JP4151533B2 - 自動点滅器 - Google Patents

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本発明は、自動点滅器に関する。
従来、光検出素子の明るさに応じた電流変化によりスイッチング素子をオンオフして、照明器具等の負荷を点灯または消灯する自動点滅器がある(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−342960号公報
上記のような自動点滅器においては、シンプルでコンパクトな構造のものが要望されている。
本発明は、上記要望に応えるためになされたもので、シンプルでコンパクトな構造の自動点滅器を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、本発明は、光検出素子の明るさに応じた電流変化によりスイッチング素子をオンオフして、照明器具等の負荷を点灯または消灯する自動点滅器であって、上記光検出素子とスイッチング素子およびその他の部品が1つのモジュールとして構成され、上記モジュールは、プリント配線基板を母材として構成され、このプリント配線基板上に光検出素子が配置され、この光検出素子の周囲のプリント配線基板上に、光を光検出素子の方向に反射する光反射部が形成されていることを特徴とする自動点滅器を提供するものである。
請求項2のように、上記プリント配線基板全体が透明樹脂で封止されている構成とすることが好ましい。
請求項3のように、上記光検出素子は、上記プリント配線基板の上面に透明樹脂で封止されて配置されている構成とすることが好ましい。
請求項のように、上記透明樹脂が集光レンズになっている構成とすることが好ましい。
請求項のように、上記光検出素子の周囲に遮光壁が設けられている構成とすることが好ましい。
本発明によれば、光検出素子とスイッチング素子およびその他の部品を1つのモジュールとして構成しているから、自動点滅器がシンプルでコンパクトな構造となる。また、光検出素子としてフォトダイオードやフォトトランジスタのような光検出半導体素子を用いれば、光検出素子としてCdSを用いると比べて、よりコンパクト化を図ることができる。また、プリント配線基板を母材としてモジュールを構成しているから、モジュールを安価に製造できる。さらに、プリント配線基板上に配置した光検出素子の周囲に、光を光検出素子の方向に反射する光反射部を形成しているから、光検出素子の周囲の光が光反射部で反射されて光検出素子に入射されるので、光検出効率を向上させることができ、低照度の検知が可能になる。また、光反射部に光検出素子の電極を接続すれば、電位が安定してノイズに強くなる。さらに、光反射部は、プリント配線基板に配線パターンと同一の銅箔パターンで容易に構成することができ、反射率を制御するために種々の金属メッキを施すことも可能である。
請求項2によれば、プリント配線基板全体を透明樹脂で封止しているから、湿気によるリーク電流の発生が防止できるので、湿度に対する照度の検出精度が向上するとともに、光検出素子の腐食も防止されて長寿命化を図ることができる。
請求項3によれば、光検出素子をプリント配線基板の上面に透明樹脂で封止しているから、耐湿性において必要な部分だけを透明樹脂で封止すれば良いので、モールドが簡単になる。
請求項によれば、透明樹脂が集光レンズになっているから、集光作用によって光検出素子の光検出感度に指向性を持たせることが可能となり、他の照明器具の光や車のヘッドライト光の入射方向とは異なる方向に光検出方向を設定することができるので、外乱光に対して消灯誤動作を防止することができる。
請求項によれば、光検出素子の周囲に遮光壁を設けているから、遮光作用によって光検出素子の光検出感度に指向性を持たせることが可能となり、他の照明器具の光や車のヘッドライト光の入射方向とは異なる方向に光検出方向を設定することができるので、外乱光に対して消灯誤動作を防止することができる。また、遮光壁によって、光検出素子を封止するための透明樹脂の注入が容易になる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、第1実施形態の自動点滅器1Aであり、(a)は斜視図、(b)は側面図である。
