが好ましく、更にはそれぞれ大全一枚あたり40
〜80mlである。
【0073】本発明において水洗工程で水を供給する場
合、感光材料大全一枚あたり155〜4650mlが好
ましく、更には大全一枚あたり310〜3100mlで
ある。
合、感光材料大全一枚あたり155〜4650mlが好
ましく、更には大全一枚あたり310〜3100mlで
ある。
【0074】本発明に用いられる処理剤は、粉末、ペー
スト状、顆粒、錠剤、濃縮液、使用液等いずれの形態で
供給されても構わないが、顆粒、錠剤、濃縮液で供給さ
れることが好ましい。
スト状、顆粒、錠剤、濃縮液、使用液等いずれの形態で
供給されても構わないが、顆粒、錠剤、濃縮液で供給さ
れることが好ましい。
【0075】開始液として用いる場合は、それらを定め
られた様に水に溶解する等して調整して用いる。補充液
として使用する場合は、予め水と混合溶解して用いる
か、直接自現機内に投入して用いるかいずれでも構わな
い。
られた様に水に溶解する等して調整して用いる。補充液
として使用する場合は、予め水と混合溶解して用いる
か、直接自現機内に投入して用いるかいずれでも構わな
い。
【0076】本発明において、現像補充液は固体処理剤
から調製されたものが好ましく、本発明において固形処
理剤とは、粉末処理剤や錠剤、丸薬、顆粒の如き固体処
理剤などであり、必要に応じ防湿加工を施したものであ
る。ペーストやスラリー状は半液状で保存安定性に劣
り、又輸送状の危険を伴い規制を受けるような形状のも
のを除くものであり、これらは本発明の固体処理剤には
含まれない。又、補充液については、二種以上の化合物
から成形された固体処理剤の単独物又は混合物を水で溶
解して用いるのが好ましい。
から調製されたものが好ましく、本発明において固形処
理剤とは、粉末処理剤や錠剤、丸薬、顆粒の如き固体処
理剤などであり、必要に応じ防湿加工を施したものであ
る。ペーストやスラリー状は半液状で保存安定性に劣
り、又輸送状の危険を伴い規制を受けるような形状のも
のを除くものであり、これらは本発明の固体処理剤には
含まれない。又、補充液については、二種以上の化合物
から成形された固体処理剤の単独物又は混合物を水で溶
解して用いるのが好ましい。
【0077】本発明に用いる固体処理剤は、処理液を構
成する成分が2種以上で成形された固体、処理液成分が
全て含有された1種の固体、又は固体が2種以上で処理
液の成分を構成できるもののいずれでも良いが、少なく
とも2種の化合物で成形された固体が少なくとも1種あ
るのが好ましく、成形された固体以外は単体物質でも良
い。
成する成分が2種以上で成形された固体、処理液成分が
全て含有された1種の固体、又は固体が2種以上で処理
液の成分を構成できるもののいずれでも良いが、少なく
とも2種の化合物で成形された固体が少なくとも1種あ
るのが好ましく、成形された固体以外は単体物質でも良
い。
【0078】本発明でいう粉末とは、微粒結晶の集合体
のことをいう。本発明でいう顆粒とは、粉末に造粒工程
を加えたもので、粒径50〜5000μmの粒状物のこ
とをいう。本発明でいう錠剤とは、粉末又は顆粒を一定
の形状に圧縮成型したもののことをいう。
のことをいう。本発明でいう顆粒とは、粉末に造粒工程
を加えたもので、粒径50〜5000μmの粒状物のこ
とをいう。本発明でいう錠剤とは、粉末又は顆粒を一定
の形状に圧縮成型したもののことをいう。
【0079】上記固体処理剤の中でも錠剤である方が、
補充精度が高く、取り扱い性が簡単であることから好ま
しく用いられる。
補充精度が高く、取り扱い性が簡単であることから好ま
しく用いられる。
【0080】写真処理剤を固体化するには、濃厚液又は
微粉ないし粒状写真処理剤と水溶性結着剤を混練し成型
化するか、仮成型した写真処理剤の表面に水溶性結着剤
を噴霧したりすることで被覆層を形成する等、任意の手
段が採用できる。
微粉ないし粒状写真処理剤と水溶性結着剤を混練し成型
化するか、仮成型した写真処理剤の表面に水溶性結着剤
を噴霧したりすることで被覆層を形成する等、任意の手
段が採用できる。
【0081】好ましい錠剤の製造法としては粉末状の固
体処理剤を造粒した後打錠工程を行い形成する方法であ
る。単に固体処理剤成分を混合し、打錠工程により形成
された固体処理剤より溶解性や保存性が改良され、結果
として写真性能も安定になるという利点がある。
体処理剤を造粒した後打錠工程を行い形成する方法であ
る。単に固体処理剤成分を混合し、打錠工程により形成
された固体処理剤より溶解性や保存性が改良され、結果
として写真性能も安定になるという利点がある。
【0082】錠剤形成のための造粒方法は転動造粒、押
出し造粒、圧縮造粒、解砕造粒、攪拌造粒、流動層造
粒、噴霧乾燥造粒等、公知の方法を用いることが出来
る。錠剤形成のためには、得られた造粒物の平均粒径は
造粒物を混合し、加圧圧縮する際、成分の不均一化、い
わゆる偏析が起こり難いという点で、100〜800μ
mのものを用いることが好ましく、より好ましくは20
0〜750μmである。
出し造粒、圧縮造粒、解砕造粒、攪拌造粒、流動層造
粒、噴霧乾燥造粒等、公知の方法を用いることが出来
る。錠剤形成のためには、得られた造粒物の平均粒径は
造粒物を混合し、加圧圧縮する際、成分の不均一化、い
わゆる偏析が起こり難いという点で、100〜800μ
mのものを用いることが好ましく、より好ましくは20
0〜750μmである。
【0083】更に粒度分布は、造粒物粒子の60%以上
が±100〜150μmの偏差内にあるものが好まし
