JP2006102368A - 歩行器 - Google Patents
歩行器Info
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Abstract
【課題】
握力が弱くてもブレーキ操作が可能な歩行器の提供。
【解決手段】
使用時にブレーキ装置が解除されると、フレーム本体の下部に装着されたキャスターが前後方向に移動可能となる歩行器において、前記ブレーキ機構の解除は、前記フレーム本体に枢支された操作ハンドルの前後方向への回動によりなされるようにした。
【選択図】 図2
握力が弱くてもブレーキ操作が可能な歩行器の提供。
【解決手段】
使用時にブレーキ装置が解除されると、フレーム本体の下部に装着されたキャスターが前後方向に移動可能となる歩行器において、前記ブレーキ機構の解除は、前記フレーム本体に枢支された操作ハンドルの前後方向への回動によりなされるようにした。
【選択図】 図2
Description
本発明は、歩行器に関し、不使用時にキャスターがロックされるタイプの歩行器に関する。
従前の歩行器においては、使用時に、歩行を停止する時に限り、キャスターにブレーキ力が付与され、従って、不使用時にはキャスターがアンロック状態になっていた。しかし、これでは、ベッドから歩行器に移乗する際、危険極まりないので、例えば、特許文献1に開示されるように、前進時に限りブレーキ装置を解除してキャスターをアンロックする歩行器が提供されるようになっている。しかして、この歩行器においては、ブレーキ装置を解除してキャスターをアンロックするためには、握りレバーを握るようになっている。
登録実用新案公報第3047562号公報
特許文献1に開示された構造を採用すれば、確かに、不使用時、キャスターがロックされて、ベッドからの移乗の際の安全性が確保され、評価に値する。しかし、歩行器の使用時、ブレーキ装置を解除してキャスターをアンロックするためには、握りレバーを握る必要があるので、握力の弱った高齢者が使いこなせない危惧がある。
それ故に、本発明は、かような不具合が惹起されないようにすることを、その技術的課題とする。
上記の課題を解決するために講じた技術的手段は、請求項1に記載のように、
「使用時にブレーキ装置が解除されると、フレーム本体の下部に装着されたキャスターが前後方向に移動可能となる歩行器において、前記ブレーキ機構の解除は、前記フレーム本体に枢支された操作ハンドルの前後方向への回動によりなされる、歩行器。」
を構成したことである。
「使用時にブレーキ装置が解除されると、フレーム本体の下部に装着されたキャスターが前後方向に移動可能となる歩行器において、前記ブレーキ機構の解除は、前記フレーム本体に枢支された操作ハンドルの前後方向への回動によりなされる、歩行器。」
を構成したことである。
また、上記の課題を解決するために講じた技術的手段は、請求項2に記載のように、
「フレーム本体と、該フレーム本体の下部に装着されたキャスターと、該キャスターの回転駆動を制動するブレーキ装置とを備える歩行器において、前記ブレーキ装置は、前記フレーム本体に枢支された操作ハンドルを備え、該操作ハンドルが前記フレーム本体に対して回動することにより作動することを特徴とする、歩行器」
を構成したことである。
「フレーム本体と、該フレーム本体の下部に装着されたキャスターと、該キャスターの回転駆動を制動するブレーキ装置とを備える歩行器において、前記ブレーキ装置は、前記フレーム本体に枢支された操作ハンドルを備え、該操作ハンドルが前記フレーム本体に対して回動することにより作動することを特徴とする、歩行器」
を構成したことである。
本発明によれば、ブレーキ機構の解除は、フレーム本体に枢支された操作ハンドルの前後方向への回動によりなされるので、握力が弱っていてもブレーキ機構の解除及び進行操作を行うことができ、実用上、多大な効果を奏する。
以下、本発明の一実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図1〜図3において、歩行器10は、フレーム本体20を備える。フレーム本体20の、ベース部21は、平面的に略U字型に形成されており、中央部21Cと、中央部21Cの一端部(他端部)から後方向に延出する右棒部21R(左棒部21L)とから一体的に形成される。逆U字型に形成された右側部22R(左側22L)の一方端部が中央部21Cの一端部(他端部)に接合され、また、右側部22R(左側22L)の他端部が右棒部21R(左棒部21L)の遊端部に接合される。
しかして、フレーム本体20は、第1補強体23により補強される。すなわち、第1補強体23は、平面的に略U字型に形成されており、中央部23Cと、中央部23Cの一端部(他端部)から後方向に延出する右方部23R(左方部23L)とから一体的に形成される。第1補強体23の中央部23Cがベース部21の中央部21Cと段違い平行になった状態で、第1補強体23の右方部23R(左方部23L)が、右側部22R(左側22L)の内面側に2ケ所で接合される。
フレーム本体20は、また、第2補強体24により補強される。すなわち、第2補強体24は、平面的に略U字型に形成されており、中央部24Cと、中央部24Cの一端部(他端部)から後方向に延出する右方部24R(左方部24L)とから一体的に形成される。第2補強体24がなす平面が前方に少し持ち上がった状態で、中央部24Cがベース部21の中央部21Cと平行になった状態で、第2補強体24の右方部24R(左方部24L)が、右側部22R(左側22L)の頂上部の外面側に2ケ所で接合される。
フレーム本体20のベース部21の中央部21Cからは、一対の平行な中空部材25・25が上方に延出し、第1補強体23の中央部23Cと接合された後、第2補強体24の中央部24Cの下側近傍に至る。中空部材25(25)の遊端部には、先端部が支持体26の基部が圧入にて嵌着されており、この支持体26(26)の二股先端部には、略U字型に形成された操作ハンドル30の一方端部30R(他方端部30L)がピン32R(32L)により枢着されており、操作ハンドル30の中央部30Cを前後方向に動かすと、操作ハンドル30が全体として、ピン32R(32L)を中心として、所定角度範囲、回動するようになっている。
