JP2002250370A - ブレーキ装置及び台車 - Google Patents

ブレーキ装置及び台車

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JP2002250370A
JP2002250370A JP2001044455A JP2001044455A JP2002250370A JP 2002250370 A JP2002250370 A JP 2002250370A JP 2001044455 A JP2001044455 A JP 2001044455A JP 2001044455 A JP2001044455 A JP 2001044455A JP 2002250370 A JP2002250370 A JP 2002250370A
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brake
wheel
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brake plate
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Toyohiko Sakakibara
豊彦 榊原
Toraichiro Aramaki
虎一郎 荒巻
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Toyota Industries Corp
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HYUGA ENGINEERING KK
Toyota Industries Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】作業者が台車を運転するときの通常の姿勢のま
まで、容易にブレーキ操作を行うことができ、しかも、
確実なブレーキ力を得ることができるとともに、そのブ
レーキ力を継続して保持することができるブレーキ装置
を提供すること、及びそのブレーキ装置を備えた台車を
提供すること。 【解決手段】車輪61の外周辺に配置されたブレーキ板
68を、該ブレーキ板68の先端歯部69が車輪外周面
に押圧食込み保持されるブレーキ作動位置と、前記押圧
を解除してブレーキ板68の先端歯部69と車輪外周面
との接触を解除された位置との間を移動可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車輪を有する台車
におけるブレーキ装置及びそのブレーキ装置を備えた台
車に関する。
【0002】
【従来の技術】手押し台車(原動機付のものについても
同様)等においては、その停車位置に車体を固定するた
めの駐車ブレーキが必要であり、従来、車輪外周面に板
バネ状の押圧片を、カム等の動きを利用して当接させ
て、ブレーキ力を発揮させるようにしていた。ところ
が、この従来装置においては、前記カム等を作用させる
ためのレバーが、各車輪のすぐ脇にそれぞれ配置されて
いたため、作業者による操作が煩わしく、確実な操作を
怠る可能性があった。そのため、不用意に台車が動き出
すという不具合が生じていた。
【0003】また、上記ブレーキ操作の面の改善に関し
て見れば、例えば実開平6−40478号公報に示すよ
うな構成のものが従来から提案されていた。この従来構
成では、図7に示すように、装置本体2の外装パネル4
1をバネ部材42の付勢力に抗して進行方向と反対側へ
引くことで、固定式のキャスター32の転動輪32aに
ブレーキを掛けることができる。即ち、駅務処理装置1
の移動中に取手41bを矢印方向へ引くと、外装パネル
41が装置本体2の内壁23より離れ、ブレーキ板43
が軸44bを支点に転動輪32a側に回動して当該転動輪
32aの外周面を路面側に押し付ける。これにより、転
動輪32aには、ブレーキ板43および路面との間で摩
擦力が作用し、これによって転動輪32aにブレーキが
掛かるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この後者の
従来技術においては、作業者が自然な姿勢のままで、手
元にある取手41bを手前に引くだけでブレーキを掛け
ることができるため、前者の従来技術におけるブレーキ
操作がし難いという欠点は解消されたものの、装置本体
2が停車した後、作業者が取手41bから手を放すと、
バネ部材42の付勢力によって、ブレーキ板43が外装
パネル41と共に、元位置に復帰してブレーキ力が解除
されてしまい、停車後のブレーキ力の保持については何
