JP2002250389A - ショックアブソーバー - Google Patents
ショックアブソーバーInfo
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- JP2002250389A JP2002250389A JP2001049523A JP2001049523A JP2002250389A JP 2002250389 A JP2002250389 A JP 2002250389A JP 2001049523 A JP2001049523 A JP 2001049523A JP 2001049523 A JP2001049523 A JP 2001049523A JP 2002250389 A JP2002250389 A JP 2002250389A
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Abstract
を向上させる。 【解決手段】 アブソーバー本体1の外周に空気ばね2
を介装してなるショックアブソーバーにおいて、アブソ
ーバー本体1を構成する車体側部材12が回転軸受構造
3の配在下に車両における車体側Bに連結されてなる一
方で、空気ばね2を構成する下方ハウジング部材22の
下端が固定構造の配在下にアブソーバー本体1を構成す
る車軸側部材11に連結されるのに対して、空気ばね2
を構成する上方ハウジング部材21の上端がゴムブッシ
ュ25の配在下に上記の車体側Bに連結されてなる。
Description
ーバーに関し、特に、空気ばねを外装したショックアブ
ソーバーの改良に関する。
ーとしては、従来から種々の提案があるが、たとえば、
図3に示す従来のショックアブソーバーにあっては、ア
ブソーバー本体1の外周に空気ばね2を有してなるとし
ている。
車両(図示せず)における車軸側(図示せず)に連結さ
れる車軸側部材11に対して車体側部材12が出没可能
に連繋されてなるとし、多くの場合に、車体側部材12
が車軸側部材11に対して出没するとき減衰力が発生す
るとしている。
の車体側Bに固定状態に連結される上方ハウジング部材
21と、下端が車軸側部材11に連結される下方ハウジ
ング部材22と、上端が上方ハウジング部材21の下端
側に連結されると共に下端が下方ハウジング部材22に
連結されるベローズ23とを有してなるとし、アブソー
バー本体1の伸縮時に空気ばね力を発揮するとしてい
る。
においては、下方ハウジング部材22の下端がゴムブッ
シュ24の配在下にアブソーバー本体1を構成する車軸
側部材11の外周に連結されてなるとしている。
この従来提案では、別のゴムブッシュ13の介在下に上
方ハウジング部材21に連結されてなるとしている。
ソーバー本体1が、図4中に軸芯線aで示す傾斜してい
ない正常状態から、同図中に軸芯線bで示す傾斜状態に
なるときには、併せて、下方ハウジング部材22が、同
図中に軸芯線cで示す状態にさらに傾斜することにな
る。
の下端がゴムブッシュ24を介することなく車軸側部材
11に固定状態に連結されているものとすれば、アブソ
ーバー本体1の傾斜時には、下方ハウジング部材22も
同じ角度で傾斜することになる。
時には、その傾斜程度にもよるが、上方ハウジング部材
21が車体側Bに固定状態に連結されているがゆえに下
方ハウジング部材22の上端がベローズ23を挟みなが
ら上方ハウジング部材21の下端内側に接触する傾向に
なる、すなわち、部分的にではあるが、ベローズ23を
上方ハウジング部材21の下端内側に押し付けるように
なる。
ウジング部材22の下端がゴムブッシュ24を介して車
軸側部材11に連結されているから、アブソーバー本体
1が大きく傾斜する場合にも下方ハウジング部材22が
さらに傾斜し得ることになって、上記したようなベロー
ズ23の部分的な他部への押し付けをあらかじめ回避で
きることになる。
た従来のショックアブソーバーにあっては、ベローズ2
3における長期に亙る耐久性を期待できないと指摘され
る可能性がある。
あって、アブソーバー本体1が傾斜した状態で伸縮作動
する場合には、上方ハウジング部材21が車両の車体側
Bに固定状態に連結されているから、アブソーバー本体
1が正常状態で伸縮する場合には生じないいわゆる無理
な力が空気ばね2を構成するベローズ23に作用するこ
とになる。
おいて、下方ハウジング部材22の下端がゴムブッシュ
24を介して車軸側部材11に連結されていて、アブソ
ーバー本体1の傾斜時に併せて下方ハウジング部材22
が傾斜するとして、下方ハウジング部材22の上端が上
方ハウジング部材21の下端内側にベローズ23を部分
的に押し付けないように配慮するとしても、ベローズ2
3に無理な力が作用すること自体を回避できないことに
なる。
ーバーにあっては、ベローズ23に必要以上に無理な力
が作用することになり、ベローズ23における長期に亙
る耐久性を期待できないことになる。
れたものであって、その目的とするところは、空気ばね
を構成するベローズにおける耐久性を向上させて、その
汎用性の向上を期待するのに最適となる空気ばねを外装
したショックアブソーバーを提供することである。
ために、この発明によるショックアブソーバーの構成
を、基本的には、車軸側部材に対して車体側部材が出没
可能に連繋されるアブソーバー本体と、このアブソーバ
ー本体の外周に介装されてアブソーバー本体の伸縮時に
空気ばね力を発揮する空気ばねとを有してなるショック
アブソーバーにおいて、車体側部材が揺動許容構造の介
在下に車両における車体側に連結されてなる一方で、空