い。次に、得られた造粒物を加圧圧縮する際には、公知
の圧縮機、例えば油圧プレス機、単発式打錠機、ロータ
リー式打錠機、ブリケッティングマシンを用いることが
出来る。加圧圧縮されて得られる固体処理剤は任意の形
状を取ることが可能であるが、生産性、取扱い性の観点
から、又はユーザーサイドで使用する場合の粉塵の問題
からは、円筒型、いわゆる錠剤が好ましい。
が±100〜150μmの偏差内にあるものが好まし
い。次に、得られた造粒物を加圧圧縮する際には、公知
の圧縮機、例えば油圧プレス機、単発式打錠機、ロータ
リー式打錠機、ブリケッティングマシンを用いることが
出来る。加圧圧縮されて得られる固体処理剤は任意の形
状を取ることが可能であるが、生産性、取扱い性の観点
から、又はユーザーサイドで使用する場合の粉塵の問題
からは、円筒型、いわゆる錠剤が好ましい。
【0084】更に好ましくは、造粒時、各成分毎、例え
ばアルカリ剤、還元剤、保恒剤等を分別造粒することに
よって更に上記効果が顕著になる。
ばアルカリ剤、還元剤、保恒剤等を分別造粒することに
よって更に上記効果が顕著になる。
【0085】錠剤処理剤の製造方法は、例えば特開昭5
1−61837号、同54−155038号、同52−
88025号、英国特許1,213,808号等に記載
される一般的な方法で製造でき、顆粒処理剤は、例えば
特開平2−109042号、同2−109043号、同
3−39735号及び同3−39739号等に記載され
る一般的な方法で製造できる。又、粉末処理剤は、例え
ば特開昭54−133332号、英国特許725,89
2号、同729,862号及びドイツ特許3,733,
861号等に記載されるが如き一般的な方法で製造する
ことができる。
1−61837号、同54−155038号、同52−
88025号、英国特許1,213,808号等に記載
される一般的な方法で製造でき、顆粒処理剤は、例えば
特開平2−109042号、同2−109043号、同
3−39735号及び同3−39739号等に記載され
る一般的な方法で製造できる。又、粉末処理剤は、例え
ば特開昭54−133332号、英国特許725,89
2号、同729,862号及びドイツ特許3,733,
861号等に記載されるが如き一般的な方法で製造する
ことができる。
【0086】上記の固体処理剤の嵩密度は、その溶解性
の観点と、本発明の目的の効果の点から、錠剤である場
合1.0〜2.5g/cm3が好ましく、1.0g/c
m3より大きいと得られる固体物の強度の点で、2.5
g/cm3より小さいと得られる固体物の溶解性の点で
より好ましい。固体処理剤が顆粒又は粉末である場合、
嵩密度は0.40〜0.95g/cm3のものが好まし
い。
の観点と、本発明の目的の効果の点から、錠剤である場
合1.0〜2.5g/cm3が好ましく、1.0g/c
m3より大きいと得られる固体物の強度の点で、2.5
g/cm3より小さいと得られる固体物の溶解性の点で
より好ましい。固体処理剤が顆粒又は粉末である場合、
嵩密度は0.40〜0.95g/cm3のものが好まし
い。
【0087】固体処理剤の包装体としては、ポリエチレ
ン(高圧法、低圧法どちらでもよい)、ポリプロピレン
(無延伸、延伸どちらでもよい)、ポリ塩化ビニル、ポ
リ酢酸ビニル、ナイロン(延伸、無延伸)、ポリ塩化ビ
ニリデン、ポリスチレン、ポリカーボネート、ビニロ
ン、エバール、ポリエチレンテレフタレート(PET)
その他のポリエステル、塩酸ゴム、アクリロニトリルブ
タジエン共重合体、エポキシ−燐酸系樹脂(特開昭63
−63037号、同57−32952号等に記載のポリ
マー)の様な合成樹脂素材やパルプが挙げられる。
ン(高圧法、低圧法どちらでもよい)、ポリプロピレン
(無延伸、延伸どちらでもよい)、ポリ塩化ビニル、ポ
リ酢酸ビニル、ナイロン(延伸、無延伸)、ポリ塩化ビ
ニリデン、ポリスチレン、ポリカーボネート、ビニロ
ン、エバール、ポリエチレンテレフタレート(PET)
その他のポリエステル、塩酸ゴム、アクリロニトリルブ
タジエン共重合体、エポキシ−燐酸系樹脂(特開昭63
−63037号、同57−32952号等に記載のポリ
マー)の様な合成樹脂素材やパルプが挙げられる。
【0088】これらは単一素材のものが好ましいが、フ
ィルムとして用いる際には、そのフィルムを積層接着す
るが、塗布層としてもよく、又、単一層のものでもよ
い。更には、例えば上記の合成樹脂フィルムの間にアル
ミ箔又はアルミ蒸着合成樹脂を使用するなど、各種ガス
バリアー膜を用いると、より好ましい。
ィルムとして用いる際には、そのフィルムを積層接着す
るが、塗布層としてもよく、又、単一層のものでもよ
い。更には、例えば上記の合成樹脂フィルムの間にアル
ミ箔又はアルミ蒸着合成樹脂を使用するなど、各種ガス
バリアー膜を用いると、より好ましい。
【0089】又、固体処理剤の保存性やステイン発生防
止のために、これら包装材料の酸素透過率は50ml/
m2・24hr・atm以下(20℃・65%RH
で)、より好ましくは30ml/m2・24hr・at
m以下であることが好ましい。
止のために、これら包装材料の酸素透過率は50ml/
m2・24hr・atm以下(20℃・65%RH
で)、より好ましくは30ml/m2・24hr・at
m以下であることが好ましい。
【0090】これらの積層膜又は単一層の膜厚の合計は
1〜3000μm、より好ましくは10〜2000μ
m、更に好ましくは50〜1000μmである。
1〜3000μm、より好ましくは10〜2000μ
