JP2002250659A - 照度センサ - Google Patents
照度センサInfo
- Publication number
- JP2002250659A JP2002250659A JP2001049159A JP2001049159A JP2002250659A JP 2002250659 A JP2002250659 A JP 2002250659A JP 2001049159 A JP2001049159 A JP 2001049159A JP 2001049159 A JP2001049159 A JP 2001049159A JP 2002250659 A JP2002250659 A JP 2002250659A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- resistor
- conversion
- switching
- amplification
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
- Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】外乱光による誤動作を防止した照度センサを提
供する。 【解決手段】フォトダイオードDと、光電流を電圧に変
換し、適宜設定可能な増幅率で増幅する変換増幅部10
と、変換増幅部10から出力される増幅電圧Vinを基
準電圧Vrefと比較し、比較結果に応じた2値の出力
電圧信号Voutを出力することで外部のトライアック
Qを開閉制御して、照明負荷Lpへの給電状態と給電停
止状態とを切り換える比較部20と、比較部20から帰
還された出力電圧信号Voutに応じて外光の明るさに
対する増幅電圧Vinの値を切り換える切換部11とを
備える。外光が暗いときに比較部に外部のトライアック
Qを開閉制御させるように変換増幅部10の増幅率を適
宜設定してときにも、切換部10により外乱光耐量Lを
所定量以上に保って、外光のゆらぎ及び外乱光に対する
誤動作を防止することができる。
供する。 【解決手段】フォトダイオードDと、光電流を電圧に変
換し、適宜設定可能な増幅率で増幅する変換増幅部10
と、変換増幅部10から出力される増幅電圧Vinを基
準電圧Vrefと比較し、比較結果に応じた2値の出力
電圧信号Voutを出力することで外部のトライアック
Qを開閉制御して、照明負荷Lpへの給電状態と給電停
止状態とを切り換える比較部20と、比較部20から帰
還された出力電圧信号Voutに応じて外光の明るさに
対する増幅電圧Vinの値を切り換える切換部11とを
備える。外光が暗いときに比較部に外部のトライアック
Qを開閉制御させるように変換増幅部10の増幅率を適
宜設定してときにも、切換部10により外乱光耐量Lを
所定量以上に保って、外光のゆらぎ及び外乱光に対する
誤動作を防止することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、照度センサに関す
るものである。
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、図11に示すように、商用電
源Eと照明負荷Lpとの間に挿入される例えば3端子双
方向サイリスタ(トライアック)Qなどのスイッチ要素
と、トライアックQを制御する照度センサAと、抵抗R
sn及びコンデンサCsnの直列回路からなるスナバ回
路SNとを備え、外光が規定の明るさ以下になるとトラ
イアックQをオンして照明負荷Lpを点灯させ、外光が
規定の明るさ以上になるとトライアックQをオフして照
明負荷Lpを消灯させる自動点滅器が提供されている。
源Eと照明負荷Lpとの間に挿入される例えば3端子双
方向サイリスタ(トライアック)Qなどのスイッチ要素
と、トライアックQを制御する照度センサAと、抵抗R
sn及びコンデンサCsnの直列回路からなるスナバ回
路SNとを備え、外光が規定の明るさ以下になるとトラ
イアックQをオンして照明負荷Lpを点灯させ、外光が
規定の明るさ以上になるとトライアックQをオフして照
明負荷Lpを消灯させる自動点滅器が提供されている。
【0003】図12に示すように、照度センサAはプリ
ント基板61に実装され、このプリント基板61にはト
ライアックQ、スナバ回路SNを構成するコンデンサC
sn及び抵抗Rsnも実装される。さらに、プリント基
板61にはトライアックQに当接させた形で矩形状の放
熱板HSが立設される。プリント基板61には商用電源
E及び照明負荷Lpとの接続用に2本の電線62が接続
される。
ント基板61に実装され、このプリント基板61にはト
ライアックQ、スナバ回路SNを構成するコンデンサC
sn及び抵抗Rsnも実装される。さらに、プリント基
板61にはトライアックQに当接させた形で矩形状の放
熱板HSが立設される。プリント基板61には商用電源
E及び照明負荷Lpとの接続用に2本の電線62が接続
される。
【0004】プリント基板61を収納するケース60
は、それぞれ合成樹脂により箱状に形成されたボディ6
3とカバー64とを結合して形成される。プリント基板
61は、ボディ63に固定され、カバー64は、組立孔
64aを通してボディ63に螺合する組立ねじ(図示せ
ず)によってボディ63と結合される。また、カバー6
4におけるボディ63側の周部には鍔部64bが形成さ
れ、鍔部64bの一部には上述した各電線62をケース
60の外部に引き出すための一対の切欠部64cが形成
されている。なお、ボディ63にはABS樹脂等が用い
られ、カバー64には透光性を有するアクリル樹脂等が
用いられる。
は、それぞれ合成樹脂により箱状に形成されたボディ6
3とカバー64とを結合して形成される。プリント基板
61は、ボディ63に固定され、カバー64は、組立孔
64aを通してボディ63に螺合する組立ねじ(図示せ
ず)によってボディ63と結合される。また、カバー6
4におけるボディ63側の周部には鍔部64bが形成さ
れ、鍔部64bの一部には上述した各電線62をケース
60の外部に引き出すための一対の切欠部64cが形成
されている。なお、ボディ63にはABS樹脂等が用い
られ、カバー64には透光性を有するアクリル樹脂等が
用いられる。
【0005】上記従来の照度センサAは、例えば図13
に示すように、所定の電圧を出力する定電圧回路1と、
外光の明るさに応じた光電流を発生するフォトダイオー
ドDと、前記光電流を電圧に変換し、適宜設定可能な増
幅率で増幅する変換増幅部10’と、変換増幅部10’
から出力される増幅電圧Vinを基準電圧Vrefと比
較し、比較結果に応じた2値の出力電圧信号Voutを
出力することで外部のトライアックQを開閉制御して、
照明負荷Lpへの給電状態と給電停止状態とを切り換え
る比較部20’とを備えている。
に示すように、所定の電圧を出力する定電圧回路1と、
外光の明るさに応じた光電流を発生するフォトダイオー
ドDと、前記光電流を電圧に変換し、適宜設定可能な増
幅率で増幅する変換増幅部10’と、変換増幅部10’
から出力される増幅電圧Vinを基準電圧Vrefと比
較し、比較結果に応じた2値の出力電圧信号Voutを
出力することで外部のトライアックQを開閉制御して、
照明負荷Lpへの給電状態と給電停止状態とを切り換え
る比較部20’とを備えている。
【0006】フォトダイオードDは、外光の明るさに応
じた光電流を発生する受光素子として近年になって注目
されて利用されているものであって、それまでは前記受
光素子としてCdS素子が用いられていた。CdS素子
の代わりにフォトダイオダイオードDが利用されるよう
になったのは、CdS素子の製造時や廃棄時において環
境に対する負荷が大きいという問題があったからであ
る。
じた光電流を発生する受光素子として近年になって注目
されて利用されているものであって、それまでは前記受
光素子としてCdS素子が用いられていた。CdS素子
の代わりにフォトダイオダイオードDが利用されるよう
になったのは、CdS素子の製造時や廃棄時において環
境に対する負荷が大きいという問題があったからであ
る。
【0007】変換増幅部10’は、入力端間にフォトダ
イオードDが接続されたオペアンプOPと、オペアンプ
OPの反転入力端と出力端の間に接続される負帰還用の
可変抵抗R1とを備え、可変抵抗R1の抵抗値を適宜設
定することによって、光電流が変換された電圧を前記抵
抗値に応じた増幅率で増幅し増幅電圧Vinを出力す
る。このように光電流を電圧に変換する負帰還回路とし
て構成された変換増幅部10’は、入力端間が仮想接地
されることで光電流を短絡電流に近い特性で利用し、外
光の明るさに対する増幅電圧Vinにおいて高い直線性
を有している。
イオードDが接続されたオペアンプOPと、オペアンプ
OPの反転入力端と出力端の間に接続される負帰還用の
可変抵抗R1とを備え、可変抵抗R1の抵抗値を適宜設
定することによって、光電流が変換された電圧を前記抵
抗値に応じた増幅率で増幅し増幅電圧Vinを出力す
る。このように光電流を電圧に変換する負帰還回路とし
て構成された変換増幅部10’は、入力端間が仮想接地
されることで光電流を短絡電流に近い特性で利用し、外
光の明るさに対する増幅電圧Vinにおいて高い直線性
を有している。
【0008】比較部20’は、定電圧回路1の出力電圧
を分圧する抵抗R2,R3の直列回路と、反転入力端に
オペアンプOPの出力端が接続され、非反転入力端に抵
抗R2,R3の接続点が接続されたコンパレータCP
と、コンパレータCPの非反転入力端と出力端の間に接
続される抵抗R4とを備えている。
を分圧する抵抗R2,R3の直列回路と、反転入力端に
オペアンプOPの出力端が接続され、非反転入力端に抵
抗R2,R3の接続点が接続されたコンパレータCP
と、コンパレータCPの非反転入力端と出力端の間に接
続される抵抗R4とを備えている。
【0009】上述のような照度センサAでは、フォトダ
イオードDが外光を受けると、外光の明るさに応じた光