の対策も施されてはいなかった。また、これら何れの従
来技術においても、板バネ状の押圧片やブレーキ板43
の平坦面で車輪外周面を押圧して、その摩擦力によって
ブレーキを掛けるようにしているため、十分なブレーキ
力を発揮させるには困難な面があった。
【0005】この発明は、このような従来技術の欠点に
着目してなされたものであって、その目的とするところ
は、作業者が台車を運転するときの通常の姿勢のまま
で、容易にブレーキ操作を行うことができ、しかも、確
実なブレーキ力を得ることができるとともに、そのブレ
ーキ力を継続して保持することができるブレーキ装置を
提供すること、及びそのブレーキ装置を備えた台車を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明では、車輪の外周辺に配置
されたブレーキ板を、該ブレーキ板の先端歯部が車輪外
周面に押圧食込み保持されるブレーキ作動位置と、前記
押圧を解除してブレーキ板の先端歯部と車輪外周面との
接触を解除された位置との間を移動可能としたものであ
る。
【0007】この発明によると、ブレーキ板が車輪外周
面に対して押圧されると、車輪外周部が弾性変形して、
その先端歯部が食込む形となり、強力な摩擦力を生起し
て、その車輪に対して十分で確実なブレーキ力を発揮す
る。
【0008】請求項2に記載の発明では、先端歯部で車
輪外周面に適宜押圧可能なブレーキ板と、該ブレーキ板
を車輪外周面に向けて付勢するブレーキレバーと、該ブ
レーキレバーをブレーキ作動状態に保持するロック装置
とを備えたものである。
【0009】この発明によると、ブレーキ板の先端歯部
で車輪外周面に押圧食込み保持して十分なブレーキ力を
発揮するとともに、そのブレーキ力を継続して保持する
ことができる。
【0010】請求項3に記載の発明では、請求項2に記
載の発明において、前記ロック装置を、台車のフレーム
に対し上下回動自在に取付けられたロック枠と、ブレー
キレバー側面に突出配置された係留ロッドとより構成
し、前記ロック枠の下端面は前記係留ロッドに摺接可能
とするとともに、前記ロック枠の下端面の一部に前記係
留ロッドを係止可能なロッド係留部を設けたものであ
る。
【0011】この発明によると、請求項2に記載の発明
において、簡潔な構造で、ブレーキのロック及びロック
解除が簡単な操作で、しかも、確実に行うことができ
る。
【0012】請求項4に記載の発明は、前記ロッド係留
部を前記係留ロッドを受入れる係留凹所であることに具
体的に特定したもので、請求項3に記載の発明と同様な
作用を発揮する。
【0013】請求項5に記載の発明では、請求項1〜4
のいずれかに記載の発明において、ブレーキレバーが取
付けられた回動軸にブレーキ板が取付けられ、ブレーキ
板は車輪外周面に向けて回動可能とされたものである。
【0014】この発明によると、請求項1〜4のいずれ
かに記載の発明において、ブレーキレバーの回動動作を
受けて何ら複雑な機構を経ることなく、そのままブレー
キ板が回動し、その回動によって先端歯部が車輪外周面
に対して、接離可能とされている。
【0015】請求項6に記載の発明では、請求項1〜4
のいずれかに記載の発明において、ブレーキ板は車輪外
周面に向けて往復直線運動可能に配置されるとともに、
ブレーキレバーの回動運動をブレーキ板の往復直線運動
に変換する運動変換機構を設けたものである。
【0016】この発明によると、請求項1〜4のいずれ
かに記載の発明において、ブレーキレバーの回動運動を
受けて、ブレーキ板は車輪外周面に向けて往復直線運動
することによって、先端歯部が車輪外周面に対して、接
離可能とされている。
【0017】請求項7に記載の発明では、請求項6に記
載の発明において、固定輪とキャスター輪とを有した台
車において、前記ブレーキ板は固定輪に対応して配置さ
れ、ブレーキ板の往復直線運動によってキャスター輪の
拘束部に揺動禁止片を係留可能としたものである。
【0018】この発明によると、請求項6に記載の発明
において、台車の停車時に、さらにキャスター輪の揺動
をも拘束することができる。
【0019】請求項8に記載の発明では、固定輪とキャ
スター輪とを有し、請求項1〜7のいずれかに記載のブ
レーキ装置を備えた台車である。
【0020】この発明によると、請求項1〜7のいずれ
かに記載の特徴的なブレーキ装置を備えたため、簡単な
操作で、安定した停車状態を確保することのできる台車
を得ることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、この発明
の好ましい実施形態を、図面に基づいて詳細に説明す
る。図1及び図2において、フロア51の下面の四隅に