上記自動点滅器1Aは、光検出素子2とスイッチング素子3とその他の部品4とが1つのモジュールとして構成されて、このモジュールは、円板状のプリント配線基板5を母材として構成され、このプリント配線基板5の上面に光検出素子2が配置されるとともに、下面にスイッチング素子3とその他の部品4が配置されている。なお、プリント配線基板5の上面にスイッチング素子3やその他の部品4の一部若しくは全部を配置することも可能である。なおまた、プリント配線基板5は、必ずしも円板状である必要はなく、四角状であっても良い。
そして、上記プリント配線基板5の全体が上下方向に楕円状の透明樹脂6でモールドされて封止されている。なお、プリント配線基板5の上面側の透明樹脂6は、半楕円状であるのが好ましいが、下面側の透明樹脂6は、必ずしも半楕円状である必要はない。なお、7はリード端子である。
上記自動点滅器1Aのように、光検出素子2とスイッチング素子3とその他の部品4とを1つのモジュールとして構成すれば、自動点滅器1Aがシンプルでコンパクトな構造となる。また、プリント配線基板5を母材とすることにより、モジュールを安価に製造できる。
さらに、光検出素子2等を透明樹脂6で封止しているから、湿気によるリーク電流の発生が防止できるので、湿度に対する照度の検出精度が向上するとともに、光検出素子2の腐食も防止されて長寿命化を図ることができる。
上記光検出素子2がフォトダイオードやフォトトランジスタのような光検出半導体素子であれば、ベアチップをプリント基板上部品でも実装可能であり、半田付け可能な電極を備えた樹脂パッケージ品でも実装可能である。
また、図2(b)(c)に示すように、光検出素子2としてCdSを用いた場合、バイメタルや機械的接点部のようなスイッチング素子3への通電電流とCdSの通電容量との関係から決定されるCdSのサイズは非常に大きいものである。したがって、プラグイン端子8aを備えたベース8bに光検出素子(CdS)2とスイッチング素子3とをセットして透明カバー8cでカバーしたときの外形寸法D1は、光検出素子(CdS)2のサイズに制約されて大径にならざるを得なかった。
これに対して、図2(a)に示すように、光検出素子2としてフォトダイオードやフォトトランジスタのような光検出半導体素子を用いた場合、そのサイズは小さくできることから、プラグイン端子8aを備えたベース8bに光検出半導体素子(フォトダイオードやフォトトランジスタ)2とスイッチング素子3とをセットして透明カバー8cでカバーしたときの外形寸法D2は、光検出半導体素子(フォトダイオードやフォトトランジスタ)2のサイズに合わせて小径にできるので、機器内蔵型の自動点滅器1Aをコンパクトにすることができる。
上記光検出素子2としてCdSを用いた組立てラインが現存する場合、CdSの代わりに、フォトダイオードやフォトトランジスタのような光検出半導体素子を用いる場合には、1つのモジュールを実装すれば良いだけであるので、組立てラインを変更する必要がない。
上記光検出素子2としては、CdSよりもフォトダイオードやフォトトランジスタのような光検出半導体素子の方が環境保全の点で有利であるが、場合によっては、CdSを用いることも差し支えない。
上記光検出素子2とスイッチング素子3とその他の部品4とが1つのモジュールとしてプリント配線基板5に実装する場合の回路構成例を図11〜図13を用いて簡単に説明する。
図11は自動点滅器の回路を示す回路図、図12はスイッチ回路の他の回路例を示す回路図、図13は受光モジュールの他の回路例を示す回路図である。
図11において、自動点滅器1A等は、3個の端子a、b、cと、バイメタル15と、受光モジュール16とを備えて構成される。
上記端子a、bは、交流電源13を接続するための端子であり、端子aにはダイオード29のカソード端子が接続され、ダイオード29のアノード端子にはバイポーラトランジスタ28のエミッタ端子が接続される。バイポーラトランジスタ28のエミッタ端子とベース端子との間には抵抗器27が接続され、そのコレクタ端子には抵抗器25の一方端が接続される。抵抗器25の他方端は、発熱抵抗体15−1を介して端子bに接続される。
また、バイポーラトランジスタ28のベース端子にはフォトダイオード26のアノード端子が接続される。フォトダイオード26のカソード端子は、抵抗器22を介して抵抗器25の他方端に接続されると共に、ツェナーダイオード23とコンデンサ24との並列接続を介してバイポーラトランジスタ28のエミッタ端子に接続される。