m、更に好ましくは50〜1000μmである。
【0091】迅速処理の観点から、本発明においては感
光材料の先端が自動現像機に挿入されてから乾燥ゾーン
から出て来るまでの全処理時間(Dry to dr
y)は10〜90秒であることが好ましく、より好まし
くは15〜50秒である。又、100m2以上の大量の
感光材料を安定にランニング処理するためには、現像時
間が2〜30秒であることが好ましく、より好ましくは
5〜18秒である。
光材料の先端が自動現像機に挿入されてから乾燥ゾーン
から出て来るまでの全処理時間(Dry to dr
y)は10〜90秒であることが好ましく、より好まし
くは15〜50秒である。又、100m2以上の大量の
感光材料を安定にランニング処理するためには、現像時
間が2〜30秒であることが好ましく、より好ましくは
5〜18秒である。
【0092】自動現像機としては、60℃以上の伝熱体
(60℃〜130℃のヒートローラー等)又は150℃
以上の輻射物体(タングステン、炭素、ニクロム、酸化
ジルコニウム、酸化イットリウム、酸化トリウムの混合
物、炭化ケイ素等に直接電流を通して発熱放射させた
り、抵抗発熱体から熱エネルギーを銅、ステンレス、ニ
ッケル、各種セラミック等の放射体に伝達させたりして
赤外線を放出するもの)で乾燥するゾーンをもつものが
好ましい。
(60℃〜130℃のヒートローラー等)又は150℃
以上の輻射物体(タングステン、炭素、ニクロム、酸化
ジルコニウム、酸化イットリウム、酸化トリウムの混合
物、炭化ケイ素等に直接電流を通して発熱放射させた
り、抵抗発熱体から熱エネルギーを銅、ステンレス、ニ
ッケル、各種セラミック等の放射体に伝達させたりして
赤外線を放出するもの)で乾燥するゾーンをもつものが
好ましい。
【0093】又、自動現像機としては下記に記載の方法
又は機能を採用したものを好ましく用いることができ
る。
又は機能を採用したものを好ましく用いることができ
る。
【0094】脱臭装置:特開昭64−37560号第
544(2)頁左上欄〜第545(3)頁左上欄 水洗水再生浄化剤及び装置:特開平6−250352
号第(3)頁段落「0011」〜第(8)頁段落「00
58」 廃液処理方法:特開平2−64638号第388
(2)頁左下欄〜第391(5)頁左下欄 現像浴と定着浴の間のリンス浴:特開平4−3137
49号第(18)頁段落「0054」〜第(21)頁段
落「0065」 補充水補充方法:特開平1−281446号第250
(2)頁左下欄〜右下欄 外気の温度及び湿度を検出して乾燥風を制御:特開平
1−315745号第496(2)頁右下欄〜第501
(7)頁右下欄及び特開平2−108051号第588
(2)頁左下欄〜第589(3)頁左下欄 定着廃液からの銀回収:特開平6−27623号第
(4)頁段落「0012」〜第(7)頁段落「007
1」 又、2漕以上の安定化漕を設ける場合には、以前より知
られている、水洗水の補充液量を少なくする手段として
の多段向流方式が用いられるほうが好ましい。この多段
向流方式を用いれば、定着後の感光材料は徐々に清浄な
方向つまり定着液で汚れていない処理液の方へ順次接触
して処理されていくので、更に効率よい水洗がなされ
る。
544(2)頁左上欄〜第545(3)頁左上欄 水洗水再生浄化剤及び装置:特開平6−250352
号第(3)頁段落「0011」〜第(8)頁段落「00
58」 廃液処理方法:特開平2−64638号第388
(2)頁左下欄〜第391(5)頁左下欄 現像浴と定着浴の間のリンス浴:特開平4−3137
49号第(18)頁段落「0054」〜第(21)頁段
落「0065」 補充水補充方法:特開平1−281446号第250
(2)頁左下欄〜右下欄 外気の温度及び湿度を検出して乾燥風を制御:特開平
1−315745号第496(2)頁右下欄〜第501
(7)頁右下欄及び特開平2−108051号第588
(2)頁左下欄〜第589(3)頁左下欄 定着廃液からの銀回収:特開平6−27623号第
(4)頁段落「0012」〜第(7)頁段落「007
1」 又、2漕以上の安定化漕を設ける場合には、以前より知
られている、水洗水の補充液量を少なくする手段として
の多段向流方式が用いられるほうが好ましい。この多段
向流方式を用いれば、定着後の感光材料は徐々に清浄な
方向つまり定着液で汚れていない処理液の方へ順次接触
して処理されていくので、更に効率よい水洗がなされ
る。
【0095】本発明は水洗槽全体の容量が5〜40Lで
あることが好ましく、より好ましくは10〜20Lであ
る。
あることが好ましく、より好ましくは10〜20Lであ
る。
【0096】本発明の黒白ハロゲン化銀写真感光材料の
処理方法にて使用されるハロゲン化銀写真感光材料のハ
ロゲン化銀は、塩化銀、塩化銀含有率60モル%以上の
塩臭化銀又は塩沃臭化銀であることが補充量の低減や迅
速処理にとって好ましい。
処理方法にて使用されるハロゲン化銀写真感光材料のハ
ロゲン化銀は、塩化銀、塩化銀含有率60モル%以上の
塩臭化銀又は塩沃臭化銀であることが補充量の低減や迅
速処理にとって好ましい。
【0097】ハロゲン化銀粒子の平均粒径は1.2μm
以下、特に0.1〜0.8μmが好ましい。又、粒径分
布は狭い方が好ましくいわゆる単分散乳剤を用いるのが
好ましい。又、(100)面を主平面とする平板状粒子
からなる乳剤が好ましく、そのような乳剤は米国特許第
5,264,337号、同5,314,798号、同
5,320,958号の記載を参考にして得ることがで
きる。更に、高照度特性を得るためにイリジウムをハロ