は車輪台52、53がそれぞれ一対づつ形成され、台車
50の前部に位置する左右一対の車輪台52にはそれぞ
れキャスター輪54が取付けられている。該キャスター
輪54は、ホーク55及びその先端に取付けられた軸5
6と、該軸56に回転自在に取付けられた車輪57とよ
りなり、前記ホーク55の上端部が車輪台52の下面に
対し、垂直な軸心を中心に回動可能に、即ち、フロア5
1に対して車輪57が揺動可能に取付けられている。ま
た、台車50の後部(運転操作側)に位置する左右一対
の車輪台53にはそれぞれ固定輪58が取付けられてい
る。該固定輪58は、ホーク59及びその先端に取付け
られた軸60と、該軸60に回転自在に取付けられた車
輪61とよりなり、前記ホーク59の上端部が車輪台5
3に対し、固定的に取付けられている。
【0022】フロア51上面の後部両脇には、ハンドル
脚62が立設され、該ハンドル脚62の上部で作業者が
両腕を自然に少し前に出した位置に、ハンドル63が横
架固着されている。なお、ハンドル脚62間の空間部に
は、荷物の落下を防止するためのバックレスト64が配
設されている。
【0023】フロア51の下面後端部には、回動軸65
が軸受66によって回動自在に横架支持され、該回動軸
65の一端部にはブレーキレバー67が連結固定されて
いる。該ブレーキレバー67は上方に向って立設して、
その上端部は作業者が自然に手を伸ばして届く範囲に位
置されている。また、その上端部は、図2に示すよう
に、ハンドル脚62から若干離れる向きに屈折され、作
業者が手で握り易くされている。なお、ねじりコイルバ
ネ(図示せず)等の利用により、ブレーキレバー67は
常に立設位置に復帰するように付勢されている。
【0024】前記回動軸65上の、前記固定輪58に対
応したそれぞれの位置には、ブレーキ板68が取付けら
れ、その先端歯部69が車輪61の外周面に当接可能と
されている。また、ブレーキレバー67を囲うように配
置されたロック枠70は、一端でピン71により台車5
0のフレームの一部であるハンドル脚62に対し、上下
回動自在に取付けられるとともに、他端には操作時に作
業者が握るつまみ72が取付けられている。ブレーキレ
バー67の側面には、水平方向に係留ロッド73が突出
配置されている(以降、図3及び図4をも参照する)。
ロック枠70に作用する重力によって、ロック枠70の
下端面74は常時前記係留ロッド73に当接され摺接可
能とされている。前記ロック枠70の下端面74の一部
(つまみ72に近い側)には、前記係留ロッド73を受
入れる係留凹所75が設けられている。
【0025】つづいて、上記第1実施形態の作用につい
て説明する。作業者がこの台車50を運転するに際して
は、ハンドル63を手で持って、押したり、引いたり、
さらには操舵のために捻り力を加えたりする。運転を終
わって台車50を停車状態に固定するために、ブレーキ
レバー67を手前に引くと、回動軸65が回動し、それ
に伴なってブレーキ板68が固定輪58に向けて回動
し、遂には先端歯部69が車輪61の外周面に当接す
る。その時点からさらにブレーキレバー67を手前に引
くと、車輪61の弾性変形によって前記先端歯部69
が、車輪61の外周面に食込んだ形となる。この時まで
の間、ブレーキレバー67の傾動に伴なって、ロック枠
70の下端面74に当接している係留ロッド73は、つ
まみ72の側に向けて前記下端面74に対して摺接移動
しながら前記ロック枠70を押し上げていく(図3の状
態から図4の状態へと移行する)。そして、前記先端歯
部69が、車輪61の外周面に食込んだ形となったとき
に、係留ロッド73がロック枠70の係留凹所75に達
し、ロック枠70に作用する重力によって、係留ロッド
73がロック枠70の係留凹所75に嵌まり込む(図4
の状態)。このように、係留ロッド73がロック枠70
の係留凹所75に嵌まり込むと、それ以上のブレーキレ
バー67の傾動は不可能となり、また、その時点で作業
者がブレーキレバー67から手を離しても、該ブレーキ
レバー67はそのときの傾動状態が維持されるため、前
記先端歯部69が、車輪61の外周面に食込んだ形が維
持され、ブレーキ作用がそのまま保持される。このと
き、前記先端歯部69が、車輪61の外周面に食込んだ
形で、該車輪61の回転が阻止されるため、確実にブレ
ーキ作用が発揮される。
【0026】つぎに、ブレーキを解除するに際しては、
図4に示した状態から、作業者がつまみ72を持上げて
ロック枠70を上方に向けて回動すれば、係留ロッド7
3が係留凹所75から外れ、ブレーキレバー67は拘束
を解かれて、ねじりコイルバネ等によるその復帰力によ
って垂直立設状態へと戻り、その回動によってブレーキ