気ばねを構成する下方ハウジング部材の下端が固定構造
の配在下に上記の車軸側部材に連結されるのに対して、
空気ばねを構成する上方ハウジング部材の上端がゴムブ
ッシュの配在下に上記の車体側に連結されてなるとす
る。
的には、上方ハウジング部材の上端に連設されるゴムブ
ッシュは、上記の揺動許容構造を車体側に連結させるブ
ラケットに連設されてなるとする。
いて、この発明を説明するが、この発明によるショック
アブソーバーにおける基本的な構成は、前記した図3に
示す従来のショックアブソーバーとほぼ同様とされてい
る。
て、その構成が図3に示すところと同様となるところに
ついては、図中に同一の符号を付するのみとして、要す
る場合を除き、その詳しい説明を省略し、以下には、こ
の発明において特徴となるところを中心に説明する。
発明によるショックアブソーバーにあっては、アブソー
バー本体1を構成する車体側部材12が揺動許容構造3
の介在下に車両における車体側Bに連結されてなるとし
ている。
ング部材22の下端が気密構造に設定された固定構造2
5の配在下に同じくアブソーバー本体1を構成する車軸
側部材11の外周に連結されるのに対して、空気ばね2
を構成する上方ハウジング部材21の上端がゴムブッシ
ュ26の配在下に上記の車体側Bに連結されてなるとし
ている。
車体側部材12との間における軸方向の荷重の伝達を可
能にしながら車体側部材12の車体側Bに対する自由な
揺動を許容するように構成されてなるもので、車体側部
材12の車体側Bに対する自由な揺動を許容する限りに
おいては、この揺動許容構造3に代えて、図示しない
が、たとえば、球面軸受構造などの他の構造が採用され
るとしても良い。
るところでは、円筒状のケーシング31の内側に収装さ
れている要部の軸芯部を貫通する車体側部材12に固着
される状態に介装されていて、ケーシング31に連設さ
れたブラケット31aを介して車体側Bに連結されると
している。
示するところでは、このブラケット31aに連設されて
なるとし、このゴムブッシュ26に連設されたブラケッ
ト26aに空気ばね2を構成する上方ハウジング部材2
1の上端が連結されてなるとしている。
2の上端にはアクチュエーターAが保持されていて、こ
のアクチュエーターAの作動で、図示しないが、車軸側
部材11内で発生される減衰力の高低を調整し得るとし
ている。
の連結を実現する揺動許容構造3に上方ハウジング部材
21の上端がゴムブッシュ26の配在下に連結されると
することで、上方ハウジング部材21は、車体側Bに直
接連結されずして、車体側Bに対して自由に揺動し得る
態勢になる。
いて、アブソーバー本体1が図2中に軸芯線aで示す正
常状態で伸縮するときには、ベローズ23に言わば余計
な力が作用しないのはもちろんだが、同図中に軸芯線b
で示すように、アブソーバー本体1が傾斜する場合に
は、上方ハウジング部材21が車体側Bに対してアブソ
ーバー本体1が傾斜する角度と同じ角度に傾斜し得るこ
とになる。
状態で伸縮作動する場合にも、空気ばね2において、上
方ハウジング部材21と下方ハウジング部材22との間
にいわゆる折れ曲り現象が発現されなくなり、ベローズ
23にはこの折れ曲り現象に起因する余計な力が作用し
なくなり、ベローズ23の耐久性をいたずらに低下させ
ないことが可能になる。
に追随する空気ばね2の傾斜を可能にするにあって、ゴ
ムブッシュ26を車体側Bに近い位置に配在するとする
から、この種のゴムブッシュ(図3中の符号24参照)
を車軸側近くに配在する従来例に比較して、ゴムブッシ
ュ26が泥を被る機会が大幅に減り、たとえば、泥を被
るだけでなく、被った泥が固化することでゴムブッシュ
における弾性機能が低下するなどの不具合を招来しない
点で有利となる。
ー本体1が傾斜する場合にも、空気ばね2が折れ曲るこ
となくして、空気ばね2を構成するベローズ23の耐久
性をいたずらに低下させないようにしたが、他には、以
下のような配慮もしている。
ローズ23の上下端を対向する上方ハウジング部材21
の下端、あるいは、下方ハウジング部材22の上端に定
着させるについて、いわゆる外側からの締付バンド27
の締付によるとしている。
を外側から締め付けるから、確実に締付作業を実行でき
ることになり、第二には、ベローズ23の上下端のいず
れかにいわゆる折り返し部(図3中の符号23a参照)
を形成することがなく、ベローズ23の耐久性を向上さ
せる上で有利になる。
した従来の場合と異なり、上方ハウジング21の下端側
を長く延長できない、すなわち、上方ハウジング21の
下端側をベローズ23のカバーとして利用できないが、
別途にカバー28を設けるとしている。
aでベローズ23を外周側から覆う一方で、カバー28
における蛇腹部28bでベローズ23の下端側を覆って
外部と遮断するとしている。
れている従来の場合に比較して、ベローズ23への泥の
附着や飛石の衝突の不具合をあらかじめ回避できる点で
有利となる。
bの下端を車軸側部材11の外周に定着させるについて
締付バンド29を利用する場合には、下方ハウジング部
材22の下端を固定構造25で車軸側部材11の外周に
連結するについて、この固定構造25部分に別途に締付
具を利用しなくても済むことになる点で有利となる。
ブソーバー本体が傾斜していない正常状態で伸縮すると
きに、空気ばねを構成するベローズに余計な力が作用し
ないのはもちろんのこと、アブソーバー本体が傾斜した
状態で伸縮する場合にも、空気ばねを構成する上方ハウ
ジング部材が車体側に対してアブソーバー本体が傾斜す