ゲン化銀1モル当たり10-9〜10-3モルの範囲でドー
ピングしたり、乳剤を硬調化するためにロジウム、ルテ
ニウム、オスミウム及びレニウムから選ばれる少なくと
も1種をハロゲン化銀1モル当たり10-9〜10-3モル
の範囲でドーピングしたりするのが好ましい。
以下、特に0.1〜0.8μmが好ましい。又、粒径分
布は狭い方が好ましくいわゆる単分散乳剤を用いるのが
好ましい。又、(100)面を主平面とする平板状粒子
からなる乳剤が好ましく、そのような乳剤は米国特許第
5,264,337号、同5,314,798号、同
5,320,958号の記載を参考にして得ることがで
きる。更に、高照度特性を得るためにイリジウムをハロ
ゲン化銀1モル当たり10-9〜10-3モルの範囲でドー
ピングしたり、乳剤を硬調化するためにロジウム、ルテ
ニウム、オスミウム及びレニウムから選ばれる少なくと
も1種をハロゲン化銀1モル当たり10-9〜10-3モル
の範囲でドーピングしたりするのが好ましい。
【0098】ハロゲン化銀乳剤には、硫黄増感、セレン
増感、テルル増感、還元増感及び貴金属増感等公知の化
学増感を施すことができる。
増感、テルル増感、還元増感及び貴金属増感等公知の化
学増感を施すことができる。
【0099】本発明において、ハロゲン化銀写真感光材
料には前記の本発明に係わるヒドラジン化合物、造核促
進剤化合物の他、以下に記載する技術を採用することが
出来る。
料には前記の本発明に係わるヒドラジン化合物、造核促
進剤化合物の他、以下に記載する技術を採用することが
出来る。
【0100】1)染料の固体分散微粒子:特開平7−5
629号第(3)頁段落「0017」〜第(16)頁段
落「0042」 2)酸基を有する化合物:特開昭62−237445号
第292(8)頁左下欄11行目〜第309(25)頁
右下欄3行目 3)酸性ポリマー:特開平6−186659号第(1
0)頁段落「0036」〜第(17)頁段落「006
2」 4)増感色素 特開平5−224330号第(3)頁段落「0017」
〜第(13)頁段落「0040」、特開平6−1947
71号第(11)頁段落「0042」〜第(22)頁
「0094」、特開平6−242533号第(2)頁段
落「0015」〜第(8)頁段落「0034」、特開平
6−337492号第(3)頁段落「0012」〜第
(34)頁段落「0056」、特開平6−337494
号第(4)頁段落「0013」〜第(14)頁段落「0
039」 5)強色増感剤 特開平6−347938号第(3)頁段落「0011」
〜第(16)頁段落「0066」 6)テトラゾリウム化合物 特開平6−208188号第(8)頁段落「0059」
〜第(10)頁段落「0067」 7)ピリジニウム化合物 特開平7−110556号第(5)頁段落「0028」
〜第(29)頁「0068」 8)レドックス化合物 特開平4−245243号第235(7)頁〜第250
(22)頁 9)シンジオタクチックポリスチレン支持体 特開平3−131843号第324(2)頁〜第327
(5)頁 その他の添加剤については、例えばリサーチ・ディスク
ロージャーNo.17643(1978年12月)、同
No.18716(1979年11月)及び同No.3
08119(1989年12月)に記載の化合物を採用
することができる。
629号第(3)頁段落「0017」〜第(16)頁段
落「0042」 2)酸基を有する化合物:特開昭62−237445号
第292(8)頁左下欄11行目〜第309(25)頁
右下欄3行目 3)酸性ポリマー:特開平6−186659号第(1
0)頁段落「0036」〜第(17)頁段落「006
2」 4)増感色素 特開平5−224330号第(3)頁段落「0017」
〜第(13)頁段落「0040」、特開平6−1947
71号第(11)頁段落「0042」〜第(22)頁
「0094」、特開平6−242533号第(2)頁段
落「0015」〜第(8)頁段落「0034」、特開平
6−337492号第(3)頁段落「0012」〜第
(34)頁段落「0056」、特開平6−337494
号第(4)頁段落「0013」〜第(14)頁段落「0
039」 5)強色増感剤 特開平6−347938号第(3)頁段落「0011」
〜第(16)頁段落「0066」 6)テトラゾリウム化合物 特開平6−208188号第(8)頁段落「0059」
〜第(10)頁段落「0067」 7)ピリジニウム化合物 特開平7−110556号第(5)頁段落「0028」
〜第(29)頁「0068」 8)レドックス化合物 特開平4−245243号第235(7)頁〜第250
(22)頁 9)シンジオタクチックポリスチレン支持体 特開平3−131843号第324(2)頁〜第327
(5)頁 その他の添加剤については、例えばリサーチ・ディスク
ロージャーNo.17643(1978年12月)、同
No.18716(1979年11月)及び同No.3
08119(1989年12月)に記載の化合物を採用
することができる。
【0101】
【実施例】以下、本発明の効果を実施例によって具体的
に説明するが、本発明は、これにより限定されるもので
はない。
に説明するが、本発明は、これにより限定されるもので
はない。
【0102】実施例1 〈ハロゲン化銀乳剤Aの調製〉硝酸銀水溶液B及び塩化
ナトリウム、臭化カリウムからなる水溶性ハライド液C
を、pH3.0、40℃、流量一定でA液中で同時混合
法で30分間添加し、0.20μmの塩臭化銀(AgC
l/AgBr=70/30モル)の立方晶を得た。この