そして、端子aは、バリスタ21を介して抵抗器25の他方端に接続される。このバリスタ21は、サージやノイズから自動点滅器1A等を保護する。端子a、cは、照明負荷14を接続するための端子であり、端子a、c間には接点15−2が接続される。
上記発熱抵抗体15−1は、通電電流に応じたオーム熱を発生する素子であり、接点15−2は、回路をオンオフ(閉開)する素子である。これら発熱抵抗体15−1及び接点15−2は、バイメタルを構成し、発熱抵抗体15−1の温度変化に応じて接点15−2がオンオフする。
上記抵抗器25、27、フォトダイオード26、バイポーラトランジスタ28及びダイオード29は、スイッチ回路19を構成する。フォトダイオード26は、照度に応じた光電流を発生する光電変換半導体素子である。抵抗器27は、フォトダイオード26で生じた光電流を電圧に変換する(I−V変換)。バイポーラトランジスタ28は、端子bから発熱抵抗体15−1、抵抗器25、バイポーラトランジスタ28及びダイオード29を介して端子aに至る回路をオンオフするスイッチング素子である。ダイオード29は、端子a、b間に交流の電源13が接続された場合に、バイポーラトランジスタ28が上記のようにスイッチング素子として働くようにするための半波整流素子である。
上記抵抗器22、ツェナーダイオード23及びコンデンサ24は、安定化直流電源回路18を構成しており、フォトダイオード26の逆方向耐圧を超えないようにツェナーダイオード23で制限すると共に、フォトダイオード26に一定電圧を逆バイアスして光電流を安定にしてバイポーラトランジスタ28のベール端子に供給する。なお、コンデンサ24により電圧値の安定化を図っているが、コンデンサ24が無くても動作可能である。また、スイッチ回路19の抵抗器25は、バイポーラトランジスタ28がオン状態にある場合にも安定化直流電源回路18への入力電圧を確保するための素子である。
これらバリスタ21、安定化直流電源回路18及びスイッチ回路19は、受光モジュール16を構成する。この受光モジュール16は、照度に応じて接点15−2のオンオフを制御する回路である。即ち、昼間の明るい状態のように所定の閾値を超えた照度の場合では、フォトダイオード26でカソード端子からアノード端子へ光電流が流れ、この光電流が抵抗器27で電圧に変換され(I−V変換)、バイポーラトランジスタ28がオンする。従って、抵抗器27の抵抗値を選択することによってバイポーラトランジスタ28におけるオンオフの動作点を変更することができる。バイポーラトランジスタ28がオンすると、端子bから発熱抵抗体15−1、抵抗器25、バイポーラトランジスタ28及びダイオード29を介して端子aに至る回路がオンされ、発熱抵抗体15−1に電流が流れる。この通電電流によって発熱抵抗体15−1の温度が上昇し、接点15−2がオフされる。この結果、照明負荷14は、消灯状態となる。逆に、暗くなって照度が所定の閾値を下回ると、フォトダイオード26の光電流が減少してバイポーラトランジスタ28がオフし、発熱抵抗体15−1の温度が低下することによって接点15−2がオンして照明負荷14が点灯状態となる。
ここで、スイッチ回路19は、図11に示す回路構成の他に図12(a)〜(c)に示す回路構成でもよい。
図12(a)に示すスイッチ回路19−aは、図11に示すスイッチ回路19におけるバイポーラトランジスタ28の代わりに電界効果トランジスタ31を用いてもよい。バイポーラトランジスタ28は、電流駆動型半導体スイッチング素子の一例であるが、電界効果トランジスタ31は、電圧駆動型半導体スイッチング素子の一例である。電界効果トランジスタ31を用いると、オンオフ動作のバラツキをバイポーラトランジスタ28より少なくすることができる。
図12(b)に示すスイッチ回路19−bは、図11に示すスイッチ回路19における抵抗器27の代わりにオペアンプ32を用いて、フォトダイオード26の光電流を電圧に変換する回路である。スイッチ回路19−bにおいて、オペアンプ32の非反転入力端子にはダイオード29のアノード端子が接続され、オペアンプ32の反転入力端子にはフォトダイオード26のカソード端子が接続される。オペアンプ32の反転入力端子と出力端子との間にはコンデンサ34及び抵抗器33の並列接続が接続され、オペアンプ32の出力端子には電界効果トランジスタ31のゲート端子が接続される。また、フォトダイオード26のカソード端子は、ダイオード29のアノード端子に接続される。電界効果トランジスタ31をオンオフする、オペアンプ32の出力端子における電圧は、フォトダイオード26で発生する光電流に抵抗器33の抵抗値を乗じた値に理論上なるので、低照度動作が可能となる。