電流を発生し、変換増幅部10’が前記光電流を上述の
ように変換および増幅して増幅電圧Vinを出力し、そ
して比較部20’が、コンパレータCPで増幅電圧Vi
nを、抵抗R2,R3により定電圧回路1の出力電圧が
分圧された基準電圧Vrefと比較し、比較結果に応じ
て出力端からHレベル又はLレベルの出力電圧信号Vo
utを出力する。例えば、増幅電圧Vinが基準電圧V
refよりも大きければ、比較部20’からLレベルの
出力電圧信号Voutが出力され、逆に増幅電圧Vin
が基準電圧Vrefよりも小さければ、Hレベルの出力
電圧信号Voutが出力される。これにより、自動点滅
器は、外光の明るさに応じて照度センサAから出力され
る出力電圧信号Voutによって、出力電圧信号Vou
tがHレベルであればトライアックQをオンして照明負
荷Lpを点灯させ、出力電圧信号VoutがLレベルで
あればトライアックQをオフして照明負荷Lpを消灯さ
せる。
イオードDが外光を受けると、外光の明るさに応じた光
電流を発生し、変換増幅部10’が前記光電流を上述の
ように変換および増幅して増幅電圧Vinを出力し、そ
して比較部20’が、コンパレータCPで増幅電圧Vi
nを、抵抗R2,R3により定電圧回路1の出力電圧が
分圧された基準電圧Vrefと比較し、比較結果に応じ
て出力端からHレベル又はLレベルの出力電圧信号Vo
utを出力する。例えば、増幅電圧Vinが基準電圧V
refよりも大きければ、比較部20’からLレベルの
出力電圧信号Voutが出力され、逆に増幅電圧Vin
が基準電圧Vrefよりも小さければ、Hレベルの出力
電圧信号Voutが出力される。これにより、自動点滅
器は、外光の明るさに応じて照度センサAから出力され
る出力電圧信号Voutによって、出力電圧信号Vou
tがHレベルであればトライアックQをオンして照明負
荷Lpを点灯させ、出力電圧信号VoutがLレベルで
あればトライアックQをオフして照明負荷Lpを消灯さ
せる。
【0010】また、上記照度センサAは、図14に示す
ように、フォトダイオードD、コンデンサC、抵抗R1
〜R4、定電圧回路1、オペアンプOP、コンパレータ
CPを実装した基板55を一つのパッケージ50に収納
することによって構成されている。パッケージ50は、
平板状のベース51に筒状のカバー52を覆着して形成
される。ベース51には上記基板55が固定され、カバ
ー52においてフォトダイオードDの受光面に対応する
部位(カバー52の軸方向の一端面)には透光板53が
装着される。したがって、フォトダイオードDには透光
板53を通して外光が入射する。
ように、フォトダイオードD、コンデンサC、抵抗R1
〜R4、定電圧回路1、オペアンプOP、コンパレータ
CPを実装した基板55を一つのパッケージ50に収納
することによって構成されている。パッケージ50は、
平板状のベース51に筒状のカバー52を覆着して形成
される。ベース51には上記基板55が固定され、カバ
ー52においてフォトダイオードDの受光面に対応する
部位(カバー52の軸方向の一端面)には透光板53が
装着される。したがって、フォトダイオードDには透光
板53を通して外光が入射する。
【0011】ところで自動点滅器は、一般的に、外光の
明るさに応じて照明負荷Lpを点灯させる点灯照度より
も、消灯させる消灯照度が大きくなるように構成されて
いる。一般に、消灯照度と点灯照度の照度差は外乱光耐
量と呼ばれ、自動点滅器では、短時間に点滅する誤動作
を防止するために適切な外乱光耐量を保つ必要がある。
これは、雲の流れなどによる太陽光のゆらぎ、車のヘッ
ドライトなどの閃光、自己に備えられた照明負荷Lpか
らの光、周囲に配置された他の照明器具からの侵入光な
どの外乱光が照度センサAに入射することにより、照明
器具が短時間で点滅するといった誤動作を防止するため
である。なお、前記誤動作を防止するために、外光の明
るさが変化しても所定期間変化後の明るさが保たれたと
きにのみ照明負荷Lpを点灯又は消灯させるようなタイ
マ動作機能を自動点滅器に備えても良いが、タイマ動作
機能を付加することにより、自動点滅器を構成する回路
が複雑化し、機器全体の小型化が難しく、高コストとな
る欠点があるため有効な手段とは言い難い。
明るさに応じて照明負荷Lpを点灯させる点灯照度より
も、消灯させる消灯照度が大きくなるように構成されて
いる。一般に、消灯照度と点灯照度の照度差は外乱光耐
量と呼ばれ、自動点滅器では、短時間に点滅する誤動作
を防止するために適切な外乱光耐量を保つ必要がある。
これは、雲の流れなどによる太陽光のゆらぎ、車のヘッ
ドライトなどの閃光、自己に備えられた照明負荷Lpか
らの光、周囲に配置された他の照明器具からの侵入光な
どの外乱光が照度センサAに入射することにより、照明
器具が短時間で点滅するといった誤動作を防止するため
である。なお、前記誤動作を防止するために、外光の明
るさが変化しても所定期間変化後の明るさが保たれたと
きにのみ照明負荷Lpを点灯又は消灯させるようなタイ
マ動作機能を自動点滅器に備えても良いが、タイマ動作
機能を付加することにより、自動点滅器を構成する回路
が複雑化し、機器全体の小型化が難しく、高コストとな
る欠点があるため有効な手段とは言い難い。
【0012】そこで上記従来の照度センサAでは、外乱
光耐量を保つために、抵抗R4をコンパレータCPに接
続することで、変換増幅部10’の増幅電圧Vinに対
する閾値にヒステリシスが付与されている。
光耐量を保つために、抵抗R4をコンパレータCPに接
続することで、変換増幅部10’の増幅電圧Vinに対
する閾値にヒステリシスが付与されている。
【0013】例えば、図15に示すように、外光の明る
さLxが時刻tの経過とともに暗くなり、その後再び明
るくなるような場合には、照度センサAは、外光の明る
さLxが次第に暗くなる経過途中の時刻t1で、外光の
明るさL1に対応する変換増幅部10’からの増幅電圧
Vinが基準電圧Vrefより小さくなると、比較部2
0’からHレベルの出力電圧信号Voutを出力する。
ところが、上述とは逆に外光の明るさLxが次第に明る
くなる経過途中の時刻t1’で、外光の明るさLxが明
るさL1になっても、コンパレータCPに上述のヒステ
リシスが付与されているので、依然として増幅電圧Vi
nが基準電圧Vrefより小さく、照度センサAは、比
較部20’からHレベルの出力電圧信号Voutを出力
し続ける。そして、外光の明るさLxがL1よりも明る
いL2になった時刻t2で、変換増幅部10’からの増
幅電圧Vinが基準電圧Vrefより大きくなると、照
度センサAは比較部20’からLレベルの出力電圧信号
Voutを出力する。このように消灯照度である明るさ
L2を点灯照度である明るさL1よりも明るくして、外
乱光により誤動作しない量の外乱光耐量Lを保ってい
る。
さLxが時刻tの経過とともに暗くなり、その後再び明
るくなるような場合には、照度センサAは、外光の明る
さLxが次第に暗くなる経過途中の時刻t1で、外光の
明るさL1に対応する変換増幅部10’からの増幅電圧
Vinが基準電圧Vrefより小さくなると、比較部2
0’からHレベルの出力電圧信号Voutを出力する。
ところが、上述とは逆に外光の明るさLxが次第に明る
くなる経過途中の時刻t1’で、外光の明るさLxが明
るさL1になっても、コンパレータCPに上述のヒステ
リシスが付与されているので、依然として増幅電圧Vi
nが基準電圧Vrefより小さく、照度センサAは、比
較部20’からHレベルの出力電圧信号Voutを出力
し続ける。そして、外光の明るさLxがL1よりも明る
いL2になった時刻t2で、変換増幅部10’からの増
幅電圧Vinが基準電圧Vrefより大きくなると、照
度センサAは比較部20’からLレベルの出力電圧信号
Voutを出力する。このように消灯照度である明るさ
L2を点灯照度である明るさL1よりも明るくして、外
乱光により誤動作しない量の外乱光耐量Lを保ってい
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、自動点滅器
には例えば操作部をスライドすることで変換増幅部1
0’の可変抵抗R1の抵抗値を変化させるスライド式の
動作設定スイッチが備えられてある。例えば、自動点滅
器の照明負荷Lpを外光が暗いときに点灯又は消灯させ
るときには、動作設定スイッチの操作部を所定位置から
一方にスライドさせ、スライド幅Volに応じて可変抵
抗R1の抵抗値を増加させる。逆に、照明負荷Lpを外
光が明るいときに点灯又は消灯させるときには、動作設
定スイッチの操作部を所定位置から前記一方と反対側に
スライドさせ、スライド幅Volに応じて可変抵抗R1
の抵抗値を減少させる。
には例えば操作部をスライドすることで変換増幅部1
0’の可変抵抗R1の抵抗値を変化させるスライド式の
動作設定スイッチが備えられてある。例えば、自動点滅
器の照明負荷Lpを外光が暗いときに点灯又は消灯させ
るときには、動作設定スイッチの操作部を所定位置から
一方にスライドさせ、スライド幅Volに応じて可変抵
抗R1の抵抗値を増加させる。逆に、照明負荷Lpを外
光が明るいときに点灯又は消灯させるときには、動作設
定スイッチの操作部を所定位置から前記一方と反対側に
スライドさせ、スライド幅Volに応じて可変抵抗R1
の抵抗値を減少させる。
【0015】その結果、図16に示すように、動作設定
スイッチの操作部を一方にスライドしてスライド幅Vo
lを増すと(図16中右矢印方向)、可変抵抗R1の抵
抗値が小さくなって変換増幅部10’の増幅率が減少
し、点灯照度L1および消灯照度L2はスライド幅Vo
lに略比例して増加する。上述とは逆に、操作部を前記
一方と反対側にスライドしてスライド幅Volを増すと
(図16中左矢印方向)、可変抵抗R1の抵抗値が大き
くなって変換増幅部10’の増幅率が増加し、点灯照度
L1および消灯照度L2は、反対側へのスライド幅Vo
lに略比例して減少する。