時の銀電位(EAg)は、混合開始時には160mV
で、混合終了時には100mVになっていた。この後、
限外濾過により不要な塩類を取り除き、その後、銀1モ
ル当たり15gのゼラチンを添加し、pHを5.7とし
55℃で30分間分散した。分散後、クロラミンTを銀
1モル当たり4×10-4モル添加した。出来上がった乳
剤の銀電位は190mV(40℃)であった。
ナトリウム、臭化カリウムからなる水溶性ハライド液C
を、pH3.0、40℃、流量一定でA液中で同時混合
法で30分間添加し、0.20μmの塩臭化銀(AgC
l/AgBr=70/30モル)の立方晶を得た。この
時の銀電位(EAg)は、混合開始時には160mV
で、混合終了時には100mVになっていた。この後、
限外濾過により不要な塩類を取り除き、その後、銀1モ
ル当たり15gのゼラチンを添加し、pHを5.7とし
55℃で30分間分散した。分散後、クロラミンTを銀
1モル当たり4×10-4モル添加した。出来上がった乳
剤の銀電位は190mV(40℃)であった。
【0103】 A液: オセインゼラチン 25g 硝酸(5%) 6.5ml イオン交換水 700ml Na〔RhCl5(H2O)〕 0.02mg B液: 硝酸銀 170g 硝酸(5%) 4.5ml イオン交換水 200ml C液: 塩化ナトリウム 47.5g 臭化カリウム 51.3g オセインゼラチン 6g Na3〔IrCl6〕 0.15mg イオン交換水 200ml 得られた乳剤に、銀1モル当たり4−ヒドロキシ−6−
メチル−1,3,3a,7−テトラザインデン(ST−
1)を1.5×10-3モル、臭化カリウムを8.5×1
0-4モル添加してpH5.6、EAg123mVに調整
した。微粒子状に分散した硫黄華を硫黄原子として2×
10-5モル及び塩化金酸を1.5×10 -5モル添加して
50℃で60分化学熟成を行った後、ST−1を銀1モ
ル当たり2×10-3モル、1−フェニル−5−メルカプ
トテトラゾール(AF−1)を3×10-4モル及び沃化
カリウムを1.5×10-3モル添加した。40℃に降温
した後、増感色素S−1、S−2をそれぞれ銀1モル当
たり2×10-4モル添加した。
メチル−1,3,3a,7−テトラザインデン(ST−
1)を1.5×10-3モル、臭化カリウムを8.5×1
0-4モル添加してpH5.6、EAg123mVに調整
した。微粒子状に分散した硫黄華を硫黄原子として2×
10-5モル及び塩化金酸を1.5×10 -5モル添加して
50℃で60分化学熟成を行った後、ST−1を銀1モ
ル当たり2×10-3モル、1−フェニル−5−メルカプ
トテトラゾール(AF−1)を3×10-4モル及び沃化
カリウムを1.5×10-3モル添加した。40℃に降温
した後、増感色素S−1、S−2をそれぞれ銀1モル当
たり2×10-4モル添加した。
【0104】
【化20】
【0105】得られた乳剤を用い、1m2当たりの付量
が下記になるように、下塗り加工した支持体上の片側
に、支持体側から下記第1層、第2層を同時重層塗布し
冷却セットした。その後、反対側の帯電防止層を有する
下引層上には下記バッキング層を塗布スピード200m
/minで塗布し、−1℃で冷却セットし、両面を同時
に乾燥することで試料を得た。
が下記になるように、下塗り加工した支持体上の片側
に、支持体側から下記第1層、第2層を同時重層塗布し
冷却セットした。その後、反対側の帯電防止層を有する
下引層上には下記バッキング層を塗布スピード200m
/minで塗布し、−1℃で冷却セットし、両面を同時
に乾燥することで試料を得た。
【0106】〈支持体、下塗層〉2軸延伸したポリエチ
レンテレフタレート(PET)支持体(厚み100μ
m)の両面に、30W/(m2・min)のコロナ放電
した後、下記組成の下塗層を両面塗布し、100℃で1
分間乾燥した(数値は1m2当たりの付量)。
レンテレフタレート(PET)支持体(厚み100μ
m)の両面に、30W/(m2・min)のコロナ放電
した後、下記組成の下塗層を両面塗布し、100℃で1
分間乾燥した(数値は1m2当たりの付量)。
【0107】 (下塗層) 2−ヒドロキシエチルメタクリレート/ブチルアクリレート/ t−ブチルアクリレート/スチレン(25/30/25/20質量比) 共重合体 0.5g 界面活性剤 A 3.6mg 硬膜剤 ヘキサメチレン−1,6−ビス(エチレンウレア) 10mg 下塗層を施したPET支持体に10W/(m2・mi
n)でコロナ放電処理した後、片面に下記組成の帯電防
止層を70m/minの速さでロールフィットコーティ
ングパン及びエアーナイフを使用して塗布し、90℃で
2分間乾燥し、140℃で90秒間熱処理した。
n)でコロナ放電処理した後、片面に下記組成の帯電防
止層を70m/minの速さでロールフィットコーティ
ングパン及びエアーナイフを使用して塗布し、90℃で
2分間乾燥し、140℃で90秒間熱処理した。
【0108】 (帯電防止層) 水溶性導電性ポリマーB 0.6g 疎水性ポリマー粒子C 0.4g ポリエチレンオキサイド化合物(Mw600) 0.1g 硬化剤 E 0.1g (第1層;乳剤層) ゼラチン 1.0g ハロゲン化銀乳剤A 銀量として3.3g ヒドラジン誘導体H−26 表1に示す量 ヒドラジン誘導体H−27 表1に示す量 5−ニトロインダゾール 0.01g 2−メルカプトヒポキサンチン 0.02g コロイダルシリカ/酢酸ビニル/ビニルピバリネート (75/12.5/12.5質量比)懸濁重合物 1.4g デキストラン(平均分子量6万) 0.2g 4−メルカプト−3,5,6−フルオロフタル酸 0.05g ポリスチレンスルホン酸ナトリウム(平均分子量50万) 0.015g 塗布液pHは5.2であった。