図12(c)に示すスイッチ回路19−cは、図11に示すスイッチ回路19における抵抗器27の代わりにコンパレータ(オペアンプ)39を用いて、フォトダイオード26の光電流を電圧に変換する回路である。スイッチ回路19−cにおいて、ダイオード29のアノード端子には、抵抗器35及び抵抗器36の直列接続と、フォトダイオード26及び抵抗器37の直列接続との並列接続が接続される。コンパレータ39の反転入力端子には、抵抗器35と抵抗器36との接続点が接続され、コンパレータ39の非反転入力端子には、フォトダイオード26(アノード端子)と抵抗器37との接続点が接続され、コンパレータ39の非反転入力端子と出力端子との間には、ヒステリシス設定用の抵抗器38が接続され、そして、オペアンプ32の出力端子には電界効果トランジスタ31のゲート端子が接続される。抵抗器35及び抵抗器36の直列接続は、安定化直流電源回路18の出力電圧(コンデンサ24の端子間電圧)を分圧することによって基準電圧Vrefを生成する回路である。
スイッチ回路19−cでは、フォトダイオード26で生じた光電流を抵抗器37で変換した電圧と基準電圧Vrefとをコンパレータ39で比較し、その比較結果によるハイ電圧(High)及びロー電圧(Low)で電界効果トランジスタ31をオンオフするので、電界効果トランジスタ個体間の製品バラツキによるオンオフの閾値電圧のバラツキや、温度変化によるオンオフの閾値電圧の変動の影響を軽減することができる。また、電界効果トランジスタ31が迅速に切り換わるので、スイッチングによる発熱が抑制でき、熱ストレスによる寿命劣化を軽減することができる。さらに、バイメタルの変位特性と反転バネとの組み合わせによりバイメタルのオンオフ特性にヒステリシス特性を有し、このヒステリシス特性にバラツキがあるため、自動車のヘッドライトの外乱による消灯誤動作や、夜間でも比較的明るい場所における少々の外乱による消誤動作や、自動点滅器1A等が制御対象の照明負荷14に近接されて配置されるために照明負荷14の点灯による消灯誤動作等を起こす場合があるが、抵抗器38の抵抗値によりこのヒステリシス特性を補正することができるため、これら消灯誤動作を防止することができる。
なお、図12(a)〜(c)において、T1は、発熱抵抗体15−1へ接続される端部を示し、T2及びT3は、その間に抵抗器22が接続される端部を示し、T4は、コンデンサ24及びツェナーダイオード23へ接続される端部を示し、T5は、バリスタ21及び端子aへ接続される端部を示す。
また、図11、図12(a)〜図12(c)に示す各回路19、19−a、19−b、19−cにおいて、より大きな光電流を得る観点から、フォトダイオード26の代わりにフォトトランジスタを用いてもよく、また、フォトダイオード26に光電流を増幅する増幅素子を追加してもよい。
そして、受光モジュール16は、図11に示す回路構成の他に図13に示す回路構成でもよい。図13に示す受光モジュール16−aにおいて、端子aにはダイオード29のカソード端子が接続され、ダイオード29のアノード端子にはバイポーラトランジスタ43のエミッタ端子が接続される。バイポーラトランジスタ43のエミッタ端子とベース端子との間には、複数の直列接続されたフォトダイオード41(41−1、・・・、41−n)及び抵抗器42の並列接続が接続される。バイポーラトランジスタ43のコレクタ端子には発熱抵抗体15−1を介して端子bに接続される。そして、バイポーラトランジスタ43のコレクタ端子とダイオード29のカソード端子(端子a)との間には、バリスタ21が接続される。直列に接続された複数のフォトダイオード41の接続個数は、その開放電圧がバイポーラトランジスタ43のVbeよりも大きくなるように設定される。また、抵抗器42の抵抗値を選択することによってバイポーラトランジスタ43におけるオンオフの動作点を変更することができる。このようにフォトダイオード41を複数直列接続することにより、安定化直流電源回路18を省略することができ、回路構成を簡単にできる。なお、バイポーラトランジスタ43は、電界効果トランジスタでもよい。