スイッチの操作部を一方にスライドしてスライド幅Vo
lを増すと(図16中右矢印方向)、可変抵抗R1の抵
抗値が小さくなって変換増幅部10’の増幅率が減少
し、点灯照度L1および消灯照度L2はスライド幅Vo
lに略比例して増加する。上述とは逆に、操作部を前記
一方と反対側にスライドしてスライド幅Volを増すと
(図16中左矢印方向)、可変抵抗R1の抵抗値が大き
くなって変換増幅部10’の増幅率が増加し、点灯照度
L1および消灯照度L2は、反対側へのスライド幅Vo
lに略比例して減少する。
【0016】しかし、点灯照度L1に対する消灯照度L
2の割合を示す動作照度比Lrは、可変抵抗R1の抵抗
値で一義的に決定されるので、上述のようにスライド幅
Volを変化しても、図17に示すように略一定に保た
れ、逆に、点灯照度L1と消灯照度L2の照度差である
外乱光耐量Lが、スライド幅Volに応じて変化する。
2の割合を示す動作照度比Lrは、可変抵抗R1の抵抗
値で一義的に決定されるので、上述のようにスライド幅
Volを変化しても、図17に示すように略一定に保た
れ、逆に、点灯照度L1と消灯照度L2の照度差である
外乱光耐量Lが、スライド幅Volに応じて変化する。
【0017】すなわち、従来の照度センサAでは、外光
の明るさLxが比較的に暗いときに照明負荷Lpを点灯
又は消灯させようと、動作設定スイッチの操作部をスラ
イドさせ、可変抵抗R1の抵抗値を大きく設定すると、
点灯照度L1及び消灯照度L2が小さくなる一方で外乱
光耐量Lも小さくなり、上述のような外乱光に対して誤
動作してしまうといった問題があった。なお、動作設定
スイッチを設けずに可変抵抗R1の抵抗値を固定した照
度センサAであれば、上述のような問題は生じないが、
市場の要望から、可変抵抗R1の抵抗値を設定可能とし
ている。
の明るさLxが比較的に暗いときに照明負荷Lpを点灯
又は消灯させようと、動作設定スイッチの操作部をスラ
イドさせ、可変抵抗R1の抵抗値を大きく設定すると、
点灯照度L1及び消灯照度L2が小さくなる一方で外乱
光耐量Lも小さくなり、上述のような外乱光に対して誤
動作してしまうといった問題があった。なお、動作設定
スイッチを設けずに可変抵抗R1の抵抗値を固定した照
度センサAであれば、上述のような問題は生じないが、
市場の要望から、可変抵抗R1の抵抗値を設定可能とし
ている。
【0018】そこで、図18及び図19に示すように、
動作設定スイッチの操作部のスライド幅Volを大きく
して点灯照度L1および消灯照度L2を小さくしたとき
にも、外乱光耐量Lを上述の外乱光に対して誤動作して
しまうことがない量以上に保つ必要があった。
動作設定スイッチの操作部のスライド幅Volを大きく
して点灯照度L1および消灯照度L2を小さくしたとき
にも、外乱光耐量Lを上述の外乱光に対して誤動作して
しまうことがない量以上に保つ必要があった。
【0019】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、外乱光による誤動作を防止した照度センサを
提供する。
のであり、外乱光による誤動作を防止した照度センサを
提供する。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、外光の明るさに応じた光電流を
発生する受光素子と、前記光電流を電圧に変換し、適宜
設定可能な増幅率で増幅する変換増幅部と、変換増幅部
から出力される増幅電圧を基準電圧と比較し、比較結果
に応じた2値の出力電圧信号を出力する比較部と、比較
部から帰還された出力電圧信号に応じて外光の明るさに
対する増幅電圧の値を切り換える切換手段とを備えたこ
とを特徴とし、増幅電圧の値を切り換えることで相対的
に基準電圧にヒステリシスを付与でき、変換増幅部の増
幅率を適宜設定して基準電圧を相対的に低くした場合で
も、切換手段により増幅電圧が増加又は減少方向に切り
換えられるときの外光の明るさと、増幅電圧が逆方向に
切り換えられるときの外光の明るさとの照度差を、外光
のゆらぎ及び外乱光による誤動作の防止が可能な量以上
に保つことができる。
に、請求項1の発明は、外光の明るさに応じた光電流を
発生する受光素子と、前記光電流を電圧に変換し、適宜
設定可能な増幅率で増幅する変換増幅部と、変換増幅部
から出力される増幅電圧を基準電圧と比較し、比較結果
に応じた2値の出力電圧信号を出力する比較部と、比較
部から帰還された出力電圧信号に応じて外光の明るさに
対する増幅電圧の値を切り換える切換手段とを備えたこ
とを特徴とし、増幅電圧の値を切り換えることで相対的
に基準電圧にヒステリシスを付与でき、変換増幅部の増
幅率を適宜設定して基準電圧を相対的に低くした場合で
も、切換手段により増幅電圧が増加又は減少方向に切り
換えられるときの外光の明るさと、増幅電圧が逆方向に
切り換えられるときの外光の明るさとの照度差を、外光
のゆらぎ及び外乱光による誤動作の防止が可能な量以上
に保つことができる。
【0021】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、切換手段は、比較部から帰還された出力電圧信号に
応じて、変換増幅部の増幅率を切り換えることを特徴と
し、比較的簡単な回路構成とすることができる。
て、切換手段は、比較部から帰還された出力電圧信号に
応じて、変換増幅部の増幅率を切り換えることを特徴と
し、比較的簡単な回路構成とすることができる。
【0022】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、変換増幅部は、入力端間に受光素子が接続さ
れた演算増幅器と、前記演算増幅器の帰還用の可変抵抗
とを備えたことを特徴とし、演算増幅器の入力端間が仮
想接地されることによって、入力オフセット電圧を抑
え、受光素子からの光電流が短絡電流のように演算増幅
器に入力されて、変換増幅部の増幅電圧を受光素子から
の光電流に応じて精度良く増幅させることができる。
において、変換増幅部は、入力端間に受光素子が接続さ
れた演算増幅器と、前記演算増幅器の帰還用の可変抵抗
とを備えたことを特徴とし、演算増幅器の入力端間が仮
想接地されることによって、入力オフセット電圧を抑
え、受光素子からの光電流が短絡電流のように演算増幅
器に入力されて、変換増幅部の増幅電圧を受光素子から
の光電流に応じて精度良く増幅させることができる。
【0023】請求項4の発明は、請求項1〜3の何れか
の発明において、比較部は、変換増幅部から出力される
増幅電圧を基準電圧と比較するコンパレータと、前記コ
ンパレータが変換増幅部の増幅電圧に対する閾値にヒス
テリシスを付与する帰還用の抵抗とを備えたことを特徴
とし、前記ヒステリシスによって照度差を誤動作の防止
可能な量以上に確実に保つことができる。
の発明において、比較部は、変換増幅部から出力される
増幅電圧を基準電圧と比較するコンパレータと、前記コ
ンパレータが変換増幅部の増幅電圧に対する閾値にヒス
テリシスを付与する帰還用の抵抗とを備えたことを特徴
とし、前記ヒステリシスによって照度差を誤動作の防止
可能な量以上に確実に保つことができる。
【0024】請求項5の発明は、請求項1〜4の何れか
の発明において、変換増幅部は、少なくとも光電流を電
圧に変換する電流電圧変換部と、電流電圧変換部からの
出力電圧を所定の増幅率で増幅する増幅部とから成り、
上記切換手段と、前記増幅率を可変とする可変抵抗とが
前記増幅部に備えられ、切換手段は、増幅部の前記可変
抵抗に接続されたスイッチング素子を出力電圧信号に応
じてオン/オフして前記増幅率を切り換えることを特徴
とし、切換手段の切り換えによる増幅部の増幅率の変化
量を、増幅部の構成部品の定数設定により容易に大きく
することができ、その結果、照度差を誤動作の防止可能
な量以上に確実に保つことができ、また、スイッチング
素子が増幅部の増幅率を可変とする可変抵抗に接続され
ていることによって、スイッチング素子からの漏れ電流
による光電流への影響を抑えることができて、受光素子
の小型化を容易とすることができる。
の発明において、変換増幅部は、少なくとも光電流を電
圧に変換する電流電圧変換部と、電流電圧変換部からの
出力電圧を所定の増幅率で増幅する増幅部とから成り、
上記切換手段と、前記増幅率を可変とする可変抵抗とが
前記増幅部に備えられ、切換手段は、増幅部の前記可変
抵抗に接続されたスイッチング素子を出力電圧信号に応
じてオン/オフして前記増幅率を切り換えることを特徴
とし、切換手段の切り換えによる増幅部の増幅率の変化
量を、増幅部の構成部品の定数設定により容易に大きく
することができ、その結果、照度差を誤動作の防止可能
な量以上に確実に保つことができ、また、スイッチング
素子が増幅部の増幅率を可変とする可変抵抗に接続され
ていることによって、スイッチング素子からの漏れ電流
による光電流への影響を抑えることができて、受光素子
の小型化を容易とすることができる。
【0025】請求項6の発明は、請求項1〜4の何れか
の発明において、変換増幅部は、入力端間に受光素子が
接続される演算増幅器と、前記演算増幅器の帰還用の第
1及び第2の抵抗からなる直列回路と、一端が第1及び
第2の抵抗の接続点に接続され、他端が演算増幅器にお
ける光電流が入力される側と反対側の入力端と略同電位
の部位に接続される第3の抵抗と、第1〜3の抵抗の少
なくとも一部に並列接続し、出力電圧信号に応じてオン
/オフするスイッチング素子とを備えて、第1〜3の抵
抗のうち少なくとも1つを可変抵抗とし、切換手段は、
前記スイッチング素子と、前記スイッチング素子に並列
接続される第1〜3の何れかの抵抗とを備えて成ること
を特徴とし、演算増幅器の入力端間が仮想接地されるこ
とによって、入力オフセット電圧を抑え、受光素子から
の光電流が短絡電流のように演算増幅器に入力されて、
変換増幅部の増幅電圧を受光素子からの光電流に応じて
精度良く増幅させることができるとともに、切換手段の
スイッチング素子がオン/オフされたときの変換増幅部