板68も固定輪59から遠ざかる方向に回動して、先端
歯部69が車輪61の外周面から離れてブレーキ力が解
除される。
【0027】上述の第1実施形態によって期待できる効
果について、以下に記載する。 (a)ブレーキ板68の先端歯部69が、車輪61の外
周面に食込んだ形となってブレーキが掛かる為、十分で
しかも確実なブレーキ力を発揮することができる。 (b)作業者のすぐ手元にあるブレーキレバー67の回
動動作だけで、ブレーキが掛かった後自動的にロックが
掛かるため、簡単な操作でブレーキ動作の保持が確実に
行えて、より安全な作業が可能となる。 (c)同じく、作業者のすぐ手元にあるロック枠70を
単に上方に回動するだけで、ブレーキ力の解除ができる
ため、確実な操作ならびに迅速な作業が可能となる。
【0028】(第2実施形態)上記第1実施形態のう
ち、固定輪とキャスター輪の配置を入れ替えたもの、即
ち、台車50aの前部に固定輪58aを、そして後部にキ
ャスター輪54aをそれぞれ配置した他の実施形態とし
て、図5に示すものを提案する。固定輪58aが台車5
0aの前部に配置されたため、リンク装置80を介し
て、ブレーキレバー67の回動力をブレーキ板68aに
伝える構成としたものである。このような構成において
も、固定輪58aにブレーキ力を作用させる態様は、第1
実施形態と同様であるので、詳細な説明は省略する。
【0029】この第2実施形態によれば、上記第1実施
形態で得られる効果の他に、さらに下記のような効果を
享受し得る。 (d)固定輪58aの配置された前部側が固定される
為、作業場内で一時的に停車するような際に、台車の停
車中にふらつきが起こり易いキャスター輪54a側が作
業者に近い為、台車50aの姿勢を制御し易く、従って
安全な作業が可能になるという効果がある。
【0030】(第3実施形態)さらに、ブレーキ作動時
のブレーキ板の回動動作を、往復直線運動による動作に
変更した実施形態としたものを、図6に示した態様のも
ので提案する。フロア51の下面には、棒材81が前後
方向に摺動可能に受材82、83によって支持されてい
る。棒材81の後端部にはブレーキ板68bが固定輪5
8bのそれぞれに対応して取付けられ、該ブレーキ板6
8bの前後方向の往復直線運動は、一体とされた棒材8
1とともに、受材82、83に案内されながら達成され
る。ブレーキ板68bの背面には、押棒84が取付けら
れ、該押棒84は回動軸65に取付けられたリンク材8
5に対し、そのリンク材85に設けられた長孔86を介
して連結されている。この連結部分で、ブレーキレバー
67の操作によって生起される回動軸65の回動運動
を、ブレーキ板68bひいては棒材81の往復直線運動
に変換する運動変換機構を構成している。また、棒材8
1の先端部近くには、揺動禁止片87が取付けられ、棒
材81の前方摺動時には、キャスター輪54bに形成さ
れる拘束部に嵌入可能で、その嵌入が行われたときには
キャスター輪54bの揺動が阻止され、固定状態とな
る。この拘束部は、キャスター輪54bと該キャスター
輪54bを台車に保持する車輪台との間に、一定位置で
互いに共通な凹所が形成されたもの(その共通の凹所に
揺動禁止片87が嵌入することによって、それがあたか
も回転止めキーのような働きをする。)や、ホーク55
bの内空間そのものより構成すれば良い。なお、前記棒
材81の後方摺動時には、揺動禁止片87が拘束部から
離脱し、キャスター輪54bの揺動が可能となる。勿
論、この第3実施形態においては、揺動禁止片87の部
分を省略して、往復直線運動するブレーキ板68bの部
分だけの変更実施も可能である。
【0031】このように構成されている為、ブレーキを
掛けるべく作業者がブレーキレバー67を手前に引く
と、回動軸65が回動し、それに伴なうリンク材85の
回動によって、押棒84を介してブレーキ板68bが固
定輪58bに向って直線運動し、先端歯部69bが車輪6
1bの外周面に当接して、後は既述の実施形態と同様な
ブレーキ作用を発揮する。また、それと同時に揺動禁止
片87が拘束部に嵌入してキャスター輪54bの揺動が
阻止されると、より安定した台車50bの停止状態を確
保することができる。
【0032】この第3実施形態によれば、上記第1実施
形態及び第2実施形態で得られる効果の他に、さらに下
記のような効果を享受し得る。 (e)ブレーキ板68bは直線運動するため、摩耗等に
よる車輪外周径の変化に対しても、車輪61b外周面に
当接する先端歯部69bの姿勢は常に一定となり、長期
間に亘って一定で安定したブレーキ力を得ることができ
る。 (f)揺動禁止片87によって、台車50bの停車時に