る角度と同じ角度に傾斜するから、空気ばねにおいて、
上方ハウジング部材と空気ばねを構成する下方ハウジン
グ部材との間にいわゆる折れ曲り現象が発現されなくな
り、ベローズにこの折れ曲り現象に起因する余計な力が
作用しなくなり、ベローズの耐久性をいたずらに低下さ
せないことになる。
ー本体に追随する空気ばねの傾斜を可能にするにあっ
て、ゴムブッシュを車体側に近い位置に配在するとした
から、従来のショックアブソーバーにおけるようにこの
種のゴムブッシュを車軸側近くに配在する場合に比較し
て、ゴムブッシュが泥を被る機会が大幅に減り、たとえ
ば、泥を被るだけでなく、被った泥が固化することで、
ゴムブッシュにおける弾性機能が低下するなどの不具合
を招来しないことになる。
構成するベローズにおける耐久性を向上させて、この空
気ばねを外装するショックアブソーバーの汎用性の向上
を期待するのに最適となる。
ブソーバーを一部破断し部分的に正面図で示す縦断面図
である。
縮尺して示す概略説明図である。
ブソーバーを図1と同様に示す図である。
図2と同様に示す図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 車軸側部材に対して車体側部材が出没可
能に連繋されるアブソーバー本体と、このアブソーバー
本体の外周に介装されてアブソーバー本体の伸縮時に空
気ばね力を発揮する空気ばねとを有してなるショックア
ブソーバーにおいて、車体側部材が揺動許容構造の介在
下に車両における車体側に連結されてなる一方で、空気
ばねを構成する下方ハウジング部材の下端が固定構造の
配在下に上記の車軸側部材に連結されるのに対して、空
気ばねを構成する上方ハウジング部材の上端がゴムブッ
シュの配在下に上記の車体側に連結されてなることを特
徴とするショックアブソーバー
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001049523A JP2002250389A (ja) | 2001-02-26 | 2001-02-26 | ショックアブソーバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001049523A JP2002250389A (ja) | 2001-02-26 | 2001-02-26 | ショックアブソーバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002250389A true JP2002250389A (ja) | 2002-09-06 |
Family
ID=18910614
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001049523A Pending JP2002250389A (ja) | 2001-02-26 | 2001-02-26 | ショックアブソーバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002250389A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102018210853A1 (de) * | 2018-07-02 | 2020-01-02 | Continental Teves Ag & Co. Ohg | Luftfederbein mit einer torsionsfähigen Drehdichtung |
DE102018210854A1 (de) * | 2018-07-02 | 2020-01-02 | Continental Teves Ag & Co. Ohg | Luftfederbein mit einer torsionsweichen Drehdichtung |
-
2001
- 2001-02-26 JP JP2001049523A patent/JP2002250389A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102018210853A1 (de) * | 2018-07-02 | 2020-01-02 | Continental Teves Ag & Co. Ohg | Luftfederbein mit einer torsionsfähigen Drehdichtung |
DE102018210854A1 (de) * | 2018-07-02 | 2020-01-02 | Continental Teves Ag & Co. Ohg | Luftfederbein mit einer torsionsweichen Drehdichtung |
DE102018210854B4 (de) | 2018-07-02 | 2023-06-07 | Continental Automotive Technologies GmbH | Luftfederbein mit einer torsionsweichen Drehdichtung und Fahrwerk mit einem solchen |
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Legal Events
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
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