【0109】 (第2層;保護層) ゼラチン 0.9g デキストラン(平均分子量6万) 0.2g 造核促進剤Na−21 表1に示す量 コロイダルシリカ 0.1g 殺菌剤 Z 0.005g ポリオキシエチレンラウリルエーテルスルホン酸ナトリウム0.001g ソジウムジヘキシルスルホサクシネート 0.015g シリカ(平均粒径5μm) 0.015g シリカ(平均粒径8μm) 0.15g 硬膜剤(1) 0.15g (バッキング層) ゼラチン 1.8g F−1 0.01g F−2 0.03g F−3 0.10g コロイダルシリカ/酢酸ビニル/ビニルピバリネート (75/12.5/12.5質量比)懸濁重合物 0.7g ポリスチレンスルホン酸ナトリウム(平均分子量50万) 0.010g マット剤(平均粒径3μmの単分散ポリメチルメタクリレート) 0.045g 硬膜剤(2) 0.05g (バッキング保護層) ゼラチン 1.8g マット剤(平均粒径3μmの単分散ポリメチルメタクリレート) 0.045g ポリオキシエチレンラウリルエーテルスルホン酸ナトリウム0.005g ソジウムジヘキシルスルホサクシネート 0.005g 硬膜剤(1) 0.15g ヒドラジン誘導体、造核促進剤について表1に示される
様にそれぞれ添加量を変化した試料1〜12を作製し
た。
様にそれぞれ添加量を変化した試料1〜12を作製し
た。
【0110】
【化21】
【0111】
【化22】
【0112】
【化23】
【0113】
【化24】
【0114】この試料について以下のような処理を行っ
た。 〈処理液:固体現像剤キットA〉以下のように調製した
(使用液10リットル分)。
た。 〈処理液:固体現像剤キットA〉以下のように調製した
(使用液10リットル分)。
【0115】素材の前処理 エリソルビン酸ナトリウムをホソカワミクロン(株)社
製MIKRO−PULVERIZER AP−B粉砕器
で、メッシュ8mm、回転数25Hzで粉砕した。8−
メルカプトアデニンを上記同粉砕器にて、メッシュ8m
m、回転数50Hzで粉砕した。KBrを上記同粉砕器
にて、メッシュ8mm、回転数50Hzで粉砕した。
製MIKRO−PULVERIZER AP−B粉砕器
で、メッシュ8mm、回転数25Hzで粉砕した。8−
メルカプトアデニンを上記同粉砕器にて、メッシュ8m
m、回転数50Hzで粉砕した。KBrを上記同粉砕器
にて、メッシュ8mm、回転数50Hzで粉砕した。
【0116】素材の混合 市販のV型混合機(容量200L)を使用して、下記処
方を10分間混合した。
方を10分間混合した。
【0117】 エリソルビン酸ナトリウム(上記粉砕物) 160kg ジメゾンS 3.5kg 8−メルカプトアデニン(上記粉砕物) 0.3kg DTPA・5H 11kg KBr(上記粉砕物) 6.5kg ソルビトール 5kg 得られた混合体の任意の点(5ヶ所)から、50gずつ
サンプリングして分析したところ、各成分の濃度は上記
処方値の±5%以内の濃度を有しており、充分に均一に
混合されていた。
サンプリングして分析したところ、各成分の濃度は上記
処方値の±5%以内の濃度を有しており、充分に均一に
混合されていた。
【0118】成型 上記混合体を、新東工業(株)社製圧縮造粒機ブリケッ
タBSS−IV型を使用して、ポケット形状5.0mmΦ
×1.2mm(Depth)、ローラー回転数20rp
m、フィーダー回転数50rpmにて成型した。得られ
た板状成型物を分級器にて解砕し、2.4〜7.0mm
の顆粒と2.4mm以下の微粉に分けた(7.0mm以
上のものは解砕)。また2.4mm以下の微粉について
は、上記混合体と混ぜて再度圧縮造粒機にもどして成型
した。以上により得られた顆粒をDAとする。
タBSS−IV型を使用して、ポケット形状5.0mmΦ
×1.2mm(Depth)、ローラー回転数20rp
m、フィーダー回転数50rpmにて成型した。得られ
た板状成型物を分級器にて解砕し、2.4〜7.0mm
の顆粒と2.4mm以下の微粉に分けた(7.0mm以
上のものは解砕)。また2.4mm以下の微粉について
は、上記混合体と混ぜて再度圧縮造粒機にもどして成型
した。以上により得られた顆粒をDAとする。
【0119】原材料の準備 以上の原材料を準備し、前処理を行った。
【0120】(亜硫酸ナトリウム/1−フェニル−5−
メルカプトテトラゾール/ベンゾトリアゾールの混合)
エチルアルコール400mlに、1−フェニル−5−メ
ルカプトテトラゾール18g及びベンゾトリアゾール7
8gを溶解した。得られた溶液を、ミキサーにて回転し
ている亜硫酸ナトリウム20kgに少量ずつ滴下し、充
分乾燥するまで回転を続けた。得られた混合体の任意の
点(5ヶ所)から、10gずつサンプリングして分析し
たところ、1−フェニル−5−メルカプトテトラゾール
とベンゾトリアゾールは充分均一に混合されていた。得
られた混合物をM−1とする。
メルカプトテトラゾール/ベンゾトリアゾールの混合)
エチルアルコール400mlに、1−フェニル−5−メ
ルカプトテトラゾール18g及びベンゾトリアゾール7
8gを溶解した。得られた溶液を、ミキサーにて回転し
ている亜硫酸ナトリウム20kgに少量ずつ滴下し、充
分乾燥するまで回転を続けた。得られた混合体の任意の
点(5ヶ所)から、10gずつサンプリングして分析し
たところ、1−フェニル−5−メルカプトテトラゾール