の増幅率の変化量を、変換増幅部の定数設定により大き
くすることができ、その結果、照度差を誤動作の防止可
能な量以上に確実に保つことができ、また請求項5の発
明と比べて増幅部を備えていないことから、小型化を図
ることができる。
の発明において、変換増幅部は、入力端間に受光素子が
接続される演算増幅器と、前記演算増幅器の帰還用の第
1及び第2の抵抗からなる直列回路と、一端が第1及び
第2の抵抗の接続点に接続され、他端が演算増幅器にお
ける光電流が入力される側と反対側の入力端と略同電位
の部位に接続される第3の抵抗と、第1〜3の抵抗の少
なくとも一部に並列接続し、出力電圧信号に応じてオン
/オフするスイッチング素子とを備えて、第1〜3の抵
抗のうち少なくとも1つを可変抵抗とし、切換手段は、
前記スイッチング素子と、前記スイッチング素子に並列
接続される第1〜3の何れかの抵抗とを備えて成ること
を特徴とし、演算増幅器の入力端間が仮想接地されるこ
とによって、入力オフセット電圧を抑え、受光素子から
の光電流が短絡電流のように演算増幅器に入力されて、
変換増幅部の増幅電圧を受光素子からの光電流に応じて
精度良く増幅させることができるとともに、切換手段の
スイッチング素子がオン/オフされたときの変換増幅部
の増幅率の変化量を、変換増幅部の定数設定により大き
くすることができ、その結果、照度差を誤動作の防止可
能な量以上に確実に保つことができ、また請求項5の発
明と比べて増幅部を備えていないことから、小型化を図
ることができる。
【0026】請求項7の発明は、請求項6の発明におい
て、摺動端子を有する可変抵抗を用いて第2及び第3の
抵抗の抵抗値を可変とし、スイッチング素子を第3の抵
抗の少なくとも一部に並列接続したことを特徴とし、請
求項6と同様の作用を奏する。
て、摺動端子を有する可変抵抗を用いて第2及び第3の
抵抗の抵抗値を可変とし、スイッチング素子を第3の抵
抗の少なくとも一部に並列接続したことを特徴とし、請
求項6と同様の作用を奏する。
【0027】請求項8の発明は、請求項1の発明におい
て、印加電圧に応じて透過率が制御される光量調節部材
が受光素子の受光面の少なくとも一部に重複する形で取
り付けられ、切換手段は、比較部から帰還された出力電
圧信号に応じて前記印加電圧の値を変化させることを特
徴とし、出力電圧信号に応じて光量調節部材の透過率が
変化して変換増幅部の増幅電圧の値を切り換えること
で、相対的に基準電圧にヒステリシスを付与でき、変換
増幅部の増幅率を適宜設定して基準電圧を相対的に低く
した場合でも、人間の視感度では識別し難い外光のゆら
ぎ及び外乱光による誤動作の防止が可能な量以上に照度
差を保つことができる。
て、印加電圧に応じて透過率が制御される光量調節部材
が受光素子の受光面の少なくとも一部に重複する形で取
り付けられ、切換手段は、比較部から帰還された出力電
圧信号に応じて前記印加電圧の値を変化させることを特
徴とし、出力電圧信号に応じて光量調節部材の透過率が
変化して変換増幅部の増幅電圧の値を切り換えること
で、相対的に基準電圧にヒステリシスを付与でき、変換
増幅部の増幅率を適宜設定して基準電圧を相対的に低く
した場合でも、人間の視感度では識別し難い外光のゆら
ぎ及び外乱光による誤動作の防止が可能な量以上に照度
差を保つことができる。
【0028】
【発明の実施の形態】(実施形態1)本実施形態におけ
る基本構成は従来例と共通するために共通する部分につ
いては同一の符号を付して説明を省略し、本実施形態の
特徴となる部分についてのみ詳細に説明する。
る基本構成は従来例と共通するために共通する部分につ
いては同一の符号を付して説明を省略し、本実施形態の
特徴となる部分についてのみ詳細に説明する。
【0029】本実施形態は、図1及び図2に示すよう
に、比較部20から帰還された出力電圧信号Voutに
応じて、外光の明るさに対する増幅電圧Vinの値を切
り換える切換部11を備えている。
に、比較部20から帰還された出力電圧信号Voutに
応じて、外光の明るさに対する増幅電圧Vinの値を切
り換える切換部11を備えている。
【0030】切換部11は、変換増幅部10の可変抵抗
R1に並列接続される例えばFETなどのスイッチング
素子Q1及び抵抗R5の直列回路からなる。
R1に並列接続される例えばFETなどのスイッチング
素子Q1及び抵抗R5の直列回路からなる。
【0031】この切換部11は、比較部20の出力電圧
信号Voutに応じてスイッチング素子Q1がオン/オ
フし、オペアンプOPの入出力端間の抵抗値を、可変抵
抗R1の抵抗値と、可変抵抗R1及び抵抗R5の並列回
路の抵抗値とに切り換える。すなわち、切換部11は、
出力電圧信号Voutに応じて変換増幅部10の増幅率
を切り換えるのである。
信号Voutに応じてスイッチング素子Q1がオン/オ
フし、オペアンプOPの入出力端間の抵抗値を、可変抵
抗R1の抵抗値と、可変抵抗R1及び抵抗R5の並列回
路の抵抗値とに切り換える。すなわち、切換部11は、
出力電圧信号Voutに応じて変換増幅部10の増幅率
を切り換えるのである。
【0032】例えば、外光が明るいときには、変換増幅
部10の増幅電圧Vinの値が基準電圧Vrefの値よ
りも大きく、コンパレータCPの出力端からはLレベル
の出力電圧信号Voutが出力され、スイッチング素子
Q1がオフしている。これにより、オペアンプOPの入
出力端間の抵抗値は、抵抗R1の抵抗値であって、変換
増幅部10は、前記抵抗値に応じた増幅率で増幅された
増幅電圧Vinを出力している。
部10の増幅電圧Vinの値が基準電圧Vrefの値よ
りも大きく、コンパレータCPの出力端からはLレベル
の出力電圧信号Voutが出力され、スイッチング素子
Q1がオフしている。これにより、オペアンプOPの入
出力端間の抵抗値は、抵抗R1の抵抗値であって、変換
増幅部10は、前記抵抗値に応じた増幅率で増幅された
増幅電圧Vinを出力している。
【0033】逆に外光が暗いときには、変換増幅部10
の増幅電圧Vinの値が基準電圧Vrefの値よりも小
さく、コンパレータCPの出力端からはHレベルの出力
電圧信号Voutが出力され、スイッチング素子Q1が
オンしている。これにより、オペアンプOPの入出力端
間の抵抗値は、抵抗R1及び抵抗R5の並列回路の抵抗
値であって、変換増幅部10は、前記抵抗値に応じ、上
述の外光が明るいときよりも小さい増幅率で増幅された
増幅電圧Vinを出力している。
の増幅電圧Vinの値が基準電圧Vrefの値よりも小
さく、コンパレータCPの出力端からはHレベルの出力
電圧信号Voutが出力され、スイッチング素子Q1が
オンしている。これにより、オペアンプOPの入出力端
間の抵抗値は、抵抗R1及び抵抗R5の並列回路の抵抗
値であって、変換増幅部10は、前記抵抗値に応じ、上
述の外光が明るいときよりも小さい増幅率で増幅された
増幅電圧Vinを出力している。
【0034】ここで、外光の明るさが変化する場合にお
ける本実施形態の動作について、図15に基づいてを説
明する。
ける本実施形態の動作について、図15に基づいてを説
明する。
【0035】外光の明るさLxが明るい時刻t0から次
第に暗くなる時刻t1までは、変換増幅部10の増幅率
が高く設定されている。しかし、時刻t1で外光の明る
さがL1になって増幅電圧Vinが基準電圧Vrefよ
りも小さくなると、比較部20のコンパレータCPは出
力電圧信号VoutをLレベルからHレベルに変える。
これに応じてトライアックQがターンオンして照明負荷
Lpに電力が供給されるとともに、切換部11が変換増
幅部10の増幅率を小さい値に切り換える。変換増幅部
10の増幅率が小さく設定された結果、増幅電圧Vin
に対する閾値である基準電圧Vrefが相対的に高めら
れて基準電圧Vrefにヒステリシスが付与された状態
とすることができる。これにより、再び外光が明るくな
って時刻t1’で外光の明るさがL1になっても、増幅
電圧Vinは基準電圧Vrefよりも小さく、比較部2
0のコンパレータCPは照明負荷Lpに電力を供給させ
続ける。そして、外光の明るさがL1よりも明るいL2
となり、明るさL2に応じた増幅電圧Vinが基準電圧
Vrefよりも大きくなると、比較部20のコンパレー
タCPは、出力電圧信号VoutをHレベルからLレベ
ルに戻す。これにより、トライアックQがターンオフし
て照明負荷Lpへの電力供給が停止されて照明負荷Lp
が消灯するとともに、切換部11が変換増幅部10の増
幅率を大きい値に切り換える。
第に暗くなる時刻t1までは、変換増幅部10の増幅率
が高く設定されている。しかし、時刻t1で外光の明る
さがL1になって増幅電圧Vinが基準電圧Vrefよ
りも小さくなると、比較部20のコンパレータCPは出
力電圧信号VoutをLレベルからHレベルに変える。
これに応じてトライアックQがターンオンして照明負荷
Lpに電力が供給されるとともに、切換部11が変換増
幅部10の増幅率を小さい値に切り換える。変換増幅部
10の増幅率が小さく設定された結果、増幅電圧Vin
に対する閾値である基準電圧Vrefが相対的に高めら
れて基準電圧Vrefにヒステリシスが付与された状態
とすることができる。これにより、再び外光が明るくな
って時刻t1’で外光の明るさがL1になっても、増幅
電圧Vinは基準電圧Vrefよりも小さく、比較部2
0のコンパレータCPは照明負荷Lpに電力を供給させ
続ける。そして、外光の明るさがL1よりも明るいL2
となり、明るさL2に応じた増幅電圧Vinが基準電圧
Vrefよりも大きくなると、比較部20のコンパレー
タCPは、出力電圧信号VoutをHレベルからLレベ
ルに戻す。これにより、トライアックQがターンオフし
て照明負荷Lpへの電力供給が停止されて照明負荷Lp
が消灯するとともに、切換部11が変換増幅部10の増
幅率を大きい値に切り換える。
【0036】これにより本実施形態では、変換増幅部1
0の増幅率を切り換えることで相対的に基準電圧Vre
fにヒステリシスを付与でき、外光が暗いときに照明負