フレーム本体20のベース部21の中央部21には、右棒部21R(左棒部21L)との接合部の近傍には、前方右キャスター40R(前方左キャスター40L)が装着されている。また、フレーム本体20のベース部21の右棒部21R(左棒部21L)の遊端部には、後方右キャスター41R(後方左キャスター41L)が装着されている。前方右キャスター40Rは、図5に示すように、中央部41と、中央部41の両側に位置して図示されない車軸を介して中央部41に対して回転する車輪42R・42Lと、中央部41と一体形成されて上方に延在するネジ部43とから構成される。ネジ部43をフレーム本体20のベース部21の穴(図示略)に螺着することにより、キャスターのベース部21への装着がなされる。前方右キャスター40Rと前方左キャスター40Lとは同じ構造であって、後述のブレーキ機構が設けられる。後方右キャスター41Rと後方左キャスター41Lは同じ構造であるが、ブレーキ機構は設けられていない。
操作ハンドル30の一方端部30Rは、ケーブル50Rを介して、前方右キャスター40Rのブレーキ機構60に連係している。操作ハンドル30の他方端部30Lも、同様なケーブル(図示略)を介して、前方左キャスター40Lのブレーキ機構(図示略)に連係している。以下においては、ケーブル50Rを介しての、操作ハンドル30の一方端部30Rと前方右キャスター40Rのブレーキ機構60の連係についてのみ、説明する。
図6に詳細に示されるように、ケーブル50Rは、端子61に固定される。端子61は、ネジ部43の内部において、バネ62により、常時、キャスター中央部41の中心方向に引き込まれており、これがために、端子61の頭部61Hは、ネジ部43の頂面と係合する。端子61は、ネジ部43の内部において、リンク機構63を介して、車輪42R(42L)の内部で上下動可能に保持されたシャフト64に作用的に連結される。シャフト64の先端部は、歯部65と係合している。この状態では、車輪42R(42L)がロックされて、回転しないようになっている。シャフト64には、先端部よりも少しだけ上側に、シュー部材66が装着される。シャフト64と一体の突起641とシュー部材66との間にはバネ67が張設されており、シュー部材66は、摩擦面68に押圧される。摩擦面68への押圧力は、シャフト64が上昇するにつれて減少し、ついにはゼロとなる。
ブレーキ機構60が図6の状態にあると、前の段落で述べたように、ロック機構と摩擦ブレーキの双方がアクティブとなっている。しかして、図1に示される操作ハンドル30の中央部30Cを後方(右側)へ15度だけ回動すると、引き出されたケーブル50Rがシャフト64を上昇させ、シャフト64の先端部を歯部65から離脱させる。これにより、アンロック状態が確立され、シュー部材66がバネ67に付勢されて摩擦面68に押圧される。しかして、操作ハンドル30の中央部30Cを後方(右側)への回動角が、初期位置から65度となると、上昇したシャフト64側からのバネ67の付勢力がシュー部材66に及ばなくなり、車輪42R(42L)の回転を拘束する力がなくなる、このリリース状態を保持しながら前進すると、歩行が楽に行える。
尚、このリリース状態で手を離すと、バネ62の復元力で、ケーブル50Rが引き込まれて、操作ハンドル30が初期位置に復帰して、ブレーキ機構がアクティブとなり、歩行器10が停止する。
10 歩行器
20 フレーム本体
12 ヘッドボード
13 フットボード
60 ブレーキ機構
20 フレーム本体
12 ヘッドボード
13 フットボード
60 ブレーキ機構
Claims (2)
- 使用時にブレーキ装置が解除されると、フレーム本体の下部に装着されたキャスターが前後方向に移動可能となる歩行器において、前記ブレーキ機構の解除は、前記フレーム本体に枢支された操作ハンドルの前後方向への回動によりなされる、歩行器。
- フレーム本体と、該フレーム本体の下部に装着されたキャスターと、該キャスターの回転駆動を制動するブレーキ装置とを備える歩行器において、
前記ブレーキ装置は、前記フレーム本体に枢支された操作ハンドルを備え、該操作ハンドルが前記フレーム本体に対して回動することにより作動することを特徴とする、歩行器
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004296362A JP2006102368A (ja) | 2004-10-08 | 2004-10-08 | 歩行器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004296362A JP2006102368A (ja) | 2004-10-08 | 2004-10-08 | 歩行器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006102368A true JP2006102368A (ja) | 2006-04-20 |
Family
ID=36372725
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004296362A Withdrawn JP2006102368A (ja) | 2004-10-08 | 2004-10-08 | 歩行器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006102368A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008183228A (ja) * | 2007-01-30 | 2008-08-14 | Pigeon Corp | 歩行車 |
WO2017188827A1 (en) * | 2016-04-29 | 2017-11-02 | Bc2 Limited | A wheeled walker |
-
2004
- 2004-10-08 JP JP2004296362A patent/JP2006102368A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008183228A (ja) * | 2007-01-30 | 2008-08-14 | Pigeon Corp | 歩行車 |
WO2017188827A1 (en) * | 2016-04-29 | 2017-11-02 | Bc2 Limited | A wheeled walker |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070919 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20090617 |