とベンゾトリアゾールは充分均一に混合されていた。得
られた混合物をM−1とする。
【0121】(炭酸カリウム/無水炭酸ナトリウム/水
酸化リチウム・H2Oの混合)市販のV型混合機(容量
200L)を使用して炭酸カリウム56kg、炭酸ナト
リウム42kg、水酸化リチウム・H2Oを2kg10
分間混合した。得られた混合物をM−2とする。
酸化リチウム・H2Oの混合)市販のV型混合機(容量
200L)を使用して炭酸カリウム56kg、炭酸ナト
リウム42kg、水酸化リチウム・H2Oを2kg10
分間混合した。得られた混合物をM−2とする。
【0122】スタンディングパウチ形態に下記の順番で
原材料混合体及び成型品を充填し、ヒートシーラーで密
封し固体現像剤キットAを得た。
原材料混合体及び成型品を充填し、ヒートシーラーで密
封し固体現像剤キットAを得た。
【0123】 混合体M−2 600g(最下層) 混合体M−1 663.2g(中間層) 顆粒DA 399g(最上層) このキットを仕上がり10リットルに溶解した後のpH
は10.7であった。
は10.7であった。
【0124】〈処理液:固体現像剤キットB〉固体現像
剤キットAの作製において、エリソルビン酸160kg
をハイドロキノン65kgに代える他は同様に固体現像
剤キットBを作製しこのキットを溶解して仕上がり10
リットルとした。
剤キットAの作製において、エリソルビン酸160kg
をハイドロキノン65kgに代える他は同様に固体現像
剤キットBを作製しこのキットを溶解して仕上がり10
リットルとした。
【0125】 〈処理液;現像液C〉 ジエチレントリアミン5酢酸・5ナトリウム 1g 亜硫酸ナトリウム 30g 炭酸水素カリウム 17g 1−フェニル−4−メチル−4′−ヒドロキシメチル−3−ピラゾリドン 1.5g エリソルビン酸ナトリウム 40g 1−フェニル−5−メルカプトテトラゾール 0.025g 臭化カリウム 4g 5−メチルベンゾトリアゾール 0.21g 2,5−ジヒドロキシ安息香酸 5g 8−メルカプトアデニン 0.07g KOHを使用液のpHが10.4になる量を加え、1リットルに仕上げた。
【0126】 (定着液) チオ硫酸アンモニウム 200g 亜硫酸ナトリウム 22g グルコン酸ナトリウム 5g クエン酸3ナトリウム・2水和物 12g クエン酸 12g 硫酸にて使用液のpHが5.4になるように調整し、1リットルに仕上げた。
【0127】(水洗水)水道水1リットルに対して、下
記浄化剤8.8ml加えたものを水洗層へ入れて水洗水
とした。
記浄化剤8.8ml加えたものを水洗層へ入れて水洗水
とした。
【0128】 浄化剤の調製 純水 800g サリチル酸 0.1g 35質量%過酸化水素水 171g プルロニックF−68(旭電化(株)製) 3.1g 5−メチル−4−クロロイソチアゾリン−3−オン 15g DTPA・5Na 10g 純水で1リットルに仕上げる。
【0129】 自動現像機内には現像液C、定着液を新液として入れ
て、表1に示すように前記ヒドラジン化合物、造核促進
剤の量を変化した各感光材料について、下記の補充条件
でランニング処理を行った。尚現像補充液は固体現像剤
キットAを用いた。 現像補充液補充量 大全1枚あたり30ml 定着液補充量 大全1枚あたり60ml 水洗水補充量 大全1枚あたり800ml 定着補充液、水洗補充液はそれぞれ前記定着液、水洗補
充液をそのまま用いた。
て、表1に示すように前記ヒドラジン化合物、造核促進
剤の量を変化した各感光材料について、下記の補充条件
でランニング処理を行った。尚現像補充液は固体現像剤
キットAを用いた。 現像補充液補充量 大全1枚あたり30ml 定着液補充量 大全1枚あたり60ml 水洗水補充量 大全1枚あたり800ml 定着補充液、水洗補充液はそれぞれ前記定着液、水洗補
充液をそのまま用いた。
【0130】ランニング方法として3分間隔で20枚連
続処理した後、90分間放置し、同様に20枚を連続処
理するという作業を補充液の置換率が99.9%になる
迄繰り返しフィルム試料を処理した。このとき感光材料
の黒化率は8%とした。自動現像機は、搬送速度を36
5〜4380mm/分まで可変できるものを用いて処理
を行った。感光材料の最大処理可能巾は864mmであ
った。尚15秒現像時の搬送速度は1095mm/分で
ある。新液(ランニング前)での処理及び補充液の置換
率が99.9%になったとき(ランニング後)の写真特
性(感度、カブリ、ガンマ)をそれぞれとり比較した。
続処理した後、90分間放置し、同様に20枚を連続処
理するという作業を補充液の置換率が99.9%になる
迄繰り返しフィルム試料を処理した。このとき感光材料
の黒化率は8%とした。自動現像機は、搬送速度を36
5〜4380mm/分まで可変できるものを用いて処理
を行った。感光材料の最大処理可能巾は864mmであ
った。尚15秒現像時の搬送速度は1095mm/分で
ある。新液(ランニング前)での処理及び補充液の置換
率が99.9%になったとき(ランニング後)の写真特
性(感度、カブリ、ガンマ)をそれぞれとり比較した。
【0131】感光材料は、光学ウエッジ及び633nm
の干渉フィルターを介して10-5秒のXeフラッシュ露
光を行い、前記条件で、新液とランニング液とで現像処
理した。新液で現像処理した試料とランニング後の試料
それぞれを光学濃度計PDA−65(コニカ製)を用い
て感度、ガンマ及びカブリを測定した。感度は光学濃度
3が得られる露光量の逆数の対数値で表し、試料No.