荷Lpを点灯又は消灯するように動作設定スイッチの操
作部を操作してスライド幅Volを変え可変抵抗R1の
抵抗値を変化させることで相対的に基準電圧Vrefを
低くした場合でも、明るさL1,L2の差、つまり点灯
照度と消灯照度の照度差である外乱光耐量Lが従来例の
ように小さくなることなく、図3及び図4に示すよう
に、外乱光耐量Lを外光のゆらぎ及び外乱光による誤動
作の防止が可能な量以上に保つことができる。
0の増幅率を切り換えることで相対的に基準電圧Vre
fにヒステリシスを付与でき、外光が暗いときに照明負
荷Lpを点灯又は消灯するように動作設定スイッチの操
作部を操作してスライド幅Volを変え可変抵抗R1の
抵抗値を変化させることで相対的に基準電圧Vrefを
低くした場合でも、明るさL1,L2の差、つまり点灯
照度と消灯照度の照度差である外乱光耐量Lが従来例の
ように小さくなることなく、図3及び図4に示すよう
に、外乱光耐量Lを外光のゆらぎ及び外乱光による誤動
作の防止が可能な量以上に保つことができる。
【0037】また、本実施形態では、従来例と同様、コ
ンパレータCPが変換増幅部10の増幅電圧Vinに対
する閾値にヒステリシスを付与するフィードバック用の
抵抗R4を備えているので、このヒステリシスによって
外乱光耐量Lを誤動作の防止可能な量以上に確実に保つ
ことができる。
ンパレータCPが変換増幅部10の増幅電圧Vinに対
する閾値にヒステリシスを付与するフィードバック用の
抵抗R4を備えているので、このヒステリシスによって
外乱光耐量Lを誤動作の防止可能な量以上に確実に保つ
ことができる。
【0038】さらに、本実施形態においても従来例と同
様、オペアンプOPに負帰還用の可変抵抗R1を接続
し、オペアンプOPの入力端間にフォトダイオードDを
接続していることによって、オペアンプOPの入力端間
が仮想接地された状態となる。これにより、オペアンプ
OPの入力オフセット電圧を抑え、フォトダイオードD
からの光電流を短絡電流のようにオペアンプOPに入力
させて、変換増幅部10の増幅電圧Vinを、フォトダ
イオードDからの光電流に応じて精度良く増幅させるこ
とができる。
様、オペアンプOPに負帰還用の可変抵抗R1を接続
し、オペアンプOPの入力端間にフォトダイオードDを
接続していることによって、オペアンプOPの入力端間
が仮想接地された状態となる。これにより、オペアンプ
OPの入力オフセット電圧を抑え、フォトダイオードD
からの光電流を短絡電流のようにオペアンプOPに入力
させて、変換増幅部10の増幅電圧Vinを、フォトダ
イオードDからの光電流に応じて精度良く増幅させるこ
とができる。
【0039】ところで本実施形態の照度センサでは、フ
ォトダイオードDを1つ備えたが、図5(a)に示すよ
うに、4つのフォトダイオードDが直列に接続された直
列回路を備えても良い。
ォトダイオードDを1つ備えたが、図5(a)に示すよ
うに、4つのフォトダイオードDが直列に接続された直
列回路を備えても良い。
【0040】このフォトダイオードDの直列回路は、図
5(b)に示すように、半導体などから成る略矩形平板
状のチップDaと、チップDaの表面に形成された電極
5を有する4つのセルDbとで構成される。また、チッ
プDaには遮光壁6が各セルDb間に立設されており、
各セルDaから例えば反射などによって他のセルDa側
へ光が漏れるのを防いでいる。そして、上述のように形
成された4つのフォトダイオードDの直列回路が、基板
55に実装されてパッケージ50に収納される。
5(b)に示すように、半導体などから成る略矩形平板
状のチップDaと、チップDaの表面に形成された電極
5を有する4つのセルDbとで構成される。また、チッ
プDaには遮光壁6が各セルDb間に立設されており、
各セルDaから例えば反射などによって他のセルDa側
へ光が漏れるのを防いでいる。そして、上述のように形
成された4つのフォトダイオードDの直列回路が、基板
55に実装されてパッケージ50に収納される。
【0041】これら4つのフォトダイオードDは、それ
ぞれ各別の検知領域を有しており、前記直列回路に流れ
る電流は、4個のフォトダイオードDが発生する光電流
のうち、電流値の最も小さい光電流に制限されるので、
変換増幅部10から出力される増幅電圧Vinの値は、
4つの検知領域のうち最も照度の低い検知領域の明るさ
に対応した電圧値となる。したがって、4つの検知領域
の一部に指向性の鋭い光や一過性の光が照射され、前記
検知領域に対応するフォトダイオードDの光電流が増加
したとしても、4つのフォトダイオードDの直列回路に
流れる電流が外乱光によって増加することなく、外乱光
による誤動作を防止することができるのである。 (実施形態2)本実施形態における基本構成は実施形態
1と共通するために共通する部分については同一の符号
を付して説明を省略し、本実施形態の特徴となる部分に
ついてのみ詳細に説明する。
ぞれ各別の検知領域を有しており、前記直列回路に流れ
る電流は、4個のフォトダイオードDが発生する光電流
のうち、電流値の最も小さい光電流に制限されるので、
変換増幅部10から出力される増幅電圧Vinの値は、
4つの検知領域のうち最も照度の低い検知領域の明るさ
に対応した電圧値となる。したがって、4つの検知領域
の一部に指向性の鋭い光や一過性の光が照射され、前記
検知領域に対応するフォトダイオードDの光電流が増加
したとしても、4つのフォトダイオードDの直列回路に
流れる電流が外乱光によって増加することなく、外乱光
による誤動作を防止することができるのである。 (実施形態2)本実施形態における基本構成は実施形態
1と共通するために共通する部分については同一の符号
を付して説明を省略し、本実施形態の特徴となる部分に
ついてのみ詳細に説明する。
【0042】本実施形態の変換増幅部10は、図6に示
すように、フォトダイオードDからの光電流を電圧に変
換し増幅する電流電圧変換部12と、電流電圧変換部1
2からの出力電圧を所定の増幅率で増幅する増幅部13
とからなる。
すように、フォトダイオードDからの光電流を電圧に変
換し増幅する電流電圧変換部12と、電流電圧変換部1
2からの出力電圧を所定の増幅率で増幅する増幅部13
とからなる。
【0043】電流電圧変換部12は、オペアンプOPと
負帰還用の抵抗R10とを備えている。
負帰還用の抵抗R10とを備えている。
【0044】増幅部13は、非反転入力端がオペアンプ
OPの出力端に接続されるオペアンプOP1と、オペア
ンプOP1の反転入力端に一端が接続され他端が接地さ
れる抵抗R6と、オペアンプOP1の出力端に一端が接
続され他端が接地される可変抵抗R8及び抵抗R9の直
列回路と、オペアンプOP1の反転入力端と可変抵抗R
8の摺動端子との間に接続される抵抗R7と、抵抗R9
に並列接続され、比較部20からの出力電圧信号に応じ
てオン/オフする例えばFETなどのスイッチング素子
Q2とを備えている。また、本実施形態の切換部11
は、抵抗R9及びスイッチング素子Q2から構成され
る。
OPの出力端に接続されるオペアンプOP1と、オペア
ンプOP1の反転入力端に一端が接続され他端が接地さ
れる抵抗R6と、オペアンプOP1の出力端に一端が接
続され他端が接地される可変抵抗R8及び抵抗R9の直
列回路と、オペアンプOP1の反転入力端と可変抵抗R
8の摺動端子との間に接続される抵抗R7と、抵抗R9
に並列接続され、比較部20からの出力電圧信号に応じ
てオン/オフする例えばFETなどのスイッチング素子
Q2とを備えている。また、本実施形態の切換部11
は、抵抗R9及びスイッチング素子Q2から構成され
る。
【0045】このような増幅部13は、可変抵抗R8の
摺動端子の位置をずらすことで、オペアンプOP1の入
出力端間の抵抗値が変化して、増幅率を可変とし、さら
に切換部11のスイッチング素子Q2がオン/オフされ
ることで抵抗R9の両端を短絡又は開放して、増幅率を
切り換えるのである。
摺動端子の位置をずらすことで、オペアンプOP1の入
出力端間の抵抗値が変化して、増幅率を可変とし、さら
に切換部11のスイッチング素子Q2がオン/オフされ
ることで抵抗R9の両端を短絡又は開放して、増幅率を
切り換えるのである。
【0046】これにより本実施形態では、切換部11の
切り換えによる増幅部13からの増幅電圧Vinの変化
量を、増幅部13の構成部品の定数設定により容易に大
きくすることができる。その結果、点灯照度と消灯照度
との照度差である外光乱耐量Lを外乱光による誤動作の
防止が可能な量以上に確実に保つことができる。また、
出力電圧信号に応じてオン/オフするスイッチング素子
Q2が、増幅部13の増幅率を可変とする可変抵抗R8
に接続されて増幅部13の入力側と切り離されているの
で、スイッチング素子Q2の漏れ電流による光電流への
影響を抑えることができて、フォトダイオードDの小型
化を容易とすることができる。 (実施形態3)本実施形態における基本構成は実施形態
1と共通するために共通する部分については同一の符号
を付して説明を省略し、本実施形態の特徴となる部分に
ついてのみ詳細に説明する。
切り換えによる増幅部13からの増幅電圧Vinの変化
量を、増幅部13の構成部品の定数設定により容易に大
きくすることができる。その結果、点灯照度と消灯照度
との照度差である外光乱耐量Lを外乱光による誤動作の
防止が可能な量以上に確実に保つことができる。また、
出力電圧信号に応じてオン/オフするスイッチング素子
Q2が、増幅部13の増幅率を可変とする可変抵抗R8
に接続されて増幅部13の入力側と切り離されているの
で、スイッチング素子Q2の漏れ電流による光電流への
影響を抑えることができて、フォトダイオードDの小型
化を容易とすることができる。 (実施形態3)本実施形態における基本構成は実施形態
1と共通するために共通する部分については同一の符号
を付して説明を省略し、本実施形態の特徴となる部分に
ついてのみ詳細に説明する。
【0047】本実施形態の変換増幅部10は、図7に示