図3は、第2実施形態の自動点滅器1Bであり、(a)は斜視図、(b)は側面図である。
上記自動点滅器1Bが第1実施形態の自動点滅器1Aと相違する点は、プリント配線基板5の上面に配置された光検出素子2のみが半楕円状の透明樹脂6でモールドされて封止されていることである。
上記自動点滅器1Bであれば、第1実施形態の自動点滅器1Aと同様の作用効果を奏するとともに、耐湿性において必要な部分だけを透明樹脂6で封止すれば良いので、モールドが簡単になる。
図4は、第3実施形態の自動点滅器1Cであり、(a)は斜視図、(b)は側面図である。
上記自動点滅器1Cが第2実施形態の自動点滅器1Bと相違する点は、複数のプリント配線基板5を上下位置で連結したことである。
上記自動点滅器1Cであれば、第2実施形態の自動点滅器1Bと同様の作用効果を奏するとともに、部品点数の増加と実装スペースの制約に無理なく対応することができる。
図5は、第4施形態の自動点滅器1Dであり、(a)は平面図、(b)は側面図である。
上記自動点滅器1Dが第2実施形態の自動点滅器1Bと相違する点は、プリント配線基板5の上面の光検出素子2の周囲に、光を光検出素子2の方向に反射する光反射用パターン(光反射部)9Aを形成したことである。
上記自動点滅器1Dであれば、第2実施形態の自動点滅器1Bと同様の作用効果を奏するとともに、光検出素子2の周囲の光が光反射用パターン9Aで反射されて、透明樹脂6中を導光されながら(矢印e参照)光検出素子2に入射されるので、光検出効率を向上させることができ、低照度の検知が可能となる。また、光反射用パターン9Aに光検出素子2の電極を接続すれば、電位が安定してノイズに強くなる。
上記光反射用パターン9Aは、プリント配線基板5に配線パターンと同一の銅箔パターンで容易に構成することができ、反射率を制御するために種々の金属メッキを施すことも可能である。
図6は、第5実施形態の自動点滅器1Eであり、(a)は斜視図、(b)は側面断面図である。
上記自動点滅器1Eが第2実施形態の自動点滅器1Bと相違する点は、プリント配線基板5に代えて、四角枠形状の成形樹脂10を同時成形したリードフレーム11の上面に光検出素子2を配置して、この光検出素子2のみを半楕円状の透明樹脂6でモールドするとともに、下面にスイッチング素子3とその他の部品4を配置したことである。
上記自動点滅器1Eであれば、第2実施形態の自動点滅器1Bと同様の作用効果を奏するとともに、光検出素子2を封止するための成形樹脂10による枠(壁)が同時成形により形成されるので、透明樹脂6の注入が容易になる。
また、接続端子をリードフレーム11のリードフレーム端子11aで構成できるので、組立てが容易になるとともに、リードフレーム端子11aと本体側の端子とを一体共通化することも可能であるので、この点からの組立ての容易化、低コスト化を図れるようになる。なお、後述する第7実施形態の遮光壁12をリードフレーム11の同時成形樹脂とすることも可能である。
図7は、第5実施形態の自動点滅器1E´の変形例の側面断面図であり、図6の自動点滅器1Eと相違する点は、四角枠形状の成形樹脂10の内面に、第4実施形態の自動点滅器1Dと同様に、光を光検出素子2の方向に反射する凹面鏡状の光反射用面(光反射部)9Bを形成したことである。
上記自動点滅器1E´であれば、第2実施形態の自動点滅器1Bと同様の作用効果を奏するとともに、光検出素子2の周囲の光が光反射用面9Bで反射されて(矢印f参照)光検出素子2に入射されるので、光検出効率を向上させることができ、低照度の検知が可能になる。
上記光反射面9Bは、適当な反射率の成形樹脂10を選択することにより反射率を制御することができる。また、成形樹脂10の光反射用面9Bに反射材料を塗布等して反射率を制御することも可能である。
図8は、第6実施形態の自動点滅器1Fの側面図である。
上記自動点滅器1Fが第2実施形態の自動点滅器1Bと相違する点は、光検出素子2を封止する透明樹脂6が集光レンズ(凸レンズ)になっていることである。