1の新液(ランニング前)の感度を100とした場合の
相対値で示した。また、特性曲線の光学濃度0.3と
3.0になる点を直線で結んだ傾きをガンマとした。
の干渉フィルターを介して10-5秒のXeフラッシュ露
光を行い、前記条件で、新液とランニング液とで現像処
理した。新液で現像処理した試料とランニング後の試料
それぞれを光学濃度計PDA−65(コニカ製)を用い
て感度、ガンマ及びカブリを測定した。感度は光学濃度
3が得られる露光量の逆数の対数値で表し、試料No.
1の新液(ランニング前)の感度を100とした場合の
相対値で示した。また、特性曲線の光学濃度0.3と
3.0になる点を直線で結んだ傾きをガンマとした。
【0132】得られた結果を表1に示す。
【0133】
【表1】
【0134】表1の結果から明らかなように、本発明の
態様は新液で(ランニング前)の感度に比べ、ランニン
グ後における感度の変化が±5%以内であり、その他の
性能の変化も少ないことがわかる。
態様は新液で(ランニング前)の感度に比べ、ランニン
グ後における感度の変化が±5%以内であり、その他の
性能の変化も少ないことがわかる。
【0135】実施例2 前記感光材料No.1を用いて、実施例1と同様に、但
し、現像補充液(固体現像剤)の補充量を表2の記載の
ように変化させて、同様の実験を行った(実験No.2
−1〜2−5)。結果を表2に示す。
し、現像補充液(固体現像剤)の補充量を表2の記載の
ように変化させて、同様の実験を行った(実験No.2
−1〜2−5)。結果を表2に示す。
【0136】
【表2】
【0137】表2から明らかなように、本発明の効果は
現像液の補充量が大全サイズフィルム1枚あたり40m
l以下の場合に効果が大きい。
現像液の補充量が大全サイズフィルム1枚あたり40m
l以下の場合に効果が大きい。
【0138】実施例3 やはり前記感光材料No.1を用いて、実施例1と同じ
補充条件で、現像補充液を固体現像剤キットAから固体
現像剤キットB又は現像液Cに代えて、同様の実験を行
った(実験No.3−1〜3−3)。結果を表3に示
す。
補充条件で、現像補充液を固体現像剤キットAから固体
現像剤キットB又は現像液Cに代えて、同様の実験を行
った(実験No.3−1〜3−3)。結果を表3に示
す。
【0139】
【表3】
【0140】表3の結果から明らかなように、本発明の
効果は補充液として固体処理剤を用い、ハイドロキノン
を含まず、前記一般式〔A〕で表される化合物を現像主
薬とする現像液を用いた場合に効果が大きい。
効果は補充液として固体処理剤を用い、ハイドロキノン
を含まず、前記一般式〔A〕で表される化合物を現像主
薬とする現像液を用いた場合に効果が大きい。
【0141】
【発明の効果】写真処理廃液の低減が可能な、低補充処
理においてもランニング前後での性能の劣化の少ないイ
メージセッター用印刷製版ハロゲン化銀写真感光材料及
びその処理方法が提供できた。
理においてもランニング前後での性能の劣化の少ないイ
メージセッター用印刷製版ハロゲン化銀写真感光材料及
びその処理方法が提供できた。
Claims (5)
- 【請求項1】 ヒドラジン化合物を感光材料1m2あた
り1×10-4g〜5×10-3g含有することを特徴とす
るハロゲン化銀写真感光材料。 - 【請求項2】 一般式〔Na〕または〔Nb〕で表され
る化合物を感光材料1m2あたり5×10-4g〜2×1
0-2g含有することを特徴とする請求項1に記載のハロ
ゲン化銀写真感光材料。 【化1】 (式中、R11、R12及びR13は各々、水素原子、アルキ
ル基、置換アルキル基、アルケニル基、置換アルケニル
基、アルキニル基、アリール基又は置換アリール基を表
し、R11、R12、R13で環を形成することができる。
又、Arは置換若しくは無置換の芳香族基又は置換若し
くは無置換の複素環基を表す。R14は水素原子、アルキ
ル基、アルキニル基、アリール基を表すが、ArとR14
は連結基で連結されて環を形成してもよい。) - 【請求項3】 請求項1または2に記載のハロゲン化銀
写真感光材料を、自動現像機を用いて、ハロゲン化銀写
真感光材料大全一枚あたりの現像液の補充量が40ml
以下でランニング処理を行うことを特徴とするハロゲン
化銀写真感光材料の処理方法。 - 【請求項4】 実質的にハイドロキノンを含有せず、下
記一般式〔A〕で表される化合物を現像主薬として含有
する現像液(及び現像補充液)を用いて自動現像機でラ
ンニング処理することを特徴とする請求項3に記載のハ
ロゲン化銀写真感光材料の処理方法。 【化2】 (式中、R1とR2は各々独立して置換又は無置換のアル
キル基、置換又は無置換のアミノ基、置換又は無置換の
アルコキシ基、置換又は無置換のアルキルチオ基を表
し、又はR1とR2が互いに結合して環を形成してもよ
い。kは0又は1を表し、k=1のときXは−CO−又
は−CS−を表す。M1、M2は各々水素原子又はアルカ
リ金属を表す。) - 【請求項5】 現像補充液が固体処理剤から調製された
ものであることを特徴とする請求項3または4に記載の
ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001052029A JP2002250981A (ja) | 2001-02-27 | 2001-02-27 | ハロゲン化銀写真感光材料及び処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001052029A JP2002250981A (ja) | 2001-02-27 | 2001-02-27 | ハロゲン化銀写真感光材料及び処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002250981A true JP2002250981A (ja) | 2002-09-06 |
Family
ID=18912720
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001052029A Pending JP2002250981A (ja) | 2001-02-27 | 2001-02-27 | ハロゲン化銀写真感光材料及び処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002250981A (ja) |
-
2001
- 2001-02-27 JP JP2001052029A patent/JP2002250981A/ja active Pending
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