すように、オペアンプOPと、オペアンプの負帰還用の
第1及び第2の抵抗R1,R13の直列回路と、第1及
び第2の抵抗R1,R13の接続点に一端が接続され、
他端が接地された第3の抵抗たる抵抗R11,R12の
直列回路と、抵抗R12に並列接続され、出力電圧信号
に応じてオン/オフされるスイッチング素子Q3とを備
えている。また、本実施形態の切換部11は、抵抗R1
1,R12の直列回路及びスイッチング素子Q3からな
り、第1の抵抗R1を可変抵抗としている。
すように、オペアンプOPと、オペアンプの負帰還用の
第1及び第2の抵抗R1,R13の直列回路と、第1及
び第2の抵抗R1,R13の接続点に一端が接続され、
他端が接地された第3の抵抗たる抵抗R11,R12の
直列回路と、抵抗R12に並列接続され、出力電圧信号
に応じてオン/オフされるスイッチング素子Q3とを備
えている。また、本実施形態の切換部11は、抵抗R1
1,R12の直列回路及びスイッチング素子Q3からな
り、第1の抵抗R1を可変抵抗としている。
【0048】上述のような変換増幅部10では、第1の
抵抗R1が操作されることによって、光電流が変換され
た電圧が第1の抵抗R1の抵抗値に応じた増幅率で増幅
され、比較部20からの出力電圧信号Voutに応じて
スイッチング素子Q3がオン/オフされることによっ
て、第3の抵抗のうち抵抗R12の両端が短絡又は開放
して、増幅率が切り換わるのである。
抵抗R1が操作されることによって、光電流が変換され
た電圧が第1の抵抗R1の抵抗値に応じた増幅率で増幅
され、比較部20からの出力電圧信号Voutに応じて
スイッチング素子Q3がオン/オフされることによっ
て、第3の抵抗のうち抵抗R12の両端が短絡又は開放
して、増幅率が切り換わるのである。
【0049】本実施形態では、実施形態1又は2と同
様、オペアンプOPの入力端間が仮想接地されること
で、入力オフセット電圧を抑え、変換増幅部10の増幅
電圧VinをフォトダイオードDからの光電流に応じて
精度良く増幅させることができる。また、スイッチング
素子Q3をオン/オフすることで変換増幅部10からの
増幅電圧Vinの変化量を、変換増幅部10の第1〜第
3の抵抗R1,R11〜R13の定数設定により、大き
くすることができる。その結果、外乱光耐量Lを外乱光
による誤動作の防止が可能な量以上に確実に保つことが
でき、また実施形態2と比べて増幅部13を備えていな
いことから、小型化を図ることができる。
様、オペアンプOPの入力端間が仮想接地されること
で、入力オフセット電圧を抑え、変換増幅部10の増幅
電圧VinをフォトダイオードDからの光電流に応じて
精度良く増幅させることができる。また、スイッチング
素子Q3をオン/オフすることで変換増幅部10からの
増幅電圧Vinの変化量を、変換増幅部10の第1〜第
3の抵抗R1,R11〜R13の定数設定により、大き
くすることができる。その結果、外乱光耐量Lを外乱光
による誤動作の防止が可能な量以上に確実に保つことが
でき、また実施形態2と比べて増幅部13を備えていな
いことから、小型化を図ることができる。
【0050】ところで、本実施形態では第1の抵抗R1
を可変抵抗としたが、第1の抵抗R1を可変抵抗とせ
ず、抵抗R13を、摺動端子を有する可変抵抗としても
良い。この場合、図8に示すように、第1の抵抗R1の
一端は、抵抗R13の摺動端子に接続され、第2の抵抗
は、抵抗R13における摺動端子からオペアンプOPの
出力端に接続される側の部分からなり、第3の抵抗は、
抵抗R13における摺動端子から抵抗R11側の部分
と、抵抗R11,R12との直列回路からなる。そし
て、抵抗R13の摺動端子の位置をずらすことで、第2
及び第3の抵抗の抵抗値を可変とする。 (実施形態4)本実施形態における基本構成は実施形態
1〜3と共通するために共通する部分については同一の
符号を付して説明を省略し、本実施形態の特徴となる部
分についてのみ詳細に説明する。
を可変抵抗としたが、第1の抵抗R1を可変抵抗とせ
ず、抵抗R13を、摺動端子を有する可変抵抗としても
良い。この場合、図8に示すように、第1の抵抗R1の
一端は、抵抗R13の摺動端子に接続され、第2の抵抗
は、抵抗R13における摺動端子からオペアンプOPの
出力端に接続される側の部分からなり、第3の抵抗は、
抵抗R13における摺動端子から抵抗R11側の部分
と、抵抗R11,R12との直列回路からなる。そし
て、抵抗R13の摺動端子の位置をずらすことで、第2
及び第3の抵抗の抵抗値を可変とする。 (実施形態4)本実施形態における基本構成は実施形態
1〜3と共通するために共通する部分については同一の
符号を付して説明を省略し、本実施形態の特徴となる部
分についてのみ詳細に説明する。
【0051】本実施形態では、図9に示すように、印加
電圧に応じて透過率が制御される光量調節部材たる略矩
形平板状の液晶板LCと、液晶板LCに電圧を印加する
電圧印加部30とを備えており、本実施形態の切換部1
1は、比較部20からの出力電圧信号Voutに応じて
電圧印加部30に前記印加電圧の値を変化させる。
電圧に応じて透過率が制御される光量調節部材たる略矩
形平板状の液晶板LCと、液晶板LCに電圧を印加する
電圧印加部30とを備えており、本実施形態の切換部1
1は、比較部20からの出力電圧信号Voutに応じて
電圧印加部30に前記印加電圧の値を変化させる。
【0052】この液晶板LCは、図10に示すように、
略矩形枠状のホルダLC1に周部が保持される。そし
て、ホルダLC1は、ホルダLC1の四隅から液晶板L
Cに略垂直な方向に立設された各脚部LC2を、基板5
5に穿設された挿通孔55aに挿通することで基板55
に固定させる。このとき、液晶板LCは、基板55上に
実装されたフォトダイオードDの受光面を覆った形とな
る。したがって、フォトダイオードDには透光板53お
よび液晶板LCを通して外光が入射し、透光板53を通
った外光は液晶板LCによって適宜減光されてフォトダ
イオードDに入射することになる。
略矩形枠状のホルダLC1に周部が保持される。そし
て、ホルダLC1は、ホルダLC1の四隅から液晶板L
Cに略垂直な方向に立設された各脚部LC2を、基板5
5に穿設された挿通孔55aに挿通することで基板55
に固定させる。このとき、液晶板LCは、基板55上に
実装されたフォトダイオードDの受光面を覆った形とな
る。したがって、フォトダイオードDには透光板53お
よび液晶板LCを通して外光が入射し、透光板53を通
った外光は液晶板LCによって適宜減光されてフォトダ
イオードDに入射することになる。
【0053】外光が暗く比較部20からHレベルの出力
電圧信号Voutが出力されているときには、切換部1
1は、電圧印加部30に液晶板LCへの印加電圧を小さ
くして液晶板LCの透過率を小さくさせ、また逆に、外
光が明るく比較部20からLレベルの出力電圧信号が出
力されているときには、切換部11は、電圧印加部30
に液晶板LCへの印加電圧を小さくして液晶板LCの透
過率を大きくさせる。これにより切換部11は、出力電
圧信号Voutに応じて液晶板LCの透過率を変えるこ
とでフォトダイオードDに入射する光の光量を変化さ
せ、変換増幅部10の外光の明るさに対する増幅電圧V
inの値を切り換えるのである。
電圧信号Voutが出力されているときには、切換部1
1は、電圧印加部30に液晶板LCへの印加電圧を小さ
くして液晶板LCの透過率を小さくさせ、また逆に、外
光が明るく比較部20からLレベルの出力電圧信号が出
力されているときには、切換部11は、電圧印加部30
に液晶板LCへの印加電圧を小さくして液晶板LCの透
過率を大きくさせる。これにより切換部11は、出力電
圧信号Voutに応じて液晶板LCの透過率を変えるこ
とでフォトダイオードDに入射する光の光量を変化さ
せ、変換増幅部10の外光の明るさに対する増幅電圧V
inの値を切り換えるのである。
【0054】上述のように本実施形態では、切換部11
が出力電圧信号Voutに応じて印加電圧の値を変化さ
せることで、液晶板LCの透過率を変化させ、変換増幅
部10の増幅電圧Vinの値を切り換えることによっ
て、相対的に基準電圧Vrefにヒステリシスを付与で
き、外光が暗いときに照明負荷Lpを点灯又は消灯する
ように可変抵抗R1の抵抗値を変化させて相対的に基準
電圧Vrefを低くした場合でも、外乱光耐量Lを外光
のゆらぎ及び外乱光による誤動作の防止が可能な量以上
に保つことができる。
が出力電圧信号Voutに応じて印加電圧の値を変化さ
せることで、液晶板LCの透過率を変化させ、変換増幅
部10の増幅電圧Vinの値を切り換えることによっ
て、相対的に基準電圧Vrefにヒステリシスを付与で
き、外光が暗いときに照明負荷Lpを点灯又は消灯する
ように可変抵抗R1の抵抗値を変化させて相対的に基準
電圧Vrefを低くした場合でも、外乱光耐量Lを外光
のゆらぎ及び外乱光による誤動作の防止が可能な量以上
に保つことができる。
【0055】
【発明の効果】請求項1の発明は、外光の明るさに応じ
た光電流を発生する受光素子と、前記光電流を電圧に変
換し、適宜設定可能な増幅率で増幅する変換増幅部と、
変換増幅部から出力される増幅電圧を基準電圧と比較
し、比較結果に応じた2値の出力電圧信号を出力する比
較部と、比較部から帰還された出力電圧信号に応じて外
光の明るさに対する増幅電圧の値を切り換える切換手段
とを備えたので、増幅電圧の値を切り換えることで相対
的に基準電圧にヒステリシスを付与でき、変換増幅部の
増幅率を適宜設定して基準電圧を相対的に低くした場合
でも、切換手段により増幅電圧が増加又は減少方向に切
り換えられるときの外光の明るさと、増幅電圧が逆方向
に切り換えられるときの外光の明るさとの照度差を、外
光のゆらぎ及び外乱光による誤動作の防止が可能な量以
上に保つことができるという効果がある。
た光電流を発生する受光素子と、前記光電流を電圧に変
換し、適宜設定可能な増幅率で増幅する変換増幅部と、