は、キャスター輪54bの揺動も阻止できる為、極めて
安定した台車50bの停車状態を保持することができ
る。
【0033】本発明は、上記実施形態に限定されるもの
ではなく、下記のようにしても実施は可能である。 ○ 上記実施形態においては、ブレーキ作動時には、作
業者がブレーキレバーを手前に引くようにしたが、これ
に限られるものではなく、手で作業者より向こう側に向
けて押すようにしても実施は可能である。 ○ 上記実施形態においては、手押し台車に適用した態
様で説明したが、これに限られるものではなく、原動機
付きの台車であっても実施は可能である。
【0034】以上説明したように本発明によれば、簡潔
な操作で十分で確実なブレーキ力が得られるとともに、
ブレーキの解除も簡単に行え、迅速な作業環境が得られ
るという顕著な効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す正面図
【図2】同第1実施形態を示す側面図
【図3】ブレーキの非作動時を示す説明図
【図4】ブレーキの作動時を示す説明図
【図5】本発明の第2実施形態を示す正面図
【図6】本発明の第3実施形態を示す正面図
【図7】従来技術をしめす部分断面図
【符号の説明】
50、50a、50b 台車 51 フロア 54 キャスター輪 57、61 車輪 58 固定輪 62 ハンドル脚 63 ハンドル 65 回動軸 67 ブレーキレバー 68 ブレーキ板 69 先端歯部 70 ロック枠 73 係留ロッド 74 下端面 75 係留凹所
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D050 AA01 BB02 DD03 EE15 GG06 JJ01 3J058 AB21 BA12 BA17 CC08 CC66 FA19

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪の外周辺に配置されたブレーキ板
    を、該ブレーキ板の先端歯部が車輪外周面に押圧食込み
    保持されるブレーキ作動位置と、前記押圧を解除してブ
    レーキ板の先端歯部と車輪外周面との接触を解除された
    位置との間を移動可能としたことを特徴とするブレーキ
    装置。
  2. 【請求項2】 先端歯部で車輪外周面に適宜押圧可能な
    ブレーキ板と、該ブレーキ板を車輪外周面に向けて付勢
    するブレーキレバーと、該ブレーキレバーをブレーキ作
    動状態に保持するロック装置とを備えたことを特徴とす
    るブレーキ装置。
  3. 【請求項3】 前記ロック装置は、台車のフレームに対
    し上下回動自在に取付けられたロック枠と、ブレーキレ
    バー側面に突出配置された係留ロッドとよりなり、前記
    ロック枠の下端面は前記係留ロッドに摺接可能とされる
    とともに、前記ロック枠の下端面の一部には前記係留ロ
    ッドを係止可能なロッド係留部が設けられていることを
    特徴とする請求項2に記載のブレーキ装置。
  4. 【請求項4】 前記ロッド係留部は前記係留ロッドを受
    入れる係留凹所であることを特徴とする請求項3に記載
    のブレーキ装置。
  5. 【請求項5】 ブレーキレバーが取付けられた回動軸に
    ブレーキ板が取付けられ、ブレーキ板は車輪外周面に向
    けて回動可能とされたことを特徴とする請求項1〜4の
    いずれかに記載のブレーキ装置。
  6. 【請求項6】 ブレーキ板は車輪外周面に向けて往復直
    線運動可能に配置されるとともに、ブレーキレバーの回
    動運動をブレーキ板の往復直線運動に変換する運動変換
    機構を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか
    に記載のブレーキ装置。
  7. 【請求項7】 固定輪とキャスター輪とを有し、前記ブ
    レーキ板が固定輪に対応して配置された台車のブレーキ
    装置において、キャスター輪とキャスター輪を台車に保
    持する車輪台との間に形成された拘束部に対して嵌入可
    能に配設された揺動禁止片を備え、該揺動禁止片は前記
    ブレーキ板の往復直線運動と連動して動作することによ
    って前記拘束部に嵌入されることを特徴とする請求項6
    に記載のブレーキ装置。
  8. 【請求項8】 固定輪とキャスター輪とを有し、請求項
    1〜7のいずれかに記載のブレーキ装置を備えたことを
    特徴とする台車。
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