上記自動点滅器1Fであれば、第2実施形態の自動点滅器1Bと同様の作用効果を奏するとともに、集光作用によって光検出素子2の光検出感度に指向性を持たせることが可能となり、他の照明器具の光や車のヘッドライト光の入射方向とは異なる方向に光検出方向を設定することができるので、外乱光に対して消灯誤動作を防止することができる。
なお、光検出素子2を透明樹脂6でモールドにより封止するのではなく、図9(a)のように、別に成形した集光レンズ状の透明樹脂6を、矢印gの方向から光検出素子2に被せて接着により封止することもでき、図9(b)のように、別に成形した集光レンズ状の透明樹脂6を光検出素子2の上方に位置させて接着により封止することもできる。
図10は、第7実施形態の自動点滅器1Gであり、(a)は斜視図、(b)は側面断面図である。
上記自動点滅器1Fが第2実施形態の自動点滅器1Bと相違する点は、光検出素子2の周囲に円筒状の遮光壁12を設けて、この遮光壁12内に光検出素子2を封止する透明樹脂6を注入したことである。
上記自動点滅器1Gであれば、第2実施形態の自動点滅器1Bと同様の作用効果を奏するとともに、遮光壁12による遮光作用によって光検出素子2の光検出感度に指向性を持たせることが可能となり、他の照明器具の光や車のヘッドライト光の入射方向とは異なる方向に光検出方向を設定することができるので、外乱光に対して消灯誤動作を防止することができる。また、遮光壁12によって、光検出素子2を封止するための透明樹脂6の注入が容易になる。
さらに、光検出素子2としてCdSを用いた場合、上述したようにサイズが大きいことから、遮光壁12を形成することが困難であるが、光検出素子2としてフォトダイオードやフォトトランジスタのような光検出半導体素子を用いた場合、サイズは小さくできることから、遮光壁12の形成が容易である。
上記各実施形態は、それぞれ単独で実施するというものではなく、各実施形態の要部を適宜に組み合わせて実施することも差し支えない。
第1実施形態の自動点滅器であり、(a)は斜視図、(b)は側面図である。 (a)は、光検出素子としてフォトダイオード等の光検出半導体素子を用いた自動点滅器の斜視図、(b)(c)は、光検出素子としてCdSを用いた自動点滅器の斜視図である。 第2実施形態の自動点滅器であり、(a)は斜視図、(b)は側面図である。 第3実施形態の自動点滅器であり、(a)は斜視図、(b)は側面図である。 第4実施形態の自動点滅器であり、(a)は斜視図、(b)は側面図である。 第5実施形態の自動点滅器であり、(a)は斜視図、(b)は側面断面図である。 第5実施形態の自動点滅器の変形例の側面断面図である。 第6実施形態の自動点滅器の側面図である。 (a)(b)は、それぞれ第6実施形態の自動点滅器の変形例の側面図である。 第7実施形態の自動点滅器であり、(a)は斜視図、(b)は側面断面図である。 自動点滅器の回路を示す回路図である。 (a)〜(c)は、それぞれスイッチ回路の他の回路例を示す回路図である。 受光モジュールの他の回路例を示す回路図である。
符号の説明
1A〜1G 自動点滅器
2 光検出素子
3 スイッチング素子
4 その他の部品
5 プリント配線基板
6 透明樹脂
9A 光反射用パターン(光反射部)
9B 光反射用面(光反射部)
10 成形樹脂
11 リードフレーム
12 遮光壁
14 照明負荷

Claims (5)

  1. 光検出素子の明るさに応じた電流変化によりスイッチング素子をオンオフして、照明器具等の負荷を点灯または消灯する自動点滅器であって、
    上記光検出素子とスイッチング素子およびその他の部品が1つのモジュールとして構成され、上記モジュールは、プリント配線基板を母材として構成され、このプリント配線基板上に光検出素子が配置され、この光検出素子の周囲のプリント配線基板上に、光を光検出素子の方向に反射する光反射部が形成されていることを特徴とする自動点滅器。
  2. 上記プリント配線基板全体が透明樹脂で封止されている請求項1記載の自動点滅器。
  3. 上記光検出素子は、上記プリント配線基板の上面に透明樹脂で封止されて配置されている請求項1記載の自動点滅器。
  4. 上記透明樹脂が集光レンズになっている請求項2または3に記載の自動点滅器。
  5. 上記光検出素子の周囲に遮光壁が設けられている請求項1〜3のいずれか一項に記載の自動点滅器。
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