変換増幅部から出力される増幅電圧を基準電圧と比較
し、比較結果に応じた2値の出力電圧信号を出力する比
較部と、比較部から帰還された出力電圧信号に応じて外
光の明るさに対する増幅電圧の値を切り換える切換手段
とを備えたので、増幅電圧の値を切り換えることで相対
的に基準電圧にヒステリシスを付与でき、変換増幅部の
増幅率を適宜設定して基準電圧を相対的に低くした場合
でも、切換手段により増幅電圧が増加又は減少方向に切
り換えられるときの外光の明るさと、増幅電圧が逆方向
に切り換えられるときの外光の明るさとの照度差を、外
光のゆらぎ及び外乱光による誤動作の防止が可能な量以
上に保つことができるという効果がある。
【0056】請求項2の発明は、切換手段は、比較部か
ら帰還された出力電圧信号に応じて、変換増幅部の増幅
率を切り換えるので、比較的簡単な回路構成とすること
ができるという効果がある。
ら帰還された出力電圧信号に応じて、変換増幅部の増幅
率を切り換えるので、比較的簡単な回路構成とすること
ができるという効果がある。
【0057】請求項3の発明は、変換増幅部は、入力端
間に受光素子が接続された演算増幅器と、前記演算増幅
器の帰還用の可変抵抗とを備えたので、演算増幅器の入
力端間が仮想接地されることによって、入力オフセット
電圧を抑え、受光素子からの光電流が短絡電流のように
演算増幅器に入力されて、変換増幅部の増幅電圧を受光
素子からの光電流に応じて精度良く増幅させることがで
きるという効果がある。
間に受光素子が接続された演算増幅器と、前記演算増幅
器の帰還用の可変抵抗とを備えたので、演算増幅器の入
力端間が仮想接地されることによって、入力オフセット
電圧を抑え、受光素子からの光電流が短絡電流のように
演算増幅器に入力されて、変換増幅部の増幅電圧を受光
素子からの光電流に応じて精度良く増幅させることがで
きるという効果がある。
【0058】請求項4の発明は、比較部は、変換増幅部
から出力される増幅電圧を基準電圧と比較するコンパレ
ータと、前記コンパレータが変換増幅部の増幅電圧に対
する閾値にヒステリシスを付与する帰還用の抵抗とを備
えたので、前記ヒステリシスによって照度差を誤動作の
防止可能な量以上に確実に保つことができるという効果
がある。
から出力される増幅電圧を基準電圧と比較するコンパレ
ータと、前記コンパレータが変換増幅部の増幅電圧に対
する閾値にヒステリシスを付与する帰還用の抵抗とを備
えたので、前記ヒステリシスによって照度差を誤動作の
防止可能な量以上に確実に保つことができるという効果
がある。
【0059】請求項5の発明は、変換増幅部は、少なく
とも光電流を電圧に変換する電流電圧変換部と、電流電
圧変換部からの出力電圧を所定の増幅率で増幅する増幅
部とから成り、上記切換手段と、前記増幅率を可変とす
る可変抵抗とが前記増幅部に備えられ、切換手段は、増
幅部の前記可変抵抗に接続されたスイッチング素子を出
力電圧信号に応じてオン/オフして前記増幅率を切り換
えるので、切換手段の切り換えによる増幅部の増幅率の
変化量を、増幅部の構成部品の定数設定により容易に大
きくすることができ、その結果、照度差を誤動作の防止
可能な量以上に確実に保つことができ、また、スイッチ
ング素子が増幅部の増幅率を可変とする可変抵抗に接続
されていることによって、スイッチング素子からの漏れ
電流による光電流への影響を抑えることができて、受光
素子の小型化を容易とすることができるという効果があ
る。
とも光電流を電圧に変換する電流電圧変換部と、電流電
圧変換部からの出力電圧を所定の増幅率で増幅する増幅
部とから成り、上記切換手段と、前記増幅率を可変とす
る可変抵抗とが前記増幅部に備えられ、切換手段は、増
幅部の前記可変抵抗に接続されたスイッチング素子を出
力電圧信号に応じてオン/オフして前記増幅率を切り換
えるので、切換手段の切り換えによる増幅部の増幅率の
変化量を、増幅部の構成部品の定数設定により容易に大
きくすることができ、その結果、照度差を誤動作の防止
可能な量以上に確実に保つことができ、また、スイッチ
ング素子が増幅部の増幅率を可変とする可変抵抗に接続
されていることによって、スイッチング素子からの漏れ
電流による光電流への影響を抑えることができて、受光
素子の小型化を容易とすることができるという効果があ
る。
【0060】請求項6の発明は、変換増幅部は、入力端
間に受光素子が接続される演算増幅器と、前記演算増幅
器の帰還用の第1及び第2の抵抗からなる直列回路と、
一端が第1及び第2の抵抗の接続点に接続され、他端が
演算増幅器における光電流が入力される側と反対側の入
力端と略同電位の部位に接続される第3の抵抗と、第1
〜3の抵抗の少なくとも一部に並列接続し、出力電圧信
号に応じてオン/オフするスイッチング素子とを備え
て、第1〜3の抵抗のうち少なくとも1つを可変抵抗と
し、切換手段は、前記スイッチング素子と、前記スイッ
チング素子に並列接続される第1〜3の何れかの抵抗と
を備えて成るので、演算増幅器の入力端間が仮想接地さ
れることによって、入力オフセット電圧を抑え、受光素
子からの光電流が短絡電流のように演算増幅器に入力さ
れて、変換増幅部の増幅電圧を受光素子からの光電流に
応じて精度良く増幅させることができるとともに、切換
手段のスイッチング素子がオン/オフされたときの変換
増幅部の増幅率の変化量を、変換増幅部の定数設定によ
り大きくすることができ、その結果、照度差を誤動作の
防止可能な量以上に確実に保つことができ、また請求項
5の発明と比べて増幅部を備えていないことから、小型
化を図ることができるという効果がある。
間に受光素子が接続される演算増幅器と、前記演算増幅
器の帰還用の第1及び第2の抵抗からなる直列回路と、
一端が第1及び第2の抵抗の接続点に接続され、他端が
演算増幅器における光電流が入力される側と反対側の入
力端と略同電位の部位に接続される第3の抵抗と、第1
〜3の抵抗の少なくとも一部に並列接続し、出力電圧信
号に応じてオン/オフするスイッチング素子とを備え
て、第1〜3の抵抗のうち少なくとも1つを可変抵抗と
し、切換手段は、前記スイッチング素子と、前記スイッ
チング素子に並列接続される第1〜3の何れかの抵抗と
を備えて成るので、演算増幅器の入力端間が仮想接地さ
れることによって、入力オフセット電圧を抑え、受光素
子からの光電流が短絡電流のように演算増幅器に入力さ
れて、変換増幅部の増幅電圧を受光素子からの光電流に
応じて精度良く増幅させることができるとともに、切換
手段のスイッチング素子がオン/オフされたときの変換
増幅部の増幅率の変化量を、変換増幅部の定数設定によ
り大きくすることができ、その結果、照度差を誤動作の
防止可能な量以上に確実に保つことができ、また請求項
5の発明と比べて増幅部を備えていないことから、小型
化を図ることができるという効果がある。
【0061】請求項7の発明は、摺動端子を有する可変
抵抗を用いて第2及び第3の抵抗の抵抗値を可変とし、
スイッチング素子を第3の抵抗の少なくとも一部に並列
接続したので、請求項6と同様の効果を奏する。
抵抗を用いて第2及び第3の抵抗の抵抗値を可変とし、
スイッチング素子を第3の抵抗の少なくとも一部に並列
接続したので、請求項6と同様の効果を奏する。
【0062】請求項8の発明は、印加電圧に応じて透過
率が制御される光量調節部材が受光素子の受光面の少な
くとも一部に重複する形で取り付けられ、切換手段は、
比較部から帰還された出力電圧信号に応じて前記印加電
圧の値を変化させるので、出力電圧信号に応じて光量調
節部材の透過率が変化して変換増幅部の増幅電圧の値を
切り換えることで、相対的に基準電圧にヒステリシスを
付与でき、変換増幅部の増幅率を適宜設定して基準電圧
を相対的に低くした場合でも、人間の視感度では識別し
難い外光のゆらぎ及び外乱光による誤動作の防止が可能
な量以上に照度差を保つことができるという効果があ
る。
率が制御される光量調節部材が受光素子の受光面の少な
くとも一部に重複する形で取り付けられ、切換手段は、
比較部から帰還された出力電圧信号に応じて前記印加電
圧の値を変化させるので、出力電圧信号に応じて光量調
節部材の透過率が変化して変換増幅部の増幅電圧の値を
切り換えることで、相対的に基準電圧にヒステリシスを
付与でき、変換増幅部の増幅率を適宜設定して基準電圧
を相対的に低くした場合でも、人間の視感度では識別し
難い外光のゆらぎ及び外乱光による誤動作の防止が可能
な量以上に照度差を保つことができるという効果があ
る。
【図1】実施形態1を示す概略構成ブロック図である。
【図2】同上の概略回路図である。
【図3】同上の動作説明図である。
【図4】同上の他の動作説明図である。
【図5】同上の複数のフォトダイオードを示す(a)は
回路構成図、(b)は斜視図である。
回路構成図、(b)は斜視図である。
【図6】実施形態2を示す概略回路図である。
【図7】実施形態3を示す概略回路図である。
【図8】同上の他の概略回路図である。
【図9】実施形態4を示す概略構成ブロック図である。
【図10】同上の液晶板及びホルダー並びに基板の斜視
図である。
図である。
【図11】自動点滅器の概略回路構成図である。
【図12】同上の分解斜視図である。
【図13】従来例を示す概略回路図である。
【図14】同上の分解斜視図である。
【図15】同上の動作説明図である。
【図16】同上の他の動作説明図である。
【図17】同上のさらに他の動作説明図である。
【図18】同上の問題点を解決した状態を示す比較用の
動作説明図である。
動作説明図である。
【図19】同上の問題点を解決した状態を示す比較用の
他の動作説明図である。
他の動作説明図である。
1 定電圧回路 10 変換増幅部 11 切換部 20 比較部 D フォトダイオード
フロントページの続き (72)発明者 村田 之広 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 秋成 芳範 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 2G065 AA03 AB04 BA09 BB19 BC10 BC14 BC20 CA05 CA06 3K073 AA12 AA28 AB01 BA28 CF00 CF13 CF18 CG02 CG03 CG08 CG23 CG24 CG33 CJ14 CJ16 CJ22 5J050 AA13 AA49 BB16 CC07 DD06 EE17 EE31 EE35 FF10
Claims (8)
- 【請求項1】 外光の明るさに応じた光電流を発生する
受光素子と、前記光電流を電圧に変換し、適宜設定可能
な増幅率で増幅する変換増幅部と、変換増幅部から出力
される増幅電圧を基準電圧と比較し、比較結果に応じた
2値の出力電圧信号を出力する比較部と、比較部から帰
還された出力電圧信号に応じて外光の明るさに対する増
幅電圧の値を切り換える切換手段とを備えたことを特徴
とする照度センサ。 - 【請求項2】 切換手段は、比較部から帰還された出力
電圧信号に応じて、変換増幅部の増幅率を切り換えるこ
とを特徴とする請求項1記載の照度センサ。 - 【請求項3】 変換増幅部は、入力端間に受光素子が接
続された演算増幅器と、前記演算増幅器の帰還用の可変
抵抗とを備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の
照度センサ。 - 【請求項4】 比較部は、変換増幅部から出力される増
幅電圧を基準電圧と比較するコンパレータと、前記コン
パレータが変換増幅部の増幅電圧に対する閾値にヒステ
リシスを付与する帰還用の抵抗とを備えたことを特徴と
する請求項1〜3の何れかに記載の照度センサ。 - 【請求項5】 変換増幅部は、少なくとも光電流を電圧
に変換する電流電圧変換部と、電流電圧変換部からの出
力電圧を所定の増幅率で増幅する増幅部とから成り、上
記切換手段と、前記増幅率を可変とする可変抵抗とが前
記増幅部に備えられ、切換手段は、増幅部の前記可変抵
抗に接続されたスイッチング素子を出力電圧信号に応じ
てオン/オフして前記増幅率を切り換えることを特徴と
する請求項1〜4の何れかに記載の照度センサ。 - 【請求項6】 変換増幅部は、入力端間に受光素子が接
続される演算増幅器と、前記演算増幅器の帰還用の第1
及び第2の抵抗からなる直列回路と、一端が第1及び第
2の抵抗の接続点に接続され、他端が演算増幅器におけ
る光電流が入力される側と反対側の入力端と略同電位の
部位に接続される第3の抵抗と、第1〜3の抵抗の少な
くとも一部に並列接続し、出力電圧信号に応じてオン/
オフするスイッチング素子とを備えて、第1〜3の抵抗
のうち少なくとも1つを可変抵抗とし、切換手段は、前
記スイッチング素子と、前記スイッチング素子に並列接
続される第1〜3の何れかの抵抗とを備えて成ることを
特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の照度センサ。 - 【請求項7】 摺動端子を有する可変抵抗を用いて第2
及び第3の抵抗の抵抗値を可変とし、スイッチング素子
を第3の抵抗の少なくとも一部に並列接続したことを特
徴とする請求項6記載の照度センサ。 - 【請求項8】 印加電圧に応じて透過率が制御される光
量調節部材が受光素子の受光面の少なくとも一部に重複
する形で取り付けられ、切換手段は、比較部から帰還さ
れた出力電圧信号に応じて前記印加電圧の値を変化させ
ることを特徴とする請求項1記載の照度センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001049159A JP2002250659A (ja) | 2001-02-23 | 2001-02-23 | 照度センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001049159A JP2002250659A (ja) | 2001-02-23 | 2001-02-23 | 照度センサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002250659A true JP2002250659A (ja) | 2002-09-06 |
Family
ID=18910303
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001049159A Withdrawn JP2002250659A (ja) | 2001-02-23 | 2001-02-23 | 照度センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002250659A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004309468A (ja) * | 2003-04-04 | 2004-11-04 | Agilent Technol Inc | 周囲光の検出装置 |
JP2006058058A (ja) * | 2004-08-18 | 2006-03-02 | Seiko Epson Corp | 光検出回路及び自動調光回路 |
WO2007135947A1 (ja) * | 2006-05-18 | 2007-11-29 | Rohm Co., Ltd. | 照度センサおよび電子機器 |
JP2012222640A (ja) * | 2011-04-11 | 2012-11-12 | Toshiba Corp | 受信回路 |
CN111688546A (zh) * | 2019-03-13 | 2020-09-22 | 袁环珍 | 一种加热装置 |
-
2001
- 2001-02-23 JP JP2001049159A patent/JP2002250659A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004309468A (ja) * | 2003-04-04 | 2004-11-04 | Agilent Technol Inc | 周囲光の検出装置 |
JP2006058058A (ja) * | 2004-08-18 | 2006-03-02 | Seiko Epson Corp | 光検出回路及び自動調光回路 |
WO2007135947A1 (ja) * | 2006-05-18 | 2007-11-29 | Rohm Co., Ltd. | 照度センサおよび電子機器 |
JPWO2007135947A1 (ja) * | 2006-05-18 | 2009-10-01 | ローム株式会社 | 照度センサおよび電子機器 |
CN101432604B (zh) * | 2006-05-18 | 2013-03-13 | 罗姆股份有限公司 | 照度传感器和电子设备 |
JP2012222640A (ja) * | 2011-04-11 | 2012-11-12 | Toshiba Corp | 受信回路 |
CN111688546A (zh) * | 2019-03-13 | 2020-09-22 | 袁环珍 | 一种加热装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4283314B2 (ja) | 照度センサ及び調光制御装置 | |
CA2310292C (en) | Illumination sensor and electronic automatic on/off switch | |
US6160352A (en) | Automated switching device with feedback resistance for lighting means | |
US7016802B2 (en) | Photocontrol devices having flexible mounted photosensors and methods of calibrating the same | |
KR101891281B1 (ko) | 광 센서 | |
JP2002250659A (ja) | 照度センサ | |
US4841164A (en) | Light-sensitive switch structure and method with inverse off/on ratio | |
JP2002250660A (ja) | 照度センサ | |
CN218121176U (zh) | 一种光敏器件校准电路 | |
JP4384272B2 (ja) | 電子式自動点滅器 | |
CN213990760U (zh) | 红外灯调节电路及执法记录仪 | |
CN221633996U (zh) | 一种灯具控制装置及吊灯 | |
JP4701719B2 (ja) | 点灯装置、照明装置、及び照明器具 | |
CN217985485U (zh) | 一种背光灯控制装置及智能门锁 | |
JP2543784Y2 (ja) | 光センサ回路 | |
JP4151533B2 (ja) | 自動点滅器 | |
KR900000728Y1 (ko) | 조명장치 자동개폐회로 | |
JP4635037B2 (ja) | 電子式自動点滅器 | |
CN111953884A (zh) | 红外灯调节电路、执法记录仪及红外灯的控制方法 | |
JPS6341410B2 (ja) | ||
JPH05167413A (ja) | 反射形光電スイッチ | |
KR950009557Y1 (ko) | 캠코더의 자동 백 라이트(BACK-Light) 조절회로 | |
KR200280985Y1 (ko) | 조광 자동 조절 장치 | |
KR0127175Y1 (ko) | 주야간 자동 감도 조정회로 | |
KR960001256Y1 (ko) | 칼라이득 자동조절장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080513 |